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(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人ビジネス機械・情報システム産業協

会(JBMIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

これによって JIS B 9523:1987 及び JIS B 9524:1989 は廃止され,この規格に置き換えられる。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 15775:1999,Information

technology

−Office machines−Method of specifying image reproduction of colour copying machines by analog test

charts

−Realisation and application を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS X 6933

には,次に示す附属書がある。

附属書 1(参考)フォーム B

附属書 2(参考)フォーム C

附属書 3(参考)フォーム D

附属書 4(参考)フォーム E

附属書 5(参考)フォーム F

附属書 6(参考)色測定仕様

附属書 7(参考)目標色及び再現色

附属書 8(参考)テストチャート

附属書 9(参考)Web サイトの情報

附属書 10(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


X 6933

:2003

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

2

3.

  定義

2

3.1

  標準三刺激値  (XYZ)

2

3.2

  色差  (

Δ

E

*

ab

2

3.3

  明度  (L

*

2

3.4

  ISO 図形文字,ISO 図形言語  (ISO character,ISO word) 

2

4.

  テストチャート 

2

4.1

  テストチャートの素材 

3

4.2

  テストチャートのレイアウト

3

4.3

  テストチャートの PS ファイル 

5

4.4

  テストチャートの作成 

7

4.5

  目標の印刷色と作成色との比較

7

4.6

  チャート識別コード,チャート基準素材コード及びチャート画像ファイルのバージョン 

8

4.7

  テストチャートのフレーム領域の内容及び目的 

9

4.8

  テストチャートの画像領域の内容及び目的

10

5.

  試験

16

5.1

  概要

16

5.2

  目視試験 

16

5.3

  測色仕様 

16

6.

  評価試験報告書 

17

附属書 1(参考)フォーム B

18

附属書 2(参考)フォーム C

19

附属書 3(参考)フォーム D 

20

附属書 4(参考)フォーム E

21

附属書 5(参考)フォーム F 

22

附属書 6(参考)色測定仕様 

24

附属書 7(参考)目標色及び再現色

28

附属書 8(参考)テストチャート

33

附属書 9(参考)Web サイトの情報

34

附属書 10(参考)JIS と対応する国際規格との対比表 

35


日本工業規格

JIS

 X

6933

:2003

情報技術−事務機械−テストチャートによるカラー

複写機の画像再現性能評価方法

Information technology

Office machines

Method of specifying image

reproduction of colour copying machines by analog test charts

Realisation and application

序文  この規格は,1999 年に第 1 版として発行された ISO/IEC 15775,Information technology−Office

machines

−Method of specifying image reproduction of colour copying machines by analog test charts−Realisation

and application

を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変

更の一覧表をその説明を付けて,

附属書 10 に示す。

1.

適用範囲  この規格は,テストチャートの導入及び適用によるカラー複写機の画像再現性の評価方法

について規定する。この規格は,様々なカラー複写機の画像再現性に関する能力及び限界を明らかにし,

それらを比較するために,カラー複写機の画像再現性を評価するときに用いる。

この規格を使用するときには,評価対象のカラー複写機で,3 種類のテストチャートのうち少なくとも 2

種類のテストチャート(カラー及びモノクロは各 1 枚ずつ必要)を使い複写を行う。その結果得られたコ

ピーを目視検査し,必要に応じて,オリジナルのテストチャートと比較する。また,さらに,必要に応じ

て,これらのコピーの色測定を行ってもよい。

なお,モノクロテストチャート No.3 を利用すれば,白黒複写機の画像再現性も評価できる。

備考1.  テストチャートレイアウト及び測色 L

*

a

*

b

*

データについての情報は,

附属書 に記載されて

いる。

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO/IEC 15775:1999

,Information technology−Office machines−Method of specifying image

reproduction of colour copying machines by analog test charts

−Realisation and application

(MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの

規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発行年を付記していない引

用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。


2

X 6933

:2003

JIS B 9620-2

  印刷技術−カラー印刷における工程管理−第 2 部:オフセット印刷

備考  ISO 12647-2:1996, Graphic technology – Process control for manufacture of half-tone colour

separations, proof and    production prints – Part 2: Offset lithographic processes

が,この規格と一

致している。

JIS Z 8729

  色の表示方法−L

*

a

*

b

*

表色系及び L

*

u

*

v

*

表色系

JIS Z 8730:1995

  色の表示方法−物体色の色差

備考  JIS Z 8730:1995 の各項目は,次の国際規格の各項目とそれぞれ同等である。

ISO 7724-1:1984    Paints and varnishies – Colorimetry – Part 1:Principles,

ISO 7724-3:1984    Paints and varnishies – Colorimetry – Part 3:Calculation of colour differences

ISO 446:1991    Micrographics – ISO character and ISO test chart No.1 – Description and use

ISO 8597:1994    Optics and optical instruments – Visual acuity testing – Method of correlating optotypes.

ISO/CIE 10526:1991    CIE standard colorimetric illuminants.

ISO/CIE 10527:1991    CIE standard colorimetric observers.

CIE publ. 13.3:1995    Colour rendering – Method of Measuring and Specifying Colour Rendering Properties

of Light Sources.

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

3.1

標準三刺激値  (XYZ) (standard tristimulus values XYZ)  心理物理量としての色を表現する値。

備考1.  多くの場合,標準三刺激値は色彩測定の直接的結果とみなす。

2.

標準三刺激値では,二つの色の同等性だけを評価できる。色の同等性以外の評価,例えば,

色差の種類及び大きさの評価を行うためには,XY値を他の測色パラメータ,望ましく

は L

*

a

*

b

*

へ非線形に変換することを必要とする。

3.2

色差  (

Δ

E

*

ab

) (colour difference)

  JIS Z 8730 で定義する L

*

a

*

b

*

表色系による色差。

3.3

明度  (L

*

) (lightness)

  JIS Z 8729 で定義する CIE 1976 明度。

3.4

ISO

図形文字,ISO 図形言語(ISO character,ISO word)  ISO 446:1991 で定義する標準絵文字記号。

参考  ISO 図形文字,ISO 図形言語については,JIS Z 6000 を参照。

4.

テストチャート  テストチャートを作成する技術基準について説明する。この規格に沿っている限り,

異なる製造業者がハーフトーン方式

(オフセット印刷方式)

で 3 種類のテストチャートを作成してもよい。

この規格に準拠した評価に当たっては,合計 3 種類のテストチャートのうち 2 種類以上を,そのうち少な

くとも 1 枚はモノクロテストチャート No.3 を使用する。

それぞれのテストチャートには,画像領域及びその周囲のフレーム領域がある。テストチャート No.2,

No.3

及び No.4 のそれぞれの評価には,画像領域の目視検査に使用する評価シート(

附属書 1,附属書 2

及び

附属書 を参照)及びその周囲のフレーム領域の検査に使用する評価シート(附属書 及び附属書 5

を参照)を利用する。また,評価結果をまとめるに当たっては,モノクロテストチャート向けの評価シー

ト 2 枚(No.3:評価シート“C 及び E”

)及びカラーテストチャート向けの評価シート 2 枚(No.2:評価シ

ート“B 及び F”又は No.4:評価シート“D 及び F”

)の少なくとも計 4 枚の評価シートに記入しなければ

ならない。

備考  モノクロ画像の複写にカラー複写機が使用されることも多い。したがって,カラー複写機の画

像再現性評価でもモノクロのテストチャートを使用する必要がある。


3

X 6933

:2003

4.1

テストチャートの素材  光沢,ナチュラルホワイト,非退色性,100 %非塩素漂白及び 157 g/m

2

の高

品質アート紙。

実際の素材の特性例については,

附属書 の表 8.1 を参照。

4.2

テストチャートのレイアウト  次の図 及び図 に,テストチャートのレイアウトを示す。

4.2.1

画像領域及び周囲のフレーム領域の基本的なレイアウト  テストチャートは画像領域を中央に配

し,テキストなどの要素からなるフレーム領域を,その周囲に配している。基本フォーマットは A4 サイ

ズ (297 mm×210 mm) であり,最も外側の四角形で表現している。その内側に 4 重に四角形が配される。

それぞれは,すぐ外側の四角形から 2 mm ずつ内側に位置し,外側のものより縦横ともに 4 mm ずつ小さ

い。最も内側の四角形のサイズは 281 mm×194 mm である。線の幅は,最も内側の四角形が 0.30 mm で,

それ以外の四角形は 0.15 mm である。

備考1.  各辺 2 か所ずつ配されている三角形は,A4 フォーマットの外側の四角形枠までの距離を測定

する際に役立つ。この規格では,この三角形に基づいた目視検査はない。

2.

位置マークによって,測色計を正確な位置に配置し,テストチャートのカラーサンプルに関

する L

*

a

*

b

*

測色データを測定することができる。

図 及び図 には,すべてのテストチャー

トのすべてのサンプルの位置データが記載されており,これを利用することによって,測色

測定を容易に行うことができる。

4.2.2

テストチャート No.2∼No.4 の画像領域及びフレーム領域のレイアウト

  1  テストチャート No.3 の画像及びフレーム領域のレイアウト


4

X 6933

:2003

  2  テストチャート No.2 及び No.4 の画像並びにフレーム領域のレイアウト

図 は,6 枚の画像と一つのフレーム領域で構成されるテストチャート No.3 のレイアウトを示している。

テストチャート No.3 では,C1∼C6 の 6 枚の画像が使用されている。

図の画像 C2 及び画像 C3 のレイアウト領域内には,5 階調及び 16 階調グレースケールの最初のサンプ

ル(黒)の位置を示す正方形が配置されている。記載されている正方形中央の データ及び データは,

画像 C2 及び画像 C3 の左下からの相対位置である。5 階調又は 16 階調グレー系列の各ステップのサンプ

ルの間隔は 14 mm である。

図 は,7 枚の画像と一つのフレーム領域で構成されるテストチャート No.2 及び No.4 のレイアウトを

示している。テストチャート No.2 及び No.4 では,それぞれ B1∼B7 及び D1∼D7 の 7 枚の画像が使用さ

れている。

図の画像 B1 及び画像 B3(又は D1 及び D3)レイアウト領域内には,CIE 試験色(CIE-test color)及び

16

階調グレースケールの最初のサンプル(黒)の位置を示す正方形が配置されている。記載されている正

方形中央の データ及び データは,画像 B1 及び画像 B3(又は D1 及び D3)の左下からの相対位置であ

る。これらのサンプルの間隔は 7.7 mm である。

画像 B4(又は D4)内には,色系列 W-CW-MW-及び W-N (又は W-OW-LW-及び W-N)  の最初

のサンプルの位置を示す四つの正方形が配置されている。これらのサンプルの間隔は 7.0 mm である。


5

X 6933

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4.2.3

画像 B1 のレイアウト及び内容に関する制限事項  テストチャート No.2 の画像 B1(テストチャー

ト No.4 の画像 D1 にも同一のものが用いられる。

)では,その掲載画像をチャートの製造業者が選択でき

る。次の制限事項を満たす画像であれば,テストチャート製造業者はどのような画像でも使用することが

できる。

a)

画像 B1 は,三つのパートで構成されている(

図 の画像 B1 のレイアウトを参照)。

画像 B1 の三つのパートに関する制限事項

1)

パート 1

上部の画像は,広範な色を含むものである(130 mm×66 mm)

2)

パート 2 14 種の CIE 試験色に加え,黒 N

0

(最も暗い黒)及び白 W

1

(最も白い白)で構成されて

いるサンプルの並びを入れる(130 mm×8 mm)

3)

パート 3

黒 N( L

*

N

= 18 ) か ら白 W( L

*

W

= 94 ) ま で の 16 階 調 の 等 間 隔 グレ ー ス ケ ー ル

(130mm×12mm)を入れる。

備考1.  画像 B1 には,風景,静物などの自然画像以外に,地図,図形などの人工画像を含めること

もできるし,その組合せ画像であってもよい(ただし,自然画像は少なくとも含める。

2.

テストチャートの製造業者は,画像 B2 の放射状格子(ジーメンススター)N-W,サイズ及び

色(L

*

N

及び L

*

W

)が同じ黒白の放射状格子をパート 1 に追加することもできる。

b)

画像 B1 中の 14 種の CIE 試験色及び 16 階調の等間隔グレースケールサンプルは,画像 B3 の色と同じ

ものとする。

4.2.4

テストチャートを作成する際の条件  チャートは 2 400 dpi 以上のオフセット印刷で作成する。使

用したスクリーン種類,スクリーン角度,線数及び解像度の情報を開示する。

4.3

テストチャートの PS ファイル  各 PS ファイル  (又は同等ファイル)  には,レイアウト仕様及び画

像内容が含まれる。これらの PS ファイル  (又は同等ファイル)  は,No.2∼No.4 までがある。これらのファ

イル出力の縮小図を

図  3に示す。

  3  テストチャート No.3 の PS ファイル出力例


6

X 6933

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図 4  テストチャート No.2 の PS ファイル出力例

  5  テストチャート No.4 の PS ファイル出力例


7

X 6933

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A4

フォーマットの PS ファイルのデータについての情報が,別途 Web  サイトに掲載されている  (

附属書

9

を参照)。テストチャートの作成者は,これらの情報を元にテストチャートを作成することもできる。

各 PS ファイル(又はその同等品)には,画像レイアウトのほか,16 階調の等間隔グレースケールサン

プルなどの各試験サンプルの色座標データを含む画像内容が含まれている。目標の色座標データの大部分

は,

表 1,表 及び附属書 と附属書 とに記載されている。テストチャートの作成色及び各 PS ファイル

(又はその同等品)の目標色の測色一致は,

附属書 と附属書 とに記載された方法で測定及び評価を行

うことができる。

4.4

テストチャートの作成  各製造業者によって作成されたテストチャートでは,測色に差が生じる。

この規格では,各製造業者ごとの測色公差は設定されていない。作成されたテストチャート No.2∼No.4

における目標色と生成色との差は,

表 1,表 及び附属書 の表 7.17.8 に示している。

この規格に従って作成されたすべてのテストチャートは,

時間,温度及び湿度による経年変化によって,

交換が必要になる。保存袋から取り出された後,3 年経過した場合は廃棄することとする。また,テスト

チャートは,使用しないときは密封した不透明な袋又は容器に保存する。

4.5

目標の印刷色と作成色との比較

  1  目標色 CMYOLVNW と作成色との比較

表 では,目標色 CMYOLVNW と JIS チャートでの作成色との比較を示す。

JIS B 9620-2

では,オフセット印刷の目標色を定義している。四つの色 CMYN

PR

(PR=プリント)では,

CIE

標準光源 D50,2°視野標準観測者,標準ジオメトリー角度 45° / 0°に関して記載し,更に,基準用紙に

ついても記載している。有彩色 OLV

PR

についても参考記載している。

このテストチャート No.2∼No.4 は,JIS B 9620-に基づく基準用紙及びカラーインク CMYN

PR

を使って

印刷されている。

この規格はカラー複写機に適用されるため,測色 L

*

a

*

b

*

データの絶対値ではなく,作成色と基準色との

差だけが重要であることに留意する必要がある。


8

X 6933

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  2  CIE 試験色の作成及び参考

表 では,このテストチャート No.2 の画像 B3 における作成 CIE テスト色と目標 CIE 試験色との比較を

行っている。CIELAB の平均色差は,

Δ

E

*

ab,m

 = 3.6

である。CIE 試験色の薄紫(No. 7)及び青(No. 12)に

おける最大色差は,それぞれ

Δ

E

*

ab

 = 8.6

及び

Δ

E

*

ab

 = 6.9

である。

異なる製造業者によって作成されたオリジナルのテストチャートでは,試験色が異なる場合がある。し

たがって,特定のオリジナルテストチャートから出力された複写は,その複写間で比較するか,又は複写

の作成に使用したオリジナルと比較することが必要である。

4.6

チャート識別コード,チャート基準素材コード及びチャート画像ファイルのバージョン  各テスト

チャートの管理,分類及び区分には,それぞれの ISO 15775 でする ISO コードを流用使用する。

図 1には,次のコードの例を記載している。

−  右下の ISO 基準素材コード

−  右上の ISO 識別コード

ISO

基準素材コードについては,次の

表 で説明する。


9

X 6933

:2003

  3  カラー複写機の ISO 基準素材コード及び事例

表 では,カラー複写機の ISO 基準素材コードと二つの事例のデータとを示す。表 3 の下部には,コー

ド位置 1∼6 の略語が記載されている。各テストチャートによるカラー複写機のコード例は,中央に記載さ

れている。

ISO

識別コードは,日付(年,月,日:e.g. 19980615)

,略語 I(=ISO)及び ISO テストチャート番号(01

∼04)で構成されている。

4.7

テストチャートのフレーム領域の内容及び目的  テストチャート No.2∼No.4 には,画像領域とその

周囲とのフレーム領域がある。フレーム領域はすべてのテストチャートでほぼ同じであり,この箇条では

これについて説明する。画像領域については,テストチャート No.2∼No.4 ごとに 4.8 で個別に説明する。

フレーム領域には,様々なテキスト及び画像要素がある。識別コードのテキストのほか,四角形,5 階

調グレースケール及び位置マークである。

備考  複写機の原稿台ガラスにテストチャートを正しく置かないと,フレーム領域の仕様が正確に適

用できない部分が生じることがある。

4.7.1

識別コードのテキストの用途

a)

内容  フレーム領域のテキストでは,テストチャート番号,ISO 識別コード,ISO 基準素材コード及

び各製造業者が定める各種情報を記述する。

b)

目的  この識別コードなどのテキストは,テストチャートの識別に使用する。評価シート E 及び F に

記入するには,テストチャートテキスト(下部テキスト)

,識別コード及び素材コードの情報が必要と

なる(

附属書 及び附属書 参照)。


10

X 6933

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c)

目視試験  フレーム領域のテキストでは,目視試験は行わない。

4.7.2

複写された四角形の線の評価

a)

内容  テストチャートには,各辺が 4 mm ずつ小さい四角形が最高五つまである。チャートのサイズ

は,A4 サイズ(297 mm×210 mm)である。

b)

目的  これら五つのフレーム四角形は,複写機が複写できる最大サイズを目視で確かめるのに役立つ。

c)

目視試験  目視試験では,テストチャートの線の本数が何本あり,それが何本複写されたかについて,

“はい”又は“いいえ”で判定する。

4.7.3

5

階調スケールの評価

a)

内容  四つの位置マークの近くに,四つの等間隔なグレースケールがある(正確な位置については,

4.2.1

“レイアウト”を参照)

備考  テストチャート 3 のグレーサンプルは,それぞれ画像 C2 の 5 階調サンプルと同じである。テ

ストチャート 2 及び 4 には,直接比較できる 5 階調グレースケールの画像はない。

b)

目的  四つのグレースケールの同等性を確認する。四つのグレースケールを目視で比較することによ

って,その差は確認できる。

c)

目視試験  近似試験では,四つのグレースケールの視覚差がはっきりと確認できるかどうかについて,

“はい”又は“いいえ”で判定する。四つが異なる場合は,平均から最も異なるグレースケールを決

定する。平均に対する偏差方向(暗いか明るいか)を示さなければならない。

4.7.4

位置マークによる 方向及び 方向の偏倍の評価

a)

内容  四つの位置マークは,十字を中心とする複数の円(直径 2 mm,4 mm,6 mm 及び 8 mm)から

構成される。これらはフォーム A4(297 mm×210 mm)の四隅から 方向及び 方向に 17 mm の位置

にある。

b)

目的  位置マークは,複写機の 方向及び 方向の倍率測定に利用する。

c)

試験  位置マークの差は,オリジナルと複写との両方で 方向及び 方向について mm 単位で測定す

る。また,方向及び 方向の倍率を計算する。

備考1.  位置マークは,方向では 263 mm,方向では 176 mm として PS ファイル(又は同等ファイ

ル)で定義されている。二つの倍率の精度を高めるには,同じ定規でオリジナルと複写物と

を測定することを推奨する。

2.

位置マークは,自動 L

*

a

*

b

*

測色測定用に測色測定器の位置決めを行ったり,4 色印刷でプレー

トの位置決めを行ったりする際に,多く使用される。

4.7.5

カラー線のずれ評価  テストチャートとしては,No.2 又は No.4 で評価する。

a)

内容  内側の四角形枠を形作る線は,黒と CMYO及び の各色を交互に切り替えて様々な

色で描画されている。

b)

目的  内側の四角形の色によって,水平及び垂直方向の黒線と,CMYO及び のカラー線

にずれがあるかどうかを目視で判定することができる。

c)

目視試験  黒線 とカラー線(CMYO及び V)のずれが 0.15 mm 以上(内側の四角形の線

幅の半分を超える。

)であるかどうかについて,

“はい”又は“いいえ”で判定する。ただし,オリジ

ナルチャート自体で作成上の過程で既にずれが生じている可能性もあり,その場合には,この評価は

実施しない。

4.8

テストチャートの画像領域の内容及び目的

4.8.1

テストチャート No.2(有彩色テストチャート:CMYN


11

X 6933

:2003

a)

画像 B1  この画像の内容は,テストチャートの製造業者で自由に選択することができる。ただし,こ

の B1 のレイアウト内に,14 種の CIE 試験色のほか,黒 N

0

,白 W

1

及び 16 階調のグレースケールを含

まなければならない。ここでは,例としてテストチャートにある,果物静物画像及び地図イメージの

目的について説明する。

備考  画像 B1 は,テストチャート No.4 の画像 D1 と同じである。

b)

画像 B1  果物静物イメージ,地図イメージ,14 種の CIE 試験色,黒 N

0

と白 W

1

及び 16 階調のグレ

ースケール

1)

内容  カラーテストチャートの B1 果物静物イメージには,特に,青みがかったグレーを背景とし

た自然界で見られる色が表現されている。この画像は,これらの色再現の忠実性の判定に役立つ。

また,フレーム右半分には,人工的なカラー画像の例としてカラー地図を載せている。これら両者と

もに,カラー複写機で複写される頻度の高いものである。これらのイメージに加えて,CIE 試験色

や,

黒 N

0

と白 W

1

及び 16 階調のグレースケールがあり,

これらは再現の忠実性の判定に役立つ

4.2.3

を参照)

2)

目的  画像 B1 は,テストチャートとその複写物との色の再現性を比較する際に利用する。

備考  このテストチャートは,個々人の好みの色及び人の肌色の判定には使用しない。これらの判定

は,国ごとに異なるためである。

3)

目視試験  テストチャートと複写物との明らかな(一目で分かる)色差の有無を判定する(“はい”

/

“いいえ”の判定)

c)

画像 B2  放射状格子(ジーメンススター)W-CW-MW-YW-及び W-Z

1)

内容  直径 6 mm,10 mm 及び 20 mm の円マークが付いた,W-CW-MW-YW-及び W-を組

み合わせた放射状格子(ジーメンススター)

2)

目的  画像 B2 は,解像度の判定に使う。直径 6 mm,10 mm 及び 20 mm の円は,目安として利用

する。

3)

目視試験  大まかな試験では,複写画像の放射状格子で直径 6mm までの範囲で,それぞれの放射

状格子が判読可能であるかを判定する(

“はい”/“いいえ”の判定)

詳細な試験を行う場合,判読不能となる最大直径を,拡大率が 6 倍程度の拡大鏡などの光学補助

器具を使用して検査し,その値を求める。

備考1.  直径 6 mm,10 mm 及び 20 mm の各円は,目安として使用する。

2.

場合によっては,6 mm 円の内側の領域が評価できないことがある。評価の際に誤解を与え

ないように,テストチャート上の放射状格子の直径 3 mm 内を印刷しない。

3.

通常,最も解像度が低いのは,白及び黄のコントラストが低いことによる,放射状格子 W-Y

の解像度である。

d)

画像 B3  14 種の CIE 試験色,黒 N

0

と白 W

1

及び等間隔なグレー16 階調

備考  画像 B3 は,テストチャート No.4 の画像 D3 と同じである。

1)

内容  CIE Pub. 13.3 に準拠した 14 種の CIE 試験色,黒 N

0

及び白 W

1

が配置されており,等間隔なグ

レー16 階調も配置されている。各色とグレー階調には,隣接しているものとグレーの背景の中で離

れて置かれているものがある。

2)

目的  画像 B3 は,複写物の色の再現性を比較する際に利用する。

3)

目視試験  テストチャートと複写物との間で CIE Pub. 13.3 に準拠した 14 色に,明らかな(一目で

分かる)色差が識別できるかどうかを判定する(

“はい”/“いいえ”の判定)

。“はい”の場合,す


12

X 6933

:2003

なわち,明らかな差がある場合には,その試験色数を記載する。

テストチャートと複写物との間でグレー16 階調  が識別できるかどうかを判定する(

“はい”/“い

いえ”の判定)

“いいえ”の場合,すなわち,全階調が識別できない場合は,識別可能な階調数が

あるかを記載する。

e)

画像 B4  W-CW-MW-及び W-を組み合わせた,視覚的に等間隔な 16 階調

1)

内容  画像 B4 には,4 原色 CMYによる,白色の 16 進値 0 から始まり各 4 色の 16 進値 F

で終わる,カラー16 階調が 4 列配列されている。

2)

目的  画像 B4 は,各色の階調性の判定に利用する。

3)

目視試験  4 色それぞれについて,各列のカラー16 階調すべてに色の差があるかどうかを,目視検

査する(

“はい”/“いいえ”の判定)

。“いいえ”の場合,すなわち,すべての階調の識別ができな

い場合は,識別可能な階調数を記載する。

備考1.  写真画像を複写する場合は,個々の色について 16 階調の中のできる限り多くの階調を識別す

ることが望ましい。

2.

テストチャート 2 の W-の列では,試験者によって 16 階調すべてが識別できない場合もあ

る。

f)

画像 B5  4 サイズのスクリプト及び ISO 図形言語

1)

内容  画像 B5 には,34 の黒文字(漢字,ひらがな,カタカナ,英語大文字,英語小文字,繁体字,

簡体字及びハングル文字)とその反転文字(英文字だけ)及び NCMの 4 原色で色分けされ

た各八つの ISO 図形言語が(10,8,6 及び 4 の四つの相対サイズのグループに分けて)配置されて

いる。

2)

目的  画像 B5 は,サイズ及び色による文字識別度によって再現性の試験を行う際に利用する。

3)

目視試験  各文字及び ISO 図形言語の認識度が 50 %を超えるか否か(文字については 8 文字中 5

文字以上の認識が可能か否か,ISO 図形言語については各色別に 8 文字中 5 文字以上の認識が可能

か否か)を,各サイズのグループ縦列すべてについて識別できるかどうかを判定する(5.2.2 を参照)

備考1.  相対サイズが 10,8,6 及び 4 と縮小されるに従い,認識はより困難になる。また,テストチ

ャートの黄色(Y)の ISO 図形言語は,試験者によって認識できない場合がある。

2.

英文字反転部分は,評価の対象から外す。

g)

画像 B6 及び画像 B7  ISO 図形言語 W-CW-MW-YW-N

1)

内容  B6 及び B7 画像には,4 色 CMYごとに,それぞれ異なる背景濃度上に八つの ISO 

形言語を並べたブロックが 6 行配置されている。ISO 図形言語と背景では,画像 B4 と同一色との

カラー16 階調が選択されている。これらは,W-CW-MW-及び W-の各ブロックで 2 階調と 4

階調との二つの差で並べてある。また,一つのブロックは,背景と四つの絵文字との組み合わせが

左右で二つ(明度が反転)で構成されている。

備考  ISO 図形言語及び背景のカラー階調の値は,画像 B4 の 16 進値と対応している。

2)

目的  画像 B6 及び画像 B7 では,各背景での文字の再現度が,文字のカラー階調や背景の差によっ

てどの程度影響するかを判定することができる。

3)

目視試験  各試験では,各色別に ISO 図形言語 50 %を超えるか否か(8 文字中 5 文字以上の認識が

可能か否か)を,各ブロック別に識別できるかどうかを判定する(5.2.2 を参照)

4.8.2

テストチャート No.3(無彩色テストチャート:中明度コントラスト)

a)

画像 C1  放射状格子(ジーメンススター)N-WW-NN-ZW-Z


13

X 6933

:2003

1)

内容  直径 6 mm,10 mm,20 mm 及び 30 mm の円マークが付いた,N-WW-NN-及び W-を組

み合わせた放射状格子(ジーメンススター)

2)

目的  この画像によって,カラー複写機の解像度の評価を行う。評価は,テストチャートとその複

写画像とを比較することによって,実施することができる。

3)

目視試験  大まかな試験では,複写画像の放射状格子で直径 6 mm 以上の範囲で,それぞれの放射

状格子が判読可能であるかを判定する(

“はい”/“いいえ”の判定)

詳細な試験を行う場合,判読不能となる最大直径を,拡大率が 6 倍程度の拡大鏡などの光学補助

器具を使用して検査し,その値を求める。

備考1.  直径 6 mm,10 mm 及び 20 mm の各円は,目安として使用する。

2.

場合によっては,6 mm 円以下の内側の領域が評価できないことがある。評価の際に誤解を

与えないように,テストチャート上の放射状格子の中心から直径 1.5 mm 内を印刷しない。

b)

画像 C2 及び C3  視覚的に等間隔な L

*

グレー階調及び 16 階調

1)

内容  画像 C2 には,視覚的に等間隔な白黒のグレー5 階調に黒 N

0

及び白 W

1

が追加された画像が 2

列ある。画像 C3 にも,二つの列に等間隔なグレー16 階調がある。

上の列では,グレー階調が隣接しているが,下の列では,グレーの背景の中で離れて置かれてい

る。

ハーフトーン(オフセット印刷による作成)テストチャート No.3 のグレー階調は,4 原色 CMYN

からではなく,黒色だけで作成される。これは,テストチャートでは,これらの色から十分な精度

で黒色を作成することができないためである。

備考1.  黒 N

0

及び白 W

1

の理論値 L

*

 = 0

及び L

*

 = 100

は,完全な吸収面や反射面が存在しないため,

実現することはできない。5 階調及び 16 階調のグレー系列の黒(N)及び白(W)について

は,明度値は L

*

N

及び L

*

W

と記述される。ハーフトーンのテストチャート No.3 の場合,これ

らの明度値は,それぞれ約 18 及び 94 となる。

ここで述べる各列の 0.00∼1.00 の数値は,関連するグレー階調の黒白間の相対明度 l

*

relative

である。

2. CIELAB

明度 L

*

及び l

*

relative

の関係式:

l

*

relative

 = ( L

*

 – L

*

N

 ) / ( L

*

W

 – L

*

N

 )

  ……………………………………………………………(1)

画像 C3 では,下の列の各グレー階調の上に 16 進値を示す。

2)

目的  画像 C2 及び画像 C3 の複写は,カラー複写機が上の列を識別できるかどうかを判定する場合

に利用する。上の列のグレー階調で色が同じように見え,

境界が区分できない部分がある場合には,

下の列を参照しても構わない。

備考  多くの用途では,グレー5 階調の識別で十分な場合がある。

3)

目視試験  この目視試験では,複写物の上の列で,5 階調(画像 C2)及び 16 階調(画像 C3)のグ

レー階調のうち何階調を識別できるかの判定を行う。

c)

画像 C4  ISO 図形言語 N-W

1)

内容  画像 C4 には,各八つの ISO 図形言語が描かれた 6 本の方形が配列されている。ISO 図形言

語と(その周囲の)背景は,画像 C3 のグレー16 階調の中から異なるグレー階調が選択されている。

備考  ISO 図形言語及び背景のグレー階調の値は,画像 C3 の 16 進値の定義と対応しており,その数

値が画像 C4 に記載されている。

2)

目的  画像 C4 では,白,中明度グレー及び黒の各明度領域での再現性に関して判定を行うことが


14

X 6933

:2003

できる。ISO 図形言語と背景との間の明度差はこれらの明度領域内にあり,上部 3 列及び下部 3 列

では ISO 図形言語と背景の明度は反転している。

3)

目視試験  ISO 図形言語の識別度については,認識度が 50 %を超えるか否か(5.2.2 を参照)によ

って判断する。

d)

画像 C5 及び画像 C645°及び 90°の直線格子

1)

内容  画像 C5 及び画像 C6 には,角度が±45°(画像 C5)及び 90°と 0°(画像 C6)との空間周波

数が 15∼60 lpi の直線格子で構成されている。

2)

目的  画像 C5 及び画像 C6 は,線再現の試験に利用する。

3)

目視試験  画像 C1 におけるジーメンススターの解析から類推して,裸眼で大まかな検査を行い,

最も高い線密度部分まで判読できるかを判定する。

備考1.  カラー複写機のスキャン角度は固定されている(通常は水平又は垂直)。原稿に規則的な画像

構造がある場合,その角度によって複写物上に顕著なしま(縞)模様が発生することがある。

これは,モアレパターンとして印刷分野ではよく知られており,45°の角度以下では抑えら

れる。このためテストチャート No.3 には,2 種類の角度の画像がある。

2.

試験パターン C5 及び C6 を原稿台ガラス上で別の位置に回転,移動させると,複写の特性が

更に明らかになることがある。

4.8.3

テストチャート No.4(有彩色テストチャート:OLVN

a)

画像 D1  この画像の内容は,テストチャートの製造業者で自由に選択することができる。ただし,こ

の D1 のレイアウト内には,14 種の CIE 試験色のほか,黒 N

0

,白 W

1

及び 16 階調のグレースケールを

含まなければならない。

備考  画像 D1 は,テストチャート No.2 の画像 B1 と同じである。

b)

画像 D1  果物静物イメージ,14 種の CIE 試験色,黒 N

0

と白 W

1

及び 16 階調のグレースケール

1)

内容  カラーテストチャートの D1 果物静物イメージには,特に,青みがかったグレーを背景とし

た自然界で見られる色が表現されている。この画像は,これらの色再現の忠実性の判定に役立つ。

また,フレーム右半分には人工的なカラー画像の例としてカラー地図を載せている。これら両者と

もに,カラー複写機で複写される頻度の高いものである。これらのイメージに加えて,CIE 試験色

や,黒 N

0

,白 W

1

及び 16 階調のグレースケールがあり,これらは再現の忠実性の判定に役立つ(4.2.4

を参照)

2)

目的  画像 D1 は,テストチャートとその複写物の色の再現性を比較する際に利用する。

備考  このテストチャートは,個々人の好みの色及び人の肌色の判定には使用しない。これらの判定

は,国ごとに異なるためである。

3)

目視試験  テストチャートと複写物との明らかな(一目で分かる)色差の有無を判定する(“はい”

/

“いいえ”の判定)

c)

画像 D2  放射状格子(ジーメンススター)W-OW-LW-VW-及び W-Z

1)

内容  直径 6 mm,10 mm 及び 20 mm の円マークが付いた,W-OW-LW-VW-及び W-を組

み合わせた放射状格子(ジーメンススター)

2)

目的  画像 D2 は,解像度の判定に使う。直径 6 mm,10 mm 及び 20 mm の円は,目安として利用

する。

3)

目視試験  大まかな試験では,複写画像の放射状格子で直径 6 mm までの範囲で,それぞれの放射

状格子が判読可能であるかを判定する(

“はい”/“いいえ”の判定)


15

X 6933

:2003

詳細な試験を行う場合,判読不能となる最大直径を,拡大率が 6 倍程度の拡大鏡などの光学補助

器具を使用して検査し,その値を求める。

備考1.  直径 6 mm,10 mm 及び 20 mm の各円は,目安として使用する。

2.

場合によっては,6 mm 円の内側の領域が評価できないことがある。評価の際に誤解を与え

ないように,テストチャート上の放射状格子の直径 3 mm 内を印刷しない。

d)

画像 D3  14 種の CIE 試験色,黒 N

0

及び白 W

1

,等間隔なグレー16 階調

備考  画像 D3 は,テストチャート No.2 の画像 B3 と同じである。

1)

内容  上の 2 列では,CIE Pub. 13.3 に準拠した 14 種の CIE 試験色と,黒 N

0

及び白 W

1

が配置されて

おり,下の 2 列では,等間隔なグレー16 階調が配置されている。上の列では,各色及びグレー階調

が隣接しているが,下の列では,各色及びグレー階調がグレーの背景の中で離れて置かれている。

2)

目的  画像 D3 は,複写物の色の再現性を比較する際に利用する。

3)

目視試験  テストチャートと複写物との間で CIE Pub. 13.3 に準拠した 14 色に,明らかな(一目で

分かる)色差が識別できるかどうかを判定する(

“はい”/“いいえ”の判定)

。“はい”の場合,す

なわち,明らかな差がある場合には,その試験色数を記載する。

テストチャートと複写物との間でグレー16 階調が識別できるかどうかを判定する(

“はい”/“い

いえ”の判定)

“いいえ”の場合,すなわち,全階調が識別できない場合は,識別可能な階調数が

幾つあるかを記載する。

e)

画像 D4W-OW-LW-及び W-を組み合わせた,視覚的に等間隔な 16 階調

1)

内容  画像 D4 には,4 色 OL及び による,白色の 16 進値 0 から始まり各 4 色の 16 進値 F

で終わる,カラー16 階調が 4 列配列されている。

2)

目的  画像 D4 は,各色の階調性の判定に利用する。

3)

目視試験  4 色それぞれについて,各列のカラー16 階調すべてに色に差があるかどうかを,目視検

査する(

“はい”/“いいえ”の判定)

。“いいえ”の場合,すなわち,すべての階調の識別ができな

い場合は,識別可能な階調数を記載する。

備考  写真画像を複写する場合は,個々の色について 16 階調の中のできる限り多くの階調を識別する

ことが望ましい。

f)

画像 D5  サイズのスクリプト及び ISO 図形言語

1)

内容  画像 D5 には,34 の黒文字(漢字,ひらがな,カタカナ,英語大文字,英語小文字,繁体字,

簡体字及びハングル文字)とその反転文字(英文字だけ)及び NOLの 4 原色で色分けされ

た各八つの ISO 図形言語が(10,8,6 及び 4 の四つの相対サイズのグループに分けて)配置されて

いる。

2)

目的  画像 D5 は,サイズと色による文字識別度によって再現性の試験を行う際に利用する。

3)

目視試験  各文字及び ISO 図形言語の認識度が 50 %を超えるか否か(文字に付いては 8 文字中 5

文字以上の認識が可能か否か,ISO 図形言語については各色別に 8 文字中 5 文字以上の認識が可能

か否か。

)を,各サイズのグループ縦列すべてについて識別できるかどうかを判定する(5.2.2 を参

照)

備考1.  相対サイズが 10,8,6 及び 4 と縮小されるに従い,認識はより困難になる。

2.

英文字反転部分は,評価の対象から外す。

g)

画像 D6 及び画像 D7  ISO 図形言語 W-OW-LW-VW-N

1)

内容  内容  D6 及び D7 画像には,4 色 OLVごとに,それぞれ異なる背景濃度上に八つの


16

X 6933

:2003

ISO

図形言語を並べたブロックが 6 行配置されている。ISO 図形言語と背景では,画像 D4 と同一

色とのカラー16 階調が選択されている。これらは,W-OW-LW-及び W-の各ブロックで 2 階

調と 4 階調との二つの差で並べてある。また,一つのブロックは,背景と四つの絵文字との組み合

わせが左右で二つ(明度が反転)で構成されている。

備考  ISO 図形言語と背景とのカラー階調の値は,画像 D4 の 16 進値と対応している。

2)

目的  画像 D6 及び画像 D7 では,各背景での文字の再現度が,文字のカラー階調や背景との明度差

によってどの程度影響するかを判定することができる。

3)

目視試験  各試験では,各色別に ISO 図形言語 50 %を超えるか否か(8 文字中 5 文字以上の認識が

可能か否か)を,各ブロック別に識別できるかどうかを判定する(5.2.2 を参照)

5.

試験

5.1

概要  この規格の試験は,等倍の倍率で複写された,無彩色(白黒)及び有彩色(カラー)の各 1

枚ずつのテストチャートによって行うものとする。これらの複写に際しては,テストチャート No.2,No.3

及び No.4 の中から,必要ペアを選択して,それらを複写原稿として,複写機の設定を変更せず,連続して

複写を行うものとする。

カラー複写機の各製造業者によって推奨される消耗品類(

例  用紙,カラートナー)などを使用して評

価が行われる必要がある。複写物は,複写後,直ちに評価を行うものとする。評価には,次の二つの手順

がある。

−  目視試験(必要に応じて拡大鏡などの光学補助器具を使用)

−  測色(解析については,

附属書 を参照)

結果をまとめるに際しては,利用したテストチャートに合わせて,複写画像を目視によって評価し,

属書 1,附属書 及び附属書 の各評価シートを参考に記載する。これらのテストチャートに含まれる各

画像には,B1∼B7,C1∼C6 などの番号が付けられ,テストチャートの各画像に割り当てられている(4.8

を参照)

附属書 及び附属書 の評価シートは,テストチャートのフレーム領域に含まれるテキスト及び

各種コードを書き取り,線画像や 5 階調グレースケール,及び倍率再現性の目視評価結果を記載するため

に参考として使用する(4.7 を参照)

5.2

目視試験  目視試験については,4.7 及び 4.8 でテストチャートの各画像の定義とともに,既に説明

済みである。

5.2.1

評価試験条件  評価試験時には,次の条件に適合しなければならない。

−  最低 1 000 lux 以上の公称照度による,45°の角度での試験対象物への照明。

−  不透明な白色台上(例えば,3 枚以上の白紙を試験対象物の下に敷いた上)での試験対象物の観察。

  試験者は,正常な色覚及び視力をもつものとする。

5.2.2

ISO

図形言語による認識度の判定  各画像の八つの ISO 図形言語は,ISO 446:1991 で定義する標

準 ISO 図形言語に準拠し,

四つの向きに配置されている。

各グループの目視評価を行うための試験基準が,

ISO

図形言語の認識度となる。

認識度は,ISO 8597 に準拠し,50 %を超えなければならない。八つのうち五つ以上の絵文字の認識がで

きれば,認識度が 50 %を超えると判定する。

5.3

測色仕様  測色を行う場合は,参考として次の値を求める(附属書 を参照)。

−  レギュラリティ(regularity)

g

*

−  明度域(

*


17

X 6933

:2003

−  平均明度差(

Δ

L

*

m

−  平均色差(

Δ

E

*

ab,m

−  平均色再現指標(R

*

ab,m

5.3.1

測色計  使用する測色計は,2°視野標準観察者,CIE 標準光源 D65 又は D50 及び CIE 標準ジオメ

トリー角度 45°/0°又は 0°45°に関して CIE publ. 15.2(ISO/CIE 10526 及び ISO/CIE 10527)に基づき,

CIELAB

測色パラメータ L

*

a

*

b

*

(又は測色三刺激値 X及び Z)の測定ができなければならない。

5.3.2

色測定  複写画像及びテストチャートでは,画像 C2 の五つの無彩色試験色と,画像 B3(又は D3)

の 14 種の有彩色 CIE 試験色の明度 L

*

のほか,これらの色の知覚色度 a

*

及び b

*

も測定するものとする。

備考1.  テストチャート及び複写物は,同じ計器を使用して測定することが望ましい。

2.

他の色系列の測定データを使用して,

附属書 に表示されている類似の表を作成できる。

5.3.3

評価  各測色パラメータについては,参考として,附属書 で,測色測定データによる計算方法が

例とともに説明されている。

6.

評価試験報告書  評価試験報告書には,少なくとも次の項目が記載されなければならない。

−  カラー複写機の型名に関する記述

−  選択した複写モード及び/又は選択した設定の詳細

備考  モノクロテストチャートを使用しての複写結果は,例えば,自動文字モード,自動白黒モード,

フルカラーモードなどのいずれかの選択など,カラー複写機の設定モードによって異なる場合

がある。

−  使用した複写用紙に関する説明

−  その他使用した素材に関する説明

−  試験方法

−  この規格に従い,カラー複写機によって複写されたテストチャート No.2,No.3 及び No.4 の評価結果

を記入した 4 種類のフォーム(附属書に参考フォームが示されている。テストチャート No.2 及び No.4

のどちらを選択するかによって,フォーム C 及び E か,B 又は D 及び F のいずれかの組み合わせを使

用する)


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X 6933

:2003

附属書 1(参考)フォーム B

このフォームはコピーを取って使用する。

カラー複写機のテストチャート NO.2 複写に関する目視判定用フォーム B

画像 B1 による  カラー画像の目視試験 
複写物とテストチャートとの間に明らかな(一目で分かる)差があるか?  はい/いいえ 
カラー画像イメージの色再現性,CIE 試験色及びグレー16 階調に関して気がついたこと 
                                                                                           
                                                                                           
 
画像 B2 による放射状格子 W-CW-MW-YW-及び W-の解像度目視試験 

W-C

      W-M    W-Y      W-N    W-Z

解像直径は 6 mm 未満であるか?

はい/いいえ  はい/いいえ  はい/いいえ  はい/いいえ  はい/いいえ

解像直径(拡大鏡で測定)        ……mm        ……mm        ……mm          ……mm        ……mm 
 
画像 B3 による 14 種類の CIE 試験色の目視試験 
複写物とテストチャートとの間に明らかな(一目で分かる)差があるか?  はい/いいえ 
“はい”の場合:明らかな差がある試験色は何色あるか?   14 色のうち:……色 
 
画像 B3 による,グレー16 階調の目視試験 
上の行の階調は識別可能か?

はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか?

16

階調のうち:……階調

 
画像 B4 による,カラー行 W-CW-MW-及び W-の 16 階調の目視試験 
W-C

ホワイト―シアンブルー:

すべての階調が識別可能か?

はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか? 16 階調のうち: ……階調

W-M

ホワイト―マゼンタ:

すべての階調が識別可能か?

はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか? 16 階調のうち: ……階調

W-Y

ホワイト―イエロー:

すべての階調が識別可能か?

はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか? 16 階調のうち: ……階調

W-N

ホワイト―ブラック:

すべての階調が識別可能か?

はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか? 16 階調のうち: ……階調 

画像 B5 による サイズの文字及び ISO 図形言語の目視試験 
文字と ISO 図形言語の認識度は 50  %を超えているか?(文字:34 のうち 18 以上,ISO 図形言語 8 の
うち 5 以上) 
サイズ  文字

図形言語 

図形言語 

図形言語 M

図形言語 Y

  10

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

  8

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

  6

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

  4

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

 
画像 B6 及び B7 による ISO 図形言語 W-CW-MW-及び W-の目視試験 
ISO

図形言語の認識度は 50  %を超えているか?(8 のうち 5 以上)

背景―図形言語

カラー行 W-

カラー行 W-

カラー行 W-Y 

カラー行 W-N

0

−2:2−0

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

6

−8:8−6

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

D

−F:F−D

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

4

−0:0−4

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

9

−5:5−9

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

F

−B:B−F

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ

  はい/いいえ


19

X 6933

:2003

附属書 2(参考)フォーム C

このフォームはコピーを取って使用する。

カラー複写機のテストチャート No.3 複写に関する目視判定用フォーム C

画像 C1 による放射状格子の目視試験 

N-W

放射状格子:

解像直径は 6 mm 未満であるか?      はい/いいえ

拡大鏡を使用して試験を行う解像度直径:……mm

W-N

放射状格子:

解像直径は 6 mm 未満であるか?      はい/いいえ

拡大鏡を使用して試験を行う解像度直径:……mm

N-Z

放射状格子:

解像直径は 6 mm 未満であるか?      はい/いいえ

拡大鏡を使用して試験を行う解像度直径:……mm

W-Z

放射状格子:

解像直径は 6 mm 未満であるか?      はい/いいえ

拡大鏡を使用して試験を行う解像度直径:……mm

画像 C2 による,視覚的に等間隔なグレー階調の目視試験 

上の行の 5 階調は識別可能か?

                                      はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか?

          5 階調のうち:……階調

画像 C3 による,視覚的に等間隔なグレー16 階調の目視試験 

上の行の 16 階調は識別可能か?

                                      はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか?

         16 階調のうち:……階調

画像 C4 による ISO 図形言語記号 N-の目視試験 

ISO

図形言語記号の認識度は 50  %を超えているか?(8 のうち 5 以上)

                                                                      背景―ISO 図形言語記号

0

−2     はい/いいえ

6

−8     はい/いいえ

D

−F    はい/いいえ

2

−0     はい/いいえ

8

−6     はい/いいえ

F

−D    はい/いいえ

画像 C5 による±45°でのラインスクリーンの目視試験 

等間隔の線が見えるか?

目視試験:15 lpi∼60 lpi の線で

+45°          はい/いいえ

−45°          はい/いいえ

画像 C6 による 0°/ 90°でのラインスクリーンの目視試験 

等間隔の線が見えるか?

目視試験:15 lpi∼60 lpi の線で

    0°          はい/いいえ

  90°          はい/いいえ


20

X 6933

:2003

附属書 3(参考)フォーム D

このフォームはコピーを取って使用する。

カラー複写機のテストチャート No.4 複写に関する目視判定用フォーム D

画像 D1 による  カラー画像の目視試験 
複写物とテストチャートとの間に明らかな  (一目で分かる)  差があるか?  はい/いいえ 
カラー画像イメージの色再現性,CIE 試験色及びグレー16 階調に関して気がついたこと 
                                                                                           
                                                                                           
画像 D2 による放射状格子 W-OW-LW-VW-及び W-の目視試験 
 

 

 

              W-O

        W-L          W-V        W-N        W-Z

解像直径は 6 mm 未満であるか?  はい/いいえ  はい/いいえ  はい/いいえ  はい/いいえ  はい/いいえ 
解像直径(拡大鏡で測定)              ……mm        ……mm          ……mm        ……mm          ……mm 
 
画像 D3 による 14 種類の CIE 試験色の目視試験 
複写物とテストチャートとの間に明らかな  (一目で分かる)  差があるか?  はい/いいえ 
“はい”の場合:明らかな差がある試験色は何色あるか?      14 色のうち:……色 
 
画像 D3 による,グレー16 階調の目視試験 
上の行の階調は識別可能か?

はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか? 16 階調のうち:……階調 
 
画像 D4 による,カラー行 W-OW-LW-及び W-の 16 階調の目視試験 
W
-O

ホワイト―オレンジ:すべての階調が識別可能か?

      はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか? 16 階調のうち:……階調

W-L

ホワイト―リーフグリーン:すべての階調が識別可能か?        はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか? 16 階調のうち:……階調

W-V

ホワイト―バイオレットブルー:すべての階調が識別可能か?    はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか? 16 階調のうち:……階調

W-N

ホワイト―ブラック:すべての階調が識別可能か?

      はい/いいえ

“いいえ”の場合:識別できる階調はいくつあるか? 16 階調のうち:……階調 

画像 D5 による サイズの文字及び ISO 図形言語の目視試験 
文字と ISO 図形言語の認識度は 50  %を超えているか?(文字:34 のうち 18 以上,ISO 図形言語:8 の
うち 5 以上) 
サイズ      文字

図形言語 

図形言語 

図形言語 L

図形言語 V

10

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

8

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

6

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

4

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

画像 D6 及び D7 による ISO 図形言語 W-OW-LW-及び W-の目視試験 
ISO

図形言語の認識度は 50  %を超えているか?(8 のうち 5 以上)

背景―図形言語

カラー行 W-O 

カラー行 W-

カラー行 W-V 

カラー行 W-N

0

−2:2−0

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

6

−8:8−6

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

D

−F:F−D

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

4

−0:0−4

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

9

−5:5−9

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

F

−B:B−F

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ

はい/いいえ


21

X 6933

:2003

附属書 4(参考)フォーム E

このフォームはコピーを取って使用する。

次の各項に記述又は (×) 印を付ける。 
無採色テストチャートの試験 
・テストチャート No.3 の各コード記載:

ISO

準拠識別番号

:(右上のコードを記入)

ISO

準拠基準素材

:(右下のコードを記入)

・フレーム領域の枠線による目視試験: 
  テストチャートの複写物には,何本の線が複写されているか?

4

本のうち:......本

  内側四角形の 4 本の線  (内側の太線)  は完全に複写されているか?

はい/いいえ

  “いいえ”の場合:何本が完全に複写されているか?

4

本のうち:......本

 
・フレーム領域の四つの 階調グレースケールの一致試験:

四つの 5 階調グレースケールの再現差がはっきりと見て取れるか?

はい/いいえ

“はい”の場合:コーナーの中で,四つのグレースケールの平均との差が最も大きいグレースケールを
示す。このグレースケールが平均と比べて暗いか明るいかを示す。 
最も差が大きいグレースケールに  (×)印を付け,このグレースケールが平均より暗いか明るいかを示
す。

左上  (  )  :  (×)印を付けた場合:暗いか  (  ),明るいか  (  )  ? 
右上  (  )  :  (×)印を付けた場合:暗いか  (  ),明るいか  (  )  ? 
左下  (  )  :  (×)印を付けた場合:暗いか  (  ),明るいか  (  )  ? 
右下  (  )  :  (×)印を付けた場合:暗いか  (  ),明るいか  (  )  ?

 
・フレーム領域の位置マークによる倍率試験:

位置マークの差は,テストチャート  (

Δ

x

r

及び

Δ

y

r

)

と複写物  (出力

Δ

x

o

及び

Δ

y

o

)

との両方で 方向及

び 方向に mm 単位で測定する。方向及び 方向の倍率は,s

x

=1.01

と s

y

=0.98

との例のように 3 けた

の mm 単位による比率と丸めによって計算する。

s

x

 =

Δ

x

o 

Δ

x

r

 =

(          )        s

y

 =

Δ

y

o

 / 

Δ

y

r

 =

(          )

備考  位置マークは,PS ファイル  (又は同等ファイル)  で 方向は 263 mm,方向は 176 mm として

定義する。二つの倍率の精度を高めるには,テストチャートと複写物とを同じルーラーで測定

することを推奨する。

 

カラー複写機のテストチャート No.3 複写に関する目視判定用フォーム E


22

X 6933

:2003

附属書 5(参考)フォーム F

このフォームはコピーを取って使用する。

次の各項に記述又は (×) 印を付ける。 
有彩色テストチャートの試験 
・テストチャート (No.2 又は No.4)  の各コード記載:

ISO

準拠識別番号

:(右上のコードを記入)

ISO

準拠基準素材

:(右下のコードを記入)

 

・フレーム領域の枠線による目視試験: 
  テストチャートの複写物には,何本の線が複写されているか?

      4 本のうち:......本

  内側四角形の 4 本の線  (内側の太線)  は完全に複写されているか?

      はい/いいえ

  “いいえ”の場合:何本が完全に複写されているか?

      4 本のうち:......本

・フレーム領域の四つの 階調グレースケールの一致試験:

四つの 5 階調グレースケールの再現差がはっきりと見て取れるか?

      はい/いいえ

“はい”の場合:コーナーの中で,四つのグレースケールの平均との差が最も大きいグレースケール
を示す。このグレースケールが平均と比べて暗いか明るいかを示す。 
最も差が大きいグレースケールに  (×)印を付け,このグレースケールが平均より暗いか明るいかを
示す。

左上  (  )  :  (×)印を付けた場合:暗いか  (  ),明るいか  (  )  ? 
右上  (  )  :  (×)印を付けた場合:暗いか  (  ),明るいか  (  )  ? 
左下  (  )  :  (×)印を付けた場合:暗いか  (  ),明るいか  (  )  ? 
右下  (  )  :  (×)印を付けた場合:暗いか  (  ),明るいか  (  )  ?

 
・フレーム領域の位置マークによる倍率試験:

位置マークの差は,テストチャート  (

Δ

x

r

及び

Δ

y

r

)

と複写物  (出力

Δ

x

o

及び

Δ

y

o

)

との両方で 方向

及び 方向に mm 単位で測定する。方向及び 方向の倍率は,s

x

=1.01

と s

y

=0.98

との例のように 3

けたの mm 単位による比率と丸めによって計算する。

s

x

 =

Δ

x

o

 /

Δ

x

r

 =

(          )        s

y

 =

Δ

y

o

 /

Δ

y

r

 =

(          )

備考  位置マークは,PS ファイル  (又は同等ファイル)  で 方向は 263 mm,方向は 176 mm と

して定義する。二つの倍率の精度を高めるには,テストチャートと複写物とを同じルーラ

ーで測定することを推奨する。

 
・フレーム領域の内側の四角形による,黒線及びカラー線のずれ試験:

テストチャートのカラー線(CMYOLV)は,内側の四角形を形成する黒線上にあるか? 
はい/いいえ 
“はい”の場合:

“はい”の場合だけ,次の質問に答える)

備考  内側の四角形の線幅は,0.3 mm である。この線幅の半分を超えるずれ  (≧0.15 mm)  は,

はっきりと確認することができる。

2

本の水平線のいずれかを選択して,(×)を付ける。

下部水平線  (  )

上部水平線  (  )

黒線 と比べ,カラー線  (CMYOLV)  のずれ  (≧0.15 mm)  が,はっきりと確認できるか?

C

:はい/いいえ    M:はい/いいえ

Y

:はい/いいえ

O

:はい/いいえ

L

:はい/いいえ

V

:はい/いいえ

“はい”の場合:

C

:            mm  M:            mm  Y:            mm

  O:            mm  L:            mm  V:            mm


23

X 6933

:2003

2

本の垂直線のいずれかを選択して,(×)を付ける。

左部垂直線  (  )

右部垂直線  (  )

黒線 と比べ,カラー線  (CMYOLV)  のずれ  (≧0.15 mm)  が,はっきりと確認できるか?

C

:はい/いいえ  M:はい/いいえ  Y:はい/いいえ  O:はい/いいえ  L:はい/いいえ

V

:はい/いいえ

“はい”の場合:

C

:            mm  M:            mm  Y:            mm

  O:            mm  L:            mm  V:            mm

カラー複写機の JIS テストチャート  (No.2 又は No.4)  複写に関する目視判定用フォーム F


24

X 6933

:2003

附属書 6(参考)色測定仕様

カラー複写機の JIS テストチャート No. 23の測色仕様の手引き

6.1

画像 C2 によるグレースケール    レギュラリティ(g

*

)

  テストチャート No.3 の画像 C2 の隣接するグ

レー階調の視覚的な明度差は同じである(視覚的に“等しい”間隔のグレー階調)

。これは複写物のグレー

階調の差には通常見られない。これらの明度階調の差は測定値  (g

*

)

によって規定される。これは明度の再

現性のレギュラリティ(regularity=規則正しさ)を示す。

計算値 6.1  レギュラリティ(g

*

)

レギュラリティ  (g

*

)

の規格については,複写物 L

*

k1

L

*

k5

における 5

階調 1∼5 の CIELAB 明度  (L

*

)

を測定する。

備考1.  階調 1 は黒色  (N= “Noir”)  の複写物,階調 5 は白色  (W=ホワイト)  の複写物である。これは

次の式によって得られる。

  L

*

K1

 = L

*

KN

 , L

*

K5

 = L

*

KW

次に明るい階調までの明度差  (

Δ

L

*

k1

...

Δ

L

*

k4

)

を計算する。

Δ

L

*

k1

 = | L

*

k2

 – L

*

k1

 | = | L

*

k2

 – L

*

kN

 |  (1)

Δ

L

*

k2

 = | L

*

k3

 – L

*

k2

 | (2)

Δ

L

*

k3

 = | L

*

k4

 – L

*

k3

 | (3)

Δ

L

*

k4

 = | L

*

k5

 – L

*

k4

 | = | L

*

k4W

 – L

*

k4

 |  (4)

明度スケールのレギュラリティ  (g

*

)

は,最小明度と最大明度の差  (

Δ

L

*

max

に対する

Δ

L

*

min

)

に係数 100 を乗じた指数によって定義される。

g

*

= 100

Δ

L

*

min

 /

Δ

L

*

max

 (5)

2.

レギュラリティの理想値は g

*

=100

である。2 階調が同一である場合は,g

*

=0

となる。

例 6.1  レギュラリティ(g

*

)

L

*

k1

 = L

*

kN

 = 24; L

*

k2

 = 40; L

*

k3

 = 56; L

*

k4

 = 74; L

*

k5

 = L

*

kW

 = 90

L

*

k1

 = | L

*

k2

 – L

*

k1

 | = | L

*

k2

 – L

*

kN

 | = 16 =

Δ

L

*

min

L

*

k2

 = | L

*

k3

 – L

*

k2

 | = 16 =

Δ

L

*

min

L

*

k3

 = | L

*

k4

 – L

*

k3

 | = 18 =

ΔL

*

max

L

*

k4

 = | L

*

k5

 – L

*

k4

 | = | L

*

kW

 – L

*

k4

 | = 16 =

Δ

L

*

min

g

*

 = 100

Δ

L

*

min

 /

Δ

L

*

max

 = 100×(16 /18) = 88.9

6.2

画像 C2  によるグレースケール    明度域  (f 

*

)

  オリジナルと複写物を比較すると,黒色及び白色の

明度に差が生じる。明度域  (f

*

)

は,白色と黒色間との明度差によって指定る。

計算値 6.2  明度域  (

*

)

テストチャート  (V)  と複写物  (K)  における黒色  (N)  と白色  (W)  の CIELAB

明度  (L

*

)

とを,明度域  (

*

)

の計算に活用する。

明度域  (

*

)

は,次の式が適用される。

*

 = 100 (L

*

kW

 – L

*

kN

 ) / (L

*

VW

 – L

*

VN

 )   (6)

備考  理想的に,白色及び黒色がテストチャートと同じ明度で複写物に再現されるときには,次の値

が適用される。

L

*

VW

 = 94 and L

*

VN

 = 18

*

 = 100 (L

*

kW

 – L

*

kN

 ) / (L

*

VW

 – L

*

VN

 ) = 100 ( 94 – 18 ) / ( 94 – 18 ) = 100


25

X 6933

:2003

装置では,通常 

*

は 100 以下になる。

例 6.2  明度域  (

*

)  

L

*

K1

 = L

*

KN

 = 24; L

*

K5

 = L

*

KW

 = 90; L

*

VN

 = 18; L

*

VW

 = 94

*

 = 100 (L

*

KW

 – L

*

KN

 ) / (L

*

VW

 – L

*

VN

 ) = 100 ( 90 – 24) / ( 94 – 18 ) = 86.8

6.3

画像 C2  によるグレー階調    平均明度差  (

Δ

L

*

m

)

  等間隔なグレー5 階調では,通常,複写物とオリ

ジナルテストチャートとの間に様々な明度差が現れる。ここから無彩色テストチャート No.3  の平均明度

差  (

Δ

L

*

m

)

を算出することができる。

計算値 6.3  平均明度差  (

Δ

L

*

m

)

テストチャート  (V)  及び複写物  (K)  におけるグレー5 階調の CIELAB

明度  (L

*

)

を,平均明度差  (

Δ

L

*

m

)

の計算に活用する。複写物の 5 階調の明度  (

Δ

L

*

K

)

は,テストチャー

トの明度域の中心に位置するように,次の式によって補正しなければならない。

L

*

KZ

 = L

*

K

 – 0.5 [ (L

*

KN

 –L

*

VN

 ) – (L

*

VW

 –L

*

KW

 ) ]  (7)

平均明度差  (

Δ

L

*

m

)

は,複写物  (L

*

KZ

 )

とテストチャート  (L

*

V

)

の 5 階調の明度差によって計算する。

Δ

L

*

m

 = 0.2 ( | L

*

KZ1

 – L

*

V1

 | + | L

*

KZ2

 – L

*

V2

 | + ... + | L

*

KZ5

 – L

*

V5

 | )   (8)

備考1.  平均明度差の理想値は

Δ

L

*

m

=0

である。

2.

オリジナルテストチャートと比較した複写物の明度に,純粋な正規のずれ  (L

*

VN

=18

又は 7,

L

*

VW

=94

又は 91)  があっても,視覚的には影響がなく,算出した平均明度差  (

Δ

L

*

m

)

には変

化はない(

例 6.3 を参照)。

例 6.3  平均明度差  (

Δ

L

*

m

)  

L

*

V1

 = L

*

VN

 = 18; L

*

V2

 = 37; L

*

V3

 = 56; L

*

V4

 = 75; L

*

V5

 = L

*

V1W

 = 94

L

*

K1

 = L

*

KN

 = 24; L

*

K2

 = 40; L

*

K3

 = 56; L

*

K4

 = 74; L

*

K5

 = L

*

KW

 = 90

L

*

KN

 – L

*

VN

 = 24 – 18 = 6

L

*

VW

 – L

*

KW

 = 94 – 90 = 4

中心化補正:

L

*

KZ1

 = L

*

K1

 – 0.5 [ (L

*

KN

 – L

*

VN

 ) – (L

*

VW

 – L

*

KW

 ) ]

L

*

KZ1

 = 24 – 0.5 (6 – 4) = 23

L

*

KZ2

 = 40 – 0.5 (6 – 4) = 39

L

*

KZ3

 = 56 – 0.5 (6 – 4) = 55

L

*

KZ4

 = 74 – 0.5 (6 – 4) = 73

L

*

KZ5

 = 90 – 0.5 (6 – 4) = 89

明度差と平均明度差:

Δ

L

*

1

 = L

*

KZ1

 – L

*

V1

 = 23 – 18 = 5

Δ

L

*

2

 = L

*

KZ2

 – L

*

V2

 = 39 – 37 = 2

Δ

L

*

3

 = L

*

KZ3

 – L

*

V3

 = 55 – 56 = –1

Δ

L

*

4

 = L

*

KZ4

 – L

*

V4

 = 73 – 75 = –2

Δ

L

*

5

 = L

*

KZ5

 – L

*

V5

 = 89 – 94 = –5

Δ

L

*

m

 = 0.2 ( | L

*

KZ1

    – L

*

V1

 | + | L

*

KZ2

 – L

*

V2

 | + ... + | L

*

KZ5

 – L

*

V5

 | )

= 0.2 (5 + 2 + 1 + 2 + 5) = 3.0

6.4

画像 B3  (又は D3)  による試験色    平均色差  (

Δ

E

*

ab,m

)

    複写物の 14 種の試験色は,通常,テスト

チャートの色とは色差が異なる。これらの色差は平均色差  (

Δ

E

*

ab,m

)

によって特徴づけられる。


26

X 6933

:2003

計算値 6.4  平均色差  (

Δ

E

*

ab,m

)

平均色差  (

Δ

E

*

ab,m

)

の計算には,画像 B3 (又は D3)  のテストチャート

(V)

と複写物  (K)  との CIE 試験 14 色における CIELAB 明度  (L

*

)

と,

赤-緑知覚色度(a

*

)

黄-青知覚色度(b

*

)

を計測する。

これによって,複写物とテストチャートとの 14 の特殊色差(個々の試験色の色差)(

Δ

E

*

ab,i

) (i=1

,2,...,

14)

を,次のように計算する。

Δ

E

*

ab,i

 = [ ( L

*

Ki

 – L

*

Vi

 )

2

+ ( a

*

Ki

 – a

*

Vi

 )

2

 + ( b

*

Ki

 – b

*

Vi

 )

2

 ]

1/2

 (9)

特殊色差  (

Δ

E

*

ab,i

)

を使用して,平均色差  (

Δ

E

*

ab,m

)

を定義する。

Δ

E

*

ab,m

 = 0.071 4 (

Δ

E

*

ab,1

 +

Δ

E

*

ab,2

 +

Δ

E

*

ab,3

 + ... +

Δ

E

*

ab,14

 )   (10)

備考  平均色差の理想値は

Δ

E

*

ab,m

=0

である。

例 6.4  色差  (

Δ

E

*

ab,m

)

平均色差  (

Δ

E

*

ab,m

)

は,14 の特殊色差  (

Δ

E

*

ab,i

) (i=1

,2,...,14)  をもつテス

トチャート  (V)  及び複写物  (K)  の測色パラメータ L

*

a

*

b

*

によって計算する。

 6.1  JIS テストチャート及び複写物における CIE 試験色の色測定

表 6.1 では,CIE 試験色の目標値及び再現値としての L

*

a

*

b

*

データとその CIELAB 値との差を示す。

 no.     L*

V

      a*

V

      b*

V

                L*

K

        a*

K

        b*

K

             

L*

KV

   

a*

KV

   

b*

KV

   

E*

ab

   

E*

ab,m

=


27

X 6933

:2003

6.5

平均色再現指標  (R

*

ab,m

)

  等間隔のグレー5 階調の複写物  (画像 C2)  及び 14 種の試験色  (画像 B3 及

び D3)  は,テストチャートの対応する階調とは異なる色差を示す。これらの色差は,平均色再現指標

(R

*

ab,m

)

によってキャラクタライズされる。これは平均明度差  (

Δ

L

*

m

) (

グレー階調の場合)  のほか,平均色

差  (

Δ

E

*

ab,m

) (

有彩色の場合)  を考慮する。

計算値 6.5  平均色再現指標  (R

*

ab,m

 )  

附属書 6.3 による平均明度差  (

Δ

L

*

m

)

附属書 6.4 による平均色差  (

Δ

E

*

ab,m

)

を,平均色再現指標の計算

に活用する。

R

*

ab,m

 = 100 ×4.6 ( 0.263

Δ

L

*

m

 + 0.737

Δ

E

*

ab,m

 )  (11)

備考  平均色再現指標の理想値は R

*

ab,m

 =100

である。明度差と色差が大きくなるにつれて,この値は

小さくなる。

例 6.5  平均色再現指標  (R

*

ab,m)

例 6.3 による平均明度差  (

Δ

L

*

m

)

及び

例 6.4 による平均色差  (

Δ

E

*

ab,m

)

には,次の式が適用される。

R

*

ab,m

 = 100 × 4.6 (0.263

Δ

L

*

m

 + 0.737

Δ

E

*

ab,m

 )

= 100 × 4.6 ( 0.263×3.0 + 0.737×3.6 ) = 100 × ( 4.6×3.44 ) = 84.2 (12)

備考  6.16.5 までの結果値は,有効数字 2 けたまで丸められる。


28

X 6933

:2003

附属書 7(参考)目標色及び再現色

目的  作成された実際のテストチャート No. 23の目標色及び平均 CIELAB 測色データに関する情

報の提供

附属書 では,作成された実際のテストチャート No. 2,3,4 の目標色及び平均 CIELAB 測色データに

関する情報を提供する。画像には,14 色の CIE 試験色と,16 階調色系列 W-NW-CW-MW-YW-O

W-L

及び W-がある。

表 7.17.3 では,有彩色テストチャート No. 2 の画像 B4 における 16 階調色系列 W-C  ,W-M  及び W-Y  の

データを示す。右側には,16 階調サンプルの平均色差(

附属書 を参照)を示す。これらの数値は,附属

書 に示す方法で算出されている。

表 7.4 では,同じく画像 B3 における 14 色の CIE 試験色と,画像 C3 における 16 階調系列 W-とのデ

ータを示す。右側には,14 色の CIE 試験色と 16 階調の無彩色との平均測色値及び明度差(

附属書 を参

照)を示す。これらの数値は,

附属書 に示す方法で算出されている。

表 7.5 では,無彩色テストチャート No. 3 の画像 C4(オフセット)における 16 階調系列 W-のデータ

を示す。右側には,平均測色値及び明度差(

附属書 を参照)を示す。これらの数値は,附属書 に示す

方法で算出されている。

表 7.67.8 では,有彩色テストチャート No. 4 の画像 D4 における 16 階調色系列 W-OW-及び W-

データを示す。右側には,16 階調サンプルの平均色差(

附属書 を参照)を示す。これらの数値は,附属

書 に示す方法で算出されている。

 7.1  W-シリーズの測色データ,テストチャート No.2 B4 画像

   

E*

CIELAB

=


29

X 6933

:2003

 7.2  W-M シリーズの測色データ,テストチャート No.2 B4 画像

 7.3  W-Y シリーズの測色データ,テストチャート No.2 B4 画像

   

E*

CIELAB

=

   

E*

CIELAB

=


30

X 6933

:2003

 7.4  W-N シリーズ(テストチャート No.3 C3 画像)と

CIE

色(テストチャート No.2 B3 画像)との測色データ

   

E*

CIELAB

=

   

L*

CIELAB

=


31

X 6933

:2003

 7.5  W-N シリーズの測色データ,テストチャート No.2B4 画像

 7.6  W-O シリーズの測色データ,テストチャート No.4 D4 画像

   

E*

CIELAB

=

   

E*

CIELAB

=


32

X 6933

:2003

 7.7  W-L シリーズの測色データ,テストチャート No.4 D4 画像

 7.8  W-V シリーズの測色データ,テストチャート No.4 D4 画像

   

E*

CIELAB

=

   

E*

CIELAB

=


33

X 6933

:2003

附属書 8(参考)テストチャート

8.1

テストチャートの素材  この規格では,“ハーフトーン”の方法によって 3 種類のテストチャートを

作成する。この附属書では,ハーフトーン法によるテストチャートの素材を例として示す。これらの例で

は,この規格の各表で使用する目標色及び作成色のデータを定義する。

8.1.1

使用可能なテストチャートの素材  光沢,ナチュラルホワイト,非退色性,100 %非塩素漂白,及

び 157 g/m

2

の高品質アート紙(Japan Color 標準用紙,ISO 12647-2  用紙タイプ 1 相当)

備考  その他の実際の作成データについては,附属書 9 Web サーバを参照。

各特性については,

表 8.1 を参照。

 8.1  用紙の特徴

単位

品質データ

測定方法

サイズ

A4

坪量 g/m

2

 157.1

JIS P 8124

  化学天秤  (ISO 536

平滑度(表面)

秒 630

JIS P 8119

  東洋精機ベック試験機  (ISO 5627

不透明度

% 99.6  JIS P 8148  スガ試験機  (ISO 2741

白色度(表面)

% 83.2  JIS P 8148  スガ試験機  (ISO 2740

CIELAB

値(L)   93.0±3

分光測色計:X-Rite938

CIELAB

値(α)   0.5±2 0/45 度,D50 光源,2 度視野,Black Backing

CIELAB

値(b)   0.4±2

測定条件:温度(23±1)℃,湿度(50±2)%

8.1.2

使用可能なテストチャートの色材

JIS B 9620-2

  Japan Color  標準インキを使用する。

備考  その他の実際の作成データについては,Web サーバ  (附属書 を参照)  を参照。


34

X 6933

:2003

附属書 9(参考)Web サイトの情報

9.1

テストチャート入手先情報  この規格で規定する 3 種類のテストチャートの入手情報は,次の WWW

サイトに記載されている。

財団法人日本規格協会

  http://www.jsa.or.jp/

  住所      :東京都港区赤坂 4 丁目 1-24

  電話番号  :03-3583-8002

  FAX 番号  :03-3583-0462

  問合せ担当:普及事業部カスタマーサービス課


35

X 6933

:2003

附属書 10(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS X 6933:2002

情報技術—事務機械—テストチャートによるカラー複写機の画像再現

性評価方法

ISO/IEC 15775:1999 Information Technology

― Office machines ― Method of

specifying image reproduction of colour copying machines by analog test charts

Realisation and application

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体,附属書 
  表示方法:点線の下線又は実線

の側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

序文

規格制定の経緯

ISO/IEC 

15775 

DIN 33866

を 元 に し

て,ISO/IEC JTC1 で
成 立 し た 規 格 で あ る

ことを記述している。

MOD

/

削除

/

変更

ISO/IEC 15775

を翻訳

し,技術的内容を変更
し た こ と を 記 述 し て

いる。

1.

適用 範

・3 種類のテストチャート

・“なお,モノクロチャー
ト No.3・・・評価できる。

“テストチャートは・・・

保存する。

ISO/IEC 

15775 

1.

・8 種類のテストチャ

ート(オフセットによ
る 4 枚,銀塩写真によ
る 4 枚)のうち 2 枚を

使用することを規定。

・白黒複写機について

の規定なし。

・保存規定なし。

MOD

/

削除

/

変更

MOD

/

追加

MOD

/

追加

・オフセットによる 3

枚 の テ ス ト チ ャ ー ト
のうち,2 枚を使用す
ることを規定。

・ モ ノ ク ロ チ ャ ー ト

No.3

で白黒複写機画

像を評価できる。

・保存規定を追加。

JIS で利用するチャートについては原

規格の問題点を解決し,更に国内で経
済的,かつ技術的に製造・提供が可能
な 3 枚のチャートに絞った。原規格で

も実際にはチャートは提供されておら
ず,ISO15775 の附属書として FPDAM
申請中の本チャートが,その実際的な

役割をになうこととなる。

・原規格の 5 年後の見直しで修正提案
する。

・原規格の 5 年後の見直しで,修正提
案する。

35

X 6933

0000

35

X 6933


2003


36

X 6933

:2003

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線又は実線

の側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

2.

引用 規

ISO/IEC 

15775 

2.

ISO 216ISO 536ISO 

554,  ISO 2469,  ISO 

2471,  ISO 5627,  ISO 

5651,  ISO 5737,  ISO 

7724-1,ISO 7724-3,

ISO 8596,ISO 12641,

DIN 6160,

DIN 

33866-2DIN 58220-5

MOD

/

削除

/

追加

/

変更

本 文 中 に 引 用 さ れ て

い な い 規 格 の 削 除 と
対応 JIS の優先表示及
び JIS B 9620-2JIS K 

5701-2

ISO 446 の追

原規格の 5 年後の見直しで,修正提案

する。

3.

定義

ISO/IEC 

15775 

3. Colour

rendering,

original colour,

non-luminous

(perceived) colour,

chroma C

*

, Landoltring

MOD

/

削除

/

追加

/

変更

本 文 で 引 用 さ れ て い

な い 用 語 を 削 除 し ,

ISO

図形文字,ISO 

形言語を追加した。明

度に CIE 1976 につい
て追加した。

・一般的に日本では,視力検査などに

利用されるランドルト環を,原規格で
は解像力判別に利用しているが,ドイ
ツ以外ではなじみがないため,認識度

規定をランドルト環から ISO 図形言語
に変更した。 
  原規格の 5 年後の見直しで,修正提

案する。 
  明度については,JIS 用語を参照し
た。

ISO 15775

の附属書として FPDAM 申請

中。

36

X 6933


2003

36

X 6933


2003


37

X 6933

:2003

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線又は実線

の側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

4.

テス ト

チャート

4.1

4.2

・テストチャートの素材

・テストチャートのレイア
ウト

ISO/IEC 

15775

ISO/IEC 

15775

ISO/IEC 

15775

4.

MOD

/

削除

/

追加

/

変更

・オフセットによるテ

ストチャート No.2, 3,

4

に関する記述だけに

限定した。

( テ ス ト チ ャ ー ト

No.1

及び附属書 A を

削除した。

・チャートを 8 種類か

ら 3 種類に変更したこ
とで,附属書 A,附属

書 I,附属書 J 及び附
属書 K を削除し,附属
書 No.を算用数字に変

更。

・テストチャートの坪

量:157 g/m

2

に変更。

・4.2.1:

“4 重に長方形

が配される”を追加。

・原規格の図 1 を削除。

図 1 及び図 2 のタイト

ルを変更。

“1.適用範囲”で記載したと同様の理

由によって,本項のチャート種類及び
内容を変更した。

テストチャート No.1 及び附属書 A を削

除したことに伴い,項目番号と図番号
は削除及び繰上げとなる。

・テストチャート No.1 及び附属書 A を

削除したことに伴い,項目番号と図番
号は削除及び繰上げとなる。

37

X 6933


2003

37

X 6933


2003


38

X 6933

:2003

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ)  国際

規格番号

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線又は実線

の側線

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

項目 
番号

内容

項目 
番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

4.3

テ ス

トチャー
ト の PS
ファイル

4.4

テ ス

トチャー
トの作成

4.6

チ ャ

ート識別
コード,
チャート

基準素材
コード及
びチャー

ト画像フ
ァイルの
バージョ

・テストチャートの PS 

ァイル

・テストチャートの作成

附属書 7 の表 7.1∼7.8

・チャート識別コード。チ

ャ ー ト 基 準 素 材 コ ード 及
び チ ャ ー ト 画 像 フ ァイ ル
のバージョン

ISO/IEC 

15775

ISO/IEC 

15775

ISO/IEC 

15775

4.3

4.4

4.5

4.7

・Layout files and

EPS-picture files (or

equivalent)

・チャート No.2,No.3,

No.4

の図内容

附属書 H の表 H.1∼

H.11

ISO-identification,

ISO-reference code, and

ISO image file version

MOD

/

削除

/

変更

MOD

/

削除

/

変更

IDT

4.3

削除:それに伴い,

以 降 の 番 号 を 一 つ 繰
り上げた。 
図 4∼7 を削除し,

図 3∼5 に変更。

表 1 及び文章変更。

表 2 及び文章変更。

チャート変更のため。

4.6

及び 4.7 については,

JIS

チャート自

体が原規格のチャートとしても利用さ
れることにかんがみ,基本的には原規
格に沿う内容で残した。

38

X 6933


2003

38

X 6933


2003


39

X 6933

:2003

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線又は実線

の側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

4.7

テ ス

トチャー
トのフレ
ーム領域

の内容及
び目的

4.8

テ ス

トチャー

トの画像
領域の内
容及び目

4.8.1

ストチャ
ート

No.2

・テストチャートのフレー

ム領域の内容及び目的

(4.7.1∼4.7.5 の項目分類

はなし)

・テストチャートの画像領
域の内容及び目的

画像 B1 果物静物イメージ,

地図イメージ゙

ISO/IEC 

15775

ISO/IEC 

15775

ISO/IEC 

15775

4.8

4.9

4.9.2

Content and purpose of

frame area of the test

charts

Content and purpose of

picture area of the

testcharts

画像 B1 花イメージ

IDT

MOD

/

追加

MOD

/

削除

/

変更

MOD

/

変更

原 規 格 の 間 違 い を 修

正。

264

→ 263 mm

0.2

→ 0.15 mm

・見やすくするため,
項目分類を追加。

4.9.1

削除:それに伴

い,以降の番号を一つ

繰り上げた。

画像 B1  果物静物イメ
ージ,地図イメージ゙

  原規格の 5 年後の見直しで,  修正提

案する。

・見やすくするため。

・チャート作成に当たり,特殊なスク
リーンによるものではなくて通常,原

稿に用いられることの多いオフセット
印刷(網点)によるものとした。

No.3

チャート

・カラーコピーの用途として色文字の

再現を評価する必要があるため,その
ためのパターンを追加した。 
・テストチャート自体の再現に問題が

あるおそれがあり,ジーメンススター
では,チャート自体で解像していない
領域をリングなどで示し空白とした。

・60 lpi  以上のパターンは現実には問題

にならないデジタル特有のモアレなど
の 障 害 を 誇張 し て 見 せ る 可 能 性 があ

り,一般ユーザの利用を対象とするこ
の JIS では誤解を避けるため,パターン
密度を限定した。

39

X 6933


2003

39

X 6933


2003


40

X 6933

:2003

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線又は実線

の側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

No.2

並びに No.4 チャート

・B1 又は D1 画像については,チャー
ト 作 成 者 の自 由 選 択 が 認 め ら れ てお
り,JIS チャートとしては,多彩な色を

含みユーザにアピールできる絵柄を採
用した。 
( 原 規 格 の画 像 は ビ デ オ 画 像 の よう

で,一般の写真又は印刷画像とはかな
り異質である。 
  これでは写真の複写時に期待される

質感,自然な色合い,階調のつながり
及び雰囲気といったものを確かめるこ
とはできない。

・カラー複写機でも文字の再現性は重
要であるが,ランドルト環で十分な再現
性のチェックができるかどうか疑問であ

る。また,RGB などの色文字の再現を
見る必要があると考え,最終的にアジ
ア圏の漢字などの文字種を追加した。

・オフィスではもっと鮮やかな色が使
われることが多いため,そのような画
像を含む原稿とした。

・一般的に日本では,視力検査などに
利用されるランドルト環を,原規格で
は解像力判別に利用しているが,ドイ

ツ以外ではなじみがないため,認識度
規定をランドルト環から ISO 図形言語
に変更した。

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2003

40

X 6933


2003


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X 6933

:2003

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線又は実線

の側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

4.8.2 a)

3)

目視試験

“複写画像の放射状・・・ま

での範囲”

・“評価の際に誤解を・・印
刷しない。

ISO/IEC 

15775

4.9.3

画像 C1

目視試験

・範囲の規定なし

・範囲の規定なし

MOD

/

追加

ISO/IEC 15775

では,

規定していない。

ISO/IEC 15775

では,

規定していない。

  原規格の 5 年後の見直しで,修正提

案する。 
・オリジナル画像がつぶれない範囲で
評価するため。

・オリジナル画像がつぶれない範囲で
評価するため。

5

.試験

・概要

・目視検査 
・測色仕様

ISO/IEC

15775

5

色 覚 及 び 視 力 測 定 試

験 ラ ン ド ル ト 環 に よ
る認識度を規定。

MOD

/

変更

/

削除

色 覚 及 び 視 力 測 定 の

項を削除。 
ランドルト環に変え,

ISO

文字を利用。

ランドルト環から,ISO 図形言語に変

更(4.の変更理由を参照)

一般の利用では誤解を与えることが想
定されるため,色覚及び視力測定の項

を削除した。

6.

評 価

試験報告

ISO/IEC 

15775 

6.

MOD

/

削除

試 験 者 の 視 力 に 関 す

る記述を削除。

“5.  試験”で記載したと同様の理由に

よって,本項の視力に関する記述を削
除した。

ISO/IEC 

15775 

Annex A

Form A

MOD

/

削除

JIS

では,テストチャ

ート No.1 は使用しな
いので削除。

附属書 1

(参考)

フォーム B

ISO/IEC 

15775 

Annex B

MOD

/

変更

ラ ン ド ル ト 環 に 関 す

る記述を,ISO 図形文
字に変更。

以下,すべての附属書の項で,3 種類の

チャートで求められる内容に合わせて
各記述を変更した。4.  記述のランドル
ト環から,ISO 図形言語に変更のため。

附属書 2
(参考)

フォーム C

ISO/IEC 

15775 

Annex C

MOD

/

変更

ラ ン ド ル ト 環 に 関 す
る記述を,ISO 図形文
字に変更。

4.

記述のランドルト環から,ISO 図形

言語に変更のため。

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2003

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X 6933


2003


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X 6933

:2003

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線又は実線
の側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

附属書 3

(参考)

フォーム D

ISO/IEC 

15775 

Annex D

MOD

/

変更

ラ ン ド ル ト 環 に 関 す

る記述を,ISO 図形文
字に変更。

4.

記述のランドルト環から,ISO 図形

言語に変更のため。

附属書 4
(参考)

フォーム E

ISO/IEC 

15775 

Annex E

MOD

/

削 除 / 変

黒 色 と 比 較 し た カ ラ
ー 線 の ず れ 試 験 を 削
除。

原 規 格 の 間 違 い を 修
正。264  → 263 mm

チャート No.1 がないため,本評価は不
要。

附属書 5
(参考)

フォーム F

ISO/IEC 

15775 

Annex F

MOD

/

変更

原 規 格 の 間 違 い を 修
正。

0.2

→ 0.15 mm

附属書 6
(参考)

色測定仕様

ISO/IEC 

15775 

Annex G

G.6 Tables produced by

PS-files

MOD

/

削除

内 容 に 重 複 の あ る

Table G.2

及び銀塩写

真 に よ る 連 続 階 調 比
較例を削除。

JIS

チャート製作には,不要な情報のた

め。

附属書 7

(参考)

目標色及び再現色

ISO/IEC 

15775 

Annex H

MOD

/

削除

/

変更

DIN

テストチャートに

関する記述を削除し,
表の測色データを JIS
チ ャ ー ト の 測 定 値 に

変更。

JIS

チャートのデータを,記述するた

め。

ISO/IEC 

15775 

Annex I

Guideline  for  ISO-test

chart production

MOD

/

削除

JIS

チャート製作に不

要 な 内 容 の た め , 削
除。

ISO/IEC 

15775 

Annex J

Halftone raster-call data

MOD

/

削除

JIS

チャートは,175

線 の 商 用 オ フ セ ッ ト
印 刷 で 製 作 さ れ る た

め削除。

チャート作成に当たり,特殊なスクリ
ーンによるものではなくて通常,原稿
に用いられることの多いオフセット印

刷(網点)によるものとした。

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(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体,附属書

  表示方法:点線の下線又は実線
の側線

項目番号

内容

(

Ⅱ)  国際

規格番号

項目番号

内容

項 目 ご と
の評価

技術的差異の内容

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

ISO/IEC 

15775

Annex K

Colour names

MOD

/

削除

説明が不十分であり,

こ の 規 格 に 必 ず し も
必 要 な 情 報 で は な い
ため削除。

附属書 8

(参考)

テストチャートの素材

ISO/IEC 

15775 

Annex L

テ ス ト チ ャ ー ト の 素

MOD

/

変更

JIS

チャートの製作に

合わせて変更

国内で経済的,かつ,技術的に製造・

提供が可能な条件に合わせたため。

附属書 9

(参考)

Web

サイトの情報

ISO/IEC 

15775 

Annex M

テ ス ト チ ャ ー ト デ ー

タの取得,その他の情
報提供先の紹介

MOD

/

変更

Web

サイト の情報 を

DIN/BAM

から

JSA/JBMA

へ変更。

JIS

チャートの情報を公開するため。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

― IDT……………技術的差異がない。

― MOD/削除……国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

― MOD/追加……国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

― MOD/変更……国際規格の規定内容を変更している。

2.

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

― MOD………… 国際規格を修正している。

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