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Z 3202 : 1999

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商権業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JlS Z 3202 : 1983 は改正され,この規格に置き換えられる。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

今回の改正では,寸法,許容差,製品の状態,表示及び包装について規定した JIS Z 3200 の制定に伴い,

これを引用規格として用いた。


日本工業規格

JIS

 Z

3202

 : 1999

銅及び銅合金ガス溶加棒

Copper and copper alloy gas welding rods

1.

適用範囲  この規格は,ガス溶接(ろう付を含む。)に使用する銅及び銅合金の裸溶加棒(以下,溶加

棒という。

)について規定する。

2.

引用規格  付表 に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。

これらの引用規格は,その最新版を適用する。

3.

種類  溶加棒の種類は,表 のとおりとする。

表 1  溶加棒の種類

種類

成分系

GCu

GCuZnSn

ネーバル黄銅

GCuZnNi

洋白

4.

品質

4.1

外観  溶加棒の外観は,JIS Z 3200 の 3.(製品の状態)による。

4.2

化学成分  溶加棒の化学成分は,6.の方法によって試験を行ったとき,表 に適合しなければならな

い。

表 2  溶加棒の化学成分

単位  %

化学成分

溶加棒の種類

Cu Sn  Si  Ni  P  Pb  Al Zn

GCu 99.5

以上

− 0.1 以下 0.03 以下

GCuZnSn 57

∼61 0.5∼1.5

− 0.05 以下 0.02 以下

残部

GCuZnNi 46

∼50

− 0.25 以下

9

∼11 0.25 以下 0.05 以下 0.02 以下

残部

5.

寸法及び許容差

5.1

溶加棒の径及び許容差は,JIS Z 3200 の 2.(寸法及び許容差)による。代表的な溶加棒の寸法は,

表 に示す。

表 3  代表的な溶加棒の寸法

単位 mm

1.2, 1.6, 2, 2.4, 2.6, 3, 3.2, 4, 5, 6, 8

500, 1 000


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Z 3202 : 1999

5.2

溶加棒は,注文者の指定によって,コイル巻きとすることができる。

6.

試験  溶加棒の分析方法は,JIS H 1291 による。

7.

検査

7.1

溶加棒は,品質及び寸法が,4.及び 5.の規定に適合しなければならない。

7.2

そのほか一般事項は,JIS H 0321 による。

8.

包装  包装は,JIS Z 3200 の 5.(包装)による。

9.

製品の呼び方  製品の呼び方は,溶加棒の種類及び寸法による。

10.

表示  表示は,JIS Z 3200 の 4.(表示)による。溶加棒は,1 本ごとに,溶加棒の種類が見分けられ

るように刻印するか,又は端面に

表 に示す彩色を施さなければならない。

表 4  溶加棒の彩色表示

溶加棒の種類

端面彩色

GCu

GCuZnSn

GCuZnNi

付表 1  引用規格

JIS H 0321

  非鉄金属材料の検査通則

JIS H 1291

  銅及び銅合金の原子吸光分析方法

JIS Z 3200

  溶接材料−寸法,許容差,製品の状態,表示及び包装


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Z 3202 : 1999

JIS

改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

桑  名      武

東北大学名誉教授

(幹事)

和  田      豊

日鐵溶接工業株式会社技術本部

(委員)

林      明  夫

通商産業省基礎産業局

大  嶋  清  治

通商産業省工業技術院標準部

中  原  征  治

通商産業省工業技術院機械研究所技術交流推進センター

山  村  修  蔵

財団法人日本規格協会技術部

中  川  昌  俊

財団法人日本規格協会技術部

堀  田  東  男

社団法人軽金属溶接構造協会

池  原  康  允

ステンレス協会開発事業部

鈴  木      宏

千代田プロテック株式会社川崎工場

二  村  幸  作

株式会社巴コーポレーション技術開発部

小見山  輝  彦

日本鋼管工事株式会社技術開発センター

森      三  郎

日本鋼管工事株式会社

中  村      稔

日本油脂株式会社技術部

佐  藤  千  年

日本ウェルディング・ロッド株式会社浜北製造所品質保証部

中  井  洋  二

株式会社神戸製鋼所溶接事業部技術部

松  本  剛  郎

川崎製鉄株式会社溶接棒営業部

松  本      茂

住金溶接工業株式会社技術部

宮  尾  信  昭

四国溶材株式会社

(事務局)

池  原  平  晋

社団法人日本溶接協会