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X 6244 : 1998

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,

このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登

録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

この規格には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)  基準面に対するケースの位置

附属書 B(規定)  エッジひずみ試験

附属書 C(規定)  コンプライアンス試験

附属書 D(参考)  タイプ 2 ケース又はタイプ 3 ケースの開口カバーの例

附属書 E(参考)  輸送


X 6244 : 1998

(1) 

目次

ページ

第 1 章  一般事項

1

1.

  適用範囲

1

2.

  適合性

1

3.

  引用規格

1

4.

  定義

1

4.1

  カートリッジ

1

4.2

  ケース

1

5.

  慣例及び表記法

2

5.1

  数値表示

2

6.

  ケースの概要

2

6.1

  タイプ 1 ケースの概要

2

6.2

  タイプ 2 ケースの概要

2

6.3

  タイプ 3 ケースの概要

2

7.

  一般要求事項

4

7.1

  環境条件

4

7.1.1

  試験環境条件

4

7.1.2

  動作環境条件

4

7.1.3

  保存環境条件

5

7.1.4

  輸送

5

7.2

  温度衝撃

5

7.3

  安全性

5

7.4

  耐燃性

5

第 2 章  ケースの寸法及び機械的特性

5

8.

  寸法特性

5

8.1

  タイプ 1 ケースの寸法

5

8.1.1

  全体の寸法

5

8.1.2

  ロケーション穴

6

8.1.3

  アラインメント穴

6

8.1.4

  基準面

7

8.1.5

  挿入スロット

7

8.1.6

  ディテント

7

8.1.7

  グリッパスロット

8

8.1.8

  書込み禁止穴

8

8.1.9

  センサホール

8

8.1.10

  センシング領域

9


X 6244 : 1998

目次

(2) 

8.1.11

  スピンドル窓及びヘッド窓

9

8.1.12

  シャッタ形状

10

8.1.13

  シャッタオープナの経路

10

8.1.14

  レーベル領域

11

8.1.15

  A 面及び B 面の識別マーク

11

8.2

  タイプ 2 ケースの寸法

21

8.2.1

  全体の寸法

21

8.2.2

  ロケーション穴

22

8.2.3

  アラインメント穴

22

8.2.4

  基準面

23

8.2.5

  挿入スロット

23

8.2.6

  ディテント

23

8.2.7

  グリッパスロット

24

8.2.8

  書込み禁止穴

24

8.2.9

  センサホール

24

8.2.10

  センシング領域

25

8.2.11

  スピンドル窓及びヘッド窓

25

8.2.12

  シャッタ形状

26

8.2.13

  シャッタオープナの経路

26

8.2.14

  レーベル領域

27

8.2.15

  A 面の識別マーク

27

8.2.16

  ケースからディスクを取り出すための開口及び開口カバー

27

8.3

  タイプ 3 ケースの寸法

37

8.3.1

  センサホール

37

8.3.2

  開口及び開口カバー

38

9.

  機械的特性

38

9.1

  材料

38

9.2

  質量

38

9.3

  エッジのひずみ

38

9.4

  コンプライアンス

38

9.5

  シャッタオープニング力

38

10

  カートリッジとドライブ間のインタフェース

38

10.1

  キャプチャシリン

38

10.2

  ケースの内部寸

39

11.

  ケース内のディスクの方向性

41

11.1

  ケースタイプ 1 内の両面ディスク(タイプ 2S)

41

11.2

  ケースタイプ 1,2 及び 3 内の片面ディスク(タイプ 1S)

41

附属書 A(規定)  基準面に対するケースの位置

42

附属書 B(規定)  エッジひずみ試験

43

附属書 C(規定)  コンプライアンス試験

45


X 6244 : 1998

目次

(3) 

附属書 D(参考)  タイプ 2 ケース又はタイプ 3 ケースの開口カバーの例

47

附属書 E(参考)  輸送

49


日本工業規格

JIS

 X

6244

 : 1998

120mm DVD-RAM

ディスク用

ケース

Case for 120mm DVD-RAM Disks

第 1 章  一般事項

1.

適用範囲  この規格は,120mm DVD-RAM ディスクに使用するためのケースの特性を規定する。この

規格は,関連するが仕様の異なる次の三つのタイプについて規定する。

タイプ 1  片面(タイプ 1S)又は両面(タイプ 2S)DVD-RAM ディスクを収納する,ディスクを取り出

せないケースを規定する。このケースは,裏返し使用可能である。

タイプ 2  片面 DVD-RAM ディスク(タイプ 1S)を収納する,ディスクを取り出すことができるケース

を規定する。このケースは,裏返し使用不可能である。

タイプ 3  片面 DVD-RAM ディスク(タイプ 1S)を挿入して,カートリッジとして使用してもよいケー

スを規定する。このケースは,裏返し使用不可能である。

この規格は,次の項目について規定する。

−  ケースの動作環境及び保存環境条件

−  データ処理システム間の機械的互換性を確保するためのケースの寸法及び機械的特性

この規格は,光ディスクドライブ間の機械的互換性を与える。120mm DVD-RAM ディスクの規格及びボ

リューム及びファイル構造の規格とともに,データ処理システム間の完全なデータ互換性を与える。

2.

適合性  この規格では,ケースのタイプを規定する。ケースは,そのタイプの要求事項を満たすとき,

この規格に適合する。

3.

引用規格

JIS X 6243

  120mm DVD−書換形ディスク (DVD-RAM)

IEC 60950 : 1991

  Safety of information technology equipment including electrical business equipment

備考  IEC 規格番号は,1997 年 1 月 1 日から実施の IEC 規格新番号体系によるものであり,これよ

り前に発行された規格についても,規格番号に 60000 を加えた番号に切り替えた。これは,番

号だけの切替えであり,内容は同一である。

4.

定義  この規格の用語の定義は,次による。

4.1

カートリッジ (Cartridge)   書換形ディスクが収納されているケースからなるデバイス。

4.2

ケース (Case)   ディスクを保護するための入れ物。


2

X 6244 : 1998

5.

慣例及び表記法

5.1

数値表示  測定値は,該当規格値の最下位けた(桁)に丸める。例えば,+0.01 のプラス許容差と

−0.02 のマイナス許容差をもつ 1.26 という規格値は,1.235 以上 1.275 未満の測定値の範囲を許容する。

6.

ケースの概要

6.1

タイプ ケースの概要(図 参照)  ケースは,く(矩)形状の硬質の保護容器である。ケースの

A

面と B 面は同一の機構をもつ。ケースの A 面と B 面の関係は,相互に B 又は A に置換えができる。一

方の開口部が,ドライブのスピンドル及び光ヘッドに対するスピンドル窓及びヘッド窓であるとき,他方

の開口部は,ディスクのクランプ装置に対するクランプ窓である。シャッタは,ドライブに挿入された際

に自動的に窓を開け,ドライブから排出された際に自動的に窓を閉める。ケースは,カートリッジの誤挿

入を防止する機構,書込みを禁止する機構,センサホール,オートローディングや垂直使用のディテント,

オートチェンジャ用のグリッパスロット,レーベル領域及びケース面の識別マークをもっている。ケース

の A 面及び B 面は,同じ形状である。

6.2

タイプ ケースの概要(図 参照)  タイプ 2 ケースは,タイプ 1 ケースと同じ部材及び機構をも

つが一部違いがある。ケースの形状は,A 面と B 面とで異なっている。このケースの A 面は,ロケーショ

ン穴,アラインメント穴,基準面,書込み禁止穴,センサホール及びセンシング領域をもたない。ケース

は,開口カバーで閉ざされたディスク取出し用の開口をもっている。開口カバーを開くことによって,デ

ィスクをケースから取り出すことが可能である。センサホール A1 は,初期の状態では閉じている。ディ

スクがケースから一度取り出されると,このセンサホールは永久に開いた状態になる。これは,ケースに

収納された元のディスクを少なくとも一度取り出したことを示している。

6.3

タイプ ケースの概要(図 参照)  タイプ 3 ケースは,センサホール A1 が常時開いていることを

除いてタイプ 2 ケースと同じである。


3

X 6244 : 1998

図 1  面から見たタイプ ケースの外観図 


4

X 6244 : 1998

図 2  面から見たタイプ ケース又はタイプ ケースの外観図

7.

一般要求事項

7.1

環境条件

7.1.1

試験環境条件  試験環境条件は,ケース近傍の環境条件とし,次による。

温度

:23℃±2℃

相対湿度  : (50±5) %

大気圧

:86∼106kPa

ケース又はカートリッジの外部又は内部に結露があってはならない。試験前に,ケース又はカートリッ

ジを最少 48 時間この環境条件に放置するものとする。

別に規定しない限り,すべての試験及び測定は,この試験環境条件で行わなければならない。

7.1.2

動作環境条件  この規格によって,規定した測定環境でこの規格のすべての要求事項を満たすケー

スは,動作環境条件において環境パラメータの規定範囲にわたってデータ交換ができなければならない。

この規格によるケースが DVD-RAM ディスクを含むとき,カートリッジを構成する。このカートリッジは,

この項の要求事項を満たし,データ互換性を与える。

動作環境条件は,ケース又はカートリッジ近傍の環境条件とし,次による。

温度

:5∼60℃

相対湿度

:3∼85%

絶対湿度

:1∼30g/m

3


5

X 6244 : 1998

温度変動

:最大 10℃/h

相対湿度変動  :最大 10%/h

ケース又はカートリッジの外部又は内部に結露があってはならない。ケース又はカートリッジがこの項

に規定する条件以外の条件にさらされたとき,動作前に少なくとも 2 時間,動作環境条件にならしてから

使用するものとする。

7.1.3

保存環境条件  保存環境条件は,ケース又はカートリッジの近傍の環境条件とし,次による。

温度

:−10∼50℃

相対湿度

:3∼85%

絶対湿度

:1∼30g/m

3

大気圧

:75∼106kPa

温度変動

:最大 10℃/h

相対湿度変動  :最大 10%/h

ケース又はカートリッジの外部又は内部に結露があってはならない。

7.1.4

輸送  この規格は,輸送については規定しないが,その指針を附属書 に示す。

7.2

温度衝撃  ケースは,ドライブに挿入するとき又は取り出すとき,20℃までの温度衝撃に耐えるも

のとする。

7.3

安全性  ケースは,情報処理システムにおいて意図した方法で使用するとき又は想定可能な方法で

使用するとき,IEC 60950 の安全性に関する要求事項を満たすものとする。

7.4

耐燃性  ケースは,IEC 60950 に規定しているように,HB 材料の耐燃性クラス又はそれ以上のクラ

スに適合する材料で作るものとする。

第 2 章  ケースの寸法及び機械的特性 

8.

寸法特性  ケースの寸法は,三つの直交する基準面 X,Y 及び Z を基準とする。ケースは,基準面 Z

上にディスクの B 面上の S

1

から S

4

までの四つの基準面があるように規定する。三つの基準面の交線は,

ロケーション穴の中心を定義する。アラインメント穴の中心は,基準面 X 及び基準面 Z の交線上にあるも

のとする(

附属書 参照)。ケースの各部の寸法は,基準面からの最短距離で規定する。

ケースの A 面は,B 面と同じ三つの直交する基準面 X,Y'及び Z'を基準とし,Y',Z'は,次のように規

定する。

− Y'は,102.0mm の公称距離で基準面 Y に平行な面である。

− Z'は,8.0mm の公称距離で基準面 Z に平行な面である。

8.1

タイプ ケースの寸法  タイプ 1 ケースの寸法は,試験環境条件(7.1.1 参照)で測定するものとす

る。動作環境条件(7.1.2 参照)におけるケースの寸法は,この項で規定する寸法から推定できる。

8.1.1

全体の寸法(図 参照)  ケースの全長は,次による。

      L

101

=135.5mm±0.4mm

ケースの上部から基準面 X までの距離は,次による。

      L

102

=112.5mm

2

.

0

3

.

0

mm

その幅は,ケースの左側面及び右側面から次の値とする。

      L

103

=最小 3.6mm

ケースの底部から基準面 X までの距離は,次による。


6

X 6244 : 1998

      L

104

=23.0mm±0.2mm

ケースの全幅は,次による。

      L

105

=124.6mm

5

.

0

0

mm

ケースの左側面から基準面 Y までの距離は,次による。

      L

106

=113.3mm

4

.

0

2

.

0

mm

ケースの右側面から基準面 Y までの距離は,次による。

      L

107

=11.3mm

3

.

0

1

.

0

mm

上部の二つのコーナは,次の半径で丸くする。

      R

101

=4.0mm±0.2mm

その中心は,次の位置にあるものとする。

ケースの側面から

      L

108

=4.0mm±0.1mm

ケースの上部から

      L

109

=3.5mm±0.1mm

底部の二つのコーナは,次の半径で丸くする。

      R

102

=4.0mm±0.2mm

ケースの左側面及び右側面から

      L

110

=6.0mm

のゾーンにおいて,ケースの上部から基準面 X まで続く連続ガイド領域があるものとし,その幅は,次

による。

      L

111

=最小 0.8mm

ケースの厚さは,次による。

      L

112

=8.0mm

1

.

0

2

.

0

mm

ケースの八つの長いエッジは,次の半径で丸くする。

      R

103

=0.5mm±0.1mm

8.1.2

ロケーション穴(図 参照)  ロケーション穴の中心は,基準面 X,Y 及び Z の交線と一致するも

のとする。

ロケーション穴の直径は,次による。

      D

101

=4.00mm

0

05

.

0

mm

深さは,次による。

      L

113

=最小 1.2mm

ロケーション穴の下方の空げき(隙)は,基準面 Z から下方に次の値まであるものとする。

      L

114

=最小 5.0mm

空げきの直径は,少なくとも D

101

に等しいものとする。

リードインエッジは,次の半径で丸くする。

      R

104

=0.5mm±0.1mm

8.1.3

アラインメント穴(図 参照)  アラインメント穴の中心は,基準面 Y から次の距離で,基準面 X

及び Z の交線上にあるものとする。

      L

115

=102.5mm±0.2mm

アラインメント穴は,実質的に長方形であり,その寸法は,次による。


7

X 6244 : 1998

      L

116

=4.00mm

0

05

.

0

mm

      L

117

=5.6mm

0

2

.

0

mm

深さは,L

113

に等しいとする。アラインメント穴の下方の空げきは,少なくとも L

114

まであるとする。

空げきの寸法は,少なくとも L

116

及び L

117

あるものとする。

リードインエッジは,半径 R

104

で丸くするものとする。

8.1.4

基準面(図 参照)  ケースの B 面上に,四つの基準面 S1,S2,S3 及び S4 があるものとする。

基準面 S1 及び S2 は,次の直径をもつ円とする。

      D

102

=最小 7.0mm

基準面 S1 は,ロケーション穴上に中心があり,基準面 S2 は,アラインメント穴上に中心がある。

基準面 S3 及び S4 は,次の寸法をもつ長方形であるものとする。ただし,オートローディングのための

ディテントの領域を除く。

基準面 Y から

      L

118

=最大 8.2mm

      L

119

=最大 110.2mm

基準面 X から

      L

120

=最大 87.0mm

      L

121

=最大 108.0mm

8.1.5

挿入スロット(図 参照)  ケースは,対称に配置された二つの挿入スロットをもつものとする。

スロットの底部は,基準面 X から次の距離の位置にあるものとする。

      L

122

=60.0mm±0.2mm

ケースの側面からの深さは,次による。

      L

123

=2.0mm

0

2

.

0

mm

基準面 Z に平行なスロットの面は,基準面 Z から次の距離にあるものとする。

      L

124

=2.5mm±0.1mm

スロットの幅は,次による。

      L

125

=3.0mm

0

2

.

0

mm

スロットは,次の値によって規定されるリードインスロープをもつものとする。

ケースの上部からの長さは,次による。

      L

126

=7.0mm±0.2mm

角度は,次による。

α

101

=7.5°±1.0°

8.1.6

ディテント(図 参照)  ケースは,オートローディングのために対称に配置された二つのディテ

ントをもつものとする。ディテントは,A 面から B 面まで貫通するものとする。ディテントの位置及び寸

法は,次による。

      L

127

=100.5mm±0.3mm

      L

128

=93.0mm±0.3mm

      L

129

=3.3mm±0.1mm

      L

130

=2.5mm±0.1mm

ディテントの内側のエッジは,次の半径で丸くする。

      R

105

=最大 0.5mm


8

X 6244 : 1998

ディテントの外側のエッジは,次の半径で丸くする。

      R

106

=0.5mm±0.1mm

ケースの底部は,垂直使用の場合にカートリッジを保持するために対称に配置された二つのディテント

をもつものとする。これらの寸法は,次による。

      L

131

=3.0mm±0.1mm

      L

132

=3.0mm±0.1mm

      L

133

=1.0mm±0.1mm

これらのディテントの一つの中心は,基準面 Y にあり,他の一つの中心は,基準面 Y から次の距離にあ

る。

      L

134

=102.0mm±0.3mm

両方の中心は,基準面 Z から次による。

      L

135

=41.0mm±0.1mm

8.1.7

グリッパスロット(図 参照)  ケースは,対称に配置された二つのグリッパスロットをもつもの

とする。スロットは,A 面から B 面まで貫通するものとする。スロットはケースの側面から次の深さをも

つものとする。

      L

136

=3.0mm

0

3

.

0

mm

幅は,次による。

      L

137

=4.0mm

0

3

.

0

mm

スロットの上部エッジは,基準面 X から次による。

      L

138

=11.0mm

3

.

0

0

mm

スロットのコーナーは,次の半径で丸くするものとする。

      R

107

=0.5mm±0.2mm

8.1.8

書込み禁止穴(図 参照)  両面ディスクをもつケースは,A 面及び B 面の両方に書込み禁止穴

をもつものとする。片面ディスクをもつケースは,B 面だけに書込み禁止穴をもつものとする。書込み禁

止穴はその穴を開閉する書込み禁止機構をもつものとする。ケースの B 面の右側の穴は,ディスクの A 面

に対する書込み禁止穴である。ディスクの書込み禁止面は,ケース上の記載によってか又はディスクの A

面に対応する書込み禁止機構がケースの A 面から操作可能であることによって,識別される。

ディスクの A 面に書込み及び消去が許されない場合,書込み禁止穴は,開いているものとする。

書込み禁止穴は,次の直径をもつものとする。

      D

103

=最小 3.0mm

その中心の位置は,ケースの B 面で,次によって規定する。

      L

139

=18.5mm±0.2mm

      L

140

=9.0mm±0.2mm

穴は,D

103

に少なくとも等しい直径をもち,次の値だけ基準面 Z の下方まである。

      L

141

=最小 5.0mm

ディスクの書込み及び消去が許される場合,書込み禁止穴は,書込み禁止機構で閉じるものとする。書

込み禁止機構は,基準面 Z から 0.3mm を超えてくぼんではならない。

8.1.9

センサホール(図 参照)  ケースは,B 面に三つのセンサホールをもつものとする。ケースの B

面上にある A1,A2 及び A3 は,ディスクの A 面に対応する。ホールは,次の直径をもつものとする。

      D

104

=最小 3.0mm


9

X 6244 : 1998

中心の位置は,L

140

及び次の値で規定するものとする。

      L

142

=7.5mm±0.2mm

      L

143

=3.5mm±0.2mm

      L

144

=2.0mm±0.2mm

ホールの下方の空げきは,基準面 Z の下方に次の値まであるものとする。

      L

145

=最小 5.0mm

空げきの直径は,少なくとも D

104

に等しいものとする。ホールは,A 面まで貫通することが許される。

ディスクの A 面用のホールが閉じているとき,閉そく(塞)部は,基準面 Z から 0.3mm を超えてくぼ

んではならない。

ケースの A 面は,直径 D

104

からなるセンサホール B1,B2 及び B3 をもつものとする。センサホールの

機能は,

表 に規定する。

表 1  センサホールの用途

機能

条件

センサホール

両 面 デ ィ ス

クのケース

片 面 デ ィ ス

クのケース

A1

元のディスクを取り出して

いない

元のディスクを取り出したか

又はディスクを入れた

A2

動作面

非動作面

A3

予備

B1

元のディスクを取り出して

いない

元のディスクを取り出したか

又はディスクを入れた

B2

動作面

非動作面

B3

予備

8.1.10

センシング領域(図 参照)  ケースは,ドライブがカートリッジの検出のために使用できる二つ

のセンシング領域を B 面上にもつものとする。第一の領域は,基準面 X 及び Y,ケースの底部及び右側面

によって囲まれる領域とする。第二の領域は,基準面 X,L

115

の距離で基準面 Y に平行な面,ケースの底

部及び左側面によって囲まれる領域とする。これらの領域は,基準面 S1 及び S2,グリッパスロット及び

センサホールを除いて,基準面 Z から 0.3mm を超えてくぼんではならない。

8.1.11

スピンドル窓及びヘッド窓(図 参照)  窓の寸法は,基準面 Y から次の距離に位置する中心線

を基準とする。

      L

146

=51.0mm±0.1mm

窓はケースの上部から次の位置まであるものとする。

      L

147

=最大 50.0mm

窓の幅は,次による。

      L

148

=19.5mm

0

2

.

0

mm

      L

149

=19.5mm

0

2

.

0

mm

窓の上部は,次の半径で与えるものとする。

      R

108

=最小 60.7mm

この中心は,L

146

と次の値との交点とする。

      L

150

=40.0mm±0.1mm

L

147

から L

150

までの窓の幅は、次による。

      L

151

=最小 17.0mm


10

X 6244 : 1998

      L

152

=最小 17.0mm

窓の底部は,窓の側面になめらかにつながる半円弧とし,次の半径で規定するものとする。

      R

109

=最小 17.0mm

その中心は,L

146

と L

150

との交点とする。

R

108

及びケースの上部に囲まれる領域は,窓の幅にわたり次の値だけ基準面 Z からくぼんでいるものと

する。

      L

153

=最小 2.55mm

8.1.12

シャッタ形状(図 参照)  ケースは,ドライブに装着されていないとき,スピンドル窓及びヘッ

ド窓を完全に覆うスプリング付きのシャッタをもつものとする。シャッタは,ケースに形成されたくぼみ

領域内を移動できるものとする。シャッタは,基準面 Z 又は Z'を超えて 0.15mm 以上突き出てはならない。

ドライブに挿入されるとき,シャッタは,スピンドル窓及びヘッド窓を開けるように動作するものとす

る。シャッタは,ドライブのシャッタ開放機構によってシャッタ開放動作を可能にする一対のガイドエッ

ジ及びオープナエッジをもつものとする。シャッタは,右側又は左側に向かって移動することができるも

のとする。

各ガイドエッジは,基準面 X から次の位置にあるものとする。

      L

154

=112.0mm

4

.

0

2

.

0

mm

シャッタが閉じているとき,右側のオープナエッジは,基準面 Y から次の位置にあるものとする。

      L

155

=38.0mm±0.4mm

左側のオープナエッジは,基準面 Y から次の位置にあるものとする。

      L

156

=64.0mm±0.4mm

各オープナエッジの深さは,L

154

から次による。

      L

157

=3.0mm

0

2

.

0

mm

そして上部は,次の半径で丸くするものとする。

      R

110

=最大 0.5mm

対応するオープナエッジから測定したガイドエッジの長さは,各オープナエッジから次による。

      L

158

=最小 7.0mm

ガイドエッジ及びオープナエッジの交線は,次の半径で丸くするものとする。

      R

111

=最大 0.5mm

ガイドエッジ及びオープナエッジの他のコーナは,次の半径で丸くするものとする。

      R

112

=最大 1.0mm

8.1.13

シャッタオープナの経路(図 及び図 10 参照)  左側オープナエッジが基準面 Y から次の距離

(L

159

)

にくるまで,シャッタが右方向に移動するとき,窓は L

146

からの距離  (L

160

)

L

146

と L

150

との交点を

中心とする半径  (R

113

)

に円弧にわたって開く。その寸法は,次のとおりとする(

図 参照)。

      L

159

=26.5mm

      L

160

=最小 16.5mm

      R

113

=最小 17.0mm

左側オープナエッジは,

シャッタが右側終端位置にあるとき,

基準面 Y から次の位置にあるものとする。

      l

161

=最大 26.0mm

右側オープナエッジの対応する位置が次の値であるとき,窓は,L

146

から L

160

で開き,L

146

と L

150

との交

点を中心とする半径 R

113

をもつものとする(

図 10 参照)。


11

X 6244 : 1998

      L

162

=最大 75.5mm

右側オープナエッジの位置は,シャッタが左側終端位置にあるとき,基準面 Y から次の位置にあるもの

とする。

      L

163

=最小 76.0mm

8.1.14

レーベル領域(図 11 参照)  ケースは,A 面,B 面上及び底部に,次の寸法をもつ三つのレーベ

ル領域をもつものとする。

A

面及び B 面:

      L

164

=10.0mm±0.2mm

      L

165

=13.0mm±0.2mm

      L

166

=76.0mm±0.3mm

      R

114

=2.0mm±0.2mm

底部:

      L

167

=13.0mm±0.2mm

      L

168

=76.0mm±0.3mm

      L

169

=5.0mm±0.2mm

      L

170

=97.0mm±0.3mm

      L

171

=1.0mm±0.2mm

      L

172

=6.0mm±0.2mm

レーベル領域は,すべての三つの面で,最小 0.2mm くぼんでいるものとする。

8.1.15  A

面及び 面の識別マーク(図 12 参照)  ケースは,A 面と B 面を識別するための識別マークを

もつ。A 面の識別マークは凹面部とその中央部に形成された一つの小丸突起部からなる。B 面の識別マー

クは凹面部とその中央部に形成された二つの小丸突起部からなる。その位置及び寸法は,次による。

A

面:

L

173

=0.5mm

0

1

.

0

mm

L

174

=7.0mm±0.3mm

L

175

=5.0mm±0.3mm

L

176

=0.6mm

0

1

.

0

mm

R

115

=0.5mm

0

1

.

0

mm

R

116

=18.0mm±1.0mm

B

面:

R

115

=0.5mm

0

1

.

0

mm

R

116

=18.0mm±1.0mm

L

173

=0.5mm

0

1

.

0

mm

L

174

=7.0mm±0.3mm

L

175

=5.0mm±0.3mm

L

176

=0.6mm

0

1

.

0

mm

L

177

=3.2mm±0.3mm


12

X 6244 : 1998

図 3  全体の寸法


13

X 6244 : 1998

図 4  基準面


14

X 6244 : 1998

図 5  挿入スロット,ディテント及びグリッパスロット


15

X 6244 : 1998

図 6  書込み禁止穴,センサホール及びセンシング領域


16

X 6244 : 1998

図 7  スピンドル窓及びヘッド窓


17

X 6244 : 1998

図 8  シャッタ形状


18

X 6244 : 1998

図 9  右側開放位置(上図)及び右側終端位置(下図)のシャッタ


19

X 6244 : 1998

図 10  左側開放位置(上図)及び左側終端位置(下図)のシャッタ


20

X 6244 : 1998

図 11  レーベル領域


21

X 6244 : 1998

図 12  面及び 面の識別マーク

8.2

タイプ ケースの寸法  タイプ 2 ケースの寸法は,試験環境条件(7.1.1 参照)で測定するものとす

る。動作環境条件(7.1.2 参照)においてケースの寸法は,この項で規定する寸法から推定できる。

8.2.1

全体の寸法(図 13 参照)  ケースの全長は,次による。

      L

201

=135.5mm±0.4mm

ケースの上部から基準面 X までの距離は,次による。

      L

202

=112.5mm

2

.

0

3

.

0

mm

その幅は,ケースの左側面及び右側面から次の値とする。

      L

203

=最小 3.6mm

ケースの底部から基準面 X までの距離は,次による。

      L

204

=23.0mm±0.2mm

ケースの全幅は,次による。


22

X 6244 : 1998

      L

205

=124.6mm

5

.

0

0

mm

ケースの左側面から基準面 Y までの距離は,次による。

      L

206

=113.3mm

4

.

0

2

.

0

mm

ケースの右側面から基準面 Y までの距離は,次による。

      L

207

=11.3mm

3

.

0

1

.

0

mm

上部の二つのコーナは,次の半径で丸くする。

      R

201

=4.0mm±0.2mm

その中心は,次の位置にあるものとする。

ケースの側面から

      L

208

=4.0mm±0.1mm

ケースの上部から

      L

209

=3.5mm±0.1mm

底部の二つのコーナは,次の半径で丸くする。

      R

202

=4.0mm±0.2mm

ケースの左側面及び右側面から,

L

210

=6.0mm

のゾーンにおいて,ケースの上部から基準面 X まで続く連続ガイド領域があるものとし,その幅は,次

による。

      L

211

=最小 0.8mm

ケースの厚さは,次による。

      L

212

=8.0mm

1

.

0

2

.

0

mm

ケースの八つの長いエッジは,次の半径で丸くする。

      R

203

=0.5mm±0.1mm

L

210

及び L

211

は,B 面上と同じように A 面上にも定義するものとする。

8.2.2

ロケーション穴(図 13 参照)  ロケーション穴の中心は,基準面 X,Y 及び Z の交線と一致する

ものとする。ロケーション穴の直径は,次による。

      D

212

=4.00mm

0

05

.

0

mm

深さは,次による。

      L

213

=最小 1.2mm

ロケーション穴の下方の空げきは,基準面 Z の下方に次の値まであるものとする。

      L

214

=最小 5.0mm

空げきの直径は,少なくとも D

201

に等しいものとする。

リードインエッジは,次の半径で丸くする。

      R

204

=0.5mm±0.1mm

8.2.3

アラインメント穴(図 13 参照)  アラインメント穴の中心は,基準面 Y から次の距離で基準面 X

及び Z の交線上にあるものとする。

      L

215

=102.0mm±0.2mm

アラインメント穴は,実質的に長方形であり,その寸法は,次による。

      L

216

=4.00mm

0

05

.

0

mm

      L

217

=5.6mm

0

2

.

0

mm


23

X 6244 : 1998

深さは,L

213

に等しいとする。アラインメント穴の下方の空げきは,少なくとも L

214

まであるものとす

る。空げきの寸法は,少なくとも L

216

及び L

217

あるものとする。リードインエッジは半径 R

204

で丸くする

ものとする。

8.2.4

基準面(図 14 参照)  ケースの B 面上に,四つの基準面 S1,S2,S3 及び S4 があるものとする。

基準面 S1 及び S2 は,次の直径をもつ円とする。

      D

202

=最小 7.0mm

基準面 S1 は,ロケーション穴上に中心があり,基準面 S2 は,アラインメント穴上に中心がある。

基準面 S3 及び S4 は,次の寸法をもつ長方形であるものとする。ただし,オートローディングのための

ディテントの領域を除く。

基準面 Y から

      L

218

=最大 8.2mm

      L

219

=最大 110.2mm

基準面 X から

      L

220

=最大 87.0mm

      L

221

=最小 108.0mm

8.2.5

挿入スロット(図 15 参照)  ケースは,右側面に挿入スロットをもつものとする。スロットの底

部は,基準面 X から,次の距離にあるものとする。

      L

222

=60.0mm±0.2mm

ケースの側面からの深さは,次による。

      L

223

=2.0mm

0

2

.

0

mm

基準面 Z に平行なスロットの面は,基準面 Z から次の距離にあるものとする。

      L

224

=2.5mm±0.1mm

スロットの幅は,次による。

      L

225

=3.0mm

0

2

.

0

mm

スロットは,次の値によって規定されるリードインスロープをもつものとする。

ケースの上部からの長さは,次による。

      L

226

=7.0mm±0.2mm

角度は,次による。

α

201

=7.5°±1.0°

8.2.6

ディテント(図 15 参照)  ケースは,オートローディングのために対称に配置された二つのディ

テントをもつものとする。ディテントは,A 面まで貫通しないものとする。ディテントの位置及び寸法は,

次による。

      L

227

=100.5mm±0.3mm

      L

228

=93.0mm±0.3mm

      L

229

=3.3mm±0.1mm

      L

230

=2.5mm±0.1mm

ディテントの内側のエッジは,次の半径で丸くするものとする。

      R

205

=最大 0.5mm

ディテントの外側のエッジは,次の半径で丸くするものとする。

      R

206

=0.5mm±0.1mm


24

X 6244 : 1998

ディテントの深さは,基準面 Z から次の値をもつものとする

      L

231

=6.5mm±0.2mm

ケースの底部は,垂直使用の場合にカートリッジを保持するために対称に配置された二つのディテント

をもつものとする。これらの寸法は,次による。

      L

232

=3.0mm±0.1mm

      L

233

=3.0mm±0.1mm

      L

234

=1.0mm±0.1mm

これらのディテントの一つの中心は,基準面 Y にあり,他の一つは,基準面 Y から次の距離にある。

      L

235

=102.0mm±0.3mm

両方の中心は,基準面 Z から次の距離にある。

      L

236

=4.0mm±0.1mm

8.2.7

グリッパスロット(図 15 参照)  ケースは,対称に配置された二つのグリッパスロットをもつも

のとする。スロットは,A 面まで貫通しないものとする。各スロットは,ケースの側面から次の深さをも

つものとする。

      L

237

=3.0mm

0

3

.

0

mm

幅は,次による。

      L

238

=4.0mm

0

3

.

0

mm

スロットの上部エッジは,基準面 X から次による。

      L

239

=11.0mm

3

.

0

0

mm

スロットのコーナは,次の半径で丸くするものとする。

      R

207

=0.5mm±0.2mm

スロットの深さは,基準面 Z から次の値をもつものとする。

      L

240

=6.5mm±0.2mm

8.2.8

書込み禁止穴(図 16 参照)  ケースは B 面に書込み禁止穴をもつものとする。書込み禁止穴は,

その穴を開閉する書込み禁止機構をもつものとする。

ディスクの書込み及び消去が許されない場合,書込み禁止穴は,開いているものとする。

書込み禁止穴は,次の直径をもつものとする。

      D

203

=最小 3.0mm

その中心位置は,ケースの B 面上で,次によって規定する。

      L

241

=18.5mm±0.2mm

      L

242

=9.0mm±0.2mm

穴は,D

203

に少なくとも等しい直径をもち,次の値だけ基準面 Z の下方まである。

      L

243

=最小 5.0mm

ディスクの書込み及び消去が許される場合,書込み禁止穴は,書込み禁止機構で閉じるものとする書込

み禁止機構は,基準面 Z から 0.3mm を超えてくぼんではならない。

8.2.9

センサホール(図 16 参照)  ケースは,B 面に三つのセンサホールをもつものとする。ケース B

面上にある A1,A2 及び A3 は,ディスクの A 面に対応する。ホールは,次の直径をもつものとする。

      D

204

=最小 3.0mm

中心の位置は,L

240

及び次によって規定するものとする。

      L

244

=7.5mm±0.2mm


25

X 6244 : 1998

      L

245

=3.5mm±0.2mm

      L

246

=2.5mm±0.2mm

ホールの下方の空げきは,基準面 Z の下方に次の値まであるものとする。

      L

247

=最小 5.0mm

空げきの直径は,少なくとも D

204

に等しいものとする。ホールは,A 面まで貫通することが許される。

ディスクの A 面用のホールが閉じているとき,閉そく(塞)部は,基準面 Z から 0.3mm を超えてくぼ

んではならない。

センサホール A1 は,ディスクが一度取り出されたことがあるか否かを示すものとする。センサホール

A1

は,初期の状態では閉じているものとする。そして,ディスクを一度取り出されたら,このホールは,

開き,再び閉まることはないものとする。センサホールの機能は,

表 に規定する。

表 2  センサホールの用途

機能

センサホール

条件

A1

元のディスクを取り

出していない

元のディスクを取り出した

か又はディスクを入れた

閉/開

A2

動作面

非動作面

A3

予備

8.2.10

センシング領域(図 16 参照)  ケースは,ドライブがカートリッジの検出のために使用できる二

つのセンシング領域を B 面上にもつものとする。第一の領域は,基準面 X 及び Y,ケースの底部及び右側

面によって囲まれる領域とする。第二の領域は,基準面 X,L

215

の距離で基準面 Y に平行な面,ケースの

底部及び左側面によって囲まれる領域とする。これらの領域は,基準面 S1 及び S2,グリッパスロット及

びセンサホールを除いて,基準面 Z から 0.3mm を超えてくぼんではならない。

8.2.11

スピンドル窓及びヘッド窓(図 17 参照)  窓の寸法は,基準面 Y から次の距離に位置する中心線

を基準とする。

      L

248

=51.0mm±0.1mm

窓はケースの上部から次の位置まであるものとする。

      L

249

=最大 50.0mm

窓の幅は,次による。

      L

250

=19.5mm

0

2

.

0

mm

      L

251

=19.5mm

0

2

.

0

mm

窓の上部は,次の半径で与えるものとする。

      R

208

=最小 60.7mm

この半径は,L

248

と次の値との交点とする。

      L

252

=40.0mm±0.1mm

L

249

から L

252

までの窓の幅は,次による。

      L

253

=最小 17.0mm

      L

254

=最小 17.0mm

窓の底部は,窓の側面になめらかにつながる半円弧とし,次の半径で規定するものとする。

      R

209

=最小 17.0mm

その中心は,L

248

と L

252

との交点とする。


26

X 6244 : 1998

R

208

及びケースの上部に囲まれる領域は,窓の幅にわたり次の値だけ基準面 Z からくぼんでいるものと

する。

      L

255

=最小 2.55mm

      L

256

=最大 5.65mm

8.2.12

シャッタ形状(図 18 参照)  ケースは,ドライブに装着されてないとき,スピンドル窓及びヘッ

ド窓を完全に覆うスプリング付きのシャッタをもつものとする。シャッタは,ケースに形成されたくぼみ

領域内を移動できるものとする。

シャッタは,

基準面 Z 又は Z'を超えて 0.15mm 以上突き出てはならない。

ドライブに挿入されるとき,シャッタは,スピンドル窓及びヘッド窓を開けるように動作するものとす

る。シャッタは,ドライブのシャッタ開放機構によってシャッタ開放動作を可能にする一対のガイドエッ

ジ及びオープナエッジをもつものとする。シャッタは,右側又は左側に向かって移動することができるも

のとする。

各ガイドエッジは,基準面 X から次の位置にあるものとする。

      L

257

=112.0mm

4

.

0

2

.

0

mm

シャッタが閉じているとき,右側のオープナエッジは,基準面 Y から次の位置にあるものとする。

      L

258

=38.0mm±0.4mm

左側のオープナエッジは,基準面 Y から次の位置にあるものとする。

      L

259

=64.0mm±0.4mm

各オープナエッジの深さは,L

258

から次による。

      L

260

=3.0mm

0

2

.

0

mm

そして上部は,次の半径で丸くするものとする。

      R

210

=最大 0.5mm

対応するオープナエッジから測定したガイドエッジの長さは,各オープナエッジから次による。

      L

261

=最小 7.0mm

ガイドエッジ及びオープナエッジの交線は,次の半径で丸くするものとする。

      R

211

=最大 0.5mm

ガイドエッジ及びオープナエッジの他のコーナは,次の半径で丸くするものとする。

      R

212

=最大 1.0mm

8.2.13

シャッタオープナの経路(図 19 及び図 20 参照)  左側オープナエッジが基準面 Y から次の距離

(L

262

)

にくるまで,シャッタが右方向に移動するとき,窓は L

248

からの距離  (L

263

)

L

248

と L

252

との交点を

中心とする半径  (R

213

)

の円弧にわたって開く。その寸法は,次のとおりとする(

図 19 参照)。

      L

262

=26.5mm

      L

263

=最小 16.5mm

      R

213

=最小 17.0mm

左側オープナエッジは,

シャッタが右側終端位置にあるとき,

基準面 Y から次の位置にあるものとする。

      L

264

=最大 26.0mm

右側オープナエッジの対応する位置が次の値であるとき,窓は,L

248

から L

263

で開き,L

248

と L

252

との交

点を中心とする半径 R

213

をもつものとする(

図 20 参照)。

      L

265

=75.5mm

右側オープナエッジの位置は,シャッタが左側終端位置にあるとき,基準面 Y から次の位置にあるもの

とする。


27

X 6244 : 1998

      L

266

=最小 76.0mm

8.2.14

レーベル領域(図 21 参照)  ケースは,A 面,B 面上及び底部に,次の寸法をもつ三つのレーベ

ル領域をもつものとする。

A

面及び B 面:

      L

267

=10.0mm±0.2mm

      L

268

=13.0mm±0.2mm

      L

269

=76.0mm±0.3mm

      R

214

=2.0mm±0.2mm

底部:

      L

270

=13.0mm±0.2mm

      L

271

=76.0mm±0.3mm

      L

272

=5.0mm±0.2mm

      L

273

=97.0mm±0.3mm

      L

274

=1.0mm±0.2mm

      L

275

=6.0mm±0.2mm

レーベル領域は,すべての三つの面で,最小 0.2mm くぼんでいるものとする。

8.2.15 A

面の識別マーク(図 22 参照)  ケースは,A 面を識別するための識別マークをもつ。識別マー

クは凹面部とその中央部に形成された一つの小丸突起部からなる。その位置及び寸法は,次による。

      L

276

=0.5mm

0

1

.

0

mm

      L

277

=7.0mm±0.3mm

      L

278

=97.0mm±0.4mm

      L

279

=0.6mm

0

1

.

0

mm

      R

215

=0.5mm

0

1

.

0

mm

      R

216

=18.0mm±1.0mm

8.2.16

ケースからディスクを取り出すための開口及び開口カバー  タイプ 2 ケースは,開口カバーで閉じ

る開口をもつものとする。初期の状態では,ケースはディスクを収納し,開口カバーは閉じた位置でロッ

クしてある。センサホール A1 は閉じている。ディスクを取り出すために,センサホール A1 を開くものと

する。その後,カバーを開くことができ,ディスクをケースから取り出すことができる。センサホール A1

が一度開くと,再び閉じることはできない。

この規格は,開口及び開口カバーの形状を規定しない。開口及び開口カバーは,ディスクに損傷を与え

ないように設計するものとする。開口カバーの例を

附属書 に示す。


28

X 6244 : 1998

図 13  全体の寸法


29

X 6244 : 1998

図 14  基準面


30

X 6244 : 1998

図 15  挿入スロット,ディテント及びグリッパスロット


31

X 6244 : 1998

図 16  書込み禁止穴,センサホール及びセンシング領域


32

X 6244 : 1998

図 17  スピンドル窓及びヘッド窓


33

X 6244 : 1998

図 18  シャッタ形状


34

X 6244 : 1998

図 19  右側開放位置(上図)及び右側終端位置(下図)のシャッタ


35

X 6244 : 1998

図 20  左側開放位置(上図)及び左側終端位置(下図)のシャッタ


36

X 6244 : 1998

図 21  レーベル領域


37

X 6244 : 1998

図 22  面の識別マーク

8.3

タイプ ケースの寸法  タイプ 3 ケースの寸法は,試験環境条件(7.1.1 参照)で測定するものとす

る。動作環境条件(7.1.2 参照)においてケースの寸法は,この項に規定する寸法から推定できる。ケース

の寸法は,タイプ 2 ケースの寸法と同一である(8.2 参照)

。次の項は,タイプ 2 ケースと異なる機構を規

定する。

8.3.1

センサホール  センサホールの機能は,表 に規定する。

表 3  センサホールの用途

機能

センサホール

A1

非適用

ディスクなし又は

ディスクを入れた

A2

動作面

非動作面

A3

予備


38

X 6244 : 1998

8.3.2

開口及び開口カバー  ケースは,ディスクを取り出したり入れたりするための開口及び開口カバー

をもつものとする。開口カバーは,自由に開閉が可能である。

開口カバーの一つの例を

附属書 に示す。センサホール A1 は,常時,開いている。

9.

機械的特性

9.1

材料  ケースは,この規格の要求事項を満たす適切な材料で構成する。

9.2

質量  ケースの質量は,100g を超えてはならない。

9.3

エッジのひずみ  カートリッジは,附属書 に定義するエッジのひずみの要求事項を満たすものと

する。

9.4

コンプライアンス  ケースは,附属書 で定義するコンプライアンス(可とう性)試験の要求事項

を満たすものとする。

9.5

シャッタオープニング力  シャッタに対するスプリング力は,シャッタを開くのに要する力が 2.0 N

を超えないものとする。この力は,ケースの向きに関係なく,シャッタを閉めるのに十分な強さとする。

10

カートリッジとドライブ間のインタフェース

10.1

キャプチャシリンダ(図 23 参照)  キャプチャシリンダは,スピンドルにディスクが装着されるた

めに,ディスク穴の中心点が存在を許される容積として定義する。

なお,カートリッジは 9.4 に規定するように拘束されているものとする。シリンダの寸法は,ケース内

部のディスク収納室の中で,ディスクが動ける限界量を示す。シリンダは,ドライブにある理想的な位置

と寸法をもつアラインメントピン及びロケーションピンを基準に規定する。シリンダは,上記の二つのピ

ンとディスクの中心に関連するケース及びディスクの寸法公差を含む。

シリンダの底部は,基準面 Z に平行で,基準面 Z の上方の次の距離に位置するものとする。

      L

301

=最小 2.1mm

シリンダの上部は,基準面 Z の上方の次の距離に位置する。

      L

302

=最大 5.2mm

シリンダの直径は,次による。

      D

301

=最大 2.8mm

その中心は,ドライブの中で,タイプ 1 ケースの L

146

及び L

150

の公称値又はタイプ 2 ケース若しくはタ

イプ 3 ケースの L

248

及び L

252

の公称値で与えるものとする。


39

X 6244 : 1998

図 23  キャプチャシリンダ

10.2

ケースの内部寸法(図 24 参照)  ケースの内部空間は,ディスクが動作中にケースに接触しないも

のとする。ケースの内部空間は,次の要求条件を満たすものとする。

基準面 Z の上で,

      L

303

=最大 2.2mm

      L

304

=最大 2.5mm

      L

305

=最小 5.4mm

      L

306

=最小 5.7mm


40

X 6244 : 1998

タイプ 1 ケースの L

146

及び L

150

の公称値又はタイプ 2 ケース若しくはタイプ 3 ケースの L

248

及び L

252

公称値で与える中心からの半径は,次による。

      R

301

=最大 22.0mm

      R

302

=最大 60.7mm

図 24  ケース内部寸法


41

X 6244 : 1998

11.

ケース内のディスクの方向性

11.1

ケースタイプ 内の両面ディスク(タイプ 2S)  ディスクの表面は,A 面及び B 面として定義する。

ケースの A 面及び B 面は,この規格に規定する機構に関する限り同一である。両面ディスク(タイプ 2S)

は,ケース内で特別な方向性をもたない。したがって,ケースの A 面及び B 面に対する基準は,それぞれ

B

面及び A 面に置き換えることが可能である。

11.2

ケースタイプ 1及び 内の片面ディスク(タイプ 1S)  片面ディスク(タイプ 1S)は,片面だ

けに入射面をもつものであり,この面を A 面として定義する。ディスクは,ケース内で方向性をもち,ケ

ースの A 面が上向きのときに,ディスクの A 面が下向きになるものとする。


42

X 6244 : 1998

附属書 A(規定)  基準面に対するケースの位置

この附属書は,本体 7.1.2 に規定する,基準面に対するケースの位置を示す。

図 A.1  ケースの位置


43

X 6244 : 1998

附属書 B(規定)  エッジひずみ試験

ひずみ試験は,ケースがそのエッジに沿ったひずみ及び突出が許容できるか否かを調べる。試験は,ゲ

ージにある垂直スロットにカートリッジを通過させて行う。

B.1

試験ゲージの仕様  ゲージは,適切な材料,例えば,クロムめっきした炭素鋼で作る。内部表面は,5

µm

pp

の表面仕上げに研磨するものとする。寸法は,次による(

図 B.1 参照)。

      L

a

=最小 136.0mm

      L

b

=125.0mm±0.1mm

      L

c

=8.0mm±0.1mm

      L

d

=8.30mm±0.02mm

      L

e

=最小 8.8mm

B.2

要求事項  カートリッジをゲージに垂直に挿入して,カートリッジの上部中央部に最大 1.5N の垂直力

F

1

(カートリッジの重量なし)を与えたとき,カートリッジがゲージを通過するものとする。


44

X 6244 : 1998

図 B.1  ひずみゲージ


45

X 6244 : 1998

附属書 C(規定)  コンプライアンス試験

コンプライアンス試験は,ケースの四つの基準面に力を加えてケースの平たん度及び可とう性を調べる。

試験は,ゲージにあるポストにカートリッジを置き,カートリッジに荷重を与えることによって行う。

C.1

試験ゲージの仕様  試験ゲージは,四つの基準面 S1,S2,S3 及び S4 に,それぞれ対応する四つのポ

スト P

1

,P

2

,P

3

及び P

4

が固定されている基台からなる(

図 C.1 参照)。四つの基準面 S1,S2,S3 及び S4

の位置は,本体 8.1.4

(図 4)又は本体 8.2.4(図 14)に定義する。

寸法は,次による(

図 C.2 参照)。

ポスト P

1

及び P

2

      D

a

=6.50mm±0.01mm

      D

b

=3.90mm

02

.

0

0

+

mm

      L

f

=0.5mm±0.1mm

      L

g

=3.0mm±0.1mm

  ポスト P

1

及び P

2

の上部領域は,面取りをする。

ポスト P

3

及び P

4

      D

c

=5.00mm±0.01mm

組立後,ポスト P

1

及び P

2

の直径 D

a

からなる上部環境表面と,ポスト P

3

及び P

4

の上部表面は 0.01mm 離

れた二つの水平面内に位置するものとする。

四つのポスト P

1

P

2

P

3

及び P

4

の位置 

  ポスト P

2

,P

3

及び P

4

の各中心は,ポスト P

1

の中心から次の位置にあるものとする。

L

h

=102.0mm±0.1mm

L

i

=11.0mm±0.1mm

L

j

=113.0mm±0.1mm

L

k

=90.0mm±0.2mm

カートリッジは,水平に設置された試験ゲージの各ポストの上に対応する基準面を置くものとする。カ

ートリッジには,四つのポストに対応する位置に各々1.0N の力 F

2

を垂直に加えるものとする。

C.2

要求事項  C.1 の条件のもとに,S1 から S4 までの四つの基準面のうち三つは,それぞれのポストの

表面に接触し,残りの基準面 S とポストの表面との間のすきまは,0.1mm を超えてはならない。


46

X 6244 : 1998

図 C.1  コンプライアンスゲージ

図 C.2  ポストの詳細


47

X 6244 : 1998

附属書 D(参考)  タイプ ケース又はタイプ ケースの開口カバーの例

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事項を補足するもので規定の一部ではない。

図 D.1  開口カバーの例 


48

X 6244 : 1998

タイプ ケース又はタイプ ケースの開口カバーの例 

図 D.2  開口カバーの例 


49

X 6244 : 1998

附属書 E(参考)  輸送

この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事項を補足するもので規定の一部ではない。

E.1

一般  輸送は,例えば,異なる期間,多くの輸送方法によって,そして世界中のすべての場所で,広

い範囲の温度及び湿度の変動の中で行われるので,輸送又は包装の規定条件を規定することは不可能であ

る。

E.2

包装  包装の形態は,送付元及び受領先との間で合意を得ておくことが望ましいがそのような合意が

ない場合は,送付元の責任である。次のような損害を考慮しておくことが望ましい。

E.2.1

温度及び湿度  断熱及び包装は,輸送の見込まれる期間中にわたる保存条件を維持するように設計

することが望ましい。

E.2.2

衝撃負荷及び振動

a)

ケース又はカートリッジの形状にひずみを与える機械的負荷を避ける。

b)

ケース又はカートリッジの落下を避ける。

c)

ケース又はカートリッジは,適切な衝撃吸収材料を含む堅い箱にこん包することが望ましい。

d)

輸送用の箱は,清浄な内部と汚れや湿気の侵入を防ぐシールをした構造をもつことが望ましい。


50

X 6244 : 1998

光ディスク標準化委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

板  生      清

東京大学

石  井  正  則

日本電気株式会社

磯  村  嘉  伯

日本電信電話株式会社

伊  藤      武

富士通株式会社

入  江  英  之

株式会社東芝

金  沢  安  矩

橋  爪  邦  隆

通商産業省工業技術院

木  目  健治郎

三菱電機株式会社

小  町  祐  史

松下電送株式会社

佐  藤  正  聡

株式会社ニコン

菅  谷  寿  鴻

株式会社東芝

高  橋  正  彦

株式会社日立製作所

土  屋  洋  一

三洋電機株式会社

徳  丸  春  樹

日本放送協会

戸  島  知  之

日本電信電話株式会社

増  井  久  之

財団法人マルチメディアコンテンツ振興協会

松  林  宣  秀

オリンパス光学工業株式会社

三  和  邦  彦

日本アイ・ビー・エム株式会社

村  上  善  照

シャープ株式会社

山  上      保

ソニー株式会社

山  田      昇

松下電器産業株式会社

横  川  文  彦

パイオニア株式会社

吉  田  秀  実

三菱化学株式会社

光ディスク標準化委員会第 2 メディア分科会  構成表

氏名

所属

(総括)

菅  谷  寿  鴻

株式会社東芝

伊  藤  雅  樹

日本電気株式会社

伊  藤  正  也

三菱電機株式会社

大  林  元太郎

東レ株式会社

小  平  康  人

旭化成工業株式会社

佐  藤  哲  生

帝人株式会社

杉  本      守

セイコーエプソン株式会社

南  雲      收

パルステック工業株式会社

西  田  哲  也

株式会社日立製作所

橋  爪  邦  隆

通商産業省工業技術院

橋  詰      隆

株式会社小野測器

宮  園      泰 HOYA 株式会社

山  田      昇

松下電器産業株式会社