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日本工業規格

JIS

 Z

1520

-1990

はり合せアルミニウムはく

Laminated aluminium foils

1.

適用範囲  この規格は,アルミニウムはくに紙又はセロハンを接着剤によってはり合わせた,はり合

せアルミニウムはく(以下,はり合せはくという。

)について規定する。

備考  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS H 4160

  アルミニウム及びアルミニウム合金はく

JIS Z 0208

  防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)

JIS Z 8401

  数値の丸め方

2.

品質

2.1

外観  はり合せはくの外観は,はがれ,穴,異物,その他使用上有害な欠陥があってはならない。

2.2

透湿度  はり合せはくの透湿度は,表 による。ただし,型付加工を行ったものには適用しない。

表 1  はり合せはくの透湿度

アルミニウムはくの厚さ

透湿度

mm g/m

2

・24h

0.006

以上  0.007 未満 10 以下

0.007

以上  0.009 未満

  5

以下

0.009

以上  0.013 未満

  3

以下

0.013

以上  0.020 未満

  2

以下

0.020

以上

0

3.

形状  形状は,巻取り及び平判とする。

4.

寸法及び許容差

4.1

幅及び長さ  はり合せはくの幅及び長さ並びにこれらの許容差は,表 及び表 による。ただし,

受渡当事者間の協定によって

表 以外の幅及び長さでもよい。

4.2

厚さ  アルミニウムはくの厚さは,JIS H 4160 による。

表 2  寸法

平判品

幅×長さ mm 457×686  546×788

幅 mm 40  65  89  100  125  160  200  250  300  350  457

500

  546  600  630  710  788  800  900  1000

巻取品

長さ m 500  800  1000  1500  2000


2

Z 1520-1990

表 3  寸法許容差

単位 mm

幅の許容差

長さの許容差

長さ

  500

以上

1 000

以上

形状

500

未満

500

以上

500

未満

1 000

未満

1 500

未満

1 500

以上

平判品

±2

±3

±2

±3

±5

±8

巻取品

±1

備考  許容差を  (+)  又は  (−)  だけ指定する場合は,上記の数値の 2 倍とする。

5.

材料  材料のアルミニウムはくは,JIS H 4160 に規定するのを用いる。

6.

試験  透湿度の試験方法は,次による。

(1)

装置及び操作は,JIS Z 0208 の装置及び用剤を用い,かつ,試験片を準備し,その試験片のアルミニ

ウムはくを高湿度側(上面)にしてカップに封かんし,温度 40±0.5℃,相対湿度 90±2%(温湿度条

件 B)の恒温恒湿装置中に入れ,24 時間後のカップ質量増加を測定する。

(2)

透湿度は,次の式によって各試験体について算出し,JIS Z 8401 によって小数点 1 けたに丸める。

透湿度(g/m

2

・24h)=

S

m

×

10

ここに,  m:  試験を行った 24 時間後のひょう量時の増加質量 (mg)  

S

:  透湿面積 (cm

2

)

ただし,内径 60mm のカップによる場合は,

S

10

を 0.354 とする。

(3)

試験結果は,はり合せはくの透湿度試験方法(カップ法)による透湿度として,その平均値とする。

有効数字は,整数位にまとめ,単位は g/m

2

・24h で示す。

7.

検査  はり合せはくの検査は,外観,形状,寸法及び材料を検査するとともに透湿度は,6.によって

試験を行い,2.

5.の規定に合格しなければならない。

8.

包装  はり合せはくの包装は,防湿に注意し,取扱い,保管及び輸送の間に損傷のないように包装し

なければならない。

9.

表示  はり合せはくは,一包装ごとに見やすい箇所に次の事項を表示する。

(1)

名称

(2)

寸法(アルミニウムはくの厚さ×幅×長さ)

(3)

製造番号

(4)

製造業者名又はその略号


3

Z 1520-1990

原案作成委員会  構成表

氏名

所属

金  子  純  一  日本大学生産工学部 
神  谷  義  紀  工業技術院製品科学研究所 
飛  田      勉  工業技術院標準部 
大  沢  良  明  社団法人日本包装技術協会包装技術研究所 
芦  田  暢  之  日本たばこ産業株式会社製造本部製造部 
横  田  恵  一  日本紙業株式会社技術部(日本製紙連合会) 
三  鴨  弘  明  本州製紙株式会社紙器加工事業本部富士加工事務所(日本製紙連合会) 
野  田  茂  尅  藤森工業株式会社開発本部開発部(社団法人日本包装技術協会) 
赤  尾  睦  男  富士写真フイルム株式会社足柄工場(社団法人日本包装技術協会) 
水  口  眞  一  凸版印刷株式会社包材事業本部(印刷工業会) 
稲  垣  裕  一  大日本印刷株式会社包材事業部王子工場(印刷工業会) 
若  村  愼  作  東海金属株式会社茅ヶ崎工場 
荒  木  勝  正  昭和アルミニウム株式会社小山箔製造部 
岡  崎  和  美  サン・アルミニウム工業株式会社開発部 
伊  東  祐  圀  三菱アルミニウム株式会社箔製品本部 
吉  田  左千雄  住軽アルミ箔株式会社生産技術部 
木  村      亨  東洋アルミニウム株式会社技術部 
田  中  孝  一  日本製箔株式会社技術部