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日本工業規格

JIS

 X

9003

-1980

光学式文字認識のための字形

(片仮名)

KATAKANA Character Set for Optical Recognition

1.

適用範囲  この規格は,光学式文字認識のために印字された片仮名及び記号の形と大きさについて規

定する。

引用規格: 

JIS X 9001

  光学式文字認識のための字形(英数字)

関連規格:JIS X 0201  情報交換用符号

JIS X 9010

  光学式文字認識のための情報交換用符号

JIS X 9004

  光学式文字認識のための印字仕様

2.

用語の意味  この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。

(1)

字  情報を表記するための図形。片仮名及び記号などは,すべてこれに含まれる。

(2)

字形  個々の字の形状。

(3)

字体  一群の字に対して統一的に定められた字形の一組。

(4)

心線字形  字の骨組みを表す線描きの字形。

(5)

字わく  いずれの心線字形をも囲むことのできる最小の長方形。

(6)

線幅  字形を構成する線素の幅。

(7)

基底線  同一行に印字した字の垂直相対位置を定めるための水平線。

(8)

参照線  字の水平方向位置を定めるための基底線に垂直な直線。

3.

字体の種類と呼び  字体の種類は 1 種類とし,その呼びは,OCR-K とする。

4.

字の大きさ  字の大きさは,字わくの幅 と高さ で表し,表 のとおりとする。


2

X 9003-1980

5.

字の種類  この規格で定める片仮名字体に含まれる字の種類は,46 個の片仮名大文字(以下,大文字

という。

,11 個の記号及び 9 個の片仮名小文字(以下,小文字という。

)とし,それぞれ

表 2,表 及び表

4

のとおりとする。


3

X 9003-1980

表 2  大文字

表 4  小文字

表 3  記号

濁点

半濁点

句点

読点

長音記号

中点

始括弧

終括弧

間隔 (SP)

字まっ消記号

行まっ消記号

備考  上から 8 個の記号は,

それぞれ 1 字として扱
い,他の字と重ね合わ

せ て 用 い て は な ら な
い。

6.

字の位置  字わくの底辺を基底線とし,字わくの垂直二等分線を参照線とする。同一行に印字された

字の垂直方向相対位置は基底線によって定め,水平方向相対位置は参照線によって定める。

7.

心線字形とその寸法  ここで規定する字の心線字形は,すべて直線と円弧で表し,寸法は附属書の図

及び

表のとおりとする。

8.

線幅と字形  大文字と記号の線幅は,ともに心線を中心として 0.35mm とし,小文字の線幅は心線を

中心として 0.31mm とする。

大文字と記号の字形及び小文字の字形は,

それぞれ半径 0.175mm 及び 0.155mm

の円の中心が心線字形の心線上を動くときに,その円によっておおわれる図形とする。

9.

読点の垂直位置  読点の垂直位置は,正規の位置か,又は基底線が正規の位置より 0.51mm 下となる

位置のいずれかとする。

10.

間隔 (SP)  間隔 (SP) は,印字行内で故意に空白を保った印字位置をいう。間隔 (SP) の幅は印字ピ

ッチに等しいものとする。


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X 9003-1980

11.

字まっ消記号及び行まっ消記号

11.1

字まっ消記号  字まっ消記号は,いったん印字した字をまっ消するために,その字に正しく重ねて

用いてもよいし,一個の独立した認識対象文字として取り扱ってもよい。

11.2

行まっ消記号  行まっ消記号は,いったん印字した一連の字列をまっ消するために,まっ消すべき

字全部に重ねて用いる。

12.

英数字との混用

12.1

混用可能な英数字  片仮名字体は,JIS X 9001〔光学式文字認識のための字形(英数字)〕に規定す

る字体のサイズ I のうち,

OCR-A

の数字サブセット又は OCR-B のサブセット 2 と混用することができる。

ただし,OCR-B との混用の場合,句点とピリオド,読点とコンマ及び長音記号とハイフン(負記号,減算

記号)は,それぞれ同一の字形を共用するものとする。

12.2

字の相対位置  英数字と片仮名との相対位置の合わせ方は,次のとおりとする。

(1) OCR-A

の基底線は,片仮名の基底線と同等とみなす。

(2) OCR-B

の基底線は,片仮名の基底線より 0.13mm 下にある平行線とみなす。

(3) OCR-A

,OCR-B の参照線は,片仮名の参照線と同様とみなす。


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X 9003-1980

附属書 

心線字形とその寸法は,下に示す

附属書図番号対応表のとおりとする。

附属書図に示す心線字形の寸法表示法は,次のとおりとする。

(1)

単位は,mm とする。

(2)

字わくの左下かどを座標の原点とし,横軸を 軸,縦軸を 軸とする。

(3)

×印は,心線の円弧の曲率中心を表す基準点とする。

(4)

・印は,心線の端点及び直線と円弧又は円弧と円弧の接合点を表す基準点とする。

(5)

基準点の位置を示す座標値 X及び円弧の曲率半径 は,各

附属書図に示した表のとおりとする。

ただし,×印の基準点の X座標は,参考近似値を示す。また,基準点は,曲率中心点については 1

けたの番号で表し,端点と接合点については 2 けたの番号で表す。

附属書図番号対応表 


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X 9003-1980

附属書図 1  大文字ア

附属書図 2  大文字イ


7

X 9003-1980

附属書図 3  大文字ウ

附属書図 4  大文字エ


8

X 9003-1980

附属書図 5  大文字オ

附属書図 6  大文字カ


9

X 9003-1980

附属書図 7  大文字キ

附属書図 8  大文字ク


10

X 9003-1980

附属書図 9  大文字ケ

附属書図 10  大文字コ


11

X 9003-1980

附属書図 11  大文字サ

附属書図 12  大文字シ


12

X 9003-1980

附属書図 13  大文字ス

附属書図 14  大文字セ


13

X 9003-1980

附属書図 15  大文字ソ

附属書図 16  大文字タ


14

X 9003-1980

附属書図 17  大文字チ

附属書図 18  大文字ツ


15

X 9003-1980

附属書図 19  大文字  テ

附属書図 20  大文字  ト


16

X 9003-1980

附属書図 21  大文字  ナ

附属書図 22  大文字  ニ


17

X 9003-1980

附属書図 23  大文字  ヌ

附属書図 24  大文字  ネ


18

X 9003-1980

附属書図 25  大文字  ノ

附属書図 26  大文字  ハ


19

X 9003-1980

附属書図 27  大文字  ヒ

附属書図 28  大文字  フ


20

X 9003-1980

附属書図 29  大文字  ヘ

附属書図 30  大文字  ホ


21

X 9003-1980

附属書図 31  大文字  マ

附属書図 32  大文字  ミ


22

X 9003-1980

附属書図 33  大文字  ム

附属書図 34  大文字  メ


23

X 9003-1980

附属書図 35  大文字  モ

附属書図 36  大文字  ヤ


24

X 9003-1980

附属書図 37  大文字  ユ

附属書図 38  大文字  ヨ


25

X 9003-1980

附属書図 39  大文字  ラ

附属書図 40  大文字  リ


26

X 9003-1980

附属書図 41  大文字  ル

附属書図 42  大文字  レ


27

X 9003-1980

附属書図 43  大文字  ロ

附属書図 44  大文字  ワ


28

X 9003-1980

附属書図 45  大文字  ヲ

附属書図 46  大文字  ン


29

X 9003-1980

附属書図 47  記号゛

附属書図 48  記号゜


30

X 9003-1980

附属書図 49  記号.

附属書図 50  記号,


31

X 9003-1980

附属書図 51  記号−

附属書図 52  記号・


32

X 9003-1980

附属書図 53  記号「

附属書図 54  記号」


33

X 9003-1980

附属書図 55  間隔 (SP) 

附属書図 56  字まっ消記号


34

X 9003-1980

附属書図 57  行まっ消記号

附属書図 58  小文字  ァ


35

X 9003-1980

附属書図 59  小文字  ィ

附属書図 60  小文字  ゥ


36

X 9003-1980

附属書図 61  小文字  ェ

附属書図 62  小文字  ォ


37

X 9003-1980

附属書図 63  小文字  ャ

附属書図 64  小文字  ュ


38

X 9003-1980

附属書図 65  小文字  ョ

附属書図 66  小文字  ッ


39

X 9003-1980

参考

片仮名:サイズ I の原寸図及び 5 倍拡大図を以下に示す。

原寸図 

5

倍拡大図 


40

X 9003-1980

改正原案作成委員会構成表

氏名

所属

委員長

飯  島  泰  蔵

東京工業大学

幹事

山  崎  一  生

工業技術院電子技術総合研究所(現  新潟大学)

元  岡      達

東京大学

片  岡  省  吾

総理府

水  口  明  圀

郵政省

山  村  修  蔵

工業技術院

近  藤  賀  洋

日本電信電話公社

河  西  芳  彦

日本国有鉄道

小  林  良  治

株式会社蛇の目

小  菅  利  郎

大日本印刷株式会社

伊  東  千  秋

富士通株式会社

藤  本  好  司

株式会社日立製作所

萬  矢  富  康

日本電気株式会社

坂  井  邦  夫

東京芝浦電気株式会社

南  部      元

三菱電機株式会社

長  沢  彦  士

沖電気工業株式会社

石  橋  秀  雄

日本エヌ・シー・アール株式会社

楡  木  武  久

社団法人日本電子工業振興協会