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X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人ビジネス機械・情報システム産業協

会(JBMIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 18021:2002,Information

technology - User interfaces for mobile tools for management of database communications in a client-server model

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS X 9301

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(参考)携帯機器のデータベースの利用又は操作

附属書 B(参考)基本画面内容の提示

附属書 C(参考)技術情報−画面内容記述言語としての PDX タグ

附属書 D(参考)技術情報−データベース操作言語としての P4 スクリプト言語


X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

(2) 

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

2

2.

  適合性

3

3.

  定義

3

4.

  MBT データベース操作の処理図

3

4.1

  ユーザインタフェースの機能

4

4.2

  機能の並び 

4

5.

  MBT データベース操作における画面内容の記述 

6

5.1

  一般事項 

6

5.2

  使用者の承認又は非承認 

6

5.3

  使用者へのフィードバック(成功の場合)

7

5.4

  使用者へのフィードバック(失敗の場合)

7

附属書 A(参考)携帯機器のデータベースの利用又は操作 

9

附属書 B(参考)基本画面内容の提示

13

附属書 C(参考)技術情報−画面内容記述言語としての PDX タグ 

18

附属書 D(参考)技術情報−データベース操作言語としての P4 スクリプト言語

22


1

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

日本工業規格

JIS

 X

9301

:2005

(ISO/IEC 18021

:2002

)

情報技術−クライアントサーバモデルにおけるデー
タベース通信を管理するための携帯機器のユーザイ

ンタフェース

Information technology

User interfaces for mobile tools for management of

database communications in a client-server model

序文  この規格は,2002 年に第 1 版として発行された ISO/IEC 18021,Information technology - User interfaces

for mobile tools for management of database communications in a client-server model

を翻訳し,技術的内容及び

規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

近年,携帯情報端末(PDA, Personal Digital Assistance),ネットワーク機能を備えた携帯電話(ウェブ閲

覧,電子メール又はその他の機能を備えた携帯電話)及びその他小形の機器に代表される携帯機器[以下,

MBT(MoBile Tool)

という。

]が,急速に広まりつつある。MBT は,低消費電力,小形,軽量,制限された

メモリ,低い CPU 処理能力及び限られた表示画面といった制約がある。ハードウェアの制約のある MBT

でさまざまなサービス及びアプリケーションを快適にかつ効率よく利用するために,MBT は通信を介して

他の機器と連携して動作する。サーバ機器又は他の機器と連携して動作することによって,MBT は強力か

つ有用となる。MBT は,その制約のために,大形の機器に比べて互換性及び相互運用性を達成することが

困難である。互換性及び相互運用性を達成するためには,より大きな機器が採用するアプローチとは,別

のアプローチをとることが必要である。

MBT

が無線通信のような信頼性が低い又は細い通信路を介して他の機器とデータ(例えば,住所データ,

スケジュールデータ又は売上データ,その他)を交換する際には,すばやい反応,使用性の高さ,信頼性

及び使いやすい機構といった特徴を使用者の要望を満たすために,携帯機器のデータベース通信を管理す

るためのユーザインタフェースが要求される。これら新しいユーザインタフェースの標準化は MBT の使

用者にとって非常に有益かつ利便性が高い。

携帯機器クライアント(以下,MBT クライアントという。

)は,通信を介して他の機器に対してクライ

アント動作を行う MBT のソフトウェアとして定義される。携帯機器サーバ(以下,MBT サーバという。

は,通信を介して MBT クライアントに対してサーバ動作を行う機器のソフトウェアとして定義される。

MBT

サーバは,マルチアクセス可能なサーバ又は他の MBT の上で動作する。MBT クライアントが MBT

サーバの能力をもつ他の MBT と通信する場合には,前者が MBT クライアントとして,後者が MBT サー

バとして動作することにより,お互いに操作しあうことが可能となる。

MBT

クライアントは,一般的に,情報を表示し使用者の指示又は入力を受け取るユーザインタフェース

を提供する小さな表示画面をもっている。MBT クライアント及び MBT サーバは,それぞれが自分のデー

タベースを有している。使用者は,MBT クライアントの小さな表示画面を介してデータベース操作を指示

する又は制御する。


2

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

通信を介してデータベースを利用したり操作したりする場合には,次のような問題が発生する。

−  別の機器が,通信を介して MBT クライアントのデータベース又は MBT サーバのデータベースを

操作する可能性がある。使用者は,どのような操作がデータベースに対して行われるか又は MBT

クライアントのデータが送出されるかどうか,ということを前もって知りたい。しかし,使用者

の承認なく,MBT クライアントのデータベースを更新すること,又は,MBT クライアントのデ

ータベースからのデータを送出することを,防ぐための標準的な手段は存在していない。これは,

セキュリティ面で問題となる。

−  通信の接続は,特に無線の場合には,時折断続する。このような場合,使用者は,MBT クライア

ントのデータベース及び/又は MBT サーバのデータベースが更新されたか否かを知る必要がある。

MBT

クライアントのデータベースが正しく更新されたかどうかというフィードバックを使用者

が受けるための標準的な手段は,存在していない。この理由によって,フィードバックに関する

規格が必要となる。

この規格の目的は,このような使用者の要求を満足させることにある。このような機能を提供するユー

ザインタフェースが標準化されることによって,使用者は一貫した作法に従って異なる種類の MBT を操

作することができる。

この規格は,

“ネットワーク機能を備えた携帯電話”

“電子手帳”

“PDA”及び“手のひらサイズのコン

ピュータ”に対して適用する。この規格の採用によって,データベース管理の互換性,相互運用性及び使

用者の効率を改善する。

備考  ISO 9241-10 “Ergonomic requirement for office work with visual display terminals (VDTs) – Part 10:

Dialogue principles”

(画面表示装置を用いたオフィス作業に対する人間工学−第 10 部:対話に

おける原則)に規定された原則がこの規格の重要な手引きとなる。

1. 

適用範囲  この規格は,MBT サーバとデータ交換可能な MBT クライアントが通信によってデータベ

ースを管理するためのユーザインタフェース機能を規定する。

この規格は,MBT クライアントに対して適用可能である。

この規格は,特に次の二つのユーザインタフェースを規定する。

−  通信による接続を介して,MBT クライアントのデータベースが更新される場合又は MBT クライア

ントのデータが他のデータベースへ転送される場合に,前もって使用者の承認を獲得するためのユ

ーザインタフェース機能。

−  通信による接続を介して,MBT クライアント若しくは MBT サーバのデータベースが更新された後

又は MBT クライアントのデータが他のデータベースへ転送された後に,使用者へのフィードバッ

クを提供するためのユーザインタフェース機能。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO/IEC 18021:2002

,Information technology−User interfaces for mobile tools for management of

database communications in a client-server model (IDT)


3

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

2. 

適合性  この規格に適合するシステムは,MBT データベース操作が実行される前に 5.2 に規定する画

面内容を提供し,MBT データベース操作が実行された後に 5.3 又は 5.4 に規定する画面内容を提供しなけ

ればならない。

3. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

3.1

使用者へのフィードバック(失敗の場合)[feedback to the user (failure)]  MBT データベース操作

の実行が失敗した場合に,MBT データベース操作に関する情報を表示するためのユーザインタフェースの

機能。

3.2

使用者へのフィードバック(成功の場合)

feedback to the user (success)]  MBT データベース操作

が成功した後に,MBT データベース操作に関する情報を表示するためのユーザインタフェースの機能。

3.3

固定領域(consistent area)  MBT の画面の一部として提供されるスクロールしない情報領域。

3.4

携帯機器,MBTMoBile Tool)    “小さな表示画面”及び“他の機器又はサーバとデータ交換を

行うことを目的としたデータベース”を備えた携帯型通信機器。

備考  画面サイズは,一般的には,携帯電話機の画面から,パーソナルコンピュータの画面までの間

の大きさである。

3.5

携帯機器クライアント,MBT クライアント(MoBile Tool clientMBT client)  使用者の指示を受

けて,他の機器に対して通信による接続を介してクライアントとしての操作を行う,MBT のソフトウェア。

3.6

携帯機器データベース操作,MBT データベース操作(MoBile Tool database operationMBT database 

operation

)  MBT サーバアプリケーションによって実行されるデータベース操作。

備考  データベース操作は,データを追加する処理,変更する処理,削除する処理及び読み出す処理

を含む。データベースの更新は,データを追加する処理,変更する処理及び削除する処理を含

むが,データを読み出す処理は含まない。

3.7

携帯機器データベース操作パラメタ,MBT データベース操作パラメタ(MoBile Tool database 

operation parameter

MBT database operation parameter)  MBT データベース操作を実行するために,

MBT

サーバアプリケーションによって使用されるパラメタ。

例  使用者がスケジュール帳を操作する際には,年,月,日及び時刻をパラメタとして指定する。使

用者が住所録を操作する際には,名前,住所,電話番号及び電子メールアドレスを指定する。在

庫データベースを操作する際には,製品コード,顧客名及び在庫数を指定する。

3.8

携帯機器サーバ,MBT サーバ(MoBile Tool serverMBT server)  通信による接続を介して,MBT

クライアントと連携してサーバとして動作する機器のソフトウェア。

3.9

携帯機器サーバアプリケーション,MBT サーバアプリケーション(MoBile Tool server application

MBT server application

)  MBT クライアントの要求に基づき,何らかのデータ交換を介して操作を実行

し操作の結果を MBT クライアントへフィードバックする,

MBT

サーバのアプリケーションソフトウェア。

3.10

画面内容(screen content)  MBT の物理的表示画面に表示される情報。

3.11

使用者の承認(user approval)  MBT クライアントのデータベースを更新する又は MBT クライア

ントのデータベースのデータを MBT サーバへ送出する MBT サーバアプリケーションに,操作が実行され

る前に許可を与えるための,ユーザインタフェースの機能。

4.

MBT

データベース操作の処理図


4

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

4.1

ユーザインタフェースの機能  MBT データベース操作が実行される際に,MBT クライアントは,情

報を表示し,使用者の指示及び入力を受け取るためのユーザインタフェースを提供する。

MBT データベース操作のユーザインタフェースとして,次の二つの部分が利用可能となる。

−  使用者の承認又は非承認

−  使用者へのフィードバック

4.1.1

使用者の承認又は非承認  MBT データベース操作が実行される前には,使用者の承認又は非承認

が必要となる。まだ遂行されていない MBT データベース操作に対する承認又は非承認を使用者が与える

ために,使用者の承認又は非承認は一つの画面内容を提供する。

4.1.2

フィードバック  MBT データベース操作が実行された後には,使用者へのフィードバックが提供

される。フィードバックは二つの画面内容を提供する。一つは,MBT データベース操作が完了した後に表

示される情報とし,もう一つは,MBT データベース操作の実行に失敗した場合に表示される情報とする。

4.2

機能の並び  MBT データベース操作が実行される前に,使用者の承認又は非承認の入力のための画

面内容が表示される。この画面内容を介して使用者が承認を与えたならば,MBT データベース操作が実行

されて,MBT データベース操作の結果に対応するフィードバック画面内容が表示される。使用者が承認し

ない場合には,MBT データベース操作は,実行されない。ただし,もし MBT データベース操作が MBT

サーバのデータベースを更新する操作だけからなり,かつ,MBT クライアントのデータベースを更新する

操作及び MBT クライアントのデータベースのデータを送出する操作を含まない場合には,MBT データベ

ース操作に対する使用者の承認又は非承認を入力するための画面内容は必要ではない。

MBT

データベース操作の処理を

図 に示す。


5

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

  1  MBT データベース操作の処理図

開始

終了

“MBT クライアントのデータベース

だけ”又は“MBT クライアント及び

MBT サーバの双方のデータベース”

を,変更又はデータ転送する。

MBT サーバのデータベースだけ

を,変更又はデータ転送する。

使用者の承認又は非承認

MBT データベース操作

使用者へのフィードバック

(成功の場合)

使用者へのフィードバック

(失敗の場合)

MBT データベース

操作の適用範囲

成功

失敗

承認された

拒否された


6

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

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5.

MBT

データベース操作における画面内容の記述

5.1

一般事項  MBT データベース操作が実行される際には,MBT クライアントは 5.25.3 及び 5.4 に規

定する画面内容を提供しなければならない。

文化的・言語的適合性の要請を考慮して,異なる自然言語を用いるアプリケーション間のデータの相互

運用性を維持するために,この規格に示すメッセージ番号

1)

を指定しなければならない。メッセージは修

正又はそれぞれの自然言語に合わせてもよい。しかしながら,変更した結果はメッセージを適用する際に

この箇条で規定する機能を表現するものでなければならない。

構成要素間(MBT クライアントと MBT サーバとの間)の通信では,常にメッセージ番号の一つを使用

しなければならない。

備考  すべてのメッセージ番号例に対応したアプリケーション例における一般的なメッセージを,附

属書 に示す。将来的には,図形,声のメッセージ,音などが使用者に対する提示として用い

られることが考えられる。そのような場合でも,構成要素間(MBT クライアントと MBT サー

バとの間)のデータの相互運用性のためにメッセージ番号が常に用いられなければならない。

システムは,使用者の要求に応じて,通知を行わないように設定可能であることが望ましい。

1)

メッセージ番号とは,MBT クライアントで出力するメッセージを,MBT クライアントと MBT

サーバとの間で同一であると認識するための識別子である。この規格では,メッセージ番号の

値は規定していない。この規格及び附属書において使用するメッセージ番号例に付与した値は,

あくまで,MBT クライアントのユーザインタフェース機能を説明するために付与した例にすぎ

ない。

5.2

使用者の承認又は非承認

5.2.1

事前の通知  MBT クライアントは,次のことを使用者に前もって知らせなければならない。

− MBT データベース操作がこれから実行される(メッセージ番号例 0100)

さらに,MBT クライアントは,MBT データベース操作の詳細を使用者に前もって知らせなければなら

ない。

− MBT サーバアプリケーションによって MBT クライアントのデータベースが更新される(メッ

セージ番号例 0111)

− MBT サーバアプリケーションによって MBT サーバのデータベースが更新される(メッセージ

番号例 0121)

− MBT クライアントのデータベースのデータが MBT サーバに対して送出される(メッセージ番

号例 0131)

5.2.2

承認又は拒否の付与  MBT クライアントは,次のことを行うために,画面上のボタン,表示画面

外の固定ボタン又は同様の制御手段を提供しなければならない。

− MBT サーバアプリケーションによる MBT データベース操作の実行に対する承認を付与する。

− MBT サーバアプリケーションによる MBT データベース操作の実行に対する承認を拒否する。

使用者が承認を付与した場合には,MBT データベース操作は,実行されなければならない。

使用者が承認を拒否した場合には,MBT データベース操作は,実行されずに,別の画面内容が表示され

なければならない。

MBT

クライアントは,ラジオボタン,選択ボタン又は類似の手段を提供することによって,MBT デー

タベース操作の承認を付与するか又は拒否するかの排他的な選択を確保しなければならない。

MBT

データベース操作に対する承認を付与するためのボタン及び拒否するためのボタンは,使用者によ


7

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

るスクロール又は他のいかなる操作によっても消えることのない,画面上の固定領域において常に表示さ

れることが望ましい。これらのボタンは,隣り合って並べて表示されることが望ましい。

5.2.3

パラメタの設定  MBT クライアントは,MBT データベース操作の実行に必要であれば,MBT デ

ータベース操作パラメタを設定するための手段として,テキスト入力領域,チェックボタン,選択メニュ

ー又は類似の制御手段を提供してもよい。

使用者が MBT データベース操作パラメタを設定した場合には,

設定されたパラメタは,MBT データベース操作に対応して実行される MBT サーバアプリケーションによ

って用いられなければならない。MBT データベース操作パラメタを設定するための手段は画面上に表示さ

れることが望ましい。

5.3

使用者へのフィードバック(成功の場合)

5.3.1

完了の通知  MBT クライアントは,次のことを使用者に知らせなければならない。

− MBT データベース操作が成功した(メッセージ番号例 0200)

さらに,MBT クライアントは,MBT データベース操作の詳細を使用者に知らせなければならない。

− MBT サーバアプリケーションによって MBT クライアントのデータベースが既に更新された

(メッセージ番号例 0211)

− MBT サーバアプリケーションによって MBT サーバのデータベースが既に更新された(メッセ

ージ番号例 0221)

− MBT クライアントのデータベースのデータが MBT サーバに対して既に送出された(メッセー

ジ番号例 0231)

5.3.2

完了に対する使用者の確認  MBT クライアントは,MBT データベース操作の完了を確認するため

に,画面上のボタン,表示画面外の固定ボタン又は類似の制御手段を提供しなければならない。

使用者が MBT データベース操作の完了を確認した後には,

別の画面内容が表示されなければならない。

MBT

データベース操作の完了を確認するためのボタンは,使用者によるスクロール又は他のいかなる操

作によっても消えることのない,画面上の固定領域において常に表示されることが望ましい。

5.4

使用者へのフィードバック(失敗の場合)

5.4.1

失敗の通知  MBT クライアントは,次のことを使用者に知らせなければならない。

− MBT データベース操作の実行が失敗した(メッセージ番号例 0300)

さらに,MBT クライアントは,MBT データベース操作の詳細を使用者に知らせなければならない。

− MBT サーバアプリケーションによって MBT クライアントのデータベースが既に更新された

(メッセージ番号例 0311)

− MBT サーバアプリケーションによって MBT クライアントのデータベースが更新されなかった

(メッセージ番号例 0312)

− MBT サーバアプリケーションによって MBT サーバのデータベースが既に更新された(メッセ

ージ番号例 0321)

− MBT サーバアプリケーションによって MBT サーバのデータベースが更新されなかった(メッ

セージ番号例 0322)

− MBT クライアントのデータベースのデータが MBT サーバに対して既に送出された(メッセー

ジ番号例 0331)

− MBT クライアントのデータベースのデータが MBT サーバに対して送出されなかった(メッセ

ージ番号例 0332)


8

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

5.4.2

失敗の詳細な理由  MBT クライアントは,MBT データベース操作の実行が失敗した理由を使用者

に知らせることが望ましい(メッセージ番号例 1001,1002,1003)

5.4.3

失敗に対する使用者の確認  MBT クライアントは,MBT データベース操作の失敗を確認するため

に,画面上のボタン,表示画面外の固定ボタン又は類似の制御手段を提供しなければならない。

使用者が MBT データベース操作の失敗を確認した場合には,別の画面が表示されなければならない。

MBT

データベース操作の失敗を確認するためのボタンは,使用者によるスクロール又は他のいかなる操

作によっても消えることのない,画面上の固定領域において常に表示されることが望ましい。


9

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

附属書 A(参考)携帯機器のデータベースの利用又は操作

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

A.1

データベースの利用又は操作

A.1.1

一般事項  使用者は MBT クライアントを介して,次の 3 通りの方法でデータベースを利用する。

A.1.2

データベースの利用又は操作(1)  この箇条では,MBT クライアントが単独の状態で行う利用又は

操作について説明する。

MBT

クライアントの使用者は,他の機器との通信を用いずに MBT クライアントのデータベースを更新

する。この場合は,

附属書 図 に示すように,MBT クライアントはローカルデータベースだけにアク

セスする。

附属書 A    1  MBT クライアントによるデータベースアクセス(1)

通信を用いないデータベースアクセスは,本体の 1.で定義した適用範囲に含まれない。

A.1.3

データベースの利用又は操作(2)  この箇条では,MBT クライアントからの MBT サーバのデータベ

ースの利用又は操作について説明する。

MBT

クライアントの使用者は,通信を介して MBT サーバのデータベースを更新する。この場合,

附属

書 図 に示すように,MBT クライアントは,MBT サーバアプリケーションを介して,MBT サーバのデ

ータベースにアクセスする。

データベース

小さな

画面

MBT クライアント


10

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

附属書 A    2  MBT クライアントによるデータベースアクセス(2)

A.1.4

データベースの利用又は操作(3)  この箇条では,MBT クライアントから MBT サーバを介した,

MBT

クライアントのデータベースの利用又は操作について説明する。

MBT

クライアントの使用者は,MBT サーバを介して MBT クライアントのデータベースを更新する。こ

の場合は,

附属書 図 に示すように,MBT クライアントは MBT サーバアプリケーションを介して,

MBT

クライアントのデータベースにアクセスする。

附属書 A    3  MBT クライアントによるデータベースアクセス(3)

データベース

小さな

画面

MBT サーバ

アプリケーション

MBT サーバ

MBT クライアント

小さな

画面

MBT サーバ

アプリケーション

データベース

MBT

サーバ

MBT クライアント


11

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

A.2

通信を介してデータベースを利用するアプリケーション例  本体の 5.25.3 及び 5.4 で示した画面内

容は,例えば PDA のデータベースと会社のデータベースとの間で同期処理を行うような場合に,使用者に

対して共通ユーザインタフェースを提供する。会社のデータベースは,多くの使用者のためのデータを保

持しており,データの典型的な例は,住所録,スケジュール又は類似の情報である。使用者は外出する前

に,会社のサーバから PDA のデータベースへデータをダウンロードする。使用者が帰社した時には,PDA

のデータベース及び会社のデータベースが更新されている。同期処理を行うことによって,使用者は,PDA

のデータベース及び会社のデータベースの双方を最新の状態にすることができる。

PDA

のスケジュール帳の,会社のサーバ上のスケジュール帳に対する同期処理を行うために,MBT サ

ーバアプリケーションであるデータ同期処理ソフトウェアが MBT クライアントのデータベース及び MBT

サーバのデータベースを操作する。MBT クライアントは,制限されたメモリ及び能力の低い CPU をもつ

ため,MBT サーバにおいてデータ同期処理ソフトウェアを実行することは,MBT クライアントにおいて

実行するよりも効率的である。データ同期処理ソフトウェアは,MBT サーバのデータベースを A.1.3 に述

べたように操作し,

MBT

クライアントのデータベースを A.1.4 に述べたように操作する。

附属書 図 は,

データ同期処理ソフトウェアの例を示す。この例では,MBT サーバ上のデータ同期処理ソフトウェアに対

して MBT クライアントの使用者が“実行”を指示するだけであり,どのような操作が実行されるかを前

もって知ること及びどのような操作が実行されたかを後から知ることができない。

附属書 A    4  MBT サーバアプリケーション(データ同期処理ソフトウェア)の処理の流れの例

本体の 5.25.3 及び 5.4 で示した画面内容によって,使用者は MBT データベース操作に関する情報を知

スケジュール帳

(データベース)

スケジュール帳

(データベース)

使用者

小さな

画面

データ同期処理

ソフトウェア

(MBT サーバ

アプリケーション)

スケジュールデータ

スケジュールデータ

要求

応答

指示

表示

通  信

データベース

操作

PDA

(MBT クライアント)

会社のサーバ

(MBT サーバ)


12

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

り,MBT データベース操作を制御することができる。


13

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

附属書 B(参考)基本画面内容の提示

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

B.1

使用者の承認又は非承認

B.1.1

一般事項  この箇条では,本体の 5.2 で定義した機能を実現するための対話型画面内容の例を,附属

書 図 を用いて示す。

附属書   1  使用者の承認又は非承認のための画面内容例

B.1.2

事前の通知  本体の 5.2.1 に従い,附属書 図 の例のとおり,メッセージ文が表示される。

データ同期処理の事前の通知のメッセージ文の例を,

附属書 表 に示す。各メッセージは,本体の 5.2.1

に示したメッセージ番号例に対応している。メッセージの表現は,アプリケーション及び言語に合わせて

適切に変更してもよい。

“はい”を押すと,指定した年と月とに対応する,MBT のスケジュール帳とサ

ーバのスケジュール帳とのデータ同期処理が開始します。

データ同期処理を実行します。

  データ同期処理を開始しますか?

はい

いいえ

データ同期処理を実行すると,

      −  MBT のスケジュール帳のデータが更新されます。

      −  サーバのスケジュール帳のデータが更新されます。

      −  MBT のスケジュール帳のデータがサーバへ送られます。

月:

データ同期処理を行う年と月とを指定してください。

年:  2000

5

(ご注意)

テキスト入力領域

承認ボタン

非承認ボタン


14

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

附属書   1  データ同期処理における事前の通知の一般的なメッセージ

メッセージ

番号例

一般的なメッセージ

0100

データ同期処理を実行します。

はい”を押すと,指定した年と月に対応する,MBT のスケジュール帳とサーバのスケジュール帳

とのデータ同期処理が開始します。

0111

データ同期処理を実行すると,MBT のスケジュール帳のデータが更新されます。

0121

データ同期処理を実行すると,サーバのスケジュール帳のデータが更新されます。

0131

データ同期処理を実行すると,MBT のスケジュール帳のデータがサーバへ送られます。

B.1.3

承認又は拒否の付与  本体の 5.2.2 に従い,附属書 図 の例では,

−  “はい”ボタンが押されたら,MBT サーバアプリケーションによってデータ同期処理が実行される。

−  “いいえ”ボタンが押されたら,MBT サーバアプリケーションによるデータ同期処理は行なわれず,

別の画面内容が表示される。

はい”ボタン及び“いいえ”ボタンは,

附属書 図 の例のとおり,恒常的な領域に配置され,使用者が”

はい”ボタン及び“いいえ”ボタンとを同時には押せないようになっていることが望ましい。

B.1.4

パラメタの設定  本体の 5.2.3 に従い,附属書 図 の例では,データ同期処理のために“年”及び“月”

を入力するテキスト入力領域が,スクロールによって画面外に消えることのない恒常的な領域に配置され

ている。

B.2

使用者へのフィードバック(成功の場合)

B.2.1

一般事項  この箇条では,本体の 5.3 で定義した機能を実現するための対話型画面内容の例を,附属

書 図 を用いて示す。


15

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

附属書   2  使用者へのフィードバック(成功の場合)のための画面内容例

B.2.2

完了の通知  本体の 5.3.1 に従い,附属書 図 の例のとおり,メッセージ文が表示される。

データ同期処理の完了の通知のメッセージ文の例を,

附属書 表 に示す。各メッセージは,本体の 5.3.1

に示したメッセージ番号例に対応している。メッセージの表現は,アプリケーション及び言語に合わせて

適切に変更してもよい。

附属書   2  データ同期処理における完了の通知の一般的なメッセージ

メッセージ 
番号例

一般的なメッセージ

0200

データ同期処理は完了しました。

MBT

のスケジュール帳とサーバのスケジュール帳との間で,2000 年 5 月に対応するデータ同期処

理が完了されました。

0211

データ同期処理を実行したため,MBT のスケジュール帳のデータが更新されました。

0221

データ同期処理を実行したため,サーバのスケジュール帳のデータが更新されました。

0231

データ同期処理を実行したため,MBT のスケジュール帳のデータがサーバへ送られました。

MBT のスケジュール帳とサーバのスケジュール帳との間で,2000 年 5 月に

対応するデータ同期処理が完了されました。

データ同期処理は完了しました。

確認

データ同期処理を実行したため,

      −  MBT のスケジュール帳のデータが更新されました。

      −  サーバのスケジュール帳のデータが更新されました。

      −  MBT のスケジュール帳のデータがサーバへ送られました。

(ご注意)

確認ボタン


16

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

B.2.3

完了に対する使用者の確認  本体の 5.3.2 に従い,附属書 図 の例では,“確認”ボタンが押される

と別の画面内容が表示されるべきである。

確認”ボタンは,

附属書 図 の例のとおり,恒常的な領域に配置されていることが望ましい。

B.3

使用者へのフィードバック(失敗の場合)

B.3.1

一般事項  この箇条では,本体の 5.4 で定義した機能を実現するための対話型画面内容の例を,附属

書 図 を用いて示す。

附属書   3  使用者へのフィードバック(失敗の場合)のための画面内容例

B.3.2

失敗の通知  本体の 5.4.1 に従い,附属書 図 の例のとおり,メッセージ文が表示される。

データ同期処理の失敗の通知のメッセージ文の例を,

附属書 表 に示す。各メッセージは,本体の 5.4.1

に示したメッセージ番号例に対応している。メッセージの表現は,アプリケーション及び言語に合わせて

適切に変更してもよい。

サーバ内でローカルなエラーが発生したため,MBT のスケジュール帳とサ

ーバのスケジュール帳との間での,

2000

年 5 月に対応するデータ同期処理は,

完了されていません。

データ同期処理は失敗しました。

確認

データ同期処理が失敗したため,

      −  MBT のスケジュール帳のデータは更新されていません。

      −  サーバのスケジュール帳のデータは更新されていません。

      −  MBT のスケジュール帳のデータはサーバへ送られていません。

(ご注意)

確認ボタン


17

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

附属書   3  データ同期処理における失敗の通知の一般的なメッセージ

メッセージ 
番号例

一般的なメッセージ

0300

データ同期処理は失敗しました。

MBT

のスケジュール帳とサーバのスケジュール帳との間での,2000 年 5 月に対応するデータ同期

処理は,完了されていません。

0311

データ同期処理は失敗しましたが,MBT のスケジュール帳のデータは更新されています。

0312

データ同期処理が失敗したので,MBT のスケジュール帳のデータは更新されていません。

0321

データ同期処理は失敗しましたが,サーバのスケジュール帳のデータが更新されています。

0322

データ同期処理が失敗したので,サーバのスケジュール帳のデータは更新されていません。

0331

データ同期処理は失敗しましたが,MBT のスケジュール帳のデータはサーバへ送られました。

0332

データ同期処理が失敗したので,MBT のスケジュール帳のデータはサーバへ送られていません。

B.3.3

失敗の詳細な理由  本体の 5.4.2 に従い,附属書 図 の例のとおり,メッセージ文が表示される。

データ同期処理の失敗の詳細な理由のメッセージ文の例を,

附属書 表 に示す。各メッセージは,本

体の 5.4.2 に示したメッセージ番号例に対応している。メッセージの表現は,アプリケーション及び言語に

合わせて適切に変更してもよい。

附属書   4  データ同期処理における失敗の詳細な理由の一般的なメッセージ

メッセージ

番号例

一般的なメッセージ

1001

サーバ内で局所的な誤りが発生したため,

1002

通信中に誤りが発生したため,

1003

不明な理由により,

B.3.4

失敗に対する使用者の確認  本体の 5.4.3 に従い,附属書 図 の例では,“確認”ボタンが押される

と別の画面内容が表示される。

確認”ボタンは,

附属書 図 の例のとおり,恒常的な領域に配置されていることが望ましい。


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X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

附属書 C(参考)技術情報−画面内容記述言語としての PDX タグ

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

C.1  PDX

タグの概要  MBT クライアントの画面内容を配置するために,MBT サーバアプリケーションは,

画面内容記述言語を用いることができる。HTML(ハイパテキストマークアップ言語)は,画面内容の構

成を記述するために広く用いられている。しかし,HTML は,本体の 5.25.3 及び 5.4 に示した画面内容

を構成するのに必要なタグのすべてを揃えているわけではない。

上で必要なタグのすべてを揃えた画面内容記述言語の一例として,PDX

1)

があげられる。HTML タグと

ともに用いられる PDX タグは,MBT サーバアプリケーションが MBT クライアントの資源を制御するた

めに,次の三つの機能を提供する。PDX タグは MBT サーバアプリケーションに対して,P4 スクリプト命

令を用いて MBT クライアントのデータベースを利用する又は操作するための手段を提供する。

− PDX タグは,P4 スクリプト命令を含む P4 スクリプトファイルの URL を参照することができる。

MBT

サーバアプリケーションは,MBT クライアントのデータベースを利用する又は操作するため

に,MBT クライアントに P4 スクリプト命令を入手させて実行させる。

− PDX タグは,小さな画面に合わせて構成要素をどのように配置し,画面にどのように出力するかを

記述することができる。

− PDX タグは,MBT クライアントの限られた資源環境でどのようにアクセスを制御するかを記述す

ることができる。

1)

 PDX

タグに関する詳細な情報は次の URL から入手できる。

http://www.jbmia.or.jp/~isoiec/sc35/wg4/project18021.htm

C.2  HTML

タグとともに PDX タグを使って記述したプログラム例

C.2.1

一般事項  この項では,MBT クライアントの画面内容の配置を規定するために,HTML タグととも

に PDX タグを使って記述したプログラム例を示す。


19

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

C.2.2

使用者の承認又は非承認  附属書 図 に示すプログラム例は,附属書 図 に示した画面内容の

配置を決めるために用いられる。

附属書   1  使用者の承認又は非承認のためのプログラム例

<HTML> 
<HEAD> 
        <TITLE>使用者の承認又は非承認</TITLE> 
    <PDXSETFIXEDAREA SIZE="40%" ALIGN="bottom"> 
</HEAD> 
<BODY> 
    <H3>データ同期処理を実行します。</H3><P> 
  <PDXVSPACE SIZE="10P"> 
    “はい”を押すと,指定した年と月に対応する,MBT のスケジュール帳とサーバのスケジュール帳との 
    データ同期処理が開始します。<P> 
  <PDXVSPACE SIZE="5P"> 
    (ご注意)

<DL> 
    <DT>データ同期処理を実行すると,

        <DD>−  MBT のスケジュール帳のデータが更新されます。 
        <DD>−  サーバのスケジュール帳のデータが更新されます。 
        <DD>−  MBT のスケジュール帳のデータがサーバへ送られます。 
  </DL> 
 
  <PDXFIXEDAREA> 
    <FORM ACTION="http://www.domain.name/dir/synchronization.cgi" 
                    METHOD="post"> 
            データ同期処理を行う年と月とを指定して下さい。<P> 
      <PDXTABAREA TAB1="20%" TAB2="50%"> 
                <PDXTAB>年: 
        <PDXTAB><INPUT TYPE="p4text" NAME="year" VALUE="2000"><P> 
                <PDXTAB>月: 
                <PDXTAB><INPUT TYPE="p4text" NAME="month" VALUE="5"> 
      </PDXTABAREA> 
      <PDXVSPACE SIZE="5P"> 
            データ同期処理を開始しますか?<P> 
      <PDXTABAREA TAB1="10%" TAB2="25%"> 
                <PDXTAB><INPUT TYPE=submit VALUE=はい> 
                                <INPUT TYPE="hidden" NAME="result" P4SCRIPT="p4form.p4"> 
                <PDXTAB><A HREF="cancel.html">いいえ</A> 
      </PDXTABAREA> 
        </FORM> 
  </PDXFIXEDAREA> 
</BODY> 
</HTML>


20

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

C.2.3

使用者へのフィードバック(成功の場合)  附属書 図 に示すプログラム例は,附属書 図 

示した画面内容の配置を決めるために用いられる。

附属書   2  使用者へのフィードバック(成功の場合)のためのプログラム例

<HTML> 
<HEAD> 
        <TITLE>使用者へのフィードバック(成功の場合)</TITLE> 
    <PDXSETFIXEDAREA SIZE="25%" ALIGN="bottom"> 
</HEAD> 
<BODY> 
    <H3>データ同期処理は完了しました。</H3><P> 
  <PDXVSPACE SIZE="10P"> 
    MBT のスケジュール帳とサーバのスケジュール帳との間で,2000 年 5 月に対応するデータ同期処理が完了されました。<P> 
  <PDXVSPACE SIZE="5P"> 
    (ご注意)

<DL> 
    <DT>データ同期処理を実行したため,

        <DD>−  MBT のスケジュール帳のデータが更新されました。 
        <DD>−  サーバのスケジュール帳のデータが更新されました。 
        <DD>−  MBT のスケジュール帳のデータがサーバへ送られました。 
  </DL> 
 
  <PDXFIXEDAREA> 
    <PDXTABAREA TAB1="20%"> 
            <PDXTAB><A HREF="accept.html">確認</A> 
    </PDXTABAREA> 
  </PDXFIXEDAREA> 
</BODY> 
</HTML>


21

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

C.2.4

使用者へのフィードバック(失敗の場合)  附属書 図 に示すプログラム例は,附属書 図 

示した画面内容の配置を決めるために用いられる。

附属書   3  使用者へのフィードバック(失敗の場合)のためのプログラム例

<HTML> 
<HEAD> 
        <TITLE>使用者へのフィードバック(失敗の場合)</TITLE> 
    <PDXSETFIXEDAREA SIZE="25%" ALIGN="bottom"> 
</HEAD> 
<BODY> 
    <H3>データ同期処理は失敗しました。</H3><P> 
  <PDXVSPACE SIZE="10P"> 
    サーバ内でローカルなエラーが発生したため, 
    MBT のスケジュール帳とサーバのスケジュール帳との間での,2000 年 5 月に対応するデータ同期処理は, 
    完了されていません。<P> 
  <PDXVSPACE SIZE="5P"> 
    (ご注意)

<DL> 
    <DT>データ同期処理が失敗したため,

        <DD>−  MBT のスケジュール帳のデータは更新されていません。 
        <DD>−  サーバのスケジュール帳のデータは更新されていません。 
        <DD>−MBT のスケジュール帳のデータはサーバへ送られていません。 
  </DL> 
 
  <PDXFIXEDAREA> 
    <PDXTABAREA TAB1="20%"> 
            <PDXTAB><A HREF="confirm.html">確認</A> 
    </PDXTABAREA> 
  </PDXFIXEDAREA> 
</BODY>


22

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

附属書 D(参考)技術情報−データベース操作言語としての

P4

スクリプト言語

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

D.1  P4

スクリプト言語の概要  MBT クライアントのデータベースを利用する又は操作するために,MBT

サーバアプリケーションはデータ操作言語を用いることができる。P4 スクリプト言語

1)

は,データ操作言

語の一つであり,Forth 言語に似た特徴を持っている。言語モデルはスタックマシン,数式は逆ポーランド

記法であり,P4 スクリプト言語は“JIS X 0201 ラテン文字符号”だけを用いて表現される。P4 スクリプト

言語は三つのデータ型,すなわち,数,文字列及びリストをもつ。

P4

スクリプト言語では,

“数値演算”

“データ操作”

“スタックマシン操作”

“文字列制御”又は“結

果出力”のための命令とともに,56 個の“データベース処理”  命令が定義されている。

“データベース処

理”  命令はデータベースの抽象的な構造である“DB”を操作する。

1)

 P4

スクリプト言語に関する詳細な情報は次の URL から入手できる。

http://www.jbmia.or.jp/~isoiec/sc35/wg4/project18021.htm

D.2  P4

スクリプト言語を用いて記述した命令例  この箇条では,MBT クライアントのデータベースを利

用する又は操作するために,P4 スクリプト言語を用いて記述した命令例及び実行結果例を示す。

附属書 図 に示す P4 スクリプト命令例は,MBT サーバアプリケーションとして行われるデータ同期

処理の工程の一部を実行するために用いられる。この P4 スクリプト命令は,

附属書 図 で用いた

“p4form.p4”

という名前のファイルに含まれている。

附属書 図 において“年”及び“月”をパラメタと

して与えた後に使用者が“はい”ボタンを押すと,P4 スクリプト命令は MBT のスケジュール帳から条件に

合致したスケジュールデータを探し出す。

附属書   1  P4 スクリプト命令例

附属書 図 に示した P4 スクリプト命令が実行されると,サーバ機器に P4 スクリプト実行結果が送ら

れる。

附属書 図 の例では,P4 スクリプト実行結果には条件に合致した 2 件のスケジュールデータが含

まれ,サーバ機器は“result”という名前で実行結果を参照する。

$year $string! $month Sl $lm! $lm 1 = Ct { $string "0" Sa T } C $string $month Sa T 1 $string Li

$slist! $slist ("^=") Lp T 1 $slist Li $mlist! $mlist ("TIME" "ACSString") Lp T 1 !dh 4096 Dfo

$fh! De Cp . Q C $fh $mlist () Dq $lh! De Cp . Q C 0 . $lh 0 = Ct { 0 . } Ce { $lh Dfz . Ib

{ $lh .dr } Iw $lh Dfc } C $fh Dfc


23

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)

     

附属書   2  P4 スクリプト実行結果例

 

result=0+2+((“SCRT” 9 2 “0”)(“LMTM” 6 15 “20000416081446”)(“TIME” 7 10

(“20000511”””))(“MEMO” 1 8 “Meeting”)(“ALON” 9 2 “0”))+((“SCRT” 9 2 “0”)(“LMTM” 6 15

“20000418051848”)(“TIME” 7 10 (“20000512”””))(“MEMO" 1 14 “Business trip”)(“ALON” 9 2

“0”))


24

X 9301:2005 (ISO/IEC 18021

:2002)