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X 6261-1991

(1) 

目次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  用語の定義

1

3.

  構造

2

4.

  形状及び寸法

3

4.1

  ケース

3

4.1.1

  ケースの外観及び名称

3

4.1.2

  基準線

3

4.1.3

  ケースの寸法

4

4.1.4

  ケースの質量

4

4.1.5

  位置決め孔

4

4.1.6

  アライメント孔

5

4.1.7

  基準面

5

4.1.8

  挿入スロット及び緩衝部

7

4.1.9

  グリッパスロット

8

4.1.10

  書込み禁止孔

8

4.1.11

  媒体識別孔

9

4.1.12

  ヘッドアクセス窓及びモータアクセス窓

10

4.1.13

  シャッタ

11

4.1.14

  シャッタオープナ用スロット

12

4.1.15

  シャッタセンサノッチ

12

4.1.16

  ユーザラベル領域

13

4.2

  ディスク

14

4.2.1

  ディスクの大きさ

14

4.2.2

  クランプ領域

14

4.2.3

  クリアランス領域

14

4.2.4

  ハブ

14

4.2.5

  ディスクの質量

15

4.2.6

  駆動装置に取り付けるときのディスクの位置

15

5.

  材料及び燃焼性

16

5.1

  材料

16

5.2

  燃焼性

16

6.

  ディスクの機械的特性

16

6.1

  慣性モーメント

16

6.2

  動釣り合い

16

6.3

  軸方向の振れ

16


X 6261-1991

目次

(2) 

ページ

6.4

  軸方向の加速度

16

6.5

  半径方向の振れ

17

6.6

  半径方向の加速度

17

6.7

  チルト

17

6.8

  ハブのクランプ力

17

6.9

  落下耐久性

17

7.

  基板の特性

17

7.1

  屈折率

17

7.2

  厚さ

17

7.3

  複屈折

17

8.

  記録層の特性

17

8.1

  測定条件

17

8.2

  ベースライン反射率

17

8.3

  プリレコード信号の特性

17

8.4

  ユーザ記録データの信号特性

18

9.

  環境及び測定条件

19

9.1

  測定環境

19

9.2

  使用環境

19

9.3

  保存環境

19

9.4

  輸送環境

19

9.5

  記録・再生信号特性の測定条件

19

10.

  フォーマット

21

10.1

  共通事項

21

10.1.1

  バイトの表記法

21

10.1.2

  A 形及び B 形フォーマット共通事項

21

10.1.3

  フォーマット領域

21

10.1.4

  制御情報トラック

22

10.1.5

  制御情報トラック PEP 領域

22

10.1.6

  制御情報トラック SFP 領域

26

10.2

  A 形フォーマット

29

10.2.1

  トラックの構成

29

10.2.2

  セクタ

31

10.2.3

  欠陥管理

35

10.3

  B 形フォーマット

37

10.3.1

  トラックの構成

37

10.3.2

  データの構成

38

10.3.3

  誤りの検出と訂正

39

10.3.4

  記録変調法

40

10.3.5

  欠陥管理

42


X 6261-1991

目次

(3) 

ページ

11.

  表示

45

附属書 1  複屈折の測定方法

47

附属書 2  A 形フォーマットでの ID 領域の CRC データ

49

附属書 3  A 形フォーマットのデータ領域のインターリーブ,CRC,ECC

50

参考 1  略語一覧

55

参考 2  マップ併用欠陥管理方式

56

参考 3  関連規格での PEP 及び SFP の予約事項

60


日本工業規格

JIS

 X

6261

-1991

130mm

追記形

光ディスクカートリッジ

130mm Optical disk cartridges,write-once,

for information interchange

1.

適用範囲  この規格は,電子計算機,関連周辺端末機器などの機器及びシステム間での,情報交換に

用いる 130mm 追記形光ディスクカートリッジの構造・寸法,機械的特性,物理的特性,光学的特性及び

記録フォーマットについて規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS G 4303

  ステンレス鋼棒

JIS X 0004

  情報処理用語(データの構成)

JIS X 0008

  情報処理用語(規制,完全性及び安全保護)

JIS X 0010

  情報処理用語(操作技法及び機能)

JIS X 0012

  情報処理用語(データ媒体,記憶装置及び関連装置)

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO/IEC 9171-1 : 1990

  Information Technology-130mm Optical disk cartridge, Write−Once, for

information interchange. Part 1 : Unrecorded optical disk cartridge

ISO/IEC 9171-2 : 1990

  Information Technology-130mm Optical disk cartridge, Write−Once, for

information interchange. Part 2 : Recording format

2.

用語の定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS X 0004JIS X 0008JIS X 0010 及び JIS X 0012

によるほか,次による。

(1)

光ディスクカートリッジ  光ディスクとそれを保護するケースからなるデバイス(以下,カートリッ

ジという。

(2)

ケース  シャッタ機構,書込み禁止孔及び媒体識別孔をもつ保護用封入箱。

(3)

光ディスク  光ビームによってデータを記録できる記録層をもつ平らな回転盤(以下,ディスクとい

う。

(4)

基板  光ビームが透過して記録層に入射するディスク構成層(図 参照)。

(5)

ハブ  ディスクの中心に取り付けられた駆動用円盤(図 参照)。

(6)

スピンドル  ディスク駆動装置(以下,駆動装置という。)に内蔵されたディスク駆動軸。

(7)

クランプ領域  駆動装置にディスクを固定するとき,力が加わるディスク上の環状の部分。

(8)

記録層  光ビームによってデータを記録する層(図 参照)。

(9)

ベースライン反射率  ディスクの基板を通してみた,記録層の平らな部分の反射率。基板表面の反射


2

X 6261-1991

率を除く。

(10)

マーク  穴,へこみ,膨らみ,その他光学的に検出できる形態をもった記録層の造作。マークは,デ

ィスク上のデータを表す(

図 参照)。

(11)

再生パワー  記録層を損傷することなくディスク上のデータを読み取るための入射光パワー。入射面

で規定する。

(12)

記録パワー  マーク形成のための入射光パワー。入射面で規定する

(13)

狭帯域信号対雑音比 (C/N)   規定の周波数での信号の自乗平均パワーを,規定の帯域の雑音の自乗平

均パワーで除した値。

(14)

トラック  ディスク円周上のデータが記録される 360 度分の経路。

(15)

トラックピッチ  半径方向に隣り合ったトラックの中心線間の距艦

(16)

グルーブ  トラック位置決め用の溝のうち,入射面に近い方の溝(図 参照)。

(17)

ランド  トラック位置決め用の溝のうち,入射面から遠い方の溝(図 参照)。

(18)

制御情報トラック  ディスクの記録,再生条件を与えるトラック。

(19)

ユーザゾーン  ユーザが使用できる領域。この規格では,ディスクの半径 30∼60mm の部分で,番号

0

のトラックの領域である。このうち,番号 0,1,2,N-2,N-1,のトラックを欠陥管理に使用

する。

(20)

ユーザエリア  ユーザゾーンのうち,ユーザが実際にデータを記録できる領域。この規格では,番号

3

∼  (N−3)  のトラックの領域である。

図 1  グループ及びマーク(ランド記録の場合)

3.

構造  カートリッジは,図 に示すような中心部に金属ハブを取り付けたディスクを,図 に示すよ

うなケースに封入したもので,ディスク面はシャッタで覆う構造とする。

ケースには,モータアクセス窓,ヘッドアクセス窓,位置決め孔,媒体識別孔及び書込み禁止孔を設け

る。


3

X 6261-1991

図 2  ディスクの外観

図 3  ケース

4.

形状及び寸法

4.1

ケース

4.1.1

ケースの外観及び名称  ケースの外観及び各部の名称は,図 のとおりとする。ケースの A 面及

び B 面は,外観に関して同一であるので,この規定では,ことわりがない限り片面について記述する。た

だし,シャッタ及びシャッタオープナ用スロットは,A 面及び B 面で異なる。

4.1.2

基準線  ケースの基準線は,図 に示すように,位置決め孔及びアライメント孔の中心を結ぶ直線

を基準線 X,位置決め孔の中心での基準線 X と直交する直線を基準線 Y とする。


4

X 6261-1991

図 4  外形寸法及び基準線

4.1.3

ケースの寸法  ケースの二辺の長さ  (L

1

,  L

4

)

,厚さ  (L

8

)

,基準線 X からの位置  (L

2

,  L

3

)

,基準線 Y

からの位置  (L

5

L

6

)

,ケース角部の半径  (R

1

R

2

R

3

R

4

)

及び R

1

の半径の中心位置  (L

7

)

は,次のとおりとす

る(

図 参照)。

L

1

=153.0±0.4mm

L

2

=127.0±0.3mm

L

3

=26.0±0.3mm

mm

0

.

135

0

6

.

0

4

L

mm

5

.

128

0

5

.

0

5

L

L

6

=6.5±0.2mm

L

7

=101.0±0.3mm

L

8

=11.00±0.30mm

mm

0

.

135

0

6

.

0

1

R

R

2

=1.5±0.5mm

R

3

=3.0±1.0mm

R

4

=≦1.0mm

4.1.4

ケースの質量  ディスクを除いたケースの質量は,150g を超えてはならない。

4.1.5

位置決め孔  位置決め孔の一辺の長さ  (L

9

)

,深さ  (L

10

)

及び孔の縁どり部の半径  (R

5

)

は,次のとお

りとする(

図 参照)。

なお,L

10

はケースの肉厚とし,位置決め孔はケースの反対側のアライメント孔につながる。

mm

10

.

4

0

06

.

0

9

L


5

X 6261-1991

L

10

=1.5mm(公称値)

R

5

≦0.5mm

4.1.6

アライメント孔  アライメント孔の基準線 Y からの位置  (L

11

)

,アライメント孔の二辺の長さ  (L

12

,

L

13

)

,孔の深さ  (L

10

)

及び孔の縁どり部の半径  (R

5

)

は,次のとおりとする(

図 参照)。

L

11

=122.0±0.2mm

mm

10

.

4

0

06

.

0

12

L

mm

0

.

5

2

.

0
0

13

L

L

10

=1.5mm(公称値)

R

5

≦0.5mm

4.1.7

基準面  ケースの基準面 (P) は,四隅に設けられた 4 か所  (S

1

S

2

S

3

S

4

)

を含む平面とする(

図 5

及び

図 参照)。

図 5  基準面 上の S

1

S

2

S

3

及び S

4


6

X 6261-1991

図 6  S

3

面の詳細

(1)

  S

1

面  S

1

面は,位置決め孔を中心とした円とし,その直径  (D

1

)

の値は,次のとおりとする。

D

1

≧9.0mm

(2)

  S

2

面  S

2

面は,アライメント孔を中心とした円とし,その直径  (D

2

)

の値は,次のとおりとする。

D

2

≧9.0mm

(3)

  S

3

面  S

3

面は,

図 に示すように,基準線 Y からの距離  (L

14

)

の線と基準線 X からの距離  (L

15

)

の線

との交点を中心とする半円 R

6

,基準線 Y からの距離  (L

16

)

の線と基準線 X からの距離  (L

17

)

の線との

交点を中心とする半円 R

7

R

6

と R

7

それぞれの一端を結ぶ基準線 Y からの距離  (L

5

)

の線と基準線 X

からの距離  (L

7

)

線との交点を中心とする円弧 R

8

R

6

の他端を結ぶ基準線 Y に平行な基準線 Y からの

距離  (L

18

)

の線と基準線 X からの距離  (L

19

)

の線との交点を中心とする円 R

9

,及び R

7

の他端と R

9

基準線 Y に平行な直線で結ばれる領域からなる。

また,S

3

面の左側に沿って,シャッタの衝撃から S

3

面を保護するために,中心が円 R

9

の中心と同

一である半径 R

10

の領域をもつ。各々の値は,次のとおりとする。

L

14

=4.0±0.1mm

L

15

=86.0±0.3mm

R

6

=1.5±0.1mm

L

16

=1.9±0.1mm

L

17

=124.5±0.3mm

R

7

=1.5±0.1mm

mm

5

.

128

0

5

.

0

5

L

L

7

=101.0±0.3mm


7

X 6261-1991

mm

0

.

134

2

.

0

7

.

0

8


R

L

18

=2.0±0.1mm

L

19

=115.5±0.3mm

R

9

=4.5±0.3mm

R

10

≦4.1mm

(4)

  S

4

面  S

4

面は,

図 に示すように S

3

面と対称とする。

4.1.8

挿入スロット及び緩衝部  挿入スロットは,基準面 P からの位置  (L

23

)

に,左右対称に設け,二辺

の長さ  (L

20

L

21

)

,深さ  (L

22

)

及び面取りの大きさ  (L

24

L

25

)

は,次のとおりとする(

図 参照)。

L

23

=2.5±0.2mm

L

20

=26.0±0.3mm

mm

0

.

6

3

.

0
0

21

L

L

22

=3.0±0.1mm

L

24

≦0.5mm

L

25

≦5.0mm

挿入スロット部には,半円形の緩衝部を設け,その位置  (L

26

L

27

)

及び半径  (R

11

)

は,次のとおりとする

図 参照)。

L

26

=13.0±0.3mm

L

27

=2.0±0.1mm

R

11

=3.0±0.2mm

図 7  挿入スロット及び緩衝部


8

X 6261-1991

4.1.9

グリッパスロット  グリッパスロットは,ケース底部からの位置  (L

30

)

に左右対称に設け,その寸

法  (L

28

L

29

)

は,次のとおりとする(

図 参照)。

L

30

=12.0±0.3mm

L

28

=5.0±0.3mm

L

29

=6.0±0.3mm

図 8  グリツパスロット

4.1.10

書込み禁止孔  書込み禁止孔は,A 面用及び B 面用それぞれ個別に設ける。A 面用の書込み禁止

孔の中心は,基準線 X 及び基準線 Y からの位置  (L

31

,  L

32

)

にあり,その位置及び大きさ  (D

3

)

は,次のと

おりとする(

図 参照)。

L

31

=8.0±0.2mm

L

32

=111.0±0.3mm

D

3

≧4.0mm


9

X 6261-1991

図 9  書込み禁止孔

B

面用の書込み禁止孔の中心は,

A

面用と対称位置である基準線 X 及び基準線 Y からの位置  (L

31

L

34

)

あり,その値は,次のとおりとする。

また,B 面用の書込み禁止孔の大きさは,A 面用と同じとする。

L

31

=8.0±0.2mm

L

34

=11.0±0.2mm

書込み禁止孔は,機械的なスイッチ又は光学的検出器と共に使用し,閉じた状態のとき,ディスクへの

記録を可能とする。各面の書込み禁止孔のスイッチは,それぞれの使用面のケース上に明示するか,使用

面から操作できる構造とする。スイッチは,使用面のケース表面から深さ  (L

10

)

及びケース裏面の基準面

P

からの深さ  (L

33

)

で閉じなければならない。ここで,L

10

はケースの肉厚とし,L

33

は次のとおりとする。

L

33

≦0.5mm

4.1.11

媒体識別孔  媒体識別孔は,4 個を一組として二組を設け,図 及び図 10 で,A 面から見て左下

の一組を A 面用とし,他方を B 面用とする一組の媒体識別孔は,A 面から見て,左側から 1∼4 の連続番

号を付け,孔の貫通の有無によって,

表 に示す媒体機能識別をする。基準線 X から媒体識別孔の中心線

までの位置  (L

35

)

,基準線 Y から各媒体識別孔中心までの距離  (L

32

,  L

34

,  L

36

L

41

)

,媒体識別孔の直径  (D

4

)

及び媒体識別孔の閉鎖時の孔の深さ  (L

42

)

は,次のとおりとする(

図 10 参照)。

L

35

=19.5±0.2mm

L

34

=11.0±0.2mm

L

36

=17.0±0.2mm


10

X 6261-1991

L

37

=23.0±0.2mm

mm

0

.

4

3

.

0
0

4

D

L

38

=29.0±0.2mm

L

39

=93.0±0.3mm

L

40

=99.0±0.3mm

L

41

=105.0±0.3mm

L

32

=111.0±0.3mm

L

42

≦0.1mm

表 1  媒体識別孔の機能

孔番号

機能

孔の状態

1

ベ ー ス ラ イ ン 反
射率

貫通は高反射率媒体,閉鎖
は低反射率媒体を表す。

2

記録再生の可否

(片面ディスク用)

貫通は使用不可面,閉鎖
は使用可能面を表す。

3

予備

閉鎖

4

予備

閉鎖

図 10  媒体識別孔

4.1.12

ヘッドアクセス窓及びモータアクセス窓  ヘッドアクセス窓は,基準線 Y からの距離  (L

46

)

の位

置を中心に幅  (L

47

,  L

48

)

,基準線 X からの距離  (L

49

,  L

50

)

の位置に設け,四隅の角部に半径  (R

12

)

の丸みの

ある形状とし,その寸法は,次のとおりとする(

図 11 参照)。


11

X 6261-1991

L

46

=61.0±0.2mm

L

47

≧20.0mm

L

48

≧20.0mm

L

49

≧118.2mm

L

50

≦57.0mm

R

12

≦3.0mm

モータアクセス窓は,ヘッドアクセス窓の下方に接した基準線 Y からの距離  (L

46

)

の位置にある線と基

準線 X からの距離  (L

51

)

の線との交点を中心とする直径  (D

5

)

の円形とし,その寸法は,次のとおりとす

る(

図 11 参照)。

L

46

=61.0±0.2mm

L

51

=43.0±0.2mm

D

5

≧35.0mm

図 11  ヘッドアクセス窓及びモータアクセス窓

4.1.13

シャッタ  ケースには,任意のラッチ機構をもつ単一方向に開閉するスプリング方式のシャッタを

設けなければならない。ヘッドアクセス窓及びモータアクセス窓は,シャッタが閉じた状態で完全に覆わ

れ,41.5mm 以上のシャッタ移動によって,4.1.12 の規定の最小値が露出しなくてはならない。シャッタは,

4.1.3

で規定したケースの厚さ  (L

8

)

を超えない範囲で開閉が自由にでき,自力で閉じるのに十分な力のあ

るスプリングをもたなければならない。

また,シャッタを開くのに必要な力は,3N 以下でなければならない。

シャッタの形状は,開く方向の上部に角度  (A

2

)

の傾斜をもち,基準面 P からの距離  (L

52

)

まで覆うこ

ととし,その寸法は,次のとおりとする(

図 12 参照)。

A

2

≦25°

L

52

≦3.0mm


12

X 6261-1991

図 12  シャッタ

4.1.14

シャッタオープナ用スロット  シャッタオープナ用スロットは,ケース B 面の基準線 Y からの位

置  (L

53

)

及びケース B 面の基準面 P からの距離  (L

56

,  L

57

)

の位置に,長さ  (L

54

)

,一辺に傾斜角  (A

3

)

をも

った深さ  (L

55

)

からなる形状とし,それらの寸法は,次のとおりとする(

図 12 参照)。

L

53

=34.5±0.5mm

L

54

=4.5±0.1mm

A

3

=52.5±7.5°

L

55

=3.5±0.1mm

mm

0

.

6

5

.

0
0

56

L

L

57

≦3.0mm

4.1.15

シャッタセンサノッチ  シャッタセンサノッチは,基準線 Y からの位置  (L

44

)

に幅  (L

45

)

,奥行き

(L

43

)

及び角部一辺の傾斜角  (A

1

)

からなる形状とし,その寸法は,次のとおりとする(

図 13 参照)。

L

44

=71.0±0.3mm

mm

0

.

9

0

0

.

2

45

L

L

43

=3.5±0.2mm

A

1

=45±2°


13

X 6261-1991

図 13  シャッタセンサノッチ 

4.1.16

ユーザラベル領域  ユーザラベル領域は,ケース A 面,B 面及び底部に設けることとし,A 面に

対する位置及び寸法  (L

61

L

64

)

,B 面に対する位置及び寸法  (L

65

L

68

)

,底部に対する位置及び寸法  (L

69

L

72

)

は,次のとおりとする(

図 14 参照)。

A

面:

L

61

≧4.5mm

L

62

L

61

≧65.0mm

L

64

L

63

≧35.0mm

B

面:

L

65

≧4.5mm

L

66

L

65

≧65.0mm

L

67

L

68

≧35.0mm

底部:

L

8

L

71

L

72

≧6.0mm

L

4

L

69

L

70

≧98.0mm

各ユーザラベル領域は,最小 0.2mm のくぼみを設けることとする。


14

X 6261-1991

図 14  ユーザラベル領域

4.2

ディスク

4.2.1

ディスクの大きさ  ディスクの直径は,公称値 130.0mm とし,4.2.6 を満足する値とする。厚さは,

3.2mm

を超えてはならない。

4.2.2

クランプ領域  クランプ領域は,直径  (D

6

,  D

7

)

で囲まれた円の範囲とし,その寸法は,次のとお

りとする(

図 15 参照)。

D

6

≧35.0mm

D

7

≦27.0mm

4.2.3

クリアランス領域  クリアランス領域は,クランプ領域  (D

6

)

の外径と鏡面領域の内径で囲まれた

領域とする。ディスク基準面から 0.2mm 以上の段差があってはならない。

4.2.4

ハブ

(1)

大きさ  ハブの外径  (D

8

)

,中心孔の直径  (D

9

)

,ディスク面からの高さ  (h

1

)

,ディスク面から中心孔上

部までの高さ  (h

2

)

,中心孔の高さ  (h

3

)

,中心孔部の面取り部の高さ  (h

4

)

及び外径部の面取り部の高さ

(h

5

)

は,次のとおりとする(

図 15 参照)。


15

X 6261-1991

なお,中心孔はディスクを貫通していなければならない。

mm

0

.

25

0

2

.

0

8

D

mm

004

.

4

012

.

0

0

9

D

mm

2

.

2

0

2

.

0

1

h

h

2

≧2.0mm

h

3

≧0.5mm

h

4

≦0.2mm

mm

2

.

0

2

.

0

0

5

h

(2)

磁化領域  ハブは,直径  (D

10

D

11

)

で囲まれた円の範囲が,5.1 に規定のステンレス鋼で構成すること

とし,その範囲,磁性体の厚み  (h

6

)

,ディスク面からの磁性面の位置  (h

7

)

は,次のとおりとする(

15

参照)

D

10

≧19.0mm

D

11

≦8.0mm

h

6

≧0.5mm

mm

2

.

2

0

1

.

0

7

h

図 15  ハブの寸法

4.2.5

ディスクの質量  ディスクの質量は,120g を超えてはならない。

4.2.6

駆動装置に取り付けるときのディスクの位置

(1)

キャプチャシリンダの位置  駆動装置側にあるキャプチャシリンダの底面は,ディスク A 面を使用す

るために駆動装置に取り付けたとき,ケース B 面の基準面 P からの距離  (L

58

)

の位置にあり,更に,

キャプチャシリンダ上部は,基準面 P からの距離  (L

59

)

の位置になければならない。

また,キャプチャシリンダ上部の直径  (D

12

)

,キャプチャシリンダの中心位置は 4.1.12 に示すケー

スのモータアクセス窓の中心が基準線 Y 及び基準線 X からの距離  (L

46

L

51

)

の位置になければならな

い。


16

X 6261-1991

それぞれの寸法は,次のとおりとする(

図 16 参照)。

L

58

≧0.5mm

L

59

≦4.3mm

D

12

≦3.0mm

(2)

ディスク記録層の位置  使用しているディスクの記録層の位置は,ディスクへの記録再生を行うとき,

ケースの基準面 P からの距離  (L

60

) 5.35

±0.15mm になければならない。

また,キャップチャシリンダの中心部の偏心  (D

13

)

は,ディスクが回転周波数 30Hz で回転してい

るとき,0.2mm 以下とし,ディスクに働くトルクは,0.01Nm を超えてはならない。

図 16  キャップチャシリンダ

5.

材料及び燃焼性

5.1

材料  光ディスクの基板は,透明材料を用いる。ケースは,規格を満足するものであれば材料は問

わない。ハブの磁化領域の材料は,JIS G 4303 に規定のステンレス鋼棒 SUS 430 又はこれと同等の磁気特

性をもつ材料とする。

5.2

燃焼性  カートリッジは,マッチの炎によって着火してもよいが,静止した二酸化炭素雰囲気中で

燃焼し続けてはならない。

6.

ディスクの機械的特性

6.1

慣性モーメント  ディスクの慣性モーメントは,0.22g・m

2

を超えてはならない。

6.2

動釣り合い  ディスクの動釣り合いは,0.01g・m 以下とする。

6.3

軸方向の振れ  ディスクの軸方向の振れは,回転周波数 30Hz 以内のとき,0.3mm 以下とする


17

X 6261-1991

6.4

軸方向の加速度  ディスクの軸方向の加速度は,回転周波数 30±0.3Hz のとき,30Hz∼1.5kHz の帯

域内で,20m/s

2

を超えてはならない。

6.5

半径方向の振れ  ディスクの半径方向の振れは,回転周波数 30±0.3Hz のとき,50

µm 以下とする。

6.6

半径方向の加速度  ディスクの半径方向の加速度は,回転周波数 30±0.3Hz のとき,30Hz∼1.5kHz

の帯域内で,6m/s

2

を超えてはならない。

6.7

チルト  ディスクのチルトは,5mrad 以下とする。

6.8

ハブのクランプ力  ハブのクランプ力は,駆動装置のスピンドルの磁力とハブの磁化領域の磁性体

との間の吸引力で表し,14N を超えてはならない。

6.9

落下耐久性  カートリッジは,高さ 760mm から厚さ 2mm のビニル敷きのコンクリート床に落下し

たとき,ディスク記録情報が再生不能となるような損傷が生じてはならない。

7.

基板の特性

7.1

屈折率  屈折率  (n)  は,フォーマット領域で,1.46∼1.60 とする。

7.2

厚さ  基板の厚さ  (t)  の標準値は,フォーマット領域で,使用する基板の屈折率  (n)  から次の式に

よって算出した値とし,その公差は±0.05mm とする。

( )

5770

.

0

2586

.

0

1

5079

.

0

2

2

2

3

n

n

n

n

mm

t

×

×

7.3

複屈折  複屈折(往復の光路,B)は,附属書 の方法によって測定したとき,ユーザゾーンでは B

≦0.10,その他の領域では B≦0.15 とする。

8.

記録層の特性

8.1

測定条件  記録層特性の測定条件は,9.5 による。

8.2

ベースライン反射率

(1)

ベースライン反射率  ベースライン反射率は,グルーブのない未記録部で測定し,次のとおりとする。

高反射率媒体:27∼90%

低反射率媒体:10∼34%

測定に当たっては,入射面での反射の影響を除去しなければならない。

高反射率媒体,低反射率媒体の区別は,4.1.11 による。

また,ベースライン反射率の公称値は,10.1.5 の規定に従って制御情報トラックに記録する。

(2)

ベースライン反射率の一様性  ベースライン反射率の変動は,ディスク内のフォーマット領域のいか

なる点においても 10.1.5 の制御情報トラックに記録した公称値に対して±12%とする。

8.3

プリレコード信号の特性  プリレコード信号は,ディスク基板上にあらかじめ凹凸として記録して

あるマークを光ビームが走査したときに得られる再生信号とする。プリレコード信号の特性は,プリレコ

ード信号のうち,1.4MHz の低い周波数成分を再生したときの信号振幅  (I

p

)

及び未記録の鏡面領域の信号

レベル  (I

0

)

の比で表し,任意の 1 トラックにわたって,次の式を満足しなければならない。

00

.

1

40

.

0

0

<

<

I

I

p

かつ

20

.

0

0

min

max

<

I

I

I

p

p


18

X 6261-1991

I

p

に関する特性は,10.1.5 の規定に従って

PEP

領域バイト

4

に記録する。更に

A

形及び

B

形フォーマッ

ト固有に付加する仕様は,10.2.1(2)及び 10.3.1(4)による。

8.4

ユーザ記録データの信号特性  ユーザ記録データの信号は,ディスクの記録膜上に記録したマーク

を光ビームが走査して得られる再生信号とする。

(1)

信号 I

L

  信号

I

L

は,

1.4MHz

以下の周波数で 9.5(2)の記録条件によって記録し,9.5(6)の再生条件によ

って得られる再生信号とし,次の式を満足しなければならない。

t

u

t

L

I

I

I

I

0

0

8

.

0

×

ここに,

I

0t

ユーザゾーンの未記録トラックの再生信号レベル。

I

u

ユーザゾーンに

1.4MHz

以下の周波数で記録したマークの平均

再生信号振幅。

(2)

信号 I

H

  信号

I

H

は,

3.7

±

0.1MHz

の周波数で 9.5(6)の記録条件によって記録し,9.5(6)の再生条件によ

って得られる再生信号とし,次の式を満足しなければならない。

4

.

0

L

H

I

I

(3)

狭帯域信号対雑音比  狭帯域信号対雑音比

 (C/N)

は,ユーザゾーンのすべてのトラックにおいて,

17

及び次の条件によって測定したとき,

45dB

以上とする。

キャリア周波数

  (f

0

)

3.7

±

0.1MHz

スペクトラムアナライザの分解能帯域

30kHz

C/N

20log

10

(信号レベル

/

雑音レベル)

この場合,スペクトラムアナライザの分解能帯域

3kHz

で測定し,

30kHz

帯域幅相当の値に変換し

てもよい。

C/N

の測定においては,測定トラックのプリレコード信号による影響を取り除いて測定し

てもよい。

図 17  信号レベルと雑音レベル

(4)

クロストーク  クロストークは,ユーザゾーンの任意の連続した

5

本の未記録トラックの中心トラッ

  (n

0

)

に 9.5(2)の記録条件によってデータを記録し,再生したとき,

  (n

0

1)

及び

  (n

0

1)

トラック

に誘起する信号レベルを測定するその値は,

  (n

0

1)

及び

  (n

0

1)

トラックのいずれにおいても,次


19

X 6261-1991

の条件を満足しなければならない。

1.6

µm

トラックピッチ記録の場合:≦−

26dB

1.5

µm

トラックピッチ記録の場合:≦−

23dB

9.

環境及び測定条件

9.1

測定環境  測定環境は,規定がない限り,カートリッジの近傍で測定し,表 のとおりとする。

カートリッジは,測定の前に

48

時間以上測定環境下に放置しなければならない。

表 2  測定環境

項目

規格値

備考

温度 23±2℃

相対湿度

45

∼55%

気圧 100±3.5kPa

結露がないこと

9.2

使用環境  使用環境は,カートリッジの近傍で測定し,表 のとおりとする

カートリッジは,使用前に

2

時間以上使用環境下に放置しなければならない。

表 3  使用環境

項目

規格値

備考

温度 10∼50℃

相対湿度 10∼80%

最大湿球温度 29℃

気圧 75∼105kPa

最大温度変化率 10℃/h

最大相対湿度変化率 10%/h

空気清浄度

粒径 0.5

µm 以上の粒子数が 3.5×10

7

個/m

3

以下

結露がないこと

9.3

保存環境  保存環境は,表 のとおりとする。

表 4  保存環境

項目

規格値

備考

温度

−10∼+50℃

相対湿度 10∼90%

最大湿球温度 29℃

気圧 75∼105kPa

最大温度変化率 15℃/h

最大相対湿度変化率 10%/h

空気清浄度

粒径 0.5

µm 以上の粒子数が 3.5×10

7

個/m

3

以下

結露がないこと

9.4

輸送環境  輸送環境は,表 のとおりとする。ただし,この環境下での輸送は,連続して

14

日間を

超えないこととする。

表 5  輸送環境

項目

規格値

備考

温度

−20∼+55℃

相対湿度

5

∼90%

最大湿球温度 29℃

気圧 75∼105kPa

最大温度変化率 20℃/h

最大相対湿度変化率 20%/h

空気清浄度

粒径 0.5

µm 以上の粒子数が 3.5×10

7

個/m

3

以下

結露がないこと


20

X 6261-1991

9.5

記録・再生信号特性の測定条件

(1)

光学系  光学系は,次のとおりとする。

波長(

λ

nm

825

15
10


偏光

円偏光

波長と対物レンズの開口数

 (NA)

の比

m

04

.

0

59

.

1

NA

μ

±

λ

レンズ開口  (

D

)

2

1

e

での光ビーム直径  (

W

)

の比

0

.

1

W

D

波面収差(記録層で)

180

2

λ

(2)

記録エネルギ  記録エネルギは,記録パルス幅とパワーで表し,それぞれは,10.1.6 の制御情報トラ

ックに記録した条件とする。

(3)

回転周波数  ディスクの回転周波数は,30.0±0.3Hz とする。

(4)

回転方向  ディスクの回転方向は,対物レンズから見て反時計方向とする。

(5)

記録パルス  記録パルスは,図 18 による。パルスの立ち上がり時間  (T

r

)

及び立ち下がり時間  (T

f

)

は,

それぞれパルス幅 T

p

が 50ns 以上のときは 10ns 以下,50ns 未満のときは 0.2×T

p

以下とする。

図 18  記録パルス

(6)

再生パワー  再生パワーは,次のとおりとする。

PEP

領域    ≦0.5mW

SFP

領域    ≦PEP 領域のバイト 6(10.1.5 参照)で規定する値

ユーザゾーン≦SFP 領域のバイト 21(10.1.6 参照)で規定する値

(7)

記録パワー  記録パワーは(a)又は(b)のいずれかとする。

(a)

一定パルス幅記録  一定パルス幅記録は,SFP 領域のバイト 22∼27(10.1.6 参照)で規定する一定

パルス幅と記録パワーで,ディスク半径 30mm,45mm,60mm 領域に行う。


21

X 6261-1991

(b)

一定パワー記録  一定パワー記録での測定は,SFP 領域のバイト 31(10.1.6 参照)で規定する一定

の記録パワーによって,SFP 領域のバイト 32∼34(10.1.6 参照)で規定するディスク半径 30mm,

45mm

,60mm 領域におけるパルス幅によって行う。

なお,ディスク半径 30mm,45mm,60mm 領域を外れた領域を測定する場合には,各測定値を直

線補間し,記録パワー及びパルス幅は公称値の±5%を超えない範囲で測定する。

また,記録パワー  (P

w

)

は,次の式を満足しなければならない。

( )

÷÷

÷

ø

ö

çç

ç

è

æ

p

p

w

T

T

P

1

1

125

mW

ここに,  T

p

:  パルス幅 (ns)。T

p

の値は 10ns 以上とする。

10.

フォーマット

10.1

共通事項

10.1.1

バイトの表記法

  バイトの表記法は,次のとおりとする。

(1)

情報記録領域の表記

  情報記録領域の表記は,8 ビットからなるバイトとし,それぞれ b

0

∼b

7

まで割

り付け,b

7

を最上位として b

7

から記録する。更に,各領域の記録は,バイト 0 から始める。この記録

方式は,誤り訂正符号,巡回符号の記録読み出しデータにおいても適用する。

(2)

数字の表記

  数字の表記は,他の指定がない場合は 2 進表記法で表記する。16 進表記は,末尾に h を

付けて表記する。

(3)

ビットの配置

  ビットの配置は,左端が最上位ビットとする。

(4)

負の数の表記

  負の数は,2 の補数で表す。

10.1.2

A

形及び 形フォーマット共通事項

(1)

トラックの形状

  トラックの形状は,内周から始まって外周に連続したスパイラルとし,360 度分を 1

トラックとする。

(2)

ディスクの回転方向

  ディスクの回転方向は,対物レンズ側から見て反時計方向とする。

(3)

トラックピッチ

  トラックピッチは,次のとおりとする(PEP 領域を除く。

A

形フォーマット:1.60±0.10

µ

m

B

形フォーマット:1.50±0.08

µ

m

(4)

トラックの識別

  トラックの識別は,トラック番号で行う。トラック番号 0 は,半径 30.00±0.10mm

の位置とする。トラック番号 0 より外周側のトラックの番号は,1 回転ごとに 1 ずつ増加する。トラ

ック番号 0 より内周側のトラックの番号は,負数字を割り当て,1 回転ごとに 1 ずつ減少する。

トラック番号−は,FFFFh で記述する。

10.1.3

フォーマット領域

  フォーマット領域は,半径 29.00∼61.00mm とし,次のとおりに分割する。

鏡面領域 27.00∼29.00mm

制御情報トラック PEP 領域 29.00∼29.50mm

SFP

への遷移領域 29.50∼29.52mm

内周側制御情報トラック SFP 領域 29.52∼29.70mm

内周側製造者用領域 29.70∼30.00mm

  保護用領域

  29.70∼29.80mm

  製造者試験領域

  29.80∼29.90mm


22

X 6261-1991

  保護用領域

  29.90∼30.00mm

ユーザゾーン 30.00∼60.00mm

外周側製造者用領域 60.00∼60.15mm

外周側制御情報トラック SFP 領域 60.15∼60.50mm

リードアウト領域 60.50∼61.00mm

鏡面領域は,特に規定しないが,フォーマット領域と同一の記録層をもたなければならない。SEP への

遷移領域は,サーボ情報をもたない PEP 領域からサーボ情報をもつ領域への遷移領域とする。

内周側製造者用領域は,記録情報から離れたところに位置し,媒体製造者が書き込み操作を含んだ媒体

上での試験を行うために設ける。この領域内で,番号−1∼−8 のトラックの情報は,未規定とする(B 形

フォーマットで,番号−2 のトラックを欠陥管理に使用する場合を除く。

保護用領域は,試験領域を使用して光学系の試験,校正を行うとき,隣接する領域の損傷を防ぐために

設ける。

ユーザゾーンは,トラック番号 0 から始まり,トラック番号 で終わる。

外周側製造者用領域は,95 トラックからなり,最後のユーザトラック(トラック番号 N)の次から始ま

る(

10.1.6

の SFP 領域のバイト 384 及び 385 参照)

。この領域で,番号  (N+1)∼(N+8)  のトラックの情報

は,未規定とする。

外周側制御情報トラック SFP 領域は,トラック番号  (N+96)  から始まり半径 60.5mm までとする(

10.1.5

の PEP 領域のバイト 8,9 参照)

リードアウト領域は,製造のために使われ,記録及び再生のために使ってはならない。

フォーマット領域の半径 29.52∼61.00mm には,サーボ情報及びアドレス情報を記録する。

10.1.4

制御情報トラック

  制御情報トラックは,次の三つの領域からなる。

(1)

制御情報トラック PEP 領域

(2)

内周側制御情報トラック SFP 領域

(3)

外周側制御情報トラック SFP 領域

制御情報トラックは,PEP 領域と,内周側及び外周側の SFP 領域で,次に示す二つの異なるフォーマッ

トによって記録する。

(1)

制御情報トラック PEP 領域:低周波数の位相変調記録符号

(2)

内外周の制御情報トラック SFP 領域:ユーザゾーンと同じフォーマット及び変調方式

10.1.5

制御情報トラック PEP 領域

  制御情報トラック PEP 領域は,すべてプリレコードマークとし,サ

ーボ情報はもたない。PEP 領域のトラック上のすべてのマークは,半径方向に整列して配列する。

(1)

PEP

領域の記録

  PEP 領域は,トラック 1 周当たり 561∼567PEP ビットセルからなり,ビットセルの

長さは 656±1 チャンネルビットとする。マークは,2 チャンネルビット長とし,2 チャンネルビット

長の間げきを設ける。PEP 領域の情報は,

図 19

に示すように論理“0”の場合には,ビットセルの中

心でマーク群状態からマーク群なしの状態に反転し,論理“1”の場合には,ビットセルの中心でマー

ク群なしの状態からマーク群状態に反転する。


23

X 6261-1991

図 19  PEP 領域の位相変調例

(2)

PEP

領域内のトラック密度とマーク形状の関係

  PEP 領域内のトラック密度とマーク形状は,規定し

ないが,

図 20

での再生信号振幅の最大値  (I

m  max

)

最小値  (I

m  min

)

の比

÷

÷
ø

ö

ç

ç
è

æ

min

max

m

m

I

I

は,次の式を満足しな

ければならない。

(3)

PEP

領域のトラックフォーマット

  PEP 領域のトラックフォーマットは,

図 21

に示すように三つの

セクタからなり,セクタは 177PEP ビットで構成する。各領域の下の数値は,それぞれの領域内の PEP

ビットの数を示す。

図 21  PEP 領域のトラックフォーマット

セクタ間には,10∼12PEP ビットセル長に相当するギャップを設ける。

(3.1)

セクタフォーマット

  セクタフォーマットは,次のとおりとする(

図 22

参照)


24

X 6261-1991

各領域の下の数値は,それぞれの領域内の PEP ビットの数を示す。

図 22  PEP 領域のセクタフォーマット

(a)

プリアンブル

  プリアンブルは,16 個の PEP ビットからなり,データは“0”とする。

(b)

同期信号

  同期信号は,1 個の PEP ビットからなり,データは“1”とする。

(c)

セクタ番号

  セクタ番号は,8PEP ビットからなり,セクタ番号を 0∼2 として表記する。

(d)

データ

  データは,18 バイトからなり,それぞれのバイトの内容は,

表 6

及び次のとおりとする。

バイト 0:

ビット 7:

0

:A 形フォーマット

1

:B 形フォーマット

ビット 6∼4: 000

:光ディスクカートリッジの回転制御の種類を規定する

  (

参考 3

参照)。

ビット 3:

0

ビット 2∼0: 000

:RLL (2, 7)  記録符号マーク位置記録

100

:4/15 記録符号

バイト 1:

ビット 7:

0

ビット 6∼4: 000

:R−S  LDC  最小距離 17 インターリーブ 10

001

:R−S  LDC  最小距離 17 インターリーブ 5

100

:R−S  積符号  (48, 44, 5)×(14, 12, 3)

ビット 3:

0

ビット 2∼0: 001

:セクタ当たり 512 ユーザバイト

010

:セクタ当たり 1024 ユーザバイト

バイト 2:  バイト 2 は,ユーザゾーンのトラック当たりのセクタ数を 2 進表記する。

バイト 3:  バイト 3 は,ベースライン反射率の製造者仕様とし,波長 825nm(公称値)の光源

を用いて測定したときのベースライン反射率  (R)  の 100 倍値を 0∼100 で表す。

バイト 4:  バイト 4 は,ランド記録又はグルーブ記録の別,プリレコードマークの信号振幅及

びその極性を示す。

  信号振幅の絶対値は,次の式で−50∼−20 又は+20∼+50 の間の値  (n)  として表

す。

0

50

I

I

n

p

ここに,

I

p

  低周波数のプリレコードマークの再生信号振幅

I

0

:  未記録の鏡面領域での信号レベル(8.3 参照)

ビット 7    :

0

を記録した場合ランド記録

1

を記録した場合グルーブ記録

ビット 6∼0:

プリレコードマークを読んだとき,反射率が上昇する性質のある記
録層については,ビット 6 を 0 とし,ビット 5∼0 に の正数値を
記録する。反射率が下降する性質のある記録層については,ビット


25

X 6261-1991

6

を 1 とし,ビット 5∼0 に の 2 の補数値を記録する。

バイト 5:

バイト 5 は,ユーザ記録マークの信号振幅と極性を以下の式で表す。の値は−50

∼+127 の間の値とする。

t

u

I

I

n

0

50

ここに,

I

u

:  低周波数のユーザ記録マークの再生信号振幅

I

0t

:  未記録トラック上での再生信号レベル

ビット 7∼0:

プリレコードマークを読んだとき,

反射率が上昇する性質のある記

録層については,ビット 7 を 0 とし,ビット 6∼0 に の正数値を
記録する。反射率が下降する性質のある記録層については,ビット
7

を 1 とし,ビット 6∼0 に の 2 の補数値を記録する(8.4 参照)

バイト 6:

バイト 6 は,回転周波数 30Hz,波長 825nm としたとき,SFP 領域での最大許容再

生パワーを示し,mW 単位での値の 20 倍の数値 (0∼40)  を 2 進表記で表す。

バイト 7:

バイト 7 は,カートリッジの種類を表し,“0001 0000”とする(

参考 参照)。

バイト 8:

バイト 8 は,

外周側制御情報トラック SFP 領域の開始トラック番号 2 バイトのうち,

上位バイトを記録する。

バイト 9:

バイト 9 は,

外周側制御情報トラック SFP 領域の開始トラック番号 2 バイトのうち,

下位バイトを記録する。

バイト 10∼13:

これらのバイトは FFh とする。

バイト 14∼17:

この規格では規定しない。

(e)

  CRC

  CRC の 8 ビットは,セクタ番号及びデータ領域に対して次の式によって算出する。

生成多項式:

G (x)

x

8

x

4

x

3

x

2

+1

剰余多項式:

( )

( )

x

G

x

x

a

x

a

x

R

i

i

i

i

i

i

i

i

mod

8

143

0

151

144

÷

÷
ø

ö

ç

ç
è

æ

å

å

=

=

=

=

ここに,a

i

は入力データのビット,

i

a

は反転ビット,セクタ番号領域の最上位ビッ

トは

a

151

とする。

CRC

の 8 ビット

C

k

は,次の式によって算出する。

( )

k

k

k

k

c

x

c

x

R

å

7

0

ここに,c

7

は,

PEP

セクタの

CRC

バイトの最上位ビットとして記録する。

(3.2)

  PEP

領域内のセクタでのデータ領域のフォーマット

PEP

領域内のセクタでのデータ領域のフォー

マットは,

表 6

による。

表 6  PEP 領域内のセクタでのデータ領域のフォーマット

ビット

バイト

7

6 5 4 3 2 1 0

 0

フォーマット

0 0 0 0

記録符号

 1

0

ECC

0

ユーザバイト数

 2

トラック 0 でのセクタ数


26

X 6261-1991

ビット

バイト

7

6 5 4 3 2 1 0

 3

波長 825nm でのベースライン反射率

 4

L

又は G

プリレコードデータの信号振幅と極性

 5

ユーザ記録データの信号振幅と極性

 6

回転周波数 30Hz,波長 825nm での SFP 領域の最大許容再生パワー

7

0

0 0 0 0 0 0 0

 8

外周側 SFP 領域開始トラック番号の上位バイト

 9

外周側 SFP 領域開始トラック番号の下位バイト

10

1

1 1 1 1 1 1 1

11

1

1 1 1 1 1 1 1

12

1

1 1 1 1 1 1 1

13

1

1 1 1 1 1 1 1

14

15

16

17

規定しない

10.1.6

制御情報トラック SFP 領域

  外周及び内周に設ける制御情報トラック

SFP

領域は,標準ユーザデ

ータフォーマットによってプリレコードマークとして記録する(

10.2

10.3

参照)

SFP

領域のセクタは,

0

511

512

バイトとし,次のとおりとする。

(1)

 PEP

情報と同一情報(

18

バイト)

(2)

媒体情報(

366

バイト)

(3)

システム情報(

64

バイト)

(4)

将来の拡張のための予備(

32

バイト)

(5)

規定しない(

32

バイト)

1

セクタ

1024

バイトの場合には,残りの

512

バイトは

FFh

とする。

外周及び内周

SFP

領域には,同じ内容を記録する。

(1)

バイト 017

  バイト

0

17

には,

PEP

領域でのセクタ内のデータ領域

18

バイトと同一情報を記録す

る。

(2)

バイト 18383

  バイト

18

359

は,次のように記録再生特性に関する媒体情報を記録する(

表 7

照)

バイト

18

27

31

34

は記録条件を記録する。

バイト

28

30

48

359

の記録は,任意とする。

バイト

360

383

FFh

を記録する。

バイト

18

359

に記録する値は

8.

を満足しなければならない。

なお,各バイトでの記録事項を次に示す。

バイト

18

:バイト

18

は,

nm

単位での波長 L

1

 (825)

5

1

である

165

を記録する。

バイト

19

:バイト

19

は,波長 L

1

でのベースライン反射率 R

1

100

倍の値を

0

100

の範囲で記

録する。

バイト

20

:バイト

20

は,回転周波数 N

1

(単位

Hz

)を記録する。その値は,

30

とする。

バイト

21

:バイト

21

は,ユーザゾーンの最大許容再生パワーP

r

mW

単位)の

20

倍の値を記録

する(

0

40

の範囲)。

バイト

22

:バイト

22

は,ディスク半径

30mm

領域でのパルス幅

1

チャンネルビット長の記録パ


27

X 6261-1991

ワーP

w

(単位

mW

)の

5

倍の値を記録する。

バイト

23

:バイト

23

は,ディスク半径

45mm

領域でのパルス幅

1

チャンネルビット長の記録パ

ワーP

w

(単位

mW

)の

5

倍の値を記録する。

バイト

24

:バイト

24

は,ディスク半径

60mm

領域でのパルス幅

1

チャンネルビット長の記録パ

ワーP

w

(単位

mW

)の

5

倍の値を記録する。

バイト

25

:バイト

25

は,ディスク半径

30mm

領域でのパルス幅

0.5

チャンネルビット長の記録

パワーP

w

(単位

mW

)の

5

倍の値を記録する。

バイト

26

:バイト

26

は,ディスク半径

45mm

領域でのパルス幅

0.5

チャンネルビット長の記録

パワーP

w

(単位

mW

)の

5

倍の値を記録する。

バイト

27

:バイト

27

は,ディスク半径

60mm

領域でのパルス幅

0.5

チャンネルビット長の記録

パワーP

w

(単位

mW

)の

5

倍の値を記録する。

バイト

28

:バイト

28

は,ディスク半径

30mm

領域でのパルス幅

0.25

チャンネルビット長の記録

パワーP

w

(単位

mW

)の

5

倍の値を記録する。

バイト

29

:バイト

29

は,ディスク半径

45mm

領域でのパルス幅

0.25

チャンネルビット長の記録

パワーP

w

(単位

mW

)の

5

倍の値を記録する。

バイト

30

:バイト

30

は,ディスク半径

60mm

領域でのパルス幅

0.25

チャンネルビット長の記録

パワーP

w

(単位

mW

)の

5

倍の値を記録する。

バイト

31

:バイト

31

は,一定記録パワーP

w

(単位

mW

)の

5

倍の値を記録する。

バイト

32

:バイト

32

は,ディスク半径

30mm

での一定記録パワーP

w

(バイト

31

で規定)のパ

ルス幅(単位

ns

)を記録する。

バイト

33

:バイト

33

は,ディスク半径

45mm

での一定記録パワーP

w

(バイト

31

で規定)のパ

ルス幅(単位

ns

)を記録する。

バイト

34

:バイト

34

は,ディスク半径

60mm

での一定記録パワーP

w

(バイト

31

で規定)のパ

ルス幅(単位

ns

)を記録する。

バイト

35

47

バイト

35

47

は,

FFh

とする。

バイト

48

:バイト

48

は,波長 L

1

での回転周波数 N

2

(単位

Hz

)を記録する。

バイト

49

:バイト

49

は,ユーザゾーンでの最大許容再生パワー(単位

mW

)の

20

倍の値を記録

する。

バイト

50

62

バイト

18

19

48

49

で規定する値に対して,バイト

50

62

は,バイト

22

34

と同じ内容を記録する。

バイト

63

75

バイト

63

75

は,

FFh

とする。

バイト

76

:バイト

76

は,波長 L

1

での回転周波数 N

3

(単位

Hz

)を記録する。

バイト

77

:バイト

77

は,ユーザゾーンでの最大許容再生パワー(単位

mW

)の

20

倍の値を記録

する。

バイト

78

90

バイト

18

19

76

77

の規定値に対して,バイト

78

90

は,バイト

22

34

同じ内容を記録する。

バイト

91

103

: バイト

91

103

は,

FFh

とする。

バイト

104

バイト

104

は,波長 L

1

での回転周波数 N

4

(単位

Hz

)を記録する。

バイト

105

バイト

105

は,ユーザゾーンでの最大許容再生パワー(単位

mW

)の

20

倍の値を

記録する。


28

X 6261-1991

バイト

106

118

バイト

18

19

104

105

での規定値に対して,バイト

106

118

は,バイト

22

34

と同じ内容を記録する。

バイト

119

131

バイト

119

131

は,

FFh

とする。

バイト

132

バイト

132

は,波長 L

2

(単位

nm

)の

5

1

の値を記録する。

バイト

133

バイト

133

は,波長 L

2

でのベースライン反射率 R

2

100

倍の値を

0

100

の範囲で

記録する。

バイト

134

245

バイト

134

245

は,L

2

(バイト

132

),R

2

(バイト

133

)に対応して,バイ

20

131

と同じ内容を記録する。

バイト

246

バイト

246

は,波長 L

3

(単位

nm

)の

5

1

の値を記録する。


29

X 6261-1991

表 7  SFP 領域の媒体情報

(3)

バイト 384479

  バイト

384

385

は,システム情報とし,ユーザゾーンの最後のトラック番号 

規定する。使用可能な最大のトラック数は N

1

とする。

バイト

384

:ユーザゾーンの最後のトラック番号

2

バイトのうち,上位バイト。

バイト

385

:ユーザゾーンの最後のトラック番号

2

バイトのうち,下位バイト。

バイト

386

479

FFh

とする

(4)

バイト 480 以降

  バイト

480

以降は,規定しない。

10.2

  A

形フォーマット

10.2.1

トラックの構成


30

X 6261-1991

(1)

トラッキング方式

A

形フォーマットのトラッキング方式は,複合連続トラッキングサーボ方式に基

づき,ディスク上にあらかじめ形成された二つのグルーブ間の中心に連続的にトラッキングする方式

(ランドトラッキング)

,及び一つのグルーブの中心に連続的にトラッキングする方式(グルーブトラ

ッキング)のいずれかとし,使用する方式は,制御情報トラック

PEP

内のバイト

4

で規定する(

10.1.5

参照)

トラックは,

図 23

に示すようにグルーブのない

1

バイトのオフセット検出領域を設ける。

トラックは,オフセット検出領域以外は連続的なグルーブを構成しなければならない。

図 23  グルーブ構成例(ランド記録)

(2)

プリレコード信号特性

  プリレコード信号特性は,

8.3

及び

9.5

の規定によって測定する。

(2.1)

グルーブ関連信号

  グルーブ関連信号は,

図 24

及び次の特性を満足しなければならない。

(a)

トラッククロス信号

  トラッククロス信号は,次の条件を満たさなければならない。

(

)

00

.

1

70

.

0

0

max

2

1

I

I

I

ここに,

I

1

I

2

ビームが未記録のトラックを横断するときに二分割検出
器に現れる出力の和

I

0

グルーブのない領域の未記録部からの信号レベル

(b)

プッシュプル信号

  プッシュプル信号

  (

I

1

I

2

)

は,次の条件を満たさなければならない。

(

)

65

.

0

40

.

0

0

2

1

I

I

I

ここに,

I

1

I

2

ビームが未記録のトラックを横断するときに二分割検出
器に現れる差動信号振幅

(c)

トラッククロス信号変調度

  トラッククロス信号変調度は,次の条件を満たさなければならない。

(

)

(

)

60

.

0

30

.

0

0

min

2

1

max

2

1

I

I

I

I

I

+

+

トラッククロス信号変調度は,いかなる点でもこの値が

3dB

以上変化してはならない。

また,グルーブの位相深さは,

180

度未満でなければならない。

I

0t

  (

I

1

I

2

)

max

,又は

  (

I

1

I

2

)

min

に等しい。

(2.2)

セクタマーク信号

  セクタマーク信号は,次の条件を満足しなければならない。


31

X 6261-1991

50

.

0

0

I

I

sm

ここに,

I

sm

セクタマークからの再生信号振幅

(2.3)

  VFO

信号

VFO

信号は,次の条件を満足しなければならない。

25

.

0

0

0

I

I

vf

ここに,

I

vf0

VFO

領域からの再生信号振幅

更に,各々のセクタで次の条件が,満たされなければならない。

5

.

0

max

0

p

vf

I

I

ここに,

I

pmax

セクタのプリレコードされたアドレス部でのセクタマーク
を除いた部分からの再生信号の最大値

図 24  各種再生信号の名称

10.2.2

セクタ

  セクタは,ユーザバイトの大きさによって

1024

バイトセクタ,

512

バイトセクタの

2

類[

(11)

参照]とするが,同一ディスク内でそれらが混在してはならない。

1024

バイトセクタの場合,ト

ラック当たり

0

16

の番号を付けた

17

個のセクタとし,

512

バイトセクタの場合,トラック当たり

0

30

の番号を付けた

31

個のセクタとする。いずれのセクタを使用するかは制御情報トラック

PEP

及び制御情

報トラック

SFP

のバイト

1

で規定する。

二つのセクタのフォーマットは,

図 25

及び

図 26

のとおりとする。

これらのフォーマットでプリレコードされた

52

バイトのアドレス部は,同一とする。


32

X 6261-1991

図 25  1024 ユーザバイトのセクタフォーマット

図 26  512 ユーザバイトのセクタフォーマット

(1)

セクタマーク (SM) 

  セクタマークは,

図 27

に示すようにデータ

5

バイトに相当する長さをもち,

70

チャンネルビットの長マークパターン部と

10

チャンネルビットのパターン部とからなる。

図 27

T

は,

1

チャンネルビット長に相当し,マークの極性は制御情報トラック

PEP

領域のバイ

4

で規定する。

長マークパターン部の後に

00x 0010010

のビットパターンが続き,

x

は,

規定しない。


33

X 6261-1991

図 27  負極性の場合のセクタマークの再生信号

(2)

  VFO

領域 (VFO

1

, VFO

2

, VFO

3

)

VFO

領域は,プリレコードされたアドレス部に

VFO

1

,二つの

VFO

2

及びデータ領域に

VFO

3

を設ける。

それぞれのチャンネルビットパターン及び長さは,次のとおりとする。

VFO

1

192

チャンネルビット(

12

バイト)=

01001001001

 010010

VFO

2

128

チャンネルビット(

  8

バイト)=

10010010010

 010010

VFO

2

128

チャンネルビット(

  8

バイト)=

00010010010

 010010

VFO

3

192

チャンネルビット(

12

バイト)=

01001001001

 010010

備考 VFO

2

については

(13)

参照。

(3)

アドレスマーク (AM) 

  アドレスマーク(

1

バイト)は,次に示す

16

ビットのチャンネルビットパ

ターンとする。

0100

1000

0000

0100

(4)

  ID

領域 (ID

1

ID

2

ID

3

ID

領域は,次の

5

バイトで構成する。

1

バイト:

トラック番号の上位バイト(以下,

MSB

という。)

2

バイト:

トラック番号の下位バイト(以下,

LSB

という。)

3

バイト:

ビット

7

及び

6 ID

番号

00

ID

1

01

ID

2

10

ID

3

ビット

5 0

ビット

4

0

セクタ番号

4

及び第

5

バイト:

最初の

3

バイトから算出する

16

ビットの

CRC

データ(

附属書 2

参照)

 CRC

は,次の生成多項式によって求める。

CRC

レジスタの初期値は,すべて

1

”とする。

G

 (

x

)

x

16

x

12

x

5

1

(5)

ポストアンブル (PA) 

  ポストアンブルは,

16

チャンネルビット(

1

バイト)相当分の長さの領域と

し,

ID

3

データが

RLL (2, 7)

符号[

(13)

参照]によってチャンネルビットに変換されたとき,

ID

3

領域

からあふれたチャンネルビットを記録する。


34

X 6261-1991

(6)

オフセット検出領域 (ODF) 

  オフセット検出領域は,

16

チャンネルビット長(

1

バイト)とし,グ

ルーブ及びいかなる情報も記録してはならない。

(7)

ギャップ (Gap) 

  ギャップは,

48

チャンネルビット長(

3

バイト)の未記録領域とする。

(8)

フラッグ (Flag) 

  フラッグは,

80

チャンネルビット長(

5

バイト)の未記録領域とし,セクタにユ

ーザデータを記録するとき,

80

チャンネルビット長の次のような連続パターンを記録する。

100100100100100

・・・

(9)

  ALPC

ALPC

は,

32

チャンネルビット長(

2

バイト)の未記録部とし,レーザ出力の検査に用いる。

(10)

同期バイト  (Sync) 

  同期バイトは,次の

48

チャンネルビット長(

3

バイト)パターンとする。

0100

0010

0100

0010

0010

0010

0100

0100

1000

0010

0100

1000

(11)

データ領域

  データ領域は,次のとおりとし,バイト配列は

附属書 3

による。

(11.1)

ユーザバイト構成

  データ領域のユーザバイト構成は,

1024

バイト,又は

512

バイトのセクタフォ

ーマットのいずれかとし,それぞれのデータ領域の構成は,次のとおりとする。

(a)

  1024

バイトセクタの場合

ユーザバイト:

1024

バイト

欠陥管理ポインタ:

12

バイト

CRC

データ,

ECC

データ及び再同期バイト:

223

バイト

(b)

  512

バイトセクタの場合

ユーザバイト:

512

バイト

欠陥管理ポインタ:

12

バイト

CRC

データ,

ECC

データ及び再同期バイト:

124

バイト

FFh : 2

バイト

(11.2)

欠陥管理ポインタ (DMP) 

  欠陥管理ポインタは,P

x, y

x

1

2

3

及び y

1

2

3

4

)で表す

12

バイトからなり,欠陥セクタと代替セクタとの関係を規定する(

10.2.3

参照)

各セクタは,次の三つの欠陥管理ポインタ P

1,y

P

2,y

P

3,y

をもつ。

P

1,y

このセクタのアドレス

P

2,y

使用可能な最初の代替セクタのアドレス

P

3,y

P

2,y

と同一内容

各代替セクタは,欠陥管理ポインタを次のように記録する。

P

1,y

このセクタのアドレス

P

2,y

元の欠陥セクタのアドレス

P

3,y

P

2,y

と同一内容

各欠陥管理ポインタのフォーマットは,

表 8

のとおりとする。

表 8  欠陥管理ポインタのフォーマット

第 1 バイト P

x,1

第 2 バイト P

x,2

第 3 バイト P

x,3

第 4 バイト P

x,4

トラック番号の MSB トラック番号の LSB

セクタ番号 FFh

(11.3)

  CRC

データ及び ECC データ

CRC

データ及び

ECC

データは,

附属書 3

に規定する方法で算出す

る。

(11.4)

再同期バイト (Resync) 

  再同期バイトは,

附属書 3

に規定するように次の

16

チャンネルビット長

1

バイト)のパターンをデータ領域中のバイト間に挿入する。

0010

0000

0010

0100


35

X 6261-1991

(12)

バッファ (Buffer) 

  バッファは,

1024

バイトセクタの場合公称値で

320

チャンネルビット長(

20

イト,

図 25

参照)

512

バイトセクタの場合公称値で

240

チャンネルビット長(

15

バイト,

図 26

参照)

とする。

(13)

記録符号

  再同期バイトを除く三つの

ID

領域及びデータ領域のデータビットは,ディスク上に

表 9

に従ってチャンネルビットに変換して記録する。各“

1

”のチャンネルビットは,マークに対応する。

表 9  データビットとチャンネルビットの変換表

データビット

チャンネルビット

  10

0100

 010

100100

0010 00100100

11 1000

011 001000

0011 00001000

000 000100

データが

VFO

2

に続いたとき,

VFO

2

は,ビットパターン

010

で始まるとみなしてチャンネルビット

に変換する。

データが再同期バイトに続いたとき,再同期バイトは,ビットパターン

011

で始まるとみなしてチ

ャンネルビットに変換する。

再同期バイトの後の

RLL (2, 7)

符号化は,次の入力データの最初のビットから新たに始める。

10.2.3

欠陥管理

(1)

欠陥管理方式及び構造

  欠陥管理は,ポインタを用いる方式とする。更に,

参考 2

に示すマップを併

用する方式を使用してもよい。

ディスク各面のユーザゾーンの初めと終わりにそれぞれ二つの欠陥管理領域

 (DMA)

をもち,それ

らの間にユーザデータの記録領域,代替セクタ用の

2

次予備領域などをもつ。各欠陥管理領域は,デ

ィスク上のデータ配列情報を含むデータ構造管理表

 (DST)

をもつ。

(2)

媒体初期化

  媒体初期化は,ユーザエリアを 個のグループに等分割する。各グループは 個のデー

タセクタとこれに続く 個の

1

次予備セクタをもつ。最初のグループの位置及び gnの値は,デ

ータ構造管理表

 (DST)

に記録する。

(3)

記録方法

  記録方法は,次のとおりとする。

一つのグループにセクタを記録するとき,このセクタの三つの欠陥管理ポインタを同時に記録する。

1

の欠陥管理ポインタ P

1,  y

は,このセクタのアドレスとし,第

2

,第

3

の欠陥管理ポインタ P

2,  y

び P

3, y

は,同一グループ内にある最初の

1

次予備セクタのアドレスとする。

セクタに欠陥がある場合,そのグループ内で使用可能な最初の

1

次予備セクタに再び記録する。た

だし,グループ内に使用可能な

1

次予備セクタがない場合には,欠陥セクタを

2

次予備領域内で使用

可能な最初の

2

次予備セクタに書き直す。更に,代替セクタが欠陥である場合,その次に使用可能な

予備セクタに書き直す。

代替セクタの欠陥管理ポインタは,代替セクタそれ自身及び元のセクタのアドレスとする。

(4)

ユーザゾーンの構成方法

  ユーザゾーンの構成方法は,次のとおりとする。

ユーザゾーンは,番号

0

1

2

N

2

N

1

及び のトラックに四つの欠陥管理領域

 (DMA)

をも

つ。ここで,は,ユーザゾーンでの最後のトラック番号を示す。各欠陥管理領域の長さは

1024

バイ

トセクタの場合

25

セクタ,

512

バイトセクタの場合

46

セクタとする。各欠陥管理領域の最初のセク


36

X 6261-1991

タのアドレスは,次のとおりとする。

 1024

バイトセクタ

 512

バイトセクタ

トラック番号

セクタ番号

トラック番号

セクタ番号

DMA

1

0

 0

0

 0

DMA

2

1

 8

1

15

DMA

3

    N

2

 0

    N

2

 0

DMA

4

    N

1

 8

    N

1

15

番号

2

及び のトラックの最後のセクタは,使用しない。

各欠陥管理領域の最初のセクタに,データ構造管理表を媒体初期化後に記録する。

2

次予備領域は,番号

3

のトラックの直後又は番号 N

2

のトラックの直前におく。その大きさは,

252

トラック未満とし,データ構造管理表で規定するトラックの

0

セクタから始まる。

ユーザエリアの最初のトラックは,欠陥管理領域又は

2

次予備領域に属さない最も小さい番号のト

ラックとし,それを論理トラック

0

とする。ユーザエリアは,データ構造管理表で規定するトラック

のセクタ

0

から始まる。

(5)

データ構造管理表 (DST) 

  データ構造管理表は,

1

セクタの長さとし,ユーザエリアのグループへの

分割,最初のグループ及び

2

次予備領域の開始アドレスを規定する。

このデータ構造管理表は,媒体の初期化後に記録する。

表 10

に示すデータ構造に関する情報を四つのデータ構造管理表の各々に記録する。

表 10  DST のバイト配列

バイト

内容

 0

OAh

:DST の識別子

 1

OAh

:DST の識別子

 2

最初のグループの最初のトラックのトラック番号

(論理トラック番号 0)

 3

10h

:ポインタによる欠陥管理方式を示す。

 02h

:マップ併用方式採用を示す。

    (2 次欠陥管理表あり。

参考 参照。)

 4

グループの数  (g)  の MSB

 5

グループの数  (g)  の LSB

 6

グループ当たりのユーザデータセクタの数  (n)  の MSB

 7

グループ当たりのユーザデータセクタの数  (n)

 8

グループ当たりのユーザデータセクタの数  (n)

 9

グループ当たりのユーザデータセクタの数  (n)  の LSB

10

グループ当たりの 1 次予備セクタの数  (m)  の MSB

11

グループ当たりの 1 次予備セクタの数  (m)

12

グループ当たりの 1 次予備セクタの数  (m)

13

グループ当たりの 1 次予備セクタの数  (m)  の LSB

14 FFh

|

21 FFh

22

| FFh

又は

参考 2

29

30 2

次予備領域の開始トラック番号の MSB

31 2

次予備領域の開始トラック番号

32 2

次予備領域の開始トラック番号


37

X 6261-1991

バイト

内容

33 2

次予備領域の開始トラック番号の LSB

34 2

次予備領域にあるセクタの数の MSB

35 2

次予備領域にあるセクタの数

36 2

次予備領域にあるセクタの数

37 2

次予備領域にあるセクタの数の LSB

38

| 00h

z(

1

)

(

1

)  z

は,次の数を示す。

1024

バイトセクタの場合,z=1023

 512

バイトセクタの場合,z=511

10.3

  B

形フォーマット

10.3.1

トラックの構成

(1)

トラッキング方式

  トラッキング方式は,サンプル・サーボ方式とする。

(2)

サーボの領域

  サーボ領域は,

15

チャンネルビットの長さをもつ二つのグループから構成し,

10.3.2(2)

に示すヘッダ部に含む(

図 28

参照)

(3)

各種のサーボ信号

(a)

クロック信号

  クロック信号は,第

2

サーボグループのチャンネルビット位置

12

に配置したマーク

の繰り返しから生成する(

図 28

参照)

(b)

フォーカスエラー信号

  フォーカスエラー信号は,サーボ領域内のユニークディスタンス部分のサ

ンプリングモード又は連続モードのいずれかで生成する(

図 28

参照)

(c)

トラッキングエラー信号

  トラッキングエラー信号は,

図 28

に示すように,サーボ領域のトラック

中心をはさんで相対する二つのウォブルマークの信号振幅差から生成するこのウォブルマークの位

置は,第

1

サーボグループのチャンネルビット位置

3

(又は位置

4

)及び位置

8

とする。

図 28  サーボ領域の構成

(d)

高速シーク用の情報

  高速シーク用の情報は,第

1

サーボグループの最初のウォブルマークの位置

によって生成する。この第

1

ウォブルマークの位置は,

16

トラックごとに位置

3

から位置

4

へ,又

は位置

4

から位置

3

へと変化する。

トラック番号を K

16 (

N

1)

で表すとき,が負を含む奇数となるトラックでは第

1

ウォブルマ


38

X 6261-1991

ークをチャンネルビット位置

3

に置き,負を含む偶数となるトラックでは位置

4

に置く。ここで,

K

1

16

の任意の整数とする(

図 28

参照)

(4)

プリレコード信号の特性

(a)

標準光学系

  標準光学系の測定条件は,

9.5

による。

(b)

プリレコード信号の振幅

  プリレコード(ウォブルマークを除く。

)信号の振幅は,トラック中心を

トラッキングしているときは,負の値とし,その絶対値は I

0

0.4

倍以上でなければならない。ト

ラック一周でのこの値の偏差は,I

0

0.2

倍以内でなければならない。ここで I

0

は,未記録の鏡面

領域の信号レベルとする(

8.3

参照)

(c)

プリレコード信号振幅の半値幅

  プリレコード信号振幅の半値幅は,ディスクの回転速度が

30Hz

で繰返し周波数が

1.4MHz

以下のとき,チャンネルビット長の

2.3

倍以下とする。

(d)

ウォブルマークの平均信号振幅

  第

1

ウォブルマーク(チャンネルビット位置

3

又は位置

4

)及び

2

ウォブルマーク(位置

8

)の平均信号振幅は,負の値とし,その絶対値は次のとおりとする。

1

(又は第

2

)ウォブルマークだけを結んだ線に沿ってトラッキングしているとき,平均信号振

幅は I

0

0.4

倍以上とし,トラック一周での偏差は,I

0

0.2

倍以内でなければならない。

トラック中心に沿ってトラッキングしているとき,第

1

ウォブルマークと第

2

ウォブルマークの

信号の平均値とそれぞれの値の差は,平均値の

5%

以内とする。

トラック中心から

0.10

µm

オフセットしてトラッキングしているとき,第

1

ウォブルマーク及び

2

ウォブルマークの平均信号振幅の差は,I

0

 (0.15

±

0.05)

倍でなければならない。

(e)

ウォブルマークの位置

  ウォブルマークは,トラック中心からおおよそトラックピッチの

4

1

外して

配置する。第

1

ウォブルマーク(位置

3

又は位置

4

)はディスクの中心方向,第

2

ウォブルマーク

(位置

8

)は径の外周方向とする(

図 28

参照)

(f)

プリレコードマークの位置精度

  プリレコードマークの位置精度は,クロックマークの公称位置に

対して

0.1

チャンネルビット長以内でなければならない。

(g)

クロックマークのジッタ

  クロックマークのジッタは,次を満足しなければならない。

トラックとトラックの間

4

1

チャンネルビット

トラック内での高周波数領域

30

1

チャンネルビット

トラック内での低周波数領域

4

1

チャンネルビット

10.3.2

データの構成

(1)

トラックの形式

  トラック一周は,

32

セクタとし,セクタ

0

をトラックの始点,セクタ

31

をトラッ

クの終点とする。

(2)

セクタの形式

(a)

セクタの構成

  セクタの構成は,

18

バイトからなる

43

セグメントとする。各セグメントは最初の

2

バイトをサーボ領域とし,それに続く

16

バイトをデータ領域とする。第

1

セグメントのデータ領域

は,

16

バイトからなるセクタヘッダとする。残りの

42

セグメントの中は,

1

個のデータ領域(

42

×

16

672

バイト)を構成する。

(b)

セクタヘッダ

  セクタヘッダは,次に示すプリレコード情報を

4/15

変調符号方式によって記録する。

ただし,バイト

7

15

は,プリレコード情報領域とはしない。

バイト

0

同期マーク  :

4/15

変調での

M1F

パターン

(チャンネルビットパターン

M1F

表 14

参照)

バイト

1

セクタ番号  :数値は

0

31


39

X 6261-1991

バイト

2, 3

トラック番号:

MSB, LSB

バイト

4, 5

トラック番号:

1

の補数で表す

LSB, MSB

バイト

6

トラック番号:

1

の補数で表す

LSB

バイト

7

12

空白        :

バイト

13

15 ALPC

(c)

データ領域

  データ領域(

図 29

参照)は,次の二つからなる

ユーザデータと欠陥管理ポインタ

 (DMP)

 524

バイト(バイト番号は

0

523

誤り検出

/

訂正データ

 148

バイト

DMP

は,

10.3.5(4)

に示す欠陥管理トラック

 (DMT)

の規定に従い

1

12

バイトのいずれかとする。

図 29  セクタ構成の例(DMP が 12 バイトの場合)

10.3.3

誤りの検出と訂正

(1)

誤り訂正符号の付加

  誤り訂正符号は,次の方法によってユーザデータに付加する。一つのデータ領

域は,

48

列(垂直符号語)と

14

行(水平符号語)の

2

次元行列によって構成する。そのうち

44

列×

12

行はユーザデータ領域,残りを誤りの検出/訂正符号領域とする(

図 29

参照)

データ領域の

1

行は,

4

バイトパリティを含む

48

バイトのリードソロモン符号語とする。この

4

イトの行パリティバイト

 (H

3

, H

2

, H

1

, H

0

)

は,各行の一番右(パリティチェックシンボル領域)に置く。

水平符号語の生成多項式は,次のとおりとする。

( )

(

)

=

=

3

0

i

i

i

x

x

G

α

ここに,

α

原始多項式 G

p

 (

x

)

x

8

x

4

x

3

x

2

1

によって生成するガロア

体の要素

情報多項式を生成多項式で除した剰余多項式を行のパリティバイトとする。情報多項式の最高次シ

ンボルを行の左端の列に置き,

最低次シンボルはパリティチェックシンボル領域に一番近い列に置く。

情報多項式は,

α

0

α

3

を含まない。剰余多項式の最高次シンボルは,パリティチェックシンボル領域

の左端の列に,

0

次シンボルは右端の列に置く。

データ領域の

1

列は,

2

バイトパリティを含む

14

バイトのリードソロモン符号語とする。この

2

イトの列パリティバイト

  (

V

1

,

V

0

)

は各列の番下(パリティチェックシンボル領域)に置く。垂直符号

語の生成多項式は,

  (

x

α

0

)

  (

x

α

1

)

とし,

αは水平符号語と同じに対処する。

情報多項式を生成多項式で除した剰余多項式を列のパリティバイトとする。情報多項式の最高次シ


40

X 6261-1991

ンボルは一番上の行に置き,

最低次シンボルは,

パリティチェックシンボル領域に一番近い行に置く。

情報多項式には,

α

0

及び

α

1

を含まない。剰余多項式の最高次シンボルは,パリティチェックシンボル

領域の番上の行に,

0

次シンボルは一番下の行に置く。

ユーザデータは,行列の左上隅から始まり,順次に左から右へ,上から下へと配置し,

44

列×

12

行の

2

次元行列を形成する。

一つのデータ領域の内容は,水平符号語シンボルの順番(番号が増加する方向)で一つのセクタに

記録する。

(2)

巡回符号 (CRC) 

  巡回符号は,ユーザデータ領域の最後の

4

バイトに割り付ける。この巡回符号は,

ユーザデータ及び

10.3.5(6)

に示す欠陥管理ポインタ

 (DMP)

だけに適用する。情報バイトは,ユーザ

データ及び

DMP

からなる

524

バイトとし,符号語生成多項式は

  (

x

α

4

)

  (

x

α

5

)

  (

x

α

6

)

  (

x

α

7

)

とする。この

αは,水平リードソロモン符号語の定義と同じとする。

10.3.4

記録変調法

(1)

記緑変調符号

  記録変調符号は,

4/15

変調符号とする。ユーザデータの上位又は下位

4

ビットが

Fh

のとき,

表 11

に従って符号化し,それ以外のときは

表 12

及び

表 13

を組み合わせて符号化する方式と

する。

なお,特別な機能のために

表 14

に示す

30

個の符号を設ける。

(2)

ユーザ記録マークの位置精度

  ユーザ記録マークの位置精度は,クロックマークの公称位置に対して

0.1

チャンネルビット長以内でなければならない。ただし,フォーマットやドロップアウト,媒体の偏

心に基づくことが明確になっている不規則性は,含まないことにする。

表 11  ユーザデータの上位又は下位 ビットが Fh のときの 4/15 変調符号

上位  下位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

11

12

13

14

15

0

F

*

*

*   *

1

F

*

*

*     *

2

F

*

*

*       *

3

F

*

*

*         *

4

F

*

*

*           *

5

F   *

*

*   *

6

F   *

*

*     *

7

F   *

*

*       *

8

F   *

*

*         *

9

F     *

*

*   *

A

F     *

*

*     *

B

F     *

*

*       *

C

F       *

*

*   *

D

F       *

*

*     *

E

F         *

*

*   *

F

0

*   *

*

*

F

1

*     *

*

*

F

2

*       *

*

*

F

3

*         *

*

*

F

4

*           *

*

*

F

5   *   *

*

*

F

6   *     *

*

*

F

7   *       *

*

*

F

8   *         *

*

*


41

X 6261-1991

上位  下位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

11

12

13

14

15

F

9     *   *

*

*

F

A     *     *

*

*

F

B     *       *

*

*

F

C       *   *

*

*

F

D       *     *

*

*

F

E         *   *

*

*

F

F        *

*

*   *

備考  表中の*は,マーク位置を示す。

表 12  ユーザデータが Fh 以外のときの 4/15 変調符号(その 1

上位  下位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

11

12

13

14

15

任意

任意

任意

任意

任意

任意

任意

任意

任意

任意

任意

任意

B

任意

C

任意

任意

E

備考  表中の*は,マーク位置を示す。

表 13  ユーザデータが Fh 以外のときの 4/15 変調符号(その 2

上位  下位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

11

12

13

14

15

0

任意

1

任意

2

任意

3

任意

4

任意

5

任意

6

任意

7

任意

8

任意

9

任意

A

任意

B

任意

C

任意

D

任意

E

任意

備考  表中の*は,マーク位置を示す。


42

X 6261-1991

表 14  特別な機能のための 4/15 変調符号

フラグ上下位

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

11

12

13

14

15

M0F   *   *

*

*

M1F   *     *

*

*

M2F   *       *

*

*

M3F   *         *

*

*

M5F     *   *

*

*

M6F     *     *

*

*

M7F     *       *

*

*

M9F       *   *

*

*

MAF       *     *

*

*

MCF         *   *

*

*

MF5   *

*

*   *

MF6   *

*

*     *

MF7   *

*

*       *

MF8   *

*

*         *

MF9     *

*

*   *

MFA     *

*

*     *

MFB     *

*

*       *

MFC       *

*

*   *

MFD       *

*

*     *

M00  *

*

*

*

M11   *

*

*

*

M22    *

*

*

*

M33     *

*

*

*

M44      *

*

*

*

M55       *

*

*

*

M66        *

*

*

*

M77         *

*

*

*

M88          *

*

*

*

M99           *

*

*

*

MAA            *

*

*

*

備考  表中の*は,マーク位置を示す。

10.3.5

欠陥管理

(1)

欠陥管理方式

  欠陥管理方式は,記録時又は記録確認時に欠陥セクタがある場合,その欠陥セクタの

内容を別の新しいセクタに書き換えるための方式で,欠陥セクタのセクタ番号と,その代替先のセク

タ番号は,マップ領域に記録する。更に,両セクタ間の接続情報をポインタとして当該セクタに記録

することができる。

(2)

記録方法

  記録方法は,次のとおりとする。

ユーザゾーンは,最大

63

の帯域で構成する。それぞれの帯域は,データ記録のための主領域,セク

タ書換のための代替領域,書換セクタとその代替先をつなぐ情報を記録するマップ領域の三つの領域

からなるが,代替領域とマップ領域だけでオーバーフロー帯域を作ることもできる。

データは,主領域のセクタに書き込む。記録時又は記録確認時に欠陥があるセクタは,使用しない。

欠陥セクタのデータは,この帯域の代替領域内で記録可能な最初のセクタに記録する。

もし,この代替セクタが欠陥セクタとなったときは,その次のセクタに記録する。この帯域の代替

領域に予備セクタがなくなったときは,オーバーフロー帯域の代替領域に連続的に記録する。

欠陥セクタと代替セクタのセクタ番地は,代替セクタが書き込まれている帯域のマップ領域[

(5)


43

X 6261-1991

照]に書き込まなければならない。

欠陥セクタと代替セクタの接続情報を,ポインタとして記録することができる[

(6)

参照]

(3)

ユーザゾーンの構成方法

  ユーザゾーンの帯域は,次のとおり構成する。

主領域      :トラック数任意(なくてもよい。)

代替領域    :トラック数

4

マップ領域  :トラック数

4

主領域のトラックがない帯域をオーバーフロー帯域と呼ぶ。領域の構成は任意とするが,領域の長

さ(トラック数)及び配置は,

(4)

に示す欠陥管理トラックに記載しなければならない。すべての領域

は,トラックのセクタ

0

から始まり,セクタ

31

で終わる。

(4)

欠陥管理トラック (DMT) の形式

  欠陥管理トラックはトラック−

2

及び

20001

とし,ユーザゾーン

の各帯域内の領域配置状況を表す。ただし,トラック

20001

への記録は任意とする。欠陥管理トラッ

クの全セクタは,同一データとする。

欠陥管理トラックは,ディスクの使用に先立って記録しなければならない。

欠陥管理トラックの内容は,次のとおりとする。

バイト

0

  :欠陥管理モード,

00h

に設定

バイト

1

  :n

0

11

512

でセクタ内のユーザデータバイト数

バイト

2

  :m

1

63

はユーザゾーン内の帯域の数

バイト

3

8 (

i

1)

4

8 (

i

1)

帯域 内のマップ領域の最初のトラックのトラック番号の

MSB

LSB

(この順)

バイト

5

8 (

i

1)

6

8 (

i

1)

帯域

i

内の代替領域の最初のトラックのトラック番号の

MSB

LSB

(この順)

バイト

7

8 (i

1)

8

8 (i

1)

帯域 内の主領域内の最初のトラックのトラック番号の

MSB

LSB

(この順)

オーバーフロー帯域の場合は

 (FFh) (FFh)

に設定

バイト

9

8 (

i

1)

10

8 (

i

1)

帯域 内の主領域のトラックの数。オーバーフロー帯域の場合は

 (FFh) (FFh)

に設定

ここで、は次のとおりとする。

1

im

63

使用していないバイトは,すべて

FFh

にしておかなければならない。

トラック番号

0

19999

のユーザゾーンの中にプリレコード情報部分があるときは,その位置を製造

者があらかじめ指定しておかなければならない。ディスクの領域配置の例を

表 15

に示す。このときの

欠陥管理トラックのセクタ内容を

表 16

に示す。


44

X 6261-1991

表 15  ユーザゾーンでの 

各領域の配置の例

トラック番号

帯域番号とその領域名

−2 DMT

        0

∼ 4989

第 1 帯域の主領域

 4990

∼ 4993

第 1 帯域の代替領域

 4994

∼ 9983

第 2 帯域の主領域

 9984

∼ 9987

第 2 帯域の代替領域

 9988

∼ 9991

第 1 帯域のマップ領域

 9992

∼ 9995

第 2 帯域のマップ領域

 9996

∼ 9999

第 3 帯域のマップ領域

10000

∼10003

第 4 帯域のマップ領域

10004

∼10007

第 5 帯域のマップ領域

10008

∼10011

第 5 帯域の代替領域

10012

∼15001

第 3 帯域の主領域

15002

∼15005

第 3 帯域の代替領域

15006

∼19995

第 4 帯域の主領域

19996

∼19999

第 4 帯域の代替領域

20001 DMT

表 16  表 15 の場合の DMT のセクタデータ

バイト番号 記録データ

帯域名などのコメント

0

    0

DMT

の表示

1

    8

1

セクタのユーザデータのバイト数が520

2

    5

ユーザゾーン内の帯域数が5

    3

∼  4

 9988

第1帯域のマップ領域の開始トラック番号

    5

∼  6

 4990

第1帯域の代替領域の開始トラック番号

    7

∼  8

 0000

第1帯域の主領域の開始トラック番号

    9

∼ 10

 4990

第1帯域の主領域のトラック数

 11

∼ 12

 9992

第2帯域のマップ領域の開始トラック番号

 13

∼ 14

 9984

第2帯域の代替領域の開始トラック番号

 15

∼ 16

 4994

第2帯域の主領域の開始トラック番号

 17

∼ 18

 4990

第2帯域の主領域のトラック数

 19

∼ 20

 9996

第3帯域のマップ領域の開始トラック番号

 21

∼ 22

15002

第3帯域の代替領域の開始トラック番号

 23

∼ 24

10012

第3帯域の主領域の開始トラック番号

 25

∼ 26

 4990

第3帯域の主領域のトラック数

 27

∼ 28

10000

第4帯域のマップ領域の開始トラック番号

 29

∼ 30

19996

第4帯域の代替領域の開始トラック番号

 31

∼ 32

15006

第4帯域の主領域の開始トラック番号

 33

∼ 34

 4990

第4帯域の主領域のトラック数

 35

∼ 36

10004

第5帯域のマップ領域の開始トラック番号

 37

∼ 38

10008

第5帯域の代替領域の開始トラック番号

 39

∼ 40

FF

第5帯域には主領域はない

 41

∼ 42

FF

第5帯域には主領域はない

 43

∼506

FF

不使用領域

507

∼522

FF

不使用領域

523 FF

DMP

識別子(トラック20001)

(又は FE) DMP 識別子(トラック−2)

備考1.  この例は,帯域が5個の場合で第5帯域はオーバーフロー領

域である。

2. DMT

には,代替領域はない。

(5)

マップ領域

  マップ領域のセクタには,主領域の欠陥セクタを代替領域に接続する情報を記録する。

各セクタは,

4

バイトからなる

128

個のマップフィールドで構成するマップフィールドには,主領域

の欠陥セクタのトラック番号の

MSB

及び

LSB

,セクタ番号,代替セクタの順次番号を順次に記録す

る。これらの情報は,マップ領域で記録可能な最初のセクタから順次に記録する。マップ領域に欠陥

セクタがあるときは,記録可能な次のセクタに記録する。セクタに情報を記録するときは,そのとき

発生した新しい情報を,その一つ前のセクタ内の情報に付加し,更に,主領域のセクタアドレスの上

昇順に並べかえてから記録する。不使用のマップフィールドは,

FFh

に設定する。

マップ領域のセクタ形式は,次のとおりとする。

バイト番号

0

3

:マップフィールド

 1

4 (

j

1)

 (4

j

1)

:マップフィールド

j

 (2

j

127)

508

511

:マップフィールド

 128

512

522

DMP

フィールド(バイト番号

523

によって設定)


45

X 6261-1991

523

DMP

識別子(

DMP

によって設定)

各マップフィールドの形式は,次のとおりとする。

バイト番号

0

2

:主領域内の欠陥セクタのアドレス

  (トラック番号の

MSB

LSB

,セクタ番号)

3

:代替領域内の代替セクタの順次番号

0

127

(6)

欠陥管理ポインタ (DMP) 

  欠陥管理ポインタは,欠陥セクタと代替セクタをつなぐポインタとして

使用する。欠陥管理ポインタは,各セクタのデータ領域のうち,バイト

512

522

に記録できる。ユー

ザデータが

512

バイト以上になったとき,付加バイトは,バイト番号

511

の直後に記録する。不使用

の欠陥管理ポインタバイトは,

FFh

に設定する。

最終バイト(バイト

523

)は,欠陥管理ポインタ識別子とし,欠陥管理ポインタバイトの使われ方

を示す。一つの使われ方に対して,欠陥管理ポインタ識別子の値は偶数トラック,奇数トラック用と

して二つの異なる値を決める。

欠陥管理ポインタ識別子の使い方は次のとおり,

4

種類とする。

(a)

  00h

(偶数トラック)及び 01h(奇数トラック)

  この値は,主領域だけに使用し,欠陥管理ポイン

タフィールドがフォワードポインタをもつことを示す。このとき,バイト

520

522

には,当該セク

タの書換先である代替セクタのトラック番号の

MSB

LSB

とセクタ番号を記録する。

(b)

  02h

(偶数トラック)及び 03h(奇数トラック)

  この値は,代替領域だけに使用し,欠陥管理ポイ

ンタフィールドがバックワードポインタをもつことを示す。このときバイト

520

522

には,当該セ

クタが書き換えた主領域セクタのトラック番号の

MSB

LSB

とセクタ番号を記録する。

(c)

  04h

(偶数トラック)及び 05h(奇数トラック)

  この値は,主領域,代替領域,マップ領域のすべ

てに使用し,欠陥管理ポインタフィールドに自己アドレス及び論理ブロックアドレス

 (LBA)

の両

方を記録していることを示す。バイト

517

519

は,当該セクタのトラック番号の

MSB

LSB

,セ

クタ番号を記録する。

主領域と代替領域の両方のバイト

520

522

は,主領域セクタの論理ブロック番地

LBA

MSB

LBA

LBA

LSB

を記録し,マップ領域のバイト

520

522

FFh

を記録する。ここで,論理ブロ

ックアドレスとは,ディスクの表裏それぞれで主領域のセクタに連続して付けられたセクタの絶対

番地で

0

から最大までの順次番号とする。

(d)

  FEh

(偶数トラック)及び FFh(奇数トラック)

  欠陥管理ポインタは,使わないことを示す。

11.

表示

  ケースには,次の事項を明りょうに表示しなければならない。

(1)

  A

面,

B

(2)

ディスク装置に挿入する方向

(3)

製造業者名(発売元業者名)又はその略号

(4)

製造年月又はその略号

なお,ケースにはディスクの直径,記録形式,記録可能面数及び記録可能容量を次のように表示す

ることが望ましい。

(a)

直径

130mm

をインチに換算した概数である

5

”で表す。


46

X 6261-1991

備考

直径は,

mm

表示をインチに換算した概数を

16

進法で表す。

直径 mm

略号

 50

2

 90

3

120 4

130 5

200 8

300 C

350 D

(b)

記録形式

  追記形は

W

で表す。

備考

書換形は“

R

”で,再生専用形は“

O

”で表す。

(c)

フォーマット

A

フォーマットは“

A

”で,

B

フォーマットは“

B

”で表す。

(d)

記録可能面数

  片面は“

1

”で,両面は“

2

”で表す。

(e)

記緑可能容量

  メガバイト単位で表示した数字で表す。

備考

略号による表示の例を,次に示す。

130mm

追記形両面記録可能で容量

600

メガバイト,

A

フォーマットのディスクの場合は,

5WA2

600

”で表す。


47

X 6261-1991

附属書 1  複屈折の測定方法

1.

測定条件

  光学系の測定条件は,次のとおりとする。

波長

λ

nm

825

15
10


偏光

円偏光

波長と対物レンズの開口数との比

m

04

.

0

59

.

1

μ

±

NA

λ

レンズ開口 と光ビーム直径 W

 (

2

1

e

)

1

.

0

9

.

0

±

W

D

波面収差(記録層で)

180

2

λ

基板表面の反射

最小にすること

2.

複屈折の測定方法

  複屈折は,次の二つのいずれかの方法によって測定する。

(1)

測定系 1

附属書 図 1

参照)  半導体レーザ

 (LD)

からの光(強度 I)は,ビームスプリッタ

 (NPBS)

と偏光ビームスプリッタ

 (PBS)

を通過後,

4

1

波長板

 (QWP)

で右まわりの円偏光となり,

2

1

I

がディス

クまで達する。ディスクの反射率を とすると

2

1

I

の強度の光がディスクから反射される。ディスク

の複屈折性によって反射光は

 (1

B

)

分の左回りの円偏光と,分の右回りの円偏光となる。その結

果,光検出器

PD2

には

2

1

R

I

(1

B)

,光検出器

PD1

には

4

1

R

Iの強度の光が入射する。

PD1

PD2

光強度と出力電流の変換係数をそれぞれ C

1

C

2

とし,発生する出力電流をそれぞれ D

1

D

2

とし,次

の式によって算出する。

B

I

R

C

D

1

1

4

1

,

(

)

B

I

R

C

D

1

2

1

2

2

附属書 図 1  複屈折の測定系 1

変換係数 C

1

C

2

の関係を C

1

2

C

2

となるよう C

1

C

2

を設定し,複屈折

B

を,次の式によって算出

する。


48

X 6261-1991

(

)

B

C

B

C

B

C

D

D

D

B

1

2

1

4

1

4

1

2

1

1

2

1

1

÷

ø

ö

ç

è

æ

÷

ø

ö

ç

è

æ

÷

ø

ö

ç

è

æ

+

ただし,この式は,測定系

1

の光路に損失がないとする。光路における損失は,変換係数 C

1

C

2

の比

÷÷ø

ö

ççè

æ

2

1

C

C

を調節することによって補償することができる。光学素子は,複屈折がないときに,D

2

が最

も大きく,D

1

が最も小さくなるように調整する。

(2)

測定系 2

附属書 図 2

参照)  光学素子は,複屈折がないときに,D

2

が最も大きく,D

1

が最も小さ

くなるように調整する。複屈折 があるとき

PD1

へは

8

1

R

IB

, PD2

には

8

1

R

I

 (1

B)

の強度の光が

入射する。

PD1

PD2

の光強度と出力電流の変換係数 C

1

C

2

が C

1

C

2

となるよう C

1

C

2

を設定し,

複屈折 を,次の式によって算出する。

(

)

B

C

B

C

B

C

D

D

D

B

1

8

1

8

1

8

1

2

1

1

2

1

1

÷

ø

ö

ç

è

æ

+

÷

ø

ö

ç

è

æ

÷

ø

ö

ç

è

æ

附属書 図 2  複屈折の測定系 2

(3)

校正の方法

  校正の方法は,次の二つのいずれかの方法とする。一つは,平行光に複屈折の値が既知

のサンプルを入れ,が相当する値になるように C

1

C

2

を調節する。他の一つは,D

2

が複屈折がない

ときの半分の値になるような複屈折をもつサンプルを入れ,B

0.5

になるように C

1

C

2

を調節する。

(4)

リタデーションへの変換

  リタデーション

δ

 (nm)

を,次の式によって算出する。

÷

ø

ö

ç

è

æ

λ

πδ

2

sin

B

ここに,

λ:  波長 (nm)

B

:  複屈折


49

X 6261-1991

附属書 2  形フォーマットでの ID 領域の CRC データ

CRC

の 16 ビットは,ID 領域の 3 バイトから算出する。

生成多項式:

G (x)

x

16

x

12

x

5

+1

剰余多項式:

( )

( )

x

G

x

x

a

x

a

x

R

i

i

i

i

i

i

i

i

c

mod

16

7

0

23

8

÷

÷
ø

ö

ç

ç
è

æ

+

å

å

=

=

=

=

ここに,

a

i

最初の 3 バイトのビット

i

a

反転を示す(最初のバイトの最高位ビットは a

23

となる)

R

c

 (x)

を展開して 16 ビットの CRC データ C

k

は,次の式で規定する。

( )

k

k

k

k

c

X

C

x

R

å

=

=

15

0

ここで,C

15

は,ID 領域での四番目のバイトの最高位ビットとして記録する


50

X 6261-1991

附属書 3  形フォーマットのデータ領域のインターリーブ,CRCECC

1.

インターリーブ

1.1

1024

バイトセクタのインターリーブ  1024 バイトセクタのインターリーブは,次のように規定する。

ディスク上へ記録するデータ A

n

は,記録する順番を示す。

)は,によって次のとおりとする。

    1≦n≦1024:A

n

D

n

1025

n≦1036:A

n

P

h, m

1037

n≦1040:A

n

C

k

1041

n≦1200:A

n

E

s, t

ここに,

D

n

ユーザバイトの 番目のバイト

P

h,m

欠陥管理ポインタ (DMP) のバイト

C

k

CRC

データ

E

s, t

ECC

データ

1

4

1025

int

÷

ø

ö

ç

è

æ n

h

m

= [(n−1025) mod 4]+1

k

n−1036

s

= [(n−1041) mod 10]+1

1

10

1041

int

÷

ø

ö

ç

è

æ n

t

ここに, int

(x)

より小さい最大の整数

1

n≦1040 での A

n

は,104 例,10 行の二次元行列 B

i, j

に写像してインターリーブする。

ここに,

÷

ø

ö

ç

è

æ

10

1

int

103

n

i

j

=  (n

1) mod 10

1.2

512

バイトセクタのインターリーブ  512 バイトセクタのインターリーブは,次のように規定する。

ディスク上へ記録するデータ A

m

は,記録する順番を示す。

)は,によって次のとおりとする。他

の記号は,1.1 に規定する。

  1≦n≦512:A'

n

D

n

513

n≦524:A'

n

P

h,m

525

n≦526:A'

n

=FFh

527

n≦530:A'

n

C

k

531

n≦610:A'

n

E

s,t

ここに,

1

4

513

int

÷

ø

ö

ç

è

æ n

h

m

=[(n−513) mod 4]+1

k

n−526

s

=[(n−531) mod 5]+1


51

X 6261-1991

1

5

531

int

÷

ø

ö

ç

è

æ n

t

1

n≦530 での A'

n

は,106 列,5 行の二次元行列 B

i,j

に写像してインターリーブする。

ここに,

÷

ø

ö

ç

è

æ

5

1

int

105

n

i

j

=(n−1) mod 5

2.

CRC

データ  CRC データと ECC データは,次の原始多項式であるガロア体の上で算出する。

G

p

 (x)

x

8

x

5

x

3

x

2

+1

CRC

データの生成多項式は,

( )

(

)

139

136

i

i

i

c

x

x

G

α

ここで,

α

i

=  (

β

i

)

88

β

は G

p

  (x)

の原始根とする。バイトの 番目のビットの値は,

β

の 乗の項の係数

とする (0≦n≦7)。

(1)

  1024

バイトセクタの場合  1024 バイトセクタの場合,4 バイトの CRC データは,ユーザデータ及び

欠陥管理ポインタから算出する。

情報多項式は,次のとおりとする。

( )

( )

( )

å

å å

ú

ú
û

ù

ê

ê
ë

é

ïþ

ï

ý

ü

ïî

ï

í

ì

5

1

0

,

0

103

1

9

1

,

j

j

j

i

i

j

j

i

j

i

c

x

B

x

B

x

I

4

バイトの CRC データ C

k

の内容は,剰余多項式で規定する。

c

 (x)

I

c

 (xx

4

 mod G

c

 (x)

( )

k

k

k

k

c

x

C

x

R

4

4

1

å

最後の式は,多項式の係数の位置を規定する。

(2)

  512

バイトセクタの場合  512 バイトセクタの場合,4 バイトの CRC データは,ユーザデータ,欠陥

管理ポインタ及び 2 バイトの FFh から算出する。

情報多項式は,次のとおりとする。

( )

( )

( )

0

0

,

0

105

1

4

0

,

x

B

x

B

x

I

i

i

j

j

i

j

i

c

ú

ú
û

ù

ê

ê
ë

é

ïþ

ï

ý

ü

ïî

ï

í

ì

å å

4

バイトの CRC データは,(1)の規定で I

c

 (x)

の代わりに I

c

 (x)

を用いて計算する。

3.

ECC

データ  ECC データは,次のように規定する。

原始多項式 G

p

 (x)

,及び要素

α

i

β

は,2.に規定する。

ECC

データの生成多項式は,次のとおりとする。

( )

(

)

135

120

i

i

i

E

x

x

G

α

ECC

レジスタの初期設定は,

“0”である。計算された ECC データのビットは,チャンネルビットに変

換前に反転する。


52

X 6261-1991

(1)

  1024

バイトセクタの場合  1024 バイトセクタの場合,160 バイトの ECC データは,ユーザデータ,

欠陥管理ポインタのバイト及び CRC データから算出する。

情報多項式は,次のとおりとする。

( )

( )

å

103

0

,

i

i

i

j

i

Ej

x

B

x

I

ここに,0≦j≦9

多項式 I

Ej

 (x)

における 16 バイトの ECC データ E

s, t

を次の剰余多項式で規定する。

R

Ej

 (x)

I

Ej

 (xx

16

mod G

E

 (x)

( )

å

16

1

16

,

1

t

t

t

t

j

Ej

x

E

x

R

最後の式は,多項式の係数の位置を規定する。

(2)

  512

バイトセクタの場合  512 バイトセクタの場合,80 バイトの ECC データは,ユーザデータ,欠陥

管理ポインタ,2 バイトの FFh 及び CRC データから算出する。

情報多項式は,次のとおりとする。

( )

( )

å

105

0

,

i

i

i

j

i

Ej

x

B

x

I

ここに,0≦j≦4

多項式 I

Ej

 (x)

の 16 の ECC データの計算は,(1)での規定で算出する。

4.

再同期バイト  再同期バイトは,次に示すチャンネルビットパターンとし,データ領域に挿入する。

0010

  0000  0010  0100

1024

バイトセクタの場合,再同期バイト  (RS

n

)

を A

20n

と A

20n

1

の間に挿入する (1≦n≦59)。

512

バイトセクタの場合,再同期バイト  (RS

n

)

を A

15n

と A

15n

1

の間に挿入する (1≦n≦40)。

5.

データ領域の記録  データ領域の記録は,データ領域中の各データを同期バイトに続いて 4.で規定し

たように再同期バイトと共に A

n

又は A

n

に沿ってディスク上に記録する。次の各データは,

付属書 図 1

及び

付属書 図 のように行列形式で配置する。

記録の順序は,左から右へ,上から下へとする。

SB

同期バイト

D

ユーザバイト

RS

再同期バイト

P

欠陥管理ポインタ

C CRC

データ

E ECC

チータ

FFh FFh

バイト

1024

バイトセクタの場合,最初の 104 列は,0 行から 9 行までユーザデータ,欠陥管理ポインタ,CRC

データを含み,残りの 16 列は,ECC データだけとする(

附属書 図 参照)。

512

バイトセクタの場合,最初の 106 列は,0 行から 4 行までユーザデータ,欠陥管理ポインタ,2 バイ

トの FFh,及び CRC データを含み,残りの 16 列は,ECC データだけとする(

附属書 図 参照)。


53

X 6261-1991

附属書 図 1  1024 バイトセクタのデータ構成


54

X 6261-1991

附属書 図 2  512 バイトセクタのデータ構成


55

X 6261-1991

参考 1  略語一覧

この参考は,略語一覧を示すものであり,規定の一部ではない。

ALPC

Auto Laser Power Control

(レーザ出力自動制御用領域)

AM Adress

Mark

(アドレスマーク)

CAV Constant

Angular

Velocity

(一定角速度)

CRC

Cyclic Redundancy Check

(巡回冗長検査)

DDS

Data Description Structure

(データ記述構成)

DMA Defect

Management

Area

(欠陥管理領域)

DMP

Defect Management Pointers

(欠陥管理ポインタ)

DMT

Defect Management Track

(欠陥管理トラック)

DST Disk

Structure

Table

(データ構造管理表)

ECC

Error Correction Code

(誤り訂正符号)

ID Identifier

(識別子)

ODF

Offset Detection Flag

(オフセット検出領域)

ODC

Optical Disk Cartridge

(光ディスクカートリッジ)

PA Postamble

(ポストアンブル)

PEP Phase-Encoded

Part

(制御情報トラック PEP 領域)

RLL (2, 7)

Run Length Limited (Code)

(ランレングス符号)

R-S Reed-Solomon

(Code)

(リードソロモン符号)

R-S/LDC

Reed-Solomon long Distance Code

(リードソロモン遠距離符号)

SFP

Standard Formatted Part

(制御情報トラック SFP 領域)

SM Sector

Mark

(セクタマーク)

VFO Variable

Frequency

Oscillator

(VFO 制御領域)

4/15 (MODULATION)

Conversion table of 8-bit bytes to 15-Channel bit representation on the disk

(4/15 変調

符号)


56

X 6261-1991

参考 2  マップ併用欠陥管理方式

この参考は,マップ併用欠陥管理方式について示すものであり,規定の一部ではない。

1.

マップ併用欠陥管理方式  マップ併用欠陥管理方式で許容される欠陥セクタの総数は,ディスク面当

たり 2048 以下とする。

マップ併用欠陥管理方式は,ディスク各面のユーザデータ領域の初めと終わりにそれぞれ二つの欠陥管

理領域をもち,それらの間にユーザデータの記録領域,代替セクタ用の 2 次予備領域,欠陥管理のために

一時的に欠陥管理情報を記録する作業用欠陥管理表などをもつ。各欠陥管理領域はディスク上のデータ配

列情報を含むデータ構造管理表及び欠陥管理のための 2 次欠陥管理表をもつ。

2.

媒体初期化  媒体の初期化は,ユーザデータ領域を 個のグループに等分割する。各グループは,n

個のデータセクタとこれに続く 個の 1 次予備セクタをもつ。最初のグループの位置,gnの値,及

び 2 次予備領域,作業用欠陥管理表の位置,長さは,データ構造管理表に記録する。

3.

記録方法  記録方法は,次のとおりとする。記録動作に先立って装置は 2 次欠陥管理表及び最新の作

業用欠陥管理表から媒体の欠陥管理表を作らなければならない。

セクタにユーザデータを記録するとき,このセクタの三つの欠陥管理ポインタを同時に記録する。第 1

の欠陥管理ポインタ P

1, y

は,このセクタのアドレスとし,第 2,第 3 の欠陥管理ポインタ P

2, y

及び P

3, y

は,

同一グループ内にある最初の 1 次予備セクタのアドレスとする。

セクタに欠陥がある場合,

そのグループ内で使用可能な最初の 1 次予備セクタに再び記録する。

ただし,

グループ内に使用可能な 1 次予備セクタがない場合,欠陥セクタを 2 次予備領域内で使用可能な最初の予

備セクタに書き直す。

さらに,代替セクタが欠陥である場合,その次に使用可能な予備セクタに書き直す。

代替セクタの欠陥管理ポインタは,代替セクタそれ自身及び元のセクタのアドレスとする。セクタ代替

作業の正常終了後,欠陥セクタ及び代替セクタのアドレスを作業用欠陥管理表に付加し,新しい作業用欠

陥管理表を作業用欠陥管理領域のセクタに二度記録する。二つの作業用欠陥管理表のセクタのいずれかが

欠陥である場合,両方の作業用欠陥管理表のセクタは,作業用欠陥管理領域で次に使用可能なセクタに書

き直す。

作業用欠陥管理表のセクタが代替情報で一杯になった場合,最新の作業用欠陥管理表は,2 次欠陥管理

表の新しい付加セクタとして各欠陥管理領域のセクタに 4 度記録する。

4.

再生方法  再生方法は,次のとおりとする。再生動作に先立って,装置は,2 次欠陥管理表及び最新

の作業用欠陥管理表から媒体の欠陥管理表を作らなければならない。

既に代替されたセクタを再生する場合,欠陥管理表から直接に代替セクタを再生する。


57

X 6261-1991

5.

ユーザゾーンの構成  ユーザゾーンの構成は,次のとおりとする。ユーザゾーンは四つの欠陥管理領

域をもち,0,1,2,N−2,N−1,及び のトラックにある。ここで,は,ユーザゾーンにおける最後

のトラック番号を示す各欠陥管理領域の長さは,1024 バイトセクタの場合は 25 セクタ,512 バイトセクタ

の場合は 46 セクタとする。各欠陥管理領域の最初のセクタのアドレスは,次のとおりとする。

1024

バイトセクタ 512 バイトセクタ

トラック番号 セクタ番号 トラック番号 セクタ番号

DMA

1

0 0 0  0

DMA

2

1 8 1 15

DMA

3

N

−2 0 N−2

0

DMA

4

N

−1 8 N−1 15

番号 2 及び のトラックの最後のセクタは使用しない。

各欠陥管理領域の最初のセクタにデータ構造管理表を媒体初期化後に記録する。2 次欠陥管理表をデー

タ構造管理表の直後におく。

2

次予備領域は,番号 3 のトラックの直後又は作業用欠陥管理領域の直前におく。その大きさは 252 ト

ラック未満とし,データ構造管理表で規定するトラックの 0 セクタから始まる。

作業用欠陥管理領域は,番号 N−2 のトラックの直前にあり,作業用欠陥管理表をそれぞれ 1 次及び 2

次の作業用欠陥管理領域に 2 回記録する。1 次作業用欠陥管理領域は,作業用欠陥管理領域のセクタ 0 か

ら始まり,2 次作業用欠陥管理領域は作業用欠陥管理領域後半の最初のセクタから始まる。作業用欠陥管

理領域のセクタ数は偶数である。作業用欠陥管理領域は,少なくとも 2048 の代替情報を管理するに十分な

長さをもつ。

ユーザゾーンの最初のトラックは,欠陥管理領域又は 2 次予備領域に属さない最も小さい番号のトラッ

クとし,それを論理トラック番号 0 とする。ユーザゾーンは,データ構造管理表で規定するトラックのセ

クタ 0 から始まる。

6.

データ構造管理表 (DST)   データ構造管理表は,1 セクタの長さをもち,ユーザゾーンのグループへ

の分割,最初のグループ及び 2 次予備領域の開始アドレスを規定する。データ構造管理表は,媒体の初期

化後に記録する。

次のデータ構造に関する情報(

参考 表 参照)を四つのデータ構造管理表の各々に記録する。

参考 表 1  マップ併用欠陥管理方式における DST のバイト配列

バイト

内容

 0

OAh

:DST の識別子

 1

OAh

:DST の識別子

 2

最初のグループの最初のトラックのトラック番号 
(論理トラック番号 0)

 3

02h

:SDL の記録,マップ併用方式採用を示す。

 4

グループの数  (g)  の MSB

 5

グループの数  (g)  の LSB

 6

グループ当たりのユーザデータセクタの数  (n)  の MSB

 7

グループ当たりのユーザデータセクタの数  (n)

 8

グループ当たりのユーザデータセクタの数  (n)

 9

グループ当たりのユーザデータセクタの数  (n)  の LSB

10

グループ当たりの一次予備セクタの数  (m)  の MSB

11

グループ当たりの一次予備セクタの数  (m)

12

グループ当たりの一次予備セクタの数  (m)


58

X 6261-1991

バイト

内容

13

グループ当たりの一次予備セクタの数  (m)  の LSB

14 FFh

|

21 FFh

22 WDL

領域の開始トラック番号の MSB

23 WDL

領域の開始トラック番号

24 WDL

領域の開始トラック番号

25 WDL

領域の開始トラック番号の LSB

26 WDL

領域にあるセクタの数の MSB

27 WDL

領域にあるセクタの数

28 WDL

領域にあるセクタの数

29 WDL

領域にあるセクタの数の LSB

30 2

次予備領域の開始トラック番号の MSB

31 2

次予備領域の開始トラック番号

32 2

次予備領域の開始トラック番号

33 2

次予備領域の開始トラック番号の LSB

34 2

次予備領域にあるセクタの数の MSB

35 2

次予備領域にあるセクタの数

36 2

次予備領域にあるセクタの数

37 2

次予備領域にあるセクタの数の LSB

38

| 00h

z(

1

)

(

1

)  z

は次の数を示す。

1024

バイトセクタの場合,z=1023

512

バイトセクタの場合,z=511

7. 2

次欠陥管理表 (SDL)   2 次欠陥管理表は,四つあり,各々は参考 表 に示す配列とする。各 2

次欠陥管理表のセクタのバイト 7 はぺージ番号を示す。2 次欠陥管理表の最初のセクタは,ページ番号 1

であり,後続するセクタは,連続するぺージ番号とする。


59

X 6261-1991

8.

作業用欠陥管理表 (WDL)   作業用欠陥管理表は,参考 表 に示す配列で代替に関する情報の一次

的な記録に使う。すべての作業用欠陥管理表は,最新の 2 次欠陥管理表 (SDL) のページ番号+1 のページ

番号をもつ。2 次欠陥管理表がない場合,作業用欠陥管理表のページ番号は,1 とする。

参考 表 2  SDL のバイト配列

参考 表 3  WDL のバイト配列

バイト

内容

バイト

内容

 0

O0h

 0

O0h

 1

O2h

:SDL の識別子

1

O2h

:WDL の識別子

 2

00h

 2

00h

 3

00h

:SDL がサブリストをもたないことを示

3

00h

:WDL がサブリストをもたないことを示

す。

 4

バイト 6∼バイト のバイト数の MSB (

2

)

4

バイト 6∼バイト x(

3

)

のバイト数の MSB

 5

バイト 6∼バイト のバイト数の LSB

5

バイト 6∼バイト x(

3

)

のバイト数の LSB

 6

00h

 6

00h

 7

SDL

のページ番号

7

WDL

のページ番号

 8

FFh

 8

FFh

 9

FFh

 9

FFh

10

欠陥セクタのトラック番号の MSB

10

欠陥セクタのトラック番号の MSB

11

欠陥セクタのトラック番号

11

欠陥セクタのトラック番号

12

欠陥セクタのトラック番号の LSB

12

欠陥セクタのトラック番号の LSB

13

欠陥セクタのセクタ番号

13

欠陥セクタのセクタ番号

14

代替セクタのトラック番号の MSB

14

代替セクタのトラック番号の MSB

15

代替セクタのトラック番号

15

代替セクタのトラック番号

16

代替セクタのトラック番号の LSB

16

代替セクタのトラック番号の LSB

17

代替セクタのセクタ番号

17

代替セクタのセクタ番号

18

18

|

各 8 バイト単位でバイト 10∼17 に対応   |

各 8 バイト単位でバイト 10∼17 に対応

y(

2

)

y(

2

)

y

+1 FFh

y

+1

|

| FFh

z(

1

) FFh

z(

1

)

(

2

)  y

は次の数を示す。

1024

バイトセクタの場合,y=1017

512

バイトセクタの場合,y=505

(

3

)  x

は最新の代替関連情報の最後のバイトを示す。


60

X 6261-1991

参考 3  関連規格での PEP 及び SFP の予約事項

この参考は,関連規格での PEP 及び SFP の予約事項について示すものであり,規定の一部ではない。

1.

制御情報トラック PEP 領域のバイト 0  ビットの組合せは,次のような媒体の種類を示す。

ビット 4∼6

000

:一定線速度 (CAV) を意味する

001

:一定線速度 (CLV) を意味する

010

:変形一定線速度  (Modified Constant Angular Velocity, MCAV)  を意味する。

011

:変形一定線速度  (Modified Constant Linear Velocity, MCLV)  を意味する。

2.

制御情報トラック PEP 領域のバイト 7  ビットの組合せは,次のような媒体の種類を示す。

0001 0000

:追記形

0000 0000

:再生専用形 (ROM)

0010 0000

:書換形  (Magneto optic, MO)

0011 0000

:書換形(相変化)

1001 0000

:追記形及び一部再生専用形

1010 0000

:再生専用領域付追記形  (Magneto optic, MO)

1011 0000

:再生専用領域付書換形(相変化)

備考  最上位ビットの 1 は,一部再生専用形であることを示す。

3.

制御情報トラック SFP 領域のバイト 3547  制御情報トラック SFP 領域のバイト 35∼47 及びバイト

50

∼359 の該当バイトは,消去パワー及び消去パルス幅を表す。

4.

制御情報トラック SFP 領域のバイト 360383  バイト 360∼383 は,磁気特性を示す。

5.

コントロールトラック SFP 領域のバイト 386389  これらのバイトは,MCAV 記録方式での速度変

数を,次のとおりに規定する。

バイト 386:バンド当たりのトラック数 2 バイトのうちの上位バイト

バイト 387:バンド当たりのトラック数 2 バイトのうちの下位バイト

バイト 388:バンド当たりのクロックステップ数

バイト 389:バンド当たりの増加セクタ数

6.

制御情報トラック SFP 領域のバイト 390392  バイト 390∼392 は,可変トラックピッチ情報とする。

7.

制御情報トラック SFP 領域のバイト 472479  バイト 472∼479 は,マーク記録方式を示す。


61

X 6261-1991

光ディスク標準化委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

三  橋  慶  喜

工業技術院電子技術総合研究所

(委員)

石  井  正  則

日本電気株式会社

石  井  泰  弘

三洋電機株式会社

板  生      清

日本電信電話株式会社

市  川  義  人

日本・データゼネラル株式会社

市  山  義  和

日本電気株式会社

伊  藤      武

富士通株式会社

大  石  完  一

日本ユニシス株式会社

大  島      健

オリンパス光学工業株式会社

太  田  賢  司

シャープ株式会社

大  森  晴  史

イーストマン・コダック株式会社

小  川  紘  一

株式会社富士通研究所

沖  野  英  明

工業技術院標準部

久  保  高  啓

静岡大学工学部

沖  野  芳  弘

松下電器産業株式会社

尾  島  正  啓

株式会社日立製作所

古  賀  尚  之

株式会社日立製作所

小  林  政  信

沖電気工業株式会社

斉  藤  哲  男

株式会社東芝

鈴  木      勤

パイオニア株式会社

瀬  野  健  治

財団法人パーソナル情報環境協会

高  橋  宏  治

三菱レイヨン株式会社

仲  谷      元

日本電信電話株式会社

西  沢  紘  一

日本板硝子株式会社

福  井  隆  司

株式会社東芝

藤  原  卓  利

キャノン株式会社

牧  野      宏

ソニーマグネプロダクツ株式会社

望  月  重  樹

三井石油化学工業株式会社

山  崎  俊  一

株式会社ジーク

山  田  文  明

日本アイ・ビー・エム株式会社

(オブザーバー)

小  平  康  人

旭化成工業株式会社

小  町  裕  史

松下電送株式会社

渋  川  和  夫

日本事務機械工業会

御  厨  健  太

横河電機株式会社

若  狭      功

コーニングジャパン株式会社

石  橋      稔

ヘキストジャパン株式会社

岡  田  和  夫

三菱電機株式会社

(事務局)

佐  藤      矗

財団法人光産業技術振興協会

妻  木  正  昭

財団法人光産業技術振興協会


62

X 6261-1991

130mm

追記形光ディスクカートリッジ JIS 原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

久  保  高  啓

静岡大学工学部

三  橋  慶  喜

工業技術院電子技術総合研究所

吹  澤  正  憲

通商産業省機械情報産業局

沖  野  英  男

工業技術院標準部

鈴  木      勤

パイオニア株式会社

西  沢  紘  一

日本板硝子株式会社

市  川  義  人

日本・データゼネラル株式会社

市  山  義  和

日本電気株式会社

大  石  完  一

日本ユニシス株式会社

御  厨  健  太

横河電機株式会社

森      昌  文

株式会社東芝

(事務局)

佐  藤      矗

財団法人光産業技術振興協会

妻  木  正  昭

財団法人光産業技術振興協会