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Z 4320

:2004

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本電気

計測器工業会(JEMIMA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正す

べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS Z 4320:1995 は改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 61066:1991,Thermoluminescence

dosimetry systems for personal and environmental monitoring

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS Z 4320

には,次に示す附属書がある。

附属書 1(規定)  線量当量換算係数

附属書 2(規定)  計算式における誤差の幅 の計算方法

附属書 3(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表


Z 4320

:2004

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

1

4.

  種類及び対象線量

2

5.

  構造

3

6.

  共通試験

3

6.1

  共通試験条件

3

6.2

  共通試験方法

4

7.

  個別試験

5

7.1

  評価値のばらつき

5

7.2

  評価値の再現性

5

7.3

  線量直線性

5

7.4

  評価値の光子エネルギー特性

7

7.5

  評価値のβ線エネルギー特性

7

7.6

  評価値の方向特性

8

7.7

  評価値の経時変化

9

7.8

  検出下限

10

7.9

  残線量

10

7.10

  自己照射

11

7.11

  光に対する安定性

11

7.12

  湿度に対する安定性

12

7.13

  落下に対する安定性

12

7.14

  再生処理反復性

13

7.15

  電源電圧の変動に対するリーダの安定性

13

7.16

  温度に対するリーダの安定性

14

7.17

  湿度に対するリーダの安定性

15

7.18

  振動及び落下に対するリーダの安定性

16

7.19

  光に対するリーダの安定性

16

8.

  検査

17

8.1

  形式検査

17

8.2

  受渡検査

17

9.

  表示

18

9.1

  線量計の表示

18

9.2

  線量計の包装の表示

18


Z 4320

:2004  目次

(3)

ページ

9.3

  リーダの表示

18

10.

  取扱説明書

18

附属書 1(規定)線量当量換算係数

19

附属書 2(規定)計算式における誤差の幅 の計算方法

23

附属書 3(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

25


日本工業規格

JIS

 Z

4320

:2004

熱ルミネセンス線量計測装置

Thermoluminescence dosimetry systems

序文  この規格は,1991 年に第 1 版として発行された IEC 61066,Thermoluminescence dosimetry systems for

personal and environmental monitoring

を翻訳し,技術的内容を変更して改正した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。変更の一

覧表を,その説明を付けて,

附属書 3(参考)に示す。

1.

適用範囲  この規格は,次の熱ルミネセンス線量計測装置について規定する。

a)

個人モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置  光子エネルギー又は実効エネルギー15 keV∼3

MeV

の光子によって個人が体外から受ける 1 cm 線量当量若しくは 70

µm 線量当量,又は最大エネル

ギー0.5∼3 MeV のβ線によって個人が体外から受ける 70

µm 線量当量の,少なくとも一種類を測定す

る熱ルミネセンス線量計測装置。

b)

作業環境モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置  光子エネルギー又は実効エネルギー15 keV∼

3 MeV

の作業環境中の光子による 1 cm 線量当量若しくは,70

µm線量当量を測定する熱ルミネセンス

線量計測装置。

c)

環境モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置  光子エネルギー30 keV∼3 MeV の環境光子による

空気吸収線量又は空気カーマを測定する熱ルミネセンス線量計測装置。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

IEC 61066:1991

,Thermoluminescence dosimetry systems for personal and environmental monitoring

(MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS Z 4001

  原子力用語

JIS Z 4331

  X・γ線及びβ線個人線量計校正用ファントム

JIS Z 4511

  照射線量測定器及び線量当量測定器の校正方法

JIS Z 8103

  計測用語

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 4001JIS Z 4511

及び

JIS Z 8103

によるほか,次

による。

a)

熱ルミネセンス  放射線の照射を受けた物質が励起状態となり,物質が加熱されたとき,励起状態が


2

Z 4320

:2004

解放されて光を発する現象。

b)

熱ルミネセンス物質  熱ルミネセンスを示す物質。

c)

熱ルミネセンス線量計測素子  熱ルミネセンス物質をロッド状,ぺレット状,シート状などに成形し

たもの,及びガラス管に封入したものであり,再生処理によって反復使用できるもの(以下,素子と

いう)

d)

ホルダ  素子を保持する容器,又は素子を入れる容器。

参考  エネルギー補償用としてシールドを組み込む場合がある。

e)

線量計  素子をホルダ内に収納し,個人に着用又は環境に配備できる形としたもの。

f)

リーダ  素子を加熱して熱ルミネセンスの光量を計測し,線量又は線量に対応する量を指示する装置。

g)

熱ルミネセンス線量計測装置  線量計,リーダ,その他の機器から成る熱ルミネセンス線量計測シス

テム全体。

h)

環境光子  地中,地表面,建造物,大気中などに含まれる放射性物質によるγ線及びその散乱線,施

設から放出される放射性物質からのγ線及びその散乱線,施設からのX線及びγ線並びにそれらの散

乱線。

i)

指示値  素子の熱ルミネセンス発光量を測定したときのリーダの読取値。

j)

評価値  指示値に基づいて算出された 1 cm 線量当量,70

µm 線量当量,空気吸収線量又は空気カーマ

の値。この場合の算出方法は,計測装置に組み込まれた機能によるか,製造業者又は測定サービス機

関の指定による。

k)

再生処理  素子の熱ルミネセンス物質の励起状態を除去するために行う加熱操作。

参考  熱処理炉で十分に行う場合のほか,リーダによる加熱など実用的に行う場合がある。

l)

残線量  再生処理を行った後の読取りで得られる指示値又は評価値。

m)

検出下限  非照射線量計の評価値に対して,信頼度 95 %で有意に異なる線量計の最低評価値。

n)

自己照射  ホルダ又は素子自体に含まれる放射性不純物に起因する,素子への照射。

o)

リーダのバックグラウンド  線量計を挿入しないで,又は発光しないダミーの線量計を挿入して読み

取ったときの指示値又は評価値。

p)

フェーディング  素子が放射線に照射された後,時間経過とともに発光量が減少する現象。

q)

初期フェーディング  照射後初期の短期間のフェーディングで,その後は安定となる現象。

r)

レスポンス  評価値を基準とする線量,すなわち,個人にかかわる 1cm 線量当量,場所にかかわる 1cm

線量当量,個人にかかわる 70

µm 線量当量,場所にかかわる 70 µm 線量当量,空気吸収線量又は空気

カーマで除した値。

s)

相対レスポンス  基準とするレスポンスでレスポンスを除した値。

t)

変動係数(C)  個の測定値(x

i

)

の標準偏差の推定値(S)の,平均値( )に対する比。次の式による。

(

)

å

=

=

=

n

i

x

x

n

x

x

S

C

1

2

i

1

1

1

u

)

残留最大エネルギー  校正点で,残留最大飛程から求められるβ線のエネルギー。

4.

種類及び対象線量  熱ルミネセンス線量計測装置の種類は,その用途に応じ,個人モニタリング用,

作業環境モニタリング用及び環境モニタリング用に区分し,それらの対象線種は,次による。

a

)

個人モニタリング用の対象線量  この規格で対象とする線量は,シーベルト

(Sv)

の単位で表される個


3

Z 4320

:2004

人にかかわる

 1 cm

線量当量及び個人にかかわる

70

µm

線量当量とする。

b

)

作業環境モニタリング用の対象線量  この規格で対象とする線量は,シーベルト

(Sv)

の単位で表され

る場所にかかわる

1 cm

線量当量及び場所にかかわる

70

µm

線量当量とする。

c

)

環境モニタリング用の対象線量  この規格で対象とする線量は,グレイ

(Gy)

の単位で表される空気吸

収線量及び空気カーマとする。

5.

構造  構造は,次による。

a

)

熱ルミネセンス線量計測装置  熱ルミネセンス線量計測装置は,線量計,リーダのほか,必要に応じ

て再生処理装置,記録装置などの機器で構成する。

b

)

線量計  線量計は,ホルダ内に

1

個又は複数個の素子を収納し,装着に便利な構造とする。ホルダは

光,機械的衝撃,汚れなどに対し素子を保護できる構造とする。

c

)

リーダ  リーダは,素子加熱部,光電変換部,光電信号測定部及び指示部からなり,操作が容易で長

時間の連続使用に耐えるものとする。

なお,リーダの感度を一定に調節するため,リーダ内に試験用の光源を設けてもよい

6.

共通試験

6.1

共通試験条件  共通試験条件は,7.の各試験方法において,特に規定がない限り,表 による。

  1  共通試験条件

条件

項    目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

周囲温度

20

±5

相対湿度

≦85

気圧 kPa

101.3

±5.0

試験環境の個人にかかわる

1 cm

線量当量率

µSv/h

≦0.25

試験環境の場所にかかわる

1 cm

線量当量率

µSv/h

≦0.2

試験環境の空気吸収線量率

又は空気カーマ率

µGy/h

≦0.2

電源電圧

V

定格値の±5  %

電源周波数 Hz

定格値の±1  %

正弦波に対する電源波形の

ひず(歪)み率

<5

リーダの予熱時間

h

≧1

周囲の光強度 klx

<1

備考  電磁界,磁束密度及び放射性汚染は無視し得る程度とする。

6.1.1

校正装置  7.1.27.4.2 及び 7.6.27.19.2 の試験に用いる校正装置は,JIS Z 4511 に規定する校正装

置を使用する。

6.1.2

β線照射装置  7.5.2 の試験に用いるβ線照射装置は,

70

µm

線量当量についてのトレーサビリティ

ーが明確なβ線照射装置を使用する。


4

Z 4320

:2004

6.1.3

ファントム  ファントムは,JIS Z 4331 に規定するファントムを使用する。

6.2

共通試験方法  共通試験方法は,次による。

a

)

熱ルミネセンス線量計測装置の取扱い及び操作は,製造業者の指定による。

b

)

試験条件のうち,ある項目の条件を変化させて試験する場合には,その項目以外の条件は,

表 に示

す条件の範囲にあるものとする。

c

)

試験は,同一ロットの線量計について実施する。各試験項目の試験について,線量計を重複して使用

してもよい。

d

)

個人モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,7.4.2 及び 7.6.2 の試験においては,線量計

をファントムに設置して照射する。

この場合,

基準とする線量は個人にかかわる

1 cm

線量当量

H

p

(

10

)]

又は個人にかかわる

70

µm

線量当量[

H

p

(

0.07

)]とする。個人にかかわる

1

  cm 線量当量[

H

p

(

10

)]又

は個人にかかわる

70

µm

線量当量[

H

p

(

0.07

)]は,光子の空気カーマ基準(

K

a

)と,その光子エネルギー

又は実効エネルギーに応じた空気カーマから

1

  cm 線量当量への換算係数(

f

p10

)若しくは空気カーマ

から 70

µ

m 線量当量への換算係数(

f

p0.07

)によって,それぞれ次の式を用いて求める。

( )

( )

07

.

0

p

a

p

10

p

a

p

07

.

0

10

f

K

H

f

K

H

×

=

×

=

ここに,

10

p

f

: 空気カーマから個人にかかわる 1 cm 線量当量への換算係数

07

.

0

p

f

: 空気カーマから個人にかかわる 70

µm 線量当量への換算係数

なお,換算係数は

附属書 表 及び附属書 表 による。

e

)

個人モニタリング用ルミネセンス熱線量計測装置の場合,7.5.2 の試験においては,線量計をファント

ムに設置して照射する。基準とする線量は,個人にかかわる 70

µm 線量当量[H

p

(0.07)

]とする。

f

)

個人モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,d)及び e)に掲げた試験項目以外の試験にお

いては,線量計を自由空間中に設置して照射する。基準とする線量は,個人にかかわる 1 cm 線量当量

H

p

(10)

]とする。

g

)

  作業環境モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,いずれの試験においても,線量計を自

由空気中に設置して照射する。基準とする線量は,場所にかかわる 1 cm 線量当量[H

*

(10)

]又は場所

にかかわる 70

µm 線量当量[H ´(0.07)]とする。場所にかかわる 1 cm 線量当量[H

*

(10)

]又は場所に

かかわる 70

µm 線量当量[´(0.07)]は,光子の空気カーマ基準(K

a

)

と,その光子エネルギー又は実効

エネルギーに応じた空気カーマから 1 cm 線量当量への換算係数

f

*

10

若しくは空気カーマから 70

µm

線量当量への換算係数(f ´

0.07

)とによって,それぞれ次の式を用いて求める。

( )

( )

07

.

0

a

10

*

a

*

07

.

0

10

f

K

H

f

K

H

×

=

×

=

ここに,

10

*

f

: 空気カーマから場所にかかわる 1 cm 線量当量への換算係数

07

.

0

f

′ : 空気カーマから場所にかかわる 70 µm 線量当量への換算係数

なお,換算係数は

附属書 表 及び附属書 表 による。

h

)  環境モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,いずれの試験においても,線量計を自由空

間中に設置して照射する。基準とする線量は,空気吸収線量(D

a

)又は空気カーマ(K

a

)とする。

i

)  試験に用いる線量は,各試験項目(

表 から表 18)に規定する試験条件値の±20 %とする。

試験線量を測定する位置は,製造業者が指定する線量計の中心位置とする。

j

)

各試験の判定の信頼度は,特に指定がない限り 95  %とする。試験に用いる線量計の数 は,この信

頼度を達成するように試験者が決定する。


5

Z 4320

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k

)

使用するγ線源については特に指定のない限り

137

Cs

とする。

7.

個別試験

7.1

評価値のばらつき

7.1.1

性能  評価値のばらつきは,7.1.2 によって試験し,評価値の最大値と最小値との比が 1.3 以下とす

る。

7.1.2

試験方法

a

)

形式試験  線量計を 50 個用意し,素子を再生処理する。それらの線量計にγ線によって表 の線量を

照射し,リーダで読み取り,評価値を求め,評価値の最大値と最小値との比を求める。

b

)

受渡試験  受渡当事者間の協議で定めた数の線量計を用意し,素子を再生処理する。それらの線量計

に,γ線によって

表 の線量を照射し,リーダで読み取り,評価値を求め,評価値の最大値と最小値

との比を求める。

  2  評価値のばらつき試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

mSv

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

mSv

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

mGy

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量   場所にかかわる 1 cm 線量当量

空気吸収線量又は空気カーマ

形式試験

2

0.2

0.2

試験

線量  受渡試験 1

∼10

0.1

∼1.0

0.1

∼1.0

7.2

評価値の再現性

7.2.1

性能  評価値の再現性は 7.2.2 によって試験したとき,各線量計の評価値の変動係数は 0.075 以下

とする。

7.2.2

試験方法

a

)

形式試験  線量計を 10 個用意し,素子を再生処理する。それらの線量計に,γ線によって表 の線量

を照射し,

リーダで読み取り,

評価値を求める。この操作をそれぞれの線量計について 10 回ずつ行い,

各線量計ごとの変動係数を求める。

b

)

受渡試験  線量計を 1 個用意し,素子を再生処理する。この線量計に,γ線によって表 の線量を照

射し,リーダで読み取り,評価値を求める。この操作を 10 回行い,変動係数を求める。

  3  評価値の再現性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

mSv

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

mSv

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

mGy

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量

場所にかかわる 1 cm 線量当量

空気吸収線量又は空気カーマ

形式試験

2

0.2

0.2

試験

線量

受渡試験 1

∼10

0.1

∼1.0

0.1

∼1.0

7.3

線量直線性


6

Z 4320

:2004

7.3.1

性能  線量直線性は,7.3.2 によって試験したとき,レスポンスの変動の許容範囲は,次による。

a

)

個人モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,0.1 mSv で 30 %以下(試験線量  i=1)

,0.3

mSv

以上の線量で 10 %以下(試験線量 i=2,3,4,5)とする。

b

)

作業環境モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,0.03 mSv で 30 %以下(試験線量  i=1)

0.1 mSv

以上の線量で 10 %以下(試験線量 i=2,3,4,5)とする。

c

)

環境モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,0.03 mGy で 30 %以下(試験線量 i=1)

,0.1

mGy

以上の線量で 10 %以下(試験線量 i=2,3,4,5)とする。

7.3.2

試験方法

a

)

形式試験  個の線量計を 5 組用意し,素子を再生処理する。各組ごとにγ線によって表 の線量を

照射し,リーダで読み取る。評価値から,各組のレスポンスの平均値

i

R

を求める。

第 1 組(i=1)に対して

3

.

1

7

.

0

0

i

l

R

R

±

第 2∼5 組(i=2,3,4,5)に対して

1

.

1

9

.

0

0

i

l

R

R

±

ここに,

i

R

: i  番目の試験線量を照射した組のレスポンスの平均値。

0

R

: 基準線量を照射した組のレスポンスの平均値。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 によって求める。

b

)

受渡試験

n

個の線量計を 3 組用意し,素子を再生処理する。各組ごとにγ線によって

表 の線量を

照射し,リーダで読み取る。評価値から,各組のレスポンスの平均値

i

R

を求める。

第 1 組(

i

=1)に対して

3

.

1

7

.

0

0

i

l

R

R

±

    (

i

=1)

第 2,3 組(

i

=2

,3)に対して

1

.

1

9

.

0

0

i

l

R

R

±

    (

i

=2,3)

ここに,

i

R

番目の試験線量を照射した組のレスポンスの平均値。

0

R

:  基準線量を照射した組のレスポンスの平均値。

l

 

誤差の幅を表し,

附属書 表 によって求める。


7

Z 4320

:2004

  4  線量直線性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

mSv

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

mSv

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

mGy

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量

場所にかかわる 1 cm 線量当量

空気吸収線量又は

空気カーマ

形式

試験

0.1 , 0.3 , 1 ,

10 , 100

0.03 , 0.1 , 0.3 ,

1 , 10

0.03 , 0.1 , 0.3,

1 , 10

試験

線量

受渡

試験

0.1 , 0.3 , 1

0.03 , 0.1 , 0.3

0.03 , 0.1 , 0.3

基準線量

1

0.3

0.3

7.4

評価値の光子エネルギー特性

7.4.1

性能  評価値の光子エネルギー特性は,7.4.2 によって試験したとき,光子エネルギーによる評価

値の変動の許容範囲は 30 %以下とする。

7.4.2

試験方法

n

個の線量計を 6 組用意し,素子を再生処理する。各組ごとに,

表 に示す X 線又はγ

線によって,

表 の線量を照射し,リーダで読み取り,それぞれの線量計の評価値及びその平均値を求め

る。

X

線は

表 に示す実効エネルギー付近の X 線とする。ここで,X 線の試験エネルギーの許容範囲は 10  %

以下とする。

3

.

1

7

.

0

0

i

l

E

E

±

    (

i

=1

,2,3,4,5)

ここに,

i

E

番目の試験エネルギーの X 線又はγ線を照射した組の評価値の

平均値。

0

E

: 基準エネルギーのγ線を照射した組の評価値の平均値。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 によって求める。

  5  評価値の光子エネルギー特性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量

又は個人にかかわる 70

µm 線量

当量

場所にかかわる 1 cm 線量当量又

は場所にかかわる 70

µm 線量

当量

空気吸収線量又は

空気カーマ

試験線量

5 mSv

5 mSv

5 mGy

X

線 keV

25

,45 ,

80 ,

  120

25

,45,

80

,120

35 , 45 ,

80,

  120

試験

γ線 MeV(

60

Co)

1.25

1.25

1.25

基準エネルギー

MeV(

137

Cs)

0.66

0.66

0.66

7.5

評価値のβ線エネルギー特性


8

Z 4320

:2004

7.5.1

性能  評価値のβ線エネルギー特性は,7.5.2 によって試験したとき,β線エネルギーによる評価

値の変動の許容範囲は 30 %以下とする。

なお,この規定は,β線による個人にかかわる 70

µm 線量当量を測定する個人モニタリング用熱ルミネ

センス線量計だけに適用する。

7.5.2

試験方法

n

個の線量計を 2 組用意し,素子を再生処理する。各組ごとに,

表 に示すβ線によっ

表 の線量を照射し,リーダで読み取り,それぞれの線量計の評価値及びその平均値を求める。

3

.

1

7

.

0

0

i

l

E

E

±

    (

i

=1)

ここに,

i

E

番目の試験エネルギーのβ線を照射した組の評価値の平均

値。

0

E

: 基準エネルギーのβ  線を照射した組の評価値の平均値。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 によって求める。

  6  評価値のβ線エネルギー特性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる 70

µm 線量当量

試験線量  mSv 5

試験エネルギー

β線 MeV

0.5

以上

基準エネルギー

MeV

1.8

以上

備考1.  使用する基準エネルギーの核種は

90

Sr/

90

Y

,及び試験エネルギーの核種は

204

Tl

又は

85

Kr

とする。

2.

エネルギーは残留最大エネルギーで表す。

7.6

評価値の方向特性

7.6.1

性能  評価値の方向特性は,7.6.2 によって試験したとき,評価値の変動の許容範囲は 20 %以下と

する。ただし,実効エネルギー80 keV 近辺の X 線に対する方向特性は参考とし,許容範囲を規定しない。

7.6.2

試験方法

n

個の線量計を

表 に示す組数用意し,素子を再生処理する。各組ごとに

137

Cs

のγ線

によって

表 に示す試験入射角度から照射し,リーダで読み取り,それぞれの評価値及び平均値を求める。

2

.

1

8

.

0

0

i

l

E

E

±

(個人モニタリング用のとき

i

=1, 2,…, 8)

(作業環境モニタリング用及び環境モニタリン
グ用のとき

i

=1, 2,…, 12)

ここに,

i

E

i

番目の入射角度から照射した組の評価値の平均値。

0

E

: 正面から照射した組の評価値の平均値。

l

: 誤差の幅を表し,附属書 表 によって求める。

同様の試験を,実効エネルギー80 keV 近辺の X 線についても行う。


9

Z 4320

:2004

  7  評価値の方向特性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

試験の組数 9

13

13

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量

場所にかかわる 1 cm 線量当量

空気吸収線量又は空気カーマ

試験線量

1 mSv

1 mSv

1 mGy

試験入射角度

(線量計正面を

0

°とする)

左右 30°,  左右 60°

上下 30°,  上下 60°

左右 30°,  左右 60°,  左右 90°

上下 30°,  上下 60°,  上下 90°

左右 30°,  左右 60°,  左右 90°

上下 30°,  上下 60°,  上下 90°

基準入射角度

0

°

0

°

0

°

7.7

評価値の経時変化

7.7.1

性能  評価値の経時変化は,7.7.2 によって試験したとき,初期フェーディングを除き,評価値の

変動の許容範囲は,20 ℃,30 日間に対し 5  %以下,20 ℃,90 日間に対して 10 %以下,40 ℃,30 日間に

対し 15 %以下,40 ℃,90 日間に対して 20 %以下とする。

7.7.2

試験方法

n

個の線量計を 9 組用意し,照射用及び非照射用の 2 組ずつの 4 対をとり,残りの 1 組

を初期値用とする。それぞれの対は,次の処理及び照射を行い,指定期間の保管後,リーダによって読み

取る。すべての対の線量計の測定は同一日に行うものとし,読み取った日を測定日とする。

測定日から

表 の試験保管期間をさかのぼった日に,照射用及び非照射用 1 対の線量計を再生処理する。

γ線によって照射用の組の線量計に

表 の試験線量を照射した後,非照射用の組の線量計とともに 20±

2

℃の環境温度で測定日まで保管する。初期値用の組は測定日に照射する。

  各組をリーダで読み取り,経時変化率を次の式によって求める。また,保管条件 40  ±2  ℃の環境温度

でも同様の試験を行う。

20

℃,30 日間に対して

05

.

1

95

.

0

0

B

1

E

1

l

E

E

E

±

20

℃,90 日間に対して

10

.

1

90

.

0

0

B

2

E

2

l

E

E

E

±

40

℃,30 日間に対して

15

.

1

85

.

0

0

B

1

E

1

l

E

E

E

±

40

℃,90 日間に対して

20

.

1

80

.

0

0

B

2

E

2

l

E

E

E

±

ここに,

E

i

E

: 照射後 番目の試験保管期間保管した組の指示値から求め

た評価値の平均値。

B

i

E

: 照射せずに 番目の試験保管期間保管した組の指示値から

求めた評価値の平均値。

0

E

: 初期値用の組の指示値から求めた評価値の平均値。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。


10

Z 4320

:2004

なお,初期フェーディングの影響を除くために製造業者が指定した,測定前の処理又は一定期間の保管

が必要なときは,すべての線量計に対して,その処理を行うか,又はその一定期間を保管期間に加算する。

  8  評価値の経時変化試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量

場所にかかわる 1 cm 線量当量

空気吸収線量又は

空気カーマ

試験線量

5 mSv

5 mSv

5 mGy

試験保管期間 30 日間,90 日間 30 日間,90 日間 30 日間,90 日間

試験温度  ℃ 20 及び 40

7.8

検出下限

7.8.1

性能

  検出下限は,

7.8.2

によって試験したとき,次の値を超えてはならない。

a

)

個人モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,0.1 mSv。

b

)

作業環境モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,0.03 mSv。

c

)

環境モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,0.03 mGy。

7.8.2

試験方法

  個の線量計を用意し,再生処理する。これらの線量計に照射をせずにリーダで読み取

り,評価値及び評価値の標準偏差の推定値 から,検出下限  を次の式によって求める。

H

S

t

×

n

ここに,  : 個人モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,

0.1 mSv

,作業環境及び環境モニタリング用熱ルミネセン

ス線量計測装置の場合,0.03 mSv 又は 0.03 mGy。

  また,

n

t

: 検定における自由度 n-1 の 値で,

附属書 表 2

によっ

て求める。

7.9

残線量

7.9.1

性能

  残線量は,

7.9.2

によって試験したとき,評価値が

7.8

に規定する検出下限を超えてはならな

い。また,評価値の変動の許容範囲は 10 %以下とする。

7.9.2

試験方法

a

)

検出下限への影響

  個の線量計を用意し素子を再生処理する。これらの線量計にγ線によって

表 9

の残線量試験線量を照射し,リーダで読み取る。線量計をもう一度再生処理した後,

7.8.2

の試験を行

う。

b

)

評価値への影響

  個の線量計を用意し,素子を再生処理する。これらの線量計にγ線によって

表 9

の評価試験線量を照射し,リーダで読み取り,それぞれの線量計の評価値から平均値

0

E

を求める。次

に,γ線によって

表 9

の残線量試験線量を照射し,リーダで読み取った後,再生処理する。さらに,

γ線によって

表 9

の評価試験線量をもう一度照射し,リーダで読み取り,それぞれの線量計の評価値

から平均値

1

E

を求める。


11

Z 4320

:2004

1

.

1

9

.

0

0

l

l

E

E

±

ここに,

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

  9  残線量試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる

1 cm

線量当量

mSv

場所にかかわる

1 cm

線量当量

mSv

空気吸収線量又は

空気カーマ

mGy

残線量試験線量

100

10

10

評価試験線量

2

0.2

0.2

7.10

自己照射

7.10.1

性能

  自己照射は,

7.10.2

によって試験したとき,30 日間当たりの自己照射線量は,次の値を超え

てはならない。

a

)

個人モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,0.1 mSv。

b

)

作業環境モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,0.03 mSv。

c

)

環境モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,0.03 mGy。

7.10.2

試験方法

  個の線量計を用意し,素子を再生処理する。これらの線量計を環境線量率が明らかな

場所に 30 日間保管した後,リーダで読み取る。それぞれの線量計の評価値から評価値の平均値

E

を求め

る。

H

E

l

E

B

+

ここに,  : 個人モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合,

0.1 mSv

,作業環境及び環境モニタリング用熱ルミネセン

ス線量計測装置の場合,0.03 mSv 又は 0.03 mGy。

B

E

: 保管場所の 30 日間の環境線量。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

7.11

光に対する安定性

7.11.1

性能

  光に対する安定性は,

7.11.2

によって試験したとき,評価値が

7.8

に規定する検出下限を超

えてはならない。また,評価値の変動の許容範囲は 10 %以下とする。

7.11.2

試験方法

a

)

検出下限への影響

  個の線量計を用意し,素子を再生処理する。

表 10

に示す条件で光を照射し

7.8

の試験を行う。

b

)

評価値への影響

  個の線量計を 2 組用意し,素子を再生処理した後,各組ごとにγ線によって

表 10

のレスポンス試験線量を照射する。一方の組に,

表 10

に示す条件で光を照射する。他の組は,同じ期

間暗中に保管した後,2 組の線量計を同時にリーダで読み取り,それぞれの線量計の評価値及びその

平均値を求める。光を照射した組の評価値の平均値を

1

E

,暗中保存した組の評価値の平均値を

0

E

する。


12

Z 4320

:2004

1

.

1

9

.

0

0

1

l

E

±

ここに,

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

 10  光に対する安定性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量 場所にかかわる 1 cm 線量当量 空気吸収線量又は空気カーマ

レスポンス試験線量

2 mSv

0.2 mSv

0.2 mGy

検出下限への影響試験に

おける光照射条件

キセノン放電灯,波長 300 nm 以下の光を遮断した超高圧水銀灯

又は昼光色蛍光灯を用いて,3 klx 以上の光を 24 時間以上照射

レスポンスへの影響の試

験における光照射条件

キセノン放電灯,波長 300 nm 以下の光を遮断した超高圧水銀灯

又は昼光色蛍光灯を用いて,3 klx 以上の光を 168 時間以上照射

7.12

湿度に対する安定性

7.12.1

性能

  湿度に対する安定性は,

7.12.2

によって試験したとき,評価値の変動の許容範囲は 20  %以

下とする。

7.12.2

試験方法

  個の線量計を 2 組用意し,素子を再生処理した後,各組ごとにγ線によって

表 11

試験線量を照射する。一方の組を

表 11

に示す試験環境条件に,他の組を

表 11

に示す基準環境条件にそれ

ぞれ保管した後,2 組を同時にリーダで読み取り,評価値を求める。試験環境条件に保管した組の評価値

の平均値を

1

E

,基準環境条件に保管した組の評価値の平均値を

0

E

とする。

2

.

1

8

.

0

0

1

l

E

±

ここに,

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

 11  湿度に対する安定性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量 場所にかかわる 1 cm 線量当量 空気吸収線量又は空気カーマ

試験線量

2 mSv

0.2 mSv

0.2 mGy

試験環境条件

温度(40 ±2 )℃,相対湿度 90 %以上の環境に,48 時間以上

基準環境条件

温度(40 ±2 )℃,相対湿度 50 %以下の環境に,48 時間以上

7.13

落下に対する安定性

7.13.1

性能

  落下に対する安定性は,

7.13.2

によって試験したとき,評価値の変動の許容範囲は 10  %以

下とする。

7.13.2

試験方法

  個の線量計を 2 組用意し,素子を再生処理した後,各組ごとにγ線によって

表 12

試験線量を照射する。一方の組を

表 12

に示す条件で落下させ,他の組は落下させないで,2 組の線量計を

同時にリーダで読み取り,評価値を求める。落下させた組の評価値の平均値を

1

E

,落下させない組の評価

値の平均値を

0

E

とする。


13

Z 4320

:2004

1

.

1

9

.

0

0

1

l

E

±

ここに,

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

 12  落下に対する安定性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量  個人にかかわる 1 cm 線量当量 場所にかかわる 1 cm 線量当量 空気吸収線量又は空気カーマ

試験線量

2 mSv

0.2 mSv

0.2 mGy

落下条件 1

m

の高さからコンクリート床面に 1 回落下させる。

7.14

再生処理反復性

7.14.1

性能

  再生処理反復性は,

7.14.2

によって試験したとき,評価値の変動の許容範囲は 10  %以下と

する。

7.14.2

試験方法

  線量計を 個用意し,素子を再生処理する。これらの線量計にγ線によって

表 13

の試

験線量を照射し,リーダで読み取り,評価値の平均値

0

E

を求める。続いて,再生処理を反復して行った後,

再度γ線によって

表 13

の試験線量を照射し,リーダで読み取る。それぞれの線量計の評価値から平均値

1

E

を求める。

1

.

1

9

.

0

0

1

l

E

±

ここに,再生処理の回数は,製造業者が指定する線量計の寿命の回数。

この寿命回数が 100 回以上のときは 100 回とする。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

 13  再生処理反復性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量  個人にかかわる 1 cm 線量当量 場所にかかわる 1 cm 線量当量 空気吸収線量又は空気カーマ

試験線量

2 mSv

0.2 mSv

0.2 mGy

7.15

電源電圧の変動に対するリーダの安定性

7.15.1

性能

  電源電圧の変動に対するリーダの安定性は,

7.15.2

によって試験したとき,評価値の変動の

許容範囲は 10 %以下とする。

7.15.2

試験方法

  個の線量計を 2 組用意し,素子を再生処理する。各組ごとにγ線によって

表 14

の線

量を照射する。リーダの電源電圧を

表 14

の条件に調節した上で,線量計の指示値を読み取り,それぞれの

線量計の評価値及びその平均値

i

E

を求める。

1

.

1

9

.

0

0

i

l

E

±

    (i=1,2)

ここに,

i

E

: リーダを 番目の試験電源電圧に調節して読み取った組の評価


14

Z 4320

:2004

値の平均値。

0

E

: リーダを定格電圧に調節して読み取った組の評価値の平均値。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

 14  電源電圧の変動に対するリーダの安定性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量 場所にかかわる 1 cm 線量当量 空気吸収線量又は空気カーマ

試験線量

2 mSv

0.2 mSv

0.2 mGy

試験電源電圧

定格電圧+10  %及び定格電圧−10  %

基準電源電圧

定格電圧

7.16

温度に対するリーダの安定性

7.16.1

性能

  温度に対するリーダの安定性は,

7.16.2

によって試験したとき,リーダのバックグラウンド

の変化の許容範囲は,

7.8

に規定する検出下限の 0.2 倍以下とする。また,評価値の変動の許容範囲は 10 %

以下とする。

7.16.2

試験方法

a

)

バックグラウンドへの影響

  リーダを通電状態で

表 15

の試験環境温度に放置した後,

その温度を保持

したまま,線量計を挿入しないで,又はダミーの線量計を挿入して,回の読取りを行う。指示値か

ら評価値の平均値

i

E

を求め,リーダのバックグラウンドの変化を次の式によって求める。

(

)

2

.

0

0

i

×

±

H

l

E

E

    (i=1,2)

ここに,

H

7.8

に規定する検出下限

i

E

 リーダを 番目の試験環境温度に放置して読み取った組の評価値の

平均値。

0

E

: リーダを基準環境温度に放置して読み取った組の評価値の平均値。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

b

)

評価値への影響

  個の線量計を 2 組用意し,素子を再生処理し,各組ごとにγ線によって

表 15

の線

量を照射する。リーダを通電状態で,

表 15

の試験環境温度に放置した後,その温度を保持したまま,

線量計の指示値を読み取り,評価値を求める。

1

.

1

9

.

0

0

i

l

E

±

    (i=1,2)

ここに,

i

E

: リーダを 番目の試験環境温度に放置して読み取った組の評価値

の平均値。

0

E

: リーダを基準環境温度に放置して読み取った組の評価値の平均

値。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。


15

Z 4320

:2004

 15

温度に対するリーダの安定性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量 場所にかかわる 1 cm 線量当量 空気吸収線量又は空気カーマ

試験線量

2 mSv

0.2 mSv

0.2 mGy

試験環境温度 (5±2)℃,及び(40±2 )℃(24 時間以上放置する。

基準環境温度 (20±2) ℃(24 時間以上放置する。

7.17

湿度に対するリーダの安定性

7.17.1

性能

  湿度に対するリーダの安定性は,

7.17.2

によって試験したとき,リーダのバックグラウンド

の変化の許容範囲は,

7.8

に規定する検出下限の 0.2 倍以下とする。また,評価値の変動の許容範囲は 10 %

以下とする。

7.17.2

試験方法

a

)

バックグラウンドへの影響

  リーダを通電状態で

表 16

の試験環境湿度に放置した後,

その湿度を保持

したまま,線量計を挿入しないで,又はダミーの線量計を挿入して,回の読取りを行う。指示値か

ら評価値の平均値

i

E

を求め,リーダのバックグラウンドの変化を次の式によって求める。

(

)

2

.

0

0

i

×

±

H

l

E

E

    (i=1)

ここに,

H

7.8

に規定する検出限界

i

E

 リーダを 番目の試験環境湿度に放置して読み取った組の評価値

の平均値。

0

E

: リーダを基準環境湿度に放置して読み取った組の評価値の平均

値。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

b

)

評価値への影響

n

個の線量計を 2 組用意し,素子を再生処理し,各組ごとにγ線によって

表 16

の線

量を照射する。リーダを通電状態で,

表 16

の試験環境湿度に放置した後,その湿度を保持したまま,

線量計の指示値を読み取り,それぞれの評価値及びその平均値を求める。

1

.

1

9

.

0

0

i

l

E

E

±

      (

i

=1

,2)

ここに,

i

E

: リーダを

i

番目の試験環境湿度に放置して読み取った組の評価値

の平均値。

0

: リーダを基準環境湿度に放置して読み取った組の評価値の平均

値。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。


16

Z 4320

:2004

 16

湿度に対するリーダの安定性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量 場所にかかわる 1 cm 線量当量 空気吸収線量又は空気カーマ

試験線量

2 mSv

0.2 mSv

0.2 mGy

試験環境湿度

(相対湿度)%

80

以上(24 時間以上放置する。

基準環境湿度

(相対湿度)%

50

以上(24 時間以上放置する。

7.18

振動及び落下に対するリーダの安定性

7.18.1

性能

  振動及び落下に対するリーダの安定性は,

7.18.2

によって試験したとき,振動及び落下によ

る評価値の変動の許容範囲は 10 %以下とする。

7.18.2

試験方法

n

個の線量計を 2 組用意し,素子を再生処理し,各組ごとにγ線によって

表 17

の線量

を照射する。

表 17

の条件でリーダを振動又は落下させた後,線量計の指示値を読み取り,それぞれの評価

値及びその平均値

i

E

を求める。リーダを振動又は落下させない場合についても,同様の試験を行う。

1

.

1

9

.

0

0

i

l

E

E

±

    (

i

=1

,2)

ここに,

i

E

: リーダを

i

番目の条件で振動又は落下させた後読み取った組の評

価値の平均値。

0

E

: リーダを振動又は落下させないで読み取った組の評価値の平均

値。

l

: 誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

 17  振動及び落下に対するリーダの安定性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量 場所にかかわる 1 cm 線量当量 空気吸収線量又は空気カーマ

試験線量

2 mSv

0.2 mSv

0.2 mGy

リーダの振動及び

落下試験条件

振幅 1 mm,周波数 50 Hz 又は 60 Hz の垂直方向の正弦振動,1 時間及び

1 cm

の高さから木の面への落下

備考  振幅は,振動の山と谷の幅とする。

7.19

光に対するリーダの安定性

7.19.1

性能

  光に対するリーダの安定性は,

7.19.2

によって試験したとき,バックグラウンドの変化の許

容範囲は,

7.8

に規定する検出下限の 0.2 倍以下とする。

7.19.2

試験方法

  まず,

表 18

の条件でリーダに光を照射しつつ線量計を挿入しないで,又はダミーの線

量計を挿入して,

n

回の読取りを行う。次いで,暗中に設置したリーダで同様に読み取る。それぞれ

n

の指示値から求めた評価値の平均値を

1

E

0

E

とし,リーダのバックグラウンドの変化を次の式によって求

める。

(

)

2

.

0

0

1

×

±

H

l

E

E


17

Z 4320

:2004

ここに,

    H

7.8

に規定する検出限界

l

 

誤差の幅を表し,

附属書 表 1

によって求める。

 18  光に対するリーダの安定性試験の試験条件

条件

項目

個人モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

作業環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

環境モニタリング用

熱ルミネセンス線量計測装置

対象線量

個人にかかわる 1 cm 線量当量 場所にかかわる 1 cm 線量当量 空気吸収線量又は空気カーマ

リーダへの

光照射試験条件

キセノン放電灯,波長 300 nm 以下の光を遮断した超高圧水銀灯又は昼光色蛍光灯を用いて,

3 klx

の光をリーダの正面に照射

8.

検査

8.1

形式検査

  形式検査は次の項目とし,同一形式の複数個について,

7.

によって試験を行い,

7.

の規定

に適合したものを合格とする。

a

)

評価値のばらつき

b

)

評価値の再現性

c

)

線量直線性

d

)

評価値の光子エネルギー特性

e

)

評価値のβ線エネルギー特性

f

)

評価値の方向特性

g

)

評価値の経時変化

h

)

検出下限

i

)

残線量

j

)

自己照射

k

)

光に対する安定性

l

)

湿度に対する安定性

m

)

落下に対する安定性

n

)

再生処理反復性

o

)

電源電圧の変動に対するリーダの安定性

p

)

温度に対するリーダの安定性

q

)

湿度に対するリーダの安定性

r

)

振動及び落下に対するリーダの安定性

s

)

光に対するリーダの安定性

8.2

受渡検査

8.2.1

線量計

  線量計の受渡検査は,次の項目について,

7.

によって試験を行い,

7.

の規定に適合したも

のを合格とする。だたし,この検査は抜取検査によって行い,検査に使用する線量計の個数は受渡当事者

間の協定による。

a

)

評価値のばらつき

8.2.2

リーダ

  リーダの受渡検査は,次の項目について,

7.

によって試験を行い,

7.

の規定に適合したも

のを合格とする。

a

)

評価値の再現性


18

Z 4320

:2004

b

)

線量直線性

9.

表示

9.1

線量計の表示

  線量計には,次の事項を表示しなければならない。ただし,表示することが困難な

場合には,線量計の包装に表示してもよい。

a

)

形名(製造業者による。

b

)

製造番号

c

)

製造業者又はその略号

9.2

線量計の包装の表示

  線量計の包装には,次の事項を表示しなければならない。

a

)

名称

b

)

形名(製造業者による。

c

)

製造年月又はその略号

d

)

製造番号

e

)

製造業者名又はその略号

9.3

リーダの表示

  リーダには,次の事項を表示しなければならない。

a

)

名称

b

)

形名(製造業者による。

c

)

製造年月又はその略号

d

)

製造番号

e

)

製造業者名又はその略号

f

)

リーダの定格電圧及び定格周波数

10.

取扱説明書

  熱ルミネセンス線量計測装置には,少なくとも次の内容を記載した取扱説明書を添付し

なければならない。

a

)

線量計の取扱方法

b

)

線量計のエネルギー特性

c

)

線量計の方向特性(

137

Cs

のγ線及び実効エネルギー80 keV 近辺の X 線に対する方向特性)

d

)

線量計の装着方法(個人モニタリング用熱ルミネセンス線量計測装置の場合)

e

)

線量計の質量及び寸法

f

)

リーダの取扱方法

g

)

リーダの質量及び寸法

h

)

使用上の注意事項


19

Z 4320

:2004

附属書 1(規定)線量当量換算係数

附属書   1  1

cm

線量当量換算係数

f

p10

個人にかかわる 1

cm

線量当量

光子エネルギー又は実効エネルギー(

1

)

MeV

空気カーマから 1 cm 線量当量への換算係数(

2

)

Sv/Gy

0.010

0.012 5

0.015

0.017 5

0.020

0.025

0.030

0.040

0.045

0.05

0.06

0.08

0.10

0.125

0.15

0.20

0.30

0.40

0.50

0.60

0.66(

3

)

0.80

1.0

1.25(

4

)

1.5

3.0

6.0

10.0

0.009

0.098

0.264

0.445

0.611

0.883

1.112

1.490

1.644

1.766

1.892

1.903

1.811

1.696

1.607

1.492

1.369

1.300

1.256

1.226

1.212

1.190

1.167

1.149

1.139

1.117

1.109

1.111

(

1

)  X

線及びγ線のエネルギーが,単一エネルギーの場合には,光子エネルギー,単一エ

ネルギーでない場合には,

実効エネルギーとする。

該当するエネルギーがない場合は,

補間法によって求める。

(

2

)

空気カーマから個人線量当量-ICRU 組織等価ファントム H

p

slab

(10,0

°)への換算係数

とする。本体中では,H

p

slab

(10,0

°)を H

p

(10)

として表す。

(

3

)

137

Cs

γ線のエネルギーとする。

(

4

)

60

Co

γ線の等価換算係数に対応するエネルギーとする。

参考  この表は,ICRP Publ.74 によった。


20

Z 4320

:2004

附属書   2  70 

µ

m

線量当量換算係数

f

p0.07

個人にかかわる 70 

µ

m

線量当量

光子エネルギー又は実効エネルギー(

1

)

MeV

空気カーマから 70

µm 線量当量への換算係数(

5

)

Sv/Gy

0.005

0.010

0.015

0.020

0.025

0.030

0.040

0.045

0.050

0.060

0.080

0.10

0.15

0.20

0.30

0.40

0.50

0.60

0.66(

3

)

0.80

1.0

0.750

0.947

0.981

1.045

1.130

1.230

1.444

1.546

1.632

1.716

1.732

1.669

1.518

1.432

1.336

1.280

1.244

1.220

1.209

1.189

1.173

(

1

)

(

3

)

  附属書 表 の注参照。

(

5

)

空気カーマから個人線量当量-ICRU 組織等価ファントム H

p

slab

(0.07,0

°)への換算係

数とする。本体中では,H

p

slab

(0.07,0

°)を H

p

(0.07)

として表す。

参考  この表は,ICRP Publ.74 によった。


21

Z 4320

:2004

附属書   3  1 cm 線量当量換算係数

f

*

10

場所にかかわる 1 cm 線量当量

光子エネルギー又は実効エネルギー(

1

)

MeV

空気カーマから 1 cm 線量当量への換算係数(

6

)

Sv/Gy

0.010

0.015

0.020

0.030

0.040

0.050

0.060

0.080

0.10

0.15

0.20

0.30

0.40

0.50

0.60

0.66(

3

)

0.80

1.0

1.25(

4

)

1.5

2.0

3.0

4.0

5.0

6.0

8.0

10

0.008

0.26

0.61

1.10

1.47

1.67

1.74

1.72

1.65

1.49

1.40

1.31

1.26

1.23

1.21

1.20

1.19

1.17

1.16

1.15

1.14

1.13

1.12

1.11

1.11

1.11

1.10

(

1

)

(

3

)

(

4

)

附属書 表 の注参照。

(

6

)

空気カーマから深さ 10 mm の周辺線量当量 H

*

(10)

への換算係数とする。

参考  この表は,ICRP Publ.74 によった。


22

Z 4320

:2004

附属書   4  70 

µ

m

線量当量換算係数

f

 ´

0.07

場所にかかわる 70 

µ

m

線量当量

光子エネルギー又は実効エネルギー(

1

)

MeV

空気カーマから 70

µm 線量当量への換算係数(

7

)

Sv/Gy

0.010

0.015

0.020

0.025

0.030

0.040

0.050

0.060

0.080

0.10

0.15

0.20

0.30

0.40

0.50

0.60

0.66(

3

)

0.80

1.0

1.25(

4

)

1.5

2.0

3.0

4.0

5.0

6.0

8.0

10

0.95

0.99

1.05

1.13

1.22

1.41

1.53

1.59

1.61

1.55

1.42

1.34

1.31

1.26

1.23

1.21

1.20

1.19

1.17

1.16

1.15

1.14

1.13

1.12

1.11

1.11

1.11

1.10

(

1

)

(

3

)(

4

)

附属書 表 の注参照。

(

7

)

空気カーマから深さ 0.07 mm の周辺線量当量 ´(0.07)への換算係数とする。

参考  この表は,ICRP Publ.74 によった。


23

Z 4320

:2004

附属書 2(規定)計算式における誤差の幅 の計算方法

1.

適用範囲

  この附属書は,本体

7.

の各計算式における誤差の幅

l

の計算方法を規定する。

2.

計算方法

  誤差の幅

l

の計算方法は,

附属書 表 1

による。

附属書   1  誤差の幅

l

の計算方法

試験項目の番号

計算式の形

l

の計算方法

7.3.2

7.4.2

7.5.2

7.6.2

7.9.2

7.11.2

7.12.2

7.13.2

7.14.2

7.15.2

7.16.2b)

7.17.2b)

7.18.2 

l

x

x

±

1

2

1

1

1

1

S

n

t

l

n

=

2

2

2

2

S

n

t

l

n

=

2

2

2

2

1

1

1

2

÷÷ø

ö

ççè

æ

+

÷÷ø

ö

ççè

æ

=

x

l

x

l

x

x

l

7.7.2 

l

x

x

x

±

1

3

2

1

1

1

1

S

n

t

l

n

=

2

2

2

2

S

n

t

l

n

=

3

3

3

3

S

n

t

l

n

=

(

)

2

3

2

2

3

2

2

2

1

1

1

3

2

x

x

l

l

x

l

x

x

x

l

+

+

÷÷ø

ö

ççè

æ

=

7.10.2 

(

)

K

l

x

±

1

1

1

1

1

S

n

t

l

n

=

(

)

2

3

2

2

2

2

2

2

1

1

1

3

2

x

x

l

l

x

l

x

x

x

l

+

+

÷÷ø

ö

ççè

æ

=

7.16.2a)

7.17.2a)

7.19.2 

(

)

l

x

x

+

2

1

1

1

1

1

S

n

t

l

n

=

2

2

2

2

S

n

t

l

n

=

2

2

2

1

l

l

l

+

=


24

Z 4320

:2004

ただし,

附属書 表 の中の記号の意味は,次による。

i

x

:同一評価式内の 番目の平均値

1

n

:平均に用いたデータの数

ni

t

i

n

に対する 値で,

附属書 表 によって求める。

i

S

:標準偏差の推定値で次の式による。

(

)

1

1

2

i

ij

i

=

å

=

n

x

x

S

n

j

K

:定数

附属書   2

i

n

に対する の値

n t

n

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

∼15

16

∼20

21

∼25

26

∼30

31

∼40

41

∼60

61

∼120

121

以上

12.71

4.30

3.18

2.78

2.57

2.45

2.37

2.31

2.26

2.15

2.09

2.06

2.05

2.02

2.00

1.98

1.96


25

Z 4320

:2004

附属書 3(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS Z 4320:2004

  熱ルミネセンス線量計測装置

IEC 61066: 1991  Thermoluminescence dosimetry

  systems for personal and environmental monitoring

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目
番号

内容

項目ごと 
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

1.

適 用 範

a)

個人モニタリング用熱ルミネセンス

線量計測装置

b)

作業環境モニタリング用熱ルミネセン

ス 
線量計測装置

c)

環境モニタリング用熱ルミネセンス

線量計測装置

IEC 

610

66 

2

 MOD/

追加

環境モニタリング用熱ルミネ
センス線量計測装置を追加し

た。

我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし

て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継
続する。

2.

引 用 規

JIS Z 4001 

JIS Z 4331 

JIS Z 4511 

JIS Z 8103 

 3.

ISO 4037 

ISO 6980 

ICRU Report 39 

MOD/

追加

MOD/

削除

3.

定義 a)

熱ルミネセンス

b)

熱ルミネセンス物質

c)

素子

d)

ホルダ

e)

線量計

s)

相対レスポンス

t)

変動係数

u)

残留最大エネルギー

 4.

4.1

熱ルミネセンス

4.2

熱ルミネセンス物

質 

4.36

ルーチンテスト

4.37

品質管理テスト

4.38

タイプテスト

MOD/

削除

JIS

ではテスト方法の用語に

ついての定義なし。また,線
量用語についての定義を一部
省略。

引用規格中で定義されて

いるため省略。 
テスト方法の用語につい
ては一般的でないため定

義しない。

25

Z 4320


2004


26

Z 4320

:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

4.

種 類 及

び対象 線

a

)X,γ線の個人にかかわる 1cm 線量当

量及び 70

µm 線量当量,

β線の 70

µm 線量当量

b

)X,γ線の場所にかかわる 1cm 線量当量

及び 70

µm 線量当量

c

)X,γ線の空気吸収線量又は空気カーマ

 2.

・X,γ線の個人にか
かわる 1 cm 線量当量

及び 70

µm 線量当量

・β線の 70

µm 線量当

・X,γ線の環境線量
( 場 所 に か か わ る 線
量当量)

MOD/

追加

JIS

では環境線量として空気

吸収線量又は空気カーマも測

定する。 

我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし

て広く利用されているた
め,これまでの JIS を踏
襲する。

5.

構造

熱ルミネセンス線量計測装置の構造

IDT

6.

試験

共通試験条件,校正装置 
β線照射装置,ファントム 
及び試験方法一般について規定。

 6.

一 般 試 験 条 件 及 び 照
射条件について規定。

IDT

MOD/

追加

環境モニタリング用熱ルミネ
センス線量計測装置を追加し

た。

我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし

て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継
続する。

7.

個 別 試

7.1

評 価

値のば ら
つき

50

個抽出の線量計の評価値に対し,下記線

量において, 
最大値/最小値≦1.3 
個人用 2 mSv

環境用 0.2 mGy

8.6.

1

バ ッ チ 内 す べ て の 線

量計の評価値に対し,
必要な検出下限の 10
倍の線量で,最大値/

最小値≦1.3

MOD/

変更

MOD/

追加

JIS ではサンプル数及び試

験線量を明確化 
・環境用の規格を追加

我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし

て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継
続する。

26

Z 4320


2004


27

Z 4320

:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

7.2

評 価

値の再 現

下記線量での 10 回繰返し読取りにおいて,
変動係数が,10 個の線量計ごとに 7.5  %以

下。 
個人用 2 mSv 
環境用 0.2 mGy

 8.6.

2

下記線量での 10 回繰
返 し 読 取 り に お い て

変動係数が,個の線
量計ごとに,また繰返
し回ご とに 7.5  %以

10 mSv ( 1 rem)

50

µSv (5 mrem)

200

µSv (20 mrem)

MOD/

変更

MOD/

追加

・JIS では個人用と環境用で
試験線量を区別

環境用の規格を追加 

対象線量に応じた試験線
量とする。

我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた

め,これまでの JIS を継
続する。

7.3

線 量

直線性

評価値が,下記範囲で±10  %

(ただし,最小線量では±30 %) 
個人用:

0.1 mSv

,0.3 mSv,1 mSv,

10  mSv

,100 mSv

環境用:

0.03 mGy

,0.1 mGy,0.3 mGy,

1mGy

,10 mGy

 8.6.

3

評価値が,下記範囲で

±10  %

0.5 mSv

∼ 1 Sv(50

mrem

∼100 rem)

0.1 mSv

∼ 1 Sv(10

mrem

∼100 rem)

10

µSv ∼ 100 mSv(1

mrem

∼10 rem)

30

µSv ∼ 100 mSv(3

mrem

∼10 rem)

MOD/

変更

MOD/

追加

・最小線量での許容幅を JIS

では±30 %とする。

環境用の規格を追加 

試 験 を 現 実 的 に す る た

め。最小線量で想定され
るばらつきで 95  %信頼
度で±10  %を示すため

には多数個の線量計が必
要となるため。

我が国では,精度の点か

ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継続

する。

27

Z 4320


2004


28

Z 4320

:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

7.4

評 価

値の光 子

エネル ギ
ー特性

評 価 値 が , 下 記 エ ネ ル ギ ー で , 0.66

MeV(

137

Cs)

の±30 %

個人用

 25 keV

,45 keV,80 keV,

  120 keV, 1.25 MeV (

60

Co)

環境用

 35 keV

,45 keV,80 keV,

 120 keV

,1.25 MeV (

60

Co)

 8.6.

9

評価値が,下記範囲で
照射値の±30  %

 15 keV

∼3.0 MeV

 30 keV

∼3.0 MeV

 80 keV

∼3 MeV,か

つ,30 keV∼80 keV の
範囲で,評価値が照射
値の 2 倍未満

MOD/

変更

MOD/

追加

JIS

では試験エネルギーを具

体的に規定

環境用の規格を追加 

我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし

て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継続
する。

7.5

評 価

値のβ 線

エネル ギ
ー特性

0.6 MeV

のβ線(

204

Tl

)に対する評価値が,

2 MeV

のβ線

90

Sr/

90

Y

)に対する評価値の±30  %

 8.6.

10

2

4

Tl

及び

90

Sr/

90

Y

のβ

線 に 対 す る 評 価 値 が

照射値の±30  %

IDT

7.6

評 価

値の方 向
特性

0.66 MeV(

137

Cs)

において,下記方向からの

入射角における評価値の平均値が,正面入
射時の評価値の±20  %以下

  上下左右  30°

,60°

  上下左右 30°

,60°

,90°

80 keV

の X 線に対しても試験する(参考

データ)

 8.6.

11

エネルギー60 keV±5

keV

において,水平及

び垂直各々0°

,20°

40

°

,60°の入射角度に

お け る 評 価 値 の 平 均
値が,正面照射時の±

15

%以下。

線 量 計 中 心 を 回 転 の
中心とし,三つの軸の

ま わ り を 回 転 し な が

60

Co

又は

137

Cs

で照

射 し た と き , 評 価 値

が , 正 面 照 射 時 の ±

15

%以下

MOD/

変更

MOD/

追加

JIS

では 0.66 MeV を基準と

し,80 keV は参考とする。 
また線量計を回転させる試験

については規定しない。

IEC

では全角度の平均で評価

しているが JIS ではそれぞれ

の角度で評価する。

環境用の規格を追加 

全 角 度 平 均 で の 評 価 は 
一般的でない。

JIS

は個人用,環境用と

も,

137

Cs

で試験。

我が国では,精度の点か

ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継

続する。

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Z 4320


2004


29

Z 4320

:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

7.7

評 価

値の経 時

変化

次 の 保 管 条 件 に よ る 評 価 値 の 変 化 が 下
記%以下。

標準条件下で 30 日間保管 5  %
標準条件下で 90 日間保管 10  %

40

℃,30 日間保管 15  %

40

℃,90 日間保管20  %

 8.6.

4

下 記 の 保 管 条 件 に よ
る 評 価 値 の 変 化 が 下

記 % を 超 え て は な ら
ない。 
標準条件下で 30 日間

保管 5  %
標準条件下で 90 日間
保管 10  %

50

℃,65  %RH で 30

日間保管  20  %
(20  ℃,90  %RH で

30

日間保管 20  %)

MOD/

変更

MOD/

追加

JIS

で は 湿 度 条 件 を な く し

た。また低温での試験を高温

長期保存の条件とした。

環境用の規格を追加 

経時変化に湿度条件を入
れるのは一般的でない。

長期保管時の経時変化の
確認は必要。

我が国では,精度の点か

ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継

続する。

7.8

検 出

下限

検出下限は,次の値以下。

個人用:

0.1mSv

環境用:

0.03 mSv

 8.6.

5

検出下限は,次の値を

超えてはならない

Pe(7 mg): 0.5 mSv

(50 mrem)

Pe(1g): 0.1 mSv

(10 mrem)

En(All 7d): 10

µSv

(1 mrem)

En(All 30): 3

µSv

(3 mrem

MOD/

変更

MOD/

追加

JIS

では個人用は 70

µm 線量

当量を含めて 0.1 mSv を要
求。

環境用の規格を追加 

我が国では,精度の点か

ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継

続する。

29

Z 4320


2004


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Z 4320

:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

7.9

残 線

個人用:

100 mSv(10 rem)

を照射した後,検出下限が

増大しない。

また,

評価値が,

2 mSv

で 10  %

以上変化しない。 
環境用:

10 mSv

を照射した後,検出下限が増加しな

い。また,評価値が 0.2 mSv で 10  %以上
変化しない。

 8.6.

6

Pe(All)

100 mSv(10 rem)

を照

射した後,検出下限が
増大しない。また,評
価値が,2 mSv で 10  %

以上変化しない。

En(All)

10 mSv

を照射した後,

検 出 下 限 が 増 大 し な
い。 
また,評価値が 0.2 mSv

で 10  %以上変化しな
い。

IDT

MOD/

追加

環境用の規格を追加 

我が国では,精度の点か

ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継

続する。

7.10

自己

照射

自己照射は次の値以下。

個人用:

0.1 mSv/30 d

環境用:

0.03 mSv/30 d

 8.6.

6

自 己 照 射 は 次 の 値 以

下。

Pe(7mg) : 0.5 mSv/30 d

Pe(1g) : 0.1 mSv/30 d

En(All) : 30

µSv/30 d

MOD/

変更

MOD/

追加

JIS

では個人用を 1 種別とし

てまとめた。

環境用の規格を追加 

検出限界同様に自己照射

試 験 も 同 じ と し た た め

JIS

の規定が厳しい。

我が国では,精度の点か

ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継

続する。

30

Z 4320


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Z 4320

:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

7.11

光に

対する 安

定性

3 klx

以上の光に 24 時間照射時,ゼロ点が

検出下限以上に変化しない。また,1 週間

の光照射に対し,評価値が暗室保管の場合
の±10  %

 8.6.

8

1 000 W

・m

-2

の光に 24

時間照射したとき,ゼ

ロ 点 が 検 出 下 限 以 上
に変化しない。また,

1

週 間 の 光 照 射 に 対

し,評価値が暗室保管
の場合の±10  %

MOD/

変更

MOD/

追加

試験照度  を JIS では 3 klx と
した。

環境用の規格を追加 

lx

で表現するのが一般的

我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし

て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継
続する。

7.12

湿度

に対す る

安定性

次 の 保 管 条 件 に よ る 評 価 値 の 変 化 が 次
の%を超えてはならない。

40

℃,90 %RH,48 時間保管 20  %

 8.6.

4

次 の 保 管 条 件 に よ る
評 価 値 の 変 化 が 下 記

の % を 超 え て は な ら
ない。

20

℃,90 %RH で 30

日間保管  20  %

MOD/

変更

MOD/

追加

試験条件 JIS では高温多湿短
時間,IEC では低温多湿長時

環境用の規格を追加 

高 温 多 湿 の 条 件 が 厳 し
い。

我が国では,精度の点か

ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継

続する。

7.13

落下

に対す る
安定性

1 m

の高さからコンクリート面に落下時の

線量計の評価値が,通常条件下での評価値
の±10  %

 8.6.

16

1 m

の高さからコンク

リ ー ト 面 に 落 下 時 の
線量計の評価値が,通
常 条 件 下 で の 評 価 値

の±10  %

IDT

MOD/

追加

環境用の規格を追加 

我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし

て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継
続する。

31

Z 4320


2004


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Z 4320

:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

7.14

再生

処理反 復

素子の再生処理を反復して行ったときの
線量計の評価値が通常条件下での評価値

の±10%

IDT

MOD/

追加

環境用の規格を追加 

我が国では,精度の点か

ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継

続する。

7.15

電源

電圧の 変
動に対 す
るリー ダ

の安定性

定格電圧±10  %での評価値が,定格電圧

での評価値の±10  %

 8.6.

12

次 の 電 源 条 件 で の 線

量 計 の 評 価 値 が 定 格
での評価値の 5 %

(1)

電圧−12 %,周波

数−2 %

(2)

電圧+10 %,周波

数−2 %

(3)

電圧+10 %,周波

数+2 %

(4)

電圧−12  %,周波

数+2 %

MOD/

削除

MOD/

追加

JIS

では周波数変化試験を削

除。 
電源 変化 試験 電圧 を定 格±

10

% と し た 。 許 容 幅 は ±

10

環境用の規格を追加 

試験を現実的にするため

に変更した。 
通常想定されるばらつき
において,95  %信頼度で

±5  %を示すためには多
数個の線量計が必要とな
るため。

我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし

て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継
続する。

32

Z 4320


2004


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Z 4320

:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

7.16

温度

に対す る

リーダ の
安定性

下記温度でのバックグラウンドの変化が
検出下限の 20  %以下

評価値が,20  ±2  ℃での評価値の±10  %
以下

(1)

リーダを 40  ±2  ℃に放置中

(2)

リーダを 5  ±2  ℃に放置中

 8.6.

14

下 記 条 件 で バ ッ ク グ
ラ ウ ン ド の 変 化 が 検

出下限の 20  %以下,
また,評価値が基準環
境のときの±10  %。

MOD/

変更

MOD/

追加

JIS

では温度試験及び湿度試

験を別個に行う。また,試験

条件を簡略化した。 
環境用の規格を追加 

我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし

て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継
続する。

7.17

湿度

に対す る

リーダ の
安定性

下記湿度でのバックグラウンドの変化が
検出下限の 20  %以下,

評価値が,50  %RH 以下での評価値の±

10

(1)

リーダを,80  %RH に放置中

リ ー ダ を 次 の 条 件 に
保管

(1)

+60  ℃,65  %RH

に放置中

(2)

+35  ℃,65  %RH

に放置中

(3)

+10  ℃,65  %RH

に放置後

(4)

+10  ℃,65  %RH

に放置中

(5)

+20  ℃,90  %RH

に放置後

(6)

+ 20  ℃ ,90  % RH

に放置中

(7)

+ 20  ℃ , 5  % RH

に放置後

(8)

+20  ℃,5  %RH に

放置中

33

Z 4320


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Z 4320

:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は側線

項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

7.18

振動

及び落 下
に対す る
リーダ の
安定性

リーダを次の条件で振動又は落下させた
ときの評価値が,通常条件下での評価値の
±10  % 
(1)

振幅 1 mm の上下振動 1 時間

 
 
(2) 1 cm

の高さから木板上に落下

 8.6.

15 
 
 
 
 
 
8.6.
17

リーダを次の条件で正
弦振動させたときの評
価値が,通常条件下での
評価値の±5  % 
振幅 1 mm の上下振動  
1

時間

リ ー ダ を 下 記 条 件 で
落 下 さ せ た と き の 評
価値が,通常条件下で
の 評 価 値 の ± 5  % 。
(1 cm の高さから木
板上に落下)

MOD/

変更

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
MOD/

追加

JIS

では許容幅を±10  %と

した。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
環境用の規格を追加 

試 験 を 現 実 的 と す る た
め。通常想定されるばら
つきにおいて,95  %信頼
度で±5  %を示すために
は 多 数 個 の 線 量 計 が 必
要。 
 
 
 
 
 
我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継続
する。

7.19

光に

対する リ
ーダの 安
定性

リーダが 3 klx の光にさらされているとき
バックグラウンドが検出下限の 20  %以下

 8.6.

18

リーダが 1 000 W/㎡の
光 に さ ら さ れ て い る
とき,バックグラウン
ドが検出下限の 20  %
以下

MOD/

変更

 
 
 
MOD/

追加

試験照度を JIS では 3 klx とし
た。 
 
 
環境用の規格を追加 

lx

で 表現するのが一 般

的。 
 
 
我が国では,精度の点か
ら環境モニタリングとし
て広く利用されているた
め,これまでの JIS を継続
する。

8.

検査 8.1 形式検査

8.2

受渡検査

 8.3

TT

(Type Test)

QT

( Quality control

Test

RT

(Routin Test)

MOD/

変更

JIS

では全項目を形式試験と

して規定 

9.

表示 9.1 線量計の表示

9.2

線量計の包装の表示

9.3

リーダの表示

 10

Power

supply

MOD/

変更

JIS

では詳細な表示内容を規

 

34

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:2004

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 
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項目番号

内容

(Ⅱ)
国際
規格

番号

項目

番号

内容

項目ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格と
の技術的差異の理由及び
今後の対策

10.

取扱説

明書

線量計及びリーダの取扱説明書内容につ
いて規定

 11.

Instructions

基 本 的 試 験 条 件 に つ

いて規定

MOD/

変更

取扱説明書の内容に基本条件
は記載されている。

次期 IEC では JIS に沿った内
容が検討されている。 

附属書 1 
(規定)

線量当量換算係数

ISO

にはない。 MOD/追加

附属書 2 
(規定)

計算式における誤差の幅 の計算方法

ISO

にはない。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  IDT………………  技術的差異がない。 
    ―  MOD/削除………  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    ―  MOD/変更………  国際規格の規定内容を変更している。

2.

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。

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Z 4320


2004