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X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人光産業技術振興協会(OITDA)/財団

法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業

標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 17592:2004,Information

Technology-120 mm (4.7 Gbytes per side) and 80 mm (1.46 Gbytes per side) DVD Rewritable Disk (DVD-RAM)を

基礎として用いた。

この規格に従うことは,次に示す企業が管理する特許権の使用に該当するおそれがある。

株式会社東芝

コーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクス・エヌヴィ

  なお,この記載は、上記に示す企業が管理する特許権の効力,範囲などに関して何ら影響を与えるもの

ではない。

この規格の原案作成団体である財団法人光産業技術振興協会は,上記の企業の子会社である東芝DVD

ライセンス株式会社,日本フィリップス株式会社が,日本工業標準調査会に対して,それぞれの親会社で

ある株式会社東芝及びコーニンクレッカ・フィリップス・エレクトロニクス・エヌヴィが,非差別的,か

つ,合理的な条件で,いかなる者に対しても当該特許権の実施を許諾する意志があることを保証している

ことを表明している旨述べている。

  この規格の一部が,上記に示す以外の技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,

又は出願公開後の実用新案登録出願に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,

このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登

録出願に係わる確認について,責任はもたない。

JIS X 6246 には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)角度偏差αの測定

附属書 B(規定)複屈折の測定

附属書 C(規定)位相差トラッキングエラー信号の測定方法

附属書 D(規定)反射率の校正及び測定方法

附属書 E(規定)ディスククランプのためのテーパコーン

附属書 F(規定)動作信号の測定条件

附属書 G(規定)RLL(2, 10)制約の 8-16 記号符号

附属書 H(規定)書込みパルスの定義

附属書 J(規定)バーストカッティング領域(BCA)

附属書 K(参考)ギャップ長,ガード 1 長及び記録極性のランダム化のためのガイドライン

附属書 L(参考)輸送

附属書 M(参考)セクタ置換えのガイドライン


X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)  目次

(2) 

目  次

ページ

序文 

1

第 章  一般事項 

1

1.  適用範囲

1

2.  適合性

2

2.1  光ディスク 

2

2.2  製造システム 

2

2.3  情報再生システム 

2

3.  引用規格

2

4.  定義

2

5.  慣例及び表記法

3

5.1  数値表示 

3

6.  略語

3

7.  ディスクの概要

4

8.  一般要求事項 

5

8.1  環境条件 

5

8.2  安全性

6

8.3  耐燃性

6

9.  基準ドライブ 

6

9.1  光ヘッド 

6

9.2  読取りチャネル

7

9.3  回転速度 

7

9.4  ディスクのクランプ

7

9.5  正規化サーボ伝達関数 

8

9.6  軸方向のトラッキング基準サーボ 

8

9.7  半径方向のトラッキング基準サーボ 

9

第 章  ディスクの寸法,機械的及び物理的特性

10

10.  寸法特性 

10

10.1  全体寸法 

12

10.2  第 遷移領域

12

10.3  第 遷移領域

12

10.4  クランプゾーン

12

10.5  第 遷移領域

12

10.6  リム領域 

13

10.7  許容差についての注意 

13

10.8  レーベル 

13


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(3) 

ページ

11.  機械的特性 

13

11.1  質量

13

11.2  慣性モーメント 

13

11.3  ダイナミックインバランス 

13

11.4  回転方向

13

11.5  振れ量

13

12.  光学的特性 

14

12.1  屈折率

14

12.2  透明基板の厚さ

14

12.3  角度偏差 

14

12.4  透明基板の複屈折

14

12.5  反射率

14

第 章  情報のフォーマット 

15

13.  データフォーマット

15

13.1  データフレーム

15

13.2  スクランブルドフレーム 

17

13.3  ECC ブロック 

18

13.4  記録フレーム

19

13.5  記録符号及び NRZI 変換 

19

13.6  記録データフィールド 

20

13.7  直流成分抑圧制御

21

14.  トラックフォーマット 

22

14.1  トラック形状

22

14.2  トラック経路

22

14.3  トラックピッチ

22

14.4  トラックレイアウト 

22

14.5  回転速度 

23

14.6  半径方向のアライメント 

24

14.7  セクタ番号 

24

15.  セクタフォーマット

24

15.1  セクタレイアウト

24

15.2  VFO フィールド 

26

15.3  アドレスマーク(AM) 

27

15.4  物理識別データ(PID)フィールド

27

15.5  物理 ID 誤り検出符号(PED)フィールド

27

15.6  ポストアンブル 12(PA1PA2)フィールド

28

15.7  ミラーフィールド

29

15.8  ギャップフィールド 

29

15.9  ガード フィールド 

29


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(4) 

ページ

15.10  プリシンク符号(PS)フィールド 

29

15.11  データフィールド

29

15.12  ポストアンブル(PA3)フィールド

29

15.13  ガード フィールド 

30

15.14  記録極性のランダム化 

30

15.15  バッファフィールド 

30

16.  情報ゾーンのフォーマット 

30

16.1  情報ゾーンの区分

30

16.2  リードインゾーン

34

16.3  データゾーン

51

16.4  リードアウトゾーン 

55

17.  欠陥管理 

56

17.1  欠陥管理領域(DMA)

56

17.2  ディスク定義構造(DDS) 

57

17.3  スペアセクタ

59

17.4  スリッピングアルゴリズム

60

17.5  リニアリプレイスメントアルゴリズム 

61

17.6  一次欠陥管理表(PDL) 

63

17.7  二次欠陥管理表(SDL) 

64

17.8  ディスクのフォーマッティング

66

17.9  書込み手順 

69

17.10  読取り手順 

69

第 章  エンボス情報の特性 

70

18.  試験方法 

70

18.1  環境条件 

70

18.2  基準ドライブ

70

18.3  信号の定義 

70

19.  ランド及びグループからの信号

75

19.1  プッシュプル信号

75

19.2  デバイデットプッシュプル信号

75

19.3  オントラック信号

75

19.4  位相深さ 

75

19.5  ウォブル信号

76

20.  書換可能領域のヘッダフィールドからの信号

76

20.1  VFO1 及び VFO2

76

20.2  アドレスマーク,PIDPED 及びポストアンブル 

77

20.3  ヘッダ 1,ヘッダ 2,ヘッダ 及びヘッダ からの信号

77

20.4  位相深さ 

78

21.  エンボス領域からの信号 

78


X 6246

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(5) 

ページ

21.1  高周波(HF)信号

78

21.2  ジッタ

79

21.3  サーボ信号 

79

第 章  記録層の特性

81

22.  試験方法 

81

22.1  環境条件 

81

22.2  基準ドライブ

81

22.3  書込み条件 

82

22.4  信号の定義 

85

23.  書込み特性 

86

23.1  変調振幅及び信号の非対称性

86

23.2  ジッタ

86

第 章  ユーザデータの特性 

87

24.  試験方法 

87

附属書 A(規定)角度偏差

α

の測定

88

附属書 B(規定)複屈折の測定 

89

附属書 C(規定)位相差トラッキングエラー信号の測定方法

91

附属書 D(規定)反射率の校正及び測定方法 

94

附属書 E(規定)ディスククランプのためのテーパコーン 

96

附属書 F(規定)動作信号の測定条件 

97

附属書 G(規定)RLL(210)制約の 8-16 記録符号 

99

附属書 H(規定)書込みパルスの定義 

115

附属書 J(規定)バーストカッティング領域(BCA) 

117

附属書 K(参考)ギャップ長,ガード 長及び記録極性のランダム化のためのガイドライン 

123

附属書 L(参考)輸送 

124

附属書 M(参考)セクタ置換えのガイドライン 

125

 
 


1

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

日本工業規格

JIS

 X

6246

:2005

(ISO/IEC 17592

:2004

)

120 mm (4.7 GB

/面)及び

80 mm(1.46 GB

/面)DVD-書換形ディスク

(DVD-RAM)

120 mm (4.7 Gbyte per side) and 80 mm (1.46 Gbyte per side) DVD

Rewritable Disk (DVD-RAM)

序文  この規格は,2004 年に第 1 版として発行された ISO/IEC 17592:Information Technology-120 mm (4.7

Gbytes per side) and 80 mm (1.46 Gbytes per side) DVD Rewritable Disk (DVD-RAM)を翻訳し,技術的内容及び

規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

第 章  一般事項

1.  適用範囲  この規格は,120 mm[4.7 ギガバイト(以下,GB という。)/  面]及び 80 mm (1.46GB/  面)DVD-

書換形ディスク(以下,ディスクという。)の互換性を可能にする機械的特性,物理的特性及び光学的特性

を規定するとともに,情報交換を可能にする記録した信号の品質,データのフォーマット及び記録方法に

ついて規定する。データは,相変化方式を用いて,多数回の書込み,読取り及びオーバライトが可能であ

る。直径によって 120 mm 及び 80 mm の 2 種類の容量を規定する。

  この規格は,次の項目について規定する。

−  二つの関連する異なるタイプのディスク(7.参照)

−  適合条件

−  ディスクの試験環境,  使用環境及び保存環境

−  データ処理システム間の機械的互換性のためのディスクの機械的特性,物理的特性及び寸法特性

−  トラック及びセクタの物理的配置,誤り訂正符号及び符号化方法を含むディスク上の情報のフォー

    マット

−  データ処理システムがディスクからのデータ読取りを可能にするためのディスク上の記録信号特性

  この規格は,ディスクとドライブ間との互換性を与えるものである。ボリューム及びファイル構造の規

格とともに,この規格は,データ処理システム間の完全なデータの互換性を与えるものである。この規格

に規定するディスクは,JIS X 6247 に規定するケースに収納してもよい。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO/IEC 17592:2004,Information Technology-120 mm (4.7 Gbytes per side) and 80 mm (1.46 Gbytes


2

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:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

per side) DVD Rewritable Disk (DVD-RAM) (IDT)

2.  適合性 
2.1 

光ディスク  この規格は,ディスクのタイプを規定する。ディスクは,ここに規定するすべての要

求事項を満たすとき,この規格に適合する。

2.2 

製造システム  フォーマットの製造システムは,製造するディスクが 2.1 に一致するとき,この規

格に適合する。

2.3 

情報再生システム  情報再生システムは,2.1 に適合するディスクを取り扱うことができるならば,

この規格に適合する。

3.  引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS X 0221-1  国際符号化文字集合(UCS)―第 1 部:体系及び基本多語面

備考 ISO/IEC 

10646-1:2000,  Information technology−Universal Multiple-Octet Corded Character Set

(USC)−Part 1:Architecture and Basic Multilingual Plane がこの規格と一致している。

JIS X 6247  120 mm 及び 80 mm DVD-RAM 用ケース

備考 ISO/IEC 

17594:2004, Information technology−Cases for 120 mm and 80 mm DVD-RAM disks

ECMA-287  Safety of electoronic equipment

4.  定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 
4.1  ケース(Case)  ディスクを保護するための入れ物。 
4.2  チャネルビット(Channel bit)  変調後の 2 値の“0”及び“1”をディスク上のピット又はマークで表す

要素。 
4.3  ディジタル総計値(DSV)[Digital Sum Value(DSV)]  10 進数の数値 1 をビット“1”及び 10 進数の数

値−1 をビット“0”に割り当てることによってビットストリームから得た算術和。

4.4  ディスク基準面(Disk reference plane)  ディスクをクランプするための基準となる,ディスク表面

にある環状の平面であって,理想的なスピンドルの回転軸に対して垂直に位置する面。

4.5  ダミー基板(Dummy substrate)  ディスク及び/又は記録層を機械的に支持するために用意した透明

又は不透明な基体。 
4.6  エンボスマーク(Embossed mark)  光学的方法で変更できないように形成したマーク。 
4.7  入射面(Entrance surface)  光ビームが最初に当たるディスクの表面。 
4.8  ランド及びグルーブ(Land and Groove)  情報が記録される前に形成されるディスクの溝状構造。ト

ラック位置を明らかにするために用いられ,グルーブは,それと一対でトラックを構成するランドよりも

入射面に近い方に位置する。グルーブの中心及びランドの中心の両方に記録を行う。

4.9  マーク(Mark)  ピット,非晶質の形態又は光学的に検出できる形態をもった記録層の造作。マーク

及びスペースのパターンがディスクのデータを表す。

4.10  相変化(Phase change)  記録膜に光ビームを照射して加熱することによって,可逆的に非晶質状態

から結晶状態,又はその逆方向に変化する物理的効果。 
4.11  偏光(Polarization)  光波の振動ベクトルの振動方向が規則的なもの及びその状態。光ビームの偏光


3

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

方向は,光ビームの電気ベクトルの方向。

備考  偏光面は,光ビームの伝ぱ(播)方向と電気ベクトルを含む面である。光ビームの伝ぱ(播)方

          向から見て,電気ベクトルの終端が時計回りで長円を示す偏光を,右回転偏光という。

4.12  記録層(Recording layer)  製造及び/又は使用時にデータを書き込むディスク上又はディスク内の

層。 
4.13  セクタ(Sector)  ディスクの情報ゾーンに存在するトラックの中で,アドレス指定可能な最小領域。 
4.14  スペース(Space)  非ピット,結晶の形態又は光学的に検出できる形態をもった記録層の造作。マー

ク及びスペースのパターンがディスクのデータを表す。 
4.15  基板(Substrate)  記録層を機械的に支持する透明な円盤状の基体。これを通して光ビームで記録層

にアクセスする。

4.16  トラック(Track)  360°回転の連続スパイラル。 
4.17  トラックピッチ(Track pitch)  隣接するトラック(グルーブ及びランド)中心線間の半径方向の距離。 
4.18  ZCLV(ZCLV)  ゾーン間で定線速度動作に必要なディスクフォーマット。 
4.19  ゾーン(Zone)  ディスクの環状領域。

5.  慣例及び表記法 
5.1  数値表示  測定値は,該当規格値の最下位けた(桁)に丸める。例えば,+0.01 のプラス許容差と−
0.02 のマイナス許容差をもつ 1.26 という規格値は,1.235 以上 1.275 未満の測定値の範囲を許容する。

  10 進数は,0 から 9 までの数字で表す。

  16 進数は,括弧でくくった,0 から 9 までのアラビア数字と A から F までのアルファベット

  で表す。

  ビットの設定は,“0”及び“1”で表す。

  2 進数及びビットパターンは,左側を最上位ビットとし,“0”及び“1”の一連で表す。

  2 進数の負の値は,2 の補数として表す。

  各フィールドで,データは,バイト 0 とする最上位のバイト(MSB)を最初に記録し,最下位バイト(LSB)

を最後に記録する。

  8ビットのフィールドで,ビット b

(8n

1)

は,最上位ビット(msb)とし,ビット b

0

は,最下位ビット(lsb)

としなければならない。

  ビット b

(8n

1)

を最初に記録する。

  “0”又は“1”どちらかをとれる 2 進の数字は,“x”で表す。

6.  略語

  AM

:Address Mark  アドレスマーク

  BCA  :Burst Cutting Area  バーストカッティング領域

  BPF  :Band Pass Filter  帯域フィルタ

  DCC  :DC Component Suppress Control  直流成分抑圧制御

  DDS  :Disk Definition Structure  ディスク定義構造

  DMA  :Defect Management Area  欠陥管理領域

  DSV  :Digital Sum Value  ディジタル総計値


4

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

  ECC  :Error Correction Code  誤り訂正符号

  EDC  :Error Detection Code  誤り検出符号

  HF

:High Frequency  高周波

  ID

:Identification Data  識別データ

  IED

:ID Error Detection Code  ID 誤り検出符号

  LPF  :Low Pass Filter  低域フィルタ

  lsb

:least significant bit    最下位ビット

  LSB  :Least Significant Byte    最下位バイト

  LSN  :Logical Sector Number  論理セクタ番号

  msb

:most significant bit    最上位ビット

  MSB  :Most Significant Byte    最上位バイト

  NRZ  :Non Return to Zero  非ゼロ復帰

  NRZI  :Non Retum to Zero Inverted  非ゼロ反転復帰

  PA

:Postamble  ポストアンブル

  PDL  :Primary Defect List  一次欠陥管理表

  PED  :P(ID) Error Detection code  物理 ID 誤り検出符号

  PI

:Parity of Inner-code  内符号パリティ

  PID

:Physical Identification Data  物理識別データ

  PLL  :Phase-Locked Loop  位相同期ループ

  PO

:Parity of Outer-Code  外符号パリティ

  PS

:Pre-Synchronous Code  プリシンク符号

  RS

:Reed-Solomon Code  リードソロモン符号

  SDL  :Secondary Defect List  二次欠陥管理表

  SLR 

:Status of Linear Replacement  リニアリプレイスメントの状態

  SYNC Code:Synchronous Code  同期符号

  VFO  :Variable Frequency Oscillator  VFO 信号

  ZCLV  :Zoned Constant Linear Velocity  ゾーン化された線速度一定方式

7.  ディスクの概要  この規格で規定するディスクは,記録層を内側にして,2 枚の基板を接着層ではり

合わせた構造をもつ。ディスクの中心位置決めは,読取り側のディスク中心孔のエッジで行う。クランプ

は,クランプゾーンで行う。クランプゾーンの最内周からリードアウトゾーンの最外周までの領域は,接

着剤によって接着する。この規格は,次の二つのタイプについて規定する。 

タイプ 1S    一つの基板,一つの記録層及びダミー基板からなり,記録層には,一方向だけからアクセス

できる。公称容量は,120 mm  ディスクは 4.7 ギガバイト,80 mm  ディスクは 1.46 ギガバイトである。

タイプ 2S    二つの基板,二つの記録層からなり,ディスクの片面からは,一つの記録層だけにアクセス

できる。公称容量は,120 mm  ディスクは 9.4 ギガバイト,80 mm  ディスクは 2.92 ギガバイトである。


5

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

  タイプ 1S では,ダミー基板は,例えば,エンボスしてもよい。

 
JIS X 6247  に規定したケースを使用するとき,タイプ 1S の 120 mm ディスクは,タイプ 1,タイプ

2,タイプ 3 又はタイプ 5 のケースタイプのいずれに収納してもよい。タイプ 2S の 120 mm ディスクは,

タイプ 1,

タイプ 3,

タイプ 4 又はタイプ 5 のケースタイプのいずれに収納してもよい。

タイプ 1S の 80 mm

ディスクは,タイプ 7 又はタイプ 9 のケースタイプのいずれに収納してもよい。タイプ 2S の 80 mm ディ

スクは,タイプ 6 又はタイプ 8 のケースタイプのいずれに収納してもよい。

  データは,非晶質状態及び結晶状態の間の相変化効果を利用して,結晶の記録層に非晶質部分を形成し

てマークとしてディスクに書込み,また集束光でその上にオーバライトすることができる。データは,非

晶質状態及び結晶状態の間の相変化効果を利用して,集束光で読み取ることができる。光ビームは,ディ

スクの透明基板を通して記録層にアクセスする。

  ディスクの一部分は,製造業者によってエンボスピットの形で形成された再生専用データを含む。こ

のデータは,エンボスピットによる光ビームの回折を利用して読み取ることができる。図 に,これらの

二つのタイプを図示する。

図 1  DVD-RAM ディスクのタイプ

8. 

一般要求事項

8.1 

環境条件

8.1.1  試験環境条件  試験環境条件は,ディスク近傍の環境条件とし,次による。

      温度    :23  ℃±2  ℃

      相対湿度:50  %±5  %

      大気圧  :86∼106 kPa

  ディスク上に結露があってはならない。試験前に,ディスクを最少 48 時間この環境条件に放置するも

のとする。試験前に,光ディスクの読取り表面をディスク製造業者の指示書に従って清浄することを推奨

入射面

基板

記録層

接着層

ダミー基板

タイプ  1S

入射面

入射面

基板

記録層

接着層

記録層

基板

タイプ  2S


6

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

する。

別に規定しない限り,すべての試験及び測定は,この試験環境条件で行わなければならない。

8.1.2  動作環境条件  この規格によって,規定した測定環境でこの規格のすべての要求事項を満たすディ

スクは,動作環境条件において,環境パラメータの規定範囲にわたってデータ交換ができなければならな

い。

  動作環境条件は,ディスク近傍の環境条件とし,次による。

      温度        :5∼60  ℃

      相対湿度    :3∼85  %

      絶対湿度    :1∼30 g / m

3

      温度変動    :最大 10  ℃  / h

      相対湿度変動:最大 10  %  / h

  ディスク上に結露があってはならない。

ディスクがこの項に規定する条件以外の条件にさらされたとき,

動作前に少なくとも 2 時間,動作環境条件にならしてから使用するものとする。

8.1.3  保存環境条件  保存環境条件は,ディスク近傍の環境条件とし,次による。

      温度        :−10∼50  ℃

      相対湿度    :3∼85  %

      絶対湿度    :1∼30 g / m

3

      大気圧      :75∼l06 kPa

      温度変動    :最大 10  ℃  / h

      相対湿度変動:最大 10  %  / h

  ディスク上に結露があってはならない。

8.1.4  輸送  この規格は,輸送については規定しないが指針を附属書 に示す。 
8.2 

安全性  ディスクは,情報処理システムにおいて意図された方法での使用時又は想定される使用時

に,ECMA-287 の安全性に関する要求事項を満たすものとする。

8.3 

耐燃性  ディスクは,もしマッチで点火されたとしても二酸化炭素雰囲気中で燃え続けない材料で

作られるものとする。

9. 

基準ドライブ  この規格の要求事項に適合した光学的パラメータの測定には,基準ドライブを用い

る。この基準ドライブの基本構成要素は,この箇条の特性を満たすものとする。

9.1 

光ヘッド  オーバライト及び読取りのパラメータを測定するために用いる基準ドライブの光学的シ

ステムの基本的構成を

図 に示す。図 の構成の機能と同じであれば,異なる部品及び部品の異なる配置

を許容する。光学系は,測定の精度に影響しないようにするために,ディスクの入射面から反射した光の

影響を最小化するものとする。


7

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        A :  レーザダイオード                                F                            :  ディスク

        B :  コリメータレンズ                                G                            :  四分割フォトディテクタ

        C :  偏光ビームスプリッタ                        H

1

,  H

2

,  H

3

,  H

4

 :  直流結合増幅器

        D : 1 / 4 波長板

I

a

,  I

b

  ,I

c

,  I

d    :  四分割フォトディテクタ出力

        :  対物レンズ                                            I

1

  I

2

                      : H

1

,  H

2

の出力

図 2  基準ドライブの光学的システム

偏光ビームスプリッタ C を 1/4 波長板 D と組み合わせることによって,入射光とディスク F からの反

射光は分離される。偏光ビームスプリッタ C の P 偏光及び S 偏光の強度反射率の比は,100 以上とする。

  書込み及び読取りデータのために用いる集束光の特性は,次による。

  波長

( )

nm

nm

650

 

     

       

       

       

       

       

λ

10
5

+

:

  偏光:円偏光

  偏光ビームスプリッタ                              :別に規定しない限り使用するものとする。

  開口数                                                          : 0.60±0.01

  対物レンズのひとみ(瞳)の縁での光強度:半径方向は最大光強度レベルの 30 %以上 55 %以下

                                                                          接線方向は最大光強度レベルの少なくとも 50 %以上

  厚さ 0.6 mm,屈折率 1.56 の理想的な

単層ディスク基板を通した後の波面収差:最大 0.033 λ rms

  レーザダイオードの相対ノイズ強度(RIN)

  RIN(dB/Hz)=10 log [(交流光パワー実効値/Hz) /  直流光パワー]:最大−134 dB/Hz

9.2 

読取りチャネル  読取りチャネル 1 は,対物レンズの出射ひとみ(瞳)の総光量を検出するものとす

る。読取りチャネル 2 は,分割フォトディテクタの差動出力を検出するものとする。

波形等化器の周波数特性,PLL,スライサなどの特性は,

附属書 に規定する。

接線方向

トラッキングチャネル

読取りチャネル2

半径方向

四分割フォトディテクタ  G

読取りチャネル1


8

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9.3 

回転速度  実際の回転速度は,表 及び表 で定義する公称回転速度の 1  %以内とする。

9.4 

ディスクのクランプ

      ディスクのクランプ力:2.0 N±0.5 N

      テーパコーンの角度  :40.0 °±0.5 °(

附属書 参照)

9.5 

正規化サーボ伝達関数  軸方向と半径方向のトラッキングのサーボシステムを規定するために,関

数 H

S

を用いる[式(1)参照]。それは 31.2 Hz から 10 kHz の周波数範囲において,基準サーボの開ループ伝達

関数 の公称値を規定する。

( )

0

0

2

3

1

3

1

3

1

ω

ω

ω

H

0

s

+

+

×

÷

ø

ö

ç

è

æ

×

=

 (1)

                      ここに,

1

,

2

,

2

0

π

ω

π

ω

f

  

f

0

f

0

は,開ループ伝達関数の 0 dB クロスオーバ周波数。サーボの位相進み遅れ回路のクロスオーバ周波数

は,次による。

        進み交差周波数:f

 1

=  f

0

× 1 / 3

            遅れ交差周波数:f

 2

=  f

0

× 3

9.6 

軸方向のトラッキング基準サーボ  軸方向のトラッキング基準サーボの開ループ伝達関数 に対し,

| 1+|は,図 に示すハッチング領域内にある。

図 3  軸方向のトラッキング基準サーボ

100 Hz から 10 kHz までの帯域幅  │1+

H

|  は,│1+

H

S

│  の 20  %以内でなければならない。クロスオ

ーバ周波数 f

0

ω

0

/ 2

π

は,式(2)による。

kHz

7

.

2

=

10

×

23

.

0

3

×

5

.

1

×

15

1

=

3

1

=

6

 -

max

max

0

e

α

f

 (2)

  周波数

(  Hz  )

86.

66.

62.

49.

45.

22.

31.2

54.


9

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  ここに,

α

max

は,軸方向の最大加速度期待値 15 m/s

2

の 1.5 倍,最大許容トラッキングエラー

e

max

は,

0.23  µm とする。

軸方向のトラッキングエラーは,0 レベルより内側又は外側の,軸方向に測定したピーク偏差である。

31.2 Hz から 100 Hz までの帯域幅  │1+

H

│は,次の 4 点で囲まれる範囲内とする。

      100 Hz で 45.8 dB   (100 Hz で  │1+

H

S

│−20  % )

      31.2 Hz で 66.0 dB   (31.2 Hz で  │1+

H

S

│−20  % )

      31.2 Hz で 86.0 dB   (31.2 Hz で  │1+

H

S

│−20  %に 20 dB 加える。)

      100 Hz で 49.3 dB   (100 Hz で  │1+

H

S

│+20  % )

22.9 Hz から 31.2 Hz までの帯域幅  │1+

H

│  は,66.0 dB と 86.0 dB の間になければならない。

9.7 

半径方向のトラッキング基準サーボ  半径方向のトラッキング基準サーボの開ループ伝達関数 

対し,│1+│は,

図 に示すハッチングの領域内にある。

図 4  半径方向のトラッキング基準サーボ

100 Hz から 10 kHz までの帯域幅  │1+

H

│は,│1+

H

S

│の 20  %以内でなければならない。クロスオー

バ周波数 f

0

ω

0

/ 2

π

は,式(3)による。

kHz

9

.

3

=

10

×

022

.

0

3

×

5

.

1

×

9

.

2

1

=

3

1

=

6

 -

max

max

0

e

α

f

 (3)

  ここに,

α

max

は,半径方向の最大加速度期待値 2.9 m/s

2

の 1.5 倍,最大許容トラッキングエラー

e

max

は,0.022 µm とする。

半径方向のトラッキングエラーは,0 レベルより内側又は外側の,半径方向に測定したピーク偏差であ

る。

54.1 Hz から 100 Hz までの帯域幅  │1+

H

│  は,次の 4 点で囲まれる範囲内とする。

      100 Hz で 52.2 dB   ( 100 Hz で  │1+

H

S

│−20  % )

  周波数

(Hz)

82.7

62.7

61.1
55.7

52.2

22.9 54.1

 2.9


10

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      54.1 Hz で 62.7 dB      ( 54.1 Hz で  │1+

H

S

│−20  % )

      54.1 Hz で 82.7 dB      ( 54.1 Hz で  │1+

H

S

│−20  %に 20 dB 加える。)

      100 Hz で 55.7 dB   ( 100 Hz で  │1+

H

S

│+20  % )

22.9 Hz から 54.1 Hz までの帯域幅  │1+│は,62.7 dB と 82.7 dB の間になければならない。

第 章  ディスクの寸法並び機械的及び物理的特性

10. 

寸法特性  寸法特性は,ディスクの互換性及び適合させるために上に必要なパラメータについて規

定する。設計の自由度があるところは,機能特性の要素規定にとどめる。寸法要求事項は,この規格に規

定している図面にまとめて示す。ディスクの各部分について,中心孔から外周部までを規定している。

  寸法は,二つのディスク基準面 P 及び Q を基準とする。

  基準面 P は,主基準面とし,クランプゾーン(10.4 参照)の下側の面とする。

  基準面 Q は,クランプゾーンの上側の面の高さで基準面 P と平行な面とする。

  図 5∼図 参照。


11

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図 5  組立ディスクの孔

図 6  ディスクの領域

図 7  リム領域

15.00mm

2

d

2

d

最小

1

d

2

d

3

d

4

d

5

d

6

d

7

d

7

d

1

d


12

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10.1  全体寸法  120 mm ディスクの直径(

d

1

)は,次による。

d

1

=120.00 mm±0.30 mm

      80 mm ディスクの直径(

d

1

)は,次による。

d

1

=80.00 mm±0.30 mm

      基板又はダミー基板の中心孔の直径(

d

2

)は,次による。

d

2

mm

mm

00

.

15

15

.

0

+

0

  2 枚の基板をはり合わせたとき,ディスクの中心孔の直径の最小値は,15.00 mm とする(

図 5 参照)。

  中心孔の両方のエッジにばりがあってはならない。

  中心孔のエッジは,丸めるか面取りしなければならない。丸みの半径は,0.1 mm 以下とする。面取り

は,0.1 mm 以上の高さを超えてはならない。

  接着層,スペーサ及びレーベルを含むディスクの厚さは,次による。

mm

mm

20

.

1

=

30

.

0

+

06

.

0

1

e

10.2  第 1 遷移領域  第 1 遷移領域は,直径

d

2

及び次に示す直径

d

3

で囲まれた領域とし,この領域のデ

ィスク面は,基準面 P 及び/又は基準面 Q から最大 0.10 mm の内側にあってもよい。

                    d

3

≧ 16.00 mm

10.3  第 2 遷移領域  第 2 遷移領域は,直径

d

3

及び次に示す直径

d

4

に囲まれた領域とする。

                    d

4

≦ 22.0 mm

  この領域では,基準面 P 又は Q の外側に最大 0.05 mm の平たんでない部分やばりがあってもよい。

10.4  クランプゾーン  クランプゾーンは,直径

d

4

及び次に示す直径

d

5

に囲まれた領域とする。

d

5

≧ 33.0 mm

クランプゾーンの各面は,0.1 mm 以内で平たんでなければならない。クランプゾーンの上面,すなわ

ち,基準面 Q の面は,下面,すなわち,基準面 P の面に 0.1 mm 以内で平行でなければならない。

  クランプゾーンの,ディスクの厚さ(  )は,次による。 

mm

mm

20

.

1

=

20

.

0

+

10

.

0

2

e

10.5 

第 3 遷移領域  第 3 遷移領域は,直径

d

5

及び次に示す直径

d

6

で囲まれた領域とする。

d

6

≦ 44.0 mm

この領域では,ディスクの上面は,基準面 Q から高さ

h

1

高くなってもよく,高さ

h

2

低くなってもよい。

ディスクの下面は,基準面 P から高さ

h

3

高くなってもよく,高さ

h

4

低くなってもよい。

高さ

h

1

h

2

h

3

及び

h

4

の値は,次による。

h

1

≦ 0.25 mm

h

2

≦ 0.10 mm

h

3

≦ 0.10 mm

h

4

≦ 0.25 mm

  120 mm ディスクの情報ゾーンは直径

d

6

から次の直径

d

7

まで及ぶものとする。

mm

mm

2

.

117

=

0

 

4

.

0

7

d

  80 mm のディスクの情報ゾーンは直径

d

6

から次の直径

d

7

まで及ぶものとする。

mm

mm

0

.

77

=

0

 

4

.

0

7

d

2

e


13

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

10.6  リム領域  リム領域は,直径

d

7

から直径

d

1

の領域とする(

図 7 参照)。

  この領域では,ディスクの上面は,基準面 Q から高さ

h

5

高くなってもよい。ディスクの下面は,基準

面 P から高さ

h

6

低くなってもよい。

  高さ

h

5

及び

h

6

の値は,次による。

h

5

≦ 0.1 mm

h

6

≦ 0.1 mm

  この領域の全厚さは,1.50 mm,すなわち,

e

1

の最大値より大きくてはいけない。

  リム端の厚さ(

e

3

)は,次による。

e

3

≧ 0.60 mm

  ディスクの外周エッジは,丸み半径最大 0.2 mm で丸めるか又は次に示す高さ

h

7

h

8

にわたり面取りし

なければならない。

h

7

≦ 0.2 mm

h

8

≦ 0.2 mm

10.7  許容差についての注意  前項で規定した

h

i

で示すすべての高さは,相互に独立した値とする。例え

ば,第 3 遷移領域の上側の面が

h

2

だけ基準面 Q から下がっている場合,この領域の下側の面が必ずしも

h

3

だけ基準面 P から上がっていなくてもよいことを意味している。寸法が同じ数値(一般的には最大値)で

あるところでは,これは,実際の値が同一でなければならないということを意味していない。

10.8  レーベル  ケースに収納されていないディスク又はタイプ 2,タイプ 4,タイプ 6,タイプ 7 に収納

されているディスクは,レーベルをもたなければならない。レーベルは,ディスクの情報をアクセスする

入射面とは反対側のディスク面に設け,ディスクの外面又はディスク内面の接合面のいずれかに設ける。

前者の場合,レーベルはクランプゾーンにかかってはならない。後者の場合,レーベルはクランプゾーン

にかかってもよい。

いずれの場合でもレーベルは,ディスク中心孔のリム及びディスクの外周エッジから,

はみ出してはならない。

11.  機械的特性 
11.1  質量  120 mm ディスクの質量は,14.0 g から 20.0 g の範囲内とする。 
  80 mm ディスクの質量は,6.0 g から 9.0 g の範囲内とする。 
11.2  慣性モーメント  回転軸に関する 120 mm ディスクの慣性モーメントは,最大 0.040 g・m

2

とする。

  回転軸に関する 80 mm ディスクの慣性モーメントは,最大 0.010 g・m

2

とする。

11.3  ダイナミックインバランス  回転軸に関する 120 mm ディスクのダイナミックインバランスは,最

大 0.010 g・m とする。回転軸に関する 80 mm ディスクのダイナミックインバランスは,最大 0.0045 g・

m とする。

11.4  回転方向  ディスクの回転方向は,光学的システムから見て反時計方向とする。 
11.5  振れ量 
11.5.1  軸方向の振れ量  軸方向のトラッキングのための基準サーボをもつ光ヘッドと各ゾーンの測定走

査速度に対応するディスク回転で測定するとき,

基準面に垂直の方向での公称位置からの記録層の偏差は,

120 mm ディスクでは 0.3 mm 以下,80 mm ディスクでは 0.2 mm 以下とする。軸方向トラッキングのた

めのサーボを用いて測定した 10 kHz 以下の残留トラッキングエラーは,0.23 µm 以下とする。測定用フ

ィルタは,バタワース LPF,f

c

(−3 dB ):10 kHz (  傾斜:−80 dB / decade )とする。


14

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

11.5.2  半径方向の振れ量  ディスクの外周のエッジの振れは,0.30 mm

p-p

以下とする。

トラックの半径方向の振れは,50 µm

p-p

以下とする。

  半径方向のトラッキングのための基準サーボを用いて測定した 2.3 kHz 以下の残留トラッキングエラー

は,0.022 µm 以下とする。測定用フィルタは,バタワース LPF,f

c

(−3 dB ):2.3 kHz,傾斜:−80 dB / decade

とする。半径方向トラッキング基準サーボを用いて 20 ms の積分時間で測定した 2.3 kHz から 10 kHz まで

の周波数帯域での残留エラー信号のノイズ実効値は,書換え可能領域では,0.016 µm 以下とし,エンボス

領域では 0.025 µm 以下とする。測定用フィルタは,バタワース BPF,周波数範囲(−3 dB):2.3 kHz (  傾斜:

+80 dB / decade )から,10 kHz (  傾斜:−80 dB / decade )とする。

12.  光学的特性 
12.1  屈折率  透明基板の屈折率は,1.55±0.10 とする。 
12.2  透明基板の厚さ  透明基板の厚さは,図 8 に規定するように,屈折率の関数とする。 
12.3  角度偏差  角度偏差は,平行光の入射光と反射光との間の角度

α

である。入射光は,0.3 mm から

3.0 mm の直径をもつものとする。角度偏差は,入射面によるひずみ及び反射層の非平行を含む。その値

は,

附属書 A によって測定したとき,次による。

        半径方向で:

α

=0.70 °以内

        接線方向で:

α

=0.30 °以内

12.4  透明基板の複屈折  透明基板の複屈折は,附属書 B によって測定したとき,60 nm 以下とする。 
12.5  反射率  附属書 によって測定したとき,記録層の反射率は,15∼25 %とする。

図 8  基板の厚さ

屈折率

  厚さ

0.6

0.6

0.6

0.5

1.40

1.50

1.6

1.70

(1.45; 0.643)

(1.56; 0.630)

(1.65;

(1.65; 0.570)

(1.56; 0.570)

(1.45; 0.583)


15

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

第 3 章  情報のフォーマット 
 
13.  データフォーマット  主データと呼ばれるホストから受け取ったデータは,ディスクに記録される

前に,次の各ステップに変換し,フォーマットを行う。

  ―  データフレーム

  ―  スクランブルドフレーム

  ―  ECC ブロック

  ―  記録フレーム

  ―  記録データフィールド

  これらのステップは,次の項で規定する。

13.1  データフレーム  データフレームは,図 に示すように,各行 172 バイトを含む 12 行の配列に配置

した 2 064 バイトによって構成する。最初の行は,4 バイトからなるデータ識別データ(データ ID),2 バイ

トからなる ID 誤り検出符号(IED),6 バイトの予備バイト(RSV)及び 160 バイトの主データによって構成す

る。次の 10 行は,各 172 バイトの主データとし,最後の行は,168 バイトの主データ及び 4 バイトの誤り

検出符号(EDC)によって構成する。2 048 バイトの主データは,D

0

から D

2 047

とする。

図 9  データフレーム 

13.1.1  データ ID  このフィールドは,4 バイトで構成し,そのビットは最下位ビット(lsb)を b

0

とし,最

上位ビット(msb)を b

31

として連続的に番号付けする(

図 10 及び図 11 参照)。

データ

ID

RSV


16

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

b

31

b

24

b

23

b

0

データフィールド情報

データフィールド番号

図 10  データ ID

b

31

b

30

b

29

b

28

b

27

及び b

26

b

25

b

24

セクタ

フォーマットタイプ

トラッキング

方法

反射率

記録タイプ

ゾーンタイプ データタイプ  レイヤ番号

図 11  データフィールド情報

  最上位バイトのビット,すなわち,データフィールド情報の設定は,次による。

ビット b

31

“1”に設定し,ゾーンドフォーマットタイプを示す。

ビット b

30

設定は,次による。

リードインゾーン内のエンボス部で,ピットトラッキングを示す“0”に設定

      する(16.1 参照)。

その他の領域で,グルーブトラッキングを示す“1”に設定する(16.1 参照)。

ビット b

29

“1”に設定し,反射率が,40%以下であることを示す。

ビット b

28

設定は,次による。

エンボス部(16.1 参照),リードインゾーン(16.2 参照),リードアウトゾーン

    (16.4 参照),及び,データゾーン内のブロック(16.3 参照)のうちそのブロック
    が欠陥であったときにリニアリプレイスメントアルゴリズム(17.5 参照)を 
    適用するブロックで,“0”に設定する。

データゾーン内のブロック(16.3 参照)のうちそのブロックが欠陥であったと

    してもリニアリプレイスメントアルゴリズムを適用しないブロックで, “1” 
    に設定する。

ビット b

27

及び b

26

設定は,次による。

データゾーンで      “00” 
リードインゾーンで  “01” 
リードアウトゾーンで“10”

ビット b

25

設定は,次による。

エンボス領域で  “0” 
書換可能領域で“1”

ビット b

24

“0”に設定し,一つの入射面からは一層の記録層だけがアクセスできることを示
す。

  ビット b

23

から b

0

までの最下位の 3 バイトの設定は,次による。

        リードインゾーン内のエンボス部(16.1 参照),欠陥管理領域(17.1 参照)及びリードインゾーン(16.2 
        参照)とリードアウトゾーン(16.4 参照)の予備ゾーンでは  セクタ番号を 2 進表示で示す。 
        データゾーン(16.3 参照)では 17.8.3 の規定に従って設定する。 
    この規格では,この他の設定を禁止する。 
13.1.2  データ ID 誤り検出符号(IED)  図 9 の配列の各バイトを

C

i

j

 (

i

=0∼11,

j

=0∼171)とするとき,

IED の各バイトは

C

0

j

 (

j

=4∼5)で表す。この設定は,次による。

( )

( )

( )

x

G

x

x

I

x

C

x

IED

E

j

j

j

mod

2

5

4

5

,

0

=

=

å

=

        ここに,

( )

å

=

=

3

0

3

,

0

j

j

j

x

C

x

I


17

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

( )

(

)

=

+

=

1

0

k

k

E

x

x

G

α

        α

は,原始多項式

P

(

x

)=

x

8

x

4

x

3

x

2

+1 の原始根である。

13.1.3  予備バイト(RSV)  この 6 バイトフィールドのすべてのバイトは,(00)に設定する。 
13.1.4  誤り検出符号(EDC)  この 4 バイトのフィールドには,先行するデータフレームの 2 060 バイト

にわたって計算した誤り検出符号を入れる。データフレームを ID フィールドの最初のバイトの最上位ビ

ットで始まり,EDC フィールドの最下位ビットで終了する単一のビットフィールドとしたとき,この最上

位ビットを,b

16 511

とし,最下位ビットを,b

0

とし,EDC の各ビット b

i

は,

i

=31∼0 に対し次による。

( )

( )

( )

x

G

x

I

x

b

x

EDC

i

i

i

mod

0

31

=

=

å

=

        ここで,

( )

å

=

=

32

16511

i

i

i

x

b

x

I

( )

1

4

31

32

+

+

+

=

x

x

x

x

G

13.2  スクランブルドフレーム  スクランブルドフレームは,データフレームの主データ

D

k

 (

k

=0∼2

047)を,次の式によって,スクランブルした

D’

k

(

k

=0∼2 047 )で置き換えて生成する。

                  D’

k

D

S

k

        k=0∼2 047

                  ここで, は排他的論理和(EXCLUSIVE OR)を表す。

  バイト

S

k

は,

図 12 に示すフィードバックシフトレジスタを用い,次の手順で生成する。

  データフレームのスクランブル処理を始めるとき,シフトレジスタのビット r

14

から r

0

は,

表 の値にプ

リセットする。

表 は 16 種類の初期プリセット番号に相当するシフトレジスタの初期プリセット値を表す。

初期プリセット番号は,データフレームのデータ ID フィールドのビット b

7

(msb)から b

4

(lsb)までのビット

によって表す値と等しい。同じプリセット値は,16 個の連続したデータフレームに使用される。シフトレ

ジスタのビット r

7

から r

0

までの初期値の部分は,

バイト S

0

として取り出す。

その後,

8 ビットシフトが 2 047

回繰り返され,レジスタの r

7

から r

0

より,2 047 バイトの S

1

から S

2 047

として取り出される。

表 1  シフトレジスタの初期値

初期プリセット番号

初期プリセット値

初期プリセット番号

初期プリセット値

(0)

(0001)

(8)

(0010)

(1)

(5500)

(9)

(5000)

(2)

(0002)

(A)

(0020)

(3)

(2A00)

(B)

(2001)

(4)

(0004)

(C)

(0040)

(5)

(5400)

(D)

(4002)

(6)

(0008)

(E)

(0080)

(7)

(2800)

(F)

(0005)

図 12  フィードバックシフトレジスタ


18

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

13.3  ECC ブロック  ECC ブロックは,16 個の連続するスクランブルドフレームを,図 13 に示すように,

各行 172 バイトを 192 行に配列する。各 172 列に外符号パリティ 16 バイトを加え,その結果 208 行になっ

た各行に内符号パリティ 10 バイトを加える。完全な ECC ブロックは,各行 182 バイトの 208 行によって

構成する。この配列のバイトは,が行数で が列数である B

ij

とし,次による。

        i=0∼191 及び j=0∼171 に対する B

ij

は,スクランブルドフレームからのバイト。

        i=192∼207 及び j=0∼171 に対する B

ij

は,外符号パリティのバイト。

        i=0∼207 及び j=172∼181 に対する B

ij

は,内符号パリティのバイト。

図 13  ECC ブロックの構成

PO 及び PI バイトは,次の式によって算出する。

j

=0∼171 の各々で 16 PO バイトは,剰余多項式

R

j

(

x

)で定義し,外符号 RS(208,192,17)を形成

する。

( )

( )

( )

x

G

x

x

I

x

B

x

R

po

j

i

j

i

j

mod

16

207

192

1

207

,

=

=

å

=

    ここに,

( )

å

=

=

191

0

191

,

i

i

j

i

j

x

B

x

I

( )

(

)

=

+

=

15

0

0

k

k

P

x

x

G

α

i

=0∼207 の各々で 10 PI バイトは,剰余多項式

R

i

(

x

)で定義し,内符号 RS(182,172,11)を形成する。

( )

( )

( )

x

G

x

x

I

x

B

x

R

PI

i

i

j

j

i

j

mod

10

181

172

181

,

=

=

å

=

    ここに,

( )

å

=

=

171

0

171

,

i

j

j

i

i

x

B

x

I

( )

(

)

=

+

=

9

0

k

k

PI

x

x

G

α

16行

172バイト

  PI

10バイト


19

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

        α

は,原始多項式

P

(

x

)=

x

8

x

4

x

3

x

2

+1 の原始根とする。

13.4  記録フレーム  16 の記録フレームは,図 13 の ECC ブロックの各 12 行ごとに,16 PO 行の一つを

インタリーブすることによって算出する。これは,ECC ブロックのバイト B

i,j

を次の式に対する B

m,n

して再配置することによって算出する。

m

i

+int[

i

/ 12]  及び

n

j

 (

i

≦ 191 の場合 )

m

=13 (

i

 - 191) - 1  及び

n

j

 (

i  ≧

192 の場合 )

ここで,int[

x

]は,

x

以下の最大の整数とする。

ECC ブロックの 37 856 のバイトは,2 366 バイトの 16 記録フレーム(図 14)に再配置される。各記録フレ

ームは,各行 182 バイト 13 行の配列を構成する。

図 14  ECC ブロックから得た記録フレーム

13.5  記録符号及び NRZI 変換  各記録フレームの 8 ビットバイトは,二つの“1”の間に最小 2 個の“0”及

び最大 10 個の“0”が含まれる RLL(2,10)というラン長の制限をもつ 16 ビット符号語に変換する。

附属書 G

は,適用する変換テーブルを規定する。主変換テーブル及び代替テーブルは,各 8 ビットバイトの 4 状態

の一つに対する 16 ビット符号語を規定する。各 8 ビットバイトに対して,テーブルは,相当する符号語だ

けでなくエンコードする次の 8 ビットバイトの状態を示す。16 ビット符号語は,

図 15 に示すように,デ

ィスクに記録する前に,チャネルビットに NRZI 変換する。

図 15  NRZI 変換

16ビ ッ ト 符 号 語

N R Z変 換

排 他 的 論 理 和

(E xclusive-O R )

16チ ャ ネ ル ビ ッ ト
N R ZI変 換 パ ル ス

T= 1チ ャ ネ ル ク ロ ッ ク 間 隔

記録フレーム

182バイト

記録フレーム

記録フレーム


20

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

13.6  記録データフィールド  記録されたデータフィールドの構造は,図 16 に示すように,各行が二つの

同期フレームからなる 13 行で構成する。一つの同期のフレームは,

表 の同期符号の一つと 1 456 チャネ

ルビットで構成し,1 456 チャネルビットは,記録フレームの一つの行のそれぞれの第 1,第 2 の 91 個の 8

ビットバイトを表す。記録されたデータフィールドの第 1 行は,記録フレームの第 1 行を表し,記録され

たデータフィールドの第 2 行は,記録フレームの第 2 行を表し,以下同様である。

図 16  記録データフィールド

記録は,第 1 行の第 1 同期フレームで開始し,第 2 同期フレームに続き,以下各行ごとに同様である。

主同期符号と副同期符号の選択は 13.7 に規定する。

表 2  同期符号

状態 1 及び状態 2

    主同期信号                                副同期信号

          (msb)                                                (lsb)            (msb)                                                (lsb) 
SY0 = 0001001001000100 0000000000010001  /  0001001000000100 0000000000010001 
SY1 = 0000010000000100 0000000000010001  /  0000010001000100 0000000000010001 
SY2 = 0001000000000100 0000000000010001  /  0001000001000100 0000000000010001 
SY3 = 0000100000000100 0000000000010001  /  0000100001000100 0000000000010001 
SY4 = 0010000000000100 0000000000010001  /  0010000001000100 0000000000010001 
SY5 = 0010001001000100 0000000000010001  /  0010001000000100 0000000000010001 
SY6 = 0010010010000100 0000000000010001  /  0010000010000100 0000000000010001 
SY7 = 0010010001000100 0000000000010001  /  0010010000000100 0000000000010001

状態 3 及び状態 4

      主同期信号                              副同期信号

            (msb)                                              (lsb)            (msb)                                                  (lsb) 
SY0 = 1001001000000100 0000000000010001  /  1001001001000100 0000000000010001 
SY1 = 1000010001000100 0000000000010001  /  1000010000000100 0000000000010001 
SY2 = 1001000001000100 0000000000010001  /  1001000000000100 0000000000010001 
SY3 = 1000001001000100 0000000000010001  /  1000001000000100 0000000000010001 
SY4 = 1000100001000100 0000000000010001  /  1000100000000100 0000000000010001 
SY5 = 1000100100000100 0000000000010001  /  1000000100000100 0000000000010001 
SY6 = 1001000010000100 0000000000010001  /  1000000001000100 0000000000010001 
SY7 = 1000100010000100 0000000000010001  /  1000000010000100 0000000000010001

13

同期フレーム

同期フレーム


21

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

13.7  直流成分抑圧制御 
13.7.1  書換可能データフィールドでの直流成分抑圧制御  直流成分抑圧制御は,NRZI 変換された“変調

チャネルビットストリーム”において累積するディジタル総計値(DSV,4.3 参照)の絶対値を最小化する。

  その制御アルゴリズムは,DSV の絶対値が最小になるように,次の各場合[a)∼c)]で,同期符号及び変

換された符号語の選択をコントロールすることである。その選択は,選択された符号の終わりの位置での

累積 DSV に基づいて決定する。

  DSV の現在値を減少させる幾つかの方法を次に示す。

  a)  主同期符号と副同期符号の間で,同期符号を選択する。

  b) 0 から 87 までの範囲の 8 ビットバイトに対して,主変換テーブルの代わりに代替テーブルを用いる

ことができる。

  c)  88 から 255 までの範囲の 8 ビットバイトに対して,指定される状態が 1 又は 4 のとき,ラン長に対

する要求事項を満たすならば,16 ビット符号を状態 1 又は 4 から選択することができる。

13.7.2  エンボスデータフィールドでの直流成分抑圧制御  半径方向のトラッキング及び HF 信号の検出

を確実にするために,チャネルビットパターンのストリームの低周波成分は,できる限り低く保つことが

望ましい。これを達成するために,ディジタル総計値(DSV)は,できる限り低く保つようにする。変調の

はじめの DSV は,0 に設定する。

  DSV の現在値を減少させる幾つかの方法を次に示す。

  a)  主同期符号と副同期符号の間で,同期符号を選択する。

  b)  0 から 87 までの範囲の 8 ビットバイトに対して,主変換テーブルの代わりに代替テーブルを用いる

ことができる。

  c) 88 から 255 までの範囲の 8 ビットバイトに対して,指定される状態が 1 又は 4 のとき,ラン長に

    対する要求事項を満たすならば,16 ビット符号を状態 1 又は 4 から選択することができる。

  これらの可能性を活用するために,ストリーム 1 及びストリーム 2 の二つのデータストリーム声名同期

フレームに対して生成し,ストリーム 1 は主同期符号で,ストリーム 2 は同期符号の同じ分類の第 2 同期

符号で,各々開始する。両ストリームは,個別に変調するので,主同期符号と副同期符号のビットパター

ン間の差違のために異なった DSV が得られる。

  b)及び c)の場合,一つの 8 ビットバイトを表すのに二つの可能性がある。各ストリームの DSV は,こ

の選択を行う 8 ビットバイトの一つ手前の 8 ビットバイトまで計算する。最も絶対値の小さい DSV のス

トリームを選択し,もう一つのストリームに複製する。それから次の 8 ビットバイトの符号語表現の一つ

がストリーム 1 に入り,他の一つはストリーム 2 に入る。この動作は b)又は c)の発生の都度繰り返す。

  b)の場合,両ストリームでの同じパターン位置で常に起こるが,c)の場合は,例えば,前の 8 ビットバ

イトで規定される次の状態が 1 又は 4 の代わりに 2 又は 3 になり得るために,一方のストリームでは起こ

るが他方では起こらない可能性がある。その場合,次の三つの手順を適用する。

1)  両ストリームの| DSV |を比較する。 
2) c)が起こるストリームの| DSV |がもう一方のストリームのものより小さければ,c)が起こるス

トリームを選択し,他のストリームに複製する。次の 8 ビットバイトの符号表現の一つがこのス

トリームに入り,もう一方の表現は,他方のストリームに入る。

3) c)が起こるストリームの| DSV |がもう一方のストリームのものより大きければ,c)の選択は無

視し,その 8 ビットバイトは,規定された状態に決められる。


22

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

b)及び c)の場合,| DSV |が等しければ,ストリーム 1 又はストリーム 2 の選択の決定は,実用化のと

き決めればよい。

  a)の場合の手順は,次による。

    同期フレームの終わりで,b)又は c)の起きる起きないにかかわらず全体の同期フレームの DSV は計算

され,最も低い| DSV |をもつストリームが選択される。もし,この DSV が+63 より大きいか−64 よ

り小さい場合,同期フレームの始めの同期符号は主同期符号から副同期符号に変えるか,副同期符号

から主同期符号に変えるかする。この結果,より小さい|DSV|が得られるなら,そのように変更し,そう

でなければ,元の同期符号が用いる。

  DSV の計算中,DSV の実際値として−1 000 と+1 000 の間を変動する可能性があるため,DSV のカ

ウント範囲は少なくとも−1 024 から+1 023 までを推奨する。

13.7.3  物理 ID 及び物理 ID 誤り検出符号  書換可能領域の物理 ID(15.4 参照)フィールド及び物理 ID 誤り

検出符号フィールド(15.5 参照)の変調は,記録データフィールドと同じやり方又は主変換テーブルだけを

用いる簡便なやり方のいずれかで行う。

  前者の場合,DSV 値を,ヘッダフィールドの VFO1 の先頭で 0 にリセットする。

  両者とも,変調は,状態 1 で開始する。

14. 

トラックフォーマット

14.1  トラック形状  情報ゾーン内のエンボス領域(リードインゾーンの最初の 5 ゾーン,16.1 参照)は,

一連のエンボスピットからなるトラックで構成される。情報ゾーン内の書換可能領域(前者以外)は,連続

コンポジットサーボトラッキングのためのトラックを含むものとする。各トラックは,360°回転の連続ス

パイラルを形成する。トラックは,情報ゾーンで連続とする。トラックの形状は,第 4 章の要求事項によ

って決定する。書換可能領域は,一連のグルーブ及びランドトラックからなる。グルーブトラックは,ラ

ンドトラックに交互に結合する。グルーブトラックは,グルーブセクタからなる。ランドトラックは,ラ

ンドセクタからなる。各セクタは,ヘッダフィールド,ミラーフィールド及び記録フィールドからなる。

グルーブセクタの記録フィールドには,溝を付ける。ランドセクタの記録フィールドには,溝を付けない。

グルーブは,ざんごう(塹壕)のような溝であり,その底は,ランドより入射面に近い位置にある。

ミラーゾーンは,グルーブもエンボスマークももたないものとする。

14.2  トラック経路  トラック経路は,ディスクの内側(リードインゾーンの開始)から外側(リードアウト

ゾーンの終了)までの連続スパイラルとする。 
14.3  トラックピッチ  トラックピッチは,半径方向に隣接するトラック(グルーブトラック及びランドト

ラック)の中心線間の距離として測定される。トラックピッチは,書換可能領域で 0.615µm  ±0.03 µm,

エンボス領域で 0.74µm ±0.03 µm とする。データゾーンにわたる平均トラックピッチは,書換可能領域

で 0.615µm ±0.01 µm,エンボス領域から 0.74 µm±0.01 µm とする。

  トラックは,リードインゾーンから次の半径で始まるものとする。

mm

mm

6

.

22

0

 

0.2

14.4  トラックレイアウト  各トラックは,セクタに分割するものとする。リードインゾーンのエンボス

領域でのトラック当たりのセクタ数は,18 とする(

表 及び表 参照)。各セクタは 2 418 バイトからなる

ものとし,各バイトはディスク上では 16 チャネルビットによって表される。リードインゾーンのエンボス

領域でのセクタは,一つのトラックにわたり等しい間隔を置いて並べるものとする。セクタのサイズは,


23

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

38 688 チャネルビットとする。

書換可能領域でのトラック当たりのセクタ数は,ゾーンによらず記録密度を一定にするために,120 mm

ディスクでは内周のゾーン 0 から外周のゾーン 34 へ,80 mm  ディスクでは内周のゾーン 0 から外周のゾ

ーン 13 へ向かうにつれて増加する。各セクタは 2 697 バイトからなるものとし,各バイトはディスク上で

は 16 チャネルビットによって表される。書換可能領域でのセクタは,一つのトラックにわたり等しい間隔

を置いて並べるものとする。セクタのサイズは,43 152 チャネルビットとする。

14.5  回転速度  公称回転速度は,各ゾーンで異なり,ゾーンの番号で決定する(表 3 及び表 4 参照)。こ

れらの値は,参考用だけのものである。絶対回転速度は,22.16 Mbps のユーザデータビットレートが次

の式で実現するように調整するものとする。

  回転速度( Hz )=22 160 000 / (トラック当たりのセクタ数×2 048×8 )

  ディスクは,光ヘッドから見て反時計回りに回転するものとする。

  エンボスデータゾーンの絶対回転速度は,ゾーン 0 に合わせるものとする。

表 3  120 mm ディスクの公称回転速度

ゾーン

回転速度

(Hz)

1 トラックの

セクタ数

チャネル

クロック周期

(ns)

バイトの周期

(ns)

セクタの周期

(

µs

)

エンボス領域

54.10

18

26.54

425

1 027

リードイン

  ゾーン

書換可能領域

54.10

25 17.13 274 739

ゾーン 0

54.10 25 17.13 274 739

ゾーン 1

52.02 26 17.13 274 739

ゾーン 2

50.09 27 17.13 274 739

ゾーン 3

48.30 28 17.13 274 739

ゾーン 4

46.64 29 17.13 274 739

ゾーン 5

45.08 30 17.13 274 739

ゾーン 6

43.63 31 17.13 274 739

ゾーン 7

42.27 32 17.13 274 739

ゾーン 8

40.99 33 17.13 274 739

ゾーン 9

39.78 34 17.13 274 739

ゾーン 10

38.64 35 17.13 274 739

ゾーン 11

37.57 36 17.13 274 739

ゾーン 12

36.56 37 17.13 274 739

ゾーン 13

35.59 38 17.13 274 739

ゾーン 14

34.68 39 17.13 274 739

ゾーン 15

33.81 40 17.13 274 739

ゾーン 16

32.99 41 17.13 274 739

ゾーン 17

32.20 42 17.13 274 739

ゾーン 18

31.45 43 17.13 274 739

ゾーン 19

30.74 44 17.13 274 739

ゾーン 20

30.06 45 17.13 274 739

ゾーン 21

29.40 46 17.13 274 739

ゾーン 22

28.78 47 17.13 274 739

ゾーン 23

28.18 48 17.13 274 739

ゾーン 24

27.60 49 17.13 274 739

ゾーン 25

27.05 50 17.13 274 739

ゾーン 26

26.52 51 17.13 274 739

ゾーン 27

26.01 52 17.13 274 739

ゾーン 28

25.52 53 17.13 274 739

ゾーン 29

25.05 54 17.13 274 739

ゾーン 30

24.59 55 17.13 274 739

ゾーン 31

24.15 56 17.13 274 739

ゾーン 32

23.73 57 17.13 274 739

ゾーン 33

23.32 58 17.13 274 739

データゾーン

書換可能領域

ゾーン 34

22.92 59 17.13 274 739

リードアウトゾーン書換可能領域

22.92

59

17.13

274

739


24

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

表 4  80 mm ディスクの公称回転速度

ゾーン

回転速度

(Hz)

1 トラックの

セクタ数

チャネル

クロック周期

(ns)

バイトの周期

(ns)

セクタの周期

(

µs

)

エンボス領域

54.10

18

26.54

425

1 027

リードイン 
  ゾーン

書換可能領域

54.10

25 17.13  274  739

ゾーン 0

54.10 25  17.13  274  739

ゾーン 1

52.02 26  17.13  274  739

ゾーン 2

50.09 27  17.13  274  739

ゾーン 3

48.30 28  17.13  274  739

ゾーン 4

46.64 29  17.13  274  739

ゾーン 5

45.08 30  17.13  274  739

ゾーン 6

43.63 31  17.13  274  739

ゾーン 7

42.27 32  17.13  274  739

ゾーン 8

40.99 33  17.13  274  739

ゾーン 9

39.78 34  17.13  274  739

ゾーン 10

38.64 35  17.13  274  739

ゾーン 11

37.57 36  17.13  274  739

ゾーン 12

36.56 37  17.13  274  739

データゾーン 
書換可能領域

ゾーン 13

35.59 38  17.13  274  739

リードアウトゾーン 
書換可能領域

35.59

38

17.13

274

739

14.6  半径方向のアラインメント  データ領域,リードインゾーン又はリードアウトゾーン内のトラック

のうち,ゾーン間で 1 トラックのセクタ数が異なるゾーンの境界部以外のトラックに属するセクタは,半

径方向に隣接するセクタの最初のチャネルビット間の角度方向の距離が,4 チャネルビット以下とするよ

うに半径方向に配置する。

  各トラックの先頭は,データゾーン,リードインゾーン又はリードアウトゾーン内の任意の 2 トラック

間の角度方向の距離が,256 チャネルビット以下とするように半径方向に調整する。 
14.7  セクタ番号  各セクタは,セクタ番号で識別するものとする。セクタ(030000)は,リードインゾー

ンの書換可能領域の最初のセクタである。これは,次の半径に位置する。

mm

mm

0

.

24

0

 

0.2

  セクタ(030000)のセクタ番号より大きい半径に位置するセクタ番号は,セクタごとに 1 ずつ増加するも

のとする。セクタ(030000)は,グルーブトラックの最初のセクタとする。

 
15.  セクタフォーマット 
15.1  セクタレイアウト 
15.1.1  書換可能領域でのセクタレイアウト  セクタは,ヘッダフィールド,ミラーフィールド及び 2 048

バイトのユーザデータを記録できる記録フィールドからなる。記録フィールドは,記録してもよいし記録

しなくてもよい。セクタ長は,公称 2 697 バイトとする。ヘッダフィールド長は,公称 128 バイト,ミラ

ーフィールド長は,公称 2 バイト,そして記録フィールド長は,公称 2 567 バイトである。記録フィール

ドは,ギャップフィールド,ガード 1 フィールド,VFO3 フィールド,PS フィールド,データフィール

ド,PA3 フィールド,ガード 2 フィールド及びバッファフィールドからなる。

ヘッダフィールドは,ヘッダ 1 フィールド,ヘッダ 2 フィールド,ヘッダ 3 フィールド及びヘッダ 4 フ

ィールドからなるものとする。

  ヘッダ 1 フィールドは,VFO1,アドレスマーク,物理 ID1,PED1 及び PA1 からなるものとする。

  ヘッダ 2 フィールドは,VFO2,アドレスマーク,物理 ID2,PED2 及び PA2 からなるものとする。

  ヘッダ 3 フィールドは,VFO1,アドレスマーク,物理 ID3,PED3 及び PA1 からなるものとする。


25

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

  ヘッダ 4 フィールドは,VFO2,アドレスマーク,物理 ID4,PED4 及び PA2 からなるものとする。

  ヘッダフィールドは,千鳥状に配置されたビットアドレスからなる。

  ヘッダ 1 フィールド及びヘッダ 2 フィールドは,グルーブトラックと外側近傍ランドトラックとの間の

境界上に配置するものとする。ヘッダ 3 フィールド及びヘッダ 4 フィールドは,グルーブトラックと内側

近接ランドトラックとの間の境界上に配置するものとする。

  グルーブは,ギャップフィールドの先頭から 41 072 チャネルビットの長さにあるものとする。グルー

ブは,ウォブルし,一つのウォブルサイクルは,186 チャネルビットとする。このウォブルグルーブは,

正弦波状とし,各セクタでギャップフィールドの先頭で,位相 0 で開始するものとする。最初の半サイク

ルは,外側の半径方向ヘウォブルするものとする。グルーブセクタの記録フィールドの最後の 4 チャネル

ビットは,グルーブであってもなくてもよい。

  ミラーフィールドは,ヘッダ 4 とギャップフィールドとの間に配置する。

  書換可能領域のセクタのレイアウトは,

図 17 に示す。

  対物レンズから見たディスク上のヘッダフィールドのレイアウトは,

図 18 に示す。

15.1.2  エンボス領域でのセクタレイアウト  セクタは,連続エンボスビット列で形成した 38 688 チャン

ネルビットからなる。

トラック上のセクタは,いかなるギャップももたず,リードインゾーンの開始からリードインゾーンの

エンボス領域の終了(バッファゾーン 2 の終了)まで連続的に配置される。

記録フィールド

ヘッダ 
フィー

ルド

ミラー 
フィー

ルド

ギャップ

フィールド

ガード 1

フィール

VFO 3

フィール

PS

フィール

データ

フィール

PA 3

フィール

ガード 2

フィール

バッファ

フィールド

128

2

10 +

J

/16

20 +

K

35

3

2 418

1

55 -

K

25 –

J

/16

                0≦J≦15    0≦K≦7

a)  セクタレイアウト

b)  ヘッダーフィールドレイアウト

図 17  書換可能領域でのセクタとヘッダーフィールドレイアウト

ヘッダ 1 フィールド

ヘッダ 2 フィールド

ヘッダ 3 フィールド

ヘッダ 4 フィールド

VFO1 AM PID 1 PED

1

PA 1 VFO

2

AM PID 2 PED

2

PA 2 VFO

1

AM PID 3 PED

3

PA 1 VFO

2

AM  PID 4  PED 4 PA 2

36

3

4

2

1

8

3

4

2

1

36

3

4

2

1

8

3

4

2

1


26

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図 18  書換可能領域のヘッダフィールドのレイアウト

15.2  VFO フィールド  読取りチャネルビットの位相同期ループの可変周波数発振器に同期を与えるた

めに,ヘッダフィールドに二つのエンボスされた VFO1 フィールド及び二つのエンボスされた VFO2 フィ

ールドがあり,記録フィールドに一つの VFO3 フィールドがあるものとする。VFO1 は,576 チャネルビッ

ト長をもつものとする。VFO2 は,128 チャネルビット長をもつものとする。VFO3 は,560 チャネルビッ

ト長をもつものとする。VFO フィールドの連続チャネルビットパターンは,

図 19 による。

図 19  VFO パターン

a)  トラックでの最初のセクタのヘッダフィールドのレイアアウト

b)  トラックでの最初のセクタ以外のヘッダフィールドのレイアアウト

トラックピッチ

トラックピッチ

トラックピッチ/2

トラックピッチ/2

トラックピッチ

トラックピッチ

内側

内側

外側

トラックピッチ/2

トラックピッチ/2

グループセクタ

グループセクタ

グループセクタ

グループセクタ

グループセクタ

グループセクタ

グループセクタ

グループセクタ

ランドセクタ

ランドセクタ

ランドセクタ

ランドセクタ

ランドセクタ

ヘッダ 1 フィールド

ヘッダ 1 フィールド

ヘッダ 1 フィールド

ヘッダ 1 フィールド

ヘッダ 2 フィールド

ヘッダ 2 フィールド

ヘッダ 2 フィールド

ヘッダ 2 フィールド

ヘッダ 3 フィールド

ヘッダ 3 フィールド

ヘッダ 3 フィールド

ヘッダ 3 フィールド

ヘッダ 4 フィールド

ヘッダ 4 フィールド

ヘッダ 4 フィールド

ヘッダ 4 フィールド

ミラーフィールド

ミラーフィールド

186 チャネルビット

186 チャネルビット

N:1 トラック当りのセクタ数

N:1 トラック当りのピッチ/2

外側

ランドセクタ

スペース

マーク

スペース

マーク

VFO 1,    576  チャネルビット:

VFO 2,     128チャネルビット:

VFO 3,     560チャネルビット:                              (同上、図省略)


27

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15.3  アドレスマーク(AM)  アドレスマークは,8-16 変調では起こらないエンボスパターンからなるもの

とする。

このフィールドは,

次の PID フィールドのためにドライブにバイト同期を与えるようにしてある。

フィールドは,

図 20 のパターンをもち,48 チャネルビット長をもつものとする。

図 20  アドレスマークパターン

15.4  物理識別データ(PID)フィールド  この 4 バイトのフィールドは,b

0

(lsb)から b

31

(msb)まで連続的に

番号付けしたビットからなるものとする(

図 21 参照)。

b

31

b

30

b

29

b

28

b

27

b

26

b

25

b

24

  b

23

b

0

予備

PID 番号

セクタタイプ

レイヤ番号

セクタ番号

図 21  物理識別データフィールド

最上位バイト,すなわち,セクタ情報の設定は,次による。

ビット b

31

∼b

30

“00”に設定する。

ビット b

29

∼b

28

次によって設定する。 
  “00”  PID1 を示す。 
  “0l”  PID2 を示す。 
  “10”  PID3 を示す。 
  “11”  PID4 を示す。

ビット b

27

∼b

25

次によって設定する。 
  “100”  トラックの最初のセクタを示す。 
  “101”  トラックの最後のセクタを示す。 
  “110”  トラックの最後から 2 番目のセクタを示す。 
  “111”  トラックの他のセクタを示す。

ビット b

24

 “0”に設定し,レイヤ 0 を示す。

最下位の 3 バイトである,ビット b

23

から b

0

までは,2 進表記のセクタ番号を規定する。

書換可能領域の PID1 フィールド及び PID2 フィールドは,それに後続するランドセクタを示す同じセ

クタ番号をもつものとする。書換可能領域の PID3 フィールド及び PID4 フィールドは,それに後続する

グルーブセクタを示す同じセクタ番号をもつものとする。

15.5  物理 ID 誤り検出符号(PED)フィールド  要素 6 の配列 C

j

 (j=0∼5)において,物理 ID を最上位バイ

トが C

0

から最下位バイトが C

3

になるように配置したとき,PED の各バイト:C

j

 ( j=4∼5 )は,次による。

( )

( )

( )

x

G

x

x

I

x

C

x

PED

E

j

j

j

mod

2

5

4

5

=

=

å

=

  ここに,

( )

å

=

=

3

0

3

j

j

j

x

C

x

I

( )

(

)

=

+

=

1

0

k

k

E

x

x

G

α

α

は,原始多項式

P

(

x

)=

x

8

x

4

x

3

x

2

+1 の原始根である。

000100010000000000000100010001000000000000010001

スペース

マーク

48チャンネルビット


28

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15.6  ポストアンブル 12(PA1PA2)フィールド  ポストアンブル

1

2

は,それぞれ

16

チャネルビット

長に等しいものとする。

PA1

フィールド及び

PA2

フィールドによって,先行する

PED

の最後のバイトの

8-16

変調が完結する

(

図 22 から図 25 参照

)

図 22  状態 及び状態 の PA1

図 23  状態 及び状態 の PA1

図 24  状態 及び状態 の PA2

0    0    0    0    0     1    0    0    0    0    0    1    0   0   0   1

0    0    0    1    0     0    0    1    0    0    0    1    0   0   0    1

先行するバイトが,マークで終了した場合

先行するバイトが,スペースで終了した場合

スペース

マーク

スペース

マーク

16チャネルビット

16チャネルビット

1   0   0   0   1   0   0    1   0   0    0    1   0    0   0   1

1   0   0   0   0    1   0   0   0   0   0    1   0    0   0   1

スペース

マーク

16チャネルビット

先行するバイトが,マークで終了した場合

先行するバイトが,スペースで終了した場合

スペース

マーク

16チャネルビット

0    0   1    0    0    1    0    0    1    0    0    0   0    0 0    0

0   0   0    0    0     1    0    0    1    0    0    0   0    0 0    0

スペース

マーク

16チャネルビット

先行するバイトが,マークで終了した場合

先行するバイトが,スペースで終了した場合

スペース

マーク

16チャネルビット


29

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:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

図 25  状態 及び状態 の PA2

15.7  ミラーフィールド  このフィールドは,長さで,32 チャネルビットに等しい領域とする。このフィ

ールドは,グルーブもエンボスマークももたないものとする。

このフィールドに記録を行ってはならない。

15.8  ギャップフィールド  ギャップフィールドは,公称値として( 160+

J

)チャネルビットの長さをもつ

ものとする。ここで,番号

J

は,0 から 15 までランダムに変化させるものとする。実際の記録後の長さは,

公称値の±20 チャネルビットの範囲内でなければならない。ギャップフィールドの長さの変化は,バッフ

ァフィールドの長さで補償する(

附属書 K 参照)。

読取りに際し,その内容は無視するものとするが,エンボスしてはならない。ギャップフィールドは,

記録フィールドの最初のフィールドであり,ヘッダフィールド読取りを終了した後及びガード 1 フィール

ドを書き込むか又は VFO3 フィールドを読み取る前に,処理のために若干の時間を与えるものである。 
15.9  ガード 1 フィールド  ガード 1 フィールドは,20 バイトから(20+

K

)バイトまでの長さをもつもの

とする。ここで,番号

K

は,記録フィールドの VFO3 フィールドからガード 2 フィールドまで続くフィ

ールドで形成したマークの位置をシフトさせるために,0 から 7 までランダムに変化させるものとする(

属書 K 参照)。ガード 1 フィールドの最初の 20 バイトは,多数回オーバライトした後の信号の劣化から
VFO3 フィールドの始端を保護する。読取りに際し,その内容は無視するものとする。

ガード 1 フィールドは,

16 チャネルビットパターン:1000 1000 1000 1000

を( 20+

K

)回繰り返すものとする。

15.10 プリシンク符号(PS)フィールド  PS フィールドは,ドライブに次のデータフィールドのためのバイ

ト同期を得るようにしてある。PS フィールドは,48 チャネルビット長で,次のチャネルビットパターン

で記録するものとする。

0000 0100 0100 1000 0010 0001 0010 0000 1000 0010 0001 0000

15.11 データフィールド  このフィールドは,13.の規定に従って変調の後,記録される。 
15.12 ポストアンブル 3(PA3)フィールド  ポストアンブル 3(PA3)は,長さで,16 ビットチャネルビット

に等しいものとする。PA3 は,先行するデータフィールドの最後のバイトの 8-16 変調が完結する。

  状態 1 及び状態 2 に対しては,次のように設定する。

    0001 0010 0100 0100 / 0001 0010 0000 0100

  状態 3 及び状態 4 に対しては,次のように設定する。

    1001 0010 0000 0100 / 1001 0010 0100 0100

0    0   1    0    0    1    0    0    1    0    0    0   0    0 0    0

0   0   0    0    0     1    0    0    1    0    0    0   0    0 0    0

スペース

マーク

16チャネルビット

先行するバイトが,マークで終了した場合

先行するバイトが,スペースで終了した場合

スペース

マーク

16チャネルビット


30

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

  復調で,PA3 は,次のデータフィールドでの SY0 の最初の 16 チャネルビットの代わりに使用できる。

15.13 ガード 2 フィールド  ガード 2 フィールドは,公称(55−

K

)バイトの長さをもつものとする。ここ

で,番号

K

は,0 から 7 の範囲でガード 1 フィールドとガード 2 フィールドの長さの合計が 75 バイトに

なるように設定する。ガード 2 フィールドの最後の 20 バイトは,多数回オーバライトした後のデータフ

ィールドの終端を信号の劣化から保護する。ガード 2 フィールドの残りは,書き込んだデータの実際の長

さの変動のためにある。その内容は,読取りに際し無視するものとする。

  ガード 2 フィールドは,次に示す 16 チャネルビットパターンを(55−

K

)回繰り返すものとする。

    1000 1000 1000 1000

  ガード 1 フィールド,VFO3 フィールド,PS フィールド,データフィールド及びガード 2 フィールド

のフィールドは,ギャップなしで書き込むものとし,その長さは,2 532 バイトとする(

附属書 K 参照)。

15.14 記録極性のランダム化  記録領域で多数回オーバライトを繰り返した後の媒体上のマーク及びスペ

ースの位置の確率を均一化するために,NRZI 変換パルスの極性は,各記録ごとにランダムに反転するも

のとする。パルスの反転は,ガード 1 フィールド,VFO3 フィールド,PS フィールド,データフィール

ド及びガード 2 フィールドの全体のパルスに,同時に適用するものとする。ランダムな選択は,極性,ギ

ャップフィールドの長さ及びガード 2 フィールドの長さが互いに無関係になるように行うものとする(

属書 K 参照)。その極性は,読取りに際し無視するものとする。 
15.15 バッファフィールド  バッファフィールドは公称値として( 400−

J

)チャネルビットの長さをもつ

ものとする。ここで,番号

J

は,15.8 で選択された値と同じとする。実際の記録後の長さは公称値の±272

チャネルビットの範囲内でなければならない。その内容は,読取りに際し無視するものとする。

バッファフィールドは,データの書込みのときのトラックの偏心及びディスクの速度変化による書き込

んだデータの実際の長さの変化のために必要とする。

16.  情報ゾーンのフォーマット 
16.1  情報ゾーンの区分  情報ゾーンは,リードインゾーン,データゾーン及びリードアウトゾーンの三

つの部分で構成され,データの互換に関連するディスク上のすべての情報を含む。この情報はトラッキン

グのためのグルーブ及びビット,ヘッダフィールド,データ及びユーザ記録データを含む。リードインゾ

ーンの前半の五つのゾーン(16.2 参照)においては情報はエンボスによって提供される。リードインゾーン

の後半の六つのゾーン,データゾーン及びリードアウトゾーンにおいて,情報は書換え可能な形で記録さ

れる。

情報ゾーンは,以下のような三つの部分で構成されている。

  リードインゾーン

    イニシャルゾーン

    リファレンスコードゾーン

    バッファゾーン 1,2

    コントロールデータゾーン

    結合ゾーン

    ガードトラックゾーン 1,2

    ディスク試験ゾーン

    ドライブ試験ゾーン


31

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

    ディスク識別ゾーン

    欠陥管理領域(DMA1 及び DMA2)

  データゾーン

  リードアウトゾーン

    欠陥管理領域(DMA3 及び DMA4)

    予備ゾーン

    ガードトラックゾーン 1,2

    ドライブ試験ゾーン

      ディスク試験ゾーン

120 mm

ディスクの情報ゾーンの区分は

表 に,

80 mm

ディスクの情報ゾーンの区分は

表 に与える。

表中のゾーンの半径は,ゾーンの最初のトラック中心の半径から最後のトラックの中心半径の公称値を示

し,その精度は,

0 mm

と−

0.2 mm

の間とする。


32

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

表 5  120 mm ディスクの情報ゾーンのレイアウト

(265F60) ∼ (26601F)

(266020) ∼ (2660DF)

(2660E0) ∼ (2662DF)
(2662E0) ∼ (2669DF)
(2669E0) ∼ (2670DF)
(2670E0) ∼ (2741CF)

982.5

59

57.9 ∼ 58.5

DMA3及びDMA4
予備ゾーン
ガードトラックゾーン1
ドライブ試験ゾーン
ディスク試験ゾーン
ガードトラックゾーン2

リードアウトゾーン
書換可能領域

(24C260) ∼ (265F5F)

1 792

59

56.8 ∼ 57.9

ゾーン 34

(235F20) ∼ (24C25F)

1 568

58

55.8 ∼ 56.8

ゾーン 33

(220200) ∼ (235F1F)

1 568

57

54.9 ∼ 55.8

ゾーン 32

(20AB00) ∼ (2201FF)

1 568

56

53.9 ∼ 54.9

ゾーン 31

(1F5A20) ∼ (20AAFF)

1 568

55

52.9 ∼ 53.9

ゾーン 30

(1E0F60) ∼ (1F5A1F)

1 568

54

52.0 ∼ 52.9

ゾーン 29

(1CCAC0) ∼ (1E0F5F)

1 568

53

51.0 ∼ 52.0

ゾーン 28

(1B8C40) ∼ (1CCABF)

1 568

52

50.0 ∼ 51.0

ゾーン 27

(1A53E0) ∼ (1B8C3F)

1 568

51

49.1∼ 50.0

ゾーン 26

(1921A0) ∼ (1A53DF)

1 568

50

48.1 ∼ 49.1

ゾーン 25

(17F580) ∼ (19219F)

1 568

49

47.1 ∼ 48.1

ゾーン 24

(16CF80) ∼ (17F57F)

1 568

48

46.2 ∼ 47.1

ゾーン 23

(15AFA0) ∼ (16CF7F)

1 568

47

45.2 ∼ 46.2

ゾーン 22

(1495E0) ∼ (15AF9F)

1 568

46

44.3 ∼ 45.2

ゾーン 21

(138240) ∼ (1495DF)

1 568

45

43.3 ∼ 44.3

ゾーン 20

(1274C0) ∼ (13823F)

1 568

44

42.3 ∼ 43.3

ゾーン 19

(116D60) ∼ (1274BF)

1 568

43

41.4 ∼ 42.3

ゾーン 18

(106C20) ∼ (116D5F)

1 568

42

40.4 ∼ 41.4

ゾーン 17

(0F7100) ∼ (106C1F)

1 568

41

39.4 ∼ 40.4

ゾーン 16

(0E7C00) ∼ (0F70FF)

1 568

40

38.5 ∼ 39.4

ゾーン 15

(0D8D20) ∼ (0E7BFF)

1 568

39

37.5 ∼ 38.8

ゾーン 14

(0CA460) ∼ (0D8D1F)

1 568

38

36.5 ∼ 37.5

ゾーン 13

(0BC1C0) ∼ (0CA45F)

1 568

37

35.6 ∼ 36.5

ゾーン 12

(0AE540) ∼ (0BC1BF)

1 568

36

34.6 ∼ 35.6

ゾーン 11

(0A0EE0) ∼ (0AE53F)

1 568

35

33.6 ∼ 34.6

ゾーン 10

(093EA0) ∼ (0A0EDF)

1 568

34

32.7 ∼ 33.6

ゾーン 9

(087480) ∼ (093E9F)

1 568

33

31.7 ∼ 32.7

ゾーン 8

(07B080) ∼ (08747F)

1 568

32

30.8 ∼ 31.7

ゾーン 7

(06F2A0) ∼ (07B07F)

1 568

31

29.8 ∼ 30.8

ゾーン 6

(063AE0) ∼ (06F29F)

1 568

30

28.8 ∼ 29.8

ゾーン 5

(058940) ∼ (063ADF)

1 568

29

27.9 ∼ 28.8

ゾーン 4

(04DDC0) ∼ (05893F)

1 568

28

26.9 ∼ 27.9

ゾーン 3

(043860) ∼ (04DDBF)

1 568

27

25.9 ∼ 26.9

ゾーン 2

(039920) ∼ (04385F)

1 568

26

25.0 ∼ 25.9

ゾーン 1

(031000) ∼ (03991F)

25

24.1 ∼ 25.0

ゾーン 0

データゾーン
書換可能領域

(030000) ∼ (0301FF)
(030200) ∼ (0305FF)

(030600) ∼ (030CFF)

(030D00) ∼ (030EFF)

(030F00) ∼ (030F7F)
(030F80) ∼ (030FFF)

1 568

25

24.0 ∼ 24.1

書換可能領域

ガードトラックゾーン1
ディスク試験ゾーン
ドライブ試験ゾーン
ガードトラックゾーン2
ディスク識別ゾーン
DMA1及びDMA2

結合ゾーン

∼ (02EFFF)

(02F000) ∼ (02F00F)
(02F010) ∼ (02F1FF)

(02F200) ∼ (02FDFF)
(02FE00) ∼ (02FFFF)

1 896 以上

18

22.6 ∼ 24.0

エンボス領域

イニシャルゾーン
リファレンスコードゾーン
バッファゾーン1
コントロールデータゾーン
バッファゾーン2

リードインゾーン

セクタ番号

トラック数

トラック当た
りのセクタ数

公称半径 (mm)

ゾーン


33

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

表 6  80 mm ディスクの情報ゾーンのレイアウト

ゾーン

公称半径

(mm)

トラック当た
りのセクタ数

トラック

セクタ番号

エンボス領域 
  イニシャルゾーン 
  リファレンスコードゾーン 
  バッファゾーン 1 
  コントロールデータゾーン 
  バッファゾーン 2

22.6  ∼

24.0

18

1 896

以上

        ∼ (02EFFF)

(02F000)  ∼ (02F00F)

(02F010)  ∼ (02F1FF)

(02F200)  ∼

(02FDFF)

(02FE00)  ∼

(02FFFF)

結合ゾーン

リードインゾーン

書換可能領域 
  ガードトラックゾーン 1 
  ディスク試験ゾーン 
  ドライブ試験ゾーン 
  ガードトラックゾーン 2 
  ディスク識別ゾーン 
  DMA1 及び DMA2

24.0  ∼24.1

25 1

568

(030000)  ∼ (0301FF)
(030200)  ∼ (0305FF)

(030600)  ∼ (030CFF)

(030D00)  ∼

(030EFF)

(030F00)  ∼ (030F7F)

(030F80)  ∼ (030FFF)

ゾーン 0

24.1  ∼

25.0

25

(031000)  ∼ (03991F)

ゾーン 1

25.0  ∼25.9

26 1

568

(039920)  ∼ (04385F)

ゾーン 2

25.9  ∼

26.9

27 1

568 (043860)  ∼

(04DDBF)

ゾーン 3

26.9  ∼

27.9

28 1

568

(04DDC0)

(05893F)

ゾーン 4

27.9  ∼

28.8

29 1

568

(058940)  ∼ (063ADF)

ゾーン 5

28.8  ∼

29.8

30 1

568 (063AE0)  ∼

(06F29F)

ゾーン 6

29.8  ∼

30.8

31 1

568 (06F2A0)  ∼

(07B07F)

ゾーン 7

30.8  ∼

31.7

32 1

568

(07B080)  ∼ (08747F)

ゾーン 8

31.7  ∼

32.7

33 1

568

(087480)  ∼ (093E9F)

ゾーン 9

32.7  ∼

33.6

34 1

568 (093EA0)  ∼

(0A0EDF)

ゾーン 10

33.6  ∼

34.6

35 1

568 (0A0EE0)  ∼

(0AE53F)

ゾーン 11

34.6  ∼

35.6

36 1

568 (0AE540)  ∼

(0BC1BF)

ゾーン 12

35.6  ∼

36.5

37 1

568 (0BC1C0)  ∼

(0CA45F)

データゾーン 
書換可能領域

ゾーン 13

36.5  ∼

38.1

38 2

464 (0CA460)  ∼

(0E121F)

リードアウトゾーン

書換可能領域

  DMA3 及び DMA4 
  予備ゾーン 
  ガードトラックゾーン 1 
  ドライブ試験ゾーン 
  ディスク試験ゾーン 
  ガードトラックゾーン 2

38.1  ∼

38.5

38 730.2

(0E1220)  ∼

(0E12DF)

(0E12E0)  ∼

(0E139F)

(0E13A0)  ∼

(0E159F)

(0E15A0)  ∼

(0E1A1F)

(0E1A20)  ∼

(0E1D9F)

(0E1DA0)  ∼

(0E7E7F)

 
 


34

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

16.2  リードインゾーン 
16.2.1  リードインゾーンの構造  リードインゾーンの構造は,図 26 に示す。図に記載されているセクタ

番号は各々のゾーンの先頭セクタを示す。イニシャルゾーンとバッファゾーン

2

については最終セクタの

セクタ番号が併記されている。最初の

5

ゾーンはエンボス領域である。結合ゾーンはミラー領域で,最後

6

ゾーンは書換可能領域である。

セクタ番号

セクタ番号

192 511

イニシャルゾーン

 
(02EFFF)

192 512

リファレンスコードゾーン

16  セクタ

(02F000)

192 528

バッファゾーン 1

1 496  セクタ

(02F010)

193 024

コントロールデータゾーン

3 072  セクタ

(02F200)

196 096 
196 607

バッファゾーン 2

512  セクタ

(02FE00) 
(02FFFF)

結合ゾーン

 

196 608

ガードトラックゾーン 1

512  セクタ

(030000)

197 120

ディスク試験ゾーン

1 024  セクタ

(030200)

198 144

ドライブ試験ゾーン

1 792  セクタ

(030600)

199 936

ガードトラックゾーン 2

512  セクタ

(030D00)

200 448

ディスク ID ゾーン

128  セクタ

(030F00)

200 576

DMA1 & DMA2

128  セクタ

(030F80)

200 704

データゾーン

(031000) 

図 26  リードインゾーンの構造

16.2.2  イニシャルゾーン  このゾーンは少なくとも 30 032 セクタからなる。このゾーンにおいて,記録

データフィールドに対応するデータフレームの主データのすべてのバイトは(00)とする。

16.2.3  リファレンスコードゾーン  リファレンスコードゾーンは,ディスク上に特定チャネルビットパ

ターンを生成する一つの ECC ブロックからなる 16 セクタで構成する。これは,対応するデータフレーム

のすべての 2 048 主データバイトを(AC)に設定することによって達成する。このとき,先頭セクタの最初

の 160 バイトの主データを除いて,スクランブルを行ってはならない。

16.2.4  バッファゾーン 1  このゾーンは 31  ECC ブロックからなる 496 セクタで構成する。このゾーン

において,記録データフィールドに対応するデータフレームの主データのすべてのバイトは(00)とする。

16.2.5  バッファゾーン 2  このゾーンは 32 ECC ブロックからなる 512 セクタで構成する。このゾーン

において,記録データフィールドに対応するデータフレームの主データのすべてのバイトは(00)とする。

16.2.6  コントロールデータゾーン  コントロールデータゾーンはセクタ番号

193 024(02F200)

で始まる

192ECC

ブロックからなる。

図 27 に示す各ブロックの

16

セクタの内容は,

192

回繰り返す。各

ECC

ブロ

ックの最初のセクタは,物理フォーマット情報を含む。各ブロックの

2

番目のセクタは,ディスク製造業


35

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

者情報を含む。各ブロックの他のセクタの内容は,予備である。予備ブロックのすべてのバイトは,

(00)

に設定する。

物理フォーマット情報

2 048  バイト

ディスク製造情報

2 048  バイト

予備

14×2 048  バイト

[すべて(00)]

図 27  コントロールデータを構成する ECC ブロックの構造

16.2.6.1  物理フォーマット情報  この情報は,

2 048

バイトからなり,その内容は

表 に示したものとす

る。

表 7  物理フォーマット情報

バイト位置

内容

バイト数

0

ディスクカテゴリ及びバージョン番号

1

1

ディスクサイズ及び最大転送レート

1

2

ディスク構造

1

3

記録密度

1

4∼15

データゾーン配置

12

16

BCA  記述子

1

17∼31

予備

15

32

ディスクタイプ識別

1

33∼499

予備

467

500

速度

1

501

読取りパワー

1

502

適応書込みパルス制御のモードフラグ

1

503

ランドトラックのピークパワー

1

504

ランドトラックのバイアスパワー1

1

505

ランドトラックのバイアスパワー2

1

506

ランドトラックのバイアスパワー3

1

507

グルーブトラックのピークパワー

1

508

グルーブトラックのバイアスパワー1

1

509

グルーブトラックのバイアスパワー2

1

510

グルーブトラックのバイアスパワー3

1

511

先頭パルス終了時間

1

512

先頭パルス持続時間

1

513

マルチパルス持続時間

1

514

末尾パルス開始時間

1

515

末尾パルス持続時間

1

516

バイアスパワー2 持続時間

1

517

先頭パルス開始時間,マーク 3T,立ち上がりスペース 3T

1

518

先頭パルス開始時間,マーク 4T,立ち上がりスペース 3T

1

519

先頭パルス開始時間,マーク 5T,立ち上がりスペース 3T

1

520

先頭パルス開始時間,マーク>5T,立ち上がりスペース 3T

1

521

先頭パルス開始時間,マーク 3T,立ち上がりスペース 4T

1

522

先頭パルス開始時間,マーク 4T,立ち上がりスペース 4T

1

523

先頭パルス開始時間,マーク 5T,立ち上がりスペース 4T

1

524

先頭パルス開始時間,マーク>5T,立ち上がりスペース 4T

1

525

先頭パルス開始時間,マーク 3T,立ち上がりスペース 5T

1

526

先頭パルス開始時間,マーク 4T,立ち上がりスペース 5T

1

527

先頭パルス開始時間,マーク 5T,立ち上がりスペース 5T

1

528

先頭パルス開始時間,マーク>5T,立ち上がりスペース 5T

1

529

先頭パルス開始時間,マーク 3T,立ち上がりスペース>5T

1

530

先頭パルス開始時間,マーク 4T,立ち上がりスペース>5T

1

531

先頭パルス開始時間,マーク 5T,立ち上がりスペース>5T

1


36

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

表 7  物理フォーマット情報(続き)

バイト位置

内容

バイト数

532

先頭パルス開始時間,マーク>5T,立ち上がりスペース>5T

1

533

末尾パルス終了時間,マーク 3T,立ち下がりスペース 3T

1

534

末尾パルス終了時間,マーク 4T,立ち下がりスペース 3T

1

535

末尾パルス終了時間,マーク 5T,立ち下がりスペース 3T

1

536

末尾パルス終了時間,マーク>5T,立ち下がりスペース 3T

1

537

末尾パルス終了時間,マーク 3T,立ち下がりスペース 4T

1

538

末尾パルス終了時間,マーク 4T,立ち下がりスペース 4T

1

539

末尾パルス終了時間,マーク 5T,立ち下がりスペース 4T

1

540

末尾パルス終了時間,マーク>5T,立ち下がりスペース 4T

1

541

末尾パルス終了時間,マーク 3T,立ち下がりスペース 5T

1

542

末尾パルス終了時間,マーク 4T,立ち下がりスペース 5T

1

543

末尾パルス終了時間,マーク 5T,立ち下がりスペース 5T

1

544

末尾パルス終了時間,マーク>5T,立ち下がりスペース 5T

1

545

末尾パルス終了時間,マーク 3T,立ち下がりスペース>5T

1

546

末尾パルス終了時間,マーク 4T,立ち下がりスペース>5T

1

547

末尾パルス終了時間,マーク 5T,立ち下がりスペース>5T

1

548

末尾パルス終了時間,マーク>5T,立ち下がりスペース>5T

1

549∼596

ディスク製造業者名

48

597∼612

ディスク製造業者の追加情報

16

613∼623

書込みパルスコントロールパラメータ

11

624∼2 047

予備

1 424

バイト 0−ディスクカテゴリ及びバージョン番号

  ビット b

7

から b

4

は,ディスクカテゴリを規定する。

  これらのビットは,“0001”に設定し,書換形ディスクを示す。

  ビット b

3

から b

0

は,バージョン番号を規定する。

  これらは,”0110”に設定し,この規格を示す。

  この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト 1−ディスクサイズ及び最大転送レート

  ビット b

7

から b

4

は,ディスクサイズを規定する。

  これらのビットは,120 mm ディスクでは“0000”に設定し,80 mm ディスクでは“0001”に設定する。

  ビット b

3

から b

0

は,最大転送レートを規定する。

  これらは,“1111”に設定し,最大転送レートを規定しないものとする。

  この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト 2−ディスク構造

  ビット b

7

は,“0”に設定する。

  ビット b

6

及び b

5

は,面の記録層の番号を規定する。

  これらは,“00”に設定し,単層ディスクを示す。

  ビット b

4

は,“0”に設定する。

  ビット b

3

から b

0

は,記録層のタイプを規定する。

  これらは,“0100”に設定し,書換可能記録層を示す。

  この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト 3−記録密度

  ビット b

7

から b

4

は,平均チャネルビット長を規定する。

  これらは,“0100”に設定し,0.140∼0.148 µm を示す。


37

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

  ビット b

3

から b

0

は,平均トラックピッチを規定し,“0010”に設定して,0.615 µm の平均トラックピッ

チを示す。この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト 4∼15−データゾーン配置

  バイト 4 は,(00)に設定する。

  バイト 5 から 7 は,(031000)に設定して,データゾーンの最初の物理セクタのセクタ番号 200 704 を規

定する。

  バイト 8 は,(00)に設定する。

  バイト 9 から 11 は,120 mm ディスクでは(265F5F)に設定して,データゾーンの最後の記録済み物理

セクタのセクタ番号 2 514 783 を規定し,80 mm ディスクでは(0E121F)に設定して,データゾーンの最

後の物理セクタのセクタ番号 922 143 を規定する。

  バイト 12 は,(00)に設定する。

  バイト 13 から 15 は,(00)に設定する。

  この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト 16−BCA 記述子

  このバイトは,バーストカッティング領域(BCA)

(付属書 参照)がディスクに存在するかどうかを

規定する。

  ビット b

7

は,ディスク上に BCA が存在するとき,“1”に設定する。

               ディスク上に BCA が存在しないとき,“0”に設定する。

  ビット b

6

から b

o

は,“0000000”に設定する。

  この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト 17∼31−予備

  これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 32−ディスクタイプ識別

  このバイトは,ディスクタイプを規定する。

  このバイトの設定は,次による。

  ケースなしでディスクに書込みを禁止するとき,(00)に設定する。

  ケースなしでディスクに書き込んでもよいとき,(10)に設定する。

バイト 33∼499−予備

  これらのバイトは,(00)に設定する。

バイト 500−速度

  このバイトは,“01010010”に設定し,8.2 m / s の線速度を示す。

  この規格では,この他の設定を禁止する。

バイト 501−読取りパワー

  このバイトは,再生のためのディスクの表面の読取りパワーを規定する。

  このバイトは,“00001010”に設定し,1.0 mW の読取りパワーを示す。

バイト 502−適応書込みパルス制御のモードフラグ

  このバイトは,適応書込みパルス制御のモードを規定する(22.3.4 参照)

  ビットb

7

は,ケース1のとき,“0”に設定する。

              ケース2のとき,“1”に設定する。


38

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

  ビットb

6

からb

0

は,“0”に設定する。

バイト 503−ランドトラックのピークパワー

  このバイトは,ランドトラック上の記録のためのディスクの読取り表面のピークパワーを規定する。

  このバイトは,次の式で規定する実際のピークパワーを示す値に設定するものとする。

実際のピークパワー=値×0.1 ( mW )

バイト 504−ランドトラックのバイアスパワー1

  このバイトは,ランドトラック上の記録のためのディスクの読取り表面のバイアスパワー1 を規定する。

  このバイトは,次の式で規定する実際のバイアスパワー1 を示す値に設定するものとする。 

実際のバイアスパワー1=値×0.1( mW )

バイト 505−ランドトラックのバイアスパワー2

  このバイトは,ランドトラック上の記録のためのディスクの読取り表面のバイアスパワー2 を規定する。

  このバイトは,次の式で規定する実際のバイアスパワー2 を示す値に設定するものとする。

実際のバイアスパワー2=値×0.1 ( mW )

バイト 506−ランドトラックのバイアスパワー3

  このバイトは,ランドトラック上の記録のためのディスクの読取り表面のバイアスパワー3 を規定する。

  このバイトは,次の式で規定する実際のバイアスパワー3 を示す値に設定するものとする。

実際のバイアスパワー3=値×0.1 ( mW )

バイト 507−グルーブトラックのピークパワー

  このバイトは,グルーブトラック上の記録のためのディスクの読取り表面のピークパワーを規定する。

  このバイトは,次の式で規定する実際のピークパワーを示す値に設定するものとする。 

実際のピークパワー=値×0.1 ( mW )

バイト 508−グルーブトラックのバイアスパワー1

  このバイトは,グルーブトラック上の記録のためのディスクの読取り表面のバイアスパワー1 を規定

する。

  このバイトは,次の式で規定する実際のバイアスパワー1 を示す値に設定するものとする。

実際のバイアスパワー1=値×0.1 ( mW )

バイト 509−グルーブトラックのバイアスパワー2

  このバイトは,グルーブトラック上の記録のためのディスクの読取り表面のバイアスパワー2 を規定

する。

  このバイトは,次の式で規定する実際のバイアスパワー2 を示す値に設定するものとする。

実際のバイアスパワー2=値×0.1 ( mW )

バイト 510−グルーブトラックのバイアスパワー3

  このバイトは,グルーブトラック上の記録のためのディスクの読取り表面のバイアスパワー3 を規定

する。

  このバイトは,次の式で規定する実際のバイアスパワー3 を示す値に設定するものとする。 

実際のバイアスパワー3=値×0.1 ( mW )

バイト 511−先頭パルス終了時間

  このバイトは,先頭パルス終了時間(

T

EFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  このバイトは,適応書込みパルス制御のモードフラグ(バイト 502 のビット b

7

)を“1”に設定するとき,


39

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

無視する。

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。 

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 512−先頭パルス持続時間

  このバイトは,先頭パルス持続時間(

T

FP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  このバイトは,適応書込みパルス制御のモードフラグ(バイト 502 のビット b

7

)を“0”に設定するとき,

無視する。

  このバイトは,次の式で規定する実際の持続時間を示す値に設定するものとする。 

実際の持続時間=値×1 ( ns )

バイト 513−マルチパルス持続時間

このバイトは,マルチパルス持続時間(

T

MP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  ビット

b

7

は,

“0”

に設定し,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,“0000000”に設定し,0 ns の

T

MP

を示す。

バイト 514−末尾パルス開始時間

  このバイトは,末尾パルス開始時間(

T

SLP

)を規定する(

附属書 H 参照)。このバイトは,適応書込み

パルス制御のモードフラグ(バイト 502 のビット b

7

)を“1”に設定するとき,無視する。

  ビットb

7

は,方向を規定する。

  “0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。

  “1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 (ns)

バイト 515−末尾パルス持続時間

  このバイトは,末尾パルス持続時間(

T

LP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  このバイトは,適応書込みパルス制御のモードフラグ(バイト 502 のビット b

7

)を“0”に設定するとき,

無視する。

  このバイトは,次の式で規定する実際の持続時間を示す値に設定するものとする。 

実際の持続時間=値×1 ( ns )

バイト 516−ランドトラックで速度 1 の場合のバイアスパワー2 持続時間

  このバイトは,バイアスパワー2 持続時間(

T

LC

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  このバイトは,次の式で規定する実際の持続時間を示す値に設定するものとする。

実際の持続時間=値×1 ( ns )

バイト 517−先頭パルス開始時間,マーク 3T,立ち上がりスペース 3T

  このバイトは,先頭パルス開始時間(T

SFP

)を規定する(

附属書H

参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M3 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS3 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。


40

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 518−先頭パルス開始時間,マーク 4T,立ち上がりスペース 3T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M4 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS3 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 519−先頭パルス開始時間,マーク 5T,立ち上がりスペース 3T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M5 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS3 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 520−先頭パルス開始時間,マーク>5T,立ち上がりスペース 3T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M6 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS3 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 521−先頭パルス開始時間,マーク 3T,立ち上がりスペース 4T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M3 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS4 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 522−先頭パルス開始時間,マーク 4T,立ち上がりスペース 4T

このバイトは,先頭パルス開始時間(T

SFP

)を規定する(

附属書H参照)。


41

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M4 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS4 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 523−先頭パルス開始時間,マーク 5T,立ち上がりスペース 4T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M5 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS4 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 524−先頭パルス開始時間,マーク>5T,立ち上がりスペース 4T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M6 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS4 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 525−先頭パルス開始時間,マーク 3T,立ち上がりスペース 5T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M3 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS5 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 526−先頭パルス開始時間,マーク 4T,立ち上がりスペース 5T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M4 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS5 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。


42

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 527−先頭パルス開始時間,マーク 5T,立ち上がりスペース 5T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M5 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS5 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 528−先頭パルス開始時間,マーク>5T,立ち上がりスペース 5T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M6 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS5 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 529−先頭パルス開始時間,マーク 3T,立ち上がりスペース>5T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M3 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS6 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 530−先頭パルス開始時間,マーク 4T,立ち上がりスペース>5T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M4 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS6 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。


43

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 531−先頭パルス開始時間,マーク 5T,立ち上がりスペース>5T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M5 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS6 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 532−先頭パルス開始時間,マーク>5T,立ち上がりスペース>5T

このバイトは,先頭パルス開始時間(

T

SFP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M6 で,マークに近接する及びマーク前の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが LS6 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  ビットb

7

は,方向を規定する。

“0”の設定は,レーザスポットスキャンと同じ方向を示す。 
“1”の設定は,レーザスポットスキャンと逆方向を示す。

  ビット b

6

から b

0

は,次の式で規定する実際の開始時間を示す値に設定するものとする。

実際の開始時間=値×1 ( ns )

バイト 533−末尾パルス終了時間,マーク 3T,立ち下がりスペース 3T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M3 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS3 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 534−末尾パルス終了時間,マーク 4T,立ち下がりスペース 3T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M4 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS3 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 535−末尾パルス終了時間,マーク 5T,立ち下がりスペース 3T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M5 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS3 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 536−末尾パルス終了時間,マーク>5T,立ち下がりスペース 3T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。


44

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M6 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS3 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 537−末尾パルス終了時間,マーク 3T,立ち下がりスペース 4T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M3 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS4 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 538−末尾パルス終了時間,マーク 4T,立ち下がりスペース 4T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M4 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS4 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 539−末尾パルス終了時間,マーク 5T,立ち下がりスペース 4T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M5 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS4 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 540−末尾パルス終了時間,マーク>5T,立ち下がりスペース 4T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M6 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS4 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 541−末尾パルス終了時間,マーク 3T,立ち下がりスペース 5T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M3 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS5 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 542−末尾パルス終了時間,マーク 4T,立ち下がりスペース 5T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M4 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS5 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。


45

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 543−末尾パルス終了時間,マーク 5T,立ち下がりスペース 5T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M5 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS5 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 544−末尾パルス終了時間,マーク>5T,立ち下がりスペース 5T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M6 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS5 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 545−末尾パルス終了時間,マーク 3T,立ち下がりスペース>5T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M3 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS6 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 546−末尾パルス終了時間,マーク 4T,立ち下がりスペース>5T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M4 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS6 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 547−末尾パルス終了時間,マーク 5T,立ち下がりスペース>5T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M5 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS6 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト 548−末尾パルス終了時間,マーク>5T,立ち下がりスペース>5T

このバイトは,末尾パルス終了時間(

T

ELP

)を規定する(

附属書 H 参照)。

  この値は,NRZI 信号のマーク長のカテゴリーが M6 で,マークに近接する及びマーク後の NRZI 信号

のスペース長のカテゴリーが TS6 のとき,有効である(22.3.3 参照)

  このバイトは,次の式で規定する実際の終了時間を示す値に設定するものとする。

実際の終了時間=値×1 ( ns )

バイト549596

ディスク製造業者名

  このフィールドの使用は,任意である。


46

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

(1)

ディスク製造業者がこのフィールドを使用しないとき,このフィールドを

(00)

とする。

(2)

ディスク製造業者がこのフィールドを使用するとき,このフィールドの使用条件は,次による。

      このフィールドは,ディスク製造業者名に対応するJIS X 0221-1

48

バイトとする。

      このフィールドに利用できるコードは,

(0D)

及び

(20)

から

(7E)

までのコードに限定する。

      ディスク製造業者名のこの先頭文字は,このフィールドの先頭バイトに記録する。

      ディスク製造業者名は,フィールドが満ちていないとき,

(0D)

で終了する。

      このフィールドの

(0D)

の後のバイトは,

(20)

とする。

バイト 597612

ディスク製造業者の追加情報

  このフィールドの使用は,任意である。ディスク製造業者の追加情報(例えば,製造ロット番号,日付,

場所等)は,このフィールドに位置付けることができる。

(1)

ディスク製造業者がこのフィールドを使用しないとき,このフィールドを

(00)

とする。

(2)

ディスク製造業者がこのフィールドを使用するとき,このフィールドの使用条件は,次による。

      このフィールドは,ディスク製造業者の追加情報に対応するJIS X 0221-1

16

バイトとする。

      このフィールドに利用できるコードは,

(0D)

及び

(20)

から

(7E)

までのコードに限定する。

      ディスク製造業者の追加情報は,フィールドが満ちていないとき,

(0D)

で終了する。

      このフィールドの

(0D)

の後のバイトは,

(20)

とする。

バイト 613∼623−書込みパワーコントロールパラメータ

    このフィールドの使用は,オプションである。  ディスク製造業者がこのフィールドを使用しない場合,

このフィールドは,(00)に設定する。  ディスク製造業者がこのフィールドを使用する場合,このフィール

ドの内容は,次による。

バイト 615 から 623 までの値は,ディスク製造業者が決定する。

書込みパワーコントロールパラメータは,ドライブによる書込みパワー校正に用いてもよい。

バイト 613 及び 614−識別子

このフィールドは,(01)(01)に設定する。

バイト 615−ランドトラック限界ピークパワーに対するランドトラックピークパワーの比率

    このバイトは,ランドトラック限界ピークパワーに対するランドトラックピークパワーの比率を規定す

る。限界ピークパワーは,バイアスパワー1,2,3 並びに物理フォーマット情報のバイト 504 から 506 ま

で,バイト 502 及びバイト 511 から 548 までに与えた値に設定した書込みパルスで,ランダムデータのジ

ッタ値が 13 %になるときのピークパワーとして定義する。

このバイトは,次の式によって規定されたランドトラック限界ピークパワーに対するランドトラックピ

ークパワーの実際の比率を指示する値に設定する。

実際の比率=値×0.01

バイト 616−非対称性の目標値

  このバイトは,ピークパワー,バイアスパワー1,2,3 及び物理フォーマット情報の BP617 から BP620

まで,BP502 及び BP511 から BP548 までに与えた値に設定した書込みパルスでランドトラックに記録し

た 6T 信号の非対称性を規定する。

ビット b

7

は,0 又は正符号の場合,“0”に設定する。

負符号の場合,“1”に設定する。

ビット b

6

から b

0

は,次の式によって規定される実際の非対称性を示す値に設定する。


47

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

実際の非対称性を示す値=値×1 ( % )

バイト 617−一時的ピークパワー

  このバイトは,適応書込み制御テーブルの決定のためにディスクの読出面上の一時的ピークパワーを規

定する。このバイトは,次の式によって規定される実際の一時的ピークパワーを示す値に設定する。

実際の一時的ピークパワー=値×0.1 ( mW )

バイト 618−一時的バイアスパワー1

  このバイトは,適応書込み制御テーブルの決定のためにディスクの読出面上の一時的バイアスパワー1

を規定する。

  このバイトは,次の式によって規定される実際の一時的バイアスパワー  1 を示す値に設定する。

実際の一時的バイアスパワー1=値×0.1 ( mW )

バイト 619−一時的バイアスパワー2

  このバイトは,適応書込み制御テーブルの決定のためにディスクの読出面上の一時的バイアスパワー2

を規定する。

このバイトは,次の式によって規定される実際の一時的バイアスパワー2 を示す値に設定する。

実際の一時的バイアスパワー2=値×0.1 ( mW )

バイト 620−一時的バイアスパワー3

  このバイトは,適応書込み制御テーブルの決定のためにディスクの読出面上の一時的バイアスパワー3

を規定する。

このバイトは,次の式によって規定される実際の一時的バイアスパワー3 を示す値に設定する。

実際の一時的バイアスパワー3=値×0.1 ( mW )

バイト 621−グルーブトラック限界ピークパワーに対するグルーブトラックピークパワーの比率

  このバイトは,グルーブトラック限界ピークパワーに対するグルーブトラックピークパワーの比率を規

定する。限界ピークパワーは,バイアスパワー1,2,3 並びに物理フォーマット情報のバイト 504 から 506

まで,バイト 502 及びバイト 511 から 548 までに与えた値に設定した書込みパルスで,ランダムデータの

ジッタ値が 13 %になるときのピークパワーとして定義する。

  このバイトは,次の式によって規定されたグルーブトラック限界ピークパワーに対するグルーブト

ラックピークパワーの実際の比率を指示する値に設定する。

実際の比率=値×0.01

バイト 622−ランドトラック限界 6T ピークパワーに対するランドトラックピークパワーの比率

  このバイトは,ランドトラック限界 6T ピークパワーに対するランドトラックピークパワーの比率を規

定する。限界 6T ピークパワーは,バイアスパワー1,2,3 並びに物理フォーマット情報のバイト 504 か

ら 506 まで,バイト 502 及びバイト 511 から 548 までに与えた値に設定した書込みパルスで,6T パター

ンのジッタ値が 13 %になるときのピークパワーとして定義する。

  このバイトは,次の式によって規定されたランドトラック限界 6T ピークパワーに対するランドトラッ

クピークパワーの実際の比率を指示する値に設定する。

実際の比率  =  値×0.01

バイト 623−グルーブトラック限界 6T ピークパワーに対するグルーブトラックピークパワーの比率

  このバイトは,グルーブトラック限界 6T ピークパワーに対するグルーブトラックピークパワーの比率

を規定する。    限界 6T ピークパワーは,バイアスパワー1,2,3 並びに物理フォーマット情報のバイト


48

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

504 から 506 まで,バイト 502 及びバイト 511 から 548 までに与えた値に設定した書込みパルスで,6T

パターンのジッタ値が 13 %になるときのピークパワーとして定義する。

  このバイトは,次の式によって規定されたグルーブトラック限界 6T ピークパワーに対するグルーブト

ラックピークパワーの実際の比率を指示する値に設定する。

実際の比率=値×0.01

バイト 624∼2 047−予備  これらのバイトは,(00)に設定する。 
16.2.6.2  ディスク製造情報  この規格は,2 048 バイトのフォーマット及び内容を規定しない。これらは,

互換性では,無視するものとする。

16.2.7  結合ゾーン  結合ゾーンは,エンボス領域及び書換可能領域を結合するためのものである。この

ゾーンは,グルーブもエンボスマークも含まないものとする。

エンボス領域の終了であるセクタ

(02FFFF)

の中心線と書換可能領域の開始であるセクタ

(030000)

のトラ

ック中心線の間の距離は,

1.42

6.16 µm

である

(

図 28 参照

)

図 28  結合ゾーン周辺の構造

16.2.8  ガードトラックゾーン 1,2  いずれのゾーンも各々512 セクタからなり,グルーブ,ランド,ヘ

ッダフィールド,ミラーフィールド及び記録フィールドを含む。ガードトラックゾーンの記録フィールド

は,未記録のままにしておくものとする。

16.2.9  ディスク試験ゾーン  ディスク試験ゾーンは 1 024 セクタからなり,グルーブ,ランド,ヘッダ

フィールド,ミラーフィールド及び記録フィールドを含む。このゾーンは,ディスク製造業者が使用する

エンボス

データゾーン

書換可能

データゾーン

外周側

結合ゾーン

内周側

1.42µm∼6.16µm


49

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

ためのものである。

16.2.10  ドライブ試験ゾーン  ドライブ試験ゾーンは 1 792 セクタからなり,グルーブ,ランド,ヘッダ

フィールド,ミラーフィールド及び記録フィールドを含む。このゾーンは,ドライブが使用するためのも

のである。 
16.2.11  ディスク識別ゾーン  リードインエリアのディスク識別ゾーンは,ディスク識別情報,ドライブ

情報及び予備のエリアを含む。  ディスク識別情報は,セクタ番号(030F00)から始まる四つの ECC ブロッ

クで構成する。

各ディスク識別情報ブロックの 16 セクタの内容は,等しい。

ドライブ情報は,セクタ番号(030F40)から始まる二つの ECC ブロックで構成する。

各ドライブ情報ブロックの 16 セクタの内容は,等しい。

リードインエリアのディスク識別ゾーンの構造は,

図 29 に示す。

ドライブ情報は,セクタ番号の昇順で,読み取るか,又は書き込む。

セクタ番号

セクタ番号

200 448

ディスク識別情報 1

16  セクタ

(030F00)

200 464

ディスク識別情報 2

16  セクタ

(030F10)

200 480

ディスク識別情報 3

16  セクタ

(030F20)

200 496

ディスク識別情報 4

16  セクタ

(030F30)

200 512

ドライブ情報 1

16  セクタ

(030F40)

200 528

ドライブ情報 2

16  セクタ

(030F50)

200 544

予備

16  セクタ

(030F60)

200 560

予備

16  セクタ

(030F70)

図 29  リードインゾーンでのディスク識別ゾーンの構造

16.2.11.1    ディスク識別情報  ディスク識別情報は,ディスクの物理的及び/又は論理的な状態を説明す

る特定情報を含む。

ディスク識別情報の内容は,

表 8 に示す。

ディスク識別情報は,セクタ番号の昇順で,読み取るか又は書き込む。

ディスクを初期化するか又は再初期化するとき,書込み禁止フラグは,“0”に設定する。

表 8  ディスク識別情報の内容

バイト位置

内容

バイト数

0

ディスクのための書込み禁止フラグ

1

1∼32 767

予備

32 767

バイト 0−ディスクの書込み禁止フラグ

ビット b

7

は,全体のディスクが書込み禁止でないとき,“0”に設定する。


50

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

全体のディスクがドライブ試験ゾーン及びディスク識別ゾーン以外の書込み禁止のとき,

“1”に設定する。

  ビット b

6

から b

0

は,“0”に設定する。

バイト 1∼32 767−予備  バイトは,すべて,(00)に設定する。 
16.2.11.2    書込み禁止  ディスク識別情報の書込み禁止フラグは,ケースのないディスクの書込み禁止

機能のために使用することができる。書込み禁止フラグは,オプションである。  書込み禁止フラグは,そ

のケースの上の機械的な書込み禁止穴に加えて,

ケースの中にあるディスクのために独立に用いてもよい。

16.2.11.3  ドライブ情報  ドライブ情報の使用は,オプションである。  ドライブ情報ブロックの構造は,

図 30 に示す。

相対的セクタ番号

0

ドライブ記述 0

2 048  バイト

1

ドライブ記述 1

2 048  バイト

.


.

.

・ 
・ 
・ 

15

ドライブ記述 15

2 048  バイト

図 30  ドライブ情報ブロックの構造

この情報が使用されるとき,このフィールドは,次の条件を満たす。

ドライブ情報ブロックを更新する場合,次の手順を使用する。

a)  ドライブ情報 1 を読み取ることができる場合

  新しいドライブ記述 0 は,

ドライブ情報 1 及びドライブ情報 2 の両方の相対的セクタ番号 0 に書き込む。

ドライブ情報 1 の相対的セクタ番号 0 から 14 までのあらかじめ書き込んである内容は,ドライブ情報 1

及びドライブ情報 2 の両方の相対的セクタ番号 1 から 15 までに書き込む。

b)  ドライブ情報 1 を読み取ることができず,かつ,ドライブ情報 2 を読み取ることができる場合

  新しいドライブ記述 0 は,

ドライブ情報 1 及びドライブ情報 2 の両方の相対的セクタ番号 0 に書き込む。

ドライブ情報 2 の相対的セクタ番号 0 から 14 までのあらかじめ書き込んである内容は,ドライブ情報 1

及びドライブ情報 2 の両方の相対的セクタ番号 1 から 15 までに書き込む。 
c)  ドライブ情報 1 及びドライブ情報 2 を読み取ることができない場合

  新しいドライブ記述 0 は,

ドライブ情報 1 及びドライブ情報 2 の両方の相対的セクタ番号 0 に書き込む。

ドライブ情報 1 及びドライブ情報 2 の両方の相対的セクタ番号 1 から 15 は,(00)に設定する。ドライブ

記述の内容は,

表 9 に示す。

表 9  ドライブ記述の内容

バイト位置

内容

バイト数

0∼47

ドライブ製造業者の名前

48

48∼95

追加情報

48

96∼2 047

ドライブ条件

1 952

バイト 0∼47−ドライブ製造業者の名前

このフィールドは,ドライブ製造業者の名前に相当する,JIS X 0221-1 の 48 バイトで構成する。


51

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

このフィールド用の利用可能な文字は,(0D)によって表される文字及び(20)から(7E)によって表される

文字に制限する。

ドライブ製造業者の名前の第 1 文字は,このフィールドの第一バイトで規定する。

フィールドが満杯でない場合,ドライブ製造業者の名前は,(0D)で終了する。

このフィールドの(0D)後のバイトは,(20)に設定する。

バイト 48∼95−追加情報

追加情報(例えば,製造業者の通し番号,日付,場所など)は,このフィールドに位置することができる。

このフィールドは,ドライブ製造業者の追加情報に相当する,JIS X 0221-1 の 48 バイトで構成する。

このフィールド用の利用可能な文字は,(0D)によって表される文字及び(20)から(7E)によって表される文

字に制限する。

フィールドが満杯でない場合,ドライブ製造業者の名前は,(0D)で終了する。

このフィールドの(0D)後のバイトは,(20)に設定する。

バイト 96∼2 047−ドライブ条件

バイト 0 から 47 に定義されたドライブ製造業者だけは,

このフィールドでデータを書き込んでもよい。

ドライブ製造業者は,このフィールドでどんなデータも書き込んでよい。

16.2.12  DMA1 及び DMA2  このゾーンは 128 セクタからなる。欠陥管理領域については,17.1 参照。 
16.3  データゾーン 
16.3.1  データゾーン及び欠陥管理領域の構造  データゾーンは,書換可能領域とする。データゾーンは,
(031000)のセクタ番号から開始するものとする。データゾーンは,16.3.2 に規定するように各ゾーンの境

界でガードトラックゾーンによって遮られるものとする。

データゾーン及び近接のゾーンのレイアウトは,

図 31 に示す。

 DMA1

リードイン

予備

ゾーン

DMA2

予備

データ 
ゾーン

 DMA3

リードアウト

予備

ゾーン

DMA4

予備

図 31  データゾーン及び欠陥管理領域のレイアウト

16.3.2  ガードトラックゾーン  ガードトラックゾーンで開始しないゾーン 0,及び,ガードトラックゾ

ーンで終了しないゾーンである 120 mm ディスクのゾーン 34 及び 80 mm ディスクのゾーン 13 を除いて,

データゾーン内の各ゾーンは,ガードトラックゾーンで開始し,終了するものとする。ガードトラックゾ

ーンのセクタの数は,二つのトラックを占有するのに十分,かつ,最も小さい 16 の倍数とする。

ガードトラックゾーンは,エンボスグルーブ,ヘッダフィールド及び未記録のままとする記録フィール

ドを含むものとする。

16.3.3  区画  データゾーンは,ユーザ領域及びスペア領域からなる単一のグループで構成する。グループ

は,

120 mm

ディスクでは

35

ゾーン,

80 mm

ディスクでは

14

ゾーンで構成する。スペア領域には,一次

スペア領域及び追加スペア領域の

2

タイプある。一次スペア領域は初期化時に割付けるものとする。追加


52

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

スペア領域は初期化時又は初期化後に必要に応じて割付けることができる。追加スペア領域が割り付けら

れたとき,追加スペア領域内のセクタに論理セクタ番号

(LSN)

をもたせてはならない。スペア領域の配列

は,割付けの時点に依存しないものとする。これらの領域の配列は,

表 10 及び表 11 に示す。

  ユーザ領域のセクタは,次のように,連続した

LSN

をもつものとする。すなわち,

表 10 及び表 11 に規

定するユーザ領域のすべてのセクタは,ゾーン

0

のユーザ領域の最初のセクタを

0

に設定して,あらゆる

セクタに対して

1

だけ増加させ,そしてゾーン

1

のユーザ領域の最初のセクタは,ゾーン

0

のユーザ領域

の最後のセクタから続くような方法で,

LSN

によって順番に番号を付けるものとする。

  データゾーンは,

ECC

ブロックの書込み及び読取りの単位としてのデータブロックからなるものとする。

各データブロックは,連続

LSN

をもつ

16

セクタからなるものとする。データブロックは,データブロッ

クの最初のセクタの

LSN

16

の倍数であるように配列するものとする。すなわち,区画は,次のように

ユーザ領域及びデータ領域をデータブロック及びスペアブロックに区画することである。

  ―  ユーザ領域及びスペア領域を,それぞれデータブロック及びスペアブロックに区分する。

  ―  データブロックのセクタは,

LSN

をもつ。

  ―  一つのデータブロックは,次の三つの状態のうちどれかにあるものとする。

・  それは,

ECC

ブロックである。

・  そのデータフィールド番号は,

(000000)

から

(00000F)

の範囲にある。

・  それは,未書込みである。


53

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

10

12

0 mm

ィスク

のゾー

の構

800

+

M

143

44

2-

M

合計

218

947

2

(2

65

F

5F

)

----

----

M

----

16.

3.

4参照

66

00

-M

(24C

2E

0)

  ∼

(2

65F

5F

)

16.

3.

4参照

(24C

26

0)

  ∼

(2

4C

2D

F)

(24C

260)

59

34

209

878

4

(2

4C

25

F)

(24C

1E

0)

  ∼

(2

4C

25

F

)

0

----

56

68

(2

35

F

A

0)

  ∼

(2

4C

1D

F)

(2

35

F2

0)

(2

35

F

9F

)

(2

35

F2

0)

58

33

200

966

4

(2

35

F1

F)

(2

35

E

A

0)

  ∼

(235

F1F

)

0

----

55

70

(22

02

80)

  ∼

(2

35E

9F

)

(22

02

00)

  ∼

(2

20

27

F

)

(22

02

00)

57

32

192

208

0

(2

201F

F

)

(2

20

19

0)

  ∼

(2

20

1F

F)

0

----

54

74

(20

A

B

70)

  ∼

(2

20

18

F

)

(20

A

B

00)

  ∼

(2

0A

B

6F

)

(20

A

B

00)

56

31

183

606

4

(2

0A

A

FF

)

(2

0A

A

90

)

(2

0A

A

F

F)

0

----

53

76

(1

F

5A

90)

  ∼

(2

0AA8

F)

(1F

5A

20)

  ∼

(1

F

5A

8F

)

(1F

5A

20)

55

30

175

161

6

(1

F5

A

1F

)

(1F

59B

0)

  ∼

(1

F5

A1

F)

0

----

52

78

(1

E

0F

D

0)

  ∼

(1

F

59

A

F

)

(1

E

0F

60

)

(1

E

0F

C

F)

(1E

0F

60)

54

29

166

873

6

(1

E

0F

5F

)

(1

E

0E

F

0)

(1

E

0F

5F

)

0

----

51

80

(1C

C

B

30)

  ∼

(1

E

0E

E

F

)

(1

C

C

A

C

0)

(1

C

C

B

2F

)

(1

C

C

A

C

0)

53

28

158

742

4

(1

C

C

A

B

F

)

(1

C

C

A

50

)

(1

C

C

A

B

F)

0

----

50

82

(1

B

8C

B

0)

  ∼

(1

C

C

A

4F

)

(1

B

8C

40

)

(1

B8

CAF)

(1

B8

C4

0)

52

27

150

768

0

(1

B

8C

3F

)

(1

B

8B

D

0)

  ∼

(1

B

8C

3F

)

0

----

49

84

(1

A

54

50

)

(1

B

8B

C

F

)

(1A

53E

0)

  ∼

(1

A

54

4F

)

(1A

53E

0)

51

26

14

29

504

(1A

53D

F

)

(1

A

53

70

)

(1

A

53D

F

)

0

----

48

86

(1

92

21

0)

  ∼

(1

A

53

6F

)

(1

92

1A

0)

  ∼

(1

92

20

F

)

(1

92

1A

0)

50

25

135

289

6

(1

92

19

F

)

(1

92

13

0)

  ∼

(1

92

19

F

)

0

----

47

88

(17F

5F

0)

  ∼

(1

92

12

F

)

(17F

58

0)

  ∼

(17F

5E

F

)

(17F

58

0)

49

24

127

782

4

(1

7F

57

F

)

(17F

52

0)

  ∼

(17F

57

F)

0

----

46

92

(16C

FE

0)

  ∼

(1

7F

51

F)

(1

6C

F

80)

  ∼

(1

6C

F

D

F)

(16C

F

80)

48

23

120

432

0

(1

6C

F

7F

)

(16C

F

20)

  ∼

(1

6C

F

7F

)

0

----

45

94

(15B

000)

  ∼

(1

6C

F1

F)

(1

5A

F

A

0)

  ∼

(1

5A

FF

F)

(1

5A

F

A

0)

47

22

113

238

4

(1

5A

F

9F

)

(15

A

F

40)

  ∼

(1

5A

F

9F

)

0

----

44

96

(1

49

64

0)

  ∼

(1

5A

F3

F)

(14

95E

0)

  ∼

(1

49

63

F

)

(14

95E

0)

46

21

106

201

6

(1

495D

F)

(14

95

80)

  ∼

(1

49

5D

F)

0

----

43

98

(1

38

2A

0)

  ∼

(1

49

57

F

)

(13

82

40)

  ∼

(1

38

29

F

)

(13

82

40)

45

20

99

32

16

(1

38

23

F)

(13

81E

0)

  ∼

(13

823

F)

0

----

43

00

(1

27

52

0)

  ∼

(1

38

1D

F

)

(1

27

4C

0)

  ∼

(12

751F

)

(1

27

4C

0)

44

19

92

59

84

(1

27

4B

F)

(1

27

46

0)

  ∼

(1

27

4B

F)

0

----

42

02

(1

16

D

C

0)

  ∼

(1

27

45

F

)

(1

16

D

60

)

(116

D

B

F)

(1

16

D

60

)

43

18

86

03

20

(1

16

D

5F

)

(1

16

D

00

)

(116

D

5F

)

0

----

41

04

(10

6C

80)

  ∼

(1

16

C

F

F

)

(10

6C

20)

  ∼

(1

06

C

7F

)

(10

6C

20)

42

17

79

62

24

(1

06

C

1F

)

(1

06

B

C

0)

  ∼

(106

C

1F

)

0

----

40

06

(0F

716

0)

  ∼

(1

06

B

B

F

)

(0F

710

0)

  ∼

(0

F71

5F)

(0F

710

0)

41

16

73

36

64

(0

F

70

F

F)

(0

F7

0B

0)

  ∼

(0

F7

0F

F)

0

----

39

10

(0E

7C

50)

  ∼

(0

F

70

A

F)

(0E

7C

00)

  ∼

(0

E

7C

4F

)

(0E

7C

00)

40

15

67

26

72

(0

E

7B

F

F)

(0

E

7B

B

0)

  ∼

(0

E

7B

FF)

0

----

38

12

(0

D8

D7

0)

  ∼

(0

E

7B

A

F

)

(0

D8

D2

0)

  ∼

(0

D

8D

6F

)

(0

D8

D2

0)

39

14

61

32

48

(0

D

8D

1F

)

(0

D

8C

D

0)

  ∼

(0

D

8D

1F

)

0

----

37

14

(0C

A

4B

0)

  ∼

(0

D

8C

C

F

)

(0

C

A

46

0)

  ∼

(0

C

A

4A

F

)

(0C

A

460)

38

13

55

53

92

(0

C

A

45

F

)

(0C

A

410)

  ∼

(0C

A

45F

)

0

----

36

16

(0

B

C

21

0)

  ∼

(0

C

A

40

F

)

(0B

C

1C

0)

  ∼

(0

B

C

20

F

)

(0B

C

1C

0)

37

12

49

91

04

(0

B

C

1B

F

)

(0B

C

17

0)

  ∼

(0

B

C

1B

F

)

0

----

35

18

(0

A

E

59

0)

  ∼

(0

B

C

16F)

(0

A

E

54

0)

  ∼

(0

A

E

58F)

(0A

E

54

0)

36

11

44

43

84

(0

A

E

53

F

)

(0A

E

4F

0)

  ∼

(0

A

E

53

F

)

0

----

34

20

(0

A

0F

30)

  ∼

(0

A

E

4E

F

)

(0

A

0E

E

0)

(0

A

0F

2F

)

(0

A

0E

E

0)

35

10

39

12

32

(0

A

0E

D

F

)

(0

A

0E

90

)

(0

A

0E

D

F

)

0

----

33

22

(0

93

E

F0

)

(0

A

0E

8F

)

(0

93

E

A

0)

  ∼

(093

EEF

)

(0

93

E

A

0)

34

9

33

96

48

(0

93

E

9F

)

(0

93

E

50

)

(0

93E

9F)

0

----

32

24

(08

74D

0)

  ∼

(0

93

E

4F

)

(0

87

48

0)

  ∼

(0

87

4C

F

)

(08

74

80)

33

8

28

96

00

(0

87

47

F)

(0

87

44

0)

  ∼

(0

87

47

F

)

0

----

31

28

(07B

0C

0)

  ∼

(0

87

43

F

)

(07B

08

0)

  ∼

(0

7B

0B

F)

(07B

080)

32

7

24

11

20

(0

7B

07

F)

(07B

040)

  ∼

(0

7B

07

F

)

0

----

30

30

(06F

2E

0)

  ∼

(0

7B

03

F

)

(06F

2A

0)

  ∼

(0

6F2D

F)

(06F

2A

0)

31

6

19

42

08

(0

6F

29

F

)

(06F

26

0)

  ∼

(06F

29

F)

0

----

29

32

(06

3B

20)

  ∼

(0

6F

25

F

)

(0

63

A

E

0)

(063

B

1F

)

(0

63

A

E

0)

30

5

14

88

64

(0

63

A

D

F

)

(0

63

A

A

0)

(0

63A

D

F

)

0

----

28

34

(0

58

98

0)

  ∼

(0

63

A

9F

)

(05

89

40)

  ∼

(0

58

97

F

)

(05

89

40)

29

4

10

50

88

(0

58

93

F

)

(0

58

90

0)

  ∼

(0

58

93

F

)

0

----

27

36

(04D

E

00)

  ∼

(0

588F

F)

(04D

D

C

0)

  ∼

(0

4DDFF)

(0

4D

D

C

0)

28

3

62

88

0

(04D

D

B

F

)

(04D

D

80)

  ∼

(0

4D

D

B

F)

0

----

26

38

(0

43

8A

0)

  ∼

(0

4D

D

7F

)

(04

38

60)

  ∼

(0

43

89

F

)

(04

38

60)

27

2

22

24

0

(0

43

85

F)

(0

43

82

0)

  ∼

(0

43

85

F

)

0

----

25

40

(0

39

96

0)

  ∼

(0

43

81

F

)

(03

99

20)

  ∼

(0

39

95

F

)

(03

99

20)

26

1

0

(0

39

91

F)

(03

98E

0)

  ∼

(03

991

F)

80

0

(03

10

00)

  ∼

(0

34

1FF)

13

90

(0

34

20

0)

  ∼

(0

39

8D

F

)

---

----

-

(03

10

00)

25

0

ブロ

ック数

セク

番号

ブロ

ック数

セク

番号

スペ

ア領域

ユー

領域

ゾー

ンの先

頭セ

クタ

LS

N

ゾー

ンの

最終セ

タの

セク

タ番号

ガー

ラッ

ゾー

頭及

終セ

タの

クタ

グル

先頭

ガード

トラッ

クゾーン

先頭

及び最

終セク

タのセク

番号

ゾー

の先頭

セク

のセク

タ番

トラ

ック

当た

りの

セク

タ数

ゾー

 10

120 mm

ディ

スクの

ゾー

ンの

構造

ーン

の先頭

クタの

LS

N


54

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

32

0+

M

44

655-

M

合計

62

09

28

(0

E

12

1F

)

----

----

M

---

-

16

.3.

4参照

58

47

-M

(0

C

A

4B

0)

 ∼

(0

E1

21

F)

16

.3

.4

参照

(0

C

A

46

0)

 ∼

(0

C

A

4A

F)

(24C

260

)

38

13

56

30

72

(0

C

A

45

F)

(0

C

A

41

0)

 ∼

(0

CA

45

F)

0

--

--

36

16

(0

B

C

21

0)

 ∼

(0

C

A

40F)

(0

BC

1C0)

 ∼

(0

BC

20F

)

(0

BC

1C0)

37

12

50

67

84

(0

B

C

1B

F)

(0

BC1

70

)

(0

B

C

1B

F)

0

--

--

35

18

(0

A

E

59

0)

 ∼

(0

B

C

16

F)

(0

A

E

54

0)

 ∼

(0

A

E

58

F

)

(0

A

E

54

0)

36

11

45

20

64

(0A

E

53F)

(0A

E

4F0)

 ∼

(0

A

E

53F)

0

--

--

34

20

(0A

0F

30)

 ∼

(0

A

E

4E

F)

(0

A

0E

E

0)

(0

A

0F

2F

)

(0

A0

E

E

0)

35

10

39

89

12

(0

A

0E

D

F)

(0

A0

E9

0)

 ∼

(0

A

0E

D

F

)

0

--

--

33

22

(0

93

E

F

0)

 ∼

(0

A

0E

8F

)

(0

93

EA0

)

(0

93

E

E

F

)

(0

93

E

A

0)

34

9

34

73

28

(0

93

E9

F)

(0

93

E

50

)

(0

93

E

9F

)

0

---

-

32

24

(08

74D

0)

 ∼

(0

93

E

4F

)

(0

87

48

0)

 ∼

(0

87

4C

F

)

(08

74

80)

33

8

29

72

80

(0

87

47

F)

(0

87

44

0)

 ∼

(0

87

47

F

)

0

--

--

31

28

(07B

0C

0)

 ∼

(08

743F)

(07B

08

0)

 ∼

(0

7B

0BF)

(07B

080

)

32

7

24

88

00

(07B

07F)

(07B

04

0)

 ∼

(0

7B

07F)

0

--

--

30

30

(0

6F

2E

0)

 ∼

(0

7B

03F)

(06F

2A

0)

 ∼

(0

6F

2D

F)

(0

6F

2A

0)

31

6

20

18

88

(06F

29

F

)

(06

F

26

0)

 ∼

(0

6F

29

F)

0

--

--

29

32

(06

3B

20)

 ∼

(0

6F

25F)

(0

63

A

E

0)

 ∼

(0

63

B

1F

)

(0

63

A

E

0)

30

5

15

65

44

(0

63

A

D

F)

(0

63

AA

0)

 ∼

(0

63

A

D

F)

0

--

--

28

34

(05

89

80)

 ∼

(0

63

A

9F

)

(0

58

94

0)

 ∼

(0

58

97

F)

(05

89

40)

29

4

11

27

68

(0

58

93

F

)

(05

89

00)

 ∼

(0

58

93

F

)

0

--

--

27

36

(0

4D

E

00)

 ∼

(0

58

8F

F

)

(0

4DDC

0)

 ∼

(0

4DDF

F)

(04D

D

C

0)

28

3

70

56

0

(0

4DDB

F)

(04D

D8

0)

 ∼

(0

4DDB

F)

0

--

--

26

38

(0

43

8A0

)

(04DD

7F)

(04

38

60)

 ∼

(0

43

89

F)

(04

38

60)

27

2

29

92

0

(0

43

85

F)

(04

38

20)

 ∼

(0

43

85

F

)

0

--

--

25

40

(0

39

96

0)

 ∼

(0

43

81

F

)

(03

99

20)

 ∼

(0

39

95

F)

(03

99

20)

26

1

0

(0

39

91

F)

(03

98E

0)

 ∼

(0

39

91

F

)

32

0

(03

10

00)

 ∼

(03

23F

F)

18

70

(03

24

00)

 ∼

(03

98D

F)

--

--

--

--

(03

10

00)

25

0

ブロ

ック

セク

番号

ブロ

ク数

タ番号

スペ

ア領

ユー

ザ領

ゾー

ンの

先頭

クタ

LSN

ゾー

ンの

最終

セク

タの

セク

タ番

末尾

ドト

ラッ

ゾー

ンの

先頭

最終

セク

のセ

クタ

番号

グル

ガー

ドト

ラッ

クゾ

ーン

及び

最終

セク

タの

セク

番号

ゾー

の先頭

クタ

セクタ

トラ

ック

当た

りの

セク

タ数

ゾー

11

80

 m

m

ディス

クゾー

ンの

構造

ゾー

ンの

先頭

セク

LSN


55

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

16.3.4  追加スペア領域のブロック数  表 10 及び表 11 中で,追加スペア領域に使用されるブロック数

M

で指定され,

M

32

の整数 倍の数である。これらのブロックは各々

16

セクタからなる。

120mm

ディスク  :

M

=n×

32

0

n

191

M

min

=0  (スペアブロックを割付けない時)

M

max

=6 112  (スペアブロックを割付けた時)

80mm

ディスク  :

M

=n×

32

0

n

174

M

min

=0  (スペアブロックを割付けない時)

M

max

=5 568  (スペアブロックを割付けた時)

  ゾーン

34

とゾーン

13

に示されたセクタ数は,

M

min

に対応する。追加スペア領域を割付ける時,ユーザ

領域の最終セクタのセクタ番号及びスペア領域の先頭セクタのセクタ番号は,追加スペア領域に割付ける

ブロック数に応じて変動する。追加スペア領域はデータゾーンの最終ゾーンの最後の部分に配置される。

16.4  リードアウトゾーン 
16.4.1  リードアウトゾーンの構造  リードアウトゾーンの構造を,図 32 に示す。

セクタ番号

セクタ番号

120 mm

ディスク

80 mm

ディスク

120 mm  ディスク

及び 80 mm  ディスク

120 mm   
ディスク

80 mm   
ディスク

2 514 783

922 143

データゾーン

 
(265F5F)

 
(0E121F)

2 514 784

922 144

DMA3 & DMA4

192  セクタ / 192 セクタ

(265F60) (0E1220)

2 514 976

922 336

予備ゾーン

192  セクタ / 192 セクタ

(266020) (0E12E0)

2 515 168

922 528

ガードトラックゾーン 1

512  セクタ / 512 セクタ

(2660E0) (0E13A0)

2 515 680

923 040

ドライブ試験ゾーン

1 792  セクタ  / 1 152  セクタ

(2662E0) (0E15A0)

2 517 472

924 192

ディスク試験ゾーン

1 792  セクタ / 896 セクタ

(2669E0) (0E1A20)

2 519 264

925 088

ガードトラックゾーン 2

53 488  セクタ  / 24 800  セクタ

(2670E0) (0E1DA0)

図 32  リードアウトゾーンの構造

16.4.2  DMA3 及び DMA4  このゾーンは,192 セクタからなる。欠陥管理領域については,17.1 参照。 
16.4.3  予備ゾーン  このゾーンは,192 セクタからなり,すべてのバイトは(00)に設定する。 
16.4.4  ガードトラックゾーン 1  このゾーンは,512 セクタからなり,グルーブ,ランド,ヘッダフィ

ールド,ミラーフィールド及び記録フィールドを含む。ガードトラックゾーンの記録フィールドは,未記

録のままにする。

16.4.5  ドライブ試験ゾーン  ドライブ試験ゾーンは,120 mm ディスクでは 1 792 セクタ,80 mm ディ

スクでは 1 152 セクタからなり,グルーブ,ランド,ヘッダフィールド,ミラーフィールド及び記録フィ

ールドを含む。このゾーンは,ドライブによって使用されるためのものであり,読取りに際してはその内

容は無視する。 
16.4.6  ディスク試験ゾーン  ディスク試験ゾーンは,120 mm ディスクでは 1 792 セクタ,80 mm ディ

スクでは 896 セクタからなり,グルーブ,ランド,ヘッダフィールド,ミラーフィールド及び記録フィー

ルドを含む。このゾーンは,ディスク製造業者によって使用されるためのものであり,読取りに際しては

その内容は無視する。

16.4.7  ガードトラックゾーン 2  このゾーンは,120 mm ディスクでは 53 488 セクタ,80 mm ディス


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X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

クでは 24 800 セクタからなり,グルーブ,ランド,ヘッダフィールド,ミラーフィールド及び記録フィ

ールドを含む。ガードトラックゾーンの記録フィールドは,未記録のままにする。 
 
17.  欠陥管理 
17.1  欠陥管理領域(DMA)  ディスクの各面に四つの欠陥管理領域(DMA)がある。四つの DMA は,デー

タゾーンの構造及び欠陥管理に関する情報を含む。各 DMA の長さは,32 セクタ(2ECC ブロック)とする。

  DMA の二つの DMA1 及び DMA2 は,ディスクの内径の近傍に位置し,他の二つの DMA3 及び DMA4

は,ディスクの外径の近傍に位置するものとする。120 mm ディスクの DMA の境界は表 12 に,80 mm

ディスクの DMA の境界は表 13 に示す。

 
 
 

表 12  120 mm ディスクの DMA の位置

セクタ番号の始まり

セクタ番号の終わり

ブロックの数

DMA 1

(030F80)

(030F9F)

2

予備

(030FA0) (030FBF)  2

DMA 2

(030FC0)

(030FDF)

2

予備

(030FE0) (030FFF)  2

DMA 3

(265F60)

(265F7F)

2

予備

(265F80) (265FBF)  4

DMA 4

(265FC0)

(265FDF)

2

予備

(265FE0) (26601F)  4

表 13  80 mm ディスクの DMA の位置

セクタ番号の始まり

セクタ番号の終わり

ブロックの数

DMA 1

(030F80)

(030F9F)

2

予備

(030FA0) (030FBF)  2

DMA 2

(030FC0)

(030FDF)

2

予備

(030FE0) (030FFF)  2

DMA 3

(0E1220)

(0E123F)

2

予備

(0E1240) (0E127F)  4

DMA 4

(0E1280)

(0E129F)

2

予備

(0E12A0) (0E12DF)  4

各 DMA は,二つの ECC ブロックからなるものとし,二つの予備ブロックに続く。各 DMA の最初の

ECC ブロックは DDS/PDL ブロックと呼ばれ,  ディスク定義構造(DDS)及び一次欠陥管理表(PDL)を含

むものとする。各 DMA の二番目の ECC ブロックは SDL ブロックと呼ばれ,  二次欠陥管理表(SDL)を含

むものとする。四つの DMA の内容は,同一とする。

ディスクの初期化の後(17.8.1 参照)

,各 DMA は,次の内容をもつものとする。

  ―  DDS/PDL ブロックの第一セクタは,DDS を含む。

  ―  DDS/PDL ブロックの第二セクタは,PDL の最初のセクタとする。

  ―  SDL ブロックの第一セクタは,SDL の最初のセクタとする。

  PDL 及び SDL の長さは,各リストのエントリの数によって決まる。DDS の内容は,17.2 に規定する。

PDL 及び SDL の内容は,17.6 及び 17.7 に規定する。DMA の未使用セクタは,(FF)で満たすものとする。


57

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

すべての予備セクタは,(00)で満たすものとする。

17.2  ディスク定義構造(DDS)

DDS

は,

1

セクタの長さをもつ表からなる。

DDS

は,ディスクのフォー

マッティングしたディスクの構造を規定する。

DDS

は,ディスクのフォーマッティングの終わりに各

DMA

の最初のセクセクタに記録する。

表 14 及び表 15 に与えるディスク構造に関する情報は,それぞれ

 120 mm

ディスクと

80 mm

ディスクの四つの

DDS

の各々に記録するものとする。

表 14  120 mm ディスクのディスク定義構造のバイト割り当て

バイト位置

内容

バイト数

0  ∼ 1

DDS 識別子 (0A0A)

2

2

予備

1

3

ディスクサーティフィケーションフラグ

1

4  ∼ 7

DDS/PDL 更新カウンタ

4

8  ∼ 9

グループ数

2

10  ∼ 11

ゾーン数

2

12  ∼ 79

予備

68

80  ∼ 87

一次スペア領域の位置

8

88  ∼ 91

LSN0 の位置

4

92  ∼ 255

予備

164

256  ∼ 259

ゾーン 0 の先頭 LSN

260  ∼ 263

ゾーン 1 の先頭 LSN

… …

140

392  ∼ 395

ゾーン 34 の先頭 LSN

396  ∼ 2 047  予備

1 652

表 15  80 mm ディスクのディスク定義構造のバイト割り当て

バイト位置

内容

バイト数

0  ∼ 1

DDS 識別子 (0A0A)

2

2

予備

1

3

ディスクサーティフィケーションフラグ

1

4  ∼ 7

DDS/PDL 更新カウンタ

4

8  ∼ 9

グループ数

2

10  ∼ 11

ゾーン数

2

12  ∼ 79

予備

68

80  ∼ 87

一次スペア領域の位置

8

88  ∼ 91

LSN0 の位置

4

92  ∼ 255

予備

164

256  ∼ 259

ゾーン 0 の先頭 LSN

260  ∼ 263

ゾーン 1 の先頭 LSN

… …

56

308  ∼ 311

ゾーン 13 の先頭 LSN

312  ∼ 2 047  予備

1 736

バイト 0∼1−DDS 識別子

  この 2 バイトは,(0A0A)に設定し,DDS 識別子を示す。

バイト 2−予備

  このバイトは,(00)に設定する。

バイト 3−ディスクサーティフィケーションフラグ

  このフラグは,

図 33 にあるようなビットフィールドに分割する。


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X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

b

7

b

6

    ∼  b

2

b

1

b

0

インプログレス

予備

ユーザ

サーティフィケーション

製造業者

サーティフィケーション

図 33  ディスクサーティフィケーションフラグ

 

このフィールドの設定は,次による。

ビット b

7

設定は,次による。 
  フォーマッティングが完了したとき,“0” 
  フォーマッティングがインプログレス中のとき,“1”

ビット b

6

∼b

2

“00000”に設定する。

ビット b

1

設定は,次による。 
  ディスクがユーザによってサーティフィケーションされていないとき,“0”
  ディスクがユーザによってサーティフィケーション済みのとき,“1”

ビット b

0

設定は,次による。 
  ディスクが製造業者によってサーティフィケーションされていないとき,
  “0” 
  ディスクが製造業者によってサーティフィケーション済みのとき,“1”

備考  ビット b

7

は,どんなサーティフィケーションをもつフォーマッティングの開始時にも“1”に

      設定し,フォーマッティングの終了で“0”に設定するものとする。

バイト 4∼7−DDS/PDL 更新カウンタ

  このフィールドは,DDS/PDL ブロックの更新及び書換え操作の回数を規定する。

  このフィールドは,初期化の始まりで 0 に設定し,DDS/PDL ブロックを更新,又は書換えするとき,1

だけ増加するものとする。DDS/PDL 更新カウンタのコピーを SDL のバイト 16∼19 に記録する(17.7 参

照)。

バイト 8∼9−グループ数

  この 2 バイトフィールドは,(0001)に設定し,1 グループを示す。

バイト 10∼11−ゾーン数

  この 2 バイトフィールドは,120 mm  ディスクでは(0023)に設定し,35 ゾーンを示す。

  この 2 バイトフィールドは,80 mm  ディスクでは(000E)に設定し,14 ゾーンを示す。

バイト 12∼79−予備

  すべてのバイトは,(00)に設定する。

バイト 80∼87−一次スペア領域の位置

  この 8 バイトは,

図 34 にあるようなフィールドに分割する。

b

63

  ∼  b

56

b

55

  ∼  b

32

b

31

  ∼  b

24

b

23

  ∼  b

0

予備

一次スペア領域の先頭

セクタのセクタ番号

予備

一次スペア領域の最終

セクタのセクタ番号

図 34  一次スペア領域の位置

このフィールドの設定は,次による。

ビット b

63

∼b

56

(00)に設定する。

ビット b

55

∼b

32

(031000)に設定して,一次スペア領域の先頭セクタのセクタ番号を規定す
る。

ビット b

31

∼b

24

(00)に設定する。


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X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

ビット b

23

∼b

0

120 mm ディスクでは(0341FF)に設定して,一次スペア領域の最終セクタ
のセクタ番号を規定する。

80 mm  ディスクでは(0323FF)に設定して,一次スペア領域の最終セクタの
セクタ番号を規定する。

 

バイト 88∼91−LSN0 の位置

  この 4 バイトは,

図 35 にあるようなフィールドに分割する。

b

31

  ∼  b

24

b

23

  ∼  b

0

予備

LSN0 の位置

図 35  LSN0 の位置

このフィールドの設定は,次による。

ビット b

31

∼b

24

(00)に設定する。

ビット b

23

∼b

0

先頭の LSN のセクタ番号を設定する。

バイト 92∼255−予備

  すべてのバイトは,(00)に設定する。

バイト 256∼395−120 mm ディスクの各ゾーンの先頭 LSN

バイト 256∼311−80 mm ディスクの各ゾーンの先頭 LSN

  このフィールドは,

図 36 にあるような各 4 バイトからなる。

b

31

  ∼  b

24

b

23

  ∼  b

0

予備

ゾーンの先頭 LSN

図 36  先頭 LSN

このフィールドの設定は,次による。

ビット b

31

∼b

24

(00)に設定する。

ビット b

23

∼b

0

そのゾーンの先頭 LSN を設定する。

バイト 396∼2 047

  120 mm ディスクのすべてのバイトは,(00)に設定する。

バイト 312∼2 047

  80 mm ディスクのすべてのバイトは,(00)に設定する。 
17.3  スペアセクタ  データ領域の欠陥のあるセクタは,この規格に規定した以外の仕様で欠陥セクタを

管理する場合を除き,下記の欠陥管理方法に従って良好なセクタで置き換えるものとする。ディスクは,

使用前にフォーマッティングするものとする。この規格は,サーティフィケーション付きフォーマッティ

ングとサーティフィケーションなしのフォーマッティングの両者を許容する。

ディスクはゾーン 0 に一つの一次スペア領域をもつものとし,一つの拡張可能な追加スペア領域を,120

mm ディスクではゾーン 34,80 mm ディスクではゾーン 13 にもつことができるものとする。一次スペア

領域のスペアセクタ数は,120 mm ディスクでは 12 800,80 mm ディスクでは 5 120 とする。追加スペ

ア領域のスペアブロックの最大数は,120 mm ディスクでは 6 112,80 mm ディスクでは 5 568 とする。

追加スペア領域のスペアブロックの数は,32 の倍数とする。追加スペア領域はデータゾーンの先頭に向か

って拡張することができる。

欠陥のあるセクタは,スリッピングアルゴリズム又はリニアリプレイスメントアルゴリズム,又は,ブ


60

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

ロックスキッピングアルゴリズムによって処理する。一次欠陥管理表(PDL)(17.6 参照)及び二次欠陥管理

表(SDL)(17.7 参照)に登録したエントリの全数は,次の要求事項を満たすものとする。

                        1  ≦

S

PDL

≦ 15,1  ≦

S

SDL

≦ 15 :  120 mm ディスクの場合

                        1  ≦

S

PDL

≦  8, 1 ≦

S

SDL

≦ 15 :  80 mm ディスクの場合

(

)

048

2

047

2

+

4

+

4

×

int

=

PDL

PDL

E

S

(

)

048

2

047

2

+

4

+

8

×

int

=

PDL

PDL

E

S

                      ここに,

S

PDL

は,PDL エントリを保持するために使用するセクタの番号

S

SDL

は,SDL エントリを保持するために使用するセクタの番号

E

PDL

は,PDL エントリの番号

E

SDL

は,SDL エントリの番号

          int[

x

]は,

x

以下の最大の整数とする

17.4  スリッピングアルゴリズム  スリッピングアルゴリズムは,欠陥セクタが PDL に登録されているな

らば,データ領域全体に適用するものとする。

PDL に登録した欠陥のあるデータセクタは,その欠陥セクタに後続する良好な最初のセクタに置き換え

るものとする。個々の欠陥セクタは,欠陥セクタが位置するゾーンの開始部に向かって一つのセクタのス

リップを起こす。ゾーン内の欠陥セクタによって,ECC ブロックの一部分が作られてもよい。  この一部

分は,ゾーンの終了部のガード領域の直前に移動させる。最外周のゾーンの場合には,ECC ブロックの一

部分はゾーンの終了部に位置するものとする。この結果,そのゾーンに欠陥セクタ及び ECC ブロックの

一部分が有れば,その前のゾーンのセクタがデータ領域の開始部に向かってスリップを起こす。欠陥のあ

るセクタのセクタ番号は,PDL に書き込む。欠陥セクタ及び ECC ブロックの一部分は,ユーザデータを

記録するために用いてはならない。セクタに LSN を割り当てる必要がある場合,そのセクタが PDL に記

録されているならば,セクタは,上記の方法で置き換えられるものとする。

スリッピングアルゴリズムを使用するときのセクタ番号と論理セクタ番号との関係を,

図 37 に示す。

ケース1:欠陥セクタのない場合

セクタ番号

ケース2:欠陥セクタのある場合

セクタ番号

一次スペア領域

一次スペア領域

ユーザ領域(ゾーン0)

(

+

I

+

+

) セクタ

セクタ

n

セクタ

o

セクタ

j

 セクタ

 i

セクタ

(m+i)

(n+o+j)は,それぞれ16の倍数。

欠陥セクタ

ガード領域

ECCブロックの一部分

ユーザ領域(ゾーン1)


61

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

図 37  スリッピングアルゴリズムを使用するときのセクタ番号と論理セクタ番号との関係

17.5  リニアリプレイスメントアルゴリズム  リニアリプレイスメントアルゴリズムは,フォーマッティ

ングの後に発見された欠陥セクタを処理するために使用する。これらは,フォーマッティング中に PDL

に登録されなかった欠陥セクタや,過度の重ね書きのために損きずしたセクタにも適用される。置き換え

は,16 セクタ単位,すなわち,データブロックで行う。

欠陥ブロックは,一次スペア領域の最初の利用可能な良品スペアブロックで置き換えるものとする。一

次スペア領域に残された良品スペアブロックがないならば,SDL の一次スペア領域フルフラグを“1”に設

定し,かつ,追加スペア領域が割り振られていた場合,欠陥ブロックを追加スペア領域の最初の利用可能

な良品スペアブロックに置き換えるものとする。

追加スペア領域に残されたスペアブロックがないならば,

SDL の追加スペア領域フルフラグを“1”に設定するものとする。リニアリプレイスメント状態(SLR)(17.7

参照)が“0”に設定されているならば,SDL の交替ブロックの第一セクタのセクタ番号は最終的な交替ブロ

ックを指し示すものとする。

一次スペア領域の最初の利用可能な良品スペアブロックは,SDL に登録された第一交替ブロックの直前

にある最初の良品ブロックである。SDL に交替ブロックがリストされていないならば,一次スペア領域の

最初の利用可能な良品スペアブロックは,第一データブロックの直前にある最初の良品ブロックである。

一次スペア領域が使い尽くされ,かつ,追加スペア領域が割り振られていたならば,最初の利用可能な

良品スペアブロックは,追加スペア領域の最も外側の未使用の良品ブロックである。ブロックの降順で,

スペア領域を使用する。スペア領域の欠陥セクタ,及び,これに対応する PDL 又は SDL に既に登録され

た交替セクタをスペアセクタとして用いてはならない。

読み取られるか又は書き込まれるブロックが,SDL に“0”の SLR をもってリストされているならば,デ

ータは SDL に指し示されたスペア領域の交替ブロックから読み取られるか又は交替ブロックに書き込ま

れるものとする。読み取られるブロックが, SDL に“1”の SLR をもってリストされているならば,部分

的に訂正されたデータ,又は,すべてのビットに 0b を充てたデータが,戻されるものする。

書き込まれるブロックが, SDL に“1”の SLR をもってリストされ,交替ブロックの第一セクタのセク

タ番号のフィールドが(000000)で,かつ,欠陥ブロックのリニアリプレイスメントが許されるならば,デ

ータは,最初の利用可能な良品スペアブロックに書き込まれるものとする。  この場合,SDL エントリの
SLR  は,“0”に変えるものとし,交替ブロックの第一セクタのセクタ番号のフィールドは,新しい交替ブ

ロックの第一セクタ番号に設定するものとする。

書き込まれるブロックが,SDL に“1”の SLR をもってリストされ,交替ブロックの第一セクタのセクタ

番号のフィールドが(000000)でなく,かつ,欠陥ブロックのリニアリプレイスメントが許されるならば,

データは,交替ブロックに書き込まれるものとする。  この場合,SDL エントリの SLR は,“0”に変える

ものとする。

書き込まれるブロックが欠陥であることが発見され,かつ,利用可能なスペアブロックがないか又は欠

陥ブロックがリニアリプレイスメントアルゴリズムで処理されるならば,欠陥ブロックは, SDL に“1”の

SLR をもって登録してもよい。この場合,SDL エントリの交替ブロックの第一セクタのセクタ番号は,
(000000)に設定するものとする。

フォーマッティング後にデータブロックに欠陥があることが分かり,使用可能なスペアブロックが有っ

て,かつ,欠陥ブロックをリニアリプレイスメントアルゴリズムで処理するのであれば,それは欠陥ブロ

ックとみなし,新しいエントリとして SDL に SLR を“0”に設定して登録する。


62

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

SDL に登録した交替ブロックが後に欠陥ブロックであると分かれば,直接ポインタ方法を適用し,SDL

に登録する。この直接ポインタ方法では,SDL エントリ中の交替ブロックの第一セクタを欠陥のものから

新しいものへ変更することによって欠陥交替ブロックを登録するものとする。

SDL を更新する時点で,SDL 更新カウンタは,1 だけ増加するものとする。

リニアリプレイスメントアルゴリズムを使用するときのセクタ番号と論理セクタ番号との関係を,

図 38

に示す。


63

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

図 38  リニアリプレイスメントを使用するときのセクタ番号と論理セクタ番号との関係

17.6  一次欠陥管理表(PDL)  一次欠陥管理表(PDL)は,各 DDS/PDL ブロックがたとえ空でも常に記録す

るものとする。欠陥セクタのリストは,ディスクのサーティフィケーション以外の手段で得てもよい。

PDL は,フォーマッティングで識別した欠陥セクタのエントリを含むものとする。セクタ番号は,昇順

でリストするものとする。PDL は,必要な最少セクタに記録し,PDL の第一セクタのバイト 0 に始まる

ものとする。PDL の最終のセクタの未使用バイトは,(FF)に設定するものとする。DDS/PDL ブロックの

すべての未使用セクタは,(FF)のデータで満たすものとする。

表 16 の情報は,各 PDL に記録する。

PDL が複数にわたる場合,欠陥セクタのエントリのリストは,第二セクタ及びそれに続くセクタの第一

バイトへ続くものとする。したがって,PDL 識別子及び PDL のエントリ数は,PDL の最初のセクタでだ

け存在するものとする。空の PDL では,PDL のエントリ数(PDL の第一セクタのバイト 2 及びバイト 3)

は,(0000)に設定し,バイト 4 からバイト 2 047 は,(FF)に設定するものとする。

  エントリタイプは,欠陥セクタの発生元を規定する。

    1)  ディスク製造業者が定義する欠陥セクタ(P リスト)

    2)  サーティフィケーションプロセスで発見した欠陥セクタ(G1 リスト)

    3)  サーティフィケーションプロセスなしで SDL から移動した欠陥セクタ(G2 リスト)

  P リストは,どのフォーマッティングの後でも以前のリストを保存するものとする。

表 16  PDL の内容

バイト位置

内容

バイト数

0∼1

PDL 識別子 (0001)

2

2∼3

PDL のエントリ数  (

E

PDL

)

2

4∼7

第一 PDL エントリ

4

8∼11

第二 PDL エントリ

4

---

---

---

n

n

+3

最後の PDL エントリ

4

                      n=4×

E

PDL

バイト 0∼1−PDL 識別子

  このフィールドは,(0001)に設定し,PDL 識別子を示す。

スペア領域

セクタ番号

セクタ

番号

ユーザ領域

又は

スペア領域

2スペアブロック

最初に検出した

欠陥ブロック

2番目に検出した

欠陥ブロック

欠陥ブロック

交替処理はブロック

単位で行う


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:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

バイト 2∼3−PDL のエントリ数

  このフィールドは,PDL のエントリ数

E

PDL

を規定するものとする。

PDL エントリ

  各 4 バイトフィールドは,

図 39 に示すように三つのフィールドに区分する。

b

31

b

30

b

29

b

24

b

23

b

0

エントリタイプ

予備

欠陥セクタ番号

図 39  PDL エントリ

  ビット b

31

∼b

30

の設定は,次による。

                          “00”  P リストを示す。

                          “10”  G1 リストを示す。

                          “11”  G2 リストを示す。

  ビット b

29

∼b

24

は,“000000”に設定する。

  ビット b

23

∼b

0

は,欠陥セクタのセクタ番号を規定する。

17.7  二次欠陥管理表(SDL)  二次欠陥管理表(SDL)は,各 SDL ブロックがたとえ空でも常に記録するも

のとする。

  SDL は,欠陥ブロックの第一セクタのセクタ番号及び置き換える交替先の第一セクタのセクタ番号を含

むエントリを含むものとする。SDL の各エントリは,8 バイト,すなわち,欠陥ブロックの第一セクタの

セクタ番号に対して 3 バイト,交替ブロックの第一セクタ番号に対して 3 バイト,リニアリプレイスメン

ト状態(SLR)に対しての 1 バイト(このうち 1 ビットを SLR に使用し,残り 7 ビットは予備)及び,1 予備

バイトを含む。欠陥ブロックの第一セクタのセクタ番号は,昇順でリストするものとする。SDL は,必要

最少数のセクタに記録するものとする。SDL の最終セクタのすべての未使用バイトは,(FF)に設定するも

のとする。SDL ブロックのすべての未使用セクタは,(FF)で満たすものとする。

表 17 の情報は,四つの

SDL の各々に記録するものとする。

SDL に登録した交替ブロックが後で欠陥ブロックであると分かれば,直接ポインタ方法を適用して SDL

に登録するものとする。この方法で,欠陥交替ブロックが登録されている SDL エントリは,交替ブロッ

クの最初のセクタのセクタ番号を欠陥交替ブロックから新しいものに変更することによって修正するもの

とする。したがって,SDL のエントリ数は,欠陥セクタの登録の際にも変更しないものとする。

SDL が複数のセクタにまたがる場合,エントリのリストは,第二セクタ及びそれに続くセクタの第一バ

イトへ続くものとする。したがって,SDL 識別子,SDL 更新カウンタ,スペア領域フルフラグ及び SDL

のエントリ数は,SDL の最初のセクタにだけ存在するものとする。

 
 
 
 
 
 
 
 


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:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

表 17  SDL の内容

内容

バイト数

0∼1

SDL 識別子 (0002)

2

2∼3

予備

2

4∼7

SDL  更新カウンタ

4

8∼11

追加スペア領域のセクタ番号

4

12∼15

論理セクタの総数

4

16∼19

DDS/PDL  更新カウンタ

4

20

スペア領域フルフラグ

1

21

予備

1

22∼23

SDL のエントリ数  (

E

SDL

)

2

24∼31

最初の SDL エントリ

8

---

---

m

m

+7

最後の SDL エントリ

8

                      m

= ( 8×

E

SDL

 )+16

バイト 0∼1−SDL 識別子

  このフィールドは,(0002)に設定し,SDL 識別子を示す。

バイト 2∼3−予備

  すべてのバイトは,(00)に設定する。

バイト 4∼7−SDL 更新カウンタ

  このフィールドは,SDL ブロックに対する更新操作の回数を規定するものとする。このフィールドは,

初期化(17.8.1 参照)で 0 に設定し,SDL の内容を更新するごとに 1 ずつ増加するものとする。

バイト 8∼11−追加スペア領域のセクタ番号

  このフィールドは,追加スペア領域の先頭セクタ番号を規定する。追加スペア領域を割付けていないと

きは,すべてのバイトを(00)に設定するものとする。

b

31

b

24

b

23

b

0

予備

追加スペア領域の先頭セクタ番号

図 40  追加スペア領域のセクタ番号

このフィールドの設定は,次による。

ビット b

31

∼b

24

(00)に設定する。

ビット b

23

∼b

0

追加スペア領域の先頭セクタのセクタ番号を規定する。

追加スペア領域はブロックの先頭セクタから開始するものとする。

バイト 12∼15−論理セクタの総数

  このフィールドは,ユーザ領域の論理セクタの総数を規定するものとする。

バイト 16∼19−DDS/PDL 更新カウンタ

  このフィールドは,DDS/PDL ブロックに対する更新及び書換えの回数を規定するものとする。このフ

ィールドは,初期化の始まりで 0 に設定し,DDS/PDL の内容を更新又は書換えするごとに 1 ずつ増加す

るものとする。すべての DDS/PDL ブロック及び SDL ブロックは,フォーマッティングの後同一の更新

カウンタ値をもつものとする。

バイト 20−スペア領域のフルフラグ

  これらのフラグは,対応するスペア領域の使用可能スペアブロックの有無を表示する。追加スペア領域

を割付けていない場合,及び,追加スペア領域をすでに割付けていても残っていない場合は,追加スペア


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領域フルフラグを“1”に設定するものとする。追加スペア領域を割付けた場合,及び,追加スペア領域を拡

張した場合は,追加スペア領域フルフラグを“0”に設定するものとする。

b

7

b

2

b

1

b

0

予備

追加スペア領域の

フルフラグ

一次スペア領域の

フルフラグ

図 41  スペア領域のフルフラグ

このフィールドの設定は,次による。

ビット b

7

∼b

2

“000000”に設定する。

ビット b

1

追加スペア領域にスペアブロックが残っていないとき,“1”

追加スペア領域にスペアブロックが残っているとき,“0”

ビット b

0

一次スペア領域にスペアブロックが残っていないとき,“1”

一次スペア領域にスペアブロックが残っているとき,“0”

バイト 21−予備

  すべてのバイトは,(00)に設定するものとする。

バイト 22∼23−SDL のエントリ数

  このフィールドは,SDL(

E

SDL

)のエントリ数を規定する。

SDL エントリ

  各 8 バイトフィールドは,

図 42 に示すような幾つかのフィールドに区分する。

b

63

b

62

  b

61

b

56

  b

55

b

32

  b

31

b

24

  b

23

b

0

予備

SLR

予備

欠陥ブロックでの

第一セクタのセクタ番

予備

交替ブロックでの

第一セクタのセクタ番号

図 42  SDL エントリ

  b

63

は“0”に設定する。

  b

62

の設定は,次による。

    欠陥ブロックがスペアブロックに交替されているとき,“0”

    欠陥ブロックが交替されていないとき,“1”

  b

61

から b

56

は“0”に設定する。

  b

55

から b

32

は,欠陥ブロックの最初のセクタのセクタ番号を規定する。

  b

31

から b

24

は“0”に設定する。

  b

23

から b

0

は,交替ブロックの第一セクタのセクタ番号を規定するか,又は交替ブロックが割り当て

  られないとき,すべて“0”に設定する。 
17.8  ディスクのフォーマッティング  ディスクは,ディスクの使用前にフォーマットするものとする。

フォーマッティング処理前にディスク上に記録済みの DMA がなければ,その処理は初期化とみなすもの

とする。フォーマッティング処理前にディスク上に記録済みの DMA があれば,その処理は,再初期化と

みなす。

ディスクのどのフォーマッティングの後にも,四つの DMA を記録するものとする。データゾーンは,

単一グループからなる(16.3.3 参照)。グループは,ユーザ領域及びスペア領域を含むものとする。スペア

領域のセクタは,欠陥セクタの交替として使用可能である。フォーマッティングは,初期化又は再初期化

のどちらかによって行うものとする。フォーマッティングは,サーティフィケーションを含んでよい。

すべての DDS パラメータは,四つの DDS セクタに記録するものとする。PDL 及び SDL は,四つの

DMA に記録するものとする。すべての予備ブロックは,(00)で満たすものとする。PDL 及び SDL の記録


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:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

の要求事項は,

表 16 及び表 17 に示す。

  フォーマッティング後,スリッピングアルゴリズム(17.4 参照)の結果として割り当てられたデータブロ

ック又はスペアブロックはどれも次のいずれかの状態にあるものとする。

a)  一つのデータブロック又はスペアブロックは一組の 16 データフレームを含み,13.3 に定義する完

全 ECC ブロックを組織する。データフレームは,再初期化の前などに書き込まれていてもよい。

b)  一つのデータブロック又はスペアブロックは,未記録である。

   c)  一つのデータブロック又はスペアブロックは,サーティフィケーション処理中などに書き込まれる

      (000000)から(00000F)までのデータフィールド番号を含む。

  フォーマッティング後,三つのタイプのエントリ,P リスト,G1 リスト及び G2 リストは PDL 中に存

在してもよい。SDL も,エントリを含んでもよい。タイプは,エントリごとにエントリタイプによって識

別する(

表 16 参照)。

ディスクをサーティフィケーションするとき,サーティフィケーションは,ユーザ領域及びスペア領域

のセクタに適用するものとする。

サーティフィケーション中に発見したユーザ及びスペア領域の欠陥セクタは,PDL の G1 リストに登録

し,スリッピングアルゴリズムによって処理するものとする。欠陥セクタは,読取り又は書込みに用いて

はならない。欠陥セクタを置き換えるためのガイドラインは,

附属書 M に与える。

フォーマッティング処理がサーティフィケーション又は他のデータ書込み処理を伴うならば,データフ

ィールド番号は(000000)から (00000F)までにあるものとする。ディスクサーティフィケーションフラグ

のインプログレスフィールドは,サーティフィケーションのあいだ“1”に設定するものとする。この手順に

よって,以前にサーティフィケーション又は他のデータ書込み処理を伴うフォーマッティング中に発生し

たシステムの故障を,検出することができる。

スペアブロックは,フォーマッティングのとき割り当てられるが,LSN は付与されない。スペアブロッ

クは,欠陥データブロックを置き換えるのに用いたり,スペアブロックの代用に用いる。スペアブロック

は,フォーマッティングのときスペア領域に割り当てられる。 
17.8.1  初期化  ディスク上に記録済みの DMA がなければ,ディスクは初期化を要求するものとする。

初期化では,DDS/PDL 更新カウンタ及び SDL 更新カウンタは,0 に設定するものとする。ディスク製造

業者による初期化の場合,初期化中に発見された欠陥セクタは,PDL の P リストに登録するものとする。

ディスク製造業者以外の者による初期化の場合,初期化中に発見された欠陥セクタは,PDL の G1 リスト

に登録するものとする。両方の場合,ユーザ領域の欠陥セクタだけでなくスペア領域の欠陥セクタも PDL

に登録するものとする。

サーティフィケーション処理は,初期化中に適用してよい。サーティフィケーション処理をディスク製

造業者が適用したならば,ディスクサーティフィケーションフラグのディスク製造業者サーティフィケー

ションフィールドは,“1”に設定するものとする。サーティフィケーション処理をディスク製造業者以外の

者が適用してあるならば,ディスクサーティフィケーションフラグのユーザサーティフィケーションフィ

ールドは,“1”に設定するものとする。

PDL に記録済みの欠陥セクタの数が認証中に 17.3 の基準を超えた場合,PDL に記録不可能な欠陥セク

タを SDL に記録する。  初期化中に一次スペア領域にスペアブロックが残されていない場合,一次スペア

領域フルフラグは,“1b”に設定するものとする。  認証中にディスク上に利用可能なスペアブロックがない

場合,初期化のエラーとみなす。


68

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17.8.2  再初期化  DMA がフォーマッティング前にディスクに既に記録してあるなら,フォーマッティン

グは,再初期化とみなす。再初期化処理では,P リスト,DDS / PDL 更新カウンタ,及び,SDL 更新カ

ウンタを保存するものとする。再初期化は,次の処理を伴ってもよい。

1)  PDL から G1 リストを削除するために及び/又はサーティフィケーション中に発見された新しい
PDL

エントリを登録するために,サーティフィケーションを適用する。

2)  SDL エントリを PDL の G2 リストに変換する。 
3)  G2 リストを PDL から除去し,SDL エントリを除去する。

  処理 1)では,

PDL の G2 リストを常に除去する。サーティフィケーション中に発見された欠陥セクタは,

PDL の G1 リストに登録するものとする。この処理は,書込み操作を伴うディスクのサーティフィケーシ

ョンを必ずしも要求しない。

“10”のエントリタイプである PDL エントリの G1 リストの修正を行うと,17.8[記述 17.8a),b)又は

17.8c)]の要求条件に反する ECC ブロックミスアラインメントを起こす結果となることがある。しかし,

ディスクをフォーマットするシステムは,要求条件に準拠しなければならない。サーティフィケーション

をディスク製造業者以外の者が適用した場合は,ディスクサーティフィケーションフラグのユーザサーテ

ィフィケーションは,“1”に設定するものとする。

  処理 2)で,PDL の G1 リストを保存し,SDL に登録した欠陥ブロックの 16 セクタのすべては,16 個

の PDL エントリとして PDL の G2 リストに登録するものとする。

  処理 3)は,PDL エントリを迅速に最新サーティフィケーション後の状態に戻すようにするためのもの

である。

  PDL に記録済みの欠陥セクタの数が認証中に 17.3 の基準を超える場合,PDL に記録不可能な欠陥セク

タを SDL に記録する。  再初期化中に一次スペア領域にスペアブロックが残されていない場合,一次スペ

ア領域フルフラグを“1”に設定するものとする。  認証中にディスク上に利用可能なスペアブロックがない

場合,再初期化のエラーとみなす。

セクタが PDL に登録されたとき,これらのセクタは,ユーザサーティフィケーションフラグ及びディ

スク製造業者サーティフィケーションフラグの両方が“0”の場合でも,スキップするものとする。この処理

は,17.4 に規定する処理と同じである。

17.8.3  初期化及び再初期化後のデータフィールド番号 
a)  サーティフィケーション付き初期化

  1)  未使用ブロックの各セクタのデータフィールド番号を,(000000)と(00000F)の間に設定する。

  2)  このような未使用ブロックを使用するとき,そのデータフィールド番号を LSN + (031000)  とする。

b)  サーティフィケーションなしの初期化

  1)  未使用ブロックの各セクタのデータフィールド番号を,未記録とする。

  2)  このような未使用ブロックを使用するとき,そのデータフィールド番号を LSN + (031000)  とする。

c)  サーティフィケーション付きで初期化されたディスクの再初期化

  1)  サーティフィケーション付き再初期化

    1.1)  未使用ブロックの各セクタのデータフィールド番号を,(000000)と(00000F)の間の番号に設定

          する。

    1.2)  このような未使用ブロックを使用するとき,そのデータフィールド番号を LSN  +(031000)  と


69

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:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

          する。

  2)  サーティフィケーションなしの再初期化

    2.1)  未使用ブロックの各セクタのデータフィールド番号を,次の 2 種のうちいずれかに設定する。

      ―  先頭セクタのセクタ番号を(10)の倍数とし,そのブロック内の後続セクタを連続的に番号付け

                  する。

      ―  各セクタのデータフィールド番号を,(000000)と(00000F)の間の番号とする。

    2.2)  このような未使用ブロックを使用するとき,そのデータフィールド番号を LSN+(031000)とす

る。 
d)  サーティフィケーションなしで初期化されたディスクの再初期化

  1)  サーティフィケーション付き再初期化

    1.1)  未使用ブロックの各セクタのデータフィールド番号を,(000000)と(00000F)の間の番号に設定

              する。

    1.2)  このような未使用ブロックを使用するとき,そのデータフィールド番号を LSN  +(031000)  と

            する。

  2)  サーティフィケーションなしの再初期化

    2.1)  未使用ブロックの各セクタのデータフィールド番号を,次の 2 種のうちいずれかに設定する。

      ―  先頭セクタのセクタ番号を(10)の倍数とし,そのブロック内の後続セクタを連続的に番号付け 
                  する。

      ―  各セクタのデータフィールド番号を,未記録とする。

    2.2)  このような未使用ブロックを使用するとき,そのデータフィールド番号を LSN+(031000)とす

る。

e)  一度再初期化されたディスクの再初期化

  1)  c)1),c)2)及び d)1)の手続で得られたディスクの再初期化は,c)の手順で扱うものとする。

  2)  d)2)の手続で得られたディスクの再初期化は,d)のプロセスによる。 
17.9  書込み手順  データを書き込むとき,PDL に登録した欠陥セクタをスキップし,スリッピングアル

ゴリズムに従って,次のデータセクタにデータを書き込むものとする。

書き込むブロックに欠陥があると分かれば,欠陥ブロックは,リニアリプレイスメントアルゴリズムに

従って,利用可能な良品の最初のスペアブロックに置き換えてもよいし,スキップしてもよい。

書き込むブロックが SDL に登録してあれば,リニアリプレイスメントアルゴリズムに従って,利用可

能な良品の最初のスペアブロックに置き換えてもよいし,スキップしてもよい。

17.10 読取り手順 
17.10.1  読取り手順  データを読み取るとき,PDL に登録した欠陥セクタをスキップし,リニアリプレ

イスメントアルゴリズムに従って,次のデータセクタからデータを読み取るものとする。

読み取るブロックが“0”の SLR をもつ SDL に登録してあれば,リニアリプレイスメントアルゴリズムに

従って,SDL によって示されたスペア領域の交替ブロックからデータを読み取るものとする。

読み取るブロックが“1”の SLR をもつ SDL に登録してあれば,部分的に訂正されたデータ,又は,すべ

て(00)のパディングデータを受け取るものとする。読み取るブロックに欠陥があり,修正可能で,ディス

クが書込み禁止でないならば,リニアリプレイスメントアルゴリズムに従って,利用可能な良品の最初の

スペアブロックで欠陥ブロックを置き換えてもよい。


70

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

17.10.2  ブランク ECC ブロック  ブランク ECC ブロックは,次の二つの条件のどちらかを満たすブロ

ックである。

  1)  ECC ブロックの各セクタのデータフィールド番号は,(000000)及び(00000F)の間にある。

  2)  各セクタの記録フィールドは,未記録である。

      ブランク ECC ブロックは,ユーザデータを含まない。 

第 4 章  エンボス情報の特性 
 
18.  試験方法  ディスクのエンボス情報のフォーマットは,第 3 章で定義してある。19 から 21 までは,
9.1 で定義した光ヘッドを使用するとき得られる,ランド及びグルーブ,ヘッダフィールド及びエンボス

データからの信号の要求事項を規定する。19 から 21 までは,エンボス情報の平均品質だけを規定する。

規定値からの局部的な変動は,これを欠陥と呼ぶが,トラッキングエラー,ヘッダフィールドでのエラー

及びデータフィールドでのエラーの原因となる。

18.1  環境条件  19 から 21 までのすべての信号は,8.1.2 で定義された許容動作環境条件の範囲にあるデ

ィスクにおいて規定範囲にあるものとする。

18.2  基準ドライブ  19 から 21 までに規定するすべての信号は,基準ドライブの規定チャネルで測定す

るものとする。基準ドライブは,これらの試験の目的のために次の特性をもつものとする。 
18.2.1  光学及び機構  焦点を合わせた光ビームは,9.1 に定義された性質をもつものとする。 
18.2.2  読取りパワー  読取りパワーは,ディスクの入射面に投射した光学的パワーで,情報の読取りに

使用する。読取りパワーは,コントロールデータゾーンで与えるものとする(16.2.6 参照)。パワー変動の

許容値は,与えられたパワーの±10  %以内とする。

18.2.3  読取りチャネル 1,2  ドライブは,対物レンズの出射ひとみ(瞳)での全光量を測定するための,

読取りチャネル 1 をもつものとする。読取りチャネルからの読取り信号は,ジッタを測定するとき以外は

波形等化を行わない。ドライブは,四分割フォトディテクタの差動出力を測定する,読取りチャネル 2 を

もつものとする。読取りチャネル 2 からの読取り信号は,ジッタを測定するとき以外は波形等化を行わな

いものとする(9.4 参照)。 
18.2.4  トラッキングチャネル  ドライブは,四分割フォトディテクタの総出力及び差動出力を測定する

ための,トラッキングチャネルをもつものとする。

18.2.5  トラッキング  信号の測定中,光ビームの焦点と記録層との間の軸方向のトラッキングエラーは,

次の値を超えてはならない。

e

 max

(

軸方向

)

0.23 µm

そして,光ビームの焦点とトラックのセンターの半径方向のエラーは,次の値を超えてはならない。

e

 max

(

半径方向

)

0.022 µm

18.3  信号の定義  すべての信号は,フォトディテクタの電流に対してリニアな関係にあり,したがって,

ディテクタに入る光学的パワーに対しリニアな関係にある。

光ヘッドの直流結合増幅器

H

1

H

2

の出力,すなわち,

I

a

I

b

I

c

I

d

をそれぞれ

I

1

I

2

で示す(9.1 参

照)

。トラッキングチャネルの信号は,信号(

I

1

I

2

)

a

を基準とする。信号(

I

1

I

2

)

a

は,例えば,セクタの

ミラーフィールドのように,情報ゾーン(16.1 参照)内で未記録であり,かつ,グルーブのない領域から得

た信号の合計値である。


71

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

読取りチャネル 1 の信号は,

I

0

を基準とした

I

1

及び

I

2

の合計値である。

I

0

は例えば,セクタのミラーフ

ィールドのように,情報ゾーン内で未記録であり,かつ,グルーブのない領域からの読取りチャネルの信

号(

I

1

+

I

2

)である。

読取りチャネル 2 の信号は,

I

0

を基準とした

I

1

及び

I

2

の差異である。

図 43∼図 50 は,1920 及び 21 で規定した信号を示す。

図 43  トラッキングチャネルのランド及びグルーブからの信号

図 44a  読取りチャネル のヘッダフィールドからの信号

VFOフィールド

アドレスマーク

I

1

I

2

)

a

0レベル

光ビームが

グルーブのない

領域上にある場合

I

1

I

2

)

I

1

I

2

)

I

1

I

2

)

pp


72

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

図 44b  読取りチャネル のヘッダフィールドからの信号

図 45  読取りチャネル のミラーフィールド及びギャップフィールドからの信号

図 46  読取りチャネル のヘッダ 1,ヘッダ 2,ヘッダ 及びヘッダ からの信号

アドレスマーク

VFOフィールド

ヘッダ1

ヘッダ2

ヘッダ3

ヘッダ4

0レベル

0レベル

ミラーフィールド

ギャップ
フィールド

0

ot


73

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

図 47  読取りチャネル のヘッダ 1,ヘッダ 2,ヘッダ 及びヘッダ からの信号

図 48

読取りチャネル からの信号

AM

AM

AM

AM

AM

AM

AM

AM

I

VFOHD2

I

α

HD3

I

α

HD4

I

α

HD2

I

β

HD1

I

β

HD2

I

β

HD3

I

β

HD4

I

α

HD2

I

α

HD4

I

α

HD1

I

β

HD2

I

β

HD4

I

β

HD1

VFO1

VFO2

VFO1

VFO1

VFO2

VFO1

VFO2

I

VFOHD4

I

VFOHD4

I

α

HD3

I

β

HD3

AMHD1

I

I

AMHD3

I

AMHD4

I

VFOHD3

I

AM31

I

AMHD2

I

AM13

I

α

HD1

I

VFOHD

I

AMHD4

I

AMHD3

I

AMHD1

I

VFOHD1

I

AM31

I

VFOHD3

I

AM13

I

VFOHD2

I

AMHD2

VFO2

a)グルーブセクタ上

ヘッダ1

ヘッダ2

ヘッダ3

ヘッダ4

ヘッダ3

ヘッダ4

ヘッダ1

ヘッダ2

b) ランドセクタ上

0レベル


74

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

図 49  エンボス領域からのクロストラック信号

図 50  読取りチャネル のグルーブ又はランドからの信号

0 レベル

97-0161-A

(a) on groove track

(b) on land track

W

pp

W

pp

a) グルーブトラック上

b) ランドトラック上


75

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

19.  ランド及びグルーブからの信号

  トラッキングチャネルでの信号

(I

1

I

2

)

及び

(I

1

I

2

)

は,

30 kHz

遮断周波数で低域フィルタされるものとする。低域フィルタは,一次フィルタである。この条件は,

(I

1

I

2

)

a

の測定に適用してはならない。

グルーブの形状は,次の要求事項を満たすものとする。

19.1  プッシュプル信号

  プッシュプル信号は,光ビームが,書換え可能領域の書込み及び書込みをして

ない記録フィールドの両方のトラックを横切るときの,トラッキングチャネルでの差動信号

(I

1

I

2

)

である。

プッシュプル信号の

p-p

値は,次の要求事項を満たすものとする。

                  0.35≦

 

I

I

I

I

a

pp

)

(

)

(

2

1

2

1

+

1.05

19.2  デバイデッドプッシュプル信号

  デバイデッドプッシュプル信号の第一次項は,書換え可能領域の

書込み及び書込みをしてない記録フィールドの両方のトラックを,光ビームが横切るときの

(I

1

I

2

)

の瞬時

レベルを

(I

1

I

2

)

の瞬時レベルで除した値の

p-p

値である。

デバイデッドプッシュプル信号の第二次項は,

第一次項の最小値を第一次項の最大値で除した値である。

トラッキングサーボは,この測定中,開ループモードで動作するものとする。

第一次項は,次の要求事項を満たすものとする。

  第二次項は,次を満たすものとする。

19.3  オントラック信号

  オントラック信号は,光ビームが書換え可能領域の記録フィールドのグルーブ

又はランドを追従するときの読取りチャネル

1

の信号である。書込みのないギャップフィールドで測定さ

れたオントラック信号 I

ot

は,次の要求事項を満たすものとする。

a)  グルーブトラック上

0.56

0

I

I

ot

0.80

b)  ランドトラック上

0.56

0

I

I

ot

0.80

次の追加条件を,ランドトラック上だけでなく,グルーブトラック上でも満たすものとする。

0.09

land

ot

groove

ot

I

I

)

(

)

(

1.1

19.4  位相深さ

  グルーブの位相深さは,

90 °

以下とする。

70

.

0

.

max

2

1

2

1

.

min

2

1

2

1

ïþ

ï

ý

ü

ïî

ï

í

ì

ú

û

ù

ê

ë

é

+

ïþ

ý

ü

ïî

í

ì

ú

û

ù

ê

ë

é

+

PP

PP

I

I

I

I

I

I

I

I

(

)

(

)

65

.

1

10

1 10

.

1

2

1

2

1

ú

û

ù

ê

ë

é

+

PP

I

I

I

I


76

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

19.5  ウォブル信号

  ウォブル信号は,光ビームが書換え可能領域の記録フィールドのグルーブ又はラン

ドを追従するときの読取りチャネル

2

の信号である。

ウォブル信号の狭帯域信号対雑音比は,次の要求事項を満たすものとする。

a)  グルーブトラック上

  狭帯域信号対雑音比は,少なくとも

34 dB ( 10 kHz

のレゾルーション帯域

  )

とする。

b)  ランドトラック上

  狭帯域信号対雑音比は,少なくとも

34 dB ( 10 kHz

のレゾルーション帯域

  )

とする。

  記録されていない領域で測定されたウォブル信号の振幅 W

pp

は,次の要求事項を満たすものとする。

(a)

グルーブトラック上

                      0.05≦

(

)

 

 

−I

 

 

I

 

W

2

1

PP

≦0.10

(b)

ランドトラック上

                      0.05≦

(

)

 

 

−I

 

 

I

 

W

2

1

PP

≦0.10

(

I

1

−I

2

)

pp

は,書換可能領域の書込みのない記録フィールドのトラックを光ビームが横切るときのトラ

ッキングチャネルでの

(

I

1

−I

2

)

p-p

値である。

 
20.  書換可能領域のヘッダフィールドからの信号

  書換可能領域のヘッダフィールドから得た信号は,

基準ドライブの読取りチャネル

1

及び読取りチャネル

2

で測定する。

ヘッダフィールドからの信号は,読取りチャネル

1

と読取りチャネル

2

の信号の

p-p

値とする。

ジッタは,次の手順に従いグルーブトラック及びランドトラックの各々に対して測定するものとする。

  −

18.2

で規定する条件のもとで,ヘッダ

1

フィールドの

VFO1

フィールドのうちアドレスマークに先行

する約

8

バイトから,ヘッダ

2

フィールドの

PA2

フィールドまでの信号を読み取る。

  −

18.2

で規定する条件のもとで,ヘッダ

3

フィールドの

VFO1

フィールドのうちアドレスマークに先行

する約

8

バイトから,ヘッダ

4

フィールドの

PA2

フィールドまでの信号を読み取る。

  ジッタは,

18.2.3

で規定する読取りチャネル

1

を通過した

2

値化データの時間変動の標準偏差

σ

で表す。

立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジのジッタを,

PLL

クロックで測定し,チャネルクロック周期で正

規化する。

ジッタσは,

附属書 F

に従って測定するとき,チャネルクロック周期の

9.0

%以下とする。

20.1  VFO1 及び VF02

VFO1

及び

VFO2

フィールドのマークからの信号 I

svfo

は,次の要求事項を満た

すものとする。

0

I

I

svfo

≧0.14

  追加条件として,各ヘッダフィールド内で次の式を満たすものとする。

max

sh

svfo

I

I

≧0.37

  ここで,I

sh max

は,

20.

で定義されたヘッダフィールドのマークからの信号の最大値である。

VFO1

及び

VFO2

フィールドのマークからの信号 I

vfo

は,次の要求事項を満たすものとする。

0

I

I

vfo

≧0.14


77

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

  追加条件として,各ヘッダフィールド内で次の式を満たすものとする。

max

h

vfo

I

I

≧0.37

  ここで,I

h max

は,

20.

で定義されたヘッダフィールドのマークからの信号の最大値である。

20.2  アドレスマーク,PID,PED 及びポストアンブル

  アドレスマーク,

PID

PED

及びポストアンブ

ルフィールドのマークからの信号 I

sh

は,次の要求事項を満たすものとする。

0

min

I

I

 

sh

≧0.043

0

max

I

I

 

sh

≧0.23

0

min

I

I

 

sh

≧0.17

  最後の式の要求事項は,どのヘッダフィールドに対しても適用する。I

sh min

及び I

sh max

は,セクタのヘ

ッダ

1

,ヘッダ

2

,ヘッダ

3

及びヘッダ

4

の各々の最小値及び最大値である。

アドレスマーク,

PID

PED

及びポストアンブルフィールドのマークからの信号 I

h

は,次の要求事項を

満たすものとする。

max

min

h

 

h

I

I

≧0.10

  上述の式の要求事項は,どのヘッダフィールドに対しても適用する。I

h min

及び I

h max

は,セクタのヘッ

1

,ヘッダ

2

,ヘッダ

3

及びヘッダ

4

の各々の最小値及び最大値である。

20.3  ヘッダ 1,ヘッダ 2,ヘッダ 3 及びヘッダ 4 からの信号

  読取りチャネル

2

のヘッダ

1

,ヘッダ

2

ヘッダ

3

及びヘッダ

4

からの信号は,ランドトラック及びグルーブトラックの境界を検出するため及びラ

ジアルチルトの検出に用いてもよい。読取りチャネル

1

のヘッダ

1

,ヘッダ

2

,ヘッダ

3

及びヘッダ

4

らの信号は,トラッキングオフセットを補正するために用いてもよい。

読取りチャネル

2

のグルーブセクタのヘッダ

1

,ヘッダ

2

,ヘッダ

3

及びヘッダ

4

からの信号は,

図 47

に示す。読取りチャネル

2

のランドセクタのヘッダ

1

,ヘッダ

2

,ヘッダ

3

及びヘッダ

4

からの信号は,

図 47

に示す。

グルーブセクタのヘッダ

1

及びヘッダ

2

からの信号は,読取りチャネル

2

のランドセクタのこれらのヘ

ッダに対して反対の極性をもつ。グルーブセクタのヘッダ

3

及びヘッダ

4

からの信号は,読取りチャネル

2

のランドセクタのこれらのヘッダに対して反対の極性をもつ。

読取りチャネル

2

のヘッダ

1

,ヘッダ

2

,ヘッダ

3

及びヘッダ

4

からの信号は,次の要求事項を満たす

ものとする。

                  0.9≦

1

AMHD

2

AMHD

I

I

≦1.1

                  0.9≦

3

4

AMHD

AMHD

I

I

≦1.1

1

13

AMHD

AM

I

I

≧0.8

3

31

AMHD

AM

I

I

≦0.8


78

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

                  −0.10≦

(

)

1

1

1

2

AMHD

HD

HD

I

I

I

α

β

≦0.10

                  −0.10≦

(

)

2

2

2

2

AMHD

HD

HD

I

I

I

α

β

≦0.10

                  −0.10≦

(

)

3

3

3

2

AMHD

HD

HD

I

I

I

α

β

≦0.10

                  −0.10≦

(

)

4

4

4

2

AMHD

HD

HD

I

I

I

α

β

≦0.10

読取りチャネル

1

のヘッダ

1

,ヘッダ

2

,ヘッダ

3

及びヘッダ

4

からの信号は,次の要求事項を満たす

ものとする

(図 46

参照

)

 

 

I

I

I

I

 

SVFOHD

SVFOHD

SVFOHD

SVFOHD

)

(

)

(

3

1

3

1

+

<0.03

ただし,I

1

−I

2

0

とする。

                  0.04≦

 

 

I

I

I

I

 

SVFOHD

SVFOHD

SVFOHD

SVFOHD

ú

û

ù

ê

ë

é

+

)

(

)

(

3

1

3

1

ただし,

は半径方向に光ビームを

0.05 µm

オフセットさせたときの変化分を表す。

                  0.9≦

1

2

SAMHD

SAMHD

I

I

≦1.1

                  0.9≦

3

4

SAMHD

SAMHD

I

I

≦1.1

非対称性値は次の規格値を満たすものとする。

                  −0.10≦

(

)

1

1

1

2

AMHD

HD

S

HD

S

I

I

I

α

β

≦0.10

                  −0.10≦

(

)

2

2

2

2

SAMHD

HD

S

HD

S

I

I

I

α

β

≦0.10

                  −0.10≦

(

)

3

3

3

2

SAMHD

HD

S

HD

S

I

I

I

α

β

≦0.10

                  −0.10≦

(

)

4

4

4

2

SAMHD

HD

S

HD

S

I

I

I

α

β

≦0.10

20.4  位相深さ

  エンボスピットの位相深さは,

90 °

以下とする。

 
21.  エンボス領域からの信号 
21.1  高周波(HF)信号

HF

信号は,読取りチャネル

1

で測定されたエンボス領域のマークからの信号で

ある

(図 48

及び

附属書 F

参照

)

21.1.1  変調振幅

  変調振幅 I

14

は,最大ピット長又はランド長によって発生した値

( p-p )

とする。ピーク

値 I

14H

は,高域フィルタ前の

HF

信号のピーク値とし,最短ピット又はランド長の値

( p-p )

は,I

3

とする。

0

レベルは,ディスクの有在しないときの反射のないレベルである。

上記のパラメータは,次の規格値を満たすものとする。


79

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

H

I

I

14

14

≧0.35

14

3

I

I

≧0.35

(

)

max

14

min

H

H

H

I

I

I

14

14

≦0.33        (一枚のディスク内)

(

)

max

14

min

max

H

H

H

I

I

I

14

14

≦0.15      (一回転内)

ここで,I

14H max

はディスク内又は一回転内の I

14H

の最大値,I

14H min

はディスク内又は一回転内の I

14H

最小値とする。

21.1.2  信号の非対称性

  非対称性値は,次の規格値を満たすものとする。

                  −0.05≦

(

)

(

)

[

]

(

)

L

H

L

H

L

H

I

I

I

I

I

I

14

14

3

3

14

14

2

+

+

≦0.15

21.1.3  クロストラック信号

  クロストラック信号は,光ビームがトラックを横切るとき,

30 kHz

の遮断

周波数で低域フィルタされた

HF

信号から得る。低域フィルタは一次フィルタである

(図 49

参照

)

信号は,次の規格値を満たすものとする。

L

H

T

I

I

I

H

T

I

I

≧0.10

21.2  ジッタ

  ジッタは,波形等化器を通過した

2

値化データの時間変動の標準偏差 σ で表す。立ち上が

りエッジ及び立ち下がりエッジのジッタを,

PLL

クロックで測定し,チャネルクロック周期で正規化する。

ジッタ σ は,

附属書 F

に従って測定するとき,チャネルクロック周期の

8.0 %

以下とする。

21.3  サーボ信号

  光ヘッドの各々の四分割フォトディテクタの出力電流は,I

a

,I

b

,I

c

及び I

d

である

(図

51

参照

)

21.3.1  位相差トラッキングエラー信号

  位相差トラッキングエラー信号は,光ビームがトラックを横切

るとき,ディテクタの対角の対間の位相差,

[位相

(

I

a

+I

c

)

−位相

(

I

b

+I

d

)

]から導かれる

(図 52

及び

図 53

参照

)

。位相差トラッキングエラー信号は,

30 kHz

の遮断周波数で低域フィルタをかける

(附属書 C

参照

)

この信号は,次の要求事項を満たすものとする。

振幅

正のゼロ交差において,半径方向のオフセット

0.10 µm

があるとき

                  0.5≦

T

t

≦1.1

ここで,

t

はディテクタの対角の対間の位相差から導く平均時間差とし,T は,チャネルクロック周期と

する。

非対称性

  非対称性値は,次の規格値を満たすものとする。

 

T

T

T

T

 

)

(

)

(

2

1

2

1

+

≦0.2

21.3.2  接線方向のプッシュプル信号

  接線方向のプッシュプル信号は,光ビームが一つのトラックを追


80

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

従するときの差動出力,

[(

I

a

+I

d

)

(

I

b

+I

c

)]

の瞬時レベルから導く

(図 52

参照

)

上記パラメータは,次の式を満たすものとする。

(

) (

)

[

]

max

14

2

.

1

=

+

+

I

I

I

I

I

pp

c

b

d

a

図 51  四分割フォトディテクタ

接線方向

光ビーム


81

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

図 52  接線方向のプッシュプル信号

図 53  位相差トラッキングエラー信号

第 5 章  記録層の特性 
 
22.  試験方法  23.

では,データを書き込むために用いる記録層の相変化記録性能を評価する一連の試験

を規定している。試験は,書換可能領域の任意のセクタの記録フィールドで行うものとする。試験に必要

な書込み及び読取り動作は,同じ基準ドライブで行うものとする。

22.1  環境条件  23.

のすべての信号は,

8.1.2

で定義した許容動作環境条件の範囲にあるディスクにおいて

規定範囲内にあるものとする。

22.2  基準ドライブ

23.

で述べるオーバライト及び読取り試験は,基準ドライブの読取りチャネル

1

で測

定する。基準ドライブは,これらの試験のために次の特性をもつものとする。

22.2.1

光学系及び機構系

  絞り込まれた光ビームは,

9.1

に定義した性質をもつものとする。ディスクは,

9.3

に規定するように回転するものとする。

22.2.2

読取りパワー

読取りパワーは,ディスクの入射面に投射した光ビームのパワーであり,情報を

読み取るために用いる。読取りパワーは,コントロールデータゾーンで与えるものとする

(16.2.6

参照

)

。パ

ワー変動の許容値は,与えられたパワーの±

10 %

以内とする。

22.2.3

読取りチャネル

  基準ドライブは,記録層のマーク及びスペースを検出できる読取りチャネル

1

をもつものとする。読取りチャネルからの読取り信号は,ジッタを測定するとき以外は波形等化を行わな

0

0 Level

97-0005-B

T

T

1

T

2

T

P

T

P

Radial spot displacement

: Track pitch

T

P

t

0レベル

半径方向スポット移動

p

:トラックピッチ

ピット

+

+


82

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

い。読取り信号を

2

値化するしきい値レベルは,オーバライトによるマーク及びスペースのサイズ変化の

影響を最小化するように調整するものとする

(附属書F

参照

)

基準ドライブは,対物レンズの出射ひとみ

(

)

での全光量を測定する読取りチャネル

1

をもつものとす

(9.2

参照

)

22.2.4

トラッキング

  信号の測定中,絞り込まれた光ビームは,

18.2.5

に規定するようにトラックに追

従するものとする。

22.3  書込み条件

  マーク及びスペースは,ピークパワー,バイアスパワー

1

,バイアスパワー

2

及びバイ

アスパワー

3

4

つのパワーレベルのパルスによってディスク上にオーバライトする。マークは,ピーク

パワーとバイアスパワー

2

及びバイアスパワー

3

との間で変調した書込みパルスを照射することによって

ディスク上にオーバライトする。スペースは,バイアスパワー

1

を照射することによってディスク上にオ

ーバライトする。

22.3.1  書込みパルス

  書込みパルスは,

附属書H

図H.1

で与えられる一連の光パルスからなる。

3T

ークの書込みパルスは,ピークパワーの単一パルスと,バイアスパワー

2

のパルスからなる。

4T

マークの

書込みパルスは,ピークパワーの先頭パルスと,バイアスパワー

3

のパルス,ピークパワーの末尾パルス

と,バイアスパワー

2

のパルスからなる。

4T

より長いマークの書込みパルスは,ピークパワーの先頭パル

ス,ピークパワーのパルスとバイアスパワー

3

のパルスの繰り返しからなるマルチパルス列,ピークパワ

ーの末尾パルスと,それらに続くバイアスパワー

2

のパルスからなる。

T

は,チャネルクロックの時間長

である。

a)  3T マークの書込みパルスの構造

  単一パルスは,

NRZI

信号の立ち上がりエッジから T

SFP

遅れて開始し,

NRZI

信号の立ち下がりエッジ

より

2

T−T

ELP

前で終了する。単一パルスの長さは

1

T−T

SFP

+

T

ELP

である。T

SFP

及び T

ELP

は,コントロ

ールデータゾーンで与えるものとする

(16.2.6

参照

)

。単一パルスに続くバイアスパワー

2

のパルスの長さ

T

LC

である。T

LC

は,コントロールデータゾーンで与えるものとする

(16.2.6

参照

)

b)  3T より長いマークの書込みパルスの構造

先頭パルスは,

NRZI

信号の立ち上がりエッジから T

SEP

遅れて始まり,

NRZI

信号の立ち上がりエッジ

から

2

T−T

EFP

後で終了する。先頭パルスの長さは T

FP

で,T

EFP

−T

SFP

に等しい。T

SFT

,T

EFP

,及び T

FP

は,コントロールデータゾーンで与えるものとする

(16.2.6

参照

)

5T

から

14T

までのマークに対応する記録パルスはマルチパルス列をもつ。マルチパルス列は,持続期

間 T

MP

,周期 T の繰返しパルスからなる。マルチパルス列は

NRZI

信号の立ち上がりエッジから

2

T だけ

遅れて開始する。

マルチパルス列の最後のパルスは,

NRZI

信号の立ち下がりエッジの

3

T 前に開始する。T

MP

は,コン

トロールデータゾーンで与えるものとする

(16.2.6

参照

)

末尾パルスは,

NRZI

信号の立ち下がりエッジの

2

T−T

SLP

前に開始し,

NRZI

信号の立ち下がりエッジ

2

T−T

ELP

前に終了する。末尾パルスの長さは T

LP

であって,T

ELP

−T

SLP

に等しい。T

SLP

,T

ELP

,及び

T

LP

は,コントロールデータゾーンで与えるものとする

(16.2.6

参照

)

末尾パルスに続くバイアスパワー

2

のパルスの長さは T

LC

である。T

LC

コントロールデータゾーンで

与えるものとする

(16.2.6

参照

)

T

FP

,T

MP

,T

LP

及び T

LC

は,半値幅での持続期間である。各光パルスの半値幅での持続期間は,

附属書

H

図 H.2

に定義する。立ち上がり時間 T

r

及び立ち下がり時間 T

f

は,各々

5 ns

以下とする。


83

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

T

r

と T

f

の差は,

1.0 ns

以内とする。

T

SFP

,T

ELP

,T

EFP

,T

SLP

,T

FP

,T

LP

,T

LC

,及び T

MP

は,コントロールデータゾーンに

ns

単位で与えら

れ,次の範囲の値をもつ。

      T

SFP

は最短で−

0.5T

で,

1.0T

以下。

      T

ELP

は最短で

0.0T

で,

1.5T

以下。

      T

EFP

は最短で

1.0T

で,

2.5T

以下。

      T

SLP

は最短で−

1.0T

で,

0.5T

以下。

      T

FP

は最短で

1.0T

で,

2.0T

以下。

      T

LP

は最短で

0.5T

で,

1.5T

以下。

      T

LC

は最短で

1.0T

で,

2.5T

以下。

      T

MP

0.5T

に設定する。

これらのパラメータ範囲には,

22.3.4

に規定するようにさらに制限があり,±

0.5 ns

の精度に制御する

ことが望ましい。

先頭パルス及びマルチパルス列が,そのピークパワー持続期間に重複部分をもてば,複合ピークパワー

持続時間は,これら二つのパルスのピークパワー持続時間の連続総計になるものとする。連続総計とはパ

ルスの重複部分を二重にカウントしない合計時間とする。先頭パルス及び末尾パルスが,そのピークパワ

ー持続期間に重複部分をもてば,複合ピークパワー持続時間は,これら二つのピークパワー持続時間の連

続総計になるものとする。マルチパルス列の末尾パルス,及び末尾パルスが,そのピークパワー持続期間

に重複部分をもてば,複合ピークパワー持続時間は,これら二つのピークパワー持続時間の連続総計にな

るものとする。

22.3.2

書込みパワー

  書込みパワーは,ピークパワー,バイアスパワー

1

,バイアスパワー

2

,及びバイ

アスパワー

3

の四つのレベルをもつ。これらは,ディスクの読み取り面に投射する光パワーで,マーク及

びスペースを書き込むために使用する。

  ピークパワー,バイアスパワー

1

,バイアスパワー

2

,及びバイアスパワー

3

は,コントロールデータゾ

ーンに与える(

16.2.6

参照)

。バイアスパワー

2

は,バイアスパワー

1

以下とする。バイアスパワー

3

は,

バイアスパワー

1

以下とする。最大ピークパワーは,

14 mW

を超えてはならない。最大バイアスパワー

1

は,

10 mW

を超えてはならない。

単一パルス,先頭パルス及び末尾パルスの平均ピークパワーは,次の要求事項を満たすものとする。

|平均ピークパワー−与えられたピークパワー|≦

与えられたピークパワーの

5 %

平均バイアスパワー

1

及び平均バイアスパワー

2

は,次の要求事項を満たすものとする。

|平均バイアスパワー

1

−与えられたバイアスパワー

1

|≦

与えられたバイアスパワー

1

5 %

|平均バイアスパワー

2

−与えられたバイアスパワー

2

|≦

与えられたバイアスパワー

2

5 %

マルチパルス列の平均パワーは,測定期間内の瞬時パワーの平均パワーである。測定期間は,マルチパ

ルス列のすべてを含む期間とし,かつ,

T

の倍数とする。

マルチパルス列の平均パワーは,次の要求事項を満たすものとする。

  |マルチパルス列の平均パワー−(与えられたピークパワー+与えられたバイアスパワー

3

/2

|≦

  (与えられたピークパワー+与えられたバイアスパワー

3

/2

5 %

瞬時パワーは,実際のパワーの瞬時値である。平均パワーは,与えられたパワー範囲内の瞬時パワーの

平均パワーである。


84

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

平均パワーに対するパワー範囲は,次の要求事項を満たすものとする。

平均ピークパワー:

|(実際のパワー)−(与えられたピークパワー)|≦(

与えられたピークパワーの

10 %

平均バイアスパワー

1

|(実際のパワー)−(与えられたバイアスパワー

1

)|≦

(与えられたバイアスパワー

1

10 %

平均バイアスパワー

2

|(実際のパワー)−(与えられたバイアスパワー

2

)|≦

(与えられたバイアスパワー

2

10 %

    平均バイアスパワー

3

|(実際のパワー)−(与えられたバイアスパワー

3

)|≦

(与えられたバイアスパワー

3

10 %

平均パワーを測定するための時間範囲は,各パルスの持続時間を超えてはならない。

瞬時パワーは,次の要求事項を満たすものとする。

|(瞬時パワー)−(与えられたピークパワー)|

(与えられたピークパワーの

10 %

|(瞬時パワー

1

)−(与えられたバイアスパワー

1

)|

≦  (与えられたバイアスパワー

  1

10 %

|(瞬時パワー

2

)−(与えられたバイアスパワー

2

)|

≦  (与えられたピークパワーの

10 %

|(瞬時パワー

3

)−(与えられたバイアスパワー

3

)|

≦  (与えられたピークパワーの

10 %

平均ピークパワー,平均バイアスパワー

1

,平均バイアスパワー

2

及びマルチパルス列の平均パワーの定

義は,

附属書 H

図 H.3

に示す。

22.3.3

適応書込み制御

  マークエッジ位置を正確に制御するために,先頭パルス,末尾パルス及び単一

パルスのタイミングを変化させることが可能である。基本書込みパルスの定義については

22.3.1

を参照。

NRZI

信号のマーク長は,

M3

M4

M5

及び

M6

のカテゴリーに分類する。

M3

M4

M5

及び

M6

マーク長は,それぞれ

3T

4T

5T

及び

5T

より長いものである。

NRZI

信号のマーク直前のスペース長は,

LS3

LS4

LS5

及び

LS6

のカテゴリーに分類する。

LS3

LS4

LS5

及び

LS6

のスペース長は,それぞれ

3T

4T

5T

及び

5T

より長いものである。

NRZI

信号のマーク直後のスペース長は,

TS3

TS4

TS5

及び

TS6

のカテゴリーに分類する。

TS3

TS4

TS5

及び

TS6

のスペース長は,それぞれ

3T

4T

5T

及び

5T

より長いものである。

T

SFP

は,

NRZI

信号のマーク長のカテゴリー,及びマーク直前のスペース長のカテゴリーの関数として

変化させることが可能である。したがって,T

SFP

は,次のように

16

の値をもつことができる。

T

SFP

 (M3

LS3)

T

SFP

 (M4

LS3)

T

SFP

 (M5

LS3)

T

SFP

 (M6

LS3)

T

SFP

 (M3

LS4)

T

SFP

 (M4

LS4)

T

SFP

 (M5

LS4)

T

SFP

 (M6

LS4)

T

SFP

 (M3

LS5)

T

SFP

(M4

LS5)

T

SFP

 (M5

LS5)

T

SFP

 (M6

LS5)

T

SFP

 (M3

LS6)

T

SFP

 (M4

LS6)

T

SFP

 (M5

LS6)

T

SFP

 (M6

LS6)

T

SFP

(M

LS)

は,

NRZI

信号のマーク長のカテゴリーが

M

で,マーク直前のスペース長のカテゴリーが

LS

であるときの T

SFP

値を表す。これらの

16

の T

SFP

値は,コントロールデータゾーンに与えるものとす

る(

16.2.6

参照)

T

ELP

は,

NRZI

信号のマーク長のカテゴリー,及びマーク直後のスペース長のカテゴリーの関数として

変調することが可能である。したがって,T

ELP

は次のように

16

の値をもつことができる。


85

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

T

ELP

 (M3

 TS3)

T

ELP

 (M4

 TS3)

T

ELP

 (M5

 TS3)

T

ELP

 (M6

 TS3)

T

ELP

 (M3

 TS4)

T

ELP

 (M4

 TS4)

T

ELP

 (M5

 TS4)

T

ELP

 (M6

 TS4)

T

ELP

 (M3

 TS5)

T

ELP

 (M4

 TS5)

T

ELP

 (M5

 TS5)

T

ELP

 (M6

 TS5)

T

ELP

 (M3

 TS6)

T

ELP

 (M4

 TS6)

T

ELP

 (M5

 TS6)

T

ELP

 (M6

 TS6)

T

ELP

M

TS

)は,

NRZI

信号のマーク長のカテゴリーが

M

でマーク直後のスペース長のカテゴリーが

TS

であるときの T

ELP

値を表す。これら

16

の T

ELP

値は,コントロールデータゾーンに与えるものとする

16.2.6

参照)

T

SFP

値は,マーク長及び前のスペース長の関数として,

a

から

p

までの文字で表すことができる。T

ELP

値は,マーク長及び後のスペース長の関数として,

q

から

af

までの文字で表すことができる。T

SFP

表及び

T

ELP

表を,

表 18

に示す。

表 18  適応書込み制御テーブル

マーク長

マーク長

T

SFP

テーブル

3T

4T

5T

>5T

T

ELP

テーブル

3T

4T

5T

>5T

3T

a

b

c

d

3T

q

r

s

t

4T

e

f

g

h

4T

u

v

w

x

5T

i

j

k

l

5T

y

x

aa

ab

立ち上がり 
スペース長

>5T

m

n

o

p

立ち下がり 
スペース長

>5T ac

ad

ae

af

適応書込みパルス制御モード

  適応書込みパルス制御にはケース

1

及びケース

2

の二つのモードがある。基本書込みパルスの定義につ

いては,

22.3.1

参照。

a)  ケース 1

  先頭パルスに対してはコントロールデータゾーンに与える T

EFP

値及び T

SFP

値を適用し,コントロール

データゾーンに与える T

FP

値を無視するものとする。T

EFP

−T

SFP

は,

1.0T

以上及び

2.0T

以下とする。

  末尾パルスに対してはコントロールデータゾーンに与える T

SLP

値及び T

ELP

値を適用し,コントロール

データゾーンに与える T

LP

値を無視するものとする。T

SFP

,T

EFP

−T

SFP

,T

SLP

,T

ELP

及び T

ELP

−T

SLP

の値

の範囲は,

附属書 H

表 H.1

にまとめている。

b)  ケース 2

  先頭パルスに対してはコントロールデータゾーンに与える T

FP

値及び T

SFP

値を適用し,コントロールデ

ータゾーンに与える T

EFP

値を無視するものとする。T

SFP

+T

FP

は,

1.0 T

以上及び

2.5 T

以下とする。末尾

パルスに対してはコントロールデータゾーンに与える T

LP

値及び T

ELP

値を適用し,コントロールデータゾ

ーンに与える T

SLP

値を無視するものとする。T

ELP

−T

LP

は,−

1.0T

以上及び

0.5T

以下とする。

T

FP

,T

SFP

,T

SFP

+T

FP

,T

LP

,T

ELP

及び T

ELP

−T

LP

の値の範囲は,

附属書 H

表 H.1

にまとめている。

ケース

1

又はケース

2

の選択は,コントロールデータゾーンに与えるものとする(

16.2.6

参照)

22.4  信号の定義

読取りチャネルの信号は,分割フォトディテクタの出力電流の総計値とリニアな関係

があり,それはディテクタに入射する光のパワーとリニアな関係がある。


86

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

23.  書込み特性 
23.1  変調振幅及び信号の非対称性

変調振幅及び信号の非対称性は,読取りチャネル

1

で測定する

(図

48

及び

附属書 F

参照

)

これらの測定は,ディスク試験ゾーン及びドライブ試験ゾーンのグルーブトラック及びランドトラック

の各々に対して次の手順で行うものとする。

  ―  記録フィールドにランダムデータを

10

回オーバライトする。書込み条件は

22.3

に規定する。

  ―

22.2

に規定する条件のもとで記録フィールドを読み取る。

変調振幅 I

14

は,最大長である

14T

マーク及びスペースによって発生した値

( p-p )

とする。I

14H

は,読出

し信号の(高域フィルタ前の

HF

信号の)ピーク値である。

0

レベルは,ディスクの存在しないときの反

射のないレベルである。最短である

3T

のマーク及びスペース長によって得られた値

( p-p )

を,I

3

とする。

上記の各パラメータは,次の条件を満たすものとする。

    I

14

/ I

14H

:  最小

0.40

    I

3

/ I

14

:  最小

0.15

(

I

14max

−I

14min

)

/ I

14max

:最大

0.10

I

14max

と I

14min

は,I

14

1

セクタ内の最大値と最小値である。

(

I

14max

−I

14min

)

/ I

14max

の最大値は,

    1

枚のディスク内では最大

0.33

    1

トラック内では最大

0.15

I

14H max

はディスク内又は

1

トラック内の I

14H

及び I

0t

の最大値,I

14H min

はディスク内又は

1

ラック内の

I

14H

及び I

0t

の最小値である。

非対称性値(アシンメトリー)は,次の式を満たすものとする。

[

]

15

.

0

)

(

2

/

)

(

)

(

05

.

0

L

14

H

14

L

3

H

3

L

14

H

14

I

I

I

I

I

I

+

+

23.2  ジッタ  ジッタの試験は,(ディスク試験ゾーン及びドライブ試験ゾーンの)記録フィールドで,(

m

−2),(

m

−1),

m

,(

m

+1),(

m

+2)で表した任意の五つの隣接したトラックで行う。トラック

m

がグルー

ブのとき,(

m

−2),(

m

+2)のトラックは,グルーブであり,(

m

−1),(

m

+1)のトラックは,ランドである。

一方,トラック

m

がランドのとき,(

m

−2),(

m

+2)のトラックは,ランドであり,(

m

−1),(

m

+1)のト

ラックは,グルーブである。ジッタは,グルーブ及びランドトラックの各々に対し,次の手続で測定するも

のとする。

すべての五つのトラックの記録フィールドにランダムデータをそれぞれ 10 回オーバライトする。書込

み条件は,22.3に規定する。

22.2に規定する条件のもとで,トラック

m

の少なくとも PS フィールド,データフィールド及び PA3

フィールドを読み取る。

ジッタは,

18.2.3で規定する読取りチャネル 1 を通過した 2 値化データの時間変動の標準偏差

σ

で表す。

立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジのジッタを,PLL クロックで測定し,チャネルクロック周期で正

規化する。ジッタは,チャネルクロック周期の 9.0 %以下とする。 

第 6 章  ユーザデータの特性 


87

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

24. 

試験方法    ユーザ書込みデータは,どのドライブで,どの環境で書かれてもよい。読取り試験は

基準ドライブで行うものとする。すべての信号は,8.1.2で定義した動作環境条件の範囲において,この規

格範囲内になければならない。ただし,試験前にディスクの入射面は,ティスクの製造業者の指示に従っ

て清浄にすることを推奨する。


88

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

附属書 A(規定)角度偏差αの測定

角度偏差は,基準面

P

に垂直な入射光と反射光とによって作られる角度 α である

(

図 A.1参照

)

図 A.1  角度偏差 α

角度偏差 α の測定のために,ディスクは,クランプゾーンのほぼ全域を覆う同心円環の間でクランプす

る。上面のクランプゾーンは,下面のクランプゾーンと同じ直径とする。 

mm

mm

3

.

22

=

+0.5

0

in

d

mm

mm

7

.

32

=

0

0.5

out

d

  全クランプ力は,

F

1

=2.0 N

±

0.5 N

とする。クランプ力とディスクの中心孔のリムに加わるチャック力

F

2

によって生じる力のモーメントによるディスクの反りを防ぐために,

F

2

は,

0.5N

を超えてはならない

(

A.2

)

。この測定は,本体8.1.1の条件のもとで行う

図 A.2  クランプ及びチャックの条件

      入射光

反射光

入射面

基板

        記録層

15.00 mm 最小

F

2

F

1

d

out

d

in

F

1


89

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

附属書 B(規定)複屈折の測定

B.1  測定原理  複屈折を測定するために,平行光の円偏光を使用する。位相遅延は,反射光のだ円率を

観測することによって測定する。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

図 B.1  だ円率

e

b

a

及び方位

θ

をもつだ円

だ円の方位

θ

は,光学軸の方位で決定する。

4

π

γ

θ

=

 (1)

ここで,γ は,光学軸と半径方向との間の角度を表す。

楕円率

e

b

/

a

は,位相遅延

δ の

関数を表す。

ú

û

ù

ê

ë

é

÷

ø

ö

ç

è

æ −

π

=

δ

e

2

2

1

tan

 (2)

位相遅延

d

が既知であるとき,複屈折

BR

は,波長の分数として表す。

BR

nm

δ 

π

2

λ

 (3)

このように,ディスクから反射しただ円偏光を観測することによって複屈折を測定でき,光学軸の方位

も評価できる。 
B.2  測定条件  上記に規定した複屈折の測定は,次の条件で行う。

  反射での測定モード

:ダブルパス測定法

  レーザ光の波長

λ 

645 nm

±

15 nm

  光線径

(FWHM)

1. 0 mm

±

0.2 mm

  基準面

P

に垂直な半径方向の面に関して半径方向での入射光の角度

β

7.0 °

±

0.2 °

  クランプ及びチャックの条件

附属書 Aの規定による。

  ディスクの装着

:水平

  回転

:l Hz 以下

  温度及び相対湿度

:本体8.1.1の規定による。

ラジアル方向


90

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

B.3  測定装置の例  この規格は,複屈折を測定する特定の測定装置を規定しないが,この測定に適した

装置の例を

図 B.2に示す。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

図 B.2  複屈折測定用装置の例

偏光子(消光比≒10

--5

)にコリメートしたレーザ光源からの光は,1/4 波長板によって円偏光にする。反射

光のだ円率は,回転検光子及びフォトディテクタで分析する。ディスクのあらゆる位置に対して強度の最

小及び最大値を測定する。だ円率は,このとき,

e

2

max

min

I

I

 (4)

式(2),(3)及び(4)を組合せて,

max

min

arctan

4

I

I

BR

×

=

π

λ

λ

この装置は,次のように容易に校正できる。

I

min

は,偏光子又は 1 / 4 波長板を測定することによって 0 に設定する。

    鏡面を測定するときは,

I

max

I

min

表面反射による直流的変化以外に,表面反射と記録面からの反射のために交流成分が生じる可能性があ

る。この交流成分は,基板が限りなく平らで光源の干渉性が高いときだけ顕著となる。

ディスク

回転検光子

コリメータレンズ

フォトディテクタ

レーザ

偏光子

1 / 4 波長板


91

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

附属書 C(規定)位相差トラッキングエラー信号の測定方法

C.1  位相差トラッキングエラー信号の測定方法  トラッキングエラー測定の基準回路は,図 C.1に示す。

四分割ディテクタの対角の対の各出力は,

次の式によって,

定義した波形等化の後に独立して 2 値化する。

( )

(

) (

)

10

×

3.26

+

1

 /

10

1.11×

+

1

=

s

8

7

ω

ω

i

i

H

比較器の利得は,最小の信号振幅でも出力が完全飽和に達しなければならない。2 値化したパルス信号

のエッジ(信号 B1 及び B2)の位相は,相互に比較し時間進み信号 C1 及び時間遅れ信号 C2 を作る。位相

比較器は,個々のエッジに応じて,

Δt

i

の符号(正負)に応じ,信号 C1 又は C2 を出力する。トラッキング

エラー信号は,低域フィルタによって信号 Cl,C2 を平滑化し,単位利得差動増幅器の手段で差し引くこ

とによって作る。低域フィルタは,30 kHz で−3 dB の遮断周波数をもつ一次フィルタとする。

T

の 1%は,0.27 ns のように非常に小さい時間差を測定しなければならないので,回路実装に当たって

は特別な注意をしなければならない。また,注意深い平均化が必要である。

四分割ディテクタの対角の対からの二つの信号間の平均時間差は,次による。

∆t

=1 / N

i

∆t

  ここで,は,立ち上がり及び立ち下がりの両方のエッジの数とする。

C.2  タイムインタバルアナライザを使用しない

T

/

の測定  相対時間差

T

/

は,C1 及び C2 信号の振

幅及び読取り信号の周波数成分を基準化している場合のトラッキングエラー信号の振幅で表す。トラッキ

ングエラー振幅

TVE

と時間差との関係は,次による。

n

V

T

t

V

NnT

t

V

T

t

PC

PC

i

PC

i

i

TVE

×

=

=

=

                      ここに,

V

PC

:C1 及び C2 信号の振幅。

T

i

:3T から 14T の範囲内で読取り信号の実際の長さ。

nT

:実際の長さの重みつき平均。

N nT

は,平均時間の総和。

V

PC

を 5V とし,測定した

n

の値を 5 とすると,トラッキングエラー振幅

TVE

と時間差 t

∆ の上記の関係

は,次のとおり簡略化することができる。

T

t

TVE

/

=

C.3

t

/

T

の校正  位相比較器の利得は,ばらつく傾向があるので,位相比較器の利得の校正には特別の

注意をしなければならない。位相差トラッキングエラー信号の測定に当たって,次のチェック及び校正方

法を行う。 
a)  測定回路のチェック   
    1)  最初の比較器の入力(3T)の振幅とトラッキングエラー信号の振幅との関係を測定する。 
    2)  増幅器の現状利得が飽和領域であることをチェックする  (図 C.2参照)。 
b)  校正係数

K

の決定

n

及び

Vpc

又は他の回路パラメータの変動により,

校正係数

K

は次のように決定されなければならない。


92

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

T

/

(真の値)=

TVE

(測定値)

これは次の方法で実現できる。

  1)  周波数が 3.767MHz (5T に相当)で,位相差をもつ二つの正弦波信号 A1 及び A2 を生成し,二つの

      波形等化回路に加える。

  2)

t

/

T

及び

TVE

との関係を測定し,

K

を決定する(

図 C.3 参照)。

(

)

(

)

測定値

印加値

VE

∆T

T

∆t

K

 /

位相差トラッキングエラーの測定装置に,

図 C.1 に示す差動増幅器の後にゲイン の増幅器を加えるこ

とを推奨する。これによって校正係数 K を調整することができ,出力から直接に

t

/を測定できる。

図 C.1  トラッキングエラー測定回路

トラッキングエラー

信号TVE

信号C2

信号C1

信号A2

信号A1

信号B1

信号B2

増幅器

波形等化器

H(S)

増幅器

波形等化器

H(S)

レベル比較器

レベル比較器

位相比較器

低域フィルタ

低域フィルタ

差動増幅器

0.

1μm

Δ

TV

E

信号C2

=正

=負

信号C1

信号B2

信号B1

信号A2

信号A1

Δ

t

i

Δ

t

i


93

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

図 C.2  比較器入力信号振幅とトラッキングエラー信号振幅との関係

図 C.3

t

TVE

との関係

 
 

比較器入力信号振幅(任意)

飽和領域

(任意)

(印加値)

測定された

ラインの例

理論ライン

(測定

値)

.

.

.

.

.


94

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

附属書 D(規定)反射率の校正及び測定方法

 
D.1  校正方法  良好な基準ディスク,例えば,金の反射鏡面をもつ 0.6 mm 厚さのガラスディスクを用

いる。この基準ディスクの下記各事項は,

図 D.1 に示すように平行光で測定する。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

図 D.1  反射の校正

この図の各事項は,次による。

            I

: 入射光

            r

: 入射面の反射

            R

s

: 記録層の主反射

            R

int

: 入射面及び記録層からのその他

の反射

R

//

図 D.1 での反射率の測定値

R

//

r

R

s

R

int

r

=[ (

n

−1 ) / (

n

+1 ) ]

2

ここで,

n

は基板の屈折率

R

s

R

//

r

R

int

R

s

=[ ( 1−

r

)

2

×(

R

//

r

) ] / [ 1−

r

× ( 2−

R

//

) ]

基準ディスクの金反射鏡面からの

I

mirror

(本体

図 2 参照。読取りチャネル 1 の出力値)は,基準ドライ

ブで測定するものとする。集束光による測定で,基準ディスクの

I

mirror

は,上記で定義された

R

s

と等し

い。

ここで測定装置は校正されたので,入射面からの反射とは関係なく,集束光反射率は記録面の反射率の

一次関数である。 
D.2  測定方法   
a)  書換え可能領域での反射率

  光ヘッドによる反射率の測定方法

1)  校正した反射率

R

S

をもつ基準ディスクからの反射光

D

S

を測定する。

2)  被測定ディスクのミラーフィールドからの反射光

D

m

を測定する。

3)  被測定ディスクの書換え可能領域でのディスク反射率

R

d

の算出は,次による。

m

S

S

d

×

=

D

D

R

R


95

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

b)  エンボス領域での反射率

  光ヘッドによる反射率の測定方法

1)  校正した反射率

R

S

をもつ基準ディスクからの反射光

D

S

を測定する。

2)  被測定ディスクのエンボス領域からの反射光

I

14H

を測定する(本体

図 48 参照)。

  3)  被測定ディスクのエンボス領域でのディスクの反射率

R

14H

の算出は,次による。

 
 

H

H

I

D

R

R

14

S

S

14

×


96

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

附属書 E(規定)ディスククランプのためのテーパコーン

測定用ディスクの中心位置決めに用いる装置は,

テーパ角度 40.0°±0.5°をもつコーンとする(

図 E.1 参照)。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

図 E.1  テーパコーン

 
 

40.0°±0.5°

入射面


97

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

附属書 F(規定)動作信号の測定条件

1)  PLL

自然角周波数

4T で ω

n

=0.6×10

6

 rad / s

ダンピング比

4T で ζ=0.7

2)  スライサ

    スライサは,20 kHz の−3 dB 閉ループ帯域をもった,一次積分の帰還形自動スライサである。 
3)  ジッタ

    ディスクの 1/4 回転のジッタを測定する。

    測定周波数帯域は,1 kHz から HF までとする。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

図 F.1  スライサの回路図の例

低域フィルタ(LPF)

:6 次ベッセルフィルタ,

f

c

(−3 dB )  =20.0 MHz

アナログ波形等化器の例:伝達関数

H

(

z

)=1.60 z

-2

−0. 30 ( 1+z

-4

)  をもつ 3 タップトランスバーサル

フィルタ

フィルタ及び波形等化:

  ―  利得変動:最大 1.0 dB ( 15 MHz 以下 )

  ―  群遅延変動:最大 1.5 ns ( 14 MHz 以下 )

  ―  ( 12 MHz での利得  )−( 0 Hz での利得 ) =5.5 dB±0.3 dB 

読取りチャネル 1

比較器

2 値化データ


98

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

図 F.2  波形等化器及び低域フィルタの周波数特性

 
 

周波数 (MHz)

(dB

)

0

-

6

-

5

-

4

-

3

-

2

-

1

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

波形等化器のみ

波形等化器+ LPF

LPF6次

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20

波形等化器だけ


99

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

附属書 G(規定)RLL(2, 10)制約の 8-16 記号符号

表 G.1 及び表 G.2 は,8 ビットバイトを 16 ビット符号語に変換した表を示す。図 G.1 に,符号語及び

関係状態規定を図示する。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

図 G.1  符号語の生成

図 G.1 の記号は,次による。

( )

( )

( )

{

}

 

 t

 

 

 S

 ,

 t

 

 

B

 

H

 t

 

 

X

 =

( )

msb

 t

 

X

15

及び

( )

lsb

t

X

=

0

(

)

( ) ( )

{

}

 ,

1

+

t

S

t

B

G

t

S

          H は,出力関数

          G は,次の状態の関数

状態を離れる符号語は,一つの状態に入る符号語と,その状態から離れる符号語の接続部において,二

つの“1”の間で最小 2 及び最大 10 の“0”がなければならないという要求事項を満たすように選ぶ。

追加要求事項は,次による。

  ―  状態 2 を離れる符号語では,ビット

X

15

及びビット

X

3

の両者を,“0”に設定する。

  ―  状態 3 を離れる符号語では,ビット

X

15

,ビット

X

3

のいずれか又は両者を,“1”に設定する。

このことは,状態 2 及び状態 3 の符号語のセットが一致しないことを意味する。 

8 ビットバイト

  次状態

16 ビット符号語 X ( t )

状態

    メモリ

変換テーブル


100

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

符号語 X(

t

)

次の状態 S(

t

+1)

符号語 X(

t

+1)

末尾部連続“0”が 1 個又はなし 

状態 1

先頭部連続“0”が 2 個又は 9 個まで

末尾部連続“0”が 2 個又は 5 個まで

状態 2

先頭部連続“0”が 2 個又は 9 個まで及び 
X

15

(

t

+1 )  ,X

3

(

t

+1 )=0  ,0

末尾部連続“0”が 2 個又は 5 個まで

状態 3

先頭部連続“0”が 2 個又は 9 個まで及び 
X

15

(

t

+1 )  ,X

3

(

t

+1 )

≠ 0  ,0

末尾部連続“0”が 6 個又は 9 個まで 

状態 4

末尾部連続“0”が 1 個又はなし

図 G.2  状態の決定

記録したデータをデコードするとき,元の主データを再構築するためには,エンコーダの知識を必要と

することに留意されたい。

( )

( )

( )

{

}

 

 t

 

 

 S

 ,

 

 

X

 

H

 

 

B

1

誤り伝ぱ(播)が含まれているために,そのような状態依存のデコーディングを避けるべきである。この

8-16 変調の場合には,状態についての知識をほとんどの場合必要としないように変換テーブルを選んでき

た。テーブルから集められるように,幾つかの場合で,二つの 8 ビットバイト,例えば,表 G.1 の状態 1

及び状態 2 における 8 ビットバイト 5 及び 6 は,同じ 16 ビット符号語を生成する。テーブルの構成によ

って,この明らかなあいまいさを解決する。実際,二つの同一符号語が“状態”を離れる場合,その一つは“状

態 2”に行き,他方は“状態 3”に行く。ビット X

15

及び X

3

の設定がこの二つの状態で常に異なっているた

めに,どの符号語も次の符号語のビット X

15

及び X

3

と一緒に符号語それ自体を解析することによって一

義的にデコードすることができる。 

( )

( )

(

)

(

)

{

}

 

+

X

 ,

 

+

X

 ,

 t

 

X

 

H

 t

 

B

1

1

3

15

1

テーブルでは,8 ビットバイトをその 10 進数で表す。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


101

X 6246

:2005 (ISO/IEC 17592:2004)

     

表 G.1-1  主変換テーブル

8 ビット

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

バイト

符号語

次の

符号語

次の

符号語

次の

符号語

次の

msb

lsb

状態

msb

lsb

状態

msb

lsb

状態

msb

lsb

状態










9

10 
11 
12 
13 
14 
15 
16 
17 
18 
19 
20 
21 
22 
23 
24 
25 
26 
27 
28 
29 
30 
31 
32 
33 
34 
35 
36 
37 
38 
39 
40 
41 
42 
43 
44 
45

001000000000100

1

001000000001001

0

001000010010000

0

001000000100100

0

001000001001000

0

001000000010010

0

001000000010010

0

001000000100100

0

001000001001000

0

001000010010000

0

001001001000000

0

001000100100000

0

001001001000000

1

001000100100000

1

001000000100100

1

001000010010000

1

001000001001000

1

001000000010001

0

000100000000100

1

001000000001000

1

000100000001001

0

000010000000001

0

000001000000000

1

001000100010000

0

001000010001000

0














































1

010000010010000

0

001000000001001

0

001000010010000

0

010001001000000

0

001000001001000

0

001000000010010

0

001000000010010

0

010000000001001

0

001000001001000

0

001000010010000

0

001001001000000

0

001000100100000

0

001001001000000

1

001000100100000

1

010000000010010

0

001000010010000

1

001000001001000

1

001000000010001

0

010000001001000

0

001000000001000

1

000100000001001

0

000010000000001

0

000001000000000

1

001000100010000

0

001000010001000

0

2
1
2
4
2
2
3
1
3
3
4
4
1
1
3
1
1
1
2
1
1
1
1
2
2
2
2
2
3
2
3
2
2
3
3
4
3
3
1
3
1
3
3
4
4
4

001000000000100

1

100000010010000

0

100000000001001

0

001000000100100

0

100000010010000

0

100100100000000

0

100010010000000

0

001000000100100

0

100001001000000

0

100100100000000

1

100010010000000

1

100000001001000

0

100000001001000

0

100001001000000

1

001000000100100

1

100000100100000

1

100000010010000

1

100000100100000

0

000100000000100

1

100100010000000

0

100010001000000

0

100000001001000

1

100000000100100

1

100000000100100

0

100000000100100

0

1
3
1
2
2
4
4
3
4
1
1
3
2
1
1
1
1
4
1
4
4
1
1
2
3
2
1
1
2
1
2
1
1
1
2
3
3
4
3
4
3
1
2
1
3
1

010000010010000

0

100000010010000

0

100000000001001

0

010001001000000

0

100000010010000

0

100100100000000

0

100010010000000

0

010000000001001

0

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0

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表 G.1-4  主変換テーブル(続き)

8 ビット

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バイト

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次の

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