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Z 1524

:2009

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義

1

4

  種類

1

5

  品質

1

5.1

  性能

1

5.2

  寸法

2

5.3

  外観

2

6

  試験方法

2

6.1

  試験の一般条件

2

6.2

  粘着力

2

6.3

  引張強さ

3

6.4

  引裂強さ

3

6.5

  透湿度

3

6.6

  透水度

3

6.7

  保持力

3

6.8

  巻戻し力

3

6.9

  寸法

3

6.10

  外観

3

7

  製品の呼び方

4

8

  表示及び包装

4

8.1

  表示

4

8.2

  包装

4

9

  保存及び取扱い上の注意事項

4


Z 1524

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本粘着テープ工

業会(JATMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべ

きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS Z 1524:2004 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


日本工業規格

JIS

 Z

1524

:2009

包装用布粘着テープ

Pressure sensitive adhesive cloth tapes for packaging

序文

この規格は,1965 年に制定され,その後 7 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 2004 年に

行われたが,その後の引用規格である JIS Z 0237 の改正に対応するために改正した。

なお,この規格に対応する国際規格は現時点で制定されていない。

1

適用範囲

この規格は,主に包装,封かんなどに用いる布を支持体とし,その片面に粘着剤を均一に塗布した粘着

テープ(以下,テープという。

)について規定する。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS Z 0109

  粘着テープ・粘着シート用語

JIS Z 0237

  粘着テープ・粘着シート試験方法

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0109 による。

4

種類

テープの種類は,浸水後の引張強さによって分類し,

表 による。

表 1−種類

種類

記号

1

号 C1-1

2

号 C1-2

1

3

号 C1-3

5

品質

5.1

性能

テープの性能は,箇条 によって試験を行い,

表 による。


2

Z 1524

:2009

表 2−性能

性能

1

試験項目

1

2

3

適用試験箇条

常態 2.00 以上

粘着力

N/10 mm

促進保存性処理後 2.00 以上

6.2

常態 59.0 以上 35.0 以上

引張強さ

N/10 mm

浸水処理後 59.0 以上 29.0 以上 17.0 以上

6.3

引裂強さ(幅方向) N

4.40

以上

6.4

透湿度 g/m

2

・24 h

20

以下 20 以下 20 以下

6.5

透水度 g/m

2

・24 h

250

以下

6.6

保持力 mm

3.5

以下

6.7

巻戻し力 N/10

mm

12.0

以下

6.8

5.2

寸法

テープの寸法及びその許容差は,6.9 によって試験を行い,

表 による。

表 3−寸法及びその許容差

単位  mm

種類

幅の許容差

巻心の基準

内径

1

巻の長さ

(m)

長さの許容差

1

1

2

3

18

25

38

50

60

63

75

幅 25 未満の

もの±1.0

幅 25 以上の

もの±1.5

32

76

25

50

表示長さ以上

−  やむを得ない場合には,幅,長さ及び巻心の基準内径は,受渡当事者間の協定によって

表 以外の寸法にすることができる。この場合の許容差は,表 による。

−  継ぎ目又は切れ目は,1 巻の長さが 25 m 以下のものは 1 か所以内,25 m を超えるものは

2

か所以内とする。この場合,一片の長さは,2 m 以上でなければならない。

−  巻心の基準内径は,推奨寸法であって,許容差は規定しない。

5.3

外観

テープの外観は,6.10 によって試験を行い,テープが巻心に均一に巻かれていて,著しい変形及び巻き

巣がなく,両側面が平らで,のりはがれ,折れ目,きず,色むらなどの使用上支障のある欠点があっては

ならない。

なお,テープには,着色及び印刷してもよい。

6

試験方法

6.1

試験の一般条件

試験の一般条件は,JIS Z 0237 の箇条 4(試験の一般条件など)による。

6.2

粘着力

粘着力の試験は,常態及び促進保存性処理後について,それぞれ次のとおり行う。


3

Z 1524

:2009

a)

常態  JIS Z 0237 の 10.3(試験方法)の方法 によって,ステンレス試験板に対する 180°引きはが

し粘着力を求める。

b)

促進保存性処理後  JIS Z 0237 の附属書 JB(促進保存性処理)によって促進保存性処理を行った後,

a)

の方法によって試験を行う。この場合,促進保存性処理時間は,48 時間とする。

6.3

引張強さ

引張強さの試験は,常態及び浸水処理後について行い,JIS Z 0237 の箇条 8(引張強さ及び伸び)によ

る。この場合,試験結果は整数位に丸める。

a)

常態  JIS Z 0237 の箇条 による。

b)

浸水処理後  試験片を 20∼25  ℃の蒸留水中に 2 時間浸した後,取り出して表面の水滴をぬぐい取り,

直ちに a)  の方法によって試験を行う。

6.4

引裂強さ

引裂強さの試験は,JIS Z 0237 の箇条 9(引裂強さ)による。

6.5

透湿度

透湿度の試験は,JIS Z 0237 の箇条 15(透湿度)による。この場合,恒温恒湿装置は,空気循環式でな

いものを用いてもよい。

6.6

透水度

透水度の試験は,6.5 と同じ方法で試験体を作り,その質量を測定して,これを温度 40±1  ℃の蒸留水

中に入れ,試験体から水面までの距離を約 25 mm に保つようにする。48 時間後に取り出して試験体面の

水分をぬぐい取り,40±1  ℃の恒温装置中で 30 分間乾燥した後,質量を測定して,次の式によって透水度

を算出する。

(

)

A

T

W

W

P

×

×

=

000

240

1

2

ここに,

P

透水度(

g/m

2

24 h

W

1

試験前の試験体の質量(

g

W

2

試験後の試験体の質量(

g

T

試験時間(

h

A

透水面積(

cm

2

この試験は,

3

枚の試験片について行い,その平均値を求める。

6.7

保持力

保持力の試験は,JIS Z 0237 の箇条 13(保持力)による。この場合,は(貼)り付け面積は,幅

25

±

0.5

mm

及び長さ

25

±

0.5 mm

とする。試験用のおもりは,質量

1 000

±

5 g

,規定時間は

15

分とし,ずれた距

離を測定する。

6.8

巻戻し力

巻戻し力の試験は,JIS Z 0237 の箇条 11(低速巻戻し力)によって,

5.0

±

0.2 mm/s

の速さで巻戻し力を

測定する。

6.9

寸法

寸法の試験は,JIS Z 0237 の箇条 5(厚さの測定)

,箇条 6(幅の測定)及び箇条 7(長さの測定)によ

る。

6.10

外観

外観は,目視によって調べる。この場合,のりはがれは,テープを

1 m

当たり

3

5

秒で巻き戻し,粘

着剤が背面に移らないかどうかを調べる。


4

Z 1524

:2009

7

製品の呼び方

製品の呼び方は,規格名称,種類又は記号,幅及び長さによる。

包装用布粘着テープ

1

1

 25

mm

×

25 m

包装用布粘着テープ

 C1-1 25

mm

×

25 m

8

表示及び包装

8.1

表示

テープには,包装の見やすいところに,次の事項を表示しなければならない。

a

)

規格名称又は規格番号

b

)

種類又は記号

c

)

寸法[幅(

mm

)及び長さ(

m

d

)

数量。ただし,個装の場合は除く。

e

)

製造年月又はその略号

f

)

製造業者名又はその略号

8.2

包装

テープは,箱,フィルムなどで個装するか,又は適切な数量にまとめ,貯蔵,輸送などに適するように

包装する。

9

保存及び取扱い上の注意事項

テープは,温度,湿度,圧力などによって,その品質に影響を受けやすいので,保存及び取扱いについ

ては,次の事項を守ることが望ましい。

a

)

直射日光及び高温・高湿の場所は避ける。

b

)

変形防止のため,横積みは避ける。