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X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

(1) 

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  適合性

2

2.1

  光ディスク

2

2.2

  製造システム

2

2.3

  情報再生システム

2

3

  引用規格

2

4

  用語及び定義

2

5

  表記法

6

5.1

  数値表示

6

5.2

  頭字語

7

6

  略語

7

7

  ディスクの概要

8

8

  一般要求事項

9

8.1

  環境条件

9

8.2

  安全性

10

8.3

  耐燃性

10

9

  基準測定装置

10

9.1

  ピックアップヘッド(PUH

10

9.2

  測定条件

13

9.3

  正規化サーボ伝達関数

13

9.4

  軸方向のトラッキング基準サーボ

13

9.5

  半径方向のトラッキング基準サーボ

15

10

  寸法特性

17

10.1

  全体寸法

18

10.2

  第 遷移領域

19

10.3

  第 遷移領域

19

10.4

  クランプゾーン

19

10.5

  第 遷移領域

19

10.6

  情報ゾーン

20

10.7

  情報ゾーン

20

10.8

  トラックの寸法

21

10.9

  チャネルビット長

21

10.10

  リム領域

21

10.11

  許容差についての注意

22


X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)  目次

(2) 

ページ

10.12

  レーベル

22

11

  機械的パラメタ

22

11.1

  質量

22

11.2

  慣性モーメント

22

11.3

  ダイナミックインバランス

22

11.4

  回転方向

22

11.5

  振れ量

23

12

  光学的パラメタ

23

12.1

  記録済みディスク及び未記録ディスクの特性

23

12.2

  記録済みディスクの反射率

24

12.3

  未記録ディスクの特性

24

13

  記録済みディスクの動作信号

24

13.1

  測定条件

24

13.2

  読取り条件

25

13.3

  記録済みディスクの高周波信号(HF

25

13.4

  信号の品質

26

13.5

  サーボ信号

27

13.6

  グループウォブル信号

28

14

  未記録ディスクの動作信号

28

14.1

  測定条件

28

14.2

  記録条件

29

14.3

  ディスクテスト用記録ストラテジ

29

14.4

  サーボ信号

30

14.5

  アドレス信号

32

15

  概要

34

16

  データフレーム

35

16.1

  識別データ(ID

35

16.2

  ID 誤り検出符号(IED

36

16.3

  予備バイト(RSV

36

16.4

  誤り検出符号(EDC

36

17

  スクランブルドフレーム

37

18

  ECC ブロック

38

19

  記録フレーム

39

20

  変調

40

21

  物理セクタ

41

22

  直流成分抑圧制御

42

23

  リンキング方式

43

23.1

  リンキングの構造

43

23.2

  2K リンク及び 32K リンク

43


X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)  目次

(3) 

ページ

23.3

  ロスレスリンク

44

24

  情報ゾーンの概要

45

24.1

  情報ゾーンのレイアウト

45

24.2

  物理セクタの番号付け

46

25

  リードインゾーン,ミドルゾーン及びリードアウトゾーン

47

25.1

  リードインゾーン

47

25.2

  ミドルゾーン

63

25.3

  リードアウトゾーン

63

26

  未記録ゾーンの概要

64

26.1

  未記録ゾーンのレイアウト

65

26.2

  ECC ブロックアドレス

65

26.3

  ECC ブロックの番号付け

65

27

  プリピットデータフォーマット

66

27.1

  概要

66

27.2

  プリピットブロック構成

68

27.3

  プリピットデータブロック構成

70

28

  情報ゾーン及び ODTA のデータ構造

78

28.1

  ディスクテスト領域及び記録管理領域の配置

78

28.2

  ディスクテスト領域の構造

79

28.3

  記録管理領域(RMA)のデータ構成

81

附属書 A(規定)角度偏差 α の測定

107

附属書 B(規定)複屈折の測定

108

附属書 C(規定)位相差トラッキングエラー信号の測定方法

110

附属書 D(規定)光反射の測定

114

附属書 E(規定)ディスククランプのためのテーパコーン

115

附属書 F(規定)ジッタの測定

116

附属書 G(規定)RLL(2,10)制約の 8-16 変調

119

附属書 H(規定)最適パワー制御

128

附属書 I(規定)グルーブウォブル振幅の測定

129

附属書 J(規定)未記録ディスクの動作信号の測定法

131

附属書 K(規定)NBCA 信号

132

附属書 L(規定)ボーダゾーン

138

附属書 M(規定)ランドプリピット信号の測定方法

149

附属書 N(参考)情報ゾーンの構造

150

附属書 O(規定)記録順序

152

附属書 P(規定)セクタ数によるクリアランス

153

附属書 Q(規定)アンカーポイントの再配置

154

附属書 R(参考)ディスクの中間層の厚さの測定手法

156

附属書 S(参考)輸送

157


X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

(4) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)

及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があ

り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣大臣が制定した日本工業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。

−  氏名:東芝 DVD ライセンス株式会社

−  住所:東京都港区浜松町 1-18-16

−  氏名:コーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクス・エヌ・ヴィ

−  住所:オランダ国  5621  ベーアー  アインドーフェン  フルーネヴァウツウェッハ 1

Groenewoudseweg 1, 5621 BA    Eindhoven, The Netherlands

−  氏名:ソニー株式会社

−  住所:〒108-0075  東京都港区港南 1-7-1

−  氏名:パイオニア株式会社

−  住所:〒212-0031  神奈川県川崎市幸区新小倉 1-1

上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施

の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対

しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。

この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ

る。

この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標

準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。

なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。


   

日本工業規格

JIS

 X

6252

:2011

(ISO/IEC 12862

:2009

)

120 mm

(8.54 Gbytes

/面)及び

80 mm

(2.66 Gbytes

/面)

2

層 DVD レコーダブルディスク(DVD-R for DL)

Information technology

−120 mm (8.54 Gbytes per side) and 80 mm (2.66

Gbytes per side) DVD recordable disk for dual layer (DVD-R for DL)

序文

この規格は,2009 年に第 1 版として発行された ISO/IEC 12862 を基に,技術的内容及び構成を変更する

ことなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1

適用範囲

この規格は,80 mm 及び 120 mm の 2 層 DVD レコーダブルディスク(以下,ディスクという。

)の互換

性を可能にする機械的特性,物理的特性及び光学的特性について規定する。また,それらのディスクによ

って情報交換を可能にするプリ記録部(事前記録部)

,未記録部及び記録部の信号品質,データフォーマッ

ト,情報ゾーンのフォーマット,未記録ゾーンのフォーマット並びに記録方法について規定する。このデ

ィスクを,2 層 DVD レコーダブル(DVD-R for DL)ディスクという。この規格は,次の項目を規定する。

−  直径 80 mm 及び 120 mm の片面又は両面のディスク

−  適合条件

−  ディスクの使用環境及び保存環境

−  データ処理システム間の機械的互換のためのディスクの機械特性,物理特性及び寸法特性

−  トラック及びセクタの物理的配置,誤り訂正符号並びに符号化方法を含む未記録ディスク上のプリ記

録情報のフォーマット

−  トラック及びセクタの物理的配置,誤り訂正符号並びに符号化方法を含むディスク上の記録された情

報のフォーマット

−  データ処理システムがディスク上からプリ記録データを読み,ディスクに記録を可能にするための,

ディスク上のプリ記録及び未記録領域からの信号の特性

−  データ処理システムがディスク上のデータ読取りを可能にするための,ディスク上に記録した信号の

特性

この規格は,ディスク記録機器間のディスクの互換性を与える。また,ボリューム及びファイル構造の

規格とともに,データ処理システム間の完全なデータ互換性を与える。


2

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO/IEC 12862:2009

,Information technology−120 mm (8.54 Gbytes per side) and 80 mm (2.66

Gbytes per side) DVD recordable disk for dual layer (DVD-R for DL)(IDT)

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“一致している”こ

とを示す。

2

適合性

2.1

光ディスク

規格への適合性を表明する場合,ディスクのタイプ(公称直径及び片面か両面かの別)を明らかにしな

ければならない。ディスクは,そのタイプの要求事項を満たす場合,この規格に適合する。

2.2

製造システム

製造システムは,製造するディスクが 2.1 に合致するとき,この規格に適合する。

2.3

情報再生システム

情報再生システムは,2.1 に適合するディスクを取り扱うことができるとき,この規格に適合する。

3

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

ISO/IEC 8859-1

,Information technology−8-bit single-byte coded graphic character sets−Part 1: Latin

alphabet No. 1

ISO/IEC 8859-2

,Information technology−8-bit single-byte coded graphic character sets−Part 2: Latin

alphabet No. 2

ISO/IEC 8859-3

,Information technology−8-bit single-byte coded graphic character sets−Part 3: Latin

alphabet No. 3

ISO/IEC 8859-4

,Information technology−8-bit single-byte coded graphic character sets−Part 4: Latin

alphabet No. 4

ECMA 287:2002

  Safety of electronic equipment

4

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

4.1

アンカーポイント(anchor point)

論理ボリューム空間での最終記録済み番地の最大値を N としたとき,16,256,N−256 及び N となる特

定の論理セクタ番号に対応した物理セクタ番号。

注記  これらのセクタ番号に対応する情報は,ボリューム及びファイル構造を決定するために用いる。

4.2

基本記録速度(basic recording speed)

ディスクが必ず記録できなければならない記録速度。

注記  基本記録速度は,それぞれのクラスに必須の規定である。


3

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

4.3

ブロック同期ガード領域(block sync guard area)

未記録領域において,32K リンクを用いて記録が開始された連続領域の最初の ECC ブロック。

4.4

ボーダゾーン(border zone)

部分的に記録された状態のディスクを再生するときに,ピックアップの暴走を防止するための領域。

4.5

チャネルビット(channel bit)

変調後の 2 値の“0”及び“1”をディスク上のビットで表す要素。

4.6

クランプゾーン(clamping zone)

クランプ装置機構によってクランプ力が加わるディスクの環状の部分。

4.7

クラス(class)

ディスクの基本記録速度を表す 0 を含んだ整数。

ディスクに適応する記録速度群は,少なくとも一つの基本記録速度を含まなければならない。基本記録

速度は,記録機器及びディスクに必須の規定である。

4.8

データゾーン(data zone)

記録層 0 の場合,リードインゾーンとミドルゾーンとに挟まれたユーザデータが記録された領域。

記録層 1 の場合,ミドルゾーンとリードアウトゾーンとに挟まれたユーザデータが記録された領域。

注記  ボーダ記録モードの場合,ボーダゾーンは,データゾーンに含まれる。

4.9

データレコーダブルゾーン(data recordable zone)

ユーザデータが記録可能なゾーン。

4.10

デジタル総計値(digital sum value)

10 進数の数値 1 をビット“1”及び 10 進数の−1 をビット“0”に割り当てることによってビットストリ

ームから得た算術和。

4.11

ディスクアットワンス記録(disk at once recording)

リードインゾーン,ユーザデータ及びリードアウトゾーンを連続的に記録する記録モード。

4.12

ディスク基準面(disk reference plane)

ディスクのクランプゾーンをクランプし,理想スピンドルの完全に平らな環状表面で定義される回転軸

に対して垂直な面。

4.13

ディスクテスト領域,DTA(disk testing area,DTA)

最適パワー制御(OPC)に用いられる領域。


4

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

注記 1  ディスク上には 2 種類のディスクテスト領域がある。R 情報ゾーンの記録管理領域の内側に

内側ディスクテスト領域(IDTA:inner disc testing area)

,固定ミドルゾーンの外側に外側デ

ィスクテスト領域(ODTA:outer disk testing area)が存在する。

注記 2 NBCA がディスク上にない場合の記録機器の任意機構として,任意内側ディスクテスト領域

(optional IDTA)を記録層 0 のイニシャルゾーンに面した記録層 1 の特別な位置に配置する

ことができる。

注記 3  移動ミドルゾーンが存在する場合,記録機器の任意機構として外側ディスクテスト領域

(ODTA)を追加することができる。この場合,追加した ODTA を可変外側ディスクテスト

領域(flexible ODTA)と呼び,記録層 0 と記録層 1 との移動ミドルゾーンの外側にそれぞれ

配置する。

4.14

ECC

ブロックアドレス(ECC block address)

ディスク上の各領域への記録位置を決定するために用いるランドトラックの絶対物理番地。

注記 1  このアドレスは,ランドプリピットとしてあらかじめディスク上に記録し,その値はグルー

ブ上に記録する物理セクタ番号の b23∼b4 のビット反転した値に等しい。記録層 0 では内周

から外周へ,記録層 1 では外周から内周へ,連続的に減少する値を各ブロックに付与する。

記録層 0 のデータレコーダブルゾーンでの最初の ECC ブロックアドレスは,

(FF CFFF)で

ある。ビット反転した値は,ビットの値が 1 である場合に 0,又はその逆となるように計算

する。

注記 2  この ECC ブロックアドレスの規定は,この規格に特有のものである。

4.15

誤り訂正符号,ECC(error correction code,ECC)

データの誤りを検出,訂正するために計算によって生成されたコード。

4.16

誤り検出符号,EDC(error detection code,EDC)

データの誤りを検出するために生成されたコード。

注記  誤り検出符号は,データ及びエラー検出パリティから構成される。

4.17

ファイナライゼーション(finalization)

リードインゾーン,リードアウトゾーン及びミドルゾーンを記録する動作。

注記 1  ファイナライゼーション後は,記録層 0 においてはリードインゾーンからミドルゾーンまで

の情報ゾーンが,記録層 1 においてはミドルゾーンからリードアウトゾーンまでの情報ゾー

ンが,それぞれ未記録領域がなく全て記録されていなければならない。

注記 2  一度ファイナライズ処理を行うと,ディスクは記録動作から保護される。

4.18

グルーブ(groove)

トラックの位置決めに用いるウォブルされたディスクの溝。

4.19

インクリメンタル記録(incremental recording)


5

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

規定されたリンキング方式を用いてディスクが複数回に分けて記録されるときに用いる記録モード。

この記録モードを適用した場合,規定したリンキング方式を使用しなければならない。

4.20

情報ゾーン(information zone)

リードインゾーン,データゾーン,ミドルゾーン及びリードアウトゾーンで構成されるゾーン。

4.21

初期情報ゾーン(initial information zone)

リードインゾーン,データレコーダブルゾーン,固定ミドルゾーン及びリードアウトゾーンで構成され

るゾーン。

4.22

ランド(land)

グルーブ間の領域。

4.23

ランドプリピット,LPP(land pre-pit,LPP)

ディスク基板製造工程において,ランド上に形成された番地情報を含むエンボスピット。

4.24

リードインゾーン(lead-in zone)

記録層 0 のデータゾーンより内側で,かつ,隣接した物理セクタで構成されるゾーン。

4.25

リードアウトゾーン(lead-out zone)

記録層 1 のデータゾーンより内側で,かつ,隣接した物理セクタで構成されるゾーン。

注記  ユーザデータの記録が記録層 0 で終了した場合,リードアウトゾーンは記録層 1 のミドルゾー

ンの内側に隣接して配置する。

4.26

ミドルゾーン(middle zone)

記録層 0,記録層 1 それぞれのデータゾーンより外側かつ隣接した物理セクタで構成されるゾーン。

注記 1  固定ミドルゾーンは,ディスクのデータレコーダブルゾーンの外側に配置する。

注記 2  移動ミドルゾーンは,記録機器の任意機構として固定ミドルゾーンの内側かつデータゾーン

の外側に追加できる。この任意機構は,データゾーンの大きさに依存する。

4.27

記録管理領域,RMA(recording management area,RMA)

記録層 0 の場合,リードインゾーンより内側で,かつ,隣接した記録管理データで構成される領域。

記録層 1 の場合,リードアウトゾーンより内側で,かつ,隣接した記録管理データで構成される領域。

4.28

記録管理データ,RMD(recording management data,RMD)

それぞれの記録モードを含むディスクへの記録に関する情報。

注記  2 種類の RMD フォーマットを規定する。フォーマット 1 RMD は,インクリメンタル記録モー

ド及びディスクアットワンス記録モードに関連する情報を含む。フォーマット 4 RMD は,層間

ジャンプ記録モードを含むインクリメンタル記録モードに関連する情報を含む。


6

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

4.29

R

情報ゾーン(R-information zone)

内側ディスクテスト領域(IDTA)と記録管理領域(RMA)とで構成される領域。

4.30

再配置(re-mapping)

初期のアンカーポイントを再配置するための物理層における更新手法。

4.31

R

ゾーン(R zone)

インクリメンタル記録モードの場合に,記録層 0 及び記録層 1 へのユーザデータ記録用に予約される連

続した ECC ブロック。

4.32

セクタ(sector)

ディスクの情報ゾーンに存在するトラックの中で,独立にアドレス指定可能な最小領域。

4.33

基板(substrate)

記録層を機械的に支持する透明な円盤状の基体。これを通して光ビームで記録層にアクセスする。

4.34

トラック(track)

記録マーク又はグルーブの連続スパイラル。360°,1 回転分を示す。

4.35

トラックピッチ(track pitch)

半径方向に測定される,未記録ディスクに対しては 1 対の隣接するウォブルグルーブ(半径方向に僅か

に蛇行したグルーブ)の平均中心線間の距離で,記録済みディスクに対しては 1 対の隣接する連なった記

録マークの物理トラックの中心線間の距離。

4.36

ゾーン(zone)

ディスクの環状領域。

5

表記法

5.1

数値表示

測定値は,該当規格値の最下位桁に丸める。例えば,+0.01 のプラス許容差及び−0.02 のマイナス許容

差をもつ 1.26 という規格値は,1.235 以上 1.275 未満の測定値の範囲を許容する。

10 進数は,0∼9 の数字で表す。

16 進数は,括弧でくくった,0∼9 のアラビア数字と A∼F のアルファベットとで表す。

ビットの設定は,

“0”及び“1”で表す。

2 進数及びビットパターンは,左側を最上位ビットとし,“0”及び“1”の一連で表す。

2 進数の負の値は,2 の補数として表す。

各フィールドで,データは,バイト 0 とする最上位のバイト(MSB)を最初に記録し,最下位バイト(LSB)

を最後に記録する。

8ビットのフィールドで,ビット b

(8n

1)

は,最上位ビット(msb)とし,ビット b

0

は,最下位ビット(lsb)


7

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

としなければならない。

ビット b

(8n

1)

を最初に記録する。

5.2

頭字語

(対応国際規格では,この細分箇条において,頭字語について英語特有の語句の用法について規定して

いるが,この規格では不要であり,不採用とした。

6

略語

AP 

Amplitude of the land Pre-pit signal  ランドプリピットの信号振幅(ウォブル振幅を含まない。)

AR 

Aperture Ratio (of the Land Pre-Pit after recording)  開口比(記録後のランドプリピット信号にお

ける)

BP 

Byte Position  バイト位置

BPF 

Band Pass Filter  帯域フィルタ

CLV 

Constant Linear Velocity  一定線速度

CNR 

Carrier to Noise Ratio  キャリア対雑音比

DCC 

DC Component (suppress) control  直流成分抑圧制御

DSV 

Digital Sum Value  デジタル総計値

ECC 

Error Correction Code  誤り訂正符号

EDC 

Error Detection Code  誤り検出符号

HF 

High Frequency  高周波

ID 

Identification Data  識別データ

LA 

Lead-out Attribute  リードアウト属性

IDTA 

Inner Disk Testing Area  内側ディスクテスト領域

IED 

ID Error Detection (code)  ID 誤り検出符号

LPF 

Low-Pass Filter  低域フィルタ

LPP 

Land Pre-Pit  ランドプリピット

LSB 

Least Significant Byte  最下位バイト

lsb  

least significant bit  最下位ビット

MSB 

Most Significant Byte  最上位バイト

msb 

most significant bit  最上位ビット

NBCA 

Narrow Burst Cutting Area  ナローバーストカッティング領域

NRZI 

Non Return to Zero Inverted  非ゼロ反転復帰

ODTA 

Outer Disk Testing Area  外側ディスクテスト領域

OPC 

Optimum Power Control  最適パワー制御

OTP 

Opposite Track Path  対向トラック経路

PBS 

Polarizing Beam Splitter  偏光ビームスプリッタ

PI 

Parity (of the) Inner (code)  内符号パリティ

PLL 

Phase Locked Loop  位相同期ループ

PO 

Parity (of the) Outer (code)  外符号パリティ

PSN 

Physical Sector Number  物理セクタ番号

PTP 

Parallel Track Path  平行トラック経路


8

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

PUH 

Pick-Up Head  ピックアップヘッド

RBP 

Relative Byte Position  相対バイト位置

RBW 

Resolution Bandwidth  レゾルーション帯域幅

RESYNC  Re-Synchronization

  再同期

RMA 

Recording Management Area  記録管理領域

RMD 

Recording Management Data  記録管理データ

RS 

Reed-Solomon (code)  リードソロモン符号

SYNC 

Synchronization  同期

7

ディスクの概要

この規格の主題である 80 mm 及び 120 mm のディスクは,記録層が内側に存在するように基板 2 枚を接

着層によって,貼り合わせて構成する。ディスクの中心位置決めは,読取り側のディスク中心孔のエッジ

で行う。クランプは,クランプゾーンで行う。ディスクは,記録層の数によって両面ディスクか又は片面

ディスクとなる。両面ディスクは,各基板の内側に二つの記録層をもつ。片面ディスクは,二つの記録層

を内側にもった 1 枚の基板と記録層をもたないダミー基板とをもつ。記録されたディスクのデータは,ド

ライブの光ビームによって何回も読むことができる。

タイプ 1S

基板,中間層を挟んだ二つの記録層,接着層及びダミー基板からなり,両方の記録層には一

方向からだけアクセスすることができる。容量の公称値は 120 mm ディスクで 8.54 ギガバイ

ト,80 mm ディスクで 2.66 ギガバイトである。

タイプ 2S

それぞれ中間層を挟んだ二つの記録層をもつ 2 枚の基板及び接着層からなり,ディスクの一

方向からは,一対の記録層にだけアクセスすることができる。容量の公称値は 120 mm ディ

スクで 17.08 ギガバイト,80 mm ディスクで 5.32 ギガバイトである。

図 に,模式的にこれらのタイプを示す。

図 1−ディスク外観

タイプ 1S

タイプ 2S

記録層 1

入射面

入射面

入射面

ダミー基板

基板

接着層

記録層 0

中間層

記録層 1

基板

接着層

記録層 0

中間層

記録層 1

基板

記録層 0

中間層


9

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

8

一般要求事項

8.1

環境条件

8.1.1

試験環境条件

試験環境条件は,ディスク近傍の空気が次の条件を満たす環境とする。

a)

寸法測定用

温度

:23  ℃±2  ℃

相対湿度

:45∼55 %

大気圧

:86∼106 kPa

b)  a)

以外の測定用

温度

:15∼35  ℃

相対湿度

:45∼75 %

大気圧

:86∼106 kPa

別に規定しない限り,全ての試験及び測定は,この試験環境条件で行わなければならない。

8.1.2

動作環境条件

規定した測定環境でのこの規格の全ての要求事項を満たすディスクは,動作環境条件において環境パラ

メタの規定範囲にわたってデータ交換ができなければならない。

データ交換用ディスクは,電源を入れたドライブに装着し,ディスク近傍で測定したとき,次の条件下

で動作しなければならない。

注記  ここで,データ交換とは,再生のことをいう。

8.1.2.1

読取り時の環境条件

保存条件にさらされたディスクは,動作前に少なくとも 2 時間動作環境条件に放置してから使用する。

温度

:−25∼70  ℃

相対湿度

:3∼95 %

絶対湿度

:0.5∼60 g/m

3

温度変動

:最大 15  ℃/h

相対湿度変動:最大 10 %/h

ディスクに結露があってはならない。

8.1.2.2

記録中の環境条件

保存条件にさらされたディスクは,動作前に少なくとも 2 時間記録環境条件に放置してから使用する。

温度

:−5∼55  ℃

相対湿度

:3∼95 %

絶対湿度

:0.5∼30 g/m

3

ディスクに結露があってはならない。

8.1.3

保存環境条件

保存環境条件はディスク近傍の環境条件とし,次による。

温度

:−20∼50  ℃

相対湿度

:5∼90 %

絶対湿度

:1∼30 g/m

3

大気圧

:75∼106 kPa

温度変動

:最大 15  ℃/h


10

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

相対湿度変動:最大 10 %/h

8.1.4

輸送

この規格では,輸送条件については規定しないが,指針を

附属書 に示す。

8.2

安全性

ディスクは,情報処理システムにおいて意図された方法での使用時又は想定される使用時に,ECMA-287

の安全性に関する要求事項を満たさなければならない。

8.3

耐燃性

ディスクは,ECMA-287 に規定しているように,HB 材料の耐燃性クラス以上のクラスに適合する材料

で作る。

9

基準測定装置

この規格に適合するために,光学特性の測定には,記録済みディスク及び未記録ディスクの基準測定装

置を使用しなければならない。これらの装置の重要部品は,ここで規定する特性をもつ。

9.1

ピックアップヘッド(PUH

9.1.1

記録済みディスク測定用 PUH

光学パラメタを測定する光学系を

図 に示す。この光学系は,記録済みディスクの特性測定に使用する。

図 の構成の機能と同じ場合,異なる部品及び部品の異なる配置をしてもよい。測定の精度に影響しない

ようにするために,その光学系は,ディスク入射面から反射した検出光を最小化する。偏光ビームスプリ

ッタ C を 1/4 波長板 D と組み合わせることによって,入射光とディスク F からの反射光とは分離される。

偏光ビームスプリッタ C の P-S 強度又は反射率の比は,100 以上とする。光学系 G は,非点収差の焦点合

せ及び読取りのために,非点収差を生成してディスク F の記録層で反射した光をコリメートする。四分割

フォトディテクタ H の位置は,対物レンズの焦点が記録層に合ったとき,光スポットが四分割ディテクタ

H の中心と一致する中心をもつ円になるように調整する。そのようなフォトディテクタ H の例を図 に示

す。


11

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

A


C

D

E

:レーザダイオード

:コリメータレンズ 
:偏光ビームスプリッタ 
:1/4 波長板

:対物レンズ

F

G
H

I

a

J

:ディスク

:非点収差焦点合せ光学系 
:四分割フォトディテクタ 
  I

b

I

c

I

d

:四分割フォトディテクタ出力電流

:直流結合増幅器

図 2−記録済みディスク測定用 PUH の光学系

PUH の特性は,次による

波長(λ

:650 nm±5 nm

偏光

:円偏光

偏光ビームスプリッタ:特に規定のない限り使用

開口数

:0.60±0.01

対物レンズの瞳の縁での光強度

:半径方向は最大光強度の 60∼70 %,接線方向は最大光強度の 90 %以上

理想基板を通過した後の波面収差(厚さ 0.6 mm,屈折率 1.56)

:最大 0.033

λ

 rms

ディスク上に正規化したディテクタのサイズ

:100<A/(M

2

)<144 µm

2

ここに,

A は四分割フォトディテクタの全表面積

M はディスクから四分割フォトディテクタ近傍の共役面までの拡大率

レーザダイオードの相対ノイズ強度(RIN)

10 log[(交流光パワー実効値/Hz)/直流光パワー実効値]

:最大−134 dB/Hz

9.1.2

未記録ディスク測定用 PUH

特性測定を行う光学系を

図 に示す。この光学系は,未記録ディスクの特性測定及びディスク測定に必

要な記録に使用する。

図 の構成の機能と同じ場合,異なる部品及び部品の異なる配置をしてもよい。光


12

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

学系は,

測定の精度に影響しないようにするために,

ディスクの入射面から反射した検出光を最小化する。

偏光ビームスプリッタ C を 1/4 波長板 D と組み合わせることによって,レーザダイオード A からの入射光

とディスク F からの反射光とは分離される。偏光ビームスプリッタ C の P-S 強度/反射率の比は,100 以

上とする。

A


C

D

E

:レーザダイオード

:コリメータレンズ 
:偏光ビームスプリッタ 
:1/4 波長板

:対物レンズ

F

G

H

1

I

a

I

1

:ディスク

:四分割フォトディテクタ 
H

2

,H

3

,H

4

:直流結合増幅器

I

b

I

c

I

d

:四分割フォトディテクタ出力電流

I

2

:増幅器出力電流

図 3−未記録ディスク測定用 PUH の光学系

データの記録再生に用いる集束光の特性は,次による。

波長(λ

:650 nm

10

5


nm

偏光

:円偏光

開口数

:0.60±0.01

対物レンズの瞳の縁での光強度

:半径方向は最大光強度の 40 %,接線方向は最大光強度の 50 %以上

理想基板を通過した後の波面収差(厚さ 0.6 mm,屈折率 1.56)

:最大 0.033

λ

rms

ディスク上に正規化したディテクタのサイズ

:100<A/(M

2

)<144 µm

2

ここに,

A は四分割フォトディテクタの全表面積

M はディスクから四分割フォトディテクタ近傍の共役面までの拡大率

レーザダイオードの相対ノイズ強度(RIN)

10 log[(交流光パワー実効値/Hz)/直流光パワー実効値]

:最大−130 dB/Hz


13

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

9.2

測定条件

9.2.1

記録済みディスク及び未記録ディスク

クランプ力

:2.0 N±0.5 N

クランプゾーン

10.4 及び

附属書 参照

テーパコーン角度

:40.0°±0.5°(

附属書 参照)

9.2.2

記録済みディスク

チャネルビットレートが 26.156 25 Mbps のときの走査速度

:3.84 m/s±0.03 m/s

記録済みディスクの動作信号の測定条件は,

附属書 に規定する。

9.2.3

未記録ディスク

記録時,チャネルビットレートが 52.312 5 Mbps のときの走査速度

:7.68 m/s±0.03 m/s

サーボ信号及びアドレス信号の測定時,チャネルビットレートが 26.156 25 Mbps のときの走査速度

14.4 及び 14.5 参照)

:3.84 m/s±0.03 m/s

未記録ディスクの動作信号の測定条件は,

附属書 に規定する。

9.3

正規化サーボ伝達関数

軸方向と半径方向とのトラッキングのサーボシステムを規定するために,

関数 H

s

を用いる

[式(1)参照]

23.1 Hz∼10 kHz の周波数範囲において,基準サーボの開ループ伝達関数 の公称値を規定する。

( )

0

0

2

0

s

1

ω

3

1

ω

3

1

H

×

×

 (1)

ここに,

ω

2

π f

ω

0

2

π f

0

i

1

f

0

開ループ伝達関数の 0 dB クロスオーバ周波数とする。 
サーボの位相進み遅れ回路のクロスオーバ周波数は,次
による。

進み交差周波数:f

1

f

0

×1/3

遅れ交差周波数:f

2

f

0

×3

9.4

軸方向のトラッキング基準サーボ

9.4.1

記録済みディスク

軸方向のトラッキング基準サーボの開ループ伝達関数 に対し,|1+|は,

図 に模式的に示すハッチ

ング領域内になければならない。


14

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

図 4−記録済みディスクの軸方向トラッキング基準サーボ

100 Hz

10 kHz の帯域幅

|1+H |は,|1+H

s

 |の 20 %以内でなければならない。

クロスオーバ周波数 f

0

ω

0

/2

π は,式(2)による。

0

.

2

10

23

.

0

1.5

8

3

π

2

1

3

π

2

1

6

max

max

0

×

×

×

e

α

f

kHz  (2)

ここで,

α

max

は,軸方向の最大加速度期待値 8 m/s

2

の 1.5 倍,最大許容トラッキングエラーe

max

は,

0.23 µm とする。

軸方向のトラッキングエラーe

max

は,0 レベルからの上下で軸方向に測定したピーク偏差である。

23.1 Hz

100 Hz の帯域幅

|1+H |は,次の 4 点で囲まれる範囲内とする。

100 Hz で 40.6 dB(100 Hz で|1+H

s

|−20 %)

23.1 Hz で 66.0 dB(23.1 Hz で|1+H

s

|−20 %)

23.1 Hz で 86.0 dB(23.1 Hz で|1+H

s

|−20 %に 20 dB 加える)

100 Hz で 44.1 dB(100 Hz で|1+H

s

|+20 %)

9.6 Hz

23.1 Hz の帯域幅

|1+|は,66.0 dB と 86.0 dB との間になければならない。

9.4.2

未記録ディスク

軸方向のトラッキング基準サーボの開ループ伝達関数 に対し,|1+|は,

図 に模式的に示すハッチ

ング領域内になければならない。

(dB)

周波数

 (Hz)

86.0

66.0

62.3

0

44.1

40.6

8 m/s

2

100

10 000

23.1

9.6


15

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

図 5−未記録ディスクの軸方向トラッキング基準サーボ

200 Hz

10 kHz の帯域幅

|1+H |は,|1+H

s

 |の 20 %以内でなければならない。

クロスオーバ周波数 f

0

ω

0

/2

π は,式(3)による。

0

.

4

10

23

.

0

1.5

2

3

3

π

2

1

3

π

2

1

6

max

max

0

×

×

×

e

α

f

kHz  (3)

ここで,

α

max

は,軸方向の最大加速度期待値 32 m/s

2

の 1.5 倍,最大許容トラッキングエラーe

max

は,

0.23 µm とする。

軸方向のトラッキングエラーe

max

は,0 レベルからの上下で軸方向に測定したピーク偏差である。

46.2 Hz

200 Hz の帯域幅

|1+|は,次の 4 点で囲まれる範囲内とする。

200 Hz で 40.6 dB(200 Hz で|1+H

s

|−20 %)

46.2 Hz で 66.0 dB(46.2 Hz で|1+H

s

|−20 %)

46.2 Hz で 86.0 dB(46.2 Hz で|1+H

s

|−20 %に 20 dB 加える)

200 Hz で 44.1 dB(200 Hz で|1+H

s

|+20 %)

19.2 Hz

46.2 Hz の帯域幅

|1+|は,66.0 dB と 86.0 dB との間になければならない。

9.5

半径方向のトラッキング基準サーボ

9.5.1

記録済みディスク

半径方向のトラッキング基準サーボの開ループ伝達関数 に対し,|1+|は,

図 に模式的に示すハッ

チングの領域内になければならない。

半径方向のトラッキングエラーは,0 レベルより内側か外側で半径方向に測定したピーク偏差とする。

(dB)

周波数

 (Hz)

86.0

66.0

56.3

0

44.1

40.6

32 m/s

2

200

10 000

46.2

19.2


16

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

図 6−記録済みディスクの半径方向のトラッキング基準サーボ

100 Hz

10 kHz の帯域幅

|1+H |は,|1+H

s

|の 20 %以内でなければならない。

クロスオーバ周波数 f

0

ω

0

/2

π は,式(4)による。

4

.

2

10

022

.

0

1.5

1

.

1

3

π

2

1

3

π

2

1

6

max

max

0

×

×

×

e

α

f

kHz (4)

ここで,

α

max

は,軸方向の最大加速度期待値 1.1 m/s

2

の 1.5 倍,最大許容トラッキングエラーe

max

は,

0.022 µm とする。

23.1 Hz

100 Hz の帯域幅

|1+|は,次の 4 点で囲まれる範囲内とする。 
100 Hz で 43.7 dB(100 Hz で|1+H

s

|−20 %)

23.1 Hz で 69.2 dB(23.1Hz で|1+H

s

|−20 %)

23.1 Hz で 89.2 dB(23.1 Hz で|1+H

s

|−20 %に 20 dB 加える)

100 Hz で 47.3 dB(100 Hz で|1+H

s

|+20 %)

9.6 Hz

23.1 Hz の帯域幅

|1+H |は,69.2 dB と 89.2 dB との間になければならない。

9.5.2

未記録ディスク

半径方向のトラッキング基準サーボの開ループ伝達関数 に対し,|1+H |は,

図 に模式的に示すハッ

チングの領域内になければならない。

半径方向のトラッキングエラーは,0 レベルより内側か外側で半径方向に測定したピーク偏差とする。

(dB)

周波数

 (Hz)

89.2

69.2

62.7

0

47.3

43.7

1.1 m/s

2

100

10 000

23.1

9.6

59.2


17

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

図 7−未記録ディスクの半径方向のトラッキング基準サーボ

200 Hz

10 kHz の帯域幅

|1+H |は,|1+H

s

|の 20 %以内でなければならない。

クロスオーバ周波数 f

0

ω

0

/2

π は,式(5)による。

kHz

8

.

4

10

022

.

0

5

.

1

4

.

4

3

π

2

1

3

π

2

1

6

max

max

0

×

×

×

e

α

f

 (5)

ここで,

α

max

は,軸方向の最大加速度期待値 4.4 m/s

2

の 1.5 倍,最大許容トラッキングエラーe

max

は,

0.022 µm とする。

46.2 Hz

200 Hz の帯域幅

|1+H |は,次の 4 点で囲まれる範囲内とする。 
200 Hz で 43.7 dB(200 Hz で|1+H

s

|−20 %)

46.2 Hz で 69.2 dB(46.2Hz で|1+H

s

|−20 %)

46.2 Hz で 89.2 dB(46.2 Hz で|1+H

s

|−20 %に 20 dB 加える)

200 Hz で 47.3 dB(200 Hz で|1+H

s

|+20 %)

19.2 Hz

46.2 Hz の帯域幅

|1+H |は,69.2 dB と 89.2 dB との間になければならない。 

10

寸法特性

寸法特性は,ディスクの互換性及び適合をとる上で必要なパラメタについて規定する。設計の自由度が

あるところは,機能特性の要素記述にとどめる。寸法要求事項は,

図 8∼図 10 にまとめて示す。ディスク

の各部分について,中心孔から外周部までを記載している。

寸法は,二つの基準面 P 及び Q を基準とする。

基準面 P は,主基準面とし,クランプゾーン(10.4 参照)の下面が置かれる面とする。

基準面 Q は,クランプゾーンの上面の高さで基準面 P と平行な面とする。

(dB)

周波数

 (Hz)

89.2

69.2

62.7

0

47.3

43.7

4.4 m/s

2

200

10 000

46.2

19.2

59.2


18

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

図 8−ディスクの領域

図 9−リム領域

図 10−組立ディスクの孔

10.1

全体寸法

120 mm ディスクの直径は,次による。

d

1

=120.00 mm±0.30 mm


19

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

80 mm ディスクの直径は,次による。

d

1

=80.00 mm±0.30 mm

基板又はダミー基板の中心孔の直径は,次による。

d

2

=15.00 mm

0.15

0

mm

2 枚の基板を貼り合わせたとき,ディスクの中心孔の直径の最小値は,15.00 mm とする(図 10 参照)。

中心孔の両方のエッジにばりがあってはならない。

中心孔のエッジは,丸めるか又は面取りしなければならない。丸みの半径は,0.1 mm 以下とする。面取

りは,0.1 mm 以上の高さを超えてはならない。

接着層及びレーベルを含むディスクの厚さは,次による(

図 参照)。

e

1

=1.20 mm

0.30
0.06


mm

10.2

第 遷移領域

第 1 遷移領域は,直径 d

2

及び次に示す直径 d

3

で囲まれた領域とし,この領域のディスク面は,基準面 P

及び/又は基準面 Q から最大 0.10 mm の内側にあってもよい(

図 参照)。

d

3

≧16.0 mm

10.3

第 遷移領域

第 2 遷移領域は,直径 d

3

及び次に示す直径 d

4

で囲まれた領域とする。

d

4

≦22.0 mm

この領域では,基準面 P 又は Q の外側に最大 0.05 mm の平たんでない部分及びばりがあってもよい(

8

参照)

10.4

クランプゾーン

このゾーンは,直径 d

4

及び次に示す直径 d

5

で囲まれた領域とする。

d

5

≧33.0 mm

クランプゾーンの各面は,0.1 mm 以内で平たんでなければならない。クランプゾーンの上面,すなわち,

基準面 Q の面は,下面,すなわち,基準面 P の面に 0.1 mm 以内で平行でなければならない。

クランプゾーンの,ディスクの厚さ(e

2

)は,次による(

図 参照)。

e

2

=1.20 mm

0.20
0.10


mm

10.5

第 遷移領域

第 3 遷移領域は,直径 d

5

及び直径 d

6

で囲まれた領域とする。

120 mm ディスクの d

6

は,次による。

d

6

≦40.0 mm

80 mm ディスクの d

6

は,次による。

d

6

≦37.0 mm

この領域では,ディスクの上面は,基準面 Q から高さ h

1

高くなってもよく,高さ h

2

低くなってもよい。

ディスクの下面は,基準面 P から高さ h

3

高くなってもよく,高さ h

4

低くなってもよい。

高さ h

1

h

2

h

3

及び h

4

の値は,次による(

図 参照)。

h

1

≦0.25 mm

h

2

≦0.10 mm

h

3

≦0.10 mm

h

4

≦0.25 mm


20

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

10.6  R

情報ゾーン

記録層 0 の R 情報ゾーンは,箇条 28 で規定するとおり内側ディスクテスト領域の始めの d

7

=44.00 mm

及びリードインゾーンの始めで囲まれた領域とする。

記録層 1 の R 情報ゾーンは,箇条 28 で規定するとおり内側ディスクテスト領域の始めの d

7

=44.00 mm

及びリードアウトゾーンの終わりで囲まれた領域とする。

R 情報ゾーンでのディスクの厚さは,10.1 で規定する e

1

に等しくなければならない。

10.6.1  R

情報ゾーンの分割

R 情報ゾーンの主要部分は,次による。

−  内側ディスクテスト領域(IDTA)

−  記録管理領域(RMA)

10.7

情報ゾーン

記録層 0 の情報ゾーンは,リードインゾーンの始め及び

表 に示す直径 d

10

で囲まれた領域とする。

記録層 1 の情報ゾーンは,

リードアウトゾーンの終わり及び

表 に示す直径 d

10

で囲まれた領域とする。

情報ゾーンでのディスクの厚さは,10.1 で規定する e

1

に等しくなければならない(

図 参照)。

10.7.1

情報ゾーンの分割

情報ゾーンの主要部分は,次による。

−  リードインゾーン

−  データゾーン

−  ミドルゾーン

−  リードアウトゾーン

10.7.1.1

リードインゾーン

リードインゾーンは,26.3 で規定する記録層 0 の R 情報ゾーンの終わり及び直径 d

8

で囲まれた領域とす

る(

図 参照)。

10.7.1.2

データゾーン

記録層 0 のデータゾーンは,直径 d

8

から始まり直径 d

9

で終了する。

直径 d

8

の値は,次による。

d

8

=48.00 mm

0

0.08

mm

120 mm ディスクの d

9

は,次による。

d

9

≦116.2 mm

80 mm ディスクの d

9

は,次による。

d

9

≦76.2 mm

記録層 1 のデータゾーンは,直径 d

8

'から始まり直径 d

9

'で終了する。

直径 d

8

'及び d

9

'の値は,次による。

d

8

'd

8

+0.13 mm

d

9

'd

9

0.13
0.29


mm

10.7.1.3

ミドルゾーン(図 参照)

記録層 0 のミドルゾーンは,直径 d

9

で開始し,直径 d

10

で終了する。

記録層 1 のミドルゾーンは,直径 d

9

'で開始し,直径 d

10

で終了する。

d

10

の値は,

表 に示すようにデータゾーンの長さに依存する。


21

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

10.7.1.4

リードアウトゾーン

リードアウトゾーンは,26.3 で規定する R 情報ゾーンの外径及び直径 d

8

で囲まれた記録層 1 の領域とす

る。

表 1−情報ゾーンの終了

データゾーンの外径 d

9

直径 d

10

の値

69.2 mm 以下

最小 70.0 mm

1.0
0.0

mm

120 mm ディスク

69.2 mm∼116.2 mm

最小  d

9

+0.8 mm

69.2 mm 以下

最小 70.0 mm

1.0
0.0

mm

80 mm ディスク

69.2 mm∼76.2 mm

最小 d

9

+0.8 mm

10.8

トラックの寸法

R 情報ゾーン及び情報ゾーンでのトラックは,連続した 360°回転のスパイラルによって構成する。デ

ータゾーン全体にわたる平均トラックピッチは,0.74 µm±0.01 µm とする。トラックピッチの 0.74 µm か

らの最大変位は,±0.03

μm とする。

10.8.1

トラックパス

この規格は,対向トラック経路(Opposite Track Path: OTP)だけを規定する。

図 11 に示すようにディス

ク上のトラックは,まず記録層 0 の内周から外周に向かって再生され,続いて記録層 1 の外周から内周に

向かって再生される。記録層 1 のスパイラルの方向は,記録層 0 と逆となる。

図 11−トラックパス

10.9

チャネルビット長

R 情報ゾーン及び情報ゾーンでは,CLV モードでデータを記録する。データゾーンの全体にわたる平均

チャネルビット長は,146.7 nm±1.5 nm とする。

10.10

リム領域(図 参照)

リム領域は,直径 d

11

から直径 d

1

の領域とする。

スパイラル方向

記録層 0

記録層 1

スパイラル方向

半径方向

再生側

:

データゾーン

: リードインゾーン

:

ミドルゾーン

: リードアウトゾーン

記録層 1:再生側から遠い層

記録層 0:再生側から近い層


22

X 6252

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120 mm ディスクの d

11

は,次による。

d

11

≧118.0 mm

80 mm ディスクの d

11

は,次による。

d

11

≧78.0 mm

この領域では,ディスクの上面は,基準面 Q から高さ h

5

高くなってもよい。ディスクの下面は,基準面

P から高さ h

6

低くなってもよい。

高さ h

5

及び h

6

の値は,次による。

h

5

≦0.10 mm

h

6

≦0.10 mm

この領域の全体厚さは,1.50 mm,すなわち,e

1

の最大値より大きくてはならない。

リムの厚さ(e

3

)は,次による。

e

3

≧0.60 mm

ディスクの外周エッジは,丸み半径最大 0.2 mm で丸めるか又は次に示す高さ h

7

h

8

にわたり面取りし

なければならない。

h

7

≦0.20 mm

h

8

≦0.20 mm

10.11

許容差についての注意

10.5

で規定する h

i

で示す全ての高さは,相互に独立した値とする。例えば,第 3 遷移領域の上側の面が

h

2

だけ基準面 Q から下がっている場合,この領域の下側の面が必ずしも h

3

だけ基準面 P から上がってい

なくてもよいことを意味している。寸法が同じ数値“一般的には最大値”のところでは,これは,実際の

値が同一でなければならないことを意味していない。

10.12

レーベル

レーベルは,それに関連した情報をアクセスする入射面のある基板と反対側の基板とに設け,ディスク

の外面又はディスクの内面の接合面かのいずれかに設ける。前者の場合,レーベルは,クランプゾーンに

かかってはならない。後者の場合,レーベルは,クランプゾーンに及んでもよい。いずれの場合でも,レ

ーベルは,中心孔の縁及びディスクの外周エッジからはみ出してはならない。レーベルは,ディスクの特

性に影響を与えてはならない。両面ディスクは,いずれの読取り面にもレーベルを付けてはならない。

11

機械的パラメタ

11.1

質量

120 mm ディスクの質量は,13∼20 g の範囲内とする。

80 mm ディスクの質量は,6∼9 g の範囲内とする。

11.2

慣性モーメント

回転軸に関する 120 mm ディスクの慣性モーメントは,最大 0.040 g・m

2

とする。

回転軸に関する 80 mm ディスクの慣性モーメントは,最大 0.010 g・m

2

とする。

11.3

ダイナミックインバランス

回転軸に関する 120 mm ディスクのダイナミックインバランスは,最大 0.002 5 g・m とする。

回転軸に関する 80 mm ディスクのダイナミックインバランスは,最大 0.001 0 g・m とする。

11.4

回転方向

ディスクの回転方向は,光学的システムからみて反時計方向とする。


23

X 6252

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11.5

振れ量

11.5.1

軸方向の振れ量

軸方向のトラッキングのための基準サーボをもつ PUH 及び走査速度でのディスクの回転で測定すると

き,基準面に垂直の方向での公称位置からの記録層の偏差は,120 mm ディスクは 0.3 mm 以下とし,80 mm

ディスクは 0.2 mm 以下とする。軸方向トラッキングのためのサーボを用いて測定した 10 kHz 以下の残留

トラッキングエラーは,0.23 µm 以下とする。測定用フィルタは,バタワース LPF,f

c

 (−3 dB):10 kHz,

傾斜:−80 dB/decade とする。

11.5.2

半径方向の振れ量

ディスクの外周エッジの振れは,0.30 mm

p

p

以下とする。

走査速度での回転周期で測定するとき,トラックの半径方向の振れは,記録層 0 では 40 µm

p

p

以下,記

録層 1 では 60 µm

p

p

以下とする。

半径方向のトラッキングのための基準サーボを用いて測定した 1.1 kHz 以下の残留トラッキングエラー

は,0.022

μm 以下とする。測定用フィルタは,バタワース LPF,f

c

 (−3 dB):1.1 kHz,傾斜:−80 dB/decade

とする。

半径方向トラッキング基準サーボを用いて 20 ms の積分時間で測定した 1.1 kHz∼10 kHz の周波数帯域で

の残留エラー信号のノイズ実効値は,0.016 µm 以下とする。測定用フィルタは,バタワース BPF,周波数

範囲  (−3dB):1.1 kHz,傾斜:+80 dB/decade∼周波数範囲  (−3 dB):10 kHz,傾斜:−80 dB/decade とす

る。

12

光学的パラメタ

12.1

記録済みディスク及び未記録ディスクの特性

12.1.1

屈折率

基板の屈折率は 1.55±0.10 とする。

中間層の屈折率は最小 1.49 で,かつ,基板の屈折率±0.10 とする。

12.1.2

透明基板の厚さ

中間層を含む透明基板の厚さは,屈折率の関数とし,

図 12 に規定する。

中間層の厚さは,55 µm

15
15


µm とする(附属書 参照)。

中間層の厚さ変動は,ディスク全面で最大±10 µm,ディスク 1 回転当たり最大±4 µm とする。


24

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

図 12−屈折率及び基板の厚さ

12.1.3

角度偏差

角度偏差は,平行光の入射光と反射光との間の角度

α

とする。入射光は,0.3 mm∼3.0 mm の直径をも

つ。角度偏差は,入射面によるゆがみ及び反射層の非平行を含む(

図 A.1 参照)。その値は,附属書 

よって測定したとき,次のとおりとする。

半径方向で:

α

=0.80°以内

接線方向で:

α

=0.30°以内

12.1.4

透明基板の複屈折

透明基板の複屈折は,

附属書 によって測定したとき,100 nm 以下とする。

12.2

記録済みディスクの反射率

附属書 によって測定したとき,記録層の反射率は,16∼27 %(PBS をもつ PUH)とする。

12.3

未記録ディスクの特性

12.3.1

反射率変調の極性

反射率は,未記録領域で高く記録マークで低く変化する。

12.3.2

記録パワーの感度変化(附属書 参照)

ディスクの全面にわたって最適記録パワーP

o

の変化は,P

o

±0.05 P

o

とする。

13

記録済みディスクの動作信号

13.1

測定条件

1.40 1.50  1.60 1.70

0

0.56

0.58

0.60

0.62

0.64

0.66

厚さ

屈折率

( 1.45 , 0.643 )

( 1.56 , 0.630 )

( 1.65 , 0.630 )

( 1.65 , 0.560 )

( 1.56 , 0.560 )

( 1.45 , 0.573 )

基板の最小厚さ

基板の最大厚さ

記録層 0

記録層 1

(mm)


25

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:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

動作信号は,5 トラック以上の領域に 8-16 変調データを記録した後に測定する。

−  ピックアップヘッド(PUH)は,9.1.1 による。

−  測定条件は,9.2.1 及び 9.2.2 による。

−  ジッタ測定の HF 信号波形等化は,

附属書 による。

−  正規化サーボ伝達関数は,9.3 による。

−  軸方向のトラッキング基準サーボは,9.4 による。

−  半径方向のトラッキング基準サーボは,9.5 による。

13.2

読取り条件

読取りパワーは,ディスクの入射面に投射したパワーであり,1.0 mW 以下とする。

13.3

記録済みディスクの高周波信号(HF

HF 信号は,四分割フォトディテクタの電流の和とする。これらの電流は,記録層の情報を表す記録マ

ークにおける光ビームの回折と反射率変化とによって変調される。記録パワー条件は,

附属書 による。

ジッタを除く測定は,波形等化前の HF 信号によって行う。

13.3.1

変調振幅(図 13 参照)

変調振幅 I

14

は,最長記録マーク及びスペースによって発生したピークからピークまでの値とする。

ピーク値 I

14H

は,高域フィルタ前の HF 信号のピーク値とする。

I

3

は最短記録マーク及びスペースによって発生したピークからピークまでの値とする。

0 レベルは,ディスクを挿入しないときの測定装置から得る信号レベルとする。

これらのパラメタは,次による。

0.60

H

14

14

I

I

0.20

14

3

I

I

[(I

14Hmax

I

14Hmin

)/I

14Hmax

]の最大値は,表 による。

表 2[(I

14Hmax

I

14Hmin

)/I

14Hmax

]

の最大値

各記録層内

1 回転内

PBS をもつ PUH 0.33

0.15

PBS をもたない PUH

0.20 0.10

13.3.2

信号の非対称性

ディスクを最適記録パワーP

o

で記録したときの信号の非対称性は,次による(

図 13 参照)。

−0.05≦[(I

14H

I

14L

)/2−(I

3H

I

3L

)/2]/I

14

≦0.15

ここで,(I

14H

I

14L

)/2 は,I

14

の中心値とし,(I

3H

I

3L

)/2 は,I

3

の中心値とする。


26

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

図 13−変調振幅

13.3.3

クロストラック信号

クロストラック信号は,光ビームがトラックを交差するときの HF 信号をカットオフ 30 kHz の低域フィ

ルタで帯域制限したもの(

図 14 参照)。低域フィルタは,1 次フィルタとする。

クロストラック信号は,次による。

I

T

I

H

I

L

I

T

/I

H

≧0.10

ここに,I

H

は,この信号のピーク値とし,I

T

は,ピークからピークまでの値とする。

図 14−クロストラック信号

13.4

信号の品質

13.4.1

ジッタ

ジッタは,波形等化器を通過した 2 値化データの時間変動の標準偏差

σ

で表す。立上りエッジ及び立下

りエッジのジッタを PLL クロックで測定し,チャネルビットクロック周期によって正規化する。

ジッタ

σ

は,

附属書 によって測定するとき,8.0 %以下とする。

13.4.2

ランダムエラー

PI エラーの数は,少なくとも 1 バイトのエラーをもつ,ECC ブロック(箇条 18 参照)の行の数とする。

どの 8 連続 ECC ブロックにおいても,エラー訂正前の PI エラーの総数は,280 以下とする。

13.4.3

欠陥

欠陥の直径は,次の規定を満たさなければならない。

−  気泡については,最大 100 µm とする。

−  黒点については,最大 200 µm とする。


27

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

−  複屈折を発生させない黒点については,最大 300 µm とする。

さらに,欠陥はトラックの走査方向の 80 mm の距離内で,次の規定を満たさなければならない。

− 30

µm より大きい欠陥長の総和の最大値は,300 µm とする。

−  欠陥の数は,最大 6 個とする。

13.5

サーボ信号

図 15 に示す四分割フォトディテクタの出力電流は,I

a

I

b

I

c

及び I

d

とする。

図 15−四分割フォトディテクタ

13.5.1

位相差トラッキングエラー信号

位相差トラッキングエラー信号は,光ビームがトラックを交差するとき,ディテクタの対角の対間の位

相差:位相(I

a

I

c

)−位相(I

b

I

d

)から導く(図 16 参照)。位相差トラッキングエラー信号は,30 kHz のカッ

トオフの低減フィルタをかける(

附属書 参照)。この信号は,次の要求事項を満たさなければならない

図 16 参照)。

振幅  正のゼロ交差において半径方向オフセット 0.10 µm があるとき,¯¯

Δt/T=0.5∼1.1。ここで

_

Δtはディ

テクタの対角の対間の位相差から導く平均時間差とし,はチャネルビットクロック周期とする。

非対称性

非対称性は,次による(

図 16 参照)。

2

.

0

2

1

2

1

T

T

T

T

+

ここに,

T

1

¯¯

Δt/の正のピーク値

T

2

¯¯

Δt/の負のピーク値

図 16−位相差トラッキングエラー信号

13.5.2

接線方向のプッシュプル信号

この信号は,差動出力(I

a

I

d

)−(I

b

I

c

)の瞬時レベルから導く。この信号は,次による(図 17 参照)。

光ビーム

接線方向

I

a

I

b

I

d

I

c

半径方向(外側)


28

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

(

) (

)

[

]

9

.

0

0

14

p

p

c

b

d

a

I

I

I

I

I

(

)-(+)

a  d

b c

p-p

マーク

(

)

(

)

[

]

p

p

c

b

d

a

+

+

I

I

I

I

図 17−接続方向のプッシュプル信号

13.6

グループウォブル信号

PUH の四分割フォトディテクタの各受光部からの出力電流を I

a

I

b

I

c

及び I

d

とする(

図 15 参照)。グ

ルーブウォブル信号は,光ビームがトラックを追従するときのディテクタの差分出力から導き,[(I

a

I

b

)

−(I

c

I

d

)]とする。グルーブウォブル信号は,次による。

−  グルーブウォブルのロック周波数は,同期フレーム周波数の 8 倍とする。

−  グルーブウォブルの CNR>31 dB (RBW=1 kHz)

グルーブウォブルの CNR は,RBW を 1 kHz に設定したスペクトラムアナライザを用いて平均値を測定

する(

図 18 参照)。

キャリアレベル

ノイズレベル

図 18

ウォブル CNR の測定

14

未記録ディスクの動作信号

14.1

測定条件

未記録ディスクの特性測定及びディスクの測定に必要な記録を行う記録機のピックアップヘッド

PUH

)は,

9.1.2

による。

測定条件は,

9.2.1

及び

9.2.3

による。

正規化サーボ伝達関数は,

9.3

による。

軸方向のトラッキング基準サーボは,

9.4

による。


29

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

半径方向のトラッキング基準サーボは,

9.5

による。

14.2

記録条件

記録位置

:グルーブ

最適記録パワー(

P

o

附属書 H

による

OPC

によって決める。

最適記録パワー範囲

10.0 mW

P

o

32.0 mW

バイアスパワー(

P

b

P

b

0.7 mW

記録パワー幅

P

o

±

0.25 mW

14.3

ディスクテスト用記録ストラテジ

ディスクの測定に必要な

9.1.2

に規定した記録機のピックアップヘッドを用いて記録するときのレーザ

パワーは,基本記録ストラテジに従って変調する(

図 19

参照)

T

1

クロック周期の長さを表すとする

とき,

5T

から

11T

及び

14T

の長さの各記録パルスは,先頭パルス及び最終パルスの二つの部分からなる。

先頭パルス及び最終パルスは中間パワー(

P

m

)で連結する。

3T

及び

4T

の長さの記録パルスは,先頭パル

スだけを用いる。この記録パルス変調をノンマルチパルス記録ストラテジと呼ぶ。

3T

及び

4T

の先頭パルスは,記録データの立上りエッジの後から始まり,記録データの立下りエッジで

終了することによって作る。先頭パルスの立下りエッジは移動可能であり,それぞれの移動量(

3T

dtop

,

4T

dtop

)及び先頭パルスの幅(

3T

top

4T

top

)は,

25.1.6.1

で規定される記録ストラテジコードに従って選択

する。それぞれの先頭パルスの幅は立下りエッジの移動に依存しない。

5T

から

11T

及び

14T

の長さの記録パルスは,記録データの立上りエッジの後から始まり,記録データ

の立下りエッジで終了することによって作る。記録パルスの幅(

nT

wt

,先頭パルスの幅(

nT

top

)及び最終

パルスの幅(

nT

lp

)は,

25.1.6.1

で規定される記録ストラテジコードに従って選択する。

オフパルス(

T

off

)は,全ての記録パルスの立下りエッジから始まることによって作る。オフパルスの長

さは,

25.1.6.1

で規定される記録ストラテジコードに従って選択する。

図 19

に示す適応型記録パルス変調に従って,

先頭パルス及び終了パルスの立上り及び立下りエッジは時

間軸方向に独立に動かせる。立上りエッジの移動量(

T

ld

T

ld2

)及び立下りエッジの移動量(

T

tr

T

tr2

)は,

前スペースの長さ(

T

sp

)及び記録データの長さ(

T

wd

)に従って選択する。それぞれのエッジを移動した

場合,それぞれのパルス幅は変化する。適応型記録パルス変調の詳細なパラメタは記録ストラテジコード

によって得られる(

25.1.6.1

参照)

最適記録パワーと最適中間パワーとの記録パワー比(

P

o

 /P

m

)は,

25.1.6.1

で規定される記録ストラテジ

コードに従って選択する。


30

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

図 19

記録パルス変調

14.3.1

記録パルスの定義

対物レンズからの記録パルスは,

図 20

による。

立上り時間(

T

r

)及び立下り時間(

T

f

)は,最大

2ns

とする。

図 20

記録パルス

14.4

サーボ信号

図 21

に示す四分割フォトディテクタの出力電流は,

I

a

I

b

I

c

及び

I

d

とする(

図 21

参照)

I

a

及び

I

b

は,

I

c

及び

I

d

よりディスクの半径方向(外側)に位置する。

P

b

P

m

0.5

P

o

T

wt

 : (5T 以上)

T

top

T

lp

T

r

T

top

 : (3T 及び 4T)

0.9 (

P

o

-P

b

)

P

o

0.5 (

P

o

+

P

m

)

0.9

P

o

0

レベル

0.1

P

o

0.1 (

P

o

-P

b

)

0.5 (

P

o

-P

b

)

T

f

+

方向

nT

wt

nT

lp

T

wd

= 6T

記録データ

記録パルス

T

T

sp

= 3T

0 レベル

P

o

P

m

P

b

0レベル

適応型

記録パルス

P

o

P

m

P

b

+

T

ld

−T

ld

+ T

tr

−T

tr

+ T

ld

−T

ld

+ T

tr

− T

tr

+

T

ld2

− T

ld2

+

T

tr2

T

tr2

T

wd

= 3T

3T

top

3T

dtop

nT

top

T

off

T

off


31

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

図 21

四分割フォトディテクタ

14.4.1

半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号

半径方向のプッシュプルトラッキングエラー信号は,光ビームがトラックを横切るときのディテクタの

差分出力から導き,

[(I

a

I

b

)

(I

c

I

d

)]

とする。半径方向のプッシュプルトラッキングエラー信号は,

9.1.2

に規定するピックアップヘッド(

PUH

)を用いてカットオフ周波数

30 kHz

の低域フィルタを通過させて測

定する。

半径方向の記録前のプッシュプル振幅を

PPb

,記録後を

PPa

とすると,これらのパラメタは,次による

図 21

参照)

PPb

PPa

|(I

a

I

b

)

(I

c

I

d

)|

a.c.

/|(I

a

I

b

I

c

I

d

)|

d.c.

|(I

a

I

b

I

c

I

d

)|

d.c.

は,

0

レベルから

|(I

a

I

b

I

c

I

d

)|

 a.c

の平均値を測定する(

図 22

参照)

半径方向のプッシュプル比は,次による。

PPr

PPb/PPa

上述のパラメタは,次の規定を満たさなければならない。

 PPb

の信号振幅

0.22

PPb

0.44

プッシュプル比

0.5

PPr

1.0

 PPb

信号の変化幅

ΔPPb

15 %

ここに,

ΔPPb

[(PPb)

max

(PPb)

min

]/[(PPb)

max

(PPb)

min

]

  ΔPPb

は,全てのディスク面にわたって測定する(

120 mm

ディスクで半径

22.0 mm

58.6 mm

80 mm

ディスクで半径

22.0 mm

38.6 mm

光ビーム

接線方向

I

a

I

b

I

d

I

c

半径方向(外側)


32

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

(

I

a

+

I

b

+

I

c

+

I

d

)

a.c.

(

I

a

+

I

b

+

I

c

+

I

d

)

d.c.

|(

I

a

+

I

b

)

−(

I

c

+

I

d

)|

a.c.

差動信号

内周方向

グルーブ

|(

I

a

+

I

b

)

−(

I

c

+

I

d

)|

a.c.

図 22

半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号

14.4.2

欠陥

特性は,

13.4.3

と同じとする。

14.5

アドレス信号

図 21

に示す四分割フォトディテクタの出力電流は,

I

a

I

b

I

c

及び

I

d

とする。

14.5.1

ランドプリピット信号

ランドプリピット信号は,光ビームがトラックを追従するときのフォトディテクタの差分出力の瞬時値

から導き,

[(I

a

I

b

)

(I

c

I

d

)]

とする。この差信号は,

9.1.2

に規定する記録機のピックアップヘッドによっ

て測定する。記録前のランドプリピット信号振幅(

LPPb

)は,次による。

LPPb

| (I

a

I

b

)

(I

c

I

d

) |

0

p

/| (I

a

I

b

I

c

I

d

) |

d.c.

図 22

及び

図 23

参照)

 |(I

a

I

b

)

(I

c

I

d

)|

0

p

は,信号の最大と最小との場所の平均を測定し,フォトディテクタの増幅器の帯

域を

20 MHz

以上とする。

 |(I

a

I

b

I

c

I

d

)|

d.c.

は,光ビームがトラックを追従するときに測定し低域フィルタのカットオフ周波数

30 kHz

とする。

記録後のランドプリピット信号の開口比(

AR

)は,次による。

AR

AP

min.

/AP

max.


33

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

AP

min.

及び

AP

max.

は,ウォブル信号を含まないランドプリピット信号

AP

|(I

a

I

b

)

(I

c

I

d

)|

の最小値と最

大値とする(

図 23

及び

附属書 M

参照)

上述のパラメタは,次の規定を満たさなければならない。

記録前の信号振幅

0.18

LPPb

0.28

記録後の開口比(

AR

AR

12 %

0.23

LPPb

0.28

のとき,

AR

10 %

記録前のブロックエラー比:

BLERb

3 %

記録後のブロックエラー比:

BLERa

5 %

LPPb

の半値全幅は,

1T

以上とする。光ビームがトラックを追従するとき外周側のランドプリピットを

検出する。ランドプリピットデータのブロックエラー比は,誤り訂正前のパリティ

A

の誤りを

1 000 ECC

ブロックにわたって測定する。

|(

Ia+Ib)−(Ic+Id)|

o-p

a)  LPPb

測定用の記録前信号

AP

min

AP

max

b)  AR

測定用の記録後信号 

図 23

ランドプリピット信号

14.5.2

グルーブウォブル信号

グルーブウォブル信号は,

光ビームがトラックを追従するときのフォトディテクタの差分出力から導き,

[(I

a

I

b

)

(I

c

I

d

)]

とする。グルーブウォブル信号は,

9.1.2

に規定する

PUH

によって,記録前及び記録後に

測定する。

記録前のグルーブウォブル信号振幅を

WOb

,記録後を

WOa

とすると,これらのパラメタは,次による。

WOb

WOa

[(I

a

I

b

)

(I

c

I

d

)]

P

P

WOb

WOa

のパラメタは,次の規定を満たす。

グルーブウォブルのロック周波数は,同期フレーム周波数の

8

倍とする(箇条

21

参照)

 WOb

CNR

:>

35 dB (RBW

1 kHz)

 WOa

CNR

:>

31 dB (RBW

1 kHz)


34

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

WOb

及び

WOa

CNR

は,

RBW

1 kHz

に設定したスペクトラムアナライザを用いて平均値を測定す

る(

図 24

参照)

正規化ウォブル信号(

NWO

)は,ウォブル振幅を

nm

単位で導出できるようにするために規定する。

NWO

WOb/RPS

で定義され,値は次の規定を満たす(

附属書 I

参照)

0.06

NWO

0.12

ここで

RPS

は,光ビームがトラックを横切るときの記録前の半径方向プッシュプル信号

[(I

a

I

b

)

(I

c

I

d

)]

のピークからピークまでの値で,カットオフ周波数

30 kHz

の低域フィルタ通過後の値とする。

図 24

ウォブル CNR の測定

14.5.3

ウォブルとランドプリピットとの位相関係

グルーブウォブル信号及びランドプリピット信号は,差分出力電流から導き

[(I

a

I

b

)

(I

c

I

d

)]

とする。

四分割フォトディテクタの要素(

I

a

I

b

)がディスクの外側に位置し,グルーブウォブルがサイン波とみな

されるとき,グルーブウォブルとランドプリピットとの位相関係(

PWP

)は,次の規定を満たさなければ

ならない。

PWP

=−

90

°±

10

°

PWP

の値は,

LPP

信号の最大信号振幅点とウォブル信号の平均的ゼロクロス点との間の位相差とする

図 25

参照)

PWP

の値は,記録前に測定する。

    0 クロス

PWP

WOb

図 25

ウォブルとランドプリピットとの位相関係

15

概要

主データと呼ぶホストから受け取ったデータは,ディスクに記録する前に,次の順に変換し,フォーマ

キャリアレベル

ノイズレベル


35

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

ットを行う。

データフレーム

スクランブルドフレーム

 ECC

ブロック

記録フレーム

物理セクタ

これらのステップは,次の箇条で規定する。

16

データフレーム

データフレームは,

図 26

に示すとおりに,各行

172

バイトを含む

12

行の配列に配置した

2 064

バイト

によって構成する。最初の行は,

4

バイトからなる識別データ(

ID

2

バイトからなる

ID

誤り検出符号

IED

6

バイトからなる予備バイト(

RSV

)の三つのフィールド及び

160

バイトの主データによって構

成する。次の

10

行は,各

172

バイトの主データからなり,最後の行は,

168

バイトの主データ及び

4

バイ

トの誤り検出符号(

EDC

)によって構成する。

2 048

バイトの主データは,

D

0

D

2 047

とする。

4

バイト

6

バイト

ID

IED

主データ 160 バイト( D

0

∼  D

159

 )

2

バイト

主データ 172 バイト ( D

160

∼  D

331

 )

主データ 172 バイト ( D

172

∼  D

503

 )

主データ 172 バイト (D

1078

∼D

1879

)

RSV

主データ 168 バイト (D

1880

∼  D

2047

)

EDC

4

バイト

172

バイト

12

図 26

データフレーム

16.1

識別データ

ID

このフィールドは

4

バイトで構成し,そのビットは最下位ビット(

lsb

)を

b

0

とし,最上位ビット(

msb

b

31

とする連続した番号付けをする(

図 27

参照)

b

31

b

24

b

23

b

0

セクタ情報

セクタ番号

図 27

識別データ

ID


36

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

b

31

b

30

b

29

b

28

b

27

及び b

26

b

25

b

24

セクタ

フォーマットタイプ

トラッキング

方法

反射率

予備

ゾーンタイプ データタイプ  レイヤ番号

図 28

識別データ

ID

のセクタ情報

ビット

b

0

b

23

の最下位

3

バイトは,セクタ番号を

2

進表示で表す。

16

セクタの

ECC

ブロックの最初の

セクタ番号は,

16

の倍数とする。

セクタ情報である

図 28

に示した最上位バイトのビットは,次による。

a)

セクタフォーマットタイプ

ビット

b

31

再生専用ディスク及びレコーダブルディスク用

CLV

フォーマットを示す

0

に設定する。

b)

トラッキング方式

ビット

b

30

位相差トラッキングを示す

0

に設定する。

c)

反射率

ビット

b

29

 PBS

を用いた

PUH

で反射率が

40 %

以下を示す,

1

に設定する。

d)

予備

ビット

b

28

0

に設定する。

e)

ゾーンタイプ

ビット

b

27

及び

b

26

次の値に設定する。

データゾーン

00

リードインゾーン

01

リードアウトゾーン

10

ミドルゾーン

11

f)

データタイプ

ビット

b

25

次の値に設定する。

再生専用データを示すとき

0

リンキングデータを示すとき

1

(箇条

23

参照)

g)

レイヤ番号

ビット

b

24

次の値に設定する。

記録層

0

0

記録層

1

1

この規格では,その他の値を設定してはならない。

16.2  ID

誤り検出符号

IED

図 23

に示す配列の全てのバイトを

C

i ,j

i

0

11

j

0

171

)とするとき,

IED

のバイトは,

C

0, j

j

4

5

)で表す。これらの設定は,次による。

)

(

mod

)

(

)

(

IED

E

2

5

4

5

,

0

x

G

x

x

I

x

C

x

j

j

j

ここに,

3

0

3

,

0

)

(

j

j

j

x

C

x

I

1

0

E

)

(

)

(

k

k

α

x

x

G

α

は,原始多項式 P (x)=x

8

x

4

x

3

x

2

+1 の原始根とする。

16.3

予備バイト(RSV

このフィールドは,6 バイトで構成する。アプリケーションによって規定しない場合,デフォルトの設

定とし,全てのバイトを 0 に設定する。

16.4

誤り検出符号(EDC


37

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

この 4 バイトのフィールドには,先行するデータフレームの 2 060 バイトにわたって計算した誤り検出

符号を入れる。データフレームを,ID フィールドの最初のバイトの最上位ビットで始まり,EDC フィー

ルドの最下位ビットで終了する単一のビットフィールドとしたとき,この最上位ビットを,b

16 511

とし,最

下位ビットを,b

0

とし,EDC の各ビット b

i

は,i=31∼0 に対し次による。

)

(

mod

)

(

)

(

EDC

5

31

x

G

x

I

x

b

x

i

i

i

ここに,

32

511

16

)

(

i

i

i

x

b

x

I

(x)=x

32

x

31

x

4

+1

17

スクランブルドフレーム

2 048 主データバイトは,図 29 に示すシフトレジスタのビット r

7

(msb)∼r

0

(lsb)のビットが,各 8

ビットシフトごとにスクランブルをかけるバイトを表すフィードバックビットシフトレジスタ回路によっ

てスクランブルする。データフレームのスクランブル処理を始めるとき,シフトレジスタのビット r

14

r

0

は,

表 の値にプリセットする。同じプリセット値は,16 個の連続したデータフレームに使用される。16

グループの 16 データフレームの後に,手順は最初から繰り返される。初期のプリセット番号は,データフ

レームの ID フィールドのシフトレジスタのビット b

7

(msb)∼b

4

(lsb)のビットによって表す値と等しい。

表 は,16 初期プリセット番号に相当するシフトレジスタの初期プリセット値を表す。

表 3−シフトレジスタの初期値

初期プリセット番号  初期プリセット値 初期プリセット番号 初期プリセット値

(0) (0001)  (8) (0010) 
(1) (5500)  (9) (5000) 
(2) (0002)  (A) (0020) 
(3) (2A00)  (B) (2001) 
(4) (0004)  (C) (0040) 
(5) (5400)  (D) (4002) 
(6) (0008)  (E) (0080) 
(7) (2800)  (F) (0005)

図 29−フィードバックシフトレジスタ

シフトレジスタのビット r

7

r

0

の初期値の部分は,スクランブルをかけるバイト S

0

として取り出す。そ

の後,8 ビットシフトが 2 047 回繰り返され,レジスタ r

7

r

0

によって,スクランブルをかける 2 047 バイ

トを S

1

S

2 047

として取り出さなければならない。データフレームの主データバイト D

k

は,次によってス

クランブルバイト D′

k

となる。

 
 
 

r

14

 
 
 

r

13

 
 
 

r

12

 
 
 

r

11

 
 
 

r

10

 
 
 

r

9

 
 
 

r

8

 
 
 

r

6

 
 
 

r

5

 
 
 

r

4

 
 
 

r

3

 
 
 

r

2

 
 
 

r

7

 
 
 

r

1

 
 
 

r

0


38

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

D'

k

D

k

⊕ S

k

ここに,  k=0∼2 047 

⊕ は,排他的論理和(Exclusive OR)を表す。

18  ECC

ブロック

ECC ブロックは,16 連続スクランブルドフレームを,図 30 に示すように,各行 172 バイトを 192 行に

配列する。各 172 列に外符号パリティ 16 バイトを加え,その結果 208 行になった各行に内符号パリティ

10 バイトを加える。完全な ECC ブロックは,各行 182 バイトの 208 行によって構成する。この配列のバ

イトは,が行数で が列数の B

i,

j

とし,次による。

i=0∼191 及び j=0∼171 に対する B

i,

j

は,スクランブルドフレームからのバイト。

i=192∼207 及び j=0∼171 に対する B

i,

j

は,外符号パリティのバイト。

i=0∼207 及び j=172∼181 に対する B

i,

j

は,内符号パリティのバイト。

B

0,0

B

0,1

B

0,170

B

0,171

B

0,172

B

0,181

B

1,0

B

2,0

B

1,1

B

2,1

B

1,170

B

2,170

B

1,171

B

1,172

B

1,181

B

2,171

B

2,172

B

2,181

B

189,0

B

189,1

B

189,170

  B

189,171

  B

189,172

B

189,181

B

190,0

B

190,1

B

190,170

  B

190,171

  B

190,172

B

190,181

B

191,0

B

191,1

B

191,170

  B

191,171

  B

191,172

B

191,181

B

192,0

B

192,1

B

192,170

  B

192,171

  B

192,172

B

192,181

B

207,0

B

207,1

B

207,170

  B

207,171

  B

207,172

B

207,181

172

 バイト

PI

10

バイト

192

PO

16

図 30ECC ブロック

PO 及び PI バイトは,次の式によって算出する。

列 j=0∼171 の各々で 16 PO バイトは,剰余多項式 R

j

(x)で定義され,外符号 RS(208,192,17)を形成

する。

ここに,

)

(

mod

)

(

)

(

PO

16

207

192

207

,

x

G

x

x

I

x

B

x

R

j

i

i

j

i

j

191

0

191

,

)

(

i

i

j

i

j

x

B

x

I


39

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

15

0

PO

)

(

)

(

k

k

α

x

x

G

行 i=0∼207 の各々10 PI バイトは,剰余多項式 R

i

 (x)で定義され,内符号 RS(182,172,11)を形成す

る。

)

(

mod

)

(

)

(

PO

10

181

172

181

,

x

G

x

x

I

x

B

x

R

i

j

j

j

i

i

ここに,

171

0

171

,

)

(

j

i

j

i

i

x

B

x

I

9

0

PI

)

(

)

(

k

k

α

x

x

G

α

は,原始多項式 P(x)=x

8

x

4

x

3

x

2

+1 の原始根とする。

19

記録フレーム

16 の記録フレームは,図 31 に示すとおり,ECC ブロックの各 12 行ごとの後に,16 PO 行の一つをイン

タリーブすることによって算出する。これは,ECC ブロックのバイト B

ij

を,次の式に対する B

mn

として

再配置することによって算出する。

mi+int[i/12]及び  nj          (i≦191 の場合) 
m=13 (i−191)−1 及び  nj  (i≧192 の場合)

ECC ブロックの 37 856 のバイトは,各セクタ 2 366 バイトの 16 記録フレームに再配置される。各記録

フレームは,各行 182 バイト 13 行の配列を構成する。


40

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

182  バイト

B

0,0

………………………………………………

B

0,171

B

0,172

……

B

0,181

 
13 

記録

フレーム

No. 0

B

11,0

………………………………………………

B

11,171

B

11,172

……

B

11,181

B

192,0

………………………………………………

B

192,171

B

192,172

……

B

192,181

B

12,0

………………………………………………

B

12,171

B

12,172

……

B

12,181

 
13 

記録

フレーム

No. 1

B

23,0

………………………………………………

B

23,171

B

23,172

……

B

23,181

B

193,0

………………………………………………

B

193,171

B

193,172

……

B

193,181

B

180,0

………………………………………………

B

180,171

B

180,172

……

B

180,181

 
13 

記録

フレーム

No. 15

B

191,0

………………………………………………

B

191,171

B

191,172

……

B

191,181

B

207,0

………………………………………………

B

207,171

B

207,172

……

B

207,181

図 31ECC ブロックから得た記録フレーム

20

変調

各記録フレームの 8 ビットバイトは,二つの“1”の間に最小 2 個の“0”及び最大 10 個の“0”が含ま

れる RLL(2,10)というラン長の制限をもつ 16 ビット符号語に変換する。

附属書 は,適用する変換テ

ーブルを規定する。主変換テーブル及び代替テーブルは,各 8 ビットバイトに対して 4 状態の一つと 16

ビット符号語とを規定する。各 8 ビットバイトに対して,テーブルは,相当する符号語だけでなくエンコ

ードする次の 8 ビットバイトの状態を示す。

16 ビット符号語は,図 32 に示すようにディスクに記録する前に,チャネルビットに NRZI 変換する。 

図 32NRZI 変換


41

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

21

物理セクタ

物理セクタの構造は,

図 33 に示すように,各行が二つの同期フレーム 13 行で構成する。一つの同期フ

レームは,

表 の同期符号の一つと 1 456 チャネルビットとで構成し,1 456 チャネルビットは記録フレー

ムの一つの行のそれぞれの第 1 及び第 2 の 91 の 8 ビットバイトを表す。

物理セクタの第 1 行は記録フレー

ムの第 1 行を表し,物理セクタの第 2 行は記録フレームの第 2 行を表し,以下同様とする。

記録は,第 1 行の第 1 同期フレームで開始して,第 2 同期フレームに続き,次の各行ごとに同様とする。

図 33−物理セクタ

SY1

SY2

SY3

SY2

SY3

SY4

SY6

SY7

チャネルビット

SY0

SY1

SY2

SY3
SY4

SY1

1 456

SY4

32

SY5

13

同期フレーム

同期フレーム

SY5

SY5

SY5

SY5

SY6

SY6

SY6

SY7

SY7

SY7

チャネルビット

チャネルビット

チャネルビット

1 456

32


42

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

表 4−同期符号

状態 1 及び状態 2

主同期符号

副同期符号

                  (msb)

(lsb)   (msb)

        (lsb)

SY0=0001001001000100 0000000000010001 / 0001001000000100 0000000000010001 
SY1=0000010000000100 0000000000010001 / 0000010001000100 0000000000010001 
SY2=0001000000000100 0000000000010001 / 0001000001000100 0000000000010001 
SY3=0000100000000100 0000000000010001 / 0000100001000100 0000000000010001 
SY4=0010000000000100 0000000000010001 / 0010000001000100 0000000000010001 
SY5=0010001001000100 0000000000010001 / 0010001000000100 0000000000010001 
SY6=0010010010000100 0000000000010001 / 0010000010000100 0000000000010001 
SY7=0010010001000100 0000000000010001 / 0010010000000100 0000000000010001

状態 3 及び状態 4

主同期符号

副同期符号

                  (msb)

(lsb)   (msb)

        (lsb)

SY0=1001001000000100 0000000000010001 / 1001001001000100 0000000000010001 
SY1=1000010001000100 0000000000010001 / 1000010000000100 0000000000010001 
SY2=1001000001000100 0000000000010001 / 1001000000000100 0000000000010001 
SY3=1000001001000100 0000000000010001 / 1000001000000100 0000000000010001 
SY4=1000100001000100 0000000000010001 / 1000100000000100 0000000000010001 
SY5=1000100100000100 0000000000010001 / 1000000100000100 0000000000010001 
SY6=1001000010000100 0000000000010001 / 1000000001000100 0000000000010001 
SY7=1000100010000100 0000000000010001 / 1000000010000100 0000000000010001

物理セクタは,記録フレームの 91 バイトごとの先頭に,同期符号を付加する 8/16 変調後のセクタとす

る。

22

直流成分抑圧制御

半径方向のトラッキング及び HF 信号の検出を確実にするために,チャネルビットパターンのストリー

ムの低周波成分は,できる限り低く保つことが望ましい。これを達成するために,デジタル総計値(DSV,

4.10

参照)は,できるだけ低く保つようにする。変調の始めの DSV は,0 に設定する。

DSV の現在値を減少させる幾つかの方法を,次に示す。

a)

主同期信号と副同期信号との間の同期符号を選択する。

b) 0

∼87 の範囲の 8 ビットバイトに対して,代替テーブルは,全ての状態に対して代わるべき 16 ビット

符号語を提示する。

c) 88

∼255 の範囲の 8 ビットバイトに対して,指定した状態が 1 又は 4 のとき,RLL の要求事項を満た

す場合,16 ビット符号を状態 1 又は状態 4 から選択することができる。

これらの可能性を活用するため,ストリーム 1 及びストリーム 2 の二つのデータストリームを各同期フ

レームに対して生成し,ストリーム 1 は主同期符号で,ストリーム 2 は同期符号の同じ分類の副同期符号

で,各々開始する。両ストリームは,個別に変調するので,主同期符号と副同期符号とのビットパターン

間の差異によって異なった DSV を生成する。

b)

及び c)の場合,一つの 8 ビットバイトを表すのに二つの可能性がある。各ストリームの DSV は,この

選択を行う 8 ビットバイトの手前から一つ前の 8 ビットバイトまで計算する。最も低い|DSV|のストリーム

を選択し,もう一つのストリームに複製する。それから次の 8 ビットバイトの符号語表現の一つがストリ


43

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

ーム 1 に入り,他の一つは,ストリーム 2 に入る。この動作は,b)又は c)の発生の都度繰り返す。

b)

の場合は,両ストリームでの同じパターン位置で常に起こるが,c)の場合は,例えば,前の 8 ビット

バイトで規定した次の状態が 1 又は 4 の代わりに 2 又は 3 になり得るために,ストリームの一つで起こる

が他の一つでは起こらない可能性がある。その場合,次の三つの手順を適用する。

1)

両ストリームの|DSV|を比較する。

2)  c)

の場合が起こるストリームの|DSV|がもう一方のストリームのものより小さければ,そのとき c)

の場合が起こったストリームを選択し,他のストリームに複製する。次の 8 ビットバイトの符号語

表現の一つがこのストリームに入り,もう一つは,もう一方のストリームに入る。

3)  c)

の場合が起こったストリームの|DSV|が他のストリームのものより大きければ,そのとき c)の場合

は無視し,その 8 ビットバイトは,規定された状態に従って決められる。

b)

及び c)の場合,|DSV|が等しければ,ストリーム 1 又はストリーム 2 の選択の決定は,実用化のときに

決めればよい。

a)

の場合の手順は,次による。

同期フレームの終わりで,b)又は c)の生起にかかわらず同期フレームの DSV は計算され,最も低い|DSV|

をもつストリームが選択される。この DSV が+63 より大きいか又は−64 より小さければ,そのとき同期

フレームの始めの同期符号は,主同期符号から副同期符号に変えるか又はその逆にする。これがより小さ

い|DSV|を生じる場合,その変更は決定され,|DSV|がより小さくなければ,元の同期符号が保持される。

DSV の計算中,DSV の実際値は,−1 000 と+1 000 との間を変動する可能性があり,DSV のカウント範

囲は,少なくとも−1 024∼+1 023 を推奨する。

23

リンキング方式

リンキング方式は,インクリメンタル記録モードでデータを追加する場合のために規定する。リンキン

グ方式は,2K リンク,32K リンク及びロスレスリンクと呼ぶ三つのタイプのリンキング方法が存在する。

23.1

リンキングの構造

追加されるデータは,ECC ブロックの最初の物理セクタであるリンキングセクタから,又はそのセクタ

まで記録する。

各リンキング動作で,

データ記録は,

リンキングセクタの第 1 同期フレームの第 16 番目バイトで終了し,

リンキングセクタの第 1 同期フレームの第 15∼17 番目で開始しなければならない(

図 34 参照)。ディスク

がインクリメンタル記録モードで,かつ,

図 34 b)の場合のとき,リンキング前にはブロック同期ガード領

域が第 1 ECC ブロックに位置するものとし,また,リンキング後にリンキングロス領域の一部になる。

記録層 0 の ECC ブロックアドレスは,ディスクの内周から外周へ連続的に減少し,記録層 1 の ECC ブ

ロックアドレスは,ディスクの外周から内周へ連続的に減少する。

23.2  2K

リンク及び 32K リンク

リンキングロス領域は,2K リンク及び 32K リンクの場合に,リンキングの影響によるデータ信頼性の

劣化を防ぐために割り付ける。リンキングロス領域は,

図 35(2K リンク)及び図 36(32K リンク)に示

すように,それぞれ 2 048 バイト及び 32 768 バイトの最小サイズをもち,パディングセクタを含めてもよ

い。リンキングロス領域の主データは,(00)に設定する。

リンキングのないセクタのうち,リンキングロス領域に属するセクタが後ろに続くセクタは,そのデー

タタイプビット(16.1 参照)を“1”に設定する。リンキングセクタのデータタイプは,常に“0”を設定

する(

図 35 及び図 36 参照)。


44

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

各 R ゾーンの最後に記録されるセクタは,2K リンク又は 32K リンクで記録され,そのデータタイプビ

ットは“1”に設定する。

23.3

ロスレスリンク

リンキングロス領域のないリンキングは,

図 37 に示すように,ロスレスリンクとして許可される。この

リンキング方式には,データタイプビットが“1”となるセクタは存在しない。

a)

記録済み領域直後のリンキング 

b)

記録済み領域直前のリンキング 

図 34−リンキングの構造

図 352 048 バイト(2K リンク)のリンキングロス領域を備えた ECC ブロックの構造

ECC ブロックアドレス(X+1)

32 K

パッディング

16バイト

記録の終了

記録の開始

リンキングロス領域(

リンク)

ブロック同期ガード領域

リンキングセクタ

第1同期フレーム

第2同期フレーム

15 ∼17

バイト


パディング

セクタ

ECC ブロックアドレス(X)

第2同期フレーム

15 ∼17

パッディング

16バイト

記録の終了

記録の開始

第1同期フレーム

パディング

セクタ

リンキングロス領域(32K リンク)

リンキングセクタ

バイト

ECC ブロックアドレス(X+1)

ECC ブロックアドレス(X)

リンキングセクタ

最後に記録されるアドレス

リンキングロス領域

データ: (00)

データタイプ: “1”

パディングセクタ: (00)

ECC ブロック

ECC ブロック


45

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

図 3632 768 バイト(32K リンク)のリンキングロス領域を備えた ECC ブロックの構造

図 37−リンキングロス領域を備えていない ECC ブロックの構造(ロスレスリンク)

24

情報ゾーンの概要

2 層にまたがる情報ゾーンは,リードインゾーン,データゾーン,リードアウトゾーン及びミドルゾー

ンの 4 部分に分割する。データゾーンは,主データを記録する領域とする。リードインゾーンは,制御情

報を含んでいる。リードアウトゾーンは,読出しの終了を連続的で滑らかとすることを可能とする。ミド

ルゾーンは,記録層 0 のデータゾーンの最後で層間ジャンプを可能とするとともに,それぞれの層での読

出しの開始及び終了を連続的で滑らかにすることを可能とする。

24.1

情報ゾーンのレイアウト

記録層 0 の情報ゾーンは,

表 に示すように,細分割する。表示された半径の値は,最初の物理セクタ

及びゾーンの最後の物理セクタの最後のトラックに対する公称値とする。

記録層 1 の情報ゾーンも,また

表 に示すように,記録層 0 のゾーン配置に従って細分割する。記録層

1 では,ディスクの外周から内周に向かってトラックを読み出す。

リンキングセクタ

ECC ブロック

ECC ブロック

最後に記録されるアドレス

リンキングロス領域

データ: (00)

データタイプ: “1”

パディングセクタ: (00)

リンキングセクタ

32 768  バイト

ECC ブロック

ECC ブロック


46

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

表 5−記録層 の情報ゾーンのレイアウト

公称半径

 mm

開始

セクタ番号

物理

セクタ数

リードインゾーン 
イニシャルゾーン

 (024440)

384

バッファゾーン 0

(02E200)

512

R 物理フォーマット  情報ゾーン

(02E400)

3 072

リファレンスコードゾーン

(02F000)

32

バッファゾーン 1

(02F020)

480

制御データゾーン

(02F200)

3 072

エクストラボーダゾーン

(02FE00)

512

データゾーン

24.0 ∼r

1

 (030000)

120 mm ディスクのミドルゾーン

r

1

<34.6 のとき,

r

1

∼35.0 最小

34.6≦r

1

≦58.1 のとき,

r

1

∼(r

1

+0.4)

80 mm ディスクのミドルゾーン

r

1

<34.6 のとき,

r

1

∼35.0 最小

34.6≦r

1

≦38.1 のとき,

r

1

∼(r

1

+0.4)

表 6−記録層 の情報ゾーンのレイアウト

公称半径

開始セクタ番号

終了セクタ番号

リードアウトゾーン

記録層 0 のリードインゾー
ン開始半径∼r

2

データゾーン終了セクタ
番号+1

(FD97DF)

データゾーン

r

2

r

3

記録層 0 のデータゾーン最
終セクタ番号のビット反

転値

リードアウトゾーン開始
セクタ番号−1

120 mm ディスク及び 80 
mm ディスクのミドルゾー

r

3

∼記録層 0 のミドルゾー

ン終了半径

記録層 0 のミドルゾーン開

始セクタ番号のビット反
転値

24.2

物理セクタの番号付け

トラック上の物理セクタは,ギャップを含まず,リードインゾーンの初めからミドルゾーンの終わりま

で,及びミドルゾーンの初めからリードアウトゾーンの終わりまで連続的に続く。

記録層 0 の物理セクタ番号は,リードインゾーンの初めからミドルゾーンの終わりまで連続的に増加す

るが,記録層 1 の物理セクタ番号は記録層 0 の物理セクタ番号をビット反転した値をとり,ミドルゾーン

の初め(外周)からリードアウトゾーンの終わり(内周)まで連続的に増加する。記録層 1 のデータゾー

ン開始セクタ番号は,記録層 0 のデータゾーン終了セクタ番号をビット反転した値となる。ビット反転値

は,そのビットの値を 1 から 0 に,又はその逆に変更することによって得る。

それぞれの記録層上で互いにビット反転したセクタ番号をもつセクタは,ディスクの中心からほぼ等し

い距離にある。

セクタ番号は,リードインゾーンの後にあるデータゾーンの開始セクタ番号を 196608 (030000)とするこ

とによって計算する(

図 38 参照)。


47

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

*セクタ番号Xは,セクタ番号 X のビット反転値

図 38−物理セクタの番号付け

25

リードインゾーン,ミドルゾーン及びリードアウトゾーン

25.1

リードインゾーン

リードインゾーンは,記録層 0 の情報ゾーンの最も内側のゾーンとする。リードインゾーンは,次の部

分で構成する(

図 39 参照)。

−  イニシャルゾーン

−  バッファゾーン 0

−  R 物理フォーマット情報ゾーン

−  リファレンスコードゾーン

−  バッファゾーン 1

−  制御データゾーン

−  エクストラボーダゾーン

各部分の最初の物理セクタのセクタ番号は,

図 39 に示す。

記録層 0 の物理セクタ番号

リードインゾーン

(03 0000)

(02 FFFF)

半径

物理

番号

リードアウトゾーン

ミドルゾーン

記録層 0

記録層 1

データゾーン

記録層 1 の物理セクタ番号

*X

*X

X+

1

1

X

+

データゾーン

ミドルゾーン


48

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

セクタ番号 148 544

 

イニシャルゾーン

全ての物理セクタで,主データ(00)に設定

セクタ番号(024440)  
(リードイン開始)   
 

セクタ番号 188 928

バッファゾーン 0

512  物理セクタ

主データを(00)に設定

セクタ番号(02E200)

セクタ番号 189 440

R 物理フォーマット情報ゾーン

3 072  物理セクタ

セクタ番号(02E400)

セクタ番号 192 512

リファレンスコードゾーン

32  物理セクタ

セクタ番号(02F000)

セクタ番号 192 544

バッファゾーン 1

480  物理セクタ

主データを(00)に設定

セクタ番号(02F020)

セクタ番号 193 024

制御データゾーン

3 072  物理セクタ

セクタ番号(02F200)

セクタ番号 196 096

エクストラボーダゾーン

512  物理セクタ

セクタ番号(02FE00)

セクタ番号 196 608

データゾーン

セクタ番号(030000)

図 39−リードインゾーン

25.1.1

イニシャルゾーン

イニシャルゾーンでの物理セクタとして最終的に記録されるデータフレームの主データは,(00)で設定

する。

25.1.2

バッファゾーン 0

このゾーンは,32 ECC ブロックからの 512 物理セクタで構成する。このゾーンでの物理セクタとして最

終的に記録されるデータフレームの主データは,(00)で設定する。

25.1.3  R

物理フォーマット情報ゾーン

R 物理フォーマット情報ゾーンは,セクタ番号(02E400)から開始する 192 ECC ブロック(3 072 セクタ)

で構成する。

個々の R 物理フォーマット情報ブロックの 16 セクタの内容は,192 回繰り返す。R 物理フォーマット情

報ブロックの構造は,

図 40 に示す。

 

相対セクタ番号


49

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

0

(00) に設定

1

製造情報

2

物理フォーマット情報

3

.  
.  
.  
.  
.

15

(00)  に設定

図 40物理フォーマット情報ブロックの構造

25.1.3.1

製造情報

この規格は,これらの 2 048 バイトのフォーマット及び内容を規定しない。この内容は,互換性では無

視する。

25.1.3.2

物理フォーマット情報

この情報は,

表 に示し,次に規定する 2 048 バイトを含む。

各情報の内容は,DL 識別子(BP0)

,ディスクの最大転送速度(BP1)

,データゾーン配置(BP4∼15)

ボーダゾーンの開始セクタ番号(BP32∼39)及び再配置データブロック有効フラグ(RBVF,BP42)を除

き,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)を写して記録する。

表 7−物理フォーマット情報

BP

内容

バイト数

0

ディスクカテゴリ及び DL 識別子

1

1

ディスクサイズ及びディスクの最大転送レート

1

2

ディスク構造

1

3

記録密度

1

4∼15

データゾーン配置

12

16

NBCA 記述子

1

17

最大記録速度 1

18

最小記録速度 1

19∼25

記録速度テーブル 7

26

クラス 1

27

拡張バージョン番号 1

28∼31

(00)に設定

4

32∼39

ボーダゾーンの開始セクタ番号

8

40

記録済み情報コード 1

41

トラッキング極性フラグ及び AR フラグ 1

42

再配置データブロック有効フラグ(RBVF) 1

43∼511

(00)に設定 

469

512∼2 047

拡張記録済み情報 1

536

バイト 0−ディスクカテゴリ及び DL 識別子

ビット b

0

b

3

は,DL 識別子を指定する。

これらのビットは,“1111”に設定し,この規格を示す。


50

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

この規格では,このほかの設定を禁止する。

ビット b

4

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 1−ディスクサイズ及びディスクの最大転送レート

ビット b

0

b

3

は,ディスクの最大転送レートを規定する。

“0000”に設定するとき,これらは,2.52 Mbits/s の最大転送レートを規定する。 
“0001”に設定するとき,これらは,5.04 Mbits/s の最大転送レートを規定する。

“0010”に設定するとき,これらは,10.08 Mbits/s の最大転送レートを規定する。

“1111”に設定するとき,これらは,最大転送レートを規定しない。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

ビット b

4

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 2−ディスク構造

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 3−記録密度

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 415−データゾーン配置

バイト 4 は,(00)に設定する。

バイト 5∼7 は,(030000)に設定し,データゾーンの最初の物理セクタのセクタ番号 196 608 を規定す

る。

バイト 8 は,(00)に設定する。

バイト 9∼11 は,データゾーンの記録済みセクタ番号の最大値を規定する。

バイト 12 は,(00)に設定する。

バイト 13∼15 は,記録層 0 におけるデータゾーンの記録済みセクタ番号の最大値を規定する。

フォーマット 1 RMD を用いて記録を行い,記録層 1 が未記録の場合には,これらのバイトはバイト 9

∼11 と同じ値を規定する。フォーマット 4 RMD を用いて記録を行った場合は,これらのバイトは記録

層 0 の終了セクタ番号を定める。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 16NBCA 記述子

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 17−最大記録速度

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 18−最小記録速度

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 1925−記録速度テーブル

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 26−クラス

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 27−拡張バージョン番号

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 2831

これらのバイトは,(00)に設定する。


51

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

バイト 3239−ボーダゾーンの開始セクタ番号

バイト 32 は(00)に設定する。

バイト 33∼35 は,カレントボーダアウトの開始セクタ番号を定める。

バイト 36 は,(00)に設定する。

バイト 37∼39 は,ネクストボーダインの開始セクタ番号を定める。

ディスクアットワンス記録モードで記録するとき,これらフィールドは,(00)に設定する。

インクリメンタル記録モードでは,カレントボーダアウトの開始セクタ番号フィールドは,カレント

ボーダエリアのボーダアウトの開始セクタ番号を規定し,ネクストボーダインの開始セクタ番号フィー

ルドは,ネクストボーダエリアのボーダインの開始セクタ番号を定める(

附属書 参照)。このフィー

ルドを(00)に設定した場合,ネクストボーダエリアは記録してはならない。

フォーマット 1 RMD を用いる場合,これらのフィールド(バイト 32∼39)は,(00)に設定する。

フォーマット 4 RMD を用いない場合,これらのフィールド(バイト 32∼39)は,(00)に設定する。

バイト 40−記録済み情報コード

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 41−トラッキング極性フラグ及び AR フラグ

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)から写して記録する。

バイト 42−再配置データブロック有効フラグ

ビット b

4

b

7

は,“0000”に設定する。

ビット b

0

b

3

は,それぞれ再配置データブロック有効フラグ(RBVF No.n, n=1∼4)を規定する。そ

れぞれの RBVF No.n は,スーパフィシャル  ボーダイン,スーパフィシャル  ボーダアウト及びスーパフ

ィシャル  エクストラボーダイン領域に記録された再配置のためのアンカーポイントデータ(APD No.n,

n=1∼4)の有効性を示す。これらは,それぞれのアンカーポイント(AP No.n, n=1∼4)と APD No.n

とに対応する(

附属書 参照)。

それぞれの RBVF No.n の設定は,次による。

“0”

:APD No.n に対応した再配置ブロックセクタ番号は使用しない。

  AP No.n を参照した場合,AP No.n で規定したオリジナルデータを使用する。

“1”

:AP No.n を参照した場合,スーパフィシャル  ボーダイン及びスーパフィシャル  ボーダアウト

領域内の対応する APD No.n は有効であり,それを用いる。

バイト 43511

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 5122 047−拡張記録済み情報

ビット b

0

b

7

は,記録済み物理フォーマット情報(25.1.6.1 参照)の拡張記録済み情報から写して記

録する。

25.1.4

リファレンスコードゾーン

リファレンスコードゾーンは,ディスク上で特定のチャネルビットパターン(3T-6T-7T)を生成する二

つの ECC ブロックからの 32 物理セクタで構成する。各々の対応するデータフレームの全ての 2 048 主デ

ータバイトを(AC)に設定することによって,これを達成しなければならない。さらに,各 ECC ブロッ

クの最初のデータフレームの最初の 160 主データバイトに適用する以外に,これらのデータフレームにス

クランブルを適用してはならない。

25.1.5

バッファゾーン 1


52

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

このゾーンは,30 ECC ブロックからの 480 物理セクタで構成する。このゾーンでの物理セクタとして最

終的に記録されるデータフレームの主データは,(00)に設定する。バッファゾーン 1 の最後の ECC ブロッ

クは,ブロック同期ガード領域でなければならない。ブロック同期ガード領域は,リンキング後のリンキ

ングロス領域の一部となる。

記録済み領域は,ブロック同期ガード領域のリンキングセクタから開始する。リンキング方式は,制御

データゾーンに接続するためにバッファゾーン 1 の記録に対して適用する。

25.1.6

制御データゾーン

制御データゾーンは,セクタ番号 193 024 (02F200)から開始する 192 ECC ブロック(3 072 セクタ)を含

み,制御データゾーン(制御データブロック)のそれぞれの ECC ブロックは記録済み又はエンボスにしな

ければならない。制御データブロックの構造は,

図 41 に示す。

各制御データブロックの第 1 及び第 2 セクタは,記録済み物理フォーマット情報及びディスク製造情報

をそれぞれ含み,また,記録済み物理フォーマット情報の内容は,192 回繰り返さなければならない。

相対セクタ番号

0

記録済み物理フォーマット情報

2 048  バイト

1

ディスク製造情報

2 048  バイト

2

3

.  
.  
.

15

システム使用の予備

14  × 2 048 バイト

図 41−制御データブロックの構造

25.1.6.1

記録済み物理フォーマット情報

この情報は,

表 に示し,かつ,次に規定する 2 048 バイトを含まなければならない。

表 8−記録済み物理フォーマット情報


53

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

BP

内容

バイト数

0

ディスクカテゴリ及び互換バージョン番号 1

1

ディスクサイズ及びディスクの最大転送レート 1

2

ディスク構造 1

3

記録密度 1

4∼15

データゾーン配置 12

16 NBCA 記述子 1 
17

最大記録速度 1

18

最小記録速度 1

19∼25

記録速度テーブル 7

26

クラス 1

27

拡張バージョン番号 1

28∼31 (00)に設定 4 
32∼39

エクストラボーダゾーンの開始セクタ番号 8

40

記録済み情報コード 1

41

トラッキング極性フラグ及び AR フラグ 1

42∼511 (00)に設定 470 
512∼2 047

拡張記録済み情報 1

536

バイト 0−ディスクカテゴリ及び互換バージョン番号

ビット b

0

b

3

は,バージョン番号を定める。

これらは,

“0110”に設定し,この規格を示す。

ビット b

4

b

7

は,ディスクカテゴリを規定する。

これらのビットは,

“0010”に設定し,記録可能なディスクを示す。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 1−ディスクサイズ及びディスクの最大転送レート

ビット b

0

b

3

は,ディスクの最大転送レートを規定する。

これらは,“1111”に設定し,規定しないことを示す。

ビット b

4

b

7

は,ディスクサイズを規定する。

ディスクの直径が 120 mm のとき,

“0000”に設定する。

ディスクの直径が 80 mm のとき,

“0001”に設定する。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 2−ディスク構造

ビット b

0

b

3

は,レイヤタイプを規定する。

これらは,

“0010”に設定し,ディスクが記録可能なユーザデータゾーンを含むことを示す。

ビット b

4

は,トラック経路を規定する。これは,

“1”に設定し,対向トラック経路を示す。

ビット b

5

及び b

6

は,層数を規定する。これらのビットは,

“01”に設定し,2 層ディスクを示す。

ビット b

7

は,

“0”に設定する。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 3−記録密度

ビット b

0

b

3

は,平均トラックピッチを規定する。

これらは,

“0000”に設定し,0.74 µm の平均トラックピッチを示す。

ビット b

4

b

7

は,チャネルビット長を規定する。

これらは,

“0001”に設定し,0.147 µm を示す。


54

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 415−データゾーン配置

バイト 4 は,(00)に設定する。

バイト 5∼7 は,(030000)に設定し,データゾーンの最初の物理セクタ番号 196 608 を規定する。

バイト 8 は,(00)に設定する。

バイト 9∼11 は,データゾーンの終了セクタ番号を定める。これらのバイトは,フィールド ID2 のプ

リピットデータブロックのプリピット情報で規定された ECC ブロックアドレスに対応するセクタ番号

に設定する(27.3.6.1 参照)

バイト 12 は,(00)に設定する。

バイト 13∼15 は,記録層 0 の終了セクタ番号を定める。これらのバイトは,フィールド ID1 のプリ

ピットデータブロックのプリピット情報で規定された ECC ブロックアドレスに対応するセクタ番号に

設定する(27.3.5.3 参照)

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 16NBCA 記述子

ビット b

7

は,NBCA がディスク上にあるか否かを規定する(

附属書 参照)。

NBCA が存在しないとき,“0”に設定する。

NBCA が存在するとき,“1”に設定する。

ビット b

6

b

0

は,

“0000000”に設定する。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 17−最大記録速度

ビット b

0

b

7

は,ディスクに適応可能な最大記録速度を規定する。

これらは,

“00000000”に設定し,2 倍速記録を示す。

注記  このバイトは,次の規則によって予約されている。

“00010000”に設定した場合,4 倍速記録を示す。

“00100000”に設定した場合,6 倍速記録を示す。

“00110000”に設定した場合,8 倍速記録を示す。

“01000000”に設定した場合,10 倍速記録を示す。

“01010000”に設定した場合,12 倍速記録を示す。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 18−最小記録速度

ビット b

0

b

7

は,ディスクに適応可能な最小記録速度を規定する。

これらは,

“00000000”に設定し,クラス 0 ディスクの 2 倍速記録を示す。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 1925−記録速度テーブル

バイト 19∼25 は,それぞれバイト 17 及び 18 に設定した最大及び最小記録速度以外の,ディスクに適

応可能な全ての記録速度を規定する。各バイトの規定規則は,バイト 17 の規定と同じとする。各記録速

度は連続的に設定し,使用しないフィールドは,(00)に設定する。この場合,(00)は 2 倍速記録を意味し

ない。

バイト 26−クラス

ビット b

0

b

7

は,クラスを規定する。


55

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

これらは,

“00000000”に設定し,クラス 0 ディスク及び基本記録速度が 2 倍速であることを示す。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 27−拡張バージョン番号

ビット b

0

b

7

は,実際のディスクのバージョン番号を定める。

これらは,

“00110000”に設定し,この規格を示す。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 2831

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 3239−エクストラボーダゾーンの開始セクタ番号

バイト 32∼35 は,エクストラボーダゾーン内のカレント RMD の開始セクタ番号を定める。

これらは,(0002FE10)に設定する。

バイト 36∼39 は,

エクストラボーダゾーン内の物理フォーマット情報ブロック開始セクタ番号を定め

る。これらは,(0002FFA0)に設定する。

バイト 40−記録済み情報コード

ビット b

0

b

7

は,ディスク上の記録済み領域を規定する。ディスク製造業者が,あらかじめ記録でき

る領域は

表 による。

ビット b

0

は,

“0”に設定し,制御データゾーンが記録済みであることを示す。

ビット b

1

は,リードインゾーンの記録状態を示し,その設定は次による。

リードインゾーンが未記録の場合,

“0”に設定する。

リードインゾーンが記録済みの場合,

“1”に設定する。

ビット b

2

は,

“0”に設定する。

ビット b

3

は,リードアウトゾーンの記録状態を示し,その設定は次による。

リードアウトゾーンが未記録の場合,

“0”に設定する。

リードアウトゾーンが記録済みの場合,

“1”に設定する。

ビット b

4

b

7

は,

“0”に設定する。

表 9−記録済み領域

あらかじめ記録できる領域 ECC ブロックアドレス

エクストラボーダゾーン及び R 物理フォーマット情報
ゾーンを除いたリードインゾーン

(FFDBBB)∼(FFD000)(NBCA がない場合) 
(FFD2A4)∼(FFD000)(NBCA がある場合)

リードアウトゾーン Y-33∼(002942)(NBCA がない場合)

Y-33∼(002F99)(NBCA がある場合)

注記  Y は,フィールド ID2 のプリピットデータブロックのプリピット情報で規定された,記録層 1 のデータレコ

ーダブルゾーンの終了アドレスとする(27.3.6 参照)

バイト 41−トラッキング極性フラグ及び AR フラグ

ビット b

0

b

3

は,記録層 1 での LPP の AR 特性を規定する。これらのビットは,

“0000”に設定し,

この規格を示す。

ビット b

4

b

7

は,記録層 1 でのトラッキング極性を規定する。これらのビットは,

“0000”に設定し,

この規格を示す。

この規格では,このほかの設定を禁止する。


56

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

バイト 42511

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 5122 047−拡張記録済み情報

これらのバイトは,拡張記録済み情報を規定する。拡張記録済み情報は,プリピットデータブロック

のフィールド ID1∼ID5 の情報と 2 倍速記録条件とを含み,他のフィールドは,将来の拡張に備えて(00)

に設定する。拡張記録済み情報の内容は,

表 10 に示すように物理フォーマット情報(PFI)によって分

類,決定される(27.3 参照)

バイト 632∼2047 の予約フィールドは,記録速度を拡張したときに,その記録条件のパラメタを格納

するために用いる。使わない PFI フィールドは(00)を設定する。

表 10−拡張記録済み情報

BP

情報の内容

バイト数

512 PFI フィールド ID 記述子 1 
513∼519 (00)に設定 7 
520∼527 PFI フィールド ID0 8 
528∼535 PFI フィールド ID1 8 
536∼543 PFI フィールド ID2 8 
544∼551 PFI フィールド ID3 8 
552∼559 PFI フィールド ID4 8 
560∼567 PFI フィールド ID5 8 
568∼575 PFI フィールド ID6 8 
576∼583 PFI フィールド ID7 8 
584∼591 PFI フィールド ID8 8 
592∼599 PFI フィールド ID9 8 
600∼607 PFI フィールド ID10 8 
608∼615 PFI フィールド ID11 8 
616∼623 PFI フィールド ID12 8 
624∼631 PFI フィールド ID13 8 
632∼2 047

(00)に設定 1

416

25.1.6.1.1  PFI

フィールド記述子

このバイトは,実在する拡張記録済み情報フィールドの最大 PFI フィールド数を規定する。

このバイトは,(0D)に設定し,各記録層における最大記録速度を 2 倍速とするディスクの最大 PFI フィ

ールド数が 13 であることを示す。

注記  このフィールドは,次の規則によって予約されている。

(15)に設定した場合,各記録層における最大記録速度を 4 倍速とするディスクの最大 PFI フ

ィールド数が 21 であることを示す。

(1D)に設定した場合,各記録層における最大記録速度を 6 倍速とするディスクの最大 PFI フ

ィールド数が 29 であることを示す。

(25)に設定した場合,各記録層における最大記録速度を 8 倍速とするディスクの最大 PFI フ

ィールド数が 37 であることを示す。

(2D)に設定した場合,各記録層における最大記録速度を 10 倍速とするディスクの最大 PFI フ

ィールド数が 45 であることを示す。


57

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

(35)に設定した場合,各記録層における最大記録速度を 12 倍速とするディスクの最大 PFI フ

ィールド数が 53 であることを示す。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

25.1.6.1.2  PFI

フィールド ID0

PFI フィールド ID0 の拡張記録済みデータは表 11 による。

表 11PFI フィールド ID0 の拡張記録済みデータ

BP

データの内容 RBP

520 PFI フィールド ID,(00)に設定 0 
521  ∼ 527

(00)に設定

1∼7

注記 RBP は,それぞれの PFI フィールド ID 情報の最初のバイトからの相対バイト位置を示す。

25.1.6.1.3  PFI

フィールド ID1ID5

PFI フィールド ID1∼ID5 の拡張記録済みデータ構造は表 12 による(27.3.527.3.627.3.7 及び 27.3.8

参照)

表 12PFI フィールド ID1ID5 の拡張記録済みデータ

BP

データの内容 RBP

528 PFI フィールド ID, (01)に設定 0

529∼534

これらのバイトは,プリピットデータブロックフィールド ID1 のプリピットデータ

フレーム 7∼12 の内容を写して記録する。 
なお,拡張コード(バイト 534)は PFI フィールド ID の最大値を示すものではない。

1∼6

535 (00)に設定

7

536 PFI フィールド ID, (02)に設定 0

537∼542

これらのバイトは,プリピットデータブロックフィールド ID2 のプリピットデータ
フレーム 7∼12 の内容を写して記録する。

1∼6

543 (00)に設定

7

544 PFI フィールド ID, (03)に設定 0

545∼550

これらのバイトは,プリピットデータブロックフィールド ID3 のプリピットデータ
フレーム 7∼12 の内容を写して記録する。

1∼6

551 (00)に設定

7

552 PFI フィールド ID, (04)に設定 0

553∼558

これらのバイトは,プリピットデータブロックフィールド ID4 のプリピットデータ
フレーム 7∼12 の内容を写して記録する。

1∼6

559 (00)に設定

7

560 PFI フィールド ID, (05)に設定 0

561∼566

これらのバイトは,プリピットデータブロックフィールド ID5 のプリピットデータ
フレーム 7∼12 の内容を写して記録する。

1∼6

567 (00)に設定

7

注記 RBP は,それぞれの PFI フィールド ID 情報の最初のバイトからの相対バイト位置を示す。

25.1.6.1.4  PFI

フィールド ID6ID13

PFI フィールド ID6∼ID13 の拡張記録済みデータ構造は表 13 による。PFI フィールド ID6∼ID9 及び ID10

∼ID13 は,それぞれ記録層 0 及び記録層 1 の 2 倍速記録条件を示す。


58

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

表 13PFI フィールド ID6ID13 の拡張記録済みデータ

BP

データの内容 RBP

568 PFI フィールド ID,(06)に設定 0 
569

記録層 0 の 2 倍速 OPC コード(

β値) 1

570

記録層 0 の 2 倍速 OPC コード(記録パワー) 2

571∼574

記録層 0 の 2 倍速記録ストラテジコードの第 1 バイト∼第 4 バイト

3∼6

575 (00)に設定 7 
576 PFI フィールド ID,(07)に設定 0 
577∼582

記録層 0 の 2 倍速記録ストラテジコードの第 5 バイト∼第 10 バイト

1∼6

583 (00)に設定 7 
584 PFI フィールド ID,(08)に設定 0 
585∼590

記録層 0 の 2 倍速記録ストラテジコードの第 11 バイト∼第 16 バイト

1∼6

591 (00)に設定 7 
592 PFI フィールド ID,(09)に設定 0 
593∼599 (00)に設定

1∼7

600 PFI フィールド ID,(0A)に設定 0 
601

記録層 1 の 2 倍速 OPC コード(

β値) 1

602

記録層 1 の 2 倍速 OPC コード(記録パワー) 2

603∼606

記録層 1 の 2 倍速記録ストラテジコードの第 1 バイト∼第 4 バイト

3∼6

607

記録層 1 の 2 倍速 OPC コード(記録パワーシフト) 7

608 PFI フィールド ID,(0B)に設定 0 
609∼614

記録層 1 の 2 倍速記録ストラテジコードの第 5 バイト∼第 10 バイト

1∼6

615 (00)に設定 7 
616 PFI フィールド ID,(0C)に設定 0 
617∼622

記録層 1 の 2 倍速記録ストラテジコードの第 11 バイト∼第 16 バイト

1∼6

623 (00)に設定 7 
624 PFI フィールド ID,(0D)に設定 0 
625∼631 (00)に設定

1∼7

注記 RBP は,それぞれの PFI フィールド ID 情報の最初のバイトからの相対バイト位置を示す。

バイト 569 及び 601倍速 OPC コード(β 値)

これらのバイトは,ディスクを 2 倍速記録するときの最適 β 値を規定する。バイト 601 は,記録済み

の記録層 0 を通して決定した記録層 1 の最適 β 値を規定する。β 値のコード表は,

表 14 による。

ディスクの試験には,指定した β 値に対する最適記録パワーを用いる(

附属書 参照)。

表 14倍速 OPC コード(β 値)

2 倍速 OPC コード

β値

(00)

予備

(01)∼(1F) –

0.11+(Value*×0.01)

(20)∼(FF)

予備

注記 Value*は,16 進数の 2 倍速 OPC コードを 10 進数に変換して決定する。

バイト 570 及び 602倍速 OPC コード(記録パワー)

これらのバイトは,ディスクを 2 倍速記録するときの最適記録パワーを規定する。バイト 602 は,記

録済みの記録層 0 を通して決定した記録層 1 の最適記録パワーを規定する。記録パワーのコード表は,

表 15 による。


59

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

規定しない場合は,このコードは(00)を設定する(

附属書 参照)。

表 15倍速 OPC コード(記録パワー)

2 倍速 OPC コード

記録パワー

(00)

規定しない

(01)∼(08)

予備

(09)∼(49) 5.5

mW+(Value*×0.5 mW)

(4A)∼(FF)

予備

注記 Value*は,16 進数の 2 倍速 OPC コードを 10 進数に変換して決定する。

バイト 571574577582585590603606609614 及び 617622倍速記録ストラテジ

これらのバイトは,14.3 に規定された,ディスクを 2 倍速記録するときの記録ストラテジの変形を,

それぞれの記録層について示す。2 倍速記録ストラテジコードは,

表 16 に示すように,記録層 0 につい

ては PFI フィールド ID6∼ID8,記録層 1 については PFI フィールド ID10∼ID12 の,それぞれ 16 バイト

のユーザデータで示す。それぞれの記録層に対する 2 倍速記録ストラテジコードの,第 1 バイトから第

10 バイトは基本パラメタを示し,第 11 バイトから第 16 バイトは適応型パラメタを示す。

表 16倍速記録ストラテジコードフィールド

PFI フィールド ID RBP

データの内容(コード)

3 3Ttop 
4 4Ttop 
5 nTtop

ID6 及び ID10

6 nTwt 
1 nTlp

Toff

2 3Tdtop 
3 4Tdtop 
4 Po/Pm 
5 5Ttop2

5Tlp2

ID7 及び ID11

6 5Tld

5Ttr2

1

3-3Tld 3-3Ttr 3-4Tld 3-4Ttr

2 3-5Tld

3-5Ttr

3-5Tld2

3-5Ttr2

3

4-3Tld 4-3Ttr 4-4Tld 4-4Ttr

4 4-5Tld

4-5Ttr

4-5Tld2

4-5Ttr2

5

5-3Tld 5-3Ttr 5-4Tld 5-4Ttr

ID8 及び ID12

6 5-5Tld

5-5Ttr

5-5Tld2

5-5Ttr2

a)

2

倍速記録ストラテジの基本パラメタ

3Ttop,4Ttop 及び nTtop コードは,表 17 及び表 18 に規定するように,それぞれ 3T,4T 及び nT(n

=5∼11 及び 14)の記録パルスの先頭パルス幅を示す。

nTwt コードは,表 19 に規定するように,nT(n=5∼14 及び 15)の記録パルス幅を示す。 
nTlp コードは,表 20 に規定するように,nT(n=5∼14 及び 15)の最終パルス幅を示す。 
Toff コードは,表 21 に規定するように,オフパルスの長さを示す。 
3Tdtop 及び 4Tdtop コードは,表 22 に規定するように,それぞれ 3T 及び 4T の記録パルスの立下りエ

ッジのシフト量を示す。


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X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

Po/Pm コードは,表 23 に規定するように,最適記録パワー(Po)と中間パワー(Pm)との記録パワ

ー比を示す。

5Ttop2 及び 5Tlp2 コードは,表 24 に規定するように,それぞれ nTtop 及び nTlp と 5T 記録パルスの先

頭パルス幅及び最終パルス幅の違いを示す。

5Tld 及び 5Ttr2 コードは,表 25 及び表 26 に規定するように,それぞれ 5T 記録パルスの先頭パルスの

立上りエッジ及び 5T 記録パルスの立上りエッジのシフト量を示す。

5Ttop2,5Tlp2,5Tld 及び 5Ttr2 コードを適用すると,5T 記録パルスのそれぞれのパラメタは,次によ

る。

 5Ttop=nTtop+5Ttop2+5Tld

 5Tlp=nTlp+5Tlp2−5Ttr2

nTlp コードを 0T に設定した場合は,5Tlp2 コードも 0T に設定する。このとき,5Ttr2 コードは記録パ

ルスの立下りエッジに影響する。

表 173Ttop 及び nTtop コード

コード

先頭パルス幅

(00)

無効

(01)∼(59) 0.475T+(Value*×0.025T) 
(5A)∼(FF)

予備

注記 Value*は,16 進数のコードを 10 進数に変換して決定する。

表 184Ttop コード

4Ttop コード 4T 先頭パルス幅

(00)

無効

(01)∼(65) 0.975T+(Value*×0.025T) 
(66)∼(FF)

予備

注記 Value*は,16 進数のコードを 10 進数に変換して決定する。

表 19nTwt コード

nTwt コード nT 記録パルス幅

(00)

予備

(01)∼(3D) (n−1)T−2.05T+(Value*×0.05T) 
(3E)∼(FF)

予備

注記 Value*は,16 進数のコードを 10 進数に変換して決定する。

表 20nTlp コード

nTlp コード nT 最終パルス幅

(0)

予備

(1)∼(9)

−0.25T+(Value*×0.25T)

(A)∼(F)

予備

注記 Value*は,16 進数コードを 10 進数に変換して決定する。


61

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

表 21Toff コード

Toff コード

オフパルス長

(0)∼(5) Value*×0.50T 
(6)∼(F)

予備

注記 Value*は,16 進数のコードを 10 進数に変換して決定する。

Toff コードを適用しない場合は,このフィールドは(0)を設定する。

表 223Tdtop 及び 4Tdtop コード

コード

立下りエッジ移動量

(00)

予備

(01)∼(51)

−1.025T+(Value*×0.025T)

(52)∼(FF)

予備

注記 Value*は,16 進数のコードを 10 進数に変換して決定する。

表 23Po/Pm コード

Po/Pm コード

記録パワー比

(00)

予備

(01)∼(3D) 0.975+(Value*×0.025) 
(3E)∼(FF)

予備

注記 Value*は,16 進数のコードを 10 進数に変換して決定する。

表 245Ttop2 及び 5Tlp2 コード

コード

パルス幅の違い

(0)

予備

(1)∼(F)

−0.55T+(Value*×0.05T)

注記 Value*は,16 進数のコードを 10 進数に変換して決定する。

表 255Tld コード

コード

立上りエッジ移動量

(0)

予備

(1)∼(F)

−0.55T+(Value*×0.05T)

注記 Value*は,16 進数のコードを 10 進数に変換して決定する。

表 265Ttr2 コード

コード

立下りエッジ移動量

(0)

予備

(1)∼(F)

−0.25T+(Value*×0.05T)

注記 Value*は,16 進数のコードを 10 進数に変換して決定する。

b)  2

倍速記録ストラテジの適応型パラメタ

m-nTld 及び m-nTtr コードは,それぞれ先頭パルスの立上り及び立下りエッジのシフト量を示し,そ

れらは前スペースの長さと記録データの長さとの組合せによって設定する(14.3 及び

表 27 参照)。前

スペースの長さが mT で,記録データの長さが nT のとき,それぞれのコードを m-nTld 及び m-nTtr (m

=3,4,5 及び n=3,4,5)と表す。m 又は n が 5 の場合,5T 以上(5T∼11T 及び 14T)の信号を表

す。


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:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

n が 5 の場合,m-5Tld コードは,5T 記録パルスの先頭パルスの立上りエッジシフト量を示すコードと

なるが,それは既に PFI フィールド ID7 及び ID11 の RBP6 にも設定されているため,5T の先頭パル

スの立上りエッジのシフト量は,最終的に(5Tdl+m-5Tld)となる。

m-5Tld2 及び m-5Ttr2 コードは,それぞれ 5T 以上の記録データの最終パルスの立上り及び立下りエッ

ジのシフト量を示し,それらは前スペースの長さによって設定する(14.3 及び

表 27 参照)。前スペー

スの長さが mT のとき,それぞれのコードを m-5Tld2 及び m-5Ttr 2(m=3, 4, 5)と表す。m が 5 の場

合,5T 以上(5T∼11T 及び 14T)の前スペースを表す。

m-5Ttr2 は,5T 記録パルスの最終パルスの立下りエッジシフト量を示すコードとなるが,それは既に
PFI フィールド ID7 及び ID11 の RBP6 にも設定されているため,5T の最終パルスの立下りエッジのシ

フト量は,最終的に(5Ttr2+m-5Ttr2)となる。

nTlp コードを 0T と設定した場合,m-5Ttr2 コードはそれぞれの記録パルスの立下りエッジに影響する。

表 27m-nTld, m-nTtr, m-5Tld2 及び m-5Ttr2 コード

コード

エッジ移動量

00 0.00T 
01 0.05T 
10

−0.05T

11

−0.10T

バイト 607−記録層 の 倍速 OPC コード(記録パワーシフト)

このバイトは,記録層 0 の記録状態に依存する記録層 1 の記録パワーシフトを規定する。記録パワー

シフトの計算式は次による。

記録パワーシフト=Po1/Po2

ここに,

 Po1:未記録の記録層 0 を通した記録層 1 の最適記録パワー

 Po2:記録済みの記録層 0 を通した記録層 1 の最適記録パワー

記録パワーシフトのコード表は

表 28 による(附属書 参照)。

表 28−記録層 の 倍速 OPC コード(記録パワーシフト)

2 倍速 OPC コード

記録パワーシフト

(00)

予備

(01)∼(1F) 0.89+(Value*×0.01)  
(20)∼(FF)

予備

注記 Value*は,16 進数の 2 倍速 OPC コードを 10 進数に変換して決定する。

25.1.6.2

ディスク製造情報

この規格は,これらの 2 048 バイトのフォーマット及び内容を規定しない。これらは,互換性では無視

する。

25.1.6.3

システム使用のための予備

このフィールドでのビットの設定は,例えば,ビデオアプリケーションのようなアプリケーションに依

存する。この設定がアプリケーションによって規定しないとき,初期設定値は,全て“0”でなければなら

ない。


63

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

25.1.7

エクストラボーダゾーン

記録層 0 のエクストラボーダゾーンの構成は,

表 29 に示す。

表 29−エクストラボーダゾーンの構造

内容

ユニット

位置

ディスクアットワンス記録モード

インクリメンタル記録モード

0

リンキングロス領域[全て(00)に設定]

1∼5

カレント RMD

6∼25

(00)に設定

26∼30

物理フォーマット情報ブロック

31

(00)に設定

ブロック同期ガード領域

ユニット位置は,エクストラボーダゾーンの初めからの相対的な位置を示す。

五重書きされたカレント RMD の各セクタ 0 直前のセクタのデータタイプビットは,

“0”に設定する。

図 42 に示すデータ構造で物理フォーマット情報ブロックを 5 回記録する。

物理フォーマット情報

2 048  バイト

製造情報

2 048  バイト

(00)  に設定

図 42−物理フォーマット情報ブロックの構造

物理フォーマット情報は,25.1.3.2 に規定する。

製造情報は,25.1.3.1 に規定する。

25.2

ミドルゾーン

記録層 0 のミドルゾーンの開始セクタ番号(ミドルゾーンの最内周位置)は,記録層 0 の終了セクタ番

号を示す記録済み物理フォーマット情報のバイト 13∼15 に規定したセクタ番号の次の番号とする。

記録層 1 のミドルゾーンの最内周位置のセクタ番号は,記録層 0 のミドルゾーンの開始セクタ番号をビ

ット反転した値とする。

ミドルゾーンでの物理セクタとして最終的に記録されるデータフレームの主データは,各記録層の最内

周の 7 ECC ブロックを除いて,(00)に設定する。短縮ボーダアウトを適用した場合は,これらの 7 ECC ブ

ロックは短縮ボーダアウトとし,それ以外の場合は,(00)を設定する。

25.3

リードアウトゾーン

フォーマット 1 RMD を適用した場合,リードアウトゾーンでの物理セクタとして最終的に記録される

データフレームの全ての主データは,(00)に設定する。

25.3.1

フォーマット 4 RMD でのリードアウトゾーン構造

フォーマット 4 RMD を適用した場合,リードアウトゾーンは,

図 43 に示すようにスーパフィシャル  エ

クストラボーダゾーン及びバッファゾーンとする。物理セクタとして最終的に記録されるデータフレーム


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X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

の全ての主データは,(00)に設定する。

図 43−フォーマット でのリードアウトゾーン構造

25.3.2

スーパフィシャル  エクストラボーダゾーン

スーパフィシャル  エクストラボーダゾーンの構造を,

表 30 に示す。

表 30−記録層 のスーパフィシャル  エクストラボーダゾーンの構造

ユニット位置

データの内容

0

リンキングロス領域,(00)に設定

1 APD

No.1(アンカーポイントデータ No.1)

2 APD

No.2(アンカーポイントデータ No.2)

3 APD

No.3(アンカーポイントデータ No.3)

4 APD

No.4(アンカーポイントデータ No.4)

5∼30 (00)に設定 
31

リンキングロス領域,(00)に設定

ユニット位置は,スーパフィシャル  エクストラボーダゾーンの最外周位置からの相対位置を示す。

再配置ブロックセクタ番号を設定して最初のボーダを閉じた後,APD No.n(アンカーポイントデータ

No.1∼No.4)に,カレントフォーマット 4 RMD フィールド 3 内の AP No.n の再配置ブロックセクタ番号で

参照する ECC ブロックの内容を写して記録する(

附属書 参照)。

26

未記録ゾーンの概要

連続的なら(螺)旋プリグルーブは,未記録ゾーンのトラックを形成する。トラックは,記録層 0 では

ディスクの内周から外周へ,記録層 1 ではディスクの外周から内周へ伸張する。トラックは,ドライブの

機能を制御するために特定の周波数でウォブルする。未記録ディスクのための正確なアドレス情報は,隣

接グルーブ部位間のランドにエンボスで形成する。

未記録ゾーンは,R 情報ゾーン,初期情報ゾーン及び外側ディスクテスト領域の三つの部分に分割する。

R 情報ゾーンは,内側ディスクテスト領域及び記録管理領域の二つの部分に分割する。

図 44 に示す各記録層の初期情報ゾーンは,対向トラック経路構造に基づいて三つの部分に分割する。記

録層 0 の内周の半径位置から開始して,これらのゾーンは,リードインゾーン,データレコーダブルゾー

ン及び固定ミドルゾーンからなる。また,記録層 1 の外周の半径位置から開始して,これらのゾーンは,

固定ミドルゾーン,データレコーダブルゾーン及びリードアウトゾーンからなる。移動ミドルゾーンは,

適応外側ディスクテスト領域及び未記録領域に付随して,ディスクの内周側に追加することができる。リ

スーパフィシャル エクス
トラボーダゾーン

(32 ECC ブロック)

データゾーン

バッファゾーン

(00)に設定

記録層

1 のデータレコーダブルゾーンの

最終アドレス(27.3.6.1 参照)

記録層 1 の情報ゾーンの最内周


65

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

ードアウトゾーン及びミドルゾーンの配置は,ファイナライズすることによって決まる。これらの六つの

ゾーンは,不可欠であり,かつ,通常,2 層 DVD 再生専用ディスク上の同じゾーンと同一である。

記録データは,ランドにエンボスで形成されたプリピット情報及びトラックのウォブルにガイドされた

プリグルーブに記録する。

記録前の正確な開始アドレスは,ランド上のプリピット情報を復号することによって決める。

26.1

未記録ゾーンのレイアウト

表 31 及び表 32 に示すように,各記録層の未記録ゾーンは,それぞれ細分割する。各ゾーンの第 1 ブロ

ックの ECC ブロックアドレス(26.2 参照)は,

表 31 及び表 32 に示す。

表 31−記録層 の未記録ゾーンのレイアウト

ゾーンの第 1 ブロックの ECC

ブロックアドレス

ブロック数

内側ディスクテスト領域 (FFE077)

581

R 情報ゾーン

記録管理領域 (FFDE31)

629

リードインゾーン

(FFDBBB) 3 004

データレコーダブルゾーン

(FFCFFF) 130 806

固定ミドルゾーン

(FDD109)* 1

088

外側ディスクテストゾーン

(FDCCC9) 1 091

注記  記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの最外周アドレスは,ディスク製造業者が決定する。

表 32−記録層 の未記録ゾーンのレイアウト

ゾーンの第 1 ブロックの ECC

ブロックアドレス

ブロック数

内側ディスクテスト領域 (00240A)

581

R 情報ゾーン

記録管理領域 (0025A2)

189

リードアウトゾーン (00336F)*

311

データレコーダブルゾーン (022EF5)*

129 926

固定ミドルゾーン (023573)

662

外側ディスクテスト領域 (0239B6)

091

注記  これらのアドレス*は,ディスク製造業者が決定する。

26.2  ECC

ブロックアドレス

ECC ブロックアドレス(4.14 及び 27.3.2 参照)は,トラックの絶対物理アドレスとする。

各ゾーンの開始及び停止の位置は,ECC ブロックアドレスを使用して定義する。

ECC ブロックアドレスは,記録層 0 ではディスクの内周から外周にかけて減少し,記録層 1 ではディス

クの外周から内周にかけて減少する。

ECC ブロックアドレスは,プリピット情報としてランド上にエンボスで形成する。

26.3  ECC

ブロックの番号付け

ECC ブロックアドレスは,データゾーンの始めに置かれたブロックが(FFCFFF)であるように ECC ブロ

ックアドレスを設定することによって計算する。この記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの第 1 ブロッ

クは,

図 44 に示すように,リードインゾーン後の位置とする。


66

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:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

*セクタ番号Xは,セクタ番号 X のビット反転値

図 44−プリピットセクタレイアウト及び ECC ブロックの番号付け

27

プリピットデータフォーマット

27.1

概要

プリピットデータは,ランド上のプリピットのシーケンスとしてエンボスで形成する。プリピットデー

タシーケンスは,一つの ECC ブロックの物理サイズがグルーブに記録される主データの 16 セクタの物理

サイズに相当する。

一つのセットのプリピットは,二つの同期フレームごとに 3 ビット(b

2

b

1

b

0

)ずつ与えられなければ

ならない。プリピット物理セクタのプリピットの第 1 セットは,プリピット同期符号と呼ぶものとする。3

ビットの先頭ビットはフレーム同期ビットと呼ぶものとする。インクリメンタル記録モード及びリストリ

クテッドオーバライトモードで,フレーム同期ビットは,グルーブの 16 ビット符号語の記録済み同期符号

の特定位置とする。これらのビットの割当ては,

表 33 に示す。

表 33−ランドプリピットの割当て

b

2

b

1

b

0

偶数位置のプリピット同期符号

1

1

1

奇数位置のプリピット同期符号

1

1

0

“1”に設定したプリピットデータ

1

0

1

“0”に設定したプリピットデータ

1

0

0

プリピットの割り当てられた位置及び 16 ビット符号語の同期パターンは,

図 45 及び図 46 に示す。ウォ

ブルとランドプリピットとの位相関係は,14.5.3 に規定する。

*

1

X

X

記録管理領域

(FF

D000)

リードアウトゾーン

内側ディスク

テスト領域

リードインゾーン

R 情報ゾーン

初期情報ゾーン

データレコーダブルゾーン

X

X−1

記録層 1 の ECC ブロックアドレス

半径

記録層 0 の ECC

ブロックアドレス

(FFCFFF)

記録層 1 
記録層 0

固定

ミドルゾーン

固定

ミドルゾーン

外側ディスク

テスト領域

ECC

ブロックアドレス

データレコーダブルゾーン

ECC

ブロックアドレス


67

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0

1

2

3

4

5

6

22

23

24

25

1 物理セクタサイズ

ランド

ランド

偶数位置での

ランドの

プリピット同期符号

奇数位置での

ランドの

プリピット同期符号

偶数位置での

データ “1”

奇数位置での

データ “0”

1 同期フレーム

グルーブの記録済み

同期符号位置

記録するグルーブ

図 45−トラック構成

スペーススタイルで記録された同期符号

マークスタイルで記録された同期符号

XXXXX0010000000000000100 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

プリグルーブに記録された同期パターン

検出されたウォブル信号

奇数位置での
ランドのプリピット同期符号

“0” に設定したプリピットデータ

“1” に設定したプリピットデータ

偶数位置での
ランドのプリピット同期符号

16ビット符号語

図 46−グルーブ及びランドに記録された信号の関係

プリピット位置には二つの場合があり,二つの同期フレームの位置関係から奇数位置及び偶数位置と呼

ぶ。通常は,偶数位置でプリピットを記録することが望ましい。マスタリングで,近隣のランド上にプリ

ピットが既にある場合,プリピットの位置を奇数位置へ移す。

図 47 にそのような場合について記載する。

プリピット物理セクタ内でプリピット位置を変えることができる。

16


68

X 6252

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図 47−ランドプリピット位置の配置

プリピットデータフレームは,27.3.1 に規定する相対アドレスの 4 ビット及びユーザデータの 8 ビット

で構成する。

プリピットデータは,プリピットデータフレームのユーザデータ領域で記録する。プリピットデータフ

レームは,

図 48 に示す。

プリピット物理セクタは,1 ビットを 3 ビットに変換し,プリピット同期符号を加えた後のプリピット

データフレームとする。プリピットの物理セクタは,ランドプリピット記録の一部としてランドに記録す

る(

図 49 及び表 33 参照)。

相対アドレス

4 ビット

ユーザデータ

8 ビット

図 48−プリピットデータフレーム構成

プリピット同期符号

3 ビット

変換した相対アドレス

12 ビット

変換したユーザデータ

24 ビット

図 49−プリピット物理セクタ構成

27.2

プリピットブロック構成

プリピットデータブロックは,16 のプリピットデータフレームで構成する。

プリピットデータブロックは,パート A 及びパート B の二つのデータパートをもたなければならない。

パート A は,ECC ブロックアドレス(27.3.2 参照)の 3 バイト及びパリティ A(27.3.3 参照)の 3 バイ

ト,並びに相対アドレス“0000∼0101”(27.3.1 参照)で構成する。したがって,パート A は,6 プリピッ

トデータフレームで構成する。

パート B は,フィールド ID の 1 バイト,ディスク情報の 6 バイト及びパリティ B の 3 バイト並びに相

対アドレス“0110∼1111”で構成する。したがって,パート B は,10 プリピットデータフレームで構成する。

プリピット物理ブロックは,プリピットデータブロックの各 1 ビットを 3 ビットに変換し,プリピット


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X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

同期符号を加えることによって構成される 16 のプリピット物理セクタで構成する。

この信号処理は,

図 50 に示す。

図 50−プリピットブロックを構成する処理手順

プリピットブロック構成は,

図 51 に示す。

プリピット物理ブロック

[変換したプリピットデータブロック(

表 33 参照)を使用する]

プリピットデータブロック

ECC ブロックアドレス(3 バイト)

パート A

相対アドレス

0000∼0101

パリティ A(3 バイト)

プリピットフィールド ID 及び

ディスク情報

(7 バイト)

パート B

プリピット同期符号

相対アドレス

0110∼1111

パリティ B(3 バイト)

図 51−プリピットブロック構成

プリピット物理ブロックは,図式的に

図 52 に示す。

ECC ブロックアド

レス+相対アドレス

フィールド ID+ディ

スク情報+相対アド

レス

パート A+パート B

プ リ ピ ッ ト デ ー タ

ブロック

プリピット同期符号を

加える前のプリピット

物理ブロック

プ リ ピ ッ ト デ ー タ

ブロック

パート B

パート A

プ リ ピ ッ ト 物 理

ブロック

パリティ A 符号

パリティ B 符号

1 ビットを 
3 ビットに変換

プリピット

同期符号付加


70

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

  ←------------------------------------------------------26  同期フレーム-------------------------------------------------------→

  ←-------プリピット同期符号及び相対アドレス----→ ←---------プリピットパート A 及びパート B 情報---→

  E   O   E   O   E   O   E   O   E  O  E O E O E O E O E O E O E O E O

G

  A No.0

L

111  100  100  100  100

ECC ブロックアドレス

G

No.1

L

111  100  100  100  101

ECC ブロックアドレス

G

No.2

L

111  100  100  101  100

ECC ブロックアドレス

G

No.3

L

111  100  100  101  101

パリティ A

G

No.4

L

111  100  101  100  100

パリティ A

G

No.5

L

111  100  101  100  101

パリティ A

G

  B No.6

L

111  100  101  101  100

フィールド ID

G

No.7

L

111  100  101  101  101

ディスク情報

G

No.8

L

111  101  100  100  100

ディスク情報

G

No.9

L

111  101  100  100  101

ディスク情報

G

No.10

L

111  101  100  101  100

ディスク情報

G

No.11

L

111  101  100  101  101

ディスク情報

G

No.12

L

111  101  101  100  100

ディスク情報

G

No.13

L

111  101  101  100  101

パリティ B

G

No.14

L

111  101  101  101  100

パリティ B

G

No.15

L

111  101  101  101  101

パリティ B

図 52−プリピット物理ブロック

説明:

1) G

はグルーブ,L はランド,E は偶数位置及び O は奇数位置を意味する。

2)

プリピット同期符号は,この表現での偶数位置に示す。相対アドレスプリピットデータ“1”は,

“101”

で表す。また,プリピットデータ“0”は,この表現で“100”で表される。ランドプリピットの割

当ては,

表 33 に規定する。

3)

最後のカラムは,プリピット物理ブロックのプリピットの物理セクタ番号とする。

4)

最後のカラムから第 2 番目は,プリピット物理ブロック構造のパート A 及びパート B を表示する。

27.3

プリピットデータブロック構成

パート A 及びパート B のユーザデータは,プリピット情報と呼ぶ。パート A のプリピット情報は,ECC

ブロックアドレスとする。パート B のプリピット情報は,パート B のディスク情報フィールド中に記録す

る。


71

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

パート B のディスク情報の内容は,階層化され,フィールド ID によって区別する。したがって,階層

化したパート B を含む各プリピットデータブロックは,フィールド ID によって区別する。

プリピットデータブロックの階層及び位置は,

表 34 に示す。

表 34−プリピットデータブロックの階層及び位置

フィールド ID

パート B のディスク情報の内容

位置

0 ECC ブロックアドレス及びレイヤ情報コード

全てのゾーン

1

アプリケーションコード・物理データ・記録層 0 のデ

ータレコーダブルゾーンの最終アドレス

2

記録層 1 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレス

3

製造業者 ID の第 1 フィールド

4

製造業者 ID の第 2 フィールド

5

予備

 
 
リードインゾーン

リードインゾーンで,

フィールド ID 1∼5 のプリピットデータブロックは,

図 53 に示すように記録する。

フィールド ID

位置 ECC ブロックアドレス

フィールド ID1

フィールド ID2

フィールド ID3

フィールド ID4

フィールド ID5

フィールド ID1

フィールド ID2

フィールド ID3

フィールド ID4

フィールド ID5

フィールド ID1



:

フィールド ID4

フィールド ID5

フィールド ID0

(FFDBBB)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

(FFD003)

フィールド ID0 (FFD002)

フィールド ID0 (FFD001)

フィールド ID0

リードインゾーンの開始

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

リードインゾーンの終了

(FFD000)

フィールド ID0

(FFCFFF)

図 53−リードインゾーンのプリピットデータブロックの配置

27.3.1

相対アドレス

プリピットデータフレームは,相対アドレスを含む。相対アドレスは,16 プリピットデータフレーム(一

つのプリピットデータブロック)の位置を示す。相対アドレスを規定するために 4 ビットを使用する。

0000      第 1 プリピットデータフレーム


72

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

0001    第 2 プリピットデータフレーム

:

:

1111    最後のプリピットデータフレーム

相対アドレス番号は,グルーブに記録される物理セクタ番号の最下位の 4 ビットによって表される値に

等しくなければならない。  相対アドレスは,誤り検出及び誤り訂正符号をもたない。

27.3.2  ECC

ブロックアドレスデータ構造

ECC ブロックアドレスは,隣接した内側のグルーブに記録される物理セクタ番号の b23∼b4 によって表

される値の反転ビットに等しくなければならない。データゾーンの開始での ECC ブロックアドレスは,

54

に示す(FFCFFF)とする。

図 54−物理セクタ番号と ECC ブロックアドレスとの関係

リードアウトゾーン及びミドルゾーンの配置は,ファイナライズすることによって決めるものとする。

記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの最外周アドレス及び記録層 1 のデータレコーダブルゾーンの最

内周アドレスは,ディスク製造業者が設定する。記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの最内周アドレス

以外の

図 54 に示すアドレスは,実例値である(27.3.5.3 及び 27.3.6.1 参照)。

27.3.3

パリティ 及びパリティ B

図 51 で行列に割り付けられた各バイトが C

j

j=0∼15)のとき,その後,パリティ C

j

j=3∼5 及び

j=13∼15)用の各バイトは,次による。

パリティ A:

5

3

5

)

(

ParityA

j

j

j

x

C

x

={I(x)x

3

}

mod

{G

E

(x)}

ここに,

2

0

2

)

(

j

j

j

x

C

x

I

2

0

)

(

)

(

k

k

E

α

x

x

G

α は,原始多項式 Gp(x)=x

8

x

4

x

3

x

2

+1 の原始根を表す。

パリティ B:

15

13

15

)

(

ParityB

j

j

j

x

C

x

={I(x)x

3

}

mod

{G

E

(x)}

グルーブ : 物理セクタ番号

(FCC8FF)

ランド :  ECC ブロックアドレス (003370)

グルーブ : 物理セクタ番号             (030000)

ランド :  ECC ブロックアドレス        (FFCFFF)

リードアウトゾーン

固定ミドルゾーン

(DD10A0)

(022EF5)

(22EF5F)

(FDD10A)

固定ミドルゾーン

データレコーダブルゾーン

データレコーダブルゾーン

記録層 1 
記録層 0

リードインゾーン


73

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

ここに,

12

0

12

)

(

j

j

j

x

C

x

I

2

0

)

(

)

(

k

k

E

α

x

x

G

α は,原始多項式 Gp(x)=x

8

x

4

x

3

x

2

+1 の原始根を表す。

27.3.4

フィールド ID0

フィールド ID0 のプリピットデータブロック構成は,

図 55 に示す。

ビット位置

プリピットデ
ータフレーム

番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0

プリピット同期符号* 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

パート A

1

 0001

ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011

パリティ A の第 1 バイト

4

 0100

パリティ A の第 2 バイト

5

 0101

パリティ A の第 3 バイト

6

 0110  フィールド ID (00)

パート B

7

 0111

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

8

 1000

ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

9

 1001

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

10

 1010  記録層情報コード

11

 1011

(00)

に設定

12

 1100

(00)

に設定

13

 1101

パリティ B の第 1 バイト

14

 1110

パリティ B の第 2 バイト

15

 1111

パリティ B の第 3 バイト

注*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

図 55−フィールド ID0 のプリピットデータブロック構成

27.3.4.1

記録層情報コード

記録層情報コードは,ビット b

5

を記録層 0 の場合は“0”に設定し,記録層 1 の場合は“1”に設定する。

ビット b

6

b

12

は“0”に設定する。

27.3.5

フィールド ID1

フィールド ID1 のプリピットブロック構成は,

図 56 に示す。


74

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

プリピットデー

タフレーム

  ビット位置

番号

0 1∼4

5 (msb)  ∼12 (lsb)

0 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

1 0001

ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3 0011

パリティ A の第 1 バイト

4 0100

パリティ A の第 2 バイト

5 0101

パリティ A の第 3 バイト

パート A

6 0110

フィールド ID (01)

7 0111

応用コード

8 1000

ディスク物理コード

9 1001

記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの

最終アドレスの第 1 バイト

10 1010

記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの

最終アドレスの第 2 バイト

11 1011

記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの

最終アドレスの第 3 バイト

12 1100

バージョン番号

拡張符号

13 1101

パリティ B の第 1 バイト

14

プリピット同期符号*

1110

パリティ B の第 2 バイト

パート B

15

 1111

パリティ B の第 3 バイト

注*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

図 56−フィールド ID1 のプリピットデータブロック構成

27.3.5.1

アプリケーションコード

アプリケーションコードは,次のように規定する。

ビット位置 5

“0”に設定する

ビット位置 6

“0”に設定し,限定用途のディスクを示す

ビット位置 7∼12

“000000”は,単層の DVD-R ディスクのための予備

ビット位置 7∼12

この規格では“000010”に設定し,クラス 0 の 2 層 DVD-R ディスクを示す

ビット位置 7∼12

その他の設定は,特別のドライブだけに使用する特別用途のディスクを示す

ビット位置 6

“1”に設定した場合,限定しない用途のディスクを示す

ビット位置 7∼12

“000000”は,単層の DVD-R ディスクのための予備

ビット位置 7∼12

その他の設定は予備

27.3.5.2

ディスク物理コード

ディスクの基本物理特性は,

表 35 に示すディスク物理コードフィールドに規定する。


75

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

表 35−ディスク物理コード

ビット位置

内容

ビット設定値及び意味

5 (msb)

トラックピッチ

“1”に設定し,トラックピッチが 0.74 µm であることを示す。

6

基準速度

“0”に設定し,基準速度が 3.84 m/s であることを示す。

7

ディスク直径

“0”=120 mm      “1”=80 mm

8

反射率(1)

“1”に設定し,反射率が 16∼27 %であることを示す。

9

反射率(2)

“0”に設定

10

メディアタイプ(1)

“0”=有機色素      “1”=その他

11

メディアタイプ(2)

“0”に設定し,記録可能なメディアを示す。

12 (lsb)

メディアタイプ(3)

“1”に設定し,対向トラック経路であることを示す。

27.3.5.3

記録層 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレス

記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレスフィールドには,記録層 0 のデータレコーダブル

ゾーンの最終の ECC ブロックアドレスを,16 進法で規定する。

最終の ECC ブロックアドレスは,12 cm ディスクの片面 4.70 GB 及び 8 cm ディスクの片面 1.46 GB のユ

ーザデータ容量を保証するために定義する。

記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレスは,データレコーダブルゾーンの最外限度を示す

ものであって,ディスクの最小 ECC ブロックアドレスを示すものではない。記録層 0 のプリピット物理ブ

ロックは,記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレスによって示されたゾーンを越えてディス

クの外周へ更に広がらなければならない。

27.3.5.4

バージョン番号

これらのビットは,記録済み物理フォーマット情報に規定した互換バージョン番号と同じく設定する

25.1.6.1 参照)

27.3.5.5

拡張コード

これらのビットは,“0000”に設定し,この規格を示す。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

27.3.6

フィールド ID2

フィールド ID2 のプリピットデータブロック構成は,

図 57 に示す。


76

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

ビット位置

プリピット

データ

フレーム番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

1

プリピット

同期符号*

0001 ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011  パリティ A の第 1 バイト

4

 0100  パリティ A の第 2 バイト

5

 0101  パリティ A の第 3 バイト

パート A

6

 0110

フィールド ID(02)

7

 0111

(00)に設定

8

 1000

(00)に設定

9

 1001

記録層 1 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレス

の第 1 バイト

10

 1010

記録層 1 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレス

の第 2 バイト

11

 1011

記録層 1 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレス

の第 3 バイト

12

 1100

(00)に設定

13

 1101  パリティ B の第 1 バイト

14

 1110  パリティ B の第 2 バイト

15

 1111  パリティ B の第 3 バイト

パート B

注*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

図 57−フィールド ID2 のプリピットデータブロック構成

27.3.6.1

記録層 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレス

記録層 1 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレスフィールドには,記録層 1 のデータレコーダブル

ゾーンの最終の ECC ブロックアドレスを,16 進法で規定する。

最終の ECC ブロックアドレスは,12 cm ディスクの片面 4.70 GB 及び 8 cm ディスクの片面 1.46 GB のユ

ーザデータ容量を保証するために定義する。

記録層 1 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレスは,データレコーダブルゾーンの最内限度を示す

ものであって,ディスクの最小 ECC ブロックアドレスを示すものではない。記録層 1 のプリピット物理ブ

ロックは,記録層 1 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレスによって示されたゾーンを越えてディス

クの内周へ更に広がらなければならない。

27.3.7

フィールド ID3 及びフィールド ID4

フィールド ID3 及びフィールド ID4 のプリピットデータブロック構成は,

図 58 及び図 59 に示す(ISO/IEC 

8859-1

-4 を使用して製造業者 ID を割り当てる)

この規格は,製造業者 ID として規定された 12 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無

視する。


77

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

ビット位置

プリピット

データ

フレーム番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

1

プリピット

同期符号*

0001 ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011

パリティ A の第 1 バイト

4

 0100

パリティ A の第 2 バイト

5

 0101

パリティ A の第 3 バイト

パート A

6

 0110

フィールド ID(03)

7

 0111

製造業者 ID の第 1 バイト

8

 1000

製造業者 ID の第 2 バイト

9

 1001

製造業者 ID の第 3 バイト

10

 1010

製造業者 ID の第 4 バイト

11

 1011

製造業者 ID の第 5 バイト

12

 1100

製造業者 ID の第 6 バイト

13

 1101

パリティ B の第 1 バイト

14

 1110

パリティ B の第 2 バイト

15

 1111

パリティ B の第 3 バイト

パート B

注*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

図 58−フィールド ID3 のプリピットデータブロック構成

ビット位置

プリピット

データ

フレーム番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

1

プリピット

同期符号*

0001 ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011

パリティ A の第 1 バイト

4

 0100

パリティ A の第 2 バイト

5

 0101

パリティ A の第 3 バイト

パート A

6

 0110

フィールド ID(04)

7

 0111

製造業者 ID の第 7 バイト

8

 1000

製造業者 ID の第 8 バイト

9

 1001

製造業者 ID の第 9 バイト

10

 1010

製造業者 ID の第 10 バイト

11

 1011

製造業者 ID の第 11 バイト

12

 1100

製造業者 ID の第 12 バイト

13

 1101

パリティ B の第 1 バイト

14

 1110

パリティ B の第 2 バイト

15

 1111

パリティ B の第 3 バイト

パート B

注*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

図 59−フィールド ID4 のプリピットデータブロック構成


78

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

27.3.8

フィールド ID5

フィールド ID5 のプリピットデータブロック構成は,

図 60 に示す。

ビット位置

プリピット

データ

フレーム番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

1

プリピット

同期符号*

0001 ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011

パリティ A の第 1 バイト

4

 0100

パリティ A の第 2 バイト

5

 0101

パリティ A の第 3 バイト

パート A

6

 0110

フィールド ID(05)

7

 0111

(00)に設定

8

 1000

(00)に設定

9

 1001

(00)に設定

10

 1010

(00)に設定

11

 1011

(00)に設定

12

 1100

(00)に設定

13

 1101

パリティ B の第 1 バイト

14

 1110

パリティ B の第 2 バイト

15

 1111

パリティ B の第 3 バイト

パート B

注*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

図 60−フィールド ID5 のプリピットデータブロック構成

28  R

情報ゾーン及び ODTA のデータ構造

28.1

ディスクテスト領域及び記録管理領域の配置

それぞれの記録層の内側ディスクテスト領域(IDTA)及び記録管理領域(RMA)は,R 情報ゾーンに配

置し,リードインゾーン及びリードアウトゾーンと隣り合う内側に位置する。

外側ディスクテスト領域(ODTA)は,固定ミドルゾーンと隣り合う外側に位置する(

図 61 参照)。

デバイスの選択肢として,ODTA はミドルゾーンを伴って,内側に追加することができる。この場合,

ミドルゾーン及び ODTA は,それぞれ移動ミドルゾーン及び可変 ODTA と呼ぶ。


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図 61情報ゾーン及び ODTA のアドレス配置

28.2

ディスクテスト領域の構造

内側ディスクテスト領域(IDTA)は,記録層 0 の ECC ブロックアドレスの(FFE17F)∼(FFDFC5)及び記

録層 1 の ECC ブロックアドレスの(00240A)∼(0021C6)に配置する(

図 62 参照)。

外側ディスクテスト領域(ODTA)は,記録層 0 の ECC ブロックアドレス(FDCCC9)∼(FDC887)及び記

録層 1 の ECC ブロックアドレス(0239B6)∼(023574)に配置する(

図 63 参照)。

移動ミドルゾーンを適用する場合,移動ミドルゾーンの開始セクタ番号を RMD フィールド 0 に設定す

る(28.3.2.1.1 及び 28.3.2.2.1 参照)

。このとき,移動ミドルゾーンの外側に接して,可変 ODTA を配置でき

る。

可変 ODTA は,外側ディスクテスト領域と共存できるが,あらかじめ配置されているミドルゾーンと重

なり合ってはならない。したがって,記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレスを X としてプ

リピットデータブロックフィールド ID1 に設定したとき,移動ミドルゾーンは,記録層 0 ではアドレス X

+(AC1)より内側,記録層 1 ではアドレス X−(AC1)より内側に配置する。

移動ミドルゾーンを適用するときに,Y をデータレコーダブルゾーンの最終アドレスとした場合,移動

ミドルゾーン及び可変 ODTA の配置は

表 36 による。

移動ミドルゾーン及び可変 ODTA を適用した場合,情報ゾーンの外周直径は 10.7 の規定を満足しなけれ

ばならない。したがって,アドレス Y の直径が 69.2 mm より小さい場合,移動ミドルゾーンは 70.0 mm ま

で配置し,可変 ODTA の配置は

表 36 による。

R 情報ゾーン

記録層 1 
記録層 0

IDTA

RMA

RMA

IDTA

リードアウトゾーン

グルーブ:  物理セクタ番号

(01F880)       (021CCF)

ランド: ECC ブロックアドレス (FFE077)       (FFDE33)

(02442F)

(FFDBBD)

リードインゾーン

(02FFFF)

(FFD000)

グルーブ:  物理セクタ番号

(FDE39F)       (FDBF50)

ランド:

ECC ブロックアドレス

  (0021C6)        (00240A)

(FD 97F0)

(002680)

グルーブ:  物理セクタ番号

(DCA8BF)

ランド: ECC ブロックアドレス

(023574)

(DC6490)

(0239B6)

グルーブ:  物理セクタ番号               (233360)

ランド : ECC ブロックアドレス (FDCCC9)

データレコーダブルゾーン

(23778F)

(FDC887)

外側ディスクテスト領域

ミドルゾーン

ODTA

ODTA

記録層 1 
記録層 0

データレコーダブルゾーン

ミドルゾーン


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表 36−移動ミドルゾーン及び可変 ODTA の配置

アドレス Y の直径(mm)

移動ミドルゾーン

可変 ODTA

φ

69.2 (Y−1)∼(FF598C) (FF598B)∼(FF5549)

記録層 0

φ

69.2 (Y−1)∼(Y−440) (Y−441)∼(Y−883)

φ

69.2 (00A8B1)∼(¯Y+1) (00ACF4)∼(00A8B2)

記録層 1

φ

69.2 (¯Y+

 67E)∼(¯Y+1) (¯Y+ AC1)∼(¯Y+67F)

 

ディスクテスト領域は,もう一方の記録層のディスクテスト領域に重なり合ってはならない。したがっ

て,それぞれの記録層のディスクテスト領域の間で,半径方向にギャップを設ける。ギャップの位置は,

それぞれのディスクテスト領域の使用法によって可変である。

それぞれのディスクテスト領域において,記録パワーの校正を行い,その手順は次とする。

パワー校正のための最小単位は,1 プリピット物理セクタとし,パワー校正セクタと呼ぶ。パワー校正

処理は,パワー校正セクタの開始から終了まで連続的に使用されなければならない。

未使用の領域との境界を容易に見つけ出すために,各パワー校正処理で使用されるセクタのうち最大ア

ドレスのセクタに,十分な読出し振幅をもつ信号を記録することを推奨する。信号は,パワー校正セクタ

の少なくとも 4 連続同期記録フレームの長さにおいて少なくとも 0.5 の変調振幅(I

14

/I

14H

)(図 13 参照)又

はこれと等価のものとする。この信号は,32 の連続するセクタごとに少なくとも一度,最大アドレスをも

つセクタに記録されるものとする。

IDTA は,各記録層につき 581 ECC ブロック(9 296 セクタ)で構成する。IDTA にギャップを配置する

場合,ギャップと IDTA 内の OPC に使用可能な領域の大きさは,それぞれ 257 ECC ブロック(4 112 セク

タ)及び 324 ECC ブロック(5 184 セクタ)である。

ODTA は,各記録層につき 1 091ECC ブロック(17 456 セクタ)で構成する。ODTA にギャップを配置

する場合,

ギャップ及び ODTA 内の OPC に使用可能な領域の大きさは,

それぞれ 676 ECC ブロック

(10 816

セクタ)及び 415 ECC ブロック(6 640 セクタ)である。

ディスクテスト領域の構造は,

図 62 及び図 63 に示す。

記録層 0 におけるパワー校正は,ディスクの外周から内周へ,記録層 1 におけるパワー校正は,ディス

クの内周から外周へ向けて行う。

記録層 0 の IDTA の最外周側の 16 ECC ブロック(256 パワー校正セクタ)は,ディスク製造業者のため

の予備とする。ドライブのための IDTA は 4 928 パワー校正セクタで構成する。

記録層 1 の ODTA の最内周側の 16 ECC ブロック(256 パワー校正セクタ)は,ディスク製造業者のた

めの予備とする。ドライブのための ODTA は 6 384 パワー校正セクタで構成する。

ディスク製造業者のためのパワー校正処理は,規定しない。しかし,少なくとも記録層 0 の IDTA の最

外周側 8 ECC ブロック及び記録層 1 の ODTA の最内周側 8 ECC ブロックは,それぞれ第 1RMD の記録及

びミドルゾーンの始めの記録を安定にするために未記録の状態にしておくことを推奨する。


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図 62−内側ディスクテスト領域(IDTA)の構造

図 63−外側ディスクテスト領域(ODTA)の構造

28.3

記録管理領域(RMA)のデータ構成

28.3.1

記録管理領域のセクタフォーマット

記録管理領域は,記録層 0 では ECC ブロックアドレスの(FFDE31)∼(FFDBBD),記録層 1 では,ECC ブ

ロックアドレスの(0025A2)∼(0024E6)の位置とする(

図 64 参照)。記録層 1 の RMA の両側に位置する不使

用領域は,記録順序を守るために記録に用いない(

附属書 及び附属書 参照)。

RMA は,RMA リードイン及び記録管理データ(RMD)で構成する。

RMA リードインは,32 768 バイトのサイズをもち,また,16 384 バイトのシステム予備フィールド及

び 16 384 バイトのユニーク識別データ(ID)フィールドで構成する。

システム予備フィールドのデータは,(00)に設定する。

ユニーク ID フィールドは,同じ 2 048 バイトサイズ及び内容をもつ 8 ユニットで構成する。各ユニット

のバイト割当ては,

表 37 に示す。

(023574)         (023583)

(FDCCC9)      (FDCCBA)

(FDCCB9)                                (FDC887)

(023584)                                                                  (0239B6)

外側ディスクテスト領域 (ODTA)

記録層 1 のパワー校正方向

ディスク製造業者用 ODTA

(256 セクタ)

ドライブ用 ODTA

(17 200 セクタ)

ECC ブロック

アドレス

ECC ブロック

アドレス

記録層 1 
記録層 0

1      2          3          4

4      3          2        1

不使用ブランク領域

(256 セクタ)

ドライブ用 ODTA

(17 200 セクタ)

記録層 0 のパワー校正方向

1      2          3          4

ECC ブロック

アドレス

(0021C6)

                        (0023FA)

(FFE077)

              (FFDE43)

(FFDE42)        (FFDE33)

      (0023FB)                  (00240A)

ドライブ用 IDTA

(9 040 セクタ)

ディスク製造業者用 IDTA

(256 セクタ)

記録層 1 のパワー校正方向

内側ディスクテスト領域 (IDTA)

不使用ブランク領域

(256 セクタ)

ドライブ用 IDTA

(9 040 セクタ)

記録層 0 のパワー校正方向

記録層 1 
記録層 0

4    3          2        1

ECC ブロック

アドレス


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図 64−記録管理領域の配置

表 37−ユニーク ID フィールドの内容

BP

内容

0∼31

ドライブ製造業者 ID

32∼39

(00)に設定

40∼55

シリアル番号

56∼63

(00)に設定

64∼79

モデル番号

80∼87

(00)に設定

88∼105

ユニークディスク ID

106∼2 047

(00)に設定

バイト 031−ドライブ製造業者 ID

この規格は,これらの 32 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 3239

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 4055−シリアル番号

この規格は,これらの 16 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 5663

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 6479−モデル番号

この規格は,これらの 16 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 8087

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 88105−ユニークディスク ID

この規格は,これらの 18 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 1062047

これらのバイトは,(00)に設定する。

リンキングロス領域

第 1 IDTA

システム予備フィールド

ユニーク ID フィールド

第 1 RMD

記録層 1

記録層 0

IDTA

1 RMD

ユニーク ID フィールド

システム予備フィールド

記録層 1 の RMA

不使用

RMA リードイン

リードインゾーン

リンキングロス領域(32 768 バイト)

記録層 0 の RMA

ブロック同期ガード領域

不使用


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X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

28.3.2

記録管理データ(フォーマット 1 RMD 及びフォーマット 4 RMD

記録管理データ(RMD)はディスクへの記録に関する情報をもつ。DVD-R for DL ディスクには,2 種類

の RMD フォーマットを規定し,それぞれの RMD フォーマットは次の情報をもつ。

フォーマット 1  RMD:インクリメンタル記録モード及びディスクアットワンス記録モードに関する情

報。このモードでは,データレコーダブルゾーンは,記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの開始点から

連続的に使う。記録層 0 のデータレコーダブルゾーン全てを記録又は予約した後に,記録層 1 上にユーザ

データを記録する(

図 N.1 参照)。

フォーマット 4  RMD:層間ジャンプを含むインクリメンタル記録モードに関する情報。このモードで

は,記録層 0 及び記録層 1 の両方のデータレコーダブルゾーンで構成する記録ユニットを用いて,その開

始点から連続的に使う(

図 N.2 参照)。

それぞれの RMD フォーマットの構造は,

表 38 に示す(附属書 参照)。

表 38−フォーマット 1  RMD 及びフォーマット 4  RMD のデータ構造

構造

セクタ番号 RMD フィールド

フォーマット 1

フォーマット 4

セクタ 0

リンキングロス領域

リンキングロス領域

リンキングロス領域

セクタ 1

フィールド 0

共通情報

共通情報

セクタ 2

フィールド 1 OPC 関連情報 OPC 関連情報

セクタ 3

フィールド 2

ユーザ特有情報

ユーザ特有情報

セクタ 4

フィールド 3 (00)

に設定

ボーダゾーン情報

セクタ 5

フィールド 4

フォーマット 1  R ゾーン情報

No.1∼No.254

フォーマット 4  R ゾーン情報

No.1∼No.125

セクタ 6

フィールド 5

フォーマット 1  R ゾーン情報

No.255∼No.510

フォーマット 4  R ゾーン情報

No.126∼No.253

セクタ 7

フィールド 6

フォーマット 1  R ゾーン情報

No.511∼No.766

フォーマット 4  R ゾーン情報

No.254∼No.381

セクタ 8

フィールド 7

フォーマット 1  R ゾーン情報

No.767∼No.1 022

フォーマット 4  R ゾーン情報

No.382∼No.509

セクタ 9

フィールド 8

フォーマット 1  R ゾーン情報

No.1 023∼No.1 278

フォーマット 4  R ゾーン情報

No.510∼No.637

セクタ 10

フィールド 9

フォーマット 1  R ゾーン情報

No.1 279∼No.1 534

フォーマット 4  R ゾーン情報

No.638∼No.765

セクタ 11

フィールド 10

フォーマット 1  R ゾーン情報

No.1 535∼No.1 790

フォーマット 4  R ゾーン情報

No.766∼No.893

セクタ 12

フィールド 11

フォーマット 1  R ゾーン情報

No.1 791∼No.2 046

フォーマット 4  R ゾーン情報

No.894∼No.1 021

セクタ 13

フィールド 12

フォーマット 1  R ゾーン情報

No.2 047∼No.2 302

フォーマット 4  R ゾーン情報

No.1 022∼No.1 149

セクタ 14

フィールド 13

ドライブ特有情報

ドライブ特有情報

セクタ 15

フィールド 14

ディスクテスト領域情報

ディスクテスト領域情報

28.3.2.1

フォーマット 1  RMD

28.3.2.1.1

フォーマット 1  RMD フィールド 0

フォーマット 1  RMD フィールド 0 は,ディスクの一般情報を規定し,その内容は

表 39 に示す。


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表 39−フォーマット 1  RMD フィールド 0

BP

内容

バイト数

0 及び 1 RMD フォーマット 2

2

ディスク状態 1

3 (00)に設定 1

4∼21

ドライブ製造業者 ID 18

22∼85

プリピット情報のコピー 64

86∼89

移動ミドルゾーンの開始セクタ番号 4

90

記録済み情報コード 1

91 (00)に設定 1

92∼95

記録済みリードインゾーンの終了アドレス 4

96∼99

記録層 0 の記録済みミドルゾーンの終了アドレス 4

100∼103

記録層 1 の記録済みミドルゾーンの開始アドレス 4

104∼107

記録済みリードアウトゾーンの開始アドレス 4

108∼2 047

(00)に設定 1

940

バイト 及び 1RMD フォーマット

これらのバイトは,(0001)に設定する。

バイト 2−ディスク状態

このフィールドは,次のとおりディスク状態を規定する。

(00)に設定するとき,ディスクが空であることを規定する。

(01)に設定するとき,ディスクがディスクアットワンス記録モードにあることを規定する。

(02)に設定するとき,ディスクがインクリメンタル記録モードにあることを規定する。 
(03)に設定するとき,ディスクがインクリメンタル記録の場合のファイナライズしたディスクである

ことを規定する。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 3

このバイトは,(00)に設定する。

バイト 421−ドライブ製造業者 ID

この規格は,これらの 18 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 2285−プリピット情報のコピー

27.3

に規定するプリピット情報のコピーは,このフィールドで記録する。記録フォーマットは,

表 40

に示す。


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表 40−プリピット情報のコピー

BP

内容

22 (01)に設定したフィールド ID 
23

アプリケーションコード

24

ディスク物理コード

25∼27

記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレス

28

パートバージョン

拡張コード

29 (00)に設定 
30 (02)に設定したフィールド ID  
31∼32 (00)に設定 
33∼35

記録層 1 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレス

36∼37 (00)に設定 
38 (03)に設定したフィールド ID 
39∼44

製造業者 ID の第 1 フィールド

45 (00)に設定 
46 (04)に設定したフィールド ID 
47∼52

製造業者 ID の第 2 フィールド

53 (00)に設定 
54 (05)に設定したフィールド ID 
55∼60 (00)に設定 
61∼85 (00)に設定

バイト 8689−移動ミドルゾーンの開始セクタ番号

移動ミドルゾーンを適用する場合,これらのバイトは移動ミドルゾーンの開始セクタ番号を定める。

移動ミドルゾーンを適用しない場合は,(00)を設定する。

バイト 90−記録済み情報コード

このバイトは,ディスク上の記録済み領域を規定する。ディスク製造業者又は記録機器が,あらかじ

め記録できる領域は

表 41 による。また,各ビットの設定は次の規則に従う。ファイナライズ状態では,

記録済み情報に関する全てのフィールド(バイト 90 及びバイト 92∼107)の内容は無効である。

ビット b

0

は,

“0”に設定し,制御データゾーンが記録済みであることを示す。

ビット b

1

は,リードインゾーンの記録状態を示し,その設定は次による。

リードインゾーンが未記録の場合,

“0”に設定する。

リードインゾーンが記録済みの場合,

“1”に設定する。

ビット b

2

は,ミドルゾーンの記録状態を示し,その設定は次による。

ミドルゾーンが未記録の場合,

“0”に設定する。

ミドルゾーンが記録済みの場合,

“1”に設定する。

ビット b

3

は,リードアウトゾーンの記録状態を示し,その設定は次による。

リードアウトゾーンが未記録の場合,

“0”に設定する。

リードアウトゾーンが記録済みの場合,

“1”に設定する。

ビット b

4

b

7

は,

“0”に設定する。


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X 6252

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表 41−記録済み領域

あらかじめ記録できる領域 ECC ブロックアドレス

エクストラボーダゾーン及び R 物理フォーマット情報

ゾーンを除いたリードインゾーン

(FFDBBB)∼(FFD000)(NBCA がない場合) 
(FFD2A4)∼(FFD000)(NBCA がある場合)

ミドルゾーン

X−8∼(FDCF6D)及び(023573)∼¯¯¯¯¯

X−8 (120 mm ディス

クの場合) 
X−8∼(FF2F22)及び(00D4D6)∼¯¯¯¯¯

X−8 (80 mm ディスク

の場合)

リードアウトゾーン

Y-33∼(002942)(NBCA がない場合) 
Y-33∼(002F99)(NBCA がある場合)

注記 1  X は,フィールド ID1 のプリピットデータブロックのプリピット情報で規定された,記録層 0 のデータレ

コーダブルゾーンの終了アドレスとする(27.3.5 参照)

注記 2  Y は,フィールド ID2 のプリピットデータブロックのプリピット情報で規定された,記録層 1 のデータレ

コーダブルゾーンの終了アドレスとする(27.3.6 参照)

バイト 91

このバイトは,(00)に設定する。

バイト 9295−記録済みリードインゾーンの終了アドレス

これらのバイトは記録済みリードインゾーンの終了 ECC ブロックアドレスを規定する。

記録済み物理フォーマット情報内のバイト 40 のビット b

1

が“1”に設定されている場合は,記録機器

はリードインゾーンを事前に記録してはならない(25.1.6.1 参照)

。記録済み物理フォーマット情報内の

バイト 40 のビット b

1

が“0”に設定されている場合は,記録機器はリードインゾーンを事前に記録でき

る。

バイト 9699−記録層 の記録済みミドルゾーンの終了アドレス

これらのバイトは記録層 0 の記録済みミドルゾーンの終了 ECC ブロックアドレスを規定する。

バイト 100103−記録層 の記録済みミドルゾーンの開始アドレス

これらのバイトは記録層 1 の記録済みミドルゾーンの開始 ECC ブロックアドレスを規定する。

バイト 104107−記録済みリードアウトゾーンの開始アドレス

これらのバイトは記録済みリードアウトゾーンの開始 ECC ブロックアドレスを規定する。

記録済み物理フォーマット情報内のバイト 40 のビット b

3

が“1”に設定されている場合は,記録機器

はリードアウトゾーンを事前に記録してはならない(25.1.6.1 参照)

。記録済み物理フォーマット情報内

のバイト 40 のビット b

3

が“0”に設定されている場合は,記録機器はリードアウトゾーンを事前に記録

できる。

バイト 1082 047

これらのバイトは,(00)に設定する。

28.3.2.1.2

フォーマット 1  RMD フィールド 1

フォーマット 1  RMD  フィールド 1 は,OPC 関連情報を含み,一つのシステムで共存する 4 台までの

ドライブのための OPC 関連情報を記録することができる(

表 42 参照)。

1 台のドライブシステムの場合には,フィールド No.1 に OPC 関連情報を記録し,他のフィールドは,(00)

に設定する。全ての場合に,フォーマット 1  RMD  フィールド 1 の未使用フィールドは,(00)に設定する。

 
 


87

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

表 42−フォーマット 1  RMD フィールド 1

BP

内容

バイト数

0∼31

ドライブ製造業者 ID 32

32∼47

シリアル番号 16

48∼63

モデル番号 16

64∼79

記録層 0 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

80∼83

記録パワー 4

84∼91

タイムスタンプ 8

92∼95

パワー校正アドレス 4

96∼107

ランニング OPC 情報 12

108∼123

記録層 1 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

124∼125 DSV

2

126∼127

No.1

(00)に設定 2

128∼159

ドライブ製造業者 ID 32

160∼175

シリアル番号 16

176∼191

モデル番号 16

192∼207

記録層 0 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

208∼211

記録パワー 4

212∼219

タイムスタンプ 8

220∼223

パワー校正アドレス 4

224∼235

ランニング OPC 情報 12

236∼251

記録層 1 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

252∼253 DSV

2

254∼255

No.2

(00)に設定 2

256∼287

ドライブ製造業者 ID 32

288∼303

シリアル番号 16

304∼319

モデル番号 16

320∼335

記録層 0 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

336∼339

記録パワー 4

340∼347

タイムスタンプ 8

348∼351

パワー校正アドレス 4

352∼363

ランニング OPC 情報 12

364∼379

記録層 1 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

380∼381 DSV

2

382∼383

No.3

(00)に設定 2

384∼415

ドライブ製造業者 ID 32

416∼431

シリアル番号 16

432∼447

モデル番号 16

448∼463

記録層 0 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

464∼467

記録パワー 4

468∼475

タイムスタンプ 8

476∼479

パワー校正アドレス 4

480∼491

ランニング OPC 情報 12

492∼507

記録層 1 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

508∼509 DSV

2

510∼511

No.4

(00)に設定 2

512∼2 047

(00)に設定

1 536


88

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

バイト 031128159256287384415−ドライブ製造業者 ID

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 3247160175288303416431−シリアル番号

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 4863176191304319432447−モデル番号

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 6479192207320335448463−記録層 用の 倍速記録ストラテジコード

これらのフィールドは,拡張記録済みデータの PFI フィールド ID6∼ID8 にある記録層 0 用の 2 倍速

記録ストラテジコードを規定する。

記録ストラテジコードは 25.1.6.1.4 に規定するとおりでなければなら

ない。

バイト 8083208211336339464467−記録パワー

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 8491212219340347468475−タイムスタンプ

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 9295220223348351476479−パワー校正アドレス

これらフィールドは,最後のパワー校正を行った PCA の開始 ECC ブロックアドレスを規定する。こ

れらフィールドを(00)に設定するとき,互換性では無視する。

バイト 96107224235352363480491−ランニング OPC 情報

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 108123236251364379492507−記録層 用の 倍速記録ストラテジコード

これらのフィールドは,拡張記録済みデータの PFI フィールド ID10∼ID12 にある記録層 1 用の 2 倍

速記録ストラテジコードを規定する。

記録ストラテジコードは 25.1.6.1.4 に規定するとおりでなければな

らない。

バイト 124125252253380381508509DSV

インクリメンタル記録が選択されたとき,これらのフィールドは,最後の DSV を 2 進数で規定する。

これらのフィールドを(00)に設定するときは無効となる(

図 65 参照)。

b

15

b

14

b

13

b

12

b

11

b

10

b

9

b

8

初期値

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

b

0

初期値

次の状態

T フラグ

“0”

図 65DSV フィールド

第 1 バイト及び第 2 バイトのビット b

7

b

5

は次回のインクリメンタル記録の DSV 初期値を示すために

用いる。このフィールドは 11 ビットを使用して最大±1 023 を表す(箇条 22 参照)

。第 2 バイトのビット

b

4

b

2

は 16 ビット符号の次の状態を示すために用いる。このフィールドは規定された状態に従って 1∼4

を表す(箇条 21 参照)

。第 2 バイトのビット b

1

は 16 ビット符号の最後のビットを示すために用いる(1

又は 0)

。1 はスペースを表し,0 は記録マークを表す。

DSV は前回の記録におけるリンキングセクタの第 2 シンクフレームの初期状態から決定されなければな

らない。


89

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

バイト 116127244255372383500511

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 5122 047

これらのバイトは,記録速度を拡張する場合の記録条件を示すパラメタのための予備である。使用し

ないフィールドは,(00)に設定する。

28.3.2.1.3

フォーマット 1  RMD フィールド 2

フォーマット 1  RMD フィールド 2 は,ユーザ特定データを規定してもよい。このフィールドを使用し

ないとき,(00)に設定する。

この規格は,これらのバイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

28.3.2.1.4

フォーマット 1  RMD フィールド 3

このフィールドの全てのバイトは,(00)に設定する。

28.3.2.1.5

フォーマット 1  RMD フィールド 4

フォーマット 1  RMD フィールド 4 は,R ゾーンの情報を規定し,フィールドの内容は,

表 43 による。

ユーザデータの記録のために予約されているデータレコーダブルゾーンの部分は,R ゾーンと呼ぶ。R

ゾーンは,記録条件に依存して二つのタイプに分類する。開放 R ゾーンでは,データを追加することがで

きる。完了 R ゾーンでは,更にユーザデータを追加することができない。データレコーダブルゾーンには,

三つより多くの開放 R ゾーンがあってはならない。

データを記録するためにまだ予約していないデータレコーダブルゾーンの部分は,インビジブル R ゾー

ンと呼ぶ。後続の R ゾーンのためのゾーンは,インビジブル R ゾーンで予約することができる。

データを追加できない場合,インビジブル R ゾーンは,存在しない。

表 43−フォーマット 1  RMD フィールド 4

BP

内容

バイト数

0 及び 1

インビジブル R ゾーン数 2

2 及び 3

第 1 開放 R ゾーン番号 2

4 及び 5

第 2 開放 R ゾーン番号 2

6 及び 7

第 3 開放 R ゾーン番号 2

8∼15 (00)に設定 8 
16∼19 R ゾーン No.1 の開始セクタ番号 4 
20∼23 R ゾーン No.1 の最後に記録されるアドレス 4 
24∼27 R ゾーン No.2 の開始セクタ番号 4 
28∼31 R ゾーン No.2 の最後に記録されるアドレス 4


:


:


:

2 040∼2 043

R ゾーン No.254 の開始セクタ番号 4

2 044∼2 047

R ゾーン No.254 の最後に記録されるアドレス 4

バイト 及び 1−インビジブル ゾーン数

このフィールドは,インビジブル R ゾーン数を規定する。インビジブル R ゾーン数は,インビジブル

R ゾーン,開放 R ゾーン及び完了 R ゾーンの合計数とする。


90

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

バイト 及び 3−第 開放 ゾーン番号

このフィールドは,第 1 開放 R ゾーン番号を定める。第 1 開放 R ゾーンがない場合,このフィールド

は,(00)に設定する。

バイト 及び 5−第 開放 ゾーン番号

このフィールドは,第 2 開放 R ゾーン番号を定める。第 2 開放 R ゾーンがない場合,このフィールド

は,(00)に設定する。

バイト 及び 7−第 開放 ゾーン番号

このフィールドは,第 3 開放 R ゾーン番号を定める。第 3 開放 R ゾーンがない場合,このフィールド

は,(00)に設定する。

バイト 815

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 16192427,…,2 0402 043ゾーン No.nn12,…,254)の開始セクタ番号

それぞれのフィールドの第 1 バイトは,R ゾーンの開始セクタ番号の記録層情報を規定し,次の規則

によって設定する。

 (00):続く 3 バイトは,記録層 0 の開始セクタ番号を定める

 (FF):続く 3 バイトは,記録層 1 の開始セクタ番号を定める

この規格では,このほかの設定を禁止する。

それぞれのフィールドの第 2∼第 4 バイトは,R ゾーンの開始セクタ番号を定める。これらフィール

ドを(00)に設定する場合,この R ゾーン番号の R ゾーンはない。

バイト 20232831,…,2 0442 047ゾーン No.nn12,…,254)の最後に記録されるア

ドレス

それぞれのフィールドの第 1 バイトは,R ゾーンの最後に記録されるセクタ番号の記録層情報を規定

し,次の規則によって設定する。

 (00):続く 3 バイトは,記録層 0 の最後に記録されるセクタ番号を定める

 (FF):続く 3 バイトは,記録層 1 の最後に記録されるセクタ番号を定める

この規格では,このほかの設定を禁止する。

それぞれのフィールドの第 2∼第 4 バイトは,R ゾーンの最後に記録されるセクタ番号を定める。こ

れらフィールドを(00)に設定する場合,このフィールドは無効である。

28.3.2.1.6

フォーマット 1  RMD フィールド 5RMD フィールド 12

フォーマット 1  RMD フィールド 5∼RMD フィールド 12 は,R ゾーンの情報を規定し,このフィール

ドの内容は,

表 44 による。

これらのフィールドを使用しない場合は,(00)に設定する。


91

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

表 44−フォーマット 1  RMD  フィールド 5RMD  フィールド 12

BP

内容

バイト数

0∼3 R ゾーン No.n の開始セクタ番号 4 
4∼7 R ゾーン No.n の最後に記録されるアドレス 4 
8∼11 R ゾーン No.n+1 の開始セクタ番号 4 
12∼15 R ゾーン No.n+1 の最後に記録されるアドレス 4


:


:


:

2 044  ∼2 047

R ゾーン No.n+255 の最後に記録されるアドレス 4

フォーマット 1  RMD フィールド 5∼RMD フィールド 12 の各 No.n は,次による。

フォーマット 1  RMD フィールド 5

:No.n=255

フォーマット 1  RMD フィールド 6

:No.n=511

フォーマット 1  RMD フィールド 7

:No.n=767

フォーマット 1  RMD フィールド 8

:No.n=1 023

フォーマット 1  RMD フィールド 9

:No.n=1 279

フォーマット 1  RMD フィールド 10

:No.n=1 535

フォーマット 1  RMD フィールド 11

:No.n=1 791

フォーマット 1  RMD フィールド 12

:No.n=2 047

28.3.2.1.7

フォーマット 1  RMD フィールド 13

フォーマット 1  RMD フィールド 13 は,ドライブ固有の情報を設定可能である。

フォーマット 1  RMD フィールド 13 には,

表 45 に示すように,8 台までのドライブ固有の情報を記録

できる。それぞれの記録機は,システムの中で独立又は並存する可能性がある。

この規格では,記録後 RMD アドレスフィールド以外のバイトの内容は規定しない。これらの内容は,

互換性では無視する。

フォーマット 1  RMD フィールド 13 の使わないフィールドは(00)に設定する。


92

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

表 45−フォーマット 1  RMD  フィールド 13

BP

内容

バイト数

0∼31

ドライブ製造業者 ID 32

32∼47

シリアル番号 16

48∼63

モデル番号 16

64∼66

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

67∼127

No. A

ドライブ固有データ 61

128∼159

ドライブ製造業者 ID 32

160∼175

シリアル番号 16

176∼191

モデル番号 16

192∼194

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

195∼255

No. B

ドライブ固有データ 61

256∼287

ドライブ製造業者 ID 32

288∼303

シリアル番号 16

304∼319

モデル番号 16

320∼322

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

323∼383

No. C

ドライブ固有データ 61

384∼415

ドライブ製造業者 ID 32

416∼431

シリアル番号 16

432∼447

モデル番号 16

448∼450

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

451∼511

No. D

ドライブ固有データ 61

512∼543

ドライブ製造業者 ID 32

544∼559

シリアル番号 16

560∼575

モデル番号 16

576∼578

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

579∼639

No. E

ドライブ固有データ 61

640∼671

ドライブ製造業者 ID 32

672∼687

シリアル番号 16

688∼703

モデル番号 16

704∼706

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

707∼767

No. F

ドライブ固有データ 61

768∼799

ドライブ製造業者 ID 32

800∼815

シリアル番号 16

816∼831

モデル番号 16

832∼834

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

835∼895

No. G

ドライブ固有データ 61

896∼927

ドライブ製造業者 ID 32

928∼943

シリアル番号 16

944∼959

モデル番号 16

960∼962

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

963∼1 023

No. H

ドライブ固有データ 61

1 024∼2 047 No. A  記録機 No. A の追加のドライブ固有情報 1

024


93

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

バイト 6466192194320322448450576578704706832834960962−記録後

RMA

アドレス

これらのバイトは,記録機器固有の情報を含む RMD を記録するときに使う RMA の開始アドレスを

規定する。RMD に関する RMA アドレスは ECC ブロックアドレスで規定する。

28.3.2.1.8

フォーマット 1  RMD フィールド 14

フォーマット 1  RMD フィールド 14 は,ディスク及びドライブに関する多目的情報を規定し,その内

容は

表 46 による。

表 46−フォーマット 1  RMD  フィールド 14

BP

内容

バイト数

0

可変外側ディスクテスト領域フラグ 1

1∼4

記録層 0 の可変外側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

5∼8

記録層 1 の可変外側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

9∼12

記録層 0 の内側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

13∼16

記録層 1 の内側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

17∼20

記録層 0 の外側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

21∼24

記録層 1 の外側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

25∼28

記録層 1 の任意内側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

29∼2 047

(00)に設定 2

019

バイト 0−可変外側ディスクテスト領域フラグ

このフィールドは,可変外側ディスクテスト領域を適用したか否かを規定し,次の規則によって設定

する。

 “0000

0000”:

可変外側ディスクテスト領域は存在しない。

 “0000

0010”:

可変外側ディスクテスト領域は存在する。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 14−記録層 の可変外側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 0 の可変外側ディスクテスト領域の開始 ECC ブ

ロックアドレスを規定する。

バイト 58−記録層 の可変外側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 1 の可変外側ディスクテスト領域の開始 ECC ブ

ロックアドレスを規定する。

バイト 912−記録層 の内側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 0 の内側ディスクテスト領域の開始 ECC ブロッ

クアドレスを規定する。

バイト 1316−記録層 の内側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 1 の内側ディスクテスト領域の開始 ECC ブロッ

クアドレスを規定する。

バイト 1720−記録層 の外側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 0 の外側ディスクテスト領域の開始 ECC ブロッ

クアドレスを規定する。


94

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

バイト 2124−記録層 の外側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 1 の外側ディスクテスト領域の開始 ECC ブロッ

クアドレスを規定する。

バイト 2528−記録層 の任意内側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 1 の任意内側ディスクテスト領域の開始 ECC ブ

ロックアドレスを規定する。

バイト 292 047

これらのバイトは,(00)に設定する。

28.3.2.2

フォーマット 4  RMD

28.3.2.2.1

フォーマット 4  RMD フィールド 0

フォーマット 4  RMD フィールド 0 は,ディスクの一般情報を規定し,その内容は

表 47 に示す。

表 47−フォーマット 4  RMD フィールド 0

BP

内容

バイト数

0 及び 1 RMD フォーマット

2

2

ディスク状態 1

3 (00)に設定

1

4∼21

ドライブ製造業者 ID 18

22∼85

プリピット情報のコピー 64

86∼89

移動ミドルゾーンの開始セクタ番号 4

90

記録済み情報コード 1

91 (00)に設定 1 
92∼95

記録済みリードインゾーンの終了アドレス 4

96∼99

記録層 0 の記録済みミドルゾーンの終了アドレス 4

100∼103

記録層 1 の記録済みミドルゾーンの開始アドレス 4

104∼107

記録済みリードアウトゾーンの開始アドレス 4

108∼2 047

(00)に設定

1 940

バイト 及び 1RMD フォーマット

これらのバイトは,(0004)に設定する。

バイト 2−ディスク状態

このフィールドは,次のとおりディスク状態を規定する。

(00)に設定するとき,ディスクが空であることを規定する。

(01)に設定するとき,ディスクがディスクアットワンス記録モードにあることを規定する。

(02)に設定するとき,ディスクがインクリメンタル記録モードにあることを規定する。 
(03)に設定するとき,ディスクがインクリメンタル記録の場合のファイナライズしたディスクである

ことを規定する。

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 3

このバイトは,(00)に設定する。

バイト 421−ドライブ製造業者 ID

この規格は,これらの 18 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。


95

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

バイト 2285−プリピット情報のコピー

27.3

に規定するプリピット情報のコピーは,このフィールドで記録する。記録フォーマットは,

表 48

に示す。

表 48−プリピット情報のコピー

BP

内容

22 (01)に設定したフィールド ID 
23

アプリケーションコード

24

ディスク物理コード

25∼27

記録層 0 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレス

28

パートバージョン

拡張コード

29 (00)に設定 
30 (02)に設定したフィールド ID 
31∼32 (00)に設定 
33∼35

記録層 1 のデータレコーダブルゾーンの最終アドレス

36∼37 (00)に設定   
38 (03)に設定したフィールド ID 
39∼44

製造業者 ID の第 1 フィールド

45 (00)に設定   
46 (04)に設定したフィールド ID 
47∼52

製造業者 ID の第 2 フィールド

53 (00)に設定   
54 (05)に設定したフィールド ID 
55∼85 (00)に設定

バイト 8689−移動ミドルゾーンの開始セクタ番号

移動ミドルゾーンを適用する場合,これらのバイトは移動ミドルゾーンの開始セクタ番号を定める。

移動ミドルゾーンを適用しない場合は,(00)を設定する。

バイト 90−記録済み情報コード

このバイトは,ディスク上の記録済み領域を規定する。ディスク製造業者又は記録機器が,あらかじ

め記録できる領域は

表 49 による。また,各ビットの設定は次の規則に従う。ファイナライズ状態では,

記録済み情報に関する全てのフィールド(バイト 90 及びバイト 92∼107)の内容は無効である。

ビット b

0

は,

“0”に設定し,制御データゾーンが記録済みであることを示す。

ビット b

1

は,リードインゾーンの記録状態を示し,その設定は次による。

リードインゾーンが未記録の場合,

“0”に設定する。

リードインゾーンが記録済みの場合,

“1”に設定する。

ビット b

2

は,ミドルゾーンの記録状態を示し,その設定は次による。

ミドルゾーンが未記録の場合,

“0”に設定する。

ミドルゾーンが記録済みの場合,

“1”に設定する。

ビット b

3

は,リードアウトゾーンの記録状態を示し,その設定は次による。

リードアウトゾーンが未記録の場合,

“0”に設定する。

リードアウトゾーンが記録済みの場合,

“1”に設定する。

ビット b

4

b

7

は,

“0”に設定する。


96

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

表 49−記録済み領域

あらかじめ記録できる領域 ECC ブロックアドレス

エクストラボーダゾーン及び R 物理フォーマット情報

ゾーンを除いたリードインゾーン

(FFDBBB)∼(FFD000)(NBCA がない場合) 
(FFD2A4)∼(FFD000)(NBCA がある場合)

ミドルゾーン

X−8∼(FDCF6D)及び(023573)∼¯¯¯¯¯

X−8 (120 mm ディス

クの場合) 
X−8∼(FF2F22)及び(00D4D6)∼¯¯¯¯¯

X−8 (80 mm ディスク

の場合)

リードアウトゾーン Y-33∼(002942)(NBCA がない場合)

Y-33∼(002F99)(NBCA がある場合)

注記 1  X は,フィールド ID1 のプリピットデータブロックのプリピット情報で規定された,記録層 0 のデータレ

コーダブルゾーンの終了アドレスとする(27.3.5 参照)

注記 2  Y は,フィールド ID2 のプリピットデータブロックのプリピット情報で規定された,記録層 1 のデータレ

コーダブルゾーンの終了アドレスとする(27.3.6 参照)

バイト 91

このバイトは,(00)に設定する。

バイト 9295−記録済みリードインゾーンの終了アドレス

これらのバイトは記録済みリードインゾーンの終了 ECC ブロックアドレスを規定する。

記録済み物理フォーマット情報内のバイト 40 のビット b

1

が“1”に設定されている場合は,記録機器

はリードインゾーンを事前に記録してはならない(25.1.6.1 参照)

。記録済み物理フォーマット情報内の

バイト 40 のビット b

1

が“0”に設定されている場合は,記録機器はリードインゾーンを事前に記録でき

る。

バイト 9699−記録層 の記録済みミドルゾーンの終了アドレス

これらのバイトは記録層 0 の記録済みミドルゾーンの終了 ECC ブロックアドレスを規定する。

バイト 100103−記録層 の記録済みミドルゾーンの開始アドレス

これらのバイトは記録層 1 の記録済みミドルゾーンの開始 ECC ブロックアドレスを規定する。

バイト 104107−記録済みリードアウトゾーンの開始アドレス

これらのバイトは記録済みリードアウトゾーンの開始 ECC ブロックアドレスを規定する。

記録済み物理フォーマット情報内のバイト 40 のビット b

3

が“1”に設定されている場合は,記録機器

はリードアウトゾーンを事前に記録してはならない(25.1.6.1 参照)

。記録済み物理フォーマット情報内

のバイト 40 のビット b

3

が“0”に設定されている場合は,記録機器はリードアウトゾーンを事前に記録

できる。

バイト 1082 047

これらのバイトは,(00)に設定する。

28.3.2.2.2

フォーマット 4  RMD フィールド 1

フォーマット 4  RMD  フィールド 1 は,OPC 関連情報を含み,一つのシステムで共存する 4 台までの

ドライブのための OPC 関連情報を記録することができる(

表 50 参照)。

1 台のドライブシステムの場合には,フィールド No.1 に OPC 関連情報を記録し,他のフィールドは,(00)

に設定する。全ての場合に,フォーマット 4  RMD フィールド 1 の未使用フィールドは,(00)に設定する。


97

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

表 50−フォーマット 4  RMD フィールド 1

BP

内容

バイト数

0∼31

ドライブ製造業者 ID 32

32∼47

シリアル番号 16

48∼63

モデル番号 16

64∼79

記録層 0 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

80∼83

記録パワー 4

84∼91

タイムスタンプ 8

92∼95

パワー校正アドレス 4

96∼107

ランニング OPC 情報 12

108∼123

記録層 1 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

124∼125 DSV

2

126∼127

No.1

(00)に設定 2

128∼159

ドライブ製造業者 ID 32

160∼175

シリアル番号 16

176∼191

モデル番号 16

192∼207

記録層 0 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

208∼211

記録パワー 4

212∼219

タイムスタンプ 8

220∼223

パワー校正アドレス 4

224∼235

ランニング OPC 情報 12

236∼251

記録層 1 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

252∼253 DSV

2

254∼255

No.2

(00)に設定 2

256∼287

ドライブ製造業者 ID 32

288∼303

シリアル番号 16

304∼319

モデル番号 16

320∼335

記録層 0 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

336∼339

記録パワー 4

340∼347

タイムスタンプ 8

348∼351

パワー校正アドレス 4

352∼363

ランニング OPC 情報 12

364∼379

記録層 1 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

380∼381 DSV

2

382∼383

No.3

(00)に設定 2

384∼415

ドライブ製造業者 ID 32

416∼431

シリアル番号 16

432∼447

モデル番号 16

448∼463

記録層 0 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

464∼467

記録パワー 4

468∼475

タイムスタンプ 8

476∼479

パワー校正アドレス 4

480∼491

ランニング OPC 情報 12

492∼507

記録層 1 用の 2 倍速記録ストラテジコード 16

508∼509 DSV

2

510∼511

No.4

(00)に設定 2

512∼2 047

(00)に設定

1 536


98

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

バイト 031128159256287384415−ドライブ製造業者 ID

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 3247160175288303416431−シリアル番号

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 4863176191304319432447−モデル番号

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 6479192207320335448463−記録層 用の 倍速記録ストラテジコード

これらのフィールドは,拡張記録済みデータの PFI フィールド ID6∼ID8 にある記録層 0 用の 2 倍速

記録ストラテジコードを規定する。

記録ストラテジコードは 25.1.6.1.4 に規定するとおりでなければなら

ない。

バイト 8083208211336339464467−記録パワー

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 8491212219340347468475−タイムスタンプ

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 9295220223348351476479−パワー校正アドレス

これらフィールドは,最後のパワー校正を行った PCA の開始 ECC ブロックアドレスを規定する。こ

れらフィールドを(00)に設定するとき,互換性では無視する。

バイト 96107224235352363480491−ランニング OPC 情報

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト 108123236251364379492507−記録層 用の 倍速記録ストラテジコード

これらのフィールドは,拡張記録済みデータの PFI フィールド ID10∼ID12 にある記録層 1 用の 2 倍

速記録ストラテジコードを規定する。

記録ストラテジコードは 25.1.6.1.4 に規定するとおりでなければな

らない。

バイト 124125252253380381508509DSV

インクリメンタル記録が選択されたとき,これらのフィールドは,最後の DSV を 2 進数で規定する。

これらのフィールドを(00)に設定するときは,無効となる。

b

15

b

14

b

13

b

12

b

11

b

10

b

9

b

8

初期値

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

b

0

初期値

次の状態

T フラグ

“0”

図 66DSV フィールド

第 1 バイト及び第 2 バイトのビット b

7

b

5

は,次回のインクリメンタル記録の DSV 初期値を示すた

めに用いる。このフィールドは,11 ビットを使用して最大±1 023 を表す(箇条 22 参照)

。第 2 バイト

のビット b

4

b

2

は,16 ビット符号の次の状態を示すために用いる。このフィールドは,規定された状態

に従って 1∼4 を表す(箇条 21 参照)

。第 2 バイトのビット b

1

は,16 ビット符号の最後のビットを示す

ために用いる(1 又は 0)

。1 はスペースを表し,0 は記録マークを表す。

DSV は,前回の記録におけるリンキングセクタの第 2 シンクフレームの初期状態から決定されなけれ

ばならない(

図 66 参照)。

バイト 116127244255372383500511


99

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 5122 047

これらのバイトは,記録速度を拡張する場合の記録条件を示すパラメタのための予備である。使用し

ないフィールドは,(00)に設定する。

28.3.2.2.3

フォーマット 4  RMD フィールド 2

フォーマット 4  RMD フィールド 2 は,ユーザ特定データを規定してもよい。このフィールドを使用し

ないとき,(00)に設定する。

この規格は,これらのバイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

28.3.2.2.4

フォーマット 4  RMD フィールド 3

マルチボーダ記録を行った場合,フォーマット 4  RMD フィールド 3 にボーダゾーン情報を記録する。

第 1 ボーダを閉じる前に RMD を記録する場合,又はボーダを記録していない場合には,バイト 0∼15 を

除いたフォーマット 4  RMD フィールド 3 の全てのフィールドには(00)を設定する。

アンカーポイントを再配置した場合には,関連するフィールドを規定する(

表 51 参照)。

表 51−フォーマット 4  RMD フィールド 3

BP

内容

バイト数

0∼3 AP1 の再配置 ECC ブロックセクタ番号 4 
4∼7 AP2 の再配置 ECC ブロックセクタ番号 4 
8∼11 AP3 の再配置 ECC ブロックセクタ番号 4 
12∼15 AP4 の再配置 ECC ブロックセクタ番号 4 
16∼31 (00)に設定 16 
32∼35 No.1 ボーダアウトの開始セクタ番号 4 
36∼39 No.2 ボーダアウトの開始セクタ番号 4

: :

:

2 044∼2 047

No.n ボーダアウトの開始セクタ番号 4

バイト 03478111215AP No.nn1234)の再配置 ECC ブロックセクタ番号

AP No.n(n=1,2,3,4)の再配置 ECC ブロックセクタ番号は,アンカーポイント(AP No.n)を参

照したときに読み出す再配置セクタを含む ECC ブロックの,開始セクタ番号を定める。

AP No.n を含む ECC ブロックを参照するとき,対応する AP No.n(n=1,2,3,4)の再配置 ECC ブ

ロックセクタ番号を設定した場合は,記録機器はこのフィールドで示される ECC ブロックを参照する。

AP No.n を含む ECC ブロックを参照するとき,このフィールドを(00)に設定した場合は,記録機器は

AP No.n で規定した初期の ECC ブロックを参照する(附属書 参照)。

バイト 32353639,…,2 0442 047No.nn12,…,504)ボーダアウトの開始セクタ番号

これらのフィールドは,ボーダアウトの開始セクタ番号を示す。

使用しない場合は,そのフィールドの全てのバイトを,(00)に設定する。

28.3.2.2.5

フォーマット 4  RMD フィールド 4

フォーマット 4  RMD フィールド 4 は,R ゾーンの情報を規定し,フィールドの内容は,

表 52 による。

ユーザデータの記録のために予約されているデータレコーダブルゾーンの部分は,R ゾーンと呼ぶ。R

ゾーンは,記録条件に依存して二つのタイプに分類する。開放 R ゾーンでは,データを追加することがで

きる。完了 R ゾーンでは,更にユーザデータを追加することができない。データレコーダブルゾーンには,

三つより多くの開放 R ゾーンがあってはならない。


100

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

データを記録するためにまだ予約していないデータレコーダブルゾーンの部分は,インビジブル R ゾー

ンと呼ぶ。後続の R ゾーンのためのゾーンは,インビジブル R ゾーンで予約することができる。

データを追加できない場合,インビジブル R ゾーンは,存在しない。

表 52−フォーマット 4  RMD フィールド 4

BP

内容

バイト数

0 及び 1

インビジブル R ゾーン数 2

2 及び 3

第 1 開放 R ゾーン番号 2

4 及び 5

第 2 開放 R ゾーン番号 2

6 及び 7

第 3 開放 R ゾーン番号 2

8∼15 (00)に設定 8 
16∼19

インビジブル R ゾーンの開始セクタ番号 4

20∼23

インビジブル R ゾーンの層間ジャンプアドレス 4

24∼27

インビジブル R ゾーンの終了セクタ番号 4

28∼31

インビジブル R ゾーンの最後に記録されるアドレス 4

32∼35

インビジブル R ゾーンの前回の層間ジャンプアドレス 4

36 及び 37

ジャンプ間隔 2

38∼47 (00)に設定 10 
48∼51 R ゾーン No.1 の開始セクタ番号 4 
52∼55 R ゾーン No.1 の層間ジャンプアドレス 4 
56∼59 R ゾーン No.1 の終了セクタ番号 4 
60∼63 R ゾーン No.1 の最後に記録されるアドレス 4 
64∼67 R ゾーン No.2 の開始セクタ番号 4 
68∼71 R ゾーン No.2 の層間ジャンプアドレス 4 
72∼75 R ゾーン No.2 の終了セクタ番号 4 
76∼79 R ゾーン No.2 の最後に記録されるアドレス 4

    : 
    :


:


:

2 032∼2 035

R ゾーン No.125 の開始セクタ番号 4

2 036∼2 039

R ゾーン No.125 の層間ジャンプアドレス 4

2 040∼2 043

R ゾーン No.125 の終了セクタ番号 4

2 044∼2 047

R ゾーン No.125 の最後に記録されるアドレス 4

バイト 及び 1−インビジブル ゾーン数

このフィールドは,インビジブル R ゾーン数を規定する。インビジブル R ゾーン数は,インビジブル

R ゾーン,開放 R ゾーン及び完了 R ゾーンの合計数とする。

バイト 及び 3−第 開放 ゾーン番号

このフィールドは,第 1 開放 R ゾーン番号を定める。第 1 開放 R ゾーンがない場合,このフィールド

は,(00)に設定する。

バイト 及び 5−第 開放 ゾーン番号

このフィールドは,第 2 開放 R ゾーン番号を定める。第 2 開放 R ゾーンがない場合,このフィールド

は,(00)に設定する。

バイト 及び 7−第 開放 ゾーン番号

このフィールドは,第 3 開放 R ゾーン番号を定める。第 3 開放 R ゾーンがない場合,このフィールド

は,(00)に設定する。


101

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

バイト 815

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 1619−インビジブル ゾーンの開始セクタ番号

自動層間ジャンプ記録を行う場合,このフィールドは,インビジブル R ゾーンの開始セクタ番号を定

める。このフィールドの第 1 バイトは,(00)に設定する。第 2∼第 4 バイトを(00)に設定した場合,この

フィールドは無効である。

バイト 2023−インビジブル ゾーンの層間ジャンプアドレス

自動層間ジャンプ記録を行う場合,このフィールドは,インビジブル R ゾーンの最後の層間ジャンプ

アドレスを規定する。このフィールドの第 1 バイトは,(00)に設定する。第 2∼第 4 バイトは,記録層 0

のインビジブル R ゾーンの層間ジャンプアドレスを規定する。

ジャンプ到達アドレス(セクタ番号 Y)は,次に示すように,層間ジャンプアドレス(セクタ番号 X)

から決定する。

Y=¯¯

X

第 2∼第 4 バイトは,次に示す場合には(00)に設定する。

−  インビジブル R ゾーンに層間ジャンプアドレスを一つも設定しない場合,又は

−  層間ジャンプアドレスを設定するとき,このフィールドで規定したインビジブル R ゾーンの両

層の内周側が全て記録済みの場合

ジャンプ間隔(バイト 36 及び 37)を設定した場合は,このフィールドはそのジャンプ間隔からの計

算によって設定する。

記録層 0 の終了セクタ番号と“移動ミドルゾーン−1”のセクタ番号とは,このフィールドに層間ジャ

ンプアドレスとして設定してはならない。

バイト 2427−インビジブル ゾーンの終了セクタ番号

自動層間ジャンプ記録を行う場合,このフィールドは,インビジブル R ゾーンの終了セクタ番号を定

める。このフィールドの第 1 バイトは,(FF)に設定する。第 2∼第 4 バイトを(00)に設定した場合,この

フィールドは無効である。

バイト 2831−インビジブル ゾーンの最後に記録されるアドレス

自動層間ジャンプ記録を行う場合,このフィールドは,インビジブル R ゾーンの最後に記録されるア

ドレスを規定する。このフィールドの第 1 バイトは,インビジブル R ゾーンの最後に記録されるアドレ

スの記録層情報を規定し,その設定は次の規則による。

 (00):続く 3 バイトは,記録層 0 の最後に記録されるセクタ番号を定める

 (FF):続く 3 バイトは,記録層 1 の最後に記録されるセクタ番号を定める

この規格では,このほかの設定は禁止する。

このフィールドの第 2∼第 4 バイトは,インビジブル R ゾーンの最後に記録されるアドレスを規定す

る。第 2∼第 4 バイトを(00)に設定した場合,このフィールドは無効である。

バイト 3235−インビジブル ゾーンの前回の層間ジャンプアドレス

自動層間ジャンプ記録を行う場合,このフィールドは,インビジブル R ゾーンの前回の層間ジャンプ

アドレスを規定する。このフィールドの第 1 バイトは,(00)に設定する。第 2∼第 4 バイトは,記録層 0

のインビジブル R ゾーンの前回の層間ジャンプアドレスを規定する。

ジャンプ到達アドレス(セクタ番号 Y)は,次に示すように,層間ジャンプアドレス(セクタ番号 X)

から決定する。


102

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

Y=¯¯

X

第 2∼第 4 バイトの初期値は,(00)に設定する。

ジャンプ間隔(バイト 36 及び 37)を設定した場合は,変更前の値をこのフィールドに写して記録す

る。

バイト 36 及び 37−ジャンプ間隔

自動層間ジャンプ記録を行う場合,このフィールドは,BSGA(ブロック同期ガード領域)を除いた

ジャンプ間隔の幅を規定する。このサイズは,記録層 1 の ECC ブロックの数を規定する。

このフィールドは,インビジブル R ゾーンの層間ジャンプアドレスフィールド(バイト 20∼30)及び

このフィールドが(00)に設定され,かつ,インビジブル R ゾーンが未記録の場合に規定可能である。

バイト 3847  

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 48516467,…,2 0322 035ゾーン No.nn12,…,125)の開始セクタ番号

それぞれのフィールドの第 1 バイトは,R ゾーンの開始セクタ番号の記録層情報を規定し,次の規則

によって設定する。

 (00):続く 3 バイトは,記録層 0 の開始セクタ番号を定める

 (FF):続く 3 バイトは,記録層 1 の開始セクタ番号を定める

この規格では,このほかの設定を禁止する。

それぞれのフィールドの第 2∼第 4 バイトは,R ゾーンの開始セクタ番号を定める。これらのフィー

ルドを(00)に設定する場合,この R ゾーン番号の R ゾーンはない。

バイト 52556871,…,2 0362 039ゾーン No.nn12,…,125)の層間ジャンプアドレ

それぞれのフィールドの第 1 バイトは,

(00)に設定する。それぞれのフィールドの第 2∼第 4 バイトは,

記録層 0 のインビジブル R ゾーンの層間ジャンプアドレスを規定する。

ジャンプ到達アドレス(セクタ番号 Y)は,次に示すように,層間ジャンプアドレス(セクタ番号 X)

から決定する。

Y=¯¯

X

第 2∼第 4 バイトを(00)に設定する場合,そのフィールドは無効である。

バイト 56597275,…,2 0402 043ゾーン No.nn12,…,125)の終了セクタ番号

それぞれのフィールドの第 1 バイトは,R ゾーンの終了セクタ番号の記録層情報を規定し,次の規則

によって設定する。

 (00):続く 3 バイトは,記録層 0 の開始セクタ番号を定める

 (FF):続く 3 バイトは,記録層 1 の開始セクタ番号を定める 

この規格では,このほかの設定を禁止する。

それぞれのフィールドの第 2∼第 4 バイトは,R ゾーンの終了セクタ番号を定める。第 2∼第 4 バイト

を(00)に設定する場合,そのフィールドは無効である。

バイト 60637679,…,2 0442 047ゾーン No.nn12,…,254)の最後に記録されるア

ドレス

それぞれのフィールドの第 1 バイトは,R ゾーンの最後に記録されるセクタ番号の記録層情報を規定

し,次の規則によって設定する。

 (00):続く 3 バイトは,記録層 0 の最後に記録されるセクタ番号を定める


103

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

 (FF):続く 3 バイトは,記録層 1 の最後に記録されるセクタ番号を定める

この規格では,このほかの設定を禁止する。

それぞれのフィールドの第 2∼第 4 バイトは,R ゾーンの最後に記録されるセクタ番号を定める。第 2

∼第 4 バイトを(00)に設定する場合,そのフィールドは無効である。

28.3.2.2.6

フォーマット 4  RMD フィールド 5RMD フィールド 12

フォーマット 4  RMD フィールド 5∼RMD フィールド 12 は,R ゾーンの情報を規定し,このフィール

ドの内容は,

表 53 による。

これらのフィールドを使用しない場合は,(00)に設定する。

表 53−フォーマット 4  RMD フィールド 5RMD フィールド 12

BP

内容

バイト数

0∼3 R ゾーン No.n の開始セクタ番号 4 
4∼7 R ゾーン No.n の層間ジャンプアドレス 4 
8∼11 R ゾーン No.n の終了セクタ番号 4 
12∼15 R ゾーン No.n の最後に記録されるアドレス 4 
16∼19 R ゾーン No.n+1 の開始セクタ番号 4 
20∼23 R ゾーン No.n+1 の層間ジャンプアドレス 4 
24∼27 R ゾーン No.n+1 の終了セクタ番号 4 
28∼31 R ゾーン No.n+1 の最後に記録されるアドレス 4


:


:


:

2 032∼2 035

R ゾーン No.n+127 の開始セクタ番号 4

2 036∼2 039

R ゾーン No.n+127 の層間ジャンプアドレス 4

2 040∼2 043

R ゾーン No.n+127 の終了セクタ番号 4

2 044∼2 047

R ゾーン No.n+127 の最後に記録されるアドレス 4

フォーマット 4  RMD フィールド 5∼RMD フィールド 12 の各 No.n は,次による。

フォーマット 4  RMD フィールド 5

:No.n=126

フォーマット 4  RMD フィールド 6

:No.n=254

フォーマット 4  RMD フィールド 7

:No.n=382

フォーマット 4  RMD フィールド 8

:No.n=510

フォーマット 4  RMD フィールド 9

:No.n=638

フォーマット 4  RMD フィールド 10

:No.n=766

フォーマット 4  RMD フィールド 11

:No.n=894

フォーマット 4  RMD フィールド 12

:No.n=1 022

28.3.2.2.7

フォーマット 4  RMD フィールド 13

フォーマット 4  RMD フィールド 13 は,ドライブ固有の情報を設定可能である。

フォーマット 4  RMD フィールド 13 には,

表 54 に示すように,8 台までのドライブ固有の情報を記録

できる。それぞれの記録機は,システムの中で独立又は並存する可能性がある。

この規格では,記録後 RMD アドレスフィールド以外のバイトの内容は規定しない。これらの内容は,

互換性では無視する。

フォーマット 4  RMD フィールド 13 の使わないフィールドは(00)に設定する。


104

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

表 54−フォーマット 4  RMD フィールド 13

BP

内容

バイト数

0∼31

ドライブ製造業者 ID 32

32∼47

シリアル番号 16

48∼63

モデル番号 16

64∼66

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

67∼127

No. A

ドライブ固有データ 61

128∼159

ドライブ製造業者 ID 32

160∼175

シリアル番号 16

176∼191

モデル番号 16

192∼194

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

195∼255

No. B

ドライブ固有データ 61

256∼287

ドライブ製造業者 ID 32

288∼303

シリアル番号 16

304∼319

モデル番号 16

320∼322

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

323∼383

No. C

ドライブ固有データ 61

384∼415

ドライブ製造業者 ID 32

416∼431

シリアル番号 16

432∼447

モデル番号 16

448∼450

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

451∼511

No. D

ドライブ固有データ 61

512∼543

ドライブ製造業者 ID 32

544∼559

シリアル番号 16

560∼575

モデル番号 16

576∼578

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

579∼639

No. E

ドライブ固有データ 61

640∼671

ドライブ製造業者 ID 32

672∼687

シリアル番号 16

688∼703

モデル番号 16

704∼706

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

707∼767

No. F

ドライブ固有データ 61

768∼799

ドライブ製造業者 ID 32

800∼815

シリアル番号 16

816∼831

モデル番号 16

832∼834

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

835∼895

No. G

ドライブ固有データ 61

896∼927

ドライブ製造業者 ID 32

928∼943

シリアル番号 16

944∼959

モデル番号 16

960∼962

記録後 RMA アドレス(ECC ブロックアドレス)

3

963∼1 023

No. H

ドライブ固有データ 61

1 024∼2 047 No. A  記録機 No. A の追加のドライブ固有情報 1

024

バイト 6466192194320322448450576578704706832834960962−記録後

RMA

アドレス

これらのバイトは,記録機器固有の情報を含む RMD を記録するときに使う RMA の開始アドレスを

規定する。RMD に関する RMA アドレスは ECC ブロックアドレスで規定する。


105

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

28.3.2.2.8

フォーマット 4  RMD フィールド 14

フォーマット 4  RMD フィールド 14 は,ディスク及びドライブに関する多目的情報を規定し,その内

容は

表 55 による。

表 55−フォーマット 4  RMD  フィールド 14

BP

内容

バイト数

0

可変外側ディスクテスト領域フラグ 1

1∼4

記録層 0 の可変外側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

5∼8

記録層 1 の可変外側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

9∼12

記録層 0 の内側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

13∼16

記録層 1 の内側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

17∼20

記録層 0 の外側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

21∼24

記録層 1 の外側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

25∼28

記録層 1 の任意内側ディスクテスト領域のテストアドレス 4

29∼2 015

(00)に設定 1

987

2 016∼2 017

未記録領域 No. 1 の開始ポインタ 2

2 018∼2 019

未記録領域 No. 1 の終了ポインタ 2

2 020∼2 021

未記録領域 No. 2 の開始ポインタ 2

2 022∼2 023

未記録領域 No. 2 の終了ポインタ 2

2 024∼2 025

未記録領域 No. 3 の開始ポインタ 2

2 026∼2 027

未記録領域 No. 3 の終了ポインタ 2

2 028∼2 029

未記録領域 No. 4 の開始ポインタ 2

2 030∼2 031

未記録領域 No. 4 の終了ポインタ 2

2 032∼2 033

未記録領域 No. 5 の開始ポインタ 2

2 034∼2 035

未記録領域 No. 5 の終了ポインタ 2

2 036∼2 037

未記録領域 No. 6 の開始ポインタ 2

2 038∼2 039

未記録領域 No. 6 の終了ポインタ 2

2 040∼2 041

未記録領域 No. 7 の開始ポインタ 2

2 042∼2 043

未記録領域 No. 7 の終了ポインタ 2

2 044∼2 045

未記録領域 No. 8 の開始ポインタ 2

2 046∼2 047

未記録領域 No. 8 の終了ポインタ 2

バイト 0−可変外側ディスクテスト領域フラグ

このフィールドは,可変外側ディスクテスト領域を適用したか否かを規定し,次の規則によって設定

する。

“0000 0000”

:可変外側ディスクテスト領域は,存在しない

“0000 0010”

:可変外側ディスクテスト領域は,存在する

この規格では,このほかの設定を禁止する。

バイト 14−記録層 の可変外側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 0 の可変外側ディスクテスト領域の開始 ECC ブ

ロックアドレスを規定する。

バイト 58−記録層 の可変外側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 1 の可変外側ディスクテスト領域の開始 ECC ブ

ロックアドレスを規定する。


106

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

バイト 912−記録層 の内側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 0 の内側ディスクテスト領域の開始 ECC ブロッ

クアドレスを規定する。

バイト 1316−記録層 の内側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 1 の内側ディスクテスト領域の開始 ECC ブロッ

クアドレスを規定する。

バイト 1720−記録層 の外側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 0 の外側ディスクテスト領域の開始 ECC ブロッ

クアドレスを規定する。

バイト 2124−記録層 の外側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 1 の外側ディスクテスト領域の開始 ECC ブロッ

クアドレスを規定する。

バイト 2528−記録層 の任意内側ディスクテスト領域のテストアドレス

このフィールドは,最新のパワー校正を行った記録層 1 の任意内側ディスクテスト領域の開始 ECC ブ

ロックアドレスを規定する。

バイト 292 015

これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 2 0162 0172 0202 0212 0242 0252 0282 0292 0322 0332 0362 0372 040

2 041

2 0442 045−未記録領域 No. nn18)の開始ポインタ

このフィールドは,関連する R ゾーン番号によって未記録領域の開始ポインタを規定する。

記録順序を維持するため,関連する R ゾーンの記録層 1 上の内周側隣接領域に,未記録領域が存在す

る(

附属書 参照)。開始ポインタのアドレスは,関連する R ゾーンの終了セクタ番号によって得る。

未記録領域の記録後,対応する開始ポインタフィールドは(00)に設定し,かつ,バイト 2 016∼2 045 の

未記録領域の開始ポインタに規定される R ゾーン番号によって,昇順に再配置する。

バイト 2 0182 0192 0222 0232 0262 0272 0302 0312 0342 0352 0382 0392 042

2 043

2 0462 047−未記録領域 No. nn18)の終了ポインタ

このフィールドは,関連する R ゾーン番号によって未記録領域の終了ポインタを規定する。

記録順序を維持するため,関連する R ゾーンの記録層 1 上の外周側隣接領域に,未記録領域が存在す

る(

附属書 参照)。終了ポインタのアドレスは,関連する R ゾーンの層間ジャンプアドレスによって

得る。未記録領域の記録後,対応する終了ポインタフィールドは(00)に設定する。


107

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

附属書 A

規定)

角度偏差 α の測定

角度偏差は,基準面 P に垂直な入射光と反射光とによって作られる角度

α

とする(

図 A.1 参照)。

図 A.1−角度偏差

α

角度偏差

α

の測定のために,ディスクは,クランプゾーンのほぼ全域を覆う同心円環の間でクランプす

る。上面のクランプゾーンは,下面のクランプゾーンと同じ直径でなければならない。

d

in

=22.3

0.5

0

mm

d

out

=32.7

0

0.5

mm

全クランプ力は,F

1

=2.0 N±0.5 N とする。クランプ力とディスクの中心孔のリムに加わるチャック力

F

2

とによって生じる力のモーメントによるディスクの反りを防ぐために,F

2

は,0.5 N を超えてはならな

い(

図 A.2 参照)。

この測定は,8.1.1 a)の条件の下で行う。

図 A.2

α

角測定のクランプ及びチャックの条件


108

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

附属書 B

規定)

複屈折の測定

B.1

測定原理

複屈折を測定するために,平行光の円偏光を使用する。位相遅延は,反射光のだ円率を観測することに

よって測定する(

図 B.1 参照)。

a

b

半径方向

θ

図 B.1−だ円率 eb/及び方位

θ

をもつだ円

だ円の方位

θ

は,光学軸の方位で決定する。

θ

γ

−π/4 (1)

ここに,

γ

:  光学軸と半径方向との間の角度を表す。

だ円率 eb/は,位相遅延

δ

の関数を表す。

δ

2

π

2

1

tan

e

 (2)

位相遅延

δ

が既知であるとき,複屈折 BR は,波長の分数として表す。

δ

λ

π

2

BR

nm  (3)

このように,ディスクから反射しただ円偏光を観測することによって,複屈折を測定でき,光学軸の方

位も評価できる。

B.2

測定条件

B.1

に規定する複屈折の測定は,次の条件で行う。

反射での測定モード

:ダブルパス測定法

レーザ光の波長

λ

:640 nm±15 nm

光ビーム径(FWHM)

:1.0 mm±0.2 mm

基準面 P に垂直な半径方向の面に関して半径方向の入射光の角度

β

:7.0°±0.2°


109

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

クランプ及びチャックの条件

附属書 の規定による。

ディスクの装着

:水平

回転

:1 Hz 以下

温度及び相対湿度

8.1.1 b)の規定による。

B.3

測定装置の例

この規格は,複屈折を測定する特定の測定装置を規定しないが,この測定に適した装置の例を

図 B.2 

示す。

β

フォトディテクタ

コリメータレンズ

回転検光子

レーザ

偏光子

1/4 波長板

ディスク

図 B.2−複屈折測定装置の例

偏光子(消光比∼10

5

)にコリメートしたレーザ光源からの光は,1/4 波長板によって円偏光にする。反

射光のだ円率は,回転検光子及びフォトディテクタで分析する。ディスクのあらゆる位置に対して強度の

最小及び最大値を測定する。だ円率はこのとき,

e

2

I

min

/I

max

 (4)

式(2),式(3)及び式(4)を組み合わせて,

max

min

arctan

π

/

4

/

I

I

BR

×

λ

λ

この装置は,次のように容易に校正できる。

−  I

min

は,偏光子又は 1/4 波長板を測定することによって 0 に設定する。

−  鏡面を測定するときは,I

max

I

min

表面反射による,直流的変化以外に,表面反射及び記録面からの反射のために交流成分が生じる可能性

がある。この交流成分は,基板が限りなく平らで光源の干渉性が高いときにだけ顕著となる。


110

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

附属書 C 

規定)

位相差トラッキングエラー信号の測定方法

C.1

位相差トラッキングエラー信号の測定方法

トラッキングエラー測定の基準回路を,

図 C.1 に示す。四分割フォトディテクタの対角の対の各出力は,

次の式によって,定義した波形等化の後に独立して 2 値化する。

H(s)=(1+1.6×10

7

)/(1+4.7×10

8

)

比較器の利得は,最小の信号振幅でも出力が完全飽和に達しなければならない。2 値化したパルス信号

のエッジ(信号 B1 及び B2)の位相は,相互に比較し時間進み信号 C1 及び時間遅れ信号 C2 を作る。位相

比較器は,個々のエッジに応じて,Δt

i

の符号(正負)に応じ,信号 C1 又は C2 を出力する。トラッキン

グエラー信号は,低域フィルタによって C1 及び C2 信号を平滑化し,単位利得差動増幅器の手段で差し引

くことによって作る。低域フィルタは,30 kHz で−3 dB の遮断周波数をもつ 1 次フィルタとする。

の 1 %は,0.38 ns のように非常に小さい時間差を測定しなければならないので,回路実装に当たって

は特別な注意をしなければならない。また,注意深い平均化が必要となる。

四分割フォトディテクタの対角の対からの二つの信号間の平均時間差は,次による。

Δ

Δ

i

t

N

t

)

/

1

(

ここで,は立上り及び立下りの両方のエッジの数とする。

C.2

タイムインターバルアナライザを使用しない

Δt/の測定

相対時間差 ̄

Δt/は,C1 及び C2 信号の振幅及び読取り信号の周波数成分を基準化している場合のトラッ

キングエラー信号の振幅で表す。トラッキングエラー振幅 ̄ ̄ ̄

ΔTVE と時間差との関係は,次による。

n

V

T

t

V

NnT

t

V

T

t

TVE

i

i

i

PC

PC

PC

×

Δ

Δ

Δ

Δ

ここに,

V

PC

C1 及び C2 信号の振幅

T

i

3

T∼14の範囲内で読取り信号の実際の長さ

nT: 実際の長さの重み付き平均

NnT: 平均時間の総和

V

pc

を∼5 V とし,測定した の値を∼5 とすると,トラッキングエラー振幅 ̄ ̄ ̄

Δ

TVEと時間差 ̄

Δ

tとの上の関

係は,次のとおり簡略化することができる。

 ̄ ̄ ̄

Δ

TVE= ̄

Δ

t/T

トラッキングの利得の規格は,トラッキングエラー振幅を用いて,半径方向のオフセット 0.1

μm で,次

のように書き換えることができる。

0.5(

V

PC

/

n)≦ ̄ ̄ ̄

Δ

TVE≦1.1(V

PC

/

n)

C.3

Δt/の校正

位相比較器の利得は,ばらつく傾向があるので,位相比較器の利得の校正には特別な注意をしなければ

ならない。位相差トラッキングエラー信号の測定に当たって,次のチェック及び校正方法を行う。


111

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

a)

測定回路の検査

1)

最初の比較器の入力(3T)の振幅とトラッキングエラー信号の振幅との関係を測定する。

2)

増幅器の現状利得が飽和領域であることを検査する(

図 C.2 参照)。

b)

校正係数 の決定

1)

周波数が 2.616 MHz(5に相当)で,位相差をもつ二つの正弦波信号 A1 及び A2 を生成し,二つ

の波形等化回路に加える。

2)

Δ

t/と ̄ ̄ ̄

Δ

TVE/V

PC

との関係を測定する。

( ̄ ̄ ̄

Δ

TVE/V

PC

)

K=( ̄

Δ

t/T)/n

n=5 に対して

K=(0.2 ̄

Δ

t/T)/( ̄ ̄ ̄

Δ

TVE/V

PC

)

Δ

t/と ̄ ̄ ̄

Δ

TVE/V

PC

との関係は,線形とする(

図 C.3 参照)。

c)

測定された ̄

Δ

t/と算出されたものを比較する。

1)  C.1

の方法を用いて, ̄

Δ

t/を測定する。

2)

Δ

t/T(真の値)を,次のようにして算出する。

Δ

t/T(真の値)=k× ̄

Δ

t/T(測定値)


112

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

図 C.1−トラッキングエラー測定回路

A

1

A

2

B

1

B

2

C

1

C

2

+

A

1

A

2

B

1

B

2

C

1

C

2

V

pc

V

pc


113

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

図 C.2−比較器入力信号振幅とトラッキングエラー信号振幅との関係

図 C.3

Δt/

 ̄ ̄ ̄

ΔTVE /V

PC

との関係


114

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

附属書 D 

規定)

光反射の測定

D.1

校正方法

良好な基準ディスク,例えば,金の反射鏡面をもつ 0.6 mm 厚さのガラスディスクを用いる。この基準

ディスクは,

図 D.1 に示すように平行光で測定する。

図 D.1−反射の校正

図 D.1 の各事項は,次による。

I:  入射光

r:  入射面の反射

R

s

:  記録層の主反射

R

int

:  入射面及び記録層からのその他の反射

R

図 D.1 のアレンジメントを用いた測定値

R

:  rR

s

R

int

r: [(n−1)/(n+1)]

2

  ここで,は基板の屈折率

R

s

:  R

rR

int

R

s

: [(1−r)

2

×(R

r)]/[1−r×(2−R

)]

基準ディスクは,基準ドライブで測定する。集束光で測定した L

mirror

は,上記の方法で計算して R

s

とな

る。

アレンジメントは校正され,集束光反射率は,入射面の反射率とは無関係になり,記録面の反射率に線

形に比例した値となる。

D.2

測定方法

測定方法は,次のステップからなる。

a)

校正した反射率 R

s

をもつ基準ディスクから反射光パワーD

s

を測定する。

b)

ディスクの情報ゾーンの I

14H

を測定する(13.3 参照)

c)

反射率の算出は,次による。

s

H

14

s

H

14

D

I

R

R

×

R

I

R

R

r

r

int

s

R

s

  r      R

R

int


115

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

附属書 E

規定)

ディスククランプのためのテーパコーン

測定用ディスクの中心位置決めに用いる装置は,テーパ角度

40.0

°±

0.5

°をもつコーンとする(

図 E.1

参照)

図 E.1−テーパコーン


116

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

附属書 F

規定)

ジッタの測定

ジッタは,9.1 の条件の下で,この附属書で規定する追加条件によって測定する。

F.1

ジッタ測定のためのシステム図

ジッタ測定のための一般システム図は,

図 F.1 に示すとおりとする。

図 F.1−ジッタ測定のための一般システム図

スライサ

PLL

前置増幅器

位相検出器

フィルタ

VCO

全データエッジ

ジッタアナライザ

(例えば,タイム

EQ

スライサ

PLL

HF-信号

LPF

四分割

ディテクタ

前置増幅器

交流カップリング

位相検出器

フィルタ

VCO

クロック信号

ジッタアナライザ

(例えば,タイムインタバルアナライザ)

回転パルスからの 
開始又は停止信号


117

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

F.2

PLL

の開ループ伝達関数

図 F.1 に示す

PLL

の開ループ伝達関数は,

図 F.2 に示すとおりとする。

図 F.2PLL の開ループ伝達関数の図表示

F.3

スライサ

スライサは,閉ループ−

3 dB

で帯域幅

5 kHz

1

次積分フィードバック型オートスライサとする。

F.4

測定条件

フォトディテクタ前置増幅器の帯域幅は,遅延ひずみを防ぐために

20 MHz

以上とする(

図 F.3 参照)。

低域フィルタ:

6

次ベッセルフィルタ,f

c

(

3 dB)

8.2 MHz

アナログ波形等化器の例:伝達関数 H

 (

z

)

1.35

z

2 093

0.175 (1

z

4 186

 )

をもつ

3

タップトランスバーサ

ルフィルタ。

フィルタ及び波形等化:

利得変動:最大

1 dB

7 MHz

以下)

群遅延変動:最大

3 ns

6.5 MHz

以下)

5.0 MHz

での利得)−(

0 MHz

における利得)=

3.2 dB

±

0.3 dB

交流カップリング(高域フィルタ)

1

次,f

c

(

3 dB)

1 kHz

角度偏差の修正:直流偏差だけ


118

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

図 F.3−波形等化及び低域フィルタの周波数特性

F.5

測定

1

回転中の全ての立上り及び立下りエッジのジッタを測定する。

この測定でジッタは,チャネルビットクロック周期の

8.0 %

1

σ

  )以下とする。


119

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

附属書 G 

規定)

RLL(2,10)

制約の 8-16 変調

表 G.1 及び表 G.2 は,

8

ビットバイトを

16

ビット符号語に変換した表を示す。

図 G.1 は,符号語及び関

係状態規定がどのように生じているかを図示する。

図 G.2 は状態の決定を示す。

図 G.1−符号語の生成

図 G.1 の記号は,次による。

X (

t

)

H {B (

t

)

S (

t

)}

X

15

 (

t

)

msb

及び

X

0

 (

t

)

lsb

S (

t

1)

G {B (

t

)

S (

t

)}

ここに,

  H

は,出力関数であり,

G

は,次の状態関数である。

状態を離れる符号語は,一つの状態に入る符号語とその状態から離れる符号語との接続部において,二

つの“

1

”の間で最小

2

及び最大

10

の“

0

”がなければならないという要求事項を満たすように選ぶ。

追加要求事項は,次による。

状態

2

を離れる符号語では,ビット

X

15

及びビット

X

3

の両者を,

0

”に設定する。

状態

3

を離れる符号語では,ビット

X

15

とビット

X

3

とのいずれか又は両者を“

1

”に設定する。

このことは,状態

2

及び状態

3

の符号語のセットが一致しないことを意味する。

符号語 X (t)

次の状態 S (t+1)

符号語 X (t+1)

末尾部連続“0”が 1 個又はなし

状態 1

先頭部連続“0”が 2 個∼9 個

末尾部連続“0”が 2 個∼5 個

状態 2

先頭部連続“0”が 1 個∼5 個及び 
X

15

 (t+1),X

3

(t+1)=0,0

末尾部連続“0”が 2 個∼5 個

状態 3

先頭部連続“0”が 0 個∼5 個及び 
X

15

 (t+1),X

3

(t+1)≠0,0

末尾部連続“0”が 6 個∼9 個

状態 4

先頭部連続“0”が 1 個又はなし

図 G.2−状態の決定

記録したデータを復号するとき,元の主データを再構築するためには符号器の知識を必要とすることに

留意されたい。

B(

t

)

H

1

{X(

t

),S(

t

)}

8 ビットバイト B(t

16 ビット符号語 X(t

変換テーブル

状態 S(t

次の状態 S(t+1)

メモリ


120

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

誤り伝ぱ(播)が含まれているために,そのような状態依存の復号を避けるのがよい。この

8-16

変調の

場合には,状態についての知識をほとんどの場合必要としないように変換表を選んでいる。テーブルから

集められるように,幾つかの場合で,二つの

8

ビットバイト,例えば,

表 G.1 の状態

1

及び状態

2

におけ

8

ビットバイト

5

及び

6

は,同じ

16

ビット符号語を生成する。表の構成によって,この明らかな曖昧さ

を解決する。実際,二つの同一符号語が“状態”を離れる場合,その一つは“状態

2

”に行き,他方は“状

3

”に行く。ビット

X

15

及び

X

3

の設定がこの二つの状態で常に異なっているために,どの符号語も次の

符号語のビット

X

15

及び

X

3

と一緒に符号語それ自体を解析することによって一義的に復号することができ

る。

B(

t

)

H

1

{X(

t

), X

15

(

t

1), X

3

(

t

1)}

テーブルでは,

8

ビットバイトをその

10

進数で表す。

表 G.1−主変換表

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8 ビット

バイト

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

0 0010000000001001

1

0100000100100000

2

0010000000001001

1

0100000100100000

2

1 0010000000010010

1

0010000000010010

1

1000000100100000

3

1000000100100000

3

2 0010000100100000

2

0010000100100000

2

1000000000010010

1

1000000000010010

1

3 0010000001001000

2

0100010010000000

4

0010000001001000

2

0100010010000000

4

4 0010000010010000

2

0010000010010000

2

1000000100100000

2

1000000100100000

2

5 0010000000100100

2

0010000000100100

2

1001001000000000

4

1001001000000000

4

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3

0010000000100100

3

1000100100000000

4

1000100100000000

4

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3

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1

0010000001001000

3

0100000000010010

1

8 0010000010010000

3

0010000010010000

3

1000010010000000

4

1000010010000000

4

9 0010000100100000

3

0010000100100000

3

1001001000000001

1

1001001000000001

1

10 0010010010000000

4

0010010010000000

4

1000100100000001

1

1000100100000001

1

11 0010001001000000

4

0010001001000000

4

1000000010010000

3

1000000010010000

3

12 0010010010000001

1

0010010010000001

1

1000000010010000

2

1000000010010000

2

13 0010001001000001

1

0010001001000001

1

1000010010000001

1

1000010010000001

1

14 0010000001001001

1

0100000000100100

3

0010000001001001

1

0100000000100100

3

15 0010000100100001

1

0010000100100001

1

1000001001000001

1

1000001001000001

1

16 0010000010010001

1

0010000010010001

1

1000000100100001

1

1000000100100001

1

17 0010000000100010

1

0010000000100010

1

1000001001000000

4

1000001001000000

4

18 0001000000001001

1

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2

0001000000001001

1

0100000010010000

2

19 0010000000010001

1

0010000000010001

1

1001000100000000

4

1001000100000000

4

20 0001000000010010

1

0001000000010010

1

1000100010000000

4

1000100010000000

4

21 0000100000000010

1

0000100000000010

1

1000000010010001

1

1000000010010001

1

22 0000010000000001

1

0000010000000001

1

1000000001001001

1

1000000001001001

1

23 0010001000100000

2

0010001000100000

2

1000000001001000

2

1000000001001000

2

24 0010000100010000

2

0010000100010000

2

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3

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3

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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1

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1

27 0001000100100000

2

0001000100100000

2

1000000000010001

1

1000000000010001

1

28 0010000000001000

2

0100000010010000

3

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2

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2

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2

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1

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1

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2

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3

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2

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3

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2

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2

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1

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1

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2

0001000000000100

2

1000100100000010

1

1000100100000010

1


121

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

表 G.1−主変換表(続き)

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8 ビット

バイト

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

33 0001000000000100

3

0001000000000100

3

1000100010000001

1

1000100010000001

1

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3

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3

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2

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2

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3

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4

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3

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3

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3

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3

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3

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3

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4

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1

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3

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1

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3

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2

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2

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4

0010010001000000

4

1000010001000001

1

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1

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4

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3

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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2

1000000100010000

2

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1

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1

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2

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2

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

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1

1001001000001001

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1

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1

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1

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1

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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1

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2

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1

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2

0010000010000100

2

1000000100001000

2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

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2

1000000001000100

3

1000000001000100

3

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2

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2

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2

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3

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2

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2

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2

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2

1000000100001000

3

1000000100001000

3

79 0000100000000100

2

0000100000000100

2

1000000010000100

3

1000000010000100

3


122

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

表 G.1−主変換表(続き)

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8 ビット

バイト

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

80 0000100000000100

3

0000100000000100

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表 G.1−主変換表(続き)

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126

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

表 G.2−代替表

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

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127

X 6252

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表 G.2−代替表(続き)

状態 1

状態 2

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1000100100010000

3

0100010001000100

3

73 0000000100000100

3

0100001000100100

3

1001000000010000

3

0100001000100100

3

74 0000010000010000

2

0000010000010000

2

1000100001000100

3

1000100001000100

3

75 0001001001001000

2

0100001000000100

3

0001001001001000

2

0100001000000100

3

76 0000010010000100

2

0000010010000100

2

0100010000001000

2

0100010000001000

2

77 0000100000100000

2

0000100000100000

2

0100010010001000

2

0100010010001000

2

78 0010010001001000

2

0100000100000010

1

0010010001001000

2

0100000100000010

1

79 0000100100000100

2

0000100100000100

2

0100100100001000

2

0100100100001000

2

80 0000100100100100

2

0000100100100100

2

1000010000000100

2

1000010000000100

2

81 0001001000000100

2

0001001000000100

2

1000010000100100

2

1000010000100100

2

82 0001001000100100

2

0001001000100100

2

1000010001001000

2

1000010001001000

2

83 0010010000000100

2

0010010000000100

2

1000010010010000

2

1000010010010000

2

84 0010010000100100

2

0010010000100100

2

1000100000001000

2

1000100000001000

2

85 0010010010010000

2

0010010010010000

2

0100010001001001

1

0100010001001001

1

86 0000000100000100

2

0100001000100100

2

1000100001000100

2

0100001000100100

2

87 0000000100100100

2

0100010001000100

2

1000100010001000

2

0100010001000100

2


128

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

附属書 H 

規定)

最適パワー制御

ディスクを記録するレーザパワーは,

実際に使用するディスク及び記録機の両方に依存する。

そのため,

このパワーは,各記録機とディスクとの組合せによって決まる。そのような実際の最適記録パワーP

o

の決

定方法は,最適パワー制御(

OPC

)と呼ばれる。

OPC

をやりやすくするために,記録パワーの基準値を与える。この値は,リードインゾーンでのプリピ

ットの特別な情報として符号化する(箇条 27

。この値を,波長コードとして規定された波長に対する基

準速度での

OPC

推奨コードとする。

OPC

は,この目的のために特別に予約されたディスクの領域で行う。これが,内側ディスクテスト領域

IDTA

)及び,外側ディスクテスト領域(

ODTA

,箇条 28)とする。

最適記録パワーは,記録済みディスクの規定の測定条件で,ジッタを最小にするレーザパワーによって

決める(箇条 13

実際の記録機で,P

o

を決めるための簡単な

OPC

手順の例について次に示す。

記録済みの

8-16

変調データの非対称性は,記録パワーによって異なる。したがって,特定の記録機とデ

ィスクとの組合せの最適記録パワーは,異なる記録パワーをもつ

8-16

変調データをテスト記録し,その結

果の

HF

信号の非対称性を測定することによって求めることができる。しかし,規定の非対称性を直接測

定することは,実際の記録機では困難である。

そこで非対称性を表すのに実用的なパラメタを定義する。このパラメタ β は,波形等化する前の交流結

合した

HF

信号を用いることによって,次のように定義する。

β

(

A

1

A

2

)/(

A

1

A

2

)

ここに,

(

A

1

A

2

)

HF

信号のピークレベル

  A

1

A

2

との差

(

A

1

A

2

)

HF

信号のピークピーク値

図 H.1∼図 H.3 参照。

測定した

HF

信号の非対称性がゼロのとき β

0

となる。

β は,9.1.2 に規定する記録用の

PUH

で,非対称性は,9.1.1 に規定する再生用の

PUH

でそれぞれ測定す

る。これは,各記録機の設計で,記録機の読取り状態から再生用

PUH

の状態への変換をしなければならな

いことを意味する。

A

1

0

A

2

A

1

0

A

2

0

A

1

A

2

H

F

H

F

H

F

図 H.1

β0

低パワー

図 H.2

β

図 H.3

β0

高パワー


129

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

附属書 I

規定)

グルーブウォブル振幅の測定

ウォブル振幅の nm 値は,次に示す正規化ウォブル信号(NWO)から得ることができる。

I.1

ウォブル信号

WOb

ウォブル信号は,次の式によって計算する。



p

a

π

2

sin

2

RPS

2

WOb

T

したがって,



p

a

π

2

sin

RPS

WOb

T

 (I.1)

ここに(

図 I.1

参照)

,WOb: 近隣のウォブルが同相のときのウォブル信号の

ピークピーク値(最小値)

RPS: 半径方向プッシュプル信号のピークピーク値

a: ウォブル振幅の nm 値

T

p

トラックピッチの nm 値

したがって,



p

a

π

2

sin

RPS

WOb

NWO

T

 (I.2)

この正規化によって,グルーブ寸法,光スポット形状及び光学収差の影響は,除かれる。

I.2

ウォブル振幅

式(I.2)の定義によって,NWO とトラックピッチが 0.74 µm のときのウォブル振幅との関係は,次のとお

りとする。

下限値 :7 nm に相当する 0.06

上限値 :14 nm に相当する 0.12


130

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

 

ランド

ランド

グルーブ

半径方向

−a

a

トラックピッチ  (T

p

)

RPS

2

トラッキングエラー信号

RPS

2

WOb

2

WOb

2

a

−a

図 I.1

グルーブウォブル信号


131

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

附属書 J

規定)

未記録ディスクの動作信号の測定法

次に示す方法によって,未記録ディスクの動作信号を測定する。

−  フォーカス方法

:非点収差法

−  トラッキング方法

:プッシュプル法

−  ランドプリピット検出方法  :プッシュプル法

−  ウォブル信号検出方法

:プッシュプル法

J.1

測定回路の加算回路に対する条件

半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号及びランドプリピット振幅の測定において用いられる加

算回路との出力はレーザダイオードが点灯し,かつ,ディスクがスピンドルモータ上にない場合に 0 とな

るよう調整されなければならない。

J.2

測定回路の差動回路に対する条件

半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号,ランドプリピット振幅及びウォブル信号の測定におい

て用いられるそれぞれのフォトディテクタ出力回路の増幅量及び差動バランス量は,それぞれの交流信号

振幅が一致するように調整されなければならない。

J.3

加算回路及び差動回路の出力増幅量

半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号及びランドプリピット振幅の正規化において用いられる

加算回路及び差動回路の出力増幅量は,正確に一致するよう調整されなければならない。


132

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

   

附属書 K

規定)

NBCA

信号

K.1

NBCA

及びリードインゾーンの位置

NBCA は,中心孔の中心から 22.71±0.06 mm と 23.51±0.06 mm との間に位置しなければならない(

K.1

参照)

。NBCA 符号を適用する場合,リードインゾーンでの記録は,セクタ番号(02D5B0)から行う。

NBCA

図 K.1

NBCA

の概要

K.2

記録フォーム

NBCA は,円周方向に配列した一連の低反射のストライプで記録する。各々のストライプは,半径方向

に NBCA の幅にわたって完全に広がらなければならない。

K.3

変調方法方式

NBCA 符号記録データビットは,NBCA 符号チャネルビットへの移送符号化によって符号化する。移送

符号化では,データビット“0”は,

“01”の NBCA 符号チャネルビットに変換し,また,データビット“1”

は,

“10”の NBCA 符号チャネルビットに変換しなければならない。NBCA 符号チャネルビット列は,RZ

変調方式によって変調しなければならない。低い反射率のストライプは,RZ 変調プロセス後のパルスに

対応して形成しなければならない。低い反射率のストライプ幅は,NBCA 符号チャネルビット周期の半分

以下でなければならない。

上記に規定する移送符号化方式は,NBCA データフィールドで,情報データ,誤り検出符号(EDC

NBCA

の 4 チェックバイト及び誤り訂正符号(ECC

NBCA

)の 16 バイトに適用する。NBCA データ構造の他のフィ

ールドでは,データビット“0”は,

“10”の NBCA 符号チャネルビットに変換し,また,データビット“1”

は,

“01”の NBCA 符号チャネルビットに変換しなければならない(

K.4

及び

図 K.2

参照)

K.4

NBCA

符号の構造

NBCA 符号のデータは,NBCA プリアンブルフィールド,NBCA データフィールド及び NBCA ポストア

ンブルフィールドで構成する。これらのフィールドは,全て,

図 K.2

に示すように,連続的にギャップな

しで記録する。

K.4.1

NBCA

プリアンブルフィールド

NBCA プリアンブルフィールドは,NBCA 同期記録バイト(SB

NBCA

)に続く(00)の 4 バイトで構成する。


133

X 6252

:2011 (ISO/IEC 12862:2009)

K.4.2

NBCA

データフィールド

NBCA データフィールドでは,情報データ(I

0

,I

1

…I

16n

5

)の 16n−4 バイト,誤り検出符号(D

0

,D

1

D

2

,D

3

)の 4 チェックバイト及び誤り訂正符号(C

00

…C

03

,C

10

…C

13

,…,C

30

…C

33

)の 16 バイトをこの順

に記録しなければならない。ここで,n は,12 以下の正整数とする。このフィールド全体で 4 バイトごと

の前に NBCA-Resync(RS

NBCA

)を挿入する。

K.4.3

NBCA

ポストアンブルフィールド

NBCA ポストアンブルフィールドは,NBCA-Resync(RS

NBCA

)が先行し,かつ,後続する,(55)の 4 バ

イトで構成する。

5 バイト

1 バイト

4 バイト

SB

NBCA

 NBCA プリアンブル[全て(00)]

1 行

RS

NBCA1

I

0

I

1

I

2

I

3

4 バイト(予備)

RS

NBCA1

I

4

I

5

I

6

I

7

RS

NBCA1

RS

NBCA1

RS

NBCA2

:

情報

:

  

RS

NBCAi-1

RS

NBCAi

4n <