A 0206:2013
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 1
4 工学地質図に用いる記号群 ································································································· 3
4.1 一般的事項 ··················································································································· 3
4.2 断層,地層境界などの表示 ······························································································ 3
4.3 風化及び変質の表示 ······································································································· 3
4.4 岩盤分類の表示 ············································································································· 3
4.5 物性値の表示 ················································································································ 4
4.6 簡略柱状図の表示 ·········································································································· 4
4.7 調査位置の表示 ············································································································· 4
5 工学地質図に用いる主題属性コード群 ·················································································· 4
5.1 一般的事項 ··················································································································· 4
5.2 工学的地質区分名 ········································································································· 10
5.3 地層・岩体の分布を示すために用いる模様及び色コード ······················································· 11
5.4 工学的地質区分の種類を示すコード·················································································· 11
5.5 地質学的属性を示すコード ····························································································· 17
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(2)
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人全国
地質調査業協会連合会(JGCA),独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)及び独立行政法人土木研究所
(PWRI)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS A 0206:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
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日本工業規格 JIS
A 0206:2013
地質図−工学地質図に用いる記号,色,模様,用語
及び地層・岩体区分の表示とコード群
Geological map-Symbols, colors, patterns, terms, geological units, and
codes for engineering geological maps
序文
この規格は,2008年に制定され,今日に至っている。引用規格であるJIS A 0204及びJIS A 0205の改正
などに対応するために改正した。
工学地質図の基図となる地質図はこれらの規格に基づいて作成されるが,工学地質図の重要な目的であ
る工学的地質情報をこれに重ね合わせて表示する場合には,表示の意味が明確で,かつ,地質図の表示と
紛れないように考案した記号群及び記述方法を用いる必要がある。また,工学的地質情報を異なる作成者,
異なる利用者間で正確に伝達するためには,これを表示する記号群及び記述方法が標準化されていること
が望ましい。
この規格では,工学地質図で用いる基本的地質情報並びに工学的地質情報を的確に表示するための記号,
色,模様,用語,地層・岩体区分及びそれらを示すコード群を規定するものである。
なお,日本工業規格の表記では,常用漢字以外の漢字は使えないが,地質学用語では,常用漢字以外の
漢字が充てられていることが多い。誤解を避けるため,この規格では,常用漢字以外の漢字が充てられて
いる地質学用語については,例えば,“花こう岩(花崗岩)”のように,日本工業規格に従った表記の直後
に括弧書きで本来の表記を示した。ただし,煩雑さを避けるため,この措置は初出の箇所だけとした。
1
適用範囲
この規格は,工学地質図に用いる記号群(記号,文字記号,色,模様などを含む。)及びその記述,表記
及び表示法(用語を含む。),並びに主題属性を示す主題属性コード群(定義,記述,表記及び表示法を含
む。)について規定する。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0204 地質図−記号,色,模様,用語及び凡例表示
JIS A 0205 ベクトル数値地質図−品質要求事項及び主題属性コード
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0204及びJIS A 0205によるほか,次による。
2
A 0206:2013
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3.1
工学的地質情報
工学的判断に必要な地質情報。例えば,風化,変質,岩盤分類,物性値など。
3.2
工学地質図
土木及び建築構造物の調査,設計及び施工,維持管理などで利用することを前提に,地質図上に工学的
地質情報を重ね合わせて表示した図。
3.3
岩石
単一又は複数の鉱物の集合体。構成物の種類及び特徴,鉱物組成,化学組成などに基づいて系統的に分
類される。広義には,岩石は地殻表層構成物の総称であるが,狭義には固結した単一又は複数の鉱物の集
合体をいう。この規格では,土と区別して用いる場合に限り,固結した岩石(狭義)を単に岩石という。
3.4
土
地殻表層構成物のうち,狭義の岩石以外の鉱物粒子,有機物などの集合体。粒径によって分類する。
3.5
岩相
単一又は複数の岩石及び土からなる地質単元の一つ。産状,形成環境又は形成条件を反映した特徴に基
づいて系統的に分類し,固結又は未固結で区分しない。
3.6
地盤
岩石及び/又は土で構成される地殻表層部。
3.7
岩盤
岩石で構成される地盤。
3.8
岩盤分類
岩盤の強度などの物性を左右すると考えられる岩盤の不均質性・不連続性などに関する諸要素を組み合
わせ,一定の基準に従った岩盤の分類。
3.9
鉱物脈
鉱物が岩石の割れ目を埋めて平板状又は薄板状に配列したもの。
3.10
風化
岩石が地表にさらされて起こる色,組織,組成,硬さ,形状などの変化の総称。機械的に砕片化する物
理的風化,溶脱,粘土などの新たな物質を生成する化学的風化に分類する。
3.11
変質
岩石と溶液,ガスなどとが高温及び/又は高圧下で反応して起こる鉱物の分解,生成,化学成分の変化
及び組織変化の総称。
3
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3.12
工学的地質区分
地質学的体系に基づき分類された地層・岩体区分に風化・変質の程度,岩盤分類,物性値など工学的地
質情報を組み合わせた岩石,土及び岩相の区分。
3.13
ボーリング柱状図
ボーリング調査及び試験,検層で明らかになった工学的地質区分などを深度順にとりまとめ,図示した
もの。
3.14
簡略柱状図
ボーリング柱状図を簡略化したもの。
4
工学地質図に用いる記号群
4.1
一般的事項
工学地質図に用いる記号群は,JIS A 0204による。
この規格では,工学地質図において重要となる断層,風化,変質,岩盤分類などの工学的地質情報の表
示は,次による。
4.2
断層,地層境界などの表示
断層,地層境界などを存在確実度と位置正確度とを組み合わせて細分する場合,存在確実度を“存在確
実”と“存在不確実”とに,また,位置正確度を“位置正確”と,“位置ほぼ正確”,“位置推定”,“位置伏
在”とに分けて表示する。ただし,存在確実度と位置正確度とを厳密に表示することが求められる場合に
は,露頭,ボーリングなどでその存在及び位置を直接確認した場合に限って,存在確実度を“存在確実”
及び位置正確度を“位置正確”とし,それ以外の場合は,存在確実度を“存在確実”と“存在不確実”と
に,位置正確度については,“位置ほぼ正確”の使用を避けて,“位置正確”と“位置推定”,“位置伏在”
とに分けて表示することができる。また,調査目的又は縮尺に応じて,特に重要と考えられる断層,地層
境界などを対象に,露頭,ボーリングなどで確認した位置を表示する。ボーリングなどによってその存在
及び/又は位置を確認し平面図に表示する場合などで,確認位置を直接表示することが困難な場合は,ボ
ーリングなどの位置を表示するとともに,別途,表などを用いてその確認状況を示す。
複数の断層が存在する場合は,名称又は文字記号を付して各々の断層を区別することが望ましい。破砕
帯を伴う断層は,その破砕幅を表示する。破砕帯が工学地質図中に表現できる大きさである場合は,破砕
帯の範囲を表示する。
4.3
風化及び変質の表示
工学地質図では調査目的又は縮尺に応じて,風化及び変質を被った範囲を記号,色及び/又は模様で表
示する。また,風化及び変質の程度の違いによって区分した範囲を,異なる記号,色及び/又は模様で表
示する。風化及び変質を被った範囲の境界,風化及び変質の程度の違いによって区分した範囲の境界は,
4.2に従って表示する。
4.4
岩盤分類の表示
工学地質図では調査目的又は縮尺に応じて,岩盤分類に基づいて区分した範囲を記号,色及び/又は模
様で表示する。岩盤分類を表示する色は,相対的に良好な岩盤は青系統,次に緑系統,黄色系統,相対的
に不良な岩盤は赤系統を用いる。岩盤分類の区分数に応じて色及び/又は模様を任意に設定してもよい。
4
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4.5
物性値の表示
工学地質図では調査目的又は縮尺に応じて,地下水位,物理探査,検層,原位置試験,室内試験などの
試験結果又は計測結果を表示する場合は,物性値の区分に応じて,記号,色及び/又は模様で表示し,試
験結果又は計測結果の内容によっては,グラフ,等数値線図などの形で表示してもよい。
4.6
簡略柱状図の表示
工学地質図では調査目的又は縮尺に応じて,簡略柱状図を表示する。
4.7
調査位置の表示
工学地質図では調査目的又は縮尺に応じて,ボーリング孔,トレンチ,物理探査測線などの調査位置を
表示する。
5
工学地質図に用いる主題属性コード群
5.1
一般的事項
工学地質図に用いる主題属性コード群は,JIS A 0205の箇条5(地質図に用いる主題属性コード群)で
規定されている主題属性コード群(地層・岩体の分布を示すために用いる模様及び色コード,地層・岩体
の地質時代を示すコード,地層・岩体の区分単位を示すコード,地層・岩体を構成する岩石の種類を示す
コード,岩石群を示すコード,鉱物の種類を示すコード,鉱産物の種類を示すコード,化石の種類を示す
コード並びに地質学的属性を示すコード)のほか,この箇条で規定する土の種類を示すコード,その他の
工学的地質区分を示すコードを用いる。
工学地質図において個別の地層・岩体又は工学的地質区分に与える主題属性タグと主題属性コードとの
関係は,表1による。地層・岩体の主題属性タグと,各地層・岩体に使用する主題属性コードとの関係は,
地層・岩体を地質時代と岩相層序区分単元との組合せに基づいて系統的に区分することを前提に組み立て
ているが,主題属性及びコードの桁数並びにそれらの意味を改変しない限りにおいて,それらを適切に簡
略化し,又は拡張した任意の様式を設定して用いてもよい。
表1−個別の地層・岩体又は工学的地質区分に与える主題属性タグと主題属性コードとの関係
主題属性タグ
主題属性コード
注記
地層・岩体名
なし
主題属性コードの代わりに地層・岩体名を記述(特定しない場合
は省略可能)
[JIS A 0204の5.2.3(地層・岩体の表記)参照]
地層・岩体区分 地層・岩体区分単位コード
固有の地層名,岩体名などを記述する場合は省略可能
[JIS A 0205の表12(地層・岩体区分単位コード)参照]
工学的地質区
分名
なし
工学的地質区分の名称を記述
(5.2参照)
地層・岩体又は
工学的地質区
分の表示模様
模様のコード
工学地質図に表示する模様(省略可能)
[JIS A 0205の表10(模様コード)参照]
色のコード
工学地質図に表示する模様の色(省略可能)
[JIS A 0205の5.2(地層・岩体の分布を示すために用いる模様及
び色のコード)参照]
地層・岩体又は
工学的地質区
分の表示色
色のコード
工学地質図に表示する色(省略可能)
[JIS A 0205の5.2(地層・岩体の分布を示すために用いる模様及
び色のコード)参照]
5
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表1−個別の地層・岩体又は工学的地質区分に与える主題属性タグと主題属性コードとの関係(続き)
主題属性タグ
主題属性コード
注記
地質時代名
なし
地質時代名を記述
形成年代上限
地質時代のコード
地層・岩体の形成年代の上限(変成岩の場合は省略可能)
[JIS A 0205の表11(地質時代コード)参照]
形成年代下限
地質時代のコード
地層・岩体の形成年代の下限(変成岩の場合は省略可能)
[JIS A 0205の表11(地質時代コード)参照]
変成年代上限
地質時代のコード
地層・岩体の変成年代の上限(非変成岩の場合は省略可能)
[JIS A 0205の表11(地質時代コード)参照]
変成年代下限
地質時代のコード
地層・岩体の変成年代の下限(非変成岩の場合は省略可能)
[JIS A 0205の表11(地質時代コード)参照]
岩石群1
岩石群コード
単一種の岩石,互層,混在岩の区分
(5.4.2参照)
岩相1-1
堆積岩又は火成岩の岩相コー
ド,その他コード
変成岩の場合は省略可能
(5.4.3,5.4.4,5.4.7,表14参照)
単一種の岩石の場合は,岩石は
一つだけ記載できる。
互層,混在岩の場合は,岩石を
繰り返し記載することができ
る。
それぞれの岩石Xについて,
代表的構成鉱物X-1からX-4
までをその下に順に並べるこ
とができる。
岩相又は岩石の両方のコード
を記述してもよいが,いずれか
一方のコードだけ記述し,一方
を省略してもよい。
変成岩岩相又は変成岩岩石に
ついても同様とする。
岩石1-1
堆積岩又は火成岩の岩石コー
ド,土コード,その他コード
変成岩の場合は省略可能
(5.4.3,5.4.4,5.4.6,5.4.7,表
13参照)
変成岩岩相1-1 変成岩の岩相コード
非変成岩の場合は省略可能
(5.4.5参照)
変成岩岩石1-1 変成岩の岩石コード
非変成岩の場合は省略可能
(5.4.5参照)
鉱物1-1-1
鉱物の種類を示すコード
省略可能
[JIS A 0205の表24(鉱物コー
ド)参照]
鉱物1-1-2
鉱物の種類を示すコード
省略可能
鉱物1-1-3
鉱物の種類を示すコード
省略可能
鉱物1-1-4
鉱物の種類を示すコード
省略可能
岩相1-2
堆積岩又は火成岩の岩相コー
ド,その他コード
−
互層,混在岩の場合は,岩石を
繰り返し記載することができ
る。単一種の岩石の場合は,使
用しない。
岩石1-2
堆積岩又は火成岩の岩石コー
ド,土コード,その他コード
−
(以下略)
岩石群2
岩石群コード
−
岩相2
堆積岩又は火成岩の岩相コー
ド,その他コード
−
岩石2
堆積岩又は火成岩の岩石コー
ド,土コード,その他コード
−
変成岩岩相2
変成岩の岩相コード
−
変成岩岩石2
変成岩の岩石コード
−
鉱物2-1-1
鉱物の種類を示すコード
−
(以下略)
記事
なし
省略可能
6
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例1 手取層群,砂岩泥岩互層の場合
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
地層・岩体名
手取層群
−
地層・岩体区分
101000
層群
工学的地質区分名
砂岩泥岩互層
−
地層・岩体又は工学的地質区分の表示色
240230140
カーキ
形成年代上限
121200000
前期白亜紀
形成年代下限
122010000
後期ジュラ紀
変成年代上限
(省略)
−
変成年代下限
(省略)
−
岩石群1
2
互層
岩相1-1
(省略)
−
岩石1-1
111200002
砂岩
変成岩岩相1-1
(省略)
−
変成岩岩石1-1
(省略)
−
岩相1-2
134700000
沖浜堆積物
岩石1-2
111300002
泥岩
例2 乙原花こう岩(花崗岩),風化花こう岩の場合
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
地層・岩体名
乙原花こう岩
−
地層・岩体区分
(省略)
−
工学的地質区分名
風化花こう岩
−
地層・岩体又は工学的地質区分の表示色
255000255
マゼンダ
形成年代上限
(省略)
−
形成年代下限
(省略)
−
変成年代上限
(省略)
−
変成年代下限
(省略)
−
岩石群1
1
単一種の岩石
岩相1-1
(省略)
−
岩石1-1
219122200
花こう岩
変成岩岩相1-1
(省略)
−
変成岩岩石1-1
(省略)
−
7
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
例3 筑波変成岩類,泥質片岩,黒色片岩の場合
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
地層・岩体名
筑波変成岩類
−
地層・岩体区分
(省略)
−
工学的地質区分名
泥質片岩,黒色片岩
−
地層・岩体又は工学的地質区分の表示色
169169169
ダークグレイ
形成年代上限
121200000
前期白亜紀
形成年代下限
122000000
ジュラ紀
変成年代上限
112230000
暁新世
変成年代下限
112230000
暁新世
岩石群1
1
単一種の岩石
岩相1-1
(省略)
−
岩石1-1
111300002
泥岩(原岩を表す。)
変成岩岩相1-1
(省略)
−
変成岩岩石1-1
311010000
片岩(変成を表す。)
岩石群2
1
単一種の岩石
岩相2-1
(省略)
−
岩石2-1
(省略)
−
変成岩岩相2-1
(省略)
−
変成岩岩石2-1
312160000
黒色片岩
例4 有楽町層,シルトの場合
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
地層・岩体名
有楽町層
−
地層・岩体区分
(省略)
−
工学的地質区分名
シルト
−
地層・岩体又は工学的地質区分の表示色
000255255
シアン
形成年代上限
111010000
完新世
形成年代下限
111010000
完新世
変成年代上限
(省略)
−
変成年代下限
(省略)
−
岩石群1
1
単一種の岩石
岩相1-1
(省略)
−
岩石1-1
532110000
シルト
変成岩岩相1-1
(省略)
−
変成岩岩石1-1
(省略)
−
8
A 0206:2013
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例5 沖積層,崖すい(錐)堆積物,砂混じりれき(礫)の場合
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
地層・岩体名
(省略)
−
地層・岩体区分
(省略)
−
工学的地質区分名
沖積層
−
地層・岩体又は工学的地質区分の表示色
128128000
オリーブ
形成年代上限
111010000
完新世
形成年代下限
111010000
完新世
変成年代上限
(省略)
−
変成年代下限
(省略)
−
岩石群1
1
単一種の岩石
岩相1-1
111000000
崖すい堆積物
岩石1-1
531112000
砂混じりれき
変成岩岩相1-1
(省略)
−
変成岩岩石1-1
(省略)
−
例6 盛土,れき混じり砂の場合
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
地層・岩体名
(省略)
−
地層・岩体区分
(省略)
−
工学的地質区分名
盛土
−
地層・岩体又は工学的地質区分の表示色
240230140
カーキ
形成年代上限
(省略)
−
形成年代下限
(省略)
−
変成年代上限
(省略)
−
変成年代下限
(省略)
−
岩石群1
1
単一種の岩石
岩相1-1
599200001
盛土
岩石1-1
531212000
れき混じり砂
変成岩岩相1-1
(省略)
−
変成岩岩石1-1
(省略)
−
9
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
例7 八溝層群,B層,混在岩,砂岩けつ岩(頁岩)互層の場合
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
地層・岩体名
八溝層群
−
地層・岩体区分
(省略)
−
工学的地質区分名
B層
−
地層・岩体又は工学的地質区分の表示色
255255224
ライトイエロー
形成年代上限
122020000
中期ジュラ紀
形成年代下限
122020000
中期ジュラ紀
変成年代上限
(省略)
−
変成年代下限
(省略)
−
岩石群1
3
混在岩
岩相1-1
100065000
岩せつ流堆積物
岩石1-1
111300012
けつ岩
変成岩岩相1-1
(省略)
−
変成岩岩石1-1
(省略)
−
岩相1-2
100065000
岩せつ流堆積物
岩石1-2
111200002
砂岩
変成岩岩相1-2
(省略)
−
変成岩岩石1-2
(省略)
−
岩相1-3
100065000
岩せつ流堆積物
岩石1-3
131000002
チャート
変成岩岩相1-3
(省略)
−
変成岩岩石1-3
(省略)
−
岩相1-4
100065000
岩せつ流堆積物
岩石1-4
121100002
石灰岩
変成岩岩相1-4
(省略)
−
変成岩岩石1-4
(省略)
−
岩石群2
2
互層
岩相2-1
(省略)
−
岩石2-1
111200002
砂岩
変成岩岩相2-1
(省略)
−
変成岩岩石2-1
(省略)
−
岩相2-2
(省略)
−
岩石2-2
111300012
けつ岩
変成岩岩相2-2
(省略)
−
変成岩岩石2-2
(省略)
−
10
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
例8 八溝層群,断層破砕帯の場合
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
地層・岩体名
八溝層群
−
地層・岩体区分
(省略)
−
工学的地質区分名
断層破砕帯
−
地層・岩体又は工学的地質区分の表示色
255069000
オレンジレッド
形成年代上限
122000000
ジュラ紀
形成年代下限
122000000
ジュラ紀
変成年代上限
(省略)
−
変成年代下限
(省略)
−
岩石群1
1
単一種の岩石
岩相1-1
999010001
破砕帯
岩石1-1
999020003
断層角れき
変成岩岩相1-1
(省略)
−
変成岩岩石1-1
(省略)
−
岩石群2
1
単一種の岩石
岩相2-1
999010001
破砕帯
岩石2-1
999020004
断層粘土
変成岩岩相2-1
(省略)
−
変成岩岩石2-1
(省略)
−
5.2
工学的地質区分名
工学的地質区分名には,岩石又は土の種類を示す名称を用いる。
工学的地質区分名は,表2に示す形容詞句を岩石又は土の種類を示す名称の直前に置いて修飾すること
ができる。表2にない形容詞句については,一般に広く使われているものを用いる。
堆積岩の岩石又は土名に互層を用いる場合は,JIS A 0204に従って互層を構成する岩石又は土名を優勢
な順に並べて,“互層を構成する優勢な岩石又は土名+互層を構成する劣勢な岩石又は土名+互層”の形式
で記述する。
表2−工学的地質区分に用いる主な形容詞句
分類
形容詞句
粒度
極粗粒
粗粒
中粒
細粒
極細粒
堆積岩の構成物,基質
れき質
れき混じり
含れき
砂質
砂混じり
泥質
泥混じり
シルト質
シルト混じり
粘土質
粘土混じり
貝殻混じり
サンゴ混じり
腐植質
腐植物混じり
有機質
炭素質
有機質土混じり
凝灰質
火山灰質
火山灰混じり
石灰質
ドロマイト質
けい質(珪質)
火山砕せつ粒子の構成
ガラス質
結晶質
石質
軽石質
スコリア質
産状・状態
塊状
枕状
りん片(鱗片)状
葉片状
帯状
シート状
自破砕状
層状
しま(縞)状
11
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2−工学的地質区分に用いる主な形容詞句(続き)
分類
形容詞句
変成作用
カタクラサイト化
マイロナイト化
片状
片麻状
固結状態
固結
半固結
未固結
溶結
強溶結
中溶結
弱溶結
非溶結
硬軟
硬質
軟質
風化
風化
強風化
中風化
弱風化
新鮮
変質
変質
強変質
中変質
弱変質
非変質
割れ目
亀裂質
多孔質
緻密
形成時期
古期
旧期
新期
色調
黒色
褐色
赤色
だいだい色(橙色) 黄色
緑色
青色
紫色
灰色
白色
明灰色
暗灰色
5.3
地層・岩体の分布を示すために用いる模様及び色コード
地層・岩体の分布を示すために用いる模様及び色コードは,次による。
a) 模様コード 模様コードは,JIS A 0205の表10(模様コード)による。
b) 色のコード 色は個別の地層岩体の領域を示すために用いるほか,模様にも用いることができる。色
のコードは,赤(R),緑(G),青(B)の3色,RGBの256階調(000〜255)を順に並べた9桁の数
字とする。
例 R=060,G=135,B=005の場合
(060135005)
5.4
工学的地質区分の種類を示すコード
5.4.1
一般的事項
工学的地質区分の種類は,堆積岩,火成岩,変成岩,土,その他に大別し,それぞれについて,岩石コ
ード,岩相コード,変成岩岩石コード,変成岩岩相コード,土コード,その他コードを組み合わせて表す。
5.4.2
岩石群を示すコード
地層・岩体が互層,混在岩など分かち難い複数の岩石種からなる地質体を含む場合を想定し,岩石群を
設定する。岩石群は1桁のコードで示す。単一の岩石からなる地質体は,岩石群の特別な場合として1を
割り当てる。岩石群コードは,表3による。
表3−岩石群を示すコード
岩石群名
コード
単一種の岩石
1
互層
2
混在岩
3
12
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5.4.3
堆積岩の種類を示すコード
堆積岩の種類を示すコードは,次による。
a) 岩石コード 堆積岩岩石については,堆積粒子の起源,形成過程,化学的性質,堆積環境など異なっ
た基準の組合せによって分類する。堆積岩岩石コードは,JIS A 0205の表13(堆積岩岩石コード)に
よる。ただし,現地調査又はボーリングコア判定の段階では,粒径区分だけによって分類してもよい。
JIS A 0205の表13のうち工学地質図に用いる主な堆積岩岩石コードは,表4による。互層は,互層を
構成する堆積岩岩石コードを優勢な順に並べる。
表4−工学地質図に用いる主な堆積岩岩石コード
堆積岩岩石名
コード
堆積岩岩石名
コード
れき岩
111101002
角れき岩
111102002
巨れき岩
111111002
大れき岩
111121002
中れき岩
111131002
細れき岩
111141002
砂岩
111200002
極粗粒砂岩
111210002
粗粒砂岩
111220002
中粒砂岩
111230002
細粒砂岩
111240002
極細粒砂岩
111250002
泥岩
111300002
けつ岩
111300012
シルト岩
111400002
粘土岩
111500002
れき質砂岩
112190002
砂質泥岩
112220002
泥質砂岩
112230002
砂質シルト岩
113170002
ワッケ
114200002
石灰質粘土岩
121005002
石灰岩
121100002
ドロマイト
121500002
チャート
131000002
褐炭
171120002
石炭
172300002
b) 岩相コード 堆積岩岩相については,堆積粒子の起源,形成過程,化学的性質,堆積環境など異なっ
た基準の組合せによって分類する。堆積岩岩相コードは,JIS A 0205の表15(堆積岩岩相コード)に
よる。JIS A 0205の表15のうち工学地質図に用いる主な堆積岩岩相コードは,表5による。
表5−工学地質図に用いる主な堆積岩岩相コード
堆積岩岩相名
コード
堆積岩岩相名
コード
崖すい堆積物
111000000
扇状地堆積物
121000000
河床堆積物
126100000
自然堤防堆積物
126200000
氾濫原堆積物
126300000
砂丘堆積物
127000000
湖沼堆積物
128000000
地すべり堆積物
100061000
土石流堆積物
100063000
泥流堆積物
100064000
タービダイト
100067000
段丘堆積物
100000400
付加コンプレックス
100000003
5.4.4
火成岩の種類を示すコード
火成岩の種類を示すコードは,次による。
a) 岩石コード 火成岩岩石については,鉱物組成又は化学組成などによって系統的に分類する。火成岩
岩石コードは,JIS A 0205の表17(火成岩岩石コード)による。現地調査又はボーリングコア判定の
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A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
段階では,肉眼鑑定によって分類してもよい。JIS A 0205の表17のうち工学地質図に用いる主な火成
岩岩石コードは,表6による。
表6−工学地質図に用いる主な火成岩岩石コード
火成岩岩石名
コード
火成岩岩石名
コード
かんらん岩
219111000
ダナイト
219111100
輝石岩
219112000
角せん石岩(角閃石岩)
219113000
花こう岩(花崗岩)
219122200
花こうせん緑岩(花崗閃緑岩) 219122500
トーナル岩
219122600
せん長岩(閃長岩)
219123500
石英せん緑岩(石英閃緑岩)
219124400
せん緑岩(閃緑岩)
219124500
斑れい岩
219125500
ドレライト
219125503
流紋岩
221112000
デイサイト
221121000
粗面岩
221135000
安山岩
221141000
玄武岩
221151000
フォノライト
221161000
ベイサナイト
221174000
粗面玄武岩
221225300
b) 岩相コード 火成岩岩相については,起源,定置環境など異なった基準の組合せによって分類する。
火成岩岩相コードは,JIS A 0205の表19(火成岩岩相コード)による。JIS A 0205の表19のうち工学
地質図に用いる主な火成岩岩相コードは,表7による。
表7−工学地質図に用いる主な火成岩岩相コード
火成岩岩相名
コード
火成岩岩相名
コード
火山れき
221010400
火山岩塊
221010500
火山弾
221016500
火山砕せつ岩
210020000
火山角れき岩
210020600
火砕岩
220020000
アグルチネート
220035000
アグロメレート
220006000
凝灰岩
221020300
軽石質凝灰岩
221024300
スコリア質凝灰岩
221025300
火山れき凝灰岩
222020400
火山れき岩
221020400
凝灰角れき岩
222020600
溶結凝灰岩
221030300
凝灰質泥岩
231020100
凝灰質シルト岩
231020200
凝灰質砂岩
231020300
火山砕せつ物
210000000
火砕降下堆積物
221100010
火山灰降下堆積物
221100310
軽石降下堆積物
221104410
スコリア降下堆積物
221105410
火砕流堆積物
222100030
火山灰流堆積物
222100330
軽石流堆積物
222104030
スコリア流堆積物
222105030
溶岩
240000000
パホイホイ溶岩
240100010
アア溶岩
240100020
クリンカー
240100025
ブロック溶岩
240100030
塊状溶岩
240100031
溶岩ドーム
240100034
流動角れき岩
240100035
枕状溶岩
240200013
ハイアロクラスタイト
240210035
5.4.5
変成岩の種類を示すコード
変成岩の種類を示すコードは,次による。
a) 岩石コード 変成岩については,変成岩岩石コードだけを記述する場合と,原岩を表す岩石コードと
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A 0206:2013
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片岩,片麻岩など変成(変成の接尾語)を表す変成岩岩石コードとを組み合わせてコードを記述する
場合の次の2種類の方法とする。
1) 変成岩岩石コードだけを記述する場合 変成岩岩石コードは,JIS A 0205の表21(変成岩岩石コー
ド)による。JIS A 0205の表21のうち工学地質図に用いる主な変成岩岩石コードは,表8による。
表8−工学地質図に用いる主な変成岩岩石コード
変成岩岩石名
コード
変成岩岩石名
コード
片岩
311010000
片麻岩
311020000
グラノフェルス
311030000
粘板岩
312010000
千枚岩
312020000
ホルンフェルス
312030000
ミグマタイト
312040000
石英片岩
312150000
黒色片岩
312160000
緑色片岩
312050000
角せん岩(角閃岩)
312060000
エクロジャイト
312070000
グラニュライト
312080000
石灰けい質岩(珪質岩)
312090000
大理石
312110000
けい岩(珪岩)
312120000
蛇紋岩
312130000
スカルン
312140000
カタクラサイト
322020000
マイロナイト
322030000
シュードタキライト
322040000
2) 原岩を表す岩石コードと変成を表す変成岩岩石コードとを組み合わせてコードを記述する場合
原岩を表す岩石コードは,JIS A 0205の岩石コードによる。変成を表す変成岩岩石コードは,JIS A
0205の表21(変成岩岩石コード)による。
例1 砂質片岩
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
岩石
111200002
砂岩(原岩を表す。)
変成岩岩石
311010000
片岩(変成を表す。)
例2 泥質片岩
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
岩石
111300002
泥岩(原岩を表す。)
変成岩岩石
311010000
片岩(変成を表す。)
例3 石灰質片岩
主題属性タグ
主題属性コード
コードの意味
岩石
122000002
石灰岩(原岩を表す。)
変成岩岩石
311010000
片岩(変成を表す。)
b) 岩相コード 変成岩岩相については,形成テクトニクス,変成圧力/温度比及び変成相によって分類
する。変成岩岩相コードは,JIS A 0205の表22(変成岩岩相コード)による。
5.4.6
土の種類を示すコード
土コードは,表11による。土は,粒度組成,質量構成比,性質などの異なった基準の組合せによって分
類し,それぞれの土に対して9桁の数字からなるコードを付ける。各桁の定義と,各桁において選択でき
る数字及びその定義は,表12による。表11のうち工学地質図に用いる主な土コードは,表9による。
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A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
土の分類は粒度試験などによって分類することが基本であるが,簡易的に現場観察によって分類しても
よい。互層は,互層を構成する土のコードを優勢な順に並べる。
表9−工学地質図に用いる主な土コード
土
コード
土
コード
玉石
510000010
玉石混じりれき
521111000
れき質土
531100000
れき
531111000
粗れき
531111100
中れき
531111200
細れき
531111300
砂混じりれき
531112000
砂混じり粗れき
531112100
砂混じり中れき
531112200
砂混じり細れき
531112300
シルト混じりれき
531113003
粘土混じりれき
531113004
腐植物混じりれき
531113005
火山灰混じりれき
531113006
貝殻混じりれき
531113007
サンゴ混じりれき
531113008
シルト混じり粗れき
531113103
粘土混じり粗れき
531113104
腐植物混じり粗れき
531113105
火山灰混じり粗れき
531113106
貝殻混じり粗れき
531113107
サンゴ混じり粗れき
531113108
シルト混じり中れき
531113203
粘土混じり中れき
531113204
腐植物混じり中れき
531113205
火山灰混じり中れき
531113206
貝殻混じり中れき
531113207
サンゴ混じり中れき
531113208
シルト混じり細れき
531113303
粘土混じり細れき
531113304
腐植物混じり細れき
531113305
火山灰混じり細れき
531113306
貝殻混じり細れき
531113307
サンゴ混じり細れき
531113308
砂れき
531120000
シルト混じり砂れき
531120003
粘土混じり砂れき
531120004
腐植物混じり砂れき
531120005
火山灰混じり砂れき
531120006
貝殻混じり砂れき
531120007
サンゴ混じり砂れき
531120008
砂質れき
531121000
砂質粗れき
531121100
砂質中れき
531121200
砂質細れき
531121300
シルト質れき
531131030
粘土質れき
531131040
有機質れき
531131050
火山灰質れき
531131060
シルト質粗れき
531131130
粘土質粗れき
531131140
有機質粗れき
531131150
火山灰質粗れき
531131160
シルト質中れき
531131230
粘土質中れき
531131240
有機質中れき
531131250
火山灰質中れき
531131260
シルト質細れき
531131330
粘土質細れき
531131340
有機質細れき
531131350
火山灰質細れき
531131360
砂質土
531200000
砂
531211000
粗砂
531211100
中砂
531211200
細砂
531211300
れき混じり砂
531212000
れき混じり粗砂
531212100
れき混じり中砂
531212200
れき混じり細砂
531212300
シルト混じり砂
531213003
粘土混じり砂
531213004
腐植物混じり砂
531213005
火山灰混じり砂
531213006
貝殻混じり砂
531213007
サンゴ混じり砂
531213008
シルト混じり粗砂
531213103
16
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表9−工学地質図に用いる主な土コード(続き)
土
コード
土
コード
粘土混じり粗砂
531213104
腐植物混じり粗砂
531213105
火山灰混じり粗砂
531213106
貝殻混じり粗砂
531213107
サンゴ混じり粗砂
531213108
シルト混じり中砂
531213203
粘土混じり中砂
531213204
腐植物混じり中砂
531213205
火山灰混じり中砂
531213206
貝殻混じり中砂
531213207
サンゴ混じり中砂
531213208
シルト混じり細砂
531213303
粘土混じり細砂
531213304
腐植物混じり細砂
531213305
火山灰混じり細砂
531213306
貝殻混じり細砂
531213307
サンゴ混じり細砂
531213308
れき質砂
531221000
れき質粗砂
531221100
れき質中砂
531221200
れき質細砂
531221300
シルト質砂
531231030
粘土質砂
531231040
有機質砂
531231050
火山灰質砂
531231060
シルト質粗砂
531231130
粘土質粗砂
531231140
有機質粗砂
531231150
火山灰質粗砂
531231160
シルト質中砂
531231230
粘土質中砂
531231240
有機質中砂
531231250
火山灰質中砂
531231260
シルト質細砂
531231330
粘土質細砂
531231340
有機質細砂
531231350
火山灰質細砂
531231360
粘性土
532100000
シルト
532110000
れき質シルト
532110010
砂質シルト
532110020
粘土質シルト
532110040
有機質シルト
532110050
火山灰質シルト
532110060
れき混じりシルト
532110001
砂混じりシルト
532110002
粘土混じりシルト
532110004
腐植物混じりシルト
532110005
火山灰混じりシルト
532110006
貝殻混じりシルト
532110007
サンゴ混じりシルト
532110008
粘土
532120000
れき質粘土
532120010
砂質粘土
532120020
シルト質粘土
532120030
有機質粘土
532120050
火山灰質粘土
532120060
れき混じり粘土
532120001
砂混じり粘土
532120002
シルト混じり粘土
532120003
腐植物混じり粘土
532120005
火山灰混じり粘土
532120006
貝殻混じり粘土
532120007
サンゴ混じり粘土
532120008
有機質土
532200000
火山灰混じり有機質土
532200006
ローム
532300000
有機質火山灰
532300050
高有機質土
533100000
泥炭
533101000
黒泥
533102000
廃棄物
534110100
瓦れき
534110200
改良土
534120100
風化土
540110000
まさ土
540111000
赤色土
540112000
くさりれき(くさり礫)
540113000
火山灰
540120000
関東ローム
540121000
黒ぼく
540122000
あかほや
540123000
軽石
540130000
しらす
540131000
ぼら
540132000
鹿沼土
540133000
スコリア
540140000
17
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
5.4.7
その他の工学的地質区分を示すコード
JIS A 0205及び5.4.6(土の種類を示すコード)に規定しない名称で,工学的地質区分として使用頻度の
高いものをその他コードとし,表10に示すように9桁のコードで表す。コードは,表13及び表14によ
る。
表13に示すその他コードを用いる場合は表1の岩石を区分する主題属性タグに,表14に示すその他コ
ードを用いる場合は表1の岩相を区分する主題属性タグに,その他コードを記入する。
なお,表13及び表14にない工学的地質区分を用いる場合は,表10に従いコードを追加してもよい。
表10−その他コード各桁の定義
桁
コード及びその定義
1
工学的地質区分
1
堆積岩
2
火成岩
3
変成岩
5
土
9
その他
2〜3
その他に対応するコード
99
4
岩石・岩相区分
0
不特定
1
岩石
2
岩相
5〜9
工学的地質区分に対応するコ
ード番号
00001〜
表13及び表14に示すコード
5.5
地質学的属性を示すコード
地質学的属性を示すコードは,次による。
a) コードの原則 地質属性記号コードは,JIS A 0205の表27(地質属性記号コード)による。
b) 地質属性記号コード この規格で追加する記号コードは,表15による。
18
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード
土
コード
土
5 0 0 0 0 0 0 0 0
岩石質材
料
5 1 0 0 0 0 0 0 0
巨石
5 1 0 0 0 0 1 0 0
粗石
5 1 0 0 0 0 2 0 0
玉石
5 1 0 0 0 0 0 1 0
石分混じ
り土質材
料
5 2 0 0 0 0 0 0 0
玉石混じ
りれき
5 2 1 1 1 1 0 0 0
玉石混じ
り粗れき
5 2 1 1 1 1 1 0 0
玉石混じ
り中れき
5 2 1 1 1 1 2 0 0
玉石混じ
り細れき
5 2 1 1 1 1 3 0 0
土質材料
5 3 0 0 0 0 0 0 0
粗粒土
5 3 1 0 0 0 0 0 0
れき質土
5 3 1 1 0 0 0 0 0
れき
5 3 1 1 1 0 0 0 0
れき
5 3 1 1 1 1 0 0 0
粗れき
5 3 1 1 1 1 1 0 0
中れき
5 3 1 1 1 1 2 0 0
細れき
5 3 1 1 1 1 3 0 0
砂混じり
れき
5 3 1 1 1 2 0 0 0
砂混じり
粗れき
5 3 1 1 1 2 1 0 0
砂混じり
中れき
5 3 1 1 1 2 2 0 0
19
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
砂混じり
細れき
5 3 1 1 1 2 3 0 0
細粒分混
じりれき
5 3 1 1 1 3 0 0 0
シルト混
じりれき 5 3 1 1 1 3 0 0 3
粘土混じ
りれき
5 3 1 1 1 3 0 0 4
腐植物混
じりれき 5 3 1 1 1 3 0 0 5
火山灰混
じりれき 5 3 1 1 1 3 0 0 6
貝殻混じ
りれき
5 3 1 1 1 3 0 0 7
サンゴ混
じりれき 5 3 1 1 1 3 0 0 8
細粒分混
じり粗れ
き
5 3 1 1 1 3 1 0 0
シルト混
じり粗れ
き
5 3 1 1 1 3 1 0 3
粘土混じ
り粗れき 5 3 1 1 1 3 1 0 4
腐植物混
じり粗れ
き
5 3 1 1 1 3 1 0 5
火山灰混
じり粗れ
き
5 3 1 1 1 3 1 0 6
貝殻混じ
り粗れき 5 3 1 1 1 3 1 0 7
サンゴ混
じり粗れ
き
5 3 1 1 1 3 1 0 8
細粒分混
じり中れ
き
5 3 1 1 1 3 2 0 0
シルト混
じり中れ
き
5 3 1 1 1 3 2 0 3
粘土混じ
り中れき 5 3 1 1 1 3 2 0 4
腐植物混
じり中れ
き
5 3 1 1 1 3 2 0 5
火山灰混
じり中れ
き
5 3 1 1 1 3 2 0 6
貝殻混じ
り中れき 5 3 1 1 1 3 2 0 7
20
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
サンゴ混
じり中れ
き
5 3 1 1 1 3 2 0 8
細粒分混
じり細れ
き
5 3 1 1 1 3 3 0 0
シルト混
じり細れ
き
5 3 1 1 1 3 3 0 3
粘土混じ
り細れき 5 3 1 1 1 3 3 0 4
腐植物混
じり細れ
き
5 3 1 1 1 3 3 0 5
火山灰混
じり細れ
き
5 3 1 1 1 3 3 0 6
貝殻混じ
り細れき 5 3 1 1 1 3 3 0 7
サンゴ混
じり細れ
き
5 3 1 1 1 3 3 0 8
細粒分砂
混じりれ
き
5 3 1 1 1 4 0 0 0
シルト混
じり砂混
じりれき 5 3 1 1 1 4 0 0 3
粘土混じ
り砂混じ
りれき
5 3 1 1 1 4 0 0 4
腐植物混
じり砂混
じりれき 5 3 1 1 1 4 0 0 5
火山灰混
じり砂混
じりれき 5 3 1 1 1 4 0 0 6
貝殻混じ
り砂混じ
りれき
5 3 1 1 1 4 0 0 7
サンゴ混
じり砂混
じりれき 5 3 1 1 1 4 0 0 8
砂れき
5 3 1 1 2 0 0 0 0
シルト混
じり砂れ
き
5 3 1 1 2 0 0 0 3
粘土混じ
り砂れき 5 3 1 1 2 0 0 0 4
腐植物混
じり砂れ
き
5 3 1 1 2 0 0 0 5
火山灰混
じり砂れ
き
5 3 1 1 2 0 0 0 6
貝殻混じ
り砂れき 5 3 1 1 2 0 0 0 7
21
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
サンゴ混
じり砂れ
き
5 3 1 1 2 0 0 0 8
砂質れき
5 3 1 1 2 1 0 0 0
砂質粗れ
き
5 3 1 1 2 1 1 0 0
砂質中れ
き
5 3 1 1 2 1 2 0 0
砂質細れ
き
5 3 1 1 2 1 3 0 0
細粒分混
じり砂質
れき
5 3 1 1 2 2 0 0 0
シルト混
じり砂質
れき
5 3 1 1 2 2 0 0 3
粘土混じ
り砂質れ
き
5 3 1 1 2 2 0 0 4
腐植物混
じり砂質
れき
5 3 1 1 2 2 0 0 5
火山灰混
じり砂質
れき
5 3 1 1 2 2 0 0 6
貝殻混じ
り砂質れ
き
5 3 1 1 2 2 0 0 7
サンゴ混
じり砂質
れき
5 3 1 1 2 2 0 0 8
細粒分混
じりれき
5 3 1 1 3 0 0 0 0
細粒分質
れき
5 3 1 1 3 1 0 0 0
シルト質
れき
5 3 1 1 3 1 0 3 0
粘土質れ
き
5 3 1 1 3 1 0 4 0
有機質れ
き
5 3 1 1 3 1 0 5 0
火山灰質
れき
5 3 1 1 3 1 0 6 0
細粒分質
粗れき
5 3 1 1 3 1 1 0 0
シルト質
粗れき
5 3 1 1 3 1 1 3 0
粘土質粗
れき
5 3 1 1 3 1 1 4 0
22
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
有機質粗
れき
5 3 1 1 3 1 1 5 0
火山灰質
粗れき
5 3 1 1 3 1 1 6 0
細粒分質
中れき
5 3 1 1 3 1 2 0 0
シルト質
中れき
5 3 1 1 3 1 2 3 0
粘土質中
れき
5 3 1 1 3 1 2 4 0
有機質中
れき
5 3 1 1 3 1 2 5 0
火山灰質
中れき
5 3 1 1 3 1 2 6 0
細粒分質
細れき
5 3 1 1 3 1 3 0 0
シルト質
細れき
5 3 1 1 3 1 3 3 0
粘土質細
れき
5 3 1 1 3 1 3 4 0
有機質細
れき
5 3 1 1 3 1 3 5 0
火山灰質
細れき
5 3 1 1 3 1 3 6 0
砂混じり
細粒分質
れき
5 3 1 1 3 2 0 0 0
砂混じり
シルト質
れき
5 3 1 1 3 2 0 3 0
砂混じり
粘土質れ
き
5 3 1 1 3 2 0 4 0
砂混じり
有機質れ
き
5 3 1 1 3 2 0 5 0
砂混じり
火山灰質
れき
5 3 1 1 3 2 0 6 0
細粒分質
砂質れき
5 3 1 1 3 3 0 0 0
シルト質
砂質れき
5 3 1 1 3 3 0 3 0
粘土質砂
質れき
5 3 1 1 3 3 0 4 0
有機質砂
質れき
5 3 1 1 3 3 0 5 0
23
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
火山灰質
砂質れき
5 3 1 1 3 3 0 6 0
砂質土
5 3 1 2 0 0 0 0 0
砂
5 3 1 2 1 0 0 0 0
砂
5 3 1 2 1 1 0 0 0
粗砂
5 3 1 2 1 1 1 0 0
中砂
5 3 1 2 1 1 2 0 0
細砂
5 3 1 2 1 1 3 0 0
れき混じ
り砂
5 3 1 2 1 2 0 0 0
れき混じ
り粗砂
5 3 1 2 1 2 1 0 0
れき混じ
り中砂
5 3 1 2 1 2 2 0 0
れき混じ
り細砂
5 3 1 2 1 2 3 0 0
細粒分混
じり砂
5 3 1 2 1 3 0 0 0
シルト混
じり砂
5 3 1 2 1 3 0 0 3
粘土混じ
り砂
5 3 1 2 1 3 0 0 4
腐植物混
じり砂
5 3 1 2 1 3 0 0 5
火山灰混
じり砂
5 3 1 2 1 3 0 0 6
貝殻混じ
り砂
5 3 1 2 1 3 0 0 7
サンゴ混
じり砂
5 3 1 2 1 3 0 0 8
細粒分混
じり粗砂
5 3 1 2 1 3 1 0 0
シルト混
じり粗砂 5 3 1 2 1 3 1 0 3
粘土混じ
り粗砂
5 3 1 2 1 3 1 0 4
24
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
腐植物混
じり粗砂 5 3 1 2 1 3 1 0 5
火山灰混
じり粗砂 5 3 1 2 1 3 1 0 6
貝殻混じ
り粗砂
5 3 1 2 1 3 1 0 7
サンゴ混
じり粗砂 5 3 1 2 1 3 1 0 8
細粒分混
じり中砂
5 3 1 2 1 3 2 0 0
シルト混
じり中砂 5 3 1 2 1 3 2 0 3
粘土混じ
り中砂
5 3 1 2 1 3 2 0 4
腐植物混
じり中砂 5 3 1 2 1 3 2 0 5
火山灰混
じり中砂 5 3 1 2 1 3 2 0 6
貝殻混じ
り中砂
5 3 1 2 1 3 2 0 7
サンゴ混
じり中砂 5 3 1 2 1 3 2 0 8
細粒分混
じり細砂
5 3 1 2 1 3 3 0 0
シルト混
じり細砂 5 3 1 2 1 3 3 0 3
粘土混じ
り細砂
5 3 1 2 1 3 3 0 4
腐植物混
じり細砂 5 3 1 2 1 3 3 0 5
火山灰混
じり細砂 5 3 1 2 1 3 3 0 6
貝殻混じ
り細砂
5 3 1 2 1 3 3 0 7
サンゴ混
じり細砂 5 3 1 2 1 3 3 0 8
細粒分れ
き混じり
砂
5 3 1 2 1 4 0 0 0
シルト混
じりれき
混じり砂 5 3 1 2 1 4 0 0 3
粘土混じ
りれき混
じり砂
5 3 1 2 1 4 0 0 4
25
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
腐植物混
じりれき
混じり砂 5 3 1 2 1 4 0 0 5
火山灰混
じりれき
混じり砂 5 3 1 2 1 4 0 0 6
貝殻混じ
りれき混
じり砂
5 3 1 2 1 4 0 0 7
サンゴ混
じりれき
混じり砂 5 3 1 2 1 4 0 0 8
れき質砂
5 3 1 2 2 0 0 0 0
れき質砂
5 3 1 2 2 1 0 0 0
れき質粗
砂
5 3 1 2 2 1 1 0 0
れき質中
砂
5 3 1 2 2 1 2 0 0
れき質細
砂
5 3 1 2 2 1 3 0 0
細粒分混
じりれき
質砂
5 3 1 2 2 2 0 0 0
シルト混
じりれき
質砂
5 3 1 2 2 2 0 0 3
粘土混じ
りれき質
砂
5 3 1 2 2 2 0 0 4
腐植物混
じりれき
質砂
5 3 1 2 2 2 0 0 5
火山灰混
じりれき
質砂
5 3 1 2 2 2 0 0 6
貝殻混じ
りれき質
砂
5 3 1 2 2 2 0 0 7
サンゴ混
じりれき
質砂
5 3 1 2 2 2 0 0 8
細粒分混
じり砂
5 3 1 2 3 0 0 0 0
細粒分質
砂
5 3 1 2 3 1 0 0 0
シルト質
砂
5 3 1 2 3 1 0 3 0
粘土質砂
5 3 1 2 3 1 0 4 0
有機質砂
5 3 1 2 3 1 0 5 0
26
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
火山灰質
砂
5 3 1 2 3 1 0 6 0
細粒分質
粗砂
5 3 1 2 3 1 1 0 0
シルト質
粗砂
5 3 1 2 3 1 1 3 0
粘土質粗
砂
5 3 1 2 3 1 1 4 0
有機質粗
砂
5 3 1 2 3 1 1 5 0
火山灰質
粗砂
5 3 1 2 3 1 1 6 0
細粒分質
中砂
5 3 1 2 3 1 2 0 0
シルト質
中砂
5 3 1 2 3 1 2 3 0
粘土質中
砂
5 3 1 2 3 1 2 4 0
有機質中
砂
5 3 1 2 3 1 2 5 0
火山灰質
中砂
5 3 1 2 3 1 2 6 0
細粒分質
細砂
5 3 1 2 3 1 3 0 0
シルト質
細砂
5 3 1 2 3 1 3 3 0
粘土質細
砂
5 3 1 2 3 1 3 4 0
有機質細
砂
5 3 1 2 3 1 3 5 0
火山灰質
細砂
5 3 1 2 3 1 3 6 0
れき混じ
り細粒分
質砂
5 3 1 2 3 2 0 0 0
れき混じ
りシルト
質砂
5 3 1 2 3 2 0 3 0
れき混じ
り粘土質
砂
5 3 1 2 3 2 0 4 0
れき混じ
り有機質
砂
5 3 1 2 3 2 0 5 0
れき混じ
り火山灰
質砂
5 3 1 2 3 2 0 6 0
27
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
細粒分質
れき質砂
5 3 1 2 3 3 0 0 0
シルト質
れき質砂
5 3 1 2 3 3 0 3 0
粘土質れ
き質砂
5 3 1 2 3 3 0 4 0
有機質れ
き質砂
5 3 1 2 3 3 0 5 0
火山灰質
れき質砂
5 3 1 2 3 3 0 6 0
細粒土
5 3 2 0 0 0 0 0 0
粘性土
5 3 2 1 0 0 0 0 0
シルト
5 3 2 1 1 0 0 0 0
れき質シ
ルト
5 3 2 1 1 0 0 1 0
砂質シル
ト
5 3 2 1 1 0 0 2 0
粘土質シ
ルト
5 3 2 1 1 0 0 4 0
有機質シ
ルト
5 3 2 1 1 0 0 5 0
火山灰質
シルト
5 3 2 1 1 0 0 6 0
れき混じ
りシルト 5 3 2 1 1 0 0 0 1
砂混じり
シルト
5 3 2 1 1 0 0 0 2
粘土混じ
りシルト 5 3 2 1 1 0 0 0 4
腐植物混
じりシル
ト
5 3 2 1 1 0 0 0 5
火山灰混
じりシル
ト
5 3 2 1 1 0 0 0 6
貝殻混じ
りシルト 5 3 2 1 1 0 0 0 7
サンゴ混
じりシル
ト
5 3 2 1 1 0 0 0 8
シルト
(低液性
限界)
5 3 2 1 1 1 0 0 0
28
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
シルト
(高液性
限界)
5 3 2 1 1 2 0 0 0
粘土
5 3 2 1 2 0 0 0 0
れき質粘
土
5 3 2 1 2 0 0 1 0
砂質粘土
5 3 2 1 2 0 0 2 0
シルト質
粘土
5 3 2 1 2 0 0 3 0
有機質粘
土
5 3 2 1 2 0 0 5 0
火山灰質
粘土
5 3 2 1 2 0 0 6 0
れき混じ
り粘土
5 3 2 1 2 0 0 0 1
砂混じり
粘土
5 3 2 1 2 0 0 0 2
シルト混
じり粘土 5 3 2 1 2 0 0 0 3
腐植物混
じり粘土 5 3 2 1 2 0 0 0 5
火山灰混
じり粘土 5 3 2 1 2 0 0 0 6
貝殻混じ
り粘土
5 3 2 1 2 0 0 0 7
サンゴ混
じり粘土 5 3 2 1 2 0 0 0 8
粘土(低
液性限
界)
5 3 2 1 2 1 0 0 0
粘土(高
液性限
界)
5 3 2 1 2 2 0 0 0
有機質土
5 3 2 2 0 0 0 0 0
火山灰混
じり有機
質土
5 3 2 2 0 0 0 0 6
有機質粘
土(低液
性限界)
5 3 2 2 0 1 0 0 0
有機質粘
土(高液
性限界)
5 3 2 2 0 2 0 0 0
有機質火
山灰土
5 3 2 2 0 3 0 0 0
29
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
火山灰質
粘性土
(ローム)
5 3 2 3 0 0 0 0 0
有機質火
山灰
5 3 2 3 0 0 0 5 0
火山灰質
粘性土
(低液性
限界)
5 3 2 3 0 1 0 0 0
火山灰質
粘性土
(I型)
5 3 2 3 0 2 0 0 0
火山灰質
粘性土
(II型)
5 3 2 3 0 3 0 0 0
高有機質
土
5 3 3 0 0 0 0 0 0
高有機質
土
5 3 3 1 0 0 0 0 0
泥炭
5 3 3 1 0 1 0 0 0
黒泥
5 3 3 1 0 2 0 0 0
人工材料
5 3 4 0 0 0 0 0 0
人工材料
5 3 4 1 0 0 0 0 0
廃棄物
5 3 4 1 1 0 0 0 0
廃棄物
5 3 4 1 1 0 1 0 0
瓦れき
5 3 4 1 1 0 2 0 0
改良土
5 3 4 1 2 0 0 0 0
改良土
5 3 4 1 2 0 1 0 0
特殊土材
料
5 4 0 0 0 0 0 0 0
特殊土
5 4 0 1 0 0 0 0 0
風化土
5 4 0 1 1 0 0 0 0
まさ土
5 4 0 1 1 1 0 0 0
赤色土
5 4 0 1 1 2 0 0 0
30
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−土コード(続き)
土
コード
くさりれ
き
5 4 0 1 1 3 0 0 0
火山灰
5 4 0 1 2 0 0 0 0
関東ロー
ム
5 4 0 1 2 1 0 0 0
黒ぼく
5 4 0 1 2 2 0 0 0
あかほや
5 4 0 1 2 3 0 0 0
軽石
5 4 0 1 3 0 0 0 0
しらす
5 4 0 1 3 1 0 0 0
ぼら
5 4 0 1 3 2 0 0 0
鹿沼土
5 4 0 1 3 3 0 0 0
スコリア
5 4 0 1 4 0 0 0 0
31
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表12−土コード凡例
桁
1
2
3
4
5
6
7
8
9
コ
ー
ド
及
び
そ
の
定
義
土
の
基
本
分
類
5 土
共
通
0
不特定
共
通
0
不特定
共
通
0
不特定
共
通
0
不特定
共
通
0
不特定
共
通
0
不特定
共
通
0
不特定
共
通
0
不特定
地
盤
材
料
の
分
類
(
石
分
の
質
量
構
成
比
)
1
岩石質
材料
0
未定義
0
未定義
0
未定義
0
未定義
粒
径
階
級
細
分
1
巨石
円
磨
度
1
円
0
未定義
2
粗石
2
亜円
3
亜角
4
角
2
石分混じ
り土質材
料
(土質材
料の凡例
参照)
(土質材
料の凡例
参照)
(土質材
料の凡例
参照)
(土質材料
の凡例参
照)
(土質材
料の凡例
参照)
(土質材
料の凡例
参照)
(土質材
料の凡例
参照)
3
土質材料 土
質
材
料
区
分
(
粒
径
,
観
察
に
よ
っ
て
起
源
で
区
分
)
1
粗粒土
土
質
区
分
(
粒
径
,
質
量
構
成
比
,
観
察
に
よ
る
区
分
)
1
れき質土 観
察
に
よ
る
分
類
1
れき
三
角
座
標
上
の
分
類
1
れき
粒
径
階
級
細
分
1
粗粒
質
量
構
成
比
(
15
%
以
上
50
%
未
満
)
,
性
質
に
よ
る
分
類
1
れき質
質
量
構
成
比
(
5
%
以
上
15
%
未
満
)
,
性
質
に
よ
る
分
類
1
れき混じ
り
2
砂混じり
れき
2
中粒
2
砂質
2
砂混じり
3
細粒分混じ
りれき
3
細粒
3
シルト質
3
シルト混
じり
4
細粒分砂混
じりれき
4
粘土質
4
粘土混じ
り
2
砂れき
1
砂質れき
5
有機質
5
腐植物混
じり
2
細粒分混じ
り砂質れき
6
火山灰質
6
火山灰混
じり
3
細粒分混
じりれき
1
細粒分質れ
き
7
貝殻混じ
り
2
砂混じり細
粒分質れき
8
サンゴ混
じり
3
細粒分質砂
質れき
2
A
0
2
0
6
:
2
0
1
3
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
32
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表12−土コード凡例(続き)
桁
1
2
3
4
5
6
7
8
9
2 砂質土
1 砂
1 砂
2 れき混じり
砂
3 細粒分混じ
り砂
4 細粒分れき
混じり砂
2 れき質砂
1 れき質砂
2 細粒分混じ
りれき質砂
3 細粒分混
じり砂
1 細粒分質砂
2 れき混じり
細粒分質砂
3 細粒分質れ
き質砂
2 細粒土
1 粘性土
観
察
・
塑
性
図
上
の
分
類
1 シルト
観
察
・
液
性
限
界
な
ど
に
基
づ
く
分
類
1 シルト(低
液性限界)
2 シルト(高
液性限界)
2 粘土
1 粘土(低液
性限界)
2 粘土(高液
性限界)
2 有機質土
0 未定義
1 有機質粘土
(低液性限
界)
2 有機質粘土
(高液性限
界)
3 有機質火山
灰土
2
A
0
2
0
6
:
2
0
1
3
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
33
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表12−土コード凡例(続き)
桁
1
2
3
4
5
6
7
8
9
3 火山灰質
粘性土
0 未定義
1 火山灰質粘
性土(低液
性限界)
2 火山灰質粘
性土(I型)
3 火山灰質粘
性土(II型)
3 高有機質
土
1 高有機質
土
0 未定義
1 泥炭
2 黒泥
4 人工材料
1 人工材料
1 廃棄物
0 未定義
1 廃棄物
0 未定義
0 未定義
2 瓦れき
2 改良土
0
未定義
1 改良土
4 特殊土材
料
0 未定義
1 特殊土
構
成
内
容
に
基
づ
く
分
類
1 風化土
1 まさ土
0 未定義
0 未定義
0 未定義
2 赤色土
3 くさりれき
2 火山灰
1 関東ローム
2 黒ぼく
3 あかほや
3 軽石
1 しらす
2 ぼら
3 鹿沼土
4 スコリア
0
未定義
2
A
0
2
0
6
:
2
0
1
3
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
34
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表13−岩石を区分する主題属性タグに記入するその他コード
その他の名称
コード
注記
砂質岩
199100001
堆積岩
アルコース
199100002
堆積岩
グレイワッケ
199100003
堆積岩
泥質岩
199100004
堆積岩
斑岩
299100001
火成岩
石英斑岩
299100002
火成岩
花こう斑岩
299100003
火成岩
文象斑岩
299100004
火成岩
アプライト
299100005
火成岩
花こうせん緑斑岩
299100006
火成岩
石英せん緑斑岩
299100007
火成岩
ひん岩
299100008
火成岩
ペグマタイト
299100009
火成岩
けい長岩
299100010
火成岩
真珠岩
299100011
火成岩
固結シルト
599100001
土
固結粘土
599100002
土
空洞
999010001
硬岩
999010002
中硬岩
999010003
軟岩
999010004
風化岩
999010005
断層岩
999020001
断層岩
断層角れき岩
999020002
断層岩
断層角れき
999020003
断層岩
断層粘土
999020004
断層岩
シーム
999020005
鉱物脈
999030001
鉱物脈
石英脈
999030002
鉱物脈
沸石脈
999030003
鉱物脈
緑泥石脈
999030004
鉱物脈
方解石脈
999030005
鉱物脈
岩盤
999040001
建築基準法施行令第93条による地盤の分類
固結した砂
999040002
建築基準法施行令第93条による地盤の分類
土丹盤
999040003
建築基準法施行令第93条による地盤の分類
密実なれき層
999040004
建築基準法施行令第93条による地盤の分類
密実な砂質地盤
999040005
建築基準法施行令第93条による地盤の分類
砂質地盤
999040006
建築基準法施行令第93条による地盤の分類
堅い粘土質地盤
999040007
建築基準法施行令第93条による地盤の分類
粘土質地盤
999040008
建築基準法施行令第93条による地盤の分類
堅いローム層
999040009
建築基準法施行令第93条による地盤の分類
ローム層
999040010
建築基準法施行令第93条による地盤の分類
35
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表14−岩相を区分する主題属性タグに記入するその他コード
その他の名称
コード
注記
盛土
599200001
土
埋土
599200002
土
表土
599200003
土
崩積土
599200004
土
沖積層
999200001
洪積層
999200002
破砕帯
999010001
表15−地質属性記号コード
記号名
コード
記号(参考)
面要素
風化帯
不特定
13000000
強風化帯
13000001
中風化帯
13000002
弱風化帯
13000003
変質帯
不特定
13100000
強変質帯
13100001
中変質帯
13100002
弱変質帯
13100003
その他
物理探査測線
53000000
トレンチ
53100000
53100001
調査横坑
53200000
T-1:L=100m
断面線
53300000
53300001
調査立坑
53400000
53400001
36
A 0206:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表15−地質属性記号コード(続き)
記号名
コード
記号(参考)
その他
ボーリング孔
53500000
B-1
H15-B-1
L=150m
53500001
53500002
試料採取位置
53600000
乱した試料採取位置
53600001
乱れの少ない試料採取位置
53600002
微化石試料採取位置
53600003
火山灰試料採取位置
53600004
採水区間
53600005
G
ガス採取位置
露頭
53700000
53700001
地下水位
53800000
53800001