>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

 

A 1155:2012  

(1) 

 

目 次 

ページ 

序文  1 

1 適用範囲  1 

2 引用規格  1 

3 用語及び定義  1 

4 試験用装置及び器具  2 

4.1 リバウンドハンマー  2 

4.2 テストアンビル  2 

4.3 研磨処理器具(と石)  2 

5 測定の準備  2 

5.1 リバウンドハンマーの点検 2 

5.2 測定箇所の選定  3 

5.3 コンクリート表面の処理  3 

6 測定方法  3 

7 計算 3 

8 報告 4 

8.1 必ず報告する事項  4 

8.2 必要に応じて報告する事項 4 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表  5 

附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表  12 

 

 


 

A 1155:2012  

(2) 

 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本

コンクリート工学会(JCI)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本

工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。 

これによって,JIS A 1155:2003は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

 

 


 

 

 

日本工業規格          JIS 

 

A 1155:2012 

 

コンクリートの反発度の測定方法 

Method of measurement for rebound number on surface of concrete 

 

序文 

この規格は,2004年に第1版として発行されたISO 1920-7を基とし,技術的内容を変更して作成した

日本工業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を附属書

JBに記載する。 

 

適用範囲 

この規格は,普通コンクリートの反発度を,リバウンドハンマーによって測定する方法について規定す

る。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 1920-7:2004,Testing of concrete−Part 7: Non-destructive tests on hardened concrete(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS R 6001 研削といし用研磨材の粒度 

JIS R 6111 人造研削材 

JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法 

 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 

3.1 

反発度 

コンクリート表面の硬度を表す指標で,コンクリート表面に重すいを衝突させ,重すいの跳ね返り量を

測定することで得られる値。 

3.2 

リバウンドハンマー 

コンクリート表面の反発度を測定する装置。 

 


A 1155:2012  

 

 

3.3 

テストアンビル 

リバウンドハンマーの点検及び検定に用いる鋼製の器具。 

 

試験用装置及び器具 

4.1 

リバウンドハンマー 

次の条件を備えているリバウンドハンマーを用いる。 

a) コンクリートの表面を,打撃棒(インパクトプランジャー)を介して,ばねによって重すいで打撃す

る構造となっていること。 

b) 重すいの質量,移動距離,インパクトプランジャー先端の球面半径,ばね定数及び衝撃エネルギーが,

表1に示す範囲であること。 

 

表1−リバウンドハンマーの構造 

重すいの 

質量 

(g) 

重すいの 
移動距離 

(mm) 

インパクトプランジャー 

先端の球面半径 

(mm) 

ばね定数 

 

(N/m) 

衝撃エネルギー 

 

(N・m) 

360〜380 

72.0〜78.0 

24.0〜25.0 

700〜840 

2.10〜2.30 

 

注記 衝撃エネルギーは次の式によって算定する。 

2

6

10

2

1

L

K

E

 

ここに, 

E: リバウンドハンマーの衝撃エネルギー(N・m) 

 

K: ばね定数(N/m) 

 

L: 重すいの移動距離(mm) 

4.2 

テストアンビル 

テストアンビルは,次の条件を備えているものとする。 

a) 質量が12 kg以上であること。 

b) リバウンドハンマーによる打撃面の硬さが,JIS Z 2245に規定するロックウェル硬さ試験で52 HRC

以上であること。 

c) アンビルのテスト面に対し,リバウンドハンマーが常に垂直に打撃できるようなガイドが設置されて

いること。 

4.3 

研磨処理器具(と石) 

研磨処理器具は,JIS R 6111に規定する緑色炭化けい素研削材(GC)でJIS R 6001に規定するF36粒度

の研磨材を加工したもので,硬質でコンクリート表面を容易に研磨することができる材質のものとする。 

注記 コンクリート表面の凹凸状態,除去する付着物の程度,作業状況などによって,ディスクグラ

インダなどの機械式の研磨処理装置を使用してもよい。 

 

測定の準備 

5.1 

リバウンドハンマーの点検 

リバウンドハンマーの点検は,次による。 

a) 測定の前及び一連の測定の後に,リバウンドハンマーの点検を行う。ただし,リバウンドハンマーに

よる打撃が500回を超える場合には,500回の打撃ごとに1回はリバウンドハンマーの点検を行う。 


A 1155:2012  

 

 

b) 点検は,テストアンビルを打撃してその反発度を測定することによって行う。コンクリート床,アス

ファルト舗装など,十分に堅固な場所にテストアンビルを設置して行うものとする。 

c) 点検結果が,リバウンドハンマーの製造時の反発度から3 %以上異なっているリバウンドハンマーは,

測定に用いてはならない。 

注記 テストアンビルも,多数回の使用によって性能が変化する場合があるので,5 000〜10 000回

の打撃をめどに,性能が製造時から変化していないことを確認する。 

5.2 

測定箇所の選定 

測定箇所の選定は,次による。 

a) 測定箇所は,厚さが100 mm以上をもつ床版又は壁部材,一辺の長さが150 mm以上の断面をもつ柱

又ははり部材のコンクリート表面とする1)。 

注1) 小寸法で,支間の長い部材及び厚さの薄い床版又は壁部材は,試験箇所として選定しないよ

うにするか,又は背後から別に部材を強固に支持しなければならない。 

b) 測定箇所は,部材の縁部から50 mm以上離れた内部から選定しなければならない。 

c) 測定箇所は,表面組織が均一で,かつ,平滑な平面部とする。 

d) 測定箇所は,豆板,空隙,露出している砂利などの部分及び表面はく離,凹凸のある部分を避ける。 

5.3 

コンクリート表面の処理 

コンクリート表面の処理は,次による。 

a) 測定面にある凹凸及び付着物は,研磨処理装置などで平滑に磨いて取り除き,コンクリート表面の粉

末その他の付着物を拭き取ってから測定する。 

b) 測定面に仕上げ層又は上塗り層がある場合には,これを取り除き,コンクリート面を露出させた後,

a)の処理を行ってから測定する。 

c) 測定面に浮き水がある場合には,これを取り除き,コンクリート面を露出させた後,a)の処理を行っ

てから測定する。 

 

測定方法 

測定方法は,次による。 

a) 測定は,環境温度が0〜40 ℃の範囲内で行う。 

b) ハンマーの作動を円滑にさせるため,測定に先立ち数回の試し打撃を行う。 

c) リバウンドハンマーが測定面に常に垂直方向になるよう保持しながら,ゆっくりと押して打撃を起こ

させる。 

d) 1か所の測定2) では,互いに25〜50 mmの間隔をもった9点について測定する。 

注2) 反響,くぼみ具合などから判断して明らかに異常と認められる値,又はその偏差が平均値の

20 %以上になる値があれば,その反発度の測定値は採用せず,これに替わる測定値を補うも

のとする。 

e) 測定後のリバウンドハンマーの点検によって,リバウンドハンマーの反発度が製造時の反発度から

3 %以上異なっていたら,直前に行った点検以後の測定値は無効とする。 

 

計算 

反発度(R)は,次の式によって1か所の有効な測定値から計算した平均値とし,四捨五入によって有

効数字2桁に丸める。 


A 1155:2012  

 

 

9

9個の測定値の合計

有効な

R

 

 

報告 

8.1 

必ず報告する事項 

必ず報告する事項は,次による。 

a) 測定年月日 

b) リバウンドハンマーの種類(機種,製造日,製造業者名,製造番号) 

c) リバウンドハンマーの測定前後の点検における反発度 

d) 測定構造物及び測定部材名 

e) 測定部位(位置,屋内外の区別) 

f) 

打撃の方向(水平,鉛直,角度など) 

g) 測定面の状態(型枠面,仕上げ面及び乾湿状態) 

h) 反発度(R) 

i) 

測定した測定値(反発度の計算に採用した値及び採用しなかった測定値) 

8.2 

必要に応じて報告する事項 

必要に応じて報告する事項は,次による。 

a) 点検に用いたテストアンビルの種類(機種,製造日,製造業者名,製造番号) 

b) 測定面への処理(仕上げ層などの除去及び研磨処理の有無又は方法) 

c) 測定部位の荷重(応力)の作用状態 

 

 


A 1155:2012  

 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

 

JIS A 1155:2012 コンクリートの反発度の測定方法 

ISO 1920-7:2004 Testing of concrete−Part 7: Non-destructive tests on hardened concrete 

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

1 適用範囲 普通コンクリートの反発度

を,リバウンドハンマーによ
って測定する方法 

 

硬化コンクリートの非破壊検
査方法 
注) 
コンクリートの圧縮強度を測
定するものではない。ただし,
適切な関係が求められている
場合は現場での強度の評価が
可能。 

追加 

ISO規格では適用するコンク
リートの範囲を明記していな
いが,JISでは普通コンクリー
トを適用範囲としている。 

軽量コンクリート及び高強度
コンクリートへの適用性につ
いて明確ではないので,普通
コンクリートに限定してい
る。 

2 引用規格  

 

 

 

 

 

 

3 用語及び
定義 

反発度 
コンクリート表面の硬度を表
す指標で,コンクリート表面
に重すいを衝突させ,跳ね返
り量を測定することで得られ
る値 

 

2.1 

反発度 
コンクリート表面に重すいを
衝突させ,跳ね返り量(エネ
ルギー)を測定 
測定領域 
中央値 
1組のデータにおける中央値。 
中央値が2点存在する場合に
は,2点の平均値とする。 

削除 
追加 

ISO規格で規定されている測
定範囲及び中央値は削除。リ
バウンドハンマー及びテスト
アンビルを定義している。 

JISでは測定結果の平均値を
求めるが,ISO規格では中央
値としている。 
JIS A 1155:2003の解説におい
て9点の平均値及び中央値の
違いが,反発度で±1を超え
る割合が12 %と僅かである
ことから,従来の実績どおり
平均値としても差し支えない
と判断した。また,偏差が
20 %を超える点の判断とし
て,平均値を用いる必要があ
る。 

リバウンドハンマー 
コンクリート表面の反発度を
測定する装置 
テストアンビル 
リバウンドハンマーの点検及
び検定に用いる鋼製の器具 

 

5

 

A

 1

1

5

5

2

0

1

2

  

 

 

 

 


A 1155:2012  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

4 試験用装
置及び器具 

リバウンドハンマー 
打撃棒(インパクトプランジ
ャー)を介して,ばねによっ
て重すいで打撃する構造。重
すいの質量,移動距離,イン
パクトプランジャー先端の球
面半径,ばね定数及び衝撃エ
ネルギーの範囲が規定されて
いる。 

 

3.2.1 

リバウンドハンマー 
打撃棒(インパクトプランジ
ャー)を介し,ばねによって
重すいで打撃する構造。 
注)種々の強度・種類のコン
クリートに適用可能な様々な
タイプのリバウンドハンマー
が市販されている。 

変更 

ISO規格では,注釈において,
様々なタイプのテストハンマ
ーが市販されていて,それぞ
れの使用目的にあった範囲で
だけ選択することがよいとし
ている。例えば,表面硬度の
小さいコンクリート,軽量コ
ンクリートなどでは,衝撃エ
ネルギーの小さい振り子式の
ハンマーが適していると記述
されている。一方,JISでは反
発度が使用するテストハンマ
ーによらず同程度となるよう
仕様の範囲が定められてい
る。 

一般的な普通コンクリートを
対象としていることから,振
り子式などは含めていない。 
また,リバウンドハンマーの
統一規格化までは至らない
が,それに準じるものとして
基本的な仕様の範囲を示す必
要があると判断した。 

テストアンビル 
質量が12 kg 以上。 
打撃面の硬さが,JIS Z 2245
に規定するロックウェル硬さ
試験で52 HRC以上であるこ
と。 
アンビルのテスト面に対し,
垂直に打撃できるようガイド
が設置されていること。 

 

3.2.2 

鉄製の校正アンビル 
打撃面の硬さ52 HRC以上 
質量が16 kg±1 kg 
直径が約150 mm 
国内規格において別途規定が
ある場合は除く。 

変更 

 

JISでは,メーカーによりテ
ストアンビルの質量が異なる
ため12 kg以上と規定した。
また,日本からの意見により,
ISO規格に“国内規格におい
て別途規定がある場合は除
く。”の記述が追記された。 

 

 

 

 

 

6

 

A

 1

1

5

5

2

0

1

2

  

 

 

 

 


A 1155:2012  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

4 試験用装
置及び器具 
(続き) 

研磨処理器具(と石) 
JIS R 6111に規定する緑色炭
化けい素研削材(GC)でJIS R 
6001に規定するF36粒度の研
磨材を加工したもので,硬質
でコンクリート表面を容易に
研磨することができる材質の
ものとする。 

 

3.2.3 

中粒度のシリコンカーバイト
又は硬質でコンクリート表面
を容易に研磨することができ
る材質 

一致 

 

 

5 測定の準
備 

リバウンドハンマーの点検 
測定の前及び一連の測定の後
に行う。 
リバウンドハンマーによる打
撃が500回を超える場合には,
500回の打撃ごとに1回点検を
行う。 
テストアンビルは,コンクリ
ート床,アスファルト舗装な
ど十分に堅固な場所に設置す
る。 
点検結果が,リバウンドハン
マーの製造時の反発度から
3 %以上異なっているリバウ
ンドハンマーは,測定に用い
てはならない。 

 

3.2.1 

リバウンドハンマーのキャリ
ブレーションは,年2回。確
認が必要なときは適宜実施す
る。 

変更 

JISでは測定の前後及び打撃
回数で規定。 
リバウンドハンマーの点検に
ついては,ISO規格では3.4.1
に規定。 

JISでは,使用頻度により点
検することとし,年次での規
定ではなく回数による規定と
した。また,測定前後で確認
することを記述した。 
なお,使用頻度だけではなく,
使用せずとも半年に一度程度
の確認は必要ではないかとの
議論もあるが,ISOに使用回
数による点検とするよう変更
を申請中である。そのため,
打撃回数及び使用間隔の両方
で判断することの要否は,今
後のISO規格の規定の変更等
によって判断する。 

 

 

 

 

 

7

 

A

 1

1

5

5

2

0

1

2

  

 

 

 

 


A 1155:2012  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

5 測定の準
備(続き) 

測定箇所の選定 
測定箇所は,厚さが100 mm以
上の床版又は壁部材,一辺の
長さが150 mm以上の断面を
もつ柱又ははり部材のコンク
リート表面とする。 
部材の縁部から50 mm以上離
れた内部から選定しなければ
ならない。 
表面組織が均一で,かつ,平
滑な平面部とする。 
豆板,空隙,露出している砂
利などの部分及び表面剝離,
凹凸のある部分を避ける。 

 

3.3.1 

測定箇所の選定 
測定箇所は,厚さが100 mm以
上のコンクリート面とする。 
豆板,空隙,露出している砂
利などの部分及び表面剝離,
凹凸のある部分を避ける。 
試験領域は,約300 mm×300 
mmとする。 

一致 

 

 

コンクリート表面の処理 
測定面にある凹凸及び付着物
は,研磨処理装置などで平滑
に磨いて取り除き,コンクリ
ート表面の粉末その他の付着
物を拭き取ってから測定す
る。 
仕上げ層又は上塗り層がある
場合には,これを取り除き,
コンクリート面を露出させ
る。 
浮き水がある場合には,これ
を取り除き,コンクリート面
を露出させる。 

 

3.3.2 

測定準備 
測定面にある凹凸及び付着物
は,研磨処理装置などで平滑
に磨いて取り除き,コンクリ
ート表面の粉末その他の付着
物を拭き取ってから測定す
る。 
コンクリート表面の水分を除
去する。 

追加 

 

コンクリート表面に浮き水が
存在する場合は取り除くこと
を5.3 c)として追記した。 

 

 

8

 

A

 1

1

5

5

2

0

1

2

  

 

 

 

 


A 1155:2012  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

6 測定方法 測定は,環境温度が0〜40 ℃

の範囲内で行う。 

 

3.4.2 

10〜35 ℃ 

変更 

10 ℃未満,35 ℃を超える温
度範囲の規定。 

日本における夏期・冬期の気
温から規定。 

ハンマー動作確認 
数回の試し打撃を行う。 

 

3.4.1 

リバウンドハンマーは,使用
前にメーカーの取扱説明書に
従い,測定前に最低3回以上
動作させる。 
測定前に鉄製の校正アンビル
を用いてリバウンドハンマー
の点検を行う。アンビル打撃
値が推奨値の範囲外となる場
合は,ハンマーを清掃・補正
し再度試験を行う。 

変更 

ISO規格では,動作確認回数の
表記が異なる。リバウンドハ
ンマーの点検について,JISで
は,5測定の準備に規定してお
り,リバウンドハンマーの反
発度が製造時の反発度から
3 %以上異なっている場合,そ
のリバウンドハンマーは測定
に用いてはならない。 

ISO規格では,動作確認回数
の表記は異なるが,技術上の
問題はないと判断した。点検
結果の判断については,これ
までの実績を踏まえて規定し
た。 

1か所の測定は,25〜50 mmの
間隔をもった9点について測
定する。 
 
注)反響,くぼみ具合などか
ら判断して明らかに異常と認
められる値,又はその偏差が
平均値の20 %以上になる値が
あれば,その反発度の測定値
は採用せず,これに替わる測
定値を補うものとする。 

 

3.4.2 

1か所の測定は最低9点以上。 
25 mm以上の間隔をもって測
定する。 
(25 mm〜50 mmが望ましい) 
部材の縁部からは50 mm以上
離す。 
空隙部を打撃した場合には,
その値を削除する。 
測定値が6組の平均値から
20 %以上異なる場合は,その
測定値を捨て,これに替わる
測定値を補うものとする。 

一致 

 

 

測定後のリバウンドハンマー
の点検によって,リバウンド
ハンマーの反発度が製造時の
反発度から3 %以上異なって
いたら,直前に行った点検以
後の測定値は無効とする。 

 

3.4.3 

測定後に鉄製の校正アンビル
を用いてリバウンドハンマー
の点検を行う。測定前と結果
が異なる場合は,ハンマーを
清掃・補正し再度試験を行う。 

追加 

測定後のテストアンビルによ
るリバウンドハンマーの点検
で,製造時の反発度から3 %以
上異なっていたらデータを棄
却する記述を追加した。 

これまでの実績を踏まえて規
定した。 

9

 

A

 1

1

5

5

2

0

1

2

  

 

 

 

 


10 

A 1155:2012  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

7 計算 

反発度(R)=有効な9個の測
定値の合計/9 

 

3.5 

全測定結果の平均値を測定結
果とする。 
なお,全測定結果も記す。 

一致 

ISO規格の記述そのものに不
整合が認められる。 

ISO規格では,定義では中央
値となっているが,試験結果
及び報告では,平均値となっ
ている(不整合)。 
JIS A 1155:2003の解説におい
て9点の平均値と中央値との
違いが,反発度で±1を超え
る割合が12 %と僅かである
ことから,従来の実績どおり
平均値としても差し支えない
と判断した。 

8 報告 

必ず報告する事項 
測定年月日 
リバウンドハンマーの種類
(機種,製造日,製造業者名,
製造番号) 
リバウンドハンマーの測定前
後の点検における反発度 
測定構造物及び測定部材名 
測定部位(位置,屋内外の区
別) 
打撃の方向(水平,鉛直,角
度など) 
測定面の状態(型枠面,仕上
げ面及び乾湿状態) 
反発度(R) 
測定した測定値(反発度の計
算に採用した値及び採用しな
かった測定値) 

 

3.6 

リバウンドハンマーの種類 
測定前後の鉄製の校正アンビ
ルによる点検値 
試験結果(平均値) 
試験領域の全打撃値 

追加 

測定年月日,測定構造物と測
定部材名,測定部位,打撃の
方向,測定面の状態等を追加
した。 

測定年月日,測定構造物と測
定部材名,測定部位,打撃の
方向,測定面の状態等は,試
験結果の評価に当たって,必
要又は有用な報告事項である
と判断した。 

 

1

0

 

A

 1

1

5

5

2

0

1

2

  

 

 

 

 


11 

A 1155:2012  

 

(I)JISの規定 

(II) 
国際 
規格 
番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条 
番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

8 報告 
(続き) 

必要に応じて報告する事項 
点検に用いたテストアンビル
の種類(機種,製造日,製造
業者名,製造番号) 
測定面への処理(仕上げ層な
どの除去及び研磨処理の有無
又は方法) 
測定部位の荷重(応力)の作
用状態 

 

 

 

 

 

 

 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 1920-7:2004,MOD 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 
 

− 一致  技術的差異がない。 

 

− 削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 

 

− 追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 

 

− 変更  国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 
 

− MOD  国際規格を修正している。 

 

11

 

A

 1

1

5

5

2

0

1

2

  

 

 

 

 


12 

A 1155:2012  

 

附属書JB 

(参考) 

技術上重要な改正に関する新旧対照表 

 

現行規格(JIS A 1155:2012) 

旧規格(JIS A 1155:2003) 

改正理由 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条番号 
及び題名 

内容 

 

5.3コンクリー
ト表面の処理 

測定面に浮き水がある場合について旧規格に
追加。 

5.3コンクリー
ト表面の処理 

測定面に凹凸及び付着物,並びに仕上げ層及
び上塗り層がある場合について規定。 

ISO規格との整合を図るため。 

 

 

1

2

 

A

 1

1

5

5

2

0

1

2