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X 6270

:2012

(1)

まえがき

この追補は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,工業標準原案を具

して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正

したもので,これによって,JIS X 6270:2011 は改正され,一部が置き換えられた。


日本工業規格

JIS

 X

6270

:2012

情報交換用 90 mm/2.3 GB 光ディスクカートリッジ

(追補 1)

Information technology-

Data interchange on 90 mm optical disk cartridges-

Capacity: 2.3 Gbytes per cartridge

(Amendment 1)

追補の序文 

この追補は,ISO/IEC 22533:2005 について,技術的内容及び構成を変更することなく JIS X 6270:2011

の追補 1 として作成したものである。

JIS X 6270:2011

を,次のように改正する。

10.3.2

[ロケーション孔(

図 参照)]を,次の文に置き換える。

ロケーション孔の中心は,基準面 X,Y 及び Z の交点とし,その直径は,次による。

      D

1

=3.60     mm

ロケーション孔の深さは,次による。

      L

9

≧1.5 mm

ロケーション孔は,基準面 Z から次の深さまで直径 D

1

以上で広がっているものとし,B 面に貫通しては

ならない。

      L

10

≧4.0 mm

ロケーション孔の角部は,次の半径で丸める。

      R

4

≦0.5 mm

10.3.6

[機能領域(

図 参照)]を,次の文に置き換える。

ケース A 面上に基準面 Y 及び Z の交点上に中心線をもつ,長さ(L

22

,幅(L

23

)の開口部を設け,その

うち,長さ(L

24

)をもつ二つの部分を機能領域 FA1 及び機能領域 FA2 とする。その寸法は,次による。

      L

22

≧8.2 mm

      L

23

≧4.4 mm

      L

24

≧3.6 mm

FA1

の中心位置は,基準面 X から距離(L

25

)の位置に平行に設け,その寸法は,次による。

      L

25

=7.8±0.2 mm

  0 
−0.06


2

X 6270

:2012

FA1

は,ケース B 面まで貫通した孔とする。

FA2

の中心位置は,基準面 X から距離(L

27

)の位置に平行に設け,その寸法は,次による。

      L

27

=12.8±0.2 mm

FA2

は,ケース A 面から基準面 Z に平行な深さ(L

26

)のケース B 面を貫通しない穴とし,その寸法は,

次による。

      L

26

≧4.0 mm

ODC

は,FA1 又は FA2 のいずれかが閉じることができるデバイスをもたなければならない。

FA1

及び FA2 は,ケースの孔の開閉によって,

表 に規定する書込み禁止又は可能かの情報及びディス

ク反射率の高低情報を示す(

図 参照)。他の設定は,許可されない。

表 1−機能領域 FA1 及び FA2 の使用法 

FA1 FA2

書込み

反射率 ODC の種類

禁止

全面書換形

可能

全面書換形

FA1

及び FA2 の閉じたときの表面は,基準面 Z からの距離(L

28

)とし,その寸法は,次による。

      L

28

≦0.3 mm

10.3.7

[ヘッド窓及びスピンドル窓(

図 参照)]を,次の文に置き換える。

ケース A 面には,駆動装置のスピンドル及び光ヘッドがディスクにアクセスするための窓を設ける。そ

の窓は,基準面 Y から L

29

の位置を中心線として,L

30

と L

31

とで決まる幅をもつ。その寸法は,次による。

      L

29

=40.00±0.05 mm

      L

30

=11.0    mm

      L

31

=11.0    mm

窓の上部は,中心線と基準面 X から L

32

の位置との交点を中心とする半径(R

7

)の円弧で与えられる。

その寸法は,次による。

      R

7

≧44.3 mm

      L

32

=27.00±0.05 mm

ケースの上部には,基準面 Z から幅 L

33

の溝を設け,その寸法は,次による。

      L

33

=2.0    mm

窓の下部は,中心線と基準面 X から L

32

の位置との交点を中心とし,幅の位置(L

30

)及び(L

31

)と滑ら

かにつながる半円で囲まれた領域とする。

また,ケース B 面には,駆動装置の磁気ヘッドがディスクにアクセスするための窓を設ける。その窓は,

基準面 Y から L

29

の位置を中心線として,L

30

と L

31

とで決まる幅をもつ。

窓の上部は,中心線と基準面 X から L

32

の位置との交点を中心とする半径(R

7

)の円弧,及び下部は基

準面 X からの位置(L

34

)で囲まれた領域とし,その寸法は,次による。

      L

34

≦40.0 mm

ケースの上部には,基準面 Z から幅 L

35

の溝を設け,その寸法は,次による。

      L

35

=4.2    mm

窓の下部の 2 隅の角部は,次の半径で丸められる。

+0.2 
  0 
+0.2 
  0

+0.2 
  0

  0 
−0.4


3

X 6270

:2012

      R

8

≦2.0 mm

10.3.8

[シャッタ(

図 参照)]を,次の文に置き換える。

ケースには,スプリング方式のシャッタを設け,閉じたときには,スピンドル窓及びヘッド窓を完全に

覆うようにしなければならない。シャッタを開いたときには,次に示す諸元が規定する最小範囲(10.3.7

参照)よりも広く,スピンドル窓及びヘッド窓を露出するものでなければならない。

−  ケース A 面:縦方向は窓の下部の半円からケースの上部まで,横方向は L

30

から L

31

まで

−  ケース B 面:縦方向は L

34

からケースの上部まで,横方向は L

30

から L

31

まで

−  ケース上部:基準面 Z から L

33

まで,L

30

から L

31

まで,L

35

からケース B 面まで及び L

30

から L

31

まで

シャッタは,シャッタを含めたケース全体の厚さが,L

8

を超えず,L

8

を超えたとしても突出高さが L

17

を超えないことを保証するようなケースのへこ(凹)んでいる領域を,自由にスライドできなければなら

ない。

シャッタには,駆動装置のシャッタオープナがシャッタを押し開くことのできる角部を設ける。シャッ

タが閉じているとき,この角部は,基準面 Y からの次の距離に位置する。

      L

36

=79.0    mm

角部は,10.3.7 で規定したスピンドル窓及びヘッド窓の最小値が十分に露出する距離で可動し,その寸

法は,次による。

      L

37

≧55.5 mm

角部は,10.4.5 で規定したシャッタを開くのに必要な力を超えない範囲で移動可能とする。その寸法は,

次による。

      L

38

≦54.7 mm

図 4(A 面上の基準面)を,次の図に置き換える。

  0 
−0.3


4

X 6270

:2012

図 4面上の基準面 

L

16

L

15

S

1

L

11

L

14 

-Z- 

L

17 


5

X 6270

:2012

11.3

[ディスクの寸法(

図 13 参照)]を,次の文に置き換える。

ディスクの寸法は,測定環境条件下で測定する。使用環境条件下の寸法は,ここで規定する寸法から割

り出す。

ディスクの外周直径は,87.4    mm とする。厚さは,面振れ(11.4.5 参照)を含めず,ハブのない状態

で 1.4 mm を超えてはならない。ハブが付いていないディスクの中心孔の直径(D

4

)は,6.0 mm 以上とす

る。

11.3.1

[ハブの寸法(

図 13 参照)]を,次の文に置き換える。

ハブの中心孔の直径は,次による。

      D

5

=4.004     mm

ハブの外周直径は,次による。

      D

6

=15.0    mm

ハブの高さは,次による。

      h

1

=1.2    mm

ディスク面からの磁性面の位置は,次による。

      h

2

=1.20     mm

基準面 P から中心孔上部までの高さは,次による。

      h

3

≧0.8 mm

ハブの中心孔の高さは,次による。

      h

4

≧0.15 mm

ハブの中心孔の内部の角には,45°で 0.2±0.1 mm の面取り(C

1

)を付けるか,又は次の半径で丸める。

      R

15

=0.2±0.1 mm

ハブの外部の角には,45°で 0.4±0.1 mm の面取り(C

2

)を付けるか,又は次の半径で丸める。

      R

16

=0.4±0.1 mm

ディスクをクランプするための磁性体の外周直径(D

9

)及び内周直径(D

10

)は,次による。

      D

9

≧13.0 mm

      D

10

≦6.0 mm

ハブの吸着力は,

附属書 によって測定したとき,3.0∼4.5 N とする。

+0.1 
−0.2

+0.012 
  0

  0 
−0.2

  0 
−0.2

  0 
−0.15


6

X 6270

:2012

表 5a(グルーブの情報ゾーンのレイアウト)を,次の表に置き換える。

表 5a−グルーブの情報ゾーンのレイアウト 

ゾーン及びバンド

半径位置(mm)

開始        終了

ロジカル

トラック数

トラック番号

開始        終了

フィジカル

トラック数

リードインゾーン

バッファゾーン 42.506

1

456

−1 550

外周試験ゾーン

527

製造者用 41.843

32

−94

駆動装置用 41.828

32

−62

バッファゾーン 41.814

30

−30

データゾーン

バンド 0

41.80

3 550

    0

1 207

バンド  1

40.18

3 408

3 550

1 207

バンド  2

38.57

3 266

6 958

1 207

バンド  3

36.95

3 124

10 224

1 207

バンド  4

35.33

2 982

13 348

1 207

バンド  5

33.71

2 840

16 330

1 207

バンド  6

32.10

2 698

19 170

1 207

バンド  7

30.48

2 556

21 868

1 207

バンド  8

28.86

2 414

24 424

1 207

バンド  9

27.24

2 272

26 838

1 207

バンド  10

25.63

2 130

29 110

1 207

バンド 11

24.01

1 232

31 240

748

制御トラックゾーン

102

制御ゾーン 23.007

168

32

472

リードアウトゾーン

バッファゾーン 22.870

17 32

640

内周試験ゾーン

340

駆動装置用 22.856

32

32

657

製造者用 22.830

32

32

689

バッファゾーン

22.804    22.414

479

32 721    33 199


7

X 6270

:2012

表 5b(ランドの情報ゾーンのレイアウト)を,次の表に置き換える。

表 5b−ランドの情報ゾーンのレイアウト 

ゾーン及びバンド

半径位置(mm)

開始        終了

ロジカル

トラック数

トラック番号

開始        終了

フィジカル

トラック数

リードインゾーン

バッファゾーン 42.506

1

456

−1 550

外周試験ゾーン

527

製造者用 41.843

32

−94

駆動装置用 41.828

32

−62

バッファゾーン 41.814

30

−30

データゾーン

バンド  0

41.80

3 550

0

1 207

バンド  1

40.18

3 408

3 550

1 207

バンド  2

38.57

3 266

6 958

1 207

バンド  3

36.95

3 124

10 224

1 207

バンド  4

35.33

2 982

13 348

1 207

バンド  5

33.71

2 840

16 330

1 207

バンド  6

32.10

2 698

19 170

1 207

バンド  7

30.48

2 556

21 868

1 207

バンド  8

28.86

2 414

24 424

1 207

バンド  9

27.24

2 272

26 838

1 207

バンド  10

25.63

2 130

29 110

1 207

バンド 11

24.01

1 232

31 240

748

制御トラックゾーン

102

予備ゾーン 23.007

168

32

472

リードアウトゾーン

バッファゾーン 22.870

17 32

640

内周試験ゾーン

340

駆動装置用 22.856

32

32

657

製造者用 22.830

32

32

689

バッファゾーン

22.804    22.414

479

32 721  33 199

注記 1  表 5a 及び表 5b のゾーン又はバンドの半径は,ゾーン又はバンドの最初の又は最後のトラック中心の半

径の公称値とする。

注記 2  表 5b の予備ゾーンは,グルーブトラックの制御ゾーンと対になる部分であり,仮想的にアドレスを定義

する。


8

X 6270

:2012

表 7a(データゾーンのグルーブトラックレイアウト)を,次の表に置き換える。

表 7a−データゾーンのグルーブトラックレイアウト 

バンド

番号

フィジカ
ルトラッ

ク当たり
のセクタ

各バン
ドのフ

ィジカ
ルトラ
ック数

各バン
ドのロ

ジカル
トラッ

ク数

ヘッダなし
バッファ開

始トラック

番号

ヘッダ付き
バッファ開

始トラック

番号

DMA1

及び

DMA2

予備

トラッ

データ開

始トラッ

ク番号

スペア開

始トラッ

ク番号

DMA3

及び

DMA4

ヘッダ付き

バッファ開始
トラック番号

試験開始

トラック

番号

ヘッダ付き
バッファ開

始トラック

番号

ヘッダなし

バッファ開始
トラック番号

終了ト

ラック

番号

0

50

1 207

3 550

0

∼5

6

∼25

26

3 435

3 460

∼3 465

3 466/00

3 469

3 490/00

3 505/15

3 549

1

48

1 207

3 408

3 550/00

3 592/06

3 608

6 866

6 890/00

6 893

6 914/00

6 929/15

6 957

2

46

1 207

3 266

6 958/00

6 985/01

7 000

10 148

10 172/00

10 175

10 196/00

10 210/08

10 223

3

44

1 207

3 124

10 224/00

10 236/16

10 250

13 275

13 298/00

13 301

13 322/00

13 335/01

13 347

4

42

1 207

2 982

13 348/00

13 360/06

13 374

16 257

16 280/00

16 283

16 304/00

16 317/11

16 329

5

40

1 207

2 840

16 330/00

16 341/13

16 354

19 100

19 122/00

19 125

19 146/00

19 158/04

19 169

6

38

1 207

2 698

19 170/00

19 181/03

19 194

21 798

21 820/00

21 823

21 844/00

21 856/14

21 867

7

36

1 207

2 556

21 868/00

21 878/10

21 890

24 357

24 378/00

24 381

24 402/00

24 413/07

24 423

8

34

1 207

2 414

24 424/00

24 434/00

24 444

26 773

26 794/00

26 797

26 818/00

26 828/00

26 837

9

32

1 207

2 272

26 838/00

26 847/07

26 858

29 046

29 066/00

29 069

29 090/00

29 100/10

29 109

10

30

1 207

2 130

29 110/00

29 118/14

29 128

31 178

31 198/00

31 201

31 222/00

31 231/03

31 239

11

28

748

1 232

31 240/00

31 248/04

31 258

32 420

32 439/00

32 442

32 463/00

32 471

注記  バッファトラックの欄の“nnn/mm”は“ロジカルトラック番号/セクタ番号”を表す。

8

X 6270


20
12


9

X 6270

:2012

表 7b(データゾーンのランドトラックレイアウト)を,次の表に置き換える。

表 7b−データゾーンのランドトラックレイアウト 

バンド

番号

フィジカル
トラック当

たりのセク

タ数

各バンド
のフィジ

カルトラ

ック数

各バンド
のロジカ

ルトラッ

ク数

ヘッダなし
バッファ開

始トラック

番号

ヘッダ付き
バッファ開

始トラック

番号

予備

トラック

データ開
始トラッ

ク番号

スペア開始

トラック

番号

予備

トラック

ヘッダ付き

バッファ開始

トラック番号

試験開始
トラック

番号

ヘッダ付き
バッファ開

始トラック

番号

ヘッダなし

バッファ開始

トラック番号

終了ト
ラック

番号

0

50

1 207

3 550

0

∼25

26

3 435

3 460

∼3 465

3 466/00

3 469

3 490/00

3 505/15

3 549

1

48

1 207

3 408

3 550/00

3 592/06

3 608

6 866

6 890/00

6 893

6 914/00

6 929/15

6 957

2

46

1 207

3 266

6 958/00

6 985/01

7 000

10 148

10 172/00

10 175

10 196/00

10 210/08

10 223

3

44

1 207

3 124

10 224/00

10 236/16

10 250

13 275

13 298/00

13 301

13 322/00

13 335/01

13 347

4

42

1 207

2 982

13 348/00

13 360/06

13 374

16 257

16 280/00

16 283

16 304/00

16 317/11

16 329

5

40

1 207

2 840

16 330/00

16 341/13

16 354

19 100

19 122/00

19 125

19 146/00

19 158/04

19 169

6

38

1 207

2 698

19 170/00

19 181/03

19 194

21 798

21 820/00

21 823

21 844/00

21 856/14

21 867

7

36

1 207

2 556

21 868/00

21 878/10

21 890

24 357

24 378/00

24 381

24 402/00

24 413/07

24 423

8

34

1 207

2 414

24 424/00

24 434/00

24 444

26 773

26 794/00

26 797

26 818/00

26 828/00

26 837

9

32

1 207

2 272

26 838/00

26 847/07

26 858

29 046

29 066/00

29 069

29 090/00

29 100/10

29 109

10

30

1 207

2 130

29 110/00

29 118/14

29 128

31 178

31 198/00

31 201

31 222/00

31 231/03

31 239

11

28

748

1 232

31 240/00

31 248/04

31 258

32 420

32 439/00

32 442

32 463/00

32 471

注記  バッファトラックの欄の“nnn/mm”は“ロジカルトラック番号/セクタ番号”を表す。

9

X 6270


20
12


10

X 6270

:2012

表 10(論理ブロックアドレスのレイアウト)を,次の表に置き換える。

表 10−論理ブロックアドレスのレイアウト 

バンド 0

バンド 1

バンド 2  バンド 11

グルーブ

ランド

グルーブ

ランド

グルーブ

ランド

グルーブ

ランド

バンド

グルーブ

ランド

開始

終了

開始

終了

0

0

57 952

57 953

115 905

1

115 906

171 291

171 292

226 677

2

226 678

280 193

280 194

333 709

3

333 710

385 134

385 135

436 559

4

436 560

485 570

485 571

534 581

5

534 582

581 263

581 264

627 945

6

627 946

672 213

672 214

716 481

7

716 482

758 420

758 421

800 359

8

800 360

839 952

839 953

879 545

9

879 546

916 741

916 742

953 937

10

953 938

988 787

988 788

1 023 637

11

1 023 638

1 043 391

1 043 392

1 063 145

22.2

(VFO 信号)を,次の文に置き換える。

VFO

1

及び VFO

2

からの信号振幅 I

vfo

は,次の要件を満たす。

90

.

0

10

.

0

SP

vfo

I

I

さらに,各セクタ内で次の条件を満たす。

30

.

0

max

p

vfo

I

I

ここに,

I

p max

そのセクタでの 22.3 で定義する I

p

のエンボスマーク信号か

らの最大振幅

I

vfo

VFO

領域からの再生信号のピークからピークまでの振幅