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X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)/財団

法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業

標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 20061:2001,Information

technology−12.65 mm wide magnetic tape cassette for information interchange−Helical scan recording−DTF-2

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

JIS X 6176

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)信号対雑音比の測定法

附属書 B(規定)8 ビットから 9 ビットパターンへの変換

附属書 C(参考)輸送条件

附属書 D(参考)不良テープ


X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)  目次

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  適合性

1

2.1

  磁気テープカセット

1

2.2

  書込み装置

1

2.3

  読取り装置

2

3.

  引用規格

2

4.

  定義

2

5.

  表記法

4

5.1

  数字の表現

4

5.2

  名称

4

6.

  略号

4

7.

  環境条件及び安全性

5

7.1

  試験環境条件

5

7.2

  使用環境条件

5

7.3

  保存環境条件

5

7.4

  輸送

5

7.5

  安全性

5

7.6

  難燃性

5

8.

  ケースの寸法及び機械的特性

6

8.1

  概要

6

8.2

  タイプ カセット

6

8.3

  タイプ カセット

28

9.

  テープの機械的特性及び物理的特性

52

9.1

  材料

52

9.2

  テープの長さ

52

9.3

  テープの幅

53

9.4

  スプライシングテープの幅及び位置

53

9.5

  連続性

53

9.6

  テープの厚さ

53

9.7

  長手方向の湾曲

53

9.8

  カッピング

53

9.9

  塗膜の接着強度

53

9.10

  層間の粘着

54

9.11

  引張強度

54


X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)  目次

(3)

ページ

9.12

  残留伸び

54

9.13

  塗布面の電気抵抗

54

9.14

  テープの巻き方

55

10.

  磁気記録特性

55

10.1

  ティピカル磁界  (TF1)

56

10.2

  平均信号振幅  (ASA)

56

10.3

  分解能

56

10.4

  信号対雑音比  (S/N)

56

10.5

  消去特性

56

10.6

  テープの品質

56

10.7

  不良テープ

56

11.

  ヘリカルトラックのフォーマット

56

11.1

  書込みデータパスの概要(図 42

56

11.2

  論理トラックの構成

57

11.3

  トラックセット情報

67

11.4

  プロダクトコードの配列化

68

11.5

  トラックの割り付け

70

11.6

  ヘリカルトラックの内容形成(図 50

75

12.

  トラックの機械的特性

78

12.1

  概要

78

12.2

  ヘリカル記録トラック

78

12.3

  長手方向のトラックの特性

81

13.

  ヘリカルトラック記録方式

81

13.1

  物理記録密度

81

13.2

  最適記録電流

81

13.3

  消去効率

81

14.

  長手方向トラックの記録方式

82

14.1

  概要

82

14.2

  コントロールトラック

82

14.3

  タイムコードトラック

83

14.4

  タイムコードトラックの様式

83

15.

  記録情報

83

15.1

  記録領域(図 55

83

15.2

  磁気テープのレイアウト(図 56

84

15.3

  物理的 TSID

84

16.

  再書込みシーケンス(図 58

87

17.

  追記ファイル動作(図 59

88

17.1

  追記ボリューム

88

17.2

  追加書込み(図 60

88


X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)  目次

ページ

17.3

  重ね書き(図 61

89

17.4

  ファイルの拡張(図 62

90

附属書 A(規定)信号対雑音比の測定法

92

附属書 B(規定)ビットから ビットパターンへの変換

93

附属書 C(参考)輸送条件

100

附属書 D(参考)不良テープ

101

 
 


日本工業規格

JIS

 X

6176

:2006

(ISO/IEC 20061

:2001

)

情報交換用 12.65 mm 幅,

ヘリカル走査記録,

磁気テープカセット−DTF-2 様式

Information technology

12.65 mm wide magnetic tape cassette

for information interchange

−Helical scan recording−DTF-2

序文  この規格は,2001 年に第 1 版として発行された ISO/IEC 20061,Information technology−12.65 mm

wide magnetic tape cassette for information interchange−Helical scan recording−DTF-2 を翻訳し,技術的内容及

び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

1.

適用範囲  この規格は,電子計算機,関連周辺端末機器などの機器及びシステム間で情報交換に用い

る 12.65 mm 幅,ヘリカル走査記録,DTF-2( Digital Tape Format No.2)  様式,磁気テープカセットの構造,

寸法,物理的特性,機械的特性,磁気的特性及び情報の規格様式について規定する。

この規格は,カセットの大きさが異なる 2 種類のカセットを規定し,大きいカセットをタイプ L とし,

小さいカセットをタイプ S とする。

この規格は,ラベルとファイル構成の規格,例えば JIS X 0601 とともにデータ処理システム間のデータ

交換について規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO/IEC 20061:2001

,Information technology−12.65 mm wide magnetic tape cassette for information

interchange−Helical scan recording−DTF-2 (IDT)

2.

適合性

2.1

磁気テープカセット  この規格への適合性は,カセットのタイプを明示することとし,次による。

−  ケース及び未記録テープがタイプごとの 8.10.  のすべての要件に適合する

−  テープへの記録が 11.17.  の要件に適合する

2.2

書込み装置  この規格への適合性は,どちらか,又は両方のカセットのタイプを適用するかを明示

することとし,情報交換用磁気カセットに用いる書込み装置は,テープに記録するすべての記録がこの規

格の必す(須)要件に適合するとき,この規格に適合する。この規格への適合性は,一つ以上の登録され

た圧縮アルゴリズムの採用の有無を明示し,登録アルゴリズムを採用する場合はアルゴリズムの登録番号

を明示しなければならない(ISO/IEC 11576 参照)


2

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

2.3

読取り装置  この規格への適合性は,どちらか,又は両方のカセットのタイプを適用するかを明示

する。情報交換用磁気カセットに用いる読取り装置は,この規格に適合する磁気テープ上の記録を処理で

きることとし,一つ以上の登録された圧縮アルゴリズムの採用の有無を明示し,登録アルゴリズムを採用

する場合は,アルゴリズムの登録番号を明示しなければならない。

3.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 7127

  プラスチック−引張特性の試験方法−第 3 部:フィルム及びシートの試験条件

備考  ISO 527-3  Plastics−Determination of tensile properties−Part 3: Test Conditions for films and

sheets が,この規格と一致している。

JIS X 0601

  情報交換用磁気テープのラベル及びファイル構成

備考  ISO 1001,Information processing−File structure and labeling of magnetic tapes for information

interchange からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

ISO/IEC 11576

  Information technology− Procedure for the registration of algorithms for the lossless

compression of data

SMPTE timecode

  C98.12: time and control code for video and audio tape for 525/60 television system

4.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

4.1

絶対ブロック番号  (absolute block number)  論理ボリュームの先頭から 番目のブロックを表す各ブ

ロックに付与した番号。最初のブロックは,1 である。

4.2

交流消去 (a.c. erase)  減衰する交流磁界を用いた消去。

4.3

アルゴリズム (algorithm)  データの論理的表現を変換する一連の規則。

4.4

アペンドファイル (append file)  論理ボリュームのデータの最後 (EOD) から付加した新しいファ

イル。

4.5

アペンドボリューム (append volume)  カセットに記録した最後の論理ボリュームの後ろに付加した

論理ボリューム。

4.6

平均信号振幅  [average signal amplitude (ASA)]  規定の記録密度で記録した磁気テープ上のミッシン

グパルスがない部分を長さ 1.40 mm 以上にわたって測定した再生ヘッドの平均ピーク (P-P) 出力電圧。

4.7

アジマス (azimuth)  磁束反転とトラックの中心線に垂直な直線との角度。

4.8

裏面 (back surface)  データの記録に使う磁性面の反対側のテープ面。

4.9

ビットセル (bit cell)  トラックに記録する 1 チャネルビットの領域。

4.10

ブロック (block)  単独の書込み命令を実行したときにテープ制御装置に送るデータの集合。

4.11

ブロック管理テーブル [block management table(BMT)]  トラックセットのブロックを管理するトラ

ックセット内のテーブル。

4.12

バイト (byte)  一単位として取り扱うビット列。

4.13

カセット (cassette)  一組のリールに巻いた磁気テープを収納したケース。

4.14

圧縮データ (compressed data)  データ圧縮アルゴリズムによって変換後ホストシステムに送り出す

データの表現。

4.15

コントロールトラック (control track)  制御信号を記録するために使用するトラック。

4.16

磁束反転位置  (flux transition position)  テープ表面サーボに垂直な方向の磁束密度が最大となる点。


3

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

4.17

磁束反転間隔  (flux transition spacing)  一つのトラックに沿って連続する磁束反転位置間の長さ。

4.18

論理トラックセット識別子 (logical track set ID)  ホストシステムからのデータを含むトラックセッ

トに付与する識別子。

4.19

論理ボリューム (logical volume)  書込み装置がホストシステムから受けとるデータの実体。

4.20

磁気テープ (magnetic tape)  磁気記録によってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ。

4.21

主基準テープ  [master standard reference tape (MSRT)]  信号振幅,基準磁界,分解能及び信号対雑音

比 (S/N) の基準として用いるテープ。

参考  この主基準テープは,ソニー株式会社によって管理されている。

4.22

物理記録密度 (physical recording density)  トラックの長さ 1 mm 当たりに記録する磁束反転数

(ftpmm)。

4.23

基準磁界  [reference field (RF)]  主基準テープのティピカル磁界。基準磁界は,次の二つがある。

RF1:ヘリカル走査記録トラック用

RF2:長手方向記録トラック用

4.24

二次基準テープ  [secondary standard reference tape (SSRT)]  テープの特性が既知であり,主基準テー

プとの偏差を明示しているテープ。

参考  二次基準テープは,部品番号 SSRT-DTF-1 にてソニー株式会社 CNC RM カンパニー,

〒141-8680  東京都品川区北品川 6-7-3 に発注できる。通常,二次基準テープは,2012 年まで

は入手可能である。しかし,入手可能期間は,ISO/IEC とソニー株式会社との合意に基づき,

テープの需要動向によって期間を短縮,延長及び変更することがある。

このテープは,定期校正用の三次基準テープとの偏差を補正するために用いる。

4.25

基準信号振幅  [standard reference amplitude (SRA)]  主基準テープに特定の試験記録密度の信号を試

験記録電流で記録し,これを再生したときの平均信号振幅。基準信号振幅は,次の三つがある。

SRA1:TRC1 で 3 201 ftpmm で記録したヘリカル走査記録トラックの再生信号振幅の平均値

SRA2:TRC2 で 20.75 ftpmm で記録した長手方向記録トラックの再生信号振幅の平均値

SRA3:TRC1 で 800.3 ftpmm で記録したヘリカル走査記録トラックの再生信号振幅の平均値

4.26

基準電流  [standard reference current (Ir)]  基準磁界を発生する記録電流。基準電流は,次の二つがあ

る。

Ir1:ヘリカル走査記録トラックに RF1 を発生する電流

Ir2:長手方向記録トラックに RF2 を発生する電流

4.27

テープ基準縁 (tape reference edge)  供給リールが右側になるようにテープの記録面から見たときの

テープの下端。

4.28

試験記録電流  [test recording current (TRC)]  SRA を記録するための電流。試験記録電流は,次の二つ

がある。

TRC1:Ir1 の 1.1 倍

TRC2:Ir2 の 1.0 倍

4.29

トラック (track)  磁気変化の連続を記録するテープ上の狭い規定領域。トラックは,テープ基準縁

に平行又は角度をもつ。

4.30

トラック角度  (track angle)  ヘリカル走査記録トラックの中心線とテープ基準縁との間の角度。

4.31

トラックセット (track set)  トラックセット識別子によって一意に識別する 4 本の連続したヘリカル

トラックのセット。


4

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

4.32

ティピカル磁界  [typical field (TF)]  記録領域での記録磁界。ティピカル磁界は,ASA を測定し,次

の二つがある。

TF1: ヘリカル走査記録トラックに物理記録密度 3 201 ftpmm の最大 ASA の 90  %と同じ ASA を発生す

る最小記録磁界

TF2: 長手方向記録トラックに物理記録密度 20.75 ftpmm で記録領域の 1 dB 増加による ASA の増加が

0.5 dB 落ちる記録領域の値

4.33

ワード (word)  0∼3 に番号付けし,バイト 3 を最上位とする 4 個の 8 ビットバイトのグループ(又

は,セット)

5.

表記法

5.1

数字の表現  測定した値は,対応する規定値に対して有効数字に丸める。すなわち,規定値が 1.26,

正の許容差が 0.01,負の許容差が 0.02 である場合,測定した値は,1.235 以上 1.275 未満を許容する。

16 進数は,(  )内に数字及び英文字で表す。

ビットの設定は,

“0”又は“1”で表す。

ビットパターン及び 2 進数表現の数字は,

“0”又は“1”の列で表す。規定しないビットは,X を用いて

もよい。

ビットパターン及び 2 進数表現の数字は,最上位ビットを左とし,最下位ビットを右とする。

2 進数の負の表現は,2 の補数で表す。

各フィールド内では,データバイト 0 を最上位バイトとし,最初に記録する。各 8 ビットバイトでは,

最上位ビットを b8 とし,最下位ビットを b1 とする。

5.2

名称  名称は,英語表記の場合の頭文字を規定しているもので,この規格では規定しない。

6.

略号  略号は,次による。

ASA

平均信号振幅  (average signal amplitude)

CRC

巡回冗長検査  (cyclic redundancy check)

BMT

ブロック管理テーブル (block management table)

BST

欠陥箇所テーブル  (bad spot table)

DIT

ディレクトリ情報テーブル  (directory information table)

DM

ダミートラック (dummy track)

ECC

誤り訂正符号  (error correcting code)

EOD

データの終端  (end of data)

FIT

ファイル情報テーブル  (file information table)

LBOT

テープの論理始端  (logical beginning of tape)

LEOT

テープの論理終端  (logical end of tape)

LIDT

論理 ID テーブル  (logical ID table)

lsb

最下位ビット (least significant bit)

LSB

最下位バイト  (least significant byte)

msb

最上位ビット  (most significant bit)

MSB

最上位バイト  (most significant byte)

MSRT

主基準テープ  (master standard reference tape)


5

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

NEOT

テーブルの近終端  (near end of table)

PBOT

テープの物理始端  (physical beginning of tape)

PEOT

テープの物理終端  (physical end of tape)

SRA

基準信号振幅  (standard reference amplitude)

SSRT

二次基準テープ  (secondary standard reference tape)

TF

ティピカル磁界 (typical field)

TPS

トラッキングパイロット信号  (tracking pilot signal)

TRC

試験記録電流  (test recording current)

TSID

トラックセット識別子  (track set identifier)

UID

固有識別子 (unique identifier)

UT

更新テーブル (update table)

VEOV

ボリュームの仮想終端  (virtual end of volume)

VIT

ボリューム情報テーブル  (volume information table)

VSIT

ボリュームセット情報テーブル  (volume set information table)

7.

環境条件及び安全性  環境条件は,カセット近傍付近とする。

環境条件の制限を超えてもカセットは,通常に機能する可能性もあり,環境条件は,永久的な障害にな

る可能性もある。

7.1

試験環境条件  試験環境条件は,規定がない限り,次による。

温度

23

ºC±1 ºC

相対湿度

48

%∼52  %

試験前放置時間

24

時間以上

7.2

使用環境条件  使用環境条件は,次による。

温度

5

ºC

∼ 40 ºC

相対湿度

20

%∼80  %(結露しないこと)

湿球温度

26

ºC

以下

カセットが保存時又は輸送時に使用環境条件を超えた場合は,使用環境条件以外の環境条件に放置した

時間と同等以上,又は最大 24 時間,使用環境条件に放置してから使用する。

備考  急激な温度変化は,避ける。

7.3

保存環境条件  保存環境条件は,次による。

温度

5

ºC

∼ 32 ºC

相対湿度

20

%∼60  %

周辺磁界は,テープ上で 4 000 A/m を超えてはならない。カセットの内部及び表面は,結露してはなら

ない。

7.4

輸送  カセットの輸送条件及び輸送での損傷を最小限にするための参考情報は,附属書 による。

7.5

安全性  カセット及びその構成部品は,IEC 60950-1 の要求を満足しなければならない。

カセット及びその構成部品は,適正使用時又はあらかじめ予想可能な誤使用時に,安全性,又は健康上

の危険が生じてはならない。

7.6

難燃性  カセット及びその構成部品の材料は,マッチの炎などによって着火してもよいが,二酸化

炭素中で燃焼し続けてはならない。


6

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

8.

ケースの寸法及び機械的特性  ケースの寸法及び機械的特性は,次による。

8.1

概要  カセットのケースは,次の構成要素とする。

−  上側ケース

−  下側ケース

−  上側ケースに回転軸で取り付けたリッド

−  リッド用ラッチ機構

−  磁気テープ用の一対のリール

−  リールロック機構

−  書込み禁止機構

−  識別孔

図によって,カセットの例を示す。

タイプ S カセットの寸法は,三つの直交する基準面 X,基準面 Y 及び基準面 Z に基づく。

−  カセット下側の基準領域 A,基準領域 B 及び基準領域 C は,基準面 Z 内とする。

−  基準面 X は,基準孔 A 及び基準孔 B の中心を通り,基準面 Z に垂直とする。

−  基準面 Y は,基準孔 A の中心を通り,基準面 X 及び基準面 Z に垂直とする。

タイプ L カセットの寸法は,三つの直交する基準面 X,基準面 Y 及び基準面 Z に基づく。

−  カセット下側の基準領域 E,基準領域 F 及び基準領域 G は,基準面 Z 内とする。

−  基準面 X は,基準孔 E 及び基準孔 F の中心を通り,基準面 Z に垂直とする。

−  基準面 Y は,基準孔 E の中心を通り,基準面 X 及び基準面 Z に垂直とする。

図 119 及び 8.2 は,タイプ S カセットのケース及びリールの寸法を規定する。

図 2039 及び 8.3 は,タイプ L カセットのケース及びリールの寸法を規定する。

8.2

タイプ カセット

図 1

上側から見たカセットの外観

図 2

下側から見たカセットの外観

図 3

リッドが閉じた状態の上面

図 4

上面,支持領域及びラベル領域

図 5

リッドがない状態の底面

図 6

リッドが閉じた状態の底面

図 7

識別孔の詳細図

図 8

書込み禁止プラグの詳細図

図 9

リッドロック解除機構の挿入経路

図 10  リッドのロック解除に必要な力の方向

図 11  リッドを開けるための機構の挿入経路

図 12  リッドを開けるために必要な力の方向

図 13  リッドが開いた状態の側面

図 14  カセットリール

図 15  回転状態でのリールの高さ

図 16  カセット内のテープ経路

図 17  テープを引き出すのに必要な力を測定するときのテープ経路


7

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

図 18  テイクアップリールの摩擦トルクを測定するときのテープ経路

図 19  テープ引出し開口部

8.2.1

全体の寸法(図 3)  リッドを閉じた状態のケース全体の寸法は,次による。

ケース全体の幅は,次による。

l

1

 = 96.0 mm±0.3 mm

ケース全体の長さは,次による。

 

l

2

 = 156.0 mm

2

0

3

0

.
.

+

mm

ケースの上面から基準面 Z までの距離は,次による。

 

l

3

 = 25.0 mm±0.3 mm

ケースの上側前面の傾斜の開始位置は,前面から l

4

 = 3.0 mm±0.5 mm の位置で開始し,前面の上面から

l

5

 = 5.0 mm±0.5 mm の位置にて終了する。

ケースの下側前面縁の半径は,次による。

r

1

= 1.0 mm±0.1 mm

背面から基準面 X までの距離は,次による。

 

l

6

 = 9.0 mm

2

0

1

0

.

.

+

mm

側面から基準面 Y までの距離は,次による。

 

l

7

 = 8.0 mm

2

0

1

0

.

.

+

mm

8.2.2

保持領域(図 4)  カセットを磁気テープ装置に挿入するときの上面からの保持領域は,基準面 Z

上の網掛け部分の領域とする。

左右両端の保持領域は,背面から次による位置までとする。

 

l

8

≧ 69.4 mm

ケース背面のエッジに沿う保持領域の幅は,次による。

 

l

9

≧ 10.2 mm

左右の保持領域の幅は,次による。

 

l

10

≧ 5.7 mm

8.2.3

窓  窓は,リールの一部を目視可能とするために上面に設けてもよい。窓を設ける場合,カセット

の高さ及び保持領域の内側の境界を超えてはならない。

8.2.4

ラベル領域(図 4)  ラベル領域は,カセットの背面及び上面に設けてもよい。ラベル領域の位置

及び寸法は,カセット動作及び機械的許容度に対する要求事項を妨げてはならない。

上面のラベル領域は,保持領域の内側に入ってはならない。

背面のラベル領域の位置及び寸法は,次による。

ケース上面からラベル領域の上端及びラベル領域の下端から基準面 Z までの距離は,次による。

l

11

 = 3.0 mm±0.3 mm

ケース左右側面からラベル領域の両端までの距離は,次による。

l

12

 = 7.0 mm±0.3 mm

上面ラベル領域のくぼみの深さは,0.3 mm  以下とする。

側面ラベル領域のくぼみの深さは,0.5 mm±0.1 mm とする。

8.2.5

基準領域及び基準孔(図 及び図 6)  環状の基準領域 A,基準領域 B 及び基準領域 C は,基準面

Z 上に設け,磁気テープ装置に装着したときのカセットの垂直方向位置決めに用いる。

環状の基準領域 D は,基準面 Z と平行とし,基準面 Z から 0.3 mm 以内とする。


8

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

基準領域の直径 d

1

は,10.0 mm±0.1 mm とし,基準孔の中心と同心とする。

基準孔 A 及び基準孔 B の中心は,基準面 X 上とする。

円形の基準孔 A の中心は,基準面 X 及び基準面 Y の交点とする。

基準孔 B の中心から基準面 Y までの距離は,次による。

 

l

13

 = 140.0 mm±0.3 mm

円形の基準孔 C の中心から基準面 Y までの距離は,次による。

 

l

14

 = 120.0 mm±0.3 mm

基準孔 D の中心から基準面 Y までの距離は,次による。

 

l

15

= 20.0 mm±0.2 mm

基準孔 C 及び基準孔 D の中心から基準面 X までの距離は,次による。

 

l

16

 = 74.0 mm±0.2 mm

基準孔 A 及び基準孔 D の直径は,

図 の C-C に示し,次による。

l

17

 = 5.5 mm

1

0

0

0

.

.

+

mm

四つの基準孔の深さは,次による。

   

  l

19

≧ 9 mm

基準孔 B 及び基準孔 C の平面の間隔は,l

17

とする。

図 の E-E で示す基準孔 B 及び基準孔 C の長い方の幅は,次による。

 

l

18

= 8.00 mm±0.15 mm

8.2.6

支持領域(図 5)  カセット支持領域は,図 の網掛け部分とする。支持領域 A,支持領域 B,支

持領域 C 及び支持領域 D は,それぞれ,基準領域 A,基準領域 B,基準領域 C 及び基準領域 D から±0.05

mm 以内で同一の平面上とする。

カセットの端から 1 mm 以内の領域は,支持領域から除くこととし,支持領域からへこむこととする。

支持領域の位置及び寸法は,次による。

基準孔 A を囲む支持領域は,次による。

 

l

20

= 9.0 mm±0.2 mm

 

l

21

= 20.0 mm±0.2 mm

 

l

22

= 10.00 mm±0.15 mm

 

l

23

= 0.4 mm±0.2 mm

基準孔 B を囲む支持領域は,l

20

l

21

及び次による。

 

l

24

= 130.0 mm±0.3 mm

 

l

25

= 140.4 mm±0.3 mm

基準孔 D を囲む支持領域は,次による。

 

l

26

= 62.0 mm±0.2 mm

 

l

27

= 72.3 mm±0.3 mm

 

l

28

= 80.0 mm±0.3 mm

 

l

29

= 85.0 mm±0.3 mm

 

l

30

= 10.00 mm±0.15 mm

 

l

31

= 40.0 mm±0.2 mm

基準孔 C を囲む支持領域は,l

26

l

28

l

29

及び次による。

 

l

32

 = 68.00 mm

2

.

0

5

.

0

+

mm


9

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 

l

33

= 100.0 mm±0.3 mm

 

l

34

= 130.0 mm±0.3 mm

8.2.7

案内溝(図 及び図 6)  カセットは,磁気テープ装置に正確に挿入するために四つの案内溝をも

つこととする。

基準面 X から上面の案内溝の後方の縁までの距離は,次による。

 

l

35

 = 2.5 mm±0.1 mm

上面及び底面の案内溝の幅は,次による。

 

l

36

 = 3.0 mm±0.1 mm

上面及び底面の両方の左右にフランジ状に開いた案内溝の左右両端の幅は,次による。

 

l

37

 = 6.0 mm±0.3 mm

上面及び底面の案内溝の深さは,次による。

 

l

38

  ≧ 1.4 mm

基準面 Z から前面の右側にフランジ状に開いた案内溝の下側のエッジまでの距離は,次による。

 

l

39

 = 11.00 mm

15

0

30

0

.

.

+

mm

左右の案内溝の幅は,次による。

 

l

40

 = 3.0 mm

4

0

1

0

.

.

+

mm

基準面 Z から右案内溝の前面開口部の下側までの寸法は,次による。

 

l

41

 = 9.0 mm±0.3 mm

左右のフランジ状に開いた案内溝の前面からカセット前面の幅は,次による。

 

l

42

 = 7.00 mm±0.15 mm

カセット前面から左右案内溝の前面からフランジ状の終端までの距離は,次による。

 

l

43

 = 8.0 mm±0.15 mm

左右の案内溝の深さは,次による。

 

l

44

  ≧ 1.1 mm

基準面 Z から左側の案内溝の下側の縁までの距離は,次による。

 

l

45

 = 14.00 mm

15

0

30

0

.

.

+

mm

基準面 Z から前面の左側にフランジ状に開いた案内溝の下側までの距離は,次による。

 

l

46

 = 12.0 mm±0.3 mm

カセット上面から左右側面の上側の案内溝の底面取りまでの距離は,次による。

 

l

47

 = 1.90 mm±0.15 mm

左右両端の上側の案内溝の底面取りの角度は,次による。

 

a

1

 = 30º±3º

上側の案内溝の両端のフランジ上の開口角度は,次による。

 

a

2

 = 30º±3º

8.2.8

識別孔(図 及び図 7)  識別孔は,番号 1∼7 の 7 個を設けることとする。

識別孔 1∼6 の位置及び寸法は,次による。

識別孔 1∼6 の位置を規定する中心線位置の基準面 Y からの位置は,次による。

 

l

48

 = 70.00 mm±0.15 mm

識別孔 6 の中心の基準面 X からの位置は,次による。

 

l

49

= 48.0 mm±0.2 mm


10

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

識別孔 4 及び識別孔 5 の中心の位置は,識別孔 1 と識別孔 6 の中心を通る直線の左右とし,次による。

 

l

50

 = 3.40 mm±0.05 mm

識別孔 4 及び識別孔 5 の中心を通る直線の位置は,識別孔 6 の中心からとし,次による。

 

l

51

 = 3.6 mm±0.1 mm

識別孔 2 及び識別孔 3 は D 形状とし,直線部分を識別孔 1 側とし,直線部分の識別孔 1 の中心からの位

置は,次による。

 

l

52

 = 4.00 mm±0.05 mm

基準面 X から識別孔 1∼3 の中心を通る直線までの長さは,次による。

 

l

53

 = 56.0 mm±0.2 mm

識別孔 2 及び識別孔 3 の直線部分の長さは,次による。

 

l

54

 = 3.4 mm

2

0

0

0

.

.

+

mm

識別孔 2 及び識別孔 3 の直線部から中心までの距離は,次による。

 

l

55

 = 1.7 mm

2

0

0

0

.

.

+

mm

識別孔 1∼3 は,

図 及び図 の Q に示すタブを含むこととする。

タブの表面からタブの背部にある空洞の底までの距離は,

図 の F-F に示し,次による。

 

l

56

  ≧ 10 mm

識別孔 4∼6 の深さは,

図 の G-G に示し,次による。

 

l

57

  ≧ 5 mm

識別孔 2 及び識別孔 3 の D 形状の孔の半径は,次による。

 

r

2

 = 1.7 mm

2

0

0

0

.

.

+

mm

識別孔 1,  識別孔 4,  識別孔 5 及び識別孔 6 の直径は,次による。

 

d

2

 = 3.4 mm

2

0

0

0

.

.

+

mm

識別孔 7 は,

図 及び図 の P にて示すケースの右側及び底面に配置する。

基準面 Y からケースの右の縁に最も近接した識別孔 7 の表面までの距離は,次による。

 

l

58

 = 5.8 mm±0.2 mm

基準面 Y からケースの右の縁から最も離れた識別孔 7 の表面までの距離は,次による。

 

l

59

 = 1.6 mm±0.1 mm

基準面 X からケースの後面の縁に最も近接した識別孔 7 の表面までの距離は,次による。

 

l

60

 = 50.0 mm

5

0

2

0

.

.

+

mm

基準面 X からケースの後面の縁から最も離れた識別孔 7 の表面までの距離は,次による。

 

l

61

 = 57.00 mm

35

0

50

0

.

.

+

mm

ケースの右側及び底面の識別孔 7 の周辺の表面は,少しへこみがある。

基準面 Y からケースの右の縁の最も離れたへこみ縁までの距離は,次による。

 

l

62

 = 0.4 mm±0.2 mm

基準面 X からケースの右の縁に沿った最も近いへこみ縁までの距離は,次による。

 

l

63

 = 46.0 mm±0.5 mm

ケースの右側の縁に沿ったへこみの範囲は,次による。

 

l

64

 = 15.0 mm±0.5 mm

ケースの右側の縁から最も離れた識別孔 7 の角の内側に

図 の P で示し,次による切り欠きをもつこと

とする。


11

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 

l

65

 = 1.0 mm±0.2 mm

底面及び右側の表面のへこみの深さは,次による。

 

l

66

  ≦0.5 mm

識別孔 7 の深さは,次による。

 

l

67

  ≧10 mm

識別孔の開閉状態は,次による。

識別孔 1 は,閉じる。

識別孔 2 は,閉じる。

識別孔 3 は,閉じる。

識別孔 4 は,開く。

識別孔 5 は,開く。

識別孔 6 は,開く。

識別孔 7 は,開く。

識別孔を閉じるためにタブを用いてもよい。  タブの寸法は,使用する場合,

図 の F-F で規定する。タ

ブは,最大 2.0 N の力で抜かれることなく耐えなくてはならない。

タブの表面は,底面からへこむこととし,そのへこみ量は,次による。

 

l

68

≦0.3 mm

識別孔 1∼3 の中のノックアウトタブ周辺の空間は,

図 の F-F に示し,次による。

 

l

69

≦0.7 mm

8.2.9

書込み禁止プラグ(図 8)  書込み禁止プラグは,図 の R に示し,ケース底面の左側に位置する。

基準面 Z 上の基準面 X から書込み禁止プラグ孔の近い方の縁までの距離は,次による。

 

l

70

 = 52.5 mm±0.2 mm

書込み禁止プラグ孔の幅は,

図 の R に示し,次による。

 

l

71

 = 7.00 mm

15

0

00

0

.

.

+

mm

ケースの左側の基準面 X からスライダ開口部の最も近い縁までの距離は,次による。

l

72

≧52.8 mm

ケースの左側の基準面 X からスライダ開口部の最も遠い縁までの距離は,次による。

l

73

≦58.8 mm

基準面 Z 上の基準面 Y から書込み禁止プラグ孔の内側までの距離は,次による。

l

74

 = 141.60 mm±0.15 mm

書込み禁止プラグ孔の内側からスライドレールの肩までの距離は,次による。

 

l

75

 = 5.00 mm

15

0

00

0

.

.

+

mm

左側の基準面 Z から書込み禁止プラグのつめ用の孔の最も遠い縁までの距離は,次による。

l

76

≦9.4 mm

書込み禁止プラグの左側のタグの範囲は,次による。

l

77

≦1.7 mm

書込み可能位置の場合には,書込み禁止プラグの表面は,基準面 Z からへこむこととし,次による。

l

78

≦0.5 mm

書込み禁止プラグを押し込むとき,テープの書込みは,禁止する。

書込み禁止位置の場合の基準面 Z からプラグの表面までの距離は,次による。


12

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

l

79

≧4.5 mm

書込み禁止プラグの中心に 2.0 N の力を加えても書込み禁止プラグは,0.3 mm 又はそれ以上変形しては

ならない。書込み禁止プラグを上下に移動するのに要する力は,40 N 以下とする。

8.2.10

プリポジションニング面(図 及び図 5)  底面の前側にあるプリポジショニング面は,基準面 Y

と平行で,ドライブのローディングスロットにカセットを挿入できるように,カセットを挿入する場合の

位置を規定する。

基準面 Y から右側のプリポジショニング面までの寸法は,

図 に示し,次による。

 

l

80

 = 1.2 mm±0.4 mm

基準面 Y から左側のプリポジショニング面までの距離は,次による。

l

81

 = 137.7 mm±0.5 mm

基準面 Z からプリポジショニング面までの高さは,

図 に示し,次による。

l

82

 = 3.0 mm±0.1 mm

基準面 X から左右のプリポジショニング面の前面までの距離は,次による。

 

l

83

 = 87.0 mm

1

0

2

0

.

.

+

mm

8.2.11

リッド(図 913)  リッドは,カセットの取扱い中,保管中及び運搬中にテープを保護するため

に設けることとする。リッドが閉じたときは,自動的にロックし,ドライブの解除ピンが

図 に示す経路

で挿入したときロックは,解除する。

基準面 X からリッド解除挿入経路の最も近い縁までの距離は,次による。

l

84

 = 75.0 mm

0

0

3

0

.

.

+

mm

基準面 Y からリッド解除挿入経路の最も遠い壁までの距離は,次による。

l

85

  ≧141.8 mm

基準面 Z からロック機構を含む空洞の最も近い壁までの距離は,次による。

l

86

  ≦ 2.4 mm

基準面 Z からロック機構を含む空洞の最も遠い壁までの距離は,次による。

l

87

  ≧5.85 mm

ロック機構は,ドライブの解除ピンによって機能することとし,形状は,規定しない。

解除ピンが,

図 の J-J の網掛け領域の l

87

及び次の規定による位置のとき,リッド開放機構が作動する。

l

88

  ≦ 74.2 mm

 

l

89

  ≧ 75.8 mm

 

l

90

  ≦ 3 mm

リッドロックの解除に要する力は,

図 10 に示す方向に 1 N 以下とする。

リッドがロック解除後,ドライブのリッド解除レバーを

図 11 に示す経路に挿入したとき,リッドは,開

いていなければならない。

基準面 X からリッド開放経路の最も近い終端までの距離は,次による。

l

91

≦ 77.3 mm

基準面 Y からリッド前面表面の底面の浮き彫りの縁までの距離は,次による。

l

92

≦ 2.4 mm

基準面 Y からリッドの右側の内壁までの距離は,次による。

l

93

  ≧ 5 mm

ケ−スの底面からリッドの前面の底の縁までの距離は,次による。


13

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

l

94

 = 0.1 mm±0.1 mm

リッドの前面の底の縁は平面をもつこととし,次による。

l

95

 = 1.2 mm±0.2 mm

リッドの内側の角は面取りをし,半径は,次による。

r

3

 = 1.0 mm±0.1 mm

リッドの前面の内側底面は面取りをし,l

95

で規定する平面を基点とし,角度は,次による。

a

3

 = 30º  ±3º

リッドを開くのに要する力は,

図 12 に示す方向に 1.5 N 以下とする。

リッドは,

図 13 で規定する軸を中心として回転する。

軸の位置は,次による。

l

96

 = 69.0 mm±0.5 mm

l

97

 = 18.0 mm±0.5 mm

リッドの開放最大値は,次による。

l

98

≧ 29 mm

8.2.12

カセットリールロック(図 13)  リールは,カセットを磁気テープ装置から取り出したとき,ロ

ックすることとし,カセットを磁気テープ装置に挿入したとき,ロック解除しなければならない。

基準面 Z から次の寸法でカセットのリッドを開いたとき,リールは完全に開放することとし,ロック機

構の形状は,規定しない。

l

99

≦ 23.5 mm

リールのロック解除に必要な最小距離は,規定しない。

8.2.13

リール受け孔(図 6)  カセット底面の二つのリール受け孔は,駆動スピンドルを通すために設け

る。

基準面 X から二つのリール受け孔の中心線までの距離は,次による。

l

100

 = 31.0 mm±0.2 mm

基準面 Y から l

100

で規定する直線右側のリール受け孔の中心までの距離は,次による。

l

101

 = 32.0 mm±0.2 mm

基準面 Y から l

100

で規定する直線左側のリール受け孔の中心までの距離は,次による。

l

102

 = 108.0 mm±0.2 mm

リール受け孔の直径は,次による。

 

d

3

  ≧ 33 mm

8.2.14

リール(図 14)  リールは,内側に向いた装置のギヤとかみ合うギヤ及び正確に回転する軸をも

つ上部円筒をもち,底面から立ち上がる回転軸を受ける空間をもつ。

回転軸を受ける空間の上部円筒の直径は,次による。

 

d

4

 = 11.00 mm

15

0

00

0

.

.

+

mm

円筒内部表面に位置する内側に向いたギヤ歯の上部の直径は,次による。

 

d

5

 = 14.0 mm

4

0

2

0

.

.

+

mm

円筒内部表面に位置する内側に向いたギヤ歯の基部の直径は,次による。

d

6

 = 18.0 mm±0.2 mm

リール底面に環状のリングを設け,その内径は,次による。

d

7

= 27.6 mm±0.2 mm


14

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

外径は,次による。

 

d

8

= 30.0 mm±0.2 mm

内部ギヤ歯の上面の幅は,次による。

l

103

= 2.0 mm±0.5 mm

リール底面の環状のリングと下側フランジの内側のテープバブ側表面までの距離は,次による。

 

l

104

= 3.75 mm

20

0

10

0

.

.

+

mm

テープハブ表面側の上側と下側のフランジとの間隔は,次による。

 

l

105

= 13.5 mm

2

0

5

0

.

.

+

mm

リール底面の環状のリングからギヤ歯を構成する円筒の上面までの距離は,次による。

l

106

= 9.00 mm±0.15 mm

リール底面の環状のリングから円形上部円筒の始点までの距離は,次による。

l

107

= 10.5 mm±0.3 mm

リール底面の環状のリングから円形上部円筒の最上部までの距離は,次による。

 

l

108

= 15.0 mm

5

.

0

0

.

0

+

mm

ギヤ歯の頂点からギヤの歯を構成する円筒の上面までの長さは,次による。

l

109

= 6.50 mm±0.15 mm

円筒の基部から上部にわたる各々のギヤ歯の表側面の相対角度は,次による。

a

4

 = 60º  ±5º

六つの基盤円筒を取り巻くギヤの配置の相対角度は,次による。

a

5

 = 60º  ±1º

カセットに組み込まれたリールは,

図 15 に示す条件の下で自由に回転する。

カセットを磁気テープ装置に装着し,リールが自由に回転するとき,基準面 Z から現状のリングまでの

距離は,次による。

 

l

110

= 2.4 mm

2

0

6

0

.

.

+

mm

リールのばね力 は,

図 15 に示す方向に 1.5 N±0.5 N  とする。

8.2.15

ケース内のテープの位置(図 16)  カセット内の 4 個のテープガイドは,テープの走行を決める。

左側の 2 個のガイドは,ケース前面の開口面の近く及びサプライリールの近くにそれぞれ配置する。右側

の 2 個のガイドは,ケース前面の開口面の近く及びテイクアップリールの近くにそれぞれ配置する。

基準面 X からリールに近いガイドの中心を通る直線までの距離は,次による。

l

111

 = 69.0 mm±0.5 mm

基準面 Y からテイクアップリールに近い右側のガイドの中心までの距離は,次による。

l

112

 = 12.5 mm±0.5 mm

基準面 Y からサプライリールに近い左側のガイドの中心までの距離は,次による。

l

113

 = 128.7 mm±0.5 mm

基準面 X からケース前面の近くのガイドの中心を通る直線までの距離は,次による。

l

114

 = 81.0 mm±0.5 mm

基準面 Y からケース前面の近くの右側のガイドの中心までの距離は,次による。

l

115

 = 13.0 mm±0.5 mm

基準面 Y からケース前面の近くの左側のガイドの中心までの距離は,次による。

l

116

 = 127.0 mm±0.5 mm


15

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

4 個のガイドの直径は,次による。

d

9

 = 5.0 mm±0.3 mm

8.2.16

テープ走行領域(図 1618)  カセットを磁気テープ装置に挿入するとき,テープは,テープガ

イドに沿ってカセットの外側に引き出される。ケースのテープ走行領域は,テープが自由に走行できる領

域とする。

基準面 X から左右のケース前面のテープ走行領域の最も遠い限界点までの距離は,次による。

l

117

 = 100.0 mm±0.2 mm

基準面 Y から右前面のテープ走行領域の最も遠い限界点までの距離は,次による。

 

l

118

  ≧ 7 mm

基準面 Y から左前面のテープ走行領域の最も遠い限界点までの距離は,次による。

l

119

  ≧ 132 mm

図 17 に示す状態で,ほぼ空のリールに 0.001 N・m のトルクを加えたとき,リールからテープを引き出す

のに必要な力は,0.17 N を超えてはならない(

図 17 参照)。

この規定は,サプライリール及びテイクアップリールの両方に適用する。

図 18 に示す状態で,テープをほぼ完全に巻いたリールに 0.3 N の引戻し張力を加えたとき,テープを巻

くのに必要なトルクは,0.015 N・m を超えてはならない。

8.2.17

テープの引出し開口部(図 19)  カセットを磁気テープ装置に挿入するとき,テープは,磁気テ

ープ装置のテープガイドによってドライブテープ経路に引き出される。これらのテープガイドに対応する

テープの引出し開口部の形状及び寸法は,次による。

図 19 の網掛け部分で示したすき間は,リッドが開いたときのテープ引出し機構のために設けることとし,

リッドの内側の形状については,規定しない。

基準面 Y からテープ引出し開口部の右側の範囲を決める底面の縁までの距離は,次による。

l

120

 = 14.5 mm±0.3 mm

基準面 X からテープ引出し開口部の右側後面の開始点までの距離は,次による。

 

l

121

= 86.0 mm

2

0

5

0

.

.

+

mm

基準面 Y からテープ引出し開口部の右側後面までの距離は,次による。

l

122

  ≦ 27.75 mm

基準面 X からテープ引出し開口部の後方の範囲を決める曲面までの距離は,次による。

l

123

  ≦ 70.6 mm

基準面 X からテープ引出し開口部の最後方の範囲を決める面までの距離は,次による。

l

124

  ≦ 62.1mm

基準面 Y からテープ引出し開口部の左後面の範囲までの距離は,次による。

l

125

  ≧ 112.25 mm

基準面 Y から底面のテープ引出し開口部の最も左の縁までの距離は,次による。

l

126

 = 125.5 mm±0.3 mm

テープの中心位置を制限する柱の突端の幅は,次による。

l

127

  ≦ 8.7 mm

テープの中心位置を制限する柱の基部の幅は,次による。

l

128

  ≦14.7 mm

テープ引出し開口部の最後面の幅は,次による。


16

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

l

129

  ≧ 26.5 mm

基準面 X からテープの中心位置を制限する柱の内側の表面までの距離は,次による。

l

130

  ≧ 82.5 mm

基準面 Z からテープの中心位置を制限する柱の支柱の内側の表面までの距離は,次による。

l

131

  ≧ 19 mm

基準面 Z からテープの中心位置を制限する柱の支柱の内側の表面の最上面までの距離は,次による。

l

132

  ≧ 20.8 mm

基準面 X からリッドケースのインタフェースをもつケース上面の縁までの距離は,次による。

l

133

  ≦ 77 mm

基準面 Z からケースの上面の内側までの距離は,次による。

l

134

  ≧ 23 mm

基準面 Z からリッド部分のテープ引出し開口部の深さは,次による。

l

135

  ≧ 24 mm

基準面 Z からリッドが開いたときのリッドの縁までの距離は,l

135

で規定したテープ引出し開口部にす

き間を設けることとし,次による。

 

l

136

= 27.5 mm

5

.

1

0

.

0

+

mm

テープの中心位置を制限する柱の角の内側及び外側の角度は,次による。

a

6

  ≦ 35º

リールの中心を中心としたテープ引出し開口部の後方の湾曲の半径は,次による。

r

4

  ≦ 39.6 mm

  1  上側から見たカセットの外観

後面

上面


17

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

  2  下側から見たカセットの外観

左側


18

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

  3  リッドが閉じた状態の上面

Y

Z

X


19

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

  4  上面,支持領域及びラベル領域

  5  リッドがない状態の底面

Z

Y

X

基準領域 C

基準孔 C


20

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

  6  リッドが閉じた状態の底面

案内溝

T

X

Y


21

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

  7  識別孔の詳細図

識別孔 6

識別孔 5

X

Y

X

Y


22

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

  8  書込み禁止プラグの詳細図

Y

Z

X

Z


23

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

  9  リッドロック解除機構の挿入経路

 10  リッドのロック解除に必要な力の方向

Y

Z

X

X


24

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 11  リッドを開けるための機構の挿入経路

 12  リッドを開けるために必要な力の方向

 13  リッドが開いた状態の側面

Y

X

X

Z


25

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 14  カセットリール

 15  回転状態でのリールの高さ

Z


26

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 16  カセット内のテープ経路

 17  テープを引き出すのに必要な力を測定するときのテープ経路

X

Y


27

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 18  テイクアップリールの摩擦トルクを測定するときのテープ経路

 19  テープ引出し開口部

Z

X

Y

Z

X

X


28

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

8.3

タイプ カセット

図 20  上側から見たカセットの外観

図 21  下側から見たカセットの外観

図 22  リッドが閉じた状態の上面

図 23  上面,支持領域及びラベル領域

図 24  リッドがない状態の底面

図 25  リッドが閉じた状態の底面

図 26  識別孔の詳細図

図 27  書込み禁止プラグの詳細図

図 28  リッドロック解除機構の挿入経路

図 29  リッドロック解除に必要な力の方向

図 30  リッドを開けるための機構の挿入経路

図 31  リッドを開けるために必要な力の方向

図 32  リッドが開いた状態の側面

図 33  カセットリール

図 34  回転状態でのリールの高さ

図 35  カセット内のテープ経路

図 36  テープを引き出すのに必要な力を測定するときのテープ経路

図 37  テイクアップリールの摩擦トルクを測定するときのテープ経路

図 38  テープ引出し開口部

図 39  互換性のためのすき間(リッドが閉じた状態)

S カセットと同じ寸法の箇所は,S カセットの寸法を括弧で示す (= x)。

8.3.1

全体の寸法(図 22)  リッドを閉じた状態のケース全体の寸法は,次による。

ケース全体の幅は,次による。

l

201

= 145.0 mm±0.4 mm

 

l

202

= 254.0 mm

3

0

5

0

.

.

+

mm

ケースの上面から基準面 Z までの距離は,次による。

 

l

203

 = 25.0 mm±0.3 mm (= l

3

)

ケースの上側前面の傾斜の開始位置は,次による。

前面から  l

204

 = 3.0 mm±0.5 mm (= l

4

)  の位置で開始し,前面の上面から  l

205

 = 5.0 mm ± 0.5 mm (= l

5

)  の

位置で終了する。

ケースの下側前面縁の半径は,次による。

r

11

= 1.0 mm±0.1 mm (= r

1

)

背面から基準面 X までの距離は,次による。

 

l

206

= 9.0 mm

2

0

1

0

.

.

+

mm (= l

6

)

側面から基準面 Y までの距離は,次による。

 

l

207

= 8.5 mm

2

0

1

0

.

.

+

mm

8.3.2

保持領域(図 23)  カセットを磁気テープ装置に挿入するときの上面からの保持領域は,図 23 

網掛け部で示す領域とする。

左右両端の保持領域は,背面からとし,次による。


29

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 

l

208

≧ 118.3 mm

ケース背面の縁に沿う左右から l

212

の距離で示す保持領域の幅は,次による。

 

l

209

≧19.7 mm

ケース背面の縁に沿う残りの保持領域の幅は,次による。

 

l

210

≧ 10 mm

左右の保持領域の幅は,次による。

 

l

211

  ≧10.7 mm

ケース背面の縁に沿う l

209

の幅の保持領域の左右両端からの距離は,次による。

 

l

212

  ≧77 mm 

8.3.3

窓  窓は,リールの一部を目視可能とするために上面に設けてもよい。窓を設ける場合,カセット

の高さ及び保持領域の内側の境界を超えてはならない。

8.3.4

ラベル領域(図 23)  ラベル領域は,カセットの背面及び上面に設けてもよい。ラベル領域の位

置及び距離は,カセット動作及び機械的許容度に対する要求事項を妨げてはならない。

上面のラベル領域は,保持領域の内側に入ってはならない。

背面のラベル領域の位置及び距離は,次による。

ケース上面からラベル領域の上端及びラベル領域の下端から基準面 Z までの距離は,次による。

 

l

213

= 3.0 mm±0.3 mm (= l

11

)

ケース左右側面からラベル領域の両端までの距離は,次による。

 

l

214

 = 56.0 mm±0.3 mm  

上面ラベル領域のくぼみの深さは,0.3 mm  以下とする。

側面ラベル領域のくぼみの深さは,0.5 mm±0.1 mm とする。

8.3.5

基準領域及び基準孔(図 24 及び図 25)  環状の基準領域 E,基準領域 F 及び基準領域 G は,基準

面 Z 上に設け,磁気テープ装置に装着したときのカセットの垂直方向位置決めに用いる。

環状の基準領域 H は,基準面 Z と平行とし,基準面 Z から 0.3 mm 以内とする。基準領域の直径 d

10

は,

10.0 mm±0.1 mm とし,基準孔の中心と同心とする。

基準孔 E 及び基準孔 F の中心は,基準面 X 上とする。

円形の基準孔 E の中心は,基準面 X 及び基準面 Y の交点とする。

基準孔 F の中心から基準面 Y までの距離は,次による。

 

l

215

 = 237.00 mm±0.15 mm  

円形の基準孔 G の中心から基準面 Y までの距離は,次による。

 

l

216

 = 168.5 mm±0.3 mm  

基準孔 H の中心から,基準面 Y までの距離は,次による。

 

l

217

= 68.5 mm±0.2 mm  

基準孔 G 及び基準孔 H の中心から基準面 X までの距離は,次による。

 

l

218

 = 123.0 mm±0.2 mm  

基準孔 E,基準孔 F 及び基準孔 H の直径は,

図 25 の C-C に示し,次による。

d

11

 = 5.5 mm

1

0

0

0

.

.

+

mm

4 個の基準孔の深さは,次による。

 

1

221

≧9 mm (= l

19

)

図 25 の C'-C'で示す基準孔 G の平面の間隔は,次による。


30

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

l

219

 = 5.5 mm

1

0

0

0

.

.

+

mm (= l

17

)

基準孔 G の長い方の間隔は,次による。

 

l

220

= 8.00 mm±0.15 mm (= l

18

)

8.3.6

支持領域(図 24)  カセット支持領域は,図 24 の網掛け部分とする。支持領域 E,支持領域 F,

支持領域 G 及び支持領域 H は,それぞれ,基準領域 E,支持領域 F,支持領域 G 及び支持領域 H から±

0.05 mm 以内で同一の平面上とする。

カセットの端から 1 mm 以内の領域は,支持領域から除くこととし,支持領域からへこむこととする。

支持領域の位置及び寸法は,次による。

基準孔 E を囲む支持領域は,次による。

 

l

222

= 21.0 mm±0.2 mm

 

l

223

= 21.5 mm±0.2 mm

基準孔 F を囲む支持領域は,l

222

及び次による。

 

l

224

= 215.5 mm±0.3 mm  

基準孔 H を囲む支持領域は,次による。

 

l

225

= 111.0 mm±0.3 mm

 

l

226

= 129.0 mm±0.3 mm

 

l

227

= 134.0 mm±0.3 mm

 

l

228

= 58.5 mm±0.3 mm

 

l

229

= 74.5 mm±0.3 mm

基準孔 G を囲む支持領域は,l

225

l

226

l

227

及び次による。

 

l

230

= 162.5 mm±0.3 mm

 

l

231

= 178.5 mm±0.3 mm

8.3.7

案内溝(図 25)  カセットは,磁気テープ装置に正確に挿入するために三つの案内溝をもつ。

底面後方の案内溝の幅は,次による。

 

l

232

 = 4.0 mm

2

0

0

0

.

.

+

mm

底面の両方の左右にフランジ状に開いた案内溝の左右両端の間隔は,次による。

l

233

= 7.0 mm±0.3 mm

底面後方の左右にフランジ状に開いた案内溝の深さは,次による。

l

234

 = 3.0 mm±0.1 mm

底面後方の案内溝の左右両端のこう配をもつ終端の溝の深さは,次による。

l

235

= 2.0 mm

1

0

0

0

.

.

+

mm

基準面 Y から底面後方の案内溝右側のこう配終端までの距離は,次による。

l

236

 = 16.0 mm±0.5 mm

基準面 Y から底面後方の案内溝左側のこう配始端までの距離は,次による。

l

237

 = 221.0 mm±0.5 mm

底面の左右前面から延びている案内溝の位置は,次による。

l

238

 = 65.0 mm±0.4 mm

l

239

 = 10.0 mm±0.2 mm

l

240

 = 40.5 mm±0.1 mm

l

241

= 156.0 mm

0

.

0

3

.

0

+

mm


31

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

l

242

 = 12.0 mm±0.15 mm

基準面 Z からの案内溝の深さは,

図 25 の前面図に示し,次による。

1

243

≧ 3.5 mm

底面後方の案内溝両端のフランジの開口角度は,次による。

a

11

 = 30º  ±3º

8.3.8

識別孔(図 26)  識別孔は,図 26 に示し,番号 1∼7 の 7 個を設ける。

識別孔 1∼6 の位置及び寸法は,次による。

識別孔 1∼6 の位置を規定する中心線位置の基準面 Y からの位置は,次による。

 

l

244

 = 118.50 mm±0.15 mm  

識別孔 6 の中心の基準面 X からの位置は,次による。

 

l

245

= 97.0 mm±0.2 mm  

識別孔 4 及び識別孔 5 の中心の位置は,識別孔 1 と識別孔 6 の中心を通る直線の左右とし,次による。

 

l

246

 = 3.40 mm±0.05 mm (= l

50

)

識別孔 4 及び識別孔 5 の中心を通る直線の位置は,識別孔 6 の中心からとし,次による。

 

l

247

 = 3.6 mm±0.1 mm (= l

51

)

識別孔 2 及び識別孔 3 は,D 形状とし,直線部分を識別孔 1 側とし,直線部分の識別孔 1 の中心からの

位置は,次による。

 

l

248

= 4.00 mm±0.05 mm (= l

52

)

基準面 X から識別孔 1∼3 の中心を通る直線までの距離は,次による。

 

l

249

 = 105.0 mm±0.2 mm  

識別孔 2 及び識別孔 3 の直線部分の長さは,次による。

 

l

250

 = 3.4 mm

2

0

0

0

.
.

+

mm (= l

54

)

識別孔 2 及び識別孔 3 の直線部から中心までの距離は,次による。

 

l

251

 = 1.7 mm

2

0

0

0

.
.

+

mm (= l

55

)

識別孔 1∼3 は,

図 26 の Q に示すタブを含む。

タブの表面からタブの背部にある空洞の底までの距離は,

図 26 の F-F に示し,次による。

 

l

252

  ≧  10 m (= l

56

)

識別孔 4∼6 の深さは,

図 の G-G 部に示し,次による。

 

l

253

  ≧  5 mm (= l

57

)

識別孔 2 及び識別孔 3 の D 形状の孔の半径は,次による。

 

r

12

= 1.7 mm

2

0

0

0

.
.

+

mm (= r

2

)

識別孔 1,  識別孔 4,  識別孔 5 及び識別孔 6 の直径は,次による。

 

d

12

= 3.4 mm

2

0

0

0

.
.

+

mm (= d

2

)

識別孔 7 は,

図 25 の P に示すケースの右及び底面に配置する。

基準面 X から識別孔 7 のケースの後面に最も近い縁までの距離は,次による。

 

l

254

= 99.0 mm

3

0

5

0

.

.

+

mm

識別孔 7 の距離は,次による。

 

l

255

= 7.0 mm

5

0

0

0

.

.

+

mm

基準面 Y からケースの右側に最も遠い識別孔 7 の縁までの距離は,次による。

 

l

256

 = 1.9 mm

1

0

3

0

.

.

+

mm


32

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

識別孔 7 の幅は,次による。

 

l

257

= 5.0 mm

5

.

0

0

.

0

+

mm

識別孔 7 の深さは,次による。

l

258

  ≧ 4.5 mm

識別孔の開閉状態は,次による。

識別孔 1 は,閉じる。

識別孔 2 は,閉じる。

識別孔 3 は,閉じる。

識別孔 4 は,開く。

識別孔 5 は,開く。

識別孔 6 は,開く。

識別孔 7 は,開く。

識別孔を閉じるためにタブを用いてもよい。タブの寸法は,使用する場合,

図 26 の F-F で規定する。タ

ブは,最大 2.0 N の力で抜かれることなく耐えなくてはならない。

タブの表面は底面からへこむこととし,そのへこみ量は,次による。

l

259

≦  0.3 mm (= l

68

)

識別孔 1∼3 の中のノックアウトタブ周辺の空間は,

図 26 の F-F に示し,次による。

 

l

260

  ≦  0.7 mm (= l

69

)

8.3.9

書込み禁止プラグ(図 27)  書込み禁止プラグは,図 25 の R 部に示し,ケース底面の左に位置す

る。

基準面 Z 上の基準面 X から書込み禁止プラグ孔の近い方の縁までの距離は,次による。

l

261

 = 85.0 mm±0.3 mm  

書込み禁止プラグ孔の幅は,

図 25 の R 部に示し,次による。

 

l

262

= 7.00 mm

2

0

0

0

.

.

+

mm (= l

71

)

ケースの左側の基準面 X からスライダ開口部の最も近い縁までの距離は,次による。

l

263

≧ 85.3

ケースの左側の基準面 X からスライダ開口部の最も遠い縁までの距離は,次による。

l

264

≦ 91.3 mm

基準面 Y から書込み禁止プラグ孔の内側までの距離は,次による。

l

265

 = 1.9 mm±0.1 mm  

書込み禁止プラグ孔の内側からスライドレールの肩までの距離は,次による。

 

l

266

 = 5.00 mm

15

0

00

0

.

.

+

mm (= l

75

)

左側の基準面 Z から書込み禁止プラグのつめ用の孔の最も遠い縁までの距離は,次による。

l

267

≦  9.4 mm (= l

76

)

書込み禁止プラグの左側のタグの最小延長範囲は,次による。

l

268

  ≦1.7 mm (= l

77

)

書込み可能位置の場合,書込み禁止プラグの表面は,基準面 Z からへこむこととし,次による。

l

269

≦  0.5 mm (= l

78

)

書込み禁止プラグを押し込むとき,テープの書込みは,禁止する。

書込み禁止位置の場合の基準面 Z からプラグの表面までの距離は,次による。


33

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

l

270

≧  4.5 mm (= l

79

)

書込み禁止プラグの中心に 2.0 N の力を加えても,書込み禁止プラグは 0.3 mm 又はそれ以上変形しては

ならない。書込み禁止プラグを上下に移動するのに要する力は,40 N 以下とする。

8.3.10

プリポジショニング面(図 24 及び図 25)  底面の前側にあるプリポジショニング面は,基準面 Y

と平行で,ドライブのローディングスロットにカセットを挿入できるよう,カセットの挿入する場合の位

置を規定する。

右側のプリポジショニング面から基準面 Y までの距離は,

図 25 に示し,次による。

l

271

 = 3.5 mm±0.1 mm  

基準面 X から左右のプリポジショニング面の前面までの距離は,

図 24 に示し,次による。

 

l

272

 = 136.0 mm

2

0

0

0

.
.

+

mm

基準面 Y から右側のプリポジショニング面までの距離は,次による。

l

273

  ≧3.5 mm 

基準面 Y から左のプリポジショニング面までの距離は,次による。

l

274

  ≦ 233.5 mm

8.3.11

リッド(図 2832)  リッドは,カセットの取扱い中,保管中及び運搬中にテープを保護するた

めに設けることとする。リッドが閉じたときは,自動的にロックし,ドライブの解除ピンが

図 28 に示す経

路で挿入したとき,ロックは,解除する。

基準面 Y から左側リッド解除挿入経路の最も遠い壁までの距離は,次による。

l

275

  ≦ 237.5 mm  

基準面 Y から右側のリッド解除挿入経路内側の縁までの距離は,次による。

 

l

276

≧ 3.5 mm

基準面 Y から右側のリッド解除挿入経路外側の縁までの距離は,次による。

 

l

277

≧ 0.5 mm 

基準面 X から左右のリッド解除挿入経路の近い方の縁までの距離は,次による。

 

l

278

 = 124.0 mm

0

.

0

3

.

0

+

mm

基準面 Z からロック機構を含む空洞の最も近い壁までの距離は,次による。

l

279

  ≦  2.4 mm (= l

86

)

基準面 Z からロック機構を含む空洞の最も遠い壁までの距離は,次による。

l

280

  ≧  5.85 mm (= l

87

)

ロック機構は,ドライブの解除ピンにより機能することとし,形状は,規定しない。

解除ピンが,

図 28 の J'-J'と J-J の網掛け領域にあるとき,リッド開放機構が作動し,l

279

及び次による。

l

281

  ≦123.2 mm

 

l

282

≧124.8 mm

 

l

283

  ≦3 mm (= l

90

)

リッドロックの解除に要する力は,

図 29 に示す方向に 1 N 以下とする。

リッドがロック解除後,ドライブのリッド解除レバーが

図 30 に示す経路に挿入している間のリッドは,

開いていなければならない。

基準面 X からリッド開放経路の最も近い終端までの距離は,次による。

l

284

≦ 126.3 mm 

基準面 Y からリッド開放経路の右側の内壁までの距離は,次による。


34

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

l

285

= 42.1 mm±0.2 mm  

リッド開放経路の幅は,次による。

l

286

= 5.20 mm±0.15 mm  

ケ−スの底面からリッドの前面の底の縁までの距離は,次による。

l

287

 = 0.1 mm±0.1 mm (= l

94

)

リッドの前面の底の縁は,平面をもつこととし,次による。

l

288

 = 1.2 mm±0.2 mm (= l

95

)

主ケース前面のリッド開放経路の深さは,次による。

l

289

≧ 19.5 mm

リッドの前面の内側底面は面取りをし,l

287

で規定する平面を基点とし,角度は,次による。

a

12

 = 30º  ±3º (= a

3

)

リッドを開くのに要する力は,

図 31 に示す方向に 1.5 N 以下とする。

リッドは,

図 32 で規定する軸を中心として回転する。

軸の位置は,次による。

l

290

 = 118.0 mm±0.5 mm  

l

291

 = 18.0 mm±0.5 mm  

リッドの開放最大値は,次による。

l

292

≧ 29 mm

8.3.12

カセットリールロック(図 32)  リールは,カセットを磁気テープ装置から取り出したとき,ロ

ックし,カセットを磁気テープ装置に挿入したとき,ロックは,解除しなければならない。

基準面 Z から次の寸法でカセットのリッドを開いたとき,リールは,完全に開放し,ロック機構の形状

は,規定しない。

l

293

≦ 23.5 mm

リールのロックの解除に必要な最小距離は,規定しない。

8.3.13

リール受け孔(図 25)  カセット底面の二つのリール受け孔は,駆動スピンドルを通すために設

ける。

基準面 X から二つのリール受け孔の中心線までの距離は,次による。

l

294

 = 55.5 mm±0.2 mm  

基準面 Y から l

293

で規定する直線右側のリール受け孔の中心までの距離は,次による。

l

295

 = 56.0 mm±0.2 mm  

基準面 Y から l

294

で規定する直線左側のリール受け孔の中心までの距離は,次による。

l

296

 = 181.0 mm±0.2 mm

リール受け孔の直径は,次による。

 

d

13

  = 42.5 mm±0.2 mm

8.3.14

リール(図 33)  リールは,内側に向いた装置のギヤとかみ合うギヤ及び正確に回転する軸をも

つ上部円筒をもち,底面から立ち上がる回転軸を受ける空間をもつ。

回転軸を受ける空間の上部円筒の直径は,次による。

 

d

14

 = 11.00 mm

15

0

00

0

.

.

+

mm (= d

4

)

円筒内部表面に位置する内側に向いたギヤ歯の上部の直径は,次による。

 

d

15

 = 14.0 mm

4

.

0

2

.

0

+

mm (= d

5

)


35

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

円筒内部表面に位置する内側に向いたギヤ歯の基部の直径は,次による。

d

16

 = 18.0 mm±0.2 mm (= d

6

)

リールの底面に二つの同心の環状のリングを設ける。

小さい方のリングの内径は,次による。

d

17

= 27.6 mm±0.2 mm (= d

7

)

外径は,次による。

d

18

= 30.0 mm±0.2 mm (= d

8

)

大きい方のリングの内径は,次による。

d

19

= 37.6 mm±0.2 mm

外径は,次による。

d

20

= 40.0 mm±0.2 mm

内部ギヤ歯の上面の幅は,次による。

l

297

= 2.0 mm±0.5 mm (= l

103

)

リール底面の環状のリングから下側フランジの内側のテープバブ側表面までの距離は,次による。

l

298

= 3.75 mm

20

0

10

0

.

.

+

mm (= l

104

)

テープハブ表面側の上側と下側のフランジとの間隔は,次による。

 

l

299

= 13.5 mm

2

0

5

0

.

.

+

mm (= l

105

)

リール底面の環状のリングからギヤ歯を構成する円筒の上面までの距離は,次による。

 

l

300

= 9.00 mm±0.15 mm (= l

106

)

リール底面の環状のリングから円形上部円筒の始点までの距離は,次による。

l

301

= 10.5 mm±0.3 mm (= l

107

)

リール底面の環状のリングから円形上部円筒の最上部までの距離は,次による。

 

l

302

= 15.0 mm

5

.

0

0

.

0

+

mm (= l

108

)

ギヤ歯の頂点からギヤの歯を構成する円筒の上面までの距離は,次による。

 

l

303

= 6.50 mm±0.15 mm (= l

109

)

円筒の基部から上部にわたる各々のギヤ歯の側面の相対角度は,次による。

a

13

 = 60º  ±5º (= a

4

)

6 個の基盤円筒を取り巻くギヤの配置の相対角度は,次による。

a

14

 = 60º  ±1º (= a

5

)

カセットに組み込まれたリールは,

図 34 に示す条件の下で自由に回転することとする。

カセットを磁気テープ装置に装着し,リールが自由に回転するとき,基準面 Z から環状のリングまでの

距離は,次による。

l

304

= 2.4 mm±0.2 mm

リールのばね力 F は,

図 34 に示す方向に 3.5 N±0.5 N とする。

カセットを磁気テープ装置に挿入したとき,リールを押す部品は,カセットの高さを超えることとし,

リールとともに回転してはならない。この部品の位置及び寸法は,次による。

d

21

≧10 mm

l

305

≦1.5 mm


36

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

8.3.15

ケース内のテープの位置(図 35)  カセット内の 4 個のテープガイドは,テープの走行を決める。

左側の 2 個のガイドは,ケース前面の開口面の近く及びサプライリールの近くにそれぞれ配置する。右側

の 2 個のガイドは,ケース前面の開口面の近く及びテイクアップリールの近くにそれぞれ配置する。

基準面 X からリールに近いガイドの中心を通る直線までの距離は,次による。

l

306

= 122.0 mm±0.5 mm  

基準面 Y からテイクアップリールに近い左側のガイドの中心までの距離は,次による。

l

307

= 56.0 mm±0.5 mm  

基準面 Y からサプライリールに近い左側のガイドの中心までの距離は,次による。

 

l

308

 = 181.0 mm±0.5 mm  

基準面 X からケース前面の近くの右側のガイドの中心を通る直線までの距離は,次による。

l

309

 = 130.0 mm±0.5 mm  

基準面 Y からケース前面の近くの左側のガイドの中心までの寸法は,次による。

l

310

 = 61.5 mm±0.5 mm

基準面 Y からケース前面の近くの左側のガイドの中心までの寸法は,次による。

l

311

= 175.5 mm±0.5 mm  

前面の近くの 2 個のガイドの直径は,次による。

d

22

 = 5.0 mm±0.3 mm (= d

9

)

リ−ルの近くの 2 個のガイドの直径は,次による。

d

23

 = 6.0 mm±0.3 mm

8.3.16

テープ走行領域(図 35 及び図 37)  カセットを磁気テープ装置に挿入するとき,テープは,テー

プガイドに沿ってカセットの外側に引き出される。ケースのテープ走行領域は,テープが自由に走行でき

る領域とする。

基準面 X からケース前面の左右のテープ走行領域の最も遠い限界点までの距離は,次による。

l

312

 = 149.0 mm±0.2 mm  

基準面 Y から右前面のテープ走行領域の最も遠い限界点までの距離は,次による。

l

313

  ≧ 41.5 mm 

基準面 Y から左前面のテープ走行領域の最も遠い限界点までの距離は,次による。

l

314

≧ 180.5 mm 

図 36 に示す状態で,ほぼ空のリールに 0.001 N・m のトルクを加えたとき,リールからテープを引き出す

のに必要な力は,0.17 N を超えてはならない。

この規定は,サプライリール及びテイクアップリールの両方に適用する。

図 37 に示す状態で,テープをほぼ完全に巻いたリールに 0.3 N の引戻し張力を加えたとき,テープを巻

くのに必要なトルクは,0.03 N・m を超えてはならない。

8.3.17

テープの引出し開口部(図 38)  カセットを磁気テープ装置に挿入するとき,テープは,磁気テ

ープ装置のテープガイドからドライブテープ経路に引き出される。これらのテープガイドに対応するテー

プの引出し開口部の形状及び寸法は,次による。

図 38 の網掛け部分で示したすき間は,リッドが基準面 Z から l

330

に開いたときのテープ引出し機構のた

めに設けることとし,リッドの内側の形状は,規定しない。

基準面 Y からテープ引出し開口部の右側後面の開始点までの距離は,次による。

l

315

 = 63.0 mm±0.3 mm  


37

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

基準面 X からテープ引出し開口部の右側後面の開始点までの距離は,次による。

 

l

316

= 135.0 mm

2

.

0

5

.

0

+

mm

基準面 Y からテープ引出し開口部の右側後面の範囲までの距離は,次による。

l

317

≦ 76.25 mm 

基準面 X からテープ引出し開口部の最後方の範囲を決める始まりまでの距離は,次による。

l

318

≦ 119.7 mm

基準面 X からテープ引出し開口部の最後方の範囲を決める面までの距離は,次による。

l

319

    ≦111.1 mm 

基準面 Y からテープ引出し開口部の左側後面の範囲までの距離は,次による。

l

320

  ≧ 160.75 mm 

基準面 Y からテープ引出し開口部の最も左側の範囲の底面の縁までの距離は,次による。

l

321

 = 174.0 mm±0.3 mm

テープの中心位置を制限する柱の突端の幅は,次による。

l

322

  ≦8.7 mm (= l

127

)

テープの中心位置を制限する柱の基部の幅は,次による。

l

323

≦  14.7 mm (= l

128

)

テープ引出しすき間の最後方面の幅は,次による。

l

324

  ≧26.5 mm (= l

129

)

基準面 X からテープの中心位置を制限する柱の内側の面までの距離は,次による。

l

325

  ≧ 131.5 mm 

基準面 Z からテープの中心位置を制限する柱の支柱の内側の面までの距離は,次による。

l

326

≧  19 mm (= l

131

)

基準面 Z からテープの中心位置を制限する柱の支柱の内側の面の最上面までの距離は,次による。

l

327

  ≧20.8 mm (= l

132

)

基準面 X からリッドケースのインタフェースを決めるケース上面の縁までの距離は,次による。

l

328

≦ 126 mm

基準面 Z からケースの上面の内側までの距離は,次による。

l

329

  ≧  23 mm (= l

134

)

基準面 Z からリッド部分のテープ引出し開口部の深さは,次による。

l

330

  ≧  24 mm (= l

135

)

基準面 Z からリッドが開いたときのリッドの縁までの距離は,l

330

に規定したテープ引出し開口部にす

き間を設けることとし,次による。

 

l

331

= 27.5 mm

5

1

0

0

.

.

+

mm (= l

136

)

テープの中心位置を制限する柱の角の内側及び外側の角度は,次による。

a

15

  ≦ 35º (= a

6

)

リールの中心を中心としたテープ引出しのすき間の後方の湾曲の半径は,次による。

r

13

  ≦  39.6 mm (= r

4

)

二つの半径 r

13

の中心点は,次による。

l

332

=80.0 mm±0.3 mm

l

333

=80.5 mm±0.3 mm


38

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

l

334

=156.5 mm±0.3 mm

8.3.18  S

タイプカセットとの互換性のためのすき間(図 39)  L カセットは,S カセット用にカセットサ

ポートガイド,リッド開閉レバー及びリッドロック解除ピンのすき間をもち,それらの位置及び寸法は,

次による。

l

335

 = 14.5 mm±0.2 mm

l

336

 = 31.0 mm±0.3 mm

l

337

 = 45.5 mm±0.3 mm

l

338

 = 15.5 mm±0.2 mm

 

l

339

 = 25.0 mm±0.3 mm

l

340

 = 35.0 mm±0.3 mm

左側近くの底面のリリーフは,l

335

l

336

l

337

及び次による。

l

341

 = 202.0 mm±0.4 mm

l

342

 = 212.0 mm±0.4 mm

l

343

 = 221.5 mm±0.4 mm

L カセット用カセットサポートガイドすき間の深さは,0.5 mm±0.2 mm とする。

基準面 X からリッド開閉レバーのすき間までの距離は,次による。

 

l

344

= 120.0 mm

0

.

0

3

.

0

+

mm

基準面 Y からリッド開閉レバーのすき間の右側の縁までの距離は,次による。

l

345

≦ 186.7 mm

基準面 X からリッド開閉レバー左側のすき間の左側の縁までの距離は,次による。

l

346

  ≧ 190.3 mm 

リッド開閉レバーのすき間の深さは,次による。

l

347

  ≧ 6 mm


39

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 20  上側から見たカセットの外観

 21  下側から見たカセットの外観


40

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 22  リッドが閉じた状態の上面

X

Z

Y


41

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 23  上面,支持領域及びラベル領域

Y

X


42

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 24  リッドがない状態の底面

(4 か所)

Y

X

222


43

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 25  リッドが閉じた状態の底面

Y

X


44

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 26  識別孔の詳細図

Y

X

Y

X


45

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 27  書込み禁止プラグの詳細図

Y

X

Z

Z


46

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 28  リッドロック解除機構の挿入経路

 29  リッドロック解除に必要な力の方向

 30  リッドを開けるための機構の挿入経路

Y

Z

Z

X

Y

X


47

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 31  リッドを開けるために必要な力の方向

 32  リッドが開いた状態の側面

X

Z

0 mm∼9 mm


48

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 33  カセットリール

 34  回転状態でのリールの高さ

Z

 

F


49

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 35  カセット内のテープ経路

 36  テープを引き出すのに必要な力を測定するときのテープ経路

Y

X


50

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 37  テイクアップリールの摩擦トルクを測定するときのテープ経路


51

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 38  テープ引出し開口部

Y

X

X

Z

X


52

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 39  互換性のためのすき間(リッドが閉じた状態)

9.

テープの機械的特性及び物理的特性

9.1

材料  磁気テープは,ベース[延伸したポリエチレンテレフタレートベース材(又はこれと同等品)]

上の片面に適切なバインダに強磁性材を混合・塗布し,強固で柔軟性のあるものとする。テープの裏面は,

塗布してもよい。

リーダテープ及びトレーラテープは,平方当たり 200 S を超える導電性を示す金属はくをもつこととし,

金属はくを検出するとき磁気テープの動作を停止できる。

9.2

テープの長さ  PBOT と PEOT との間の磁気テープの長さは,次による。

タイプ S:290 m∼292 m

タイプ L:890 m∼892 m

リッド開放リリーフすき間

ロックピンリリーフ

すき間

S カセットサポートリリーフすき間

Y

X


53

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

リーダテープ及びトレーラテープの長さは,接合した位置とハブに装着した状態で外に露出する部分と

の間とし,次による。

リーダテープの長さは,次による。

タイプ S:220 mm∼280 mm

タイプ L:260 mm∼300 mm

トレーラテープの長さは,次による。

タイプ S:50 mm∼80 mm

タイプ L:70 mm∼100 mm

9.3

テープの幅  磁気テープの幅は,12.650 mm±0.005 mm 及び l

348

とする(

図 52 参照)。

リーダテープ及びトレーラテープの幅は,12.65 mm±0.03 mm とする。

磁気テープ幅の測定は,次による。

1)

顕微鏡用のスライドガラスを試験片にかぶせる。

2) 1

µm 精度の顕微鏡,投影機又はこれと同等の装置を使用し,張力を加えず幅を測定する。

3)

長さ 1.0 m 以上のテープで 5 か所以上の異なる位置で測定を繰り返す。

4)

測定値の平均をテープの幅とする。

9.4

スプライシングテープの幅及び位置  スプライシングテープの幅,スプライシングテープ,リーダ

テープ,トレーラテープ及び磁気テープの幅方向に占める位置は,次による。

スプライシングテープの下端は,その他のテープの下端から 0.60 mm 以下とし,スプライシングテープ

の上端は,その他のテープの上端から 0.60 mm 以下とする。スプライシングテープの端は,リーダテープ,

トレーラテープ及び磁気テープの端を超えてはならない。

9.5

連続性  テープは,PBOT と PEOT との間に継ぎ目又は孔があってはならない。

9.6

テープの厚さ  磁気テープの厚さは,10.2 µm∼11.2 µm とする。

リーダテープ及びトレーラテープの厚さは,45 µm 以下とする。

9.7

長手方向の湾曲  長手方向の湾曲は,曲率半径 50 m 以上とする。

試験方法は,次による。

1)

長さ 1.0 m のテープを平面上に自然の状態で置く。

2) 1.0

m の弦からの隔たりを測定する。

この隔たりは,2.5 mm 以下とする。この偏差は,50 m の曲率半径と一致する。

9.8

カッピング  目視によるカッピングは,磁気テープに 0.31 N±0.05 N の均等な張力をかけたとき,

除去できることとする。

カッピングは,局部的な変形であり,テープの一部がテープ平面から偏ることで,張力がかからない状

態でテープを平面に置くとき,容易に観察できる。

9.9

塗膜の接着強度  塗膜の接着強度は,塗膜をテープのベース材料からはがす力とし,0.1 N 以上とす

る。

試験方法は,次による。

1)

長さ約 380 mm のテープの試験片を取り,一方の端から 125 mm の位置でテープ幅方向にけがき線

をベース面に達するまで引く。

2)

磁性面を下向きにして,両面接着テープで試験片を全幅にわたって滑らかな金属の板にはり付ける

図 40 参照)。

3)

試験片を 180°折り曲げ,金属の板と試験片の自由端とを引張り試験器に取り付けて 245 mm/mm で


54

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

引っ張る。

4)

磁性面のどの部分でも最初にベースから磁性面がはがれたときの力を記録する。この力が 0.1 N 未

満の場合,不合格とする。この力が 0.1 N に達する前に両面接着テープが試験片からはがれた場合,

別の種類の両面接着テープを使用する。

5)

テープ裏面に塗布されている場合は,1)∼4)  に順じ,裏面の試験を行う。

 40  塗膜の接着強度の試験方法

9.10

層間の粘着  層間の粘着は,次の試験方法によって試験したとき,試験片に粘着及び塗膜のはがれ

の兆候があってはならない。

試験方法は,次による。

1)

直径 36 mm のガラス管の表面に,長さ 1.0 m の試験片の端を取り付ける。

2) 0.9

N の張力でガラス管に試験片を巻く。

3)

巻いた試験片を温度 45  ℃±3  ℃,相対湿度 80  %の環境の中に 4 時間放置する。

4)

さらに 24 時間試験環境に放置する。

5)

試験片の自由端に 0.1 N の力を加えゆっくりほどく。

9.11

引張強度  引張強度の測定は,JIS K 7127 による。

テープ試験片の長さは,200 mm とし,引張速度は,100 mm/min (JIS K 7127)  とする。

9.11.1

破断強度  破断強度は,テープが破断するのに要する力とし,磁気テープの破断強度は,38 N 以

上とする。リーダテープ及びトレーラテープの切断強度は,50 N 以上とする。

9.11.2

降伏強度  降伏強度は,テープが 5  %伸びるのに要する力とし,磁気テープの降伏強度は,15 N

以上とする。リーダテープ及びトレーラテープの降伏強度は,30 N 以上とする。

9.11.3

接合強度  磁気テープとリーダテープ接合部及び磁気テープとトレーラテープの接合部は,15 N

以上の張力に耐えることとする。

9.12

残留伸び  残留伸びは,元のテープ長の 0.20  %以下とする。

0.2 N 以下の張力で約 1 m の試験片の初期の長さを測定する。

10 N の力を 10 分間加える。

加えた力を取り除き,10 分後にテープ長を測定する。

9.13

塗布面の電気抵抗  磁気テープの磁性面の電気抵抗は,テープの任意の平方領域で裏面塗布テープ

のとき,1×10

12

Ω 未満とする。

裏面の電気抵抗は,テープの任意の平方領域で 5×10

7

Ω未満とする。

125 mm


55

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

試験方法は,次による(

図 41 参照)。

1)

テープ試験片を試験環境条件に 24 時間放置する。

2)

テープを 24 カラットの金めっきした半径  r = 25.4 mm で粗さを N4(ISO 1302 参照)で仕上げてあ

る二つの半円の電極に,記録面が接するように置く。これらの電極は,水平で,中心間の距離 d=12.65

mm となるように平行に置く。

3)

試験片の両端に 1.62 N の力を加える。

4)

電極に 50 V±10 V の直流電圧を印加して,電流を測定する。この値から電気抵抗を求める。

5)

この測定を一つのテープ試験片の 5 か所について行い,読み取った抵抗値を平均する。

  裏面が塗布されている場合,塗布裏面が電極に接触するようにして,この試験を行う。試験片を

電極に置くとき,電極間には,試験片以外の導電性のものがあってはならない。

 41  表面電気抵抗の試験方法

9.14

テープの巻き方  テープの巻き方は,テープ磁性面をケース及びリールの外側とする。

10.

磁気記録特性  ヘリカル記録のトラックへの要求事項は,長手トラックへの要求事項よりきびしく,

ヘリカルトラックについてだけ試験を行うことで十分である。

磁気記録特性の試験は,次による。

トラック A,トラック C,トラック E 及びトラック G は,正アジマストラックを使用することとする。

この試験を行うとき,ヘッド出力信号又は残留信号の測定は,主基準テープで校正したテープ及び被試

験テープとともに同じ走行系(記録時再生をするか,又は記録時再生機能がないときには,1 回目の順方

向再生時,読みとる)を使用する。

すべての磁気記録特性の試験条件は,特に規定がない限り,次による。

−  テープ条件:

平均信号振幅の 2  %以下に交流消去

−  ヘッド/テープ速度: 13.43

m/秒±0.05 m/秒

−  トラック幅  (記録)

: 23.0

µm±1.5 µm

(再生)

30.0 µm±1.5 µm

−  ギャップアジマス

(+)

:  +15.450°±0.167°

(−)

:  −15.350°±0.167°

−  ギャップ長  (記録)

: 0.30

µm±0.05 µm

(再生)

: 0.15

µm±0.05 µm

r

 r 


56

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

−  テープ張力:   0.196

N±0.029 N

−  記録電流:

  TRC1

10.1

ティピカル磁界 (TF1)  ティピカル磁界は,基準磁界 (RF1) の 80  %∼120  %とする。

RF1 の値は,二次基準テープの校正値から求める。

10.2

平均信号振幅 (ASA)  平均信号の振幅は,6 349 ftpmm で記録したときの SRA1 の 80  %∼120  %と

する。

SRA1 の値は,二次基準テープの校正値から求める。

10.3

分解能  分解能は,記録密度 6 349 ftpmm の平均信号振幅と記録密度 1 587 ftpmm の平均信号振幅と

の比とし,その値は,主基準テープの分解能の 80  %∼120  %とする。

主基準テープの分解能値は,二次基準テープの校正値から求める。

10.4

信号対雑音比  (S/N)    信号対雑音比 (S/N) は,平均実効再生信号振幅 (A) を平均雑音振幅の積分

(B)  で除した値とし,デジベル (dB) で表し,次の式による。

S/N=20 logA/B  (dB)

要求事項

附属書 によって測定したとき,供試テープの S/N

TAPE

は,主基準テープの S/N

MSRT

値より−2 dB 以上

とする。

主基準テープの S/N

MSRT

の値は,二次基準テープの校正値から求める。

10.5

消去特性  TRC1 で 1 587 ftpmm で信号を記録後,テープの長手方向に 320 000 A/m の均一な磁界中

を通過したとき,残留信号の信号振幅は,SRA3 の 2  %以下とする。

10.6

テープの品質

10.6.1

ミッシングパルス  ミッシングパルスは,再生信号振幅の欠損であり,再生した電圧の 0 V を基準

にしたピーク値 (0-P) が記録密度  6 349 ftpmm の ASA の 1/2 の 25  %以下とする。

10.6.2

ミッシングパルスゾーン  ミッシングパルスゾ−ンは,7 個の連続するミッシングパルスによって

開始し,28 個の磁束反転を連続して読み込むか,又は長さ 0.038 mm のトラックを検出すると終了する。

ミッシングパルスゾーンは,0.038 mm を超えて連続するとき,次のミッシングパルスゾーンとする。

一つのミッシングパルスゾーンは,トラックをまたがない。

要求事項

平均のミッシングパルスゾーン発生頻度は,記録密度 6 349 ftpmm の記録について,5×10

6

の磁束反転

当たり 1 個未満とする。

平均のミッシングパルスゾーン発生頻度は,ミッシングパルスゾーンの総数をテープに記録した磁束反

転の総数で除したこととする。

10.7

不良テープ  不良テープの評価指標は,この規格では規定しない。不良テープに関する追加情報は,

附属書 による。

11.

ヘリカルトラックのフォーマット

11.1

書込みデータパスの概要(図 42)  ホストシステムは,ディレクトリファイルシステム構造の一つ

として動作し,テープ装置システムを論理記憶システムとする。ホストシステムは,論理記憶システムが

次の機能をもつことを期待する。

−  データ転送の最小単位としてのデータブロック

−  データブロックの結合としてのデータファイル


57

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

−  ファイル境界

−  ボリューム中のファイルロケーションディレクトリ

−  ファイルの管理情報

−  多重ボリューム

このフォーマットは,プレースホルダテーブルの一般的な組合せ並びにプレースホルダテーブルの使用

法及び位置を特定する情報をもつトラックタイプを規定する。このフォーマットによって規定するすべて

のトラックタイプは,記録及び検索の最小情報単位に相当する TSID によって固有識別する 8 ヘリカルト

ラックで構成するトラックセット対とする。

記録を準備する情報は,次の処理を通して生成する論理トラックセットのタイプ識別から開始する。

−  論理トラックセットの生成

−  製品コード配列バッファ内のデータ保護処理

−  ヘリカルトラックの構成内容

11.2

論理トラックの構成

11.2.1

情報トラックセットのタイプ  情報トラックセットは,11 タイプとし,次による。

1)

ボリュームセット情報テーブル (VSIT) トラックセット

2)

ボリューム情報テーブル (VIT) トラックセット

3)

欠陥箇所テーブル (BST) トラックセット

4)

論理識別テーブル (LIDT) トラックセット

5)

ファイル情報テーブル (FIT) トラックセット

6)

更新テーブル (UT) トラックセット

7)

使用者データトラックセット

8)

ファイルマークトラックセット

9)

セットマークトラックセット

10)

ダミー (DM) トラックセット

11)

データ終了 (EOD) トラックセット

このテープフォーマットは,1 物理ボリューム内での多重論理ボリュームを処理する。

テープの始端の VSIT は,

テープ上の一つ以上の論理ボリュームを管理するための情報とする。

VSIT は,

テープ上の各論理ボリュームのための位置情報をもつ。

論理ボリュームは,使用者データエリアが続くディレクトリ情報テーブル (DIT) で構成する。

DIT は,論理ボリューム内でのファイルの位置及び管理,並びに VIT,BST,LIDT,FIT 及び UT を構

成する情報とする。

ファイルの境界は,ファイルマーク又はセットマークのいずれかとし,ホストシステムが定義してもよ

い。この規格は,両者を併せてテープマーク (TM) とする。

EOD トラックセットは,ホストシステムによって示し,論理ボリューム内の記録データエリアの終了を

示す。

DM トラックセットは,連続するコントロールトラック信号を要求し,ホストシステムに対して明確な

テープ上のフィル領域を示す。


58

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 42  記録情報処理のデータの流れ

11.2.2

論理トラックセットの生成  論理トラックセットの構成は,図 43 に示す。論理トラックセットは,

4 ヘリカルトラックに要素のすべてを含み,234 080 バイト(58 520 ワード)とする。論理トラックセット

ワードは,次のフィールドを定義する。

論理トラックセットの構成

ワード 0−テープフォーマット識別子。(FFFF0001)  に設定する。

ワード 1∼ワード 34−サブコードデータフィールド。トラックセットに関連した管理情報を含む。

同期パターン 
同期ブロック ID 
外部 ECC (C2) 
内部 ECC (C1) 
トラックインタリーブ 
同期ブロックバイトインタリーブ 
乱数化

TPS(B 及び C だけ)

書込みチャンネル D

プリコードフィルタ

トラック−A  トラック−B トラック−C

トラック−D

BMT 生成器


59

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

ワード 35∼ワード 58 515−情報フィールド及びブロック管理テーブル(BMT)

BMT  は,情報フィールドのデータブロック情報を含み,情報フィールド内に配置する。

論理トラックセットは,次によって終結する。

ワード 58 516∼ワード 58 518  −  予約。すべて 0 に設定する。

ワード 58 519  −終了コード 4 バイト。(0F0F0F0F)  に設定する。

論理トラックセット内の情報は,16 プロダクトコード配列で処理する。

 43  論理トラックセット

11.2.3

サブコードデータ領域  サブコードデータフィールドは,この論理トラックセットに関連した情報

とし,次による。

サブコードは,34 ワード情報とし,次による。

ワード 1  トラックセットタイプ識別子  (TSID)  ワード 1 は,異なるトラックセットタイプを識別し,ビ

ットパターン (TSID) を設定することとし,次による。

・ボリュームセット情報テーブル (VSIT):(00FFFFFF)

・ボリューム情報テーブル (VIT):(00FFFF00)

・欠陥箇所テーブル (BST):(FF00FF00)

・論理 ID テーブル (LIDT):(FFFF0000)

・ファイル情報テーブル (FIT):(00FF00FF)

・更新テーブル:(00FF0000)

・使用者トラックセット:(0000FFFF)

・ファイルマークトラックセット (FM):(0000FF00)

・セットマークトラックセット (SM):(FF00FFFF)

・ダミートラックセット (DM):(00000000)

・データトラックの終了 (EOD):(000000FF)

ワード 2  論理トラックセット計数  ワード 2 は, LBOT からのすべての論理トラックセットの計数とし,

ダミートラックセット及び EOD トラックセットを除き,最初のトラックセットを 1 とし,各論理トラッ

サ ブ コ ー ド
デ ー タ フ ィ
ールド

情報フィールド

ワード識別番号

1 ワード

予約 3 ワード

1 ワード

136 バイト

34 ワード


60

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

クセットごとに 1 を加算する。

ワード 2 の最上位ビットは,フラグ A を付加する。

このビットは,付加データの最初のトラックセットは,1 に設定し,その他のトラックセットは,0 に設

定する(18.2 及び

図 58 参照)。

ワード 3  ファイル番号  ワード 3 は,番号 1 から開始したファイル番号とし,論理ボリュームのファイ

ルごとに 1 を加算する。

ワード 4  データブロック計数  ワード 4 は,使用者トラックセットのデータブロック数とし,ブロック

管理テーブル (BMT) の登録数を示す。

その他すべてのトラックセットについてのワード 4 は,(00000001)  に設定する。

ワード 5  論理ボリュームの固有識別番号  (UID)  ワード 5 は,使用者トラックセット,ファイルマーク

セット,セットマークセット,ダミートラックセット及び EOD トラックセットの初期化プロセスによっ

て割り当てる論理ボリューム用固有識別番号 (UID) を設定する。

その他すべてのトラックセットのワード 5 は,(00000000)  に設定する。

ワード 6  論理ボリュームの重ね書き計数  ワード 6 は,使用者トラックセット,ファイルマークトラッ

クセット,セットマークトラックセット,ダミートラックセット及び EOD トラックセットの論理ボリュ

ームを重ね書きした計数とする。

その他のトラックセットについては,  ワード 6 は,(00000000)  に設定する。

ワード 7  再書込み計数  ビット 0  ∼ビット 30 は,初期値を 1 とする論理ボリュームで再書込みが発生し

たときの計数とする。

ビット 31 は,再書込みフラグ W とする。

このビットは,

再書込みデータの最初のトラックセットを 1 とし,

その他のトラックセットを 0 とする。

ワード 及びワード 9  ドライブベンダ固有識別子  ワード 8 及びワード 9 は,ドライブベンダ固有識別

子とする。ワード 8 は,バイト 0∼バイト 3 で構成し,ワード 9 は,バイト 4∼バイト 7 で構成することと

し,この規格では,フォーマットを規定しない。ワード 8 及びワード 9 をすべて (00000000) に設定する

とき,識別子は,規定しないことを示す。  その他の設定は,データ交換当事者間の同意による。

ワード 10∼ワード 14  論理ボリューム番号  ワード 10∼ワード 14 は,論理ボリューム番号とする。この

規格では,フォーマットを定義しない。ワード 10∼ワード 14 をすべて (00000000) に設定するとき,論理

ボリューム番号は,規定しないことを示す。その他の設定は,データ交換当事者間の同意による。

ワード 15  テープの固有識別子  ワード 15 は,初期化過程によって割り当てるテープの固有識別子 (UID)

とする。  この規格では,フォーマットを定義しない。  ワード 15 を (00000000) に設定するとき,識別子

は,規定しない。その他の設定は,データ交換当事者間の同意による。

ワード 16  カセットの重ね書き計数  ワード 16 は,テープ重ね書き総数を規定する。この規格では,フ

ォーマットを定義しない。  ワード 16 を (00000000) に設定するとき,計数は,規定しない。その他の設

定は,データ交換当事者間の同意による。

ワード 17  論理識別子テーブル  (LIDT)  の利用  ワード 17 は,論理識別子テーブル (LIDT) を生成する

とき (FFFFFFFF) に設定し,生成しないとき,(00000000)  に設定する。

ワード 18  ブロック検索のための BMT  ワード 18 は,ブロック管理テーブル (BMT) の使用がブロック

検索に有効なとき,(FFFFFFFF)  に設定し,有効でないとき,(00000000)  に設定する。

ワード 19  フォーマットタイプ  ワード 19 は,カセットフォーマットが DTF-2 であることを示し,

(00000005)  に設定する。


61

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

ワード 20  生成時間  ワード 20 は,生成時間とする。この規格では,フォーマットを定義しない。ワー

ド 20 を (00000000) に設定するとき,生成時間を規定しないことを示す。  その他の設定は,データ交換

当事者間の同意による。

ワード 21  装てん(填)回数  ワード 21 は,カセットの装填回数とし,初期値は,1 に設定する。装填回

数は,カセット装てん(填)ごとに 1 を加算する。

ワード 22  再読出し回数  ワード 22 は,論理ボリュームで再読出しが発生したときの回数とし,初期値

は,1 に設定する。

ワード 23  回復回数  ワード 23 は,論理ボリュームで回復が発生したときの回数とし,初期値は,1 に設

定する。

ワード 24  回復不能  ワード 24 は,回復不能が発生したとき,(FFFFFFFF)  に設定し,発生しないとき,

(00000000)  に設定する。


62

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

  1  サブコードデータフィールドのワード定義概要

ID

ワード/内容

DIT TM

VSIT

VIT BST LIDT FIT  UT

使用者

ファイル

マーク

セット

マーク

DM

EOD

1  識別 (00FFFFFF)

(00FFFF00) (FF00FF00) (FFFF0000) (00FF00FF) (00FF0000) (0000FFFF) (0000FF00) (FF00FFFF) (00000000) (000000FF)

2  論理 TSID

各トラックセットに 1 を加算し,ファイルフラグ“A”を付加する。

加算しない

3  ファイル番号 (FFFFFFFF)

ファイル番号 (FFFFFFFF)

4  BMT 番号 (00000001)

ブ ロ ッ ク

番号

(0000000l)

5  初期化 UID ボリュー

ム番号

(00000000)

この論理ボリュームの初期化 UID

6  論理ボリュームの重

ね書き回数

(00000000)

この論理ボリュームの重ね書き回数

7  書込みリトライ回数

書込みリトライ回数及び書込みリトライフラグ W

8  ベンダ UID0-3

データ交換当事者間での同意がないとき,(00000000)

9  ベンダ UID4-7

データ交換当事者間での同意がないとき,(00000000)

10-14  論 理 ボリ ュ ー ム

番号

データ交換当事者間での同意がないとき,(00000000)

15  テープ初期化 UID

データ交換当事者間での同意がないとき,(00000000)

16  重ね書き回数

データ交換当事者間での同意がないとき,(00000000)

17  LIDT フラグ (00000000)

又は (FFFFFFFF)

18  ブロック動作タイプ (00000000)

又は (FFFFFFFF)

19  フォーマットタイプ (00000005) 
20  生成時間 (00000000) 
21  装てん(填)回数

装てん(填)回数の加算

22  再読出し回数

再読出し回数の積算

23  回復回数

回復回数の加算

24  回復不能 (00000000)又は (FFFFFFFF) 
25-34  予約 (00000000)

62

X 6176


2006 (

IS

O

/IE
C

 2006

1


2001)


63

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

11.2.4

ブロック管理テーブル  (BMT)  論理ボリュームのデータブロックは,初期値を 1 とする連続番号

を付加する。データブロックに割り当てる番号は,絶対ブロック番号とする。論理ボリュームのデータブ

ロックは,一つ以上の論理トラックセットを含む。BMT は,データブロックの位置決め検索のための情報

とする。使用者論理トラックセットは,最大 2 048 使用者データブロックとし,その他すべてのトラック

セットは,1 データブロックとしなければならない。

各データブロックの管理情報は,次による。

・論理ボリューム内のデータブロックの絶対ブロック番号

・データブロックの開始アドレス。情報フィールドの最初からのバイト数。

・論理トラックセットでのデータブロックのバイト数

・リンクビット(L)は,データブロックが次のトラックセットに及ぶことを示すとき,1 に設定し,こ

のトラックセットに含まれていることを示すとき,0 に設定する。

・開始ビット(S)は,データブロックがこのトラックセットで始まることを示すとき,1 に設定し,前

のトラックセットから移行することを示すとき,0 に設定する。

・データブロックのバイト数の合計

BMT は,情報フィールド内でのこれらのデータブロックだけの情報を含み,情報フィールドの終端

から,ワード 58 512∼ワード 58 515 に配置する第 1 データブロック管理情報の先頭に構築しなければなら

ない(

図 43 参照)。

11.2.4.1  VSIT

VITBSTLIDTFITUTTMDM 及び EOD としての BMT  ワード 58 515 は,

データブロック内でのバイト合計数とする。

ワード 58 514 は,トラックセット内のデータブロックのバイト数とし,ビット 0  ∼ビット 29 に記録す

る。ビット 30 は,フラグビット S とし,ビット 31 は,フラグビット L としなければならない。

ワード 58 513 は,データブロックの開始アドレスとし,(00000000)  に設定する。

ワード 58 512 は,データブロック内の絶対ブロック番号とする。

11.2.4.2

使用者データトラックセットタイプとしての BMT  ワード 58 515 は,第 1 データブロック内の

データバイト合計数とする。

ワード 58 514 は,トラックセット中の第 1 データブロック内のデータバイト数とし,ビット 0∼ビット

29 に記録する。ビット 30 は,フラグビット S とし,ビット 31 は,フラグビット L としなければならない。

ワード 58 513 は,このトラックセットの使用者データ領域での第 1 データブロック開始アドレス(使用

者データ領域の始めからのバイト数)とする。  第 1 データブロックのとき,このワードは,(00000000)  に

設定する。

ワード 58 512 は,このトラックセットの使用者データ領域内の第 1 データブロックの絶対ブロック番号

とする。

ワード 50 324∼ワード 58 511 は,

第 2 データブロック∼第 2 047 データブロックまでの管理情報とする。

ワード 50 320∼ワード 58 323 は,第 2 048 データブロックの管理情報とする。

11.2.5

データ及び情報フィールドの規定  使用者データ領域中のトラックセットの情報フィールドの内

容は,ホストシステムから伝達し,使用者データ,ファイルマーク  ,セットマーク,DM 及び EOD トラ

ックセットタイプに適用する。

情報フィールドの内容は,VSIT,VIT,BST,LIDT,FIT 及び UT トラックセットタイプとし,次によ

る。

11.2.5.1  VSIT

  テープ上のボリュームセット情報テーブル (VSIT) の構造は,次による。


64

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

1) VSIT

は,物理ボリュームのための論理ボリュームセット情報とする。

2) VSIT

領域の物理トラックセットは,物理ボリュームのために TSID の初期値を 0 に設定し,積算す

る。

3) VSIT

領域は,1 000 回記録した 1 トラックセットから構成する。

4) VSIT

は,一つ以上の論理ボリューム情報とする。

ワード 35∼ワード 79 は, (00000000) に設定する。

ワード 80 は,このテープの先頭 TSID とする。

ワード 81 は,このテープ上での最後尾データブロックの物理 TSID とする。

ワード 82∼ワード 97 は,このテープ上の論理ボリューム数とする。

ワード 98 は,(00000000)  に設定する。

ワード 99 は,第 1 論理ボリュームの先頭物理 TSID とする。

ワード 100 は,第 1 論理ボリュームの最後尾物理 TSID とする。

ワード 101 は,第 2 論理ボリュームの先頭物理 TSID とする。第 2 論理ボリュームがないとき,(00000000)

に設定する。

ワード 102 は,第 2 論理ボリュームの最後尾物理 TSID とする。第 2 論理ボリュームがないとき,

(00000000)  に設定する。

ワード 103  ∼ワード 2 144 は,

第 3 論理ボリューム∼第 1 023 論理ボリュームの先頭及び最後尾物理 TSID

とする。第 3 論理ボリューム以降がないとき,(00000000)  に設定する。

ワード 2 145 は,第 1 024 論理ボリュームの先頭物理 TSID とする。第 1 024 論理ボリューム以降がない

とき,(00000000)  に設定する。

ワード 2 146 は,第 1 024 論理ボリュームの最後尾物理 TSID とする。第 1 024 論理ボリューム以降がな

いとき,(00000000)  に設定する。

ワード 2 147 は,初期化するときに発行したテープの UID 番号とする。

ワード 2 148 は,テープの重ね書き回数とする。

ワード 2 149  ∼ワード 58 511 は,(00000000)  に設定する。

ワード 58 512  ∼ワード 58 515 は,VSIT トラックセットのための BMT とする。

11.2.5.2  VIT

  ボリューム情報テーブル (VIT) の構成は,次による。

ワード 35  ∼ワード 38 は,(00000000)  に設定する。

ワード 39  ∼ワード 78 は,ボリュームラベルとする。

ワード 79 は,論理ボリューム内第 1 データブロックの先頭物理 TSID とする。

ワード 80 は,論理ボリューム内最後尾データブロックの EOD の最後尾物理 TSID とする。

ワード 81 は,最後尾データブロックのトラックセットの BMT の最後尾ブロック番号とする。

ワード 82  ∼ワード 289 は,(00000000)  に設定する。

ワード 290 は,初期化するときに発行しボリュームの UID 番号とする。

ワード 291 は,論理ボリュームの重ね書き回数とする。

ワード 292 は,LIDT インジケータとする(ワード 17 参照)

ワード 293 は,ブロック検索作インジケータとする(ワード 18 参照)

ワード 294 は,フォーマットタイプ DTF-2 を識別するために,(00000005)  に設定する。

ワード 295 は,(00000002)  に設定する。

ワード 296 は,データ交換当事者間での合意による。


65

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

ワード 297∼ワード 8 226 は,(00000000)  に設定する。

ワード 8 227  ∼ワード 8 250 は,装てん(填)情報とし,次による。

 8

227:

装てん(填)数

 8

228

∼ 8 230:  予約

 8

231

∼ 8 250:  最後尾 5 装てん(填)に関する情報

                        (日付/コントローラ ROM 版数/ドライブベンダ UID 情報)

このフォーマット情報は,データ交換当事者間の合意事項とする。データ交換当事者の合意がないとき,

(00000000)  に設定する。

ワード 8 251  ∼ワード 16 418 は,(00000000)  に設定する。

ワード 16 419 は,論理ボリューム再読出しの合計回数とする。

ワード 16 420 は,論理ボリューム回復回数とする。

ワード 16 421 は,回復不能フラグとする。不能のとき,(FFFFFFFF)  に設定し,それ以外のとき,

(00000000)  に設定する。

ワード 16 422  ∼ワード 58 511 は,(00000000)  に設定する。

ワード 58 512  ∼ワード 58 515 は,VIT トラックセットの BMT とする。

11.2.5.3  BST

  欠陥箇所テーブル (BST) は,論理無効データの位置情報とする。論理無効データは,欠陥

があるテープ領域とする。データは,同じ論理 TSID によって書き直し,有効なデータとする(

図 44 参照。

データ A は,論理無効データ)

再書込みリトライ過程は,テープ上に論理無効データ位置を作成する。  論理無効データは,欠陥箇所と

する。欠陥箇所の初めは,第 1 物理 TSID とし,終わりは,最後尾物理 TSID とする。

BST の 2 ワードは,UD トラックセットタイプ及び欠陥箇所の位置を示す。

−  第 1 物理 TSID は,第 1 位置ワードのビット 0  ∼ビット 30 とする。

−  エラータイプフラグ E(ビット 31)は,UD データエラーのとき,1 に設定し,それ以外のとき,0

に設定する。

−  最後尾物理 TSID は,第 2 位置ワードのビット 0∼ビット 31 とする。

 44  欠陥箇所テーブル使用法

BST の構成は,次による。


66

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

ワード 35 のバイト 3 の msb は,誤りタイプフラグ E とし,第 1 欠陥箇所の第 1 物理 TSID は,LSB を

割り当てる。

ワード 36 は,第 1 欠陥個所の最後尾物理 TSID に LSB を割り当てる。

ワード 37  ∼ワード 58 509 は,第 2 欠陥箇所∼第 29 238 欠陥箇所の情報とする。それ以外は,0 に設定

する。

ワード 58 510 及びワード 58 511 は,BST 内の第 29 239 の最後尾欠陥箇所情報とする。それ以外は,0

に設定する。

ワード 58 512  ∼ワード 58 515 は,BST トラックセット BMT とする。

11.2.5.4  LIDT

  論理 ID テーブル (LIDT) データテーブルは,高速ブロックスペース及び位置決めに使用

できる。

LIDT は,4 ワードに割り当てるポインタとし,次による。

−  論理 TSID 回数。DM 及び EOD 以外の全トラックセットタイプ上の初期値を 1 とし,LBOT から積

算する。

−  物理 TSID

−  論理ボリュームでのファイル番号。初期値は,1 とする。

−  物理トラックセットの BMT でのブロック番号。このポインタは,第 1 ブロックとする。

LIDT の構成は,次による。それ以外は,0 に設定する。

バイト 3

バイト 2

バイト 1

バイト 0

第 1 ワード

論理 TSID

第 2 ワード

物理 TSID

第 3 ワード

ファイル番号

第 4 ワード

第 1 ポインタの第 1 ブロックのための BMT ブロック番号

ワード 35  ∼ワード 38 は,第 1 ポインタとする。

ワード 39  ∼ワード 42 は,第 2 ポインタとする。

ワード 43  ∼ワード 58 505 は,第 3 ポインタ∼第 14 618 ポインタとする。

ワード 58 506  ∼ワード 58 509 は,第 14 619 ポインタとする。

ワード 58 510  及び 58 511 は,(00000000)  に設定する。

ワード 58 512  ∼ワード 58 515 は,LIDT トラックセット BMT とする。

11.2.5.5  FIT

  ファイル情報テーブル (FIT) は,テープマーク (TM) 位置データの 2 タイプを対とする。

第 n データ対は,ボリュームの先頭から第 n TM に対応する。

−  W[(n-1)×2]n TM 物理 TSID

セットマークビット[第 n TM 物理 TSID の W (2n-2)  ビット 31 の S]は,第 n TM がセットマーク

のとき,1 に設定し,第 n TM がファイルマークのとき,0 に設定する。

−  W[(n-l)×2+l]絶対ブロック番号

FIT の構成は,次による。それ以外は,0 に設定する。

バイト 3

バイト 2

バイト 1

バイト 0

第 1 ワード

ビット 31 は S フラグ          第 n TM の物理 TSID

第 2 ワード

第 n TM の BMT でのブロック番号

ワード 35 及びワード 36 は,第 1TM の物理 TSID とする。

ワード 37  ∼ワード 58 509 は,第 2TM  ∼第 29 238TM とする。

ワード 58 510 及びワード 58 511 は,第 29 239TM とする。


67

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

ワード 58 512  ∼ワード 58 515 は,FIT トラックセットのための BMT とする。

11.2.5.6  UT

  更新テーブル (UT) は,更新の状態表示に用いる。UT は,ボリューム内のデータファイル

位置に,ディレクトリを適切に一致させることを保証するため読取り装置によって確認しなければならな

い。

ワード 35 は,ボリューム更新が進行中のとき,(FFFFFFFF)  に設定し,更新が完了してシステム転送及

びデータ交換準備の完了したとき,(00000000)  に設定する。

ワード 36∼ワード 58 511 は,(00000000)  に設定する。

ワード 58 512∼ワード 58 515 は,UT トラックセットを BMT とする。

11.3

トラックセット情報  トラックセット情報は,連続した 8 プロダクトコード配列に割り当てる。ト

ラックセット情報のすべての連続記録処理は,次による位置情報を用いる。  各配列は,192 バイトの 104

個の水平な列とする。配列のバイト位置は,

(W:X:Y)形式のアドレスをもつ。

配列ロケータ W は,8 配列を示す。

 0  先頭配列

 7  最後尾配列

縦列ロケータ X は,192 配列の行を示す。

 0  先頭で識別子 ID0 を含む最左端の列

 1  識別子 ID1 などを確保した第 2 列

 191 最後尾で最右端の列

行は,4 バイトの同期パターンを左側に加える。

 12 バイトの内部 ECC C1 パリティを右側に加える。

行ロケータ Y は,104 配列の列を示す。

 0  先頭で最上端の行

 1  第 2 行

 103 後尾で最下端の行

列 2∼列 191 は,行 0∼行 76 の論理トラックセットデータ及び行 77∼行 103 の外部

ECC C2 パリティを含む。

104 個の行は,26 個の行ごとに 4 グループに分割する。  各グループは,トラックセットで 4 本のトラッ

クの 1 本に割り当てる(

図 45 参照)。同期ブロックの識別番号及びセクタ番号(11.5.4 による)は,位置

情報とし,次による(

図 46,図 48 及び図 49 参照)。

11.3.1

プロダクトコード配列の配置  情報データは,初期値を配列 0,行 0,列 2 とし,次に移る前に一

つの配列の行を連続的に満たし,すべての配列を満たすまでプロダクトコード配列に配置する。

配列 0,行 0

(0:2:0)

(0:3:0)

・・・

(0:191:0)

配列 0,行 1

(0:2:1)

(0:3:1)

・・・

(0:191:1)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

配列 7,行 103  (7:2:103)

(7:3:103)

・・・

(7:191:103)


68

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 45  ECC ブロックデータ(プロセッサ)

11.4

プロダクトコードの配列化  情報は,8 プロダクトコードの配列化の使用者データ領域に順番に格納

する。同期ブロックは,同期パターン,識別バイト,C2 パリティ及び C1 パリティで構成する。同期ブロ

ックバイトは,チャネル同期ブロックを形成し,インタリーブ及び乱数化する。1 セグメントは,8 プロダ

クトコード配列によって構成する。

使用者データ(14 630 バイト)

使用者データ(14 630 バイト)

104 行

4 バイト

2 バイト

204 バイト

190 バイト

12 バイト

77 行

27 行

内部 ECC

C1 パリティ

内部 ECC

C2 パリティ


69

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

11.4.1

誤り訂正法  C2 パリティは,プロダクトコード配列内の 1 列の行 0  ∼行 76 の 77 バイトから生成

した 27 バイトで構成する。

列 2 のバイト  (0:2:0)∼(0:2:76)は,同じ列の(0:2:77)∼(0:2:103)に位置する 27 バイトを生成

し,RS(104,77)で処理する。

C1 パリティは,ID 及び元情報の 104 行に対し,各行の 192 バイトから生成した 12 バイトで構成する。

行 0 のバイト  (0:0:0)∼(0:191:0)は,同じ行の(0:192:0)∼(0:203:0)に位置する 12 バイトを生

成し,RS(204,192)で処理する。

11.4.1.1  C2

パリティの誤り訂正符号  外部 ECC は,RS(104,77)のリードソロモン符号とする。

ガロア体は,GF(2

8

)とする。

ガロア体の,生成多項式は,次による。

( )

1

p

2

3

4

8

+

+

+

+

=

x

x

x

x

x

                    ここに,    x

n

は,GF(2

1

)上のプレースキーピング変数とし,2 進数とする。

符号生成多項式は,次による。

G(x)=(x+1)(x+a)(x+a

1

)(x+a

2

)(x+a

3

)(x+a

4

)(x+a

5

)(x+a

6

)(x+a

7

)(x+a

8

)(x+a

9

)(x+a

10

)(x+a

11

)

・・・(x+a

25

)(x+a

26

)

ここに,  a は,GF(2

8

)を(02)とする。

外部誤り訂正符号は,多項式 K

26

x

26

+ K

25

x

25

+・・・+ K

1

x

1

+ K

0

x

0

の K

26

,K

25

,K

10

,K

9

,K

8

,K

7

,K

6

,K

5

,K

4

K

3

,K

2

,K

1

,K

0

とし,次の式で除す。

x

27

D(x)/G(x)

ここに, D(x)は,

D(x)= B

76

x

76

+ B

75

x

75

+・・・+ B

1

x+ B

0

全符号の生成多項式は,次による。

B

76

x

103

+ B

75

x

102

+・・・+ B

1

x

28

+ B

0

x

27

 +K

26

x

26

+ K

25

x

25

+・・・+ K

1

x

1

+ K

0

x

0

ここに,

B

76

∼B

0

プロダクトコード配列の行 0 から行 76 までの 77 バイ
トの使用者データ

K

26

∼K

0

外部誤り訂正符号の 27 バイト

K

26

∼K

0

K

26

∼K

0

の 2 バイトは,プロダクトコード配列の行 77

∼行 103 に位置付けする

11.4.1.2  C1

パリティの誤り訂正符号  内部 ECC は,RS 204,192 のリードソロモン符号とする。

ガロア体は,GF(2

8

)とする。

ガロア体の生成多項式は,次による。

( )

1

p

2

3

4

8

+

+

+

+

=

x

x

x

x

x

ここに,  x

n

は,GF(2

1

)上のプレースキーピング変数とし,2 進数とする。

最左側の項は,時系列上最も古く,テープに最初に記録する。

符号生成多項式は,次による。

G(x)=(x+1)(x+a)(x+a

1

)(x+a

2

)(x+a

3

)(x+a

4

)(x+a

5

)(x+a

6

)(x+a

7

)(x+a

8

)(x+a

9

)(x+a

10

)(x+a

11

)

誤り訂正符号パリティは,多項式 K

11

x

11

+ K

10

x

10

+・・・+ K

1

x

1

+ K

0

の K

11

,K

10

,K

9

,K

8

,K

7

,K

6

,K

5

,K

4

K

3

,K

2

,K

1

,K

0

とし,次の式で除す。

x

12

D(x)/G(x)

ここに, D(x)は,

D(x)= I

0

x

191

+ I

1

x

190

+ B

189

x

189

+・・・+ B

1

x+ B

0

全符号の生成多項式は,次による。


70

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

I

0

x

203

+ I

1

x

202

+B

189

x

201

+・・・+ B

0

x

12

 +K

11

x

11

+ K

10

x

10

+・・・+ K

1

x+ K

0

ここに,

I

0

及び I

1

同期全コードブロック ID の 2 バイト

B

189

∼B

0

同期ブロック元情報の 190 バイト

K

11

∼K

0

内部誤り訂正パリティの 12 バイト

同期パターン ID

元情報 C1 パリティ

I 0:同期ブロック番号(全トラック共通)

      最初のセクタの同期ブロック番号:255∼152

      第 2 セクタの同期ブロック番号:127∼24

ID :ビット 7∼3  セグメント情報(0∼31)

      ビット 2∼0  セクタ

セグメント情報:ビット 7  ∼ 4

TSID のビット 3∼0 の値

                ビット 3

偶数セグメントの場合 0 に設定,奇数セグメントの場合 1 に設定

 46  セグメント及びセクタの詳細

11.5

トラックの割り付け  論理トラックセットは,トラック A,トラック B,トラック C 及びトラック

D の 4 トラックとする。

各トラックは,4 セクタで構成する。

11.5.1

セグメント及びセクタ(図 46)  1 トラックセットは,2 セグメント(16 セクタ)とし,番号付け

は,次による。

セグメント:偶数及び奇数

セクタ:0  ∼ 7

各セグメントは,8 セクタの構成とし,セクタは,1 プリアンブル及び 104 同期ブロックの構成とする。

偶数セグメント及び奇数セグメントのセクタ番号 0 及びセクタ番号 1 は,トラック A に割り付ける。

偶数セグメント及び奇数セグメントのセクタ番号 2 及びセクタ番号 3 は,トラック B に割り付ける。

偶数セグメント及び奇数セグメントのセクタ番号 4 及びセクタ番号 5 は,トラック C に割り付ける。

偶数セグメント及び奇数セグメントのセクタ番号 6 及びセクタ番号 7 は,トラック D に割り付ける。

127

127


71

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 47  同期ブロック

11.5.2

同期ブロック  同期ブロックは 208 バイトとし,4 バイトの同期パターン及び内部符号ブロックで

構成する。

内部符号ブロックは 204 バイトとし,2 バイトの同期ブロック ID,190 バイトの元情報フィールド及び

12 バイトの内部 ECC とする。

同期ブロック ID 及び元情報は,8 プロダクトコード配列で識別する。同期パターンは,プロダクトコー

ドで識別及び誤り防止処理を行わない。

11.5.3

トラックインタリーブ(図 48)  データのインタリーブは,1 トラックセットの 4 ヘリカルトラッ

クにわたって完成しなければならない。4 ヘリカルトラックの同期ブロック(832 ブロック)は,8 プロダ

クトコード配列[

(0∼7)

,1 セグメント]で識別する。

プロダクトコード配列は,4 領域[

図 45 (b)参照]に分割することとし,その内容は,4 ヘリカルトラッ

クと同一とする。

トラックの 2 セクタ中の同期ブロックの配置は,8 プロダクトコード配列(0∼7)から順番に配置する。

1 記録トラックは,プロダクトコード配列の割付けで始まることとし,次による。

トラック A:プロダクトコード配列 0

トラック B:プロダクトコード配列 6

トラック C:プロダクトコード配列 4

トラック D:プロダクトコード配列 2

使用者データ(14 630 バイト)

10

4

4 バイト

2 バイト

190 バイト

12 バイト

77

27

4 バイト

2 バイト

190 バイト

(204 バイト)

(208 バイト)

(208 バイト)

(255∼152,127∼24)


72

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

備考 C2

ECC を含むトラックのインタリーブは,1 トラック全体が誤りでもデータを訂正する能力を

もつ。

 48  トラックインタリーブ

トラック同期ブロック

トラック A−同期ブロック

  セクタ番号    同期ブロック番号                バイトのアドレス(W:X:Y)

0  255

 (0:0:0)(0:1:0)(0:2:0)・・・・・(0:190:0)(0:191:0)

0  254

 (1:0:0)(1:1:0)(1:2:0)・・・・・(1:190:0)(1:191:0)

0  253

 (2:0:0)(2:1:0)(2:2:0)・・・・・(2:190:0)(2:191:0)

・・・・・

0  248

 (7:0:0)(7:1:0)(7:2:0)・・・・・(7:190:0)(7:191:0)

0  247

 (0:0:1)(0:1:1)(0:2:1)・・・・・(0:190:1)(0:191:1)

0  246

 (1:0:1)(1:1:1)(1:2:1)・・・・・(1:190:1)(1:191:1)

・・・・・

0  152

 (7:0:12)(7:1:12)(7:2:12)・・・・・(7:190:12)(7:191:12)

1  127

 (7:0:13)(7:1:13)(7:2:13)・・・・・(7:190:13)(7:191:13)

・・・・・

 1    24   (7:0:25)(7:1:25)(7:2:25)・・・・・(7:190:25)(7:191:25)


73

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

トラック B−同期ブロック

  セクタ番号    同期ブロック番号                バイトマーカ(W:X:Y)

2  255

 (6:0:26)(6:1:26)(6:2:26)・・・・・(6:190:26)(6:191:26)

2  254

 (7:0:26)(7:1:26)(7:2:26)・・・・・(7:190:26)(7:191:26)

2  253

 (0:0:26)(0:1:26)(0:2:26)・・・・・(0:190:26)(0:191:26)

・・・・・

2  248

 (5:0:26)(5:1:26)(5:2:26)・・・・・(5:190:26)(5:191:26)

2  247

 (6:0:27)(6:1:27)(6:2:27)・・・・・(6:190:27)(6:191:27)

2  246

 (7:0:27)(7:1:27)(7:2:27)・・・・・(7:190:27)(7:191:27)

・・・・・

2  152

 (5:0:38)(5:1:38)(5:2:38)・・・・・(5:190:38)(5:191:38)

3  127

 (6:0:39)(6:1:39)(6:2:39)・・・・・(6:190:39)(6:191:39)

・・・・・

 3    24   (5:0:51)(5:1:51)(5:2:51)・・・・・(5:190:51)(5:191:51)

トラック C−同期ブロック

  セクタ番号    同期ブロック番号                バイトマーカ(W:X:Y)

4  255

 (4:0:52)(4:1:52)(4:2:52)・・・・・(4:190:52)(4:191:52)

4  254

 (5:0:52)(5:1:52)(5:2:52)・・・・・(5:190:52)(5:191:52)

4  253

 (6:0:52)(6:1:52)(6:2:52)・・・・・(6:190:52)(6:191:52)

・・・・・

4  248

 (3:0:52)(3:1:52)(3:2:52)・・・・・(3:190:52)(3:191:52)

4  247

 (4:0:53)(4:1:53)(4:2:53)・・・・・(4:190:53)(4:191:53)

4  246

 (5:0:53)(5:1:53)(5:2:53)・・・・・(5:190:53)(5:191:53)

・・・・・

4  152

 (3:0:64)(3:1:64)(3:2:64)・・・・・(3:190:64)(3:191:64)

5  127

 (4:0:65)(4:1:65)(4:2:65)・・・・・(4:190:65)(4:191:65)

・・・・・

 5    24   (3:0:77)(3:1:77)(3:2:77)・・・・・(3:190:77)(3:191:77)

トラック D−同期ブロック

    セクタ番号    同期ブロック番号                バイトマーカ(W:X:Y)

6  255

 (2:0:78)(2:1:78)(2:2:78)・・・・・(2:190:78)(2:191:78)

6  254

 (3:0:78)(3:1:78)(3:2:78)・・・・・(3:190:78)(3:191:78)

6  253

 (4:0:78)(4:1:78)(4:2:78)・・・・・(4:190:78)4:191:78)

・・・・・

6  248

 (1:0:78)(1:1:78)(1:2:78)・・・・・(1:190:78)(1:191:78)

6  247

 (2:0:79)(2:1:79)(2:2:79)・・・・・(2:190:79)(2:191:79)

6  246

 (3:0:79)(3:1:79)(3:2:79)・・・・・(3:190:79)(3:191:79)

・・・・・

6  152

 (1:0:90)(1:1:90)(1:2:90)・・・・・(1:190:90)(1:191:90)


74

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

7  127

 (2:0:91)(2:1:91)(2:2:91)・・・・・(2:190:91)(2:191:91)

・・・・・

 7    24   (1:0:103)(1:1:103)(1:2:103)・・・・・(1:190:103)(1:191:103)

11.5.4

同期ブロックのバイトインタリーブ(図 49)  バイトインタリーブは,内部符号ブロックを完成

することとし,次による。

トラック A

同期ブロック 255

(0:0:0)(0:1:0)(0:2:0)・・・・

同期ブロック 254

(1:0:0)(1:1:0)(1:2:0)・・・・

同期ブロック 253

(2:0:0)(2:1:0)(2:2:0)・・・・

同期ブロック 252

(3:0:0)(3:1:0)(3:2:0)・・・・

トラック A は,次のようにバイトインタリーブする。

同期ブロック 255’

(0:0:0)(1:1:0)(2:2:0)・・・・

同期ブロック 254’

(1:0:0)(2:1:0)(3:2:0)・・・・

同期ブロック 253’

(2:0:0)(3:1:0)(0:2:0)・・・・

同期ブロック 252’

(3:0:0)(0:1:0)(1:2:0)・・・・

1 プロダクトコード配列の 4 同期ブロックは,同期パターンを除き,1 バイト単位でインタリーブする。

参考 C1

ECC を含むバイトインタリーブは,4 同期ブロック当たり 24 バイトまでのバースト誤りを

訂正する能力をもつ。


75

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

                           

同期パターン

  ID        元情報                            内部 ECC

4 バイト

2 バイト 190 バイト                    12 バイト

同期ブロック:a

SY SY SY SY    IDA IDA    A0 A1 A2 A3 A4 A5 A6・・・・a2 a3 a4 a5 a6 a7 a8 a9 a10 a11

同期ブロック:b

SY SY SY SY    IDB IDB    B0 B1 B2 B3 B4 B5 B6・・・・b2 b3 b4 b5 b6 b7 b8 b9 b10 b11

同期ブロック:c

SY SY SY SY    IDC IDC    C0 C1 C2 C3 C4 C5 C6・・・・c2 c3 c4 c5 c6 c7 c8 c9 c10 c11

同期ブロック:d

SY SY SY SY    IDD IDD    D0 D1 D2 D3 D4 D5 D6・・d2 d3 d4 d5 d6 d7 d8 d9 d10 d11

    a

c

a

・・・・・・・・

b c d a b  ・・                    バイトインタリーブ

c d a b c  ・・・・・・・・

d a b c d  ・・・・・・・・

同期ブロック:a’

SY SY SY SY    IDA IDB C0 D1 A2 B3 C4 D5 A6・・・・c2 d3 a4 b5 c6 d7 a8 b9 c10 d11

同期ブロック:b’

SY SY SY SY    IDB IDC D0 A1 B2 C3 D4 A5 B6・・・・d2 a3 b4 c5 d6 a7 b8 c9 d10 a11

同期ブロック:c’

SY SY SY SY    IDC IDD A0 B1 C2 D3 A4 B5 C6・・・・a2 b3 c4 d5 a6 b7 c8 d9 a10 b11

同期ブロック:d’

SY SY SY SY    IDA IDA B0 C1 D2 A3 B4 C5 D6・・・・b2 c3 d4 a5 b6 c7 d8 a9 b10 c11

 49  同期ブロックのバイトインタリーブ

11.5.5

乱数化  セクタの内部符号ブロック(ID,元情報及び内部符号)は,入出力分布を平均化するため

に,乱数化する。プリアンブル及び同期パターンは,乱数化しない。

乱数化は,次の多項式によって生成したバイトストリームを記録し,完成する。

( )

( )

[

]

2

GF

G

0

2

3

4

8

x

x

x

x

x

x

+

+

+

+

=

最左側項は,除算器に最初に投入する。多項式は,同期パターンの終端で (80) に初期化しなければな

らない。

参考  すべて 0 のデータストリームについて演算器は,(80),(38),(D2),(81),(49)  などから始まる

バイトシーケンスを生成する。

11.6

ヘリカルトラックの内容形成(図 50)  チャネル同期ブロックは,トラック A,トラック B,トラ

ック C 及びトラック D にデータストリームを形成し,8 配列の 4 配置領域にわたってインタリーブする。

データストリームは,チャネルビットを形成し,8/9 符号化する。トラックの内容は,チャネルブロック

から形成し,先行するプリアンブルをもつ 4 セクタで構成する。トラックパイロット信号 (TPS) は,トラ

ック B 及びトラック D のセクタ間に付加する。チャネルビットは,記録ヘッドに供給する前に,プリコー

ドフィルタに入力する。


76

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

11.6.1

セグメント及びセクタの詳細(図 47)  セクタは,プリアンブル及び 104 同期ブロックとし,

195 768 チャネルビットで構成する。1 トラックセットの 16 セクタは,番号付けし,次による。

トラック A:最初のセクタに 0,2 番目のセクタに 1 を番号付けし,偶数セグメントを構成。

3 番目のセクタに 0,4 番目のセクタに 1 を番号付けし,奇数セグメントを構成。

トラック B:最初のセクタに 2,2 番目のセクタに 3 を番号付けし,偶数セグメントを構成。

3 番目のセクタに 2,4 番目のセクタに 3 を番号付けし,奇数セグメントを構成。

トラック C:最初のセクタに 4,2 番目のセクタに 5 を番号付けし,偶数セグメントを構成。

3 番目のセクタに 4,4 番目のセクタに 5 を番号付けし,奇数セグメントを構成。

トラック D:最初のセクタに 6,2 番目のセクタに 7 を番号付けし,偶数セグメントを構成。

3 番目のセクタに 6,4 番目のセクタに 7 を番号付けし,奇数セグメントを構成。

11.6.1.1

プリアンブル  プリアンブルは,120 個の 9 チャネルビットし,1 に設定する。

11.6.1.2

同期ブロック  同期ブロックは,4 個の 9 チャネルビットの同期パターン及び 204 個の 9 チャネ

ルビットのデータ領域で構成する。

同期パターンは,

附属書 に示す 8/9 符号化で表現してはならない。このパターンは,他のデータと明

確に異なる磁気的パターンとしなければならない。同期パターンを記録するパターンは,次による。

  msb  100010101 000000001 011100100 000001011    lsb

データフィールドは,2 バイトの同期ブロック ID 及び同期ブロックの元情報(

図 46 参照)によって生

成する 190 バイトの元情報が続き,それぞれ 12 バイトのインナエラーコードが,保護し,11.7 による。

同期ブロック ID のバイト 0 は,トラックセット内の同期ブロック及びセクタ位置を示す(

図 49 及び図

50

参照)

同期ブロック ID のバイト 1 は,トラックセット ID,セグメント及びセクタ情報を示し,次による。

ビット 4  ∼  7:TSID のビット 3∼0 の値

ビット 3:偶数セグメントでは 0 に設定し,奇数セグメントでは 1 に設定

ビット 0  ∼  2:0 から始まるセクタ番号

最初のセクタの 104 同期ブロックは,トラックセットの 4 トラックで 225 から始まる連続番号とし,152

を最後の番号とする。

2 番目のセクタの 104 同期ブロックは,トラックセットの 4 トラックで 127 から始まる連続番号とし,

24 を最後の番号とする。


77

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 50  ヘリカルトラックの内容

11.6.2

チャネルビットコード(附属書 B)  8/9 コードは,附属書 による。

チャネルビットストリームは,6 349 ftpmm 最大物理記録密度によって記録する。

11.6.3

インタリーブ NRZ1(図 51)  8/9 コードデータは,プリコード回路で処理し,インタリーブ NRZ1

を生成する。

9 ビットのチャネルビットストリームは,次にプリコードフィルタ回路に入力し,プリコード回路の出

力データは,テープ上に記録する。

 51  プリコード回路

11.6.4

トラックパイロット信号  (TPS)  最初の TPS は,トラック B 及びトラック F に記録した公称 666

kHz 信号 (99.2 ftpmm) とする。2 番目の TPS は,トラック D 及びトラック H に記録した公称 444 kHz 信

号 (66.2 ftpmm) とする。

インタリーブ

1 トラック

(120 バイト)

(208 バイト)

104 同期

2 番目のセクタ,

4×9 チャネルビット

120×9 チャネルビット

2×9 チャネルビット 190×9 チャネルビット 12×9 チャネルビット

104 同期

104 同期

104 同期

2 番目のセクタ,


78

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

12.

トラックの機械的特性

12.1

概要  トラックは,ヘリカル記録トラック及び長手方向記録トラックの 2 タイプとし,テープに記

録する。ヘリカル記録トラックは,使用者データを含み,長手方向記録コントロールトラックは,ドライ

ブサーボへ正確な位置情報を提供する。長手方向記録タイムコードトラックは,テープ長手方向の特定位

置を検出し,高速検索を実現する。トラックの構成は,

図 52 に示す。

12.2

ヘリカル記録トラック  各トラックは,4 セクタで構成し,トラック B,トラック D,トラック F 及

びトラック H に,トラックパイロット信号を含む。

12.2.1

トラック位置  ヘリカル記録トラックの下端からテープ基準縁までの距離は,次による。

 

l

349

 = 1.241 mm±0.010 mm

ヘリカルトラックの上端からテープ基準縁までの距離は,次による。

 

l

350

 = 11.491 mm±0.010 mm

ヘリカル記録エリアの有効幅は,テープ基準縁と平行な 2 本線の間隔とする。

1 本の線は,ヘリカルトラックの終端の中心線を通り,残りの線は,ヘリカル記録領域の開始点のプリ

アンブル始端の中心線を通り,次による。

 

l

351

 = 10.213 mm(公称)

ヘリカル記録領域の下端からテープ基準縁までの距離は,次による。

 

l

352

 = 1.25 mm±0.010 mm


79

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 52  記録済みトラックの位置及び寸法

12.2.2

トラック幅  ヘリカルトラックの幅は,次による。

 

l

353

 = 0.019 mm

002

0

003

0

.
.

+

mm

12.2.3

トラック角  トラック角は,テープ基準縁に対する角度とし,次による。

      θ=4.610°

12.2.4

トラックピッチ  隣接トラック A とトラック B(トラック C とトラック D)の中心線との間隔は,

トラックの中心線を垂直方向に測定し,次による。

 

l

354

 = 0.019 mm±0.002 mm

トラックセット n におけるトラック A の中心線とトラック n+1 のトラック A の中心線との距離は,次

による。

 

l

355

 = 0.152 mm(公称)

トラックセット n のトラック A 及びトラック C の中心線との間隔は,次による。

 

l

356

 = 0.038 mm(公称)

デ ー タ 領 域
基準線

データ領域 
基準点


80

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 53  ヘリカルトラックの要素の位置及び寸法

12.2.5

ヘリカルトラックの要素の位置  セクタ長は,次による。

 

l

357

 =30.644 mm(公称)

ヘリカルトラックの全長は,次による。

 

l

358

 =127.166 mm(公称)

プリアンブルパターンからヘリカルトラックの最初のセクタの始端までの距離は,次による。

 

l

359

 = 0.170 mm±0.045 mm

ヘリカルトラックの第 1 セクタの始端からデータ領域の基準点までの距離は,次による。

 

l

360

 = 0.000 mm±0.045 mm

ヘリカルトラックの第 1 セクタの始端から第 2 セクタの始端までの距離は,次による。

 

l

361

 = 32.412 mm±0.045 mm

ヘリカルトラックの第 1 セクタの始端から第 3 セクタの始端までの距離は,次による。

 

l

362

 = 63.940 mm±0.045 mm

ヘリカルトラックの第 1 セクタの始端から第 4 セクタの始端までの距離は,次による。

 

l

363

 = 96.352 mm±0.045 mm

12.2.6

データ領域の基準点の位置  データ領域の基準点は,テープ基準縁と平行で,次による。

負アジマス角

正アジマス角

トラック A,トラック C, 
トラック E 及びトラック G


81

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 

l

364

 = 1 264 mm(公称)

トラックセットのトラック A に対するデータ領域基準点は,データ領域基準線とトラック中心線との交

点とする。

12.2.7

トラックの直線性  記録済みのトラックの中心線は,6 µm 離れた 2 本の平行線内に含む。

12.2.8

アジマス角  トラック A 及びトラック C に記録済みビットの正アジマス角は,+15.484°±0.167°

とし,トラック B 及びトラック D に記録済みビットの負アジマス角は,−15.316°±0.167°とする。

アジマス角は,ヘリカル記録ヘッドが長手方向に動作してテープに記録したビットグループの状態とす

る。

12.2.9

トラックパイロット信号  (TPS)    トラック B,トラック D,トラック F 及びトラック H の TPS 長

は,次による。

 

l

365

 = 0.864 mm(公称)

トラック B,トラック D,トラック F 及びトラック H の第 1 セクタの始端から第 1TPS までの距離は,

次による。

 

l

366

 = 30.769 mm±0.045 mm

第 1 セクタの始端から第 2TPS までの距離は,トラック B,トラック D 及びトラック H において次によ

る。

 

l

367

 = 94.709 mm±0.045 mm

12.2.10

サーボ信号の振幅  任意の TPS を平均化した TPS 振幅は,SRA3 の 80  %∼120  %とする。

12.3

長手方向のトラックの特性

12.3.1

コントロールトラック  コントロールトラックの下端からテープ基準縁までの距離は,次による。

 

l

368

 = 12.05 mm±0.08 mm

14.2

によるコントロールトラックの磁束反転とトラックセットの第 1 ヘリカルトラックデータ領域基準

点との間隔は,次による。

 

l

369

 = 175.79 mm±0.10 mm

12.3.2

タイムコードトラック信号の記録位置  タイムコードトラックの上端からテープ基準縁までの距

離は,次による。

 

l

370

 = 0.60 mm±0.09 mm

タイムコードのビット 0 の始端とトラックセットの第 1 ヘリカルトラックデータ領域の基準点の間隔は,

l

369

とする。

13.

ヘリカルトラック記録方式  ヘリカルトラック記録方式は,次による。

−  1 は,ビットセル中央で磁束反転する

−  0 は,ビットセル中央で磁束反転しない

備考  ヘリカルトラックの最初の磁束反転は,いずれの極性でもよい。

13.1

物理記録密度  物理的最大記録密度は,6 349 ftpmm とし,公称ビットセル長は,0.158 µm とする。

13.2

最適記録電流  記録電流は,ミッシングパルスを除去し,3 201 ftpmm の 2 560 磁束反転を超える平

均再生信号振幅が,SRA1 の 84  %∼120  %によって最適化する。

13.3

消去効率  テープ全幅の消去領域は,テープ走行方向に交流消去する。消去後の再生信号の平均振

幅は,同じテープに記録した 800.3 ftpmm (SRA3)  の再生信号の平均振幅の 2  %を超えないこととする。


82

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

14.

長手方向トラックの記録方式

14.1

概要  コントロールトラックは,ドライブサーボに正確な位置情報を提供し,タイムコードトラッ

クは,テープ長手方向の特定位置情報を提供することによって高速検索を可能とする。

14.2

コントロールトラック

14.2.1

信号  コントロールトラックは,トラックセットごとに極性が変わる一定の磁束レベルの連続とし

て記録することとし,2 トラックセットで 1 サイクルとする。磁束反転は,コントロールタイミングの基

準点をもち,ヘリカルトラックデータ領域基準点とする(

図 52 及び図 53 参照)。

14.2.2

磁化の極性(図 54)  インターバル E の極性は,磁区の S 極をテープ走行方向とし,インターバ

ル F では,N 極をテープ走行方向とする(

図 54 参照)。

14.2.3

アライメント  インターバル E の S 極からインターバル F の N 極への磁束反転は,トラック A の

偶数トラックセットデータ領域基準点で発生する。N 極から S 極への反転は,トラック A の奇数トラック

セットデータ領域基準点で発生する。

 54  長手方向トラック

14.2.4

再生信号振幅  200 磁束反転以上にわたる平均再生信号の振幅は,ミッシングパルスを除去して

SRA2 の 80  %∼130  %とする。ミッシングパルスは,SRA2 の 50  %以下の信号とする。

1 トラックセット

2 トラックセット

1 フレーム/1 サイクル


83

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

14.2.5

コントロールトラックの品質  ミッシングパルスゾーンは,ミッシングパルスで開始し,ミッシン

グパルスでない 4 連続した磁束反転を検出したとき終了する。ミッシングパルスゾーンは,30 mm を超え

てはならない。

14.3

タイムコードトラック

14.3.1

タイムコードトラックの記録方式  タイムコードトラックのテープ上の記録方式は,次による。

−  1 は,ビットセル始端で磁束反転する。

−  0 は,ビットセル始端で磁束反転し,続いてビットセル中央で磁束反転する。

14.3.2

物理記録密度  物理的最大記録密度は,公称 84.53 ftpmm とし,ビットセル長は,11.83 µm とする。

14.3.3

ビットシフト  ミッシングパルスを除き,“1”を再生したときの再生信号ゼロ交差は,公称ビット

セル長の予測位置から 25  %を超えて変位してはならない。

14.3.4

再生信号振幅  800 磁束反転以上にわたる平均再生信号の振幅は,ミッシングパルスを除いて

SRA2 の 80  %∼130  %とする。

14.3.5

タイムコードトラックの品質  任意の 8 タイムコードグループで,少なくとも 6 グループは,ビッ

トシフト又はミッシングパルスによる欠落があってはならない。

14.4

タイムコードトラックの様式  タイムコードトラックは,トラックセット対について固有のタイム

コードをもつ。タイムコードは,80 ビットで構成する。

14.4.1

計数ビット  トラックセット対の計数は,計数ビットの 8 グループとし,次による。

ビット 0  ∼ビット 3:

2 進数とし,トラックセット対の計数 1 の位。範囲は,0∼9。

ビット 8 及びビット 9:

2 進数とし,トラックセット対の計数 10 の位。範囲は,0∼2。

ビット 10 及びビット 11: 0 に設定。

ビット 16  ∼ビット 19:  2 進数とし,秒数の 1 の位。範囲は,0  ∼  9。

ビット 24  ∼ビット 26:  2 進数とし,秒数の 10 の位。範囲は,0  ∼  5。

ビット 32  ∼ビット 35:  2 進数とし,分数の 1 の位。範囲は,0  ∼  9。

ビット 40  ∼ビット 42:  2 進数とし,分数の 10 の位。範囲は,0  ∼  5。

ビット 48  ∼ビット 51:  2 進数とし,時間の 1 の位。範囲は,0  ∼  9。

ビット 56 及びビット 57: 2 進数とし,時間の 10 の位。範囲は,0  ∼  3。

14.4.2

位相ビット  位相ビットは,ビット 27 とし,80 ビットタイムコードの 0 の数を偶数個に設定する。

VSIT の最初のトラックセット対の計数ビットは,すべて“0”に設定する。

14.4.3

同期パターン  同期パターンは,ビット 64∼ビット 79 とし,0011111111111101 とする。

14.4.4

補足データ  補足データの 8 グループは,ビット 4  ∼ビット 7,ビット 12  ∼ビット 15,ビット

20∼ビット 23,ビット 28  ∼ビット 31,ビット 36  ∼ビット 39,ビット 43  ∼ビット 47,ビット 52  ∼ビ

ット 55 及びビット 58  ∼ビット 63 とし,すべて“0”に設定する。

14.4.5

タイムコードの範囲  タイムコードは,最小ヘリカルトラックセット ID(n)を参照し,n−142∼n

+26 の範囲にわたって連続して記録する。

15.

記録情報

15.1

記録領域(図 55)  記録領域は,テープの論理始端 (LBOT) とテープの論理終端 (LEOT) との間の

領域として定義する。

PBOT から LBOT までの距離は,次による。

 

l

371

=17.0 m±0.5 m


84

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

PBOT から LEOT までの距離は,次による。

 

l

372

≦20.0 m

15.2

磁気テープのレイアウト(図 56)  記録エリアは,有効データ領域及び無効データ領域がある。

15.2.1

有効なデータ領域  有効なデータ領域は,助走領域,VSIT 領域,DIT 領域,データ領域及びボリ

ュームの仮想終端 (VEOV) 領域の 5 種類がある。

助走領域は,走査サーボが安定する距離とする。

助走領域の長さは,次による。

 

l

373

=0.8 m±0.05 m

VSIT 領域は,11.2.5.1 による 10 トラックセットとする。

助走領域は,VSIT 領域に先行する。

VSIT の開始時の物理的 TSID は,0 に設定する。

再書込みの予約領域は,VSIT 内及び 90 トラックセット以上とし,次による。

 

l

374

≧0.2 mm

DIT 領域は,15.3.2 による 40 トラックセットとする。

助走領域は,DIT に先行する。

データ領域は,DIT の位置許容帯及びテーブルの近終端領域 (NEOT) の前の領域とする。NEOT の位置

は,実行に依存する。

VEOV 領域は,NEOT と LEOT との間のエリアとする。

VEOV 領域は,使用者データ,及び磁気テープ上の記録データに必要な処理を記録する。記録セッショ

ンは,この VEOV 領域内で終結する。

15.2.2

無効なデータ領域  無効領域のデータ(例:ヘリカルトラックデータ,コントロールデータなど)

は,情報交換時には,無視する。

無効領域は,PBOT と LBOT との間の領域,及び LEOT と PEOT との間の領域である。

位置許容帯は,無効なデータ領域であり,管理表(VSIT 及び DIT)を更新するとき,有効なデータの消

去を保護するために用いる。

位置許容帯の長さは,次による。

 

l

375

=0.35 m±0.05 m

15.3

物理的 TSID  タイムコードトラックに記録する物理的 TSID タイムコード信号は,16 進法のデータ

に変換する。記録したタイムコードは,二つの物理的トラックセットの間にわたる。第一及び第二の物理

的トラックセットを識別するために変換前の“0”又は“1”を,タイムコードに付ける。

VSIT の第一物理的 TSID のタイムコード値は,“0”に設定する。


85

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 55  ボリューム数を多くもった磁気テープのレイアウト

助走領域

  助走領域

  助走領域

  助走領域

  助走領域

第 1

ボリューム

のデータ領域

第 N

ボリュームの

データ領域

仮想

ボリューム領域


86

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 56  VSIT の位置

15.3.1  VSIT

領域を囲む構造  VSIT を含む構造は,次による。

助走領域

VSIT

再書き込用の予約領域

位置許容帯 DIT に専攻する助走領域

15.3.2  DIT

領域の構造  DIT は,ボリュームのボリューム情報及びファイル情報とする。

DIT は,次の 5 テーブルによる。

VIT−ボリューム情報テーブル

1 トラックセット

BST−欠陥箇所テーブル

1 トラックセット

LIDT−論理 ID テーブル

1 トラックセット

FIT−ファイル情報テーブル 20 トラックセット

予約

16 M トラックセット

UT−更新テーブル

1 トラックセット

助走領域

回復領域用に予約

位置許容

助走領域

データ領域

l

375

l

373

l

371

l

323

90

トラック

セット

以上

l

374

10

トラック

セット


87

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

DIT 領域は,40 トラックセットで構成する。

DIT は,最小 3 回から最大 1 000 回まで記録する。 

 57  DIT 領域の構造

15.3.3

使用者データ領域の構造  使用者データ領域は,次による。

使用者データのトラックセット

ファイルマークトラックセット又は,セットマークトラックセットのいずれかを識別する。

TM トラックセット

TM トラックセットの前後に DM トラックセットがある。

EOD トラックセット

ダミートラックセット

ダミートラックセットは,コントロールトラックの連続的記録が必要なときに領域を満たすものとする。

記録データの終点は,16 以上の EOD トラックセットをテープ上で間をおかず連続して書くことにより示

すものとする。

16.

再書込みシーケンス(図 58)  記録の品質が成功した回復として十分であることを保証できれば,再

書込みシーケンスは,その記録過程で適用してよい。

失敗したトラックセット及びそれに続くトラックセット情報(データ及び補助コード)は,新しい物理

トラック位置に再書込みしてよい。

失敗したトラックセットとそれに続くトラックセットが再書込みシーケンスを強いられた場合,元のト

ラックセットを消去することなく書き換える。

記録済みのトラックセットの最初の TSID 及び最後の TSID は,

論理的に無効トラックセットとして BST

の中に登録する。

予約


88

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 58  再書込みシーケンス

17.

追記ファイル動作(図 59)  記録済みのテープ上に新しいファイルを書き込む方法は,4 種類とし,

次による。

17.1

追記ボリューム  新しい DIT 及び論理ボリュームは,テープ上に記録した最終論理ボリュームに続

いて構成してもよいこととし,次による。

−  助走領域は,テープ上の最後の論理ボリュームの EOD 後に記録する。

−  新しい DIT 及び論理ボリュームは,助走領域に続いて書き込む。

−  ボリュームの新しい VIT の最初の物理 TSID 及び最後の物理 TSID は,VSIT の中に登録する。

 59  追記ボリューム

17.2

追加書込み(図 60)  新しいファイルは,現状の論理ボリュームに追加してよいこととし,次によ

る。

−  ファイルは,以前に記録した 16 個以上の EOD トラックセットの,最初のトラックの終わりから書

込みを開始する。

−  追加ファイルの第一論理トラックセットの補助コードデータ領域の“A”ビットは,

“1”に設定す

無効 ID として欠陥箇所テーブルに登録

助走領域


89

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

る。

− LIDT 及び FIT のデータは,更新する。

1 ファイルの追加が後の論理ボリュームの重ね書きとなる場合,追記動作は,禁止しなければならない。

 60  追加書き込み

17.3

重ね書き(図 61)  新ファイルは,記録済みファイルに書いてもよいこととし,次による。

−  ファイルは,記録した TM の終わりに,1DM トラックセットに続いて記録する。

−  重ね書きカウンタは,新しく記録するファイルの使用者データ,TM,EOD 及び DM トラックセッ

トの補助コードデータ領域に+1 加算する。

− LIDT 及び FIT でのデータは,更新する。

新しく記録するファイルが,重ね書きする元記録データより短い場合,残データは無効データとし,情

報交換時には無視する。


90

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 61  重ね書き

17.4

ファイルの拡張(図 62)  ファイルは,現在の論理ボリュームの拡張として記録してよいこととし,

次による。

−  ファイルは,記録した TM に重ね書きし,記録したデータの終わりに,1DM トラックセットに続い

て書き込む。

−  重ね書きカウンタは,新しく記録するファイルの使用者データ,TM,EOD 及び DM トラックセッ

トの補助コードデータ領域に+1 を加算する。

− LIDT 及び FIT でのデータは,更新する。

新しく記録するファイルが,重ね書きする元記録データより短い場合,データは無効データとし,情報

交換時には無視する。


91

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

 62  ファイルの拡張


92

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

附属書 A(規定)信号対雑音比の測定法

信号対雑音比の測定は,特に規定がない限り,本体 10.  による。

A.1

手順  信号対雑音比は,10 kHz の分解バンド幅をもつスペクトラム分析器を用いて測定する。

1)

試験に先立ちテープを交流消去

2)

テープに記録密度  6 349 ftpmm  で記録

3)

次の走行(再生だけ)で平均信号振幅  (S

TAPE

)  を測定

4) 41.3

MHz での全雑音  (N

TOTAL

)  を測定

5)

テープを巻き付けずに走査モータを回転し,再生チャネルの雑音レベル  (N

AMP

)  を 41.3 MHz で再生

2

AMP

2

TOTAL

TAPE

)

(

)

(

N

N

N

=

テープ雑音:

N

AMP

/

N

TAPE

は,0.7 未満とする。

信号対雑音比 S/N

TAPE

は,次による。

)

dB

(

log

20

N

S

TAPE

TAPE

TAPE

N

S

=

6)

テープの信号対雑音比 (S/N

TAPE

)  は,64 回以上繰り返し測定した平均値

7)  1)

6)の手順を繰り返して二次基準テープの信号対雑音比 S/N

MSRT

を求める。

信号対雑音比は,次による。

dB

)

N

S

N

S

(

MSRT

TAPE

8)

この差は,本体 10.4 の要求を満たす。


93

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

附属書 B(規定)8 ビットから 9 ビットパターンへの変換

デシ
マル

16 進

8 ビットバイト

MSB      LSB

9 ビットバイト

MSB      LSB

デシ
マル

16 進

8 ビットバイト

MSB      LSB

9 ビットバイト

MSB      LSB

0 (00)  00000000  011000100

42 (2A)

00101010  101100010

1 (01)  00000001  111000100

43 (2B)

00101011  011100010

2 (02)  00000010  100100100

44 (2C)

00101100  010010010

3 (03)  00000011  010100100

45 (2D)

00101101  110010010

4 (04)  00000100  110100100

46 (2E)

00101110  011010010

5 (05)  00000101  101100100

47 (2F)

00101111  111010010

6 (06)  00000110  011100100

48 (30)

00110000  100110010

7 (07)  00000111  111100100  49

(31)

00110001

010110010

8 (08)  00001000  010010100

50 (32)

00110010  110110010

9 (09)  00001001  110010100

51 (33)

00110011  101110010

10 (0A)  00001010

011010100

52  (34)

00110100

011110010

11 (0B)  00001011

111010100

53  (35)

00110101

111110010

12 (0C)  00001100

100110100

54  (36)

00110110

110001010

13 (0D  00001101

010110100

55  (37)

00110111

101001010

14 (0E)  00001110

110110100

56  (38)

00111000

011001010

15 (0F)  00001111

101110100

57  (39)

00111001

111001010

16 (10)  00010000

011110100

58 (3A)

00111010

100101010

17 (11)  00010001

111110100  59

(3B)

00111011

110101010

18 (12)  00010010

010001100

60 (3C)

00111100

101101010

19 (13)  00010011

110001100

61 (3D)

00111101

011101010

20 (14)  00010100

101001100

62  (3E)

00111110

111101010

21 (15)  00010101

011001100

63  (3F)

00111111

100011010

22 (16)  00010110

111001100

64  (40)

01000000

010011010

23 (17)  00010111

100101100

65  (41)

01000001

110011010

24 (18)  00011000

010101100

66  (42)

01000010

101011010

25 (19)  00011001

110101100

67  (43)

01000011

011011010

26 (1A)  00011010

101101100

68  (44)

01000100

111011010

27 (1B)  00011011

011101100

69  (45)

01000101

100111010

28 (1C)  00011100

111101100  70

(46)

01000110 010111010

29 (1D)  00011101

100011100

71  (47)

01000111

110111010

30 (1E)  00011110

010011100

72  (48)

01001000

101111010

31 (1F)  00011111

110011100

73  (49)

01001001  0111111010

32 (20)  00100000

101011100

74 (4A)

010001010  111111010

33 (21)  00100001

011011100

75 (4B)

01001011

011000110

34 (22)  00100010

111011100

76 (4C)

01001100

111000110

35 (23)  00100011

100111100

77 (4D)

01001101

100100110

36 (24)  00100100

010111100

78  (4E)

01001110

010100110

37 (25)  00100101

110111100

79  (4F)

01001111

110100110

38 (26)  00100110

101111100

80  (50)

01010000

101100110

39 (27)  00100111

011111100

81  (51)

01010001

011100110

40 (28)  00101000

111111100  82

(52)

01010010

111100110

41 (29)  00101001

100100010

83  (53)

01010011

010010110


94

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

デシ
マル

16 進

8 ビットバイト

MSB      LSB

9 ビットバイト

MSB      LSB

デシ
マル

16 進

8 ビットバイト

MSB      LSB

9 ビットバイト

MSB      LSB

84 (54)  01010100

110010110

129 (81)

10000001

110101001

85 (55)  01010101

011010110

130 (82)

10000010

101101001

86 (56)  01010110

111010110

131 (83)

10000011

011101001

87 (57)  01010111

100110110

132 (84)

10000100

111101001

88 (58)  01011000

010110110

133 (85)

10000101

100011001

89 (59)  01011001

110110110

134 (86)

10000110

010011001

90 (5A)  01011010

101110110

135 (87)

10000111

110011001

91 (5B)  01011011

011110110

136 (88)

10001000

101011001

92 (5C)  01011100

111110110

137 (89)

10001001

011011001

93 (5D)  01011101

010001110

138 (8A)

10001010

111011001

94 (5E)  01011110

110001110

139 (8B)

10001011

100111001

95 (5F)  01011111

101001110

140 (8C)

10001100

010111001

96 (60)  01100000

011001110

141 (8D)

10001101

110111001

97 (61)  01100001

111001110

142 (8E)

10001110

101111001

98 (62)  01100010

100101110

143 (8F)

10001111

011111001

99 (63)  01100011

010101110

144 (90)

10010000

11111001

100 (64)  01100100

110101110

145  (91)

10010001

011000101

101 (65)  01100101

101101110

146  (92)

10010010

111000101

102 (66)  01100110

011101110

147  (93)

10010011

100100101

103 (67)  01100111

111101110

148 (94)

10010100

010100101

104 (68)  01101000

100011110

149  (95)

10010101

110100101

105 (69)  01101001

010011110

150  (96)

10010110

101100101

106 (6A)  01101010

110011110

151  (97)

10010111

011100101

107 (6B)  01101011

101011110

152  (98)

10011000

111100101

108 (6C)  01101100

011011110

153  (99)

10011001

010010101

109 (6D)  01101101

111011110

154  (9A)

10011010

110010101

110 (6E)  01101110

100111110

155  (9B)

10011011

011010101

111 (6F)  01101111

010111110

156 (9C)

10011100

111010101

112 (70)  01110000

110111110

157 (9D)

10011101

100110101

113 (71)  01110001

101111110

158 (9E)

10011110

010110101

114 (72)  01110010

011111110

159  (9F)

10011111

110110101

115 (73)  01110011

111111110

160 (A0)

10100000

101110101

116 (74)  01110100

010010001

161 (A1)

10100001

011110101

117 (75)  01110101

110010001

162 (A2)

10100010

111110101

118 (76)  01110110

111010001

163 (A3)

10100011

010001101

119 (77)  01110111

100110001

164 (A4)

10100100

110001101

120 (78)  01111000

010110001

165 (A5)

10100101

101001101

121 (79)  01111001

110110001

166 (A6)

10100110

011001101

122 (7A)  01111010

101110001

167  (A7)

10100111

111001101

123 (7B)  01111011

111110001

168 (A8)

10101000

100101101

124 (7C)  01111100

110001001

169  (A9)

10101001

010101101

125 (7D)  01111101

101001001

170 (AA)

10101010

110101101

126 (7E)  01111110

011001001

171 (AB)

10101011

101101101

127 (7F)  01111111

111001001

172 (AC)

10101100

011101101

128 (80)  10000000

100101001

173 (AD)

10101101

111101101


95

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

デシ
マル

16 進

8 ビットバイト

MSB      LSB

9 ビットバイト

MSB      LSB

デシ
マル

16 進

8 ビットバイト

MSB      LSB

9 ビットバイト

MSB      LSB

174 (AE)  10101110

100011101

215  (D7)

11010111

010111011

175 (AF)  10101111

010011101

216  (D8)

11011000

110111011

176 (B0)  10110000

110011101

217  (D9)

11011001

101111011

177 (B1)  10110001

101011101

218 (DA)

11011010

011111011

178 (B2)  10110010

011011101

219 (DB)

11011011

111111011

179 (B3)  10110011

111011101

220 (DC)

11011100

011000111

180 (B4)  10110100

100111101

221 (DD)

11011101

111000111

181 (B5)  10110101

010111101

222 (DE)

11011110

100100111

182 (B6)  10110110

110111101

223  (DF)

11011111

010100111

183 (B7)  10110111

101111101

224  (E0)

11100000

110100111

184 (B8)  10111000

011111101

225  (E1)

11100001

101100111

185 (B9)  10111001

111111101

226 (E2)

11100010

011100111

186 (BA)  10111010

100100011

227  (E3)

11100011

111100111

187 (BB)  10111011

101100011

228  (E4)

11100100

010010111

188 (BC)  10111100

011100011

229  (E5)

11100101

110010111

189 (BD)  10111101

010010011

230  (E6)

11100110

011010111

190 (BE)  10111110

110010011

231  (E7)

11100111

111010111

191 (BF)  10111111

011010011

232  (E8)

11101000

100110111

192 (C0)  11000000

11010011

233  (E9)

11101001

0101101111

193 (C1)  11000001

100110011

234 (EA)

11101010

110110111

194 (C2)  11000010

010110011

235  (EB)

11101011

101110111

195 (C3)  11000011

110110011

236  (EC)

11101100

011110111

196 (C4)  11000100

101110011

237 (ED)

11101101

111110111

197 (C5)  11000101

011110011

238  (EE)

11101110

110001111

198 (C6)  11000110

111110011

239 (EF)

11101111

110001111

199 (C7)  11000111

110001011

240  (F0)

11110000 101001111

200 (C8)  11001000

101001011

241  (F1)

11110001 011001111

201 (C9)  11001001

011001011

242  (F2)

11110010 111001111

202 (CA)  11001010

111001011

243  (F3)

11110011

100101111

203 (CB)  11001011

100101011

244  (F4)

11110100 101101111

204 (CC)  11001100

110101011

245  (F5)

11110101 011101111

205 (CD)  11001101

101101011

246  (F6)

11110110 101101111

206 (CE)  11001110

011101011

247  (F7)

11110111 011101111

207 (CF)  11001111

111101011

248 (F8)

11111000 111101111

208 (D0)  11010000

100011011

249  (F9)

11111001

100011111

209 (D1)  11010001

010011011

250  (FA)

11111010

010011111

210 (D2)  11010010

110011011

251  (FB)

11111011 110011111

211 (D3)  11010011

101011011

252  (FC)

11111100

101011111

212 (D4)  11010100

011011011

253  (FD)

11111101 011011111

213 (D5)  11010101

111011011

254  (FE)

11111110 111011111

214 (D6)  11010110

100111011

255  (FF)

11111111

100111111


96

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

附属書 C(参考)輸送条件

この附属書(参考)は,カートリッジの推奨する輸送条件について補足するもので,規定の一部ではな

い。

C.1

環境条件  カートリッジの輸送中は,次の状態に保つことを推奨する。

温度:    −40  ℃∼45  ℃

相対湿度:5  %∼80  %

湿球温度:26  ℃以下

カートリッジの内外は,結露してはならない。

C.2

カセットの輸送  カセットの輸送には,次の三つのデータ破壊の危険性を防止することが望ましい。

C.2.1

衝撃荷重及び振動  輸送中の損傷を最小限にするために,次の対策をとることが望ましい。

カートリッジの形状をひずませる機械的な荷重を避ける。

1 m を超える高さからのカートリッジの落下を避ける。

カートリッジは,十分な衝撃吸収材を用いて堅固な箱に収める。

輸送箱は,清浄な内装で,かつ,ほこり及び水の浸入を防止する構造とする。

輸送箱中のカートリッジの方向は,ハブの軸が水平になるようにする。

輸送箱は,正しい方向を示す明確な表示をする。

C.2.2

極度の温度及び湿度  温度及び湿度の極度の変化は,できる限り避ける。

カートリッジを受領後,24 時間以上使用環境で保管する。

C.2.3

誘導磁界の影響  カートリッジと輸送箱の外部表面との間は,80 mm 以上の間隔を確保する。これ

によって,誘導磁界による信号破壊を最小限にする。


97

X 6176

:2006 (ISO/IEC 20061:2001)

附属書 D(参考)不良テープ

この附属書(参考)は,不良テープについて補足するもので,規定の一部ではない。

テープ装置又は他のテープの性能を低下させるテープを,

不良テープと呼ぶ。

テープの特性によっては,

テープ装置の性能が悪化する原因になることがある。これらの特性をもつテープは,満足な性能が得られ

ず,過剰な誤りの原因となる。このカセットには,不良テープは使用しないほうがよい。

D.1

不良特性  不良テープには,次の特性がある。

・高い研磨性

・テープ走行系に対しての大きい摩擦力

・テープエッジ状態不良

・過剰なテープ磨耗くず(屑)

・テープ又はテープパス部品上の静電気帯電

・テープ層間スリップ

・次のテープ層の裏面へのテープ塗布の転写

・テープ接着又は他のテープの性能劣化を引き起こすテープ構成原料の分離によるたい積物