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X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人ビジネス機械・情報システム産業協

会(JBMIA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 19752:2004, Information

technology

―Method for the determination of toner cartridge yield for monochromatic electrophotographic printers

and multi-function devices that may contain printer components

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS X 6931

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(参考)かすれの例

附属書 B(参考)寿命判定手順流れ図及び例

附属書 C(規定)標準テストページ

附属書 D(参考)報告書見本

附属書 E(参考)2 種類の印字システムの印字可能枚数比較


 
X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  定義

2

3.

  試験要素及び条件

3

3.1

  前準備

3

3.2

  サンプル数 

4

3.3

  印字モード 

4

3.4

  試験環境 

4

3.5

  用紙

5

3.6

  保守

5

3.7

  印字ファイル 

5

4.

  試験方法

6

4.1

  試験手順 

6

4.2

  不良トナーカートリッジ又はプリンタの処理手順 

6

5.

  印字可能枚数の決定及び公表方法

7

5.1

  印字可能枚数の決定

7

5.2

  試験報告書 

7

附属書 A(参考)かすれの例 

8

附属書 B(参考)寿命判定手順流れ図及び例 

9

附属書 C(規定)標準テストページ

13

附属書 D(参考)報告書見本 

18

附属書 E(参考)種類の印字システムの印字可能枚数比較 

20


日本工業規格

JIS

 X

6931

:2005

(ISO/IEC 19752

:2004

)

モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機の

トナーカートリッジ印字可能枚数測定方法

 Information technology―Method for the determination of toner cartridge

yield for monochromatic electrophotographic printers and multi-function

devices that may contain printer components

序文  この規格は,2004 年に第 1 版として発行された ISO/IEC 19752,Information technology―Method for

the determination of toner cartridge yield for monochromatic electrophotographic printers and multi-function devices

that may contain printer components

を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日

本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

この規格は,標準の事務所で使用する実用タイプの標準テストページを使用して,モノクロプリンタ用

のトナーカートリッジの印字可能枚数(カートリッジ寿命を印字枚数で表すため)を測定する方法の標準

化を目的としている。

1. 

適用範囲  この規格は,モノクロ電子写真式プリンタ用の,トナーを収容するカートリッジ(オール

インワンタイプのトナーカートリッジ及び感光体を含まないトナーカートリッジ)の印字可能枚数評価に

限定して適用する。

参考  “オールインワン”とは,感光体,現像,クリーニングユニットなどが一体になったものをい

う。

なお,

この規格は,

コンピュータからのディジタルプリント信号が入力できる多機能なプリンタ複合機,

すなわち,印字機能をもつ複合機器にも適用することができる。

この規格は,トナーカートリッジの印字可能枚数の測定だけに使用する。この試験結果を,品質,信頼

性などのトナーカートリッジ印字可能枚数測定以外の目的に使用することはできない。

この規格では,次のことを規定する。

−  製造業者が“トナーカートリッジの印字可能枚数”を決定するために行う試験の方法

−  試験結果から,トナーカートリッジの印字可能枚数を決定する方法

−  製造業者が使用者に提供する資料類に,トナーカートリッジの印字可能枚数を記載する場合の表記方

トナーカートリッジ印字可能枚数の判定は,印字システム内のトナーカートリッジのトナーが消費され

たことによって起こる“画像のかすれ”又は“トナー残量検知機能による印字動作の自動停止”という二

つの現象のいずれかで行われる。

備考1.  トナー補給系(現像器又はトナー容器が印字装置内に組み込まれていて,使用者がこれらを



X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

交換できないような構造の印字装置)における補充用のトナーカートリッジ及びトナーボト

ルの印字可能枚数測定にこの規格を適用する場合は,ここで規定している手順の一部を変更

する必要がある。この規格は,一般オフィスで使用される機器に適用するが,業務用の高速

プリンタ,大判プリンタなど,この規格で測定対象とする消耗品がランニングコストの主要

な要素とはならないような機器には適用しない。

2. 

この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO/IEC 19752:2004

, Information technology―Method for the determination of toner cartridge yield

for monochromatic electrophotographic printers and multi-function devices that may contain printer

components (IDT)

2. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

2.1 

かすれ(fade)  印字したページ上に部分的な濃度均一性の低下が目立つ現象。

備考  この試験では,標準テストページ周辺にある文字列又は長方形部分において,用紙搬送方向の

先端から後端にかけて濃度低下が 3 mm 以上の幅で目立つことを“かすれ”と定義する。試験

するトナーカートリッジごとに 100 枚目の印字見本を保管し,これを濃度変化比較のための判

定基準見本として用いる。かすれの例については,

附属書 を参照。

2.2 

カートリッジの振り方(shake procedure)  製造業者が,トナーカートリッジ使用説明書などにト

ナーカートリッジを振ることと,トナーカートリッジを振る方法とを記載している場合に限り,その方法

に従って実施される作業。

備考  カートリッジ振りを行った場合には,報告書にその旨を記載する。

2.3 

トナー少量(toner low)  トナー交換がすぐに必要になるようなトナーの量になっていることを検

出したときに,プリンタが発する信号。

備考  この信号は,トナーがなくなっていることを示しているわけではない。

2.4 

トナーなし(toner out)  プリンタのトナーが使い果たされ,使用者の介在なしには,正常な印字

を続行することができないときに発生する信号。

備考  この試験では,プリンタの印字動作を停止し,かつ,印字続行するためにトナー補給が必要な

場合にだけ,トナーなし信号という用語を用いる。

2.5 

寿命(end of life)  プリンタがトナーなし信号を発した時点。

備考1.  この定義の一般的な意味は,プリンタがトナーなし信号を発する前にかすれが生じた場合に,

寿命近くでトナーカートリッジを振るという作業を 2 回まで許可し,その後の最初にかすれ

が生じた時点を指す。原則的には,トナーカートリッジを振るのは通常印字のかすれが生じ

た時点である。ただし,プリンタにトナー少量検知機能が装備されている場合,試験者の便

宜上,1 回目,2 回目,又はその両方ともかすれ発生時の代わりに,トナー少量発生時点で,

トナーカートリッジを振ることができる。製造業者が使用説明書などにトナーカートリッジ

を振る手順を明記していない場合は,トナーカートリッジは振らず,最初にかすれが生じた

時点が寿命となる。

2.

プリンタにトナーなし検知機能が装備されている場合,プリンタがトナーなし信号を発した

時点が寿命となる。ただし,トナーなし信号が発せられるより先にかすれが生じ,かつ,ト


3

X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

ナーカートリッジの振り方が規定されていない場合には,かすれが生じた時点を寿命とする。

トナーなし検知機能が装備されているプリンタで,かつ,トナーカートリッジの振り方が規

定されている場合,トナーなし信号が発せられる前に,かすれが生じた時点で,前述したよ

うなカートリッジ振りを 2 回まで実施できる。カートリッジ振りを 2 回実施した後のトナー

なし信号発生前に,かすれが発生した場合は,かすれが発生した時点が寿命となる。試験中,

トナーなし信号がいかなる時点で発生しても,その時点がトナーカートリッジの寿命となる。

3.

トナー補給系(トナーボトル交換式,ホッパへのトナー補給式など)に適用される場合の考

え方としては,トナーを補給する時点を擬似的に寿命(寿命判定ポイント)と定義する。ト

ナー少量検知機能又はトナーなし検知機能が装備されている場合,トナー少量信号及びトナ

ーなし信号発生時点を  “擬似寿命”

(寿命判定ポイント)とすることができる。いずれの場

合においても,どの時点を寿命判定ポイントとしたかを,試験報告書に記載しなければなら

ない。

4.

試験中にカートリッジ振りを行った場合,1 回目及び 2 回目のいずれについても,カートリ

ッジ振りを行ったのは,トナー少量発生時か,それともかすれ発生時かを,試験報告書に記

載する。試験中に印字したページの中で,画像のかすれが認められるページについては,ト

ナーカートリッジの印字枚数からその枚数を差し引く。

5.

この定義の適用に関しては,

附属書 に記載した流れ図及び幾つかの事例を参照。

2.6 

個別印字可能枚数(individual page yield)  個々のトナーカートリッジの設置から寿命(2.5 参照)

までの間に,実際に印字することができる  “標準テストページ”の印字枚数。

備考  トナー補給系の場合の個別印字可能枚数は,2.5 で規定した寿命判定ポイントから次の寿命判定

ポイントまでに印字できる“標準テストページ”の印字枚数となる。

2.7 

印字可能枚数公表値(declared page yield)  (5.参照)

参考  5.に定める計算式に基づき算出した 90  %信頼水準の下限推定値以下の値。

3.

試験要素及び条件

3.1

前準備  プリンタを水平な場所に置き,プリンタ使用説明書の設置手順書に従ってプリンタを設置

する。このとき,プリンタドライバは,製造業者から入手可能な最新のプリンタドライバを使用する。試

験報告書には,プリンタドライバのバージョンを記載する。トナーカートリッジは,カートリッジ取付手

順書に従って正しく取り付ける。プリンタ使用説明書及びカートリッジ取付手順書の記載内容に矛盾があ

る場合は,カートリッジ取付手順書の記載内容を優先させる。ただし,プリンタ及びプリンタドライバの

設定に関しては,プリンタ使用説明書の記載内容を優先させる。

試験で使用するトナーカートリッジが,トナー補給式又はトナーボトル式である場合は,試験を開始す

る前に,トナーカートリッジ 1 個分を 2.5 で定義している“再現できるポイント”

(寿命判定ポイント)ま

で,各プリンタで印字する。この 1 個目のトナーカートリッジを使い切った時の印字枚数は,記録しない。

また,この印字はどのような環境下で行ってもよい。この 1 個目のトナーカートリッジは,プリンタのト

ナーレベルを試験開始可能状態にするために用いられるものである。

プリンタのすべての画像及び印字品位調整機能は,工場であらかじめ設定されたままにしておき,プリ

ンタドライバはインストール時の初期設定(デフォルト)にしておく。プリンタの設定とプリンタドライ

バの設定が異なる場合,プリンタドライバの初期設定(デフォルト)を用いる。使用者が選択することの

できるトナー節約モードは,試験を行うときはすべて無効(オフ)にしておかなければならない。



X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

プリンタに PDF 解釈機能が備わっている場合は,代替フォントにセットされないようなプリンタの初期

設定(デフォルト)であれば,その機能を用いてもよい。その場合は,試験報告書にその旨を記録する。

標準テストページが正確に印字されるようにするため,

“用紙サイズに合わせて印字(Fit to Page)

”など

の印字サイズ調節及びフォント置換え機能は,無効(オフ)にしなければならない。代替フォントの誤用

をより確実に防止するため,プリンタドライバで TrueType フォントがダウンロードできる場合は,そのダ

ウンロードした TrueType フォントを用いる。グラフィック表現に関しては,もし選択可能であるならば,

アプリケーションソフト及び OS ソフトの機能ではなく,プリンタの機能を用いる。標準テストページは,

そのファイルに埋め込まれたフォントを使用し,標準テストページの 3.7 に記された寸法で印字されなけ

ればならない。

“ページの中央配置”などのページ位置調節機能は,標準テストページの全画像を確実に印

字するために使用してもよい。プリンタ,プリンタドライバ,アプリケーションソフトなどの各種機能の

設定が,試験結果に影響する可能性がある場合は,その機能の設定内容を試験報告書に明記する。

備考  アプリケーションソフト(Adobe Reader

TM

など)

,プリンタドライバ及びプリンタには,

“用紙

サイズに合わせて印字”などの印字サイズ調節機能が備わっているので,試験開始前にすべて

の印字サイズ調節機能が選択されていないことを確認する。

3.2

サンプル数  少なくとも 3 個のトナーカートリッジの組合せを,少なくとも 3 台のプリンタで試験

する(少なくとも,トナーカートリッジ 9 個とプリンタ 3 台)

。これらのサンプル数は,試験のために必要

な最小限の数量である。可能であれば,更に多くのプリンタ及びトナーカートリッジを用いて試験するこ

とが望ましい。前述の数量以上のプリンタ及びトナーカートリッジを用いた試験を行う場合,プリンタ 1

台当たりのトナーカートリッジ使用数が,可能な限り同じ個数になるように配慮する。例えば,プリンタ

をもう 1 台増やして試験する場合,トナーカートリッジの必要最小数量は 12 個(トナーカートリッジ 3

個×プリンタ 4 台)となる。市販されている製品の試験を行う場合,製造ロットが偏らないよう配慮する

ため,試験に用いるトナーカートリッジ及びプリンタは,いろいろな販売店から調達したり,違う製造ロ

ットのものを選んで試験することが望ましい。プリンタ及びトナーカートリッジは,使用説明書に記載さ

れている使用可能期限内のものでなければならない。

備考  試験中にトナーカートリッジに不具合が生じ得ることを考慮し,予備のトナーカートリッジを

準備しておくことが望ましい。

3.3

印字モード  トナーカートリッジの印字可能枚数を報告する場合には,印字出力がプリンタの定格

速度又は定格速度にほぼ等しい,連続印字モードの片面印字で試験を行う。プリンタの試験に用いられる

印字モードは,用紙補給などで試験の途中,休止が入るため,実際には半連続印字(Semi-continuous)と

なる。トナーカートリッジの使用開始から寿命に達するまでの間,連続的な印字動作が途切れないよう努

めなければならない。

3.4

試験環境  温度及び相対湿度は,試験結果に大きく影響する場合がある。このため,試験は次の条

件下で実施する。

温度    :試験室平均  23  ℃±2  ℃

少なくとも 15 分間ごとに記録した値の 1 時間分の移動平均で読取りを行い,移動平均が常時

20

℃から 26  ℃の範囲内でなければならない。

相対湿度:試験室平均  50  %±10  %

少なくとも 15 分間ごとに記録した値の 1 時間分の移動平均で読取りを行い,移動平均が常時

35

%から 65  %の範囲内でなければならない。


5

X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

例  1 個のトナーカートリッジの試験中,15 分間ごとに読み取った温度の計算例を,次に示す。

t

1

t

2

t

3

t

4

t

5

t

6

t

7

t

8

t

9

t

10

t

11

t

12

温度

24.0 23.4 20.5 24.2 23.6

22.0

25.5

24.7

22.1

20.8

22.0

23.5

試験室平均温度

移動平均

N/A N/A N/A 23.0 22.9

22.6

23.8

24.0

23.6

23.3

22.4

22.1

23.0

移動平均  t

i

= (t

i-3

+t

i-2

+t

i-1

+t

i

)/4

試験室平均温度 = (t

1

+t

2

+ … +t

12

)/12

上の表及び式から,試験室平均温度は 23.0  ℃,  移動平均最大値は 24.0  ℃,そして最小

値は 22.1 ℃である。これらの値は,表中に“網かけパターン”で示している。試験室平

均温度及び試験室平均相対湿度は,移動平均の平均値ではなく,すべての測定値の平均値

である。

プリンタ,用紙及びトナーカートリッジは,試験前に少なくとも 8 時間以上,この試験環境条件下にお

いてなじませる。環境になじませる場合,カートリッジに光による疲労又は劣化が生じないように注意を

払いながら出荷用の梱包材を開いておく。用紙は,包装紙を未開封の状態でなじませてもよい。試験開始

時点には,すべての材料が試験環境と同じ温度になっていなければならない。

プリンタ,用紙,トナーカートリッジなどを低温環境から試験環境に移動する場合,結露させてはなら

ない。

3.5

用紙  一般的な坪量の代表的な用紙を使用する。また,当該プリンタの推奨紙でなければならない。

試験で使用した用紙のメーカ,坪量及びサイズ(A4 又は同等サイズ)を報告書に明記する。

3.6

保守  プリンタ及びトナーカートリッジの使用説明書に従って,試験に用いるプリンタの保守点検

を実施する。

例  現像ローラ交換,定着器交換など

3.7

印字ファイル  標準テストページの詳細は,附属書 による。試験では,入力として最新の公式電

子ファイルを使用しなければならない。最新の公式ファイルは,ISO/IEC JTC 1/SC 28 のホームページ

http://www.iso.org/jtc1/sc28

に格納されている。指定された正しいファイルを使わなかった場合には,試験

結果を無効とする。プリンタドライバも最新バージョンを用いる。プリンタに PDF 解釈機能が備わってい

る場合は,代替フォントにセットされないようなプリンタの初期設定(デフォルト)であれば,その機能

を用いてもよい。その場合は,試験報告書にその旨を記録する。試験に用いた標準テストページのファイ

ル並びに PDF リーダのソフトウェア名及びバージョンを,試験報告書に記載する。試験開始前に試しで 1

枚印字し,画質及び印字サイズが適切かどうかを確認する。印字サイズの確認は,

附属書 に記されてい

る(A−B)間の寸法(縦送り印字の場合)又は(A−C)間の寸法(横送り印字の場合)を測定して行う。

これらの測定値が,次の寸法公差内でなければならない。

(A−B)間の寸法(縦送り印字の場合)

:  170 mm  ± 1 %

(A−C)間の寸法(横送り印字の場合)

:  250 mm  ± 1 %

用紙の搬送方向(印字方向)に応じた上のどちらか一方の寸法だけが規定値を満足すればよい。

備考  印字枚数カウントの補助手段としてヘッダ又はフッタを使ってもよい。この場合,追加する文

字サイズを小さくして試験結果に及ぼす影響を極力小さくしなければならない。



X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

すべての印字サイズ調整機能を無効(オフ)にして印字したときの(A−B)又は(A−C)の寸法が上

の規定寸法公差の範囲外であった場合は,試験を続行してはならない。

4.

試験方法

4.1

試験手順

a) 

プリンタ使用説明書に従って少なくとも 3 台のプリンタを設置する。試験で使用するトナーカートリ

ッジがトナー補給式又はトナーボトル式である場合は,試験を開始する前に,  トナーカートリッジ 1

個分を 2.5 で定義している“再現できるポイント”

(寿命判定ポイント)まで,各プリンタで印字する。

この 1 個目のトナーカートリッジを使い切ったときの印字枚数は記録しない。また,この印字は,ど

のような環境下で行ってもよい。

b) 

トナーカートリッジ設置手順書に従って,所定のトナーカートリッジを取り付ける。プリンタ使用説

明書及びトナーカートリッジ設置手順書の記載内容に矛盾がある場合,トナーカートリッジ設置手順

書の記載内容を優先させる。ただし,プリンタ及びプリンタドライバの設定に関しては,プリンタ使

用説明書の記載内容を優先させる。

c) 

試験を開始し,試験用の各トナーカートリッジで印字される枚数確認を始める。

d) 

一つのトナーカートリッジごとに 100 枚目の印字見本を保管し,これを濃度変化比較のための判定基

準見本として用いる。

e) 

トナーカートリッジが寿命に達したら,2.6 に定めるとおり,個別印字可能枚数を記録する。

f) 

各トナーカートリッジに関して,b)∼e)を繰り返す。

4.2

不良トナーカートリッジ又はプリンタの処理手順  試験中に,トナーカートリッジ又はプリンタに

不具合が生じる可能性がある。その場合には,次の方法で処理する。トナーカートリッジの不具合とは,

トナーカートリッジの寿命到達前に“トナーカートリッジ交換が必要となる問題が発生すること”と定義

する。例としては,感光体(OPC)の損傷,過度のトナーもれ,構造上の欠陥などが挙げられる。プリン

タの不具合とは,通常のプリンタ動作を妨げるような“使用者が処理できないエラーが発生すること”と

定義する。例としては,プリンタのレーザービーム不良などが挙げられる。

4.2.1

不良トナーカートリッジ  不具合のあるトナーカートリッジの場合,印字された最終ページ及び不

具合理由を報告書に記録する。トナーカートリッジは新規のものと交換し,試験を続行する。印字可能枚

数の計算をするとき,不良トナーカートリッジのデータは使用しない。試験を有効と見なすには,少なく

とも 9 個のトナーカートリッジを 2.5 で定義している寿命に達するまで使用しなければならない。

4.2.2

不良プリンタ  不具合のあるプリンタの場合,プリンタを修理するか別のプリンタに置き換え,ト

ナーカートリッジも別の新品と交換して試験を続行する。交換前のトナーカートリッジで印字した最終ペ

ージを記録し,プリンタの不具合によってトナーカートリッジを交換したことを試験報告書に明記する。

また,プリンタの不具合内容を記録し,代替プリンタの製造番号を記録する。試験を有効と見なすには,

少なくとも 9 個のトナーカートリッジを 2.5 で定義している寿命に達するまで使用しなければならない。

試験中にプリンタが故障した場合,試験が完了しているトナーカートリッジの印字可能枚数データは有効

である。新品プリンタで,更に 3 個のトナーカートリッジを試験し直す必要はない。

試験に使用するプリンタが,トナー補給式又はトナーボトル式のトナーカートリッジのときは,試験を

再開する前に,修理したプリンタ又は置き換えたプリンタでトナーカートリッジ 1 個分を 2.5 で定義して

いる“再現できるポイント(寿命判定ポイント)

”まで印字する。この 1 個目のトナーカートリッジを使い

切ったときの印字枚数は記録しない。また,この印字はどのような環境下で行ってもよい。


7

X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

5.

印字可能枚数の決定及び公表方法

5.1

印字可能枚数の決定  平均及び標準偏差は試験によって求める (例  n = 9)。

サンプル平均:

å

=

=

n

i

i

n

x

1

Χ

サンプル標準偏差:

(

)

å

=

=

n

i

i

n

x

s

1

2

)

1

(

Χ

  ここで,

n

:サンプル数。この試験では

9

以上。

参考

x

i

2.6 で定める個別印字可能枚数。

  信頼水準

90

%で,トナーカートリッジの平均印字可能枚数(平均寿命)は,次の値の範囲内であると

いえる。

下限推定値=

n

s

*

t

n

,

÷ø

ö

çè

æ

−1

α

Χ

上限推定値=

n

s

*

t

n

,

÷ø

ö

çè

æ

+

−1

α

Χ

  ここで,

t

α

n-1

t

分布表”から,両側危険率(信頼水準

90

%の場合は,α

 = 0.1

)及び自由度(サンプル

9

個の場合は,

n

1 = 9

1 = 8

)を用いて見つける。これによって信頼水準

90

%での両

側信頼区間が得られる。自由度

8

及び信頼水準

90

%での

t

値は,

t

α

n-1

 = 1.860

である。こ

れは上の計算例だけで使用することができる。

異なるサンプル数又は異なる信頼水準で算出

する場合は,

t

α

n-1

も異なってくる。

印字可能枚数の決定に当たっては,計算で求めた

90

%信頼水準の下限推定値以下となるよう決定しな

ければならない。

5.2

試験報告書  試験データは附属書 に例示したように記録しなければならない。要請に応じて試験

報告書が提示できるようにしておかなければならない。

5.3

印字可能枚数の公表方法  トナーカートリッジの印字可能枚数を使用説明書及び販売促進資料,又は

包装材に表記する場合,少なくとも次の情報を盛り込まなければならない。

この規格に基づいて決定した印字可能枚数表記であることの記載。

トナーカートリッジの印字可能枚数公表値

  例えば,

トナーカートリッジの印字可能枚数:標準試験ページで平均 5 000 ページ 

            JIS X 6931(

ISO/IEC 19752)に基づく公表値



X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

附属書 A(参考)かすれの例

この附属書は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

かすれの例

備考  この“かすれの例”は,あくまでも“かすれ”の現象を例示することだけを目的としている。そのため,この

例で用いた標準テストページは,本体 3.7 に記した“ISO/IEC JTC 1/SC 28 のホームページ”に掲載されている

最新版とは異なる可能性がある。 

3 mm 以上のかすれ

100 ページ目の

印字見本


9

X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

附属書 B(参考)寿命判定手順流れ図及び例

この附属書は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。


10 
X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)


11

X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

1.  トナーカートリッジの振り方の規定がなく,プリンタにトナー少量検知機能又はトナーなし検

知機能がない場合:

トナーカートリッジの寿命は,最初にかすれが生じた時点となる。かすれ

が生じる前に印字された枚数を,このトナーカートリッジの印字可能枚数として記録する。

2.  トナーカートリッジの振り方は規定されているが,プリンタにトナー少量検知機能又はトナー

なし検知機能がない場合:トナーカートリッジ寿命は,カートリッジ振りを

2

回実施した後の

最初のかすれが発生した時点となる。トナーカートリッジを振るのは,かすれが生じた時点で,

これを

2

回実施する(すなわち,印字を開始し,最初にかすれが認められたらトナーカートリ

ッジを振る。印字を再開し,

2

回目にかすれが認められたらもう一度トナーカートリッジを振

る。さらに,もう一度印字を開始し,

3

回目にかすれが認められた時点で,印字を停止する。

1

回目及び

2

回目のトナーカートリッジ振りについて,印字のかすれが生じた時点で,トナー

カートリッジを振ったということを,試験報告書に記載する。印字したページでかすれのある

ものは,最終的な印字枚数には数えない。

3.  トナーカートリッジの振り方が規定されており,プリンタにトナー少量検知機能は,備わって

いるがトナーなし検知機能がない場合:

トナーカートリッジ寿命は,カートリッジ振りを

2

回実施した後の最初のかすれが発生した時点となる。カートリッジ振りは

2

回実施するが,

2

回ともかすれが生じた時点,

2

回ともトナー少量信号発生時,又はそれぞれ

1

回ずつ組合せと

なる。カートリッジ振りの

1

回目及び

2

回目の両方について,トナー少量発生時か,それとも

かすれが生じた時点であったかを,試験報告書に記載する。印字したページでかすれのあるも

のは,最終的な印字枚数には数えない。

例 については,様々な並べ替えが可能である。次に数例を示す。

プリンタをトナー少量発生時に停止するよう設定する。トナー少量によって最初にプリンタ

が停止した時点でトナーカートリッジを取り外し,それを振る。トナーカートリッジを振るこ

とによってトナー少量警告メッセージが消える。印字を継続し,トナー少量信号による

2

回目

の停止でもう一度トナーカートリッジを取り外し,それを振る。トナーカートリッジを振るこ

とによってトナー少量警告メッセージが消える。印字を再開し,トナー少量による

3

回目の停

止まで印字する。今度はトナーカートリッジを取り外さずに(例えば,解除機能ボタンを押し

て)プリンタを再スタートさせ,かすれが生じるまで印字を続ける。そのかすれが生じた時点

がトナーカートリッジの寿命となる。カートリッジ振りの

1

回目及び

2

回目について,ともに

トナー少量信号が発せられた時点であったことを,試験報告書に記載する。

プリンタをトナー少量発生時に停止するよう設定する。トナー少量によって最初にプリンタ

が停止した時点でトナーカートリッジを取り外し,それを振る。

トナー少量警告メッセージは

解除される。印字を再開し,かすれが生じたらトナーカートリッジを取り外し,それを振る。

さらにもう一度印字を開始し,次のかすれが認められたらその時点をトナーカートリッジの寿

命とする。

1

回目のカートリッジ振りはトナー少量信号が発せられた時点であり,

2

回目はかす

れが生じた時点であったことを,試験報告書に記載する。

4.  トナーカートリッジの振り方が規定され,プリンタにトナー少量検知機能及びトナーなし検知

機能が備わっている場合:

トナーカートリッジの寿命は,トナーなし発生時か,カートリッジ

振りを

2

回実施した後の最初のかすれが発生した時点のいずれか早い方とする。カートリッジ

振りを実施する場合,

2

回ともかすれが生じた時点,

  2

回ともトナー少量信号が発せられた時

点,又はそれぞれ

1

回ずつの組合せとなる。カートリッジ振りの

1

回目及び

2

回目の両方につ


12 
X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

いて,トナー少量発生時か,それともかすれが生じた時点であったかを,試験報告書に記載す

る。印字したページでかすれのあるものは,最終的な印字枚数には数えない。

5.  トナー補給系のプリンタで,トナーカートリッジの振り方は規定されておらず,トナー少量検

知機能及びトナーなし検知機能が備わっている場合:本体の 4.1 で定義するトナーレベル確認

用トナーカートリッジをプリンタに装着する。試験者は,例えばトナー少量又はトナーなしの

ような,試験に使いやすいタイミングを“擬似寿命”

(寿命判定ポイント)として選択する。前

述のトナーカートリッジを用いて,選択した寿命判定ポイントに達するまで印字する。選択し

た寿命判定ポイントに達したら,試験用トナーカートリッジを装着する。印字を再開し,再び

選択した寿命判定ポイントに達するまで印字を行う。

1

回目の寿命判定ポイントから

2

回目の

寿命判定ポイント到達までに印字された枚数を,トナーカートリッジの印字可能枚数として記

録する。残りの他のトナーカートリッジについても同様に印字可能枚数を測定する。試験のた

めに選択した寿命判定ポイントの条件を試験報告書に記録する。


13

X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

附属書 C(規定)標準テストページ

A

B

C

D

E

A

B

A

C

For

 lo

ng

 e

d

ge f

e

edi

ng

For short edge feed ing

25

0

.0

m

m

.0mm 

3

8

28

10

4

36

35

1

13

2

5

6

9

11

14

12

15

17

18

20

19

22

23

24

25

21

29

30

31

26

32

33

37

38

39

27

16

7

34

横送

りの

場合

B

170.0 mm

縦送りの場合

2 5

0 .

0

m m


14 
X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

標準テストページのパターン要素,文字の位置及び仕様一覧表

位  置

No. 

x y 

起点

角度

(

グレイレベル

)

仕    様

1 0.0

0.0

中央

0 0

0.2

×20 mm 十字ライン

2 170.0

0.0

中央

0 0

0.2

×20 mm 十字ライン

3 0.0

−10.0

左上

0 0 10 mm

角ブロックの中央に 5 mm 角白ブロックを配置

4 150.0

0.0

左上

0 0 10 mm

角ブロックの中央に 5 mm 角白ブロックを配置

5

10.0

−20.0

左下

4 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

6 0.9

−20.0

左上

-87.5

0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

7 156.2

−10.0

左上

-87.5

0

3.53 mm (10 point) Serif(

埋込みフォント)

8 12.3

−32.9

下中央

0 0

0.11 mm

×79.2 mm ライン

9 12.3

−35.0

左上

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

10 93.0

−37.0

左上

0 0

ベクトル・グラフィックス(次ページ参照)

11 117.2

−47.2

左下

0 0

14.11 mm (40 point) SansSerif(

埋込みフォント)

12 12.3

−60.3

左下

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

13 93.0

−54.8

下中央

0 0.5

1.1 mm

×50.8 mm  ライン

14 118.0

−51.6

左下

0 0

2.47 (7 point) SansSerif(

埋込みフォント)

15 12.3

−69.2

左下

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

16 12.3

−74.1

左上

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

17 12.3

−96.9

左下

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

18 12.3

−100.9

左上

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

19 12.3

−128.7

左上

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

20 119.2

−124.2

左上

0 0.9

7.1 mm

×34 mm  のボックスで 0.3 mm  の黒枠線

21 130.8

−129.9

左下

0 0

2.82 mm (8 point) Serif-BoldItalic (

埋込みフォント)

22 126.3

−131.8

左上

0 0.7  7.1 mm

×26.4 mm  のボックスで 0.3 mm  の黒枠線

23 133.4

−139.4

左上

0 0.5  7.1 mm

×18.9 mm  のボックスで 0.3 mm  の黒枠線

24 140.5

−146.9

左上

0 0.3  7.1 mm

×11.4 mm のボックスで 0.3 mm の黒枠線

25 147.5

−154.4

左上

0 0.1

7.1 mm

×3.8 mm  のボックスで 0.3 mm  の黒枠線

26 12.3

−158.3

左上

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

27 121.9

−161.0

左下

0 0

2.12 mm (6 point) Serif-BoldItalic (

埋込みフォント)

28 129.1

−161.0

左下

0 0

2.12 mm (6 point) Serif-BoldItalic (

埋込みフォント)

29 136.2

−161.0

左下

0 0

2.12 mm (6 point) Serif-BoldItalic (

埋込みフォント)

30 143.1

−161.0

左下

0 0

2.12 mm (6 point) Serif-BoldItalic (

埋込みフォント)

31 150.2

−161.0

左下

0 0

2.12 mm (6 point) Serif-BoldItalic (

埋込みフォント)

32 12.3

−178.4

左下

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

33 12.3

−195.0

左上

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

34 12.3

−214.4

左下

0 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

35 10.0

−240.0

左上

0 0 10 mm

角ブロックの中央に 5 mm 角白ブロックを配置

36

160.0

−230.0

左上

0 0 10 mm

角ブロックの中央に 5 mm 角白ブロックを配置

37 0.0

−250.0

中央

0 0

0.2

×20 mm 十字ライン

38

19.9

−249.9

左下

4 0

3.53 mm (10 point) Serif (

埋込みフォント)

39 170.0

−250.0

中央

0 0

0.2

×20 mm  十字ライン

行間スペースは 4.32 mm(12 ポイント)


15

X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

ロゴ仕様

丸と四角は上図に示す

14.8 mm

×

 14.8 mm

,線幅は

0.35 mm

の寸法である。

他のロゴ構成要素の形状を,次に定義する。これらのパターン要素は,黒色(グレイレベル

 = 1

)で,次

の表に示す座標位置をたどる形状である。最初(表の最上段)のポイント(座標位置)からスタートして,

最後に元の位置に戻ることによって,それぞれのパターン要素の輪郭をたどることができる。

1

  2

 3

 4

  5

X

Y   X

Y   X

Y   X

Y   X

Y

2.03 3.60  2.44 0.67  0.32

−5.26

 1.34 −4.66

 7.52 −2.55

2.79 3.86  4.39 1.35  9.64

−2.13

 2.44 −4.24

 8.62 −2.21

3.62 1.40  5.60

−2.12

 9.70 −2.47

 2.76 −5.09

 8.94 −3.06

2.95 1.06  3.63

−2.80

 0.49 −5.68

 1.59 −5.51

 7.77 −3.48

単位

mm

直径 1.6mm 
x=12.55

  y=14.61


16 
X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

6

7   8

X Y

X Y

X  Y

4.64

−2.97

3.26

−1.34

 5.09  −0.63

4.98

−2.91

3.34

−1.88

 5.00  −1.29

5.48

−4.55

3.34

−3.74

 4.95  −2.39

5.09

−4.58

3.42

−4.70

 5.24  −2.76

3.51

−5.82

 5.59  −3.24

3.84

−8.30

 5.85  −3.67

4.13

−10.57

 6.15  −4.11

4.35

−11.69

 6.74  −4.93

4.52

−12.74

 7.45  −6.01

4.79

−13.81

 7.70  −6.53

5.03

−15.01

 8.00  −6.88

5.16

−16.08

 8.63  −7.88

5.55

−17.06

 9.24  −8.90

6.01

−18.24

 9.73  −9.82

6.30

−18.58

 10.27

−10.75

6.40

−18.76

 10.81

−11.74

6.64

−18.99

 11.34

−12.71

6.08

−16.81

 11.80

−13.62

5.63

−14.45

 12.06

−14.20

5.38

−13.35

 12.28

−14.60

5.20

−12.23

 13.12

−16.70

4.96

−9.87

 13.17

−16.53

4.67

−7.79

 13.14

−15.40

4.54

−5.35

 12.95

−14.91

4.44

−4.35

 12.85

−14.44

4.35

−3.25

 12.40

−13.31

4.35

−2.58

 11.94

−12.38

4.02

−2.17

 9.89  −8.37

8.80

−6.40

8.15

−5.30

7.81

−4.80

7.62

−4.34

6.30

−2.44

5.99

−2.03

5.75

−1.63


17

X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

この標準テストページは,

PDF1.4

フォーマットで提供する。

参考

このファイルは無料で利用できる

Adobe Reader

TM

又は同等のアプリケーションソフトを用

いて印字できる。

  4

辺に配置された文字列は,画像かすれの発生を判断するために用いる。

  4

辺に配置された文字列は,プリンタ及びトナーカートリッジのいろいろな部品の損傷の可能性を極

力少なくするために,斜めに引かれている。

横送り及び縦送りの両方に同一パターンが使用できるように,文字列が

4

辺に設けられている。

標準テストページの

4

隅に配置された四角のブロックは,自動かすれ検知システム用として用いるこ

とができる。

余白部分は,

A4

又はレターサイズに使用できるよう設計されている。

すべてのフォントは

PDF

ファイルに含まれており,代替フォントを用いないで印字すること。

この標準テストページの共通呼称を“

LSA

チャート”という。

設計どおりの寸法に標準テストページが印字できるよう注意する。試験開始前に,プリンタ及びプリ

ンタドライバにあるすべての画像サイズ変更機能を無効(オフ)にしておく。

(すなわち,

“用紙サイ

ズに合わせる”機能など)すべての印字サイズ調整機能を無効(オフ)にして印字したときの

A

B

又は

A

C

の寸法が上の規定寸法公差の範囲外であった場合は,試験を続行してはならない。

標準テストページに設けられた棒グラフの濃度は,プリンタの機種ごとに異なる可能性がある。これ

は,プリンタの設計に起因する。棒グラフのそれぞれの棒が異なった濃度で印字されていれば問題は

ない。

試験を行うときは,

次に示す

SC28

ウェブサイトから取り出した

PDF

ファイルだけが有効となるので,

そのファイルを用いなければならない。

http://www.iso.org/jtc1/sc28

参考

ISO 15930-1

:2003(E)

 Graphic technology

Prepress digital data exchange Use of PDF

1: Complete

exchange using CMYK and spot colour data (PDF/X-1a)


18 
X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

附属書 D(参考)報告書見本

この附属書は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

報告書見本

印字可能枚数の公表値:

トナーカートリッジの印字可能枚数

:

標準テストページで平均 5 000 ページ

JIS X 6931

ISO/IEC19752

)に基づく公表値

 
平均値   

5,130

標準偏差   233 
信頼水準 90  %下限推定値  5,028 
 
試験実施日:  2001/10/20 – 2001/10/30 
 
試験に関する問い合わせ先:

XXXXXXX 株式会社 
東京都港区赤坂 XXXX−X−X 
TEL:03-XXXX-XXXX

 
試験で使用したトナーカートリッジ数:      18 
計算に使用したトナーカートリッジ数: 16 
トナーカートリッジの種類:

一体形

トナーカートリッジ振りの有無:

トナー少量信号の発生時点で実施。

印字モード:

連続(500 ページ/ジョブ)

試験で使用したプリンタの数: 5 
試験で使用した用紙: 70g/m

2

  コピー用紙

用紙サイズ: A4 
用紙送り方向:

縦送り

ファイル出力用コンピュータの機種: VectorPC

7155

ドライバのバージョン: Printmat

ドライバ  バージョン 1.03b

オペレーティングシステム:

Linux Build 1001

アプリケーションソフト: Acrobat

バージョン 5.0

標準テストページのバージョン:

バージョン 2.1

毎日のプリンタ電源の投入・切断:

あり


19

X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

トナーカートリッジの製造番号(トナーカートリッジの機種: Printomat 7757):

AS123123 AF890933 SE989395

AW98984

AS908584 EW989940

RE989893

RE948999

SD89839 AS9849994

WE899893

AD899849

AD499444 AS123124 AX54445

AB774843 SE989393 AV03094

プリンタの製造番号  (プリンタの機種: Printabunch 4):

ABA7758-555 ASA7789-944

ABA6686-996

ADA8858-885

ASA7785-865

トナーカートリッジ試験結果:

温    度

湿    度

トナー

カートリッジ

プリンタ

平均

  最大  最小

平均

最大

最小

印字
可能

枚数

公表値計
算  での

使用の

有無

AS123123  ABA7758-555

23.5

24 23 51

53

47

5 320

AS908594  ABA7758-555

23.5

24 23 50

52

47

4 956

SD989839  ABA7758-555

23.5

24 23 52

53

48

5 101

AD899849  ABA7758-555

23.5

24 23 49

52

48

5 565

AB774843  ABA6686-996

23.5

24 23 50

53

47

4 899

AF890933  ABA6686-996

23.5

24 23 48

52

47

5 145

AD499444

ABA6686-996

         2

158

EW989940  ASA7785-865

23.5

24 23 50

52

48

5 486

AS9849994  ASA7785-865

23.5

24 23 49

53

47

4 965

AS123124  ASA7789-944

23.5

24 23 50

52

48

4 874

SE989393  ASA7789-944

23.5

24 23 50

52

48

4 854

SE989395 ASA7789-944

         2

340

RE989893  ASA7789-944

23.5

24 23 49

52

47

5 142

WE899893  ASA7789-944

23.5

24 23 51

53

48

5 265

AX54445

ADA8858-885

23.5

24 23 49

52

47

5 421

AV03094

ADA8858-885

23.5

24 23 50

52

48

5 254

AW98984  ADA8858-885

23.5

24 23 48

53

47

4 875

RE948999  ADA8858-885

23.5

24 23 50

52

48

4 965

備考  (必要があれば記す)  トナーカートリッジ AD499444 は,プリンタ ABA6686-996 の不具合のた
め,

2 158

ページで中止した。この結果は,印字可能枚数の計算には使用していない。

  トナーカートリッジ SE989395 はトナーもれのため,

2 340

ページで中止した。この結果は,印字可能

枚数の計算には使用していない。

  どのトナーカートリッジも,はじめの

50

ページの印字濃度は,ほかよりも低かったが,その後高くなり

寿命まで一定の印字濃度を維持した。

2

回目のかすれは,ほとんどの場合,

1

回目のかすれの直後に発生し

た。印字品位調整機能は,使用しなかった。


20 
X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

1

)

1

(

1

1

2

2

1

2

+

n

c

n

c

附属書 E(参考)2 種類の印字システムの印字可能枚数比較

この附属書は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

この規格を使用して印字可能枚数(平均寿命)の比較試験をすることができるが,確実に結果が有効と

なるよう注意しなければならない。

2

種類の印字システムを比較するときに,この規格の本体に使用され

た全手順を使用する。追加条件及び分析手順は次のとおりである。冒頭に述べたように,この試験方法は,

トナーカートリッジの印字可能枚数測定及び比較についてだけ有効であり,他の比較はこの規格適用範囲

外である点に注意する。

試験を行うとき,試験中の変数を除き,すべての変数を制御しなければならない。例えば,印字システ

ムで

2

種類のトナーカートリッジを試験する場合,同じ設定にしたプリンタ及びドライバを使用して,ト

ナーカートリッジを同時に試験しなければならず,同じ用紙に印字しなければならない。

この比較試験方法では,比較するため合計

3

台のプリンタで合計

9

個のトナーカートリッジを各

3

個ず

つ寿命まで印字継続する。各印字システムの統計は,この規格の本体の手順を使用して計算することがで

きる。

2

種類の印字システムに統計上大きな差があるかどうか決定するには,次の分析方法を使用しなけ

ればならない。

この分析方法は(試料に対して)母集団の標準偏差が不明で,同等であると推定できない場合のその母

集団の印字可能枚数測定差を試験するものである。

数値は次式のように算出される。

自由度:

df

                    ここで,

n

1

及び

n

2

は,各試験の試料数(上の場合,

n

1

 =

n

2

 = 9

                    そして,

)

(

)

(

2

2

2

1

2

1

1

2

1

n

/

s

n

/

s

n

/

s

c

+

=

ここで,s

1

及び  s

2

は,各試験における試料の標準偏差(本体 5.1 で計算されたよ

うに)とする。

                      t 値は,次のとおりとする。

)

)

((

)

)

((

X

X

2

2

1

1

2

1

n

/

s

n

/

s

t

+

=

                    ここで,

1

Χ

及び

2

Χ

は各試験における試料の平均とする。

-t

α

df

≤ t ≤ t

α

df

の場合には,トナーカートリッジの平均印字可能枚数(平均寿命)には統計的な差はな


21

X 6931:2005 (ISO/IEC 19752:2004)

い。

t

 < -t

α

df

又は    t > t

α

df

の場合には,トナーカートリッジの平均印字可能枚数(平均寿命)には統計的

な差がある。

ここで,t

α

df

は,本体 5.1 で表されるように“分布表”で見付けられる。

2

種類のトナーカートリッジの平均印字可能枚数(平均寿命)を比較する場合には,次のように報告し

なければならない。

報告例  “信頼水準 90  %で,XYZ トナーカートリッジ及び ABC トナーカートリッジの平均印字可能枚

数には,統計的な差がある(ない)

。XYZ トナーカートリッジの平均印字可能枚数は,標準テストページ

で 9 756∼10 136 枚と算出され,このときのサンプルの平均印字可能枚数は,標準テストページで 9 998 枚

と算出される。ABC トナーカートリッジの平均印字可能枚数は,標準テストページで 9 547∼9 936 枚と算

出され,このときのサンプルの平均印字可能枚数は,標準テストページで 9 732 枚と算出される。

(上の

例では,

αを 0.1 と仮定している。)