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X 6245 : 1999

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

この規格には,次に示す附属書がある

附属書 A(規定)  角度偏差

αの測定

附属書 B(規定)  複屈折の測定

附属書 C(規定)  位相差トラッキングエラー信号の測定方法

附属書 D(規定)  光反射の測定

附属書 E(規定)  ディスククランプのためのテーパコーン

附属書 F(規定)  ジッタの測定

附属書 G(規定)  RLL (2, 10)  制約の 8-16 変調

附属書 H(規定)  ボーダゾーン

附属書 J(規定)  最適パワー制御

附属書 K(規定)  波長依存性

附属書 L(規定)  ディスクの光劣化

附属書 M(参考)  リファレンスコードについての留意点

附属書 N(規定)  未記録ディスクの動作信号の測定方法

附属書 P(参考)  記録ストラテジの変形

附属書 Q(参考)  ランドプリピット信号の測定方法

附属書 R(規定)  グルーブウォブル振幅の測定

附属書 S(参考)  ランニング OPC

附属書 T(参考)  輸送


X 6245 : 1999

(1) 

目次

ページ

第 1 章  一般事項

1

1.

  適用範囲

1

2.

  適合性

1

2.1

  ディスク

2

2.2

  製造システム

2

2.3

  情報再生システム

2

3.

  引用規格

2

4.

  定義

2

4.1

  接着層

2

4.2

  チャネルビット

2

4.3

  クランプゾー

2

4.4

  ディジタル総計値

2

4.5

  ディスク基準

2

4.6

  ダミー基板

2

4.7

  入射面

2

4.8

  グルー

2

4.9

  ラン

2

4.10

  光ディス

2

4.11

  物理セクタ番

2

4.12

  再生専用ディスク

2

4.13

  記録層

2

4.14

  リードソロモン符号

2

4.15

  予備フィールド

2

4.16

  セク

2

4.17

  基

3

4.18

  トラッ

3

4.19

  トラックピッ

3

4.20

  ゾーン

3

5.

  表記法

3

5.1

  数値表示

3

6.

  略語

3

7.

  ディスクの概要

4

8.

  一般要求事項

5

8.1

  環境条件

5

8.1.1

  測定環境条件

5


X 6245 : 1999

目次

(2) 

8.1.2

  動作環境条件

5

8.1.2.1

  記録済み及び未記録ディスク

5

8.1.2.2

  未記録ディスクの記録中の環境条件

6

8.1.3

  保存環境条件

6

8.1.4

  輸送

6

8.2

  安全性

6

8.3

  耐燃性

6

9.

  基準測定装置

6

9.1

  ピックアップヘッド (PUH)

6

9.1.1

  記録済みディスク測定用 PUH

6

9.1.2

  未記録ディスク測定用 PUH

7

9.2

  測定条件

8

9.2.1

  記録済みディスク及び未記録ディスク

8

9.2.2

  記録済みディスク

9

9.2.3

  未記録ディスク

9

9.3

  正規化サーボ伝達関数

9

9.4

  軸方向のトラッキング基準サーボ

9

9.5

  半径方向のトラッキング基準サーボ

10

第 2 章  ディスクの寸法,機械的及び物理的特性

10

10.

  寸法特性(図 6∼8 参照)

10

10.1

  全体寸

10

10.2

  第 1 遷移領

11

10.3

  第 2 遷移領

11

10.4

  クランプゾー

11

10.5

  第 3 遷移領

11

10.6

  R 情報ゾー

11

10.6.1

  R 情報ゾーンの分割

11

10.7

  情報ゾー

12

10.7.1

  情報ゾーンの分割

12

10.7.1.1

  リードインゾー

12

10.7.1.2

  データゾー

12

10.7.1.3

  リードアウトゾー

12

10.8

  トラックの寸法

12

10.9

  チャネルビット長

12

10.10

  リム領

12

10.11

  許容差についての注意

13

10.12

  レーベル

13

11.

  機械的パラメータ

13

11.1

  質量

13

11.2

  慣性モーメント

13


X 6245 : 1999

目次

(3) 

11.3

  ダイナミックインバランス

13

11.4

  回転方向

13

11.5

  振れ量

13

11.5.1

  軸方向の振れ量

13

11.5.2

  半径方向の振れ量

13

12.

  光学的パラメータ

14

12.1

  記録済みディスク及び未記録ディスクの特性

14

12.1.1

  屈折率

14

12.1.2

  透明基板の厚さ

14

12.1.3

  角度偏差

14

12.1.4

  透明基板の複屈折

14

12.2

  記録済みディスクの反射率

14

12.3

  未記録ディスクの特性

14

12.3.1

  反射率変調の極性

14

12.3.2

  記録パワーの感度変化

14

13.

  記録済みディスクの動作信号

16

13.1

  測定条件

16

13.2

  読取り条件

17

13.3

  記録済みディスクの高周波信号 (HF)

17

13.3.1

  変調振幅

17

13.3.2

  信号の非対称性

17

13.3.3

  クロストラック信号

17

13.4

  信号の品質

17

13.4.1

  ジッタ

17

13.4.2

  ランダムエラー

17

13.4.3

  欠陥

17

13.5

  サーボ信号

18

13.5.1

  位相差トラッキングエラー信号

18

13.5.2

  接線方向のプッシュプル信号

18

14.

  未記録ディスクの動作信号

20

14.1

  測定条件

20

14.2

  記録条件

20

14.3

  ディスクテスト用基本記録ストラテジ

20

14.4

  サーボ信号

20

14.4.1

  半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号

21

14.4.2

  記録前のクロストラック信号(半径方向コントラスト=RC)

21

14.4.3

  欠陥

22

14.5

  アドレス信号

23

14.5.1

  ランドプリピット信号

23

14.5.2

  グルーブウォブル信号

24


X 6245 : 1999

目次

(4) 

14.5.3

  ウォブルとランドプリピットとの位相関係

24

第 4 章  データフォーマット

24

15.

  概要

24

16.

  データフレーム(図 21)

25

16.1

  識別子 (ID)

25

16.2

  ID 誤り検出符号 (IED)

26

16.3

  著作権管理情報 (CPR_MAI)

26

16.4

  誤り検出符号 (EDC)

26

17.

  スクランブルドフレーム

27

18.

  ECC ブロック

27

19.

  記録フレーム

29

20.

  変調

30

21.

  物理セクタ

30

22.

  直流成分抑圧制御

31

23.

  リンキング方式

32

23.1

  リンキングセクタ

32

23.2

  リンキングロス領域

32

23.2.1

  パディングセクタ

32

第 5 章  情報ゾーンのフォーマット

34

24.

  情報ゾーンの概要

34

24.1

  情報ゾーンのレイアウト

34

24.2

  物理セクタの番号付け

34

25.

  リードインゾーン及びリードアウトゾーン

34

25.1

  リードインゾーン

35

25.1.1

  イニシアルゾーン

35

25.1.2

  リファレンスコードゾーン

35

25.1.3

  バッファゾーン 1

35

25.1.4

  バッファゾーン 2

35

25.2

  コントロールデータゾーン

35

25.2.1

  物理フォーマット情報

36

25.2.2

  ディスク製造情報

38

25.3

  リードアウトゾーン

38

第 6 章  未記録ゾーンのフォーマット

38

26.

  一般

38

26.1

  未記録ゾーンのレイアウト

38

26.2

  ECC ブロックアドレ

38

26.3

  ECC ブロックのアドレス付け

38

27.

  プリピットデータフォーマット

39

27.1

  一般

39

27.2

  プリピットブロック構成

41


X 6245 : 1999

目次

(5) 

27.3

  プリピットデータブロック構成

43

27.3.1

  相対アドレス

44

27.3.2

  ECC ブロックアドレスデータ構成

44

27.3.3

  パリティ A 及びパリティ B

45

27.3.4

  フィールド ID0

45

27.3.5

  フィールド ID1

46

27.3.5.1

  応用コード

46

27.3.5.2

  ディスク物理コード

47

27.3.5.3

  データゾーンの最終アドレス

47

27.3.6

  フィールド ID2

47

27.3.6.1

  OPC 推奨コード

47

27.3.6.2

  波長コード

48

27.3.6.3

  記録ストラテジコード

48

27.3.6.3.1

  3Ttop フィールド,4Ttop フィールド,5Ttop∼11Ttop フィールド,14Ttop フィールド及び Tmp

フィールド

49

27.3.6.3.2

  3-3Tld フィールド,3-3Ttr フィールド,3-4Tld フィールド,3-4Ttr フィールド,4-3Tld フィー

ルド,4-3Ttr フィールド,4-4Tld フィールド及び 4-4Ttr フィールド

50

27.3.7

  フィールド ID3∼フィールド ID5

50

28.

  R 情報ゾーンのデータ構造

51

28.1

  パワー校正領域及び記録管理領域の配置

51

28.2

  パワー校正領域の構造

52

28.3

  記録管理領域 (RMA) のデータ構成

52

28.3.1

  記録管理領域のセクタフォーマッ

52

28.3.2

  記録管理情報 (RMD)

53

28.3.2.1

  RMD フィールド 0

53

28.3.2.2

  RMD フィールド 1

55

28.3.2.3

  RMD フィールド 2

56

28.3.2.4

  RMD フィールド 3

56

28.3.2.5

  RMD フィールド 4

57

28.3.2.6

  RMD フィールド 5∼RMD フィールド 12

58

28.3.2.7

  RMD フィールド 13∼RMD フィールド 14

58

附属書 A(規定)  角度偏差(の測定

59

附属書 B(規定)  複屈折の測定

61

附属書 C(規定)  位相差トラッキングエラー信号の測定方法

63

附属書 D(規定)  光反射の測定

67

附属書 E(規定)  ディスククランプのためのテーパコーン

68

附属書 F(規定)  ジッタの測定

69

附属書 G(規定)  RLL (2, 10)  制約の 8-16 変調

72

附属書 H(規定)  ボーダゾーン

81

附属書 J(規定)  最適パワー制御

85


X 6245 : 1999

目次

(6) 

附属書 K(規定)  波長依存性

86

附属書 L(規定)  ディスクの光劣化

87

附属書 M(参考)  リファレンスコードについての留意点

88

附属書 N(規定)  未記録ディスクの動作信号の測定方法

89

附属書 P(参考)  記録ストラテジの変形

90

附属書 Q(参考)  ランドプリピット信号の測定方法

91

附属書 R(規定)  グルーブウォブル振幅の測定

92

附属書 S(参考)  ランニング OPC

94

附属書 T(参考)  輸送

95


日本工業規格

JIS

 X

6245

: 1999

80mm

(1.23GB/面)及び

120mm

(3.95GB/面)

DVD-

レコ-ダブルディスク (DVD-R)

80mm (1.23 GB/side) and 120mm (3.95 GB/side)

DVD-Recordable-Disk (DVD-R)

第 1 章  一般事項 

1.

適用範囲  この規格は,80mm 及び 120mm の DVD-レコーダブルディスク(以下,ディスクという。)

の互換性を可能にする機械的特性,物理的特性及び光学的特性を規定する。また,それらのディスクによ

って情報交換を可能にするプリ記録部,未記録部及び記録部の信号品質,データフォーマット,情報ゾー

ンのフォーマット,

未記録ゾーンのフォーマット並びに記録方法について規定する。

このディスクを,

DVD-

レコーダブル (DVD-R) ディスクと称する。一回 DVD-R ディスクに書き込まれたデータは,修正すること

はできない。多数回の読取りが可能である。さらに,データを追記することもできる。

この規格は,次の項目を規定する。

−  直径 80mm 及び 120mm の片面又は両面のディスク

−  適合条件

−  このディスクの使用環境及び保存環境

−  データ処理システム間の機械的互換のためのディスクの機械特性,物理特性及び寸法特性

−  トラックとセクタとの物理的配置,誤り訂正符号及び符号化方法を含む未記録ディスク上のプリ記録

情報のフォーマット

−  トラックとセクタとの物理的配置,誤り訂正符号及び符号化方法を含むディスク上の記録された情報

のフォーマット

−  データ処理システムがディスク上からプリ記録データを読み,ディスクに記録を可能にするための,

ディスク上のプリ記録及び未記録領域からの信号の特性

−  データ処理システムがディスク上のデータ読取りを可能にするための,ディスク上に記録した信号の

特性

この規格は,ディスクドライブ間のディスクの互換性を与える。また,ボリューム及びファイル構造の

規格とともに,データ処理システム間の完全なデータ互換性を与える。

2.

適合性


2

X 6245 : 1999

2.1

ディスク  この規格では,公称直径及び片面か又は両面かでディスクのタイプを規定する。ディス

クは,そのタイプの要求事項を満たすとき,この規格に適合する。

2.2

製造システム  製造システムは,製造するディスクが 2.1 に合致するとき,この規格に適合する。

2.3

情報再生システム  情報再生システムは,2.1 に適合するディスクを取り扱うことができるならば,

この規格に適合する。

3.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの

規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付

記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

IEC 60950 : Safty of information technology equipment

ISO 105-B02 : Colour fastness to artificial light : Xenon arc fading lamp test

4.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

4.1

接着層  (adhesive layer)    ディスクの二つの部分を一つに結合する接着物質の層。

4.2

チャネルビット  (channel bit)    変調後の 2 値の “0” 及び “1” をディスク上のビットで表す要素。

4.3

クランプゾーン (clamping zone)    クランプ装置機構によってクランプ力が加わるディスクの環状

の部分。

4.4

ディジタル総計値  (digital sum value)   10 進数の数値 1 をビット “1” 及び 10 進数の−1 をビット

“0”

に割り当てることによってビットストリームから得た算術和。

4.5

ディスク基準面  (disk reference plane)    ディスクのクランプゾーンをクランプし,理想スピンドルの

完全に平らな環状表面で定義される回転軸に対して垂直な面。

4.6

ダミー基板  (dummy substrate)    ディスク及び/又は記録層を機械的に支持するために用意した透

明又は不透明な層。

4.7

入射面  (entrance surface)    光ビームが最初に当たるディスクの表面。

4.8

グルーブ (groove)    情報を記録する前に形成され,トラックの位置決めに用いられるディスクの溝。

グルーブは,ランドよりも入射面に近く位置する。グルーブの中心に記録を行う。

4.9

ランド (land)   グルーブ間の領域(半径方向信号に関して)。ビット間の領域(HF 信号に関して)。

4.10

光ディスク (optical disk)    光ビームによって読み取ることができ,記録層に記録マークで情報を受

容し保持するディスク。

4.11

物理セクタ番号  (physical sector number)    ディスクの物理セクタに割り当てた連続番号。

4.12

再生専用ディスク  (read-only disk)    ディスクの製造時に情報を記録したディスク。情報は,修正で

きずディスクから読み取ることだけができる。

4.13

記録層  (recorded layer)    その上又は中にデータを記録したディスクの層。

4.14

リードソロモン符号  (Reed-Solomon code)    誤り訂正のため,誤りの検出及び/又は誤り訂正符号。

4.15

予備フィールド  (reserved field)    特に規定のない限りすべて “0” に設定し,将来の標準化のために

予備とするフィールド。

4.16

セクタ (sector)    他のアドレスできる部分とは独立してアクセスできる情報ゾーンのトラックの一

番小さい部分。


3

X 6245 : 1999

4.17

基板 (substrate)   記録する又は記録された層を機械的に支持する透明なディスクの層。これを通し

て光ビームが記録する又は記録された層にアクセスできる。

4.18

トラック (track)   連続スパイラルの 360°,1 回転。

4.19

トラックピッチ (track pitch)    半径方向に測定される,未記録ディスクに対しては 1 対の隣接する

ウォブルグルーブ(半径方向にわずかに蛇行したグルーブ)の平均中心線間の距離で,記録済みディスク

に対しては 1 対の隣接する連なった記録マークの物理トラックの中心線間の距離。

4.20

ゾーン  (zone)    ディスクの環状領域。

5.

表記法

5.1

数値表示  測定値は,該当規格値の最下位けた(桁)に丸める。例えば,+0.01 のプラス許容差及

び 0.02 のマイナス許容差をもつ 1.26 という規格値は,1.235 以上 1.275 未満の測定値の範囲を許容する。

10

進数は,0∼9 の数字で表す。

16

進数は,括弧でくくった,0∼9 のアラビア数字と A∼F のアルファベットとで表す。

ビットの設定は,“0”  及び “1” で表す。

2

進数及びビットパターンは,左側を最上位ビットとし,“0”  及び “1” の一連で表す。

2

進数の負の値は,2 の補数として表す。

各フィールドで,データは,バイト 0 とする最上位のバイト (MSB) を最初に記録し,最下位バイト

(LSB)

を最後に記録する。

8n

ビットのフィールドで,ビット b

 (8n-1)

は,最上位ビット (msb) とし,ビット b

0

は,最下位ビット (lsb)

としなければならない。

ビット b

 (8n-1)

を最初に記録する。

6.

略語

BP

バイト位置 (Byte Position)

BPF

帯域フィルタ  (Band Pass Filter)

CLV

一定線速度 (Constant Linear Velocity)

CPR_MAI

著作権管理情報 (Copyright Management Information)

DCC

直流成分抑圧制御  [DC Component (suppress control)]

DPD

位相差検出法 (Differential Phase Detection)

DSV

ディジタル総計値 (Digital Sum Value)

ECC

誤り訂正符号  (Error Correction Code)

EDC

誤り検出符号  (Error Detection Code)

EQ

波形等化器 (Equalizer)

FWHM

半値幅  (Full Width Half Maximum)

HF

高周波 (High Frequency)

ID

識別子 (Identification Data)

IED ID

誤り検出符号  [ID Error Detection (Code)]

IR

屈折率 (Index of Refraction)

LPF

低域フィルタ (Low-Pass Filter)

LPP

ランドプリピット (Land Pre-Pit)


4

X 6245 : 1999

LSB

最下位バイト  (Least Significant Byte)

MSB

最上位バイト  (Most Significant Byte)

NRZ

非ゼロ復帰  (Non Return to Zero)

NRZI

非ゼロ反転復帰  (Non Return to Zero Inverted)

OPC

最適パワー制御 (Optimum Power Control)

PBS

偏光ビームプリッタ  (Polarizing Beam Splitter)

PCA

パワー校正領域 (Power Calibration Area)

PE

フェイズエンコーディング (Phase Encoding)

PI

内符号パリティ  [Parity (of the) Inner (code)]

PLL

位相同期ループ (Phase-Locked Loop)

PO

外符号パリティ  [Parity (of the) Outer (code)]

PUH

ピックアップヘッド (Pick-Up Head)

RIN

相対ノイズ強度  (Relative Intensity Noise)

RMA

記録管理領域 (Recording Management Area)

RMD

記録管理データ (Recording Management Data)

RS

リードソロモン符号 [Reed-Solomom (code)]

RZ

ゼロ復帰  (Return to Zero)

SYNC

同期符号  (Code Synchronization Code)

lsb

最下位ビット  (least significant bit)

msb

最上位ビット  (most significant bit)

7.

ディスクの概要  この規格の主題である 80mm 及び 120mm のディスクは,一つの記録層(片面ディ

スク)又は二つの記録層(両面ディスク)を内側に設けた基板 2 枚を接着層によって,は(貼)り合わせ

て構成する。ディスクの中心位置決めは,読取り側のディスク中心孔のエッジで行う。クランプは,クラ

ンプゾーンで行う。ディスクは,記録層の数によって両面ディスクか又は片面ディスクとなる。両面ディ

スクは,各基板の内側に記録層をもつ。片面ディスクは,記録層を内側にもった 1 枚の基板と記録層をも

たないダミー基板とをもつ。未記録の DVD-R ディスクは,記録機によって非可逆的にデータを記録でき

る。記録されたディスクのデータは,ドライブの光ビームによって何回も読むことができる。記録された

DVD-R

ディスクは,DVD 再生専用ディスクと等価である

タイプ 1S

基板,一つの記録層及びダミー基板から成り,記録層には一方向からのアクセス可能である。

容量の公称値は 80mm ディスクで 1.23 ギガバイト,120mm ディスクで 3.95 ギガバイトであ

る。

タイプ 2S 2 枚の基板及び二つの記録層から成り,ディスクの一方向からは,これらの記録層の一方に

だけアクセス可能である。容量の公称値は 80mm ディスクで 2.46 ギガバイト,120mm ディ

スクで 7.90 ギガバイトである。

図 に模式的にこれらのタイプを示す。


5

X 6245 : 1999

図 1  ディスク外観

8.

一般要求事項

8.1

環境条件

8.1.1

測定環境条件  測定環境条件は,ディスク近傍の環境条件とし,規定がない限り次による。

a)

寸法測定用

  温度

:23℃±2℃

  相対湿度  :45∼55%

  大気圧

:86∼106kPa

b)  a)

以外の測定用

  温度

:15∼35℃

  相対湿度  :45∼75%

  大気圧

:86∼106kPa

別に規定しない限り,すべての試験及び測定は,この測定環境条件で行わなければならない。

8.1.2

動作環境条件

8.1.2.1

記録済み及び未記録ディスク  この規格によって,規定した測定環境でのこの規格のすべての要

求事項を満たすディスクは,動作環境条件において環境パラメータの規定範囲にわたってデータ交換がで

きなければならない。

データ交換用ディスクは,動作状態のドライブに装着し,ディスク近傍で測定したとき,次の条件下で

動作しなければならない。


6

X 6245 : 1999

保存条件にさらされたディスクは,動作前に少なくとも 2 時間動作環境条件に放置してから使用する。

    温度

:−25∼70℃

    相対湿度

:3∼95%

    絶対湿度

:0.5∼60g/m

3

    温度変動

:最大 15℃/h

    相対湿度変動 :最大 10%/h

ディスクに結露があってはならない。

8.1.2.2

未記録ディスクの記録中の環境条件  保存条件にさらされたディスクは,動作前に少なくとも 2

時間記録環境条件に放置してから使用する。

    温度

:−5∼55℃

    相対湿度

:10∼95%

    絶対湿度

:0.5∼30g/m

3

ディスクに結露があってはならない。

8.1.3

保存環境条件  保存環境条件はディスク近傍の環境条件とし,次による。

    温度

:−20∼50℃

    相対湿度

:5∼90%

    絶対湿度

:1∼30g/m

3

    大気圧

:75∼106kPa

    温度変動

:最大 15℃/h

    相対湿度変動 :最大 10%/h

記録済み及び未記録ディスクは,光劣化テストの後で,12.及び 14.の規定を満たさなければならない(

属書 参照)。

8.1.4

輸送  この規格は,輸送条件については規定しないが指針を附属書 に示す。

8.2

安全性  ディスクは,情報処理システムにおいて意図された方法での使用時又は想定される使用時

に,IEC 60950 の安全性に関する要求事項を満たさなければならない。

8.3

耐燃性  ディスクは,IEC 60950 に規定しているように,HB 材料の耐燃性クラス以上のクラスに適

合する材料で作る。

9.

基準測定装置  この規格に適合するために,光学特性の測定には,記録済みディスク及び未記録ディ

スクの基準測定装置を使用しなければならない。

これらの装置の重要部品は,ここで定義する特性をもつ。

9.1

ピックアップヘッド (PUH)

9.1.1

記録済みディスク測定用 PUH


7

X 6245 : 1999

図 2  記録済みディスク測定用 PUH の光学系

光学パラメータを測定する光学系を

図 に示す。測定の精度に影響しないようにするために,その光学

系は,ディスク入射面から反射した検出光を最小化するものとする。偏光ビームスプリッタ C を 1/4 波長

板 D と組み合わせることによって,入射光とディスク F からの反射光とは分離される。偏光ビームスプリ

ッタ C の P-S 強度/反射率の比は,100 以上とする。光学系 G は,非点収差の焦点合わせ及び読取りのた

めに,非点収差を生成してディスク F の記録層で反射した光をコリメートする。四分割ディテクタ H の位

置は,対物レンズの焦点が記録層に合ったとき,光スポットが四分割ディテクタ H の中心と一致する中心

をもつ円になるように調整する。そのようなフォトディテクタ H の例を

図 に示す。

PUH

の特性は,次による

    波長(

λ)

:650nm±5nm

    偏光

:円偏光

    偏光ビームスプリッタ  :特に規定のない限り使用

    開口数

:0.60±0.01

    対物レンズのひとみ(瞳)の縁での光強度

:半径方向は最大光強度の 60∼70%,接線方向は最大光強度の 90%以上

    理想的な基板を通過した後の波面収差

:最大 0.033

λrms

    レーザダイオードの相対ノイズ強度 (RIN)

    10log[

(交流光パワー密度/Hz)/直流光パワー]

:最大−134dB/Hz

9.1.2

未記録ディスク測定用 PUH


8

X 6245 : 1999

A

:レーザダイオード,B:コリメータレンズ,C:偏光ビームスプリッタ,D:1/4 波長板,

E

:対物レンズ,F:ディスク,G:四分割ディテクタ,H

1

, H

2

, H

3

, H

4

:直流結合増幅器

I

a

I

b

I

c

I

d

:四分割ディテクタ出力電流,I

1

I

2

:増幅器出力電流

図 3  未記録ディスク測定用 PUH の光学系

特性測定を行う光学系を

図 に示す。この光学系は,未記録ディスクの特性測定及びディスク測定に必

要な記録に使用する。

図 の構成の機能と同じであれば,異なる部品及び部品の異なる配置をしてもよい。

光学系は,測定の精度に影響しないようにするために,ディスクの入射面から反射した検出光を最小化す

るものとする。偏光ビームスプリッタ C を 1/4 波長板 D と組み合わせることによって,レーザダイオード

A

からの入射光とディスク F からの反射光とは分離される。偏光ビームスプリッタ C の P-S 強度/反射率

の比は,100 以上とする。

データの記録再生に用いられる集束光の特性は,次による。

    波長(

λ)

:635nm±5nm

    偏光

:円偏光

    開口数

:0.60±0.01

    対物レンズのひとみ(瞳)の縁での光強度

:半径方向は最大光強度の 35%以上,接線方向は最大光強度の 50%以上

    理想的な基板を通過した後の波面収差

:最大 0.033

λrms

    レーザダイオードの相対ノイズ強度 (RIN)

    10log[

(交流光パワー密度/Hz)/直流光パワー]

:最大−130dB/Hz

9.2

測定条件

9.2.1

記録済みディスク及び未記録ディスク

    チャネルビットレートが 26.156 25Mbps のときの走査速度

:3.84m/s±0.3m/s

    クランプ力

:2.0N+0.5N


9

X 6245 : 1999

    クランプゾーン

10.5 及び

附属書 参照

    テーパコーン角度

:40.0°±0.5°(

附属書 参照)

9.2.2

記録済みディスク  記録済みディスクの動作信号の測定条件は,附属書 に規定する。

9.2.3

未記録ディスク  未記録ディスクの動作信号の測定条件は,附属書 に規定する。

9.3

正規化サーボ伝達関数  軸方向と半径方向とのトラッキングのサーボシステムを規定するために,

関数 H

s

を用いる[式(1)参照]

。それは 23.1Hz∼10kHz の周波数範囲において,基準サーボの開ループ伝達

関数 の公称値を規定する。

( )

0

0

2

0

3

1

3

1

3

1

ω

ω

ω

ω

ω

ω

ω

i

i

i

i

H

s

+

+

×

÷

ø

ö

ç

è

æ

×

=

 (1)

ここで,

ω

=2

π

f

ω

0

=2

π

f

0

1

=

i

 

f

0

  開ループ伝達関数の 0dB クロスオーバ周波数。サーボの位相進

み遅れ回路のクロスオーバ周波数は,次による。

 

  進み交差周波数:f

1

f

0

×1/3

 

  遅れ交差周波数:f

2

f

0

×3 

9.4

軸方向のトラッキング基準サーボ  軸方向のトラッキング基準サーボの開ループ伝達関数 に対し

|1

|は,

図 に模式的に示すハッチング領域内になければならない。

図 4  軸方向のトラッキング基準サーボ

100Hz

10kHz の帯域幅  |1+H|は,|1+H

s

|

の 20%以内でなければならない。

クロスオーバ周波数 f

0

ω

0

/2

π

は,式(2)による。

kHz

e

f

0

.

2

10

23

.

0

3

5

.

1

8

2

1

3

2

1

6

max

max

0

=

×

×

×

=

=

π

α

π

 (2)

ここで,

α

max

は,軸方向の最大加速度期待値 8m/s

2

の 1.5 倍,最大許容トラッキングエラーe

max

は,0.23

µm

とする。

軸方向トラッキングエラーe

max

は,0 レベルの上か下で,軸方向に測定したピーク偏差である。

23.1Hz

100Hz の帯域幅  |1+H|は,次の 4 点で囲まれる範囲内とする。

100Hz

で 40.6dB(100Hz で|1+H

s

|

−20%)

23.1Hz

で 66.0dB(23.1Hz で|1+H

s

|

−20%)


10

X 6245 : 1999

23.1Hz

で 86.0dB(23.1Hz で|1+H

s

|

−20%に 20dB 加える)

100Hz

で 44.1dB(100Hz で|1+H

s

|

+20%)

9.6Hz

23.1Hz の帯域幅  |1+H|は,66.0dB と 86.0dB との間になければならない。

9.5

半径方向のトラッキング基準サーボ  半径方向のトラッキング基準サーボの開ループ伝達関数 

対し|1+H|は,

図 に模式的に示すハッチングの領域内になければならない。

図 5  半径方向のトラッキング基準サーボ

100Hz

10kHz の帯域幅  |1+H|は,|1+H

s

|

の 20%以内でなければならない。

クロスオーバ周波数 f

0

ω

0

/2

πは,式(3)による

kHz

e

f

4

.

2

10

022

.

0

3

5

.

1

1

.

1

2

1

3

2

1

6

max

max

0

=

×

×

×

=

=

π

α

π

 (3)

ここで,

α

max

は,軸方向の最大加速度期待値 1.1m/s

2

の 1.5 倍,最大許容トラッ

キングエラーe

max

は,0.022

µm とする。

半径方向のトラッキングエラーは,0 レベルより内側か外側で半径方向に測定したピーク偏差とする。

23.1Hz

100Hz の帯域幅  |1+H|は,次の 4 点で囲まれる範囲内とする。

100Hz

で 43.7dB(100Hz で|1+H

s

|

−20%)

23.1Hz

で 69.2dB(23.1Hz で|1+H

s

|

−20%)

23.1Hz

で 89.2dB(23.1Hz で|1+H

s

|

−20%に 20dB 加える)

100Hz

で 47.3dB(100Hz で|1+H

s

|

+20%)

9.6Hz

23.1Hz の帯域幅  |1+H|は,69.2dB と 89.2dB との間になければならない。

第 2 章  ディスクの寸法,機械的及び物理的特性 

10.

寸法特性(図 6参照)  寸法特性は,ディスクの互換性及び適合する上で必要なパラメータについ

て規定する。設計の自由度があるところは,機能特性の要素記述にとどめる。寸法要求事項は,この規格

に記載している図面にまとめて示す。ディスクの各部分について,

中心孔から外周部までを記載している。

寸法は,二つの基準面 P 及び Q を基準とする。

基準面 P は,主基準面とし,クランプゾーン(10.4 参照)の下面が置かれる面とする。

基準面 Q は,クランプゾーンの上面の高さで基準面 P と平行な面とする。

10.1

全体寸法(図 参照)


11

X 6245 : 1999

120mm

ディスクの直径は,次による。

d

1

=120.00mm±0.30mm

80mm

ディスクの直径は,次による。

d

1

=80.00mm±0.30mm

基板又はダミー基板の中心孔の直径は,次による。

mm

mm

mm

d

15

.

0

00

.

0

2

00

.

15

+

=

2

枚の基板を貼り合わせたとき,ディスクの中心孔の直径の最小値は,15.00mm とする(

図 参照)。

中心孔の両方のエッジにバリがあってはならない。

中心孔のエッジは,丸めるか又は面取りしなければならない。丸みの半径は,0.1mm 以下とする。面取

りは,0.1mm 以上の高さを超えてはならない。

接着層及びレーベルを含むディスクの厚さは,次による。

mm

mm

mm

e

30

.

0

06

.

0

1

20

.

1

+

=

10.2

第 遷移領域(図 参照)  第 1 遷移領域は,直径 d

2

及び次に示す直径 d

3

で囲まれた領域とし,こ

の領域のディスク面は,基準面 P 及び/又は基準面 Q から最大 0.10mm の内側にあってもよい。

d

3

≧16.0mm

10.3

第 遷移領域(図 参照)  第 2 遷移領域は,直径 d

3

及び次に示す直径 d

4

で囲まれた領域とする。

d

4

≦22.0mm

この領域では,基準面 P 又は Q の外側に最大 0.05mm の平たんでない部分及びバリがあってもよい。

10.4

クランプゾーン(図 参照)  このゾーンは,直径 d

4

及び次に示す直径 d

5

に囲まれた領域とする。

d

5

≧33.0mm

クランプゾーンの各面は,0.1mm 以内で平たんでなければならない。クランプゾーンの上面,すなわち,

基準面 Q の面は,下面,すなわち,基準面 P の面に 0.1mm 以内で平行でなければならない。

クランプゾーンの,ディスクの厚さ  (e

2

)

は,次による。

mm

mm

mm

e

20

.

0

10

.

0

2

20

.

1

+

=

10.5

第 遷移領域(図 参照)  第 3 遷移領域は,直径 d

5

及び次に示す直径 d

6

で囲まれた領域とする。

d

6

≦44.0mm

この領域では,ディスクの上面は,基準面 Q から高さ h

1

高くなってもよく,高さ h

2

低くなってもよい。

ディスクの下面は,基準面 P から高さ h

3

高くなってもよく,高さ h

4

低くなってもよい。

高さ h

1

h

2

h

3

及び h

4

の値は,次による。

h

1

≦0.25mm

h

2

≦0.10mm

h

3

≦0.10mm

h

4

≦0.25mm

10.6

  R

情報ゾーン(図 参照)  R 情報ゾーンは,28.で規定するようにパワー校正領域の始めからリー

ドインゾーンの始めまで広がっていなければならない。R 情報ゾーンでのディスクの厚さは,10.1 で規定

した e

1

に等しくなければならない。R 情報ゾーンは記録用途だけに用いられる。

10.6.1

  R

情報ゾーンの分割  R 情報ゾーンの主要部分は,次による。


12

X 6245 : 1999

−  パワー校正領域 (PCA)

−  記録管理領域 (RMA)

10.7

情報ゾーン(図 参照)  情報ゾーンは,リードインゾーンの始めから表 に示す直径 d

10

まで広が

っていなければならない。情報ゾーンでのディスクの厚さは,10.1 で規定した e

1

に等しくなければならな

い。

10.7.1

情報ゾーンの分割  情報ゾーンの主要部分は,次による。

−  リードインゾーン

−  データゾーン

−  リードアウトゾーン

10.7.1.1

リードインゾーン(図 参照)  リードインゾーンは,直径 d

6

から次に示す直径 d

7

までの間で

開始し,直径 d

8

で終了する。直径 d

7

の値は,次による。

d

7

≦45.2mm

10.7.1.2

データゾーン(図 参照)  データゾーンは,直径 d

8

から始まり直径 d

9

で終了する。

直径 d

8

の値は,次による。

mm

mm

mm

d

0

4

.

0

8

0

.

48

=

120mm

ディスクの d

9

は,次による。

d

9

≦116.0mm

80mm

ディスクの d

9

は,次による。

d

9

≦76.0mm

10.7.1.3

リードアウトゾーン(図 参照)  リードアウトゾーンは,直径 d

9

で開始し,直径 d

10

で終了す

る。d

10

の値は,

表 に示すようにデータゾーンの長さに依存する。

表 1  情報ゾーンの終了

データゾーンの外径 d

9

 120mm

ディスクの d

10

の値 80mm ディスクの d

10

の値

68.0mm

以下

最小 70.0mm

68.0mm

∼115.0mm

データゾーン外径+最小 2.0mm

115.0mm

∼116.0mm

最小 117.0mm

68.0mm

以下

最小 70.0mm

68.0mm

∼75.0mm

データゾーン外径+最小 2.0mm

75.0mm

∼76.0mm

最小 77.0mm

10.8

トラックの寸法  情報ゾーンでのトラックは,360°回転のスパイラルによって構成する。

データゾーン全体にわたる平均トラックピッチは,0.80

µm±0.01µm とする。

トラックピッチの 0.80

µm からの最大変位は,±0.04µm とする。

10.9

チャネルビット長  情報ゾーンでは,CLV モードでデータを記録する。データゾーンの全体にわた

る平均チャネルビット長は,146.7nm±1.5nm とする。

10.10

リム領域(図 参照)  リム領域は,直径 d

11

∼直径 d

1

の領域とする。

120mm

ディスクの d

11

は,次による。

d

11

≧118.0mm

80mm

ディスクの d

11

は,次による。

d

11

≧78.0mm

この領域では,ディスクの上面は,基準面 Q から高さ h

5

高くなってもよい。ディスクの下面は,基準面


13

X 6245 : 1999

P

から高さ h

6

低くなってもよい。

高さ h

5

及び h

6

の値は,次による。

h

5

≦0.1mm

h

6

≦0.1mm

この領域の全体厚さは,1.50mm,すなわち,e

1

の最大値より大きくてはならない。

リムの厚さ  (e

3

)

は,次による。

e

3

≧0.60mm

ディスクの外周エッジは,丸み半径最大 0.2mm で丸めるか又は次に示す高さ h

7

h

8

にわたり面取りしな

ければならない。

h

7

≦0.2mm

h

8

≦0.2mm

10.11

許容差についての注意  10.5 で規定した h

i

で示すすべての高さは,相互に独立した値とする。例え

ば,第 3 遷移領域の上側の面が h

2

だけ基準面 Q から下がっている場合,この領域の下側の面が必ずしも

h

3

だけ基準面 P から上がっていなくてもよいことを意味している。寸法が同じ数値“一般的には最大値”

であるところでは,これは,実際の値が同一でなければならないことを意味していない。

10.12

レーベル  レーベルは,それに関連した情報をアクセスする入射面のある基板と反対側の基板に設

け,ディスクの外面又はディスクの内面の接合面かのいずれかに設ける。前者の場合,レーベルは,クラ

ンプゾーンにかかってはならない。後者の場合,レーベルは,クランプゾーンに及んでもよい。いずれの

場合でも,レーベルは,中心孔の縁及びディスクの外周エッジからはみ出してはならない。レーベルは,

ディスクの特性に影響を与えてはならない。両面ディスクは,どちらの読取り面にもレーベルを付けては

ならない。

11.

機械的パラメータ

11.1

質量  120mm ディスクの質量は,13∼20g の範囲内とする。

80mm

ディスクの質量は,6∼9g の範囲内とする。

11.2

慣性モーメント  回転軸に関する 120mm ディスクの慣性モーメントは,最大 0.040g・m

2

とする。

回転軸に関する 80mm ディスクの慣性モーメントは,最大 0.010g・m

2

とする。

11.3

ダイナミックインバランス  回転軸に関する 120mm ディスクのダイナミックインバランスは,最大

0010g

・m とする。

回転軸に関する 80mm ディスクのダイナミックインバランスは,最大 0.004 5g・m とする。

11.4

回転方向  ディスクの回転方向は,光学的システムからみて反時計方向とする。

11.5

振れ量

11.5.1

軸方向の振れ量  軸方向のトラッキングのための基準サーボをもつ PUH 及び走査速度でのディス

クの回転で測定するとき,基準面に垂直の方向での公称位置からの記録層の偏差は,120mm ディスクは

0.3mm

以下とし,80mm ディスクは 0.2mm 以下とする。軸方向トラッキングのためのサーボを用いて測定

した 10kHz 以下の残留トラッキングエラーは,0.23

µm 以下とする。測定用フィルタは,バタワース LPF,

f

c

 (

−3dB) : 10kHz,傾斜:−80dB/decade とする。

11.5.2

半径方向の振れ量  ディスクの外周エッジの振れは,0.30mm (P-P)  以下とする。

トラックの半径方向の振れは,70

µm (P-P)  以下とする。

半径方向のトラッキングのための基準サーボを用いて測定した 1.1kHz 以下の残留トラッキングエラー


14

X 6245 : 1999

は,0.022

µm 以下とする。測定用フィルタは,バタワース LPF,f

c

 (

−3dB) : 1.1kHz,傾斜:−80dB/decade

とする。

半径方向トラッキング基準サーボを用いて 20ms の積分時間で測定した 1.1kHz∼10kHz の周波数帯域で

の残留エラー信号のノイズ実効値は,0.016

µm 以下とする。測定用フィルタは,バタワース BPF,周波数

範囲  (−3dB) : 1.1kHz,傾斜:+80dB/decade∼周波数範囲  (−3dB) : 10kHz,傾斜:−80dB/decade とする。

12.

光学的パラメータ

12.1

記録済みディスク及び未記録ディスクの特性

12.1.1

屈折率  透明基板の屈折率は,1.55±0.10 とする。

12.1.2

透明基板の厚さ  透明基板の厚さは,屈折率の関数とし,図 に規定する。

12.1.3

角度偏差  角度偏差は,平行光の入射光と反射光との間の角度

α

である。入射光は,0.3mm∼3.0mm

の直径をもつものとする。角度偏差は,入射面によるゆがみ及び反射層の非平行を含む(

図 A.1 参照)。そ

の値は,

附属書 によって測定したとき,次のとおりとする。

  半径方向で:

α

=0.80°以内

  接線方向で:

α

=0.30°以内

12.1.4

透明基板の複屈折  透明基板の複屈折は,附属書 によって測定したとき,100nm 以下とする。

12.2

記録済みディスクの反射率  附属書 及び附属書 とによって測定したとき,記録層の反射率は,

次による。

− 45∼85%(PBS をもつ PUH)

− 65∼85%(PBS をもたない円偏光の PUH)

12.3

未記録ディスクの特性

12.3.1

反射率変調の極性  反射率は,未記録領域で高く記録マーク領域で低く変化する。

12.3.2

記録パワーの感度変化  ディスクの全面にわたって最適記録パワーP

0

の変化は,P

0

±0.05P

0

とする。


15

X 6245 : 1999

図 6  ディスクの領域 

図 7  リム領域


16

X 6245 : 1999

図 8  組立ディスクのあな 

図 9  屈折率と基板の厚さ

13.

記録済みディスクの動作信号

13.1

測定条件

−  ピックアップヘッド (PUH) は,9.1.1 による。


17

X 6245 : 1999

−  測定条件は,9.2.1 及び 9.2.2 による。

−  ジッタ測定の HF 信号波形等化は,

附属書 による。

−  軸方向のトラッキングの基準サーボは,9.4 による。

−  半径方向のトラッキングの基準サーボは,9.5 による。

13.2

読取り条件  読取りパワーはディスクの入射面に投射したパワーであり,1.0mW 以下とする(中心

スポットで連続波)

13.3

記録済みディスクの高周波信号 (HF)   HF 信号は,四分割フォトディテクタの電流の和である。こ

れらの電流は,記録層の情報を表す記録マークにおける光ビームの光量変化によって変調される。記録パ

ワー条件は,

附属書 による。ジッタを除く測定は,波形等化前の HF 信号によって行う。

13.3.1

変調振幅  変調振幅 I

14

は,最大記録マーク及びスペースによって発生した P-P 値とする(

図 10 

照)

ピーク値 I

14H

は,

高域フィルタ前の HF 信号のピーク値とし,

最短記録マーク及びランド長の値 (P-P) は,

I

3

とする。

0

レベルは,ディスクを挿入しないときの測定装置から得る信号レベルとする。

これらのパラメータは,次による。

I

14

/I

14H

≧0.60

I

3

/I

14

≧0.15

[(I

14Hmax

I

14Hmin

) /I

14Hmax

]

の最大値は,

表 による。

表 2  [(I

14Hmax

I

14Hmin

) /I

14Hmax

の最大値

1

枚のディスク内

1

回転内

PBS

をもつ PUH 0.33 以下 0.15 以下

円偏光で PBS をもたない PUH

0.20

以下 0.10 以下

13.3.2

信号の非対称性  ディスクを最適記録パワーP

0

で記録したときの信号の非対称性は,次による(

10

参照)

−0.05≦ [(I

14H

I

14L

) /2

−  (I

3H

I

3L

) /2] /I

14H

≦0.15

ここで,(I

14H

I

14L

) /2

は,I

14

の中心値とし,(I

3H

I

3L

) /2

は,I

3

の中心値とする。

13.3.3

クロストラック信号  クロストラック信号は,光ビームがトラックを交差するときの HF 信号をカ

ットオフ 30kHz の低域フィルタで帯域制限したものである(

図 11 参照)。低域フィルタは,1 次フィルタ

である。クロストラック信号は,次による。

I

T

I

H

I

L

I

T

/I

H

≧0.10

ここで,I

H

は,この信号のピーク値とし,I

T

は,P-P 値とする。

13.4

信号の品質

13.4.1

ジッタ  ジッタは,波形等化器を通過した 2 値化データの時間変動の標準偏差

σ

で表す。立上りエ

ッジと立下りエッジのジッタを PLL クロックで測定し,チャネルビットクロック周期によって正規化する。

ジッタ

σ

は,

附属書 によって測定するとき,9.0%以下とする。

13.4.2

ランダムエラー  PI エラーの数は,少なくとも 1 バイトのエラーをもつ,ECC ブロック(18.参照)

の行の数である。どの 8 連続 ECC ブロックにおいても,エラー訂正前の PI エラーの総数は,280 以下と

する。

13.4.3

欠陥  欠陥は,気泡及び黒点である。欠陥の直径は,次の条件を満たすものとする。


18

X 6245 : 1999

−  気泡については,最大 100

µm とする。

−  黒点については,最大 200

µm とする。

−  複屈折を発生させない黒点については,最大 300

µm とする。

さらに,欠陥はトラックの走査方向の 80mm の距離内で,次の条件を満たすものとする。

− 30

µm より大きい欠陥長の総和の最大値は,300µm とする。

−  欠陥の数は,最大 6 個とする。

13.5

サーボ信号  図 12 に示す四分割ディテクタの出力電流は,I

a

I

b

I

c

及び I

d

とする。

13.5.1

位相差トラッキングエラー信号  位相差トラッキングエラー信号は,光ビームがトラックを交差す

るとき,ディテクタの対角の対間の位相差:位相  (I

a

I

c

)

−位相  (I

b

I

d

)

から導く(

図 12 参照)。位相差

トラッキングエラー信号は,30kHz のカットオフの低減フィルタをかける(

附属書 参照)。この信号は,

次の要求事項を満たすものとする(

図 13 参照)。

振幅  正のゼロ交差において,半径方向オフセット 0.10

µm があるとき,

1

.

1

5

.

0

/

=

∆ T

t

。ここで t

∆ はデ

ィテクタの対角の対間の位相差から導く平均時間差とし,はチャネルビットクロック周期とする。

非対称性  非対称性は,次による(図 13 参照)。

2

.

0

2

1

2

1

T

T

T

T

+

ここで,

−  T

1

は,

T

/

の正のピーク値。

−  T

2

は,

T

/

の負のピーク値。

13.5.2

接線方向のプッシュプル信号  この信号は,差動出力  (I

a

I

d

)

−  (I

b

I

c

)

の瞬時レベルから導く。

この信号は,次による(

図 14 参照)。

(

) (

)

[

]

9

.

0

0

14

I

I

I

I

I

pp

c

b

d

a

+

+

図 10  変調振幅


19

X 6245 : 1999

図 11  クロストラック信号 

図 12  四分割ディテクタ 

図 13  位相差トラッキングエラー信号 

図 14  接続方向のプッシュプル信号


20

X 6245 : 1999

14.

未記録ディスクの動作信号

14.1

測定条件

−  未記録ディスクの特性測定及びディスクの測定に必要な記録を行う記録機のピックアップヘッド

(PUH)

は,9.1.2 による。

−  測定条件は,9.2.1 及び 9.2.3 による。

−  軸方向のトラッキングの基準サーボは,9.4 による。

−  半径方向のトラッキングの基準サーボは,9.5 による。

14.2

記録条件

−   記録位置

:グルーブ

−   最適記録パワー (P

0

)

附属書 による OPC によって決める。

−   最適記録パワー範囲

:6.0≦P

0

≦12.0mW

−   バイアスパワー (Pb)

:Pb≦0.7mW

−   記録パワー誤差

:P

0

±0.25mW

14.3

ディスクテスト用基本記録ストラテジ  ディスクの測定に必要な 9.1.2 に規定した記録機のピックア

ップヘッドを用いて記録する際のレーザパワーは,基本記録ストラテジに従って変調する(

図 15 参照)。

T

を 1 チャネルビットクロック周期の長さを表すものとするとき,4T∼11及び 14の長さの各記録パル

スは,先頭パルスとマルチパルス列との二つの部分から成る。3の長さの記録パルスは,先頭パルスだけ

を用いる。先頭パルスは,記録データの立上りエッジから幅を狭め,記録データの立上りエッジから 3T

のところで終了することによって作る。先頭パルスの幅  (Ttop)  は,次に示すように記録データの長さ

(Twd)

によって選ぶ。マルチパルス列は,記録データの立上りエッジから 3の時間のところで始まり記録

データの立下りのところで終わる。マルチパルス列の幅  (Tmp)  は,記録データの長さには依存しない。各

パルス幅の推奨値は,次による。

Twd

が 3のとき Ttop=1.25となる。

Twd

が 4以上のとき Ttop=1.20となる。

Tmp

=0.65T

記録ストラテジ変形の推奨方法については,

附属書 参照。

図 15  基本記録ストラテジ

14.4

サーボ信号  図 16 に示す四分割ディテクタの出力電流は,I

a

I

b

I

c

及び I

d

とする。


21

X 6245 : 1999

14.4.1

半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号  半径方向のプッシュプルトラッキングエラー信

号は,光ビームがトラックを横切るときのディテクタの差分出力から導き,[(I

a

I

b

)

−  (I

c

I

d

)]

とする。

半径方向のプッシュプルトラッキングエラー信号は,9.1.2 に規定する記録機のピックアップヘッド (PUH)

でカットオフ 30kHz の低域フィルタをかけて測定する。

図 17 に示す半径方向プッシュプル振幅は,次による。

| (I

a

I

b

)

−  (I

c

I

d

) |

AC

/| (I

a

I

b

I

c

I

d

) |

DC

記録前の半径方向プッシュプル振幅を PPb,記録後を PPa,その比を PPr (=PPb/PPa)  とする。

これらのパラメータは,次による。

−   PPb の信号振幅

:0.18<PPb<0.36

−   プッシュプル比

:0.5<PPr<1.0

−   PPb 信号の変化幅

:⊿PPb<15%

ここに,  ⊿PPb= [(PPb)

max

− (PPb)

min

] / [(PPb)

max

+ (PPb)

min

]

−  ⊿PPb は,半径 22mm∼120mm ディスクで 58.5mm,80mm ディスクで 38.5mm までのすべてのディス

ク面にわたって測定する。

14.4.2

記録前のクロストラック信号(半径方向コントラスト=RC)  記録済みディスクのクロストラッ

ク信号は,13.3.3 による。

図 18 に示す,記録前のクロストラック信号(半径方向コントラスト=RC)は,

サーボ回路のために定義し,次による。

RC

=2×  (I

hb

I

lb

) / (I

hb

I

lb

)

>0.05

ここで,I

hb

は記録前のクロストラック信号のピーク値,I

lb

はボトム値とする。

図 16  四分割ディテクタ


22

X 6245 : 1999

図 17  半径方向プッシュプルトラッキングエラー信号 

図 18  記録前のクロストラック信号(半径方向コントラスト)

14.4.3

欠陥  特性は,13.4.3 と同じとする。


23

X 6245 : 1999

14.5

アドレス信号  図 16 に示す四分割ディテクタの出力電流は,I

a

I

b

I

c

及び I

d

とする。

14.5.1

ランドプリピット信号  ランドプリピット信号は,光ビームがトラックを追従するときのディテク

タの差分出力の瞬時値から導き,[(I

a

I

b

)

−  (I

c

I

d

)]

とする。この差信号は,9.1.2 に規定する記録機のピ

ックアップヘッド (PUH) によって測定する。ランドプリピット信号振幅は,次による。

− |

(I

a

I

b

)

−  (I

c

I

d

) |

0-p

/| (I

a

I

b

I

c

I

d

) |

DC

− |

(I

a

I

b

)

−  (I

c

I

d

) |

0-p

は,信号の最大と最小との場所の平均を測定する(

図 19 及び附属書 参照)。

記録前のランドプリピット信号振幅を LPPb,記録後を LPPa とすると,これらのパラメータは,次によ

る。

−   LPPb 信号振幅

:LPPb=0.18±0.04

−   LPPa 信号振幅

:LPPa>0.14

−   LPPb のブロックエラー比

:BER<3%

−   LPPa のブロックエラー比

:BER<5%

図 19  ランドプリピット信号


24

X 6245 : 1999

14.5.2

グルーブウォブル信号  グルーブウォブル信号は,光ビームがトラックを追従するときのディテク

タの差分出力から導き,[(I

a

I

b

)

−  (I

c

I

d

)]

とする。グルーブウォブル信号は,9.1.2 に規定する記録機の

PUH

によって測定する。

グルーブウォブル信号振幅は,次による。

− [(I

a

I

b

)

−  (I

c

I

d

)]

PP

記録前のグルーブウォブル信号振幅を WOb,記録後を WOa とすると,これらのパラメータは,次によ

る。

−  グルーブウォブルのロック周波数は,同期フレーム周波数の 8 倍とする。

− WOb の CNR:>35dB (RBW=1kHz)

− WOa の CNR:>31dB (RBW=1kHz)

WOb

及び WOa の CNR は,平均値を測定する。

正規化ウォブル信号 (NWO) は,ウォブル振幅を nm で得るように規定する。NWO=WOb/RPS で,値

は次による。

0.08

<NWO<0.12

ここで RPS は,光ビームがトラックを横切るときの記録前の半径方向プッシュプル信号 [(I

a

I

b

)

−  (I

c

I

d

)]

の P-P 値で,カットオフ 30kHz の低域フィルタをかけた値である(

附属書 参照)。

14.5.3

ウォブルとランドプリピットとの位相関係  グルーブウォブル信号及びランドプリピット信号は,

差分出力電流から導き [(I

a

I

b

)

−  (I

c

I

d

)]

とする。四分割ディテクタの要素  (I

a

I

b

)

がディスクの外側に

位置し,グルーブウォブルがサイン波とみなされるとき,グルーブウォブルとランドプリピットとの位相

関係 (PWP) は,次による(

図 20 参照)。

図 20  ウォブルとランドプリピットの位相関係 

第 4 章  データフォーマット 

15.

概要  主データと呼ぶホストから受け取ったデータは,ディスクに記録する前に,次の順に変換し,

フォーマットを行う。

−  データフレーム

−  スクランブルドフレーム

− ECC ブロック

−  記録フレーム

−  物理セクタ


25

X 6245 : 1999

これらのステップは,16.で規定する。

16.

データフレーム(図 21)  データフレームは,図 21 に示すとおりに,各行 172 バイトを含む 12 行の

配列に配置した 2 064 バイトによって構成する。最初の行は,4 バイトから成る識別子 (ID),2 バイトから

成る ID 誤り検出符号 (IED),6 バイトから成る著作権管理情報 (CPR_MAI) の三つのフィールド及び 160

バイトの主データによって構成する。次の 10 行は,各 172 バイトの主データから成り,最後の行は,168

バイトの主データ及び 4 バイトの誤り検出符号 (EDC) によって構成する。2 048 バイトの主データは,D

0

∼D

2 047

とする

図 21  データフレーム

16.1

識別子 (ID)   このフィールドは 4 バイトで構成し,そのビットは最下位ビット (lsb) を b

0

とし,

最上位ビット (msb) を b

31

とする連続した番号付けをする(

図 22 参照)。

b

31

b

24

b

23

b

0

セクタ情報

セクタ番号

図 22  識別子 (ID)

b

31

b

30

b

29

b

28

b

27

及び b

26

b

25

b

24

セクタ

フォーマットタイプ

トラッキング

方法

反射率

予備

ゾーンタイプ データタイプ  レイヤ番号

図 23  識別子 (ID) のセクタ情報

ビット b

0

∼b

23

の最下位 3 バイトは,セクタ番号を 2 進表示で表す。16 セクタの ECC ブロックの最初の

セクタ番号は,16 の倍数とする。

セクタ情報である

図 23 に示した最上位バイトのビットは,次による。

a) 

セクタフォーマットタイプ  ビット b

31

再生専用ディスクとレコーダブルディスク用 CLV フ

ォーマットを示す 0 に設定する。

b) 

トラッキング方式

ビット b

30

ビットトラッキングを示す 0 に設定する。


26

X 6245 : 1999

c) 

反射率

ビット b

29

 PBS

を用いた PUH で反射率が 40%を超えるとき,0

に設定する。

PBS

を用いた PUH で反射率が 40%以下のとき,1 に

設定する。

d) 

予備

ビット b

28

0

に設定する。

e) 

ゾーンタイプ

ビット b

26

及び b

27

次の値に設定する。

データゾーン        00

リードインゾーン    01

リードアウトゾーン  10

f)

データタイプ   

ビット b

25

次の値に設定する。

再生専用データを示すとき    0

リンキングデータを示すとき  1

g)

レイヤ番号 

ビット b

24

0

に設定し,入射面から一つの記録層だけがアクセ

スできることを示す。

この規格では,その他の値を設定してはならない。

16.2

  ID

誤り検出符号 (IED)   図 21 に示す配列のすべてのバイトを C

i, j

  (i

=0∼11,  j=0∼171)  とすると

き,IED のバイトは,C

0, j

 (j

=4∼5)  で表す。これらの設定は,次による。

( )

( )

( )

x

G

x

x

I

x

C

x

IED

E

j

j

j

mod

2

5

4

5

,

0

=

=

å

=

ここに,

( )

å

=

=

3

0

3

,

0

j

j

j

x

C

x

I

( )

(

)

=

+

=

1

0

k

k

E

x

x

G

α

α

は,原始多項式

P

 (

x

)

x

8

x

4

x

3

x

2

+1 の原始根とする。

16.3

著作権管理情報 (CPR_MAI)   このフィールドは,6 バイトで構成する。これらの内容は,アプリ

ケーション(例えば,ビデオアプリケーション)に依存する。アプリケーションによって規定しない場合,

デフォルトの設定とし,すべてのバイトを 0 に設定する。

16.4

誤り検出符号 (EDC)   この 4 バイトのフィールドには,先行するデータフレームの 2 060 バイトに

わたって計算した誤り検出符号を入れる。データフレームを,ID フィールドの最初のバイトの最上位ビッ

トで始まり,EDC フィールドの最下位ビットで終了する単一のビットフィールドとしたとき,この最上位

ビットを,b

16 511

とし,最下位ビットを,b

0

とし,EDC の各ビット b

i

は,

i

=31∼0 に対し次による。

( )

( )

( )

x

G

x

I

x

b

x

EDC

i

i

i

mod

0

31

=

=

å

=

ここに,

( )

å

=

=

32

16511

i

i

i

x

b

x

I

(x)

x

32

x

31

x

4

1


27

X 6245 : 1999

17.

スクランブルドフレーム

2 048

主データバイトは,

図 24 に示すシフトレジスタのビット

r

7

 (msb)

r

0

 (lsb)

のビットが,各

8

ビットシフトごとに,スクランブルをかけるバイトを表すフィードバックビット

シフトレジスタ回路によって,スクランブルする。データフレームのスクランブル処理を始めるとき,シ

フトレジスタのビット

r

14

r

0

は,

表 の値にプリセットする。同じプリセット値は,

16

個の連続したデー

タフレームに使用される。

16

グループの

16

データフレームの後に,手順は最初から繰り返される。初期

のプリセット番号は,データフレームの

ID

フィールドのシフトレジスタのビット

b

7

 (msb)

b

4

 (lsb)

のビ

ットによって表す値と等しい。

表 は,

16

初期プリセット番号に相当するシフトレジスタの初期プリセッ

ト値を表す。

表 3  シフトレジスタの初期値

初期プリセット番号  初期プリセット値 初期プリセット番号 初期プリセット値

(0) (0001)  (8) (0010)

(1) (5500)  (9) (5000)

(2) (0002) (A) (0020)

(3) (2A00)  (B) (2001)

(4) (0004)  (C) (0040)

(5) (5400) (D) (4002)

(6) (0008)  (E) (0080)

(7) (2800)  (F) (0005)

図 24  フィールドバックシフトレジスタ

シフトレジスタのビット

r

7

r

0

の初期値の部分は,スクランブルをかけるバイト

S

0

として取り出す。そ

の後,

8

ビットシフトが

2 047

回繰り返され,レジスタ

r

7

r

0

によって,スクランブルをかける

2 047

バイ

トを

S

1

S

2 047

として取り出さなければならない。データフレームの主データバイト(

D

k

は,次によってス

クランブルバイト

D

´

k

となる。

k

k

k

S

D

D

=

k

0

2 047

ここで,

は,

EXCLUSIVE OR

を表す。

18.

ECC

ブロック

ECC

ブロックは,

16

連続スクランブルドフレームを,

図 25 に示すように,各行

172

バイトを

192

行に配列する。各

172

列に外符号パリティ

16

バイトを加え,その結果

208

行になった各行に

内符号パリティ

10

バイトを加える。完全な

ECC

ブロックは,各行

182

バイトの

208

行によって構成する。

この配列のバイトは,

i

が行数で

j

が列数である

B

i, j

とし,次による。

i

0

191

及び

j

0

171

に対する

B

i, j

は,スクランブルドフレームからのバイト。

i

192

207

及び

j

0

171

に対する

B

i, j

は,外符号パリティのバイト。

i

0

207

及び

j

172

181

に対する

B

i, j

は,内符号パリティのバイト。


28

X 6245 : 1999

図 25  ECC ブロック

PO

及び

PI

バイトは,次の式によって算出する。

j

0

171

の各々で

16PO

バイトは,剰余多項式

R

j

 (

x)

で定義され,外符号

RS (208, 192, 17)

を形成す

る。

( )

( )

( )

x

G

x

I

x

B

x

R

PO

j

i

i

j

i

j

mod

16

207

192

207

,

=

=

å

=

ここに,

( )

å

=

=

191

0

191

,

i

i

j

i

j

x

B

x

I

( )

(

)

=

+

=

15

0

k

k

PO

x

x

G

α

i

0

207

の各々

10PI

バイトは,剰余多項式

R

j

 (

x)

で定義され,内符号

RS (182, 172, 11)

を形成する

( )

( )

( )

x

G

x

x

I

x

B

x

R

PI

i

j

j

j

i

i

mod

10

181

172

181

,

=

=

å

=

ここに,

( )

å

=

=

171

0

171

,

j

j

j

i

i

x

B

x

I

( )

(

)

=

+

=

9

0

k

k

PI

x

x

G

α

α

は,原始多項式

P (x)

x

8

x

4

x

3

x

2

1

の原始根とする。


29

X 6245 : 1999

19.

記録フレーム

16

の記録フレームは,

図 26 に示すように,

ECC

ブロックの各

12

行ごとの後に,

16PO

行の一つをインタリーブすることによって算出する。これは,

ECC

ブロックのバイト

B

i, j

を次の式に対す

B

m, n

として再配置することによって算出する。

m

i

int [

i/12]

及び

n

j i

191

m

13 (

i

191)

1

及び

n

j i

192

ここに,

 int

[

x]

は,

x

以下の最大の整数とする

ECC

ブロックの

37 856

のバイトは,各セクタ

2 366

バイトの

16

記録フレームに再配置される。各記録

フレームは,各行

182

バイト

13

行の配列を構成する。

図 26  ECC ブロックから得た記録フレーム


30

X 6245 : 1999

20.

変調  各記録フレームの

8

ビットバイトは,二つの

 “1”

の間に最小

2

個の

 “0”

及び最大

10

個の

 “0”

がなければならない

RLL (2, 10)

というラン長の制限をもつ

16

ビット符号語に変換する。

附属書 は,適

用する変換テーブルを規定する。主変換テーブル及び代替テーブルは,各

8

ビットバイトに対して

4

状態

の一つと

16

ビット符号語とを規定する。各

8

ビットバイトに対して,テーブルは,相当する符号語だけで

なくエンコードする次の

8

ビットバイトの状態を示す。

16

ビット符号語は,

図 27 に示すようにディスクに記録する前に,チャネルビットに

NRZI

変換する。

図 27  NRZI 変換

21.

物理セクタ  物理セクタの構造は,図 28 に示すように,各行が二つの同期フレーム

13

行で構成する。

一つの同期フレームは

表 の同期符号の一つと

1 456

チャネルビットとで構成し,

1 456

チャネルビットは

記録フレームの一つの行のそれぞれの第

1

及び第

2

91

8

ビットバイトを表す。

物理セクタの第

1

行は

記録フレームの第

1

行を表し,物理セクタの第

2

行は記録フレームの第

2

行を表し,以下同様とする。

記録は,第

1

行の第

1

同期フレームで開始して,第

2

同期フレームに続き,以下各行ごとに同様とする。

図 28  物理セクタ


31

X 6245 : 1999

表 4  同期符号

状態 1 及び状態 2

主同期符号

副同期符号

                                      (msb)

(lsb)

  (msb)

        (lsb)

SY0

=0001001001000100 0000000000010001 / 0001001000000100 0000000000010001

SY1

=0000010000000100 0000000000010001 / 0000010001000100 0000000000010001

SY2

=0001000000000100 0000000000010001 / 0001000001000100 0000000000010001

SY3

=0000100000000100 0000000000010001 / 0000100001000100 0000000000010001

SY4

=0010000000000100 0000000000010001 / 0010000001000100 0000000000010001

SY5

=0010001001000100 0000000000010001 / 0010001000000100 0000000000010001

SY6

=0010010010000100 0000000000010001 / 0010000010000100 0000000000010001

SY7

=0010010001000100 0000000000010001 / 0010010000000100 0000000000010001

状態 3 及び状態 4

主同期符号

副同期符号

                                      (msb)

(lsb)

  (msb)

        (lsb)

SY0

=1001001000000100 0000000000010001 / 1001001001000100 0000000000010001

SY1

=1000010001000100 0000000000010001 / 1000010000000100 0000000000010001

SY2

=1001000001000100 0000000000010001 / 1001000000000100 0000000000010001

SY3

=1000001001000100 0000000000010001 / 1000001000000100 0000000000010001

SY4

=1000100001000100 0000000000010001 / 1000100000000100 0000000000010001

SY5

=1000100100000100 0000000000010001 / 1000000100000100 0000000000010001

SY6

=1001000010000100 0000000000010001 / 1000000001000100 0000000000010001

SY7

=1000100010000100 0000000000010001 / 1000000010000100 0000000000010001

22.

直流成分抑圧制御  半径方向のトラッキング及び

HF

信号の検出を確実にするために,チャネルビッ

トパターンのストリームの低周波成分は,できる限り低く保つことが望ましい。これを達成するために,

ディジタル総計値(

DSV,

4.4

参照)は,できるだけ低く保つようにする。変調の始めの

DSV

は,

0

に設定

する。

DSV

の現在値を減少させる幾つかの方法を,次に示す。

a)

主同期信号と副同期信号との間の同期符号を選択する。

b)

  0

87

の範囲の

8

ビットバイトに対して,代替テーブルは,すべての状態に対して代わるべき

16

ビッ

ト符号語を提示する。

c)

 88

255

の範囲の

8

ビットバイトに対して,指定した状態が

1

又は

4

のとき,

RLL

の要求事項を満た

すならば,

16

ビット符号を状態

1

又は状態

4

から選択することができる。

これらの可能性を活用するため,ストリーム

1

及びストリーム

2

の二つのデータストリームを各同期フ

レームに対して生成し,ストリーム

1

は主同期符号で,ストリーム

2

は同期符号の同じ分類の副同期符号

で,各々開始する。両ストリームは,個別に変調するので,主同期符号と副同期符号とのビットパターン

間の差異によって異なった

DSV

を生成する。

b)

及び c)の場合,一つの

8

ビットバイトを表すのに二つの可能性がある。各ストリームの

DSV

は,この

選択を行う

8

ビットバイトの手前から一つ前の

8

ビットバイトまで計算する。最も低い

|DSV|

のストリーム

を選択し,もう一つのストリームに複製する。それから次の

8

ビットバイトの符号語表現の一つがストリ

ーム

1

に入り,他の一つは,ストリーム

2

に入る。この動作は,b)又は c)の発生の都度繰り返す。

b)

の場合は,両ストリームでの同じパターン位置で常に起こるが,c)の場合は,例えば,前の

8

ビット


32

X 6245 : 1999

バイトで規定した次の状態が

1

又は

4

の代わりに

2

又は

3

になり得るために,ストリームの一つで起こる

が他の一つでは起こらない可能性がある。その場合,次の三つの手順を適用する。

1)

両ストリームの

|DSV|

を比較する

2)

c)

の場合が起こるストリームの

|DSV|

がもう一つのストリームのものより小さければ,そのとき c)の場

合が起こったストリームを選択し,他のストリームに複製する。次の

8

ビットバイトの符号語表現の

一つがこのストリームに入り,もう一方は,もう一方のストリームに入る。

3)

c)

の場合が起こったストリームの

|DSV|

が他のストリームのものより大きければ,そのとき c)の場合は

無視し,その

8

ビットバイトは,規定された状態に従って決められる。

b)

及び c)の場合,

|DSV|

が等しければ,ストリーム

1

又はストリーム

2

の選択の決定は,実用化のときに

決めればよい。

a)

の場合の手順は,次による。

同期フレームの終わりで,b)又は c)の生起にかかわらず全体の同期フレームの

DSV

は計算され,最も低

|DSV|

をもつストリームが選択される。この

DSV

が+

63

より大きいか又は−

64

より小さければ,そのと

き同期フレームの始めの同期符号は,主同期信号から副同期信号に変えるか又はその逆にするかである。

これがより小さい

|DSV|

を生じるなら,その変更は決定され,

|DSV|

がより小さくなければ,元の同期符号

が保持される。

DSV

の計算中,

DSV

の実際値は,−

1 000

と+

1 000

との間を変動する可能性があり,

DSV

のカウント範囲は,少なくとも−

1 024

∼+

1 023

を推奨する。

23.

リンキング方式  リンキング方式は,インクリメンタル記録モードでデータを追加するときに規定さ

れる方式とする。

23.1

リンキングセクタ  リンキングは,図 29 に示すように新しく記録する最初の

ECC

ブロックの第

1

の物理セクタの第

2

同期フレームの

82

番目∼

87

番目の間のバイトで行う。このセクタをリンキングセク

タという。

リンキングを用いるインクリメンタル記録は,

リンキングセクタの第

2

同期フレームの

86

番目のバイト

で終了し,リンキングセクタの第

2

同期フレームの

82

番目∼

87

番目のバイトで開始する。

リンキングセクタのデータタイプ(16.1 参照)は,

0

にする。

23.2

リンキングロス領域  データの信頼性がリンキングの影響のために落ちるのを防ぐために,リンキ

ングロス領域を設定する。リンキングロス領域の大きさは,

2

キロバイトか又は

32

キロバイトとする。リ

ンキング領域を

2

キロバイトか又は

32

キロバイトのいずれかを選択することによって,

より大きなデータ

容量か又は,より高い信頼性を得ることができる。

32

キロバイトのリンキングロス領域は,リンキングセクタを含む

ECC

ブロック全体と前の

ECC

ブロッ

クのパディングセクタとを含む。

32

キロバイトのリンキングロス領域の中でリンキングセクタの後の

14

セクタのデータタイプは,

1

とする(

図 30 参照)。

2

キロバイトリンキングロス領域は,前の

ECC

ブロックのパディングセクタ及びリンキングセクタだけ

を含む(

図 31 参照)。リンキングロス領域のすべてのメインデータは,

(00)

とする。

23.2.1

パディングセクタ  インクリメンタル記録の最後の

ECC

ブロック全体の中で,ユーザデータをも

つ最後のセクタの後のすべてのセクタは,パディングセクタであり,リンキングロス領域に含まれる。こ

れらのセクタのメインデータバイトは,

(00)

とする。各パディングセクタ及びユーザデータをもつ最後の

セクタのデータタイプは,

1

とする。


33

X 6245 : 1999

図 29  リンキングの構造 

図 30  リンキングロス領域 キロバイトをもつ ECC ブロックの構造 


34

X 6245 : 1999

図 31  リンキングロス 32 キロバイトをもつ ECC ブロックの構造 

5

章  情報ゾーンのフォーマット 

24.

情報ゾーンの概要  情報ゾーンは,リードインゾーン,データゾーン及びリードアウトゾーンの三つ

の部分に分割する。データゾーンは,主データを記録するのが目的である。リードインゾーンは,制御情

報を含んでいる。リードアウトゾーンは,連続的に円滑な読取りを行うためにある。

24.1

情報ゾーンのレイアウト  情報ゾーンは,表 に示すように,細分する。指示した半径の値は,一

つのゾーンについての第

1

物理セクタの第

1

トラックの半径の公称値であり,一つのゾーンの最終物理セ

クタの最終トラックの半径の公称値である。

表 5  情報ゾーンのレイアウト

公称半径 (mm)

最初の物理セクタ

のセクタ番号

物理セクタ

の番号

リードインゾーン

  −イニシアルゾーン

22.6

max

∼24.0

  −

リファレンスコードゾーン

(02F000)

32

  −バッファゾーン 1

(02F020)

480

  −

コントロールデータゾーン

(02F200)

072

  −バッファゾーン 2

(02FE00)

512

データゾーン 24.0∼r

1

 (030000)

120mm

ディスクの

リードアウトゾーン

r

1

∼35.0

min

(r

1

<34.0

    のとき)

r

1

∼r

1

+1.0

(34.0≦r

1

≦57.5

    のとき)

r

1

∼58.5

(57.5<r

1

<58.0

    のとき)

80mm

ディスクの

リードアウトゾーン

r

1

∼35.0

min

(r

1

<34.0

    のとき)

r

1

∼r

1

+1.0

(34.0≦r

1

≦37.5

    のとき)

r

1

∼38.5

(37.5<r

1

<38.0

    のとき)

24.2

物理セクタの番号付け  データゾーンの第

1

の物理セクタは,セクタ番号

 (030000)

とする。

物理セクタの間は,すき間をおかない。リードインゾーンの始めからリードアウトゾーンの最後まで連

続して配置する。

物理セクタ番号は,リードインゾーンの始めからリードアウトゾーンの最後まで連続して増加する(

32

参照)

図 32  物理セクタの配置と番号付け

25.

リードインゾーン及びリードアウトゾーン


35

X 6245 : 1999

25.1

リードインゾーン  リードインゾーンは,情報ゾーンの最内周のゾーンとし,図 33 に示すように,

次の部分で構成する。

各部分の先頭の物理セクタ番号は,

16

進数及び

10

進数で

図 33 に示す。

イニシアルゾーン

リファレンスコードゾーン

バッファゾーン

1

コントロールデータゾーン

バッファゾーン

2

インクリメンタル記録の場合,リードインゾーンは最終

ECC

ブロック(リンキングロス領域)以外はリ

ンキング構造を使うことなく連続的に記録される。

セクタ№192511

イニシアルゾーン

すべての物理セクタの中で

主データは(00)に設定される

セクタ№(02EFFF)

セクタ№192512

リファレンスコードゾーン

32

物理セクタ

セクタ№(02F000)

セクタ№192544

バッファゾーン 1

(00)

に設定された主データをもつ

480

物理セクタ

セクタ№(02F020)

セクタ№193024

コントロールデータゾーン

3072

物理セクタ

セクタ№(02F200)

セクタ№196096

バッファゾーン 2

(00)

に設定された主データをもつ

512

物理セクタ

セクタ№(02FE00)

セクタ№196608

データゾーン

セクタ№(030000)

図 33  リードインゾーン

25.1.1

イニシアルゾーン  イニシアルゾーンにおける物理セクタとして最終的に記録されたデータフレ

ームの主データは,

(00)

にする。この規格では,イニシアルゾーンの物理セクタの数を規定しないが,デ

ータゾーンの最初の物理セクタのセクタ番号は十分大きく設定されていて,セクタ

No.0

がイニシアルゾー

ンで起こることはない。

25.1.2

リファレンスコードゾーン  リファレンスコードゾーンは,ディスク上に特定チャネルビットパタ

ーンを生成する二つの

ECC

ブロックからなる

32

物理セクタで構成する。これは,各対応するデータフレ

ームのすべての

2048

主データバイトを

 (AC)

に設定することによって達成する。さらに,スクランブル

は,各

ECC

ブロックの最初のデータフレームの最初の

160

主データバイト以外に,これらのデータフレー

ムに適用してはならない(

附属書 参照)。

25.1.3

バッファゾーン 1  このゾーンは,

30ECC

ブロックからなる

480

の物理セクタで構成する。このゾ

ーンでの物理セクタとして最終的に記録したデータフレームの主データは,

(00)

に設定する。

25.1.4

バッファゾーン 2  このゾーンは,

30ECC

ブロックからなる

512

物理セクタで構成する。このゾー

ンでの物理セクタとして最終的に記録したデータフレームの主データは,

(00)

に設定する。

25.2

コントロールデータゾーン  このゾーンは,

192ECC

ブロックからなる

3 072

物理セクタで構成する。

ECC

ブロックの

16

物理セクタの内容は,

192

回繰り返す。コントロールデータブロックの構造は,

34

に示すとおりとする。


36

X 6245 : 1999

物理フォーマット情報

2 048

バイト

ディスク製造情報

2 048

バイト

(00)

に設定

14

×2048 バイト

図 34  コントロールデータブロックの構造

25.2.1

物理フォーマット情報  この情報は,表 に示す

2 048

バイトからなり,

図 35∼図 39 に示す。

表 6  物理フォーマット情報

バイト番号

内容

バイト数

0

ディスクカテゴリ及びバージョン番号

 1

1

ディスクサイズ及び最大転送レート

1

2

ディスク構造 1

3

記録密度 1

4

∼15

データゾーン配置 12

16 BCA

記述子 1

17

∼31 (00)

に設定 15

32

∼39

ボーダゾーンの開始セクタ番号 8

40

∼2 047  (00)  に設定 2

008

バイト 0−ディスクカテゴリ及びバージョン番号

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

b

0

ディスクカテゴリ

バージョン番号

図 35  バイト 0

ビット

b

0

b

3

は,バージョン番号を指定する。

  これらのビットは,この規格を示す

0001

に設定する。

ビット

b

4

b

7

は,ディスクカテゴリを指定する。

  これらのビットは,レコーダブルディスクを示す

0010

に設定する。

その他の値を設定してはならない。

バイト 1−ディスクサイズ及び最大転送レート

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

b

0

ディスクのサイズ

最大転送レート

図 36  バイト 1

ビット

b

0

b

3

は,最大転送レートを指定する。

0000

に設定のとき,

2.52Mbit/s

の最大転送レートを指定する。

0001

に設定のとき,

5.04Mbit/s

の最大転送レートを指定する。

0010

に設定のとき,

10.80Mbit/s

の最大転送レートを指定する。

ビット

b

4

b

7

は,ディスクのサイズを指定する。

0000

に設定のとき,

120mm

のディスクを指定する。

0001

に設定のとき,

80mm

のディスクを指定する。


37

X 6245 : 1999

その他の値を設定してはならない。

バイト 2−ディスク構造

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

b

0

予備

層の数

トラック経路

レイヤタイプ

図 37  バイト 2

ビット

b

0

b

3

は,レイヤタイプを指定する。レコーダブルユーザデータゾーンを含むことを示す

0010

に設定する。

ビット

b

4

は,トラック経路を指定する。

0

に設定する。

ビット

b

5

及び

b

6

は,層の数を指定する。入射面から一つの層にだけアクセスできることを示す

00

に設

定する。

ビット

b

7

は,予備で

0

に設定しなければならない。

その他の値を設定してはならない。

バイト 3−記録密度

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

b

0

線密度

トラック密度

図 38  バイト 3

ビット

b

0

b

3

は,平均トラックピッチを指定し,平均トラックピッチ

0.80

µm

を示す

0001

に設定する。

ビット

b

4

b

7

は,平均チャネルビット長を指定する。

0.147

µm

を示す

0001

に設定する。

バイト 415−データゾーンの配値 

バイト

4

は,

(00)

に設定する。

バイト

5

7

は,データゾーンの最初の物理セクタのセクタ番号

196 608

を指定するために

 (030000)

設定する。

バイト

8

は,

(00)

に設定する。

バイト

9

11

は,ボーダゾーンの最終

R

ゾーンのアドレスを指定する。

バイト

12

は,

(00)

に設定する。

バイト

13

15

は,

(00)

に設定する。

その他の値を設定してはならない。

バイト 16BCA 記述子

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

b

0

BCA

フラグ

予備

図 39  バイト 16

このバイトは,バーストカッティング領域がディスク上にあるかどうかを示す。

ビット

b

0

b

6

は,

0

に設定する。

ビット

b

7

BCA

フラグは,

BCA

が存在するかどうかを示し,

BCA

が存在しないことを示す

0

に設定す

る。

バイト 1731 

これらのバイトは,

(00)

に設定する。

バイト 3239−ボーダゾーンの開始セクタ番号 

バイト

32

35

は,現在ボーダアウトの開始セクタ番号を指定する(

附属書 参照)。

バイト

36

39

は,次のボーダインの開始セクタ番号を指定する(

附属書 参照)。


38

X 6245 : 1999

リードインゾーンが,ボーダゾーンがないディスクアットワンスモードか又はインクリメンタル記録モ

ードで記録されるとき,これらのバイトは,

(00)

に設定する。

バイト 402 047 

これらのバイトは,

(00)

に設定する。

25.2.2

ディスク製造情報  この規格は,ディスク製造情報の

2 048

バイトのフォーマット及び内容を規定

しない。互換性では,これらの情報を無視する。

25.3

リードアウトゾーン  リードアウトゾーンでの物理セクタとして最終的に記録するデータフレーム

の主データは,

(00)

に設定する。この規格は,リードアウトゾーンでの物理セクタの数を規定しない。

6

章  未記録ゾーンのフォーマット 

26.

一般  未記録ゾーンのトラックは,ディスクの内周から外周にかけて連続したスパイラルのプリグル

ーブで構成する。トラックは,記録機の機能を制御するため,規定した周波数でウォブルする。未記録デ

ィスクの詳細なアドレスは,グルーブ領域に隣接したランド上にピットで成形する。未記録ゾーンを,

R

情報ゾーンと情報ゾーンとの二つの部分に分割する。

R

情報ゾーンを,パワー校正領域と記録管理領域との二つの部分に分割する。

情報ゾーンは,再生専用ディスクと同じ構成をとり,リードインゾーン,データゾーン及びリードアウ

トゾーンの三つの部分に分割する。情報ゾーンの三つのゾーンの記録順は,規定の記録モードによる。

記録データは,ランドに成形したプリピット情報及びウォブルに従いプリグルーブに記録する。

記録前の正確な開始アドレスは,ランド上のプリピット情報を復調することによって決める。

26.1

未記録ゾーンのレイアウト  未記録ゾーンは,表 に示すように細分する。ゾーンの最初の

ECC

ロックアドレス(26.3 参照)を,

表 に示す。

表 7  未記録ゾーンのレイアウト

ゾーンの最初のブロックの

ECC

ブロックアドレス

ブロック数

R

情報ゾーン

  −パワー校正領域

(002080) 443

  −記録管理領域 (00223C)  701

リードインゾーン

データゾーン (003000)

リードアウトゾーン

26.2

ECC

ブロックアドレス(27.3.2 参照)

ECC

ブロックアドレスは,トラックの絶対物理アドレスと

する。

各ゾーンの開始位置と終了位置とは,

ECC

ブロックアドレスを用いて定義する。アドレスは,ディスク

の内周から外周にかけて増加する。アドレスを,プリピット情報としてランド上にピットを成形する。

26.3

ECC

ブロックのアドレス付け

ECC

ブロックアドレスは,ディスクの内周から外周に向けて連続し

て増加する。

ECC

ブロックアドレス(27.3.2 参照)は,データ記録ゾーンの開始のブロックの

ECC

ブロッ

クアドレスを

 (003000)

として計算する。データ記録ゾーンの最初のブロックは,リードインゾーンのす

ぐ後とする。

図 40 に示すパワー校正領域と記録管理領域とを,リードインゾーンの内側に配置する。


39

X 6245 : 1999

図 40  プリピットセクタレイアウトと ECC ブロックのアドレス付け

27.

プリピットデータフォーマット

27.1

一般  プリピットデータは,ランド上の一連のプリピットとして成形する。プリピットのデータシ

ーケンスは,グルーブに記録する

1ECC

ブロックと同じ物理的大きさの

16

個のセクタに相当する。

一組のプリピットは,

2

同期フレーム間隔で

 (b

2

, b

1

, b

0

)

3

ビットとする。プリピット物理セクタの最

初の一組のプリピットは,プリピット同期符号である。最初の一組のビットの最初のビットを,フレーム

同期符号ビットと呼ぶ。

3

ビットの最初のビットは,グルーブ上に記録する

16

ビット符号語の同期符号の

規定の位置に置く。プリピットのビットの割当てを,

表 に示す。

プリピット及び

16

ビット符号語の同期パターンの位置の配置を,

図 41 と図 42 に示す。また,ウォブル

及びランドプリピットの位相を,14.5.3 に規定する。

表 8  ランドプリピットの割当て

b

2

b

1

b

0

偶数位置のプリピット同期符号

1 1 1

奇数位置のプリピット同期符号

1 1 0

プリピットデータ 1 1

0

1

プリピットデータ 0 1

0

0


40

X 6245 : 1999

図 41  トラック構成

図 42  グルーブとランドに記録された信号の関係

2

同期フレーム間でのプリピットの位置は,偶数位置と奇数位置と呼ぶ二つの場合がある。通常プリピ


41

X 6245 : 1999

ットは,偶数位置に記録する。マスタリングで隣のランドに既にプリピットがあるとき,プリピットの位

置を奇数位置にシフトする。そのような場合を

図 43 に示す。

図 43  ランドプリピット位置の配置

プリピット物理セクタは,プリピットブロックを構成する最小単位である。プリピットブロックは,

16

個のプリピット物理セクタで構成する。

プリピットデータフレームは,27.3.1 に規定する

4

ビットの相対アドレスと

8

ビットのユーザデータか

らなる。プリピットデータは,プリピットデータフレームのユーザデータ領域に記録する。プリピットデ

ータフレームを

図 44 に示す。

プリピット物理セクタは,

1

ビットを

3

ビットに変換したプリピットデータフレームにプリピット同期

符号を付加したものである。プリピット物理セクタは,ランドプリピット記録でランド上に記録する(

45

表 参照)。

相対アドレス

ユーザデータ

4

ビット

8

ビット

図 44  プリピットデータフレームの構成 

プリピット同期符号

変換した相対アドレス

変換したユーザアドレス

3

ビット 12 ビット 24 ビット

図 45  プリピット物理セクタの構成

27.2

プリピットブロック構成  プリピットデータブロックは,

16

個のプリピットデータフレームで構成

する。プリピットデータブロックは,パート

A

及びパート

B

の二つのパートからなる。


42

X 6245 : 1999

パート

A

は,

3

バイトの

ECC

ブロックアドレス(27.3.2 参照)

3

バイトのパリティ

A

27.3.3 参照)及

0000

0101

の相対アドレス(27.3.1 参照)から構成する。したがって,パート

A

は,

6

個のプリピット

データフレームで構成する。

パート

B

は,

1

バイトのフィールド

ID

6

バイトのディスク情報,

3

バイトのパリティ

B

及び

0110

1111

の相対アドレスから構成する。その結果,パート

B

は,

10

個のプリピットデータフレームから構成する。

プリピット物理ブロックを,プリピットデータブロックの各

1

ビットを

3

ビットに変換したプリピット

同期符号を付加した

16

個のプリピット物理セクタによって構成する。

信号処理を

図 46 に示す。

図 46  プリピットブロックを構成する処理手順

プリピットブロック構成を

図 47 に示す。

プリピット物理ブロック(

表 によって記録時 1 ビットを 3 ビットに変換)

プリピットデータブロック

ECC

ブロックアドレス(3 バイト)

相対アドレス

0000

−0101

パリティ B(3 バイト)

パート A

フィールド ID(6 バイト)と 
ディスク情報(1 バイト)

プリピット同期符号

相対アドレス

0110

−1111

パリティ A(3 バイト)

パート B

図 47  プリピットブロック構成

プリピット物理ブロックを

図 48 に図示する。


43

X 6245 : 1999

ここで,

a)

G

はグルーブを,

L

はランドを,

E

は偶数位置を,

O

は奇数位置を意味する。

b)

プリピット同期符号は,この図では偶数位置に示す。この図では相対アドレスのプリピットデータ

1

 “101”

で,プリピットデータ

0

 “100”

で表す。ランドプリピットの割当ては,

表 に規定する。

c)

最後の列は,プリピット物理ブロック内のプリピット物理セクタ番号とする。

d)

後ろから

2

列目は,プリピット物理ブロックのパート

A

及びパート

B

を示す。

図 48  プリピット物理ブロックの構成

27.3

プリピットデータブロック構成  パート

A

及び

B

のデータを,プリピット情報と呼ぶ。パート

A

プリピット情報は,

ECC

ブロックアドレスである。パート

B

のプリピット情報は,パート

B

のディスク

情報フィールド中に記録する。

パート

B

のディスク情報は,階層化されフィールド

ID

によって区別する。それゆえ,階層化したパー

B

を含む各プリピットデータブロックは,フィールド

ID

によって区別される。

プリピットデータブロックの階層及び配置を,

表 に示す。


44

X 6245 : 1999

表 9  プリピットデータブロックの階層及び配置

フィールド ID

パート B のディスク情報の内容

場所

0 ECC

ブロックアドレス

すべてのゾーン

1

応用コード/物理データ

リードインゾーン

2

記録情報

リードインゾーン

3

製造業者 ID (1)

リードインゾーン

4

製造業者 ID (2)

リードインゾーン

5

製造業者 ID (3)

リードインゾーン

プリピットデータブロックのフィールド

ID1

ID5

は,リードインゾーンでは

図 49 のように記録する。

フィールド ID

場所 ECC ブロックアドレス

フィールド ID1

リードインゾーンの開始

(024FA)

フィールド ID2

フィールド ID3

フィールド ID4

フィールド ID5

フィールド ID1

フィールド ID2

フィールド ID3

フィールド ID4

フィールド ID5

フィールド ID1

フィールド ID4

フィールド ID5

フィールド ID0

(02FFE)

フィールド ID0

リードインゾーンの終了

(02FFF)

図 49  リードインゾーンのプリピットデータブロックの配置

27.3.1

相対アドレス  プリピットデータフレームは,相対アドレスを含む。相対アドレスは,プリピット

データブロックの中の

16

個のプリピットデータフレームの位置を示す。相対アドレスは,

4

ビットで規定

される。

0000 1

番目のプリピットデータフレーム

0001 2

番目のプリピットデータフレーム

1111

最後のプリピットデータフレーム

相対アドレス番号は,グルーブに記録する物理セクタ番号の下位

4

ビットで表す

10

進数値と一致する。

相対アドレス番号は,エラー検出訂正符号をもたない。

27.3.2

ECC

ブロックアドレスデータ構成

ECC

ブロックアドレスは,グルーブに記録する物理セクタ番

号の

b

23

b

4

で表す

10

進数値と一致する。データゾーンの開始の

ECC

ブロックアドレスは,

図 50 に示す

ように

 (003000)

とする。

ECC

ブロックアドレスは,パリティをもつ。したがって,エラー訂正可能であ

る。


45

X 6245 : 1999

図 50  物理セクタ番号と ECC ブロックアドレスとの関係

27.3.3

パリティ 及びパリティ B  図 47 で,各バイトがマトリックスに配置されていて

C

j

j

0

15

とする。パリティの各バイト

C

j

j

3

5

及び

13

15

)は,次による。

パリティ

A

Parity 

( )

å

=

=

5

3

5

j

j

j

X

C

X

A

  {

(X)

X

3

} mod {

G

(

X)}

ここに,

( )

å

=

=

2

0

2

j

j

j

X

C

X

I

( )

(

)

=

+

=

2

0

k

k

E

X

X

G

α

α

は,原始多項式

G

P

 (

X)

X

8

X

4

X

3

X

2

1

の根とする。

パリティ

B

Parity 

( )

å

=

=

15

13

15

j

j

j

X

C

X

B

  {

(X)

X

3

} mod {

G

(

X)}

ここに,

( )

å

=

=

12

6

2

j

j

j

X

C

X

I

( )

(

)

=

+

=

2

0

k

k

E

X

X

G

α

α

は,原始多項式

G

P

 (

X)

X

8

X

4

X

3

X

2

1

の根とする。

27.3.4

フィールド ID0  フィールド

ID

0

のプリピットデータブロックを,

図 51 に示す。

ビット位置

プリピットデータ

フレーム番号

0 1

∼4

5 (msb)

∼12 (lsb)

0 0000 ECC

ブロックアドレスの第 1 バイ

1 0001 ECC

ブロックアドレスの第 2 バイ

2 0010 ECC

ブロックアドレスの第 3 バイ

3 0011

パリティ A の第 1 バイト

4 0100

パリティ A の第 2 バイト

5 0101

パリティ A の第 3 バイト

パート A

6

プリピット

同期符号

*

0110

フィールド ID(00)

パート B


46

X 6245 : 1999

ビット位置

プリピットデータ

フレーム番号

0 1

∼4

5 (msb)

∼12 (lsb)

7 0111 ECC

ブロックアドレスの第 1 バイ

8 1000 ECC

ブロックアドレスの第 2 バイ

9 1001 ECC

ブロックアドレスの第 3 バイ

10 1010

予備

11 1011

予備

12 1100

予備

13 1101

パリティ B の第 1 バイト

14 1110

パリティ B の第 2 バイト

15

1111

パリティ B の第 3 バイト

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピッ
トデータブロックに付加する。

図 51  フィールド ID0 のプリピットデータブロック構成

27.3.5

フィールド ID1  フィールド

ID1

のプリピットデータブロックを,

図 52 に示す。

ビット位置

プリピットデータ

フレーム番号

0 1

∼4

5 (msb)

∼12 (lsb)

0 0000 ECC

ブロックアドレスの第 1 バイト

1 0001 ECC

ブロックアドレスの第 2 バイト

2 0010 ECC

ブロックアドレスの第 3 バイト

3 0011

パリティ A の第 1 バイト

4 0100

パリティ A の第 2 バイト

5 0101

パリティ A の第 3 バイト

パート A

6 0110

フィールド ID (01)

7 0111

応用コード

8 1000

ディスク物理コード

9 1001

データゾーンの最終アドレスの第 1 バイ

10 1010

データゾーンの最終アドレスの第 2 バイ

11 1011

データゾーンの最終アドレスの第 3 バイ

12 1100

予備

13 1101

パリティ B の第 1 バイト

14 1110

パリティ B の第 2 バイト

15

プリピット

同期符号

*

1111

パリティ B の第 3 バイト

パート B

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデー

タブロックに付加する。

図 52  フィールド ID1 のプリピットデータブロック構成

27.3.5.1

応用コード  応用コードは,次による。

5

ビット

0

に設定する

6

ビット

0

のとき

:限られた用途のディスク(ディスクは,次の目的のうち両方ではなくいずれ

か一つに使用する。

7

ビット∼第

12

ビットが

000000

ならば :一般目的記録機だけに使用する一般用途のディスク


47

X 6245 : 1999

第 7 ビット∼第 12 ビットが 000000 以外ならば

:特別の記録機に使用する特別用途のディスク

6

ビット

1

のとき

:用途を限定しないディスク(ディスクは,次の目的の両方に使用してもよい。

7

ビット∼第

12

ビットが

000000

ならば :一般用途の記録機での使用

第 7 ビット∼第 12 ビットが 000000 以外ならば

:規定した特定用途に限定された民生用途記録機又は一般

用途の記録機での使用

27.3.5.2

ディスク物理コード  基本的なディスクの物理特性を,表 10 のディスク物理コードに示す。

表 10  ディスク物理コード

ビット位置

内容

ビット設定及び意味

5 (msb)

トラックピッチ

0

=0.8

µm  1=0.74µm

6

基準速度

0

=3.84m/s  1=3.49m/s

7

ディスク半径

0

=120mm  1=80mm

8

反射率 (1)

0

=45%∼85%  1=18%∼30%

9

反射率 (2)

予備

10

メディアタイプ (1)

0

=有機色素  1=有機色素以外

11

メディアタイプ (2)

予備

12(lsb)

予備

予備

27.3.5.3

データゾーンの最終アドレス  データゾーンの

ECC

ブロックの最終アドレスは,

“データレコー

ダブルゾーンの最終アドレス”フィールドに

16

進数で示す。データゾーンの最終アドレスは,ディスクの

ECC

ブロックの最大アドレスを示すものではなく,データゾーンの最外限度を示す。プリピット物理ブロ

ックは,データゾーンの最大アドレスで示されるゾーンを超えて外側に広がらなければならない。

27.3.6

フィールド ID2  フィールド

ID2

のプリピットデータブロックの構成を,

図 53 に示す。

ビット位置

プリピットデータ

フレーム番号

0 1

∼4

5 (msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC

ブロックアドレス第 1 バイト

1 0001

ECC

ブロックアドレス第 2 バイト

2 0010

ECC

ブロックアドレス第 3 バイト

3 0011

パリティ A 第 1 バイト

4 0100

パリティ A 第 2 バイト

5 0101

パリティ A 第 3 バイト

パート A

6 0110

フィールド ID (02)

7 0111

OPC

推奨コード

8 1000

波長コード

9 1001

記録ストラテジコード第 1 バイト

10 1010

記録ストラテジコード第 2 バイト

11 1011

記録ストラテジコード第 3 バイト

12 1100

記録ストラテジコード第 4 バイト

13 1101

パリティ B 第 1 バイト

14 1110

パリティ B 第 2 バイト

15

プリピット

同期符号

*

1111

パリティ B 第 3 バイト

パート B

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピットデータブロッ

クに付加する。

図 53  フィールド ID2 のプリピットデータブロック構成

27.3.6.1

OPC

推奨コード

OPC

推奨コードフィールドにディスクの最適記録パワーを規定する。

OPC

奨コードを

表 11 に示す。規定しないときは,このフィールドのすべてのバイトは,

(00)

に設定する。


48

X 6245 : 1999

表 11  OPC 推奨コード

OPC

推奨コード

記録パワー

(00)

規定しない

(01) 6.0mW

(02) 6.5mW

(03) 7.0mW

(04) 7.5mW

(05) 8.0mW

(06) 8.5mW

(07) 9.0mW

(08) 9.5mW

(09) 10.0mW

(0A) 10.5mW

(0B) 11.0mW

(0C) 11.5mW

(0D) 12.0mW

備考  その他の値を設定してはならない。

27.3.6.2

波長コード  波長コードフィールドは,表 12 に示す推奨記録パワーを決めるレーザの波長を規

定する。

OPC

推奨コードが

(00)

ならば,このフィールドのすべてのバイトは,

(00)

に設定する。

表 12  波長コード

波長コード  推奨記録パワーを決めるレーザの波長

(00)

規定しない

(01) 630nm

(02) 631nm

(03) 632nm

(04) 633nm

(05) 634nm

(06) 635nm

(07) 636nm

(08) 637nm

(09) 638nm

(0A) 639nm

(0B) 640nm

備考  その他の値を設定してはならない。

27.3.6.3

記録ストラテジコード  記録ストラテジコードフィールドは,ディスクの最適記録ストラテジを

示す。記録ストラテジコードフィールドは,

表 13 に示す幾つかのフィールドによる。図 53 の記録ストラ

テジコードフィールドの最初のバイトを

(00)

に設定する場合は,他の記録ストラテジコードフィールドは

無効となり,これらのフィールド(記録ストラテジコードフィールドの第

2

バイトから記録ストラテジコ

ードフィールド第

4

バイトまで)のすべてのバイトは,

(00)

に設定する。

表 13 及び表 14 

nTtop

は,

nT

のデータを記録するとき,

記録パルスのトップパルスの長さである

n

3

11

及び

14

附属書 参照)。


49

X 6245 : 1999

表 13  記録ストラテジコードフィールド

記録ストラテジコードフィールド

プリピットデータフレーム番号

内容

9 3Ttop 4Ttop

10 5Ttop-11Ttop, 14Ttop

Tmp

11 3-3Tld 3-3Ttr 3-4Tld 3-4Ttr

12 4-3Tld 4-3Ttr 4-4Tld 4-4Ttr

記録ストラテジコードは,

4

ビットの

nTtop

コード,

4

ビットの

Tmp

コード,

2

ビットの

Tld

コード及び

2

ビットの

Ttr

コードからなる。記録ストラテジコードは,

表 1416 による。

Tmp

は,マルチパルスの幅を示す(

附属書 参照)。

Tld

は,立上りエッジのシフト量を示す(

附属書 参照)。

Ttr

は,立下りエッジのシフト量を示す(

附属書 参照)。

表 14  nTtop コード

コード  3Ttop 4Ttop

5Ttop

∼11Ttop, 14Ttop

Tmp

0001 1.00T 1.00T

1.00T 0.30T

0010 1.05T 1.05T

1.05T 0.35T

0011 1.10T 1.10T

1.10T 0.40T

0100 1.15T 1.15T

1.15T 0.45T

0101 1.20T 1.20T

1.20T 0.50T

0110 1.25T 1.25T

1.25T 0.55T

0111 1.30T 1.30T

1.30T 0.60T

1000 1.35T 1.35T

1.35T 0.65T

1001 1.40T 1.40T

1.40T 0.70T

1010 1.45T 1.45T

1.45T 0.75T

1011 1.50T 1.50T

1.50T 0.80T

1100 1.55T 1.55T

1.55T 0.85T

1101 1.60T 1.60T

1.60T 0.90T

1110 1.65T 1.65T

1.65T 0.95T

1111 1.70T 1.70T

1.70T 1.00T

表 15  Tld コード

コード

Tld

00 0.00T

01 0.05T

10

−0.05T

11

−0.10T

表 16  Ttr コード

コード

Ttr

00 0.00T

01 0.05T

10

−0.05T

11

−0.10T

27.3.6.3.1

3Ttop

フィールド,4Ttop フィールド,5Ttop11Ttop フィールド,14Ttop フィールド及び Tmp

フィールド  各フィールドの値は,表 14 のコードからなる。


50

X 6245 : 1999

27.3.6.3.2

3-3Tld

フィールド,3-3Ttr フィールド,3-4Tld フィールド,3-4Ttr フィールド,4-3Tld フィー

ルド,4-3Ttr フィールド,4-4Tld フィールド及び 4-4Ttr フィールド  これらのフィールドは,記録データ

の長さとその前のスペースの長さとの組合せに従って,

表 15 及び表 16 から

Tld

コードと

Ttr

コードとを設

定する(

附属書 参照)。前のスペースの長さが

mT

で記録データの長さが

nT

のとき,

Tld

m-nTld

Ttr

m-nTtr

と表す(

m

3

又は

4

n

3

又は

4

27.3.7

フィールド ID3∼フィールド ID5  フィールド

ID3

∼フィールド

ID5

のプリピットデータブロック

の構成を,

図 54,図 55 及び図 56 に示す。

製造業者

ID

は,製造業者名に相当する

18

バイトのコードからなる。この規格は,これら

18

バイトの

フォーマット及び内容を規定しない。互換性では,これらの情報を無視する。

ビット位置

プリピットデータ

フレーム番号

0 1

∼4

5 (msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC

ブロックアドレス第 1 バイト

1 0001

ECC

ブロックアドレス第 2 バイト

2 0010

ECC

ブロックアドレス第 3 バイト

3 0011

パリティ A 第 1 バイト

4 0100

パリティ A 第 2 バイト

5 0101

パリティ A 第 3 バイト

パート A

6 0110

フィールド ID (03)

7 0111

製造業者 ID 第 1 バイト

8 1000

製造業者 ID 第 2 バイト

9 1001

製造業者 ID 第 3 バイト

10 1010

製造業者 ID 第 4 バイト

11 1011

製造業者 ID 第 5 バイト

12 1100

製造業者 ID 第 6 バイト

13 1101

パリティ B 第 1 バイト

14 1110

パリティ B 第 2 バイト

15

プリピット

同期符号

*

1111

パリティ B 第 3 バイト

パート B

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピッ

トデータブロックに付加する。

図 54  フィールド ID3 のプリピットデータブロック構成 

ビット位置

プリピットデータ

フレーム番号

0 1

∼4

5 (msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC

ブロックアドレス第 1 バイト

1 0001

ECC

ブロックアドレス第 2 バイト

2 0010

ECC

ブロックアドレス第 3 バイト

3 0011

パリティ A 第 1 バイト

4 0100

パリティ A 第 2 バイト

5 0101

パリティ A 第 3 バイト

パート A

6 0110

フィールド ID (04)

7 0111

製造業者 ID 第 7 バイト

8 1000

製造業者 ID 第 8 バイト

9 1001

製造業者 ID 第 9 バイト

10 1010

製造業者 ID 第 10 バイト

11 1011

製造業者 ID 第 11 バイト

12 1100

製造業者 ID 第 12 バイト

13

プリピット

同期符号

*

1101

パリティ B 第 1 バイト

パート B


51

X 6245 : 1999

ビット位置

プリピットデータ

フレーム番号

0 1

∼4

5 (msb)

∼12 (lsb)

14 1110

パリティ B 第 2 バイト

15

1111

パリティ B 第 3 バイト

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピッ

トデータブロックに付加する。

図 55  フィールド ID4 のプリピットデータブロック構成 

ビット位置

プリピットデータ

フレーム番号

0 1

∼4

5 (msb)

∼12 (lsb)

0 0000

ECC

ブロックアドレス第 1 バイト

1 0001

ECC

ブロックアドレス第 2 バイト

2 0010

ECC

ブロックアドレス第 3 バイト

3 0011

パリティ A 第 1 バイト

4 0100

パリティ A 第 2 バイト

5 0101

パリティ A 第 3 バイト

パート A

6 0110

フィールド ID (05)

7 0111

製造業者 ID 第 13 バイト

8 1000

製造業者 ID 第 14 バイト

9 1001

製造業者 ID 第 15 バイト

10 1010

製造業者 ID 第 16 バイト

11 1011

製造業者 ID 第 17 バイト

12 1100

製造業者 ID 第 18 バイト

13 1101

パリティ B 第 1 バイト

14 1110

パリティ B 第 2 バイト

15

プリピット

同期符号

*

1111

パリティ B 第 3 バイト

パート B

*

プリピット同期符号を,プリピット物理ブロックを構成するためにプリピッ
トデータブロックに付加する。

図 56  フィールド ID5 のプリピットデータブロック構成

28.

R

情報ゾーンのデータ構造

28.1

パワー校正領域及び記録管理領域の配置  図 57 に示すパワー校正領域及び記録管理領域を,リード

インゾーンの前に置く。

図 57  情報ゾーンのアドレス配置


52

X 6245 : 1999

28.2

パワー校正領域の構造  パワー校正領域は,

ECC

ブロックアドレスの

 (002080)

 (00223A)

の位置

とする。パワー校正領域の最小単位は,

1

プリピット物理セクタとし,パワー校正セクタと呼ぶ。パワー

校正領域は,

7 088

個のパワー校正セクタからなる。パワー校正領域の構成を

図 58 に示す。

パワー校正は,ディスクの外側から内側に向かって行う。

図 58  パワー校正領域の構成

28.3

記録管理領域 (RMA) のデータ構成

28.3.1

記録管理領域のセクタフォーマット(図 59 参照)  記録管理領域は,

ECC

ブロックアドレスの

(00223C)

 (0024F8)

とする。

RMA

は,

RMA

リードイン及び記録管理データ

 (RMD)

とからなる。

RMA

リードインの大きさは,

32

キロバイトとし,

16

キロバイトのシステム予備フィールド及び

16

キロバイト

のユニーク

ID

フィールドとからなる。

システム予備フィールドのデータは,

(00)

に設定する。

ユニーク

ID

フィールドは,八つの同じ大きさ

2

キロバイトで同じ内容のユニットからなる。各ユニッ

トのバイト割当てを,

表 17 に示す。

図 59  記録管理領域の配置

表 17  ユニーク ID フィールドの内容

バイト位置

内容

0

∼31

売り主 ID

32

∼39

予備

40

∼55

シリアル番号

56

∼63

予備

64

∼79

モデル番号

80

∼87

予備

88

∼105

ユニークディスク ID

106

∼2 047

予備

バイト 0∼バイト 31−売主 ID 

この規格は,これら

32

バイトのフォーマット及び内容を規定しない。互換性では,これらの情報を無視


53

X 6245 : 1999

する。

バイト 32∼バイト 39−予備 

このフィールドは,予備とし,

(00)

に設定する。

バイト 40∼バイト 55−シリアル番号 

この規格は,これら

16

バイトのフォーマット及び内容を規定しない。互換性では,これらの情報を無視

する。

バイト 56∼バイト 63−予備 

このフィールドは,予備とし,

(00)

に設定する。

バイト 64∼バイト 79−モデル番号 

この規格は,これら

16

バイトのフォーマット及び内容を規定しない。互換性では,これらの情報を無視

する。

バイト 80∼バイト 87−予備 

このフィールドは,予備とし,

(00)

に設定する。

バイト 88∼バイト 105−ユニークディスク識別子 (ID) 

この規格は,これら

18

バイトのフォーマット及び内容を規定しない。互換性では,これらの情報を無視

する。

バイト 106∼バイト 2 047−予備 

このフィールドは,予備とし,

(00)

に設定する。

28.3.2

記録管理情報 (RMD)   記録管理情報

 (RMD)

は,ディスクへの記録に関する情報とする。

RMD

の大きさは,

32

キロバイトとする。

RMD

のデータ構造を,

表 18 に示す。

表 18  記録管理情報のデータ構造

セクタ番号

フィールド

セクタ 0

リンキングロス領域

セクタ 1

RMD

フィールド 0

セクタ 2

RMD

フィールド 1

セクタ 3

RMD

フィールド 2

セクタ 4

RMD

フィールド 3

セクタ 5

RMD

フィールド 4

セクタ 6

RMD

フィールド 5

セクタ 7

RMD

フィールド 6

セクタ 8

RMD

フィールド 7

セクタ 9

RMD

フィールド 8

セクタ 10

RMD

フィールド 9

セクタ 11 RMD フィールド 10

セクタ 12

RMD

フィールド 11

セクタ 13

RMD

フィールド 12

セクタ 14

RMD

フィールド 13

セクタ 15

RMD

フィールド 14

備考

RMD

は,

2 048

バイトのメインデータとし,第

4

章に規定した信号処理に従って記録する。

RMD

を追記するためには,

2

キロバイトの大きさのリンキングロス領域を選ぶ。

28.3.2.1

RMD

フィールド 0

RMD

フィールド

0

は,ディスクの一般情報とし,フィールドの内容を

表 19

に示す。


54

X 6245 : 1999

表 19  RMD フィールド 0

バイト位置

内容

バイト長

0

及び 1 RMD フォーマット 2

2

ディスク状態 1

3

予備 1

4

∼21

ユニークディスク識別子 18

22

∼85

プリピット情報のコピー 64

86

∼2 047

予備 1

962

バイト 及びバイト 1RMD フォーマット 

これらのバイトは,

(0001)

に設定する。

他の値を設定してはならない。

バイト 2−ディスク状態 

このフィールドは,ディスク状態を次のように規定する。

(00)

設定のとき,ディスクは,未記録であることを示す。

(01)

設定のとき,ディスクは,

“ディスクアットワンス”記録モードであることを示す。

(02)

設定のとき,ディスクは,

“インクリメンタル記録”モードであることを示す。

(03)

設定のとき,ディスクは,ファイナライズ(追記された

DVD-R

DVD

再生装置で再生可能にする

ための処理)されていることを示す(

“インクリメンタル記録”用に)

他の値を設定してはならない。

バイト 3−予備 

このフィールドは,予備とし,

(00)

に設定する。

バイト 4∼バイト 21−ユニークディスク識別子 

この規格は,これら

18

バイトのフォーマット及び内容を規定しない。互換性では,これらの情報を無視

する。

バイト 22∼バイト 85−プリピット情報のコピー 

27.3

に規定したプリピット情報のコピーをこのフィールドに記録する。記録フォーマットを,

表 20 に示

す。

バイト 86∼バイト 2 047−予備 

このフィールドは,予備とし,

(00)

に設定する。

表 20  プリピット情報のコピー

バイト位置

内容

22

フィールド ID (01)  設定

23

応用コード

24

ディスク物理コード

25

∼27

データゾーンの最終アドレス(27.3.5.3 
照)

28

∼29 (00)

30

フィールド ID (02)  設定

31 OPC

推奨コード

32

波長コード

33

∼36

記録ストラテジコード

37 (00)

38

フィールド ID (03)  設定


55

X 6245 : 1999

バイト位置

内容

39

∼44

製造業者 ID

45 (00)

46

フィールド ID (04)  設定

47

∼52

製造業者 ID

53 (00)

54

フィールド ID (05)  設定

55

∼60

製造業者 ID

61

∼85 (00)

28.3.2.2

RMD

フィールド 1

RMD

フィールド

1

は,

表 21 に示すように

OPC

関連の情報とする。

RMD

フィールド

1

には,システムの中に同時に存在し得る記録機につき四つまでについて

OPC

関連の情報を記

録できる。

一つの記録機の場合は,

OPC

関連情報はフィールド

#1

に記録し,他のフィールドは,

(00)

に設定する。

どの場合でも

RMD

フィールド

1

の未使用のフィールドは,

(00)

に設定する。

表 21  RMD フィールド 1

バイト位置

内容

バイト長

0

∼31

売り主識別子 32

32

∼47

シリアル番号 16

48

∼63

モデル番号 16

64

∼67

記録ストラテジコード

 4

68

∼71

記録パワー 4

72

∼79

タイムスタンプ 8

80

∼83

パワー校正アドレス 4

84

∼107

ランニング OPC 情報

24

108

∼127

#1

予備 20

128

∼159

売り主識別子 32

160

∼175

シリアル番号 16

176

∼191

モデル番号 16

192

∼195

記録ストラテジコード

 4

196

∼199

記録パワー 4

200

∼207

タイムスタンプ 8

208

∼211

パワー校正アドレス 4

212

∼235

ランニング OPC 情報

24

236

∼255

#2

予備 20

256

∼287

売り主識別子 32

288

∼303

シリアル番号 16

304

∼319

モデル番号 16

320

∼323

記録ストラテジコード

 4

324

∼327

記録パワー 4

328

∼335

タイムスタンプ 8

336

∼339

パワー校正アドレス 4

340

∼363

ランニング OPC 情報

24

364

∼383

#3

予備 20

384

∼415

売り主識別子 32

416

∼431

シリアル番号 16

432

∼447

モデル番号 16

448

∼451

記録ストラテジコード

 4

452

∼455

#4

記録パワー 4


56

X 6245 : 1999

バイト位置

内容

バイト長

456

∼463

タイムスタンプ 8

464

∼467

パワー校正アドレス 4

468

∼491

ランニング OPC 情報

24

492

∼511

予備 20

512

∼2 047

予備 1

536

バイト 031, 128159, 256287, 384415−売り主識別子 

この規格は,これら

128

バイトのフォーマット及び内容を規定しない。互換性では,これらの情報を無

視する。

バイト 3247, 160175, 288303, 416431−シリアル番号 

この規格は,これら

64

バイトのフォーマット及び内容を規定しない。互換性では,これらの情報を無視

する。

バイト 4863, 176191, 304319, 432447−モデル番号 

この規格は,これら

64

バイトのフォーマット及び内容を規定しない。互換性では,これらの情報を無視

する。

バイト 6467, 192195, 320323, 488451−記録ストラテジコード 

これらのフィールドは,実際の記録ストラテジタイプを記録ストラテジコードとして規定する。記録ス

トラテジコードは,27.3.6 に規定している。

バイト 6871, 196199, 324327, 452455−記録パワー 

これらのフィールドは,

OPC

の結果の値を保存するのに使用してもよい。このフィールドのフォーマッ

トは,記録機の売り主による。このフィールドが

(00)

に設定してある場合,このフィールドは,無効であ

る。

バイト 7279, 200207, 328335, 456463−タイムスタンプ 

この規格は,これら

64

バイトのフォーマット及び内容を規定しない。互換性では,これらの情報を無視

する。

バイト 8083, 208211, 336339, 464467−パワー校正アドレス 

これらのフィールドは,最後のパワー校正を行った

PCA

の開始

ECC

ブロックアドレスを規定する。

バイト 84107, 212235, 340363, 468491−ランニング OPC 情報 

これらのフィールドは,ランニング

OPC

関連情報を記録してもよい。ランニング

OPC

情報のフォーマ

ットは,ユーザによる。このフィールドが

(00)

に設定してある場合,このフィールドは,無効である。

バイト 108127, 236255, 364383, 492511, 5122 047‐予備 

これらのフィールドは,予備とし

(00)

に設定する。

28.3.2.3

RMD

フィールド 2

RMD

フィールド

2

は,

表 22 によってユーザの特定情報を規定してもよい。

このフィールドを使用しないとき,

(00)

に設定する。

表 22  RMD フィールド 2

バイト位置

内容

バイト長

0

∼2 047

ユーザの特定データ

2048

28.3.2.4

RMD

フィールド 3  マルチボーダ記録を行うとき,ボーダゾーン情報は,表 23 によって

RMD

フィールド

3

に記録する。

RMD

が最初のボーダ記録を行う前に記録されているか又はボーダが記録されていないとき,

RMD

フィ

ールド

3

のすべてのフィールドを

(00)

に設定する。


57

X 6245 : 1999

表 23  RMD フィールド 3

バイト位置

内容

バイト長

0

∼3

ボーダアウト領域#1 の開始セクタ番号

4

4

∼7

ボーダアウト領域#2 の開始セクタ番号

4

Μ

Μ

Μ

2 044

∼2 047  ボーダアウト領域#の開始セクタ番号

4

28.3.2.5

RMD

フィールド 4

RMD

フィールド

4

は,

R

ゾーン情報を規定する。このフィールドの内容を,

表 24 に示す。

データゾーンの中でユーザデータを記録するために予約されている部分を

R

ゾーンと呼ぶ。

R

ゾーンを,

記録条件によって二つのタイプに分ける。開放

R

ゾーンでは,追加データを追記できる。完了

R

ゾーンで

は,更なるユーザデータの追記はできない。データゾーンの中に二つ以上の開放

R

ゾーンを設けてはなら

ない。

データゾーンの中でデータを記録するためにまだ予約されていない部分を隠れ

R

ゾーンと呼ぶ。

R

ゾー

ンの後のゾーンは隠れ

R

ゾーンの中に予約できる。更にデータが追記できなければ,隠れ

R

ゾーンは存在

しない。

表 24  RMD フィールド 4

バイト位置

内容

バイト長

0, 1

隠れ R ゾーン番号 2

2, 3

最初の開放 R ゾーン番号 2

4, 5

第 2 の開放 R ゾーン番号 2

6

∼15

予備 10

16

∼19 R ゾーン#1 の開始セクタ番号 4

20

∼23 R ゾーン#1 の最終記録アドレス

4

24

∼27 R ゾーン#2 の開始セクタ番号 4

28

∼31 R ゾーン#2 の最終記録アドレス

4

Μ

Μ

Μ

2 040

∼2 043

R

ゾーン#254 の開始セクタ番号

4

2 044

∼2 047

R

ゾーン#254 の最終記録アドレス

 4

バイト 0, 1−隠れ ゾーン番号 

このフィールドは,隠れ

R

ゾーン番号を規定する。隠れ

R

ゾーン番号は,隠れ

R

ゾーン,開放

R

ゾー

ン及び完了

R

ゾーンのすべての数を加えたものとする。

バイト 2, 3−最初の開放 ゾーン番号 

このフィールドは,最初の開放

R

ゾーン番号を規定する。最初の開放

R

ゾーンがないとき,このフィー

ルドのすべてのバイトを,

(00)

に設定する。

バイト 4, 5−第 の開放 ゾーン番号 

このフィールドは,第

2

の開放

R

ゾーン番号を規定する。第

2

の開放

R

ゾーンがないとき,このフィー

ルドのすべてのバイトを,

(00)

に設定する。

バイト 615−予備 

このフィールドは,予備とし,

(00)

に設定する。

バイト 1619, 2427,  …,2 0402 043ゾーン#の開始セクタ番号  (n1, 2,  …,254) 

これらのフィールドは,

R

ゾーンの開始セクタ番号を規定する。これらのフィールドの設定が

(00)

のと

き,この

R

ゾーン番号に予約した

R

ゾーンはない。


58

X 6245 : 1999

バイト 2023, 2831,  …,2 0442 047ゾーン#の最終記録アドレス  (n1, 2,  …,254) 

これらのフィールドは,

R

ゾーンの最終記録セクタ番号を規定する。

これらのフィールドが

(00)

のとき,

これらのフィールドは最終記録アドレスを意味しない。

28.3.2.6

RMD

フィールド 5RMD フィールド 12

RMD

フィールド

5

RMD

フィールド

12

は,

R

ゾー

ンの情報を規定してもよく,これらのフィールドの内容を,

表 25 に示す。

これらのフィールドを使用しない場合,これらフィールドのすべてのバイトを

(00)

に設定する。

表 25  RMD フィールド 5RMD フィールド 12

バイト位置

内容

バイト長

0

∼3 R ゾーン#の開始セクタ番号 4

4

∼7 R ゾーン#の最終記録アドレス 4

8

∼11 R ゾーン#n+1 の開始セクタ番号 4

12

∼15 R ゾーン#n+1 の最終記録アドレス 4

Μ

Μ

Μ

2 044

∼2 047  R ゾーン#n+255 の最終記録アドレス 4

RMD

フィールド

5

RMD

フィールド

12

#

n

は,次による。

RMD

フィールド

 5

#

n

255

RMD

フィールド

 6

#

n

511

RMD

フィールド

 7

#

n

767

RMD

フィールド

 8

#

n

1 023

RMD

フィールド

 9

#

n

1 279

RMD

フィールド

 10

#

n

1 535

RMD

フィールド

 11

#

n

1 791

RMD

フィールド

 12

#

n

2 047

28.3.2.7

RMD

フィールド 13RMD フィールド 14

RMD

フィールド

13

RMD

フィールド

14

は,将来

の用途のために確保してあり,すべてのバイトは

(00)

に設定する。


59

X 6245 : 1999

附属書 A(規定)  角度偏差

α

の測定

角度偏差は,基準面

P

に垂直な入射光と反射光とによって作られる角度

α

とする(

図 A.1 参照)

図 A.1  角度偏差

α

角度偏差

α

の測定のために,ディスクは,クランプゾーンのほぼ全域を覆う同心円環の間でクランプす

る。上面のクランプゾーンは,下面のクランプゾーンと同じ直径でなくてはならない。

mm

mm

in

mm

d

5

.

0

0

3

.

22

+

=

mm

mm

out

mm

d

0

5

.

0

7

.

32

=

全クランプ力は,

F

1

2.0N

±

0.5N

とする。クランプ力とディスクの中心孔のリムに加わるチャック力

F

2

とによって生じる力のモーメントによるディスクのそりを防ぐために,

F

2

は,

0.5N

を超えてはならない(

A.2

参照)

この測定は,8.1.1a)の条件のもとで行う。


60

X 6245 : 1999

図 A.2

α

角測定のクランプ及びチャックの条件


61

X 6245 : 1999

附属書 B(規定)  複屈折の測定

B.1

測定原理  複屈折を測定するために,平行光の円偏光を使用する。位相遅延は,反射光のだ円率を観

測することによって測定する(

図 B.1 参照)。

図 B.1  だ円率 eb/及び方位

θ

をもつだ円

だ円の方位

θ

は,光学軸の方位で決定する。

θ

γ

π/4 (1)

ここに,

γ

は光学軸と半径方向との間の角度を表す。

だ円率

e

b/a

は,位相遅延

δ

の関数を表す。

÷

ø

ö

ç

è

æ −

=

δ

π

2

2

1

tan

e

 (2)

位相遅延

δ

が既知であるとき,複屈折

BR

は,波長の分数として表す。

nm

BR

δ

π

λ

2

=

 (3)

このように,ディスクから反射しただ円偏光を観測することによって,複屈折を測定でき,光学軸の方

位も評価できる。

B.2

測定条件  B.1 に規定した複屈折の測定は,次の条件で行う。

反射での測定モード

:ダブルパス測定法

レーザ光の波長

λ

640nm

±

15nm

光ビーム径

 (FWHM)

1.0mm

±

0.2mm

基準面

P

に垂直な半径方向の面に関して半径方向の入射光の角度

β

7.0

°±

0.2

°

クランプ及びチャックの条件

附属書 の規定による。

ディスクの装着

:水平

回転

1Hz

以下

温度及び相対湿度

本体 8.1.1a)の規定による。


62

X 6245 : 1999

B.3

測定装置の例  この規格は,複屈折を測定する特定の測定装置を規定しないが,この測定に適した装

置の例を

図 B.2 に示す。

図 B.2  複屈折測定装置の例

偏光子(消光比

≈ 10

-5

)にコリメートしたレーザ光源からの光は,

1/4

波長板によって円偏光にする。反

射光のだ円率は,回転検光子及びフォトディテクタで分析する。ディスクのあらゆる位置に対して強度の

最小及び最大値を測定する。だ円率はこのとき,

e

2

I

min

/I

max

 (4)

(2)(3)及び(4)を組み合わせて,

max

min

arctan

/

4

/

I

I

BR

×

=

π

λ

λ

この装置は,次のように容易に校正できる。

  I

min

は,偏光子又は

1/4

波長板を測定することによって

0

に設定する。

鏡面を測定するときは,

I

max

I

min

表面反射による,直流的変化以外に,表面反射及び記録面からの反射のために交流成分が生じる可能性

がある。この交流成分は,基板が限りなく平らで光源の干渉性が高いときにだけ顕著となる。


63

X 6245 : 1999

附属書 C(規定)  位相差トラッキングエラー信号の測定方法

C.1

位相差トラッキングエラー信号の測定方法  トラッキングエラー測定の基準回路は,図 C.1 に示す。

4

分割ディテクタの対角の対の各出力は,次の式によって,定義した波形等化の後に独立して

2

値化する。

H (s)

 (1

1.6

×

10

-7

j

ω) / (1

4.7

×

10

-8

j

ω)

比較器の利得は,最小の信号振幅でも出力が完全飽和に達しなければならない。

2

値化したパルス信号

のエッジ(信号

B1

及び

B2

)の位相は,相互に比較し時間進み信号

C1

及び時間遅れ信号

C2

を作る。位相

比較器は,個々のエッジに応じて,⊿

t

i

の符号(正負)に応じ,信号

C1

又は

C2

を出力する。トラッキン

グエラー信号は,低域フィルタによって

C1

及び

C2

信号を平滑化し,単位利得差動増幅器の手段で差し引

くことによって作る。低域フィルタは,

30kHz

で−

3dB

の遮断周波数をもつ

1

次フィルタとする。

T

1%

は,

0.38ns

のように非常に小さい時間差を測定しなければならないので,回路実装に当たっては

特別な注意をしなければならない。また,注意深い平均化が必要である。

4

分割ディテクタの対角の対からの二つの信号間の平均時間差は,次による。

(

)

i

t

N

t

å

=

/

1

ここで,

N

は立上り及び立下りの両方のエッジの数とする。

C.2

タイムインタバルアナライザを使用しない

T

/

の測定  相対時間差

T

/

は,

C1

及び

C2

信号の振幅

及び読取り信号の周波数成分を基準化している場合のトラッキングエラー信号の振幅で表す。トラッキン

グエラー振幅

TVE

と時間差との関係は,次による。

n

V

T

t

V

NnT

t

V

T

t

TVE

PC

PC

i

PC

i

i

×

=

å

=

å

å

=

ここで,

V

PC

は,

C1

及び

C2

信号の振幅。

T

i

は,

3

T

14

T

の範囲内で読取り信号の実際の長さ。

nT

は,実際の長さの重み付き平均。

NnT

は,平均時間の総和。

V

pc

5V

とし,測定した の値を

5

とすると,トラッキングエラー振幅 TVE

と時間差 t

∆ との上の関

係は,次のとおり簡略化することができる。

T

t

TVE

/

=

トラッキングの利得の規格は,トラッキングエラー振幅を用いて,半径方向のオフセット

0.1

µ

m

で,次

のように書き換えることができる。

(

)

(

)

n

V

TVE

n

V

PC

PC

/

1

.

1

/

5

.

0

C.3

T

t

/

の校正

  位相比較器の利得は,ばらつく傾向があるので,位相比較器の利得の校正には特別な注

意をしなければならない。位相差トラッキングエラー信号の測定に当たって,次のチェック及び校正方法

を行う。

a)

測定回路の検査

1)

最初の比較器の入力 (3T) の振幅とトラッキングエラー信号の振幅との関係を測定する。

2)

増幅器の現状利得が飽和領域であることを検査する(

図 C.2

参照)


64

X 6245 : 1999

b)

校正係数

K

の決定

1)

周波数が 2.616MHz(5T に相当)で,位相差をもつ二つの正弦波信号 A1 及び A2 を生成し,二つの

波形等化回路に加える。

2)

T

t

/

PC

V

TVE

/

との関係を測定する。

(

) ( )

n

T

t

K

V

TVE

PC

/

/

/

=

n

=5 に対して

(

) (

)

PC

V

TVE

T

t

K

/

/

/

2

.

0

=

T

t

/

及び

PC

V

TVE

/

との関係は線形である(

図 C.3

参照)

c)

測定された

T

t

/

と算出されたものを比較する。

1)

C.1

の方法を用いて

T

t

/

を測定する。

2)

T

t

/

(真の値)を次のようにして算出する。

T

t

/

(真の値)=

K

×

T

t

/

(測定値)


65

X 6245 : 1999

図 C.1  トラッキングエラー測定回路


66

X 6245 : 1999

図 C.2  比較器入力信号振幅とトラッキングエラー信号振幅との関係 

図 C.3

T

t

/

PC

V

TVE

/

との関係


67

X 6245 : 1999

附属書 D(規定)  光反射の測定

D.1

校正方法

  良好な基準ディスク,例えば,金の反射鏡面をもつ 0.6mm 厚さのガラスディスクを用いる。

この基準ディスクは,

図 D.1

に示すように平行光で測定する。

図 D.1  反射の校正

図 D.1

の各事項は,次による。

I

=入射光

r

=入射面の反射

R

s

=記録層の主反射

R

int

=入射面及び記録層からのその他の反射

R

”=

図 D.1

のアレンジメントを用いた測定値

R

”=

r

R

s

R

int

r

= [(

n

−1) / (

n

+1)]

2

  ここで,

n

は基板の屈折率

R

s

R

〃−

r

R

int

R

s

= [(1−

r

)

2

×  (

R

”−

r

)] / [1

r

× (2−

R

”)]

基準ディスクは,基準ドライブで測定する。集束光で測定した

L

mirror

は,上記の方法で計算して

R

s

とな

る。

アレンジメントは校正され,集束光反射率は,入射面の反射率とは無関係になり,記録面の反射率に線

形に比例した値となる。

D.2

測定方法

  測定方法は,次のステップからなる。

a)

校正した反射率

R

s

をもつ基準ディスクから反射光パワー

D

S

を測定する。

b)

ディスクの情報ゾーンの

I

14H

を測定する。

c)

反射率の算出は,次による。

s

H

s

H

D

I

R

R

14

14

×

=


68

X 6245 : 1999

附属書 E(規定)  ディスククランプのためのテーパコーン

測定用ディスクの中心位置決めに用いる装置は,テーパ角度 40.0°±0.5°をもつコーンとする(

図 E.1

参照)

図 E.1  テーパコーン


69

X 6245 : 1999

附属書 F(規定)  ジッタの測定

ジッタは,

本体 9.1

の条件のもとで,この附属書で規定する追加条件によって測定する。

F.1

ジッタ測定のためのシステム図

  ジッタ測定のための一般システム図は,

図 F.1

に示すとおりとする。

図 F.1  ジッタ測定のための一般システム図

F.2

PLL

の開ループ伝達関数

図 F.1

に示す PLL の開ループ伝達関数は,

図 F.2

に示すとおりとする。


70

X 6245 : 1999

図 F.2  PLL の開ループ伝達関数の図表示

F.3

スライサ

  スライサは,閉ループ−3dB で帯域幅 5kHz の 1 次積分フィードバック型オートスライサ

とする。

F.4

測定条件

  フォトディテクタ前置増幅器の帯域幅は,遅延ひずみを防ぐために 20MHz 以上とする。

低域フィルタ:6 次ベッセルフィルタ,

f

c

 (

−3dB)  =8.2MHz

アナログ波形等化器の例:伝達関数

H

 (

z

)

=1.35

z

-2 093

−0.175 (1+

z

-4 186

)

をもつ 3 タップトランスバーサ

ルフィルタ。

フィルタ及び波形等化:

−  利得変動:最大 1dB(7MHz 以下)

−  群遅延変動:最大 3ns(6.5MHz 以下)

−  (5.0MHz での利得)−(0MHz における利得)=3.2dB±0.3dB

交流カップリング(高域フィルタ)

:1 次,

f

c

 (

−3dB)  =1kHz

角度偏差の修正:直流偏差だけ


71

X 6245 : 1999

図 F.3  波形等化及び低域フィルタの周波数特性

F.5

測定

  1 回転中のすべての立上り及び立下りエッジのジッタを測定する。

この測定でジッタは,チャネルビットクロック周期の 9.0% (1

σ)  以下とする。


72

X 6245 : 1999

附属書 G(規定)  RLL (2, 10)  制約の 8-16 変調

表 G.1

及び

表 G.2

は,8 ビットバイトを 16 ビット符号語に変換した表を示す。

図 G.1

は,符号語及び関

係状態規定がどのように生じているかを図示する。

図 G.2

は状態の決定を示す。

図 G.1  符号語の生成

図 G.1

の記号は,次による

X

 (

t

)

H

 {

B

 (

t

),

S

 (

t

)}

X

15

 (

t

)

=msb 及び

X

0

 (

t

)

=lsb

S

 (

t

+1)  =

G

 {

B

 (

t

),

S

 (

t

)}

H

は,出力関数

G

は,次の状態関数

状態を離れる符号語は,一つの状態に入る符号語とその状態から離れる符号語との接続部において,二

つの “1” の間で最小 2 及び最大 10 の “0” がなければならないという要求事項を満たすように選ぶ。

追加要求事項は,次による。

−  状態 2 を離れる符号語では,ビット

X

15

及びビット

X

3

の両者を,“0”  に設定する。

−  状態 3 を離れる符号語では,ビット

X

15

とビット

X

3

とのいずれか又は両者を “1” に設定する。

このことは,状態 2 及び状態 3 の符号語のセットが一致しないことを意味する。

符号語 X (t)

次の状態 S (t+1)

符号語 X (t+1)

末尾部連続 “0” が 1 個又はなし

状態 1

先頭部連続 “0” が 2 個∼9 個

末尾部連続 “0” が 2 個∼5 個

状態 2

先頭部連続 “0” が 1 個∼5 個及び

X

15

 (t

+1), X

3

 (t

+1)  =0, 0

末尾部連続 “0” が 2 個∼5 個

状態 3

先頭部連続 “0” が 0 個∼5 個及び

X

15

 (t

+1), X

3

 (t

+1)  ≠0, 0

末尾部連続 “0” が 6 個∼9 個

状態 4

先頭部連続 "0" が 1 個又はなし

図 G.2  状態の決定

記録したデータをデコードするとき,元の主データを再構築するためにはエンコーダの知識を必要とす

ることに留意されたい。

B

 (

t

)

-1

 {

X

 (

t

),

S

 (

t

)}

誤り伝ぱ(播)が含まれているために,そのような状態依存のデコーディングを避けるべきである。こ

の 8-16 変調の場合には,状態についての知識をほとんどの場合必要としないように変換テーブルを選んで

いる。テーブルから集められるように,幾つかの場合で,二つの 8 ビットバイト,例えば,

表 G.1

の状態


73

X 6245 : 1999

1

及び状態 2 における 8 ビットバイト 5 及び 6 は,同じ 16 ビット符号語を生成する。テーブルの構成によ

って,この明らかなあいまいさを解決する。実際,二つの同一符号語が“状態”を離れる場合,その一つ

は“状態 2”に行き,他方は“状態 3”に行く。ビット

X

15

及び

X

3

の設定がこの二つの状態で常に異なっ

ているために,どの符号語も次の符号語のビット

X

15

及び

X

3

と一緒に符号語それ自体を解析することによ

って一義的にデコードすることができる。

B

 (

t

)

-1

 {

X

 (

t

),

X

15

 (

t

+1),

X

3

 (

t

+1)}

テーブルでは,8 ビットバイトをその 10 進数で表す。

表 G.1  主変換テーブル

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8

ビット

バイト

msb lsb

次の 
状態  msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態

0 0010000000001001

1 0100000100100000

2

0010000000001001

1

0100000100100000

2

1 0010000000010010

1 0010000000010010

1

1000000100100000

3

1000000100100000

3

2 0010000100100000

2 0010000100100000

2

1000000000010010

1

1000000000010010

1

3 0010000001001000

2 0100010010000000

4

0010000001001000

2

0100010010000000

4

4 0010000010010000

2 0010000010010000

2

1000000100100000

2

1000000100100000

2

5 0010000000100100

2 0010000000100100

2

1001001000000000

4

1001001000000000

4

6 0010000000100100

3 0010000000100100

3

1000100100000000

4

1000100100000000

4

7 0010000001001000

3 0100000000010010

1

0010000001001000

3

0100000000010010

1

8 0010000010010000

3 0010000010010000

3

1000010010000000

4

1000010010000000

4

9 0010000100100000

3 0010000100100000

3

1001001000000001

1

1001001000000001

1

10 0010010010000000

4 0010010010000000

4

1000100100000001

1

1000100100000001

1

11 0010001001000000

4 0010001001000000

4

1000000010010000

3

1000000010010000

3

12 0010010010000001

1 0010010010000001

1

1000000010010000

2

1000000010010000

2

13 0010001001000001

1 0010001001000001

1

1000010010000001

1

1000010010000001

1

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76

X 6245 : 1999

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8

ビット

バイト

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状態  msb lsb

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0100010010000100

3


77

X 6245 : 1999

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8

ビット

バイト

msb lsb

次の 
状態  msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態

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2


78

X 6245 : 1999

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8

ビット

バイト

msb lsb

次の 
状態  msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態

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2

0100001000010010

1

表 G2  代替テーブル

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8

ビット

バイト

msb lsb

次の 
状態  msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態

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3

12 0001000100000000

4 0001000100000000

4

0100010001001000

3

0100010001001000

3

13 0010001000000000

4 0010001000000000

4

1000100000000100

3

1000100000000100

3

14 0000001000100000

3 0100100000000100

3

1001000010010000

3

0100100000000100

3

15 0000000100010000

3 0100100010010000

2

1001000100100000

3

0100100010010000

2

16 0000000010001000

3 0100001000000001

1

0100100000001000

3

0100001000000001

1

17 0000000001000100

3 0100010000000010

1

0100100010001000

3

0100010000000010

1

18 0000000001000100

2 0100100000100100

3

1001000010010000

2

0100100000100100

3

19 0000000010001000

2 0100100100100000

3

1001000100100000

2

0100100100100000

3

20 0000000100010000

2 0100100100100000

2

0100010001001000

2

0100100100100000

2

21 0000001000100000

2 0100100000010010

1

0100100000001000

2

0100100000010010

1


79

X 6245 : 1999

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8

ビット

バイト

msb lsb

次の 
状態  msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態

22 0000010010000001

1 0000010010000001

1

1000100000100100

3

1000100000100100

3

23 0000100100000001

1 0000100100000001

1

1000100010010000

3

1000100010010000

3

24 0001001000000001

1 0001001000000001

1

0100100010001000

2

0100100010001000

2

25 0010010000000001

1 0010010000000001

1

1000100000000100

2

1000100000000100

2

26 0000000001001001

1 0100010000000100

3

1000010000000001

1

0100010000000100

3

27 0000000010010001

1 0100000100000001

1

1000100000000010

1

0100000100000001

1

28 0000000100100001

1 0100010000000100

2

1001000000001001

1

0100010000000100

2

29 0000001001000001

1 0100001000000010

1

1001000000010010

1

0100001000000010

1

30 0000100001000000

4 0000100001000000

4

1000100000100100

2

1000100000100100

2

31 0001000010000000

4 0001000010000000

4

1000100001001000

2

1000100001001000

2

32 0010000100000000

4 0010000100000000

4

0100010000001001

1

0100010000001001

1

33 0000010000100000

3 0000010000100000

3

0100100001001001

1

0100100001001001

1

34 0000001000010000

3 0100010000010010

1

1000100100100000

3

0100010000010010

1

35 0000000100001000

3 0100100000010001

1

1001000000001000

3

0100100000010001

1

36 0000000010000100

3 0100000010000000

4

1001000001000100

3

0100000010000000

4

37 0000010000100000

2 0000010000100000

2

1000001000000001

1

1000001000000001

1

38 0000000010000100

2 0100010000100100

3

1000100010010000

2

0100010000100100

3

39 0000000100001000

2 0100010000100100

2

1000100100100000

2

0100010000100100

2

40 0000001000010000

2 0100100000100010

1

1001000000001000

2

0100100000100010

1

41 0000010001000001

1 0000010001000001

1

1000010000000010

1

1000010000000010

1

42 0000010010000010

1 0000010010000010

1

1000000100000000

4

1000000100000000

4

43 0000100010000001

1 0000100010000001

1

1001000001000100

2

1001000001000100

2

44 0000100100000010

1 0000100100000010

1

1000100000001001

1

1000100000001001

1

45 0001000100000001

1 0001000100000001

1

1001000010001000

3

1001000010001000

3

46 0001001000000010

1 0001001000000010

1

1001000100010000

3

1001000100010000

3

47 0010001000000001

1 0010001000000001

1

1000100000010010

1

1000100000010010

1

48 0010010000000010

1 0010010000000010

1

0100010000001000

3

0100010000001000

3

49 0000000001000010

1 0100100010010001

1

1001000000010001

1

0100100010010001

1

50 0000000010001001

1 0100100001000100

3

1001000000100010

1

0100100001000100

3

51 0000000010010010

1 0100010010010000

3

1001000001001001

1

0100010010010000

3

52 0000000100010001

1 0100010010010000

2

1001000010010001

1

0100010010010000

2

53 0000000100100010

1 0100100001000100

2

1001000100100001

1

0100100001000100

2

54 0000001000100001

1 0100100100100001

1

1001001001000001

1

0100100100100001

1

55 0000001001000010

1 0100100100010000

3

0100001000001001

1

0100100100010000

3

56 0001000001000000

4 0001000001000000

4

1001001000100000

3

1001001000100000

3

57 0010000010000000

4 0010000010000000

4

1001000010001000

2

1001000010001000

2

58 0010010010010000

3 0010010010010000

3

1001000100010000

2

1001000100010000

2

59 0010010001001000

3 0100100100010000

2

0010010001001000

3

0100100100010000

2

60 0010010000100100

3 0010010000100100

3

1001001000100000

2

1001001000100000

2

61 0010010000000100

3 0010010000000100

3

0100001001001000

2

0100001001001000

2

62 0001001001001000

3 0100000010000001

1

0001001001001000

3

0100000010000001

1

63 0001001000100100

3 0001001000100100

3

0100001001001000

3

0100001001001000

3

64 0001001000000100

3 0001001000000100

3

0100010010001000

3

0100010010001000

3

65 0000100100100100

3 0000100100100100

3

0100100100001000

3

0100100100001000

3

66 0000100100000100

3 0000100100000100

3

1000010000000100

3

1000010000000100

3

67 0000100000100000

3 0000100000100000

3

1000010000100100

3

1000010000100100

3

68 0000010010000100

3 0000010010000100

3

1000010001001000

3

1000010001001000

3

69 0000010000010000

3 0000010000010000

3

1000010010010000

3

1000010010010000

3

70 0000001001000100

3 0100001000000100

2

1000100000001000

3

0100001000000100

2


80

X 6245 : 1999

状態 1

状態 2

状態 3

状態 4

符号語

符号語

符号語

符号語

8

ビット

バイト

msb lsb

次の 
状態  msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態 msb lsb

次の
状態

71 0000001000001000

3 0100100000010000

3

1000100010001000

3

0100100000010000

3

72 0000000100100100

3 0100010001000100

3

1000100100010000

3

0100010001000100

3

73 0000000100000100

3 0100001000100100

3

1001000000010000

3

0100001000100100

3

74 0000010000010000

2 0000010000010000

2

1000100001000100

3

1000100001000100

3

75 0001001001001000

2 0100001000000100

3

0001001001001000

2

0100001000000100

3

76 0000010010000100

2 0000010010000100

2

0100010000001000

2

0100010000001000

2

77 0000100000100000

2 0000100000100000

2

0100010010001000

2

0100010010001000

2

78 0010010001001000

2 0100000100000010

1

0010010001001000

2

0100000100000010

1

79 0000100100000100

2 0000100100000100

2

0100100100001000

2

0100100100001000

2

80 0000100100100100

2 0000100100100100

2

1000010000000100

2

1000010000000100

2

81 0001001000000100

2 0001001000000100

2

1000010000100100

2

1000010000100100

2

82 0001001000100100

2 0001001000100100

2

1000010001001000

2

1000010001001000

2

83 0010010000000100

2 0010010000000100

2

1000010010010000

2

1000010010010000

2

84 0010010000100100

2 0010010000100100

2

1000100000001000

2

1000100000001000

2

85 0010010010010000

2 0010010010010000

2

0100010001001001

1

0100010001001001

1

86 0000000100000100

2 0100001000100100

2

1000100001000100

2

0100001000100100

2

87 0000000100100100

2 0100010001000100

2

1000100010001000

2

0100010001000100

2


81

X 6245 : 1999

附属書 H(規定)  ボーダゾーン

H.1

構成

  ボーダゾーンは,ディスクをファイナライズされていない中間状態で DVD 再生専用ディスク

ドライブで再生するときに,光学ピックアップがオーバランするのを防ぐための接続領域である。

ボーダゾーンは,次のボーダ領域を識別するための後続ボーダマーカをもつ。

ボーダゾーンは,現在のボーダアウトと次のボーダインとから成る。構成を

図 H.1

に示す。

ディスクをファイナライズされない中間状態で DVD 再生専用ディスクドライブで再生するとき,ボー

ダアウト及び/又はボーダインは,既に記録されていなくてはならない。

図 H.1  ボーダゾーンの構成

各種状態の DVD-R ディスクのボーダゾーンを

図 H.2

に示す。

図 H.2  各状態のボーダゾーン


82

X 6245 : 1999

図 H.3  ファイナライズした後のボーダゾーンの状態

H.2

ボーダゾーンの大きさ

  ボーダゾーンの大きさは,場所及び順序による。最初のボーダゾーンは,少

なくとも 0.5mm の幅である。その他のボーダゾーンは,少なくとも 0.1mm 幅である。ボーダアウトの最

小のセクタ番号は,(3D6FF)  以上とする。ボーダアウトは,エラー訂正ブロックの境界で開始する。ボー

ダゾーンの大きさは,

表 H.1

による。

表 H.1  ボーダゾーンの大きさ

ボーダアウトの物理セクタ番号

 (3D700)

∼(9DAFF)

(9DB00)

∼(1342FF)

(134300)

最初のボーダゾーンの大きさ 32MB

1 024ECC

ブロック

64MB

2 048ECC

ブロック

96MB

3 072ECC

ブロック

その他のボーダゾーンの大きさ

 6MB

192ECC

ブロック

12MB

384ECC

ブロック

18MB

576ECC

ブロック

H.3

ボーダゾーン情報

H.3.1

ボーダゾーンの構成

  ボーダゾーンの構成を

図 H.4

に示す。各ユニットの内容は,

表 H.2

による。

各ユニットの大きさは,1ECC ブロックとする。

図 H.4  ボーダゾーンの構成

最初の後続ボーダマーカのアドレスは,

(次のボーダインの開始セクタ番号)+(現在のボーダアウトの開始セクタ番号)

]/2 とする。

次のボーダインの開始セクタ番号及び現在のボーダアウトの開始セクタ番号は,リードイン又はボーダ

インに記録する。

表 H.2

で,ユニット位置はボーダゾーンの先頭からの相対位置を示し,M 及び N は各ボーダゾーンの位


83

X 6245 : 1999

置と順序による。

表 H.2  ボーダゾーンの構成

ユニット位置

内容

ボーダアウト

0

∼4

現在の RMD

5

∼36 (00)

に設定

 37

及び 38

停止ブロック

 39

∼M−1 (00)

に設定

M

∼M+1

後続ボーダマーカ#1

M

+2

ブロック同期ガード領域#1

M

+3∼M+9

(00)

に設定

M

+10∼M+11 後続ボーダマーカ#2

M

+12

ブロック同期ガード領域#2

M

+13∼M+19 (00)  に設定

M

+20∼M+21 後続ボーダマーカ#3

M

+22

ブロック同期ガード領域#3

M

+23∼N−1

(00)

に設定

 N

リンキングロス領域

ボーダイン

N

+1∼N+5

変更コントロールデータ

N

+6

ブロック同期ガード領域

ユニット位置 0

この領域は,現在の RMD を入れる。この領域は,ボーダアウトの始めから最新の 5 個の RMD のコピ

ーを記録する。

ユニット位置 536 

(00)

に設定する。

ユニット位置 3738 

この領域は,ストップブロックを入れる。このストップブロック領域の形は,リードアウトに相当し,

このブロックのメインデータは(00)  に設定する。

ユニット位置 39M

(00)

に設定する。

ユニット位置 MM

この領域は,後続ボーダマーカ#1 を入れる。後続ボーダマーカは,次のボーダ領域を認識するためにボ

ーダアウトに入れる。次のボーダ領域がないとき,この後続ボーダマーカは,記録してはならない。次の

ボーダ領域があるとき,この後続ボーダマーカは,(00)  を記録する。後続ボーダマーカの構造を

図 H.5

示す。

図 H.5  後続ボーダマーカ構造

ユニット位置 M

この領域は,ブロック同期ガード領域#1 を入れる。ブロック同期ガード領域#1 は,次に続く ECC ブロ

ックに記録されたデータを読むのに使用する。後続ボーダマーカのデータを記録後,この領域は,リンキ


84

X 6245 : 1999

ングロス領域となる(

本体 23.

参照)

ユニット位置 M3M

(00)

に設定する。

ユニット位置 M10M11 

この領域は,後続ボーダマーカ#2 を入れる。後続ボーダマーカ#1 と同じである。

ユニット位置 M12 

この領域は,ブロック同期ガード領域#2 を入れる。ブロック同期ガード領域#1 と同じである。

ユニット位置 M13M19 

(00)

に設定する。

ユニット位置 M20M21 

この領域は,後続ボーダマーカ#3 を入れる。後続ボーダマーカ#1 と同じである。

ユニット位置 M22 

この領域は,ブロック同期ガード領域#3 を入れる。ブロック同期ガード領域#1 と同じである。

ユニット位置 M23N

(00)

に設定する。

ユニット位置 

この領域は,リンキングロス領域を含む(

本体 23.

参照)

ユニット位置 N1N

この領域は,変更コントロールデータとする。このユニットには同じデータを 5 回記録する。このフィ

ールドは,更新した現在のボーダアウトの開始アドレス(バイト位置 36∼39)と更新した次のボーダイン

の開始セクタ番号(バイト位置 36∼39)を含むコントロールデータを規定する(

本体 25.2

参照)

ユニット位置 N

この領域は,ブロック同期ガード領域とする。ブロック同期ガード領域#1 と同じである。


85

X 6245 : 1999

附属書 J(規定)  最適パワー制御

J.1

最適パワー制御

  ディスクを記録するレーザパワーは,実際に使用する記録機及びディスクの両方に

依存する。そのため,このパワーは,各ディスクと記録機との組合せによって決まる。そのような実際の

最適記録パワー

P

0

の決定が最適パワー制御 (OPC) と呼ばれる。

OPC

をやりやすくするために記録パワーの基準値を与える。この値は,データゾーン以外のプリピット

の特別な情報として符号化する(

本体 27.

参照)

。この値は,基準速度で波長コードとして規定する波長に

対しての OPC 推奨コードである。

OPC

は,この目的のために特別に予約したディスクの領域で行う。それがパワー校正領域 (PCA) であ

る(

本体 28.

参照)

最適記録パワーは,記録済みディスクの特性の測定条件でジッタを最小にするレーザパワーによって決

める(

本体 9.

参照)

実用記録機の回路で

P

0

を決めるのに簡単な OPC の方法を次に示す。

16

ビット符号語を記録したときの非対称性は,記録パワーによって異なる。したがって,特定のディス

クと記録機との組合せでの最適記録パワーは,16 ビット符号語の変調データを異なる記録パワーでテスト

記録し,その結果の HF 信号の非対称性を測定することで求めることができる。直接非対称性の定義を求

めるのは,記録機の回路では複雑すぎる。したがって,非対称性を表すのに,違うパラメータを定義する。

このパラメータ

βは,波形等化する前の交流結合した HF 信号を用いることによって,次のように定義する。

2

1

2

1

A

A

A

A

+

=

β

ここに,  (

A

1

A

2

)

HF

信号のピークレベル

A

1

A

2

との差

(

A

1

A

2

)

HF

信号のピークピーク値(

図 J.1

図 J.2

及び

図 J.3

参照)

測定した HF 信号の非対象がゼロのとき

β

=0

となる

βは記録機のピックアップで(

本体 9.1.2

参照)

,非対称性は再生ピックアップで(

本体 9.1.1

参照)それ

ぞれ測定する。

これは,各記録機の設計で記録機の読取り状態から再生ピックアップの状態への変換をしなければなら

ないことを意味する。

図 J.1

β

0(低パワー)

図 J.2

β

0

図 J.3

β

0(高パワー)


86

X 6245 : 1999

附属書 K(規定)  波長依存性

記録層として有機色素を用いたとき,DVD-R ディスクは若干の波長依存性を示す。有機色素の複素屈折

率  (

n

n

ik

)

は基本的に波長に依存する。

ここに,

n

は屈折率の実数の部分であり,

K

は屈折率の虚数の部分である。

備考

再生専用ディスクの測定条件として 650nm±5nm の波長範囲が規定されているので,記録済み

の DVD-R ディスクの特性は,650nm±5nm のレーザダイオードを用いて規格を満足するよう設

定している。実際の DVD プレーヤでは,例えば,630nm∼660nm の幅広い波長幅のレーザダイ

オードが使用される可能性があり,プレーヤの設計のときに DVD-R ディスクの光学特性の変

化を考慮することが必要になる。


87

X 6245 : 1999

附属書 L(規定)  ディスクの光劣化

DVD-R

ディスクの光劣化は,空冷のキセノンランプで試験を行い,試験装置は

ISO 105-B02

に従う。

L.1

試験条件

  黒色板温度は,40℃未満とする。

相対湿度は,70%∼80%とする。

L.2

ディスク照射

  ディスクの照射は,基板を通しての通常の入射とする。

L.3

試験要求項目

ISO 105

B02

に従ってキセノンランプの照射後,

本体 13.

14.

の記録済みディスク及

び未記録ディスクに対するすべての規格を満たすこととする。

備考

 DVD-R

ディスクのどのような色の変化も,この試験には無関係である。


88

X 6245 : 1999

附属書 M(参考)  リファレンスコードについての留意点

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事項を補足するもので規定の一部ではない。

リファレンスコードの目的は,(3

T

‐6

T

‐7

T

)

の繰返し信号を発生するチャネルビットパターンを準備す

ることである。ドライブは,HF 信号を読むための波形等化を調整するために,これらの信号を使用して

もよい。この附属書は,要求されるチャネルビットパターンを発生させる実際的な方法を記述している。

本体第 

に規定するように,主データは,ECC バイトを発生させる前にスクランブルされる。スクラ

ンブルし,変調の直前の ECC 発生の後,3

T

,6

T

及び 7

T

変調チャネル信号を発生させる規定のデータパタ

ーンを得るために,プリスクランブルを主データに適用する。プリスクランブルデータがこの規格に規定

するエンコーディング処理で使用される規定スクランブルデータと同じであるならば,そのとき同じスク

ランブルデータがユーザデータに 2 度加えられ,スクランブルされないデータは,ECC バイトを発生させ

る直前に現れる。このことは,記録セクタが ECC バイトを除いて主データの複製である固定データパター

ンを含んでいることを意味する。プリスクランブルデータは,大きい DSV 値を避けるために,各 ECC ブ

ロックの最初のデータセクタの最初の 160 主データバイトを除いて,リファレンスコードゾーンで使用さ

れるすべての 32 データセクタに加えられる。

次のステップは,リファレンスコードを意図した主データをエンコードシステムに供給する前にいかに

処理するかを示す。

ステップ 1

  32 データセクタのすべての主データを (AC) に設定する。

ステップ 2

  このステップは,192 512 (02F000)  ∼192 543 (02F01F)  のセクタ番号をもつ物理セクタに対応

するデータセクタに適用する。

セクタ番号 192 512 (02F000)  ∼192 527 (02F00F)  については,

本体 17.

のスクランブリング手順を用いて,

初期プリセット番号 (0) で発生させたプリスクランブリングデータを,セクタ番号が 192 512 (02F000)  で

あるセクタの最初の 160 バイトを除いて,すべての主データバイトに加える。

セクタ番号 192 528 (02F010)  ∼192 543 (02F01F)  については,

本体 17.

のスクランブリング手順を用いて,

初期プリセット番号 (1) で発生させたプリスクランブリングデータを,セクタ番号が 192 528 (02F010)  で

あるセクタの最初の 160 バイトを除いて,すべての主データバイトに加える。


89

X 6245 : 1999

附属書 N(規定)  未記録ディスクの動作信号の測定方法

次に示す方法によって,未記録ディスクの動作信号を測定する。

−  フォーカス方法

:非点収差法

−  トラッキング方法

:プッシュプル法

−  ランドプリピット検出方法  :プッシュプル法

−  ウォブル信号検出方法

:プッシュプル法


90

X 6245 : 1999

附属書 P(参考)  記録ストラテジの変形

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事項を補足するもので規定の一部ではない。

本体 14.3

規定の基本記録ストラテジに加えて以下の記録ストラテジの変形を推奨する(

図 P.1

参照)

各 4

T

∼11

T

及び 14

T

の長さのパルスは,次の二つの部分で構成する。

−  先頭パルス

−  1 チャネルビットクロック同期 (T) で繰り返すマルチパルス列

3T

の記録パルスは先頭パルスだけである。

先頭パルスは,記録データの幅を立上りエッジから狭め,記録データの立上りエッジから 3T のところ

で終了するように作る。先頭パルスの幅  (

T

top)

は,記録データの長さ  (

T

wd)

及び記録ストラテジコード

の規定によって選ぶ(

本体 27.3.6.3

参照)

先頭パルスの立上りと立下りエッジは,時間方向に独立して動かすことができる。立上りエッジのシフ

ト  (

T

ld)

及び立下りエッジのシフト  (

T

tr)

は,記録データの前のスペース長  (

T

sp)

及び記録データ長

(

T

wd)

によって選ぶ。記録ストラテジの詳細なパラメータは,記録ストラテジコードによる(

本体 27.3.6.3

参照)

マルチパルス列は,記録データの立上りエッジから 3T のところで開始し,記録データの立下りエッジ

のところで終了し,その幅  (

T

mp)

は,記録データ長及びその前のスペース長には依存しない。このパラメ

ータは,記録ストラテジコードによる(

本体 27.3.6.3

参照)

図 P.1  記録ストラテジの変形


91

X 6245 : 1999

附属書 Q(参考)  ランドプリピット信号の測定方法

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事項を補足するもので規定の一部ではない。

ランドプリピット信号の測定方法のブロックダイヤグラムを

図 Q.1

に示す。ランドプリピット検出器の

例を

図 Q.2

に示す。

図 Q.1  ランドプリピット信号測定ブロックダイヤグラム 

図 Q.2  ランドプリピット検出器の例


92

X 6245 : 1999

附属書 R(規定)  グルーブウォブル振幅の測定

ウォブル振幅の nm 値は,次に示す正規化ウォブル信号 (NWO) から得ることができる。

R.1

ウォブル信号 (WO

b

  ウォブル信号は,次の式によって計算する。

ú

û

ù

ê

ë

é

=

p

b

T

RPS

WO

α

π

2

sin

2

2

したがって,

ú

û

ù

ê

ë

é

=

p

b

T

RPS

WO

α

π

2

sin

 (1)

ここに(

図 R.1

参照)

WO

b

近隣のウォブルが同相のときのウォブル信号の
ピークピーク値(最小値)

RPS

半径方向プッシュプル信号のピークピーク値

α: ウォブル振幅の nm 値

T

p

トラックピッチの nm 値

したがって,

ú

û

ù

ê

ë

é

=

=

p

b

T

RPS

WO

NWO

α

π

2

sin

 (2)

この正規化によって,グルーブ寸法や,光スポット形状及び光学収差の影響は,除かれる。

R.2

ウォブル振幅

  式

(2)

の定義によって,NWO とトラックピッチが 0.8

µ

m

のときのウォブル振幅との関

係は,

    下限値:10nm に相当する 0.08

    上限値:15nm に相当する 0.12

である。


93

X 6245 : 1999

図 R.1  グルーブウォブル信号


94

X 6245 : 1999

附属書 S(参考)  ランニング OPC

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事項を補足するもので規定の一部ではない。

DVD-R

ディスクの正確な記録パワーは,最適パワー制御方式によって決める。しかし,校正した後で最

適パワーは,幾つかの理由によって変化することもある。

−  ディスク上での記録感度の変化(

本体 12.

によって限られているが)

−  動作温度の変化によるレーザダイオ−ドの波長シフト(

本体 8.1.2

参照)

−  ディスクの傾き,基板の厚み,デフォ−カスなどの変化による光スポットの収差の変化

−  ディスク及び/又は光学系の状態の変化,特に OPC を実際の記録のずっと前に行ったとき

ランニング OPC の目的は,記録マークが形成される過程を積極的にモニタし,必要な記録パワーに合わ

せることにある。OPC の過程で光学的に記録されたマークに関連したランニング OPC 信号(例えば,反

射光の瞬時値を使用する。

)が得られるであろう。それは,OPC のときと同じ最適レベルをその後の記録

で維持するのに使用できる。


95

X 6245 : 1999

附属書 T(参考)  輸送

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事項を補足するもので規定の一部ではない。

T.1

一般

  輸送は,例えば,異なる期間,多くの輸送方法によって,そして世界中のすべての場所で,広

い範囲の温度及び湿度の変動の中で行われるので,輸送又は包装の条件を規定することは不可能である。

T.2

包装

  包装の形態は,送付元と受領先との間で合意を得ておくことが望ましいがそのような合意がな

い場合は,送付元の責任である。次のような損害を考慮しておくことが望ましい。

T.2.1

温度及び湿度

  断熱及び包装は,輸送の見込まれる期間中にわたる保存条件を維持するように設計

することが望ましい。

T.2.2

衝撃負荷及び振動

a)

ディスクの形状にひずみを与える機械的負荷を避ける。

b)

ディスクの落下を避ける。

c)

ディスクは,適切な衝撃吸収材料を含む堅い箱にこん包することが望ましい。

d)

個装箱は,清浄な内部並びに汚れ及び湿気の侵入を防ぐシールをした構造をもつことが望ましい。

光ディスク標準化委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

板  生      清

東京大学

石  井  正  則

日本電気株式会社

伊  藤      武

富士通株式会社

入  江      満

三菱電機株式会社

入  江  英  之

株式会社東芝

応  和  英  男

ソニー株式会社

金  沢  安  矩

木  目  健治朗

三菱電機株式会社

小  町  祐  史

松下電送システム株式会社

菅  谷  寿  鴻

株式会社東芝

高  橋  正  彦

株式会社日立製作所

田  辺  隆  也

日本電信電話株式会社

土  屋  洋  一

三洋電機株式会社

徳  丸  春  樹

日本放送協会

戸  島  知  之 NTT インテリジェントテクノロジ株式会社

橋  爪  邦  隆

通商産業省工業技術院

橋  本      進

財団法人日本規格協会

増  井  久  之

財団法人マルチメディアコンテンツ振興協会

松  林  宣  秀

オリンパス光学工業株式会社

三  和  邦  彦

日本アイ・ビー・エム株式会社

村  上  善  照

シャープ株式会社

山  田      昇

松下電器産業株式会社

横  川  文  彦

パイオニア株式会社

増  田  岳  夫

財団法人光産業技術振興協会

(事務局)

岩  本  正  己

財団法人光産業技術振興協会


96

X 6245 : 1999

光ディスク標準化委員会第

3

メディア分科会  構成表

氏名

所属

(統括)

入  江      満

三菱電機株式会社

伊  藤  雅  樹

日本電気株式会社

井  上  章  賢

パイオニア株式会社

植  野  文  章

松下電器産業株式会社

木  村  寛  之

株式会社日立製作所

小  林      忠

株式会社東芝

佐  野  孝  史

日本コロムビア株式会社

竹  原  英  章

日本ビクター株式会社

土  屋  洋  一

三洋電機株式会社

南  雲      收

パルステック工業株式会社

橋  爪  邦  隆

通商産業省工業技術院

藤  田      睦

イーストマン・コダック・ジャパン株式会社

増  田  岳  夫

財団法人光産業技術振興協会

(事務局)

杉  山  雄  二

財団法人光産業技術振興協会

(平成 10 年 7 月まで)

平  野  隆  之

財団法人光産業技術振興協会

(平成 10 年 7 月から)

なお原案作成に当たり次の方の協力を得た。

(協力者)

野  村      進

パイオニア株式会社

牟  田  健  一

通商産業省工業技術院

(オブザーバ)

横  川  文  彦

パイオニア株式会社

谷  口  昭  史

パイオニア株式会社