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X 6148

:2004

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)/財

団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工

業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS X 6148

には,次に示す附属書がある。

附属書 A (規定)光透過率の測定法

附属書 B (規定)信号対雑音比の測定法

附属書 C (規定)記録レベルの公称値及び最大許容値の決定法(記録前条件)

附属書 D (規定)16  ビットワードから 18  チャネルビットパターンへの変換

附属書 E (規定)ビットシフトの測定法

附属書 F (規定)トラックエッジの直線性の測定法

附属書 G (規定)ECC  の計算

附属書 H (参考)輸送条件

附属書 I  (参考)記録時再生(RAW)

附属書 J (参考)基本グループ 0 の内容

附属書 K (参考)AIT3 様式のチップ

附属書 L (参考)G2 サブグループの誤り検出符号の EDC  の生成


X 6148

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(2) 

目  次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  適合性

1

2.1

  磁気テープカートリッジ

1

2.2

  書込み装置

1

2.3

  読取り装置

1

3.

  引用規格

2

4.

  定義

2

4.1

  絶対フレーム番号[absolute frame numberAFN)]

2

4.2

  交流消去(a.c. erase

2

4.3

  アクセス(access

2

4.4

  アルゴリズム(algorithm

2

4.5

  エリア IDarea ID

2

4.6

  自動トラックファインディング[automatic track findingATF)]

2

4.7

  平均信号振幅(average signal amplitude

2

4.8

  アジマス(azimuth

2

4.9

  裏面(back surface

2

4.10

  バイト(byte

2

4.11

  カートリッジ(cartridge

2

4.12

  チャネルビット(channel bit

2

4.13

  コードワード(codeword

2

4.14

  EWPearly warning point

3

4.15

  EODend of data

3

4.16

  エンティティ(entity

3

4.17

  誤り訂正符号[error correcting codeECC)]

3

4.18

  磁束反転位置(flux transition position

3

4.19

  磁束反転間隔(flux transition spacing

3

4.20

  フレーム(frame

3

4.21

  ハウスキーピングフレーム(housekeeping frame

3

4.22

  LBOTlogical beginning of tape

3

4.23

  磁気テープ(magnetic tape

3

4.24

  信号振幅主基準テープ(master standard amplitude calibration tape

3

4.25

  主基準テープ(master standard reference tape

3

4.26

  パーティション境界(partition boundary

3

4.27

  PBOTphysical beginning of tape

3

4.28

  PEOTphysical end of tape

3


X 6148

:2004

(3)

4.29

  物理記録密度(physical recording density

3

4.30

  記録条件(pre-recording condition

3

4.31

  圧縮処理(processing

3

4.32

  圧縮データ(processed data

3

4.33

  圧縮レコード(processed record

3

4.34

  レコード(record

3

4.35

  基準磁界(reference field

3

4.36

  RMICadvanced intelligent tape remote memory in cartridge

3

4.37

  信号振幅二次基準テープ(secondary standard amplitude calibration tape

3

4.38

  二次基準テープ(secondary standard reference tape

4

4.39

  セパレータマーク(separator mark

4

4.40

  基準信号振幅[standard reference amplitudeSRA)]

4

4.41

  基準電流(standard reference current

4

4.42

  テープ基準縁(tape reference edge

4

4.43

  試験記録電流(test recording current

4

4.44

  トラック(track

4

4.45

  ティピカル磁界(typical field

4

4.46

  未圧縮データ(unprocessed data

4

4.47

  未圧縮レコード(unprocessed record

4

5.

  表記法

4

5.1

  数字の表現

4

5.2

  名称

4

6.

  略号

4

7.

  環境条件及び安全性

5

7.1

  試験環境条件

5

7.2

  使用環境条件

5

7.3

  保存環境条件

5

7.4

  輸送

5

7.5

  安全性

6

7.6

  難燃性

6

8.

  ケースの寸法及び機械的特性

6

8.1

  概要

6

8.2

  全体の寸法(図 及び図 6

6

8.3

  保持領域

7

8.4

  カートリッジ挿入部

7

8.5

  窓(図 1

8

8.6

  ローディンググリップ(図 及び図 7

8

8.7

  ラベル領域(図 及び図 8

8

8.8

  基準領域及び基準孔(図 9,図 10 及び図 11

8

8.9

  支持領域(図 9

9


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(4) 

8.10

  識別孔(図 10,図 11 及び図 12

10

8.11

  書込み禁止孔(図 11 及び図 12

10

8.12

  位置決め面(図 及び図 10

11

8.13

  リッド(図 6,図 13 及び図 15

11

8.14

  リールロック(図 10 及び図 16

12

8.15

  リール受け孔(図 10

13

8.16

  リールと駆動スピンドルとの接触領域

13

8.17

  光通過経路(図 10,図 12,図 20 及び図 21

14

8.18

  ケース内のテープの位置(図 21

14

8.19

  テープ走行領域(図 21

15

8.20

  テープ引出し開口部(図 10

15

8.21

  テープの引出し開口部の隙(すき)間(図 24

15

8.22

  MMIC への要求事項(図 25 及び図 26

15

8.23

  識別用切込み(図 及び図 10

16

9.

  テープの機械的特性,物理的特性及び寸法

33

9.1

  材料

33

9.2

  テープの長さ

34

9.3

  テープの幅

34

9.4

  連続性

34

9.5

  テープの厚さ

34

9.6

  長手方向の湾曲

34

9.7

  カッピング

35

9.8

  塗布面の接着強度

35

9.9

  層間の粘着

35

9.10

  引張強度

36

9.11

  残留伸び

36

9.12

  記録面の電気抵抗

36

9.13

  テープの巻き方

36

9.14

  テープの光透過率

36

9.15

  識別ストライプ

37

10.

  磁気的特性

37

10.1

  ティピカル磁界

37

10.2

  平均信号振幅

37

10.3

  分解能

38

10.4

  重ね書き

38

10.5

  消去特性

38

10.6

  テープの品質

38

10.7

  信号対雑音比(SNR)特性

38

11.

  フォーマット

39

11.1

  一般事項

39


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(5)

11.2

  基本グループ

39

11.3

  サブグループ

45

11.4

  データブロック

46

12.

  記録方式

54

12.1

  記録密度

54

12.2

  長周期平均ビットセル長

54

12.3

  短周期平均ビットセル長

54

12.4

  短周期平均ビットセル長の変動率

54

12.5

  ビットシフト

54

12.6

  情報交換時の再生信号振幅

54

12.7

  最大の記録レベル

54

13.

  トラック

54

13.1

  トラックの構成

54

13.2

  平均トラック間隔

55

13.3

  トラック間隔の変化

55

13.4

  トラック幅

55

13.5

  トラック角

55

13.6

  トラックエッジの直線性

55

13.7

  トラック長

55

13.8

  アジマス角

55

14.

  記録パターン

55

14.1

  記録データブロック

56

15.

  トラックのフォーマット

56

15.1

  トラックの内容

56

15.2

  トラック位置精度

56

15.3

  トラッキング法

56

15.4

  マージンブロックの生成

57

16.

  テープのレイアウト

57

16.1

  デバイス領域

58

16.2

  リファレンス領域

58

16.3

  ガードバンド 

59

16.4

  システム領域

59

16.5

  データ領域

63

16.6

  EOD 領域

67

16.7

  オプションデバイス領域

67

16.8

  LEOT

67

16.9

  LBOT

67

16.10

  終端予告点(EWP

67

16.11

  空のパーティション

68

16.12

  初期化

68


X 6148

:2004

(6) 

17.

  ハウスキーピングフレーム

68

17.1

  アンブルフレーム

68

17.2

  システムアンブルフレーム

68

18.

  RMIC

69

18.1

  概要

69

18.2

  RMIC の内容

69

18.3

  メモリヒープ制御

73

18.4

  電気インタフェース

79

18.5

  環境

79

18.6

  操作フィールド

79

18.7

  RMIC 再生記録部から RMIC へのメッセージ

79

18.8

  RMIC から RMIC 再生記録部へのメッセージ

80

18.9

  EDC 

82

18.10

  RMIC の状態

82

18.11

  コマンド及び応答

83

18.12

  ダイアログ

85

附属書 A(規定)光透過率の測定法

90

附属書 B(規定)信号対雑音比の測定法

92

附属書 C(規定)記録レベルの公称値及び最大許容値の決定法(記録前条件)

93

附属書 D(規定)16  ビットワードから 18  チャネルビット  パターンへの変換

94

附属書 E(規定)ビットシフトの測定法

95

附属書 F(規定)トラックエッジの直線性の測定法

97

附属書 G(規定)ECC  の計算

98

附属書 H(参考)輸送条件

101

附属書 I(参考)記録時再生(RAW

102

附属書 J(参考)基本グループ の内容

103

附属書 K(参考)AIT3 様式のチップ

104

附属書 L(参考)G2 サブグループの誤り検出符号の EDC  の生成

105


日本工業規格

JIS

 X

6148

:2004

情報交換用 8 mm 幅,

磁気テープカートリッジヘリカル走査記録−

AIT-3

様式

Information technology -

Data interchange on 8mm wide magnetic tape cartridge -

Helical scan recording - AIT-3 format

1. 

適用範囲  この規格は,電子計算機,関連周辺端末機器などの機器及びシステム間で情報交換に用い

る 8 mm 幅,ヘリカル走査記録,AIT-3(Advanced Intelligent Tape No.3)様式,磁気テープカートリッジ,

メモリチップ内蔵(以下,カートリッジという。

)の構造,寸法,物理的特性,機械的特性,磁気的特性及

び情報の規格様式について規定する。

この規格は,ケースに内蔵する磁気テープの厚さが異なる 2 種類のカートリッジを規定する。

この規格は,情報交換当事者間で合意した情報交換符号並びにラベル及びファイル構成の規格を用いる

ことでシステム相互の情報交換に適用する。

2. 

適合性

2.1 

磁気テープカートリッジ  磁気テープカートリッジは,この規格のすべてを満足するとき,この規

格に適合する。

2.2 

書込み装置  情報交換用カートリッジに用いる書込み装置は,テープに記録するすべての記録がこ

の規格に適合するとき,この規格に適合する。書込み装置は,AIT RMIC(以下,RMIC という。

)にシス

テムログを記録できるものとする。

適合性を表示する場合,次の機能の有無を明示する。

−  記録時再生によるチェック及び不良フレームの再記録。

− ECC3(誤り訂正用 C3 符号)フレームの生成。

また,次の任意機能の有無を明示する。

−  登録した圧縮アルゴリズムの有無及びデータ圧縮の可否。

−  圧縮アルゴリズムの登録番号。

2.3 

読取り装置  情報交換用カートリッジに用いる読取り装置は,この規格に適合する磁気テープ上の

記録を処理できる。

次の機能をもつとき,この規格に適合する。

− RMIC に記録したシステムログを読み取る。

−  再記録フレームを識別し,これらのフレームの一つだけから利用者データ及びセパレータマーク

を取り出す。


2

X 6148

:2004

−  同一の基本グループが複数表れてもそれを識別し,これらの中の一つだけから利用者データ及び

セパレータマークを取り出しホストに伝える。

− ECC3 フレームの識別。ただし,ECC3 機能がない場合,無視する。

−  定義したアルゴリズムを用いて圧縮データを識別し,ホストが利用できる登録番号を取り出す。

−  ホストが利用できる圧縮データの生成。

次の任意機能の有無を明示する。

− ECC3 を使用した誤り訂正の可否。

−  圧縮データ復元用アルゴリズムの有無,及びそのアルゴリズムを圧縮データに適用する機能の有

無。

−  その装置がもつ圧縮データ復元アルゴリズムに対応する圧縮アルゴリズムの登録番号。

3. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年又は発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格

の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。

JIS K 7161:1994

  プラスチック−引張特性の試験方法  第 1 部:通則

備考 ISO 

527-1:1993

(Plastics - Determination of tensile properties - Part 1: General principles)が,こ

の規格と一致している。

ISO 1302:1992

  Technical Drawings - Method of indicating surface texture on drawings.

ISO/IEC 11576:1994

  Information technology - Procedure for the registration of algorithms for the lossless

compression of data

IEC 60950:1996

  Safety of information technology equipment

4. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

4.1 

絶対フレーム番号[absolute frame numberAFN)]  フレームに付けた連続番号。

4.2 

交流消去(a.c. erase)  減衰する交流磁界を用いた消去。

4.3 

アクセス(access)  パーティションの記録又は再生。

4.4 

アルゴリズム(algorithm)  論理的に表現したデータに変換する規則。

4.5 

エリア IDarea ID)  磁気テープ領域及び記録したフレームタイプの識別子。

4.6 

自動トラックファインディング[automatic track findingATF)]  トラッキング方法。

4.7 

平均信号振幅(average signal amplitude)  規定の記録密度で記録した磁気テープ上のミッシングパ

ルスがない部分を長さ 20.0 mm 以上にわたって測定した再生ヘッドの平均ピーク(P-P)出力電圧。

4.8 

アジマス(azimuth)  磁束反転線とトラックの中心線に垂直な直線との角度。

4.9 

裏面(back surface)  データの記録に使う磁性面の反対側のテープ面。

4.10 

バイト(byte)  一単位として取り扱うビット列。

4.11 

カートリッジ(cartridge)  一組のリールに巻いた磁気テープを収納したケース。

4.12 

チャネルビット(channel bit)  変調後に 2 進数 0 及び 2 進数 1 を異なった残留磁化でテープに記録

するビット。

4.13 

コードワード(codeword)  データ圧縮アルゴリズムによって変換処理したワード。コードワード

のビット数は,可変であり,この規格では規定しない。

4.14 EWP

early warning point)  パーティションの境界又は PEOT に近付いたことを示すか所。


3

X 6148

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4.15 EOD

end of data)  最後の利用者データを含むグループの終端。

4.16 

エンティティ(entity)  エンティティヘッダ及びレコードによって構成する記録データの集合。

4.17 

誤り訂正符号[error correcting codeECC)]  検出した誤りを自動訂正できるように設計した符号。

4.18 

磁束反転位置(flux transition position)  テープ表面に垂直の方向に磁束密度が最大となるテープ上

の点。

4.19 

磁束反転間隔(flux transition spacing)  一つのトラックに沿って連続する磁束反転位置の長さ。

4.20 

フレーム(frame)  正のアジマスをもつトラックとこれに続く負のアジマスをもつトラックの対。

4.21 

ハウスキーピングフレーム(housekeeping frame)  利用者データを含まないフレーム。

4.22 LBOT

logical beginning of tape)  テープ上でのデータの記録開始位置。

4.23 

磁気テープ(magnetic tape)  磁気記録によってデータを記録できる磁性表面層をもつテープ。

4.24 

信号振幅主基準テープ(master standard amplitude calibration tape)  交流消去したテープ上に正ア

ジマス及び負アジマスを 5.5μm のトラック間隔で基準信号を記録し,信号振幅の校正の基準として用い

るテープ。

参考1.  この主基準テープは,1 718.2 ftpmm 及び 3 436.4 ftpmm の信号を記録している。

2.

この主基準テープは,ソニー株式会社によって管理されている。

4.25 

主基準テープ(master standard reference tape)  基準磁界,信号振幅,分解能,重ね書き特性及び

信号対雑音比の基準として用いるテープ。

参考  この主基準テープは,ソニー株式会社によって管理されている。

4.26 

パーティション境界(partition boundary)  パーティションが終わり次のパーティションが始まる

磁気テープの長さ方向に沿った点。

4.27 PBOT

physical beginning of tape)  テープ始端での磁気テープとリーダテープとの接合個所。

4.28 PEOT

physical end of tape)  テープ終端での磁気テープとトレーラテープとの接合個所。

4.29 

物理記録密度(physical recording density)  トラックの長さ 1mm 当たりに記録する磁束反転数

(ftpmm)。

4.30 

記録条件(pre-recording condition)  互換性維持のために許容される記録レベル。

4.31 

圧縮処理(processing)  ホストからのデータを圧縮アルゴリズムによって,コードワードに変換す

る処理。

4.32 

圧縮データ(processed data)  圧縮処理したコードワードの列。

4.33 

圧縮レコード(processed record)  未圧縮レコードを圧縮処理することによって生成するレコード。

4.34 

レコード(record)  情報の単位として扱うデータ

4.35 

基準磁界(reference field)  主基準テープのティピカル磁界。

4.36 RMIC

advanced intelligent tape remote memory in cartridge)  ケース内にあり,テープに関する情

報を保持し,その記録情報を無線通信によってアクセスする半導体メモリ(

附属書 参照)。

4.37 

信号振幅二次基準テープ(secondary standard amplitude calibration tape)  信号振幅主基準テープ

と同じ種類の信号を記録し,そのテープの信号振幅と信号振幅主基準テープのそれとの偏差を明示したテ

ープ。供試テープの信号振幅と信号振幅主基準テープのそれとを比較するために用い,供試テープの実測

値を補正することによって,間接的に供試テープとの特性の比較を行うことを可能にするテープ。

参考  信号振幅二次基準テープは,〒141-8680  東京都品川区北品川 6-7-35  ソニー株式会社 CNC

RM カンパニーが部品番号 SSCT-AIT-3 で原則として 2011 年まで供給する。


4

X 6148

:2004

4.38 

二次基準テープ(secondary standard reference tape)  テープの基準磁界,信号振幅,分解能,重ね

書き及び信号対雑音比を主基準テープのそれと比較するために用い,その特性値と主基準テープの特性と

の偏差を明示して,実測値の偏差を補正することによって,間接的に供試テープと主基準テープとの特性

の比較を行うことを可能にするテープ。

参考  二次基準テープは,〒141-8680  東京都品川区北品川 6-7-35  ソニー株式会社 CNC RM カンパ

ニーが部品番号 SSRT-AIT-3 で原則として 2011 年まで供給する。

4.39 

セパレータマーク(separator mark)  データの区切りに使用する利用者データを含まないレコード。

4.40 

基準信号振幅[standard reference amplitudeSRA)]  信号振幅主基準テープの正アジマストラッ

クに記録した標準信号の平均信号振幅。

4.41 

基準電流(standard reference current)  基準磁界を発生する記録電流。

4.42 

テープ基準縁(tape reference edge)  BOT のテープ接合個所が左側になるようにテープの記録面か

ら見たときのテープの下端。

4.43 

試験記録電流(test recording current)  基準電流の 1.5 倍の電流。

4.44 

トラック(track)  磁気信号を直列に記録するテープ上の斜めの領域。

4.45 

ティピカル磁界(typical field)  記録密度 3 436.4 ftpmm で記録して,再生したとき,その平均信号

振幅が最大値の 90%を示す最小の印加磁界。

4.46 

未圧縮データ(unprocessed data)  圧縮処理をしていないデータの列。

4.47 

未圧縮レコード(unprocessed record)  バイト単位で構成する未圧縮データのレコード。

5. 

表記法

5.1 

数字の表現  測定した値は,対応する規定値に対して有効数字に丸める。すなわち,規定値が 1.26,

正の許容誤差が 0.01,負の許容誤差が 0.02 である場合,測定した値は,1.235 以上 1.275 未満を許容する。

16 進数は,(  )に数字及び英文字で表す。

2 進化 10 進数は,[  ]に数字で表す。

ビットの設定は,

“0”又は“1”で表す。

ビットパターン及び 2 進数表現の数字は,

“0”又は“1”の列で表す。規定しないビットは,X を用いて

もよい。

ビットパターン及び 2 進数表現の数字は,最上位ビットを左とし,最下位ビットを右とする。

2 進数の負の表現は,2 の補数で表す。

各フィールド内では,データバイト 0 を最上位バイトとし,最初に記録する。各 8 ビットバイトでは,

最上位ビットを b8 とし,最下位ビットを b1 とする。

5.2 

名称  名称は,この規格では規定しない。

6. 

略号  略号は,次による。

AEWP

終端予告点後(after early warning point)

AFN

絶対フレーム番号(absolute frame number)

ATF

自動トラックファインディング(automatic track finding)

BAT

ブロックアクセステーブル(block access table)

BCD

2 進化 10 進数(binary coded decimal)

ECC

誤り訂正符号(error correcting code)


5

X 6148

:2004

EOD

エンドオブデータ(end of data)

EWP

終端予告点(early warning point)

GIT

グループ情報テーブル(group information table)

LBO

論理テープ始端(logical beginning of tape)

LEOT

論理テープ終端(logical end of tape)

LSB

最下位バイト(least significant byte)

LF-ID

論理フレーム識別子(logical frame identifier)

MSB

最上位バイト(most Significant byte)

MSRT

主基準テープ(master standard reference tape)

PBOT

物理テープ始端(physical beginning of tape)

PEOT

物理テープ終端(physical end of tape)

RAW

記録時再生(read-after-write)

RMIC

リモートメモリインカートリッジ(remote memory in cartridge)

SNR

信号対雑音比(signal-to-noise ratio)

WORM

追記型(write once read many)

msb

最上位ビット(most significant bit)

7. 

環境条件及び安全性

7.1 

試験環境条件  試験環境条件は,カートリッジ近傍の環境条件とし,規定がない限り次による。

    温度

23 ºC ± 2 ºC

    相対湿度

40%∼ 60%

    試験前放置時間 24

時間以上

7.2 

使用環境条件  使用環境条件は,書込み装置又は読取り装置のスキャナ(ドラム)からテープ取出

し方向に 10 mm 以内の大気中で測定し,次による。

    温度   5

ºC

∼ 45 ºC

    相対湿度

20%∼ 80%

    湿球温度

26

ºC

以下

カートリッジの内部及び表面は,結露してはならない。

使用環境条件は,装置使用に伴う温度上昇分も含む。

カートリッジが保存時又は輸送時に使用環境条件を超えた場合は,使用環境条件以外の環境条件に放置

した時間と同等以上,又は最大 24 時間,使用環境条件に放置してから使用する。

備考  急激な温度変化は,避ける。

7.3 

保存環境条件  保存環境条件は,次による。

    温度   5

ºC

∼ 32 ºC

    相対湿度

20%∼ 60%

周辺磁界は,テープ上で 4000 A/m を超えてはならない。カートリッジの内部及び表面は,結露してはな

らない。

7.4 

輸送  カートリッジの輸送条件及び輸送での損傷を最小限にするための参考情報は,附属書 によ

る。


6

X 6148

:2004

7.5 

安全性  カートリッジ及びその構成部品は,IEC 60950 の要求を満足しなければならない。カートリ

ッジ及びその構成部品は,適正使用時又はあらかじめ予想可能な誤使用時に,安全性,又は健康上の危険

が生じてはならない。

7.6 

難燃性  カートリッジ及びその構成部品の材料は,マッチの炎などによって着火してもよいが,二

酸化炭素中で燃焼し続けてはならない。

8. 

ケースの寸法及び機械的特性

8.1 

概要  カートリッジ寸法の規定は,情報交換のための要求事項とする。具体図は次による。

図  1

リッドが開いた状態の上側から見たカートリッジの外観

図  2

リッドが閉じた状態の下側から見たカートリッジの外観

図  3

基準面 X,  基準面 Y 及び基準面 Z

図  4

リッドが閉じた状態の前面

図  5

リッドが閉じた状態の左側面

図  6

リッドが閉じた状態の上面

図  7

リッドが閉じた状態の右側面

図  8

リッドが閉じた状態の背面

図  9

底面,基準領域及び支持領域

 10 

リッドがない状態の底面

図  11

基準孔及び識別孔の詳細図

図  12

光通過孔,識別孔及び書込み禁止孔の断面図

図  13

リッドの詳細図

図  14

リッドロック解除機構の挿入経路

図  15

リッドロック解除機構

図  16

リールロック解除機構

図  17

リールロックの解除に必要な力の方向

図  18

リッドのロック解除に必要な力の方向

図  19

リッドをあけるために必要な力の方向

図  20

光通過経路及び光通過窓

図  21

内部のテープ通過経路及び光通過経路

図  22

リールの外観及び断面図

図  23

リールと駆動スピンドルとの接触領域断面図

図  24

テープ引出し開口部

図  25 RMIC 部背面のアクセス孔

図  26 RMIC 部底面のアクセス孔

寸法は,三つの直交する基準面 X,  基準面 Y 及び基準面 Z に基づく(

図 参照)。

基準面 X は,基準孔 A 及び基準孔 B の中心を通り,基準面 Z に垂直とする。

基準面 Y は,基準孔 A の中心を通り,基準面 X 及び基準面 Z に垂直とする。

基準領域 A,  基準領域 B 及び基準領域 C は,基準面 Z 内とする。

8.2 

全体の寸法(図 及び図 6)  ケースの長さは,次による。

l

1

 = 62.5 mm ± 0.3 mm


7

X 6148

:2004

ケースの幅は,次による。

l

2

 = 95.0 mm ± 0.2 mm

ケースの上面から基準面 Z までの長さは,次による。

l

3

 = 15.0 mm ± 0.2 mm

背面から基準面 X までの長さは,次による。

l

4

 = 47.35 mm ± 0.15 mm

右側面から基準面 Y までの長さは,次による。

l

5

 = 13.0 mm ± 0.1 mm

8.3 

保持領域  カートリッジを磁気テープ装置に挿入するときの保持領域は,図 の斜線の領域とする。

基準面 X から保持領域までの長さは,次による。

l

6

  ≦ 12.0 mm

ケースの端からの幅は,次による。

l

7

  ≧ 3.0 mm

8.4 

カートリッジ挿入部  カートリッジ挿入部は,誤った向きで磁気テープ装置に挿入することを防ぐ

ために,溝,切込み及びこう配面からなる非対称な形状をもつ。

溝は,リッドが閉じてロックした状態のとき,ロック解除を可能にするために,リッドロック解除ピン

の挿入領域を妨げないように設ける。溝の基準面 Y からの長さは,次による(

図 及び図 14 参照)。

l

8

 = 79.6 mm ± 0.2 mm

溝の端部の面取りは,次による。

l

9

 = 1.0 mm ± 0.1 mm

l

16

 = 1.5 mm ± 0.1 mm

溝の内部の面取りは,次による。

l

10

 = 0.7 mm ± 0.1 mm

l

17

 = 0.9 mm ± 0.1 mm

l

18

 = 3.65 mm ± 0.10 mm

溝の内部の幅は,次による。

l

11

  ≧ 1.0 mm

リッドの厚さは,次による。

l

12

 = 1.2 mm ± 0.1 mm

リッドの面取りは,次による。

l

13

 = 0.8 mm ± 0.1 mm

l

14

 = 1.2 mm ± 0.1 mm

リッドのケースからの突出は,次による。

l

15

 = 0.5 mm ± 0.1 mm

ケースの左側面からリッドロックまでの長さは,次による。

l

19

 = 0.2 mm ± 0.2 mm

挿入領域の高さは,次による。

l

20

  ≧ 2.3 mm

l

21

 = 2.5 mm

2

.

0

0

+
  

mm

切込みは,カートリッジの右側面に設ける。その位置及び寸法は,次による(

図 及び図 10 参照)。


8

X 6148

:2004

l

22

  ≦ 7.5 mm

l

23

 = 11.0 mm ± 0.2 mm

l

24

 = 1.5 mm ± 0.1 mm

切込みの深さは,次による。

l

25

 = 1.5 mm ± 0.1 mm

こう配面は,リッドの構造の一部とし,基準面 X からの長さは,次による(

図 13 参照)。

l

26

 = 7.7 mm

0

5

.

2

  

mm

こう配面の角度は,半径 r

3

と交差するところまでとし(8.13

参照),次による。

a

1

 = 17.5 º ± 4.0º

8.5 

窓(図 1)  窓は,リールの一部を目視可能とするために上面に設けてもよい。窓を設ける場合,カ

ートリッジの高さを超えてはならない。

8.6 

ローディンググリップ(図 及び図 7)  ローディンググリップは,磁気テープ装置にカートリッジ

を自動的に装着するために設ける。

ローディンググリップの中心線の基準面 X からの長さは,次による。

l

28

 = 39.35 mm ± 0.20 mm

ローディンググリップの基準面 Z 及びカートリッジ上面からの長さは,次による。

l

29

 = 1.5 mm ± 0.1 mm

ローディンググリップのくぼみの幅は,次による。

l

30

 = 5.0 mm ± 0.3 mm

ローディンググリップのくぼみの深さは,次による。

l

31

 = 2.0 mm ± 0.2 mm

ローディンググリップのくぼみの傾斜は,次による。

a

2

 = 90 º ± 5º

8.7 

ラベル領域(図 及び図 8)  ラベル領域は,カートリッジの背面及び上面に設けてもよい。各ラベ

ル領域の位置及び寸法は,カートリッジの機構部の要求事項及び動作を妨げてはならない。

上面のラベル領域は,l

6

及び l

7

で規定した保持領域の内側に入ってはならない。

背面のラベル領域の位置及び寸法は,次による。

l

32

  ≧ 0.5 mm

l

33

  ≧ 1.5 mm

l

34

  ≦ 65.0 mm

l

171

  ≧  l

164

ラベル領域のくぼみの深さは,0.3 mm  以下とする。

8.8 

基準領域及び基準孔(図 9,図 10 及び図 11)  環状の基準領域 A,  基準領域 B 及び基準領域 C は,

基準面 Z 上に設け,磁気テープ装置に装着したときのカートリッジの垂直方向位置決めに用いる。それぞ

れの直径 d

1

は,6.0 mm ± 0.1 mm とし,それぞれの基準孔の中心と同心とする。

基準孔 A 及び基準孔 B の中心は,基準面 X 上とする。

円形の基準孔 A の中心は,基準面 X 及び基準面 Y の交線とする(

図 10 参照)。

基準孔 B の中心から基準面 Y までの長さは,次による(

図 参照)。

l

35

 = 68.0 mm ± 0.1 mm

円形の基準孔 C の中心から基準面 Y までの長さは,次による(

図 11 参照)。


9

X 6148

:2004

l

36

 = 10.20 mm ± 0.05 mm

基準孔 D の中心から基準孔 C の中心までの長さは,次による(

図 参照)。

l

37

 = 89.4 mm ± 0.1 mm

基準孔 C 及び基準孔 D の中心から基準面 X までの長さは,次による(

図 10 参照)。

l

38

 = 36.35 mm ± 0.08 mm

基準領域のケースの厚さは,次による。

l

39

 = 1.2 mm ± 0.1 mm

基準孔 A 及び基準孔 C の深部の直径は,次による。

l

40

  ≧ 2.6 mm

基準孔の深さは,次による。

l

42

  ≧ 4.0 mm

基準孔 A 及び基準孔 C の開口部付近の直径は,次による。

l

44

 = 3.00 mm

05

.

0

0

+
  

mm

基準孔 A 及び基準孔 C の直径が l

44

となる部分の深さは,次による。

l

41

  ≧ 1.5 mm

基準孔 A 及び基準孔 C の開口部の面取りは,次による。

l

43

  ≦ 0.3 mm

a

3

 = 45 º ± 1º

基準孔 B 及び基準孔 D の深部の幅は,l

40

とする。

基準孔 B 及び基準孔 D の深さは,l

42

とする。

基準孔 B 及び基準孔 D の開口部付近の寸法は,次による。

l

45

 = 3.5 mm ± 0.1 mm

l

46

 = 3.00 mm

05

.

0

0

+
  

mm

r

1

  ≧ 1.7 mm

基準孔 B 及び基準孔 D の寸法が l

45

l

46

及び r

1

となる部分の深さは,l

41

とする。

基準孔 B 及び基準孔 D の開口部の面取りは,l

43

及び a

3

とする。

8.9 

支持領域(図 9)  カートリッジ支持領域は,図 の網掛け部分とする。支持領域 A,  支持領域 B

及び支持領域 C は,それぞれ,基準領域 A,  基準領域 B 及び基準領域 C から± 0.1 mm  以内で同一の平面

上とする。支持領域 D は,基準面 Z から± 0.15 mm  以内で同一の平面上とする。

カートリッジの端から l

49

の長さの領域は,支持領域から除かなければならない。

l

49

 = 0.5 mm ± 0.1 mm

基準面 X から支持領域 A 及び支持領域 B のケース前面側の端までの長さは,次による。

l

47

 = 10.0 mm ± 0.1 mm

基準孔 A 及び基準孔 B の中心から,それぞれ支持領域 A 及び支持領域 B のケース側面側の端までの長

さは,l

47

とする。

基準孔 A 及び基準孔 B の中心から,それぞれ支持領域 A 及び支持領域 B のケース内側の端までの長さ

は,次による。

l

48

 = 11.0 mm ± 0.1 mm

基準面 X から支持領域 A 及び支持領域 B のケース背面側の端までの長さは,次による。

l

50

 = 7.0 mm ± 0.1 mm


10

X 6148

:2004

基準面 X から支持領域 C 及び支持領域 D までの長さは,次による。

l

51

 = 30.0 mm ± 0.1 mm

支持領域 C 及び支持領域 D の寸法は,l

47

及び次による。

l

52

 = 5.5 mm ± 0.1 mm

l

53

 = 64.5 mm ± 0.2 mm

8.10 

識別孔(図 10,図 11 及び図 12)  識別孔は,図 11 に示す 1  及び 2 の番号を付けた 2 個を設ける。

識別孔 1 の中心の位置は,次による。

l

55

 = 39.65 mm ± 0.15 mm

l

56

 = 2.5 mm ± 0.1 mm

識別孔 1 は,円形とし,その直径は,3.0 mm ± 0.1 mm とする。

識別孔 2 は方形とし,その位置及び寸法は次による。

l

58

 = 74.3 mm ± 0.1 mm

l

142

 = 77.3 mm ± 0.1 mm

l

143

 = 41.15 mm ± 0.10 mm

l

144

 = 44.45 mm ± 0.10 mm

閉じた識別孔の基準面 Z からの深さは,次による。

l

59

 = 1.2 mm

3

.

0

1

.

0

+

mm

開いた識別孔の基準面 Z からの深さは,次による。

l

60

  ≧ 5.0 mm

図 12 の E – E は,識別孔をプラグで閉じた状態を示す。このプラグは,最大 0.5N の力を加えても打ち

抜かれてはならない。

識別孔の開閉状態は,次による。

識別孔 1 は,閉じる。

識別孔 2 は,開く。

8.11 

書込み禁止孔(図 11 及び図 12)  書込み禁止孔は,方形とし,その位置及び寸法は,次による。

l

172

 = 5.40 mm

05

.

0

10

.

0

+

mm

l

174

 = 1.4 mm ± 0.1

l

175

 = 8.2 mm ± 0.1 mm

r

9

 = 1.6 mm

05

.

0

10

.

0

+

mm

平面 Z からの書込み禁止孔の位置は,次による。

l

180

 = 3.0 mm  以上

書込みは,平面 Z からの書込み禁止孔可動部の位置によって,可能又は禁止とする。

書込み可能の場合は,次による。

l

181

 = 0.00 mm

0

25

.

0

  

mm

書込み禁止の場合は,次による。

l

182

 = 3.0 mm  以上.

可動部の位置及び寸法は,次による。

l

176

 = 5.45 mm

10

.

0

15

.

0

+

mm

l

177

 = 9.05 mm ± 0.15 mm

l

178

 = 1.57 mm ± 0.15 mm


11

X 6148

:2004

l

179

 = 5.43 mm

10

.

0

15

.

0

+

mm

書込み禁止孔は,可動の機構としてもよいが,書込み禁止孔の開閉の状態が目視できなければならない

図 参照)。書込み禁止孔を閉じたとき,0.5N の力を加えても開いてはならない。書込み禁止孔の開閉

に要する力は,1N∼29N とする。

8.12 

位置決め面(図 及び図 10)  位置決め面は,カートリッジを磁気テープ装置に装着したとき,カ

ートリッジの位置決めに用い,その寸法は,次による。

基準面 Z からの長さは,次による。

l

62

 = 2.4 mm

0

1

.

0

  

mm

基準面 Y からの長さは,次による。

l

63

 = 1.0 mm ± 0.1 mm

l

64

 = 69.0 mm ± 0.2 mm

基準面 X からの長さは,次による。

l

65

 = 14.65 mm ± 0.10 mm

位置決め面の面取りは,次による。

a

4

 = 45 º ± 1º

8.13 

リッド(図 6,図 13 及び図 15)  リッドは,カートリッジの取り扱い中,保管中及び運搬中にテー

プを保護するために設け,主リッド及び副リッドからなる。

主リッドは,ケースに取り付けた軸 A を軸として回転する(

図 13 参照)。

軸 A の位置は,次による。

l

27

 = 0.55 mm ± 0.10 mm

l

67

 = 7.5 mm ± 0.1 mm

副リッドは,主リッドに取り付け,主リッドとともに動く軸 B を軸として回転する。リッドが閉じた状

態では,軸 B の位置は,次による。

l

68

 = 7.0 mm ± 0.1 mm

l

69

 = 10.1 mm ± 0.1 mm

副リッドの回転は,両側のカムによって,

図 13 に示す経路で制御する。

完全に開いた副リッドの平面 Z からの開口部の高さは,次による。

l

70

  ≧ 14.8 mm

ケースは,リッドと副リッドの間に適当なすきまがあるものとし,次による。

l

71

 = 11.5 mm

2

.

0

0

+
  

mm

l

72

 = 1.2 mm ± 0.1 mm

リッドは,完全に開いた状態では,主リッド及び副リッドともに基準面 Z に平行で l

73

離れた平面を超え

てはならない。

l

73

  ≦ 22.3 mm

完全に開いたリッドの底面が基準面 Z に対する角度は,次による。

a

5

 = 85°

1

2

+

°

リッドは,途中まで開いた状態では,主リッド及び副リッドともに基準面 Z に平行で l

74

離れた平面を超

えてはならない。

l

74

  ≦ 22.5 mm

リッドが開くときのリッドの頂点の通過経路は,次による。


12

X 6148

:2004

r

2

  ≦ 14.9 mm

ケースと主リッドの継ぎ目は,次による(

図 参照)。

l

75

  ≦ 8.4 mm

主リッドの基準面 Z からの高さは,次による(

図 13 参照)。

l

76

 = 15.2 mm

0

5

.

0

  

mm

主リッドの前面の基準面 X からの長さは,次による。

l

77

 = 15.3 mm

0

3

.

0

  

mm

リッドの内側のすきまは,次による。

l

78

 = 13.15 mm ± 0.10 mm

リッド前面の曲面の中心は,軸 A とし,半径は,次による。

r

3

  ≦ 14.7 mm

リッドロック機構は,装置の解除ピンによって解除する。リッドが閉じロックした位置のとき,リッド

ロックの解除動作は,

図 15 の斜線部に遮られてはならない。図 15 の斜線部は,次による。

l

79

 = 2.0 mm ± 0.1 mm

l

145

 = 6.3 mm ± 0.2 mm

l

146

 = 1.2 mm ± 0.1 mm

a

15

 = 45 º ± 1º

a

16

 = 15 º ± 1º

解除ピンは,

図 15 の網掛け領域にあるとき,リッドロック機構を解除する。図 15 の網掛け領域は,l

79

及び次による。

l

80

 = 8.2 mm ± 0.2 mm

l

81

 = 0.7 mm ± 0.2 mm

a

6

 = 15 º ± 1º

リッドロックの解除に要する力は,

図 18 に示す方向に 0.25N 以下とする。

リッドを開く力は,

図 19 に示す方向に 1.0N 以下とする。

8.14 

リールロック(図 10 及び図 16)  リールは,カートリッジを磁気テープ装置から取り出したとき,

ロックしなければならない。ロック機構は,装置の解除ピンによって解除する。

ロック機構は,

図 10 に示す方形孔を通して動作する。その方形孔の中心線の基準面 Y からの長さは,

次による。

l

82

 = 34.5 mm ± 0.1 mm

方形孔の基準面 X からの寸法は,次による(

図 10 参照)。

l

83

 = 35.85 mm ± 0.15 mm

l

84

 = 4.0 mm ± 0.1 mm

l

85

  ≧ 6.5 mm

ロック機構の寸法は,次による。

l

86

 = 3.2 mm

3

.

0

2

.

0

+

mm

l

87

 = 4.0 mm ± 0.1 mm

a

7

 = 60.0º ± 1.0º

解除ピンの動作面が基準面 X から l

88

に位置するとき,リールは,ロックする。

l

88

 = 39.0 mm

0

.

2

0

+
  

mm


13

X 6148

:2004

解除ピンの動作面が基準面 X から l

89

に位置するとき,リールは,ロックしてはならない。

l

89

 = 41.75 mm

50

.

0

0

+
  

mm

カートリッジの背面板の内側とロック機構の間には,l

90

のすきまを設ける。

l

90

  ≧ 0.5 mm

解除ピンをカートリッジに挿入する深さは,次による。

l

91

  ≦ 7.8 mm

ロック機構のすきまは,次による。

l

92

 = 4.0 mm ± 0.1 mm

r

4

  ≦ 0.3 mm

リールロックの解除に要する力は,

図 17 に示す方向に 1.0N 以下とする。

8.15 

リール受け孔(図 10)  二つのリール受け孔は,駆動スピンドルを通すために設ける。

リール受け孔の位置は,次による。

l

93

 = 23.00 mm ± 0.05 mm

l

94

 = 11.40 mm ± 0.05 mm

l

95

 = 46.2 mm ± 0.1 mm

リール受け孔の直径は,次による。

d

2

 = 18.80 mm ± 0.05 mm

8.16 

リールと駆動スピンドルとの接触領域  リールと駆動スピンドルの接触領域は,次による(図 22 

図 23)。

l

102

 = 5.4 mm ± 0.1 mm

l

103

 = 4.4 mm ± 0.1 mm

l

104

  ≦ 0.6 mm

d

4

 = 10.00 mm

08

.

0

0

+
  

mm

d

5

  ≦ 16.0 mm

d

6

 = 18.00 mm

0

1

.

0

  

mm

d

7

 = 16.00 mm

0

1

.

0

  

mm

リール駆動孔の面取りは,次による。

l

105

 = 2.4 mm ± 0.1 mm

a

9

 = 15º ± 1º

リール底面の外側エッジの面取りは,次による。

l

106

  ≦ 0.2 mm

a

8

 = 45º ± 1º

リール駆動孔のスロットの位置及び寸法は,次による。

l

107

 = 2.4 mm

2

.

0

0

+
  

mm

a

10

 = 60º ± 1º

リール駆動孔の歯の半径は,次による。

r

5

  ≦ 0.2 mm

リール駆動孔の深さ l

108

は,直径 d

3

の部分までとし,次による。

l

108

  ≧ 9.4 mm

d

3

 = 6.50 mm

08

.

0

0

+
  

mm


14

X 6148

:2004

基準面 Z からのテープ中心線の位置は,磁気テープ装置にカートリッジを装着したとき,次による。

l

109

 = 7.05 mm ± 0.10 mm

基準面 Z からのリールの位置は,磁気テープ装置にカートリッジを装着したとき,次による。

l

110

 = 0.6 mm ± 0.2 mm

リールを挿入したとき,リールと駆動スピンドルとのかみ合いは,次による。

l

111

  ≦ 7.5 mm

l

112

  ≦ 8.0 mm

a

11

 = 60º ± 1º

リールのばね力 F は,磁気テープ装置にカートリッジを装着し,支持部が基準面 Z から l

110

の位置にあ

るとき,

図 23 に示す方向に 0.6 N ± 0.2 N  とする。

8.17 

光通過経路(図 10,図 12,図 20 及び図 21)  光通過経路は,リーダテープ及びトレーラテープを

検出するために設ける。リッドが開いたとき,光通過経路は,直径 d

10

の光通過孔から一辺が l

118

の正方形

の窓,及びリッドの光通過窓を遮られることなく通過しなければならない(

図 12 の D – D 参照)。

光通過孔の中心の位置は,l

82

及び次による。

l

115

 = 8.35 mm ± 0.10 mm

光通過孔の直径は,次による。

d

10

 = 6.5 mm

3

.

0

0

+
  

mm

光通過孔の開口部の面取りは,次による。

l

116

  ≦ 0.5 mm

a

12

 = 45º ± 1º

光通過孔側面の二つの正方形の窓の位置及び寸法は,次による。

l

117

 = 6.05 mm ± 0.10 mm

l

118

 = 2.5 mm

4

.

0

0

+
  

mm

光通過孔は,発光素子を挿入するため,次の深さとする。

l

119

  ≧ 12.5 mm

光通過経路の角度は,次による。

a

13

 = 5.50º ± 0.25º

リッドの光通過窓の位置及び寸法は,次による。

l

120

 = 3.8 mm ± 0.1 mm

l

121

 = 2.5 mm

4

.

0

0

+
  

mm

l

122

 = 6.05 mm ± 0.10 mm

8.18 

ケース内のテープの位置(図 21)  テープは,基準面 X に平行な二つのガイド面を通る。基準面 X

からガイド面までの長さは,次による。

l

123

 = 13.15 mm ± 0.10 mm

ガイド面は,r

6

の半径をもち,

図 21 に示すカートリッジの外側の点からリールハブに引いた接線としな

ければならない。

r

6

 = 3.0 mm ± 0.1 mm

これらの点の位置及び寸法は,次による。

l

124

 = 76.28 mm ± 0.30 mm

l

125

 = 27.15 mm ± 0.20 mm


15

X 6148

:2004

l

126

 = 31.15 mm ± 0.20 mm

l

127

 = 9.67 mm ± 0.10 mm

8.19 

テープ走行領域(図 21)  カートリッジを磁気テープ装置に挿入すると,テープは,テープガイド

によってカートリッジの外側に引き出される。このときテープは,ガイド面に接触してはならない。テー

プ走行領域は,テープが自由に走行できることとし,その位置及び寸法は,l

124

から l

127

及び次による。

l

128

 = 23.0 mm ± 0.1 mm

l

130

 = 46.2 mm ± 0.2 mm

l

131

 = 11.4 mm ± 0.1 mm

テープとガイドのすきまは,次による。

l

129

  ≧ 0.3 mm

l

132

  ≧ 0.3 mm

8.20 

テープ引出し開口部(図 10)  磁気テープ装置にカートリッジを装着すると,磁気テープ装置のテ

ープガイドは,カートリッジからテープを引き出す。二つの半径 r

7

の中心は,基準孔 A 及び基準孔 B の

中心とする。テープ引出し開口部の形状及び寸法は,l

63

l

64

及び次による。

r

7

 = 2.3 mm ± 0.1 mm

二つの半径 r

8

の中心は,二つのリール受け孔の中心とする。

r

8

 = 24.15 mm ± 0.10 mm

l

133

 = 3.85 mm ± 0.10 mm

8.21 

テープの引出し開口部の隙(すき)間(図 24)  ケースは,テープ引出し機構のための隙(すき)

間を設け,その形状と寸法は,次による。

l

134

  ≦ 1.2 mm

l

135

 = 1.15 mm

2

.

0

0

+
  

mm

l

136

 = 14.0 mm

0

2

.

0

  

mm

l

137

  ≧ 66.8 mm

l

138

  ≧ 10.0 mm

l

139

  ≧ 66.8 mm

l

140

  ≦ 1.2 mm

a

14

  ≦ 49º

l

141

  ≧ 14.8 mm

l

159

  ≧ 13.0 mm

l

170

  ≦ 4.0 mm

8.22 MMIC

への要求事項(図 25 及び図 26)  RMIC は,ケース中の IC 素子とし,無線インタフェース

だけによってアクセスできる  (

附属書 参照)。AIT1 様式及び AIT2 様式のカートリッジとの下位互換性

を確保するためにカートリッジに 5 か所のアクセス孔をもつ。

アクセス孔 GND は,次による。

l

165

 = 67.2 mm

0

2

.

0

  

mm

l

166

 = 69.0 mm

2

.

0

0

+
  

mm

アクセス孔 SCL は,次による。

l

167

 = 70.0 mm

0

2

.

0

  

mm

l

168

 = 71.8 mm

2

.

0

0

+
  

mm


16

X 6148

:2004

アクセス孔 ID は,次による。

l

169

 = 72.8 mm

0

2

.

0

  

mm

l

147

 = 74.6 mm

0

2

.

0

  

mm

アクセス孔 SDA は,次による。

l

148

 = 75.6 mm

0

2

.

0

  

mm

l

149

 = 77.4 mm

2

.

0

0

+
  

mm

アクセス孔 Vcc は,次による。

l

150

 = 78.4 mm

0

2

.

0

  

mm

l

151

 = 80.2 mm

2

.

0

0

+
  

mm

5 か所のアクセス孔は,次による。

l

152

 = 5.1 mm

2

.

0

0

+
  

mm

l

153

 = 1.4 mm

3

.

0

1

.

0

+

mm

MIC アクセス孔の面取りは,次による。

l

154

 = 0.4 mm ± 0.1 mm

a

17

 = 45º ± 1º

カートリッジを磁気テープ装置に装着するとき,カートリッジを識別するため,装置のピンが識別孔 3

を貫く。このため,

図 26 の N – N の網掛け領域に障害物があってはならない。図 26 の網掛け領域は, l

143

 

l

144

及び次による。

l

157

  ≧ 5.0 mm

l

158

  ≦ 1.5 mm

l

160

  ≧ 45.4 mm

8.23 

識別用切込み(図 及び図 10)  識別用切込みは,ケースの背面に 2 個設け,ライブラリシステム

でカートリッジの識別に用いる。その寸法は,次による。

l

161

 = 8.4 mm

0

2

.

0

  

mm

l

162

 = 6.0 mm

2

.

0

0

+
  

mm

l

163

 = 2.0 mm

2

.

0

0

+
  

mm

l

164

 = 2.0 mm

2

.

0

0

+
  

mm


17

X 6148

:2004

  1  リッドが開いた状態の上側から見たカートリッジの外観

  2  リッドが閉じた状態の下側から見たカートリッジの外観


18

X 6148

:2004

  3  基準面 X,基準面 Y 及び基準面 Z

  4  リッドが閉じた状態の前面


19

X 6148

:2004

  8  リッドが閉じた状態の背面

  5  リッドが閉じた状態

の左側面

  6  リッドが閉じた状態の上面

  7  リッドが閉じた状態の右側


20

X 6148

:2004

  9  底面,基準領域及び支持領域


21

X 6148

:2004

 10  リッドがない状態の底面


22

X 6148

:2004

 11  基準孔及び識別孔の詳細図


23

X 6148

:2004

 12  光通過孔,識別孔及び禁止孔の断面図


24

X 6148

:2004

 13  リッドの詳細図


25

X 6148

:2004

 14  リッドロックの解除機構の挿入経路

 15  リッドロック解除機構


26

X 6148

:2004

 16  リーリロック解除機構

 17  リールロックの解除に必要な力の方向


27

X 6148

:2004

 18  リッドのロック解除に必要な力の方向

 19  リッドをあけるために必要な力の方向

 20  光通過経路及び光通過窓


28

X 6148

:2004

 21  内部のテープ通過経路及び光通過経路


29

X 6148

:2004

 22  リールの外観及び断面図


30

X 6148

:2004

 23  リールと駆動スピンドルとの接触領域断面図


31

X 6148

:2004

 24  テープ引出し開口部


32

X 6148

:2004

 25  MIC 部の背面の詳細図


33

X 6148

:2004

 26  MIC 部底面の詳細図

9. 

テープの機械的特性,物理的特性及び寸法  この規格は,テープの厚さが異なる 2 種類のカートリッ

ジを規定する。

タイプ A:公称厚さ 7.0μm

タイプ B:公称厚さ 5.2μm

9.1 

材料  磁気テープは,ベース(又はこれと同等品)上の片面に強固で柔軟性のあるメタル蒸着層(又

はこれと同等品)をもつとする。磁気テープの裏面は,塗布してもよい。テープベース材は,次による。


34

X 6148

:2004

タイプ A:配向したポリエチレンテレフタレートフィルム又はこれと同等品

タイプ B:ポリアミドフィルム又はこれと同等品

テープの始端には,巻取りリールのハブと PBOT の間にリーダテープを設け,テープの終端には,供給

リールのハブと PEOT の間にトレーラテープを設ける。リーダテープ及びトレーラテープは,ポリエチレ

ンテレフタレート(又はこれと同等品)の半透明な材料とする。

リーダテープ及びトレーラテープは,それぞれスプライシングテープによって磁気テープと接合する。

スプライシングテープは,ポリエチレンテレフタレート(又はこれと同等品)とし,片面にはアクリル系

接着剤(又はこれと同等品)を塗布する。

9.2 

テープの長さ

9.2.1 

磁気テープの長さ  磁気テープの長さは,PBOT と PEOT との間で測定し,次による。

タイプ A: 5.0 m ∼ 170.0 m

タイプ B: 5.0 m ∼ 230.0 m

9.2.2 

リーダテープ及びトレーラテープの長さ  リーダテープ及びトレーラテープの長さは,70 mm ∼

90 mm とする。リーダテープ及びトレーラテープと磁気テープとの接合は,テープ基準縁の垂直方向に 1º

以内とする。

9.2.3 

スプライシングテープの長さ  スプライシングテープの長さは,13 mm 以内とし,リーダテープ及

びトレーラテープ上で 6.5 mm ± 1.5 mm とする。

9.3 

テープの幅

9.3.1 

  磁気テープの幅は,  8.00 mm ± 0.01 mm とする。幅の最大値と最小値の差は,6μm を超えては

ならない。リーダテープ及びトレーラテープの幅は,8.00 mm ± 0.02 mm とする。

磁気テープの幅の測定方法は,次による。

a)

顕微鏡用のスライドガラスを試験テープにかぶせる。

b)

張力をかけないでテープ幅を測定する。測定には,2.5μm 以上の高精度の顕微鏡,投影機又はこれと

同等の装置を使用する。

c)

長さ 1 m 以上のテープにわたり,異なる 5 か所以上の位置で測定を繰り返す。テープの幅は,測定し

た値の平均とする。

9.3.2 

スプライシングテープの幅及び位置  スプライシングテープの幅並びにスプライシングテープが

リーダテープ,トレーラテープ及び磁気テープの幅方向に占める位置は,次による。

スプライシングテープの下端は,その他のテープの下端から 0.60 mm 以下とし,スプライシングテープ

の上端は,その他のテープの上端から 0.60 mm 以内とする。スプライシングテープの端が,リーダテー

プ,トレーラテープ及び磁気テープの端を超えてはならない。

9.4 

連続性  テープは,PBOT と PEOT との間に継ぎ目や孔のような不連続があってはならない。

9.5 

テープの厚さ

9.5.1 

磁気テープの厚さ  磁気テープの厚さは,次による。

タイプ A

: 6.5μm  ∼ 7.3μm

タイプ B: 5.0μm  ∼ 5.5μm

9.5.2 

リーダテープ及びトレーラテープの厚さ  リーダテープ及びトレーラテープの厚さは,9μm  ∼

17μm  とする。

9.5.3 

スプライシングテープの厚さ  スプライシングテープの厚さは,27μm  以下とする。

9.6 

長手方向の湾曲  長手方向の湾曲は,曲率半径 33m 以上とする。試験方法は,次による。


35

X 6148

:2004

a)

長さ 1.0 m のテープを平面上に自然の状態で置く。

b) 1.0m

の弦からの偏差を測定する。

c)

偏差は,3.8 mm 以下とする。この偏差は,33 m の曲率半径と一致する。

9.7 

カッピング  カッピングは,平面からテープ幅方向での浮き上がり量とし,0.7 mm 以下とする。試

験方法は,次による。

a)

テープを長さ 150 mm ± 10 mm に切り取る。

b)

磁性面を試験環境の雰囲気に露出するように垂らして 3 時間以上放置する。

c)

2 個の円筒型ガイドの中心を 35 mm 離して水平に置き,その上にテープを置く。

d)

テープの両端に 0.3 g のおもりをつける。

e)

テープの上端と下端で決まる面とテープ表面との距離の最大値を測定する。

9.8 

塗布面の接着強度  接着強度は,塗布面をテープのベース材料からはがす力とし,0.1 N 以上とする。

試験方法は,次による(

図 27 参照)。

a)

長さ約 380 mm のテープの試験片を採り,一方の端から 125 mm の位置でテープ幅方向にけがき線を

ベース面に達するまで引く。

b) 

図 27 に示すように,塗布面を下向きにして,両面接着テープで試験片を全幅にわたって滑らかな金属

の板にはり付ける。

c)

試験片を 180°折り曲げ,金属の板と試験片の自由端とを引張試験機に取り付けて 254 mm/分で引っ

張る。

d)

塗布面のいかなる部分でも最初にベース材料から塗布面がはがれたときの力を記録する。この力が

0.1N 以下の場合,テープは,試験に失敗したとする。

e)

はがす力が 0.1 N に達する前に両面接着テープがテープ試験片からはがれた場合は,別の種類の両面

接着テープを使用する。

f) 

テープの裏面に塗布されている場合は,裏面の試験を行う。

125 mm

両面接着テープ

けがき線

塗布面

 27  塗布面の接着強度の試験法

9.9 

層間の粘着  層間の粘着は,次の試験方法によって試験したとき,試験片に粘着及び塗布面のはが

れの兆候があってはならない。試験方法は,次による。

a)

直径 36 mm のガラス管の表面に,長さ 1m の試験片の端を付ける。

b) 1.1

N

の張力でガラス管にテープを巻く。

c)

巻かれた試験片を温度 45 °C ± 3 °C,相対湿度 80%の環境に 4 時間放置する。


36

X 6148

:2004

d)

さらに,試験環境条件に 24 時間放置する。

e)

試験片の自由端に 0.1N の力を加え,ゆっくりほどく。

9.10 

引張強度  引張強度は,JIS K 7161 の試験方法による。

テープの試験片の長さは,200 mm とする。リーダテープ及びトレーラテープの試験片の長さは,50 mm

とする。引張速度は,100 mm/分とする。

9.10.1 

破断強度  破断強度は,テープが破断するのに要する力とし,6 N 以上とする。

試験方法は,次による。

a)

テープの試験片を破断点に達するまで引っ張る。

b)

破断点へ達する力を破断強度とする。

9.10.2 

降伏強度  降伏強度は,テープが 5%伸びるのに要する力とし,3 N 以上とする。

9.11 

残留伸び  残留伸びは,元のテープ長の 0.04%未満とする。試験方法は,次による。

a) 0.20

N 以下の張力で,約 1 m 長の試験片の初期の長さを測定する。

b)

さらに全断面に 20.5 N/mm

2

の力を 10 分間加える。

c)

加えた力を取り除き,10 分後にテープ長を測定する。

9.12 

記録面の電気抵抗  記録面の電気抵抗は,10

3

Ω以下とする。

試験方法は,次による(

図 28 参照)。

a)

テープ試験片を試験環境条件に 24 時間放置する。

b) 24

カラットの金めっきした半径  = 10 mm で粗さを N4(ISO 1302 参照)で仕上げてある二つの半円

の電極に,記録面が接するように置く。

c)

これらの電極は,水平で,中心間の距離  d= 8 mm となるように平行に置く(

図 28 参照)。

d) 5

N/mm

2

の張力を発生させるために必要な力 を試験片の両端に加える。

e)

電極に 7 V ± 1 V の直流電圧を印加して電流を測定する。この値から電気抵抗を求める。

f)

この測定を一つのテープ試験片の 5 か所について行い,読み取った抵抗値を平均する。

試験片を電極に置くとき,電極間には,試験片以外の導電性のものがあってはならない。

備考  試験前に電極の表面を清掃する。

F

F

r

r

d

 28  記録面の電気抵抗試験法

9.13 

テープの巻き方  テープの巻き方は,テープの磁性面をカートリッジ及びリールの外側とする。

9.14 

テープの光透過率  磁気テープの光透過率は,5%以下とする。

リーダテープ及びトレーラテープの光透過率は,60%以上とする。


37

X 6148

:2004

光透過率の測定方法は,

附属書 による。

9.15 

識別ストライプ  1 本の識別ストライプは,リーダテープ裏面の全幅に渡って印刷しなければならな

い(

図 29 参照)。ストライプの長さは,次による。

 

  l

180

 = 3.0 mm ± 0.1 mm

接合部に隣接するストライプ端の位置は,リーダテープと磁気テープの接合部からとし,次による。

 

  l

181

 = 20.7 mm ± 10.8 mm

ストライプの光透過率は,

附属書 によって測定した場合,10%以下とする。

磁気テープ

リーダ

リーダ

l

18

l

180

接合部

識別ストライプ

 29  識別ストライプの位置

10. 

磁気的特性  磁気的特性の試験は,次による。

この試験を行うとき,出力信号又は残留信号の測定は,主基準テープ,供試テープともに同じ装置の同

じ走行系を使用し,記録時再生によって行う(

附属書 参照)。

規定がない限り,磁気的特性の試験条件は,次による。

テープの状態

:記録密度 3 436.4 ftpmm  の平均信号振幅の 0.1%未満に交流消去

スキャナの直径

:40.00 mm

01

.

0

0

+
  

mm

スキャナの回転速度

:6 000.0 rpm ± 0.5 rpm

テープ速度

:27.51 mm/s ± 0.30 mm/s

試験トラック

:正アジマス

再生ヘッドのギャップ長  :0.15μm ± 0.05μm

記録電流

:試験記録電流

記録トラック幅

:5.5μm ± 0.5μm

テープ張力

:スキャナ(ドラム)入口で 0.050 N ± 0.005 N

記録ヘッドのギャップ長  :0.18μm ± 0.05μm

再生ヘッドのトラック幅  :7μm  ∼  9μm

再生ヘッドの配置

:再生トラックの全幅が記録トラックの内側

再生出力

:基本周波数で測定

10.1 

ティピカル磁界  ティピカル磁界は,基準磁界の 80%∼ 112%とする。

基準磁界の特性値は,二次基準テープの校正値を用いて代えることができる。

10.2 

平均信号振幅  平均信号振幅は,記録密度 3 436.4 ftpmm で記録したとき,主基準テープの平均信

号振幅の 90%∼ 140%とする。

平均信号振幅は,記録密度 1 718.2 ftpmm で記録したとき,主基準テープの平均信号振幅の 90%∼

130%とする。

主基準テープの平均信号振幅の特性値は,二次基準テープの校正値を用いて代えることができる。


38

X 6148

:2004

10.3 

分解能  分解能は,記録密度  3 436.4 ftpmm  の平均信号振幅を  1 718.2 ftpmm  の平均信号振幅で除

した値とし,

その値は,

主基準テープを用いて同じ条件で測定したときの値に対して 85%∼ 120%とする。

主基準テープの分解能の特性値は,二次基準テープの校正値を用いて代えることができる。

10.4 

重ね書き  重ね書きは,低記録密度の信号を記録した後に,高記録密度の信号を重ね書きし,残留

する低記録密度の信号の平均信号振幅を元の低記録密度の信号の平均信号振幅で除した値とする。

主基準テープの重ね書きの特性値は,二次基準テープの校正値を用いて代えることができる。

試験方法は,次による。

a)

交流消去したテープを用い記録密度 763.7 ftpmm の信号を記録する。

b)

平均信号振幅を測定する。

c)

記録密度  6 872.9 ftpmm  の信号を重ね書きし,残留した記録密度 763.7 ftpmm の信号の平均信号振幅

を測定する。

d)

二次基準テープについて繰り返し測定する。

要求事項は,次による。

重ね書きは,次の比によって求めたとき,主基準テープの 120%未満とする。

重ね書き後に残留する記録密度 763.7 ftpmm の信号の平均信号振幅

記録密度 763.7 ftpmm の信号の平均信号振幅

10.5 

消去特性  消去特性は,次による。

試験記録電流で記録密度 763.7 ftpmm の信号を記録した後,テープの長手方向に 320000 A/m の均一な

磁界中を通過したとき,残留信号の信号振幅は,標準信号振幅の  2%以下とする。

消去磁界は,ソレノイドの中央部の磁界のように,均一でなければならない。また,測定はバンドパス

フィルタを通し,少なくとも第 3 高調波まで行う。

10.6 

テープの品質  テープの品質は,次による。

10.6.1 

ミッシングパルス  ミッシングパルスは,再生信号振幅の欠損であり,再生信号の出力電圧の 0 V

を基準としたピーク値(0-P)が記録密度 1 718.2 ftpmm の信号の平均信号振幅の 2 分の 1 の 40%以下と

する。

10.6.2 

ミッシングパルスゾーン  ミッシングパルスゾーンは,次による。

ミッシングパルスゾーンは,ミッシングパルスによって開始し,トラック方向に 1 mm  の長さに達した

とき終了する。ミッシングパルスが連続して 1 mm  を超えて発生したとき,次のミッシングパルスゾーン

とする。

一つのミッシングパルスゾーンは,次のトラックにまたがってはならない。

ミッシングパルスゾーンの発生頻度は,正アジマス及び負アジマスのトラックの両方について 5×10

6

磁束反転当たり 1 個未満とする。

10.7 

信号対雑音比(SNR)特性  信号対雑音比は,再生信号の平均信号振幅を雑音の平均信号振幅で除

し,デシベル(dB)で表す。

tape

tape

log

20

N

S

SNR

=

ここに,

SNR

信号対雑音比(dB)

S

tape

再生信号の平均信号振幅

N

tape

雑音の平均信号振幅

要求事項は,次による。


39

X 6148

:2004

試験テープの SNR は,

附属書 の測定法で測定したとき,主基準テープの SNR に比べて−2 dB  以上よ

くなければならない。

主基準テープの SNR  の特性値は,二次基準テープの校正値を用いて代えることができる。

11. 

フォーマット

11.1 

一般事項  この規格によって規定するデータの最小集合をレコードと呼ぶ。レコードは,テープ装

置で処理し記録するためにホストから提供されるデータバイトを識別する最小単位である。また,レコー

ドは,テープ装置で再処理してホストに送るためのデータを識別する最小単位である。圧縮レコードと未

圧縮レコードの 2 種類のレコードがある。

記録したテープは,未圧縮レコード,圧縮レコード,又はこれらの両方を含むことができることとし,

セパレータマークを含んでもよい。圧縮レコード及び未圧縮レコードは,共にエンティティとしてテープ

に記録する。セパレータマークは,構造スキームでのデータの論理的な区分を示すためにホストが用いて

もよい。

エンティティ及びセパレータマークは,グループにまとめる。各グループのインデックスによって,そ

のグループの内容を記述する。一連の転送過程中での処理,すなわち,ランダムマイジング,インタリー

ビング,ブロッキング,二つのリードソロモン誤り訂正符号の生成と記録,及びバイトからチャネルビッ

トへの変換は,テープに記録する前に各グループに適用する。3 番目のリードソロモン誤り訂正符号をグ

ループに適用してもよい。その場合,生成するバイトを変換して,テープ上のグループの後に続くフレー

ム内に記録する。

各グループは,トラックのグループ上に記録する。各トラック上の利用者データ,セパレータマーク,

及び関連情報を記録する部分は,トラックのメインデータゾーンと呼ぶ。グループの内容,トラックの位

置,及びトラックの内容についての追加情報は,メインデータゾーンの ID 領域内にある記録データブロ

ックのヘッダに記録する。

ホストコンピュータから受け取ったデータに対するすべての処理は,誤り検出符号及び誤り訂正符号の

使用方法を含めて規定する。ただし,処理方法については,規定しない。テープへの記録方法及びテープ

レイアウトを規定する。ただし,このフォーマットは,固有の特性をもっているので,必要な場合,デー

タの処理についての規定で,テープレイアウトの詳細を規定する。

11.2 

基本グループ  記録するデータは,2 405 376 バイトの基本グループにグループ化する。基本グルー

プのバイトは,0 から始まる連続番号を付けて識別する。各基本グループのバイトは,1∼2 405 376 の番号

で識別する。

基本グループ 0 の内容は,この規格では規定しない。この基本グループのデータは,テープシステムで

生成し,ベンダグループとして記録する(

附属書 参照)。

ホストコンピュータから受け取ったデータ及びセパレータマークは,基本グループ 0 の後に,基本グル

ープ 1 から開始して基本グループとしてグループ化する。これらの基本グループの構成は,次による。

参考  この規格では,セパレータ 1 及びセパレータ 2 と呼ぶ 2 種類のセパレータマークを使用する。

磁気テープ装置とホストコンピュータ間のインタフェースを定義する他の規格は,セパレータ

マークをファイルマーク及びセットマークと呼んでいる。その場合には,セパレータ 1 はファ

イルマークとし,セパレータ 2 は,セットマークとすることを推奨する。


40

X 6148

:2004

エンティティ

バイト
番号

1,2,3,…

2 405 337

...,2 405 336

2 405 376

2 405 376 バイト

40 バイト

ブロックアクセス
テーブル

グループ情報
テーブル

 30  基本グループの構成

エンティティを構成するデータは,基本グループで左から右に生成する(

図 30 参照)。同時にブロック

アクセステーブル(BAT)と呼ぶ基本グループの一部は,右から左に生成する。グループ情報テーブル(GIT)

は,基本グループ内の 40 バイトとする。

11.2.1 

エンティティ

11.2.1.1 

内容  エンティティは,エンティティヘッダ及びレコード列から構成する。エンティティヘッダ

の長さは,8 バイトとし,レコード列の前に配置する。

エンティティのすべての圧縮レコードは,同じ長さの未圧縮レコードについて同一の圧縮アルゴリズム

を適用して生成する。

エンティティは,すべてのエンティティヘッダ及びレコード列の最初の 8 ビットが同じ基本グループに

あれば,複数の基本グループにまたがってもよい。

エンティティが複数の基本グループにまたがる場合,基本グループ内の部分とし,エンティティのスタ

ートパート,ミドルパート,又はラストパートのいずれかとする(11.2.3.2

11.2.3.4 参照)。

エンティティは,交換用データを含まないレコードを含めてはならない。

11.2.1.2 

エンティティヘッダ  バイト 1 は,レコード列に隣接するエンティティヘッダの最初のバイトと

し,バイト 8 は,最後のバイトとする。エンティティヘッダのレイアウトは,次による。

バイト 1  このバイトは,エンティティヘッダのバイト 8 を定義するために 0000 1000 つまり 8 に設定

する。

バイト 2  このバイトは,次による。

−  レコードが未圧縮レコードの場合,1 に設定する。

−  レコードが圧縮レコードの場合,

−  レコードに適用する圧縮アルゴリズム ISO/IEC 11576 によって,登録 ID に対応する 2∼254

に設定する。

−  圧縮アルゴリズムが未登録の場合,255 に設定する。

このバイトは,0 に設定してはならない。

バイト 3∼5  圧縮する前のレコードのバイト数を 2 進数で表す(11.2.1.1 の第 2 段落を参照)

。この長さ

は 0 に設定してはならない。バイト 3 は,MSB とし,バイト 5 は,LSB とする。

バイト 6∼8  エンティティ内のレコードの数を 2 進数で表す。この値は,0 に設定してはならない。バ

イト 6 は,MSB とし,バイト 8 は,LSB とする。

11.2.2 

グループ情報テーブル  グループ情報テーブルのレイアウトは,40 バイトとし,表 による。


41

X 6148

:2004

  1  グループ情報テーブル

バイト位置

バイト長

フィールド名

2 405 337

1

すべて 0 に設定

2 405 338

2 405 340

3

 
基本グループ番号

2 405 341

2 405 344

4

 
レコード数

2 405 345

2 405 348

4

 
セパレータ 1 数

2 405 349

2 405 352

4

 
セパレータ 2 数

2 405 353

1

すべて 0 に設定

2 405 354

2 405 356

3

 
前のレコードの基本グループ番号

2 405 357

1

すべて 0 に設定

2 405 358

2 405 360

3

 
前のセパレータ 1 の基本グループ番号

2 405 361

1

すべて 0 に設定

2 405 362

2 405 364

3

 
前のセパレータ 2 の基本グループ番号 

2 405 365 
2 405 366

2

ブロックアクセステーブル数

最下位 2 バイト

2 405 367 
2 405 368

2

現在の基本グループのレコード数 
最下位 2 バイト

2 405 369 
2 405 370

2

現在の基本グループのセパレータ 1 数 
最下位 2 バイト

2 405 371 
2 405 372

2

現在の基本グループのセパレータ 2 数 
最下位 2 バイト

2 405 373

1

ブロックアクセステーブル数の MSB

2 405 374

1

現在の基本グループのレコード数の MSB

2 405 375

1

現在の基本グループのセパレータ 1 数の MSB

2 405 376

1

現在の基本グループのセパレータ 2 数の MSB

表 の各フィールド内の最上位バイトは,最小バイト番号とし,最下位バイトは,最大バイト番号とす

る。

ただし,最後の 4 個の 1 バイトエントリは,それぞれ最後の 4 個の 2 バイトの最上位バイトとする。

11.2.2.1 

基本グループ番号フィールド  このフィールドは,3 バイトとする。現在の基本グループの番号

を 2 進数で表す。

11.2.2.2 

レコード数フィールド  このフィールドは,4 バイトとする。LBOT から現在の基本グループま

での,すべての基本グループの GIT の現在の基本グループフィールド内にあるレコード数の合計を 2 進数

で表す。セパレータマークは,レコードとして計数する。


42

X 6148

:2004

11.2.2.3 

セパレータ 数フィールド  このフィールドは,4 バイトとする。LBOT から現在の基本グルー

プまでに記録したセパレータ 1 の数を 2 進数で表す。

11.2.2.4 

セパレータ 数フィールド  このフィールドは,4 バイトとする。LBOT から現在の基本グルー

プまでに記録したセパレータ 2 の数を 2 進数で表す。

11.2.2.5 

前のレコードの基本グループ番号フィールド  このフィールドは,3 バイトとする。セパレータ

マーク,又は未圧縮レコードの最初の部分が発生した前の基本グループの最大番号を 2 進数で表す。この

ような基本グループが存在しない場合は,このフィールドは,すべて 0 に設定する。

11.2.2.6 

前のセパレータ の基本グループ番号フィールド  このフィールドは,3 バイトとする。最後に

記録したセパレータ 1 を含む前の基本グループの最大番号を 2 進数で表す。このような基本グループが存

在しない場合は,このフィールドは,すべて 0 に設定する。

11.2.2.7 

前のセパレータ の基本グループ番号フィールド  このフィールドは,3 バイトとする。最後に

記録したセパレータ 2 を含む前の基本グループの最大番号を 2 進数で表す。このような基本グループが存

在しない場合は,このフィールドは,すべて 0 に設定する。

11.2.2.8 

ブロックアクセステーブル数フィールド  このフィールドは,3 バイトとする。ブロックアクセ

ステーブル内のエントリ数を 2 進数で表す。この値は,基本グループ内のレコード又はパーシャルレコー

ドの数を示すものではない。

11.2.2.9 

現在の基本グループのレコード数フィールド  このフィールドは,3 バイトとする。次の合計を

2 進数で表す。

−  現在の基本グループの BAT 内にあるセパレータマークエントリの数

−  現在の基本グループのエンティティ内にあるレコードの数

−  現在の基本グループの BAT 内にエンタイヤエンティティエントリ全体(11.2.3.1 参照)があ

るすべてのエンティティのエンティティヘッダのバイト 6 からバイト 8 までの値の合計

−  現在の基本グループの BAT 内にエンティティエントリのスタートパートがある(11.2.3.2 

照)エンティティのエンティティヘッダのバイト 6 からバイト 8 までの値よりも 1 小さい値

(このようなエントリが存在する場合)

−  現在の基本グループの BAT 内のエンティティエントリの総数

11.2.2.10 

セパレータ 数フィールド  このフィールドは,3 バイトとする。現在の基本グループに記録し

たセパレータ 1 の数を 2 進数で表す。

11.2.2.11 

セパレータ 数フィールド  このフィールドは,3 バイトとする。現在の基本グループに記録し

たセパレータ 2 の数を 2 進数で表す。

11.2.3 

ブロックアクセステーブル(BAT)  BAT は,基本グループの各エンティティと各セパレータマ

ークについて一つ以上のエントリを含むこととする。基本グループに完全に含まれていないエンティティ

も一つ以上のエントリによって識別する。最初のエントリは,グループ情報テーブルの直前のバイト位置

2 405 333∼2 405 336 に記録する。各エントリは,図 31 に示す構成の 4 バイトのフィールドとする。最初

のバイトは,最小バイト番号のバイト 1 とし,4 番目のバイトは,最大バイト番号のバイト 1 とする。


43

X 6148

:2004

ブロックアクセステーブルのエントリ

フラグバイト

カウント

第 1 バイト

第 2 バイト

(MSB)

第 3 バイト

第 4 バイト

(LSB)

 31  ブロックアクセステーブル

3 バイトのカウントフィールドは,次のフラグバイトの設定によって 2

24

-1 を超えない数値を 2 進数で表

す。この規格は,フラグバイトとして

表 に示す 14 種類の設定を規定する。その他の設定は,この規格で

は,禁止する。

フラグバイトの最上位ビット(

表 参照)は,終端予告点後ビットとし,エントリの意味には無関係で,

次による。

− EWP の前では,0 に設定する。

− EWP の後では,現在の基本グループ及びその後のすべての基本グループのブロックアクセステーブル

エントリ内で 1 に設定する。

  2  フラグバイトの設定

設定

エントリ

0000 0001

エンタイアエンティティ

0000 0010

スタートパートエンティティ

0000 0011

ミドルパートエンティティ

0000 0100

ラストパートエンティティ

0000 0101

エンティティの総数

0000 0110

セパレータマークエンティティ

EWP の前

0000 0111

スキップ

1000 0001

エンタイアエンティティ

1000 0010

スタートパートエンティティ

1000 0011

ミドルパートエンティティ

1000 0100

ラストパートエンティティ

1000 0101

エンティティの総数

1000 0110

セパレータマークエンティティ

EWP の後

1000 0111

スキップ

11.2.3.1 

エンタイアエンティティ  このエントリは,エンティティが現在の基本グループで始まり,かつ,

終わるエンティティを規定する。カウントフィールドは,エンティティのバイト数を表す。

11.2.3.2 

スタートパートエンティティ  このエントリは,エンティティが現在の基本グループで始まり,

それに続く基本グループで終わるエンティティを規定する。カウントフィールドは,現在の基本グループ

に記録したスタートパートエンティティのバイト数を表す。

11.2.3.3 

ミドルパートエンティティ  このエントリは,エンティティが前の基本グループで始まり,それ

に続く基本グループで終わるエンティティを規定する。カウントフィールドは,現在の基本グループに記

録したパーシャルエンティティのバイト数を表す。

11.2.3.4 

ラストパートエンティティ  このエントリは,エンティティが前の基本グループで始まり,現在

の基本グループで終わるエンティティを規定する。カウントフィールドは,現在の基本グループ内にある

パーシャルエンティティの該当部分のバイト数を表す。現在の基本グループのブロックアクセステーブル

は,このエントリの直後にエンティティの総数エントリが続かなければならない。


44

X 6148

:2004

11.2.3.5 

エンティティの総数  このエントリは,ラストパートエンティティエントリの直後に配置する。

このエントリは,ラストパートエンティティの前の同一エンティティに関連する。

カウントフィールドは,

該当するエンティティの総バイト数を表す。

11.2.3.6 

セパレータマークエンティティ  このエントリは,セパレータマークレコードのエンティティを

規定する。カウントフィールドは,エンティティセパレータ 1 レコードの場合,0 に設定し,エンティテ

ィがセパレータ 2 レコードの場合,1 を設定する。

11.2.3.7 

スキップ  各基本グループのブロックアクセステーブルの最後のエントリとしてスキップエン

トリを規定する。このエントリは,現在の基本グループ内利用者データの最後のバイトに到達したことを

示す。カウントフィールドは,基本グループに残っているバイトの数を表す。カウントフィールドに指定

可能な最小値は,グループ情報テーブルとブロックアクセステーブルの総バイト数とする。

ブロックアクセステーブルのスキップエントリの数は,4 の倍数とする。

11.2.3.8 

カウントフィールド  このブロックアクセステーブル内のカウントフィールドに設定する数値

の合計は,2 405 376 でなければならない。エントリタイプは,スキップ,エンタイアエンティティ,スタ

ートパートエンティティ,ミドルパートエンティティ及びラストパートエンティティとする。

11.2.3.9 

ブロックアクセステーブルのエントリの有効シーケンス  表 にエントリの有効なシーケンスを

示す。状態及び動作は,長方形内に示し,エントリ(フラグバイトで設定)は,長円内に示す。

表 は,各状態内,各動作後に表れるエントリ,又は有効なエントリだけを示し,その他のエンはすべ

て無効とする。

  3  ブロックアクセステーブルのエントリの有効シーケンス

スタートパート

エンティティ

セパレータ

マーク

エンタイア

エンティティ

次の基本グループへ移動
次のグループがない場合には、完了

最初の基本グループのスタート

完了

スキップ

スパンエンティティのスタート

スキップ

ミドルパート
エンティティ

スキップ

次の基本グループへの移動

スパンエンティティ

の継続

ラストパート
エンティティ

エンティティ

の総数

スパンエンティティ

の終了


45

X 6148

:2004

11.3 

サブグループ

11.3.1 G1

サブグループ  一つの基本グループは,1∼66 816 の番号をもつ 66 816 バイト,1∼36 の番号を

もつ 36 個の G1 サブグループに分割する。最初の G1 サブグループに最初の 66 816 バイトを,次の G1 サ

ブグループは次の 66 816 バイトをと,以下この順番で G1 サブグループに分割する。

バイト番号→

1,2...66 816

1,2…66 816

1,2...66 816

1,2...66 816

  1,2...66 816

第 1 G 1

66 816 バイト

第 2 G 1

66 816 バイト

第 3 G 1

66 816 バイト

第 4 G 1

66 816 バイト

第 36 G 1

66 816 バイト

2 405 376  バイト

 32  G1 サブグループ

11.3.2 G2

サブグループ−ランダム化  各 G1 サブグループの奇数番号のバイトは,図 33 に示すシフトレ

ジスタから出力したビット列によって EXCLUSIVE-OR 演算を行う。

各 G1 サブグループの偶数番号のバイ

トは,

図 33 に示すシフトレジスタから出力したビット列によって EXCLUSIVE-OR 演算を行う。

 33  シフトレジスタ

1

2

3

4

G1サブグループ

2

1

4

3

6

5

66 816

66 815

ランダム化

ランダム化

D2

D1

D4

D3

D6

D5

D66 816

D66 815

  

66 816

33 408バイト

奇数G2サブ
グループ

33 408バイト

偶数G2サブ
グループ

 34  G2 サブグループ

… 


46

X 6148

:2004

各バイトの最下位ビット b1 を最初に入力する。論理演算子は,EXCLUSIVE-OR とする。

G1 サブグループは,それぞれ 33 408 バイトからなる偶数 G2 サブグループ及び奇数 G2 サブグループの

二つの G2 サブグループに変換する(

図 33 参照)。

n = 1,  2, ..., 33 408 について,G1 サブグループのバイト Dn は,次によって割り当てる。

−  偶数 G2 サブグループは,バイト D2n で構成

−  奇数 G2 サブグループは,バイト D(2n-1)で構成

各 G2 サブグループのバイト順序は,G1 サブグループのバイト順序と同じとする。

11.3.3 G3

サブグループ  G3 サブグループは,1  ∼ 336 の番号付けした 336 ブロックの集合で構成する。

G2 サブグループの 33 408 バイトは,番号 25  ∼ 312 の 288 ブロックとし,各ブロックは,116 データバイ

トとする。各ブロックは,12 バイトの C1 ECC で完結する。C1 ECC は,116 データバイトで算出し,

附属

書 による。

288 ブロックは,C1 ECC バイトを生成し図 35 に示すように詰め込むこととする。C2 ECC バイトは,288

ブロックと C1 ECC バイトから算出する。6 144 個の C2 ECC バイトは,番号 1∼24 及び番号 313∼336 の

ブロックに割り当てる。C2 ECC バイトの生成は,

附属書 による。

この操作は,偶数 G2 サブグループ及び奇数 G2 サブグループに適用し,G3 サブグループを生成する。

G3 サブグループは,128 バイトとし,1∼336 の連続ブロック番号を付ける。

  4

No25

48

No.312

  4

12 C1 ECC バイト

128 C2 ECC バイト

116 データバイト

No1

No.24
















No.313

No.336

56

 35  G3 サブグループ

11.4 

データブロック  128 バイトの各ブロックは,その先頭に 8 バイトのヘッダを付けて 136 バイトのデ

ータブロックに変換する。ヘッダの構成は,

図 36 に示す。


47

X 6148

:2004

  b8 b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1

ID 1

データブロック番号(DBN)

ID 2

DBN                ID 情報

ID 3                        ID 情報 
ID 4                        ID 情報 
ID 5                        ID 情報 
ID 6                        ID 情報   
ID 7                        ID パリティ 
ID 8                        ID パリティ

 36  データブロックヘッダの構成

これらの ID バイトは,次の ID 情報とする。

−  データブロック番号

−  テープ長及び厚さ ID

−  論理フレーム ID

−  パーティション ID

−  エリア ID

−  リピート

−  ポジション

−  グループ数

−  セパレータ 1 数

−  セパレータ 2 数

−  レコード数

−  絶対フレーム番号

− ID パリティ

−  重書き符号

−  基本グループの誤り検出符号

− G2 サブグループの誤り検出符号

−  ヘッド ID

ID 情報は,11.4.2 による。

11.4.1 ID

情報

11.4.1.1 

データブロック番号(DBN)  データブロック番号は,9 ビットとし,バイト ID1 の 8 ビット及

びバイト ID2 の最上ビット 8 で表す。この番号は,0∼335 とする。

11.4.1.2 

テープの長さ ID 及び厚さ ID  この 8 ビットフィールドは,次による。

ビット 8 及びビット 7:00 の場合,テープの厚さは,6.5μm∼7.3μm

 01 の場合,テープの厚さは,5.0μm∼5.5μm

ビット 6∼1:テープ長を 1∼46 の範囲の 2 進数 n で表し,テープ長を 5n メートルとする。

11.4.1.3 

論理フレーム IDLFID)  この 8 ビットフィールドは,次による。

ビット 8

フレームが基本グループの最後にある場合,1 に設定する。その他の場合,0 に設定する。

ビット 7

フレームが ECC3  フレームの場合(16.5.3 参照)

,1 に設定する。その他の場合,0 に設定

する。


48

X 6148

:2004

ビット 6∼1

フレームがアンブルフレームの場合,すべて 0 に設定する。その他の場合,n  = 1 ∼ 20

のデータフレーム順序番号 n を 2 進数で表す。

11.4.1.4 

パーティション ID  この 8 ビットフィールドは,0  ∼ 255 のパーティション順序番号を 2 進数

で表す。

11.4.1.5 

エリア ID  この 4 ビットフィールドは,テープ上の現在の領域及び現在のフレームの形式を表す。

図 37 に示す定義以外の設定は,この規格では禁止する。

ビット位置

b7 b6 b5 b4

定義

0 0 0 0 デバイス領域 
0 0 0 1 リファレンス領域 
0 0 1 0 システム領域 
0 1 0 0 データ領域 
0 1 0 1 EOD 領域 
0 1 1 1 オプションデバイス領域

 37  エリア ID

11.4.1.6 

リピート  この 3 ビットフィールドは,次の基本グループのインスタンスの数を表す。

  000  基本グループのインスタンスが一つだけ存在することを示す。

  001  基本グループのインスタンスが二つ存在することを示す。

  010  基本グループのインスタンスが三つ存在することを示す。

  011  基本グループのインスタンスが四つ存在することを示す。

  100  基本グループのインスタンスが五つ存在することを示す。

  101  基本グループのインスタンスが六つ存在することを示す。

  110  基本グループのインスタンスが七つ存在することを示す。

  111  基本グループのインスタンスが八つ存在することを示す。

11.4.1.7 

ポジション  この 3 ビットフィールドは,基本グループの連続レコードインスタンス列で現在の

レコードインスタンスの位置を表す(

図 38 参照)。

ビット位置

b3 b2 b1

定義

0 0 0

基本グループの最初のインスタンス

0 0 1

基本グループの 2 番目のインスタンス

0 1 0

基本グループの 3 番目のインスタンス

0 1 1

基本グループの 4 番目のインスタンス

1 0 0

基本グループの 5 番目のインスタンス

1 0 1

基本グループの 6 番目のインスタンス

1 1 0

基本グループの 7 番目のインスタンス

1 1 1

基本グループの 8 番目のインスタンス

 38  ポジションフィールド


49

X 6148

:2004

11.4.1.8 

グループ数  この 24 ビットフィールドは,現在のパーティションのベンダグループの後に記録

した 1 から現在の基本グループまでの利用者データグループの数を表す。ベンダグループの基本グループ

番号は,0 とし,リピートを用いる場合,基本グループ番号は,各インスタンスについて同一とする。

11.4.1.9 

セパレータ 数  この 32 ビットフィールドは,パーティションの最初から現在の基本グループ

までに記録したセパレータ 1 の数を表す。パーティション内の最初のセパレータ 1 の数は 1 とする。

11.4.1.10 

セパレータ 数  この 32 ビットフィールドは,パーティションの最初から現在のグループまで

に記録したセパレータ 2 の数を表す。パーティション内の最初のセパレータ 2 の数は,1 とする。

11.4.1.11 

レコード数  この 32 ビットフィールドは,現在の基本グループに含まれる完結したレコードを

含み,パーティションの最初から記録したレコードの数を表す。この数は,グループ情報テーブルに記録

したレコードの総数(11.2.2 参照)とする。

11.4.1.12 

絶対フレーム番号(AFN)  この 24 ビットフィールドは,カレントフレームの絶対フレーム番

号を表す。リファレンス領域の最初のフレームは,AFN1 とする。断続する番号又は繰返し番号は,  アン

ブルフレームシーケンスだけに用いる(17.1 参照)

。ただし,中間フレームは,例外とする(16.5.5 参照)

11.4.1.13 ID

パリティ  ID パリティバイトは,拡張リードソロモン符号を用いて算出する。

GF (28)  は,次の式による。

G(x) = x8 + x4 + x3 + x2 + 1

GF (28)  の原始元

α  は,00000010 とする。

ID パリティバイトは,次の式による。

Hs

×  Vs = 0

Hs

=

é
ëê

ù
ûú

1

1

1

1

1

1 1 0
1 0 1

5

4

3

2

1

α

α

α

α

α

Vs

ID

ID

ID

ID

ID
ID

ID

ID

=

é

ë

ê

ê

ê

ê

ê

ê

ê

ê

ê

ù

û

ú

ú

ú

ú

ú

ú

ú

ú

ú

1
2
3
4
5
6
7
8

11.4.1.14 

重ね書き符号  重ね書き符号は,1∼255 の範囲とし,最後の重ね書き又は 0 であってはならない。

11.4.1.15 

基本グループの誤り検出符号  誤り検出符号は,ECC フレームだけに設定する。基本グループの

誤り検出符号は,2 バイトとし,基本グループのすべてのバイトを数学的に加算する。

11.4.1.16 G2

サブグループの誤り検出符号  G2 サブグループの誤り検出符号は,2 バイトとし,G2 サブグ

ループのバイトをシリアルにシフトして,ハードウェア的に生成する。生成式は,次による。

G(x) = x16 + x12 + x5 + 1  (附属書 参照)

11.4.1.17 

ヘッド ID  ヘッド ID は,1  ∼  3 のいずれかとし,関連する書込みヘッドの番号を示し,0 の場

合は書込みヘッドを規定しない。


50

X 6148

:2004

11.4.2 

データブロックヘッダへの ID 情報の記録  G3 サブグループの 336 個のデータブロックは,21 連

続した 16 データブロックとして構成する。

ID 情報は,図 39 に示すとおりデータブロック 1∼16 について,

これらの 16 個のデータブロック内に配置する。16 個のデータブロックの各項目について同じ配置を繰り

返す。

ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

AFN(LSB)

ID 4

重書き符号

ID 5

0 に設定

ID 6

0 に設定

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 1

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

0 に設定

ID 4

0 に設定

ID 5

テープの長さ及び厚み ID(LSB)

ID 6

テープの長さ及び厚み ID(MSB)

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 2

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

AFN(LSB)

ID 4

重書き符号

ID 5

0 に設定

ID 6

0 に設定

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 3

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

セパレータ 1 数(LSB)

ID 4

セパレータ 1 数

ID 5

セパレータ 1 数

ID 6

セパレータ 1 数( MSB)

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 4

データ 128 バイトデータ

 39  ID 情報の割当て


51

X 6148

:2004

ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

AFN(LSB)

ID 4

重書き符号

ID 5

0 に設定

ID 6

0 に設定

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 5

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

セパレータ 2 数(LSB)

ID 4

セパレータ 2 数

ID 5

セパレータ 2 数

ID 6

セパレータ 2 数(MSB)

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 6

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

AFN(LSB)

ID 4

重書き符号

ID 5

0 に設定

ID 6

0 に設定

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 7

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

レコード数(LSB)

ID 4

レコード数

ID 5

レコード数

ID 6

レコード数(MSB)

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 8

データ 128 バイトデータ

 39  ID 情報の割当て(続き)


52

X 6148

:2004

ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

AFN(LSB)

ID 4

重書き符号

ID 5

0 に設定

ID 6

0 に設定

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 9

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

パーティション ID

ID 4

グループ数(LSB)

ID 5

グループ数

ID 6

グループ数(MSB)

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 10

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

AFN(LSB)

ID 4

重書き符号

ID 5

0 に設定

ID 6

0 に設定

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 11

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

リピート

ID 3

LFID

ID 4

AFN(LSB)

ID 5

AFN

ID 6

AFN(MSB)

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 12

データ 128 バイトデータ

 39  ID 情報の割当て(続き)


53

X 6148

:2004

ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ビット 3 0 に設定

ID 2

ビット 2  とビット 1

ヘッド ID

ID 3

AFN(LSB)

ID 4

重書き符号

ID 5

0 に設定

ID 6

0 に設定

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 13

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

ポジション

ID 3

LFID

ID 4

AFN(LSB)

ID 5

AFN

ID 6

AFN(MSB)

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 14

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

AFN(LSB)

ID 4

重書き符号

ID 5

基本グループの誤り検出符号(LSB)

ID 6

基本グループの誤り検出符号(MSB)

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 15

データ 128 バイトデータ 
ID 1

データブロック番号

ビット 8

データブロック番号(msb)

ビット 7  ∼ 4

エリア ID

ID 2

ビット 3  ∼ 1

0 に設定

ID 3

偶数 G2 サブグループの誤り検出符号(LSB)

ID 4

偶数 G2 サブグループの誤り検出符号(MSB)

ID 5

奇数 G2 サブグループの誤り検出符号(LSB)

ID 6

奇数 G2 サブグループの誤り検出符号(MSB)

ID 7

ID パリティ

ID 8

ID パリティ

データブロック 16

データ 128 バイトデータ

 39  ID 情報の割当て(続き)


54

X 6148

:2004

12. 

記録方式  記録方式は,次による。

−  1 は,正の残留磁化

−  0 は,負の残留磁化

チャネルビット

1 0 0 0 1 0 0 1 1 1

書込み電流

残留磁化

ビットセル

正の残留磁化

負の残留磁化

12.1 

記録密度  公称最大記録密度は,6 872.9 ftpmm とする。生成する公称ビットセル長は,0.145 5

µm と

する。この値は,トラック長(13.7 参照)を 1 トラック当たりのビット数で除して算出する。

12.2 

長周期平均ビットセル長  各トラックの長周期平均ビットセル長は,記録した 64 記録済みデータブ

ロックについて測定する。この値は,公称ビットセル長の 0.2%以内とする。

12.3 

短周期平均ビットセル長  任意のビットセルを基準とした短周期平均ビットセル長は,その前の 40

個のビットセルの平均値とし,その値は,同一アジマスの,その前の長周期平均ビットセル長の 0.35%以

内とする。

12.4 

短周期平均ビットセル長の変動率  短周期平均ビットセル長は,1 ビットセル当たり 0.05%を超えて

変化してはならない。

12.5 

ビットシフト  ビットシフトは,附属書 によって測定し,( A1110 +  A0111 )/( A0100  +

A0010 )  で表し,その値は,0.05 未満とする。

12.6 

情報交換時の再生信号振幅  情報交換時の再生信号振幅は,次による。

− 763.7

ftpmm,859.1 ftpmm,981.8 ftpmm,1 145.5 ftpmm,1 374.6 ftpmm,1 718.2 ftpmm,2 291.0 ftpmm,

3 436.4 ftpmm,及び 4 581.9 ftpmm それぞれに対応する各公称記録レベルの 80%∼140%とする(附

属書 C.1 参照)。

12.7 

最大の記録レベル  記録信号は,重ね書きによって消去可能でなければならない。この値は,附属

書 の C.2 に規定している。

13. 

トラック

13.1 

トラックの構成  ヘリカルトラックパターンは,テープの移動方向と正及び負のアジマス角度をも

つ 2 個一組のヘッドの回転軸との相対関係によって,形成する。記録方向は,テープ基準縁から離れる方

向とする。トラックの構成は,

図 40 による。


55

X 6148

:2004

A :

テープ幅

B :

理想的テープ中心

θ

 :

トラック角

L :

トラック長

P :

トラック間隔

T :

トラック幅

 40  トラックの構成(記録面)

13.2 

平均トラック間隔  平均トラック間隔は,30 個の連続したトラックの任意のグループについて 5.50

µm  ± 0.20 µm とする。ただし,ノンシームレス追記録(16.5.6.2 参照)のトラック間隔は,平均値に含め
ない。

13.3 

トラック間隔の変化  連続したトラック間でのトラック間隔の変化は,追記録操作(16.5.6 参照)の

効果を除外して 2.0%を超えてはならない。

13.4 

トラック幅  公称トラック幅は,5.5μm とする。

測定するトラック幅は,5.5μm

± 0.5μm とする。

この規定は,ノンシームレス追記録には,適用しない。

13.5 

トラック角  テープ基準縁に対する各トラック角の公称角度は,4.885 0°とする。

13.6 

トラックエッジの直線性  各トラックのエッジの直線性は,附属書 によって測定したとき,その

要求事項を満足することとする。

13.7 

トラック長  各トラックの長さは,62.700 mm ± 0.050 mm とする。

13.8 

アジマス角  正のアジマス角度は,25°0'0" ± 0°15’0"とする。

負のアジマス角度は,−25°0'0" ± 0°15'0"とする。

14. 

記録パターン  データブロックは,128 データバイト及び 8 データブロックヘッダバイトからなる 136

個の 8 パッドバイトとする。8 ビットバイトは,対の 68 個の 16 ビットバイトにグループ分けし,

附属書

D

によって 18 チャネルビットに変換する。


56

X 6148

:2004

14.1 

記録データブロック  記録済みのデータブロックは,1 260 チャネルビットとし,メインデータブロ

ックは,68 個の 16 ビットバイトで表し,次のいずれかの 36 ビットの同期フィールドが先行する。

a) b) 111000000 000110011 111111100 000000011; Q=0

c) d) 110000000 001110011 111111100 000000011; Q=0

パターン a:Q’=0

パターン b:Q’=1

パターン c:Q’=2

パターン d:Q’=3

附属書 参照)

15. 

トラックのフォーマット

15.1 

トラックの内容  各トラックは,表 及び図 41 に示すとおり,342 ブロックからなり,二つのマー

ジンゾーン,及び一つのメインデータゾーンで構成する。

  4  トラックのフォーマット

ゾーン

内容

ブロック数

マージンゾーン 1

マージンブロック 3

メインデータゾーン 1

記録済みデータブロック 1∼336 336

マージンゾーン 2

マージンブロック 3

          ヘッド走行方向

マージン 
ブロック

データブロック

マージン 
ブロック

マージン 
ブロック

データブロック

マージン 
ブロック

マージン 
ブロック

データブロック

マージン 
ブロック

マージン 
ブロック

データブロック

マージン 
ブロック

マージン 
ブロック

データブロック

マージン 
ブロック





 41  トラックのフォーマット

15.2 

トラック位置精度  トラック 172 番目のブロックの先頭は,テープ基準縁から 4.460 mm

± 0.021 mm

の距離になければならない。また,隣接する任意のトラックの 172 番目のブロックの先頭は,7.8μm を超

えてはならない。この値は,トラックの中心でトラックに沿って 0.5 ブロックに相当する。

15.3 

トラッキング法  このフォーマットは,トラッキングを維持するために特別に設計した読取り装置

を必要としない。ただし,15.2 の要求事項は,正しく制御する条件に限定する。


57

X 6148

:2004

15.4 

マージンブロックの生成  マージンブロックは,1 260 チャネルビットとし,図 42 によるシフトレ

ジスタの出力とする。シフトレジスタの動作は,

表 による。この表の 1 行目は,図 42 のシフトレジスタ

の動作開始設定値とし,ビット b7 は,マージンブロックの 1 番目のビットとする。最初の設定がシフトレ

ジスタで進行すると表 5 の 2 行目となり(01111111)

,ビット b7 は,マージンブロックの 2 番目のビット

となり,以下この順番でシフトレジスタは進行する。出力が 16 ビットになると 18 チャネルビットに変換

する。

1 1 1 1 1 1 1

初期値

 b1 b2 b3 b4 b5 b6 b7

 42  マージンブロックのシフトレジスタ

  5  チャネルビットの生成

b1 b2 b3 b4 b5 b6 b7

1 1 1 1 1 1 1 
0 1 1 1 1 1 1 
0 0 1 1 1 1 1 
0 0 0 1 1 1 1 
0 0 0 0 1 1 1 
1 0 0 0 1 0 1 
1 1 0 0 0 0 1

1 1 1 0 0 0 0

8 ビット

0 1 1 1 0 0 0

16 ビット        18 ビット

1 0 1 1 1 0 0 
1 1 0 1 1 1 0 
1 1 1 0 1 1 1 
1 1 1 1 0 1 1 
0 1 1 1 1 0 1 
0 0 1 1 1 1 0 
1 0 0 1 1 1 1

8 ビット

16. 

テープのレイアウト  テープのレイアウトは,デバイス領域に続いて最大 256 パーティションで構成

する。パーティションの構成は,次による。

−  リファレンス領域

−  システム領域

−  データ領域

− EOD 領域

−  オプションデバイス領域


58

X 6148

:2004

 43  テープのレイアウト

16.1 

デバイス領域  この領域は,磁気テープ上の最初の領域で,PBOT から LBOT までとする。この領

域は,情報交換用データの記録はできない。テープ基準縁に沿って PBOT からリファレンス領域の最初の

記録トラックの最初のブロックの最初のビットまでの長さは,870 mm

± 10 mm とする。この領域は,ス

ピンアップゾーン,試験ゾーン及びガードゾーンの三つのゾーンから構成する。

デバイス領域の最初のゾーンは,スピンアップゾーンとする。スピンアップゾーンは,テープをテープ

装置にロードしたとき,ドラムに巻き取られる部分である。

スピンアップゾーンは,記録再生用の試験ゾーンが続かなければならない。これら二つのゾーンの内容

はこの規格では規定しない。

試験ゾーンは,最小 6.2 mm のガードゾーンが続かなければならない。ここに記録することは,禁止す

る。

16.2 

リファレンス領域  リファレンス領域は,AFN1  ∼ 600 のフレームで構成する。最初のフレームは,

LBOT に始まり,AFN1 とする。リファレンス領域は,システムログを更新するときに物理的な基準とし

て使用する。これらのフレームの内容は,この規格では規定しない。情報交換では,無視する。


59

X 6148

:2004

16.3 

ガードバンド 1  ガードバンド 1 は,公称長を 50 フレームで AFN601  ∼ 650 とし,システムログを

更新するとき,位置誤差を吸収するために使用する。ガードバンド 1 は,絶対フレーム番号の不連続及び

繰り返しが発生することがある。記録信号は,無視してもよい。これらのフレームの内容は,この規格で

は規定しない。情報交換では無視する。

16.4 

システム領域  システム領域は,システムプリアンブル,システムログ,システムポストアンブル,

ガードバンド 2 及びベンダグループプリアンブルで構成する。

16.4.1 

システムプリアンブル  システムプリアンブルは,AFN651  ∼ 800 の 150 個のシステムプリアン

ブルフレームで構成する。システムプリアンブルの内容は,この規格では規定しない。データ交換時は,

無視する。

16.4.2 

システムログ  システムログは,RMIC に記録することとし,テープ上に記録してもよい(16.4.2.2.2

及び 18.  参照)

ベンダデータ情報を含むシステムログをテープ上にも記録する場合,

図 44 に示す AFN801  ∼ AFN1 200

をもつ 400 フレームとする。各パーティションは,48 バイトをパーティション情報とし,システムログの

パーティション 0 に記録する。ベンダデータ情報を含むシステムログを

図 44 に示す。

システムログを RMIC だけに記録する場合,400 フレームの内容は規定しない。データ交換時は,無視

する。

バイトの位置

記録フィールド

バイト数

1  ∼ 48

パーティション 0 情報 48

49  ∼ 96

パーティション 1 情報 48

12 241  ∼ 12 288

パーティション 255 情報 48

12 288

12 289  ∼ 12 360

ボリューム情報 72

12 361  ∼ 12 362

システムログベンダデータタイプ番号 2

12 363  ∼ 33 408

システムログベンダデータ 21

046

33 409  ∼ 33 456

パーティション 0 情報 48

33 457  ∼ 33 504

パーティション 1 情報 48

45 647  ∼ 45 696

パーティション 255 情報 48

 

12 288

45 697  ∼ 45 768

ボリューム情報 72

46 769  ∼ 45 770

システムログベンダデータタイプ番号 2

45 771  ∼ 66 816

システムログベンダデータ 21

046

66 816

 44  ベンダデータ情報を含むシステムログ

テープが 1 パーティション構成の場合,パーティション 1 情報からパーティション 255 情報の 12 240 バ

イトは,0 に設定する。テープが 2 パーティション以上で構成する場合,最終パーティションに引き続く

パーティション情報は,0 に設定する。

16.4.2.1 

パーティション情報  パーティション情報は,図 45 に示す。


60

X 6148

:2004

前の記録グループ数 4

バイト

記録グループの記録総数 4

バイト

0 に設定 1

バイト

前の再生グループ数 3

バイト

記録グループの再生総数 4

バイト

0 に設定 1

バイト

再記録フレーム総数 3

バイト

0 に設定 1

バイト

ECC3 総数 3

バイト

アクセス回数 4

バイト

更新回数 4

バイト

前の再記録フレーム数 2

バイト

前の ECC3 数 2

バイト

0 に設定 1

バイト

ロード回数 3

バイト

0 に設定 1

バイト

有効な最終の絶対フレーム番号 3

バイト

フラグバイト

ビット 1

記録禁止 1

バイト

ビット 2

再生禁止

ビット 3

記録リトライ禁止

ビット 4

再生リトライ禁止

ビット 5 0 に設定

ビット 6 0 に設定

ビット 7 0 に設定

ビット 8

パーティション操作中

最大絶対フレーム番号 3

バイト

 45  パーティション情報

パーティション情報領域が数値をもつ場合,2 進数とする。

16.4.2.1.1 

前の記録グループ数  このフィールドは,システム領域を最後に更新した後でパーティション

に物理的に記録した基本グループの数を表す。

16.4.2.1.2 

記録グループの記録総数  このフィールドは,パーティションに記録した最初からの基本グル

ープの総数を表す。

16.4.2.1.3 

前の再生グループ数  このフィールドは,システム領域を最後に更新した後でパーティション

から物理的に再生した基本グループの数を表す。

16.4.2.1.4 

記録グループの再生総数  このフィールドは,パーティションから再生した最初からの基本グ

ループの総数を表す。この値は,記録時再生検査の再生操作の数は,含めてはならない。この値は,テー

プの使用期間にわたって累積するが,フォーマットしたときは,0 とする。

16.4.2.1.5 

再記録フレーム総数  このフィールドは,パーティションに最初に記録した後で再度記録した

フレームの総数を表す。この値は,

記録時再生で誤りを検出した後にフレームを繰り返し記録するごとに,

1 づつ増やす。この値は,元のフレームと再記録フレームとの間に記録したフレームの数は,含めてはな

らない。この値は,テープの使用期間にわたって累積するが,フォーマットしたときは,0 とする。


61

X 6148

:2004

16.4.2.1.6 ECC3

総数  このフィールドは,物理的に再生した基本グループが C3 訂正符号を使ったデータ

修復回数を,そのパーティションが作られた最初の時からの累積回数として表す。この値は,テープの使

用期間にわたって累積するが,フォーマットしたときは,0 とする。

16.4.2.1.7 

アクセス回数  このフィールドを使用する場合,パーティションのアクセス回数を表す。使用

しない場合,このフィールドは,すべて 0 に設定する。

16.4.2.1.8 

更新回数  このフィールドを使用する場合,パーティションへの記録回数を表す。使用しない

場合,このフィールドは,すべて 0 に設定する。

16.4.2.1.9 

前の再記録フレーム数  このフィールドは,システム領域を最後に更新した後で再記録したパ

ーティションのフレームの数を表す。この値は,記録時再生で誤りを検出した後にフレームを繰返し記録

するごとに 1 づつ増やす。この値は,元のフレーム及び再記録フレームとの間に記録したフレームの数は,

含めてはならない。

16.4.2.1.10 

前の ECC3 数  このフィールドは,そのシステム領域を最後に更新したときから物理的に再生

した基本グループが C3 訂正符号を使ったデータ修復回数を表す。

16.4.2.1.11 

ロード回数  このフィールドは,テープに最初に記録した後でテープがロードされた回数を表

す。1 回のロードは,テープをテープ装置機構のドラムに巻き付け,テープが使用可能で,テープ送りが

できる位置に設定する操作とする。この値は,テープの使用期間にわたって累積するが,フォーマットを

したときは,0 とする。このフィールドは,パーティションテープのパーティション 0 のシステムログ内

に格納する。

16.4.2.1.12 

有効な最終の絶対フレーム番号  このフィールドは,有効なデータを含む最後の絶対フレーム

番号を表す。リファレンス領域の最初のフレームの絶対フレーム番号は,1 とする。

16.4.2.1.13 

フラグバイト

ビット 1

記録禁止

このビットが 0 の場合,パーティションへの記録は,可能とする。

このビットが 1 の場合,パーティションへの記録は,禁止する。

ビット 2

再生禁止

このビットが 0 の場合,パーティションからの再生は,可能とする。

このビットが 1 の場合,パーティションからの再生は,禁止する。

ビット 3

記録リトライ禁止

このビットが 0 の場合,パーティションへの記録リトライは,可能とする。

このビットが 1 の場合,パーティションへの記録リトライは,禁止する。

ビット 4

再生リトライ禁止

このビットが 0 の場合,パーティションからの再生リトライは,可能とする。

このビットが 1 の場合,パーティションからの再生リトライは,禁止する。

ビット 5  ∼7   これらのビットは,0 に設定する。

ビット 8

パーティション操作中

このビットは,パーティションでの 1 回の再生操作又は記録操作の前に 1 に設定する。

パーティションのすべての操作が終了した時,これらのビットは,すべて 0 に設定する。

16.4.2.1.14 

最大絶対フレーム番号  このフィールドは,最後の EOD 領域の最後のフレームの絶対フレーム

番号を表す。

16.4.2.1.15 

予約フィールド  すべて 0 に設定する。


62

X 6148

:2004

16.4.2.2 

ボリューム情報  ボリューム情報は,次の 72 バイトとする。

フィールド

バイト

説明

予約済み 3

0 に設定

最後に読み出したパーティション番号 1  カートリッジの最後に読み出したパーティション番号

最後に更新したパーティション番号 1

カートリッジの最後に更新したパーティション番号

テープ長番号及びテープ厚さ番号 1

ビット 1∼6

テープ長番号

ビット 7 及びビット 8

テープ厚さ番号

フラグ 1

ビット 1

AIT ネイティブフラグ

ビット 2

PBOT でロード/アンロード

ビット 3

システムログ情報の場所

ビット 4

ビット 5

1 に設定

ビット 6 0 に設定

ビット 7 0 に設定

ビット 8 0 に設定

最後のパーティション番号 1

カートリッジの最後のパーティション番号

デバイス領域の配置 32

デバイス領域の配置を示す 256 ビット

予約済み 32

すべて 0 に設定

 46  ボリューム情報

16.4.2.2.1 

最後に読み出したパーティション番号  最後に読み出したパティション番号を示す。

16.4.2.2.2 

最後に更新したパーティション番号  最後に更新したパーティション番号を示す。

16.4.2.2.3 

テープ長番号及びテープ厚さ番号

ビット 1∼6:  テープ長さ及びテープ厚さの ID バイト(11.4.1.2 参照)のビット 1  ∼  6 と同一とする。

ビット 7 及びビット 8: 00  タイプ A

 01

タイプ B

他のビット設定は,この規格では禁止する。

16.4.2.2.4 

フラグ  フラグは,次による。

ビット 1 0 の場合,パーティション番号は,2 とする。

1 の場合,最大のパーティション番号は,RMIC の記録容量による。

ビット 2 0 に設定し,かつ,オプショナルデバイス領域が存在する場合,ロード/アンロード動

作は,オプショナルデバイス領域で実行。

1 の場合,ロード/アンロード動作は,PBOT で実行。

ビット 3 及びビット 4

これらのビットは,システムログの場所を示す。

 10 の場合,システムログは,テープ上と RMIC に記録。

 11 の場合,システムログは,RMIC にだけに記録。

ビット 5 1 に設定し,RMIC の存在を示す。

ビット 6∼8 0 に設定。

他のビット設定は,この規格では禁止する。

16.4.2.2.5 

最後のパーティションの番号  テープ上で最後に有効なパーティションの番号を表す。


63

X 6148

:2004

16.4.2.2.6 

デバイス領域の配置  オプションデバイス領域のビット配置は,32 バイト中に 256 ビットごと

に各パーティションに割り当てる。このビットが 1 の場合,パーティションにオプションデバイス領域が

存在することを示す。

16.4.2.3 

システムログベンダデータ型式番号  この番号は,2 バイトで表す。

0 に設定している場合,システムログベンダデータは,すべて 0 とする。 
1 に設定している場合,システムログベンダデータは,ベンダ固有情報を含み,それ以外の設定は,禁

止する。

16.4.3 

システムポストアンブル  システムポストアンブルは,AFN1 201 ∼ 1 250 の 50 システムアンブ

ルフレームからなる。システムポストアンブルの内容は,この規格では規定しない。データ交換時は,無

視する。

参考  システムログの更新時にシステムプリアンブル,システムログ及びシステムポストアンブルを

含む一連の領域を続けて書き込むことを推奨する。

16.4.4 

ガードバンド 2  ガードバンド 2 の長さの公称値は,50 フレームとする。このフレームの内容は,

この規格では規定しない。情報交換では,無視する。

16.4.5 

ベンダグループプリアンブル  ベンダグループプリアンブルは,AFN1 301  ∼ 1 450 の 150 フレー

ムとし,ベンダグループの直前にあってベンダグループと連続する。フレームの内容は,この規格では規

定しない。情報交換では,無視する。

16.5 

データ領域  この領域は,ベンダグループと一つ以上の記録データグループとする。

16.5.1 

ベンダグループ  ベンダグループは,基本グループ 0 に記録したインスタンスとする。内容は,こ

の規格では規定しない。ベンダグループは,11.  に規定している操作を適用し,その結果,生成したフレ

ームを記録することによって,その基本グループのバイトから形成する。これらのフレーム内の最初のフ

レームは,AFN1 451 とする。

さらに,ECC3 及び再記録フレームのどちらか一方,又は両方の操作を適用してもよい。

ベンダグループは,未記録領域,物理的不連続域,物理的継目,絶対フレーム番号の不連続又は繰り返

しがあってはならない。

16.5.2 

記録済みデータグループ  記録済みデータグループは,基本グループに記録したインスタンスで,

11.

に規定している操作を適用し,その結果,生成したフレームをその論理フレーム番号順に記録すること

によって,ホストコンピュータのデータから生成する。

さらに,ECC3 及び再記録フレームのどちらか一方,又は両方の操作を適用してもよい。

記録データグループは,未記録領域,物理的不連続域,物理的継目,絶対フレーム番号の不連続又は繰

返しがあってはならない。

16.5.3 ECC3

  ECC3 は,記録データグループ内で二つの不良トラックを訂正することができる。ECC3

データは,基本グループの 36 個の G1 サブグループを次のリードソロモン符号を用いて生成し,37 番∼40

番の G1 基本サブグループに形成する。

GF(28) (20, 18, 3) 
GF(28)  は,次の多項式によって算出する。

G(x) = x8 + x4 + x3 + x2 + 1

α

 = (00000010)

ECC3 のインタリーブの深度は,1 フレームとし,ECC  バイトは,次の式を満足する。

H

R

×  V

R

= 0

生成多項式は,次による。


64

X 6148

:2004

G

R

 (x) =

(

)

x

i

i

j

=

=

α

0

1

H

R

=

é
ë

ê

ù
û

ú

1

1

1

1

1

1

1

19

18

17

16

2

1

0

Λ
Λ

α

α

α

α

α

α

α

ここに,

n

0,1,2,....,33 407

i

0,1

D

n

利用者データバイト番号

P

n

パリティバイト番号

Q

n

パリティバイト番号

16.5.4 

多重記録インスタンス  基本グループ 0 以外の各基本グループは,一連の連続インスタンスに記録

してもよい。最大インスタンス数は,8 とする。同一の基本グループからの一連の記録データグループ内

で,論理フレーム ID,ポジション,及び絶対フレーム番号が異り,計算するパリティバイトの値も異なる。

また,これらのインスタンスで記録データグループ当たりの再記録フレームの数も異なる。

16.5.5 

再記録フレーム  データ領域内で記録データグループの任意のフレームは,再記録によって繰り返

してもよい。再記録フレームは,0 個∼  7 個の中間フレームの記録後に記録することができる。この操作

(例えば,元のフレーム又は再記録フレーム及びそれに引き続く 0 個∼  7 個の中間フレーム)は,複数回

繰り返すことによって,このテープの不良か所を回避することができる。一連のフレームの上限のインス

タンス数は,256(元のフレームと 255 までの繰返しフレームを含めて)とする。

中間フレーム(元のフレーム及び次のフレームとの間に記録するフレーム)は,通常の順番としてそれ


65

X 6148

:2004

に続く論理フレーム番号のフレームとなり,それ以降も正しい順番でなければならない。

正しい順番とは,

1 づつ増加する論理フレーム番号をもつ連続したフレームとする。記録データグループの最後のフレーム

又は ECC3 フレームが存在する場合,その後の論理フレーム番号は,アンブルフレームについては,0 と

し,次の論理フレーム番号の最初のフレームについては,1 とする。アンブルフレームは,中間フレーム

の数が 7 個を超えない限り,この順番とし,最後の再記録フレームの後に正しい順番で記録した中間フレ

ームが続く。

絶対フレーム番号の不連続又は繰返しがあってはならない。

16.5.6 

追記録及び重書き  テープ上に既に記録しているデータに新しいデータを追記録するとき,又は既

存のデータを新しいデータによって重ね書きするとき,記録開始点は,記録データグループの最後のフレ

ーム

図 46 のフレーム A)を基準とする。最後のグループの多重記録インスタンスが複数個存在するとき,

関連する記録データグループは,その順番の最後になる。再記録フレームを記録した場合,関連するフレ

ームは,最後のフレームの最後の繰り返しフレームになる。追記録又は重ね書きの最小単位は,記録デー

タグループとする。

備考  重ね書きを開始すると,現在の記録位置と PEOT との間にあるすべてのデータは,論理的に無

効となる。

追記録及び重ね書きの規則は,同一とする。簡素化のため,追記録だけを規定する。

データは,シームレス又はノンシームレスのいずれかの方法でテープに追記録できる。

追記録操作は,

  追

記録したトラックがその前のトラックと連続シーケンスを形成するように配置されている場合だけ,シー

ムレスとする。トラックは,再生不可能な位置まで部分的に重ね書きしたり,トラック間にギャップを作

ったりしてはならない。

A

B

C

 47  追記録規則

図 47 では,フレーム A までのフレームは,保持すべき情報を含み,追記録は,アンブルフレームのフ

レーム B から始まり,情報は,フレーム C から記録する。

16.5.6.1 

シームレス追記録の規則  シームレス追記録は,次の規則による。

規則 1.  フレーム A とフレーム B の間は,一つのフレームが存在する。例えば,フレーム A の絶対フレー

ム番号(AFN)が

n

のとき,フレーム B の AFN は,

n

+2 とする。


66

X 6148

:2004

規則 2.  フレーム A とフレーム B の間に記録するフレームは,フレーム A に連続とする。例えば,フレー

ム A とフレーム B との間に未記録領域,AFN の不連続,AFN の繰返し又は物理的不連続があってはなら

ない。アンブルフレーム以外は,フレームのグループ番号がフレーム A のグループ番号よりも大きくなけ

ればならない。アンブルフレームは,グループ番号がフレーム A のグループ番号に等しくなる。フレーム

の内容は,無視する。

規則 3.  フレーム B とフレーム C との間は,アンブルフレームが少なくとも一つ存在する。例えば,フレ

ーム B の AFN が

n

+2 のとき,フレーム C の AFN の最小値は,

n

+4 とする。フレーム B とフレーム C と

の間には,未記録領域,AFN の不連続,AFN の繰返し又は物理的不連続があってはならない。

規則 4.  テープの走行方向の位置(図 48 参照)で測定したフレーム B (AFN =

n

+2)の最初のトラック位置は,

AFN =

n

+1 のフレームの最初のトラックから

x

 = 257.8μm

± 42.9μm の距離とする。

 48  シームレス追記録での許容値

16.5.6.2 

ノンシームレス追記録の規則  ノンシームレス追記録の規則は,次による。

規則 1.  フレーム A とフレーム B との距離は,最小 1 フレーム最大 11 フレームとする。フレーム A とフ

レーム B との間に未記録領域が存在してはならない。フレーム A とフレーム B との間の一つ以上のフレ

ームは,誤った内容でもよい。すなわち,追記録地点での部分的な重ね書きの結果,誤ったフレームがで

きる。

規則 2.  次の条件を満足する場合,フレーム A とフレーム B との間に AFN の不連続及び AFN の繰返しが

あってもよい。フレーム A の AFN が

n

のとき,

              −  すべてのフレームの AFN は,

n

よりも大

              −  フレーム B の AFN は,最小

n

+2 最大

n

+12

規則 3.  フレーム A とフレーム B の間にあるアンブルフレームとのグループ番号は,フレーム A のグルー

プ番号と同じとする。その他のフレームのグループ番号は,フレーム A のグループ番号よりも大きくなけ

ればならない。


67

X 6148

:2004

規則 4.  フレーム B とフレーム C との間には,最低 29 フレームなければならない。例えば,フレーム B

の AFN が

n

+2

n

'

n

+12 のとき,フレーム C の AFN は,

n

'+30 以上とする。フレーム B とフレーム

C との間には,未記録領域,物理的不連続,物理的継目,AFN の不連続又は AFN の繰返しがあってはな

らない。

16.6 EOD

領域  EOD 領域は,データ領域の後に続く領域とする。

最後のパーティションの EOD 領域は,600 アンブルフレーム以上からなり,最後の記録データグループ

に続く一連のアンブルフレームの最後のアンブルフレームの後から始まる。EOD 領域の最初のフレームは,

PEOT の少なくとも 5 000 mm 手前に記録する。

EOD 領域は,一つのテープ及びパーティションに複数存在してもよい。パーティションに二つ以上の

EOD 領域が存在する場合,LBOT に一番近い EOD 領域だけは,情報交換に有効とする。

すべてのパーティションにおいて,

最後のアンブルフレームと LEOT との間が 600 フレーム以上の場合,

EOD 領域は,600 フレーム以上とする。最後のアンブルフレームと LEOT との間が 600 フレーム未満の場

合,EOD 領域は,そのフレーム数とする。

16.7 

オプションデバイス領域  オプションデバイス領域は,EOD 領域の後パーティション境界又は

PEOT までの間に設けてもよい。オプションデバイス領域の内容は,情報交換には,規定しない。

16.8 LEOT

  LEOT は,EOD の開始点とする。

16.9 LBOT

  LBOT は,パーティション境界とし,LBOT から最初のフレームは,AFN 1 とする。

16.10 

終端予告点(EWP)  新しいテープ又はバルク消去テープの EWP の位置は,テープに記録をして

いるテープ装置が算出する。算出した EWP の位置は,PEOT から 5 258 mm 以上手前としなければならな

い。算出した EWP を超えてデータを記録することがない限り,EWP の位置表示は,テープには記録しな

い。算出した EWP を超えて最初にデータを記録するとき,EWP の前に完全又は部分的に記録した最後の

基本グループで,

AEWP ビットの設定を 0 から 1 にする。このビットの変化を以後テープを再生する場合,

EWP の位置として利用する。

データが記録済みの最後のパーティションへの重ね書き及び追記録は,重ね書きを開始した位置が,重

ね書きの開始前に定義した EWP より手前の場合,データを記録している磁気テープ装置が新しい EWP を

算出する。算出した EWP の位置は,少なくとも PEOT から 5 258 mm 以上手前としなければならない。算

出した EWP を超えてデータを記録するとき, EWP の前に完全又は部分的に記録した最後の基本グループ

で,AEWP ビットの設定を 0 から 1 にする。このビットの変化を以後テープを再生する場合,EWP の位置

として利用する。

データが記録済みの最後のパーティションへの重ね書き及び追記録は,新たな重ね書きを開始する位置

から手前に AEWP ビットが 0 から 1 に変化しているとき,その変化点が EWP の位置となる。それ以降の

すべての新しい重ね書きグループは,AEWP ビットの設定を 1 にする。

空のパーティションでは,EWP は記録しているテープ装置が算出し,LEOT から 1 000 フレーム以上手

前としなければならない。算出した EWP を超えてデータを記録することがない限り,EWP の位置表示は,

テープには記録しない。算出した EWP を超えて最初にデータを記録するとき,EWP の前に完全又は部分

的に記録した最後の基本グループで,AEWP ビットの設定を 0 から 1 にする。このビットの変化を以降テ

ープを再生する場合,EWP の位置として利用する。

最後のパーティションを除くデータが記録済みのパーティションにおける重ね書きの場合,重ね書きを

開始した位置が,重ね書きの開始前に定義した EWP より手前の場合,データを記録している磁気テープ

装置が新しい EWP を算出する。算出した EWP の位置は,少なくとも LEOT から 1 000 フレーム以上手前


68

X 6148

:2004

としなければならない。算出した EWP を超えてデータを記録するとき, EWP の前に完全又は部分的に記

録した最後の基本グループで,AEWP ビットの設定を 0 から 1 にする。このビットの変化を以後テープを

再生する場合,EWP の位置として利用する。

最後のパーティションを除くデータが記録済みのパーティションにおける重ね書きは,新たな重ね書き

を開始する位置から手前に AEWP ビットが 0 から 1 に変化しているとき,その変化点を EWP の位置とす

る。それ以降のすべての新しい重ね書きの基本グループは,AEWP ビットの設定を 1 にする。

16.11 

空のパーティション  空のパーティションの構成は,次による。

−  リファレンス領域

−  システム領域

−  ベンダグループ及び 30 アンブルフレーム以上のデータ領域

−  パーティションの EOD 領域と同一の 600 フレーム以上

ベンダグループプリアンブル,データ領域及び引き続くアンブルフレームは,連続体を形成し,

パーティション境界又は PEOT に入り込み,未記録領域,物理的な不連続域,物理的継目,絶対フ

レーム番号の不連続又は繰返しがあってはならない。

16.12 

初期化  初期化は,利用者データを記録するために最初にテープカートリッジを使用する前に行う

手続きとする。初期化によって,LBOT とベンダグループの終了位置との間に未記録領域があってはなら

ない。LBOT とベンダグループの終了位置との間は,連続して記録する。ガードバンド 1 及びガードバン

ド 2 の公称フレーム数は,それぞれ 50 フレームとする。ガードバンド 1 の各フレームのエリア ID は,リ

ファレンス領域 ID に設定する。

記録済みテープの初期化は,

システムログ内の履歴データも含みテープ上のすべてのデータを破壊する。

参考  テープ割付上のレイアウト規定によって,最初の記録データグループの記録前に,更に新しい

テープ又はバルク消去したテーに対して初期化を行う必要はない。リファレンス領域,システ

ム領域及びベンダーグループは,最初の記録データグループの記録と同時に記録できる。

17. 

ハウスキーピングフレーム  ハウスキーピングフレームは,利用者データ又はセパレータを含めては

ならない。データは,ID 情報だけ記録することができる(11.4.1 参照)

。このデータは,ハウスキーピング

フレームを記録しているテープレイアウトの領域に依存する。ハウスキーピングフレームの内容は,この

規格では規定しない。

ハウスキーピングフレームは,次に示すアンブルフレーム及びシステムアンブルフレームの 2 種類があ

る。

17.1 

アンブルフレーム  アンブルフレームは,データ領域内だけに存在する。論理フレーム番号は,0

とする。

アンブルフレームは,中間フレームとして挿入した場合を除いて,記録データグループ及びベンダグル

ープの手前にあってはならない。

アンブルフレームは,追記録点を除いて,その他のアンブルフレーム又は参照する記録データグループ

の最後のフレームに続かなければならない。

フレームの内容は,この規格では規定しない。情報交換では,無視する。

17.2 

システムアンブルフレーム  システムアンブルフレームは,システム領域内に記録する。絶対フレ

ーム番号は,651  ∼ 800 及び 1 201  ∼ 1 250 とする。

フレームの内容は  この規格では規定しない。情報交換では,無視する。


69

X 6148

:2004

18. RMIC

18.1 

概要  RMIC の通信回路は,ケースに内蔵し,非接触のインタフェースによってコントローラと通信

を行う。

RMIC の通信回路には,65 536 ビット(8 192 バイト)のシリアル EEPROM を装備し,128 ビットから

なる 16 バイト 512 ブロックで構成する。

18.2 RMIC

の内容  RMIC は,表 に示すようにデータ部をもち,16 バイト境界とする。RMIC の未使

用ビットは,0 に設定し,初期化済みのカートリッジの読出し専用部は,再プログラミングはできてはな

らない。

  6  RMIC データフィールド

アクセス

RMIC 製造者情報

読出し専用

通信情報

機構部ログ情報

メモリ管理情報

ボリューム情報

メモリヒープ 1

メモリヒープ 2

読出し書込み

18.2.1 

製造者情報部  製造者情報部は,208 バイトとし初期化済みカートリッジ及び未初期化カートリッ

ジでのデータ交換のために必要としている。未初期化カートリッジ及び初期化済みカートリッジは,メモ

リ管理情報部で定義する。

RMIC の製造者情報部は,RMIC の番地 0 からとする。

  7  RMIC 製造者情報部

フィールド

オフセット

バイト数

内容

チェックサム 0

1

オフセット 1∼93 の EXCLUSIVE-OR

RMIC タイプ 1

1

(25)に設定する

RMIC 製造日 2

4

未使用を示す(00)又は RMIC の製造年月日
を BCD で示す(YYMMDDHH)。

例:

2001 年 3 月 12 日 14 時:[01][03][12][14]

RMIC 製造ライン名 6

8

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

RMIC 製造工場名 14

8

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

RMIC 製造者名 22

8

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

RMIC 名 30

8

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

カートリッジ製造日 38

4

未使用を示す(00)又は RMIC の製造年月日

を BCD で示す(YYMMDDHH)。 
例:

2001 年 5 月 15 日 19 時:[01][05][15][19]

カートリッジ製造ライン名 42 8

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

カートリッジ製造工場名 50

8

この規格ではこの内容は規定しない。デー

タ交換時は,無視する。


70

X 6148

:2004

  7  RMIC 製造者情報部(続き)

フィールド

オフセット

バイト数

内容

カートリッジ製造社名 58

8

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

カートリッジ名 66

8

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

ベンダ名 74

8

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

パッド 82

1

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

ビット 1∼6

テープ長番号

テープ長及び厚さの番号 83

1

ビット 7 及び 8

テープ厚番号

最大クロック周波数 84

2

(00)(64)に設定する

ブロックサイズ 86

1

(10)に設定する

RMIC 容量 87

1

(0D)に設定する

製造者情報オフセット 88

2

(00)(00)に設定する

製造者情報部のサイズ 90

2

(00)(0D)に設定する

製造者情報部再書込み数 92

1

(0)から始まる。製造者用

アプリケーション ID 93

1

通常用途:(00)

清掃用:(60) 
WORM:(80) 
他の設定は,禁止する

パッド 94

66

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

チェックサム 112

1

オフセット 113∼159 の EXCLUSIVE-OR

初期ロット番号 113

26

この規格ではこの内容は規定しない。デー

タ交換時は,無視する。

2 次ロット番号 139

4

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

媒体のタイプ 143

1

通常用途:(00) 
清掃用:(60) 
WORM:(80) 
他の設定は,禁止する

媒体のタイプ情報 144

2

媒体のタイプが(01)の場合,最大清掃許容回

数をを示す数値 
その他の場合は,(00)に設定する

パッド 146

2

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

ヒープ 2 の初期オフセット 148 2

18.3

参照

ヒープ 1 の初期オフセット 150 2

18.3

参照

パッド 152

8

この規格ではこの内容は規定しない。デー

タ交換時は,無視する。

カートリッジシリアル番号 160 32

7 ビット符号化符号による 32 キャラクタと
する。最初のキャラクタは,オフセット 160
の番地に設定する(下記を参照)

パッド 192

1

この規格ではこの内容は規定しない。デー

タ交換時は,無視する。

2 次 ID 193

1

表 7a 参照

チェックサム 194

1

オフセット 160∼193 の EXCLUSIVE-OR

CRC 195

2

オフセット 160∼191 の CRC 操作


71

X 6148

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  7  RMIC 製造者情報部(続き)

フィールド

オフセット

バイト数

内容

パッド 197

11

この規格ではこの内容は規定しない。デー
タ交換時は,無視する。

カ ー ト リ ッ ジ シ リ ア ル 番 号 の 例 : 番 号 が 17933395986687250501304321014432 の と き ,

(31)(37)(39)(33)(33)(33)(30)(35)(30)(38)(36)(36)(38)(37)(32)(35)(30)(35)(30)(31)(33)(30)(34)(33)(32)(31)(30) 
(31)(34)(34)(33)(32)

 7a  2 次 ID

符号

記述

定義

1 (31)

15m,シリアル番号は 6 けた以下とする

2 (32)

70m,シリアル番号は 6 けた以下とする

3 (33)

170m,シリアル番号は 6 けた以下とする

4 (34)

230m,シリアル番号は 6 けた以下とする

W (57)

230m,シリアル番号は 7 けた以下とする

X (58)

170m,シリアル番号 76 けた以下とする

Y (59)

70m,シリアル番号は 7 けた以下とする

Z (5A)

15m,シリアル番号は 7 けた以下とする

上記以外の設定は,禁止する

18.2.2 

通信情報部  通信情報部は,表 による。

  8  通信情報

フィールド

オフセット

バイト数

内容

チェックサム 208  1

オフセット 209∼223 の EXCLUSIVE-OR

セッション ID 209  1

18.12.3

参照

通信情報 210

14

この規格ではこの内容は規定しない。データ交換時
は,無視する。

18.2.3 

機構誤りログ情報部  機構誤りログ情報部は,表 による。

  9  機構誤りログ情報

フィールド

オフセット

バイト数

内容

機構誤りログ情報 224

32

この規格ではこの内容は規定しない。データ交換
時は,無視する。

最終装置履歴 256

12

8 バイトのベンダ名と装置シリアル番号

最終装置 1 世代前

履歴情報

268 12

8 バイトのベンダ名と装置シリアル番号

最終装置 2 世代前

履歴情報

280 12

8 バイトのベンダ名と装置シリアル番号

最終装置 3 世代前
履歴情報

292 12

8 バイトのベンダ名と装置シリアル番号


72

X 6148

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18.2.4 

メモリ制御情報部  メモリ制御情報部は,表 10 による。

 10  メモリ制御情報部

フィールド

オフセット

バイト数

内容

チェックサム 304

1

オフセット 305∼335 の EXCLUSIVE-OR

RMIC 論理フォーマットタイ

305 1

使用開始前の場合,

(14)に設定する

書き込む装置によって,

(15)に設定する

物理テープディレクトリ情
報のオフセット

306 2

製造者によって(00)に設定する(18.3.4 参照)

ユーザボリューム情報セル
のオフセット

308 2

製造者によって(00)に設定する(18.3.5 参照)

ユーザパティション情報セ

ルのオフセット

310 2

製造者によって(00)に設定する(18.3.6 参照)

ユーザ第 1 パティション情報

セルのオフセット

312 2

製造者によって(00)に設定する(18.3.3 参照)

パッド 314

1

(00)に設定する

ビット 1

書込み禁止 
1:禁止 
0:許可

ビット 2

読出し禁止 
1:禁止 
0:許可

ビット 3

書込み禁止 
1:禁止 
0:許可

ビット 4

再書込み禁止 
1:禁止 
0:許可

ビット 5 1 に設定する

ビット 6 0 に設定する

ビット 7 0 に設定する

ボリューム論理属性 315

1

ビット 8

データ書込み 
1:書込み中 
0:書込み終了

ヒープ 1 先頭のオフセット 316

2

製造者によって 1 312 に設定する

ヒープ 1 末尾のオフセット 318

2

製造者によって 8 191 に設定する

アプリケーション情報セル
のオフセット

320 2

製造者によって(00)に設定する(18.3.7 参照)

テープアラート情報セルの
オフセット

322 2

製造者によって(00)に設定する

パッド 324

8

(00)に設定する

ヒープ 2 上位オフセット 332  2

製造者によって 512 に設定する

ヒープ 2 下位オフセット 334  2

製造者によって 1 311 に設定する


73

X 6148

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18.2.5 

ボリューム情報部  ボリューム情報部は,表 11 による。

 11  ボリューム情報

フィールド

オフセット

バイト数

内容

チェックサム 336  1

オフセット 337∼436 の EXCLUSIVE-OR

オフセット

バイト数

321 1 パッド 
322 3 AFN 
325 1 パーティション ID 
326 4 基本グループ数 
329 4 レコード数 
333 4 セパレータ 2 数

アンロード位置 337

20

337 4 セパレータ 1 数 
オフセット

バイト数

341 1 サプライリール,左側の値

0∼99 の範囲(cm)

342 1 サプライリール,右側の値

0∼99 の範囲(cm)

343 1 テイクアップリール,左側

の値  0∼99 の範囲(cm)

アンロード位置
でのリールの直

357 4

344 1 テイクアップリール,右側

の値  0∼99 の範囲(cm)

 361

1

この規格ではこの内容は規定しない。データ交換時は,
無視する。

初期回数 362

3

製造者によって(00)に設定する。カートリッジを初期化す
るごとに 1 を加算する

ボリューム情報 365

72

図 参照−ボリューム情報

パッド 437

11

(00)に設定する

18.2.6 

ボリューム使用情報部  ボリューム使用情報部は,表 12 による。

 12  ボリュームユーザ情報

フィールド

オフセット

バイト数

内容

チェックサム 448

1

オフセット 449∼504 の EXCLUSIVE-OR

管理パーティション
ログ情報

449 56

パーティション情報の合計 
図 45 参照−パーティション情報

 505

7

(00)に設定する

18.3 

メモリヒープ制御  メモリヒープは,次の情報だけとする。

−  パーティション情報

−  物理テープディレクトリ情報

−  ユーザボリューム情報

−  ユーザパーティション情報

−  アプリケーション情報

−  日付け及びタイムスタンプ情報


74

X 6148

:2004

−  媒体 ID 情報

−  テープ警告情報

18.3.1 

セル  メモリヒープにある情報は,すべてセルとする。物理テープディレクトリ情報がメモリの最

後部にある場合,セルヘッダは,必要としない。

セルは,セルヘッダ及び情報で構成する。

18.3.2 

セルヘッダ  RMIC フィールドのメモリ管理情報部にある第 1 パーティション情報のオフセットは,

パーティション情報セルのセルヘッダオフセットに設定する。RMIC フィールドのメモリ管理情報部にあ

るユーザボリューム情報のオフセットは,第 1 ユーザボリューム情報セルのセルヘッダオフセットに設定

する。RMIC フィールドのメモリ管理情報部にあるユーザパーティション情報のオフセットは,第 1 ユー

ザパーティション情報セルのセルヘッダオフセットに設定する。

 13  セルヘッダ

セルチェックサム

1 バイト

セルデータタイプ ID 1 バイト

セルサイズ

2 バイト

前のセルのオフセット

2 バイト

次のセルのオフセット

2 バイト

 

8 バイト

18.3.2.1 

セルチェックサム  チェックサムは,セルチェックサムフィールドを除くセルを操作する。

18.3.2.2 

セルデータタイプ ID  メモリヒープのすべてのセルは,セルデータタイプ ID をもつこととし,

圧縮データは,含まない。

 14  セルデータタイプ ID

セル名

セルデータタイプ ID

パーティション情報セル 1

物理テープディレクトリ情報セル 2

ユーザボリューム情報セル 3

ユーザパーティション情報セル 4

アプリケーション情報セル 5

データ及びタイムスタンプ情報セル 6

媒体 ID 情報セル 7

テープアラート情報セル 8

他の設定はこの規格では禁止とする

18.3.2.3 

セルサイズ  セルサイズは,セル及びセルヘッダ情報のサイズの合計とする。

18.3.2.4 

前のセルのオフセット及び次のセルへのオフセット  前のセル情報へのオフセット及び次のセ

ル情報へのオフセットは,パーティション情報セル,ユーザボリュームノートセル及びユーザパーティシ

ョンノートセルにチェインする。最後のセルの次のセルへのオフセット値は,0 に設定する。最初のセル

の前のセルへのオフセット値は,0 に設定する。


75

X 6148

:2004

パーティション 1 情報セル

パーティション 0 情報セル

第 1 パーティション情報のオフセット

次のセルポインタ

メモリヒープ部

前のセルポインタ

メモリ管理情報部

 49  前後のセルへのオフセット

18.3.3 

パーティション情報セル  パーティション情報セルのセルヘッダのセルデータタイプ ID は,1 に

設定する。テープのパティションは,メモリヒープ部のパーティション情報をもつ。

 15  パーティション情報

フィールド

バイト数

内容

セルヘッダ 8

18.3.2

参照

パーティションメモ

8

この規格ではこの内容は規定しない。データ交換時は,無視す

る。

パーティション情報

48

16.4.2.1

及び

図 45 参照,パーティション情報

18.3.4 

物理テープディレクトリ情報セル  物理テープディレクトリセルは,セルヘッダ情報のセルデータ

タイプ ID を 2 に設定する。記録済のデータテープは,メモリヒープ部に物理テープディレクトリをもつ。

 16  物理テープディレクトリ情報

フィールド

バイト数

内容

セルヘッダ 8

18.3.2

参照

スパン 1

(0A)に設定する。物理ディレクトリ情報のサンプリ

ング距離を表す(cm)

物理テープディレクトリユニッ

ト数

1 n を設定する

ここに,n は,スパンで分割したテープ長

物理テープディレクトリ情報ユ
ニットのアレイ

20n

カートリッジの物理ディレクトリ情報のユニット n ア
レイ


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X 6148

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18.3.4.1 

物理テープディレクトリ情報ユニット  物理テープディレクトリ情報ユニットは,20 バイトとす

る。フィールドは,

表 17 による。

 17  物理ディレクトリ情報

フィールド

バイト数

内容

パッド 1

0 に設定する

AFN 3

サンプリング点の AFN

パーティション ID 1

サンプリング点のパーティション ID

グループ数 3

サンプリング点のグループ数

レコード数 4

サンプリング点のレコード数

セパレータ 2 数 4

サンプリング点のセパレータ 2 数

セパレータ 1 数 4

サンプリング点のセパレータ 1 数

18.3.5 

ユーザボリューム情報セル  ボリューム情報セルは,セルヘッダ情報のセルデータタイプ ID を 3

に設定する。データフィールドの内容については,規定しない。

 18  ユーザボリューム情報セル

フィールド

バイト数

内容

セルヘッダ 8

18.3.2

参照

ユーザデータ n

データフィールドの内容については,規定しない。

18.3.6 

ユーザパーティション情報セル  ユーザパーティション情報セルは,セルヘッダ情報のセルデータ

タイプ ID を 4 に設定する。テープのパーティションは,メモリヒープ部にユーザパーティション情報を

もつ。データフィールドの内容については,規定しない。

 19  ユーザパーティション情報セル

フィールド

バイト数

内容

セルヘッダ 8

18.3.2

参照。

パッド 1

(00)に設定する。

パーティション番号 1 この規格ではこの内容は規定しない。データ交換時は,無視する。

ユーザデータ n

この規格ではこの内容は規定しない。データ交換時は,無視する。

18.3.7 

アプリケーション情報セル  アプリケーション情報セルは,セルヘッダ情報のセルデータタイプ

ID を 5 に設定する。


77

X 6148

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 20  アプリケーション情報セル

フィールド

バイト数

内容

セルヘッダ 8

18.3.2

参照

ビット 8

テキストローカル化 ID フィールドが正しい場合, 
1 に設定し,その他の場合は,0 に設定する。

ビット 7

アプリケーションベンダフィールドが正しい場合,1

に設定し,その他の場合は,0 に設定する。

ビット 6

アプリケーション名が正しい場合,1 に設定し,その

他の場合は,0 に設定する。

ビット 5

アプリケーションバージョンフィールドが正しい場
合,1 に設定し,その他の場合は,0 に設定する。

ビット 4

アプリケーションテキストラベルフィールドが正し
い場合,1 に設定し,その他の場合は,0 に設定する。

ビット 3

ホスト名 D フィールドが正しい場合,1 に設定し,そ
の他の場合は,0 に設定する。

ビット 2

0 に設定する。

バリッドフラグ 1

ビット 1

0 に設定する。

テキストローカル化 ID 1

テキストフォーマットのアプリケーションテキストラベルで使
用するキャラクタセット(表 21 及び 18.3.7.1 参照)

アプリケーションベンダ 8 アプリケーションクライアントの製造者(バックアッププログ

ラムなど)

アプリケーション名 32

アプリケーションクライアント名。

アプリケーションバージョン

8

アプリケーションクライアントのバージョン。

アプリケーションテキス

トラベル

160

媒体のユーザレベル ID。

ホスト名 80

ユーザメディアテキストラベルを作成したホストサーバ。

パッド 6

(00)に設定する。

18.3.7.1 

テキストローカル化 ID  テキストローカル化 ID は,表 21 による。

 21  テキストローカル化 ID

ID

キャラクタセット

(00)

符号なし

(01) ISO/IEC

8859-1(ヨーロッパ,ラテンアメリカ)

(02) ISO/IEC

8859-2(東ヨーロッパ)

(03) ISO/IEC

8859-3(南東ヨーロッパ/他)

(04) ISO/IEC

8859-4(スカンジナビア,バルチック)

(05) ISO/IEC

8859-5(シリア)

(06) ISO/IEC

8859-6

(アラビア)

(07) ISO/IEC

8859-7(ギリシア)

(08) ISO/IEC

8859-8(ヘブライ)

(09) ISO/IEC

8859-9(ラテン 5)

(0A) ISO/IEC

8859-10(ラテン 6)

(0B)∼(7F)

  禁止

(80) ISO/IEC

10646(ユニ符号)

(81) ISO/IEC

10646-1(追補 2,(UTF-8))

(82)∼(FF)

  禁止


78

X 6148

:2004

18.3.8 

日付け及びタイムスタンプ情報セル  日付け及びタイムスタンプ情報セルは,セルヘッダ情報のセ

ルデータタイプ ID を 6 に設定し,アプリケーション情報セルにチェインする(18.3.2.4 参照)

 22  日付け及びタイムスタンプ情報セル

フィールド

バイト数

内容

セルヘッダ 8

18.3.2

参照。

ビット 8

最終書込みフィールドの日付け及び時間が正しい
場合,1 に設定し,その他の場合は,0 に設定する。

ビット 7

0 に設定する。

ビット 6

0 に設定する。

ビット 5

0 に設定する。

ビット 4

0 に設定する。

ビット 3

0 に設定する。

ビット 2

0 に設定する。

バリッドフラグ 1

ビット 1

0 に設定する。

最終書込み日付け及び時間 12 アプリケーションクライアントが RMIC に最後に書き込んだ

時間を示す。YYYYMMDDHHMM で表し,24 時間制とする。

パッド 11

(00)に設定する。 

18.3.9 

媒体識別情報セル  媒体識別情報セルは,セルヘッダ情報のセルデータタイプ ID を 7 に設定し,

日付及びタイムスタンプ情報にチェインする(18.3.2.4 参照)

 23  媒体識別情報

フィールド

バイト数

内容

セルヘッダ 8

18.3.2

参照

ビット 8

バー符号フィールドが正しい場合,1 に設
定し,その他の場合は,0 に設定する。

ビット 7

媒体プールフィールドが正しい場合,1 に

設定し,その他の場合は,0 に設定する。

ビット 6 0 に設定する。

ビット 5 0 に設定する。

ビット 4 0 に設定する。

ビット 3 0 に設定する。

ビット 2 0 に設定する。

バリッドフラグ 1

ビット 1 0 に設定する。

バー符号 32

RMIC にある媒体に関連するバー符号の内容をアプリケ
ーションサーバがバー符号の属性を保存できる。

媒体プール 160

媒体が属する媒体プール。

パッド 7

(00)に設定する。


79

X 6148

:2004

18.3.10 

テープアラート情報セル  テープアラート情報セルは,セルヘッダ情報のセルデータタイプ ID を

8 に設定する。

 24  テープアラート情報

フィールド

バイト数

内容

セルヘッダ 8

18.3.2

参照

テープアラートフラグ 8

この情報は,データ交換には不要。 
カートリッジがスレッディングしていると,

(00)に設

定する。このフィールドを使用する場合,装置で決め

るテープアラートフラグを設定する。テープアラート
フラグは,1∼64 の番号付けられ,フラグ 1 はバイト 0
のビット 7,フラグ 64 はバイト 7 のビット 0 とする。

18.4 

電気インタフェース  RMIC と外部との通信装置との(RMIC 再生記録部と呼ぶ。)インタフェース

は,非接触の無線インタフェースとする。電力を RMIC へ伝達し,RMIC への再生記録のアクセスをする。

RMIC は,アクセスできる 16 バイト 512 ブロック 8 192 バイト EEPROM の RMIC 再生記録部をもち,

16 ビット CRC,パリティ,記録禁止及びブロックアクセスを機能とする。

18.5 

環境

18.5.1 

電磁的互換性  RMIC は,通常の電磁界にさらしても破壊されたり,変化してはならない。

18.5.2 

磁界  RMIC は,静電磁界最大 79 500 A/m にさらしても耐えなければならない。

18.5.3 X

線  RMIC は,どのような環境にあっても 70k eV∼140k eV の範囲のエネルギ,0.1Gray/年の X

線をあてても耐えなければならない。

18.6 

操作フィールド  操作フィールドは,RMIC 再生記録部が生成する。操作フィールドは,電力を RMIC

へ供給し,RMIC 再生記録部と RMIC 間で通信するめに両者で変調する。操作フィールドは,RMIC のア

ンテナで測定でき,性能は次による。

−  周波数(fc)

13 560 kHz  ± 7 kHz

−  最小フィールド(Hmin) 1.5

A/m

−  最大フィールド(Hmax) 7.5

A/m

RMIC は,Hmin と Hmax との間で動作する。 
RMIC 再生記録部は,どんな RMIC の位置でも,0.36 A/m 以上のフィールドを発生してはんらない。

18.7 RMIC

再生記録部から RMIC へのメッセージ  伝送ビット率は,106k  ビット/秒とする。RMIC 再

生記録部は,RMIC と操作フィールドの ASK 10%の振幅変調で通信を行うこととし,次による。変調イン

デックスは,8%∼14%とする。

RMIC 再生記録部から RMIC に送るコマンド及びデータのビット符号は,マンチェスタ符号化とし,次

による。

論理 1:最初の 1/2 ビットは,高フィールド振幅とし(変調しない)

,次の 1/2 ビットは,低フィールド

振幅とする

論理 0:最初の 1/2 ビットは,低フィールド振幅とし,次の 1/2 ビットは,高フィールド振幅とする(変

調しない)

。通信の開始は,同期パターン(00)

(A2)

(4D)の直前に,論理 0 を 2 バイト以上表示する。


80

X 6148

:2004

0 1 0 0 1

0 1 1 0 0 1 0 1 1 0

 50  RMIC 再生記録部から RMIC への通信

RMIC 再生記録部から RMIC へのメッセージは,一つのプリアンブル,一つの同期パターン,一つのデ

ータ長,データ及び EDC のフィールドとする。

−  プリアンブルは,

0 に設定された 16 ビット以上とする。同期パターンは,24 ビットパターン,00000000

10110010 01001101 とする。

−  データ長は,1 バイトとする。

−  データは,4 バイト又は 20 バイトとする。

− EDC は,2 バイトとする。

EDC の生成方法は,附属書 による。

(00) (00) (00)

(B2)

(4D)

LN

データ MSB

LSB

プリアンブル

同期パターン

LN のスコープ

CRC のスコープ

EDC

 51  RMIC 再生記録部から RMIC へのメッセージ

18.8 RMIC

から RMIC 再生記録部へのメッセージ  通信ビット率は,106k  ビット/秒とする。RMIC は,

RMIC フィールドと通信を行うこととする。RMIC から RMIC 再生記録部に送られるコマンド及びデータ

のビット符号は,マンチェスタ符号化とする。

RMIC から RMIC 再生記録部へのメッセージは,一つのプリアンブル,一つの同期パターン,一つのデ

ータ長,データ,EDC 及びポストアンブルとする。

−  プリアンブルは,0 に設定した 16 ビット以上とする。

−  同期パターンは,24 ビットパターン,00000000 10110010 01001101 とする。

−  データ長は,1 バイトとする。

−  データは,4 バイト又は 20 バイトとする。

− EDC は,2 バイトとする。

      EDC の生成方法は,

附属書 による。

(00) (00) (00)

(B2)

(4D)

LN

データ MSB

LSB 00

プリアンブル

同期パターン

LN のスコープ

CRC のスコープ

EDC

ポストアン

ブル

 52  RMIC 再生記録部から RMIC へのメッセージ

マンチェスタ符号化データ

ASK

変調キャリア波形

データ


81

X 6148

:2004

0 1 0 0 1

0 1 1 0 0 1 0 1 1 0

 53  RMIC から RMIC 再生記録部への通信

ロード変調は,RF フィールドの振幅変調の過程である。

図 54∼図 56 は,負荷がコイル内でスイッチさ

れ,もう一つのコイルに誘起し,生成している状態を表している。振幅の変調は,無線フィールドを生成

するコイル中に発生する。

図 54 は,概念図で回路設計を表してはいないが,RMIC 再生記録部の RMIC イ

ンタフェースを示し,RMIC でロード変調したフィールド表している。RMIC 再生記録部と通信時,RMIC

は, AIR RMIC 再生記録部で生成し無線フィールドで振幅幅が,最小 0.7 A/m とする。

図 55 は,負荷をス

イッチした結果の振幅変調を示す。

図 56 は,ロード変調の波形を示す。

 54  RMIC インタフェースネットワーク

 55  ロード変調器の説明

データ

マンチェスタ符号化データ

ASK

変調キャリア波形


82

X 6148

:2004

 56  ロード変調

18.9 EDC

  EDC は,16 ビットとしコマンド及びデータを保護する。生成多項式は,次による。

G

(

x

) =

x

16

 +

x

12

 +

x

5

 + 1

附属書 参照)

18.10 RMIC

の状態  RMIC の状態は,次による。

−  リセット状態

−  アイドル状態

−  コマンド及び応答状態

RMIC は,オペレーティングフィールドを感知していない状態で最小 TBD ms 待った後,オペレーティ

ングフィールドを感知すると初期状態にしなければならない。

RMIC の状態は,表 25 による。項目は,実行順番で表の先頭からとし,実行は,表の先頭から始まり,

順次下へ降りていく。RMIC の動作は,条件を満足する表の先頭とする。

 25  RMIC の状態

現在の状態 RMIC 再生記録部電送 RMIC 応答

次の状態

非動作

オペレーティングフィールドの適用

初期化

リセット

あらゆる状態

オペレーティングフィールドの移動

シャットダウン

非動作

現在の状態 RMIC 再生記録部電送 RMIC 応答

次の状態

リセット

アテンションコマンド

アテンション応答

アイドル

リセット

他のコマンド

無応答

リセット

現在の状態 RMIC 再生記録部電送 RMIC 応答

次の状態

アイドル

読出しコマンド

読出し応答

アイドル

アイドル

書込みコマンド

書込み応答

アイドル

アイドル

ステータスコマンド

ステータス応答

アイドル

アイドル

リセットコマンド

リセット応答

リセット

アイドル

他のコマンド

無応答

アイドル

スイッチ閉

スイッチ開


83

X 6148

:2004

 57  RMIC の状態

18.11 

コマンド及び応答  RMIC 再生記録部は,次に示すコマンドを発行し,RMIC は,次に示すコマンド

に応答する。RMIC 再生記録部から RMIC へのメッセージは,プリアンブル,同期パターン,コマンド及

び EDC とし,RMIC から RMIC 再生記録部へのメッセージは,プリアンブル,同期パターン,応答,EDC

及びポストアンブルとする。コマンドを受け取ると,RMIC は,次の動作を実行し,

表 25 による次の状態

へ遷移する。

バイトは,最初に最上位バイトを電送し,バイト内のビットは,最上位のビットを最初に電送する。

LN

パケットデータ長(1  ∼ 21)

OP

オペレーション符号

BKL  ブロックアドレス(MSB)

BKH  ブロックアドレス(LSB) 
SID

セッション ID

ST 0 の場合,リセット状態を示し,1 の場合,アイドル状態を示す。他の設定は,禁止する。

ER 8 ビットのエラーフラグ: 

ビット 1=1

電圧エラー

ビット 2=1

ブロックアドレスエラー

ビット 3=1

書込みエラー

ビット 4=1

条件エラー

ビット 5=1

コンペアデータエラー

エラーが発生していない場合,該当ビットは,0 に設定する。

PR

パラメータ

定義していないコマンドは,無視する。

アテンションコマンドは,読出し/書込みコマンドに先行する。RMIC データは,16 バイト又は 1 ブロ

ックでアクセスできる。読出しコマンド及び書込みコマンドは,アテンションコマンドの後の場合,異な

ったブロックアドレスへ何回でも繰返しができる。

LN

データ

1 バイト

4 バイト又は 20 バイト

(05)  又は(15) D[1]・・・D[4]又は D[1]・・・D[20]

 58  コマンド及び応答


84

X 6148

:2004

18.11.1 

アテンションコマンド及び応答  アテンションコマンドは,2 種類とし,タイプ 1 は,セッション

ID を無視し,タイプ 2 は,セッション ID の確認を取り扱う。

18.11.2 

アテンションコマンド及び応答タイプ 1  コマンドの OP 部が(D4)の場合,BKL,BKH 及び PR は,

(00)に設定する。

LN OP BKL

BKH PR

コマンド

(05) (D4) (00) (00) (00)

応答の OP 部は,(D5)に設定する。コマンドがエラーなしで実行すると,応答の ER 部は,(00)に設定し,

ST 部は,(01)に設定し,PR 部は,(00)に設定する。

LN OP ER ST PR

応答

(05) (D5) (00) (01) (00)

18.11.3 

アテンションコマンド及び応答タイプ 2  コマンドの OP 部が DC の場合,BKL は,(0D)に設定し,

BKH は,(00)に設定し,PR は,セッション ID の(00)に設定する。

LN OP BKL

BKH PR

コマンド

(05) (DC) (0D) (00)  (00)

応答の OP 部は,(DD)に設定する。コマンドがエラーなしで実行すると,応答の ER 部は,(00)に設定し,

ST 部は,(01)に設定し,PR 部は,(m)に設定する。

LN OP ER ST PR

応答

(05) (DD) (00)  (01)  (m)

18.11.4 

読出しコマンド及び応答  コマンドの OP 部が(48)の場合,読出しコマンドであり,BKL 及び BKH

は,ターゲットブロックアドレスとする。RMIC ブロックアドレス(01)(23)からの 1 ブロックがセッション

ID  (m)の場合,BKL は(23)に設定し,BKH は,(01)に設定する。

LN OP BKL

BKH PR

コマンド

(05) (48) (23) (01)  (m)

応答の OP 部は,(49)に設定する。コマンドがエラーなしで実行すると,応答の ER 部は,(00)に設定し,

ST 部は,(01)に設定し,PR 部は,(m)に設定する。

LN OP ER ST PR

応答

(15) (49) (00) (01)  (m)

1 ブロックのデータ(16 バイト)

18.11.5 

書込みコマンド及び応答  コマンドの OP 部が(28)の場合,書込みコマンドであり,BKL 及び BKH

は,ターゲットブロックアドレスとする。RMIC ブロックアドレス(0123)からの 1 ブロックがセッション

ID  (m)の場合,BKL は(23)に設定し,BKH は,(01)に設定する。

LN OP BKL

BKH PR

コマンド

(15) (28) (23) (01)  (m)

1 ブロックのデータ(16 バイト)

応答の OP 部は,(29)に設定する。コマンドがエラーなしで実行すると,応答の ER 部は,(00)に設定し,

ST 部は,(01)に設定し,PR 部は,(m)に設定する。

LN OP ER ST PR

応答

(05) (29) (00) (01)  (m)

18.11.6 

ステータスコマンド及び応答  コマンドの OP 部が(98)の場合,ステータスコマンドであり,BKL

及び BKH は,(00)に設定する。PR は,セッション ID (m)に設定する。

LN OP BKL

BKH PR

コマンド

(05) (28) (00) (00)  (m)

応答の OP 部は,(99)に設定する。コマンドがエラーなしで実行すると,応答の ER 部は,(00)に設定し,

ST 部は,(01)に設定し,PR 部は,(m)に設定する。


85

X 6148

:2004

LN OP ER ST PR B1

B16

応答

(15) (99) (00) (01)  (m)

ステータス情報

18.11.6.1 

ステータス情報  ステータス情報は,16 バイトとする。

バイト位置

情報

B1

ハードウェアリリース番号

B2

最大ブロックアドレス(LSB)

B3

最大ブロックアドレス(MSB)

B4∼B16 (00)に設定する

18.11.7 

リセットコマンド及び応答  コマンドの OP 部が(C8)の場合,リセットコマンドであり,BKL 及び

BKH は,(00)に設定する。PR は,セッション ID (m)に設定する。RMIC は,セッション ID (m)をもち,リ

セット状態へ移動する。

LN OP BKL

BKH PR

コマンド

(05) (C8) (00) (00)  (m)

応答の OP 部は,(C9)に設定する。コマンドがエラーなしで実行すると,応答の ER 部は,(00)に設定し,

ST 部は,(00)に設定し,PR 部は,(m)に設定する。

LN OP ER ST PR

応答

(05) (C9) (00) (00)  (m)

18.12 

ダイアログ

18.12.1 RMIC

からの読出しデータ  RMIC から 1 ブロック読出し,そのブロックアドレスは(0123)とする。

最初に,RMIC 再生記録部は,アテンションコマンドを RMIC へ発行する。動作できる RMIC が存在する

場合,RMIC は,RMIC 再生記録部に応答する。

RMIC からの応答を受け,RMIC 再生記録部は読出しコマンドを RMIC へ発行する。RMIC は,要求され

たデータブロックを応答する。

RMIC 再生記録部が,1 ブロック以上のデータを要求する場合,再度 RMIC 再生記録部は,RMIC がアイ

ドル状態にあるので,アテンションコマンドなしで 2 次ステージの読出しコマンドを何回でも繰り返す。

1 次ステージ:アテンションステージ

LN OP BKL

BKH PR

(05) (D4) (00) (00) (00)

LN OP ER ST  PR

(05) (D5) (00) (01) (00)

2 次ステージ:読出しステージ

LN OP BKL

BKH PR

(05) (40) (23) (01) (00)

LN OP ER ST PR データ

(15) (41) (00) (01) (00)

16 バイト

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド

RMIC から 
RMIC 再 生 記
録部への応答


86

X 6148

:2004

                          RMIC 再生記録部                      RMIC

アテンションステージ

                                         
                                                            応答 
 
  読出しステージ 
                                         
                                                            応答

 59  アテンションステージ及び読出しステージ

18.12.2 RMIC

への書込みデータ  例として,RMIC へ 1 ブロック書き込み,そのブロックアドレスは(0123)

とする。最初に,RMIC 再生記録部は,アテンションコマンドを RMIC へ発行する。動作できる RMIC が

存在する場合,RMIC は,RMIC 再生記録部に応答する。

RMIC からの応答を受け,RMIC 再生記録部は,書込みコマンドを RMIC へ発行する。RMIC は,RMIC

再生記録部に応答する。

RMIC 再生記録部が,1 ブロック以上のデータを書き込む場合,再度 RMIC 再生記録部は,RMIC がアイ

ドル状態にあるので,アテンションコマンドなしで 2 次ステージの読出しコマンドを何回でも繰り返す。

1 次ステージ:アテンションステージ

LN OP BKL

BKH PR

(05) (D4) (00) (00) (00)

LN OP ER ST  PR

(05) (D5) (00) (01) (00)

2 次ステージ:書込みステージ

LN OP BKL

BKH PR

(05) (20) (23) (01) (00)

LN OP ER ST PR データ

(15) (21) (00) (01) (00)

16 バイト

      RMIC 再生記録部                    RMIC

 
アテンションステージ 

                                                                応答 

  書込みステージ 
                                         
                                                                応答

 60  アテンションステージ及び書込みステージ

RMIC 再生記録部
から RMIC へのコ
マンド

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

コマンド

コマンド

コマンド

コマンド

RMIC 再生記録部
から RMIC へのコ
マンド


87

X 6148

:2004

18.12.3 

セッション ID との読出しと書込み  セッション ID は,1 バイト情報とし,RMIC のオフセット 209

とする。カートリッジシリアル番号は,RMIC の独自で正式な呼称とする。カートリッジシリアル番号が

読み出し専用情報であるのに対し,セッション ID は,暫定的な呼称であり,変更可能な情報である。RMIC

を非常に近接して配置しても,RMIC 再生記録部は,セッション ID を用いることによって,正しい RMIC

へ記録し,又正しい RMIC/から/再生する。

RMIC

1

2

3

4

5

6

7

RMIC 再生記録部

セッション ID

 61  セッション ID との読み出し及び書き込み

18.12.3.1 

セッション ID 付きのアテンション  RMIC 再生記録部が RMIC へ電力を十分供給している場合,

内部の状態をリセット状態へ移動する。RMIC 再生記録部がアテンションコマンドの OP 符号を(DC)に設

定して,リセット状態の RMIC へ発行すると,内部の状態は,アイドル状態へ遷移し,セッション ID(m)

が応答メッセージとして PR に報告する。

LN OP BKL

BKH PR

(05) (DC) (0D) (00)  (00)

LN OP ER ST  PR

(05) (DD) (00)  (01)  (m)

18.12.3.2 

セッション ID 付きのリセット  RMIC 再生記録部の前に 7 個の RMIC がある場合,それぞれ独

自のセッション ID をもつとする(

図 61 参照)。セッション ID3 及び 5 の RMIC が停止状態にあるので(リ

セット状態)

,リセットコマンドは,RMIC の両側からの好ましくないクロストークを除去するのに有効で

ある。

1 次ステージ:アテンションステージ  RMIC 再生記録部が RMIC へ電力を十分供給している限り,内

部の状態をリセット状態へ移動する。RMIC 再生記録部がアテンションコマンドの OP 符号を(DC)に設定

して,リセット状態の RMIC へ発行すると,内部の状態は,アイドル状態へ遷移し,セッション ID(m)が

応答メッセージとして PR に報告する。

1 次ステージ:アテンションステージ

LN OP BKL

BKH PR

(05) (DC) (0D) (00)  (00)

LN OP ER ST  PR

(05) (DD) (00)  (01)  (m)

2 次ステージ:リセットステージ  セッション ID3 の RMIC をリセット状態にする。

RMIC 生成装置
から RMIC への
コマンド

RMIC から RMIC
生成装置への応答

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド


88

X 6148

:2004

LN OP BKL

BKH PR

(05) (C8) (00) (00)  03

LN OP ER ST  PR

(05) (C9) (00) (00)  03

3 次ステージ:リセットステージ  セッション ID5 の RMIC をリセット状態にする。

LN OP BKL

BKH PR

(05) (C8) (00) (00) (05)

LN OP ER ST  PR

(05) (C9) (00) (00) (05)

18.12.3.3 

セッション ID 付きの読出し  RMIC から 1 ブロック読み出し,セッション ID は,(04)とし,ブ

ロックアドレスは,(0123)とする。セッション ID を用いての読出しは,目的の RMIC から読み出す安全な

方法である。

1 次ステージ:アテンションステージ

LN OP BKL

BKH PR

(05) (DC) (0D) (00)  (00)

LN OP ER ST  PR

(05) (DD) (00) (01) (04)

                  PR は,セッション ID を示す。

2 次ステージ:リセットステージ  セッション ID3 の RMIC をリセット状態にする。

LN OP BKL

BKH PR

(05) (C8) (00) (00) (03)

LN OP ER ST  PR

(05) (C9) (00) (00) (03)

  セッション ID3 の RMIC がアイドル状態にない場合,応答はない

3 次ステージ:リセットステージ  セッション ID5 の RMIC をリセット状態にする。

LN OP BKL

BKH PR

(05) (C8) (00) (00) (05)

LN

OP ER ST PR

(05) (C9) (00) (00) (05)

  セッション ID5 の RMIC がアイドル状態にない場合,応答はない

4 次ステージ:読出しステージ

LN OP BKL

BKH PR

(05) (48) (23) (01) (04)

                    PR は,セッション ID を示す。

LN OP ER ST  PR  データ 
(15) (49) (00) (01) (04) 16 バイト

                    PR は,セッション ID

18.12.3.4 

セッション ID 付きの書込み  RMIC へ 1 ブロック書き込み,セッション ID は,(04),ブロック

アドレスは,(0123)とする。セッション ID を用いての書込みは,目的の RMIC へ書き込む安全な方法であ

る。

RMIC から 
RMIC 再 生 記 録
部への応答

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

RMIC から 
RMIC 再生記録

部への応答

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド


89

X 6148

:2004

1 次ステージ:アテンションステージ

LN OP BKL

BKH PR

(05) (DC) (0D) (00)  (00)

LN OP ER ST  PR

(05) (DD) (00) (01) (04)

                PR は,セッション ID を示す。

2 次ステージ:リセットステージ  セッション ID3 の RMIC をリセット状態にする。

LN OP BKL

BKH PR

(05) (C8) (00) (00) (03)

LN OP ER ST  PR

(05) (C9) (00) (00) (03)

  セッション ID3 の RMIC がアイドル状態にない場合,応答はない

3 次ステージ:リセットステージ  セッション ID5 の RMIC をリセット状態にする。

LN OP BKL

BKH PR

(05) (C8) (00) (00) (05)

LN OP ER ST  PR

(05) (C9) (00) (00) (05)

  セッション ID5 の RMIC がアイドル状態にない場合,応答はない

4 次ステージ:書込みステージ

LN OP BKL

BKH PR データ

(15) (28) (23) (01) (04)

16 バイト

LN OP ER ST  PR

(05) (29) (00) (01) (04)

                              PR は,セッション ID を示す。

RMIC から 
RMIC 再 生 記 録
部への応答

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

RMIC から 
RMIC 再生記録
部への応答

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド

RMIC 再生記録
部から RMIC へ

のコマンド

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド

RMIC 再生記録
部から RMIC へ
のコマンド


90

X 6148

:2004

附属書 A(規定)光透過率の測定法

A.1 

概要  この附属書は,テープの光透過率の測定装置及び測定法を規定する。

光透過率は,測定装置に試験片を入れないときを 100 とし,入れたときの比を百分率(%)で表す。

A.2 

測定装置の構成  測定装置の構成は,次による。

−  光源

−  光検出部

−  測定用マスク

−  光学系

−  測定回路

A.2.1 

光源  光源は,次のパラメータをもつ赤外線発光ダイオード(LED)を使用する。

波長

: 850 nm

± 50 nm

半値幅

:

± 50 nm

A.2.2 

光検出部  光検出部は,平らなシリコンフォトダイオードを用い,閉回路で動作する。

A.2.3 

測定用マスク  測定用マスクは,厚さを 2mm とし,孔の直径(

d

)をフォトダイオードの受光領域

の 80%∼100%の大きさに設定する。

表面は,黒のつや消しとする。

試験片は,マスクの孔を覆い,かつ,周りの光が漏れないようにマスクに固定する。

A.2.4 

光学系(附属書 図 1)  光は,マスクに垂直に入射し,光源からマスクまでの距離(

L

)は,次

の式による。

L

d

=

2 tan

α

ここに,

d

:  mm

α:  光軸上の最大光量に対して 95%以上の光量がある領域

参考  附属書 図 は,機器などの配置を概念的に説明したものであり,定量的な関係まで示すもの

ではない。定量的関係については,上式が正しい。

A.2.5 

仕上げ  装置全体は,つや消しの黒いケースで覆う。

A.2.6 

測定回路(附属書 図 2)  測定回路は,次による。

E

:出力電圧可変の定電圧電源

R

:電流制限用の抵抗器

LED

:赤外線発光ダイオード

Di

:シリコンフォトダイオード

A

:演算増幅器

Rf0,Rf1

:帰還用の抵抗器

S

:増幅率切替えスイッチ

V

:電圧計

LED に流れる電流,すなわち,照射力は,供給電圧(E)によって変化する。


91

X 6148

:2004

Di は,閉回路で動作する。

演算増幅器の出力は,  V0 = Ik  ×  Rf  で与えられる。ここで,I

k

は,Di の閉回路での電流とする。

出力電圧は,光の明るさに比例する。

Rf0  及び  Rf1  は,許容誤差 1%で,温度による抵抗変化の小さい抵抗器とする。これらの抵抗値の比は,

次の式による。

R

R

f

f

0

1

1

20

=

A.3 

測定法  測定法は,次による。

−  スイッチ(S)を位置(0)に設定する。

−  試験片を取り付けないで,電圧計(V)の指示がフルスケール(100%)になるように LED 供給電圧

(E)を変化させる。

−  リーダテープ又はトレーラテープをマスクに取り付ける。このときの電圧計は,60%∼100%を示す。

−  磁気テープの試験片をマスクに取り付ける。スイッチ(S)を位置(1)に設定する。このときの電圧

計のフルスケールは,光透過率 5%を示す。

L

LED

マスク

d

シリコン
フォトダイオード

光軸

テープ

附属書   1  光学系の構成

R

LED

E

Rf0

Rf1

Di

A

0

1

S

V

附属書   2  測定回路


92

X 6148

:2004

附属書 B(規定)信号対雑音比の測定法

信号対雑音比の測定は,分解能 3 kHz のスぺクトラムアナライザを用いる。試験条件は,特に規定がな

い限り,

本体 10.  による。

B.1 

テープを交流消去する。

B.2 

テープに記録密度 3 436.4 ftpmm  で記録する。その記録周波数を

f

1

  で表す。

B.3 

信号振幅の実効値は,読取りヘッドが最初にテープに接触して 1 ms 後から測定を開始し,1 ms の時

間にわたってスぺクトラムアナライザを掃引して測定する。1 回の掃引によって得た測定値を 1 回分の測

定値とし,8 回分の測定値の平均値を求める。これを

S

tape とする。

これらの 8 回の掃引の際,周波数

f

2

  で全雑音レベルの実効値を測定する。ここで,

f

2

  は,

f

1

より 2 MHz

低い周波数とする。1 回の掃引によって得た測定値を 1 回分の測定値とし,100 回分の測定値の平均値を求

める。これを

N

total

とする。

B.4 

周波数

f

2

  の再生系雑音レベルの実効値は,同じ 1 ms の時間にわたって,テープを巻き付けずにモー

タを回転させて測定する。1 回の掃引によって得た測定値を 1 回分の測定値とし,8 回分の測定値の平均値

を求める。これを

N

amp とする。

B.5 

信号対雑音比は,次による。

dB

log

20

tape

tape

N

S

ここに,

テープ雑音:

N

N

N

tape

total

amp

=

2

2

N

N

amp

tape

          は,0.7 未満とする。

B.6 

テープの信号対雑音比(

SNR

tape)は,B.3B.5 を 10 回以上繰り返し測定した平均値とする。

B.7 

二次基準テープについても B.1B.6 の測定を行い,

二次基準テープの信号対雑音比

SNR

MSRT

を求める。

供試テープの信号対雑音比は,次による。

dB

)

(

MSRT

tape

SNR

SNR


93

X 6148

:2004

附属書 C(規定)記録レベルの公称値及び最大許容値の決定法(記録前条件)

記録レベルの公称値及び最大許容値の試験条件は,本体 10.  による。

C.1 

記録レベルの公称値の決定法

C.1.1 

信号振幅二次基準テープの記録密度 4 581.9 ftpmm の信号を再生し,読み取った値を信号振幅二次基

準テープによって校正する。

C.1.2 

交流消去した二次基準テープに,4 581.9 ftpmm の信号を記録電流が小さい値から徐々に増やしなが

ら記録し,読み取った値が C.1.1 で求めた値と等しくなるまで記録電流を増やす。

C.1.3 

交流消去した供試テープに対し,C.1.2 で求めた記録電流で 4 581.9 ftpmm の信号を記録する。読み

取った値を,記録密度 4 581.9 ftpmm での記録レベルの公称値とする。

C.1.4 

記録密度 763.7ftpmm,859.1ftpmm,981.8 ftpmm,1 145.5ftpmm,1 374.6ftpmm,1 718.2ftpmm,2

291.0ftpmm,3 436.4ftpmm 及び 4 581.9 ftpmm の値を求めるために,C.1.1  ∼  C.1.3 を同様に繰り返す。

C.2 

記録レベルの最大許容値の決定法

C.2.1 

交流消去した二次基準テープに,記録密度 4 581.9 ftpmm の信号を記録電流が小さい値から徐々に増

やしながら記録し,読み取った値が C.1.1 で求めた校正後の値の 120%になるまで記録電流を増やす。

C.2.2 

交流消去した供試テープに対し,C.2.1 で求めた記録電流で 4 581.9 ftpmm の信号を記録する。読み

取った値を,記録密度 4 581.9 ftpmm での記録レベルの最大許容値とする。

C.2.3 

記録密度 763.7ftpmm,859.1ftpmm,981.8 ftpmm,1 145.5ftpmm,1 374.6ftpmm,1 718.2ftpmm,2

291.0ftpmm,3 436.4ftpmm 及び 4581.9 ftpmm の値を求めるために, C.2.1C.2.2 を同様に繰り返す。

C.3 

記録レベルの限界値  極端な記録レベルは,この規格を用いた記録システムの動作に支障を来すので,

互換性が得られる記録レベルの限界値を決める必要がある。限界値は,次による。

記録密度 763.7ftpmm,859.1ftpmm,

981.8 ftpmm,1 145.5ftpmm,1 374.6ftpmm,1 718.2ftpmm,2 291.0ftpmm,

3 436.4ftpmm 及び 4 581.9 ftpmm では,記録レベルの最大許容値とする。

参考  互換性確保のために,記録レベルは,記録密度 763.7ftpmm,859.1ftpmm,981.8 ftpmm,1

145.5ftpmm,1 374.6ftpmm,1 718.2ftpmm,2 291.0ftpmm,3 436.4ftpmm 及び 4 581.9  ftpmm で,

記録レベルの公称値を超えないことが望ましい。


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X 6148

:2004

附属書 D(規定)16  ビットワードから 18  チャネルビット

パターンへの変換

16 ビットワードは,最上位ビットを左側とし,最下位ビットを右側とする。18 チャネルビットパターン

は,最初に記録するビットを左側とし,最後に記録するビットを右側とする。

使用する記録装置は,記録信号の直流成分を 0 に近づける必要がある。すべての 18 チャネルビットパタ

ーンは,0 直流平衡又は直流部とする。各 18 チャネルビットパターンは,DC(直流成分)を最小にする

ために,

次の 18 チャネルビットパターンの二つの代替パターンのどちらかを選択するかを変調器に指示す

るインジケータ Q が含まれる。

  Q'

は,前のパターンの直流情報である。

  Q

は,現在のパターンの直流情報である。

ビットの変換表は,1 821 ページにも及ぶため,次の URL によって入手できる。

 http://www.iso.ch/isoiecxxxxtable.htm

変換表の最初を情報として次に示す。16 ビット及び 18 チャネルビットパターンは,16 進数で示す。

16

ビット

Q’=0 Q Q’=1 Q Q’=2

Q

Q’=3

Q

バイト

チャネル

チャネル

チャネル

チャネル

ビット

ビット

ビット

ビット

パターン

パターン

パターン

パターン

(0000)

(06A84) 2 (1EA97) 0 (3957B) 3

(21568)

1

(0001)

(0A3D7) 3 (0A3DD) 3 (35C28) 2

(35C22)

2

(0002)

(0A3D6) 1 (0A3DC) 1 (35C29) 0

(35C23)

0

(0003)

(0A3D1) 3 (0A3D7) 3 (35C2E) 2

(35C28)

2

(0004)

(0A3D0) 1 (0A3D6) 1 (35C2F) 0

(35C29)

0


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X 6148

:2004

附属書 E(規定)ビットシフトの測定法

試験テープは,情報交換に使用する磁気テープ装置によってシステムオペレーションと互換性のあるモ

ードで記録する。

E.1 

読取り装置  読取り装置は,次による。

附属書 によって測定するときに,トラックの直線性が附属書 の規定を満足する磁気テープ装置によ

って読み取る。

再生ヘッドの出力電圧の絶対値は,規定しない。ただし,再生ヘッド,前置増幅器,回転トランス,ヘ

ッドとテープの相対速度及び積分器は,低い信号対雑音比に起因する問題が発生しないように選択する。

−  再生ヘッド

ギャップ長

:0.15µm ± 0.05µm

ヘッドギャップの角度:正アジマスのヘッドギャップは,スキャナ軸に対して+ 25°00’ ± 15’とする。

:負アジマスのヘッドギャップは,スキャナ軸に対して- 25°00’ ± 15’とする。

−  ヘッドとテープの接触及び再生チャネル

信号取込み中(E.2 参照)のヘッドとテープの接触の安定性及び読取りヘッド,前置増幅器及び回転ト

ランスの総合周波数応答特性は,信号対雑音比で 10 dB 以上の良好なものとする。

E.2 

測定方法  ビットシフトは,再生電圧波形をデジタル記録する計数信号処理を用いて等化器の出力で

測定する。信号取込みは,メインデータゾーン 1 の最初のビットで始まり(本体の 15.1 参照)

,メインデ

ータゾーン 1 のチャネルビットが少なくとも 25 000 個読み取られた時点で終わる。

信号処理のアルゴリズムは,次の段階で実行する。

a)

メインデータゾーン 1 からのデジタル波形をタイミング抽出アルゴリズムに入力する。タイミング抽

出アルゴリズムの例としては,このゾーンからのリードバックチャネルビット信号のビット間隔での

公称中心位置について,一連の一定間隔の基準タイムを生成する第 1 次フーリエ変換がある。これら

の基準タイムは b)∼d)を実行したとき,d)に指定したビットエラー率を満足するように,十分に正確

であることとする。

b)

一連の基準タイムを,同一の周波数と位相で残りの信号キャプチャ間隔に拡張する。これらの基準タ

イムは,メインデータゾーン 1 からのリードバックチャネルビット信号のビット間隔での公称中心位

置のタイミングを定義する。

c)

メインデータゾーン 1 から取り込んだビット間隔での公称中心位置で,再生電圧を 2%よりも高い精

度で測定する。

d)

メインデータゾーン 1 から取り込んだ各ビット間隔について,ビットエラー率が 1/10000 よりも小さ

い検出方法を用いて,テープ上の対応するビットセルの状態を推測する。ヘッド走行方向に磁化され

ている各ビットセルに,+1 のデータ値

D

を割り当て,ヘッド走行と反対方向に磁化されている各ビ

ットセルに,-1 のデータ値

D

を割り当てる。

e)

各ビットセルについて,4 要素のベクトルを作成し,各要素に 1,2,3,4 と番号を付ける。第 3 要素

D

3

の値は,現在のビットセルのデータ値

D

とし,第 4 要素の

D

4

の値は,次のビットセルのデータ


96

X 6148

:2004

D

とする。第 1 要素及び第 2 要素それぞれの値

D

1

D

2

は,前の 2 個のビットセルのデータ値

D

する。その結果,ベクトル値は,16 個のベクトル値のベクトル値

i

をもつ。

f) 16

個の各ベクトル値について,ベクトル値がそのベクトル値

i

をもつすべてのビットセルの c)で測定

したプレイバック電圧の平均値 V

i

を計算する。

g)

電圧平均値とデータ値を各ベクトル値に一つずつ与え,16 個のボルテラシリーズを作成する。各シリ

ーズは,次による。

0000

A

V

i

=

                                                    (d.c 成分.)

3

0010

2

0100

D

A

D

A

+

+

                                        (信号成分)

4

0001

1

1000

D

A

D

A

+

+

                                    (線形 ISI 成分)

4

3

0011

3

2

0110

2

1

1100

D

D

A

D

D

A

D

D

A

+

+

+

              (非線形 ISI 成分)

4

1

1001

4

2

0101

3

1

1010

D

D

A

D

D

A

D

D

A

+

+

+

          (高次非線形 ISI 成分)

4

3

2

1

1111

4

3

1

1011

4

2

1

1101

D

D

D

D

A

D

D

D

A

D

D

D

A

+

+

+

  (高次線形 ISI 成分)

4

3

2

0111

3

2

1

1110

D

D

D

A

D

D

D

A

+

+

 (ビットシフトに関係する非線形 ISI 成分)

h)  g)

で定義する 16 個の連立方程式を解くことによって,ボルテラ係数の

A

0000

  ∼

A

1111

を算出する。

i)

ビットシフトに関係する非線形 ISI 干渉を示すボルテラ係数は,

A

1110

及び

A

0111

となる。

参考  この方法の論理的根拠は,次の文献に記述されている。

Newby, P. and Wood, R., 1986  "The effects of Nonlinear Distortion on Class IV Partial Response"

IEEE Transactions on Magnetics  Volulme MAG-22, Number 5, September 1986, Page 1203

この方法の適用方法については,次の文献に記述されている。

Williams, C.H., 1990  "The Measurement and Classification of Impairment for DVTR Transports"

8th Conference on Video, Audio and Data Recording  IEE Conference Publication No. 319, page 67


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X 6148

:2004

附属書 F(規定)トラックエッジの直線性の測定法

F.1 

測定条件  試験片は,長手方向に 0.04N  ∼ 0.06 N の張力を加える。

F.2 

測定方法  記録トラックのエッジ上に,テープ基準縁からの距離 4.5565 mm を中心とし,長手方向の

軸がテープ基準縁に対して,

α = 4.8850° 傾いた 61.600 mm×3.5μm の長方形の箱を設定する。

F.3 

要求事項  トラックエッジは,箱の短い辺にだけ交差しなければならない。

附属書   1  トラックエッジの直線性の測定法


98

X 6148

:2004

附属書 G(規定)ECC  の計算

C1 符号は,GF(28)  リードソロモン符号 (64, 58, 7)とし,C2 符号は,GF(28)  リードソロモン符号 (56,

48, 9) とする。

* C1 パリティは,シンボルでインターリブした 2 ブロックとして完了する。 
GF(28)は,次の多項式によって算出する。

G(

x

) =

x

8 +

x

4 +

x

3 +

x

2 + 1

α = (00000010)

C1 符号ののインターリーブ深度は,2 バイトとし,C2 符号のインターリーブ深度は 8 ブロックとする。

ECC バイトは,次の式による。

H

P  ×

V

P= 0

H

Q  ×

  V

Q= 0

生成多項式は,次の式による。

( )

(

)

=

=

=

5

i

0

i

i

P

α

x

x

G

( )

(

)

=

=

=

7

i

0

i

i

Q

α

x

x

G

Hp =

α

0

α

0

α

0

α

0

… …

α

0

α

0

α

0

α

63

α

62

α

61

α

60

… …

α

2

α

1

α

0

α

126

α

124

α

122

α

120

… …

α

4

α

2

α

0

α

189

α

186

α

183

α

180

… …

α

6

α

3

α

0

α

252

α

248

α

244

α

240

… …

α

8

α

4

α

0

α

315

α

310

α

305

α

300

… …

α

10

α

5

α

0

HQ =

α

0

α

0

α

0

α

0

… …

α

0

α

0

α

0

α

55

α

54

α

53

α

52

… …

α

2

α

1

α

0

α

110

α

108

α

106

α

104

… …

α

4

α

2

α

0

α

165

α

162

α

159

α

156

… …

α

6

α

3

α

0

α

220

α

216

α

212

α

208

… …

α

8

α

4

α

0

α

275

α

270

α

265

α

260

… …

α

10

α

5

α

0

α

330

α

324

α

318

α

312

… …

α

12

α

6

α

0

α

385

α

378

α

371

α

364

… …

α

14

α

7

α

0

α

440

α

432

α

424

α

416

… …

α

16

α

8

α

0


99

X 6148

:2004

VP =

  D 2k,l

D 2k,l+2 
D 2k,l+4 
D 2k,l+6 
D 2k,l+8 
D 2k,l+10 
D 2k,l+12 
D 2k,l+14  
D 2k,l+16 
D 2k,l+18 
D 2k,l+20 
D 2k,l+22 
D 2k,l+24 
D 2k,l+26 
D 2k,l+28 
D 2k,l+30 
D 2k,l+32 
D 2k,l+34 
D 2k,l+36 
D 2k,l+38 
D 2k,l+40 
D 2k,l+42 
D 2k,l+44 
D 2k,l+46 
D 2k,l+48 
D 2k,l+50 
D 2k,l+52 
D 2k,l+54 
D 2k,l+56 
D 2k,l+58 
D 2k,l+60 
D 2k,l+62 
D 2k+1, l+64 
D 2k+1, l+66 
D 2k+1, l+68 
D 2k+1, l+70 
D 2k+1, l+72 
D 2k+1, l+74 
D 2k+1, l+76 
D 2k+1, l+78 
D 2k+1, l+80 
D 2k+1, l+82 
D 2k+1, l+84 
D 2k+1, l+86 
D 2k+1, l+88 
D 2k+1, l+90 
D 2k+1, l+92 
D 2k+1, l+94 
D 2k+1, l+96 
D 2k+1, l+98 
D 2k+1, l+100 
D 2k+1, l+102 
D 2k+1, l+104 
D 2k+1, l+106 
D 2k+1, l+108 
D 2k+1, l+110 
D 2k+1, l+112 
D 2k+1, l+114 
P 2k+1,l+116 
P 2k+1,l+118 
P 2k+1,l+120 
P 2k+1,l+122 
P 2k+1,l+124 
P 2k+1,l+126

VQ =

  Qm, n

Qm+6, n 
Qm+12, n 
Qm+18, n 
Dm+24, n 
Dm+30, n 
Dm+36, n 
Dm+42, n 
Dm+48, n 
Dm+54, n 
Dm+60, n 
Dm+66, n 
Dm+72, n 
Dm+78, n 
Dm+84, n 
Dm+90, n 
Dm+96, n 
Dm+102, n 
Dm+108, n 
Dm+116, n 
Dm+122, n 
Dm+128, n 
Dm+132, n 
Dm+138, n 
Dm+144, n 
Dm+150, n 
Dm+156, n 
Dm+162, n 
Dm+168, n 
Dm+174, n 
Dm+180, n 
Dm+186, n 
Dm+192, n 
Dm+198, n 
Dm+204, n 
Dm+210, n 
Dm+216, n 
Dm+222, n 
Dm+234, n 
Dm+246, n 
Dm+252, n 
Dm+258, n 
Dm+264, n 
Dm+270, n 
Dm+276, n 
Dm+282, n 
Dm+288, n 
Dm+294, n 
Dm+300, n 
Dm+306, n 
Qm+312, n 
Qm+318, n 
Qm+324, n 
Qm+330, n 


100

X 6148

:2004

ここに,  P

ij

 = C1  バイト

Qij = C2  バイト

    i =

ブロック番号

    j =

シリアル番号

なお,C1 バイトは,次による。

= 0,1,...,335

l

 = 0,1

k

 = 0  ∼ 23,又は 312  ∼ 335 では,Vp の D

ij

は Q

ij

C2 バイトは,次による。

5

0

≤ m

127

0

≤ n

各ブロックに含む 128 個のバイトは,0  ∼ 127 のシリアル番号で識別し,0  ∼ 335 ブロック番号で識別

する。


101

X 6148

:2004

附属書 H(参考)輸送条件

この附属書(参考)は,カートリッジの望ましい輸送条件を記述するもので,規定の一部ではない。

H.1 

環境条件  カートリッジの輸送時の環境条件は,次によることが望ましい。

  温度

:−40 °C  ∼ 45°C

  相対湿度

:5%∼ 80%

  湿球温度

:26 °C  以下

カートリッジの内部及び表面は,結露してはならない。

H.2 

カートリッジの輸送条件  カートリッジの輸送は,次による。

H.2.1 

衝撃及び振動  輸送中のカートリッジへの損傷を最小限にするために,次のような対策を取ること

が望ましい。

a) 

カートリッジを変形させるおそれがある機械的な荷重を加えてはならない。

b) 

カートリッジは,1 m を超える高さから落下させてはならない。

c) 

カートリッジは,十分な衝撃吸収材をもった強固な箱の中に収納する。

d) 

カートリッジの収納箱は,内部が清浄で,かつ,じんあい(塵埃)

,水などの侵入がない構造とする。

e) 

カートリッジの収納箱内での収納方法は,テープリールの中心軸が水平になるようにする。

f) 

カートリッジの収納箱は,正しい方向(天地)に置けるように明確な表示をする。

H.2.2 

極端な温度及び湿度

a) 

温度及び湿度の急激な変化は,どの場合でも可能な限り回避する。

b) 

輸送されたカートリッジは,必ず使用環境条件に最低 24 時間放置する。

H.2.3 

誘導磁界の影響  カートリッジとカートリッジ収納箱の最外壁との距離は,外部磁界の影響による

信号破壊の危険性を最小限にするため,80 mm 以上とする。


102

X 6148

:2004

附属書 I(参考)記録時再生(RAW)

この附属書(参考)は,記録時再生について記述するもので,規定の一部ではない。

記録時再生(RAW)は,フレームを記録した後に,正しく記録できたかどうかを検査し,正しく記録で

きていないときは,再記録するために,直ちに,そのフレームを再生することである。RAW は,フレー

ム単位で行う。RAW を行うときは,テープのデータ領域だけで行うこととし,アンブルフレームで行っ

てはならない。RAW を行うときは,他のフレームに適用したか否かにかかわらず,個々のフレームごと

に適用するかどうかを決めてもよい。RAW 検査で,フレームが正しく記録できていない判断すると,テ

ープに沿いその先に再記録する。再記録するフレームが,元のフレームを重ね書きすることはない。

RAW 検査の第一の目的は,テープの欠陥によって発生する多量の誤りを含むフレームの検出である。し

たがって,すべてのチャネルビットが正しく再生できなくても必ずしも再記録を行う必要はない。データ

交換の信頼性は,

記録品質及びデータデコード品質だけに十分な余裕をもつことが最小の要求事項である。

フレームの品質を検査する方法の例としては,ミッシングパルスの長さ,レベル及びレベルの分布,C1

符号又は C2 符号によって検出された欠陥の数を数えること,記録及び再生のチェックサムを比較するこ

と,記録及び再生データの比較をサンプル期間又は常時行うことなどである。

フレームを再記録するときは,テープ上に複数の同じフレームが存在する可能性がある。それに引き続

く再生によって,フレームのデータが複数の部分から再生した場合,前に再生したフレームのデータは,

記録の失敗の可能性があるので,最後に再生したデータを使用することを推奨する。


103

X 6148

:2004

附属書 J(参考)基本グループ 0 の内容

この

附属書(参考)は,基本グループ番号 0 の内容を記述するもので,附属書 図 に示すものとし,

規定の一部ではない。

バイト位置

フィールド ID

内容の説明

0  ∼ 2 405 375

製造業者用データ

規定しない

附属書   1  基本グループ 0 の内容の例


104

X 6148

:2004

附属書 K(参考)AIT3 様式のチップ

この附属書(参考)は,AIT3 様式のチップについて記述するもので,規定の一部ではない。

RMIC は,アンテナをもったチップで構成する。このチップは,ソニー株式会社が工業所有権をもって

いるので,留意されたい。


105

X 6148

:2004

附属書 L(参考)G2 サブグループの誤り検出符号の EDC  の生成

この附属書(参考)は,G2

サブグループの誤り検出符号の EDC の生成について記述するもので,規定

の一部ではない。

附属書 図 は,シフトレジスタのフィードバック接続を表し,G2 サブグループの誤り検出用 EDC バ

イトの生成に使用する。

動作開始前に,シフトレジスタの全位置は,0 に設定する。入力データはレジスタの C15 の内容と加算

(EXCLUSIVE-OR)

し,

フィードバックする。

フィードバックは,

更に C4 及び C11 に加算

(EXCLUSIVE-OR)

する。

シフト中に EXCLUSIVE-OR の出力は,C0,C5 及び C12 に入力する。最後のデータビットを加算後,

レジスタは再度上述のシフトを行う。

最後にレジスタは,EDC となる。

EDC 書込み中に更にシフトが発生すると制御信号によって EXCLUSIVE-OR 動作が中断する。

読込み時の誤りチェックに書込み中と同じ動作でシフトレジスタにデータビットを加算する。データを加算後,EDC

バイトもシフトレジスタにデータと同じように入力する。最後のシフトが終了後,レコードに誤りがない時,レジス

タの値は,0 に設定する。

附属書   1  EDC シフトレジスタ