A 1311:2011
(1)
まえがき
この追補は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正したもの
で,これによって,JIS A 1311:1994は改正され,一部が置き換えられた。
また,令和2年10月26日,産業標準化法第17条又は第18条の規定に基づく確認公示に際し,産業標
準化法の用語に合わせ,規格中“日本工業規格”を“日本産業規格”に改めた。
日本産業規格 JIS
A 1311:2011
建築用防火戸の防火試験方法
(追補1)
Method of fire protecting test of fire door for buildings
(Amendment 1)
JIS A 1311:1994を,次のように改正する。
1.(適用範囲)の備考3.のJIS A 5413 石綿セメントパーライト板を,JIS A 5430 繊維強化セメント板に
置き換える。
1.(適用範囲)の備考4.の全文を削除し,更に本体の7.(しゃ煙試験)の{ }に示した従来単位による併記
を全て削除する。
2.(試験体)の2.3の表1の区分の中で“石綿スレート張など乾式工法によるもの”を,“JIS A 5430に規
定するタイプ2 0.8けい酸カルシウム板張など乾式工法によるもの”に置き換える。
5.(加熱試験)の5.1の“石綿その他のもの”を,“無機質系断熱材その他のもの”に置き換える。
5.(加熱試験)の5.3の“JIS C 1602に規定する0.75級以上の性能をもつ径1 mmのCA熱電対によって”
を,“JIS C 1602に規定するクラス2以上の性能をもつ径1 mmのK熱電対によって”に置き換える。
5.(加熱試験)の5.7の“大きさ5 cm×5 cmのJIS A 5413に規定する厚さ1 cmの0.8石綿パーライト板に
密着させたものを”を,“大きさ5 cm×5 cmのJIS A 5430に規定する厚さ1 cmのタイプ2 0.8けい酸カ
ルシウム板に密着させたもの”に置き換える。
5.(加熱試験)の5.7の“JIS C 1602に定める0.75級以上の性能をもつ径0.65 mmのCA又はCC熱電対”
を,“JIS C 1602に規定するクラス2以上の性能をもつ径0.65 mmのK又はT熱電対”に置き換える。