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日本工業規格

JIS

 Z

1613

-1994

国際貨物コンテナ−用語

Freight containers for international trade

−Terminology

1.

適用範囲  この規格は,国際流通を目的として,海陸複合一貫輸送に用いられる国際貨物コンテナ(以

下,コンテナという。

)に関する用語(以下,用語という。

)及びその定義について規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 830 : 1981

  Freight containers−Terminology

ISO 830 : 1984

  Amendment 1

ISO 830 : 1988

  Amendment 2

2.

分類  用語は,次の 9 分類に分ける。

(1)

一般

(2)

形式

(3)

寸法及び容積

(4)

質量

(5)

性能

(6)

部材

(7)

構造

(8)

特殊貨物コンテナ

(9)

取扱い

備考  形式の分類は,次による。

なお括弧“

(  )

”内の数値は,番号である。


2

Z 1613-1994

3.

用語及び定義  用語及び定義は,次のとおりとする。

なお,参考として,対応英語を示す。この中で,太字で示したものは,対応国際規格で規定している用

語を示す。

備考  一つの用語欄に,括弧“(  )”を付けた用語が併記してある場合には,括弧を付けていない用

語を優先して使用する。


3

Z 1613-1994

(1)

一般

番号

用語

定義

対応英語(参考)

1000 

貨物コンテナ

次の条件を満足する輸送用容器。貨物コンテナには,

車両又は通常の包装は含まれない。

(1)

長時間反復使用に耐える十分な強度をもつこ
と。

(2)

途中で内部の貨物を積み替えないで,各種輸送
機関にまたがって貨物を輸送できるように特別
に設計されていること。

(3)

一つの輸送機関から他の輸送機関への積替えを
容易にする装置を備えていること。

(4)

貨物の積込み及び取出しが容易であるように設

計されていること。

(5)

内容積が 1m

3

以上であること。

freight container

1001 

国際貨物コンテナ

国際流通を目的として複合一貫輸送に用いられるコ
ンテナ。

freight container for

intenational trade

1002  ISO

コンテナ

その製作時点における ISO 規格に基づいて製作され

たコンテナ。

ISO freight container

1010 

海陸輸送コンテナ

船舶,自動車及び鉄道を用いて複合一貫輸送される

コンテナ。

surface mode container

1020 

空陸海輸送コンテナ
(複合輸送コンテナ)

航空機,船舶,自動車及び鉄道を用いて複合一貫輸
送されるコンテナ。

air/surface (intermodal) 

container

1101 

一般には,端部扉がない端壁側。 front

1102 

一般には,端部扉がある端壁側。 rear

1103 

コンテナの後から前に向かって左側。 left

1104 

コンテナの後から前に向かって右側。 right

1105 

長手

コンテナの前後方向。 longitudinal

1106 

横手

長手に直角な水平方向。 transverse

(2)

形式

番号

用語

定義

対応英語(参考)

2100 

一般貨物コンテナ

一般貨物の輸送を主目的としたコンテナ。

general cargo container

2101 

一般用途コンテナ

一般貨物コンテナのうち,最もはん(汎)用的で,

少なくとも一つの端壁に扉をもち,剛性のある 6 面
体で構成された風雨密構造のコンテナ(

参考図 1)。

屋根又は側壁に剛性がある開閉装置があってもよ

い。

general purpose container

2110 

特殊用途コンテナ

一般貨物コンテナのうち,特殊用途のために特別の
構造をもつコンテナ。

例  通気・換気コンテナ, 

オープントップコンテナ,

フラットラックコンテナなど。

specific purpose container

2120 

通気・換気コンテナ

コンテナ内外の空気の入換えができるように設計さ
れた箱型コンテナ(

参考図 2

closed vented/ventilated 

container

2121 

通気コンテナ

コンテナの上部に通気口が設けられたコンテナ。コ
ンテナ単位長さ 1m 当たりの通気面積が 25cm

2

未満

のものと,25cm

2

以上のものとに細分類される。

vented container

2122 

換気コンテナ

空気循環を促進させて,コンテナ内部の換気をでき
るだけ均一に行わせるように設計されたコンテナ。

ventilated container


4

Z 1613-1994

番号

用語

定義

対応英語(参考)

2131 

オープントップコンテ

積荷の出し入れを容易にするために,一般用途コン
テナの屋根部が開放され,通常可動式又は着脱式屋
根はりをもち,剛性がない材料で覆われた構造のコ

ンテナ。特殊用途コンテナの一種(

参考図 3)。

open top container

2141 

プラットホームコンテ

各隅のすみ金具と下部構造だけによって構成されて

いるコンテナ(

参考図 4)。

備考  内容積をもたず,貨物コンテナの定義に

は合致していないが,一般にコンテナと

呼ばれている。

platform (container)

2150 

開放形コンテナ

プラットホームコンテナに相当する下部構造をも
ち,上部構造には剛性がある側壁をもたない特殊用

途コンテナの一種。

platform based container

2151 

上けた固定式開放形コ
ンテナ

少なくとも両端部をつなぐ恒久的な上けたをもつ開

放形コンテナの一種。剛性がある屋根と端壁をもつ
もの,オープントップで剛性がある端壁をもつもの
及び屋根,端壁もない骨組構造だけのものがある(

考図 5)。

platform based container 

with complete 

superstructure

2152 

フラットラックコンテ

固定された両端部構造又はすみ部材以外に恒久的な
上部構造物をもたない開放形コンテナの一種(

参考

図 6)。

platform based container 

with incomplete super

structure and fixed ends

2153 

折りたたみ式開放形コ
ンテナ

両端に端部構造又は端部枠をもち,かつ,それらが

折りたためる構造の開放形コンテナの一種(

参考図

7

platform based container 

with inoomplete super

structure and folding ends

2200 

特殊貨物コンテナ

特殊貨物,すなわち,温度管理を必要とする貨物,

液体,気体,ばら荷などの輸送を主目的としたコン
テナ。

specifie cargo container

2210 

サーマルコンテナ

断熱された壁,扉,屋根及び床で構成するコンテナ。 thermal container

2211 

断熱コンテナ

冷却又は加熱のための装置をもたないサーマルコン
テナの一種。

insulated container

2212 

冷凍コンテナ

サーマルコンテナのうち,冷却装置(冷却剤を含む。

を備えるか,又は備えることができるコンテナ。冷

却剤式冷凍コンテナ,機械式冷凍コンテナ,冷凍及
び加熱コンテナ,着脱外置式冷凍及び加熱コンテナ
がある。

refrigerated container

2213 

冷却剤式冷凍コンテナ

氷,ドライアイス,液化ガスなどの冷却剤を使用す
る冷凍コンテナ。これらのコンテナは,外部からの
電力又は燃料の供給を必要としない。

refrigerated container 

(expendable refrigerant)

2214 

機械式冷凍コンテナ

圧縮式又は吸収式の冷却装置付の冷凍コンテナ(

考図 8)。

mechanically refrigerated 

container

2215 

冷凍及び加熱コンテナ

冷却装置(機械式又は冷却剤式)及び加熱装置付コ
ンテナ。

refrigerated and heated 

container

2216 

着脱外置式冷凍及び加
熱コンテナ

異種輸送形態に移る際,コンテナの外のり寸法を超
えて,冷凍及び加熱装置が着脱可能のように特に設
計されたコンテナ(

参考図 9

refrigerated and/or heated 

container with removable 

equipment appliance 

located externally

2217 

加熱コンテナ

加熱装置を備えたサーマルコンテナの一種。

heated container

2220 

タンクコンテナ

一つ又はそれ以上のタンク及び枠組みをもつ特殊貨
物コンテナの一種(

参考図 10)。

tank container

2230 

ドライバルクコンテナ

ばら荷の粉粒体を輸送する特殊貨物コンテナの一種

参考図 11)。

dry bulk container


5

Z 1613-1994

番号

用語

定義

対応英語(参考)

2231 

非加圧排出式ボックス
型ドライバルクコンテ

ばら荷の粉粒体を重力で排出するドライバルクコン
テナ。

dry bulk container non-pressur-

ized-box type

2232 

非加圧排出式ホッパー
型ドライバルクコンテ

ばら荷の粉粒体をコンテナの下部に設けたホッパー
で排出するドライバルクコンテナ。

dry bulk container

non-pressurized-hopper type

2233 

加圧排出式ドライバル
クコンテナ

ばら荷の粉粒体を圧力を加えて排出するバルクコン
テナ。

dry bulk container 

pressurized

2291 

特定貨物コンテナ

自動車,動物などの輸送に主として又は専用的に用
いられる特殊貨物コンテナの一種。

container for a named cargo

(3)

寸法及び容積

番号

用語

定義

対応英語(参考)

3001 

外のり寸法

コンテナの外縁の長さ,幅及び高さの最大寸法。

external dimensions

3002 

内のり寸法

コンテナ内部に内容積が最大になるように内接する
直方体の長さ,幅及び高さの寸法。ただし,上部す

み金具のはり出しは考慮しない。

internal dimensions, 

unobstructed internal 

dimensions

3011 

扉開口部寸法

扉開口部で出し入れが可能な最大の直方体貨物の幅

及び高さの寸法。

door opening

3012 

屋根開口部寸法 
(屋根開放部寸法)

屋根開口(開放)部の長さ及び幅の寸法。

dimensions of top opening

(open)

3021 

内容積

長さ,幅及び高さの内のり寸法の相乗積。

internal volume, 

unobstructed capacity, 

unobstructed internal volume

(4)

質量

番号

用語

定義

対応英語(参考)

4001 

最大総質量

貨物を積載したコンテナ運用時の最大質量(試験時
の最小値。R で示す。

rating

4002 

自重

通常の運用状態で使用する附属品と機器を含めた空
コンテナの質量(T で示す。

なお,機器に使用する最大容量の燃料,水などはこ

れに含む。

tare mass

4003 

最大積載質量

最大総質量 (R) から自重 (T) を引いた最大積載貨

物質量(P で示す。

payload

(5)

性能

番号

用語

定義

対応英語(参考)

5001 

積重ね強度

コンテナ船のセル構造内に,貨物を積載した同一長
さのコンテナを何段か積み重ねた場合,コンテナ相
互間のずれ量及び船内で遭遇する加速条件の下で,

そのコンテナの上に積まれるコンテナを支えられる
コンテナの強度。

stacking capability

5002 

つり上げ強度

貨物を積載したコンテナが,すみ金具を用いてつり
上げられる場合に生じる力に耐えられるコンテナの
強度。

備考  上部すみ金具を使用するものを上部つり

上げ,下部すみ金具を使用するものを下
部つり上げという。

lifting capability

5003 

床強度

積載貨物又は貨物積載時の荷役機器の走行によって
床面に生じる力に耐えられるコンテナの強度。

floor loading capability


6

Z 1613-1994

番号

用語

定義

対応英語(参考)

5004 

緊締強度

コンテナが輸送用機器と下部すみ金具を用いて緊締
される場合,輸送中に生じる長手方向の力に耐えら
れるコンテナの強度。

restraint capability

5005 

端壁強度

コンテナの輸送中,積載貨物によって,端壁又は端
部扉にかかる長手方向の力に耐えられるコンテナの

強度。

end (wall) capability

5006 

側壁強度

コンテナの輸送中,積載貨物によって,側壁にかか
る横手方向の力に耐えられるコンテナの強度。

side (wall) capability

5007 

屋根強度

コンテナの屋根の上で作業を行う場合,その荷重に
耐えられるコンテナの強度。

roof capability

5008 

剛性

段積みしたコンテナを緊締又は固縛した場合,船の
動揺で,上部コンテナの慣性によって生じる横手及
び長手方向の力に耐えられる下部コンテナの強度。

ラッキング強度ともいう。

rigidity, 

racking capability

5009 

フォークポケット強度

貨物を積載したコンテナが,フォークリフトポケッ

トを用いて荷役される場合に生じる力に耐えられる
コンテナの強度。

fork (lift) poket capability

5010 

風雨密性

コンテナが風雨又は波しぶきを受けても,コンテナ

内に雨水又は海水が浸入しない性能。

weatherproofness

(6)

部材

番号

用語

定義

対応英語(参考)

6001 

すみ金具

コンテナの荷役,積重ね,緊締及び固縛のためにコ
ンテナのすみ部に設けた金具。

corner fitting

6002 

上はり

上部すみ金具を結合している横手構造部材。

備考  開 口 部 の 上 は り は , ド ア ヘ ッ ダ  (door

header)

ともいう。

top end transverse member

6003 

下はり

下部すみ金具を結合している横手構造部材。

備考  開口部の下はりは,ドアシル (door sill)

ともいう。

bottom end transverse 

member

6004 

上けた

上部すみ金具を結合している長手構造部材。

top side rail

6005 

下けた

下部すみ金具を結合している長手構造部材。

bottom side rail

6006 

すみ柱

上部と下部すみ金具を結合している,コンテナの 4

すみにある垂直構造部材。

備考  すみ金具と組み合わせたものをすみ部材

(corner structure)

という。

corner post

6007 

貨物を支えるために床はりの上に張られた部材。

floor

6008 

床はり

床を支持する部材。

floor bearer, 

cross member, 

intermediate transverse 

member

6009 

屋根板

屋根に張られた板。ただし,内張りは含まない。 roof

sheet

6010 

屋根はり

屋根板又は屋根カバーを支える剛性のある横手構造

部材。

備考  屋根カバーを支える場合,通常取外し又

はスライドができる。

roof bow

6011 

端部扉

コンテナ端部に設けられた開口部を開閉するパネ
ル。

end door

6012 

端壁板

端壁を構成する板。ただし,内張りは含まない。 end

sheet,

end panel


7

Z 1613-1994

番号

用語

定義

対応英語(参考)

6013 

端部柱

上はりと下はりを結合し,端壁板を支持する部材。

end post

6014 

側部扉

コンテナ側部に設けられた開口部を開閉するパネ

ル。

備考  この開口部は,少なくとも人一人が出入

りできるだけの開口寸法をもつこと。

side door

6015 

側板

側壁を構成する板。ただし,内張りは含まない。 side

sheet,

side panel

6016 

側柱

上けたと下けたを結合し,側板を支持する部材。 side

post

6017 

ダブラープレート

コンテナ荷役機器の誤動作及びはめ違いに対し,コ
ンテナを保護するために上下すみ金具に近接して設

けられた補強板。

doubler plate

6018 

カバー

オープントップなどの開放部に,通常は風雨密性を

保持するために設けられる柔軟性がある取外し可能
なシート。

cover

6019 

内張り

貨物を保護するために,コンテナの内面に構造部材

とは別に張られた板。

lining

6020 

差し板

主として,端部扉開口部に使用される着脱可能な木

製などの板。

shifting board,

end board

6021 

スタンション

荷くずれ防止用として使用される着脱可能な支柱。

stanchion

6022 

ラッシング装置

貨物を固縛するための装置。 lashing

device

(7)

構造

番号

用語

定義

対応英語(参考)

7001 

下部構造

下部すみ金具を含み,一般には下けた,下はり,床,
床はり,フォークポケット,トンネルリセスなどで
構成されるコンテナの下部に位置する構造物。

base structure, 

base

7002 

荷重伝達面

コンテナを車両で輸送する場合,車両への荷重伝達
を分散するために設けられる規定された伝達面。

load transfer area

7003 

フォークポケット

フォークリフトのフォークが入るよう,定められた
位置で,両下けた間を貫通して設けられたポケット。

fork (lift) pocket

7004 

トンネルリセス

下部構造の前端下面に設けられて,トレーラのグー
スネック部が入るようになった溝。

tunnel recess,

gooseneck tunnel

7005 

端部枠

上下 4 個のすみ金具,すみ柱,上はり及び下はりか
らなるコンテナの両端に設けられた構造物。

end frame

7006 

端壁

端部枠に囲まれた構造物。

end wall

7007 

側枠

上下 4 個のすみ金具,すみ柱,上けた及び下けたか
らなるコンテナの両側に設けられた,側壁の周囲を

構成する構造物。

side frame

7008 

側壁

側枠に囲まれた構造部。

side wall

7009 

屋根

上けた及び上はりに囲まれた構造部。

備考  着脱式のものもある。

roof

7010 

開口部

強度をもち,風雨密性能をもち,かつ,適度な気密

性能をもつ可動式又は着脱式パネルによって閉ざす
ことができる開口している部分。

備考  恒久的に開口したまま,又はカバーで覆

っている場合は開口部といわず,開放部
という。

opening

7011 

通気口

コンテナ内部の空気の入換えを可能とする穴。

vent


8

Z 1613-1994

(8)

特殊貨物コンテナ

(8.1)

冷凍コンテナ

(a)

寸法及び性能

番号

用語

定義

対応英語(参考)

8101 

内のり高さ

床通風材上面から天井内張り又はバッテン下面まで
の寸法。

internal height

8102 

内のり幅

側内張りバッテン内面間の寸法。

internal width

8103 

内のり長さ

扉内張りバッテン内面から前面内張りバッテン内面
までの寸法。

internal length

8104 

扉開口部有効寸法

入口における見通し高さ及び幅の寸法。

effective dimensions of door

opening

8105 

全熟貫通率

コンテナの断熱性能を表す係数で単位時間・単位温
度当たりにコンテナ内外間を通過する熱量。

U (W/

℃)  で示す。

total heat transfer rate

8106 

熱貫流率

コンテナの断熱性能を表す係数で全熱貫通率をコン
テナの表面積で除した値。

K [W/ (m

2

・℃)]  で示す。

coefficient of heat transfer

8107 

断熱性能

コンテナ内部の温度を保持する性能。 insulation

efficiency

8108 

気密性能

コンテナ内部の空気漏れの程度を表す性能。

air leakage efficiency

8109 

冷却性能

コンテナ内部を冷却する能力を示す性能。 cooling

capability

(b)

部材及び構造

番号

用語

定義

対応英語(参考)

8151 

断熱材

コンテナの外部と内部の伝熱を防止するための部

材。

insulation

8152 

空気吹出し口

コンテナ内部を所定の温度に保持するため,循環す

る空気を吹き出す開放部。

air outlet

8153 

空気吸込み口

コンテナ内部を所定の温度に保持するため,循環す
る空気を吸い込む開放部。

air inlet

8154 

天井ダクト

コンテナ内部の空気の循環のため,天井に設けられ
た空気の通路。

ceiling air duct

8155 

バッテン

コンテナ内部の空気循環をよくするために内張りに
設けた突起部材。

batten

8156 

バルクヘッド

空気の吸込み及び吹出しの通路を確保するために設
けた仕切板。

bulkhead

8157 

床通風材

コンテナの床に設けられた,空気の循環をよくし,

貨物を支える部材。

floor rail,

floor air duct

8158 

貨物つり下げ装置

貨物をコンテナの天井からつり下げて輸送する部材

及び用具。

hanging equipment

8159 

冷凍ユニット

コンテナに取り付けられ,コンテナ内部を設定され
た温度に保持する冷凍及び加熱装置。

refrigerating and heating unit

8160 

着脱外置式冷凍ユニッ

コンテナに着脱可能なように設計された冷凍ユニッ
トであって,コンテナに装着した場合に,規定され

たコンテナの外のり寸法の範囲を超えるので,輸送
時の必要に応じて取外しが可能であるもの。

removable equipment located 

externally

8161 

ドレンロ

コンテナ内部にたまった水を排出する口。 drain

hole

8162 

換気口

コンテナ内部の空気を入れ換えるための開口(開放)
部。

ventilating hole

(8.2)

タンクコンテナ

(a)

寸法及び性能


9

Z 1613-1994

番号

用語

定義

対応英語(参考)

8201 

総容積 20℃の状態において,タンクを完全に満たすために

必要な水の容積。

total capacity

8202 

空間率

タンク内で積荷によって満たされない空間の総容積
に対するパーセント。

ullage

8203 

危険物

国連危険物運送専門家委員会又は関係法令によっ

て,危険物として分類されている物質。

dangerous goods

8204 

気体 50℃で 300kPa を超える蒸気圧をもつか,又は関係法

令によって指定された流動物質。

gas

8205 

液体 50℃で 300kPa 以下の蒸気圧をもつ流動物質。

liquid

8206 

最高使用圧力

コンテナに対し設計上指定されるタンク内の圧力
で,そのコンテナの運用上超えてはならない圧力。

maximum allowable working 

pressure

8207 

試験圧力

試験するタンク内の圧力。

test pressure

8208 

慣性強度

輸送中積載貨物に生じる慣性力に耐えられるタンク
とその支持部材の強度。

inertia capability

(b)

部材及び構造

番号

用語

定義

対応英語(参考)

8251 

タンク

1

又はそれ以上のタンク室(区画)及びそれに付随

し輸送する貨物の収納に必要な配管と附属設備。

tank

8252 

タンク室

胴板,鏡板又は仕切板によって形成されている密閉

されたタンクの部分。

備考  じゃま板,サージ板及びその他穴あき板

は,タンク室を形成しない。

compartment

8253 

枠組み

タンク据付台,すみ部材及び荷重を受けるすべての
部材で,貨物を収納するためのものでなく,コンテ

ナを一体として移動するときに発生する静的及び動
的な力を伝える部分。

framework

8254 

あゆみ板

コンテナ上部で歩行及び作業をするために設けられ

た板。

walkway

(9)

取扱い

番号

用語

定義

対応英語(参考)

9001 

ずれ積重ね

すみ金具が正しく一致することなく,ずれて積み重
ねられた状態。

offset stacking

9002 

はめ違い

上部すみ金具の上穴又は下部すみ金具の下穴とツイ
スト形のつり上げ用具又は緊締金具の先端がずれて

はまらない状態。

misgather

9003 

緊締

下部すみ金具の下穴を使用して緊締金具によってコ
ンテナを固定すること。

securing

9004 

固縛

上部すみ金具又は下部すみ金具を使用してワイヤな
どによってコンテナを固定すること。

lashing

9005 

重心の偏心

コンテナの幾何学的中心と実際の重心(空又は実入
りコンテナ)とに差のある状態。

eccentricity of center of gravity

9006 

移動重心

液体,粉粒体,つり下げ荷物などを積載したコンテ
ナを取り扱うとき,重心移動を起こす状態。

mobile center of gravity

9007 

トップリング

船のローリング,風などによる横方向の力によって,

コンテナの底面の端を支点として転倒する状態。

toppling

9008 

ラッキング

コンテナ端部枠又は側部枠に動的な水平方向の力が

加わったときに変形する状態。

racking


10

Z 1613-1994

参考  コンテナの形式,部材,構造などの用語の図示

この参考は,本体を補足するもので規定の一部ではない。

参考図 1  一般用途コンテナ


11

Z 1613-1994

参考図 1  (続き)


12

Z 1613-1994

参考図 2  通気・換気コンテナ


13

Z 1613-1994

参考図 3  オープントップコンテナ

参考図 4  プラットホームコンテナ

参考図 5  上けた固定式開放形コンテナ


14

Z 1613-1994

参考図 6  フラットラックコンテナ


15

Z 1613-1994

参考図 7  折りたたみ式開放形コンテナ


16

Z 1613-1994

参考図 8  機械式冷凍コンテナ


17

Z 1613-1994

参考図 9  着脱外置式冷凍及び加熱コンテナ

参考図 10  タンクコンテナ


18

Z 1613-1994

参考図 11  ドライバルクコンテナ 

*  印は,用語として規定していない。

関連規格  JIS Z 1614  国際貨物コンテナ−外のり寸法及び最大総質量

JIS Z 1615

  国際大形コンテナのコード,識別及び表示方法

JIS Z 1616

  国際大形コンテナのすみ金具

JIS Z 1617

  国際大形コンテナ用上部つり上げ金具及び緊締金具

JIS Z 1618

  国際一般貨物コンテナ

JIS Z 1619

  国際冷凍コンテナ

JIS Z 1621

  国際大形オープントップコンテナ

JIS Z 1622

  国際大形フラットラックコンテナ

JIS Z 1624

  国際タンクコンテナ

JIS Z 1625

  国際大形プラットホームコンテナ

JIS Z 1626

  国際大形コンテナの取扱い


19

Z 1613-1994

JIS Z 1613

  改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

渡  辺  逸  郎

社団法人日本海上コンテナ協会

石  川  一  郎

財団法人日本海事協会

山  口  良  行

社団法人日本海事検定協会

島  貫  辰  男

社団法人全日本トラック協会

村  澤  周  平

社団法人日本船主協会

安  部  輝  夫

外国船舶協会

柿  沼      勝

大阪商船三井船舶株式会社

梅  津  陽  一

日本郵船株式会社

向  川      譲

川崎汽船株式会社

宇  賀  康  健

三菱重工業株式会社

広  瀬      博

日本フルハーフ株式会社

赤  川  好  功

日本トレールモービル株式会社

黒  木  勝  也

財団法人日本規格協会

安  達  俊  雄

通商産業省機械情報産業局

山  内  康  勝

運輸省海上技術安全局

樋  口  忠  夫

運輸省自動車交通局技術安全部

山  村  修  蔵

工業技術院標準部

有  賀  長  郎

建設省道路局

古  賀  光  彦

警察庁交通局

(事務局)

巻  山      稔

社団法人日本海上コンテナ協会

備考  ○印は,分科会委員