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X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

2

4

  略語及び記号 

2

5

  型 PICC のプロトコル活性化 

4

5.1

  選択応答要求(RATS

5

5.2

  選択応答(ATS) 

6

5.3

  プロトコル及びパラメタ選択の要求 

10

5.4

  プロトコル及びパラメタ選択の応答 

11

5.5

  活性化フレーム待ち時間 

11

5.6

  誤り検出及び復元

12

6

  型 PICC のプロトコル活性化 

13

7

  半二重ブロック伝送プロトコル

13

7.1

  ブロック形式 

13

7.2

  フレーム待ち時間

16

7.3

  フレーム待ち時間延長 

17

7.4

  電力レベル指示

18

7.5

  プロトコルの動作

18

8

  型 PICC 及び 型 PICC のプロトコル非活性化 

22

8.1

  非活性化フレーム待ち時間 

22

8.2

  誤り検出及び復元

22

附属書 A(参考)複数活性化の例 

23

附属書 B(参考)プロトコルシナリオ

24

附属書 C(参考)ブロック及びフレーム符号化の概要 

31

参考文献

33


X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

IC カードシステム利用促進協議会(JICSAP)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具

して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正

した日本工業規格である。

これによって,JIS X 6322-4:2002 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格に従うことは,次の者が有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。次に

示す特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施の許諾

等をする意思のあることを表明している。

ただし,

この規格に関連する他の特許権等の権利者に対しては,

同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。

US5359323 
Device for remote dialog between a station and one or more 
portable objects

FRANCE TELECOM 
Centre National d’Etudes des Télécommunications 
38-40 rue de Général Leclerc 
92794 Issy-les-Molineaux 
Cedex 9 
France 
 
MOTOROLA 
Motorola ESG 
207 route de Ferney 
P O Box 15 
1218 Grand-Saconnex 
Geneva 
Switzerland

JP2129209  非接触式応答ユニット 
JP2561051  非接触式応答ユニット 
JP2981517  非接触式応答ユニット

オムロン株式会社 
京都府京都市右京区花園土堂町 10 番地

EP0492569B1 
A system and method for the non-contact transmission of 
data.

ON-TRACK INNOVATIONS 
Z.H.R. Industrial Zone 
P O Box 32 
Rosh-Pina 12000 
Israel

WO8905549A 
IDENTIFICATION APPARATUS AND METHODS

MAGELLAN CORPORATION 
8717 Research Drive 
Irvine 
CA 92618 
USA

次に示す特許権等の権利者は,この規格に関連する特許権等を所有している可能性があるが,当該特許

権等の詳細を提供していないか,又は当該特許権等の実施の許諾等をする意思を表明していない。


X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

(3)

US4650981 
Credit card with active electronics

WAYNE S FOLETTA 
CA 95129, USA 
4760 Castlewood Drive 
San Jose, California CA 9512 
USA

US4661691 
Proximity data transfer system

JOHN W HALPERN 
C/O Vincent M DeLuca 
Rothwell, Figg, Ernst & Kurz, p.c. 
555 Thirteenth Street, N.W. 
Suite 701 East Tower 
Washington, D.C. 20004

WO8905549A 
IDENTIFICATION APPARATUS AND METHODS

MAGELLAN CORPORATION 
8717 Research Drive 
Irvine 
CA 92618 
USA

この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ

る。

この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標

準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。

なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。

JIS X 6322

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS X 6322-1

  第 1 部:物理的特性

JIS X 6322-2

  第 2 部:電力伝送及び信号インタフェース

JIS X 6322-3

  第 3 部:初期化及び衝突防止

JIS X 6322-4

  第 4 部:伝送プロトコル


日本工業規格

JIS

 X

6322-4

:2011

(ISO/IEC 14443-4

:2008

)

識別カード−非接触(外部端子なし)IC カード−

近接型−第 4 部:伝送プロトコル

Identification cards-Contactless integrated circuit cards-

Proximity cards-Part 4: Transmission protocol

序文 

この規格は,2008 年に第 2 版として発行された ISO/IEC 14443-4 を基に,技術的内容及び構成を変更す

ることなく作成した日本工業規格である。また,この規格は,JIS X 6301 に定義された ID カードのパラメ

タ及び国際流通用としてのこの ID カードの使用方法のうち,外部端子のない近接型の IC カード,及びこ

れと結合する結合装置を規定する JIS X 6322 規格群の一部である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

適用範囲 

この規格は,近接磁界環境での通信に必要とされる半二重ブロック伝送プロトコルを規定し,かつ,プ

ロトコルの活性化手順及び非活性化手順を定義する。

この規格は,JIS X 6322 の他の部編成と一緒に用いられ,A 型及び B 型の近接型カード又は同様の動作

をする対象物に適用される。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO/IEC 14443-4:2008

,Identification cards−Contactless integrated circuit cards−Proximity cards−

Part 4: Transmission protocol(IDT)

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“一致している”こ

とを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS X 6320-3

  識別カード−IC カード−第 3 部:外部端子付き IC カードの電気的インタフェース及び

伝送プロトコル

注記  対応国際規格:ISO/IEC 7816-3,Identification cards−Integrated circuit cards−Part 3: Cards with

contacts−Electrical interface and transmission protocols(IDT)

JIS X 6320-4

  識別カード−IC カード−第 4 部:交換のための構成,セキュリティ及びコマンド

注記  対 応 国 際 規 格 : ISO/IEC 7816-4 , Identification cards − Integrated circuit cards − Part 4:

Organization, security and commands for interchange(IDT)

JIS X 6322-2

  識別カード−非接触(外部端子なし)IC カード−近接型−第 2 部:電力伝送及び信号


2

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

インタフェース

注記  対応国際規格:ISO/IEC 14443-2,Identification cards−Contactless integrated circuit cards−

Proximity cards−Part 2: Radio frequency power and signal interface(IDT)

JIS X 6322-3

  識別カード−非接触(外部端子なし)IC カード−近接型−第 3 部:初期化及び衝突防

注記  対応国際規格:ISO/IEC 14443-3,Identification cards−Contactless integrated circuit cards−

Proximity cards−Part 3: Initialization and anticollision(IDT)

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS X 6322-2 及び JIS X 6322-3 によるほか,次による。

3.1

ビット持続時間(bit duration)

1 ビットのデータ時間単位[elementary time unit (etu)という。]。1 etu は,次の式で計算される。

1 etu=128/(D×fc)

除数 D の初期値は,1 とし,初期の etu は,次のようになる。

1 etu=128/fc

fc

は,搬送波の周波数で,JIS X 6322-2 に定義されている。

注記  D は,5.2.4 で使用する。

3.2

ブロック(block)

有効なプロトコルデータ形式を含む特別な形のフレーム。

注記  有効なプロトコルデータ形式には,I ブロック,R ブロック及び S ブロックがある。

3.3

無効ブロック(invalid block)

無効なプロトコル形式のフレーム。

注記  フレームが検出できなかったときのタイムアウトは,無効ブロックとして解釈されない。

3.4

フレーム(frame)

JIS X 6322-3

で定義されるビット列。

注記  A 型 PICC は,A 型として定義された標準フレームを用い,B 型 PICC は,B 型として定義され

た標準フレームを用いる。

略語及び記号 

この規格で用いる略語及び記号は,次による。

ACK

肯定応答(positive acknowledgement)

ATS

選択応答(answer to select)

ATQA

リクエスト応答信号(A 型)

(answer to request, Type A)

ATQB

リクエスト応答信号(B 型)

(answer to request, Type B)

CID

カード識別子(card identifier)

CRC

JIS X 6322-3

による巡回冗長検査(cyclic redundancy check)


3

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

CRC1 CRC の上位バイト(b16∼b9)

CRC2 CRC の下位バイト(b8∼b1)

D

除数(divisor)

DR

受信除数(PCD から PICC へ)

[divisor receive (PCD to PICC)]

DRI

受信除数整数値(PCD から PICC へ)

[divisor receive integer (PCD to PICC)]

DS

送信除数(PICC から PCD へ)

[divisor send (PICC to PCD)]

DSI

送信除数整数値(PICC から PCD へ)

[divisor send integer (PICC to PCD)]

EDC

誤り検出符号(error detection code)

etu 1 ビットのデータ時間単位(elementary time unit)

fc

搬送波の周波数(carrier frequency)

FSC PICC のフレーム長(frame size for proximity card)

FSCI PICC のフレーム長整数値(frame size for proximity card integer)

FSD PCD のフレーム長(frame size for proximity coupling device)

FSDI PCD のフレーム長整数値(frame size for proximity coupling device integer)

FWI

フレーム待ち時間整数値(frame waiting time integer)

FWT

フレーム待ち時間(frame waiting time)

FWT

TEMP

一時的フレーム待ち時間(temporary frame waiting time)

HLTA

停止コマンド(A 型)

(HALT command, Type A)

I ブロック

情報ブロック(information block)

INF

情報フィールド(information field)

MAX

最大値を示す指標(index to define a maximum value)

MIN

最小値を示す指標(index to define a minimum value)

NAD

ノードアドレス(node address)

NAK

否定応答(negative acknowledgement)

OSI

開放型システム間相互接続(open systems interconnection)

PCB

プロトコル制御バイト(protocol control byte)

PCD

近接型カード結合装置(proximity coupling device)

PICC

近接型カード又は同様な動作をする対象物(proximity card or object)

PPS

プロトコル及びパラメタ選択(protocol and parameter selection)

PPSS PPS 開始バイト(protocol and parameter selection start)

PPS0 PPS パラメタ 0(protocol and parameter selection parameter 0)

PPS1 PPS パラメタ 1(protocol and parameter selection parameter 1)

R ブロック

受信準備完了ブロック(R-block receive ready block)

R(ACK)

肯定応答の R ブロック(R-block containing a positive acknowledge)

R(NAK)

否定応答の R ブロック(R-block containing a negative acknowledge)

RATS

選択応答要求(request for answer to select)

REQA

リクエストコマンド(A 型)

(request command, Type A)

RFU

将来使用するため留保(reserved for future use)

S ブロック

管理ブロック(supervisory block)

SAK

選択了解信号(select acknowledge)


4

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

SFGI

開始フレーム保護時間整数値(start-up frame guard time integer)

SFGT

開始フレーム保護時間(start-up frame guard time)

WUPA

再起コマンド(A 型)

(wake-up command, Type A)

WTX

待ち時間延長(waiting time extension)

WTXM

待ち時間延長乗数(waiting time extension multiplier)

この規格で用いるデータ値は,次のように表す。

 b“xxxx

xxxx”  2 進数のビット表現

 “XX”

16 進数

5 A

型 PICC のプロトコル活性化 

A 型 PICC の活性化は,次の活性化手順を適用しなければならない。

−  JIS X 6322-3 に定義されている PICC 活性化手順(リクエストコマンド及びリクエスト応答,衝突防止

ループ,並びに選択)

− PICC における ATS の利用可能性について,SAK バイトを検査しなければならない。SAK は,JIS X 

6322-3

による。

− ATS が PICC で利用可能でない場合,JIS X 6322-3 で定義されている HLTA コマンドを用いて,PICC

を HALT 状態に設定してもよい。

− ATS が PICC で利用可能の場合,SAK を受信した後,次のコマンドとして PCD は,RATS を送信して

もよい。

注記 1 PCD がこの規格を使用しない場合,JIS X 6322-3 で定義されている HLTA コマンドを用い

て,PICC を HALT 状態に設定してもよい。

− PICC は,RATS の応答として ATS を送信しなければならない。PICC は,選択処理の(SAK を応答し

た)直後に RATS を受信した場合だけ,RATS に応答しなければならない。

− PICC が ATS に含まれる可変パラメタに対応している場合,PCD は,パラメタを変更するために ATS

受信後のコマンドとして PPS 要求をしてもよい。

− PICC は,PPS 要求の応答として,PPS 応答を送信しなければならない。

注記 2 ATS の利用可能性の確認については,次のように解釈する。

PCD は,SAK バイト内のカスケードビットの値によって,UID が完全かを確認する。次

に,PICC がこの規格に適合するかを確認する。UID が完全で,かつ,PICC がこの規格に

適合する場合は,RATS を送信してもよい。PICC は,RATS の応答として ATS を送信しな

ければならない。

ATS で可変パラメタに対応しない場合,PICC は,PPS の実施を必要としない。

PCD による A 型 PICC の活性化手順を,図 に示す。


5

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

注記  活性化手順の理解を助けるために,衝突防止ループに選択の記述を追加した。また,分岐の判断

を明確にするために,PICC 及び PCD の記述を追加した。

図 1PCD による 型 PICC の活性化 

5.1 

選択応答要求(RATS 

RATS フィールドを,次に定義する(図 参照)。


6

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

図 2−選択応答要求(RATS

パラメタバイトは,二つの部分(

図 参照)からなる。

−  上位 4 ビット(b8∼b5)は,FSDI と呼び,FSD を符号化する。FSD は,PCD が受信できる最大フレ

ームサイズを規定する。FSD の符号化は,

表 による。

− FSDI の値を“9”∼“F”とする PCD は,この規格の適用外とする。FSDI の値“9”∼“F”を受信した

場合,PICC は,FSDI の値を“8”と解釈することが望ましい。

−  下位 4 ビット(b4∼b1)は,CID と呼び,0∼14 の範囲で PICC の論理アドレスを指定する。15 は,

RFU とする。CID は,PCD によって決められ,同時に ACTIVE 状態にある全ての PICC に対して一意

でなければならない。PICC が活性状態にある間,CID は固定され,PICC は,最初に受信した誤りの

ない RATS に含まれている CID を論理識別子として使用しなければならない。

− CID の値を 15 に設定する PCD は,この規格の適用外とする。PICC の動作については,5.6.1.2 c)を参

照する。

b8 b7 b6

b5

b4

b3

b2

b1

 
 
 

図 3RATS パラメタバイトの符号化 

表 1FSDI から FSD への変換表

FSDI

“0”

“1”

“2”

“3”

“4”

“5”

“6”

“7”

“8”

“9”∼“F”

FSD

(バイト)

16 24 32 40 48 64 96 128 256  RFU

5.2 

選択応答(ATS 

ATS の構成要素を,次に定義する(図 参照)。 
PICC によって送信された ATS の構成要素が欠けている場合,その構成要素には,省略時値を設定しな

ければならない。

FSDI

CID


7

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

図 4ATS の構成

5.2.1 

バイトの構成 

長さバイト TL の後に,次に示す順で可変長の任意選択バイトが続く。

−  構成バイト T0

−  接続情報バイト TA(1),TB(1)  及び TC(1)

−  管理情報バイト T1∼Tk

5.2.2 

長さバイト 

長さバイト TL は,必須で,それ自身を含め伝送される ATS の長さを示す。二つの CRC バイトは,TL

に含まれない。ATS の最大長は,FSD に設定された値を超えてはならない。したがって,TL の最大値は,

FSD から 2 を引いた値(FSD-2)を超えてはならない。

5.2.3 

構成バイト 

構成バイト T0 は,任意選択バイトであり,TL の値が 1 を超える場合に存在する。T0 が存在する場合だ

け,ATS は,後続の任意選択バイトを含むことができる。

T0 は,次の三つの部分からなる(図 参照)。

−  最上位ビット b8 は,0 に設定しなければならない。1 は,RFU とする。

−  ビット b7∼b5 は,後続する接続情報バイトの構成要素である TA(1),TB(1)  及び TC(1)  が存在するこ

とを示す Y(1)  を含む。

−  下位 4 ビット b4∼b1 は,FSCI と呼び,FSC を符号化する。FSC は,PICC が受信できる最大フレーム

長を示す。FSCI の省略時値は,2 で,32 バイトの FSC に相当する。FSC の符号化は,FSD と同じと

する(

表 参照)。

− FSCI の値を“9”∼“F”とする PICC は,この規格の適用外とする。FSCI の値“9”∼“F”を受信した

場合,PCD は,FSCI の値を“8”と解釈することが望ましい。このとき,ビット b8 の値が 0 に設定

T0

TL

TA(1)

TB(1)

TC(1)

T1

Tk

CRC1

CRC2

長さバイト 
 
構成バイト 
・・・・・・Y(1)  及び FSCI を符号化 
 
接続情報バイト 
・・・・・・DS 及び DR を符号化 
 
・・・・・・FWI 及び SFGI を符号化 
 
・・・・・・プロトコル任意選択を符号化
 
管理情報バイト


8

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

されていない PICC は,この規格の適用外とする。PCD はビット b8 の値を無視するのが望ましく,フ

レーム全体の他の要素の解釈を変更してはならない。

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

 
 

図 5−構成バイトの符号化

5.2.4 

接続情報バイト TA(1) 

接続情報バイト TA(1)  は,次の四つの部分からなる(

図 参照)。

−  最上位ビット b8 は,送受信で異なる除数を扱えるかどうかを示す。このビットを 1 に設定している場

合,PICC が,送受信で異なる除数を扱えないことを示す。

−  ビット b7∼b5 は,PICC から PCD 方向への PICC の伝送速度(DS)の許容値を符号化する。この省略

時値は,b“000”とする(DS=1 に対応)

−  ビット b4 の値は,b“0”とし,他の値は,RFU とする。

−  ビット b3∼b1 は,PCD から PICC 方向への PICC の伝送速度(DR)の許容値を符号化する。この省

略時値は,b“000”とする(DR=1 に対応)

注記 DR 及び DS は,受信時及び送信時の D の値を示し,これによって etu の値が変更される。

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

図 6−接続情報バイト TA(1)  の符号化

PCD は,PPS を用いて送受信における除数 D を選択してもよい。

b4=1 に設定した PICC は,この規格の適用外とする。受信した TA(1)  の値が b4=1 のとき,PCD は,

(b8∼b1)=b“00000000”と解釈することが望ましい(これは,双方向とも約 106 kbit/s に限定される。)。

5.2.5 

接続情報バイト TB(1) 

接続情報バイト TB(1)  は,フレーム待ち時間(FWT)及び開始フレーム保護時間(SFGT)を定めるた

めの情報を伝達する。接続情報バイト TB(1)  は,次の二つの部分からなる(

図 参照)。

FSCI 
ビットが 1 の場合 TA(1)を送信

ビットが 1 の場合 TB(1)を送信

ビットが 1 の場合 TC(1)を送信 
0 とする。1 は RFU とする。

Y(1)

ビットが 1 の場合 DR=2 に対応可能

ビットが 1 の場合 DR=4 に対応可能

ビットが 1 の場合 DR=8 に対応可能

0 とする。1 は RFU とする。

ビットが 1 の場合 DS=2 に対応可能

ビットが 1 の場合 DS=4 に対応可能

ビットが 1 の場合 DS=8 に対応可能

ビットが 1 の場合,双方向とも同じ D の値にだけ対応可能

ビットが 0 の場合,双方向で異なる D の値に対応可能


9

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

−  上位 4 ビット(b8∼b5)は,FWI と呼び,FWT を符号化する(7.2 参照)

−  下位 4 ビット(b4∼b1)は,SFGI と呼び,SFGT を定めるために使う乗数値を符号化する。SFGT は,

PICC が,ATS を送った後,次のフレームの受信を準備するまでに必要な保護時間を定める。SFGI は,

0∼14 の値で符号化し,15 は,RFU とする。SFGI が 0 の場合,SFGT を必要としないことを示し,

1∼14 の場合,次に示す式で SFGT を計算する。SFGI の省略時値は,0 とする。

b8 b7 b6

b5

b4

b3

b2

b1

図 7−接続情報バイト TB(1)  の符号化

SFGT は,次の式によって計算される。

SFGT=(256×16/fc)×2

SFGI

SFGT

MIN

は,JIS X 6322-3 に定義されているフレーム遅延時間の最小値とする。

SFGT

DEFAULT

は,JIS X 6322-3 に定義されているフレーム遅延時間の最小値とする(=SFGT

MIN

SFGT

MAX

=(256×16/fc)×2

14

(約 4 949 ms)とする。

SFGI=15 に設定した PICC は,この規格の適用外とする。この規格が RFU 値 15 を割り当てるまでは,

SFGI=15 を受信した PCD は,SFGI=0 と解釈することが望ましい。

FWI=15 に設定した PICC は,この規格の適用外とする。この規格が RFU 値 15 を割り当てるまでは,

FWI=15 を受信した PCD は,FWI=4 と解釈することが望ましい。

5.2.6 

接続情報バイト TC(1) 

接続情報バイト TC(1)  は,プロトコルのパラメタ(7.1 ブロック形式の先頭フィールド)を規定する。

接続情報バイト TC(1)  は,次の二つの部分からなる(

図 参照)。

−  上位ビット b8∼b3 は,b“000000”とし,他の値は RFU とする。

−  ビット b2 及び b1 は,先頭フィールド中の任意選択構成要素(CID 又は NAD)のいずれに PICC が対

応しているかを定義する。PCD は,PICC が対応している構成要素を伝送しなくてもよい。しかし,

PCD は PICC が対応しない構成要素を伝送してはならない。省略時値は,b“10”としなければならない。

この値は,CID には対応しているが NAD には対応していないことを示す。

−  ビット b8∼b3≠b“000000”とした PICC は,この規格の適用外とする。このとき PCD は,

(b8∼b3)を

無視することが望ましく,

(b2,b1)又はフレーム全体の他の要素の解釈を変えてはならない。

b8 b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1

0 0 0 0 0 0

図 8−接続情報バイト TC(1)  の符号化

5.2.7 

管理情報バイト 

管理情報バイト T1∼Tk は,任意選択で,一般情報を記載する。ATS の最大長は,管理情報バイトの最

FWI

SFGI

ビットが 1 の場合 NAD に対応 
ビットが 1 の場合 CID に対応 
b“000000”とする(他の値は RFU)。


10

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

大数を設定する。管理情報バイトの内容は,JIS X 6320-4 に規定する。

5.3 

プロトコル及びパラメタ選択の要求 

PPS 要求は,開始バイト及びそれに続く 2 バイトのパラメタバイトで構成する(図 参照)。

図 9−プロトコル及びパラメタ選択の要求

5.3.1 

開始バイト 

PPSS は,次の二つの部分からなる(図 10 参照)。

−  上位 4 ビット b8∼b5 は,b“1101”に設定し,PPS を示す。

−  下位 4 ビット b4∼b1 は,CID と呼び,PICC の論理アドレス番号を指定する。

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

1 1 0 1

 
 
 

図 10PPSS の符号化

5.3.2 

パラメタ 

PPS0 は,任意選択バイト PPS1 の有無を示す(図 11 参照)。

ビット b4∼b1≠b“0001”及び/又はビット b8∼b6≠b“000”に設定した PCD は,

この規格の適用外とする。

ビット b4∼b1≠b“0001”及び/又はビット b8∼b6≠b“000”を受信した PICC は,5.6.2.2 b)を適用しなけれ

ばならない。 

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

0 0 0    0 0 0 1

図 11PPS0 の符号化

開始バイト

パラメタ 0:PPS1 の有無を符号化

パラメタ 1:DRI 及び DSI を符号化

PPS0

PPS1

CRC1

CRC2

PPSS

PPS=b“1101”

CID

1 とする。0 は RFU とする。 
b“000”とする。他の値は RFU とする。

ビットが 1 の場合,PPS1 を送信する。 
b“000”とする。他の値は RFU とする。


11

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

5.3.3 

パラメタ 

PPS1 は,次の三つの部分からなる(図 12 参照)。

−  上位 4 ビット b8∼b5 は,b“0000”としなければならない。その他の値は,RFU とする。

−  ビット b4 及び b3 は,DSI と呼び,PICC から PCD への送信除数整数値を符号化する。

−  ビット b2 及び b1 は,DRI と呼び,PCD から PICC への受信除数整数値を符号化する。

−  ビット b8∼b5≠b“0000”とした PCD は,この規格の適用外とする。PICC が (b8∼b5)≠b“0000”を受信

した場合,5.6.2.2 b)を適用しなければならない。

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

0 0 0 0

図 12PPS1 の符号化

DS 及び DR の定義は,5.2.4 を参照する。

D の符号化は,表 に示す。

表 2DRIDSI から への変換表

DRI,DSI b“00” b“01” b“10” b“11”

D  1 2 4 8

5.4 

プロトコル及びパラメタ選択の応答 

PPS 応答は,受信した PPS 要求(図 13 参照)を確認し,その応答は,開始バイト(5.3.1 参照)だけと

する。

新しいビット伝送速度は,PPS 応答を送出した直後から PICC に適用されなければならない。PPS 応答

がないとき,無効のとき,又は PICC の返した PPSS が PCD の送った PPSS と一致しないとき,ビット伝

送速度を変更する PCD は,この規格の適用外とする。

図 13−プロトコル及びパラメタ選択の応答

5.5 

活性化フレーム待ち時間 

活性化フレーム待ち時間は,PCD から受信したフレームの最後から PICC が応答の送信を開始するまで

の最大時間で規定し,その値は,65 536/fc(約 4 833 μs)とする。

注記  双方向ともフレーム間の最小時間は,JIS X 6322-3 による。

PPSS

CRC1

CRC2

開始バイト

DRI

DSI

b“0000”とする。他の値は RFU とする。


12

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

5.6 

誤り検出及び復元 

5.6.1 RATS

及び ATS の扱い 

5.6.1.1 PCD

の規則 

RATS を送信し,有効な ATS を受信したとき,PCD は,動作を継続しなければならない。

その他の場合,箇条 で規定する非活性化手順を使用する前に,PCD は,再度 RATS を送信してもよい。

この非活性化手順に失敗した場合,JIS X 6322-3 に規定する HLTA コマンドを使ってもよい。

5.6.1.2 PICC

の規則 

PICC が直前のコマンドで選択され,かつ,次の a)c)による。

a)

有効な RATS を受信した場合,PICC は,

− ATS を返信しなければならない。さらに,

− RATS を無効にしなければならない(受信した RATS への応答を停止する。

b)

有効なブロック(HLTA コマンド)を受信した場合,PICC は,

−  そのコマンドを実行し,HALT 状態にならなければならない。

c)

無効なブロック又は CID=15 とする RATS を受信した場合,PICC は,

−  応答してはならない。さらに,

−  JIS X 6322-3 の“

図 7−A 型 PICC の状態遷移図”に示すように,IDLE 状態又は HALT 状態になら

なければならない。

5.6.2 PPS

要求及び PPS 応答の扱い 

5.6.2.1 PCD

の規則 

PCD が PPS 要求を送信し,有効な PPS 応答を受信したとき,PCD は,選択されたパラメタを有効にし,

動作を継続しなければならない。その他の場合,PCD は,PPS 要求を再送し,動作を継続してもよい。

5.6.2.2 PICC

の規則 

PICC が RATS を受信して,ATS を送信し,かつ,次の a)c)による。

a)

有効な PPS 要求を受信した場合,PICC は,

− PPS 応答を送信しなければならず,

− PPS 要求を無効にし(受信した PPS 要求への応答を停止し)

,さらに,

−  受信したパラメタを有効にしなければならない。

b)

無効なブロックを受信した場合,PICC は,

− PPS 要求を無効にし(受信した PPS 要求への応答を停止し)

,さらに,

−  受信状態を維持しなければならない。

c) PPS

要求を除き,有効なブロックを受信した場合,PICC は,

− PPS 要求を無効にし(受信した PPS 要求への応答を停止し)

,さらに,

−  動作を継続しなければならない。

5.6.3 

活性化における CID の扱い 

PCD が CID=n (n≠0)  の RATS を送信し,かつ,次の a)c)による。

a) CID

に対応していることを示す ATS を受信した場合,PCD は,

− CID=のブロックを PICC に送信しなければならず,さらに,

−  この PICC が ACTIVE 状態にある間は,その後の RATS に CID=を使用してはならない。

b) CID

に対応していないことを示す ATS を受信した場合,PCD は,

− CID を含まないブロックを PICC に送信しなければならず,さらに,


13

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

−  この PICC が ACTIVE 状態にある間は,他の PICC を活性化してはならない。

PCD が CID=0 の RATS を送信し,かつ,次の a)及び b)による。

a) CID

に対応していることを示す ATS を受信した場合,PCD は,

− CID=0 のブロックを PICC に送信してもよく,さらに,

−  この PICC が ACTIVE 状態にある間は,他の PICC を活性化してはならない。

b) CID

に対応していないことを示す ATS を受信した場合,PCD は,

− CID を含まないブロックを PICC に送信し,さらに,

−  この PICC が ACTIVE 状態にある間は,他の PICC を活性化してはならない。

6 B

型 PICC のプロトコル活性化 

B 型 PICC の活性化手順は,JIS X 6322-3 に規定する。

半二重ブロック伝送プロトコル 

半二重ブロック伝送プロトコルは,非接触 IC カード環境における固有の要件を対象にし,JIS X 6322-3

に規定するフレーム形式を使用する。

フレーム形式の他に関連する要素は,次による。

−  ブロック形式

−  最大フレーム待ち時間

−  電力表示

−  プロトコル動作

プロトコルは,OSI 参照モデルの主要な階層に従い,階層間の相互作用を最小限にするように配慮して

設計されている。次の四つの階層を規定する。

−  JIS X 6322-3 に従ってバイトを交換する物理層

−  この箇条に規定されるブロックを交換するデータリンク層

−  オーバヘッドを最小化して,データリンク層と結合するセッション層

−  少なくとも一つのブロック又はある方向への連鎖ブロックの交換を含むコマンドを処理するアプリケ

ーション層

注記  JIS X 6320-4 に規定されるように,アプリケーション選択を使用してもよい。マルチアプリケ

ーションの PICC では,暗黙的アプリケーション選択を使用することを推奨しない。

7.1 

ブロック形式 

ブロック形式(

図 14 参照)は,先頭フィールド(必須),情報フィールド(任意選択)及び最終フィー

ルド(必須)で構成する。


14

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

注記  図中の[  ]は,任意選択の項目を示す。

図 14−ブロック形式

7.1.1 

先頭フィールド 

先頭フィールドは,必須とする。先頭フィールドは,必須の PCB,任意選択の CID 及び任意選択の NAD

で構成し,1,2 又は 3 バイトでよい。

7.1.1.1 

プロトコル制御バイトフィールド 

PCB は,データ伝送の制御に必要な情報を伝達する。

プロトコルは,次の 3 種類の基本的なブロックを定義する。

−  I ブロックは,アプリケーション層で使う情報の伝達に使用する。

−  R ブロックは,肯定応答又は否定応答の伝達に使用する。R ブロックは,INF フィールドを含まない。

その応答は,直前に受信したブロックに関連する。

−  S ブロックは,PCD と PICC との間で,制御情報を交換するために使用する。次の 2 種類の異なる S

ブロックを定義する。

1)

待ち時間延長(WTX)は,1 バイト長の INF フィールドを含む。

2) DESELECT

は INF フィールドを含まない。

PCB の符号化は,その種類ごとに次の図による。ここで定義されない符号化は,JIS X 6322 の他の部で

使用されるか,又は RFU とする。I ブロック,R ブロック及び S ブロックの符号化は,

図 15,図 16 及び

図 17 に示す。

I ブロックの b6≠0 の PICC 又は PCD は,この規格の適用外とする。R ブロックの b2≠1 の PICC 又は

PCD も,この規格の適用外とする。S ブロックの(b2,b1)≠b“10”の PICC 又は PCD も,この規格の適用外

とする。

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

0 0 0    1

図 15ブロック PCB の符号化

誤り検出符号

FSD/FSC

先頭フィールド

情報フィールド

最終フィールド

PCB

CID]

NAD]

INF]

EDC

1 バイト

1 バイト

1 バイト

2 バイト

ブロック番号

1 とする。 
ビットが

1 の場合 NAD が続く。

ビットが

1 の場合 CID が続く。

ビットが

1 の場合,連鎖している。

0 とする。1 は RFU とする。 
I ブロック


15

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

1 0 1    0 1

図 16ブロック PCB の符号化

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

1 1    0 1 0

図 17ブロック PCB の符号化

7.1.1.2 

カード識別子フィールド 

CID フィールドは,PICC を特定するために使用し,三つの部分からなる(図 18 参照)。

−  最上位の 2 ビット b8 及び b7 は,PICC が PCD から受け取る電力レベル指示に使用する。これらの二

つのビットは,PCD から PICC への通信に対しては,b“00”を設定しなければならない。電力レベル指

示の規定は,7.4 を参照する。

−  ビット b6 及び b5 は,追加情報を伝達するために用いるが,それらは規定されておらず,b“00”を設定

しなければならない。その他の値は,RFU とする。

− (b6,b5)≠b“00”の PICC 又は PCD は,この規格の適用外とする。(b6,b5)≠b“00”は,伝送プロトコル

誤りとして扱わなければならない。

−  ビット b4∼b1 は,CID を符号化する。

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

  0 0

図 18−カード識別子の符号化

CID の符号化は,A 型 PICC については 5.1 に,B 型 PICC については JIS X 6322-3 による。

PICC によって,CID の扱いは,次のようになる。

CID に対応していない PICC は,

− CID が含まれているブロックを無視しなければならない。

ブロック番号

1 とする。0 は RFU とする。 
0 とする。 
ビットが

1 の場合 CID が続く。

ビットが

0 の場合 ACK,ビットが 1 の場合 NAK。

1 とする。 
R ブロック

0 とする。1 は RFU とする。 
1 とする。0 は RFU とする。 
0 とする。 
ビットが

1 の場合 CID が続く。

b“00”は DESELECT,b“11”は WTX。 
S ブロック

CID 
b“00”とする。他の値は RFU とする。 
電力レベル指示


16

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

CID に対応する PICC は,

− PICC に割り付けられた CID を含むブロックに対して,その CID を使用して,応答しなければならな

い。

−  その他の CID を含むブロックを無視しなければならない。さらに,

−  その割り付けられた CID が 0 の場合,CID を含まないブロックに対して,CID を使用せずに応答しな

ければならない。

7.1.1.3 

ノードアドレスフィールド 

先頭フィールドの中の NAD は,異なる論理接続を設定するために予約されている。NAD を使用する場

合,ビット b8 及び b4 を,共に 0 に設定して,JIS X 6320-3 の規定に従わなければならない。その他の値

は,RFU とする。

b8≠0 及び/又は b4≠0 の NAD を使用する PICC 又は PCD は,この規格の適用外とする。NAD の値が

b8≠0 及び/又は b4≠0 の場合は,伝送プロトコル誤りとして扱わなければならない。

NAD を使用する場合,次の規定を適用しなければならない。

a) NAD

フィールドは,I ブロックでだけ使用しなければならない。

b) PCD

が NAD を使用する場合,PICC も NAD を使用しなければならない。

c)

ブロック連鎖の場合,NAD は,連鎖の最初のブロックで伝送しなければならない。

d) PCD

は,異なる PICC を指定するために NAD を使用してはならない(異なる PICC を指定するには,

CID を使用しなければならない。)。

e) PICC

が NAD に対応しない場合,NAD を含むブロックは無視しなければならない。

7.1.2 

情報フィールド 

INF フィールドは,任意選択とする。存在する場合,INF フィールドは,I ブロックの中にアプリケーシ

ョンデータを伝送するか,又は S ブロックの中に非アプリケーションデータと状態情報とを伝送するかの

いずれかである。情報フィールドの長さは,ブロック全体から,先頭フィールド及び最終フィールドを差

し引いたバイト数とする。

7.1.3 

最終フィールド 

最終フィールドは,伝送したブロックの EDC からなる。

EDC は,CRC で JIS X 6322-3 に規定する。

7.2 

フレーム待ち時間 

FWT は,PCD から送信されたフレームの最後から PICC が応答を開始するまでの最大遅延時間とする(図

19

参照)

図 19−フレーム待ち時間

注記 1  双方向ともフレーム間の最小時間は,JIS X 6322-3 による。

FWT は,次の式によって計算する。

PCD から送信

PICC から送信

t<FWT


17

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

FWT=(256×16/fc)×2

FWI

FWI は,0∼14 の値をとり,15 は RFU とする。A 型 PICC で TB(1)  が省略されている場合,FWI の省略

時値は 4 とし,FWT の値は,約 4.8 ms になる。

    FWI=0 のとき,FWT=FWT

MIN

(約 302 μs)

    FWI=14 のとき,FWT=FWT

MAX

(約 4 949 ms)

FWT の値は,PCD によって伝送誤り又は PICC の応答がないことを検出するために使用しなければなら

ない。FWT 時間内に PICC からの応答が開始されない場合,PCD は,再送する権利を取得する。

B 型 PICC の FWI フィールドは,JIS X 6322-3 に規定するように ATQB の中に存在する。A 型 PICC の

FWI フィールドは,ATS(5.2.5 参照)の中に存在する。

PICC は,国際規格が 15 の RFU 値を割り当てるまでの間は,FWI を 15 の RFU 値に設定してはならない。

FWI=15 として受信した PCD は,FWI=4 として置き換えることが望ましい。

注記 2  この前の文は,国際規格が RFU 値の 15 を規定した場合,将来の PICC と互換性をもつ PCD

のために追記する。

7.3 

フレーム待ち時間延長 

PICC が受信したブロックを処理するために,FWT で規定される時間より更に長い時間を必要とする場

合,待ち時間を延長するために,S(WTX)  要求を使用しなければならない。S(WTX)  要求は,次の二つの

部分からなる 1 バイト長の INF フィールドをもつ(

図 20 参照)。

−  上位 2 ビット b8 及び b7 は,電力レベル指示を表す(7.4 参照)

− (b8,b7)=b“00”に設定していない PCD は,この規格の適用外とする。PICC は,(b8,b7)≠b“00”をプ

ロトコル誤りとして扱う。

−  残りのビット b6∼b1 は,WTXM を表す。WTXM は,1∼59 の範囲の値をとる。0 及び 60∼63 は,RFU

とする。

− WTXM=0 又は WTXM=60∼63 に設定した PICC は,

この規格の適用外とする。

WTXM=0 又は WTXM

=60∼63 を受信したとき,PCD は,それをプロトコル誤りとして扱う。

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

図 20S(WTX)  要求の INF フィールドの符号化

PCD は,二つの部分(図 21 参照)からなり,かつ,受信した要求と同じ WTXM を含む 1 バイト長の INF

フィールドを含んだ S(WTX)  応答を送ることによって,確認応答しなければならない。

−  上位ビット b8 及び b7 は,b“00”で,その他の値は,RFU とする。

−  残りのビット b6∼b1 は,確認した WTXM 値を符号化する。この値は,一時的フレーム待ち時間

(FWT

TEMP

)を規定するために使用する。

WTXM 
電力レベル指示


18

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

b8 b7 b6 b5 b4

b3 b2 b1

0 0  

図 21S(WTX)  応答の INF フィールドの符号化

係る FWT

TEMP

は,次の計算式で求められる。

FWT

TEMP

=FWT×WTXM

PICC から要求された FWT

TEMP

の時間の計測は,PCD が S(WXT)  応答を送信した後に開始する。

計算結果が FWT

MAX

より大きくなった場合,FWT

MAX

を使わなければならない。

FWT

TEMP

は,PCD が次のブロックを受信するまでの間に限定して適用する。

7.4 

電力レベル指示 

電力レベル指示は,PICC によって送られる CID フィールド(存在する場合)及び S ブロックの中の 2

ビットを使って

表 に示すように符号化される(7.1.1.2 及び 7.3 参照)。

表 3−電力レベル指示の符号化

b“00” PICC は,電力レベル指示に未対応。 
b“01”

全ての機能動作に不十分な電力。

b“10”

全ての機能動作に十分な電力。

b“11”

全ての機能動作に過剰な電力。

注記 PCD が電力レベル指示に対応することは,任意選択とする。

7.5 

プロトコルの動作 

活性化手順の後,PICC は,送信の権利をもつ PCD からのブロックだけを待たなければならない。ブロ

ックを送信した後,PCD は,受信モードに切り替え,再び送信モードに切り替えるまでブロックを待たな

ければならない。PICC は,受信したブロックに応答する場合に限りブロックを送信してもよい(遅延時間

は関係ない。

。応答の後,PICC は,受信モードに戻らなければならない。

PCD は,現在のコマンド及び応答の対が完了するまで,又は応答がなくフレーム待ち時間が過ぎるまで,

次の新たなコマンド及び応答の対を実行してはならない。

7.5.1 

複数活性化(Multi-Activation 

複数活性化の機能は,PCD が複数の PICC を同時に ACTIVE 状態にあることを許す。この機能によって

一つの PICC を非活性状態にして,別の PICC を活性化する時間を必要とせずに,複数の PICC 間で直接切

り替えて通信をすることを可能にする。

複数活性化の例は,

附属書 を参照する。

注記 PCD は,各々の活性化された PICC に対して,個々のブロック番号で管理する必要がある。

7.5.2 

ブロック連鎖 

ブロック連鎖機能は,PCD 又は PICC が,FSC 又は FSD に定義されている 1 ブロックの長さに収まらな

い情報を,複数ブロックに分割して送ることを可能にする。各々のブロックは,それぞれ FSC 以内又は

FSD 以内の長さでなければならない。

I ブロックの PCB 中の連鎖ビットは,ブロック連鎖を制御する。連鎖ビットが 1 に設定されている I ブ

ロックに対しては,R ブロックによって確認応答しなければならない。

WTXM

b“00”とする。他の値は RFU とする。


19

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

16 バイト長のデータを 3 ブロックで送るブロック連鎖機能の例を,図 22 に示す。

表記法:

I(1)

x

連鎖ビットが 1 に設定され,ブロック番号が x の I ブロック

I(0)

x

連鎖ビットが 0(連鎖の最終ブロック)に設定され,ブロック番号が x の I ブロック

R(ACK)

x

肯定応答を示す R ブロック

注記 1  この例は,任意選択フィールドの NAD 及び CID を使用していない。 
注記 2 16 バイト長のデータ“0123456789ABCDEF”を三つのブロック(“01234567”,“89ABCD”及び“EF”)

で送るときのブロック連鎖の例を示す。

図 22−ブロック連鎖

7.5.3 

ブロック番号の付け方 

7.5.3.1 PCD

の規則 

規則 A PCD のブロック番号は,各々の活性化された PICC に対して,初期値を 0 としなければならな

い。

規則 B  現在のブロック番号に等しいブロック番号をもつ I ブロック又は R(ACK)  ブロックを受信した

場合,PCD は,任意のブロックを送信する前に PICC に対するブロック番号を更新しなければ

ならない。

7.5.3.2 PICC

の規則 

規則 C PICC のブロック番号は,活性化時点で初期値を 1 にしなければならない。

規則 D I ブロックを受信した場合(受信ブロック番号に関わりなく)

,PICC は,ブロックを送信する

送信(...)

受信(...)

送信(...)

受信(...)

ア プ リ ケ ー
ション層

データ

リンク層

0123456

789ABCD EF

Answer

INF

EDC

PCB

 “12”  0123456

“XX”“XX”

I(1)

0

I(1)

1

 I(0)

0

EDC

PCB

“XX”

“XX”

A2”

EDC

PCB

“XX”“XX”

“A3”

PCB

INF

EDC

“02”

Answer

“XX”

“XX”

0123456

789ABCD

EF

物理層

データ

リンク層

INF

EDC

PCB

“13”  789ABCD “XX”“XX”

INF

EDC

PCB

“02”

EF “XX”“XX”

R(ACK)

0

 R(ACK)

1

I(0)

0

Answer

ア プ リ ケ ー
ション層

条件:FSC=FSD=10


20

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

前にブロック番号を更新しなければならない。

注記 1  その内部のブロック番号を更新しないか又は応答ブロックを送らないかを決定する

ために,PICC は,受信したブロック番号が PCD 規則に従っていないかを確認して

もよい。

規則 E  現在の PICC のブロック番号と異なるブロック番号をもつ R(ACK)  ブロックを受信した場合,

PICC は,次のブロック送信前にブロック番号を更新しなければならない。

注記 2 R(NAK)

ブロックを受信した場合,ブロック番号を更新しない。

7.5.4 

ブロック取扱規則 

7.5.4.1 

一般規則 

規則 1

最初のブロックは,PCD から送信しなければならない。

規則 2

ブロック連鎖を示す I ブロックを受信した場合,そのブロックは,R(ACK)  ブロックによって

応答しなければならない。

規則 3 S ブロックは,対でだけ用いる。S(…)  要求ブロックは,S(…)  応答ブロックによって常に応答

しなければならない(7.3 及び箇条 参照)

7.5.4.2 PCD

の規則 

規則 4

無効ブロックを受信したとき又は FWT タイムアウトが発生したとき,R(NAK)  ブロックを送

信しなければならない[PICC ブロック連鎖時及び S(DESELECT)  時を除く。

規則 5 PICC ブロック連鎖時は,

無効ブロックを受信したとき又は FWT タイムアウトが発生したとき,

R(ACK)  ブロックを送信しなければならない。

注記 1 PICC の連鎖以外で R(ACK)  ブロックを受信したときの PICC 応答が定義されていな

いので,PICC の連鎖の場合だけ,PCD は,R(ACK)  ブロックを送信してもよい。

規則 6 R(ACK)

ブロックを受信したとき,受信ブロック番号がそのときの PCD ブロック番号に等しく

ない場合,直前の I ブロックを再送しなければならない。

注記 2  (先にある I ブロックを送出することを含めて,)PCD が連鎖以外のときに R(NAK)

ブロックを送ったとき,PICC が存在する場合,R(ACK)  を受信することをもって,

PCD は,PICC が存在すると決定してもよい。

規則 7 R(ACK)

ブロックを受信したとき,受信ブロック番号がそのときの PCD ブロック番号に等しい

場合,ブロック連鎖を継続しなければならない。

規則 8 S(DESELECT)

要求が正常な S(DESELECT)  応答で応えられない場合,S(DESELECT)  要求を再

送するか又はその PICC を無視してもよい。

7.5.4.3 PICC

の規則 

規則 9 PICC は,I ブロック又は R(ACK)  ブロックの代わりに S(WTX)  ブロックを送信してもよい。

規則 10  ブロック連鎖を示していない I ブロックを受信したとき,I ブロックによって応答しなければな

らない。

注記  受信した I ブロックがくう(空)の場合には,必須の送出した I ブロックは,くう(空)

であっても,利用できる情報(

例  誤り符号)が含まれていてもよい。

規則 11 R(ACK) 又は R(NAK)  ブロックを受信したとき,受信ブロック番号がそのときの PICC ブロッ

ク番号に等しい場合,直前のブロックを再送しなければならない。

規則 12 R(NAK) ブロックを受信したとき,受信ブロック番号がそのときの PICC ブロック番号に等し

くない場合,R(ACK)  ブロックを送信しなければならない。


21

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

規則 13 R(ACK) ブロックを受信したとき,受信ブロック番号がそのときの PICC ブロック番号に等し

くなく,かつ,PICC がブロック連鎖中の場合は,ブロック連鎖を継続しなければならない。

7.5.5 PICC

の存在確認 

次に示す方法は,どの I ブロックの交換前を含めて,いつでも PICC の存在の確認に使ってもよい。

PCD は,そのとき実行中のコマンド及び応答の対が完了するまで,又は無応答でフレーム待ち時間が過

ぎるまで,PICC の存在を確認してはならない。

7.5.5.1 

方法 

PCD は,くう(空)の I ブロックを送信し,PICC からの I ブロック受信を期待してもよい。

7.5.5.2 

方法 

最初の I ブロックを交換する前に,PCD は,R(NAK)  ブロック(ブロック番号 0)を送信し,PICC から

の R(ACK)(ブロック番号 1)ブロックの受信を期待してもよい(規則 12)

最初の I ブロックを交換の後に,PCD は,次のいずれかをしてもよい。

a) PCD

は,R(NAK)  ブロック(そのときのブロック番号)を送信し,PICC からの R(ACK)  ブロックの

受信を期待してもよい(規則 12)

。この場合 PCD は,規則 6 の注記に記述されるように,直前の I ブ

ロックを再送しないことが望ましい。

b) PCD

は,ブロック番号を切り替えて R(NAK)  ブロックを送信し,PICC から直前の I ブロックの受信

を期待してもよい(規則 11)

7.5.6 

誤り検出及び復元 

誤りが検出されたとき,次の復元規則を試みなければならない。この規定は,ブロック取扱規則(7.5.4

参照)の代わりに適用する。

7.5.6.1 PCD

による誤り検出 

PCD は,次の誤りを検出しなければならない。

a)

伝送誤り(フレーム誤り又は EDC 誤り)又は FWT タイムアウト

PCD は,次の順に誤り復元処理を試みなければならない。

− PCD の規則適用(7.5.4.2 参照)

−  任意選択で再度 PCD 規則を実行する(7.5.4.2 参照)

− S(DESELECT)

要求の使用

−  任意選択で再度 S(DESELECT)  要求を使用する(8.2 に規定)

−  該当する PICC を無視

b)

プロトコル誤り(PCB 符号化違反又はプロトコル規則違反)

PCD は,次の順に誤り復元処理を試みなければならない。

− S(DESELECT)

要求の使用

−  該当する PICC を無視

7.5.6.2 PICC

による誤り検出 

PICC は,次の誤りを検出しなければならない。

a)

伝送誤り(フレーム誤り又は EDC 誤り)

b)

プロトコル誤り(プロトコル規則違反)

PICC は,誤り復元処理を試みてはならない。PICC は,伝送誤り又はプロトコル誤りが発生したとき,

常に受信モードに戻らなければならない。かつ,S(DESELECT)  要求を常に受付可能としなければならな

い。


22

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

注記 PICC は,R(NAK)  ブロックを送信してはならない。

8 A

型 PICC 及び 型 PICC のプロトコル非活性化 

PCD と PICC との間の処理が終了したとき,PICC を HALT 状態に設定しなければならない。

PICC の非活性化には DESELECT コマンドを用いる。

DESELECT コマンドは,プロトコルの S ブロックとして符号化され,PCD から送信される S(DESELECT)

要求ブロックと,PICC から肯定応答として送信される S(DESELECT)  応答とからなる。

8.1 

非活性化フレーム待ち時間 

非活性化フレーム待ち時間は,PCD が S(DESELECT)  要求を送信した後,PICC が S(DESELECT)  応答

の送信を開始するまでの最大時間とし,その値は 65 536/fc(約 4.8 ms)となる。

注記  双方向ともフレーム間の最小時間は,JIS X 6322-3 による。

8.2 

誤り検出及び復元 

PCD が S(DESELECT)  要求を送信し,S(DESELECT)  応答を受信した場合,PICC は,既に HALT 状態に

なっており,その PICC に割り付けられた CID は解放される。

PCD が S(DESELECT)  応答受信に失敗した場合,PCD は,非活性化手順を再度試みてもよい。


23

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

附属書 A

(参考)

複数活性化の例

3 枚の PICC に複数活性化を適用する手順の例を,表 A.1 に示す。

表 A.1−複数活性化

PCD の動作 PICC

1 の状態 PICC

2 の状態 PICC

3 の状態

搬送電力を発生する。

(Power On field)

3 枚の PICC が動作磁界領域に入る。

IDLE IDLE IDLE

CID=1 で PICC を活性化する。 ACTIVE(1)  IDLE

IDLE

CID=1 でデータを送信する。 ACTIVE(1) IDLE

IDLE

CID=2 で PICC を活性化する。 ACTIVE(1)  ACTIVE(2)  IDLE 
CID=1,2 でデータを送信する。 ACTIVE(1)

ACTIVE(2)

IDLE

CID=3 で PICC を活性化する。 ACTIVE(1)  ACTIVE(2)  ACTIVE(3) 
CID=1,2,3 でデータを送信する。

ACTIVE(1) ACTIVE(2) ACTIVE(3)

CID=3 の S(DESELECT)  コマンド ACTIVE(1)

ACTIVE(2)

HALT

CID=2 の S(DESELECT)  コマンド ACTIVE(1)

HALT

HALT

CID=1 の S(DESELECT)  コマンド HALT

HALT

HALT

注記 ACTIVE(n)の n は,CID の値を示す。


24

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

附属書 B

(参考)

プロトコルシナリオ

誤り処理だけではなく,誤りのない処理の,幾つかのシナリオを示す。これらのシナリオは,適合試験

のためのテスト方法として用いてもよい。

B.1 

表記法 

ブロック

−−−→

正しく受信されたブロック

ブロック

−×−→

誤って受信されたブロック

ブロック

−  →

何も受信しない(FWT タイムアウト)

分離線

__

最小プロトコル処理の終了を示す。

I(1)

x

連鎖ビットが 1 に設定されているブロック番号 x の I ブロック

I(0)

x

連鎖ビットが 0 に設定されている(連鎖の最終ブロック)ブロック番号 x の I ブロック

R(ACK)

x

肯定応答を示す R ブロック

R(NAK)

x

否定応答を示す R ブロック

S(...)   S ブロック

シナリオにおけるブロック番号は,常に PCD が現在送信しようとしている PICC 用に管理しているブロ

ック番号から始まる。表記を簡単にするために,全てのシナリオの開始時点を PICC 活性化直後とした。

したがって,PCD のブロック番号は 0 から,PICC のブロック番号は 1 から始まる。

B.2 

正常処理 

B.2.1 I

ブロックの交換 

シナリオ 1  I ブロックの交換

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

3

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

4

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

B.2.2 

待ち時間延長の要求 

シナリオ 2  待ち時間延長の要求

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

  ←−−− S(WTX)

要求

規則 9

3

規則 3

S(WTX)

応答

−−−→

4

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

5

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

6

規則 B 0

 ←−−− I(0)1

規則 10


25

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

B.2.3 DESELECT

(非活性化) 

シナリオ 3  DESELECT

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

3

S(DESELECT)

要求

−−−→

4

  ←−−− S(DESELECT)

応答

規則 3

B.2.4 

ブロック連鎖機能 

シナリオ 4  PCD がブロック連鎖を使用

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(1)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− R(ACK)

0

規則 2

3

規則 7

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

4

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

5

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

6

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

シナリオ 5  PICC がブロック連鎖を使用

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− I(1)

0

規則 10

3

規則 2  R(ACK)

1

−−−→

1  規則 E

4

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 13

5

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

6

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

B.2.5 PICC

の存在確認 

シナリオ 6  PICC の存在確認  方法 1

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

及び方法 1

I(0)

0

−−−→

0

規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10 注記

シナリオ 7  PICC の存在確認  方法 2  〈最初の I ブロック交換の前)

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

及び方法 2

R(NAK)

0

−−−→

規則 E 注記

2

無変化

←−−− R(ACK)

1

規則 12

3

規則 6 注記

及び方法 2

 

R(NAK)

0

−−−→

規則 E 注記

4

規則 6 注記

無変化

←−−− R(ACK)

1

規則 12

5

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

6

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10


26

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

シナリオ 8  PICC の存在確認  方法 2-a  (最初の I ブロック交換の後)

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

3

方法 2-a   R(NAK)

1

−−−→

規則 E 注記

4

規則 6 注記

無変化

←−−− R(ACK)

0

規則 12

5

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

6

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

シナリオ 9  PICC の存在確認  方法 2-b  (最初の I ブロック交換の後)

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

3

方法 2-b 0  R(NAK)

0

−−−→

4

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 11

5

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

6

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

B.3 

誤り処理 

B.3.1 I

ブロックの交換 

シナリオ 10  プロトコルの開始

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−×−→

2

タイムアウト

←  −

3

規則 4  R(NAK)

0

−−−→

4

無変化

←−−− R(ACK)

1

規則 12

5

規則 6

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

6

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

7

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

8

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

シナリオ 11  I ブロックの交換

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

3

I(0)

1

−×−→

4

タイムアウト

←  −

5

規則 4  R(NAK)

1

−−−→

6

無変化

←−−− R(ACK)

0

規則 12

7

規則 6

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

8

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

9

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

10

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10


27

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

シナリオ 12  I ブロックの交換

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

←−×− I(0)

0

規則 10

3

規則 4  R(NAK)

0

−−−→

4

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 11

5

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

6

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

シナリオ 13  I ブロックの交換

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

←−×− I(0)

0

規則 10

3

規則 4  R(NAK)

0

−×−→

4

タイムアウト

←  −

5

規則 4  R(NAK)

0

−−−→

6

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 11

7

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

8

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

B.3.2 

待ち時間延長の要求 

シナリオ 14  待ち時間延長の要求

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

←−×− S(WTX)

要求

規則 9

3

規則 4  R(NAK)

0

−−−→

4

  ←−−− S(WTX)

要求

規則 11

5

規則 3

S(WTX)

応答

−−−→

6

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

7

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

8

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

シナリオ 15  待ち時間延長の要求

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

←−×− S(WTX)

要求

規則 9

3

規則 4  R(NAK)

0

−×−→

4

タイムアウト

←  −

5

規則 4  R(NAK)

0

−−−→

6

  ←−−− S(WTX)

要求

規則 11

7

規則 3

S(WTX)

応答

−−−→

8

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

9

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

10

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10


28

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

シナリオ 16  待ち時間延長の要求

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

  ←−−− S(WTX)

要求

規則 9

3

規則 3

S(WTX)

応答

−×−→

4

タイムアウト

←  −

5

規則 4  R(NAK)

0

−−−→

6

  ←−−− S(WTX)

要求

規則 11

7

規則 3

S(WTX)

応答

−−−→

8

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

9

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

10

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

シナリオ 17  待ち時間延長の要求

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

  ←−−− S(WTX)

要求

規則 9

3

規則 3

S(WTX)

応答

−−−→

4

←−×− I(0)

0

規則 10

5

規則 4  R(NAK)

0

−−−→

6

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 11

7

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

8

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

シナリオ 18  待ち時間延長の要求

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

  ←−−− S(WTX)

要求

規則 9

3

規則 3

S(WTX)

応答

−−−→

4

←−×− I(0)

0

規則 10

5

規則 4  R(NAK)

0

−×−→

6

タイムアウト

←  −

7

規則 4  R(NAK)

0

−−−→

8

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 11

9

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

10

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

B.3.3 DESELECT

(非活性化) 

シナリオ 19  DESELECT

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B

 ←−−− I(0)

0

規則 10

3

S(DESELECT)

要求

−×−→

4

タイムアウト

←  −

5

規則 8

S(DESELECT)

要求

−−−→

6

  ←−−− S(DESELECT)

応答

規則 3


29

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

B.3.4 

ブロック連鎖機能 

シナリオ 20  PCD がブロック連鎖を使用

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(1)

0

−−−→

0  規則 D

2

←−×− R(ACK)

0

規則 2

3

規則 4  R(NAK)

0

−−−→

4

規則 B 1

 ←−−− R(ACK)

0

規則 11

5

規則 7

I(1)

1

−−−→

1  規則 D

6

規則 B 0

 ←−−− R(ACK)

1

規則 2

7

規則 7

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

8

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

9

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

10

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

シナリオ 21  PCD がブロック連鎖を使用

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(1)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− R(ACK)

0

規則 2

3

規則 7

I(1)

1

−×−→

4

タイムアウト

←  −

5

規則 4  R(NAK)

1

−−−→

6

無変化

←−−− R(ACK)

0

規則 12

7

規則 6

I(1)

1

−−−→

1  規則 D

8

規則 B 0

 ←−−− R(ACK)

1

規則 2

9

規則 7

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

10

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

11

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

12

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

シナリオ 22  PCD がブロック連鎖を使用

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(1)

0

−−−→

0  規則 D

2

←−×− R(ACK)

0

規則 2

3

規則 4  R(NAK)

0

−×−→

4

タイムアウト

←  −

5

規則 4  R(NAK)

0

−−−→

6

規則 B 1

 ←−−− R(ACK)

0

規則 11

7

規則 7

I(1)

1

−−−→

1  規則 D

8

規則 B 0

 ←−−− R(ACK)

1

規則 2

9

規則 7

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

10

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 10

11

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

12

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10


30

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

シナリオ 23  PICC がブロック連鎖を使用

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− I(1)

0

規則 10

3

規則 2  R(ACK)

1

−×−→

4

タイムアウト

←  −

5

規則 5  R(ACK)

1

−−−→

1  規則 E

6

規則 B 0

 ←−−− I(1)

1

規則 13

7

規則 2  R(ACK)

0

−−−→

0  規則 E

8

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 13

9

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

10

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10

シナリオ 24  PICC がブロック連鎖を使用

適用規則 

ブロック番号

(0) 

PCD  PICC 

ブロック番号

(1) 

適用規則 

1

規則 1

I(0)

0

−−−→

0  規則 D

2

規則 B 1

 ←−−− I(1)

0

規則 10

3

規則 2  R(ACK)

1

−−−→

1  規則 E

4

←−×− I(1)

1

規則 13

5

規則 5  R(ACK)

1

−−−→

無変化

6

規則 B 0

 ←−−− I(1)

1

規則 11

7

規則 2  R(ACK)

0

−−−→

0  規則 E

8

規則 B 1

 ←−−− I(0)

0

規則 13

9

I(0)

1

−−−→

1  規則 D

10

規則 B 0

 ←−−− I(0)

1

規則 10


31

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

附属書 C 
(参考)

ブロック及びフレーム符号化の概要

PCD から送信する各ブロック及びフレーム符号化の概要を示す。ブロック及びフレームの型は,最初の

1 バイトで示されている。

JIS X 6322-3

による定義:

REQA b“0100110”

(7 ビット)

WUPA b“1010010”

(7 ビット)

REQB/WUPB b“00000101”

Slot-MARKER(B 型 PICC だけ) b“xxxx0101”

SELECT(A 型 PICC だけ) b“1001xxxx”

ATTRIB(B 型 PICC だけ) b“00011101”

HLTA b“01010000”

HLTB b“01010000”

JIS X 6322-4

による定義:

RATS b“11100000”

PPS b“1101xxxx”

I ブロック b“00xxxxxx”

(b“00xxx101”を除く。

R ブロック b“10xxxxxx”

(b“1001xxxx”を除く。

S ブロック b“11xxxxxx”

(b“1110xxxx”及び b“1101xxxx”を除く。


32

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

表 C.1−ブロック及びフレーム符号化

S

ブロック

PCB

ビット

I

ブロック

 PCB

R

ブロック

 PCB

 DESELECT

 WTX

REQB /

WUPB

S

lo

t-M

ARKER

SELECT

A

TTRIB

HL

TA

HL

TB

RA

TS

PPS

b8

0

1

1

0 X 1 0 0 0 1 1

b7

0

0

1

0 X 0 0 1 1 1 1

b6 0(RFU)

1

0

1  0 X 0 0 0 0 1 0

b5

連鎖ビット  ACK/NAK

0

1  0 X 1 1 1 1 0 1

b4

CID

CID

CID

0 0 X 1 0 0 0 X

b3 NAD

0(NAD なし)  0(NAD なし)

1 1 X 1 0 0 0 X

b2 1  1(RFU)

1(RFU)  0 0 X 0 0 0 0 X

b1

ブロック番号

ブロック番号

0(RFU)  1 1 X 1 0 0 0 X


33

X 6322-4

:2011 (ISO/IEC 14443-4:2008)

参考文献

JIS X 5211

  システム間の通信及び情報交換−近距離通信用インタフェース及びプロトコル(NFCIP−1)

注記  対応国際規格:ISO/IEC 18092,Information technology−Telecommunications and information

exchange between systems−Near Field Communication−Interface and Protocol (NFCIP-1)(IDT)

JIS X 5212

  近距離通信用インタフェース及びプロトコル 2(NFCIP−2)

注記  対応国際規格:ISO/IEC 21481,Information technology−Telecommunications and information

exchange between systems−Near Field Communication Interface and Protocol -2 (NFCIP-2)(IDT)

JIS X 6301

  識別カード−物理的特性

注記  対応国際規格:ISO/IEC 7810,Identification cards−Physical characteristics(IDT)

JIS X 6320-5

  IC カード−第 5 部:アプリケーション提供者識別子の登録

注記  対応国際規格:ISO/IEC 7816-5,Identification cards−Integrated circuit cards−Part 5: Registration of

application providers(IDT)

JIS X 6321-1

  外部端子なし IC カード−密着型−第 1 部:物理的特性

注記  対応国際規格:ISO/IEC 10536-1,Identification cards−Contactless integrated circuit(s) cards−

Close-coupled cards−Part 1: Physical characteristics(IDT)

JIS X 6323

(規格群)  識別カード−非接触(外部端子なし)IC カード−近傍型

注記  対応国際規格:ISO/IEC 15693 (all parts),Identification cards−Contactless integrated circuit cards

−Vicinity cards(IDT)

ISO/IEC 10536-2

,Identification cards−Contactless integrated circuit(s) cards−Part 2: Dimensions and location

of coupling areas

ISO/IEC 10536-3

,Identification cards−Contactless integrated circuit(s) cards−Part 3: Electronic signals and

reset procedures