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X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人光産業技術振興協会(OITDA)/財団

法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業

標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 17342:2004,Infomation

technology−80mm (1.46 Gbytes per side) and 120mm (4.70 Gbytes per side) DVD Re-recordable Disk (DVD-RW)

を基礎として用いた。

この規格に従うことは,次に示す企業が管理する複数の特許権の使用に該当するおそれがある。

株式会社東芝

コーニンクレツカ・フイリップス・エレクトロニクス・エヌヴイ

なお,この記載は,上記に示す企業が管理する特許権の効力,範囲などに関して何らかの影響を与える

ものではない。

この規格の原案作成団体である財団法人光産業技術振興会は,上記の企業の子会社である東芝 DVD ラ

イセンス株式会社,日本フイリップス株式会社が,日本工業標準調査会に対して,それぞれの親会社であ

る株式会社東芝及びコーニンクレツカ・フイリップス・エレクトロニクス・エヌヴイが,非差別的,かつ,

合理的な条件で,いかなる者に対しても当該特許権の実施を許諾する意志があることを保証していること

を表明している旨述べている。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS X 6248 には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)角度偏差αの測定

附属書 B(規定)複屈折の測定

附属書 C(規定)位相差トラッキングエラー信号の測定方法

附属書 D(規定)光反射の測定

附属書 E(規定)ディスクランプのためのテーパコーン

附属書 F(規定)ジッタの測定

附属書 G(規定)RLL(2, 10)制約の 8-16 変調

附属書 H(規定)最適パワー制御

附属書 J(規定)グループウォブル振幅の測定

附属書 K(規定)未記録ディスクの動作信号の測定法

附属書 L(規定)NBCA 符号

附属書 M(規定)ボーダゾーン

附属書 N(規定)記録ストラテジ

附属書 P(規定)ランドプリピット信号の測定方法


X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

(2)

附属書 Q(参考)輸送

附属書 R(参考)消去動作及びフォーマット動作


X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

(3)

目  次

ページ

序文 

1

第 章  一般事項 

1

1.  適用範囲

1

2.  適合性

2

2.1  光ディスク 

2

2.2  製造システム 

2

2.3  情報再生システム

2

3.  引用規格

2

4.  定義

2

5.  表記法

3

5.1  数値表示 

3

6.  略語

4

7.  ディスクの概要

5

8.  一般要求事項 

5

8.1  環境条件 

5

8.2  安全性

6

8.3  耐燃性

7

9.  基準測定装置 

7

9.1  ピックアップヘッド(PUH)

7

9.2  測定条件 

9

9.3  正規化サーボ伝達関数 

9

9.4  軸方向のトラッキング基準サーボ 

9

9.5  半径方向のトラッキング基準サーボ 

10

第 章  ディスクの寸法,機械的特性及び物理的特性 

11

10.  寸法特性(図 6参照) 

11

10.1  全体寸法 

11

10.2  第 遷移領域

11

10.3  第 遷移領域

11

10.4  クランプゾーン

12

10.5  第 遷移領域

12

10.6  情報ゾーン 

12

10.7  情報ゾーン 

12

10.8  トラックの寸法

13

10.9  チャネルビット長

13

10.10  リム領域 

13


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:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

(4) 

10.11  許容差についての注意 

13

10.12  レーベル 

13

11.  機械的パラメータ

14

11.1  質量

14

11.2  慣性モーメント 

14

11.3  ダイナミックインバランス 

14

11.4  回転方向

14

11.5  振れ量

14

12.  光学的パラメータ

14

12.1  記録済みディスク及び未記録ディスクの特性

14

12.2  記録済みディスクの反射率

14

12.3  未記録ディスクの特性 

14

第 章  動作信号 

17

13.  記録済みディスクの動作信号

17

13.1  測定条件 

17

13.2  読取り条件 

17

13.3  記録済みディスクの高周波信号(HF)

17

13.4  信号の品質 

17

13.5  サーボ信号 

18

13.6  グループウォブル信号 

20

14.  未記録ディスクの動作信号 

20

14.1  測定条件 

20

14.2  記録条件 

21

14.3  ディスクテスト用基本記録ストラテジ 

21

14.4  サーボ信号 

21

14.5  アドレス信号

23

15.  エンボスゾーンの動作信号 

25

15.1  コントロールデータブロックの動作信号

25

15.2  サーボブロックの動作信号

26

第 章  データフォーマット 

27

16.  概要

27

17.  データフレーム

27

17.1  識別データ(ID)

28

17.2  ID 誤り検出符号(IED) 

29

17.3  予備バイト(RSV) 

29

17.4  誤り検出符号(EDC) 

29

18.  スクランブルドフレーム 

30

19.  ECC ブロック

30

20.  記録フレーム 

31

21.  変調

33


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:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

(5)

22.  物理セクタ 

33

23.  直流成分抑圧制御

34

24.  リンキング方式

35

24.1  リンキングの構造

35

24.2  2K リンク及び 3K リンク

35

24.3  ロスレスリンク

35

第 章  情報ゾーンのフォーマット

38

25.  情報ゾーンの概要

38

25.1  情報ゾーンのレイアウト 

38

25.2  物理セクタの番号付け 

38

26.  リードインゾーン及びリードアウトゾーン

39

26.1  リードインゾーン

39

26.2  リードアウトゾーン 

47

第 章  未記録ゾーンのフォーマット

47

27.  未記録ゾーンの概要

47

27.1  未記録ゾーンのレイアウト

48

27.2  ECC ブロックアドレス

48

27.3  ECC ブロックの番号付け

48

28.  プリピットデータフォーマット

49

28.1  概要

49

28.2  プリピットブロック構成 

51

28.3  プリピットデータブロック構成

53

29.  情報ゾーンのデータ構造 

67

29.1  パワー校正領域及び記録管理領域の配置

67

29.2  パワー校正領域の構造 

67

29.3  記録管理領域(RMA)のデータ構成

68

附属書 A(規定)角度偏差αの測定

88

附属書 B(規定)複屈折の測定 

89

附属書 C(規定)位相差トラッキングエラー信号の測定方法

91

附属書 D(規定)光反射の測定 

95

附属書 E(規定)ディスクランプのためのテーパコーン 

96

附属書 F(規定)ジッタの測定

97

附属書 G(規定)RLL(2 10)制約の 8-16 変調

99

附属書 H(規定)最適パワー制御

108

附属書 J(規定)グループウォブル振幅の測定

111

附属書 K(規定)未登録記録ディスクの動作信号の測定法

113

附属書 L(規定)NBCA 符号 

114

附属書 M(規定)ボーダゾーン 

120

附属書 N(規定)記録ストラテジ 

130

附属書 P(規定)ランドプリピット信号の測定方法 

132


X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

(6) 

附属書 Q(参考)輸送

133

附属書 R(参考)消去動作及びフォーマット動作

134


日本工業規格

JIS

 X

6248

:2007

(ISO/IEC 17342

:2004

)

80mm

(1.46 GB/面)及び 120mm(4.70 GB/面)

DVD

リレコーダブルディスク(DVD-RW)

Information technology

80mm (1.46 Gbytes per side) and 120mm (4.70

Gbytes per side) DVD Re-recordable Disk (DVD-RW)

序文  この規格は,2004 年に第 1 版として発行された ISO/IEC 17342,Information technology−80mm (1.46

Gbytes per side) and 120mm (4.70 Gbytes per side) DVD Re-recordable Disk (DVD-RW)を翻訳し,技術的内容及

び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

第 章  一般事項

1.  適用範囲  この規格は,80 mm 及び 120 mm の DVD リレコーダブルディスク(以下,ディスクとい

う。

)の互換性を可能にする機械的特性,物理的特性及び光学的特性について規定する。また,それらのデ

ィスクによって情報交換を可能にする事前記録部,未記録部及び記録部の信号品質,

データフォーマット,

情報ゾーンのフォーマット,未記録ゾーンのフォーマット並びに記録方法について規定する。このディス

クを,DVD リレコーダブル (DVD-RW) ディスクと称する。この規格は,次の項目を規定する。

−  直径 80 mm 及び 120 mm の片面又は両面のディスク

−  適合条件

−  ディスクの使用環境及び保存環境

−  データ処理システム間の機械的互換のためのディスクの機械特性,物理特性及び寸法特性

−  トラック及びセクタの物理的配置,誤り訂正符号及び符号化方法を含む未記録ディスク上のプリ記録

情報のフォーマット

−  トラック及びセクタの物理的配置,誤り訂正符号及び符号化方法を含むディスク上の記録された情報

のフォーマット

−  データ処理システムがディスク上からプリ記録データを読み,ディスクに記録を可能にするための,

ディスク上のプリ記録及び未記録領域からの信号の特性

−  データ処理システムがディスク上のデータ読取りを可能にするための,ディスク上に記録した信号の

特性

この規格は,ディスクドライブ間のディスクの互換性を与える。また,ボリューム及びファイル構造の

規格とともに,データ処理システム間の完全なデータ互換性を与える。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。


2

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

ISO/IEC 17342:2004,Information technology−80mm (1.46 Gbytes per side) and 120mm (4.70 Gbytes

per side) DVD Re-recordable Disk (DVD-RW) (IDT)

2.  適合性   
2.1 

光ディスク  この規格は,公称直径及び片面か両面かによって,ディスクのタイプを規定する。デ

ィスクは,そのタイプの要求事項を満たすとき,この規格に適合する。

2.2 

製造システム  製造システムは,製造するディスクが 2.1 に合致するとき,この規格に適合する。

2.3 

情報再生システム  情報再生システムは,2.1 に適合するディスクを取り扱うことができるならば,

この規格に適合する。

3.  引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。

ISO/IEC 10646:2003,Information technology−Universal Multiple-Octet Coded Character Set (UCS)

ISO 8859-1:1998, Information technology−8-bit single-byte coded graphic character sets−Part 1: Latin alphabet

No. 1

ECMA-94:1986,8-Bit Single Byte Coded Graphic Character Sets - Latin Alphabets No. 1 to No. 4

4.  定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 
4.1 

ブロック同期ガード領域 (block sync guard area)  未記録領域において 32K リンクを用いて記録が

開始された連続領域の最初の ECC ブロック。

4.2 

ボーダゾーン (border zone)  部分的に記録された状態のディスクを再生するときに,ピックアップ

の暴走を防止するための領域。

4.3 

チャネルビット (channel bit)  変調後の 2 値の “0” 及び “1” をディスク上のビットで表す要素。

4.4 

クランプゾーン (clamping zone)  クランプ装置機構によってクランプ力が加わるディスクの環状

の部分。

4.5 

データゾーン (data zone)  リードインゾーンとリードアウトゾーンとに挟まれたユーザデータが記

録された領域。

4.6 

データレコーダブルゾーン (data recordable zone)  ユーザデータが記録可能なゾーン。

4.7 

ディジタル総計値 (digital sum value)  10 進数の数値 1 をビット “1”に割り当て, 10 進数の -1 を

ビット “0” に割り当てて加算することによってビットストリームから得た算術和。

4.8 

ディスクアットワンス記録  (disk at once recording)  リードインゾーン,ユーザデータ及びリードア

ウトゾーンを連続的に記録する記録モード。

4.9 

ディスク基準面  (disk reference plane)  ディスクのクランプゾーンをクランプし,理想スピンドルの

完全に平らな環状表面で定義される回転軸に対して垂直な面。

4.10 ECC ブロックアドレス  (ECC block address)  ランドプリピットとして配置され,ディスク上の各領

域への記録位置を決定するために用いられるトラックの絶対物理番地。

4.11  消去 (Erase)  直流レーザパワーを記録層に照射し,動作信号を記録前の状態にすること。 
4.12  誤り訂正符号,ECC (error correction codeECC)  データの誤りを検出,訂正するために用いられ

る照合バイトを生成するための数学的計算。

4.13  誤り検出符号  (error detection code)  データの誤りを検出するために生成されたコード。


3

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4.14  ファイナライゼーション (finalization)  リードインゾーン及びリードアウトゾーンを記録する動作。 
4.15  グルーブ (groove)  トラックの位置決めに用いられるディスクの溝。グルーブは,ランドよりも入

射面に近く位置する。グルーブの中心に記録を行う。

4.16  インクリメンタル記録  (incremental recording)  リンキング方式を用いてディスクが複数回に分け

て記録される際に用いられる記録モード。

4.17  情報ゾーン  (information zone)  リードインゾーン,データゾーン及びリードアウトゾーンで構成さ

れるゾーン。

4.18  ランド  (land)  グルーブ間の領域。 
4.19  ランドプリピット (land pre-pit)  ディスク基板製造工程において,ランド上に形成された番地情報

を含むエンボスピット。

4.20  リードインゾーン  (lead in zone)  データゾーンより内側,かつ,隣接した物理セクタで構成される

ゾーン。

4.21  リードアウトゾーン (lead out zone)  データゾーンより外側,かつ,隣接した物理セクタで構成され

るゾーン。

4.22  記録管理領域,RMA (recording management areaRMA)  リードインゾーンより内側,かつ,隣接

した記録管理データで構成される領域。

4.23  記録管理データ,RMD (recording management dataRMD)  ディスク上の記録モードを含む記録に

関する情報。

4.24  リストリクテッドオーバライト (restricted overwrite)  記録済み領域上の任意の場所に ECC ブロッ

クを記録する記録モード,又は,記録済み ECC ブロックの最外周にリンキング方式を用いて ECC ブロッ

クを追加する記録モード。

4.25 R 情報ゾーン (R-information zone)  パワー校正領域(PCA)と記録管理領域(RMA)とで構成される領

域。

4.26 R ゾーン (R zone)  インクリメンタル記録モード及びリストリクテッドオーバライトモードの場合

に,ユーザデータ記録用に予約される連続した ECC ブロック。

4.27  セクタ (sector)  ディスクの情報ゾーンに存在するトラックの中で,アドレス指定可能な最小領域。 
4.28  基板 (substrate)  記録層を機械的に支持する透明な円盤状の基体。これを通して光ビームで記録層

にアクセスする。

4.29  トラック (track)  連続スパイラルの 360 °,1 回転分。 
4.30  トラックピッチ (track pitch)  半径方向に測定される,未記録ディスクに対しては 1 対の隣接する

ウォブルグルーブ(半径方向にわずかに蛇行したグルーブ)の平均中心線間の距離で,記録済みディスク

に対しては 1 対の隣接する連なった記録マークの物理トラックの中心線間の距離。

4.31  ゾーン (zone)  ディスクの環状領域。

5.  表記法   
5.1 

数値表示  測定値は,該当規格値の最下位けた(桁)に丸める。例えば,+0.01 のプラス許容差及

び−0.02 のマイナス許容差をもつ 1.26 という規格値は,1.235 以上 1.275 未満の測定値の範囲を許容する。

10 進数は,0∼9 の数字で表す。

16 進数は,括弧でくくった,0∼9 のアラビア数字と A∼F のアルファベットとで表す。

ビットの設定は,“0”  及び “1” で表す。


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2 進数及びビットパターンは,左側を最上位ビットとし,“0”  及び “1” の一連で表す。

2 進数の負の値は,2 の補数として表す。

各フィールドで,データは,バイト 0 とする最上位のバイト (MSB) を最初に記録し,最下位バイト

(LSB)  を最後に記録する。

8ビットのフィールドで,ビット b

 (8n-1)

は,最上位ビット (msb) とし,ビット b

0

は,最下位ビット (lsb)

としなければならない。

ビット b

 (8n-1)

を最初に記録する。

6.  略語   
AP 

Amplitude of the land Pre-pit Signal  ランドプリピットの信号振幅(ウォブル振幅を含まない。)

AR 

Aperture Ratio (of the Land Pre-Pit after recording)  開口比(記録後のランドプリピット信号にお

ける)

BP 

Byte Position  バイト位置

BPF 

Band Pass Filter  帯域フィルタ

CLV 

Constant Linear Velocity  一定線速度

CNR 

Carrier to Noise Ratio  キャリア対雑音比

DCC 

DC Component (Suppress Control)  直流成分抑圧制御

DS 

Defect Status  欠陥状態

DSV 

Digital Sum Value  ディジタル総計値

ECC 

Error Correction Code  誤り訂正符号

EDC 

Error Detection Code  誤り検出符号

HF 

High Frequency  高周波

ID 

Identification Data  識別データ

LA 

Lead-out Attribute  リードアウト属性

IED 

ID Error Detection (code)  ID 誤り検出符号

LPF 

Low-Pass Filter  低域フィルタ

LPP 

Land Pre-Pit  ランドプリピット

lsb  

least significant bit  最下位ビット

LSB 

Least Significant Byte  最下位バイト

msb 

most significant bit  最上位ビット

MSB 

Most Significant Byte  最上位バイト

NBCA 

Narrow Burst Cutting Area  ナローバーストカッティング領域

NRZI 

Non Return to Zero Inverted  非ゼロ反転復帰

OPC 

Optimum Power Control  最適パワー制御

PBS 

Polarizing Beam Splitter  偏光ビームプリッタ

PCA 

Power Calibration Area  パワー校正領域

PI 

Parity (of the) Inner (code)  内符号パリティ

PLL 

Phase Locked Loop  位相同期ループ

PO 

Parity (of the) Outer (code)  外符号パリティ

PSN 

Physical Sector Number  物理セクタ番号


5

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:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

PUH 

Pick-Up Head  ピックアップヘッド

RBP 

Relative Byte Position  相対バイト位置

RBW 

Resolution Bandwidth  レゾルーション帯域幅

RESYNC  Re-Synchronization  再同期

RMA 

Recording Management Area  記録管理領域

RMD 

Recording Management Data  記録管理データ

RS 

Reed-Solomom (code)  リードソロモン符号

RSDS 

RMA Segment Defect Status  記録管理領域(RMA)の欠陥状態

SYNC 

Synchronization  同期

7.  ディスクの概要  この規格の主題である 80 mm 及び 120 mm のディスクは,一つの記録層(片面ディ

スク)又は二つの記録層(両面ディスク)を内側に設けた基板 2 枚を接着層によって,は(貼)り合わせ

て構成する。ディスクの中心位置決めは,読取り側のディスク中心孔のエッジで行う。クランプは,クラ

ンプゾーンで行う。ディスクは,記録層の数によって両面ディスクか又は片面ディスクとなる。両面ディ

スクは,各基板の内側に記録層をもつ。片面ディスクは,記録層を内側にもった 1 枚の基板と記録層をも

たないダミー基板とをもつ。記録されたディスクのデータは,ドライブの光ビームによって何回も読むこ

とができる。

タイプ 1S

基板,一つの記録層及びダミー基板からなり,記録層には一方向からのアクセス可能である。

容量の公称値は 80 mm ディスクで 1.46 ギガバイト,120 mm ディスクで 4.70GB である。

タイプ 2S 2 枚の基板及び二つの記録層からなり,ディスクの一方向からは,これらの記録層の一方に

だけアクセス可能である。容量の公称値は 80 mm ディスクで 2.92 ギガバイト,120 mm ディ

スクで 9.40 ギガバイトである。

図 に模式的にこれらのタイプを示す。

  1  ディスク外観

タイプ

1S

入射面

2S

タイプ

入射面

入射面

ダミー基板

接着層
反射層

記録層

基板

接着層

反射層

記録層

記録層

基板

基板

反射層


6

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

8.  一般要求事項   
8.1 

環境条件

8.1.1 

試験環境条件  試験環境条件は,ディスク近傍の空気が次の条件を満たす環境とする。

a)  寸法測定用

  温度

:23  ℃±2  ℃

  相対湿度  :45∼55  %

  大気圧

:86∼106 kPa

b)  a)以外の測定用

  温度

:15∼35  ℃

  相対湿度  :45∼75  %

  大気圧

:86∼106 kPa

別に規定しない限り,すべての試験及び測定は,この試験環境条件で行わなければならない。

8.1.2 

動作環境条件

8.1.2.1  記録済み及び未記録ディスク  規定した試験環境で,この規格のすべての要求事項を満たすディ

スクは,

動作環境条件において環境パラメータの規定範囲にわたってデータ交換ができなければならない。

データ交換用ディスクは,電源を入れたドライブに装着し,ディスク近傍で測定したとき,次の条件下

で動作しなければならない。

保存条件にさらされたディスクは,動作前に少なくとも 2 時間動作環境条件に放置してから使用する。

    温度

:−25∼70

 ℃

    相対湿度

:3∼95  %

    絶対湿度

:0.5∼60 g/m

3

    温度変動

:最大 15  ℃/h

    相対湿度変動 :最大 10  %/h

ディスクに結露があってはならない。

参考  ここで,データ交換とは,再生のことを言う。

8.1.2.2  未記録ディスクの記録中の環境条件  保存条件にさらされたディスクは,動作前に少なくとも 2

時間記録環境条件に放置してから使用する。

    温度

:−5∼55  ℃

    相対湿度

:3∼95  %

    絶対湿度

:0.5∼30 g/m

3

ディスクに結露があってはならない。

8.1.3 

保存環境条件  保存環境条件はディスク近傍の環境条件とし,次による。

    温度

:−20∼50  ℃

    相対湿度

:5∼90  %

    絶対湿度

:1∼30 g/m

3

    大気圧

:75∼106 kPa

    温度変動

:最大 15  ℃/h

    相対湿度変動 :最大 10  %/h

8.1.4 

輸送  この規格は,輸送条件については規定しないが指針を附属書 に示す。


7

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

8.2 

安全性  ディスクは,情報処理システムにおいて意図された方法での使用時又は想定される使用時

に,ECMA-287 の安全性に関する要求事項を満たさなければならない。

8.3 

耐燃性  ディスクは,ECMA-287 に規定しているように,HB 材料の耐燃性クラス以上のクラスに適

合する材料とする。

9.  基準測定装置  この規格に適合するために,光学特性の測定には,記録済みディスク及び未記録ディ

スクの基準測定装置を使用し,これらの装置の重要部品は,ここで定義する特性をもたねばならない。

9.1 

ピックアップヘッド(PUH)

9.1.1 

記録済みディスク測定用 PUH

A:レーザダイオード

G:Optics for the astigmatic to cusing method

B:コリメータレンズ

H:四分割フォトディテクタ

C:偏光ビームスプリッタ

I

a

I

b

I

c

I

d

:四分割フォトディテクタ出力電流

D:1/4 波長板

J:直流結合増幅器

E:対物レンズ

F:ディスク

  2  記録済みディスク測定用 PUH の光学系

光学パラメータを測定する光学系を

図 に示す。測定の精度に影響しないようにするために,その光学

系は,ディスク入射面から反射した検出光を最小化する。偏光ビームスプリッタ C を 1/4 波長板 D と組み

合わせることによって,入射光とディスク F からの反射光とは分離される。偏光ビームスプリッタ C の

P-S 強度/反射率の比は,100 以上とする。光学系 G は,非点収差の焦点合せ及び読取りのために,非点

収差を生成してディスク F の記録層で反射した光をコリメートする。

四分割フォトディテクタ H の位置は,

対物レンズの焦点が記録層に合ったとき,光スポットが四分割ディテクタ H の中心と一致する中心をもつ

円になるように調整する。そのようなフォトディテクタ H の例を

図 に示す。


8

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

PUH の特性は,次による

    波長(

λ

:650 nm±5 nm

    偏光

:円偏光

    偏光ビームスプリッタ  :特に規定のない限り使用

    開口数

:0.60±0.01

    対物レンズのひとみ(瞳)の縁での光強度

:半径方向は最大光強度の 60∼70  %,接線方向は最大光強度の 90  %以上

    単層ディスクの理想基板を通過した後の波面収差(厚さ 0.6 mm,屈折率 1.56)

:最大 0.033

λ

 rms

    レーザダイオードの相対ノイズ強度 (RIN)

    10 log[

(交流光パワー実効値/Hz)/直流光パワー実効値]

:最大  −134 dB/Hz

9.1.2 

未記録ディスク測定用 PUH

A:レーザダイオード,B:コリメータレンズ,C:偏光ビームスプリッタ,D:1/4 波長板, 
E:対物レンズ,F:ディスク,G:四分割フォトディテクタ,H

1

,  H

2

,  H

3

,  H

4

:直流結合増幅器

I

a

,  I

b

,  I

c

,  I

d

:四分割フォトディテクタ出力電流,I

1

,  I

2

:増幅器出力電流

  3  未記録ディスク測定用 PUH の光学系

特性測定を行う光学系を

図 に示す。この光学系は,未記録ディスクの特性測定及びディスク測定に必

要な記録に使用する。

図 の構成の機能と同じであれば,異なる部品及び部品の異なる配置をしてもよい。

光学系は,測定の精度に影響しないようにするために,ディスクの入射面から反射した検出光を最小化す

る。偏光ビームスプリッタ C を 1/4 波長板 D と組み合わせることによって,レーザダイオード A からの入

射光とディスク F からの反射光とは分離される。偏光ビームスプリッタ C の P-S 強度/反射率の比は,100

以上とする。

データの記録再生に用いられる集束光の特性は,次による。

    波長(

λ

:650 nm

nm

10

5


H

H

H

H

読取りチャンネル

1

F

E

D

C

B

A

I

I

+

+

+

1

2

2

1

3

4

I

a

I

a

b

I

d

Ic

I

b

Id

Ic

G

読取りチャンネル

2

トラッキングチャンネル

半径方向

分割フォト

ディテクタ

G

+

+

+

+


9

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

    偏光

:円偏光

    開口数

:0.60±0.01

    対物レンズのひとみ(瞳)の縁での光強度

:半径方向は最大光強度の 40 %以上,接線方向は最大光強度の 50 %以上

    単層ディスクの理想基板を通過した後の波面収差(厚さ 0.6 mm,屈折率 1.56)

:最大 0.033 

λ

rms

    レーザダイオードの相対ノイズ強度 (RIN)

    10 log[

(交流光パワー実効値/Hz)/直流光パワー実効値]

:最大  −130 dB/Hz

9.2 

測定条件

9.2.1 

記録済みディスク及び未記録ディスク

    チャネルビットレートが 26.156 25 Mbps のときの走査速度

:3.49 m/s±0.03 m/s

    クランプ力

:2.0 N±0.5 N

    クランプゾーン

10.4 及び

附属書 参照

    テーパコーン角度

:40.0 °±0.5 °(

附属書 参照)

9.2.2  記録済みディスク  記録済みディスクの動作信号の測定条件は,附属書 に規定する。 
9.2.3  未記録ディスク  未記録ディスクの動作信号の測定条件は,附属書 に規定する。 
9.3 

正規化サーボ伝達関数  軸方向と半径方向とのトラッキングのサーボシステムを規定するために,

関数 H

s

を用いる[式(1)参照]

。それは 23.1 Hz∼10 kHz の周波数範囲において,基準サーボの開ループ伝

達関数 の公称値を規定する。

( )

0

0

2

0

s

3

1

3

1

3

1

ω

ω

ω

ω

ω

ω

ω

i

i

i

i

H

+

+

×

÷

ø

ö

ç

è

æ

×

=

 (1)

ここで,

ω

=2

π

 f

ω

0

=2

π

 f

0

1

i

 

f

0

  開ループ伝達関数の 0 dB クロスオーバ周波数とする。

サーボの位相進み遅れ回路のクロスオーバ周波数は,次による。

 

  進み交差周波数:f

1

f

0

×1/3

 

  遅れ交差周波数:f

2

f

0

×3 

9.4 

軸方向のトラッキング基準サーボ  軸方向のトラッキング基準サーボの開ループ伝達関数 に対し

|1+|は,図 に模式的に示すハッチング領域内になければならない。


10

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

  4  軸方向のトラッキング基準サーボ

100 Hz10 kHz の帯域幅  │1+│は,│1+H

s

│の 20  %以内でなければならない。

クロスオーバ周波数 f

0

=

ω

0

/2

π

は,式(2)による。

kHz

0

.

2

10

23

.

0

3

5

.

1

8

2

1

3

2

1

6

max

max

0

=

×

×

×

=

=

π

α

π

e

f

 (2)

ここで,

α

max

は,軸方向の最大加速度期待値 8 m/s

2

の 1.5 倍,最大許容トラッキングエラーe

max

は,0.23

µm とする。

軸方向トラッキングエラーe

max

は,0 レベルの上か下で,軸方向に測定したピーク偏差とする。

23.1 Hz100 Hz の帯域幅  │1+│は,次の 4 点で囲まれる範囲内とする。

100 Hz で 40.6 dB(100 Hz で│1+H

s

│−20 %)

23.1 Hz で 66.0 dB(23.1 Hz で│1+H

s

│−20 %)

23.1 Hz で 86.0 dB(23.1 Hz で│1+H

s

│−20 %に 20 dB 加える。

100 Hz で 44.1 dB(100 Hz で│1+H

s

│+20 %)

9.6 Hz23.1 Hz の帯域幅  │1+H│は,66.0 dB と 86.0 dB との間になければならない。 
9.5 

半径方向のトラッキング基準サーボ  半径方向のトラッキング基準サーボの開ループ伝達関数 

対し|1+H|は,

図 に模式的に示すハッチングの領域内になければならない。

  5  半径方向のトラッキング基準サーボ

(dB)

周波数 (Hz)

86.0

66.0

62.3

0

44.1

40.6

8 m/s

2

    100

10 000

(300

µ

m)

(0.23

µ

m)

23.1

9.6

89.2

69.2

64.0

0

47.3

43.7

1.1 m/s

2

9.6   23.1        100                                        

10 000

(Hz)

(0.022    m)

(35    m)


(dB)

周波数


11

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

100 Hz10 kHz の帯域幅  │1+H│は,│1+H

s

│の 20  %以内でなければならない。

クロスオーバ周波数 f

0

=

ω

0

/2

π は,式(3)による

kHz

4

.

2

10

022

.

0

3

5

.

1

1

.

1

2

1

3

2

1

6

max

max

0

=

×

×

×

=

=

π

α

π

e

f

 (3)

ここで,

α

max

は,軸方向の最大加速度期待値 1.1m/s

2

の 1.5 倍,最大許容トラッキングエラーe

max

は,0.022

µm とする。

半径方向のトラッキングエラーは,0 レベルより内側か外側で半径方向に測定したピーク偏差とする。

23.1 Hz100 Hz の帯域幅  │1+│は,次の 4 点で囲まれる範囲内とする。

100 Hz で 43.7 dB(100 Hz で│1+H

s

│−20 %)

23.1 Hz で 69.2 dB(23.1Hz で│1+H

s

│−20 %)

23.1 Hz で 89.2 dB(23.1 Hz で│1+H

s

│−20 %に 20 dB 加える。

100 Hz で 47.3 dB(100 Hz で│1+H

s

│+20 %)

9.6 Hz23.1 Hz の帯域幅  │1+H │は,69.2 dB と 89.2 dB との間になければならない。

第 章  ディスクの寸法,機械的特性及び物理的特性

10.  寸法特性(図 6参照)  寸法特性は,ディスクの互換性及び適合する上で必要なパラメータについ

て規定する。設計の自由度があるところは,機能特性の要素を規定するにとどめる。寸法要求事項は,こ

の規格に規定している図面にまとめる。

ディスクの各部分につき,

中心孔から外周部までを規定している。

寸法は,二つの基準面 P 及び Q を基準とする。

基準面 P は,主基準面とし,クランプゾーン(10.4 参照)の下面が置かれる面とする。

基準面 Q は,クランプゾーンの上面の高さで基準面 P と平行な面とする。

10.1  全体寸法(図 参照)

120 mm ディスクの直径は,次による。

d

1

=120.00 mm±0.30 mm

80 mm ディスクの直径は,次による。

d

1

=80.00 mm±0.30 mm

基板又はダミー基板の中心孔の直径は,次による。

mm

mm

00

15

15

0
0

.

2

.

d

+

=

2 枚の基板をはり合わせたとき,ディスクの中心孔の直径の最小値は,15.00 mm とする(図 参照)。

中心孔の両方のエッジにばりがあってはならない。

中心孔のエッジは,丸めるか又は面取りしなければならない。丸みの半径は,0.1 mm 以下とする。面取

りは,0.1 mm 以上の高さを超えてはならない。

接着層及びレーベルを含むディスクの厚さは,次による。

mm

mm

1.20

0.30

0.06

 

e

1

+

=

10.2  第 遷移領域(図 参照)  第 1 遷移領域は,直径 d

2

及び次に示す直径 d

3

で囲まれた領域とし,こ

の領域のディスク面は,基準面 P 及び/又は基準面 Q から最大 0.10 mm の内側にあってもよい。

d

3

≧ 16.0 mm

10.3  第 遷移領域(図 参照)  第 2 遷移領域は,直径 d

3

及び次に示す直径 d

4

で囲まれた領域とする。

d

4

≦ 22.0 mm

この領域では,基準面 P 又は Q の外側に最大 0.05 mm の平たんでない部分及びばりがあってもよい。


12

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

10.4  クランプゾーン(図 参照)  このゾーンは,直径 d

4

及び次に示す直径 d

5

に囲まれた領域とする。

d

5

≧ 33.0 mm

クランプゾーンの各面は,0.1 mm 以内で平たんでなければならない。クランプゾーンの上面,すなわち,

基準面 Q の面は,下面,すなわち,基準面 P の面に 0.1 mm 以内で平行でなければならない。

クランプゾーンの,ディスクの厚さ  (e

2

)  は,次による。

mm

mm

20

.

1

=

20

.

0

10

.

0

2


e

10.5  第 遷移領域(図 参照)  第 3 遷移領域は,直径 d

5

及び次に示す直径 d

6

で囲まれた領域とする。

d

6

≦ 40.0 mm

この領域では,ディスクの上面は,基準面 Q から高さ h

1

高くなってもよく,高さ h

2

低くなってもよい。

ディスクの下面は,基準面 P から高さ h

3

高くなってもよく,高さ h

4

低くなってもよい。

高さ h

1

h

2

h

3

及び h

4

の値は,次による。

h

1

≦ 0.25 mm

h

2

≦ 0.10 mm

h

3

≦0.10 mm

h

4

≦0.25 mm

10.6 R 情報ゾーン(図 参照)  R 情報ゾーンは,28.で規定するとおりパワー校正領域の始めの d

7

=44.00

mm からリードインゾーンの始めまで広がっていなければならない。R 情報ゾーンでのディスクの厚さは,

10.1 で規定する e

1

に等しくなければならない。R 情報ゾーンは,記録用途だけに用いる。

10.6.1  情報ゾーンの分割  R 情報ゾーンの主要部分は,次による。

−  パワー校正領域 (PCA)

−  記録管理領域 (RMA)

10.7  情報ゾーン(図 参照)  情報ゾーンは,リードインゾーンの始めから表 に示す直径 d

10

まで広が

っていなければならない。情報ゾーンでのディスクの厚さは,10.1 で規定する e

1

に等しくなければならな

い。

10.7.1  情報ゾーンの分割  情報ゾーンの主要部分は,次による。

−  リードインゾーン

−  データゾーン

−  リードアウトゾーン

10.7.1.1  リードインゾーン(図 参照)  リードインゾーンは,25.1 で規定する R 情報ゾーンの終わりと

直径 d

8

の間に広がっていなければならない。

10.7.1.2  データゾーン(図 参照)  データゾーンは,直径 d

8

から始まり直径 d

9

で終了する。

直径 d

8

の値は,次による。

mm

mm

0

.

48

0

2

.

0

8

=

d

120 mm ディスクの d

9

は,次による。

d

9

≦ 116.0 mm

80 mm ディスクの d

9

は,次による。

d

9

≦ 76.0 mm

10.7.1.3  リードアウトゾーン(図 参照)  リードアウトゾーンは,直径 d

9

で開始し,直径 d

10

で終了す

る。d

10

の値は,

表 に示すようにデータゾーンの長さに依存する。


13

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

  1  情報ゾーンの終了

データゾーンの外径 d

9

 120

mm ディスクの d

10

の値 80

mm ディスクの d

10

の値

68.0 mm 以下

最小 70.0 mm

68.0 mm∼115.0 mm

データゾーン外径+最小 2.0 mm

115.0 mm∼116.0 mm

最小 117.0 mm

68.0 mm 以下

最小 70.0 mm

68.0 mm∼75.0 mm

データゾーン外径+最小 2.0 mm

75.0 mm∼76.0 mm

最小 77.0 mm

10.8  トラックの寸法  情報ゾーンでのトラックは,360 °回転のスパイラルによって構成する。

データゾーン全体にわたる平均トラックピッチは,0.74

µm±0.01 µm とする。

トラックピッチの 0.74

µm からの最大変位は,±0.03 µm とする。

10.9  チャネルビット長  情報ゾーンでは,CLV モードでデータを記録する。データゾーンの全体にわた

る平均チャネルビット長は,133.3 nm±1.4 nm とする。

10.10  リム領域(図 参照)  リム領域は,直径 d

11

∼直径 d

1

の領域とする。

120 mm ディスクの d

11

は,次による。

d

11

≧ 118.0 mm

80 mm ディスクの d

11

は,次による。

d

11

≧ 78.0 mm

この領域では,ディスクの上面は,基準面 Q から高さ h

5

高くなってもよい。ディスクの下面は,基準面

P から高さ h

6

低くなってもよい。

高さ h

5

及び h

6

の値は,次による。

h

5

≦ 0.1 mm

h

6

≦ 0.1 mm

この領域の全体厚さは,1.50 mm,すなわち,e

1

の最大値より大きくてはならない。

リムの厚さ  (e

3

)  は,次による。

e

3

≧ 0.60 mm

ディスクの外周エッジは,丸み半径最大 0.2 mm で丸めるか又は次に示す高さ h

7

h

8

にわたり面取りし

なければならない。

h

7

≦ 0.2 mm

h

8

≦ 0.2 mm

10.11  許容差についての注意  10.5 で規定する h

i

で示すすべての高さは,相互に独立した値とする。例え

ば,第 3 遷移領域の上側の面が h

2

だけ基準面 Q から下がっている場合,この領域の下側の面が必ずしも

h

3

だけ基準面 P から上がっていなくてもよいことを意味している。寸法が同じ数値“一般的には最大値”

であるところでは,これは,実際の値が同一でなくても良いことを意味している。

10.12  レーベル  レーベルは,それに関連した情報をアクセスする入射面のある基板とは反対側の基板と

に設け,ディスクの外面又はディスクの内面の接合面かのいずれかに設ける。前者の場合,レーベルは,

クランプゾーンにかかってはならない。後者の場合,レーベルは,クランプゾーンに及んでもよい。いず

れの場合でも,レーベルは,中心孔の縁及びディスクの外周エッジからはみ出してはならない。レーベル

は,ディスクの特性に影響を与えてはならない。両面ディスクは,いずれの読取り面にもレーベルを付け

てはならない。


14

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

11.  機械的パラメータ   
11.1  質量  120 mm ディスクの質量は,13∼20 g の範囲内とする。

80 mm ディスクの質量は,6∼9 g の範囲内とする。

11.2  慣性モーメント  回転軸に関する 120 mm ディスクの慣性モーメントは,最大 0.040 g・m

2

とする。

回転軸に関する 80 mm ディスクの慣性モーメントは,最大 0.010 g・m

2

とする。

11.3  ダイナミックインバランス  回転軸に関する 120 mm ディスクのダイナミックインバランスは,最

大 0.010 g・m とする。

回転軸に関する 80 mm ディスクのダイナミックインバランスは,最大 0.004 5 g・m とする。

11.4  回転方向  ディスクの回転方向は,光学的システムからみて反時計方向とする。 
11.5  振れ量   
11.5.1  軸方向の振れ量  軸方向のトラッキングのための基準サーボをもつ PUH 及び走査速度でのディス

クの回転で測定するとき,基準面に垂直の方向での公称位置からの記録層の偏差は,120 mm ディスクは

0.3 mm 以下とし,80 mm ディスクは 0.2 mm 以下とする。軸方向トラッキングのためのサーボを用いて測

定した 10 kHz 以下の残留トラッキングエラーは,

0.23

µm以下とする。測定用フィルタは,バタワース LPF,

f

c

 (−3 dB) : 10 kHz,傾斜:−80 dB/decade とする。

11.5.2  半径方向の振れ量  ディスクの外周エッジの振れは,0.30 mm

p-p

  以下とする。

トラックの半径方向の振れは,70

µm

p-p

  以下とする。

半径方向のトラッキングのための基準サーボを用いて測定した 1.1 kHz 以下の残留トラッキングエラー

は,0.022

µm 以下とする。測定用フィルタは,バタワース LPF,f

c

 (−3 dB) : 1.1 kHz,傾斜:−80 dB/decade

とする。

半径方向トラッキング基準サーボを用いて 20 ms の積分時間で測定した 1.1 kHz∼10 kHz の周波数帯域で

の残留エラー信号のノイズ実効値は,0.016

µm 以下とする。測定用フィルタは,バタワース BPF,周波数

範囲  (−3dB) : 1.1 kHz,傾斜:+ 80 dB/decade∼周波数範囲  (−3 dB) : 10 kHz,傾斜:−80 dB/decade とす

る。

12.  光学的パラメータ   
12.1  記録済みディスク及び未記録ディスクの特性   
12.1.1  屈折率  透明基板の屈折率は,1.55±0.10 とする。 
12.1.2  透明基板の厚さ  透明基板の厚さは,屈折率の関数とし,図 に規定する。 
12.1.3  角度偏差  角度偏差は,平行光の入射光と反射光との間の角度

α

とする。

入射光は,

0.3 mm∼3.0 mm

の直径をもつ。角度偏差は,入射面によるゆがみ及び反射層の非平行を含む(

図 A.1 参照)。その値は,附

属書 によって測定したとき,次のとおりとする。

  半径方向で:

α

  = 0.80 °以内

  接線方向で:

α

  = 0.30 °以内

12.1.4  透明基板の複屈折  透明基板の複屈折は,附属書 によって測定したとき,100 nm 以下とする。 
12.2  記録済みディスクの反射率  附属書 及び附属書 とによって測定したとき,記録層の反射率は, 
18∼30  %(PBS をもつ PUH)とする。

12.3  未記録ディスクの特性   
12.3.1  反射率変調の極性  反射率は,未記録領域で高く記録マーク領域で低く変化する。


15

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

12.3.2  記録パワーの感度変化  ディスクの全面にわたって最適記録パワーP

0

の変化は,P

0

±0.05  P

0

とす

る。

  6  ディスクの領域

  7  リム領域

e

3

h

h

d

d

8

6

1

1

Q

P

h

h

5

7

e

最大

11


16

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

  8  組立ディスクの孔

  9  屈折率及び基板の厚さ

15.00mm

最小


17

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

第 章  動作信号

13.  記録済みディスクの動作信号   
13.1  測定条件  動作信号は,5 トラック以上の領域に 8-16 変調データを 10 回重ね書きした後に測定する。

−  ピックアップヘッド (PUH) は,9.1.1 による。

−  測定条件は,9.2.1 及び 9.2.2 による。

−  ジッタ測定の HF 信号波形等化は,

附属書 による。

−  正規化サーボ伝達関数は,9.3 による。

−  軸方向のトラッキングの基準サーボは,9.4 による。

−  半径方向のトラッキングの基準サーボは,9.5 による。

13.2  読取り条件  読取りパワーは,ディスクの入射面に入射したパワーとし,0.7 mW 以下とする。 
13.3  記録済みディスクの高周波信号(HF)   HF 信号は,四分割フォトディテクタの電流の和とする。こ

れらの電流は,記録層の情報を表す記録マークにおける光ビームの回折と反射率変化とによって変調され

る。記録パワー条件は,

附属書 による。ジッタを除く測定は,波形等化前の HF 信号によって行う。

13.3.1  変調振幅(図 10 参照)変調振幅 I

14

は,最長記録マーク及びスペースによって発生したピークから

ピークまでの値とする。

ピーク値 I

14H

は,高域フィルタ前の HF 信号のピーク値とする。

I

3

は最短記録マーク及びスペースによって発生したピークからピークまでの値とする。

0 レベルは,ディスクを挿入しないときの測定装置から得る信号レベルとする。

これらのパラメータは,次による。

I

14

/I

14H

≧ 0.60

I

3

/I

14

≧ 0.15

[(I

14Hmax

I

14Hmin

) /I

14Hmax

]  の最大値は,表 による。

表 2  [(I

14Hmax

I

14Hmin

/  I

14Hmax

]  の最大値

1 枚のディスク内 1 回転内

PBS をもつ PUH 0.33 以下 0.15 以下

13.3.2  信号の非対称性  ディスクを最適記録パワーP

0

と消去パワーPe とで記録したときの信号の非対称

性は,次による(

図 10 参照)。

−0.05

≦ [(I

14H

I

14L

) /2−(I

3H

I

3L

) /2] /I

14

≦ 0.15

  ここで,(I

14H

I

14L

)/2 は,I

14

の中心値とし,(I

3H

I

3L

) /2 は,I

3

の中心値とする。

13.3.3  クロストラック信号  クロストラック信号は,光ビームがトラックを交差するときの HF 信号をカ

ットオフ 30 kHz の低域フィルタで帯域制限したもの(

図 11 参照)。低域フィルタは,1 次フィルタとする。

クロストラック信号は,次による。

I

T

I

H

I

L

I

T

/I

H

≧ 0.10

  ここで,I

H

は,この信号のピーク値とし,I

T

は,ピークからピークまでの値とする。

13.4  信号の品質   
13.4.1  ジッタ  ジッタは,波形等化器を通過した 2 値化データの時間変動の標準偏差

σ

で表す。立ち上

がりエッジ及び立ち下がりエッジのジッタを PLL クロックで測定し,チャネルビットクロック周期によっ

て正規化する。

ジッタ

σ

は,

附属書 によって測定するとき,8.0  %未満とする。


18

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

13.4.2  ランダムエラー  PI エラーの数は,少なくとも 1 バイトのエラーをもつ,ECC ブロック(19 参照)

の行の数とする。どの 8 連続 ECC ブロックにおいても,エラー訂正前の PI エラーの総数は,280 を超え

てはならない。

13.4.3  欠陥  欠陥は,気泡及び黒点とする。欠陥の直径は,次の規定を満たすものとする。

−  気泡については,最大 100

µm とする。

−  黒点については,最大 200

µm とする。

−  複屈折を発生させない黒点については,最大 300

µm とする。

さらに,欠陥はトラックの走査方向の 80 mm の距離内で,次の規定を満たすものとする。

− 30

µm より大きい欠陥長の総和の最大値は,300 µm とする。

−  欠陥の数は,最大 6 個とする。

13.5  サーボ信号  図 12 に示す四分割フォトディテクタの出力電流は,I

a

I

b

I

c

及び I

d

とする。

13.5.1  位相差トラッキングエラー信号  位相差トラッキングエラー信号は,光ビームがトラックを交差す

るとき,ディテクタの対角の対間の位相差:位相  (I

a

I

c

)  −位相  (I

b

I

d

)  から導く(図 13 参照)。位相差

トラッキングエラー信号は,30 kHz のカットオフの低減フィルタをかける(

附属書 参照)。この信号は,

次の要求事項を満たすものとする(

図 13 参照)。

振幅  正のゼロ交差において,半径方向オフセット 0.10

µm があるとき,

1

.

1

5

.

0

/

=

∆ T

t

。ここで t

∆ はデ

ィテクタの対角の対間の位相差から導く平均時間差とし,はチャネルビットクロック周期とする。

非対称性  非対称性は,次による(図 13 参照)。

2

.

0

2

1

2

1

T

T

T

T

+

  ここで,

    −  T

1

は,

T

t

の正のピーク値。

    −  T

2

は,

T

t

の負のピーク値。

13.5.2  接線方向のプッシュプル信号  この信号は,差動出力  (I

a

I

d

)  −  (I

b

I

c

)  の瞬時レベルから導く。

この信号は,次による(

図 14 参照)。

(

) (

)

[

]

9

.

0

0

14

p

p

c

b

d

a

I

I

I

I

I

+

+


19

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 10  変調振幅

 11  クロストラック信号

 12  四分割フォトディテクタ

 13  位相差トラッキングエラー信号

I

I

I

I

a

b

d

c

光ビーム

接線方向


20

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 14  接線方向のプッシュプル信号

13.6  グループウォブル信号  PUH の四分割フォトディテクタの各受光部からの出力電流を

I

a

I

b

I

c

I

d

とする(

図 12 参照)。グルーブウォブル信号は,光ビームがトラックを追従するときのディテクタの差

分出力から導き,[(

I

a

I

b

)  −  (

I

c

I

d

)]  とする。グルーブウォブル信号は,次による。

−  グルーブウォブルのロック周波数は,同期フレーム周波数の 8 倍とする。

−  グルーブウォブルの CNR:> 31 dB (RBW=1 kHz)

グルーブウォブルの CNR は,RBW を 1 kHz に設定したスペクトラムアナライザを用いて平均値を測定

する(

図 15 参照)。

 15  ウォブル CNR の測定

14.  未記録ディスクの動作信号   
14.1  測定条件

−  未記録ディスクの特性測定及びディスクの測定に必要な記録を行う記録機のピックアップヘッド

(PUH)  は,9.1.2 による。

−  測定条件は,9.2.1 及び 9.2.3 による。

−  正規化サーボ伝達関数は,9.3 による。

−  軸方向のトラッキングの基準サーボは,9.4 による。

−  半径方向のトラッキングの基準サーボは,9.5 による。

(

+

)-(

+

)

a  d

b c

p-p

マーク

キャリアレベル

ノイズレベル


21

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

14.2  記録条件

記録位置

:グルーブ

最適記録パワー

  (

P

o

)

附属書 H

による

OPC

によって決める。

最適記録パワー範囲

7.5 mW≦

P

o

  ≦ 14.0 mW

最適消去パワー

  (

P

e

)

附属書 H

による

OPC

によって決める。

最適消去パワー範囲

3.0 mW≦

P

e

  ≦ 8.0 mW

バイアスパワー

  (

P

b

)

P

b

  ≦ 0.7 mW

記録パワー誤差

P

o

±

0.25 mW

14.3  ディスクテスト用基本記録ストラテジ

  ディスクの測定に必要な

9.1.2

に規定した記録機のピックア

ップヘッドを用いて記録する際のレーザパワーは,基本記録ストラテジに従って変調する(

図 16

参照)

4

T

11

及び

14

の長さの各記録パルスは,先頭パルス,マルチパルス列及び冷却パルスの三つの部分か

らなる。先頭パルスは,記録データの立ち上がりエッジから

2

のところで終了することによって作る(T

はクロック周期を表す)

。マルチパルス列は,記録データの立ち上がりエッジから

2

の時間のところで始

まり記録データの立ち下がりのところで終わる。マルチパルス列の各パルスの時間間隔

は,とする。冷

却パルスは記録データの立ち下がりから始まる。先頭パルス,マルチパルス及び冷却パルスは記録データ

の長さには依存しない。各パルス幅の推奨値は,次による。

T

top

=0.50

T

T

mp

=0.40

T

T

cl

=0.60

T

記録ストラテジ変形の推奨方法については,

附属書 N

参照。

 16  基本記録ストラテジ

14.4  サーボ信号

図 17

に示す四分割フォトディテクタの出力電流は,I

a

I

b

I

c

及び I

d

とする。

14.4.1  半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号

  半径方向のプッシュプルトラッキングエラー信

号は,光ビームがトラックを横切るときのディテクタの差分出力から導き,

[(

I

a

I

b

)

  (

I

c

I

d

)]

とする。

半径方向のプッシュプルトラッキングエラー信号は,

9.1.2

に規定するピックアップヘッド

 (PUH)

を用い

てカットオフ周波数

30 kHz

の低域フィルタを通過させて測定する。

半径方向の記録前のプッシュプル振幅を PP

b

,記録後を PP

a

とすると,これらのパラメータは,次によ

る(

図 18

参照)

PP

b

PP

a

=│

 (

I

a

I

b

)

(

I

c

I

d

)

a.c.

 /

(

I

a

I

b

I

c

I

d

)

d.c.

 (

I

a

I

b

I

c

I

d

)

d.c.

は,

0

レベルから│

 (

I

a

I

b

I

c

I

d

)

a.c

の平均値を測定する

(図 18

参照

)

Twd (8T)

Twd (3T)

Po

T

Ttop

Ttop

Tmp

Tmp

Tcl

Tcl

0レベル

記録パルス

記録データ

P

o

P

e

P

b

T

top

T

wd

(8T)

T

mp

T

cl

T

wd

(3T)

T

top

T

mp

T

cl


22

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

半径方向のプッシュプル比は,次による。

PP

r

PP

b

/

PP

a

上述のパラメータは,次の規定を満たすものとする。

PPb の信号振幅

0.22

PP

b

0.44

プッシュプル比

0.6

PP

r

 1.2

PP

b

信号の変化幅

PP

b

 15 %

ここに,

PP

b

[(

PP

b

)

max

(

PP

b

)

min

] / [

(PP

b

)

max

(

PP

b

)

min

]

PP

b

は,すべてのディスク面にわたって測定する(

80 mm

ディスクで半径

22 mm

38.5 mm

120 mm

ディスクで半径

22 mm

58.5 mm

 17  四分割フォトディテクタ

 18  半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号

半径方向

I

I

I

I

a

b

d

c

光ビーム

接線方向

(+)-(+I  )

a b

c d

a.c.

内周方向

グルーブ

(

(

a

a

b

b

c

c

d

d

a.c.

d.c.

差動信号

(+)-(+I  )

a b

c d

a.c.


23

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

14.4.2  欠陥

  特性は,

13.4.3

と同じとする。

14.5  アドレス信号

図 17

に示す四分割フォトディテクタの出力電流は,I

a

I

b

I

c

及び I

d

とする。

14.5.1  ランドプリピット信号

  ランドプリピット信号は,光ビームがトラックを追従するときのフォトデ

ィテクタの差分出力の瞬時値から導き,[(I

a

I

b

)  −  (I

c

I

d

)]  とする。この差信号は,

9.1.2

に規定する記録

機のピックアップヘッドによって測定する。記録前のランドプリピット信号振幅(LPP

b

)は,次による。

LPP

b

 = │ (I

a

I

b

)−(I

c

I

d

) │

0-p

/│ (I

a

I

b

I

c

I

d

) │

d.c.

−  │  (I

a

I

b

) (I

c

I

d

)  │

0-p

は,信号の最大と最小との場所の平均を測定し,フォトディテクタの増幅器の帯

域を 20 MHz 以上とする。

−  │  (I

a

I

b

I

c

I

d

)  │

d.c.

は,光ビームがトラックを追従するときに測定し低域フィルタのカットオフ周波

数は 30 kHz とする。

記録後のランドプリピット信号の開口比(AR)は,次による。

AR=AP

min.

 /AP

max.

AP

min.

及び AP

max.

は,ウォブル信号を含まないランドプリピット信号 AP=│  (I

a

I

b

)  −  (I

c

I

d

)  │の最小値

及び最大値とする。

図 19

及び

附属書 P

を参照。

上述のパラメータは,次の規定を満たすものとする。

−   記録前の信号振幅

:0.18  <  LPP

b

  < 0.27

−   記録後の開口比(AR)

AR  > 10 %

−   記録前のブロックエラー比

BLER

b

  < 3 %

−   記録後のブロックエラー比

BLER

a

  < 5 %

LPP

b

の半値全幅は,1T 以上とする。光ビームがトラックを追従するとき外周側のランドプリピットを

検出する。

ランドプリピットデータのブロックエラー比は,

誤り訂正前のパリティ A の誤りを 1 000 ECC

ブロックにわたって測定する。

 19  ランドプリピット信号

(a) LPPb測定用の記録前信号

(b) AR測定用の記録後信号

AP min

AP max

o-p

|() - (I  )|

a

b

c

d

(a) LPPb 測定用の記録前信号

(b) AR 測定用の記録後信号 

AP

min

AP

max


24

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

14.5.2  グルーブウォブル信号

  グルーブウォブル信号は,光ビームがトラックを追従するときのフォトデ

ィテクタの差分出力から導き,[(I

a

I

b

)  −  (I

c

I

d

)]  とする。グルーブウォブル信号は,

9.1.2

に規定する

PUH によって,記録前及び記録後に測定する。

記録前のグルーブウォブル信号振幅を WOb,記録後を WOa とすると,これらのパラメータは,次による。

                  WO

b

,  WO

a

  =[(I

a

I

b

)−(I

c

I

d

)]

P-P

    上記のパラメタは,次の規定を満たす。

    −  グルーブウォブルのロック周波数は,同期フレーム周波数の 8 倍とする。

    −  WO

b

の CNR:>  35 dB (RBW:1 kHz)

    −  WO

a

の CNR:>  31 dB (RBW:1 kHz)

WO

b

及び WO

a

の CNR は,RBW を 1 kHz に設定したスペクトラムアナライザを用いて平均値を測定する

図 20

参照)

正規化ウォブル信号  (NWO)  は,ウォブル振幅を nm 単位で導出できるようにするために規定する。

NWOWO

b

/RPS

で定義され,値は次の規定を満たす。

0.08  < NOW  < 0.14

ここで RPS は,光ビームがトラックを横切るときの記録前の半径方向プッシュプル信号 [(I

a

I

b

)  −  (I

c

I

d

)]  のピークからピークまでの値で,カットオフ周波数 30 kHz の低域フィルタ通過後の値とする(

附属

書 J

参照)

 20  ウォブル CNR の測定

14.5.3  ウォブルとランドプリピットとの位相関係

  グルーブウォブル信号及びランドプリピット信号は,

差分出力電流から導き [(I

a

I

b

) (I

c

I

d

)]  とする。四分割フォトディテクタの要素  (I

a

,  I

b

)  がディスクの外

側に位置し,グルーブウォブルがサイン波とみなされるとき,グルーブウォブルとランドプリピットとの

位相関係  (PWP)  は,次の規定を満たすものとする。

PWP =

90 °

±

10 °

PWP の値は,LPP 信号の最大信号振幅点とウォブル信号の平均的ゼロクロス点との間の位相差とする

図 21

参照)

PWP の値は,記録前に測定する。

キャリアレベル

ノイズレベル


25

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 21  ウォブルとランドプリピットとの位相関係

15.  エンボスゾーンの動作信号

15.1  コントロールデータブロックの動作信号

  エンボスコントロールデータ領域のコントロールデータ

ブロック,及びバッファ領域 1 のエンボスデータの動作信号は,

13.

による。付加された特性はこの項によ

る(

26.1.6

参照)

15.1.1  測定条件

13.1

参照。

15.1.2  読取り条件

13.2

参照。

15.1.3  高周波信号(HF

13.3

参照。

15.1.4  信号品質

13.4

参照。

15.1.5  サーボ信号

13.5

参照。  バッファ領域 1,コントロールデータブロック,サーボブロック及びエ

クストラボーダ領域の境界をレーザビームが横切るとき,トラッキングの連続性が保証されなければなら

ない。

15.1.5.1  位相差トラッキングエラー信号

13.5.1

参照。

15.1.5.2  接線方向のプッシュプル信号

13.5.2

参照。

15.1.5.3  半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号

  半径方向のプッシュプル信号は,光ビームがト

ラックを横切るときの四分割フォトディテクタの差分出力から導き,[(I

a

I

b

)−(I

c

I

d

)]  とする。このトラ

ッキングエラー信号は,

9.1.2

に規定する PUH からの信号を,カットオフ周波数 30 kHz の低域フィルタを

通過させて測定する。

エンボスコントロールデータ領域のコントロールデータブロックにおける半径方向プッシュプル振幅を

PP

e1

とすると,このパラメータは,次による。

PP

e1

=| (I

a

I

b

)−(I

c

I

d

) |

a.c.

 /| (I

a

I

b

I

c

I

d

) |

d.c.

│ (I

a

I

b

I

c

I

d

) │

d.c.

は,光ビームがトラックを横切るときの,0 レベルから│ (I

a

I

b

I

c

I

d

) │

a.c.

の平均値

を,カットオフ周波数 30 kHz の低域フィルタを通過させて測定する  (

図 22

参照)。

エンボスプッシュプル比を EPP

r1

とすると,このパラメータは次による。

EPP

r1

  =  20 log

10

(PP

e1

/PP

b

)

PP

b

14.4.1

に規定する,グルーブ部の記録前のプッシュプル振幅を測定する。

EPP

r1

の値を算出するときに,PP

b

はディスクの直径 50 mm の位置で測定する。

EPP

r1

の範囲は,次の規定を満たすものとする。

エンボスプッシュプル比  :  │ EPP

r1

3 dB

0クロス

PWP

W0

b


26

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

図 22

半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号

15.1.6

グルーブウォブル信号

  グルーブウォブル信号振幅は,次による。

エンボスコントロール領域内のコントロールデータブロックのグルーブウォブル信号振幅を WO

e1

とす

ると,このパラメータは次による。

WO

e1

=[( I

a

I

b

)−( I

c

I

d

)]

p-p

上述のパラメータは,次の規定を満たすものとする。

−  グルーブウォブルのロック周波数は,同期フレーム周波数の 8 倍とする。

−  WO

e1

の CNR:>  31 dB (RBW:1 kHz)

13.6

参照

この信号は,

9.1.1

に規定する PUH 及び

9.1.2

に規定する PUH によって測定する。

15.2  サーボブロックの動作信号

エンボスコントロールデータ領域のサーボブロックの動作信号は,こ

の項による(

26.1.6

参照)

15.2.1  測定条件

14.1

参照。

15.2.2  読取り条件

  読取りパワーはディスクの入射面に投射したパワーであり,0.7 mW 以下とする。

15.2.3  サーボ信号

14.4

参照。バッファ領域 1,コントロールデータブロック,サーボブロック及びエク

ストラボーダ領域の境界をレーザービームが横切るとき,トラッキングの連続性が保証されなければなら

ない。

15.2.3.1  半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号

  エンボスコントロールデータ領域のサーボブ

ロックにおける半径方向プッシュプル振幅を PP

e2

とすると,このパラメータは,次による。

PP

e2

 = │ ( I

a

I

b

)−( I

c

I

d

) │

a.c.

 /│ ( I

a

I

b

I

c

I

d

) │

d.c.

エンボスプッシュプル比を EPP

r2

とすると,このパラメータは次による。

EPP

r2

 = 20 log

10

(PP

e2

/PP

b

)

PP

b

14.4.1

に規定する,グルーブ部の記録前のプッシュプル振幅を測定する。

EPP

r2

の値を算出する時に,PP

b

は,ディスクの直径 50 mm の位置で測定する。

EPP

r2

の範囲は,次の規定を満たすものとする。

エンボスプッシュプル比:│ EPP

r2

3 dB

内周方向

グルーブ

(

(

a

a

b

b

c

c

d

d

a.c.

d.c.

差動信号

(+)-(+I  )

a b

c d

a.c.


27

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

測定条件は,

14.4.1

による。

15.2.3.2  位相差トラッキングエラー信号

13.5.1

による。

9.1.1

に規定する PUH で測定する。

15.2.4  アドレス信号

14.5

参照

15.2.4.1  ランドプリピット信号

  エンボスコントロールデータ領域内のサーボブロックのランドプリピ

ット開口比を AR

e

とすると,このパラメータは次による。

AR

e

AP

min.

 /AP

max.

エンボスコントロールデータ領域内のサーボブロックのランドプリピット信号は,次の規定を満たすも

のとする。

−  開口比:AR

e

>30  %

−  ブロックエラー比:BLER

e

3  %

測定条件は,

14.5.1.

による。

ランドプリピットデータのブロックエラー比の測定においては,誤り訂正前のパリティ A 誤りを記録前

のグルーブエリアを含む 100 ECC ブロック以上にわたって測定する。

15.2.4.2  グルーブウォブル信号

  エンボスコントロール領域内のサーボブロックのグルーブウォブル信

号振幅を WOe2 すると,このパラメータは,次による。

WO

e2

=[( I

a

I

b

)−( I

c

I

d

)]

p-p

上述のパラメータは次の規定を満たすものとする。

−  グルーブウォブルのロック周波数は,同期フレーム周波数の 8 倍とする。

−  WO

e2

の CNR:>  31 dB (RBW:1 kHz)

測定条件は

14.5.2.

による。

この信号は,

9.1.1

に規定する PUH 及び

9.1.2

に規定する PUH によって測定する。

第 章  データフォーマット

16.  概要

  主データと呼ぶホストから受け取ったデータは,ディスクに記録する前に,次の順に変換し,

フォーマットを行う。

−  データフレーム

−  スクランブルドフレーム

− ECC ブロック

−  記録フレーム

−  物理セクタ

これらのステップは,次の箇条で規定する。

17.  データフレーム

  データフレームは,

図 23

に示すとおりに,各行 172 バイトを含む 12 行の配列に配

置した 2 064 バイトによって構成する。最初の行は,4 バイトから成る識別データ (ID),2 バイトから成る

ID 誤り検出符号 (IED),6 バイトから成る予備バイト (RSV) の三つのフィールド及び 160 バイトの主デー

タによって構成する。次の 10 行は,各 172 バイトの主データから成り,最後の行は,168 バイトの主デー

タ及び 4 バイトの誤り検出符号 (EDC) によって構成する。2 048 バイトの主データは,D

0

∼D

2 047

とする。


28

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 23  データフレーム

17.1  識別データ(ID)

  このフィールドは 4 バイトで構成し,

そのビットは最下位ビット (lsb) を b

0

とし,

最上位ビット (msb) を b

31

とする連続した番号付けをする(

図 24

参照)

b

31

b

24

b

23

b

0

セクタ情報

セクタ番号

図 24  識別データ (ID)

b

31

b

30

b

29

b

28

b

27

及び b

26

b

25

b

24

セクタ

フォーマットタイプ

トラッキング

方法

反射率

予備

ゾーンタイプ データタイプ  レイヤ番号

図 25  識別データ(ID)  のセクタ情報

ビット b

0

∼b

23

の最下位 3 バイトは,セクタ番号を 2 進表示で表す。16 セクタの ECC ブロックの最初の

セクタ番号は,16 の倍数とする。

セクタ情報である

図 25

に示した最上位バイトのビットは,次による。

a) 

セクタフォーマットタイプ  ビット b

31

再生専用ディスク及びレコーダブルディスク用 CLV

フォーマットを示す 0 に設定する。

b) 

トラッキング方式

ビット b

30

位相差トラッキングを示す 0 に設定する。

c) 

反射率

ビット b

29

 PBS を用いた PUH で反射率が 40 %以下を示す,1 に

設定する。

d) 

予備

ビット b

28

0 に設定する。

e) 

ゾーンタイプ

ビット b

26

及び b

27

  次の値に設定する。

データゾーン        00

リードインゾーン    01

リードアウトゾーン  10

RSV

172 バイト

12


29

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

f)

  データタイプ

ビット b

25

次の値に設定する。

書き換えデータ,及びリードインゾーンのエンボ

スデータを示すとき    0

リンキングデータを示すとき  1  (

24

参照)

g)

  レイヤ番号

ビット b

24

0 に設定し,入射面から一つの記録層だけがアクセ

スできることを示す。

この規格では,その他の値を設定してはならない。

17.2 ID 誤り検出符号(IED)

図 23

に示す配列のすべてのバイトを C

i, j

  (i=0∼11,  j=0∼171)  とすると

き,IED のバイトは,C

0, j

 (j=4∼5)  で表す。これらの設定は,次による。

( )

( )

( )

x

G

x

x

I

x

x

IED

j

j

j

E

2

5

4

5

,

0

mod

C

=

=

=

ここに,

( )

å

=

=

3

0

3

,

0

C

j

j

j

x

x

I

( )

(

)

=

+

=

1

0

E

k

k

x

x

G

α

α は,原始多項式 P

 (x)

x

8

x

4

x

3

x

2

1

の原始根とする。

17.3  予備バイト(RSV)

  このフィールドは,

6

バイトで構成する。アプリケーションによって規定しない

場合,デフォルトの設定とし,すべてのバイトを

0

に設定する。

17.4  誤り検出符号(EDC)

  この

4

バイトのフィールドには,先行するデータフレームの

2 060

バイトにわ

たって計算した誤り検出符号を入れる。データフレームを,

ID

フィールドの最初のバイトの最上位ビット

で始まり,

EDC

フィールドの最下位ビットで終了する単一のビットフィールドとしたとき,この最上位ビ

ットを,

b

16 511

とし,最下位ビットを,

b

0

とし,

EDC

の各ビット

b

i

は,i

31

0

に対し次による。

( )

( )

( )

x

G

x

I

x

b

x

i

i

i

mod

EDC

0

31

=

=

å

=

ここに,

( )

å

=

=

32

511

16 

i

i

i

x

b

x

I

(

x

)

x

32

x

31

x

4

1


30

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

18.  スクランブルドフレーム

2 048

主データバイトは,

図 26

に示すシフトレジスタのビット

r

7

 (msb)

r

0

(lsb)

のビットが,各

8

ビットシフトごとに,スクランブルをかけるバイトを表すフィードバックビットシ

フトレジスタ回路によって,スクランブルする。データフレームのスクランブル処理を始めるとき,シフ

トレジスタのビット

r

14

r

0

は,

表 3

の値にプリセットする。同じプリセット値は,

16

個の連続したデータ

フレームに使用される。

16

グループの

16

データフレームの後に,手順は最初から繰り返される。初期の

プリセット番号は,データフレームの

ID

フィールドのシフトレジスタのビット

b

7

 (msb)

b

4

 (lsb)

のビッ

トによって表す値と等しい。

表 3

は,

16

初期プリセット番号に相当するシフトレジスタの初期プリセット

値を表す。

  3  シフトレジスタの初期値

初期プリセット番号  初期プリセット値 初期プリセット番号 初期プリセット値

(0) (0001)  (8) (0010) 
(1) (5500)  (9) (5000) 
(2) (0002) (A) (0020) 
(3) (2A00) (B) (2001) 
(4) (0004) (C) (0040) 
(5) (5400) (D) (4002) 
(6) (0008)  (E) (0080) 
(7) (2800)  (F) (0005)

図 26

フィールドバックシフトレジスタ

シフトレジスタのビット

r

7

r

0

の初期値の部分は,スクランブルをかけるバイト

S

0

として取り出す。そ

の後,

8

ビットシフトが

2 047

回繰り返され,レジスタ

r

7

r

0

によって,スクランブルをかける

2 047

バイ

トを

S

1

S

2 047

として取り出さなければならない。データフレームの主データバイト

D

k

は,次によってス

クランブルバイト

D

k

となる。

k

k

S

D

D

k

=

k

0

2 047

ここで,

⊕ は,排他的論理和

(Exclusive OR)

を表す。

19. ECC ブロック

ECC

ブロックは,

16

連続スクランブルドフレームを,

図 27

に示すように,各行

172

バイトを

192

行に配列する。各

172

列に外符号パリティ

16

バイトを加え,その結果

208

行になった各行に

内符号パリティ

10

バイトを加える。完全な

ECC

ブロックは,各行

182

バイトの

208

行によって構成する。

この配列のバイトは,

i

が行数で

j

が列数である

B

i,j

とし,次による。

i

0

191

及び j

0

171

に対する

B

i,j

は,スクランブルドフレームからのバイト。

i

192

207

及び j

0

171

に対する

B

i,j

は,外符号パリティのバイト。

i

0

207

及び j

172

181

に対する

B

i,j

は,内符号パリティのバイト。

r

14

r

13

r

12

r

11

r

10

r

9

r

8

r

6

r

5

r

4

r

3

r

2

r

7

r

1

r

0


31

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

図 27

ECC ブロック

PO

及び

PI

バイトは,次の式によって算出する。

列 j

0

171

の各々で

16 PO

バイトは,剰余多項式 R

j

  (

x

)

で定義され,外符号

RS (208

192

17)

を形

成する。

( )

( )

( )

x

G

x

x

I

x

B

x

R

j

i

i

j

i

j

PO

16

207

192

207

,

mod

=

=

å

=

ここに,

( )

å

=

=

191

0

191

,

i

i

j

i

i

x

B

x

I

( )

(

)

=

+

=

15

0

PO

k

k

x

x

G

α

i

0

207

の各々

10 PI

バイトは,剰余多項式 R

i

 (

x

)

で定義され,内符号

RS (182

172

11)

を形成す

( )

( )

( )

x

G

x

x

I

x

B

x

R

10

i

j

181

i,j

i

PO

181

172

j

mod

=

=

å

=

ここに,

( )

å

=

=

171

0

171

,

j

j

j

i

i

x

B

x

I

( )

(

)

=

+

=

9

0

PI

k

k

x

x

G

α

α は,原始多項式

P (x)

x

8

x

4

x

3

x

2

1

の原始根とする。

20.  記録フレーム

16

の記録フレームは,

図 28

に示すとおり,

ECC

ブロックの各

12

行ごとの後に,

16 PO

行の一つをインタリーブすることによって算出する。これは,

ECC

ブロックのバイト

B

ij

を,次の式に対

する

B

m

n

として再配置することによって算出する。


32

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

m

i

int [

i / 12]

及び

n

j

i≦191

の場合)

m

13 (

i

191)

1

及び

n

j

i≧192

の場合)

ここに,

 int

[

x]

は,

x

以下の最大の整数とする。

ECC

ブロックの

37 856

のバイトは,各セクタ

2 366

バイトの

16

記録フレームに再配置される。各記録

フレームは,各行

182

バイト

13

行の配列を構成する。

図 28

ECC ブロックから得た記録フレーム


33

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

21.  変調

  各記録フレームの

8

ビットバイトは,二つの

 “1”

の間に最小

2

個の

 “0”

及び最大

10

個の

 “0”

が含まれる

RLL(2,10)

というラン長の制限をもつ

16

ビット符号語に変換する。

附属書 G

は,適用する変換

テーブルを規定する。主変換テーブル及び代替テーブルは,各

8

ビットバイトに対して

4

状態の一つと

16

ビット符号語とを規定する。各

8

ビットバイトに対して,テーブルは,相当する符号語だけでなくエンコ

ードする次の

8

ビットバイトの状態を示す。

16

ビット符号語は,

図 29

に示すようにディスクに記録する前に,チャネルビットに

NRZI

変換する。

図 29

NRZI 変換

22.  物理セクタ

  物理セクタの構造は,

図 30

に示すように,

各行が二つの同期フレーム

13

行で構成する。

一つの同期フレームは

表 4

の同期符号の一つと

1 456

チャネルビットとで構成し,

1 456

チャネルビットは

記録フレームの一つの行のそれぞれの第

1

及び第

2

91

8

ビットバイトを表す。

物理セクタの第

1

行は

記録フレームの第

1

行を表し,物理セクタの第

2

行は記録フレームの第

2

行を表し,以下同様とする。

記録は,第

1

行の第

1

同期フレームで開始して,第

2

同期フレームに続き,次の各行ごとに同様とする。

図 30

物理セクタ

排他的論理和

(Execlusive OR)

SY2

SY3

SY5

SY5

SY5

SY5

SY5

SY6

SY6

SY6

SY6

SY7

SY7

SY7

SY7

同期フレーム

チャンネルビット

チャンネルビット

チャンネルビット

チャンネルビット

同期フレーム

SY0

SY1

SY2

SY3

SY4

SY1

SY4

SY1

SY2

SY3

SY4

13

32

1 456

32

1 456


34

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

表 4

同期符号

状態 1 及び状態 2

主同期符号

副同期符号

                  (msb)

(lsb)   (msb)

        (lsb)

SY0=0001001001000100 0000000000010001 / 0001001000000100 0000000000010001 
SY1=0000010000000100 0000000000010001 / 0000010001000100 0000000000010001 
SY2=0001000000000100 0000000000010001 / 0001000001000100 0000000000010001 
SY3=0000100000000100 0000000000010001 / 0000100001000100 0000000000010001 
SY4=0010000000000100 0000000000010001 / 0010000001000100 0000000000010001 
SY5=0010001001000100 0000000000010001 / 0010001000000100 0000000000010001 
SY6=0010010010000100 0000000000010001 / 0010000010000100 0000000000010001 
SY7=0010010001000100 0000000000010001 / 0010010000000100 0000000000010001

状態 3 及び状態 4

主同期符号

副同期符号

                  (msb)

(lsb)   (msb)

        (lsb)

SY0=1001001000000100 0000000000010001 / 1001001001000100 0000000000010001 
SY1=1000010001000100 0000000000010001 / 1000010000000100 0000000000010001 
SY2=1001000001000100 0000000000010001 / 1001000000000100 0000000000010001 
SY3=1000001001000100 0000000000010001 / 1000001000000100 0000000000010001 
SY4=1000100001000100 0000000000010001 / 1000100000000100 0000000000010001 
SY5=1000100100000100 0000000000010001 / 1000000100000100 0000000000010001 
SY6=1001000010000100 0000000000010001 / 1000000001000100 0000000000010001 
SY7=1000100010000100 0000000000010001 / 1000000010000100 0000000000010001

物理セクタは,記録フレームの

91

バイトごとの先頭に,

SYNC

コードを付加する

8/16

変調後のセクタ

とする。

23.  直流成分抑圧制御

  半径方向のトラッキング及び

HF

信号の検出を確実にするために,チャネルビッ

トパターンのストリームの低周波成分は,できる限り低く保つことが望ましい。これを達成するために,

ディジタル総計値(

DSV

4.7

参照)は,できるだけ低く保つようにする。変調の始めの

DSV

は,

0

に設

定する。

DSV

の現在値を減少させる幾つかの方法を,次に示す。

a) 

主同期信号と副同期信号との間の同期符号を選択する。

b) 

0

87

の範囲の

8

ビットバイトに対して,代替テーブルは,すべての状態に対して代わるべき

16

ビッ

ト符号語を提示する。

c) 

88

255

の範囲の

8

ビットバイトに対して,指定した状態が

1

又は

4

のとき,

RLL

の要求事項を満た

すならば,

16

ビット符号を状態

1

又は状態

4

から選択することができる。

これらの可能性を活用するため,ストリーム

1

及びストリーム

2

の二つのデータストリームを各同期フ

レームに対して生成し,ストリーム

1

は主同期符号で,ストリーム

2

は同期符号の同じ分類の副同期符号

で,各々開始する。両ストリームは,個別に変調するので,主同期符号と副同期符号とのビットパターン

間の差異によって異なった

DSV

を生成する。

b)

及び

c)

の場合,一つの

8

ビットバイトを表すのに二つの可能性がある。各ストリームの

DSV

は,この

選択を行う

8

ビットバイトの手前から一つ前の

8

ビットバイトまで計算する。最も低い│

DSV

│のストリー

ムを選択し,もう一つのストリームに複製する。それから次の

8

ビットバイトの符号語表現の一つがスト

リーム

1

に入り,他の一つは,ストリーム

2

に入る。この動作は,

b)

又は

c)

の発生の都度繰り返す。


35

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

b)

の場合は,両ストリームでの同じパターン位置で常に起こるが,

c)

の場合は,例えば,前の

8

ビット

バイトで規定した次の状態が

1

又は

4

の代わりに

2

又は

3

になり得るために,ストリームの一つで起こる

が他の一つでは起こらない可能性がある。その場合,次の三つの手順を適用する。

1) 

両ストリームの│

DSV

│を比較する

2) c)

の場合が起こるストリームの│

DSV

│がもう一つのストリームのものより小さければ,そのとき

c)

の場合が起こったストリームを選択し,他のストリームに複製する。次の

8

ビットバイトの符号語

表現の一つがこのストリームに入り,もう一方は,もう一方のストリームに入る。

3) c)

の場合が起こったストリームの│

DSV

│が他のストリームのものより大きければ,そのとき

c)

の場

合は無視し,その

8

ビットバイトは,規定された状態に従って決められる。

b)

及び

c)

の場合,│

DSV

│が等しければ,ストリーム

1

又はストリーム

2

の選択の決定は,実用化のとき

に決めればよい。

a)

の場合の手順は,次による。

同期フレームの終わりで,

b)

又は

c)

の生起にかかわらず全体の同期フレームの

DSV

は計算され,最も低

い│

DSV

│をもつストリームが選択される。この

DSV

が+

63

より大きいか又は−

64

より小さければ,その

とき同期フレームの始めの同期符号は,主同期信号から副同期信号に変えるか又はその逆にする。これが

より小さい│

DSV

│を生じるなら,その変更は決定され,│

DSV

│がより小さくなければ,元の同期符号が保

持される。

DSV

の計算中,

DSV

の実際値は,−

1 000

と+

1 000

との間を変動する可能性があり,

DSV

カウント範囲は,少なくとも−

1 024

∼+

1 023

を推奨する。

24.  リンキング方式

  リンキング方式は,インクリメンタル記録モードでデータを追加する場合及びリス

トリクテッドオーバライトモードでデータを上書きする場合のために規定する。リンキング方式は,

2K

ンク,

32K

リンク及びロスレスリンクと呼ぶ三つのタイプのリンキング方法が存在する。

24.1  リンキングの構造

  追加されるデータは,

ECC

ブロックの最初の物理セクタであるリンキングセク

タから,又はそのセクタまで記録する。

各リンキング動作で,

データ記録は,

リンキングセクタの第

1

同期フレームの第

16

番目バイトで終了し,

リンキングセクタの第

1

同期フレームの第

15

17

番目で開始しなければならない(

図 31

参照)

。ディスク

がインクリメンタル記録モードで,かつ,

図 31(b) 

の場合であるとき,リンキング前にはブロック同期ガ

ード領域が第

1 ECC

ブロックに位置するものとし,また,リンキング後にリンキングロス領域の一部にな

る。

24.2 2K リンク及び 3K リンク

  リンキングロス領域は,

2K

リンク及び

32K

リンクの場合に,リンキン

グの影響によるデータ信頼性の劣化を防ぐために割り付ける。リンキングロス領域は,

図 32

2K

リンク)

及び

図 33

32K

リンク)

に示すように,それぞれ

2 048

バイト及び

32 768

バイトの最小サイズをもち,

パディングセクタを含めてもよいものとする。リンキングロス領域の主データは,

(00)

に設定する。

リンキングのないセクタのうち,リンキングロス領域に属するセクタが後ろに続くセクタは,そのデー

タタイプビット(

17.1

参照)を

“1”

に設定する。

R

ゾーンの最後に記録されるセクタは,

2K

リンク又は

32K

リンクで記録され,そのデータタイプビ

ットは

“1”

に設定する。

24.3  ロスレスリンク

  リンキングロス領域のないリンキングは,

図 34

に示すように,ロスレスリンクと

して許可される。欠陥領域(

29.3.3.3.5

参照)後のリンクは,

図 35

に示すように,  ロスレスリンクとす

る。


36

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

図 31

リンキングの構造

図 32

2 048 バイト(2K リンク)のリンキングロス領域を備えた ECC ブロックの構造

パッディング

セクタ

16バイト

ECCブロック

記録の終了

記録の開始

ECC ブロック

リンキングロス領域(32 Kリンク)

ブロック同期ガード領域

リンキングセクタ

パッディング

セクタ

16バイト

ECC ブロック

記録の終了

記録の開始

ECC ブロック

リンキングロス領域(32 Kリンク)

リンキングセクタ

第1同期フレーム

第1同期フレーム

第2同期フレーム

第2同期フレーム

(a)  記録済み領域直後のリンキング

(b)  記録済み領域直前のリンキング

15 ∼17
バイト

15 ∼17

バイト

ECC ブロック

ECC ブロック

リンキングセクタ

最後に記録されるアドレス

リンキングロス領域

データ:

(00)

データタイプ:

“1”

パッディングセクタ: (00)

2 048バイト

(a)

  記録済み領域直後のリンキング

(b)

  記録済み領域直前のリンキング

パディングセクタ: (00)


37

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

33  32 768

バイト(

32K

リンク)のリンキングロス領域を備えた

ECC

ブロックの構造

34

リンキングロス領域を備えていない

ECC

ブロックの構造(ロスレスリンク)

35

欠陥領域後のリンキングロス領域を備えていない

ECC

ブロックの構造(ロスレスリンク)

ECC ブロック

ECC ブロック

リンキングセクタ

ECCブロック

ECC ブロック

リンキングセクタ

欠陥領域

ECCブロック

ECC ブロック

リンキングセクタ

最後に記録されるアドレス

リンキングロス領域
データ:

(00)

データタイプ:“1”

ングセクタ: (00)

32 768バイト

32 768 バイト

パディングセクタ


38

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

第 章  情報ゾーンのフォーマット

25. 

情報ゾーンの概要

  情報ゾーンは,リードインゾーン,データゾーン及びリードアウトゾーンの 3 部

分に分割する。データゾーンは,主データを記録する領域とする。リードインゾーンは,制御情報を含ん

でいる。リードアウトゾーンは,読み出しの終了を連続的で滑らかとすることを可能とする。

25.1 

情報ゾーンのレイアウト

  情報ゾーンは,

に示すように,細分割する。表示された半径の値は,

最初の物理セクタ及びゾーンの最後の物理セクタの最後のトラックに対する公称値とする。

  5

  情報ゾーンのレイアウト

公称半径

 mm

開始

セクタ

番号

物理

セクタ

リードインゾーン 
イニシャルゾーン

(022FA0)

バッファゾーン 0

(02E200)

512

RW物理フォーマット 
情報ゾーン

(02E400)

3 072

リファレンスコード
ゾーン

(02F000)

32

バッファゾーン 1

(02F020)

480

制御データゾーン

(02F200)

3 072

エキストラボーダ 
ゾーン

(02FE00)

512

データゾーン

24.0 ∼r

1

 (030000)

120 mm ディスクのリ
ードアウト  ゾーン

r

1

<34.0 のとき,

r

1

∼35.0 最小

34.0≦r

1

≦57.5 の

とき, 
r

1

∼(r

1

+1.0)  

57.5<r

1

<58.0 の

とき, 
r

1

∼58.5

80 mm ディスクのリ
ードアウト 
ゾーン

r

1

<34.0 のとき,

r

1

∼35.0 最小

34.0≦r

1

≦37.5 の

とき, 
r

1

∼(r

1

+1.0)

37.5<r

1

<38.0 の

とき, 
r

1

∼38.5

25.2 

物理セクタの番号付け

  データゾーンの最初の物理セクタは,セクタ番号(030000)をもつものとする。

物理セクタは,ギャップを含まない。物理セクタは,リードインゾーンの初めからリードアウトゾーンの

終わりまで互いに連続的に続く。物理セクタ番号(PSN)は,リードインゾーンの初めからリードアウトゾー

ンの終わりまで連続的に増加する(

36 参照)。


39

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

36

物理セクタの番号付け

26. 

リードインゾーン及びリードアウトゾーン

26.1 

リードインゾーン

  リードインゾーンは,情報ゾーンの最も内側のゾーンとする。リードインゾー

ンは,次の部分(

37)で構成する。

イニシャルゾーン

バッファゾーン 0

RW 物理フォーマット情報ゾーン

リファレンスコードゾーン

バッファゾーン 1

制御データゾーン

エキストラボーダゾーン

各部分の最初の物理セクタのセクタ番号は,

37 に示す。

情報ゾーン

リードインゾーン

リードアウトゾーン

データゾーン

アドレス

物理
セクタ
番号

(02FFFF)

(030000)

半径

情報ゾーン


40

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 
 

イニシャルゾーン

すべての物理セクタで,主データ(00)に設定

セクタ番号(022FA0)  
(リードイン開始)   
 

セクタ番号 188 928

バッファゾーン 0

512  物理セクタ

主データを(00)に設定

セクタ番号(02E200)

セクタ番号 189 440

RW 物理フォーマット情報ゾーン

3 072  物理セクタ

セクタ番号(02E400)

セクタ番号 192 512

リファレンスコードゾーン

32  物理セクタ

セクタ番号(02F000)

セクタ番号 192 544

バッファゾーン 1

480  物理セクタ

主データを(00)に設定

セクタ番号(02F020)

セクタ番号 193 024

制御データゾーン

3 072  物理セクタ

セクタ番号(02F200)

セクタ番号 196 096

エキストラボーダゾーン

512  物理セクタ

セクタ番号(02FE00)

セクタ番号 196 608

データゾーン

セクタ番号(030000)

 37

  リードインゾーン

26.1.1 

イニシャルゾーン  イニシャルゾーンでの物理セクタとして最終的に記録されるデータフレーム

の主データは,(00)  で設定する。

26.1.2 

バッファゾーン

0

  このゾーンは,32 ECC ブロックからの 512 セクタで構成する。このゾーンで

の物理セクタとして最終的に記録されるデータフレームの主データは,(00)  で設定する。

26.1.3 RW

物理フォーマット情報ゾーン  RW 物理フォーマット情報ゾーンは,セクタ番号(02E400)から

開始する 192 ECC ブロック(3 072 セクタ)で構成する。

個々の RW 物理フォーマット情報ブロックの 16 セクタの内容は,192 回繰り返す。 RW 物理フォーマ

ット情報ブロックの構造は,

38

に示す。


41

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

相対セクタ番号

0

(00) に設定

1

製造情報

2

物理フォーマット情報

3

.  
.  
.  
.  
.

15

(00)  に設定

 38

RW

物理フォーマット情報ブロックの構造

26.1.3.1 

製造情報  この規格は,これらの 2 048 バイトのフォーマット及び内容を規定しない。この内容

は,互換性では無視する。

26.1.3.2 

物理フォーマット情報  この情報は,表

6

に示し,次に規定する 2 048 バイトを含まなければな

らない。

  6

  物理フォーマット情報

BP

内容

バイト数

0

ディスクカテゴリ及びバージョン番号

1

1

ディスクサイズ及びディスクの最大転送レート

1

2

ディスク構造

1

3

記録密度

1

4∼15

データゾーン配置

12

16

NBCA 記述子

1

17∼31

(00) に設定

15

32∼39

ボーダゾーン

の最初のセクタのセクタ番号

8

40∼2 047

(00)  に設定

2 008

*

附属書 参照。

バイト

0

−ディスクカテゴリ及びバージョン番号

ビット b

0

∼b

3

は,バージョン番号を指定する。

これらのビットは,“0010”に設定し,この規格を示す。

ビット b

4

∼b

7

は,ディスクカテゴリを指定する。

これらのビットは,“0011”に設定し,再記録可能なディスクを示す。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

1

−ディスクサイズ及びディスクの最大転送レート

ビット b

0

∼b

3

は,ディスクの最大転送レートを規定する。

“0000”に設定するとき,これらは,2.52 Mbits/s の最大転送レートを規定する。   
“0001”に設定するとき,これらは,5.04 Mbits/s の最大転送レートを規定する。

“0010”に設定するとき,これらは,10.08 Mbits/s の最大転送レートを規定する。

ビット b

4

∼b

7

は,ディスクサイズを規定する。

ディスクの直径が 120 mm のとき,これらは,“0000”に設定する。


42

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

ディスクの直径が 80 mm のとき,これらは,“0001”に設定する。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

2

−ディスク構造

ビット b

0

∼b

3

は,レイヤタイプを規定する。

これらは,“0010”に設定し,ディスクが記録可能なユーザデータゾーンを含むことを示す。

ビット b

4

は,トラックパスを規定する。これは,“0”に設定する。

ビット b

5

及び b

6

は,記録済み層数を規定する。これらは,“00”に設定する。

ビット b

7

は,“0”に設定する。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

3

−記録密度

ビット b

0

∼b

3

は,平均トラックピッチを規定する。

これらは,“0000”に設定し,0.74 µm の平均トラックピッチを示す。

ビット b

4

∼b

7

は,平均チャネルビット長を規定する。

これらは,“0000”に設定し,0.133 µm を示す。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

4

15

−データゾーン割付け

バイト 4 は,(00)  に設定する。

バイト 5∼7 は,

(030000)  に設定し,データゾーンの最初の物理セクタのセクタ番号 196 608 を規定する。

バイト 8 は,(00)  に設定する。

バイト 9∼11 は,ボーダをもつ領域で最後の R ゾーンに最後に記録されるアドレスを規定する(

附属書

M

参照)

リードインゾーンをディスクアットワンス記録モードで記録するとき,これらのビットは,データゾー

ンの終了セクタ番号を規定する。

リードインゾーン又はボーダインゾーン(附属書

M

参照)をリストリクテッドオーバライトモードで記

録するとき,かつ,中間ボーダ状態  (附属書

M

参照)にある間,これらのバイトは,(030000)  に設定す

る。

バイト 12 は,(00)  に設定する。

バイト 13∼15 は,(00)  に設定する。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

16

NBCA

記述子

ビット b

7

は,NBCA がディスク上にあるかどうかを規定する(附属書

L

参照)

NBCA が存在しないとき,“0”に設定する。 
NBCA が存在するとき,“1”に設定する。

ビット b

6

∼b

0

は,“0000000”に設定する。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

17

31

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

32

39

−ボーダゾーンの最初のセクタのセクタ番号(附属書

M

参照)

バイト 32∼35 は,現在のボーダアウトの開始セクタ番号を規定する(附属書

M

を参照)

バイト 36∼39 は,次のボーダインの開始セクタ番号を規定する(附属書

M

参照)


43

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

現在のボーダアウトの開始セクタ番号フィールドは,現在のボーダをもつ領域(附属書

M

参照)のボー

ダアウトの開始セクタ番号を規定する。

次のボーダインの開始セクタ番号フィールドは,次のボーダをもつ領域のボーダインの開始セクタ番号

を規定する。  インクリメンタル記録モードで,完了ボーダをもつ領域(附属書

M

参照)に続く領域が,

未記録か又は未完了ボーダ状態(附属書

M

参照)にあるとき,このフィールドは,(00)  に設定する。

リストリクテッドオーバライトモードで,完了ボーダをもつ領域に続く領域が,未記録か又は中間のボ

ーダ状態(附属書

M

参照)にあるとき,このフィールドは,(00)  に設定する。

リードインゾーンをディスクアットワンス記録モードで記録するとき,これらフィールドは,(00)  に設

定する。

バイト

40

2 047

これらのバイトは,(00)  に設定する。

26.1.4 

リファレンスコードゾーン  リファレンスコードゾーンは,ディスク上で特定のチャネルビットパ

ターン(3T-6T-7T)を生成する二つの ECC ブロックからの 32 物理セクタで構成する。各々の対応するデータ

フレームのすべての 2 048 主データバイトを(AC)  に設定することによって,これを達成しなければならな

い。  さらに,各 ECC ブロックの最初のデータフレームの最初の 160 主データバイトに適用する以外に,

これらのデータフレームにスクランブルを適用してはならない。

26.1.5 

バッファゾーン

1

  このゾーンは,30 ECC ブロックからの 480 物理セクタで構成する。このゾー

ンでの物理セクタとして最終的に記録されるデータフレームの主データは,(00)  に設定する。バッファゾ

ーン 1 の最後の ECC ブロックは,ブロック同期ガード領域でなければならない。  ブロック同期ガード領

域は,リンキング後のリンキングロス領域の一部となる。

エンボス領域は,ブロック同期ガード領域のリンキングセクタから開始する。  リンキング方式は,制御

データゾーンに接続するためにバッファゾーン 1 の記録に対して適用する。

26.1.6 

制御データゾーン  制御データゾーンは,セクタ番号 193 024 (02F200)から開始する 192 ECC ブロ

ック(3 072 セクタ)を含むものとする。

制御データゾーンは,

39

に示すように,176 制御データブロック及び 16 サーボブロックに分割する。

制御データゾーンの各 ECC ブロックをエンボスにしなければならない。

制御データブロック及びサーボブロックの構造は,

40

及び

41

にそれぞれ示す。

各制御データブロックの第 1 及び第 2 セクタは,エンボス物理フォーマット情報及びディスク製造情報

をそれぞれ含み,また,それらの内容は,176 回繰り返すものとする。

すべてのサーボブロックの内容は,ディスク製造業者のための予備とする。

サーボブロックは,ディスクドライブのサーボ制御のために使用する(

15.2

参照)


44

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

バッファゾーン 1

リンキングロス領域

176  制御データブロック

制御データ

ゾーン

(192 ECC

ブロック)

16  サーボブロック

 
 
 
 
 
エンボス 
データ

リンキングロス領域

エキストラ

ボーダゾーン

(02FE10)

 39

  制御データゾーンの構造

相対セクタ番号

0

エンボス物理フォーマット情報

2 048  バイト

1

ディスク製造情報

2 048  バイト

2

3

.  
.  
.

15

システム使用の予備

14 x 2 048 バイト

 40

  制御データブロックの構造

(02F200)

(02FE00)

 (02FD00)

(02F1F0)

セクタ番号


45

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

相対セクタ番号

0

1

2

3

.  
.  
.

15

ディスク製造業者用

16 x 2 048 バイト

 41

  サーボブロックの構造

26.1.6.1 

エンボス物理フォーマット情報  この情報は,表

7

に示し,かつ,次に規定する 2 048 バイトを

含まなければならない。

  7

  エンボス物理フォーマット情報

BP

内容

バイト数

0

ディスクカテゴリ及びバージョン番号

1

1

ディスクサイズ及び最大転送レート

1

2

ディスク構造

1

3

記録密度

1

4∼15

データゾーン配置

12

16

NBCA 記述子

1

17∼31

(00) に設定

15

32∼39

エキストラボーダゾーンの最初のセクタのセクタ番号

8

40∼2 047

(00)  に設定 2 00

バイト

0

−ディスクカテゴリ及びバージョン番号

ビット b

0

∼b

3

は,バージョン番号を規定する。

これらは,“0010”に設定し,この規格を示す。

ビット b

4

∼b

7

は,ディスクカテゴリを規定する。

これらのビットは,“0011”に設定し,再記録可能なディスクを示す。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

1

−ディスクサイズ及びディスクの最大転送レート

ビット b

0

∼b

3

は,ディスクの最大転送レートを規定する。

これらは,“1111”に設定し,規定しないことを示す。

ビット b

4

∼b

7

は,ディスクサイズを規定する。

ディスクの直径が 120 mm のとき,“0000”に設定する。

ディスクの直径が 80 mm のとき,“0001”に設定する。


46

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

2

−ディスク構造

ビット b

0

∼b

3

は,レイヤタイプを規定する。

これらは,“0010”に設定し,ディスクが記録可能なユーザデータゾーンを含むことを示す。

ビット b

4

は,トラックパスを規定する。これは,“0”に設定する。

ビット b

5

及び b

6

は,層数を規定する。これらのビットは,“00”に設定する。

ビット b

7

は,“0”に設定する。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

3

−記録密度

ビット b

0

∼b

3

は,平均トラックピッチを規定する。

これらは,“0000”に設定し,0.74 µm の平均トラックピッチを示す。

ビット b

4

∼b

7

は,チャネルビット長を規定する。

これらは,“0000”に設定し,0.133 µm を示す。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

4

15

−データゾーン割付け

バイト 4 は,(00)  に設定する。

バイト 5∼7 は, (030000) に設定し,データゾーンの最初の物理セクタ番号 196 608 を規定する。

バイト 8 は,(00)  に設定する。

バイト 9∼11 は,データレコーダブルゾーンの最外限度を規定する。これらのバイトは,フィールド ID1

のプリピットデータブロックのプリピット情報で規定された ECC ブロックアドレスに対応するセクタ番

号に設定する(

28.3.5.3

参照)

バイト 12 は,(00)  に設定する。

バイト 13∼15 は,(00)  に設定する。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

16

NBCA

記述子

ビット b

7

は,NBCA がディスク上にあるか否かを規定する(

附属書

L

参照)

NBCA が存在しないとき,“0”に設定する。

NBCA が存在するとき,“1”に設定する。

ビット b

6

∼b

0

は,“0000000”に設定する。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

17

31

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

32

39

−エキストラボーダゾーンの最初のセクタのセクタ番号

バイト 32∼35 は,エキストラボーダゾーンでカレント RMD の開始セクタ番号を規定する。

これらは,(02FE10)  に設定する。

バイト 36∼39 は,

エキストラボーダゾーンで物理フォーマット情報ブロック開始セクタ番号を規定する。

これらは,(02FFA0)  に設定する。

バイト

40

2 047

これらのバイトは,

(00)  に設定する。


47

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

26.1.6.2 

ディスク製造情報  この規格は,これらの 2 048 バイトのフォーマット及び内容を規定しない。

これらは,互換性では無視する。

26.1.6.3 

システム使用のための予備  このフィールドでのビットの設定は,例えば,ビデオアプリケーシ

ョンのようなアプリケーションに依存する。この設定がアプリケーションによって規定しないとき,初期

設定値は,すべて“0”でなければならない。

26.1.7 

エキストラボーダゾーン  エキストラボーダゾーンの構成は,表

8

に示す。

  8

  エキストラボーダゾーンの構造

ユニット

位置

内容

0

リンキングロス領域  [すべて(00)  バイト]

1∼5

カレント RMD

6∼25

予備 [ (00) に設定]

26∼30

物理フォーマット情報ブロック

31

予備 [ (00) に設定]

ブロック同期ガード領域

**

*

ディスクアットワンス記録モード

**

  インクリメンタル記録モード又はリストリテッドオーバライトモード

ユニット位置は,エキストラボーダゾーンの初めからの相対的な位置を示す。

五重書きされたカレント RMD の各セクタ 0 直前のセクタのデータタイプビットは,“0”に設定する。

42

に示すデータ構造で物理フォーマット情報ブロックを 5 回記録する。

物理フォーマット情報

2 048  バイト

製造情報

2 048  バイト

(00)  に設定

 42

  物理フォーマット情報ブロックの構造

物理フォーマット情報は,

26.1.3.2

に規定する。

製造情報は,

26.1.3.1

に規定する。

26.2 

リードアウトゾーン  リードアウトゾーンでの物理セクタとして最終的に記録されるデータフレー

ムの主データは,(00)  に設定する。この規格は,リードアウトゾーンで物理セクタの数を規定しない。

第 章  未記録ゾーンのフォーマット

27. 

未記録ゾーンの概要  ディスクの内周からディスクの外周に及ぶ連続的な螺旋プリグルーブは,未記

録ゾーンのトラックを形成する。トラックは,ドライブの機能を制御するために特定の周波数でウォブル

する。未記録ディスクのための正確なアドレス情報は,隣接グルーブ部位間のランドにエンボスで形成す

る。


48

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

未記録ゾーンは,R 情報ゾーン及び情報ゾーンの二つの部分に分割する。

R 情報ゾーンは,パワー校正領域及び記録管理領域の二つの部分に分割する。

5

に示す情報ゾーンは,三つの部分に分割する。内周の半径位置から開始して,これらのゾーンは,

リードインゾーン,データレコーダブルゾーン及びリードアウトゾーンである。リードアウトゾーンの配

置は,ファイナライズすることによって決まる。これらの三つのゾーンは,不可欠であり,かつ,通常,

DVD 再生専用ディスク上の同じゾーンと同一とする。

記録データは,ランドにエンボスで形成されたプリピット情報及びトラックのウォブルにガイドされた

プリグルーブに記録する。

記録前の正確な開始アドレスは,ランド上のプリピット情報を復号することによって決める。

27.1 

未記録ゾーンのレイアウト  表

9

に示すように,未記録ゾーンは,細分割する。各ゾーンの第 1 ブ

ロックの ECC ブロックアドレス(

27.2

参照)は,

9

に示す。

  9

  未記録ゾーンのレイアウト

ゾーンの第 1 ブロックの

ECC ブロックアドレス

ブロックの数

パワー校正領域

(FFE17F)

443

 
R 情報ゾーン

記録管理領域

(FFDFC3)

701

リードインゾーン

(FFDD05)

3 334

データゾーン

(FFCFFF)

27.2 ECC

ブロックアドレス  ECC ブロックアドレス(

4.10

及び

28.3.2

参照)は,トラックの絶対物理ア

ドレスとする。

各ゾーンの開始及び停止の位置は,ECC ブロックアドレスを使用して定義する。

ECC ブロックアドレスは,ディスクの内周から外周にかけて減少する。

ECC ブロックアドレスは,プリピット情報としてランド上にエンボスで形成する。

27.3 ECC

ブロックの番号付け  ECC ブロックアドレスは,ディスクの内周の半径から外周の半径まで連

続的に減少しなければならない。

ECC ブロックアドレスは,データゾーンの始めに置かれたブロックが (FFCFFF) であるように ECC ブ

ロックアドレスを設定することによって計算する。データゾーンのこの第 1 ブロックは,リードインゾー

ン後の位置とする。

43

に示すパワー校正領域及び記録管理領域は,リードインゾーン前の位置とする。


49

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

43

プリピットセクタレイアウト及び

ECC

ブロックの番号付け

28. 

プリピットデータフォーマット

28.1 

概要  プリピットデータは,ランド上のプリピットのシーケンスとしてエンボスで形成する。プリ

ピットデータシーケンスは,一つの ECC ブロックの物理サイズがグルーブに記録される主データの 16 セ

クタの物理サイズに相当する。

一つのセットのプリピットは,二つの同期フレームごとに 3 ビット(b

2

,b

1

,b

0

)ずつ与えられるものとす

る。プリピット物理セクタのプリピットの第 1 セットは,プリピット同期符号と呼ぶものとする。3 ビッ

トの先頭ビットはフレーム同期ビットと呼ぶものとする。インクリメンタル記録モード及びリストリクテ

ッドオーバライトモードで,フレーム同期ビットは,グルーブの 16 ビット符号語の記録済み同期符号の特

定位置とする。これらのビットの割当ては,

10

に示す。

 10

  ランドプリピットの割当て

b

2

b

1

b

0

偶数位置のプリピット同期符号

1

1

1

奇数位置のプリピット同期符号

1

1

0

“1”に設定したプリピットデータ

1

0

1

“0”に設定したプリピットデータ

1

0

0

プリピットの割り当てられた位置及び 16 ビット符号語の同期パターンは,

44

及び

45

に示す。ウォ

ブルとランドプリピットとの位相関係は,

14.5.3

に規定する。

リードイン

データレコーダブル
ゾーン

リードアウトゾーン

ECC ブロックアドレス

(FFCFFF)

(FFD000)

半径

ECC

ブロックアドレス

R情報ゾーン

情報ゾーン

記録管理領域

パワー校正領域

パワー校正領域

R 情報ゾーン

記録管理領域

情報ゾーン

ECC 
ブロックアドレス

半径


50

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

44

トラック構成

 45

  グルーブ及びランドに記録された信号の関係

プリピット位置には二つの場合があり,二つの同期フレームの位置関係から奇数位置及び偶数位置と呼

ぶ。通常は,偶数位置でプリピットを記録することが望ましい。マスタリングで,近隣のランド上にプリ

ピットが既にある場合,プリピットの位置を奇数位置へ移す。

46 にそのような場合について記載する。

プリピット物理セクタ内でプリピット位置を変えることができる。

0

1

2

3

4

5

6

22

23

24

25

1 物理セクタサイズ

ランド

ランド

偶数位置での

ランドの

プリピット同期符号

奇数位置での

ランドの

プリピット同期符号

偶数位置での

データ “1”

奇数位置での

データ “0”

1 同期フレーム

グルーブの記録済み

同期符号位置

記録するグルーブ

スペーススタイルで記録された同期符号

マークスタイルで記録された同期符号

XXXXX0010000000000000100 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

プリグルーブに記録された同期パターン

検出されたウォブル信号

奇数位置での
ランドのプリピット同期符号

“0” に設定したプリピットデータ

“1” に設定したプリピットデータ

偶数位置での
ランドのプリピット同期符号

16ビット符号語


51

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 46

  ランドプリピット位置の配置

プリピットデータフレームは,28.3.1 に規定する相対アドレスの 4 ビット及びユーザデータの 8 ビット

で構成する。

プリピットデータは,プリピットデータフレームのユーザデータ領域で記録する。  プリピットデータフ

レームは,

47 に示す。

プリピット物理セクタは,1 ビットを 3 ビットに変換し,プリピット同期符号を加えた後のプリピット

データフレームとする。プリピットの物理セクタは,ランドプリピット記録の一部としてランドに記録す

る(

48 及び

10 参照)。

相対アドレス

4 ビット

ユーザデータ

8 ビット

 47

  プリピットデータフレーム構成  

プリピット同期符号

3 ビット

変換した相対アドレス

12 ビット

変換したユーザデータ

24 ビット

 48

  プリピット物理セクタ構成

28.2 

プリピットブロック構成

  プリピットデータブロックは,16 のプリピットデータフレームで構成す

る。

プリピットデータブロックは,パート A 及びパート B の二つのデータパートをもつものとする。

パート A は,ECC ブロックアドレス(28.3.2 参照)の 3 バイト及びパリティ A(28.3.3 参照)の 3 バイ

ト,並びに相対アドレス“0000∼0101”(28.3.1 参照)で構成する。したがって,パート A は,6 プリピッ

トデータフレームで構成する。

パート B は,フィールド ID の 1 バイト,ディスク情報の 6 バイト及びパリティ B の 3 バイト並びに相

対アドレス“0110∼1111”で構成する。  したがって,パート B  は,10 プリピットデータフレームで構成す

る。

プリピット物理ブロックは,プリピットデータブロックの各 1 ビットを 3 ビットに変換し,プリピット

同期符号を加えることによって構成される 16 のプリピット物理セクタで構成する。

ディスクの外周

ディスクの内周

奇数位置

偶数位置

ランドプリピット位置

グルーブ
ランド

グルーブ

ランド
グルーブ
ランド
グルーブ
ランド
グルーブ

重なり

ディスクの外周


52

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

この信号処理は,

49 に示す。

ECC ブロック 
アドレス +  
相対アドレス

―パリティ A 
付加

パート A

フィールド ID + デ
ィスク情報 + 相対
アドレス

―パリティ B 
付加

パート B

パート A 
 + パート B

プ リ ピッ トデ ータ ブ
ロック

プリピット 
データブロック

―1 ビットを 
  3 ビットに 
変換

プリピット同期  符号
を加える前の  プリピ
ット物理      ブロック

―プリピット 
同期符号付加

プリピット物理 
ブロック

 49

  プリピットブロックを構成する処理手順  

プリピットブロック構成は,

50 に示す。

プリピット物理ブロック 
[変換したプリピットデータブロック(表 10 参照)を使用する]

プリピットデータブロック

相対アドレス

ECC ブロックアドレス(3 バイト)  パート A

0000∼ 0101

パリティ A  (3 バイト)

プリピット同期符号

相対アドレス

0110  ∼1111

プリピットフィールド ID 及び

ディスク情報

(7 バイト)

パート B

パリティ B  (3 バイト)

 50

  プリピットブロック構成

プリピット物理ブロックは,

51 の図に示す。


53

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

26  同期フレーム

プリピット同期符号及び相対アドレス

プリピットパート A 及びパート B 情報

E   O   E   O   E   O   E   O   E

O  E  O  E  O  E  O  E  O  E  O  E  O  E  O  E  O

G

A No.0

L

111  100  100  100  100  ←  ―  ―  ―  ―  a  d  d  r  e  s   s  ―  ―  ―  →

G

No.1

L

111  100  100  100  101  ←  ―  ―  ―  ―  a  d  d  r  e  s   s  ―  ―  ―  →

G

No.2

L

111  100  100  101  100  ←  ―  ―  ―  ―  a  d  d  r  e  s   s  ―  ―  ―  →

G

No.3

L

111  100  100  101  101  ←  ―  ―  ― P a r i t y

A

―  ―  ―  →

G

No.4

L

111  100  101  100  100  ←  ―  ―  ― P a r i t y

A

―  ―  ―  →

G

No.5

L

111  100  101  100  101  ←  ―  ―  ― P a r i t y

A

―  ―  ―  →

G

B No.6

L

111  100  101  101  100

F

i e l

d  I

D

G

No.7

L

111  100  101  101  101  d

i s

k  i

n

f

o

r

m

a

t

i

o

n

G

No.8

L

111  101  100  100  100  d

i s

k  i

n

f

o

r

m

a

t

i

o

n

G

No.9

L

111  101  100  100  101  d

i s

k  i

n

f

o

r

m

a

t

i

o

n

G

No.10

L

111  101  100  101  100  d

i s

k  i

n

f

o

r

m

a

t

i

o

n

G

No.11

L

111  101  100  101  101  d

i s

k  i

n

f

o

r

m

a

t

i

o

n

G

No.12

L

111  101  101  100  100  d

i s

k  i

n

f

o

r

m

a

t

i

o

n

G

No.13

L

111  101  101  100  101  ←  ―  ―  ― P a r i t y

B

―  ―  ―  →

G

No.14

L

111  101  101  101  100  ←  ―  ―  ― P a r i t y

B

―  ―  ―  →

G

No.15

L

111  101  101  101  101  ←  ―  ―  ― P a r i t y

B

―  ―  ―  →

51

プリピット物理ブロック

説明:

i:  G はグルーブ,L はランド,E は偶数位置及び O は奇数位置を意味する。 
Ii:プリピット同期符号は,この表現での偶数位置に示す。相対アドレスプリピットデータ“1”は,“101”

で表される。また,プリピットデータ“0”は,この表現で“100”で表される。ランドプリピットの割当て

は,表 10 に規定する。

Iii:最後のカラムは,プリピット物理ブロックのプリピットの物理セクタ番号とする。 
Iv:最後のカラムから第 2 番目は,プリピット物理ブロック構造のパート A 及びパート B を表示する。 
28.3 

プリピットデータブロック構成

  パート A 及びパート B のユーザデータは,

プリピット情報と呼ぶ。

パート A のプリピット情報は,ECC ブロックアドレスとする。パート B のプリピット情報は,パート B

のディスク情報フィールド中に記録する。

パート B のディスク情報の内容は,階層化され,フィールド ID によって区別する。  したがって,階層

化したパート B を含む各プリピットデータブロックは,フィールド ID によって区別される。

プリピットデータブロックの階層及び位置は,

11 に示す。


54

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 11

  プリピットデータブロックの階層及び位置

フィールド ID

パート B のディスク情報の内容

位置

0

ECC ブロックアドレス

すべてのゾーン

1

アプリケーションコード・物理データ

リードインゾーン

2

OPC 推奨コード・記録ストラテジコードの 
第 1 フィールド

リードインゾーン

3

製造業者 ID の第 1 フィールド

リードインゾーン

4

製造業者 ID の第 2 フィールド

リードインゾーン

5

記録ストラテジコードの第 2 フィールド

リードインゾーン

リードインゾーンで,

フィールド ID 1∼5 のプリピットデータブロックは,

52 に示すように記録する。

フィールド ID

位置 ECC ブロックアドレス

フィールド ID1

リードインゾーンの開始 (FFDD05)

フィールド ID2

フィールド ID3

フィールド ID4

フィールド ID5

フィールド ID1

フィールド ID2

フィールド ID3

フィールド ID4

フィールド ID5

フィールド ID1

:

:

:

フィールド ID4

フィールド ID5

フィールド ID0

(FFD003)

フィールド ID0

(FFD002)

フィールド ID0

(FFD001)

フィールド ID0

リードインゾーンの終了 (FFD000)

フィールド ID0

(FFCFFF)

52

リードインゾーンのプリピットデータブロックの配置

28.3.1 

相対アドレス

  プリピットデータフレームは,相対アドレスを含む。  相対アドレスは,16 プリピ

ットデータフレーム(一つのプリピットデータブロック)の位置を示す。  相対アドレスを規定するために

4 ビットを使用する。

0000      第 1 プリピットデータフレーム 
0001    第 2 プリピットデータフレーム   
:

:

1111    最後のプリピットデータフレーム

相対アドレス番号は,グルーブに記録される物理セクタ番号の最下位の 4 ビットによって表される値に

等しいものとする。  相対アドレスは,誤り検出及び誤り訂正符号をもってはならない。


55

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

28.3.2 ECC

ブロックアドレスデータ構造

    ECC ブロックアドレスは,隣接した内側のグルーブに記録

される物理セクタ番号の b23∼b4 によって表される値の反転ビットに等しいものとする。データゾーンの

開始での ECC ブロックアドレスは,

53 に示す (FFCFFF)とする。

ECC ブロックアドレスは,パリティをもたなければならない。  したがって,誤り訂正が可能になる。

        リードインゾーン                  データレコーダブルゾーン                  リードアウトゾーン

                            グルーブ:  物理セクタ番号 (030000)

                              ランド:  ECC ブロックアドレス (FFCFFF)

53

物理セクタ番号と

ECC

ブロックアドレスとの関係

リードアウトゾーンの配置は,ファイナライズすることによって決めるものとする。

備考

 “ECC ブロックアドレス”の定義は,この規格に特有のものである。

28.3.3 

パリティ

A

及びパリティ

B

51 で行列に割り付けられた各バイトが

C

j

 

(

j

=0∼15)であるとき,そ

の後,パリティ

C

j

 (

j

=3∼5 及び

j

=13∼15)用の各バイトは,次による。

パリティ A:

( )

{

}

( )

{

}

x

G

x

x

I

E

mod

3

=

ここに,

( )

å

=

=

2

0

2

C

j

j

j

x

x

I

( )

(

)

=

+

=

2

0

E

k

k

x

x

G

α

αは,原始多項式

G

p

(

x

)  =

x

 8

x

4

x

3

x

2

+1 の原始根を表す。

パリティ B:

( )

{

}

( )

{

}

x

G

x

x

I

E

mod

3

=

ここに,

( )

å

=

=

12

6

12

j

j

j

x

C

x

I

( )

(

)

=

+

=

2

0

E

k

k

x

x

G

α

αは,原始多項式

G

p

(

x

)  =

x

 8

x

4

x

3

x

2

+1 の原始根を表す。

( )

å

=

=

5

3

5

C

PrimaryA

j

j

j

x

x

( )

å

=

=

15

13

15

C

PrimaryB

j

j

j

x

x


56

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

28.3.4 

フィールド

ID0  フィールド ID0 のプリピットデータブロック構成は,

54 に示す。

ビット位置

プリピットデ
ータフレーム

番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0

プリピット同期符号* 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

パート A

1

 0001

ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011 パリティ A の第 1 バイト

4

 0100 パリティ A の第 2 バイト

5

 0101 パリティ A の第 3 バイト

6

 0110  フィールド ID (00)

パート B

7

 0111

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

8

 1000

ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

9

 1001

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

10

 1010

(00)

に設定

11

 1011

(00)

に設定

12

 1100

(00)

に設定

13

 1101 パリティ B の第 1 バイト

14

 1110 パリティ B の第 2 バイト

15

 1111 パリティ B の第 3 バイト

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

54

フィールド

ID0

のプリピットデータブロック構成

28.3.5 

フィールド

ID1  フィールド ID1 のプリピットブロック構成は,

55 に示す。

プリピットデ
ータフレーム

  ビット位置

番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0

プリピット同期符号* 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

パート A

1

 0001

ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011

パリティ A の第 1 バイト

4

 0100

パリティ A の第 2 バイト

5

 0101

パリティ A の第 3 バイト

6

 0110

フィールド ID (01)

パート B

7

 0111

応用コード

8

 1000

ディスク物理コード

9

 1001

データレコーダブルゾーンの最終アドレスの

第 1 バイト

10

 1010

データレコーダブルゾーンの最終アドレスの

第 2 バイト

11

 1011

データレコーダブルゾーンの最終アドレスの

第 3 バイト

12

 1100

バージョン番号

拡張符号

13

 1101

パリティ B の第 1 バイト

14

 1110

パリティ B の第 2 バイト

15

 1111

パリティ B の第 3 バイト

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

55

フィールド

ID1

のプリピットデータブロック構成


57

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

28.3.5.1 

アプリケーションコード

  アプリケーションコードは,次のように規定する。

ビット位置 5          “0”に設定

ビット位置 6          “0”に設定:  限定用途のディスク

ビット位置 7∼12   “000000”に設定:  一般目的ドライブに使用する一般用途のディスク

ビット位置 7∼12    その他に設定:  特別のドライブだけに使用する特別用途のディスク

ビット位置 6          “1”に設定:  限定しない用途のディスク

ビット位置 7∼12   “000000”に設定:  民生用ドライブに使用する民生用途のディスク

ビット位置 7∼12      その他に設定:  予備

28.3.5.2 

ディスク物理コード

  ディスクの基本物理特性は,

12 に示すディスク物理コードフィールド

に規定する。

 12

  ディスク物理コード

ビット位置

内容

ビット設定値及び意味

5 (msb)

トラックピッチ “1”に設定し,トラックピッチが 0.74µm であることを示す。

6

基準速度 “1”に設定し,基準速度が 3.49 m/s  であることを示す。

7

ディスク直径

“0”= 120 mm      “1”= 80 mm

8

反射率(1)

“1”に設定し,反射率が 18∼30 %であることを示す。

9

反射率(2) “0”に設定

10

メディアタイプ(1) “0”=

その他      “1”=  相変化

11

メディアタイプ(2) “1”に設定し,再記録可能なメディアを示す。

12 (lsb)

予備 “0”に設定

28.3.5.3 

データレコーダブルゾーンの最終アドレス

  データレコーダブルゾーンの最終アドレスフィー

ルドには,データレコーダブルゾーンの最終の ECC ブロックアドレスを, 16 進法で規定する。

最終の ECC ブロックアドレスは,12 cm ディスクの片面 4.70 GB 及び 8 cm ディスクの片面 1.46 GB のユー

ザデータ容量を保証するために定義する。

データレコーダブルゾーンの最終アドレスはデータレコーダブルゾーンの最外限度を示すものであって,

ディスクの最小 ECC ブロックアドレスを示さない。プリピット物理ブロックは,データレコーダブルゾー

ンの最終アドレスによって示されたゾーンを超えてディスクの外周の方へ広がらなければならない。

28.3.5.4 

バージョン番号

  これらのビットは,“0010”に設定し,この規格を示す。

この規格では,この他の設定を禁止する。

28.3.5.5 

拡張コード

  これらのビットは,“0000”に設定し,この規格を示す。

この規格では,この他の設定を禁止する。


58

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

28.3.6

フィールド

ID2

及び

ID5  フィールド ID2 及び ID5 のプリピットデータブロック構成は,

56 

57 に示す。

ビット位置

プリピット

データ

フレーム番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

1

プリピット

同期符号*

0001 ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011  パリティ A の第 1 バイト

4

 0100  パリティ A の第 2 バイト

5

 0101  パリティ A の第 3 バイト

パート A

6

 0110

フィールド ID(02)

7

 0111 OPC 推奨コード(記録パワー)

8

 1000 OPC 推奨コード(消去パワー)

9

 1001

記録ストラテジコードの第 1 バイト

10

 1010

記録ストラテジコードの第 2 バイト

11

 1011

記録ストラテジコードの第 3 バイト

12

 1100

記録ストラテジコードの第 4 バイト

13

 1101  パリティ B の第 1 バイト

14

 1110  パリティ B の第 2 バイト

15

 1111  パリティ B の第 3 バイト

パート B

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

56

フィールド

ID2

のプリピットデータブロック構成


59

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

ビット位置

プリピット

データ

フレーム番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

1

プリピット

同期符号*

0001 ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011

パリティ A の第 1 バイト

4

 0100

パリティ A の第 2 バイト

5

 0101

パリティ A の第 3 バイト

パート A

6

 0110

フィールド ID(05)

7

 0111

記録ストラテジコードの第 5 バイト

8

 1000

記録ストラテジコードの第 6 バイト

9

 1001

記録ストラテジコードの第 7 バイト

10

 1010

記録ストラテジコードの第 8 バイト

11

 1011

(00)

に設定

12

 1100

(00)

に設定

13

 1101

パリティ B の第 1 バイト

14

 1110

パリティ B の第 2 バイト

15

 1111

パリティ B の第 3 バイト

パート B

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

57

フィールド

ID5

のプリピットデータブロック構成

28.3.6.1 OPC

推奨コード

  このフィールドは,基本記録ストラテジを使用した場合のディスクのための最

適記録パワーを規定する。上位の 4 ビットは,“0000”に設定する。記録パワーのためのコードは,

13

に示す下位の 4 ビットで構成する。

それを規定しない場合,このコードは,“0000”に設定する(

附属書

参照)。


60

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 13

OPC

推奨コード(記録パワー)

OPC 推奨コード mW 単位の記録パワー

0000

規定しない

0001

7.0

0010

7.5

0011

8.0

0100

8.5

0101

9.0

0110

9.5

0111 10.0

1000 10.5

1001 11.0

1010 11.5

1011 12.0

1100 12.5

1101 13.0

1110 13.5

1111 14.0

28.3.6.2 OPC

推奨コード(消去パワー比)

  このフィールドは,基本記録ストラテジを使用した場合のデ

ィスクのための最適消去パワー比を規定する。消去パワー比  (

ε

)  は,

ε

 =

P

e

/

P

o

として定義する。したがっ

て,ディスクのための消去パワーは,ε 値を使用して得ることができる。

上位の 4 ビットは,“0000”に設定する。消去パワー比のためのコードは,

14 に示す下位 4 ビットで構

成する。

それを規定しない場合,このコードは,“0000”に設定する(

附属書

参照)。


61

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 14

OPC

推奨コード(消去パワー比)

OPC 推奨コード

消去パワー比  (ε)

0000

規定しない

0001 0.38

0010 0.40

0011 0.42

0100 0.44

0101 0.46

0110 0.48

0111 0.50

1000 0.52

1001 0.54

1010 0.56

1011 0.58

1100 0.60

1101 0.62

1110 0.64

1111 0.66

28.3.6.3 

記録ストラテジコード

  記録ストラテジコードフィールドは,ディスク用の最適記録ストラテジ

を示す。  記録ストラテジコードフィールドは,

15 に示すように,フィールド ID2 及び ID5 に位置して,

ユーザデータの 8 バイトで構成する。

フィールド ID2 及び ID5 の記録ストラテジコードは,記録ストラテジタイプ 1 及びタイプ 2 のパラメー

タをそれぞれ示す(14.3 参照)

15 に示す各 3Ttop コードを (00) に設定した場合,各ストラテジタイプの他の記録ストラテジコード

は,(00)  に設定し,互換性は考慮しないものとする。

 15

  記録ストラテジコードフィールド

フィールド ID

ストラテジ

タイプ

プリピットデータ

フレームの数

内容

9 3Ttop

10 4Tdtp

5Tdtp∼ 11Tdtp 及び

14Tdtp

11

ε Tmp

 

ID2

 

1

12 Tcl

7 3Ttop

8 4Tdtp

5Tdtp∼ 11Tdtp 及び

14Tdtp

9

ε Tmp

 

ID5

 

2

10 Tcl


62

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

各ストラテジタイプの記録ストラテジコードは,3Ttop コードの 1 バイト,

n

Tdtp コードの 4 ビット,ε

コードの 4 ビット,Tmp コードの 4 ビット及び Tcl コードの 1 バイトで構成する。

28.3.6.3.1 3Ttop

フィールド

  このフィールドは,

16 から選択された 3Ttop コードを規定する。

3T データを記録する場合,3Ttop は書込みパルスのトップのパルス幅とする(

附属書

参照)。

 16

3Ttop

コード

3Ttop コード 3Ttop パルス幅

(00)

規定しない

(01)

0.20T

(02)

0.25T

(03)

0.30T

(04)

0.35T

(05)

0.40T

(06)

0.45T

(07)

0.50T

(08)

0.55T

(09)

0.60T

(0A)

0.65T

(0B)

0.70T

(0C)

0.75T

(0D)

0.80T

(0E)

0.85T

(0F)

0.90T

(10)

0.95T

(11)

1.00T

(12)

1.05T

(13)

1.10T

(14)

1.15T

(15)

1.20T

(16)

1.25T

(17)

1.30T

(18)

1.35T

(19)

1.40T

(1A)

1.45T

(1B)

1.50T

この規格では,この他の設定を禁止する。

28.3.6.3.2 

n

Tdtp

フィールド(n

4

11

及び

14

  これらフィールドは,

17 から選択された 4Tdtp  ∼

11Tdtp 及び 14Tdtp コードを規定する。

n

T データ(

n

=4∼11 及び 14)  を記録する場合,

n

Tdtp は,3Ttop からのトップのパルス幅の差である。

その後,次のように,個々のトップのパルス幅  (

n

Ttop)  は,3Ttop 及び

n

Tdtp のコードで表す。

n

Ttop

= 3Ttop +

n

Tdtp (

n

=4∼11 及び 14)


63

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 17

nTdtp

コード

n

Tdtp コード 3Ttop との差

0000

規定しない

0001

−0.35T

0010

−0.30T

0011

−0.25T

0100

−0.20T

0101

−0.15T

0110

−0.10T

0111

−0.05T

1000

  0.00T

1001

+0.05T

1010

+0.10T

1011

+0.15T

1100

+0.20T

1101

+0.25T

1110

+0.30T

1111

+0.35T

28.3.6.3.3 

εフィールド

  このフィールドは,

18 から選択された ε コードを規定する。

ε は,28.3.6.2 に規定する消去パワー比とする。

18  ε

コード

ε コード

消去パワー比

0000

規定しない

0001 0.38

0010 0.40

0011 0.42

0100 0.44

0101 0.46

0110 0.48

0111 0.50

1000 0.52

1001 0.54

1010 0.56

1011 0.58

1100 0.60

1101 0.62

1110 0.64

1111 0.66


64

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

28.3.6.3.4 Tmp

フィールド

  このフィールドは,

19 から選択された Tmp コードを規定する。

Tmp は,マルチパルス幅とする(

附属書

参照)。

19  Tmp

コード

Tmp コード

マルチパルス幅

0000

規定しない

0001 0.15T

0010 0.20T

0011 0.25T

0100 0.30T

0101 0.35T

0110 0.40T

0111 0.45T

1000 0.50T

1001 0.55T

1010 0.60T

1011 0.65T

1100 0.70T

1101 0.75T

1110 0.80T

1111 0.85T


65

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

28.3.6.3.5 Tcl

フィールド

  このフィールドは,

20 から選択された Tcl コードを規定する。

Tcl は,冷却パルス幅とする(

附属書

参照)。

20  Tcl

コード

Tcl コード

冷却パルス幅

(00)

規定しない

(01) 0.20T

(02) 0.25T

(03) 0.30T

(04) 0.35T

(05) 0.40T

(06) 0.45T

(07) 0.50T

(08) 0.55T

(09) 0.60T

(0A) 0.65T

(0B) 0.70T

(0C) 0.75T

(0D) 0.80T

(0E) 0.85T

(0F) 0.90T

(10) 0.95T

(11) 1.00T

(12) 1.05T

(13) 1.10T

(14) 1.15T

(15) 1,20T

(16) 1.25T

(17) 1.30T

(18) 1.35T

(19) 1.40T

(1A) 1.45T

(1B) 1.50T

この規格では,この他の設定を禁止する。


66

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

28.3.7 

フィールド

ID3

及びフィールド

ID4  フィールド ID3 及びフィールド ID4 のプリピットデータブロ

ック構成は,

58 及び

59 に示す。

この規格は,製造業者 ID として規定された 12 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無

視する。   

ビット位置

プリピット

データ

フレーム番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

パート A

1

プリピット

同期符号*

0001 ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011

パリティ A の第 1 バイト

4

 0100

パリティ A の第 2 バイト

5

 0101

パリティ A の第 3 バイト

6

 0110

フィールド ID(03)

パート B

7

 0111

製造業者 ID の第 1 バイト

8

 1000

製造業者 ID の第 2 バイト

9

 1001

製造業者 ID の第 3 バイト

10

 1010

製造業者 ID の第 4 バイト

11

 1011

製造業者 ID の第 5 バイト

12

 1100

製造業者 ID の第 6 バイト

13

 1101

パリティ B の第 1 バイト

14

 1110

パリティ B の第 2 バイト

15

 1111

パリティ B の第 3 バイト

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

58

フィールド

ID3

のプリピットデータブロック構成


67

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

ビット位置

プリピット

データ

フレーム番号

0 1∼4 5

(msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC ブロックアドレスの第 1 バイト

パート A

1

プリピット

同期符号*

0001 ECC ブロックアドレスの第 2 バイト

2

 0010

ECC ブロックアドレスの第 3 バイト

3

 0011

パリティ A の第 1 バイト

4

 0100

パリティ A の第 2 バイト

5

 0101

パリティ A の第 3 バイト

6

 0110

フィールド ID(04)

パート B

7

 0111

製造業者 ID の第 7 バイト

8

 1000

製造業者 ID の第 8 バイト

9

 1001

製造業者 ID の第 9 バイト

10

 1010

製造業者 ID の第 10 バイト

11

 1011

製造業者 ID の第 11 バイト

12

 1100

製造業者 ID の第 12 バイト

13

 1101

パリティ B の第 1 バイト

14

 1110

パリティ B の第 2 バイト

15

 1111

パリティ B の第 3 バイト

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロックに付加する。

59

フィールド

ID4

のプリピットデータブロック構成

29. R

情報ゾーンのデータ構造

29.1

パワー校正領域及び記録管理領域の配置

60 に示すパワー校正領域及び記録管理領域は,リード

インゾーンの前に位置する。   

R 情報ゾーン

PCA

RMA

リードインゾーン

          PCA 開始アドレス              RMA 終了アドレス        リードインゾーン終了アドレス

ECC ブロックアドレス:

                (FFE17F)-----------------------(FFDD07)----------------------------------------------(FFD000)

物理セクタ番号:(01E800)-------------------------(022F8F)----------------------------------------------(02FFFF)                      

60  R

情報ゾーンのアドレス配置

29.2 

パワー校正領域の構造

  パワー校正領域は,ECC ブロックアドレスの(FFE17F)  ∼(FFDFC5)の位置

とする。

パワー校正のための最小単位は,1 プリピット物理セクタとし,パワー校正セクタと呼ぶ。  パワー校正

処理は,パワー校正セクタの開始から終了まで連続的に使用されなければならない。

未使用の領域との境界を容易に見つけ出すために,

各パワー校正処理で使用される最も内側のセクタに,

十分な読出し振幅をもつ信号を記録することを推奨する。信号は,パワー校正セクタの少なくとも四連続

同期記録フレームの長さ及び少なくとも 0.5 の変調振幅(

I

14

/

I

14H

)  (

10 参照)又はこれと等価のものとす

る。この信号は,32 の連続するセクタごとに少なくとも一度,最も内側に使用されるセクタに記録される

ものとする。


68

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

パワー校正領域は,7 088 パワー校正セクタで構成する。

パワー校正領域の構造は,

61 に示す。

この規格は,ディスク製造業者のための PCA でのパワー校正処理を規定していない。しかし,この領域

の少なくとも 8 ECC ブロックは,第 1 RMD の記録を安定にするために記録しないままにしておくことを

推奨する。

61

パワー校正領域の構造

29.3 

記録管理領域(

RMA

)のデータ構成

29.3.1 

記録管理領域(図

62

)のセクタフォーマット

  記録管理領域は,ECC ブロックアドレスの(FFDFC3)

∼(FFDD07)  の位置とする。

RMA は,RMA リードイン及び記録管理データ(RMD)ブロックで構成する。   
RMD ブロックのサイズは,32 768 バイトとする。 RMD ブロックは,15 フィールド及びリンキングロ

ス領域で構成する。リンキングロス領域及び各フィールドのサイズは,2 048 バイトとする。

フォーマット 1 RMD,フォーマット 2 RMD 及びフォーマット 3 RMD の 3 種類の RMD ブロックフォー

マットがある(29.3.3 参照)

五つの同一 RMD ブロックのグループは,RMD セットと呼ぶものとする。RMD セット内の RMD ブロ

ックは,連続しなければならない。また,五つの RMD ブロックすべての内容は,RBG 情報フィールド以

外は同一とする(29.3.3.1.1 参照)

RMA リードインは,32 768 バイトのサイズをもつものとし,かつ,16 384 バイトのシステム予備フィ

ールド及び 16 384 バイトのユニーク識別データ(ID)フィールドで構成する。

システム予備フィールドでのデータは,(00)  に設定する。

  ユニーク ID フィールドは,同じ 2 048 バイトサイズ及び内容をもっている 8 ユニットで構成する。各

ユニットのバイト割当ては,

21 に示す。

62

記録管理領域の配置

1

2

3

4

パワー校正方向

(FFDFC5)

(FFE17F)

ECCブロック

アドレス

パワー校正領域

16

7 088 7 087

RMA

PCA

リードインゾーン

リンキングロス領域

RMAリードイン

1

PCA

リンキングロス領域

(32 768 バイト

システム予備フィールド

(16 384 バイト

ユニークID フィールド

(16 384 バイト

1

RMD


69

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 21

  ユニーク

ID

フィールドの内容

BP

内容

0∼31

ドライブ製造業者 ID

32∼39

(00) に設定

40∼55

シリアル番号

56∼63

(00) に設定

64∼79

モデル番号

80∼87

(00) に設定

88∼105

ドライブ製造業者 ID

106∼2 047

(00)  に設定

バイト

0

31

  記録機製造業者

ID

この規格は,これらの 32 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト

32

39

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

40

55

  シリアル番号

この規格は,これらの 16 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト

56

63

これらのバイトは(00)  に設定する。

バイト

64

79

  モデル番号

この規格は,これらの 16 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト

80

87

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

88

105

  記録機製造業者

ID

この規格は,これらの 18 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト

106

2047

これらのバイトは,(00)  に設定する。

29.3.2 RMA

のデータ構造

  インクリメンタル記録モード,ディスクアットワンス記録モード及びリスト

リクテッドオーバライトモードとして規定された記録の三つの記録モードがある。

RMA のデータ構造は,ディスク上で使用される記録モードに依存する。

インクリメンタル記録モード及びディスクアットワンス記録モードの場合,フォーマット 2 RMD セッ

トは,RMA の初めに位置する RMA リードインの直後に置くものとする。RMA の残りの領域は,フォー

マット 1RMD ブロックで構成する。

リストリクテッドオーバライトモードの場合,RMA リードイン以外の RMA は,RMA セグメントと呼

ぶ RMD セットのグループで構成する。各 RMA セグメントは,28 の RMD セットで構成する。

各 RMA セグメントの第 1 RMD セットは,フォーマット 2 RMD セットのために使用し,また,他の RMD

セットは,フォーマット 3 RMD セットのために使用する。

RMA リードイン以外の RMA のデータ構造は,

63 に示す。


70

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

63  RMA

リードイン以外の

RMA

のデータ構造

29.3.3 

記録管理データ

(RMD)  記録管理データ(RMD)  は,RMD ブロックとして記録する。

RMD は,ディスク上の記録に関する情報を含むものとする。

次の三つの種類の RMD フォーマットを定義する。

ス記録モードに使用される。

−フォーマット 1 RMD:  このフォーマットは,インクリメンタル記録モード及びディスクアットワン

                        ス記録モードで使用する。

−フォーマット 2 RMD:  このフォーマットは,すべての記録モードで使用する。

−フォーマット 3 RMD:  このフォーマットは,リストリクテッドオーバライトモードで使用する。

各 RMD フォーマットの構造は,

22 に示す。

リストリクテッドオーバライトモード

RMA

RMDセット No.1

RMDセット No.2

RMDセット No.28

RMAセグメント No.5

0    1    2    3    4    5     6    7    8    9  10  11  12  13 14

フイールド 0 ∼ 14

32 768バイト

RMAリードイン

リンキングロス領域

(2 048)

RMA (記録管理領域)

インクリメンタル記録モード及びディスクアットワンス記録モード


71

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 22

  フォーマット

1 RMD

,フォーマット

2 RMD

及びフォーマット

3 RMD

の構造  

フォーマット 1 RMD

フォーマット 2 RMD

フォーマット 3 RMD

フィールド 0

共通情報

フィールド 1

OPC 関連情報

RMD セットへのポインタ OPC 関連情報

フィールド 2

ユーザ特定データ

消去動作情報

ユーザ特定データ

フィールド 3

ボーダゾーン情報

ボーダゾーン及び R ゾーン情報

フィールド 4

フィールド 5

フィールド 6

フィールド 7

フィールド 8

フィールド 9

フィールド 10

フィールド 11

フィールド 12

R ゾーン情報

(00)  に設定

欠陥ステータスビットマップ

フィールド 13

(00) に設定

フィールド 14

(00) に設定

29.3.3.1 

フォーマット

1 RMD

フォーマット 1 RMD は,インクリメンタル記録モード及びディスクアットワンス記録モードで使用す

る。

29.3.3.1.1 

フォーマット

1 RMD 

フィールド

0

フォーマット 1 RMD  フィールド 0 は,ディスクの一般情報を規定し,また,このフィールドの内容を,

23 に規定する。

 23

  フォーマット

1 RMD

フィールド

0

BP

内容

バイト数

0 及び 1

RMD フォーマット

2

2

ディスクステータス

1

3

(00) に設定

1

4∼21

ドライブ製造業者 ID

18

22∼85

プリピット情報のコピー 64

86∼127

(00) に設定

42

128

RBG 情報

1

129∼2 047

(00)  に設定

1 919

バイト

0

及び

1

 RMD

フォーマット

これらのバイトは,(0001)  に設定する。

バイト

2

−ディスクステータス

  

このフィールドは,次のとおりディスクステータスを規定する。

(00)  に設定するとき,ディスクが空であることを規定する。


72

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

(01)  に設定するとき,ディスクがディスクアットワンス記録モードにあることを規定する。   
(02)  に設定するとき,ディスクがインクリメンタル記録モードにあることを規定する。   
(03)  に設定するとき,ディスクがインクリメンタル記録の場合のファイナライズしたディスクであるこ

とを規定する。

(04)  に設定するとき,ディスクを最小限ブランクにすることを規定する(

附属書

参照)。

(05)  に設定するとき,消去動作がディスク上で進行中であることを規定する。   
(11)  に設定するとき,フォーマット動作がディスク上で進行中であることを規定する。   
(80)  に設定するとき,ディスクが空で,かつ,書込み禁止であることを規定する。   
(81)  に設定するとき,ディスクがディスクアットワンス記録で,かつ,書き込み禁止であることを規定

する。

(82)  に設定するとき,ディスクがインクリメンタル記録モードで,かつ,書き込み禁止であることを規

定する。

(83)  に設定するとき,ディスクがインクリメンタル記録の場合のファイナライズしディスクで,かつ,

書き込み禁止であることを規定する。

(84)  に設定するとき,ディスクを最小限ブランクにし,かつ,書き込み禁止であることを規定する。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

3  

このバイトは,(00)  に設定する。

バイト

4

21

−ドライブ製造業者

ID  

この規格は,これらの 18 バイトの内容を規定しない。

,この内容は,互換性では無視する。

バイト

22

85

−プリピット情報のコピー

28.3 に規定するプリピット情報のコピーは,このフィールドで記録する。記録フォーマットは,

24

に示す。


73

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 24

  プリピット情報のコピー

BP

内容

22 (01)

に設定したフィールド ID

23

アプリケーションコード

24

ディスク物理コード

25∼27

データレコーダブルゾーンの最終アドレス 
28.3.5.3 参照)

28

パートバージョン

拡張コード

29

(00) に設定

30

(02) に設定したフィールド ID

31

OPC 推奨コード(記録パワー)

32

OPC 推奨コード(消去パワー)

33∼36

記録ストラテジコードの第 1 フィールド

37

(00) に設定

38

(03) に設定したフィールド ID

39∼44

製造業者 ID の第 1 フィールド

45

(00) に設定

46

(04) に設定したフィールド ID

47∼52

製造業者 ID の第 2 フィールド

53

(00) に設定

54

(05) に設定したフィールド ID

55∼60

記録ストラテジコードの第 2 フィールド

61∼85

(00) に設定

バイト

86

127  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

128

RMD

ブロックグループ

(RBG)

情報

  

このフィールドは,RMD ブロックグループの記録条件を規定する。

フォーマット 1 RMD の幾つかの RMD ブロックは,

同じ内容を連続的に記録してもよい。

  これらの RMD

ブロックのグループは,RBG 長さ及びこのフィールドの RBG 番号の規定によってそれらを RMD ブロッ

クグループ(RBG)であると識別する。

RBG として幾つかの RMD ブロックを記録する場合,RMD ブロックは,同じ RBG 長さの値を含んでい

なければならない。RBG 長さは,RBG が構成する RMD ブロックの数を規定する。

RBG の RMD ブロック中の RBG 番号は,RBG 長さの値まで 1 ずつ増加しなければならない。 この値は,

“0001”から開始しなければならない。RMD 内容を更新するために一つの RMD ブロックだけを記録する場

合, RMD ブロックの RBG 長さ及び RBG 番号は,“0001”に設定する。

このフィールドを(00)  に設定するとき,互換性では無視する。

このフィールドのデータフォーマットは,

64 に示す。


74

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

b

0

RBG 番号

RBG 長さ

 64

RBG

情報

バイト

129

2047  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

29.3.3.1.2 

フォーマット

1 RMD 

フィールド

1  フォーマット 1 RMD  フィールド 1 は,OPC 関連情報を含

まなければならない。フォーマット 1 RMD フィールド 1 には,一つのシステムで共存する四台までのド

ライブのための OPC 関連情報を記録することができる(

25 参照)。

一台のドライブシステムの場合には,フィールド No.1 に OPC 関連情報を記録しなければならない。ま

た,他のフィールドは,(00)  に設定する。  すべての場合に,フォーマット 1 RMD  フィールド 1 の未使用

フィールドは,(00)  に設定する。   

 25

  フォーマット

1 RMD

フィールド

1

BP

内容

バイト数

0∼31

ドライブ製造業者 ID 32

32∼47

シリアル番号 16

48∼63

モデル番号 16

64∼67

記録ストラテジコードの第 1 フィールド 4

68∼71

記録パワー 4

72∼79

タイムスタンプ 8

80∼83

パワー校正アドレス 4

84∼107

ランニング OPC 情報 24

108∼113

記録ストラテジコードの第 2 フィールド 6

114∼115 (00)

に設定 2

116∼117 8 ビット符号化パワーによる記録パワー 2

118∼127

No.1

(00)  に設定 10

128∼159

ドライブ製造業者 ID 32

160∼175

シリアル番号 16

176∼191

モデル番号 16

192∼195

記録ストラテジコードの第 1 フィールド 4

196∼199

記録パワー 4

200∼207

タイムスタンプ 8

208∼211

パワー校正アドレス 4

212∼235

ランニング OPC 情報 24

236∼241

記録ストラテジコードの第 2 フィールド 6

242∼243 (00)

に設定 2

244∼245 8 ビット符号化パワーによる記録パワー 2

246∼255

No.2

(00)  に設定 10

256∼287

ドライブ製造業者 ID 32

288∼303

No.3

シリアル番号 16


75

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 25

  フォーマット

1 RMD 

フィールド

1

(続き)

BP

内容

バイト数

304∼319

モデル番号 16

320∼323

記録ストラテジコードの第 1 フィールド 4

324∼327

記録パワー 4

328∼335

タイムスタンプ 8

336∼339

パワー校正アドレス 4

340∼363

ランニング OPC 情報 24

364∼369

記録ストラテジコードの第 2 フィールド 6

370∼371

(00)

に設定 2

372∼373 8 ビット符号化パワーによる記録パワー 2

374∼383

(00)  に設定 10

384∼415

ドライブ製造業者 ID 32

416∼431

シリアル番号 16

432∼447

モデル番号 16

448∼451

記録ストラテジコードの第 1 フィールド 4

452∼455

記録パワー 4

456∼463

タイムスタンプ 8

464∼467

パワー校正アドレス 4

468∼491

ランニング OPC 情報 24

492∼497

記録ストラテジコードの第 2 フィールド 6

498∼499 (00)

に設定 2

500∼501 8 ビット符号化パワーによる記録パワー 2

502∼511 (00)

に設定 10

512∼2 047

No.4

(00)  に設定 1

536

バイト

0

31

128

159

256

287

384

415

ドライブ製造業者

ID  

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト

32

47

160

175

288

303

416

431

シリアル番号

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト

48

63

176

191

304

319

432

447

−モデル番号

  

この規格は,これらフィールドの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

バイト

64

67

192

195

320

323

448

451

−記録ストラテジコードの第

1

フィールド

これらフィールドは,フィールド ID2 のプリピットデータブロック中の記録ストラテジタイプ 1 の記録

ストラテジコードを規定する(27.3.6.3 参照)

バイト

68

71

196

199

324

327

452

455

−記録パワー

これらフィールドは,OPC 結果値を保存するために用いてもよい。  これらフィールドを (00) に設定

するとき,互換性では無視する。

バイト

72

79

200

207

328

335

456

463

−タイムスタンプ

これらフィールドは,

OPC 実行日付及び時間を保存するために用いてもよい。 これらフィールドを (00)

に設定するとき,互換性では無視する。


76

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

バイト

80

83

208

211

336

339

464

467

−パワー校正アドレス

これらフィールドは,最後のパワー校正を行なった PCA の開始 ECC ブロックアドレスを規定する。  こ

れらフィールドを (00) に設定するとき,互換性では無視する。

バイト

84

107

212

235

340

363

468

491

−ランニング

OPC

情報

これらフィールドは,ランニング OPC 関連情報を保存するために用いてもよい。  これらフィールドを

(00)  に設定するとき,互換性では無視する。

バイト

108

113

236

241

364

369

492

497

記録ストラテジコードの第

2

フィールド

これらフィールドは,フィールド ID5 のプリピットデータブロック中の記録ストラテジタイプ 2 の記録

ストラテジコードを規定する(28.3.6.3 参照)

バイト

114

115

242

243

370

371

498

499  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

116

117

244

245

372

373

500

501

  8

ビット符号化記録パワー

BP 116,BP 244,BP 372 及び BP 500 は,8 ビット符号化パワーを使用した OPC の結果の記録パワー値

を規定してもよい。  この値は,OPC を行ったドライブの PUH の対物レンズからの出力予想値としてもよ

い。

BP 117,BP 245,BP 373 及び BP 501 は,8 ビット符号化パワーを使用した OPC の結果の消去パワー値

を規定してもよい。  この値は,OPC を行ったドライブの PUH の対物レンズからの出力予想値としてもよ

い。

8 ビット符号化パワーは,1∼255 の間の数 n としてレーザパワー値を示すものとする。

レーザパワー= n

/

10 (mW)

8 ビット符号化パワーは,

26 に示す。

 26

8

ビット符号化パワー

N

レーザパワー

1∼200 n/10

(mW)

201∼255 (00)

に設定

このフィールドを (00) に設定するとき,互換性では無視する。

バイト

118

127

246

255

374

383

502

511

512

2 047  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

29.3.3.1.3 

フォーマット

1 RMD 

フィールド

2  フォーマット 1 RMD  フィールド 2 は,ユーザ特定データ

を規定してもよい。  このフィールドを使用しないとき,(00)  に設定する。

この規格は,これらのバイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

29.3.3.1.4 

フォーマット

1 RMD 

フィールド

3  ボーダアウトを記録するとき,ボーダゾーン情報は,

27 に示すフォーマット 1 RMD  フィールド 3 に記録する。これらのフィールドは,ボーダアウトの開始セ

クタ番号を示すものとする。そうでなければ,(00)  に設定する。

第 1 ボーダを閉じる前に RMD を記録するとき又はボーダを記録しないとき,フォーマット 1 RMD フ

ィールド 3 のすべてのフィールドは,(00)  に設定する。


77

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

27

フォーマット

1 RMD 

フィールド

3

BP

内容

バイト数

0∼3

ボーダアウト領域 No.1 の開始セクタ番号 4

4∼7

ボーダアウト領域 No.2 の開始セクタ番号 4


:


:


:

2 044  ∼2 047

ボーダアウト領域 No.n の開始セクタ番号 4

バイト

0

3

2 044

2 047

−ボーダアウト

No.

n

 (

n

 =1

2

512) 

の開始セクタ番号

これらのフィールドは, (00) に設定されていない限り,ボーダアウト開始セクタ番号を示す。

29.3.3.1.5 

フォーマット

1 RMD 

フィールド

4  フォーマット 1 RMD  フィールド 4 は,R ゾーンの情報を

規定する。また,フィールドの内容は,

28 に規定する。

ユーザデータの記録のために予約されているデータレコーダブルゾーンの部分は,R ゾーンと呼ぶ。R

ゾーンは,記録条件に依存する二つのタイプに分類する。開放 R ゾーンでは,データを追加することがで

きる。  完了 R ゾーンでは,更にユーザデータを追加することができない。  データレコーダブルゾーンに

は,二つより多くの開放 R ゾーンがあってはならない。

データを記録するためにまだ予約していないデータレコーダブルゾーンの部分は,インビジブル R ゾー

ンと呼ぶ。  後続の R ゾーンのためのゾーンは,インビジブル R ゾーンで予約することができる。

さらに,データを追加できない場合,インビジブル R ゾーンは,存在しない。

28

フォーマット

1 RMD 

フィールド

4

BP

内容

バイト数

0 及び 1

インビジブル R ゾーン数 2

2 及び 3

第 1 開放 R ゾーン番号 2

4 及び 5

第 2 開放 R ゾーン番号 2

6∼15 (00)

に設定 10

16∼19 R ゾーン No.1 の開始セクタ番号 4 
20∼23 R ゾーン No.1 の最後に記録されるアドレス 4 
24∼27 R ゾーン No.2 の開始セクタ番号 4 
28∼31 R ゾーン No.2 の最後に記録されるアドレス 4


:


:


:

2 040∼ 2 043

R ゾーン No.254 の開始セクタ番号 4

2 044  ∼2 047

R ゾーン No.254 の最後に記録されるアドレス 4

バイト

0

及び

1

−インビジブル

R

ゾーン数

  

このフィールドは,インビジブル R ゾーン数を規定する。

インビジブル R ゾーン数は,インビジブル R ゾーン,開放 R ゾーン及び完了 R ゾーンの合計数とする。

バイト

2

及び

3-

−第

1

開放

R

ゾーン数番号

このフィールドは,第 1 開放 R ゾーン番号を規定する。

第 1 開放 R ゾーンがない場合,このフィールドは,(00)  に設定する。


78

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

バイト

4

及び

5

−第

2

開放

R

ゾーン数番号

  

このフィールドは,第 2 開放 R ゾーン番号を規定する。  第 2 開放 R ゾーンがない場合,このフィール

ドは,(00)  に設定する。

バイト

6

15  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

16

19

24

27

2 040

2 043

R

ゾーン

 No.

n

 (

n

 = 1

2

….

254) 

の開始セクタ番号

これらフィールドは,R ゾーンの開始セクタ番号を規定する。  これらフィールドを(00)  に設定する場

合,この R ゾーン番号用の R ゾーンはない。

バイト

20

23

28

31…

2 044

2 047

  R

ゾーン

 No.

n

 (

n

=1

2

….

254) 

の最後に記録されるアド

レス

これらフィールドは,R ゾーンの最後に記録されるセクタ番号を規定する。  これらフィールドを(00)  に

設定する場合,この R ゾーン番号用の R ゾーンはない。

29.3.3.1.6 

フォーマット

1 RMD 

フィールド

5

∼フォーマット

1 RMD 

フィールド

12

フォーマット 1 RMD  フィールド 5∼フォーマット 1 RMD  フィールド 12 は,R ゾーンの情報を規定す

る。また,このフィールドの内容は,

29 に規定する。

これらフィールドを使用しない場合,これらはすべて,(00)  に設定する。

29

フォーマット

1 RMD 

フィールド

5

フォーマット

1 RMD 

フィールド

12

BP

内容

バイト数

0∼3 R ゾーン No.n の開始セクタ番号 4

4∼7 R ゾーン No.n の最後に記録されるアドレス 4

8∼11 R ゾーン No.n+1 の開始セクタ番号 4

12∼15 R ゾーン No.n+1 の最後に記録されるアドレス 4


:


:


:

2 044  ∼2 047

R ゾーン No.n+255 の最後に記録されるアドレス 4

フォーマット 1 RMD  フィールド 5∼フォーマット 1 RMD  フィールド 12 の各 No.

n

は,次による。

RMD  フィールド 5:     No.

n

=255

RMD  フィールド 6:     No.

n

=511

RMD  フィールド 7:     No.

n

=767

RMD  フィールド 8:     No.

n

=1 023

RMD  フィールド 9:     No.

n

=1 279

RMD  フィールド 10:    No.

n

=1 535

RMD  フィールド 11:    No.

n

=1 791

RMD  フィールド 12:    No.

n

=2 047

29.3.3.1.7 

フォーマット

1 RMD 

フィールド

13

及びフォーマット

1 RMD 

フィールド

14  フォーマット 1

RMD  フィールド 13 及びフォーマット 1 RMD  フィールド 14 は,(00)  に設定する。   
29.3.3.2 

フォーマット

2 RMD  フォーマット 2 RMD は,すべての記録モードで使用する。  フォーマッ

ト 2 RMD は,ディスク情報,フォーマット 3 RMD セットポインタ,RMD セグメントステータス情報及

び消去動作情報を含むものとする(

附属書

参照)。


79

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

リストリクテッドオーバライトモードの場合には,RMD セットポインタは,RMA セグメントのフォー

マット 3 RMD セットをポイントするために使用する。また,最新のフォーマット 2 RMD は,現在の有効

なフォーマット 3 RMD セットへのポインタを含まなければならない。

29.3.3.2.1 

フォーマット

2 RMD 

フィールド

0  フォーマット 2 RMD  フィールド 0 は,ディスクの一般情

報を規定する。また,このフィールドの内容は,

30 に示す(29.3.3.1.1 参照)。

30

フォーマット

2 RMD 

フィールド

0

BP

内容

バイト数

0 及び 1 RMD フォーマット 2

2

ディスクステータス 1

3 (00)

に設定 1

4∼21

ドライブ製造業者 ID 18

22∼85

プリピット情報のコピー 64

86∼127 (00)

に設定 42

128 RBG 情報 1

129∼2 047

(00)  に設定 1

919

バイト

0

及び

1

 RMD

フォーマット

これらのバイトは,(0002)  に設定する。

バイト

2

−ディスクステータス

  

このフィールドは,次のようにディスクステータスを規定する。

(00)  に設定するとき,これらは,ディスクアットワンス記録モード又はインクリメンタル記録モードで

あることを規定する。  その現在のステータスは,有効なフォーマット 1 RMD ブロックのディスクステー

タスフィールドで規定する。

 (10) に設定するとき,これらは,ディスクが,リストリクテッドオーバライトモードであることを規

定する。その現在のステータスは,有効なフォーマット 3 RMD ブロックのディスクステータスフィール

ドで規定する。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

3  

このバイトは,(00)  に設定する。

バイト

4

バイト

21

ディスク製造業者

ID  

この規格は,これらの 18 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する  。

バイト

22

バイト

85

プリピット情報のコピー

  

28.3 に規定されるプリピット情報のコピーは,このフィールドで記録する(

24 参照)。

バイト

86

バイト

127  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

128RMD

ブロックグループ

 (RBG) 

情報

  

このフィールドは,RMD ブロックグループの記録条件を規定する(

64 参照)。

フォーマット 2 RMD のために使用されたすべての RMD セットの RBG 長さは,5 に設定する。

RMD セット中の RMD ブロックの RBG 番号は,1 から 5 に連続的に増加しなければならない。

バイト

129

バイト

2 047  

これらのバイトは,(00)  に設定する。


80

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

29.3.3.2.2 

フォーマット

2 RMD 

フィールド

1  フォーマット 2 RMD  フィールド 1 は,

31 に示す同じ

RMA セグメントにフォーマット 3 RMD ブロックを含んでいる RMD セットの開始アドレスへのポインタ

を含まなければならない。

31

フォーマット

2 RMD 

フィールド

1

BP

内容

バイト数

0∼3

更新カウンタ 4

4∼7

フォーマット 3 RMD セットポインタ

4

8∼11 (00)

に設定 4

12 及び 13

消去動作カウンタ 2

14 及び 15 (00)

に設定 2

16∼19 RSDS

No.n  4

20∼2 047

(00)  に設定 2

028

バイト

03

更新カウンタ

このフィールドを書き直すとき,このフィールドの値は,1 だけ増分しなければならない。

使用する RMA セグメントが別の RMA セグメントに変更されるとき,更新カウンタ値は,引き継がれ,

1 だけ増分し,次の RMA セグメントの更新カウンタフィールドで規定する。更新カウンタの初期値は,(00)

に設定する。

バイト

47

フォーマット

3 RMD

セットポインタ

  

このフィールドは,この RMA セグメントの最新のフォーマット 3 RMD セットの開始物理セクタ番号を

規定する。  インクリメンタル記録モード及びディスクアットワンス記録モードの場合には,このフィール

ドは,(00)  に設定する。

バイト

811  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

12

及び

13

消去動作カウンタ

このフィールドは,消去動作を行った回数を規定する。

記録済みユーザデータが消去動作によって消去されるとき,このフィールドの値は,1 だけ増分しなけ

ればならない。

消去動作カウンタの初期値は,(00)  に設定する。

バイト

14

及び

15  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

1619RSDSRMA

セグメント欠陥ステータス)

No.

n

 (

n

228)  

RSDS ビットは,この RMA セグメントのフォーマット 3 RMD セットのステータスを示す。   
0b: RMA セグメントの RMD セット No.n が無欠陥であることを示す。   
EDC 誤りが,RMD セット二つ以下の RMD ブロックに生じる場合,RMD セットは,無欠陥とする。 
1b: RMA セグメントの RMD セット No.n が欠陥であることを示す。   
EDC 誤りが,RMD セット三つ以上の RMD ブロックに生じる場合,RMD セットは,欠陥とする。

これらフィールドのデータフォーマットは,

65 に示す。


81

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

  b

7

  b

6

  b

5

  b

4

  b

3

  b

2

  b

1

  b

0

BP 16

RSDS 
No.8

RSDS 
No.7

RSDS 
No.6

RSDS 
No.5

RSDS 
No.4

RSDS 
No.3

RSDS 
No.2

“0”に設定

BP 17

RSDS 
No.16

RSDS 
No.15

RSDS 
No.14

RSDS 
No.13

RSDS 
No.12

RSDS 
No.11

RSDS 
No.10

RSDS 
No.9

BP 18

RSDS 
No.24

RSDS 
No.23

RSDS 
No.22

RSDS 
No.21

RSDS 
No.20

RSDS 
No.19

RSDS 
No.18

RSDS 
No.17

BP 19

“0”に設定  “0”に設定 “0”に設定 “0”に設定

RSDS 
No.28

RSDS 
No.27

RSDS 
No.26

RSDS 
No.25

65  RSDS No.n

フィールドのデータフォーマット

バイト

202 047  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

29.3.3.2.3 

フォーマット

2 RMD 

フィールド

2  フォーマット 2 RMD  フィールド 2 は,

32 に示す消去

動作の情報を含まなければならない。

リストリクテッドオーバライトモードの場合には,すべてのバイトは,(00)  に設定する。

32

フォーマット

2 RMD 

フィールド

2

BP

内容

バイト数

0

消去動作コード 1

1 (00)

に設定 1

2∼5

消去情報 1 4

6∼9

消去情報 2 4

10∼2 047

(00)  に設定 2

038

バイト

0

消去動作コード

  

このフィールドは,消去動作の動作コードを規定する。消去動作コードの定義は,

33 に示す(

附属

も参照)。

バイト

1  

このバイトは,(00)  に設定する。

バイト

25

消去情報

1  

このフィールドは,消去動作コードに関連した情報を規定する。このフィールドの内容は,

33 に示

す。

バイト

69

消去情報

2  

このフィールドは,消去動作コードに関連した情報を規定する。このフィールドの内容は,

33 に示

す。


82

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

33

消去動作コード並びに消去情報

1

及び消去情報

2

の内容

消去動作コード

定義

消去情報 1

消去情報 2

0

消去動作は進行中ではない。

1

ブランクディスク*

消去の開始 PSN

マーカ PSN

2

最小限ブランクディスク*

消去の開始 PSN

マーカ PSN

3 及び 4

予備

5

ブランク R ゾーン後部*

消去の開始 PSN

マーカ PSN

6

アンクローズボーダ*

ボーダインの開始 PSN

マーカ PSN

7

消去ボーダ*

消去の開始 PSN

マーカ PSN

その他

予備

*

附属書 参照

開始 PSN は,消去動作が開始する物理セクタ番号を示す。   
マーカ PSN は,消去動作が終了する物理セクタ番号を示す。

29.3.3.2.4 

フォーマット

2 RMD 

フィールド

3

∼フォーマット

2 RMD 

フィールド

14  フォーマット 2

RMD  フィールド 3∼フォーマット 2 RMD  フィールド 14 は,(00)  に設定する。   
29.3.3.3 

フォーマット

3 RMD  フォーマット 3 RMD は,リストリクテッドオーバライトモードで使用す

る。

フォーマット 3 RMD は,ボーダゾーン関連情報,R ゾーン関連情報,フォーマット動作の情報及び媒体

欠陥検査関連情報を含まなければならない。

リストリクテッドオーバライトモードの場合には,ボーダゾーンの最大数は,16 とし,一つの R ゾーン

だけがボーダエリアとする。

29.3.3.3.1 

フォーマット

3 RMD 

フィールド

0  フォーマット 3 RMD  フィールド 0 は,ディスクの一般情

報を規定する。また,このフィールドの内容は,

34 に規定する(29.3.3.1.1 参照)。

34

フォーマット

3 RMD 

フィールド

0

BP

内容

バイト数

0 及び 1 RMD フォーマット 2

2

ディスクステータス 1

3 (00)

に設定 1

4∼21

ドライブ製造業者 ID 18

22∼85

プリピット情報のコピー 64

86∼127 (00)

に設定 42

128 RBG 情報 1

129∼2 047

(00)  に設定 1

919

バイト

0

及び

1 RMD

フォーマット

(0003)

これらのバイトは,(0003)  に設定する。

バイト

2

ディスクステータス

  

このフィールドは,次のようにディスクステータスを規定する。

(11)  に設定するとき,これらは,フォーマット動作が進行中であることを規定する。   
(12)  に設定するとき,これらは,ディスクがリストリクテッドオーバライトモードで,かつ,最後のボ

ーダ領域が完了ボーダ状態であることを規定する(

附属書

参照)。


83

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

(13)  に設定するとき,これらは,ディスクがリストリクテッドオーバライトモードで,かつ,最後のボ

ーダ領域が中間ボーダ状態であることを規定する。

(92)  に設定するとき,これらは,ディスクがリストリクテッドオーバライトモードで及び最後のボーダ

領域が完了ボーダ状態であり,並びに書込み禁止であることを規定する。

(93)  に設定するとき,これらは,ディスクがリストリクテッドオーバライトモードで及び最後のボーダ

領域が中間ボーダ状態であり,並びに書込み禁止であることを規定する。

この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト

3  

このバイトは,(00)  に設定する。

バイト

421

記録機製造業者

ID  

この規格は,これらの 18 バイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する  。

バイト

2285

プリピット情報のコピー

28.3 に規定するプリピット情報のコピーは,このフィールドに記録する(

24 参照)。

バイト

86127  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

128RBG

情報

  

このフィールドは,RMD ブロックグループの記録条件を規定する(

64 参照)。

フォーマット 3 RMD のために使用されるすべての RMD セットの RBG 長さは,5 に設定する。

RMD セット中の RMD ブロックの RBG 番号は,  1 から 5 に連続的に増加しなければならない。

バイト

1292 047  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

29.3.3.3.2 

フォーマット

3 RMD 

フィールド

1  フォーマット 3 RMD  フィールド 1 は,

25 に示す OPC

関連情報を含まなければならない。  フォーマット 3 RMD  フィールド 1 では,一つのシステムで共存する

四つまでの記録機のための OPC 関連情報を記録することができる。

1 台の記録機システムの場合には,OPC 関連情報は,フィールド No.1 に記録する。また,他のフィール

ドは,(00)  に設定する。  すべての場合に,フォーマット 3 RMD  フィールド 1 の未使用フィールドは,(00)

に設定する(29.3.3.1.2 参照)

29.3.3.3.3 

フォーマット

3 RMD 

フィールド

2  フォーマット 3 RMD  フィールド 2 は,ユーザ特定データ

を規定してもよい。  このフィールドを使用しないとき,このフィールドは,(00)  に設定する。

この規格は,これらのバイトの内容を規定しない。この内容は,互換性では無視する。

29.3.3.3.4 

フォーマット

3 RMD 

フィールド

3  フォーマット 3 RMD  フィールド 3 は,ボーダゾーン関連

情報,R ゾーン関連情報及びフォーマット動作情報を含まなければならない。このフィールドのデータフ

ォーマットは,

35 に示す。


84

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

35

フォーマット

3 RMD 

フィールド

3

BP

内容

バイト数

0

フォーマット動作コード 1

1 (00)

に設定 1

2∼5

フォーマット情報 1 4

6∼9

フォーマット情報 2 4

10∼13 (00)

に設定 4

14∼17

ボーダアウト No.1 の開始 PSN 4

18

ボーダエリアステータス No.1 1

19∼21 (00)

に設定 3

22∼25

ボーダイン No.2 の開始 PSN 4

26∼29

ボーダアウト No.2 の開始 PSN 4

30

ボーダエリアステータス No.2 1

31∼33 (00)

に設定 3

34∼37

ボーダイン No.3 の開始 PSN 4

: : :

190∼193

ボーダイン No.16 の開始 PSN 4

194∼197

ボーダアウト No.16 の開始 PSN 4

198

ボーダエリアステータス No.16 1

199∼201 (00)

に設定 3

202∼255 (00)

に設定 54

256 257

最後の R ゾーン番号 2

258∼261 R ゾーン No.1 の開始セクタ番号 4

262∼265 R ゾーン No.1 の終了セクタ番号 4

266∼269 No.2 の R ゾーンの開始セクタ番号 4

270∼273 No.2 の R ゾーンの終了セクタ番号 4

: : :

378∼381 R ゾーン No.16 の開始セクタ番号 4

382∼385 R ゾーン No.16 の終了セクタ番号 4

386∼2 047

(00)  に設定 1

662

バイト

0

フォーマット動作コード

  

このフィールドは,

36 に示すフォーマット動作コードを規定する(

附属書

も参照)。

バイト

1  

このバイトは,(00)  に設定する。

バイト

25

フォーマット情報

1  

このフィールドは,

フォーマット動作コードに関連した情報を規定する。

フォーマット情報 1 の内容は,

36 に示す。

バイト

69

フォーマット情報

2  

このフィールドは,

フォーマット動作コードに関連した情報を規定する。

フォーマット情報 2 の内容は,


85

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

36 に示す(

附属書

も参照)。

36

フォーマット動作コード並びにフォーマット情報

1

及びフォーマット情報

2

の内容

フォーマット動作コード

定義

フォーマット情報 1

フォーマット情報 2

0

フォーマット動作は進行中ではない。

1

フルフォーマット*

開始 PSN ECC ブロックの数

2

グロウボーダ*

開始 PSN ECC ブロックの数

3

追加ボーダ*

開始 PSN ECC ブロックの数

4

クイックグロウボーダ*

開始 PSN ECC ブロックの数

5

クイック追加ボーダ*

開始 PSN ECC ブロックの数

6

クローズボーダ*

開始 PSN

マーカ PSN

その他

予備

*

附属書 参照

開始 PSN は,フォーマット動作が開始する物理セクタ番号を示す。

ECC ブロックの数は,フォーマット動作が行われるユーザデータ ECC ブロックの数を示す。

マーカ PSN は,フォーマット動作が終了する物理セクタ番号を示す。

バイト

1013  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

14172629194197

ボーダアウト

No.

n

(

n

116)

の開始

PSN

これらフィールドは,ボーダアウト No.n の開始物理セクタ番号を規定する。  これらフィールドを (00)

に設定する場合,互換性ではこれらを無視する。

バイト

1830198

ボーダエリアステータス

No.

n

(

n

116)

これらフィールドのデータフォーマットは,

66 に示す。

 

b7 b6 b5 b4 b3 b2

b1

b0

BP18,…,198 “0”に設定 “0”に設定 “0”に設定 “0”に設定 “0”に設定 “0”に設定

未定義

未定義

66

ボーダエリアステータス

No.

フィールドのデータフォーマット

バイト

19213133….199201

及び

202255

これらのバイトは,(00)  に設定する。

バイト

22253437….190193

ボーダイン

No.

n

(

n

216)

の開始

PSN

これらのフィールドは,ボーダイン No.

n

のスタートの物理セクタ番号を規定する。  これらフィールド

が(00)  に設定する場合,互換性ではこれらを無視する。

バイト

256

及びバイト

257

最後の

R

ゾーン番号

  

このフィールドは,最後の R ゾーン番号を規定する。

バイト

258261266269378381R

ゾーン

 No.

n

(

n

116)

の開始セクタ番号

これらフィールドは,R ゾーン No.

n

の開始セクタ番号を規定する。

バイト

262265270273382385  R

ゾーン

 No.

n

(

n

116)

の終了セクタ番号

これらフィールドは,R ゾーン No.

n

の終了セクタ番号を規定する。  ボーダインのボーダゾーンの開始


86

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

物理セクタ番号は,R ゾーン No.

n

の終了セクタ番号の次のセクタとする。

最後の R ゾーンが中間のボーダ状態である場合,最後の R ゾーンに相当するこのフィールドは,ある

時点で記録される ECC ブロックの終了物理セクタ番号を規定する。この場合,このフィールドは,適切な

時期に更新してもよい。

バイト

3862 047  

これらのバイトは,(00)  に設定する。

29.3.3.3.5 

フォーマット

3 RMD 

フィールド

4  フォーマット 3 RMD  フィールド 4 は,

37 に示す媒体

欠陥検査関連情報を規定する。  ディスクをフォーマットした後に,要求があれば,媒体欠陥検査を行って

もよい。その結果は,欠陥ステータスビットマップに規定してもよい。

37

フォーマット

3 RMD 

フィールド

4

BP

内容

バイト数

0∼3

前の欠陥ステータスビットマップ RMD セットの PSN

4

4∼7

検査開始 PSN 4

8∼11

検査終了 PSN 4

12∼2 047

欠陥ステータスビットマップ 2

036

バイト

03

前の欠陥ステータスビットマップ

RMD

セットの

PSN  

このフィールドは,あらかじめ生成された欠陥ステータスビットマップを含む開始 RMD 物理セクタ番

号を規定する。 RMA の外側にこのフィールドを記録する場合,互換性では無視する。

バイト

47

検査開始

PSN  

このフィールドは,次の欠陥ステータスビットマップが開始する ECC ブロックの開始物理セクタ番号を

規定する。

このフィールドを (00) に設定する場合,検査終了 PSN フィールド及び欠陥ステータスビットマップフ

ィールドは,互換性では無視する。

バイト

811

検査終了

PSN  

このフィールドは,次の欠陥ステータスビットマップが終了する ECC ブロックの終了物理セクタ番号を

規定する。

バイト

122 047

欠陥ステータスビットマップ

  

このフィールドは,欠陥ステータスビット(DS)No.n を規定する。

DS: …“0”:ECC ブロックが無欠陥で,この ECC ブロック中のデータを読み,かつ,記録することが可

能であることを示す。 EDC 誤りが ECC ブロックに生じない場合,この ECC ブロックは,

無欠陥とする。

    …“1”:ECC ブロックに欠陥があり,この ECC ブロック中のデータを読み,かつ,記録することが

できないかもしれないことを示す。 EDC 誤りが ECC ブロックに生じる場合,この ECC ブ

ロックは,欠陥とする。

このフィールドのデータフォーマットは,

67 に示す。


87

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

b

0

BP 12

DS No.8

DS No.7

DS No.6

DS No.5

DS No.4

DS No.3

DS No.2

DS No.1

BP 13

DS No.16

DS No.15

DS No.14

DS No.13

DS No.12

DS No.11

DS No.10

DS No.9

: : : : : : : : :

BP 2 047

DS

No.16 288

DS

No.16 287

DS

No.16 286

DS

No.16 285

DS

No.16 284

DS

No.16 283

DS

No.16 282

DS

No.16 281

67

欠陥ステータスビットマップフィールドのデータフォーマット

29.3.3.3.6 

フォーマット

3 RMD 

フィールド

5

∼フォーマット

3 RMD 

フィールド

12  フォーマット 3

RMD  フィールド 5∼フォーマット 3 RMD  フィールド 12 は,

38 に示す中間の欠陥検査関連情報を規定

してもよい。

フォーマット 3 RMD  フィールド 4 の中の検査スタート PSN フィールドを(00)  に設定する場合,これら

フィールドは,互換性では無視する。

38

フォーマット

3 RMD

フィールド

5

フィールド

12

BP

内容

バイト数

0∼2 047

欠陥ステータスビットマップ 2

048

バイト

02 047

欠陥ステータスビットマップ

  

このフィールドは,欠陥ステータス(DS)ビット No.

n

を規定する。

このフィールドのデータフォーマットは,

68 に示す。

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

b

0

BP 0

DS

No.(n+8)

DS

No.(n+7)

DS

No.(n+6)

DS

No.(n+5)

DS

No.(n+4)

DS

No.(n+3)

DS

No.(n+2)

DS

 No.(n+1)

BP 1

DS

No.(n+16)

DS

No.(n+15)

DS

No.(n+14)

DS

No.(n+13)

DS

No.(n+12)

DS

No.(n+11)

DS

No.(n+10)

DS

 No.(n+9)

: : :  : : : : : :

BP 2047

DS No.

(n+16 384)

DS No.

(n+16 383)

DS No.

(n+16 382)

DS No.

(n+16 381)

DS No.

(n+16 380)

DS No.

(n+16 379)

DS No.

(n+16 378)

DS No.

(n+16 377)

68

欠陥ステータスビットマップフィールドのデータフォーマット

フォーマット 3 RMD フィールド 5  ∼フィールド 12 の各

n

は,次のように定義する。

フィールド 5:

n

=16 288

フィールド 6:

n

=32 672

フィールド 7:

n

=49 056

フィールド 8:

n

=65 440

フィールド 9:

n

=81 824

フィールド 10:

n

=98 208

フィールド 11:

n

=114 592

フィールド 12:

n

=130 976

29.3.3.3.7

フォーマット

3 RMD 

フィールド

13

及びフォーマット

3 RMD 

フィールド

14  フォーマット 3

RMD  フィールド 13 及びフォーマット 3 RMD  フィールド 14 は,(00)  に設定する


88

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 A(規定)角度偏差αの測定

角度偏差は,基準面 P に垂直な入射光と反射光とによって作られる角度

α とする(

A.1 参照)。

A.1

  角度偏差

α

角度偏差

α の測定のために,ディスクは,クランプゾーンのほぼ全域を覆う同心円環の間でクランプす

る。上面のクランプゾーンは,下面のクランプゾーンと同じ直径でなくてはならない。

mm

mm

3

.

22

0.5
0

in

+

=

d

mm

mm

7

.

32

0

0.5

out

=

d

全クランプ力は,

F

1

=2.0N±0.5N とする。クランプ力とディスクの中心孔のリムに加わるチャック力

F

2

とによって生じる力のモーメントによるディスクの反りを防ぐために,

F

2

は,0.5N を超えてはならない(

A.2 参照)。

この測定は,8.1.1 a)の条件の下で行う。

A.2

α

角測定のクランプ及びチャックの条件


89

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 B(規定)複屈折の測定

B.1

  測定原理

  複屈折を測定するために,平行光の円偏光を使用する。位相遅延は,反射光のだ円率を観

測することによって測定する(

B.1 参照)。

B.1

  だ円率 eb/及び方位

θ

をもつだ円

だ円の方位

θ は,光学軸の方位で決定する。

θ

 

γ−

π

/4 (1)

ここに,

γ は光学軸と半径方向との間の角度を表す。

だ円率

e

b

/

a

は,位相遅延

δ の関数を表す。

÷

ø

ö

ç

è

æ −

δ

2

2

1

tan

π

e

 (2)

位相遅延

δ が既知であるとき,複屈折

BR

は,波長の分数として表す。

 (3)

このように,ディスクから反射しただ円偏光を観測することによって,複屈折を測定でき,光学軸の方

位も評価できる。

B.2

  測定条件

  B.1 に規定する複屈折の測定は,次の条件で行う。

反射での測定モード

:ダブルパス測定法

レーザ光の波長

λ

:640 nm±15 nm

光ビーム径 (FWHM)  :1.0 mm±0.2 mm

基準面 P に垂直な半径方向の面に関して半径方向の入射光の角度

β

:7.0 °±0.2 °

クランプ及びチャックの条件

附属書

の規定による。

ディスクの装着

:水平

回転

:1 Hz 以下

温度及び相対湿度

:本体 8.1.1 a)の規定による。

a

b

θ

半径方向

nm

2

δ

π

λ

=

BR

b


90

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

B.3

  測定装置の例

  この規格は,複屈折を測定する特定の測定装置を規定しないが,この測定に適した装

置の例を

B.2 に示す。

B.2

  複屈折測定装置の例

偏光子(消光比

10

-5

)にコリメートしたレーザ光源からの光は,1/4 波長板によって円偏光にする。反

射光のだ円率は,回転検光子及びフォトディテクタで分析する。ディスクのあらゆる位置に対して強度の

最小及び最大値を測定する。だ円率はこのとき,

e

2

I

min

/

I

max

 (4)

式(2),式(3)及び式(4)を組み合わせて,

BR

=λ/4−λ/π×

max

min

 

arctan

I

I

この装置は,次のように容易に校正できる。

I

min

は,偏光子又は 1/4 波長板を測定することによって 0 に設定する。

−  鏡面を測定するときは,

I

max

I

min

表面反射による,直流的変化以外に,表面反射及び記録面からの反射のために交流成分が生じる可能性

がある。この交流成分は,基板が限りなく平らで光源の干渉性が高いときにだけ顕著となる。

β

フォトディテクタ

コリメータレンズ

回転検光子

レーザ

偏光子

1/4 波長板

ディスク


91

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 C(規定)位相差トラッキングエラー信号の測定方法

C.1

位相差トラッキングエラー信号の測定方法

  トラッキングエラー測定の基準回路を,

C.1 に示す。

四分割フォトディテクタの対角の対の各出力は,次の式によって,定義した波形等化の後に独立して 2 値

化する。

H

 (

s

)=(1+1.6×10

-7

j

ω) / (1+4.7×10

-8

j

ω)

比較器の利得は,最小の信号振幅でも出力が完全飽和に達しなければならない。2 値化したパルス信号

のエッジ(信号 B1 及び B2)の位相は,相互に比較し時間進み信号 C1 及び時間遅れ信号 C2 を作る。位相

比較器は,個々のエッジに応じて,Δ

t

i

の符号(正負)に応じ,信号 C1 又は C2 を出力する。トラッキン

グエラー信号は,低域フィルタによって C1 及び C2 信号を平滑化し,単位利得差動増幅器の手段で差し引

くことによって作る。低域フィルタは,30 kHz で−3 dB の遮断周波数をもつ 1 次フィルタとする。

T

の 1 %は,0.38 ns のように非常に小さい時間差を測定しなければならないので,回路実装に当たって

は特別な注意をしなければならない。また,注意深い平均化が必要となる。

四分割フォトディテクタの対角の対からの二つの信号間の平均時間差は,次による。

(

)

i

/

1

t

N

t

å

=

ここで,

N

は立ち上がり及び立ち下がりの両方のエッジの数とする。

C.2

  タイムインターバルアナライザを使用しない

T

t

/

の測定

  相対時間差

T

/

は,C1 及び C2 信号の

振幅及び読取り信号の周波数成分を基準化している場合のトラッキングエラー信号の振幅で表す。トラッ

キングエラー振幅

TVA

と時間差との関係は,次による。

n

V

T

t

V

NnT

t

V

T

t

TVA

i

i

i

PC

PC

PC

×

=

=

=

å

å

å

ここで,  V

PC

:C1 及び C2 信号の振幅。

T

i  

:3T∼14の範囲内で読取り信号の実際の長さ。

nT

  :実際の長さの重み付き平均。

NnT:平均時間の総和。

V

pc

を,約 5V とし,測定した の値を,約 5 とすると,トラッキングエラー振幅 TVE

と時間差 t

∆ との

上の関係は,次のとおり簡略化することができる。

T

t

TVA

=

トラッキングの利得の規格は,トラッキングエラー振幅を用いて,半径方向のオフセット 0.1

µm で,次

のように書き換えることができる。

(

)

(

)

1

.

1

5

.

0

PC

PC

n

V

TVA

n

V

C.3

T

t

の校正

  位相比較器の利得は,ばらつく傾向があるので,位相比較器の利得の校正には特別

な注意をしなければならない。位相差トラッキングエラー信号の測定に当たって,次のチェック及び校正

方法を行う。


92

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

a)  測定回路の検査

1)  最初の比較器の入力 (3T)  の振幅とトラッキングエラー信号の振幅との関係を測定する。 
2)  増幅器の現状利得が飽和領域であることを検査する(

C.2 参照)。

b)  校正係数 の決定

1)  周波数が 2.616 MHz(5に相当)で,位相差をもつ二つの正弦波信号 A1 及び A2 を生成し,二つ

の波形等化回路に加える。

2)

T

t

PC

V

TVA

との関係を測定する。

n=5 に対して

T

∆ /

及び

C

V

TVA

P

との関係は,線形とする(

C.3 参照)。

c)  測定された

T

/

と算出されたものを比較する。

1)  C.1 の方法を用いて

T

/

を測定する。

2)

T

t

(真の値)を次のようにして算出する。

T

t

(真の値)=K×

T

t

(測定値)

(

) ( )

n

T

t

K

V

TVA

=

PC

(

) (

)

PC

2

.

0

V

TVA

T

t

K

=


93

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

C.1

  トラッキングエラー測定回路


94

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

C.2

  比較器入力信号振幅とトラッキングエラー信号振幅との関係

C.3

T

t

PC

V

TVA

との関係


95

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 D(規定)光反射の測定

D.1

  校正方法

  良好な基準ディスク,例えば,金の反射鏡面をもつ 0.6 mm 厚さのガラスディスクを用い

る。この基準ディスクは,

D.1 に示すように平行光で測定する。

D.1

  反射の校正

D.1 の各事項は,次による。

  I  =入射光

  r  =入射面の反射

  R

s

=記録層の主反射

  R

int

=入射面及び記録層からのその他の反射

  R〃=

D.1 のアレンジメントを用いた測定値

  R〃=rR

s

R

int

 

  r  = [(n−1) / (n+1)]

2

  ここで,は基板の屈折率

  R

s

R〃−rR

int

  R

s

= [(1−r)

2

× (R

r)] / [1−r× (2−R

)]

基準ディスクは,基準ドライブで測定する。集束光で測定した L

mirror

は,上記の方法で計算して R

s

とな

る。

アレンジメントは校正され,集束光反射率は,入射面の反射率とは無関係になり,記録面の反射率に線

形に比例した値となる。

D.2

  測定方法

  測定方法は,次のステップからなる。

a)  校正した反射率 R

s

をもつ基準ディスクから反射光パワーD

S

を測定する。

b)  ディスクの情報ゾーンの I

14H

を測定する(本体 13.3 参照)

c)  反射率の算出は,次による。

s

H

14

s

H

14

D

I

R

R

×

=

R

I

R

R

r

r

int

s

R

int

R

s

  r      R


96

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 E(規定)ディスクランプのためのテーパコーン

測定用ディスクの中心位置決めに用いる装置は,テーパ角度 40.0 °±0.5 °をもつコーンとする(

E.1

参照)

E.1

  テーパコーン


97

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 F(規定)ジッタの測定

ジッタは,本体 9.1 の条件の下で,この附属書で規定する追加条件によって測定する。

F.1

ジッタ測定のためのシステム図

  ジッタ測定のための一般システム図は,

F.1 に示すとおりとする。

F.1

  ジッタ測定のための一般システム図

F.2

PLL

の開ループ伝達関数

F.1 に示す PLL の開ループ伝達関数は,

F.2 に示すとおりとする。

F.2

PLL

の開ループ伝達関数の図表示

EQ

スライサ

PLL

HF-信号

LPF

四分割

ディテクタ

前置増幅器

交流カップリング

位相検出器

フィルタ

VCO

全データエッジ

クロック信号

ジッタアナライザ

(例えば,タイムインタバルアナライザ)

回転パルスからの

開始/停止信号


98

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

F.3

  スライサ

  スライサは,閉ループ−3 dB で帯域幅 5 kHz の 1 次積分フィードバック形オートスライサ

とする。

F.4

測定条件

  フォトディテクタ前置増幅器の帯域幅は,遅延ひずみを防ぐために 20 MHz 以上とする。

低域フィルタ:6 次ベッセルフィルタ,f

c

 (−3 dB)  =8.2 MHz

アナログ波形等化器の例:伝達関数 H (z)  =1.35z

-2 093

−0.175 (1+z

-4 186

)  をもつ 3 タップトランスバーサ

ルフィルタ。

フィルタ及び波形等化:

−  利得変動:最大 1 dB(7 MHz 以下)

−  群遅延変動:最大 3 ns(6.5 MHz 以下)

−  (5.0 MHz での利得)−(0 MHz における利得)=3.2 dB±0.3 dB

交流カップリング(高域フィルタ)

:1 次,f

c

 (−3 dB)  =1 kHz

角度偏差の修正:直流偏差だけ

F.3

  波形等化及び低域フィルタの周波数特性

F.5

  測定

  1 回転中のすべての立ち上がり及び立ち下がりエッジのジッタを測定する。

この測定でジッタは,チャネルビットクロック周期の 8.0  % (1

σ )未満とする。


99

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 G(規定)RLL(2, 10)制約の 8-16 変調

G.1 及び

G.2 は,8 ビットバイトを 16 ビット符号語に変換した表を示す。

G.1 は,符号語及び関

係状態規定がどのように生じているかを図示する。

G.2 は状態の決定を示す。

G.1

符号語の生成

G.1 の記号は,次による。

    X (t)  =H {B (t),S (t)}        X

15

 (t)  =msb 及び X

0

 (t)  =lsb

    S (t+1)  =G {B (t),S (t)} 
      は,出力関数 
      は,次の状態関数

状態を離れる符号語は,一つの状態に入る符号語とその状態から離れる符号語との接続部において,二

つの “1” の間で最小 2 及び最大 10 の “0” がなければならないという要求事項を満たすように選ぶ。

追加要求事項は,次による。

−  状態 2 を離れる符号語では,ビット X

15

及びビット X

3

の両者を,“0”  に設定する。

−  状態 3 を離れる符号語では,ビット X

15

とビット X

3

とのいずれか又は両者を “1” に設定する。

このことは,状態 2 及び状態 3 の符号語のセットが一致しないことを意味する。

符号語 X (t)

次の状態 S (t+1)

符号語 X (t+1)

末尾部連続 “0” が 1 個又はなし

状態 1

先頭部連続 “0” が 2 個∼9 個

末尾部連続 “0” が 2 個∼5 個

状態 2

先頭部連続 “0” が 1 個∼5 個及び

X

15

 (t+1),X

3

 (t+1)  =0,0

末尾部連続 “0” が 2 個∼5 個

状態 3

先頭部連続 “0” が 0 個∼5 個及び

X

15

 (t+1),X

3

 (t+1) ≠0,0

末尾部連続 “0” が 6 個∼9 個

状態 4

先頭部連続 "0" が 1 個又はなし

G.2

状態の決定

記録したデータを復号するとき,元の主データを再構築するためには符号器の知識を必要とすることに

留意されたい。

B

 (t)=H

1

 {X (t),S (t)}

誤り伝ぱ(播)が含まれているために,そのような状態依存の復号を避けるのがよい。この 8-16 変調の

場合には,状態についての知識をほとんどの場合必要としないように変換表を選んでいる。テーブルから

集められるように,幾つかの場合で,二つの 8 ビットバイト,例えば,

G.1 の状態 1 及び状態 2 におけ

る 8 ビットバイト 5 及び 6 は,同じ 16 ビット符号語を生成する。表の構成によって,この明らかなあいま


100

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

いさを解決する。実際,二つの同一符号語が“状態”を離れる場合,その一つは“状態 2”に行き,他方は“状

態 3”に行く。ビット X

15

及び X

3

の設定がこの二つの状態で常に異なっているために,どの符号語も次の符

号語のビット X

15

及び X

3

と一緒に符号語それ自体を解析することによって一義的に復号することができる。

B

 (t)  =H

1

 {X (t),  X

15

 (t+1),  X

3

 (t+1)}

テーブルでは,8 ビットバイトをその 10 進数で表す。

 G.1

  主変換表

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8 ビット

バイト

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

0 0010000000001001

1

0100000100100000

2

0010000000001001

1

0100000100100000

2

1 0010000000010010

1

0010000000010010

1

1000000100100000

3

1000000100100000

3

2 0010000100100000

2

0010000100100000

2

1000000000010010

1

1000000000010010

1

3 0010000001001000

2

0100010010000000

4

0010000001001000

2

0100010010000000

4

4 0010000010010000

2

0010000010010000

2

1000000100100000

2

1000000100100000

2

5 0010000000100100

2

0010000000100100

2

1001001000000000

4

1001001000000000

4

6 0010000000100100

3

0010000000100100

3

1000100100000000

4

1000100100000000

4

7 0010000001001000

3

0100000000010010

1

0010000001001000

3

0100000000010010

1

8 0010000010010000

3

0010000010010000

3

1000010010000000

4

1000010010000000

4

9 0010000100100000

3

0010000100100000

3

1001001000000001

1

1001001000000001

1

10 0010010010000000

4

0010010010000000

4

1000100100000001

1

1000100100000001

1

11 0010001001000000

4

0010001001000000

4

1000000010010000

3

1000000010010000

3

12 0010010010000001

1

0010010010000001

1

1000000010010000

2

1000000010010000

2

13 0010001001000001

1

0010001001000001

1

1000010010000001

1

1000010010000001

1

14 0010000001001001

1

0100000000100100

3

0010000001001001

1

0100000000100100

3

15 0010000100100001

1

0010000100100001

1

1000001001000001

1

1000001001000001

1

16 0010000010010001

1

0010000010010001

1

1000000100100001

1

1000000100100001

1

17 0010000000100010

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8

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9

0000000100100000 2 0100100000100100 2 1001000001001000 2 0100100000100100  2

10

0000010001000000 4 0000010001000000 4 1001001001000000 4 1001001001000000  4

11

0000100010000000 4 0000100010000000 4 1000100001001000 3 1000100001001000  3

12

0001000100000000 4 0001000100000000 4 0100010001001000 3 0100010001001000  3

13

0010001000000000 4 0010001000000000 4 1000100000000100 3 1000100000000100  3

14

0000001000100000 3 0100100000000100 3 1001000010010000 3 0100100000000100  3

15

0000000100010000 3 0100100010010000 2 1001000100100000 3 0100100010010000  2

16

0000000010001000 3 0100001000000001 1 0100100000001000 3 0100001000000001  1

17

0000000001000100 3 0100010000000010 1 0100100010001000 3 0100010000000010  1

18

0000000001000100 2 0100100000100100 3 1001000010010000 2 0100100000100100  3

19

0000000010001000 2 0100100100100000 3 1001000100100000 2 0100100100100000  3

20

0000000100010000 2 0100100100100000 2 0100010001001000 2 0100100100100000  2

21

0000001000100000 2 0100100000010010 1 0100100000001000 2 0100100000010010  1

22

0000010010000001 1 0000010010000001 1 1000100000100100 3 1000100000100100  3

23

0000100100000001 1 0000100100000001 1 1000100010010000 3 1000100010010000  3

24

0001001000000001 1 0001001000000001 1 0100100010001000 2 0100100010001000  2

25

0010010000000001 1 0010010000000001 1 1000100000000100 2 1000100000000100  2

26

0000000001001001 1 0100010000000100 3 1000010000000001 1 0100010000000100  3

27

0000000010010001 1 0100000100000001 1 1000100000000010 1 0100000100000001  1

28

0000000100100001 1 0100010000000100 2 1001000000001001 1 0100010000000100  2

29

0000001001000001 1 0100001000000010 1 1001000000010010 1 0100001000000010  1

30

0000100001000000 4 0000100001000000 4 1000100000100100 2 1000100000100100  2

31

0001000010000000 4 0001000010000000 4 1000100001001000 2 1000100001001000  2

32

0010000100000000 4 0010000100000000 4 0100010000001001 1 0100010000001001  1

33

0000010000100000 3 0000010000100000 3 0100100001001001 1 0100100001001001  1

34

0000001000010000 3 0100010000010010 1 1000100100100000 3 0100010000010010  1

35

0000000100001000 3 0100100000010001 1 1001000000001000 3 0100100000010001  1

36

0000000010000100 3 0100000010000000 4 1001000001000100 3 0100000010000000  4

37

0000010000100000 2 0000010000100000 2 1000001000000001 1 1000001000000001  1

38

0000000010000100 2 0100010000100100 3 1000100010010000 2 0100010000100100  3

39

0000000100001000 2 0100010000100100 2 1000100100100000 2 0100010000100100  2

40

0000001000010000 2 0100100000100010 1 1001000000001000 2 0100100000100010  1

41

0000010001000001 1 0000010001000001 1 1000010000000010 1 1000010000000010  1

42

0000010010000010 1 0000010010000010 1 1000000100000000 4 1000000100000000  4

43

0000100010000001 1 0000100010000001 1 1001000001000100 2 1001000001000100  2

44

0000100100000010 1 0000100100000010 1 1000100000001001 1 1000100000001001  1

45

0001000100000001 1 0001000100000001 1 1001000010001000 3 1001000010001000  3

46

0001001000000010 1 0001001000000010 1 1001000100010000 3 1001000100010000  3


107

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 G2

  代替表(続き)

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8 ビット

バイト

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

msb lsb

次の

状態

47

0010001000000001 1 0010001000000001 1 1000100000010010 1 1000100000010010  1

48

0010010000000010 1 0010010000000010 1 0100010000001000 3 0100010000001000  3

49

0000000001000010 1 0100100010010001 1 1001000000010001 1 0100100010010001  1

50

0000000010001001 1 0100100001000100 3 1001000000100010 1 0100100001000100  3

51

0000000010010010 1 0100010010010000 3 1001000001001001 1 0100010010010000  3

52

0000000100010001 1 0100010010010000 2 1001000010010001 1 0100010010010000  2

53

0000000100100010 1 0100100001000100 2 1001000100100001 1 0100100001000100  2

54

0000001000100001 1 0100100100100001 1 1001001001000001 1 0100100100100001  1

55

0000001001000010 1 0100100100010000 3 0100001000001001 1 0100100100010000  3

56

0001000001000000 4 0001000001000000 4 1001001000100000 3 1001001000100000  3

57

0010000010000000 4 0010000010000000 4 1001000010001000 2 1001000010001000  2

58

0010010010010000 3 0010010010010000 3 1001000100010000 2 1001000100010000  2

59

0010010001001000 3 0100100100010000 2 0010010001001000 3 0100100100010000  2

60

0010010000100100 3 0010010000100100 3 1001001000100000 2 1001001000100000  2

61

0010010000000100 3 0010010000000100 3 0100001001001000 2 0100001001001000  2

62

0001001001001000 3 0100000010000001 1 0001001001001000 3 0100000010000001  1

63

0001001000100100 3 0001001000100100 3 0100001001001000 3 0100001001001000  3

64

0001001000000100 3 0001001000000100 3 0100010010001000 3 0100010010001000  3

65

0000100100100100 3 0000100100100100 3 0100100100001000 3 0100100100001000  3

66

0000100100000100 3 0000100100000100 3 1000010000000100 3 1000010000000100  3

67

0000100000100000 3 0000100000100000 3 1000010000100100 3 1000010000100100  3

68

0000010010000100 3 0000010010000100 3 1000010001001000 3 1000010001001000  3

69

0000010000010000 3 0000010000010000 3 1000010010010000 3 1000010010010000  3

70

0000001001000100 3 0100001000000100 2 1000100000001000 3 0100001000000100  2

71

0000001000001000 3 0100100000010000 3 1000100010001000 3 0100100000010000  3

72

0000000100100100 3 0100010001000100 3 1000100100010000 3 0100010001000100  3

73

0000000100000100 3 0100001000100100 3 1001000000010000 3 0100001000100100  3

74

0000010000010000 2 0000010000010000 2 1000100001000100 3 1000100001000100  3

75

0001001001001000 2 0100001000000100 3 0001001001001000 2 0100001000000100  3

76

0000010010000100 2 0000010010000100 2 0100010000001000 2 0100010000001000  2

77

0000100000100000 2 0000100000100000 2 0100010010001000 2 0100010010001000  2

78

0010010001001000 2 0100000100000010 1 0010010001001000 2 0100000100000010  1

79

0000100100000100 2 0000100100000100 2 0100100100001000 2 0100100100001000  2

80

0000100100100100 2 0000100100100100 2 1000010000000100 2 1000010000000100  2

81

0001001000000100 2 0001001000000100 2 1000010000100100 2 1000010000100100  2

82

0001001000100100 2 0001001000100100 2 1000010001001000 2 1000010001001000  2

83

0010010000000100 2 0010010000000100 2 1000010010010000 2 1000010010010000  2

84

0010010000100100 2 0010010000100100 2 1000100000001000 2 1000100000001000  2

85

0010010010010000 2 0010010010010000 2 0100010001001001 1 0100010001001001  1

86

0000000100000100 2 0100001000100100 2 1000100001000100 2 0100001000100100  2

87

0000000100100100 2 0100010001000100 2 1000100010001000 2 0100010001000100  2


108

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 H(規定)最適パワー制御

ディスクを記録するレーザパワーは,

実際に使用するディスク及び記録機の両方に依存する。

そのため,

このパワーは,各記録機とディスクとの組合せによって決まる。  そのような実際の最適記録パワーP

o

び消去パワーP

e

の決定方法は,最適パワー制御(OPC)と呼ぶ。

OPC をやりやすくするために,記録パワー及び消去パワーの基準値を与える。これらの値は,リードイ

ンゾーンでのプリピットの特別な情報として符号化する(本体 28.参照)

。これらの値を,基準速度での OPC

推奨コードとする。

OPC は,この目的のために特別に予備としたディスクの領域で行う。これが,パワー校正領域(PCA,

本体 29.参照)とする。

OPC 推奨コードで符号化された最適記録パワー及び消去パワーは,記録済みディスクの特性の測定条件

でジッタを最小にするレーザパワーによって決める(本体 13.参照)

実際の記録機で,P

o

及び P

e

を決めるための簡単な OPC 手順の例について次に示す。

1

.  β 値を使用する

OPC

手順

(参考)

記録済みの 8−16 変調データの非対称性は,記録パワー及び消去パワーによって異なる。したがって,

特定の記録機とディスクとの組合せの最適記録パワー及び消去パワーは,異なる記録及び消去パワーをも

つ 8−16 変調データをテスト記録し,その結果の HF 信号の非対称性を測定することによって求めること

ができる。しかし,直接規定の非対称性を測定することは,実際の記録機では困難である。

そこで非対称性を表すのに実用的なパラメタを定義する。このパラメタ β は,波形等化する前の交流結

合した HF 信号を用いることによって,次のように定義する。

β=(A

1

A

2

) / (A

1

A

2

)

ここで,

    (A

1

A

2

):HF 信号のピークレベル  A

1

と A

2

との差

(A

1

A

2

): HF 信号のピークピーク値

H.1H.3 参照。

測定した HF 信号の非対称性がゼロのとき β=0  となる。

ジッタは,β がゼロに近いポイントで通常最小化する。ジッタが最小化し,対応する β がゼロに近いあ

る値になる記録と消去との組合せを見付けるために,消去パワーを一定に維持し OPC 推奨コードであらか

じめ決められたパワー値のまわりで記録パワーを変えて β の測定を行うことを推奨する。

β は,本体 14.に規定する記録用の PUH で,非対称性は,再生用の PUH(本体 13.参照)でそれぞれ測定

する。これは,各記録機の設計で,記録機の読取り状態から再生用 PUH の状態への変換をしなければなら

ないことを意味する。


109

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

H.1  

β

    0

低パワー

H.2

β

    0                 

H.3

β

    0

高パワー

 

2.

  γ値を使用する

OPC

手順

  

次に記載する OPC

は,実際の記録機にとってより簡単な P

o

及び P

e

を決めるのに有効である。

高感度な OPC 手順については,変調対記録パワー曲線  m (P

w

)  は,正規化傾斜γをもつパワーの関数と

して変調の十分な変化を備えたパワー範囲で決めなければならない。

OPC 手順は,想像される実際のディスク/記録機の組合せのγ

γ

target

となるときのパワーである P

target

値を決める。

OPC 手順をやりやすくするために,ε 値及び P

ind

は,リードインゾーン(すなわち,OPC 推奨コード,

消去パワー比コード,など)でのランドプリピット情報の特別の情報から得る。これらの値は,実際の最

適値 P

o

及び P

e

を決めるために各記録機による試験記録での開始値として使用できる。P

o

及び P

e

を決める

ためのパラメータの関連性は,次の式及び

H.4 に示す。

mI

14

/I

14H

:HF 信号の変調振幅

γ=(dm/dP

w

)(P

w

/m):関数 m(P

w

)の正規化傾斜

P

ind

:OPC 推奨コードからの Po の指示推定値

ρ:P

o

を得る増倍率

ε:消去パワー比コードからの消去/記録パワー比 P

o

/P

e

P

target

P

w

(γ

target

で)各ディスクと記録機との組合せによってγ=γ

target

で再生された目標記録パワー

P

target

の指示推定値は,P

ind

/ρで与える)

P

o

=ρP

target

:        各ディスクと記録機との組合せによって,算出された最適記録パワーP

o

P

e

=εP

o

              各ディスクと記録機との組合せによって,算出された最適消去パワーP

e

A

1

0

A

2

A

1

0

A

2

0

A

1

A

2

H

F

H

F

H

F

P

 target

P

o

書込みパワー:

P

w

m

m

γ

γ

γ

target


110

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

H.4

変 調 及 び

γ

対 パ ワ ー 関 数

(ディスク試験用の実際の

OPC

手順)

  

Pind/ρ<  P

o

付近の記録パワーP

w

の値については,HF 信号の変調は,P

o

での値より小さい。異なる記

録パワーをもつランダム 8~16 符号化データを試験記録することによって,正規化傾斜パラメータγを求

める。

γ(P

w

) = (dm/dP

w

)×(P

w

/

m),  ここに,mm(P

w

)

幾つかの記録パワーP

wi

  (

P

ei

=εP

wi

)のγ

i

を決めた後,P

target

(=P

w

at  γ

target

)を決め,それから,P

o

及び P

e

は,次によってそれぞれ求める。

P

o

=ρP

target

P

e

=εP

o

OPC

パラメータ)

ε    :  OPC 推奨コードに符号化

P

ind

:  OPC 推奨コードに符号化

γ

target

:  1.5,2.0 及び 3.0,γ

target

のデフォルト値は,1.5 とする。

ρ    :  γ

target

のデフォルト値 1.5 に対しては 1.04∼1.40,

ρのデフォルト値は,γ

target

=1.5 のとき 1.22

とする。

γ

target

及びρの最適組合せは,ディスク製造工程及び記録ストラテジに依存する。

備考

1.  ε,γ

target

P

ind

及びρの指示値は,本体 14.に規定する記録用 PUH を使用して,T=25  ℃及

び基準記録速度で決める。

2.  パワー校正領域のトラックは,未記録領域であるか,又は OPC 手順の前に,パワー校正領域

を再使用するために P

e

(又は二者択一で P

ind

ε)だけを使用するトラックに照射することに

よって消去しなければならない。


111

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 J(規定)グループウォブル振幅の測定

ウォブル振幅の nm 値は,次に示す正規化ウォブル信号 (NWO) から得ることができる。

J.1

  ウォブル信号

 (WO

b

)    ウォブル信号は,次の式によって計算する。

ú

û

ù

ê

ë

é

=

p

b

2

sin

2

2

T

RPS

WO

π

したがって,

ú

û

ù

ê

ë

é

=

p

b

2

sin

T

RPS

WO

π

 (1)

ここに(

J.1 参照), WO

b

近隣のウォブルが同相のときのウォブル信号の
ピークピーク値(最小値)

RPS: 半径方向プッシュプル信号のピークピーク値

a: ウォブル振幅の nm 値

T

p

トラックピッチの nm 値

したがって,

ú

û

ù

ê

ë

é

=

=

p

b

2

sin

T

RPS

WO

NWO

π

 (2)

この正規化によって,グルーブ寸法,光スポット形状及び光学収差の影響は,除かれる。

J.2

  ウォブル振幅

  式(2)の定義によって,NWO とトラックピッチが 0.74

µm のときのウォブル振幅との

関係は,次のとおりとする。

    下限値:9 nm に相当する 0.08

    上限値:17 nm に相当する 0.14


112

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

J.1

  グルーブウォブル信号

T

p

WO

b

WO

b


113

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 K(規定)未登録記録ディスクの動作信号の測定法

次に示す方法によって,未記録ディスクの動作信号を測定する。

−  フォーカス方法

:非点収差法

−  トラッキング方法

:プッシュプル法

−  ランドプリピット検出方法  :プッシュプル法

−  ウォブル信号検出方法

:プッシュプル法

K.1

  測定回路の加算回路に対する条件

  半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号及びランドプリ

ピット振幅の測定において用いられる加算回路との出力はレーザーダイオードが点灯し,かつ,ディスク

がスピンドルモータ上にない場合に 0 となるよう調整されなければならない。

K.2

  測定回路の差動回路に対する条件

  半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号,ランドプリピ

ット振幅及びウォブル信号の測定において用いられるそれぞれのフォトディテクタ出力回路の増幅量及び

差動バランス量は,それぞれの交流信号振幅が一致するように調整されなければならない。

K.3

  加算回路及び差動回路の出力増幅量

  半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号及びランドプ

リピット振幅の正規化において用いられる加算回路及び差動回路の出力増幅量は,正確に一致するよう調

整されなければならない。


114

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 L(規定)NBCA 符号

L.1

NBCA

及びリードインゾーンの位置

  NBCA は,

中心孔の中心から 22.71±0.06 mm と 23.51±0.06 mm

との間に位置しなければならない(

L.1 参照)。NBCA 符号を適用する場合,リードインゾーンでの記録

は,セクタ番号 (02DA80) から行う。

L.1

NBCA

の概要

L.2

  記録フォーム

  NBCA は,円周方向に配列した一連の低反射のストライプで記録する。

各々のストライプは,半径方向に NBCA の幅にわたって完全に広がらなければならない。

L.3

  変調方式

  NBCA 符号記録データビットは,

NBCA 符号チャネルビットへの位相符号化によって符号

化する。位相符号化では,データビット“0”は,“01”の NBCA 符号チャネルビットに変換し,また,デー

タビット“1”は,“10”の NBCA 符号チャネルビットに変換しなければならない。NBCA 符号チャネルビッ

ト列は,RZ 変調方式によって変調しなければならない。低い反射率のストライプは,RZ 変調プロセス後

のパルスに対応して形成しなければならない。低い反射率のストライプ幅は,NBCA 符号チャネルビット

周期の半分以下でなければならない。

上記に規定する位相符号化方式は,NBCA データフィールドで,情報データ,誤り検出符号(EDC

NBCA

)

の 4 チェックバイト及び誤り訂正符号(ECC

NBCA

)の 16 バイトに適用する。NBCA データ構造の他のフィー

ルドでは,データビット“0”は,“10”の NBCA 符号チャネルビットに変換し,また,データビット“1”は,“01”

の NBCA 符号チャネルビットに変換しなければならない(L.4 及び

L.2 参照)。

L.4

NBCA

符号の構造

  NBCA 符号のデータは,NBCA プリアンブルフィールド,NBCA データフィー

ルド及び NBCA ポストアンブルフィールドで構成する。これらのフィールドは,すべて,

L.2 に示すよ

うに,連続的にギャップなしで記録する。

L.4.1

NBCA

プリアンブルフィールド

  NBCA プリアンブルフィールドは,NBCA 同期記録バイト

(SB

NBCA

)  に続く(00)  の 4 バイトで構成する。

L.4.2

NBCA

データフィールド

  NBCA データフィールドでは,情報データ (I

0

,I

1

… I

16n-5

)  の 16n−4 バ

イト,誤り検出符号 (D

0

,D

1

,D

2

,D

3

)  の 4 チェックバイト及び誤り訂正符号 (C

00

…C

03

,C

10

…C

13

,…,

C

30

…C

33

)  の 16 バイトをこの順に記録しなければならない。ここで,は,12 以下の正整数とする。この

フィールド全体で 4 バイトごとの前に NBCA-Resync (RS

NBCA

)を挿入する。

NBCA


115

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

L.4.3

NBCA

ポストアンブルフィールド

  NBCA ポストアンブルフィールドは,

NBCA-Resync(RS

NBCA

)  が

先行し,かつ,後続する,(55)の 4 バイトで構成する。

1 バイト 4

バイト

SB

NBCA

 NBCA プリアンブル(すべて (00))

RSNBCA1

RSNBCA1

RSNBCA1

RSNBCA1

RSNBCA2

:

:

RSNBCAi-1

RSNBCAi

RSNBCAi

RSNBCAi

RSNBCAi

RSNBCAi+

1

:

:

RSNBCAn-

1

RSNBCAn

RSNBCAn

RSNBCAn

RSNBCAn

 I0

I1

I2

I3

 I4

I5

I6

I7

情報

I16n-8    I16n-7

I16n-6

   I16n-5

EDC

NBCA

 (4  バイト)

RSNBCA13

RSNBCA13

RSNBCA13

RSNBCA13

C0.0          C1.0          C2.0          C3.0

ECC

NBCA

C0.3          C1.3            C2.3          C3.3

RSNBCA14  NBCA ポストアンブル(すべて(55))

RSNBCA15

 L.2

NBCA

データ構造

L.5

NBCA

誤り検出符号

  (EDC

NBCA

)  情報データ (I

0

I

1

...I

16n-5

)  に,誤り検出符号(D

0

D

1

D

2

D

3

)(EDC

NBCA

)

の 4 チェックバイトを付けなければならない。多項式 EDC

NBCA

(

x)及び I

NBCA

(x)を,次のように定義する。

å

=

=

31

0

NBCA

)

(

EDC

i

i

i

x

b

x

5  バイト

1 row

1  行

4n  行

(1·n·12)

4  バイト(予備)

4  行

1  行


116

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

å

=

=

1

128

32

NBCA

)

(

I

n

i

i

i

x

b

x

ここで,は,0 から始まるビット番号であり,また,EDC

NBCA

の最後のバイトの LSB から,情報デー

タの第 1 バイトが MSB へ向かって増分する。また,bi は,第 i 番目のビットの値を表す。

多項式 EDC

NBCA

(x)は,次のように計算する。

EDC

NBCA

(

x)  =I

NBCA

(

x) modG(x)

ここで,G(x)=x

32

x

31

x

4

+1

L.6

NBCA

誤り訂正符号

  (ECC

NBCA

)  4 ウェイインタリービングを備えたリードソロモンタイプ ECC は,

情報データ及び EDC

NBCA

に使用する。

多項式 R

NBCAj

(

X)及び I

NBCAj

(

X)は,次のように定義する。

( )

å

å

=

=

+

+

=

=

3

0

2

4

0

4

52

51

4

NBCA

3

NBCA

)

(

C

i

n

i

n

j

i

i

j

j

i

j

j

x

D

X

I

x

I

ix

x

R

ここで,I

m

は,番目の情報データバイトの値を表す。また,D

k

は,番目の EDC

NBCA

バイトの値を表

す。

多項式 R

NBCA

j(x)  は,次のように計算する。

R

NBCAj

(

x) = I

NBCAj

(

x) mod G

pNBCA

(

x)

=

+

=

3

0

pNBCA

)

(

)

(

k

k

x

x

G

α

ここで,

α

は,多項式の根を表す。

G

p

(x)=x

8

+x

4

+x

3

+x

2

+1


117

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

L.7

NBCA

同期バイト (SB

NBCA

)及び

NBCA

再同期(RS

NBCA

)

NBCA

同期バイト

(SB

NBCA

)

は,

NBCA

プリア

ンブルに先行する。

  4

情報バイトごとの前,

EDC

NBCA

の前,

ECC

NBCA

の前,及び

NBCA

ポストアンブルの

前後に

NBCA

再同期

(RS

NBCA

)

を挿入しなければならない。

NBCA

同期バイト及び

NBCA

再同期は,

L.1 に示すパターンをもたなければならない。

 L.1

NBCA

同期バイト及び

NBCA

再同期のビットパターン

ビットパターン

固定パターン

同期符号

(

チャネルビット

)

(

データビット

)

同期バイト

/再同期

C

15

  C

14

C

13

  C

12

  C

11

  C

10

C

9

  C

8

b

3

b

2

b

1

b

0

SB

NBCA

  0

1 0

0

0 1 1 0

0

0

0

0

RS

NBCA1

  0

1 0

0

0 1 1 0

0

0

0

1

RS

NBCA2

 0

1 0

0

0 1 1 0

0

0

1

0

:  
:  
:

:  
:  
:

:  
:  
:

RS

NBCAi

  0

1 0

0

0 1 1 0

i

:  
:  
:

:  
:  
:

:  
:  
:

RS

NBCA15

 0

1 0

0

0 1 1 0

1

1

1

1

RZ 変 調 で 記 録

PE-RZ 変調で記録

L.8

NBCA

信号仕様

  本体 9.1.1 及び 9.1.2 の測定状態で規定された光学ピックアップによる

NBCA

から

の読取り信号は,

NBCA

信号特性を満たさなければならない。

 NBCA

読取り信号は,ビームがトラック

を横断するとき,四分割フォトディテクタの四つの素子の電流を合計して求める。

L.8.1

NBCA

信号振幅

  高い反射率及び低い反射率に対応する信号レベルは,それぞれ,

IBH

及び

IBL

し,ゼロレベルは,

L.3 に示すように,ディスクを挿入しないとき測定装置から得る信号レベルとする。

これらの信号は,次の仕様を満たさなければならない。

IBL/IBH

:  最大

0.50

L.8.2

NBCA

時間間隔

NBCA

信号の検出位置は,

NBCA

信号が

IBH

IBL

との間の平均レベルと交差す

る位置とする。

NBCA

の時間間隔は,ディスクの回転速度が

1440 rpm (24 Hz)

である場合,次の仕様を満

たさなければならない(

L.3 参照)。

立上り時間間隔

  (TPl)

8.89n

±

2.00 µs (n

1

2

3

又は

4)

パルス幅

  (TL)

 3.00

±

1.50 µs


118

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 L.3

NBCA

からの読取り信号

L.8.3

NBCA

ジッタ値

  ジッタ値は,立上り時間間隔

 (TPl)

の正規化標準偏差として定義し,また,次の

仕様を満たさなければならない。

ジッタ値<

 8

測定法:

a)

  信号の条件

:

  フィルタリングのない生の

NBCA

信号

b)

  回転速度

:

1 440 rpm (24 Hz)

c)

  位置の測定

:

r

23.1 mm

NBCA

ラインの中心の周り)

d)

  タイムインターバルアナライザのスライスレベルは,

NBCA

パルス信号の半分の深さ

に設定する。

e)

ジッタ値:  ρ

/8.89

    ここで,ρ(

µs

)は,

n

1

のときの

TPI

の標準偏差,

8.89

µs

)は,

n

1

のときの

TPI

の標準値。

L.9

  情報データの論理フォーマット

NBCA

データフィールドは,L.4.2 に規定する情報データ

(I

0

I

1

...

I

16n-5

)

(16n

4)

バイトをもたなければならない。この情報データは,

NBCA

記録の一つのユニット上に記

録する。

 NBCA

記録の長さは,

4

バイトの倍数とする。

NBCA

記録は,

L.2 に示す

NBCA

記録

ID

フィールド,バージョン番号フィールド,データ長フィールド及び記録データフィールドで構成する。

 L.2

NBCA

記録形式  

相対的バイト位置(RBP)

内容

バイト数

0∼1

NBCA 記録 ID

2 バイト

2

バージョン番号

1 バイト

3

データ長

1 バイト

4∼4m+3

記録データ

4m バイト

m:正整数

TL

TP1

IBH

IBL

(IBH + IBL) / 2

0 レベル


119

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

RBP 0

NBCA

記録

ID 

このフィールドは,各

NBCA

記録のためにユニークに割り当てられた

NBCA

記録

ID

とする。

RBP 2 

−バージョン番号

このフィールドは,各

NBCA

記録のために別々に割り当てられたバージョン番号とする。

RBP 3 

−データ長

このフィールドは,記録データ長を規定する。

RBP 4

4m

−記録データ

このフィールドは,

4

バイトの倍数とし,また,記録データだけを含んでいなければならない。

NBCA

記録

ID

は,すべての

DVD

の物理仕様に対し共通に定義し,また,

L.3 に示す二つのカテゴリ

ーに分類する。

 L.3

NBCA

記録

ID

のカテゴリー

NBCA 記録 ID

定義

(0000)  ∼ (7FFF)

認可アプリケーションに割り当てる

(8000)  ∼ (FFFF)

通知アプリケーションに割り当てる

二つ以上の

NBCA

記録を

NBCA

データフィールドに記録する場合,各

NBCA

記録は,異なる

NBCA

ID

をもち,かつ,

NBCA

記録

ID

の昇順に記録する。情報データの

(16n

4)

バイトに対して調整するた

めにゼロを記録しなければならない。

L.4 に情報データの例を示す。

 L.4

  情報データの例  

バイト位置

内容

バイト数

0∼11

NBCA 記録 No.1(8 バイトの記録データ長)

12 バイト

12∼31

NBCA 記録 No.2(16 バイトの記録データ長) 20 バイト

32∼43

後置ゼロ

12 バイト


120

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 M(規定)ボーダゾーン

M.1

  ボーダゾーンの構成

  ボーダゾーンは,読取り中,光学ピックアップが未記録領域でオーバーラン

をするのを防ぐ接続領域とする。

ボーダゾーンは,カンレントボーダアウト及びネクストボーダインで構成する(

M1 参照)。

リードアウトゾーンが後続するボーダアウトは,最初の

37 ECC

ブロック(

0

36

のユニット位置,

M6 及び

M6 参照)で構成することができる。

カレントボーダアウト

ネクストボーダイン

 M.1

  ボーダゾーンの構造

ボーダゾーンを備えた記録は,ディスクに,中間ボーダ状態,未完了ボーダ状態及び完了ボーダ状態の

うちいずれか一つを生成しなければならない。これらの状態のうちの二つは,ディスクの記録済み面で共

存する。

リストリクテッドオーバライトモードでは,完了ボーダ状態の領域及び中間ボーダ状態の領域が,存在

する。

インクリメンタル記録モードでは,完了ボーダ状態の領域及び未完了ボーダ状態の領域が,存在する。

中間ボーダ状態は,リードインゾーンの一部,ボーダエリア及びリードアウト属性

 (LA)

“1”

“0”

に設

定されたゾーンタイプビットセット,本体 17.1 参照)をもつ

32 ECC

ブロックが記録されるか,又は最後

のネクストボーダイン,ボーダエリア及び

LA

が記録されている状態とする。リードインゾーンの一部は,

RW

物理フォーマット情報ゾーン,リファレンスコードゾーン,バッファゾーン

1

,制御データゾーン及

びエキストラボーダゾーンを含まなければならない。

未完了ボーダ状態は,ユーザデータがリードインゾーン又はボーダイン及び/又はボーダアウトなしに

記録されている状態とする。未完了ボーダ状態の領域は,ディスクの完了ボーダ状態の領域の前に存在し

てはならない。

完了ボーダ状態は,リードインゾーン又はボーダイン,ボーダエリア,ボーダアウト及び

/

又はリードア

ウトゾーンが記録される状態とする。

ディスクの異なる領域での様々な状態のボーダゾーンは,

M.2 に示す。

          ボーダゾーン


121

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

a)

  最初のデータゾーンの構造

 M.2(a1)

  未完了ボーダ状態

 M.2(a2)

  中間ボーダ状態

 
 
 
 
 
 
 
 

 M.2(a3)

  完了ボーダ状態

リ ー ド イ
ンゾーン

ボーダアウト

ボーダエリア

データゾーン

未使用

ユーザデータ

データゾーン

未使用

リードインゾーンの一部

LA: 32  リードアウト属性
を備えた ECC ブロック

属性属性

  リードインゾーン

未記録領域

ユーザデータ

データゾーン

未使用

リードインゾーン

ブロック同期ガード領域以外の 
未記録リードインゾーン


122

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

b)

  中間のデータゾーンの構造

 M.2(b1)

  未完了ボーダ状態

 M.2(b2)

  中間ボーダ状態

 M.2(b3)

  完了ボーダ状態

データゾーン

未使用

  ユーザデータ

  最後のボーダゾーン

ブロック同期ガード領域以外の未記録ボーダイン

  ボーダ

アウト

ボーダイン

ユーザデータ

データゾーン

未使用

LA

  ボーダアウト

ボーダイン

ボーダアウト

ボーダエリア

データゾーン

未使用

  ボーダアウト


123

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

c)

  最後のデータゾーン構造

 M.2(c)

  完了ボーダ状態

ファイナライズした後のボーダゾーンのとり得る状態の例は,

M.3 に示す。

 M.3

  ファイナライズした後のボーダゾーンの可能な状態

ボーダアウト

ボーダイ

 ボーダエリア

データゾーン

リ ー ド ア ウ
トゾーン

ボーダアウト

    情報ゾーン

    データゾーン

リードアウト 
ゾーン

リードインゾーン

ボーダイン

ボーダアウト

ボーダイン

ボーダアウト

ボーダゾーン

ボーダゾーン

B.E.:ボーダエリア

ボーダアウト

B.E.

B.E.

B.E.


124

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

M.2

  ボーダゾーンサイズ

ボーダゾーンのサイズは,その位置及び順序に依存する。

ボーダアウトのセクタ番号は,

(03FEFF)

より大きいものとする。

ボーダアウトは,

ECC

ブロック境界で開始する。

ボーダゾーンのサイズは,

M.1 に示す。

 M.1

  ボーダゾーンサイズ  

ボーダアウト開始 PSN

(03FF00) 
∼(0B25FF)

(0B2600)  
∼(1656FF)

(165,700)  ∼データレコーダブルゾ
ーンの最外限度− (ボーダゾーンサ
イズ+短縮ボーダアウトサイズ)

第 1 ボーダゾーン 
サイズ

56 MB   
1 792 ECC ブロック

74 MB   
2 368 ECC  ブロック

92MB  
2 944 ECC ブロック

他のボーダゾーン 
サイズ

12 MB   
384 ECC ブロック

15 MB   
480 ECC ブロック

19 MB   
608 ECC ブロック

M.3

  ボーダゾーン情報

M.3.1

  ボーダゾーン情報構造

ボーダゾーン情報構造は,

M.4 に示す。

各ユニットの内容は,

M.2 に示す。

各ユニットは,一つの

ECC

ブロックで構成する。

 M.4

  ボーダゾーン情報構造

ネクストボーダインの開始セクタ番号及びカレントボーダアウト開始セクタ番号は,リードインゾーン

又はボーダインに記録する。

RMD の

コピー

ボーダゾーン

カレント

ボーダアウト

ネクスト

ボーダイン

0  1  2

3

4

N

+1

N

+2

N

+3

N

+4

N

+5

N

+6

N

ストップ 
ブロック


125

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 M.2

  ボーダゾーン情報の内容

ユニット位置(UP)

内容

ボーダアウト

0∼4

カレント RMD

5∼36

予備

 37,38

ストップブロック

 39

N−1

予備

N  

リンキングロス領域

ボーダイン

N+1∼N+5

最新の物理フォーマット情報ブロック

N+6

ブロック同期ガード領域

ユニット位置は,ボーダゾーンの初めからの相対的な位置に相当する。

N

は,各ボーダゾーンの位置及び順序に依存する。

(UP 04)  

カレント

RMD 

この領域では,最新の

RMD

のコピーをボーダアウトの初めから

5

回連続で記録する。

インクリメンタル記録モードの場合には,最新のフォーマット

1 RMD

の五つのコピーをこの領域で記

録する。

リストリクテッドオーバライト記録モードの場合には,最新のフォーマット

3RMD

の五つのコピーはを

この領域で記録する。

カレント

RMD

の五つのコピーにおけるセクタのデータタイプビットは,

“0”

に設定する。

(UP 536) 

予備

(UP 3738) 

ストップブロック

ストップブロックのエリアタイプはリードアウト属性であり,このブロックのメインデータは,

(00)

設定する。

(UP 39 

N

-1) 

予備

(UP 

N

)

リンキングロス領域

本体 24.参照。

(UP 

N

+1

N

+5)

最新物理フォーマット情報ブロック

このブロックを

M5 に示す。

同じブロックをこのフィールドで

5

回記録する。

このブロックは,

M.3 に示すように,最新データ領域割付け

(BP 4

15)

,カレントボーダアウト

(BP 32

35)

の最新開始セクタ番号及びネクストボーダイン

(BP 36

39)

の最新開始セクタ番号を含んでいる最新

物理フォーマット情報を規定する。


126

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

*

本体 26.1.3.1 参照

 M.5

  最新物理フォーマット情報ブロックの構造

 M.3

  最新物理フォーマット情報

BP

内容

バイト数

0

ディスクカテゴリ及びバージョン番号

1

1

ディスクサイズ及びディスクの最大転送レート 1

2

ディスク構造

1

3

記録密度

1

4∼5

最新データ領域割付け

12

16

NBCA 記述子 1

17∼31

予備

15

32∼39

ボーダゾーンの最新開始セクタ番号

8

40∼2 047    予備 2

0

(BP 0)

ディスクカテゴリ及びバージョン番号

本体 26.1.3.2 の規定と同じ。

(BP 1)

ディスクサイズ及びディスクの最大転送レート

本体 26.1.3.2 の規定と同じ。

(BP 2)

ディスク構造

本体 26.1.3.2 の規定と同じ。

(BP 3)

記録密度

本体 26.1.3.2 の規定と同じ。

(BP 415)

最新データ領域割付け

M.4 に定義する。


127

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

 M.4

  最新データ領域割付け

BP

内容

4

(00)

5  ∼7   データ領域の開始セクタ番号  (030000)

8

(00)

9∼11   ボーダエリア最後の R ゾーンの最終記録アドレス

12

(00)

13∼15   (000000)

(BP 16)  NBCA

記述子

本体 26.1.3.2 の規定と同じ。

(BP 1731) 

本体 26.1.3.2 の規定と同じ。

(BP 3239)

ボーダゾーンの最新開始セクタ番号

M.5 に定義する。

 M.5

  ボーダゾーンの最新開始セクタ番号

BP

内容

32∼35

カレントボーダアウトの開始セクタ番号

36∼39

ネクストボーダインの開始セクタ番号

カレントボーダアウトフィールドの開始セクタ番号は,現在のボーダエリアのボーダアウトの開始セク

タ番号を規定する。

ネクストボーダインフィールドの開始セクタ番号は,次のボーダエリアのボーダインの開始セクタ番号

を規定する。

インクリメンタル記録モードでは,完了ボーダ領域に続く領域が未記録か,又は未完了ボー

ダ状態の場合,このフィールドは,

(00)

に設定する。

リストリクテッドオーバライトモードでは,完了ボーダ領域に続く領域が未記録か,又は中間ボーダ状

態の場合,このフィールドは,

(00)

に設定する。

(BP 402047)  

予備

本体 26.1.3.2 の規定と同じ。

(UP N+6)

ブロック同期ガード領域

ブロック同期ガード領域は,次の

ECC

ブロックに記録されるデータを読むために使用する。

M.4

  ボーダアウト及び短縮ボーダアウト

  リードアウトゾーンが後続するボーダアウト及び短縮ボーダ

アウトは,ディスクを再生する場合,光学ピックアップが未記録領域でオーバーランするのを防ぐ領域と

する。

ボーダアウト及び短縮ボーダアウトの構成は,

M.6 に定義する。


128

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

ボーダエリアは,エキストラボーダゾーン又はボーダインとボーダアウト又は短縮ボーダアウトとの間

に位置する。データゾーンの終了で,リードアウトゾーンは,インクリメンタル記録モードでディスクの

ファイナライズをするとき,ボーダゾーンの代わりにディスク上でボーダアウト及び短縮ボーダアウトの

後に位置する。インクリメンタル記録モードでファイナライズした後の構造例を

M.6 に示す。

 M.6

  ファイナライズした後の情報領域構造の例

M.4.1

  リードアウトゾーンが後に続くボーダアウト及び短縮ボーダアウトの最小サイズ

  ボーダアウト

又は短縮ボーダアウト及びリードアウトゾーンのサイズは,

M.6 に示す。

 M.6

  ボーダアウト及び短縮ボーダアウト及びリードアウトゾーンの最小サイズ

ボーダアウト又は 
短縮ボーダアウトの
開始物理セクタ番号

(03FF00)  ∼(0B25FF)

(0B2600) ∼ (1 656FF)

(165 700)∼データレコーダブ
ルゾーンの最外限度−(ボーダ
アウトのサイズ又は短縮ボー
ダアウトのサイズ)

ボーダアウト又は 
短縮ボーダアウト 
及びリードアウトゾ
ーンのサイズ

56 MB   
1 792 ECC ブロック

74 MB   
2 368 ECC ブロック

92 MB   
2 944 の ECC ブロック

データレコーダブルゾーンの外周限界

データレコーダブルゾーンの外周限界

一の

92 MB

数の

TBO

 :  短縮ボーダアウト

92 MB

ボーダアウト

又は

TBO

LLA

エキストラボーダゾーン

リードイン

ゾーン

リードアウト
ゾーン

(a)

データを完全に記録した単一のボーダエリア

ボーダアウト

ボーダイン

エキストラボーダゾーン

LLA

 :  リンキングロス領域

リードイン

ゾーン

(b)

データを完全に記録した複数のボーダエリア

56 MB / 74 MB / 92 MB

LLA

又は

TBO

リードアウト
ゾーン

ボーダアウト

LLA


129

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

M.4.2

  ボーダアウト及び短縮ボーダアウトの構造

  各ユニットの内容は,

M.7 に示す。

各ユニットは,一つの

ECC

ブロックで構成する。

 M.7

  リードアウトゾーンが後に続くボーダアウト及び短縮ボーダアウトの構成

内容

ユニット位置

ボーダアウト

短縮ボーダアウト

0∼4

カレント RMD

カレント RMD

5∼36

(00) に設定

(00) に設定

37,38

ストップブロック

39∼N−1

予備

N

リンキングロス領域

N+1∼

(リードアウトゾーン)

(リードアウトゾーン)

ユニット位置は,ボーダゾーンの初めからの相対的位置に相当する。

N

は,各ボーダゾーンの位置及び順序に依存する。

各ユニット位置の内容は,

M.2 のものと同一とする。


130

X 6248

:2007 (ISO/IEC 17342:2004)

附属書 N(規定)記録ストラテジ

この附属書は,記録ストラテジのオプションである二つのタイプ

1

及びタイプ

2

を定義する。

N.1

  タイプ

1

記録ストラテジタイプ

1

は,本体 14.3 に規定し,かつ,媒体試験に使用する基本記録ストラテジとして

規定する書込みパルス変調方式を適用する。

各書込みパルスは,先頭パルス,マルチパルス列,及び冷却パルスの

3

部分で構成する(

N.1 参照)。

先頭パルスは,記録データの立ち上がり後に開始し,記録データ(クロック時間間隔を

T

で表す。

)の

立ち上がり後に常に

2T

で終了する。先頭パルス幅

  (T

top

)

は,記録ストラテジコードに規定される記録デ

ータ長

  (T

wd

)

に従い選択できる(本体 28.3.6.3 参照)

マルチパルス列は,記録データの立ち上がり後

2T

で開始し,記録データの立ち下がりで終了する。マ

ルチパルス列のパルス時間間隔は,

T

とする。

冷却パルスは,記録データの立ち下がりで開始する。

マルチパルス及び冷却パルスの幅(

T

mp

及び

T

cl

)は,記録データ長

(T

wd

)

に依存せず,その値は記録スト

ラテジコードで与えるものとする(本体 28.3.6.3 参照)

 N.1

  記録ストラテジタイプ

1

N.2

  タイプ

2

記録ストラテジタイプ

2

は,別の記録ストラテジオプションとする。

長さ

4T

14T

の各書込みパルスは,先頭パルス,マルチパルス列及び冷却パルス(クロック時間間隔を

T

で表す)の

3

部分で構成する。

長さ

3T

の書込みパルスは,先頭パルス及び冷却パルスだけで構成する(

N.2 参照)。

先頭パルスは,記録データの立ち上がり後に開始し,記録データ(クロック時間間隔を

T

で表す。

)の

立ち上がり後に常に

3T

で終了する。先頭パルス幅

  (T

top

)

は,記録ストラテジコードに規定される記録デ

ータ長

  (T

wd

)

に従い選択できる(本体 28.3.6.3 参照)

マルチパルス列は,記録データの立ち上がり後

3T

で開始し,記録データの立ち下がりで終了する。マ

ルチパルス列のパルス時間間隔は,

T

とする。

冷却パルスは,記録データの立ち下がりで開始する。

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