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X 9204

:2004 (ISO 12640-2:2004)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日

本工業規格である。

これによって,JIS X 9204:2000 は,改正され,この規格に置き換えられる。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 12640-2:2004,Graphic technology

−  Prepress digital data exchange – Part 2:XYZ/sRGB encoded standard colour image data (XYZ/SCID)を基礎と

して用いた。

この規格の一部が,  技術的性質をもつ特許権,  出願公開後の特許出願,  実用新案権,  又は出願公開後の実

用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,

このような技術的性質をもつ特許権,  出願公開後の特許出願,  実用新案権,  又は出願公開後の実用新案登

録出願にかかわる確認について,  責任はもたない。

JIS X 9204

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)高精細カラーディジタル標準画像データ-使用指針

附属書 B(規定)検査合計データ

附属書 C(参考)画像データの典型的な TIFF ファイルヘッダ

附属書 D(参考)テキスト挿入

附属書 E(参考)画像の評価及び再現


X 9204

:2004 (ISO 12640-2:2004)

(2) 

2

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

1

4.

  画像データ 

2

5.

  データの表現方法及び定義 

2

5.1

データセットの定義

2

5.2 CIE XYZ

データと sRGB 色空間データとの関係

3

5.3

  自然画像 

4

5.4

  合成画像 

7

6.

  電子データ 

12

6.1 

画像データの特徴

12

6.2

ファイルの構造 

12

附属書 A(規定)高精細カラーディジタル標準画像データ-使用指針 

14

附属書 B(規定)検査合計データ 

15

附属書 C(参考)画像データの典型的な TIFF ファイルヘッダ

17

附属書 D(参考)テキスト挿入 

20

附属書 E(参考)画像の評価及び再現

21

参考文献

23


     

日本工業規格

JIS

 X

9204

:2004

(ISO 12640-2

:2004

)

高精細カラーディジタル標準画像(XYZ/SCID)

Graphic technology −Prepress digital data exchange −

XYZ/sRGB  standard colour image data (XYZ/SCID)

序文  この規格は,2004 年に第 1 版として発行された ISO 12640-2:2004,Graphic technology - Prepress digital

data exchange - Part 2:XYZ/sRGB encoded standard colour image data (XYZ/SCID)

を翻訳し,技術的内容及び

規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

1

  適用範囲  この規格は,符号化,変換,圧縮及び復元を含む画像処理,カラーモニタ表示,又は印刷

の過程における画質変化を評価するための 15 種の標準カラー画像を表現する数値データを規定する。

標準

カラー画像は,16 ビット XYZ 及び 8 ビット RGB のディジタルデータに符号化され,電子データファイル

として提供される。この規格は,画像形成にかかわる研究,開発,製品評価及び工程制御に利用すること

ができる。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 12640-2:2004

,Graphic technology - Prepress digital data exchange - Part 2:XYZ/sRGB encoded

standard colour image data (XYZ/SCID) (IDT)

2. 

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。

これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格

の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付記

していない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

  JIS X 9205  電子製版画像データ交換用タグ付きファイルフォーマット(TIFF/IT)

備考   ISO 12639:1998 Graphic technology-Prepress digital data exchange - Tag image file format for image 

technology (TIFF/IT)

が,この規格に一致している。

IEC 61966-2-1

:1999 Colour measurement and management in multimedia systems and equipment. Part 2-1:

Colour management – Default RGB Colour Space – sRGB

ITU-R BT.709-3

:1998 Parameter values for the HDTV standards for production and international programme   

exchange

TIFF, Revision 6.0 FinalAldus Corporation (now Adobe Systems Incorporated), June3, 1992

3

  定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする。

3.1

検査合計  (check sum)    ファイル中の数値の合計であって,ファイルが適切に転送されたかどうかを


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

2

検査するために使われるもの。

備考  通常,低位のビットだけが合計される。

3.2 

色順  (colour sequence)  色をデータファイル内に格納する順番。

3.3 

色空間  (colour space)色の幾何学的表示に用いる,通常3次元の空間。この用語は,XYZ及びsRGB

を記述するために使われる。

備考  この規格は,二つの色空間,XYZ及びsRGBに基づく。XYZとsRGBとの関係は,5.2による。 

3.4 

全体的色変更(global colour change)画像の中の色変更を,その画像のすべての部分に一貫して

適用すること。

備考  他の色変更の方法として,画像の選ばれた空間領域を,その他の画像領域とは独立に変更する

局所的色変更がある。

3.5 

画像の向き  (orientation)  利用者が観察する画像内容を基準とした,データの原点及び最初の行の

向き。

備考  画像の向きを指定するために使われるコードは,JIS X 9205 による。

3.6 

画素  (pixel)  画像における処理可能な最小要素。その色値が特定の色空間の座標値として符号化され

ている。

備考

画素が補間の結果である場合,注記しておくのが望ましい。

3.

画素色値  (pixel colour value)  画素の色を表現する一組の数値。

3.8 

点順次  (pixel interleaving)    画素についてのXYZ色空間又はRGB色空間での色値を次々と並べた

カラーデータの構成方法。色値の各座標値は,どの画素についても同じ順番に並べる。

     

備考1.  色の特定の順序は,JIS X 9205の中で定義されるColorSequenceタグによって決定される。

     

    2.  他のカラーデータ順次表現方法として,線順次及び面順次がある。

3.9 

三刺激値  (tristimulus values)  三色表色系において試料の色刺激に等色するために必要な3個の

原刺激の量。

4

.画像データ  この規格は,8 種の自然画像及びコンピュータで生成した7種の合成画像に対し,16

ビット XYZ データ及び 8 ビット  sRGB データとして符号化したカラー画像データからなる。

これらのデータの画像特徴は 5.で規定し,電子データ構造は 6.で規定する。画像データそのものは,

この規格に含まれる 30 種のデータファイルに格納してある。画像の名称に対応するファイル名は,5.3 

及び 5.4 に示す。

5

.データの表現方法及び定義

5.1

データセットの定義  各標準画像データセットは,写真撮影された8種の自然画像及びコンピュータ

で生成した7種の合成画像からなる。自然画像の識別記号は,それぞれ N1∼N8 とし,各画像には,その

絵柄に由来する名前(例えば,

“女性とグラス”

)を付ける。合成画像の識別記号は,それぞれ S1∼S7

とし,コンピュータグラフィクス,ビジネスグラフ,カラーチャート及びカラービネット(colour vignettes)

からなる。二つの色空間による画像データセットを区別するために,XYZ 画像には“ISO-XYZ”,sRGB

画像には“ISO-sRGB”という小さな文字を画像中に挿入する。小さな文字の挿入位置情報は,

附属書 に示

す。


3

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

5.2

  CIE XYZ データと sRGB 色空間データとの関係

5.2.1

  出力基準 sRGB 画像データの特徴  多数の画像装置間の互換性を最大限に保証するために,sRGB

画像データは,IEC 61966-2-1 で規定される理想的な sRGB ディスプレイ及び sRGB 観察条件における出力

基準のデータとする。sRGB 観察条件下で,sRGB ディスプレイ上に望ましい画像の見え(appearance)を

作り出すために必要なすべての色処理は,sRGB 画像データの符号化に先立って行われなければならない。

sRGB

画像データは,望ましい sRGB の見えを伝えるものと考えることが望ましい。その後の色作りは,

異なる媒体の能力及び観察条件によって必要となるやや異なる見えを作るために行うことがあってもよい

が,このような色作りは,一般的に,かなり本質的な方法で自動的に見えを変えてしまうようなもので

あってはならないし,sRGB 画像データが“未完成な”ものであるとみなすことも許されない。この規則

の例外は,使用者による画像データの編集及び操作,並びに sRGB ではない任意の RGB 画像データの処理

とする。

5.2.2

  XYZ データと sRGB データとの関係  CIE 1931 XYZ 三刺激値と sRGB ディジタルデータとの間の

変換は,

次に示すように IEC 61966-2-1 で規定されている。

これらの変換は,

XYZ

三刺激値が 8 ビット sRGB

値からいかに計算されるかを定義する。決定された測色値は,標準観測者が,標準観測条件で標準カラー

モニタ上の画像を観測するときの測色値とする。

両者の関係を,次のとおり定義する。

R'

sRGB

R

8bit

/255

(1)

G'

sRGB

G

8bit

 /255

(2)

B'

sRGB

B

8bit

 /255

(3)

ここに,

R

8bit

  8 ビットに符号化された sRGB R に対するコード値,

G

8bit

  8 ビットに符号化された sRGB G に対するコード値,

B

8bit

  8 ビットに符号化された sRGB B に対するコード値,

R'

 sRGB

  sRGB R 値,

G'

 sRGB

  sRGB G 値,

B'

 sRGB

  sRGB B 値,

R'

 sRGB

 0.04045

のときは,R

sRGB

 = R’

sRGB

 / 12.92

とし、他は

(

)

4

.

2

sRGB

sRGB

055

.

1

/

)

055

.

0

'

(

+

R

R

G'

 sRGB

 0.04045

のときは,G

sRGB

 = G’

sRGB

 / 12.92

とし、他は

(

)

4

.

2

sRGB

sRGB

055

.

1

/

)

055

.

0

'

(

+

G

G

B'

 sRGB

 0.04045

のときは,B

sRGB

 = B’

sRGB

 / 12.92

とし、他は

(

)

4

.

2

sRGB

sRGB

055

.

1

/

)

055

.

0

'

(

+

B

B

また,

÷

÷

÷

ø

ö

ç

ç

ç

è

æ

÷

÷

÷

ø

ö

ç

ç

ç

è

æ

=

÷

÷

÷

ø

ö

ç

ç

ç

è

æ

sRGB

sRGB

sRGB

9505

.

0

1192

.

0

0193

.

0

0722

.

0

7152

.

0

2126

.

0

1805

.

0

3576

.

0

4124

.

0

B

G

R

Z

Y

X

ここに,R

sRGB

G

sRGB

及び B

sRGB

は,輝度に比例した sRGB 値を表わす。また,X及び 値は,sRGB

画像が理想的な sRGB ディスプレイに表示されたときに測定される値となる。このとき,各種フレア(flare)

を除いて測定を行う。式(4)によって計算された CIE  1931 XYZ 三刺激値は,0.0∼100.0 ではなく, 0.0

∼1.0 の相対値に調整されている。絶対的な三刺激値は,0.0∼1.0 の相対値に sRGB ディスプレイの白色点

輝度である 80 を乗算して計算された値となる。

(4)


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

4

5.2.3

  XYZ 画像データ  5.2.2 で計算された XYZ 画像データは、ディスプレイの白色点の三刺激値で正規

化を行い,16 ビットのデータ範囲に拡張するための係数を掛けて、それぞれ 16 ビットデータとして記述

する。

ここに,

X

16bit

         16 ビットに符号化した のコード値;

Y

16bit

         16 ビットに符号化した のコード値;

Z

16bit

         16 ビットに符号化した のコード値;

XY

及び  Z

内部フレア,ベイリンググレア(veiling glare),ビューイングフレア(viewing  
flare

)などの各種フレアを除いたディスプレイの三刺激値;

X65, Y65  及び  Z65  ディスプレイの白色点の三刺激値とする。

5.2.4

  画像データ配置  各色空間における画像データは,RGB 順(8 ビット)及び XYZ 順(16 ビット)

の点順次とし,絵柄の左上を始点として右方向に 1 行分を配列し,順次下段に行走査して構成する。

5.3 

  自然画像    自然画像の特徴及び用途を表 に示す。各画像は,それぞれ識別番号及び名称をもつ。

自然画像を縮小し,カラーで再現したものを

図1に示す。自然画像の仕様を,次に示す。

a)  画像の大きさ

4096

画素(長辺)

× 3072 画素(短辺)

備考  4096

× 3072 画素で構成される自然画像は,16 画素/mm で印刷すると,256mm × 192mm

      の寸法となる。

b)    カラー画像データの並び順    点順次。

c)    カラー画像データの色順      (RGB)又は(XYZ)。

d)    カラー画像データの色値

RGB

データは,各色 8 ビット,XYZ データ  は,各色 16 ビット。

e)    画像データの向き                画像の左上を始点,右下を終点とする水平走査。

  備考 1.  画像”野火”の原物は,絵画であるが,自然画像として分類した。

                2.

  個々のファイルのヘッダにあるデータの符号化方法は,附属書 による。JIS X 9205  

規定される書式に従う。

          3.  N1 及び N5 では,画像のハイライト部分の階調範囲を制限している。

          4.  N2,N4 及び N8 では,高度な観察者は,ハイライト又はシャドー部分での階調範囲の

制限に気づくことがある。このような階調範囲の制限は,通常,多くの画像に見られる。

65

16bit

65

16bit

65

16bit

/

65535

/

65535

/

65535

Z

Z

Y

Y

X

X

t

×

=

×

=

×

=

Z

Y

X

(5)

(6)

(7)


5

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

1  自然画像

画像の識別番号

画像の名称

画像の縦横

特徴

N1

女性とグラス

縦長

グラスを持った女性のクローズアップ画像で,人肌の色再現性 
評価用画像。

N2

横長

豊富な色彩をもつ花のみずみずしさを表現した画像で,ハイライ
トの階調再現性の評価及び暗い階調の擬似輪郭評価用画像。

N3

釣具

縦長

暗部の多い釣具の画像で,画像鮮鋭度評価用画像。

N4

民芸品

横長

日本の伝統的な民族工芸品を多数同時に撮影した画像で,多くの
高彩度色をもつ色再現性評価用画像。

N5

野火

横長

日本画の伝統的なテクニックを特徴づけている微妙な色調の 
再現性評価用画像。

N6

波止場

横長

複雑な幾何学的形状をもち,画像処理結果の評価に適した画像。

N7

毛糸

横長

毛糸,鉛筆及びリボンで構成され,画像機器の色再現域評価に 
適した画像。

N8

銀製品

縦長

グレーの階調再現及び金属光沢の再現の評価に適した画像。


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

6

 N1

女性とグラス N2

  花

 N3

釣具 N4

民芸品

N5

野火 N6

波止場

 N7

毛糸

N8

銀製品

図 1  自然画像


7

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

5.4

合成画像

5.4.1

  一般  合成画像は,コンピュータグラフィクス,ビジネスグラフ,カラーチャート及びカラー

ビネットで構成される。

図 に縮小した合成画像を示す。カラー画像データの並び順,色順,色値及び

画像の向きは,自然画像と同じとする。画像の大きさを

表 に示す。

表 2  合成画像

画像の識別番号

画像の名称

画像の縦横

(

画素数)

(

画素数)

S1

ティーポット

横長

360 480

S2

フクスケ

横長

1536 2048

S3

ネコ

横長

1536 2048

S4

スポーツ

縦長

2048 1536

S5

ビジネスグラフ

横長

1536 2048

S6

カラーチャート

横長

1332 2736

S7

カラービネット

横長

2608 4256

S1

∼S5 は,カラーモニタ出力画像として作成したので,最初に 8 ビット sRGB  データを生成した。16

ビット XYZ データは,

  8

ビット sRGB データを 5.2.2 に示す sRGB  から XYZ への変換によって作成した。

S6

及び S7 は,最初に CIE  L

*

が等間隔となるように設計した。画像の各部分の間隔のセットに対して,

適切な L

*

 ( a

*

 = b

*

 = 0 )

を 16 ビット XYZ データに変換し,その後,適切な正規化及び IEC 61966-2-1 

定義される XYZ から sRGB への変換によって 8 ビット sRGB データに変換した。

備考:S1 及び S2 は,ハイライト領域にディテイル(detail)のない,階調範囲の制限されたハイライト

を含む。


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

8

 S1

ティーポット

S2

フクスケ

 S3

ネコ S4

スポーツ

 S5

ビジネスグラフ S6

カラーチャート

 S7

カラービネット

図 2  合成画像


9

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

5.4.2

  コンピュータグラフィクス  コンピュータグラフィクス(CG)は,人工的に作られた画像とする。CG

は,自然画像とは異なり,雑音を含まない広い等色相領域,並びに色相及び/又は明度が滑らかに変化

する領域を含む。

S1

及び S2 は,陰影をもつ3次元 CG 画像とする。一方,S3 及び S4 は,陰影のない 2 次元 CG 画像と

する。4 種の CG 画像は,標準カラーモニタ画像として作成され,sRGB の各チャネルが 8 ビット解像度を

もつ。

a)

  S1  (ティーポット)  S1 は,3 次元 CG 分野での標準立体データの UTAH ティーポットに,水彩画

を写像して求めた3次元 CG 画像とする。一般に曲面は,多角形近似されるが,ベジエクリッピングを

用いた光線追跡(ray tracing)法によって高精度表示した。また,水彩画の微妙な階調は,ベジエ関数で

定義され,微妙な色の変化を示す。

b)

  S2  (フクスケ)   S2 は,立体物の実写画像を3次元 CG 画像に写像し直したもの,立体データ,

2 次元 CG 画像,2 次元 CG スケッチなどを CG アーティストによって 2 次元画像上に合成された CG 画像

である。制作意図は,日本古来の人形素材であるフクスケ,現代的な素材であるパソコン,コンパクト

ディスクなどを混在させることによって,新しいマルチメディア世界をイメージすることとした。

c)

   S3  (ネコ)   S3 は,2 次元 CG の例である。ねこの写真をサンプリングして作ったディジタル画像

に,人間の目の特性を考慮した領域分割を施し,その分割された個々の領域の色相及び形を作者の感性

をもとに変化させることで作成した。画像中に幅広い色域の情報をもつことを特徴とする。

d) 

  S4  (スポーツ)   S4 は,スキーヤの写真をサンプリングして作ったディジタル画像に対して,

色相及び形を CG アーティストの感性で変化させて作成した。制作意図は,スポーツとアートとの融合

をテーマに,躍動感を表現することである。この画像は,絵画的な要素,幅広い色情報及びバランスの

とれた色相をもつことを特徴とする。

5.4.3

  ビジネスグラフ  S5 は,棒グラフ,円グラフ,連続階調パターン及び文字パターンで構成する。

棒グラフは,無彩色を背景として 7 本の棒で構成する。それぞれの棒は,基本色,基本色を淡色化した

中間色及びハイライト色,並びに基本色を 2 段階に暗色化したものからなる 5 色で構成する。

円グラフは,

白色を背景として,7 色の基本色で構成したもの,及び 7 色の中間色で構成する 2 種の円グラフから構成

する。連続階調パターンは,開始色が黄色,終了色が黄赤のもの及び開始色が黄緑,終了色が濃い青の

ものとの 2 種の連続階調パターンから構成する。

5.4.4

  カラーチャート

5.4.4.1

  割り付け  S6 画像は,ITU-R BT.709-3 の RGB 原色で規定される色空間内で,負の三刺激値を

使用しない色票(colour patches)によって構成する。これらの色票を使用して,原画像ファイルに対する

画像出力装置の色再現能力を,

測定によって客観的に評価できる。

S6XYZ

画像は,

16

ビット XYZ で,

S6RGB

画像は,8 ビット sRGB で符号化される。

  各カラーチャートは,

図 に示すように,次の二つの領域をもつ。

a

)  6

3

(=216)個の 3 次色色票領域

b

)  1次色,2次色及び3次色グレーの領域(全 77 色票)

備考:符号化された sRGB 及び XYZ 画像データは,5.2.2 及び 5.2.3 で規定された変換によってディス

プレイに表示する画像の測色値に変換できる。しかしながら,ディスプレイ用に変換された

測色値は,どんな内部フレア,ベイリンググレア,ビューイングフレアも含まないことから,

理想的な sRGB ディスプレイで観察される測色値を正確には表現しない。色再現の忠実性を

原画像と比較するときには,

観察者が見る測色値と比較することが,

一般にはより適切である。


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

10

ディスプレイに表示される再現物,又は観察者が見る再現物の測色値の,原画像の測色値に

対する忠実性が,常に再現物の質を表す指標である考えるのは適切ではない。最適な質を得る

ためには,sRGB 観察条件と再現物を見る観察条件,及び sRGB と再現媒体の輝度及び色再現

域に差があるために,再現物の測色値を画像データに直接に結びつく測色値とは異なるように

調整することがしばしば必要である。

チャートの各色票の測色データは,テキストデータファイル CHART.CSV として含める。

図 3  カラーチャート(S6

5.4.4.2

  6

3

領域の作成法  S6 画像の 6

3

領域の XYZ データ及び sRGB データは,次の手順で作成する。

a)  L

*

  (0∼100)

値を 20 きざみで均等に分割し,6 段階とする。

b) 

分割された

*

値(a

*

=b

*

=0

と仮定)を,正規化(0∼1)された XYZ 値に変換する。

c) 

この 6 組の XYZ 値を,式(8)によって線形 sRGB 値に変換する。

d) 

得られた 6 段階の線形 sRGB 値を組み合わせて 6

3

組の線形 sRGB 値を作成する。

この 6

3

組の線形 sRGB

値に対して,式(9)によって XYZ 値を求める。

÷

÷

÷

ø

ö

ç

ç

ç

è

æ

Z

Y

X

 =

÷

÷

÷

ø

ö

ç

ç

ç

è

æ

9505

.

0

1192

.

0

0193

.

0

0722

.

0

7152

.

0

2126

.

0

1805

.

0

3576

.

0

4124

.

0

÷

÷

÷

ø

ö

ç

ç

ç

è

æ

sRGB

sRGB

sRGB

B

G

R

e)  6

3

組の

sRGB

値に対応した 8 ビットの s

RGB

値を,次に示す関係から求める

R

sRGB

≦0.0031308 のときは,

R’

sRGB

 = 12.92

×

R

sRGB

とし、他は

R’

sRGB

 =1.055

×

R

sRGB

(1.0/2.4)

−0.055

sRGB

≦0.0031308 のときは,

G’

sRGB

 = 12.92

×

G

sRGB

とし、他は

G’

sRGB

 =1.055

×

G

sRGB

(1.0/2.4)

−0.055

sRGB

≦0.0031308 のときは,

G’

sRGB

 = 12.92

×

G

sRGB

とし、他は

B’

sRGB

 =1.055

×

B

sRGB

(1.0/2.4)

−0.055

÷

÷

÷

ø

ö

ç

ç

ç

è

æ

÷

÷

÷

ø

ö

ç

ç

ç

è

æ

=

÷

÷

÷

ø

ö

ç

ç

ç

è

æ

Z

Y

X

B

G

R

1.0570

0.2040

7

0.055

15

0.04

58

1.87

9

8

0.96

0.4986

2

1.537

06

3.24

sRGB

sRGB

sRGB

6

3

  領域            1 次色、2 次色及び 3 次色の領域

(8)

(9)


11

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

C1.1

∼C1.6 の 6 ブロックの中で,

G

値は,ブロックごとに変化する。各ブロックの中で,

R

値は,水平

方向に,

B

値は,垂直方向にそれぞれ変化する。

5.4.4.3

  次色,次色及び 次色グレー領域の作成法    各々の領域の XYZ 及び sRGB データは,次の

手順で作成する。

a) 5.4.4.2 a)

で述べた手順において,

L

*

 

値(0~100)の均等分割数を 6 段階から 11段階(10 きざみ)に変更

し,

L

*

 

=5

を加えて

L

*

 

=100

を除き,合計 11 段階とする。5.4.4.2  の b)及び c)の手順まで実行し,

線形

sRGB

値を求める。

b) 1

次色,2 次色及び 3 次色に対し,線形

sRGB

値を組み合わせる。

c5.4.4.2

に示す d)及び e)の手順を使用して,線形

sRGB

値に対応した

XYZ

値を計算する。線形

sRGB

値は,8 ビット

sRGB

値を生成するためにも使用する。

各スケールに 12 段目の色票(

L

*

=100

の色票)が含まれない理由は,その段が白色点(

L

*

=100

a

*

=

b

*

=0

であることによる。この段はすべてに共通で,すでに 6

3

領域に存在するため,この色票を削除する。

カラースケールは,RGB を垂直方向に変化させ,R,G,B,C,M,Y 及びグレーの順に水平方向に

配置する。

5.4.5

カラービネット(Colour vignettes)

5.4.5.1

一般  S7 画像は,明るさが水平方向に連続的に変化するカラービネットとする。これを用いて,

出力機器の階調特性又は表現できる階調数が評価できる。また,階調変換,画像圧縮などによる階調再現

性への影響を視覚的に判断することができる。特に,階調再現に不連続性が生じる場合には,垂直方向に

筋状のパターンが観察されるので,一目でそれを知ることができる。

5.4.5.2

  カラービネットの作成法  5.4.4.3 で述べた手順において,0 から 100 の

L

*

 

値の均等分割数を 4096

段階に変更して,1次色,2次色及び3次色の XYZ データに対応した sRGB データを求める。

図 に示すように,S7 画像は,1 次色,2 次色及び 3 次色に対して,それぞれ二つのカラービネットで

構成される。1次色及び 2 次色については,上段は黒から,下段は白から始まり,それぞれ左から右へ

純色に向かって変化する。3次色(グレー)については,上段は黒から白へ,下段は白から黒へ,それぞれ

左から右へ変化する。

カラービネット全体の外側を囲むフレーム及び個々のパターンの間にすき(隙)間を設ける。フレーム

及びすき(隙)間は,色が

L

*

 

=50

で a*=b*=0 とする。

図 4  カラービネット(S7


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

12

6

  電子データ

6.1

  画像データの特徴  画像データは,JIS X 9204 に含まれる 30 個の画像データファイルで構成する。

ファイル名は,5.3 及び 5.4 の画像の識別番号に対応する。

表 に各データのファイル名,ファイル容量,

縦の画素数,横の画素数,色空間,色値及び画像の名称を示す。ファイル容量は,記録されたファイル

及びヘッダ情報などを含む。

附属書 の検査合計は,画像データの正当性を検査するために使用する。

画像データファイルの使用制限は,

附属書Aに示す。色再現の手引きは,附属書Eに示す。

6.2

  ファイルの構造  各データタイプに使用されるファイルフォーマットを次に示す。

      RGB 画像データ        TIFF 6.0

      XYZ 画像データ        TIFF 6.0 及び JIS X 9205 に基づく特殊な TIFF 構造ファイルフォーマット

附属書 に,画像ファイル N1XYZ.TIF 及び N1RGB.TIF の TIFF 6.0 ファイルヘッダを示す。

RGB

画像ファイルは,TIFF 6.0 の 及び 20 と互換性をもつ。

XYZ

画像ファイルは,TIFF 6.0 も TIFF/IT も認識しないので,互換性をもたない。したがって,

PhotometricInterpretation

タグを,RGB データを指定する“2”に設定するが,XYZ データを RGB データと

解釈するので,アプリケーションは,間違った色を表示する。また,ColorSequence タグ(JIS X 9205 

定義される。

)は,

“XYZ”に設定する。


13

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

表 3  自然画像及び合成画像データファイルの内容

ファイル名

ファイル容量

(

バイト数)

(

画素数)

(

画素数)

色空間

色値

画像の名称

N1XYZ.TIF  75498496 4096 3072

XYZ

各色 16 ビット点順次  女性とグラス

N1RGB.TIF  37749760 4096 3072

RGB

各色  8 ビット点順次

女性とグラス

N2XYZ.TIF  75498496 3072 4096

XYZ

各色 16 ビット点順次  花

N2RGB.TIF  37749760 3072 4096

RGB

各色  8 ビット点順次

N3XYZ.TIF  75498496 4096 3072

XYZ

各色 16 ビット点順次  釣具

N3RGB.TIF  37749760 4096 3072

RGB

各色  8 ビット点順次

釣具

N4XYZ.TIF  75498496 3072 4096

XYZ

各色 16 ビット点順次  民芸品

N4RGB.TIF  37749760 3072 4096

RGB

各色  8 ビット点順次

民芸品

N5XYZ.TIF  75498496 3072 4096

XYZ

各色 16 ビット点順次  野火

N5RGB.TIF  37749760 3072 4096

RGB

各色  8 ビット点順次

野火

N6XYZ.TIF  75498496 3072 4096

XYZ

各色 16 ビット点順次  波止場

N6RGB.TIF  37749760 3072 4096

RGB

各色  8 ビット点順次

波止場

N7XYZ.TIF  75498496 3072 4096

XYZ

各色 16 ビット点順次  毛糸

N7RGB.TIF  37749760 3072 4096

RGB

各色  8 ビット点順次

毛糸

N8XYZ.TIF  75498496 4096 3072

XYZ

各色 16 ビット点順次  銀製品

N8RGB.TIF  37749760 4096 3072

RGB

各色  8 ビット点順次

銀製品

S1XYZ.TIF

1037824 360 480

XYZ

各色 16 ビット点順次  ティーポット

S1RGB.TIF

  519424

360

480

RGB

各色  8 ビット点順次

ティーポット

S2XYZ.TIF  18875392 1536 2048

XYZ

各色 16 ビット点順次  フクスケ

S2RGB.TIF

9438208 1536 2048

RGB

各色  8 ビット点順次

フクスケ

S3XYZ.TIF  18875392 1536 2048

XYZ

各色 16 ビット点順次  ネコ

S3RGB.TIF

9438208 1536 2048

RGB

各色  8 ビット点順次

ネコ

S4XYZ.TIF  18875392 2048 1536

XYZ

各色 16 ビット点順次  スポーツ

S4RGB.TIF

9438208 2048 1536

RGB

各色  8 ビット点順次

スポーツ

S5XYZ.TIF  18875392 1536 2048

XYZ

各色 16 ビット点順次  ビジネスグラフ

S5RGB.TIF

9438208 1536 2048

RGB

各色  8 ビット点順次

ビジネスグラフ

S6XYZ.TIF  21867136 1332 2736

XYZ

各色 16 ビット点順次  カラーチャート

S6RGB.TIF  10934080 1332 2736

RGB

各色  8 ビット点順次

カラーチャート

S7XYZ.TIF  66598912 2608 4256

XYZ

各色 16 ビット点順次  カラービネット

S7RGB.TIF  33299968 2608 4256

RGB

各色  8 ビット点順次

カラービネット


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

14

附属書 A(規定)高精細カラーディジタル標準画像データ-使用指針  

A.1

一般  これらの画像データは,種々のテスト及び比較に成功裏に使われることを保証するため,当該

画像データにかかわるすべての使用は,A.2 及び A.3 に述べる手続き及び指針に従わなければならない。

A.2

  画像操作

A.2.1

  再現  これらの画像を使用したすべての再現においては,画像源としてJIS X 9204ISO 12640-2

に基づくものであることの注釈を含まなければならない。また,画像データに含まれる色空間表示を

残さなければならない。

A.2.2

  修正  これらの画像の修正によって作られたすべての画像(派生画像)も,画像の中に見える形で

色空間表示を含まなければならない。これらの画像データを修正するのに使用した,編集ステップや,

拡大縮小又は補間も含めたすべてのステップを示す図表が添付されなければならない。

A.2.3

  色操作  これらの画像に対する色又は調子に関するいかなる操作も,画像全体に適用されなければ

ならない。

A.2.4

  画像の切り出し  これらの画像の切り出しによって色空間表示が消えた場合には,当該画像中又は

当該画像の近くに色空間表示を追記しなければならない。

A.3

  配布及び共有に関する指針

A.3.1

  はじめに  これらの画像の目的とする多くの使用法は,それらがテスト計画の中で,いくつかの

場所で,そして又は幾人かの参加者によって使用されることを必要とする。次の使用法は,標準化機関(ISO

及びJISC)によって許容されると解釈される。

A.3.2

  営利販売  A.3.3 で規定される場合を除いて,これらのデータ,及びこれらのデータからの印刷物

とも営利販売は禁止される。

A.3.3

  試験及び評価用パッケージ  無償で販売又は配布するために,この規格の審美的な印刷物が一部と

して含まれるようにした,試験及び評価を目的としたパッケージの中に,これらの画像に対応したデータ

又はこれらの画像の派生物を含めることが許される。

備考:これらの画像を使用するテストや評価パッケージが,他のデータ処理手順の中にデータを埋め

込むことが必要である場合もある。パッケージの一部として,適当な標準化機関(ISO 及び

JISC

)から得られたこの規格の審美的印刷物を含めることは,パッケージの中で必要となる

同様な又は派生的なデータを含めることを許すだろう。

A.3.4

  試験及び評価プログラム  これらのデータファイル又は派生ファイルのコピー(複製)は,試験

及び評価プログラムの参加者間で交換されてもよい。標準化機関(ISO及びJISC)は,この規格の審美的

印刷物の所有権をもつ。

A.3.5

  報告  標準化機関(ISO及びJISC)がこの規格の審美的印刷物の所有権をもっている限り,試験

プログラムの報告の一部として又は宣伝行為の中で,これらの画像を示すことは許される。


15

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

附属書 B(規定)検査合計データ

画像データの正当性を検査するため,各画像の検査合計を求めた。その結果を,

附属書 表1及び

附属書 表 に 10 進数及び 16 進数で示す。検査合計は,XYZ,RGB の各プレーンの全画素を 1 バイト

の加算器で加え合わせて計算する。1 バイトを超えるビットは,すべて無視する。三つのプレーンの

全成分を加え合わせた検査合計は,

T

として示す。検査合計は,10 進数及び 16 進数の両方で示される。

XYZ

画像の場合,1 画素が 2 バイトであるため,上位下位ともに加算する。これらの検査合計値は,画像

データに関するものであるため,ヘッダなどのタグデータに関しては計算に含めない。

附属書 表1  検査合計(XYZ

10

進数 16 進数 

画像 

X Y Z T X Y Z T 

女性とグラス XYZ

229 168 216 101  E5  A8  D8  65

花 XYZ

155 242  78  219  9B  F2  4E  DB

釣具 XYZ

24 234 130 132 18  EA  82  84

民芸品 XYZ

47 37 56 140 2F 25 38 8C

野火 XYZ

185 174  51  154  B9  AE  33  9A

波止場 XYZ

166 235 239 128  A6  EB  EF  80

毛糸 XYZ

19 238 36 37 13 EE 24 25

銀製品 XYZ

154 60 167 125 9A 3C A7 7D

ティーポット XYZ

116 193 161 214  74  C1  A1  D6

フクスケ XYZ

47 102 12 161 2F  66  0C  A1

ネコ XYZ

92 14 29 135 5C 0E 1D 87

スポーツ XYZ

202 63  22  31  CA 3F  16  1F

ビジネスグラフ XYZ

139 124  13  20  8B  7C  0D  14

カラーチャート XYZ

248 120 248 104  F8  78  F8  68

カラービネット XYZ

86 75 211

116 56 4B D3 74


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

16

附属書 表 2  検査合計(RGB

10

進数 16 進数 

画像 

R G B T  R G B T 

女性とグラス RGB

10 138 47 195 0A 8A  2F  C3

花 RGB

245

144 17 150 F5 90 11 96

釣具 RGB

127 37 189 97  7F  25 BD 61

民芸品 RGB

82 82 54 218 52 52 36 DA

野火 RGB

137

112 21 14 89 70 15 0E

波止場 RGB

229 245 30 248 E5 F5 1E F8

毛糸 RGB

141 106  17  8  8D  6A  11  08

銀製品 RGB

148 49 79 20 94 31 4F 14

ティーポット RGB

50 29 87 166 32 1D 57 A6

フクスケ RGB

223 47 24 38 DF 2F 18 26

ネコ RGB

145

151 36 76 91 97 24 4C

スポーツ RGB

66 9 180

255

42 9 B4 FF

ビジネスグラフ RGB

189 137  45  115  BD  89  2D  73

カラーチャート RGB

156 156 156 212  9C  9C  9C  D4

カラービネット RGB

196 225  23  188  C4  E1  17  BC


17

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

附属書 C(参考)  画像データの典型的な TIFF ファイルヘッダ

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部では

ない。

C.1

  一般  C.2 及び C.3 は,XYZ/SCID 画像の自然画像“女性とグラス”の N1XYZ 及び N1RGB の TIFF

ファイルヘッダを示す。

C.2

  XYZ 画 像 の TIFF フ ァ イ ル ヘ ッ ダ の 例     XYZ/SCID 画 像 の XYZ セ ッ ト の 中 の フ ァ イ ル 名

“N1XYZ.TIF”

の TIFF ファイルヘッダを次に示す。タグは,TIFF 6.0 で定義されたものを使用する。

ColorSequence

フ ィ ー ル ド ( タ グ 34017) ( JIS X 9205 で 定 義 さ れ る 。) を , “XYZ” に 設 定 す る 。

PhotometricInterpretation

フィールド(タグ 262)を RGB データを指定する 2 に設定する。

次のフィールドは,省略時の値をとるため,タグに含めない。

NewSubfileType

=0

Orientation

=1 (load from top left, horizontally)

RowsPerStrip

=2

32

 - 1 (only one strip)

PlanarConfiguration =1 (pixel interleaving)

記号“n”  は,空バイトを表し,

“x”  は,データの長さを調整するための埋め草(padding)としての

任意の 16 進数を表す。

Offsets Value

Description

***TIFF File Header***

00000000 4D4D

Byte order “MM”(big-endian)

00000002  002A

Version number: 42

00000004  00000008

Pointer to the 1st: the 1st IFD begins in 8th 
byte in a file

***the

1

st

 IFD***

00000008  0010

Number of entries in this IFD: 16 entries in 
this IFD

 Tag#

Type

Count

Value-offset

0000000A 0100 0003 00000001 0C00xxxx 256

ImageWidth: 3072 pixels/line

00000016 0101 0003 00000001 1000xxxx

257 ImageLength:

4096

lines/image

00000022  0102  0003 00000003  00000200

258

BitsPerSample: pointer to the area of 
00000200h

0000002E 0103 0003 00000001 0001xxxx

259

Compression: 1(no compression)

0000003A 0106 0003 00000001 0002xxxx

262

PhotometricInterpretation: 2 (normally for 
RGB image)

00000046  010E 0002 00000014  00000206

270

ImageDescription:pointer to the area of 
00000206h

00000052  010F  0002  0000000E  00000220

271

Make(Vendor name): pointer to the area of 
00000220h


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

18

0000005E  0111  0004  00000001  00000400

273

StripOffsets:00000400h (pointer to the image 
data)

0000006A 0115 0003 00000001 0003xxxx

277

SamplesPerPixel: 3

00000076  0117  0004  00000001  04800000

279

StripByteCounts: 75,497,472 bytes in the 
strip

00000082 011A 0005 00000001 00000230

282

XResolution: pointer to the area of 
00000230h

0000008E 011B 0005 00000001 00000238

283

YResolution: pointer to the area of 
00000238h

0000009A 0128 0003 00000001 0003xxxx

296 ResolutionUnit:

cm

000000A6  0132  0002  00000014  00000240

306

DateTime: pointer to the area of 00000240h

000000B2  8298  0002  00000029  00000258

33432

Copyright: pointer to the area of 00000258h

000000BE 84E1 0002 00000004  58595A00 34017

ColorSequence: “XYZn”

000000CA  00000000

Pointer to next IFD: None

***Value

area***

00000200  0010  0010  0010

BitsPerSample: 16,16,16,(16-bits/sample for 
each separation)

00000206  57 4F 4D 41 4E 20 57 49 54 48 20 47 4C 41 53 53

58 59 5A 00 xx xx xx xx xx xx

ImageDescription:  
“WOMAN WITH GLASSXYZn”

00000220  49 53 4F 20 54 43 31 33 30 2F 57 47 32 00 xx xx

Make(Vendor name): “ISO TC130/WG2n”

00000230  00003E80   00000064

XResolution: 16000/100 (160 pixels/cm)

00000238  00003E80   00000064

YResolution: 16000/100 (160 pixels/cm)

00000240  32 30 30 32 3A 30 34 3A 30 31 20 31 30 3A 30 30

3A 30 30 00 xx xx xx xx

DateTime:  “2002:04:01 10:00:00n” (April  
1, 2002 at 10:00:00)

00000258  43 6F 70 79 72 69 67 68 74 20 32 30 30 32 20 49

53 4F 2C 20 41 6C 6C 20 72 69 67 68 74 73 20 72
65  73  65  72  76  65  64  2E  00  xx

Copyright:  
“Copyright 2002 ISO, All rights 
reserved.n”

00000282 – 000003FF

not used

***Image

data***

00000400 – 048003FF

Image data area is from 00000400h to 
048003FFh

附属書 図 1   N1XYZ.TIF 画像の TIFF ファイルヘッダ

C.3  RGB

画像の TIFF ファイルヘッダの例      XYZ/SCID 画像の RGB セットの中のファイル名

“N1RGB.TIF”

の TIFF ファイルヘッダを次に示す。タグは,TIFF 6.0 で定義されたタグを使用する。

次のフィールドは,省略時の値をとるため,タグに含めない。

NewSubfileType

=0

Orientation

=1 (load from top left, horizontally)

RowsPerStrip

=2

32

 - 1 (only one strip)

PlanarConfiguration =1 (pixel interleaving)

記号“n”  は,空バイトを表し,“x”  は,データの長さを調整するための埋め草としての任意の 16 進数を

表す。

Offsets Value

Description

***TIFF File Header***

00000000 4D4D

Byte order “MM”(big-endian)

00000002

002A

Version number: 42


19

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

00000004

00000008

Pointer to the 1st: the 1st IFD begins in 8th 
byte in a file

***the

1st

IFD***

00000008

0011

Number of in this IFD: 17 entries in this IFD

 Tag#

Type

Count

Value-offset

0000000A 0100 0003 00000001  0C00xxxx 256 ImageWidth:

3072 pixels/line

00000016 0101 0003

00000001 1000xxxx

257 ImageLength:

4096

lines/image

00000022  0102  0003 00000003  00000200

258  BitsPerSample: pointer to the area of

00000200h

0000002E 0103 0003 00000001  0001xxxx

259

Compression: 1(no compression)

0000003A 0106 0003 00000001  0002xxxx

262

PhotometricInterpretation: 2 (for RGB image)

00000046  010E  0002  00000014  00000206

270

ImageDescription: pointer to the area of 
00000206h

00000052  010F  0002  0000000E  00000220

271

Make(Vendor name): pointer to the area of 
00000220h

0000005E  0111

0004  00000001

00000400

273

StripOffsets: 00000400h (pointer to the image 
data)

0000006A 0115  0003 00000001 0003xxxx 277 SamplesPerPixel:

3

00000076

0117

0004  00000001

02400000

279

StripByteCounts: 37,748,736 bytes in the strip

00000082

011A

0005  00000001

00000230

282

XResolution: pointer to the area of 00000230h

0000008E

011B

0005  00000001

00000238

283

YResolution: pointer to the area of 00000238h

0000009A 0128 0003 00000001  0003xxxx

296 ResolutionUnit:

cm

000000A6

0132

0002  00000014

00000240

306

DateTime: pointer to the area of 00000240h

000000B2

013E

0005  00000002

00000258

318

WhitePoint: pointer to the area of 00000258h

000000BE  013F  0005  00000006

00000268

319

PrimaryChromaticities: pointer to the area of 
00000268h

000000CA  8298

0002  00000029

00000298

33432 Copyright: pointer to the area of 00000298h

000000D6

00000000

Pointer to next IFD: None

***Value

area***

00000200  0008  0008  0008

BitsPerSample: 8,8,8 (8-bits/sample for each 
separation)

00000206

57 4F 4D 41 4E 20 57 49 54 48 20 47 4C 41 53 53 
52 47 42 00 xx xx xx xx xx xx

ImageDescription:  
“WOMAN WITH GLASSRGBn”

00000220

49 53 4F 20 54 43 31 33 30 2F 57 47 32 00 xx xx

Make(Vendor name): “ISO TC130/WG2n”

00000230

00003E80

00000064

XResolution: 16000/100 (160 pixels/cm)

00000238

00003E80

00000064

YResolution: 16000/100 (160 pixels/cm)

00000240

32 30 30 32 3A 30 34 3A 30 31 20 31 30 3A 30 30   
3A 30 30 00 xx xx xx xx

DateTime:  “2002:04:01 10:00:00n” (April 1, 
2002 at 10:00:00)

00000258

00000C37

00002710

00000CDA 00002710

D65 white point:   
    x=3127/10000  y=3290/10000

00000268 00000280

0000012C 
00000096

000003E8 
000003E8 
000003E8

0000014A
00000258 
0000003C

000003E8
000003E8
000003E8

ITU-R BT.709-3 primary colours: 
    R(640/1000,330/1000) 
    G(300/1000,600/1000) 
    B(150/1000,60/1000)

00000298

43 6F 70 79 72 69 67 68 74 20 32 30 30 32 20 49   
53 4F 2C 20 41 6C 6C 20 72 69 67 68 74 73 20 72 
65 73 65 72 76 65 64 2E 00 xx

Copyright:  
“Copyright 2002 ISO, All rights reserved.n”

000002C2 – 000003FF

not used

***Image

data***

00000400

024003FF

Image data area is from 00000400h to 
024003FFh

附属書 図 2   N1RGB.TIF 画像の TIFF ファイルヘッダ


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

20

附属書 D(参考)テキスト挿入

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部では

ない。

  各画像は,文字識別子(ISO-XYZ 又は ISO-sRGB)をその画像の中に挿入する。文字識別子を表現する

画素は,0 又は 65535/255 の値とする。文字識別子は,XYZ 及び RGB のそれぞれのセットを区別する。

文字識別子の位置は,

附属書 図 に示すとおり,文字識別子を取り囲む長方形の対角の座標によって

規定する。各画像(画素の数に関して)中の文字識別子の位置座標を,

附属書 表 に示す。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

        附属書 図 1  文字識別子の座標

 

附属書 表 1  各画像における文字識別子の位置座標

識別番号

画像の名称

A

 (

X

1

,

Y

1

)

 

B

 (

X

2

,

Y

2

)

 

N1

女性とグラス

( 35, 4025 )

( 254, 4061 )

N2

( 35, 3001 )

( 254, 3037 )

N3

釣具

( 2817, 4025 )

( 3036, 4061 )

N4

民芸品

( 3842, 3001 )

( 4061, 3037 )

N5

野火

( 3842, 35 )

( 4061, 71 )

N6

波止場

( 35, 35 )

( 254, 71 )

N7

毛糸

( 3842, 35 )

( 4061, 71 )

N8

銀製品

( 2817, 35 )

( 3036, 71 )

S1

ティーポット

( 424, 9 )

( 473, 16 )

S2

フクスケ

( 1922, 15 )

( 2031, 31 )

S3

ネコ

( 1922, 15 )

( 2031, 31 )

S4

スポーツ

( 1410, 15 )

( 1519, 31 )

S5

ビジネスグラフ

( 1922, 15 )

( 2031, 31 )

S6

カラーチャート

( 2482, 1255 )

( 2701, 1291 )

S7

カラービネット

( 4002, 2550 )

( 4221, 2586 )

ISO-XYZ

A

 (

X

1

,

Y

1

)

B

(

X

2

,

Y

2

)

原点(1,1)


21

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

附属書 E(参考)画像の評価及び再現

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部では

ない。

高画質画像がこの規格で提供されることを保証するために,視覚評価手順を定めることが必要となった。

画像をカラーモニタ又はハードコピーで評価することによって,これが達成されるかどうかについて,

多くの議論があった。画像を IEC 61966-2-1 のセットアップ及び観察条件のディスプレイで観察する良い

機会ではあるが,ハードコピー上の再現が,より厳しい評価になると判断した。そこで,すべての画像を

Fuji Pictrography

ディジタルプリンタで印刷し,ISO 3664 の標準観察条件下で評価した。

しかし,この方法では評価のために作成されたハードコピーは,画像データと測色的に等価とはなら

なかった。これは,評価のために使うプリントを近似的に複製しようとする場合,どのように作るべきか

を記述する困難さを必然的に生み出す。印刷する画像は,色順応(画像は,D

65

による測色表現で規定され,

D

50

の観察条件に近似する。

)及び画像をハードコピーに満足できるように再現するのに不可避な部分と

なる色域写像の両方の補正を受ける。色順応の変換は,比較的容易に規定できるが,色域の写像は容易

ではない。こうした変換は,しばしば経験的に導出されるが,数学的に記述するのは容易ではない。

色域の写像は,規定することが困難なため行わなかった。しかしながら,どのような色域写像でも重要

な部分となる,階調再現を

付属書E表1で定義した。S6画像の1次色,2次色及び3次色のCIELAB値を提供

することで,これを行った。1次色及び2次色のデータは,色再現域の境界を近似的に定義でき,これらの

カラー色票は,階調再現を定義できる。このデータは,これらの画像を最適な再現に対するよい近似とな

るように再現しようとする場合,その装置が,同じようにふるまうか(必要な色域の差を補正しているか)

を確認するために利用できる。

定められた測定値は,二つの異なる研究機関で測定されたS6画像の12枚の異なる印刷物の測定の平均値

である。すべての測定は,ISO 13655に従っている。

 
 
 
 


X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

22

附属書 表 1  カラースケールの CIELAB 値−12 シートの平均値

Red Green 

Blue 

Step No. 

L* a* b* L

*

 

a

*

b

*

L

*

 

a

*

b

*

1

36.71 64.98 47.15 48.44 -53.86 53.02 18.55 22.67 -60.39

2

37.62 64.26 44.76 49.40 -52.80 54.49 19.44 20.62 -59.91

3

40.14 62.10 41.69 50.49 -51.50 56.23 21.44 20.43 -60.10

4

43.86 58.41 36.52 52.37 -50.15 57.10 27.70 19.03 -58.21

5

49.04 52.31 32.87 55.78 -48.95 53.33 33.82 17.12 -54.91

6

54.40 45.65 27.03 60.69 -45.71 47.49 39.51 15.44 -51.32

7

59.11 40.14 18.94 66.86 -40.22 38.50 47.30 12.72 -45.94

8

65.96 31.41 15.42 73.03 -33.50 29.47 57.21  9.77 -38.64

9

72.15 23.67 11.33 77.57 -27.65 22.18 65.95  6.96 -31.58

10  78.68 15.84 6.05 82.50 -20.05 14.00 74.57  4.80 -23.80

11  84.95 8.58  0.46 86.76 -12.18 5.14 83.09 2.21 -15.13

Cyan Magenta 

Yellow 

Step No. 

L

*

 

a

*

b

*

L

*

 

a

*

b

*

L

*

 

a

*

b

*

1

61.54 -41.36 -21.77 37.76  71.71 -36.23

83.03  -0.73 98.94

2

62.25 -40.79 -21.51 39.78  70.74 -36.50

83.12  -1.32 95.57

3

63.08 -40.29 -20.63 41.95  69.15 -36.64

83.47  -1.13 92.37

4

64.18 -39.55 -19.71 45.07  65.74 -36.65

84.42  -1.74 88.44

5

65.91 -38.15 -18.70 50.53  60.52 -35.14

85.43  -2.48 81.41

6

68.47 -35.91 -16.88 55.47  54.52 -33.19

86.47  -2.70 72.69

7

72.17 -31.77 -15.93 60.27  49.35 -30.58

87.33  -3.15 59.30

8

77.27 -25.62 -14.34 67.70  39.77 -26.19

87.93  -3.32 47.54

9

80.98 -20.41 -12.93 73.69  30.46 -22.08

89.11  -4.00 36.70

10

84.65 -14.62 -10.87 79.49  21.17 -17.37

90.22  -3.82 23.82

11  88.07 -8.46  -8.61 85.19 11.77 -12.06

91.18  -2.49 10.12

Grey 

         

Step No. 

L

*

 

a

*

b

*

1 6.93

-0.57

-2.75

2 11.97

-0.84

-0.75

3 18.22

-1.65

-1.41

4 24.69

-0.76

-1.18

5 32.26

-1.28

-1.39

6 39.82

-0.82

-2.93

7 47.52

-0.61

-3.14

8 56.86

-0.53

-1.99

9 65.49

-1.12

-1.52

10

73.76

-0.67

-2.38

11

82.31

-1.18

-3.36


23

X9204: 2004 (ISO 12640-2:2004)

     

参考文献

[1] ISO

3664:2000,

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[5] ISO 12639:2004,

Graphic technology — Prepress digital data exchange — Tag image file format for 

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