>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

Z 1516

:2003

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本段ボール工業

会(JCCA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の

審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS Z 1516:1997 は改正され,この規格に置き換えられる。


Z 1516

:2003

(2)

目  次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

1

4.

  種類

1

5.

  品質

1

6.

  形状・寸法 

2

7.

  材料

2

8.

  試験方法

2

9.

  検査

3

10.

  表示

3

 


日本工業規格

JIS

 Z

1516

:2003

外装用段ボール

Corrugated fiberboards for shipping containers

1. 

適用範囲  この規格は,外装用段ボール箱の製造に用いる外装用段ボール(以下,段ボールという。)

について規定する。

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS P 0001

  紙・板紙及びパルプ用語

JIS P 3902

  段ボール用ライナ

JIS P 3904

  段ボール用中しん原紙

JIS P 8110

  紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法

JIS P 8111

  紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態

JIS P 8131

  紙及び板紙のミューレン高圧形試験機による破裂強さ試験方法

JIS Z 0104

  段ボール用語

JIS Z 8401

  数値の丸め方

3. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS P 0001 及び JIS Z 0104 による。

4. 

種類  段ボールの種類は,その構造によって両面段ボール及び複両面段ボールとし,表 の 8 種類と

する。

5. 

品質  段ボールは,品質が均一で,接着不良,不整段,汚れ,きずなど使用上の欠点がなく,破裂強

さは 8.に規定する方法によって試験を行い,

表 に適合しなければならない。


2

Z 1516

:2003

  1  種類及び破裂強さ

破裂強さ

種類

記号

kPa

1

S

−1 640 以上

2

S

−2 785 以上

3

S

−3 1

180

以上

両面段ボール

4

S

−4 1

570

以上

1

D

−1 785 以上

2

D

−2 980 以上

3

D

−3 1

380

以上

複両面段ボール

4

D

−4 1

770

以上

6. 

形状・寸法

6.1 

段の種類及び段の数  段ボールの段の種類及び段の数は,表 の 3 種類とする。

  2  段の種類及び段の数

段の種類

記号

段の数/30 cm

A

段 AF

34

±2

B

段 BF

50

±2

C

段 CF

40

±2

6.2 

段ボールの幅及び長さ  段ボールの幅及び長さは,受渡当事者間の協定による。

7. 

材料

7.1 

ライナ  ライナは,JIS P 3902 に規定するもの,又はこれと同等以上のものを用いる。

7.2 

中しん  中しんは,JIS P 3904 に規定するもの,又はこれと同等以上のものを用いる。

7.3 

接着剤  接着剤は,でんぷん系又はこれと同等以上の接着力をもつものを用いる。

8. 

試験方法

8.1 

試験片  JIS P 8110 の規定による。

8.2 

破裂強さ  破裂強さは,次による。

a)

前処理  JIS P 8111 の規定による。

b)

装置  JIS P 8131 に規定した装置とする。

c)

試験片の大きさ  試験片の大きさは,40 cm×25 cm 以上とする。

d) 

操作・報告  操作は,JIS P 8131 の規定による。ただし,締付け圧力(ゲージ圧)として両面段ボー

ルは,785 kPa,複両面段ボールは,1 175 kPa とする。

試験片が滑った場合及び破裂音が 2 回出た場合には,その数値は捨てる。


3

Z 1516

:2003

1

回の試験面積は少なくとも 10 cm×10 cm とし,試験回数は,試験片の表裏同数それぞれ 3 回以上

とする。

試験の結果は平均値を kPa で表し,小数点以下 1 けた目を,JIS Z 8401 によって丸めて報告する。

9. 

検査  検査は,品質,形状,寸法及び材料について行い,5.及び 6.の規定に適合しなければならな

い。

10. 

表示  次の事項を表示する。

a)

段ボールの種類又はその記号

b)

段の種類又はその記号

c)

寸法(幅×長さ)

d)

製造業者名又はその略号

e)

製造年月日又はその略号