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Z 1511

:2004

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本包装

技術協会(JPI)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの

申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS Z 1511:1995 は改正され,この規格に置き換えられる。

  この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用登録出願に抵触する可能性があることに喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このよ

うな技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願

にかかわる確認ついて,責任はもたない。


Z 1511

:2004

(2)

目  次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  種類

1

4.

  寸法

1

5.

  品質

2

6.

  材料

2

6.1

  原紙

2

6.2

  接着剤

2

7.

  試験方法

2

7.1

  試験条件 

2

7.2

  坪量測定方法 

2

7.3

  寸法測定 

2

7.4

  引張強さ試験方法

2

7.5

  引裂強さ試験方法

2

7.6

  接着性能試験方法

2

8.

  検査

2

8.1

  試料のとり方 

2

8.2

  判定

3

9.

  包装

3

10.

  表示

3


日本工業規格

JIS

 Z

1511

:2004

紙ガムテープ(包装用)

Gummed paper tapes(for packaging)

1. 

適用範囲  この規格は,包装の封かんに用い,水で湿して粘着する紙ガムテープ(以下,テープとい

う。

)について規定する。

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 7507

  ノギス

JIS P 3401

  クラフト紙

JIS P 8110

  紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法

JIS P 8111

  紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態

JIS P 8113

  紙及び板紙−引張特性の試験方法

JIS P 8116

  紙−引裂強さ試験方法−エルメンドルフ形引裂試験機法

JIS P 8124

  紙及び板紙−坪量測定方法

JIS Z 0218

  ガムテープ−接着力試験方法

3. 

種類  テープは原紙の坪量によって分類し,その種類は,表 による。

  1  種類

種類

原紙の坪量(

1

) (g/m

2

)

1

50

2

60

3

70

4

80

5

種 100

(

1

)

ここに示す坪量は原紙
の表示坪量で,その許

容差は±3.0 g/m

2

とす

る。 

4. 

寸法  テープの寸法は,表 による。

  2  寸法

幅 mm

幅の許容差 mm

長さ m

長さの許容差 m

38

,50,63,75

±1 180  +3

 0


2

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5. 

品質  テープは,原紙の片面に接着剤が均一に塗工され,しわ,膨れ,破れ,折り目,きず,かび,

ブロッキングなどの欠点がなく,かつ,水で湿したときに粘着性をもち,張り合わせ後,乾燥とともに接

着力を増すものでなければならない。引張強さ,引裂強さ及び接着性能は,7.の試験を行ったとき

表 

満足しなげればならない。

  3  品質

引張強さ kN/m

接着性能

初期粘着性

接着力

種類

引裂強さ

(弱い方向)

mN

A

B

C

破壊面積  %

1

種 2.6 以上 1.0 以上 440 以上

2

種 3.2 以上 1.2 以上 530 以上

3

種 3.9 以上 1.4 以上 640 以上

4

種 4.5 以上 1.7 以上 760 以上

5

種 5.5 以上 2.2 以上 980 以上

40

ポイント

以上

400 g

以上

400 g

以上 75 以上

6.

材料

6.1 

原紙  クラフト紙とする。クラフト紙の配合については,JIS P 3401 の 4.(パルプの配合)による。

6.2 

接着剤  天然及び合成高分子を主成分とする水溶性の接着剤を原紙に塗工する。

7. 

試験方法

7.1 

試験条件

7.1.1 

試料のとり方  試料は,JIS P 8110 に準じてとり,試験片は試料の端から 4 層以上を切り取った部

分からとる。試験片の大きさ及び数量は,それぞれの試験項目の規定による。ただし,小幅のもので規定

の大きさがとれない場合には,裁断前のものから採取することができる。

7.1.2 

試験時の条件  試験時の条件は,JIS P 8111 の規定による。

7.1.3 

前処置条件  前処置は,7.1.2 の条件で 12 時間以上行う。

7.2 

坪量測定方法  JIS P 8124 による。

7.3 

寸法測定

7.3.1 

幅  テープの幅は,長さ約 300 mm の紙片をとり,JIS B 7507 の 0.05 mm 目盛のものを用いて,長

さの方向にほぼ同じ間隔を 3 か所測り,その平均値を求める。

7.3.2 

長さ  テープの長さは,1 巻について幅の測定のために切り取った長さをそれぞれ測っておき,残

りのテープを巻き戻して長さを測り,合計してテープの長さとする。

なお,測定は,平らな台上で特に張力を加えないで真すぐに伸ばして測る。

7.4 

引張強さ試験方法  テープの引張強さは,JIS P 8113 によって行う。

7.5 

引裂強さ試験方法  テープの引裂強さは,JIS P 8116 によって行う。

7.6 

接着性能試験方法  テープの接着性を評価する初期粘着性及び接着力の試験は,JIS Z 0218 によっ

て行う。

8. 

検査

8.1 

試料のとり方  合理的に設計された抜取検査方式による。


3

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8.2 

判定  表 1,表 及び表 に規定する原紙の坪量,寸法,引張強さ,引裂強さ及び接着性能について

7.

の試験方法によって試験を行うと同時に,5.の品質について目視検査を行い,合格しなければならない。

9. 

包装  輸送の際,ひずみが生じないように十分に固く,巻心に均一に,かつ,両側面が平らになるよ

うに巻き取り,1 巻ごとに又は数巻を単位として防湿包装材料で包装する。

10. 

表示  テープは,包装の見やすいところに,次の事項を表示しなければならない。

a)

名称

b)

種類(

2

c)

寸法(幅 mm×長さ m)

d)

製造業者名又はその略号

e)

製造年月日又はその略号

(

2

個装の場合は除く。