A 0208:2019
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 分類······························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 1
附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································· 7
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人地盤工学会(JGS)及び一般財
団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
これによって,JIS L 0221:1994は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
A 0208:2019
ジオシンセティックス用語
Terms of definitions for geosynthetics
序文
この規格は,2015年に第1版として発行されたISO 10318-1を基とし,ジオシンセティックス工学の技
術的な進展のため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。
なお,この規格で側線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一覧表に
その説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,ジオシンセティックスに関する用語及び定義を規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10318-1:2015,Geosynthetics−Part 1: Terms and definitions(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
分類
用語は,次のとおり分類する。
a) 機能に関する用語
b) 製品に関する用語
c) 物性に関する用語
1) 一般
2) 物理特性
3) 水理特性
4) 力学特性
5) 接合
6) 摩擦特性
7) 性能及び試験
3
用語及び定義
用語及び定義は,次による。
2
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 機能に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
1001
排水
ジオシンセティックスの面内に,雨水,地下水及び他の液体
を集水して移動させること。
drainage
1002
ろ過
土粒子の移動は抑制するが,ジオシンセティックスの面内又
は垂直方向に液体の通過を許すこと。
filtration
1003
保護
ジオシンセティックスを用いて構造物及び材料への局所的な
損傷を防止,又は抑制すること。
protection
1004
補強
ジオシンセティックスの特性を利用して土,又はその他の土
木材料の力学的特性を改善すること。
reinforcement
1005
分離
ジオシンセティックスを用いて,互いに隣接する異なる土又
はその他の材料の混合を防止すること。
separation
1006
侵食防止
ジオシンセティックスを用いて,地表面付近での土又はその
他の粒状体の移動を抑制すること。
surface erosion control
1007
遮水
ジオシンセティックスを用いて流体の移動を制御すること。
barrier
1008
(アスファルト
オーバーレイ
における)応力
分散
アスファルト舗装の補修において,ジオシンセティックスを
用いて亀裂の進展を防ぐなど応力集中を緩和すること。
stress relief (for asphalt
overlay)
1009
止水
ジオシンセティックスを用いて局所的な流体の移動を遮断す
ること。
sealing
1010
吸出し防止
ジオシンセティックスを用いて,内外の水頭差によって生じ
る護岸などの背面の土の流出を防止すること。
prevention of soil
draw-out
1011
洗掘防止
ジオシンセティックスを用いて流水によって土粒子が流失す
るのを防止すること。
prevention of scouring
1012
ガス抜き
ジオシンセティックスを用いて,密封されたガスを排出する
こと。
gas venting
b) 製品に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
2001
ジオシンセティ
ックス
製品の一部,若しくは全部が高分子材料,又は天然材料で構
成された製品の総称。シート状,帯状,立体構造をもち,土
又はその他の材料と接して用いられる。
geosynthetics; GSY
2002
ジオテキスタイ
ル
織布,不織布及び編布で作られた透水性のあるシート状の高
分子材料又は天然材料の製品。
geotextile; GTX
2003
織布
糸状又はテープ状の繊維をたて方向とよこ方向とに交織させ
た製品。
注記 織物ともいう。
woven geotextile;
GTX-W
2004
不織布
規則的又は不規則に配列した繊維を交織せずに,機械的,化
学的又は熱的方法によって結合した製品。
nonwoven geotextile;
GTX-NW
2005
編布
単糸又は双糸以上の糸,繊維,その他の材料で構成された製
品。
注記 編物ともいう。
knitted geotextile;
GTX-K
2006
ジオグリッド
引張抵抗性のある構成要素が連結した規則的な格子構造をも
つシート状の製品。
geogrid; GGR
2007
ジオネット
網目構造をもつシート状の高分子材料の製品。
geonet; GNT
2008
ジオセル
帯状の高分子材料若しくは天然材料からなるハニカム構造,
又はそれに類似した3次元構造の製品。
geocell; GCE
2009
ジオストリップ
幅200 mm未満の帯状の高分子材料で,土及び/又はその他
の地盤材料と接して使われる製品。
geostrip; GSP
3
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
2010
ジオマット
高分子材料又は天然材料を機械的,熱的,化学的又はその他
の接着によって,3次元的な透水性をもった製品。
geomat; GMA
2011
ジオスペーサー
地盤内に空間を作るための高分子材料で,土及び/又はその
他の地盤材料と接して使われる製品。
geospacer; GSP
2012
ジオコンポジッ
ト
ジオテキスタイル,ジオグリッド,ジオネット,ジオシンセ
ティックバリアーなどを組み合わせて一体化させた製品。
geocomposite; GCO
2013
ジオテキスタイ
ル関連製品
透水性のあるシート状又は帯状の,高分子材料又は天然材料
から成り,土又はその他の材料と接して用いられるジオテキ
スタイル以外の製品。
geotextile-related
product; GTP
2014
ジオシンセティ
ックバリアー
液体の流出を妨げる目的で用いられる低透水性のジオシンセ
ティックス。
geosynthetic barrier; GBR
2015
高分子系遮水シ
ート
遮水機能が高分子材料によって発揮されるジオシンセティッ
クス。
注記 従来のジオメンブレン。遮水シートともいう。
polymeric geosynthetic
barrier; GBR-P
2016
ベントナイト系
遮水シート
遮水機能が主にベントナイトによって発揮されるジオシンセ
ティックス。
注記 GCL(Geosynthetic clay liner)ともいう。
clay geosynthetic barrier;
GBR-C
2017
アスファルト系
遮水シート
遮水機能が主にれき(瀝)青材料によって発揮されるジオシ
ンセティックス。
bituminous geosynthetic
barrier; GBR-B
2018
ストランド,
リブ
ジオグリッド,ジオネットなどを構成する部材のこと。
strand,
rib
2019
継ぎ目
ジオシンセティックスが継ぎ合わされた部分。
joint
2020
縫い目
ジオシンセティックスが縫い合わされた部分。
seam
c) 物性に関する用語
1) 一般
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3001
規格値
材料の製造者,又は供給者によって設定される製品の材料特
性の値。
nominal value; NV
3002
たて方向
ジオシンセティックスの製品の長さ方向。織布ではたて糸方
向を指す。
machine direction; MD
3003
よこ方向
ジオシンセティックスの製品の長さ方向に直交する方向。織
布ではよこ糸方向を指す。
cross-machine direction;
CD
2) 物理特性
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3004
厚さ
規定圧力のもとで一定時間放置して測定するジオシンセティ
ックスの上下表面間の距離。
thickness
3005
単位面積質量
ジオシンセティックスの単位面積当たりの質量。
mass per unit area
3006
目合い
ジオグリッド又はジオネットの開口部の大きさを表す指標
で,隣接する構成部材の中心間距離。
opening size of strand
3) 水理特性
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3007
開孔径
ジオテキスタイル試験片を通過した粒状体の粒径加積曲線に
おいて,通過質量百分率の90 %粒径に対応する粒径。
characteristic opening
size
3008
透水性
液体がジオシンセティックスを通過することができる特性。
permeability
3009
流量
ジオシンセティックスの面に垂直な方向に通過する単位時
間,単位面積当たりの液体の体積。
flux
4
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
3010
流速指数
透水試験において,供試体内の損失水頭が50 mmに相当する
流速。
velocity index
3011
垂直方向流れ
ジオシンセティックスの内部を通る液体の流れのうち,ジオ
シンセティックスの面に垂直な方向の流れ。
flow normal to the plane
3012
垂直方向透水性
能
ジオシンセティックスの面に垂直な方向の透水性を表す指標
で,単位面積当たりの流量をジオシンセティックスの厚さで
除した値。
permittivity
3013
垂直方向透水係
数
ジオシンセティックスの面に垂直な方向の流量速度を動水勾
配で除した値。
coefficient of permeability
normal to the plane
3014
面内方向流れ
ジオシンセティックスの内部を通る液体の流れのうち,ジオ
シンセティックスの面に沿う方向の流れ。
in-plane flow
3015
面内方向通水量
ジオシンセティックスの単位幅当たりで所定の動水勾配にお
ける面内方向の通水量。
in-plane flow capacity
3016
面内方向通水性
能
ジオシンセティックスの単位幅当たりの面内方向通水性を評
価する指標で,単位動水勾配において面内方向に関する単位
時間当たりの流量をジオシンセティックスの厚さで除したも
の。
transmissivity
3017
面内方向通水係
数
ジオシンセティックスの面内方向の通水性を表す指標で,面
内方向に単位面積及び単位時間当たりの流量。
coefficient of permeability
in the plane
3018
目詰まり
土粒子,又はその他の物質が集まってジオシンセティックス
の透水性能を低下させる現象。内部目詰まり又は表面目詰ま
りに区分される。
clogging
3019
内部目詰まり
目詰まりのうち,ジオシンセティックス内部の透水性能が低
下する現象。
clogging
3020
表面目詰まり
目詰まりのうち,ジオシンセティックス表面の透水性能が低
下する現象。
blocking
3021
フィルターケー
キ
透水性のあるジオシンセティックス表面,又は近接部分に累
積した微細粒子の層。
filter cake
3022
ブリッジング
透水性のあるジオシンセティックスの近傍にある微細土粒子
が洗い流され,比較的粗な粒子からなるアーチ構造の層が形
成される現象。
bridging
3023
漏水検知
ジオシンセティックバリアーの液体の漏出を探知すること。
leak detection
3024
遮水性
許容最大透過量によって表される液体の通過しにくさ。
liquid tightness
4) 力学特性
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3025
(補強材の単位
断面積当たり
の)引張応力
ジオシンセティックスに作用する引張力を,載荷前の供試体
断面積で除した応力。
tensile stress, related to
the cross-section area
of the specimen
3026
降伏点
応力(張力)−ひずみ曲線上において,応力増加がなく,ひ
ずみ増加が生じ始める点。
yield point
3027
降伏点引張応力
降伏点における引張応力。
tensile stress at yield point
3028
最大引張応力
引張試験における最大の引張応力。
maximum tensile stress
3029
破断引張応力
引張力が作用する際に,ジオシンセティックスが破断すると
きの引張応力。
tensile stress at failure
3030
(単位幅当たり
の)引張力
短期試験の任意の時点における供試体の張力。
tensile strength (related to
specimen width)
5
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
3031
最大引張強さ
引張試験における最大の引張力。
maximum tensile strength
(related to specimen
width)
3032
引張剛性
ジオシンセティックスに引張荷重が作用した際の補強材の張
力増分をひずみ増分で除した値。
tensile modulus
3033
強さ保持率
ジオシンセティックスの耐久性試験において,試験後に得ら
れた強さを試験前の強さで除した値の比を百分率で表した
値。
strength retention
3034
引裂強さ
ジオシンセティックスの同一端部をつかんで,互いに反対方
向に引っ張って破壊したときの強さ。
tearing strength
3035
引抜抵抗
ジオシンセティックスが土中から引き抜かれるときの抵抗。
pull-out resistance
5) 接合
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3036
接続
異種のジオシンセティックス,又はジオシンセティックスと
他の材料とを継ぐこと。
connection
3037
連結
同種のジオシンセティックスを一続きになるように継ぎ合わ
せること。
joint
3038
接着
ジオコンポジットの構成要素を互いに密着させて一体化させ
ること。
bond
3039
連結強さ
ジオシンセティックスの継ぎ合わせ部分の強さ。
注記 継ぎ目強さともいう。
joint strength,
seam strength
3040
交点強さ
網目構造をもつジオシンセティックスの縦部材と横部材との
交差部の強さ,又は繊維,糸などの結び目の強さ。
注記 結節点強さともいう。
junction strength
3041
連結効率
連結部又は縫製部の引張強さと,同じ材料の引張強度との比。 joint efficiency,
seam efficiency
6) 摩擦特性
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3042
摩擦角
直応力とせん断応力との比例関係における傾きの角度。
friction angle
3043
層間摩擦係数
土とジオシンセティックスとの摩擦角を,土の摩擦角で除し
た値。
friction interaction
(efficiency) coefficient
7) 性能及び試験
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3044
温度劣化
温度条件に起因するジオシンセティックスの劣化。
temperature degradation
3045
化学的劣化
化学反応に起因するジオシンセティックスの劣化。
chemical degradation
3046
貫入抵抗
集中荷重をジオシンセティックスに垂直に作用させたときの
破壊に対する抵抗力。
注記 貫入抵抗を測定する試験は貫入抵抗試験という。
puncture resistance
3047
コーン落下試験
コーンを自由落下させ,ジオシンセティックスの貫入抵抗を
測定する試験。
cone drop resistance test
3048
耐衝撃性
施工時の損傷に対するジオシンセティックスの抵抗性。
survivability
3049
CBR貫入抵抗試
験
CBR試験用モールドにジオシンセティックス試験片を緊張さ
せて取り付け,貫入棒を押し込み,貫入抵抗を測定する試験。
CBR plunger test
3050
紫外線劣化
紫外線に起因するジオシンセティックスの劣化。
ultraviolet-light
degradation
6
A 0208:2019
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3051
ストレスクラッ
ク
高分子材料が破壊強さよりも小さい応力を長時間,又は繰り
返し受けることによって生じる亀裂。
stress crack
3052
生物学的劣化
生物に起因するジオシンセティックスの劣化。
biological degradation
3053
促進試験
ジオシンセティックスの長期材料特性を短期間で判断するた
めの試験。常時の長期供用条件と同一効果をもつ近似的条件
を設定して行う。
accelerated test
3054
耐候性
自然環境条件の影響を受けて,時間の経過に伴って起こる材
料の劣化に抵抗する性能のこと。
weather resistance
3055
ネッキング
引張応力を受けたときに,材料の中央部が引張方向に対して
直角方向に弓状にくびれる現象。
necking
3056
引張試験
ジオシンセティックスの引張抵抗力及び伸び特性を測定する
試験。
tensile test
3057
予備載荷
供試体に予想される最大荷重の1 %に相当する微小な荷重。
又は再載荷可能な状態で初期ゲージ長をひずみゼロの状態に
することができる荷重。
preload
3058
ゲージ長
引張試験で,試験片の伸びを測定する場合の初期標点間距離。 gauge length
3059
引張ひずみ
ジオシンセティックスの伸びを初期ゲージ長で除した値。
注記 伸度ともいう。
tensile strain
3060
疲労抵抗
繰返し応力に対するジオシンセティックスの抵抗のこと。
fatigue resistance
3061
耐久性
使用環境において生じる劣化に抵抗する性能。
durability
3062
設計耐用期間
設計時に構造物又は構成部材がその要求性能を満たさなけれ
ばならないと規定された期間。
design life
3063
剝離試験
接続,連結及び接着された箇所を引き剝がす試験。
peel test
3064
引張せん断試験
面方向に引張力を作用させて,接続,連結及び接着された箇
所をせん断させる試験。
tensile shear strength test
7
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附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS A 0208:2019 ジオシンセティックス用語
ISO 10318-1:2015,Geosynthetics−Part 1: Terms and definitions
(I)JISの規定
(II)
国際
規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
3 用語及び
定義
止水
−
−
追加
対応国際規格にない用語を追加した。
JIS L 0221を踏襲したが,技術的差異
がない範囲内で定義を修正した。
我が国では従来,広く用いられてい
る用語であり,規格使用者の混乱を
避けるため。
吸出し防止
−
−
追加
同上
同上
洗掘防止
−
−
追加
同上
同上
ガス抜き
−
−
追加
同上
同上
ストランド,リブ
−
−
追加
同上
同上
継ぎ目
−
−
追加
同上
同上
縫い目
−
−
追加
同上
同上
目合い
−
−
追加
同上
同上
垂直方向流れ
−
−
追加
対応国際規格にない用語を追加した。 垂直方向透水性能,及び垂直方向透
水係数の定義を明確にするため。
面内方向流れ
−
−
追加
同上
面内方向通水性能の定義を明確に
するため。
面内方向通水係数
−
−
追加
同上
同上
目詰まり
−
−
追加
対応国際規格にない用語を追加した。
JIS L 0221を踏襲したが,技術的差異
がない範囲内で定義を修正した。
我が国では従来,広く用いられてい
る用語であり,規格使用者の混乱を
避けるため。
内部目詰まり
−
−
追加
対応国際規格にない用語を追加した。 目詰まりの定義を明確にするため。
表面目詰まり
−
−
追加
対応国際規格にない用語を追加した。
JIS L 0221を踏襲したが,技術的差異
がない範囲内で定義を修正した。
我が国では従来,広く用いられてい
る用語であり,規格使用者の混乱を
避けるため。
フィルターケーキ
−
−
追加
同上
同上
7
A
0
2
0
8
:
2
0
1
9
8
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)
国際
規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
3 用語及び
定義(続き)
ブリッジング
−
−
追加
同上
同上
漏水検知
−
−
追加
同上
同上
強さ保持率
−
−
追加
同上
同上
引裂強さ
−
−
追加
同上
同上
引抜抵抗
−
−
追加
同上
同上
連結強さ
−
−
追加
同上
同上
交点強さ
−
−
追加
同上
同上
温度劣化
−
−
追加
同上
同上
化学的劣化
−
−
追加
同上
同上
貫入抵抗
−
−
追加
同上
同上
コーン落下試験
−
−
追加
同上
同上
耐衝撃性
−
−
追加
同上
同上
CBR貫入抵抗試験
−
−
追加
同上
同上
紫外線劣化
−
−
追加
対応国際規格にない用語を追加した。 劣化の定義を明確にするため。
ストレスクラック
−
−
追加
対応国際規格にない用語を追加した。
JIS L 0221を踏襲したが,技術的差異
がない範囲内で定義を修正した。
我が国では従来,広く用いられてい
る用語であり,規格使用者の混乱を
避けるため。
生物学的劣化
−
−
追加
同上
同上
促進試験
−
−
追加
同上
同上
耐候性
−
−
追加
同上
同上
ネッキング
−
−
追加
同上
同上
引張試験
−
−
追加
同上
同上
ゲージ長
−
−
追加
同上
同上
引張ひずみ
−
−
追加
対応国際規格にない用語を追加した。 降伏点や引張剛性の定義を明確に
するため。
疲労抵抗
−
−
追加
対応国際規格にない用語を追加した。
JIS L 0221を踏襲したが,技術的差異
がない範囲内で定義を修正した。
我が国では従来,広く用いられてい
る用語であり,規格使用者の混乱を
避けるため。
耐久性
−
−
追加
同上
同上
8
A
0
2
0
8
:
2
0
1
9
9
A 0208:2019
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 10318-1:2015,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD ··············· 国際規格を修正している。
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