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Z 1525

:2004

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本粘着テープ工

業会(JATMA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申

出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS Z 1525:1991 は改正され,この規格に置き換えられる。


Z 1525

:2004

(2)

目  次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

1

4.

  種類

1

5.

  品質

1

5.1

  性能

1

5.2

  寸法

1

5.3

  外観

2

6.

  試験方法

2

6.1

  試験の一般条件

2

6.2

  粘着力

2

6.3

  引張強さ及び伸び

2

6.4

  寸法

2

6.5

  外観

2

7.

  製品の呼び方 

2

8.

  表示及び包装 

2

8.1

  表示

2

8.2

  包装

3

9.

  取扱い上の注意事項

3

 


日本工業規格

JIS

 Z

1525

:2004

包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ

Pressure sensitive adhesive polyvinyl chloride tapes for packaging

1.

適用範囲  この規格は,主に包装,封かん,識別などに用いる,片面に粘着剤が均一に塗布されてい

るポリ塩化ビニル粘着テープ(以下,テープという。

)について規定する。ただし,電気絶縁用及び防食用

(腐食防止用)は除く。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS Z 0109

  粘着テープ・粘着シート用語

JIS Z 0237

  粘着テープ・粘着シート試験方法

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 0109 による。

4.

種類    テープの種類は,支持体によって分類し,表 による。

  1  種類

種類

記号

支持体

1

種 PVC1

軟質ポリ塩化ビニルフィルム

2

種 PVC2

硬質ポリ塩化ビニルフィルム

5.

品質

5.1

性能  テープの性能は,6.によって試験を行い,表 の規定に適合しなければならない。

  2  性能

試験項目

性能

適用箇条

1

2

厚さ 0.10 mm

厚さ 0.20 mm

常態 0.50 以上 1.50 以上

粘着力

N/10mm

保存性試験後 0.50 以上 1.50 以上

6.2

引張強さ          N/10 mm

10.0

以上 15.0 以上 20.0 以上

6.3

伸び              % 100 以上

5.2

寸法  テープの寸法及びその許容差は,6.4 によって試験を行い,表 の規定による。


2

Z 1525

:2004

  3  寸法

単位  mm

種類

厚さ

厚さの許容差

幅の許容差

巻心の基準内径

1

巻の長さ

(m)

長さの許容差

1

種 0.10

±0.02

 0.20

±0.03

12

19

24

50

32

35

76

10

20

30

50

66

2

種 0.10 以下

9

12

18

24

幅 25 未満の

もの  ±1.0

幅 25 以上の

もの  ±1.5

76 33

50

66

表示長さ以上

備考1.  やむを得ない場合には,幅及び長さは,受渡当事者間の協定によって表 以外の寸法にすることがで

きる。この場合の許容差は,

表 による。

2.

継ぎ目又は切れ目は,1 巻の長さが 20 m 以下のものは 1 か所以下,20 m を超えるものは 2 か所以下

とする。この場合,一片の長さは 2 m 以上でなければならない。

5.3

外観  テープの外観は,テープが巻心に均一に巻かれていて,著しい変形及び巻き巣がなく,両側

面が平らで,のりはがれ,折れ目,きず,色むらなどの使用上支障のある欠点があってはならない。

なお,テープには,着色及び印刷してもよい。

6.

試験方法

6.1

試験の一般条件  試験の一般条件は,JIS Z 0237 の 4.(試験の一般条件)の規定による。

6.2

粘着力  粘着力の試験は,常態及び保存性試験後について,それぞれ次のとおり行う。

a)

常態  JIS Z 0237 の 10.(粘着力)によって,試験板に対する 180 度引きはがし粘着力を求める。

b)

保存性試験後  JIS Z 0237 の 17.(保存性)によって保存性試験を行った後,a)の方法によって試験

を行う。

6.3

引張強さ及び伸び  引張強さ及び伸びの試験は,JIS Z 0237 の 8.(引張強さ及び伸び)による。こ

の場合,試験片の長さは約 150 m として,その中央部に 50 mm の間隔をおいて標線を付け,伸びは標線間

で測定する。

6.4

寸法  寸法の試験は,JIS Z 0237 の 5.(厚さの測定),6.(幅の測定)及び 7.(長さの測定)による。

6.5

外観  外観は,目視によって調べる。この場合,のりはがれは,テープを 1 m 当たり 3∼5 秒で巻き

戻し,粘着剤が背面に移らないかどうかを調べる。

7.

製品の呼び方  製品の呼び方は,規格名称,種類又は記号,厚さ,幅及び長さによる。

ただし,2 種の場合は,厚さを除く。

例  包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ    1 種       0.20 mm×19 mm×20 m

包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ    PVC 1     0.20 mm×19 mm×20 m

8.

表示及び包装

8.1

表示  製品には,包装の見やすいところに,次の事項を表示しなければならない。

a)

規格名称


3

Z 1525

:2004

b)

種類又は記号

c)

寸法[厚さ(

1

)

,幅及び長さ]

d)

数量(

2

)

e)

製造年月又はその略号

f)

製造業者名又はその略号

注(

1

) 2

種の場合は除く。

(

2

)

個装の場合は除く。

8.2

包装  テープは,箱,フィルムなどで個装するか,又は適切な数量にまとめ,貯蔵,輸送などに適

するように包装する。

9.

取扱い上の注意事項  テープは,温度,圧力などによって,その品質が影響を受けやすいので,保存

及び取扱いに際しては,次の事項を守ることが望ましい。

a)

直射日光及び高温の場所は避ける。

b)

変形防止のため,横積みは避ける。

関連規格  JIS Z 8203  国際単位系(SI)及びその使い方