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X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人  日本規格協会(JSA)から,工業標

準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業

大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 11179-3:2003,Information

technology

―  Metadata registries (MDR)  ―Part 3:

Registry metamodel and basic attributes

を基礎として用いた。

JIS X 4181-3

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(参考)用語のアルファベット順一覧

附属書 B(参考)モデリング表記法

附属書 C(参考)ISO/IEC 11179-3:1994 基本属性から ISO/IEC 11179-3:2003 メタモデル及び基本属性

への写像

JIS X 4181

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS

X

4181-1

データ要素の仕様−第1部:データ要素の仕様に関する枠組み

JIS

X

4181-2

データ要素の仕様−第2部:データ要素の分類

JIS

X

4181-3

メタデータ登録簿(MDR)−第 3 部:登録簿メタモデル及び基本属性


X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

(2) 

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

1.1

  適用範囲−メタデータ登録簿の構造 

1

1.2

  適用範囲―メタデータ項目の基本属性 

2

1.3

  適用範囲―現在規定していない側面 

2

1.4

  適用性の範囲 

2

2.

  引用規格

2

3.

  定義

3

3.1

  メタモデル構成要素の定義 

3

3.2

  この規格で使用する上位語 

4

3.3

  メタモデルにおけるメタデータオブジェクトのアルファベット順一覧

6

3.4

  略語の一覧 

17

4.

  メタデータ登録簿の構造 

17

4.1

  メタデータ登録簿のためのメタモデル 

17

4.2

  メタモデルの適用

17

4.3

  メタモデルの仕様

18

4.4

  型,実現値及び値

18

4.5

  拡張性

18

4.6

  日付参照 

19

4.7

  メタモデルの記述

19

4.8

  管理及び識別の領域

22

4.9

  命名及び定義の領域

27

4.10

  分類の領域 

30

4.11

  データ要素概念の領域 

31

4.12

  概念及び値域の領域 

34

4.13

  データ要素の領域

38

4.14

  統合メタモデル

41

5.

  基本属性

42

5.1

  基本属性の使用法

42

5.2

  共通属性 

43

5.3

  データ要素概念に固有の属性

44

5.4

  データ要素に固有の属性 

45

5.5

  概念定義域に固有の属性 

45

5.6

  値域に固有の属性

45

5.7

  許容値に固有の属性

45


X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

(3) 

5.8

  値意味に固有の属性

46

6.

  適合性

46

6.1

  適合性の程度 

46

6.2

  適合性の水準 

46

6.3

  義務

47

6.4

  この規格の前の版に対する適合性 

47

6.5

  実装適合性宣言(ICS

47

6.6

  登録に関する役割及び責任 

47

附属書 A(参考)用語のアルファベット順一覧

48

附属書 B(参考)モデリング表記法 

49

附属書 C(参考)ISO/IEC 11179-3:1994 基本属性から ISO/IEC 11179-3:2003 メタモデル及び基本属性への

写像 

50

 


     

日本工業規格

JIS

 X

4181-3

:2004

(ISO/IEC 11179-3

:2003

)

メタデータ登録簿(MDR)  

第 3 部:登録簿メタモデル及び基本属性

Information technology

Metadata registries (MDR) 

Part 3:

Registry metamodel and basic attributes

序文  この規格は,2003 年に第 2 版として発行された ISO/IEC 11179-3:2003,Information technology ―

Metadata registries (MDR)

― Part 3:

Registry metamodel and basic attributes

を翻訳し,技術的内容及び規格票

の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。1.6.については,原国際規格の同項目を全文翻

訳し,

附属書 A∼附属書 については,それぞれ原国際規格の同項目の内容を引用するものとした。

なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

参考  この規格は,次の正誤票を反映している。

          ISO/IEC 11179-3:2003/Cor.1:2004, Information technology

― Metadata registries (MDR)

―  Part 3: Registry metamodel and basic attributes TECHNICAL CORRIGENDUM 1

1. 

適用範囲  この規格は,

メタデータ登録簿

  (Metadata Registry)

の構造について規定する( 1.1 参照)。こ

の規格は,メタデータ項目を記述するのに必要な基本属性及び完備したメタデータ登録簿が適合していな

い状況(例えば,他の国際規格の仕様の中)で使用してもよい基本属性を規定する。

1.2 参照)

1.3

は,現在規定していない側面を示す。

1.4

は,この規格を適用してもよい活動の例を示す。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO/IEC 11179-3:2003

,Information technology ― Metadata registries (MDR) ―Part 3:

Registry

metamodel and basic attributes (IDT)

    参考  この規格では用語を強調するとき,斜体を使用する。

1.1 

適用範囲−メタデータ登録簿の構造  包括的な

メタデータ登録簿

管理機能は,規則及び手続の集合

を必要とする。この規則及び手続は,次のとおりこの箇条に続く箇条及び附属書で示され,この規格の他

の部で補完される。

a)

メタデータオブジェクトの定義は,この規格の 3.3 による。

b)

概念データモデルの形式での登録簿の構造は,この規格の 4.による。

登録簿の側面は,次のとおり JIS X 4181 規格群の他の部で詳細に示す。

a) 

JIS X 4181

規格群のための総合的な枠組みは,この規格群の第 1 部で規定する。

b)

メタデータを分類するための規則及び指針は,この規格群の第 2 部による。


2

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

c)

定義の定式化のための規則及び指針は,11179-4 による。

d)

メタデータのための命名及び識別の原則は,11179-5 による。

e)

メタデータを登録するための規則及び指針は,11179-6 による。

モデル図は,統一モデリング言語(Unified Modeling Language, 略称 UML)表記法で表すが,この規格

は,特定のシステム環境,データベース管理システム,データベース設計方法論,システム開発方法論,

データ定義言語,コマンド言語,システムインタフェース,利用者インタフェース,コンピュータプラッ

トフォーム,又は実装のために必要な技術について仮定もしないし,推奨もしない。この規格は,通信及

び情報処理システムにおけるデータの実際の使用に直接適用しない。

1.2 

適用範囲―メタデータ項目の基本属性  この規格は,メタデータ項目を記述するのに必要な基本属

性及び完備した

メタデータ登録簿

が適合していない状況(例えば,他の国際規格の仕様の中)で使用して

もよい基本属性を規定する。

1.3

適用範囲―現在規定していない側面  この規格は,次の要件を現在のところ規定していない。

a)

複合データ構造,カプセル化,ステレオタイプ及び継承。

b)

文脈内の名前の一意性を強いるための能力。

c)

文脈のための命名規約の仕様。

d)

名前とは違った指定(例えば,アイコン)

e)

日付に加えるべき時間の仕様。

f)

メタモデルの属性のために規定した概念定義域及び値域。

g) XML

文書又は XML スキーマの登録。

h)

登録簿にアクセスするための応用プログラミングインタフェース(API)及び関連する結合。

i)

名前及び定義を除いた多言語支援。

j)

文化的な適用性。

1.4

適用性の範囲  この規格は,次のことを含む活動に適用する。

a)

データ要素の種々の収集間での交換又は参照を含むメタデータ登録簿の定義,仕様及び内容。

b)

データ交換のための応用指向モデル,データベース及びメッセージ型式の設計及び仕様。

c)

通信及び情報処理システムにおけるデータの実使用。

d)

メタデータの種々の収集間での交換及び参照。

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの

規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付

記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS X 0001:1994

  情報処理用語 — 基本用語

備考 ISO/IEC 

2382-1:1993, Information technology — Vocabulary — Part 1: Fundamental terms

が,こ

の規格と一致している。

JIS X 0301:2002

  情報交換のためのデータ要素及び交換形式 — 日付及び時刻の表記

備考  ISO 8601:2000, Data elements and interchange formats — Information exchange — Representation

of dates and times

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS X 0304:1999

  国名コード

備考  ISO 3166-1:1997, Codes for the representation of names of countries and their subdivisions — Part


3

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

1:Country codes

が,この規格と一致している。

JIS X 4181-1:2002

  データ要素の仕様 — 第 1 部:データ要素の仕様に関する枠組み

備考  ISO/IEC 11179-1:1999, Information technology — Specification and standardization of data

elements — Part 1:

Framework for the specification and standardization of data elements

が,この規

格と一致している。

JIS X 4181-2:2002

  データ要素の仕様 — 第 2 部:データ要素の分類

備考  ISO/IEC 11179-2:2000, Information technology — Specification and standardization of data

elements — Part2:

Classification for data elements

が,この規格と一致している。

JIS Z 8202-0

量及び単位−第 0 部:一般原則

備考  ISO 31-0,  Quantities and units — Part 0: General

principles

が,この規格と一致している。

ISO 639-2:1998, Codes for the representation of the names of languages — Part 2:

Alpha-3 code

ISO 1087-1:2000, Terminology work — Vocabulary — Part 1:

Theory and application

ISO/IEC 2382-17:1999, Information technology — Vocabulary — Part 17: Databases

参考  JIS X 0017:1997 は,ISO/IEC 2382-17:1996, Information technology — Vocabulary — Part 17:

Databases

と一致している。すなわち,JIS X 0017:1997 は,ISO/IEC 2382-17:1999 ではなく,

ISO/IEC 2382-17:1996

と一致している。

ISO 5127:2001, Information and documentation — Vocabulary

ISO/IEC 6523-1:1998, Information technology — Structure for the identification of organization and

organization parts — Part 1:

Identification of organization identification schemes

ISO/IEC 6523-2:1998, Information technology — Structure for the identification of organization and

organization parts — Part 2:

Registration of organization identification schemes

ISO/IEC 11179-4, Information technology — Specification and standardization of data elements — Part 4:

Rules and guidelines for the formulation of data definitions

ISO/IEC 11179-5, Information technology — Specification and standardization of data elements — Part 5:

Naming and identification principles for data elements

ISO/IEC 11179-6, Information technology — Specification and standardization of data elements — Part 6:

Registration of data elements

ISO/IEC 11404:1996, Information technology — Programming languages, their environments and

systemsoftware interfaces — Language-independent datatypes

ISO 12620:1999, Computer applications in terminology — Data categories

ISO/IEC 19501-1:2002, Information technology — Unified Modeling Language (UML) — Part 1:

Specification

3. 

定義  この規格の目的のために,次の用語及び定義を適用する。

3.1

は,登録簿メタモデルを規定するのに使用するメタモデル構成要素を定義する。

3.2

は,3.1 又は 3.3 のいずれにも含まれないで,この規格で使用する上位語及びその定義を記載する。

3.3

は,メタモデルそれ自身によって規定されるメタデータオブジェクトを定義する。

3.1

3.3 の用語のアルファベット順一覧は,

附属書 に示す。

3.1 

メタモデル構成要素の定義  この 3.1 では,4.の登録簿メタモデルを規定するのに使用するメタモデ

ル構成要素を定義する。


4

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

3.1.1

相互関係(association)  <メタモデル>二つのクラス間における意味上の関連。

備考  相互関係は,関連の型とする。

ISO/IEC 19501-1:2001 の 2.5.2.3 を変更)

3.1.2

相互関係クラス(association class)  <メタモデル>クラスでもある相互関係。

備考  クラスの集合を結合するだけでなく,その関連自身に属する特徴の集合を定義する。

ISO/IEC 19501-1:2001 の 2.5.2.4 を変更)

3.1.3

属性(attribute)  <メタモデル>オブジェクト又は実体の性質。

3.1.4

クラス(class)  <メタモデル>同じ属性,操作,メソッド,関連及び意味を共有するオブジェクト

の集合の記述。

ISO/IEC 19501-1:2001 の 2.5.2.9

3.1.5

合成属性(composite attribute)  <メタモデル>データ型が非原子的である属性。

3.1.6

合成データ型(composite datatype)  <メタモデル>クラスでもあるデータ型。

備考  合成データ型は,合成属性に対するデータ型として使用する。

3.1.7 

はん(汎)化(generalization)  <メタモデル>より一般的なクラス(親)と,より特化したクラス

(子)との間の関連。ここで,クラス(子)は,クラス(親)(すなわち,それはその全属性及び関連を

もつ。

)と完全に一致し,付加的な情報を加えている。

備考  はん(汎)化は,関連の型とする。

ISO/IEC 19501-1:2001 の 2.5.2.24 を変更)

3.1.8

(メタデータ登録簿における)識別子 [identifier (in Metadata Registry)]  <メタモデル>特定の文脈

内で,その文字列で関連づけられるものを,一意に識別することができる文字列。

備考  名前は,言語学上,中立でないので識別子として使用すべきでない。

3.1.9

(登録簿メタモデルにおける)関連  [relationship (in registry metamodel)]  <メタモデル>モデル要素

間の関係。

備考  この規格では,関連は,相互関係又ははん(汎)化のいずれかとする。

ISO/IEC 19501-1:2001 の 2.5.2.36

3.2 

この規格で使用する上位語

3.2.1

属性実現値(attribute instance)  属性の特定の実現値。

備考  属性の実現値とその属性の値とを区別するため,ISO 2382-17:1993 の 17.02.13 を修正。

3.2.2

属性値(attribute value)  属性実現値と関連をもつ値。

備考  属性の実現値とその属性の値とを区別するため,ISO 2382-17:1993 の 17.02.13 を修正。

3.2.3

基本属性(basic attribute)  メタデータの仕様で共通に必要なメタデータ項目の属性。

3.2.4

結合(binding)  一つの枠組み又は仕様から他のものへの写像。

3.2.5

性質(characteristic)  オブジェクト又はオブジェクトの集合がもつ特性の抽象化したもの。

備考  性質は,概念を記述するために使用する。

ISO 1087-1 の 3.2.4

3.2.6

共通属性(common attribute)  メタデータ項目のすべての型に適用可能である基本属性。

3.2.7

(メタデータ登録簿の)共通機能  [common facility (of Metadata Registry)]  登録簿の管理項目のす

べての型へ適用可能なメタデータ登録簿によって提供される機能。

備考  この規格のこの版で定義される共通機能は,次のとおりとする。

−  管理及び識別(4.8 参照)


5

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

−  名前付け及び定義(4.9 参照)

−  分類(4.10 参照)

3.2.8

概念データモデル(conceptual data model)  現実世界の抽象的な見方を表現するデータモデル。

3.2.9

条件付き(conditional)  ある特定の条件の下で必要とされること。

備考1.  メタデータ項目の属性に適用される三つの義務状態の一つで,その属性を必要とする条件を

示す。必す(須)

3.2.17)及び任意選択(3.2.28)も参照。

2. 

義務状態は,

“記録済み”又はより高位の登録状態をもつメタデータ項目に適用する。

3.2.10 

データ(data)  情報の表現であって,伝達,解釈又は処理に適するように形式化され,再度情報

として解釈できるもの。

備考  データに対する処理は,人間が行ってもよいし,自動的手段で行ってもよい。

JIS X 0001 の 01.01.02

3.2.11

データモデル(data model)  特性,構造及び相互関係を規定するデータの図式的及び/又は文章

的な表現。

3.2.12

定義(definition)  関連した概念からそれを区別するのに役に立つ記述的文による概念の表現。

ISO 1087-1 の 3.3.1

備考  (管理項目の)定義(3.3.53)も参照。

3.2.13

指定(designation)  それを表記する記号による概念の表現。(ISO 1087-1 の 3.4.1

備考  (管理項目の)指定(3.3.61)及び名前(3.2.26)も参照。

3.2.14 

実体(entity)  物の間の関連を含めて,存在するか,存在したか,又は存在するかもしれない任

意の具体的又は抽象的なもの。

  人間,オブジェクト,事象,観念,処理など。

備考  実体についてのデータが入手可能かどうかにかかわらず実体は,存在することに注意する。

ISO/IEC 2382-17 の 17.02.05

3.2.15

拡張(extension)  <JIS X 4181-3>この規格で定義しない特徴。

<登録簿メタモデル>この規格で定義しない,メタデータ登録簿の実装が提供するクラス,

属性又は関連。

3.2.16

言語(language)  通常は語い(彙)及び規則からなる伝達のための記号体系。

ISO 5127 の 1.1.2.01

3.2.17

必す(須)(mandatory)  常に必要とされること。

備考1.  メタデータ項目の属性に適用される三つの義務状態の一つで,その属性を必要とする条件を

示す。条件付き(3.2.9)及び任意選択(3.2.28)も参照。

2. 

義務状態は,

“記録済み”又はより高位の登録状態をもつメタデータ項目に適用する。

3.2.18

メタデータ(metadata)  他のデータを定義し記述するデータ。

3.2.19

メタデータ項目(metadata item)  メタデータオブジェクトの実現値。

備考1.  この規格群において,この用語は,この規格の 4.のメタモデルで記述されるメタオブジェク

トの実現値にだけ適用する。例は,データ要素,データ要素概念,許可値などの実現値を含

む。

2. 

メタデータ項目は,実現値化するメタデータオブジェクトに適切な関連した属性をもつ。

3.2.20

メタデータオブジェクト(metadata object)  メタモデルによって定義されるオブジェクト型。

備考  この規格群において,この用語は,この規格の 4.のメタモデルで記述されるメタデータオブジ

ェクトにだけ適用する。例は,データ要素,データ要素概念,許可値などを含む。完全な表は,


6

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

3.3

を参照。

3.2.21

メタデータ登録簿内容(metadata register)  メタデータ登録簿によって保守される情報蓄積又はデ

ータベース。

3.2.22

メタデータ登録簿(Metadata Registry,MDR)  メタデータを登録するための情報システム。

備考  関連した情報蓄積又はデータベースは,メタデータ登録簿として知られる。

3.2.23

メタデータ集合(metadata set)  メタデータの収集。

3.2.24

メタモデル(metamodel)  一つ以上の他のデータモデルを規定するデータモデル。

3.2.25

メタモデル構成要素(metamodel construct)  モデル化のための表記単位。

備考  この規格で使用するメタモデル構成要素は,3.1 で定義する。

3.2.26

名前(name)  言語表現によるオブジェクトの指定。

備考  (管理項目の)名前(3.3.77)も参照。

3.2.27

オブジェクト(object)  認知できる又は考えられるすべてのもの。

備考  オブジェクトは,物質的なもの(例えば,エンジン,一枚の紙,ダイアモンド),非物質的なも

の(例えば,変換率,プロジェクト計画)又は想像上のもの(例えば,一角獣)であってもよ

い。

ISO 1087-1 の 3.1.1 を変更)

3.2.28

任意選択(optional)  許されるが必要とされないこと。

備考1.  メタデータ項目の属性に適用される三つの義務状態の一つで,その属性を必要とする条件を

示す。条件付き(3.2.9)及び必す(須)

3.2.17)も参照。

2. 

義務状態は,

“記録済み”又はより高位の登録状態をもつメタデータ項目に適用する。

3.2.29

登録簿項目(registry item)  メタデータ登録簿に記録されるメタデータ項目。

3.2.30

登録簿メタモデル(registry metamodel)  メタデータ登録簿を指定するメタモデル。

3.2.31

関連メタモデル参照(related metadata reference)  あるメタデータ項目から他への参照。

備考  登録機関は,関連メタモデル参照を記録するために,参照文書,管理記録,又は注釈を使用す

ることができる。

3.2.32

(メタデータの)幹事職 [stewardship (of metadata)]  一つ以上の管理項目に適用できる管理レコー

ドを維持するための責務。

備考1.  メタデータの登録の責務は,メタデータの幹事職の責務とは異なってもよい。

2.

(管理項目の)幹事職(3.3.120)も参照。

3.3 

メタモデルにおけるメタデータオブジェクトのアルファベット順一覧  この 3.3 は,4.のメタデータ

モデルにおけるメタデータオブジェクトの名前である用語を定義する。各メタデータオブジェクトは,3.1

のメタモデル構成要素の一つ(すなわち,クラス,属性,合成属性,関連又は相互関係クラス)でモデル

化される。各メタモデルオブジェクトに適用できるメタモデル構成要素は,定義の後に示す。属性に対し

て,関連するクラスも示す。

この 3.3 は,モデルの英大文字使用規約に従う。すなわち,クラス,相互関係クラス及び合成データ型

の名前は,頭文字を英大文字で書き,属性又は関連の名前は,英小文字を用いる。

参考  頭文字を英大文字で書く用語に対する日本語の用語は,太字で表示する。

3.3.1

管理項目(Administered Item)  管理情報が管理レコードに記録されるための登録簿項目。

備考1.  メタモデル構成要素:

クラス

2. 

この規格によって規定した

管理項目

の型は,4.7.2 で規定する。


7

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

3.3.2

管理項目分類(administered item classification)  管理項目が指定した分類体系に基づいて分類され

た場合の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.3

管理項目文脈(administered item context)  管理項目のための文脈を与える関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.4

管理項目識別子(administered item identifier)  関連項目のための識別子。

備考  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

3.3.5

管理レコード(Administration Record)  管理項目のための管理情報の収集。

備考  メタモデル構成要素:

合成データ型

3.3.6

管理記録(administrative note)  管理項目についての一般的な記録。

備考  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

3.3.7

管理状態(administrative status)  登録要求を取り扱うための登録機関の管理処理における状態の

指定。

備考1.  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

2. 

“管理状態”の値及び関係する意味は,

登録機関によって決定される。“登録状態”を参照。

3.3.8

変更記述(change description)  管理項目における,前の版からの変更点に関する記述。

備考  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

3.3.9 

分類体系(Classification Scheme)  共通にもつ性質に基づいてオブジェクトをグループに配置又は

分割するための記述情報。

  源,合成,構造,応用,関数など。JIS X 4181-2 を参照。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.10

分類体系項目,CSI(Classification Scheme Item)  分類体系の内容の項目。

備考1.  メタモデル構成要素:

クラス

2. 

これは分類学又はオントロジの節,シソーラスの用語などとしてもよい。

3.3.11

分類体系項目関連(Classification Scheme Item Relationship)  分類体系における項目間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

相互関係クラス

3.3.12

分類体系項目関連型記述(classification scheme item relationship type description)  分類体系項目と,

ある

分類体系における一つ以上の他の分類体系項目との間における関連の型の記述。

備考  メタモデル構成要素:

分類体系項目関連の属性

3.3.13

分類体系項目型名(classification scheme item type name)  分類体系項目の型の名前。

備考  メタモデル構成要素:

分類体系項目

属性

3.3.14

分類体系項目値(classification scheme item value)  分類体系項目の実現値。

備考  メタモデル構成要素:

分類体系項目

属性

3.3.15

分類体系所属(classification scheme membership)  項目をもった分類体系の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.16

分類体系型名(classification scheme type name)  分類体系の型の名前。

備考  メタモデル構成要素:

分類体系

属性

3.3.17

概念(Concept)  性質の固有な組合せによってつくられる知識の単位。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

ISO 1087-1 の 3.2.1


8

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

3.3.18

概念関連(Concept Relationship,concept relationship)  二つ以上の概念の間の意味連結。

備考1.  メタモデル構成要素:

相互関係クラス

2. 

相互関係クラスは,相互関係及びクラスの両方とする。相互関係の名前は,英小文字を使用

する。クラスの名前は,頭文字を英大文字で書く。

参考  頭文字を英大文字で書く用語に対する日本語の用語は,太字で表示する。

3.3.19

概念関連型記述(concept relationship type description)  二つ以上の概念の間における関連の型の記

述。

備考  メタモデル構成要素:

概念関連

属性

3.3.20

概念定義域,CD(Conceptual Domain)  有効な値意味の集合。

備考1.  メタモデル構成要素:

クラス

2. 

値意味は,記述によって列挙又は表現されてもよい。

3.3.21

概念定義域関連(Conceptual Domain Relationship,conceptual domain relationship)  二つ以上の概念

定義域の関連。

備考1.  メタモデル構成要素:

相互関係クラス

2. 

相互関係クラスは,相互関係及びクラスの両方とする。相互関係の名前は,英小文字を使用

する。クラスの名前は,頭文字を英大文字で書く。

参考  頭文字を英大文字で書く用語に対する日本語の用語は,太字で表示する。

3.3.22

概念定義域関連型記述(conceptual domain relationship type description)  二つ以上の概念定義域の

間において関連の型の記述。

備考  メタモデル構成要素:

概念定義域関連

属性

3.3.23

概念定義域表現形式(conceptual domain representation)  概念定義域と値域との間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.24 

連絡先(Contact)  指定された文脈の中で,情報項目,資料オブジェクト及び/又は人が送受信

できる個人又は組織(又は組織の一部若しくは組織の人)の役割の実現値。

備考  メタモデル構成要素:

複合データタイプ

3.3.25

連絡先情報(contact information)  場所を示したり、伝達したりするための連絡先を与える情報。

備考  メタモデル構成要素:

連絡先の属性

3.3.26 

連絡先名(contact name)  連絡先の名前。

備考  メタモデル構成要素:

連絡先の属性

3.3.27 

連絡先肩書(contact title)  連絡先の地位の名前。

備考  メタモデル構成要素:

連絡先の属性

3.3.28

(管理項目のための)文脈 [Context (for administered item)]  名前又は定義が使用される論議領域

(universe of discourse)

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.29 

文脈記述(context description)  文脈の原文の記述。

備考  メタモデル構成要素:

文脈の属性

3.3.30

文脈記述言語識別子(context description language identifier)  文脈記述で使用する言語の識別子。

備考  メタモデル構成要素:

文脈の属性

3.3.31

国識別子(country identifier)  <言語識別>言語に関連づけられる地理的な領域を詳細に特定する識

別子。


9

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

備考1.  メタモデル構成要素:

言語識別の属性

2. 

必要ならば拡張付きで,JIS X 0304 から,3 けた(桁)の数値コードを使用する。

3.3.32 

生成日(creation date)  管理項目を生成した日付。

備考  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

3.3.33

データ要素,DE(Data Element)  定義,識別,表現形式及び許容値が属性の集合によって指定さ

れるためのデータの単位。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.34

データ要素概念,DEC(Data Element Concept)  特定の表現形式から独立に記述されるデータ要

素の形式で表現できる概念。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.35 

データ要素概念概念定義域関連(data element concept conceptual domain relationship)  データ要素

概念とその概念定義域との間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.36 

データ要素概念表現(data element concept expression)  データ要素とデータ要素概念との間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.37 

データ要素概念オブジェクトクラス(data element concept object class)  データ要素概念のための

オブジェクトクラスの指定。

備考  メタモデル構成要素:

データ要素概念の属性

3.3.38 

データ要素概念特性(data element concept property)  データ要素概念のための特性の指定。

備考  メタモデル構成要素:

データ要素概念の属性

3.3.39 

データ要素概念関連(Data Element Concept Relationship,data element concept relationship)  二つ以

上の

データ要素概念間の関連。

備考1.  メタモデル構成要素:

相互関係クラス

2. 

相互関係クラスは,相互関係及びクラスの両方とする。相互関係の名前は,英小文字を使用

する。クラスの名前は,頭文字を英大文字で書く。

参考  頭文字を英大文字で書く用語に対する日本語の用語は,太字で表示する。

3.3.40 

データ要素概念関連型記述(data element concept relationship type description)  二つ以上のデータ要

素概念間の関連の型の記述。

備考  メタモデル構成要素:

データ要素概念関連の属性

3.3.41 

データ要素導出(Data Element Derivation)  導出を制御する規則に基づき導出される一つのデータ

要素と,それを導出するデータ要素(群)との間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

相互関係クラス

3.3.42 

データ要素実例(Data Element Example)  データ要素の典型的な例。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.43 

データ要素実例項目(data element example item)  データ要素の実例となる場合。

備考  メタモデル構成要素:

データ要素実例の属性

3.3.44 

データ要素精度(data element precision)  データ要素に対する特殊性の程度。

備考1.  メタモデル構成要素:

データ要素の属性

2. 

関連する

データ要素値で使用するために十進小数けた(桁)数で表示。指定されないときは,

既定値の精度が関連する

値域の測定の単位精度から取られてもよい。


10

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

3.3.45 

データ要素表現形式(data element representation)  データ要素とその値域との間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.46 

データ要素表現形式クラス(data element representation class)  データ要素を表現するクラス。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.47 

データ識別子(data identifier)  登録機関内における管理項目のための一意識別子。

備考  メタモデル構成要素:

項目識別子の属性

3.3.48 

データ型(Datatype)  異なる値の集合。それらの値の特性及びそれらの値に関する操作によって

特徴付けられる。

備考  メタモデル構成要素:

合成属性

ISO/IEC 11404 の 4.11

3.3.49 

データ型注記(datatype annotation)  データ型を詳細に定義するために指定する情報。

備考  メタモデル構成要素:

データ型の属性

3.3.50 

データ型記述(datatype description)  データ型を詳しく説明するための記述的情報。

備考  メタモデル構成要素:

データ型の属性

3.3.51 

データ型名(datatype name)  データ型の指定。

備考  メタモデル構成要素:

データ型の属性

3.3.52 

データ型体系参照(datatype scheme reference)  データ型の仕様元を特定する参照。

備考1.  この規格では,参照方法は登録機関によって特定される

2. 

メタモデル構成要素:

データ型の属性

3.3.53 

(管理項目の)定義  [Definition (of Administered Item)]  文脈における管理項目の定義。

備考1.  メタモデル構成要素:

クラス

2. 

定義(3.2.12)も参照。

3.3.54 

定義元参照(definition source reference)  定義元の参照。

備考  メタモデル構成要素:

定義の属性

3.3.55 

定義テキスト(definition text)  定義のテキスト。

備考  メタモデル構成要素:

定義の属性

3.3.56 

導出入力(derivation input)  データ要素導出の元のデータ要素を指定する関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.57 

導出出力(derivation output)  データ要素導出の結果を表示する関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.58

導出規則(Derivation Rule)  導出を指定する論理的,数学的,その他の操作。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.59

導出規則適用(derivation rule application)  データ要素導出のための導出規則を指定する関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.60 

導出規則仕様(derivation rule specification)  データ要素導出の仕様に関するテキスト。

備考  メタモデル構成要素:

導出規則の属性

3.3.61 

(管理項目の)指定  [Designation (of Administered Item)]  文脈における管理項目の指定。

備考1.  メタモデル構成要素:

クラス

2. 

指定(3.2.13)も参照。

3.3.62

次元性(dimensionality)

á概念定義域ñ  単位のない測定の表現。


11

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

備考1.  メタモデル構成要素:

概念定義域の属性

2. JIS 

8202-0

は,物理的次元(例えば,長さ,質量,速度)を規定する。この規格,すなわ

ち JIS X 4181-3 は,非物理的次元(例えば,通貨,質の指標のような値次元)も許す。

3.

測定の単位(3.3.125)も参照。

3.3.63 

文書言語識別子(documentation language identifier)  文書作成に対して,登録機関で用いられる言

語の識別子。

備考  メタモデル構成要素:

概念定義域の属性

3.3.64 

発効日(effective date)  登録簿の利用者に対して管理項目が利用可能になる日付。

備考  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

3.3.65 

列挙型概念定義域(Enumerated Conceptual Domain)  値意味の全部の一覧表によって指定される

概念定義域。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.66 

列挙型値域(Enumerated Value Domain)  許容値の全部の一覧表によって指定される概念定義域。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.67 

例証(exemplification)  データ要素実例項目とそのデータ要素との間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.68 

注釈(explanatory comment)  管理項目に関する記述的注釈。

備考  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

3.3.69

国際コード指定子(international code designator)  組織識別体系の識別子。

備考1.  メタモデル構成要素:

登録機関識別子の属性

2.

ISO/IEC 6523-1

の 3.8 に基づく。

3.

ISO/IEC 11179-6

も参照。

3.3.70

項目識別子(Item Identifier)  項目の識別子。

備考  メタモデル構成要素:

合成データ型

3.3.71 

項目登録機関識別子(item registration authority identifier)  項目を登録する登録機関の識別子。

備考1.  メタモデル構成要素:

項目識別子の属性

2.

ISO/IEC 11179-6

も参照。

3.3.72

言語識別(Language Identification)  特定の目的のための言語又は言語変種を識別するために要求

される識別子の収集。

備考  メタモデル構成要素:

合成データ型

3.3.73 

言語識別子(language identifier)  言語の名前を示す用語見出し語の中の情報。

備考1.  必要なら拡張して,ISO 639-2/Terminology  の 3 文字アルファベットコード及び名前を使用す

る。

2. 

メタモデル構成要素:

言語識別の属性

3.3.74 

言語区分(Language Section)  一つの言語に関する情報を含む用語見出し語の一部。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.75 

言語区分言語識別子(language section language identifier)  指定及び定義の集合をグループ化する

ために用いられる言語の識別子。

備考  メタモデル構成要素:

言語区分の属性

3.3.76 

最終変更日(last change date)  管理項目が最後に変更された日付。


12

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

備考  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

3.3.77 

(管理項目の)名前[name (of Administered Item)]  (管理項目)特定の文脈の中で管理項目を指

定するための名前。

備考1.  メタモデル構成要素:

指定の属性

2. 

名前(3.2.26)も参照。

3.3.78 

非列挙型概念定義域(Non-enumerated Conceptual Domain)  有効な値意味の全部の一覧表によって

は指定できない

概念定義域。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.79 

非列挙型概念定義域記述(non-enumerated conceptual domain description)  概念定義域に対するすべ

ての

値意味の集合に対する規則,参照又は範囲の記述又は仕様。

備考  メタモデル構成要素:

非列挙型概念定義域の属性

3.3.80 

非列挙型値域(Non-enumerated Value Domain)  許容値のリストではなく,記述で指定される一つ

値域。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.81

非列挙型値域記述(non-enumerated value domain description)  値域に対するすべての許容値の集合

のための規則,参照又は範囲の記述若しくは指定。

備考  メタモデル構成要素:

非列挙型値域の属性

3.3.82 

オブジェクトクラス(Object Class)  現実世界において,明確な境界及び意味をもって識別され,

その特性及び振る舞いが同じ規則に従う観念,抽象又はものの集合。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.83 

オブジェクトクラス修飾子(object class qualifier)  データ要素概念オブジェクトクラスの修飾子。

備考  メタモデル構成要素:

データ要素概念の属性

3.3.84 

組織(Organization)  ある目的に向かって,人若しくは人びとが行動する又は行動を指名される職

権の固有な枠組み。

備考1.  メタモデル構成要素:

クラス

2. 

組織の種類は,次のような例をもつ ISO/IEC 6523-1 に含まれる。

a)

法人化した組織。

b)

次のことを含む物及び/又はサービスを提供する法人化しない組織又は活動。

1)

共同経営(partnership)

2)

所有又は制御が個人のグループに与えられている社会的若しくは非営利的な組織,

又はそれに準ずる団体

3)

単独の経営者

4)

政府組織

c)

上記 a)又は b)の2種の組織を含む集団(情報交換において,このような集団を識別する必

要がある場合)

ISO/IEC 6523-1 の 3.1

3.3.85

組織識別子(organization identifier)  組織識別体系内の組織に割当てる識別子であり,その体系内

で一意。

備考  メタモデル構成要素:

登録機関識別子の属性

ISO/IEC 6523-1 の 3.10


13

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

3.3.86 

組織住所(organization mail address)  組織の物理的住所,郵便住所又は送付先住所。

備考1.  メタモデル構成要素:

組織の属性

2. 

市街住所ばかりでなく“私書箱”型の郵便番号も含む。

3.3.87 

組織名(organization name)  組織の指定。

備考1.  メタモデル構成要素:

組織の属性

2. 

組織が登録権限者によって知られている名前。

3.3.88

組織部署(organization part)  情報交換のために識別されなければならない組織内の部門,サービ

ス又は他の実体。

ISO/IEC 6523-1 の 3.2

3.3.89

組織部署識別子,opi(organization part identifier)  特定な組織部署に割り当てた識別子。

備考1.  メタモデル構成要素:

登録機関識別子の属性

2.

ISO/IEC 11179-6

も参照。

ISO/IEC 6523-1 の 3.11

3.3.90

組織部署識別子元(organization part identifier source)  組織部署識別子の源泉。

備考1.  メタモデル構成要素:

登録機関識別子の属性

2.

ISO/IEC 11179-6

も参照。

ISO/IEC 6523-1 の 3.12

3.3.91 

源(origin)  <管理項目>管理項目のための源泉(文書,プロジェクト,規律又はモデル)  。

備考  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

3.3.92 

許容値(Permissible Value)  値及びその対応する値意味からなる順序対。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.93 

許容値開始日(permissible value begin date)  この値が値域で許された又は許される日付。

備考1.  メタモデル構成要素:

許容値の属性

2. 

この日付は,その値が登録簿で有効となる日付か,その値が元の定義域の部分,その他の日

付の部分となる日付かどうかを,登録機関が決定してもよい。

3.3.94 

許容値終了日(permissible value end date)  この値が値域でもはや許されなかった又は許されなく

なる日付。

備考1.  メタモデル構成要素:

許容値の属性

2. 

この日付は,その値が登録簿でもはや有効でなくなる日付か,その値がもはや元の定義域の

部分,他の日付の部分でなくなる日付かどうかを,登録機関が決定してもよい。

3.3.95 

許容値意味(permissible value meaning)  列挙型概念定義域からの値意味と,列挙型値域の許容値

との関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.96 

許容値集合(permissible value set)  列挙型値域のための許容値の集合。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.97 

許可値(permitted value)  列挙型概念定義域の許容値としての値の使用。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.98 

優先定義(preferred definition)  定義テキストが一つの言語内で管理項目のための優先された定義

であることを示すもの。

備考  メタモデル構成要素:

定義の属性


14

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

3.3.99

優先指定(preferred designation)  名前が一つの言語内で管理項目のための優先された用語である

ことを示すもの。

備考1.  メタモデル構成要素:

指示

の属性

2.

ISO 12620

の“

主エントリ名”参照

3.3.100 

特性(Property)  オブジェクトクラスのすべてのメンバに共通する性質。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

.

3.3.101

特性修飾子(property qualifier)  データ要素概念特性の修飾子。

備考  メタモデル構成要素:

データ要素概念の属性

3.3.102 

参照(reference)  参照文書と管理項目との間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.103

参照文書(Reference Document)  主題について参考のために関連する詳細を提供する文書。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.104 

参照文書識別子(reference document identifier)  参照文書のための識別子。

備考  メタモデル構成要素:

参照文書の属性

.

3.3.105 

参照文書言語識別子(reference document language identifier)  参照文書の中で使用される自然又は

特別の言語の識別子。

備考  メタモデル構成要素:

参照文書の属性

3.3.106 

参照文書題名(reference document title)  参照文書の表題。

備考  メタモデル構成要素:

参照文書の属性

3.3.107 

参照文書型記述(reference document type description)  参照文書の型の記述。

備考  メタモデル構成要素:

参照文書の属性

.

3.3.108 

参照組織(reference organization)  参照文書と組織との間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.109 

登録係(Registrar)  登録機関の代表者。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.110 

登録係連絡先(registrar contact)  登録係に関連した連絡先情報。

備考  メタモデル構成要素:

登録係の属性

3.3.111 

登録係識別子(registrar identifier)  登録係のための識別子。

備考  メタモデル構成要素:

登録係の属性

3.3.112 

登録(registration)  管理項目と登録機関との間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.113 

登録機関,RA(Registration Authority)  登録の維持責任をもつ組織。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.114 

登録機関識別子(registration authority identifier)  登録機関に割り当てられた識別子。

備考1.  メタモデル構成要素:

登録機関の属性

2.

ISO/IEC 11179-6

及び  ISO/IEC 6523-2  を参照。

3.3.115 

登録機関識別子(Registration Authority Identifier)  登録機関に割り当てられた識別子。

備考1.  メタモデル構成要素:

合成データ型

2.

ISO/IEC 11179-6

及び  ISO/IEC 6523-2  を参照。

3.3.116 

登録機関登録係(registration authority registrar)  登録機関と登録係との間の関連。


15

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.117 

登録状態(registration status)  管理項目の登録期間中の状態指定。

備考1.  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

2.

ISO/IEC 11179-6

で記述されている指定値。

3.3.118

表現形式クラス(Representation Class)  表現形式の型の分類。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.119 

表現形式クラス修飾子(representation class qualifier)  データ要素及び値域を名前付けするのに使

用した表現形式クラスに対する修飾子。

備考  メタモデル構成要素:

データ要素の属性

3.3.120 

(管理項目の)幹事職  [Stewardship (of Administered Item)]  メタデータの幹事職に含まれる管理項

目,連絡先及び組織の関連。

備考1.  メタモデル構成要素:

相互関係クラス

2. 

(

メタデータの)  幹事職(3.2.32)も参照。

3.3.121 

幹事職連絡先(stewardship contact)  幹事職に関連する連絡先情報。

備考  メタモデル構成要素:

幹事職の属性

3.3.122 

(管理項目の)依頼  [Submission (of Administered Item)]  メタデータの申請に含まれる管理項目,

連絡先及び組織の関連。

備考  メタモデル構成要素:

相互関係クラス

3.3.123 

依頼連絡先(submission contact)  依頼に関連する連絡先情報。

備考  メタモデル構成要素:

依頼の属性

3.3.124 

用語見出し語(Terminological Entry)  文脈(主題部分)内で,特定の管理項目用の用語単位上

での情報を含んでいる見出し。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.125

測定の単位(Unit of Measure)  <値域>測定された関連した値の実際の単位。

備考1.  メタモデル構成要素:

合成データ型

2. JIS 

8202-0

は,物理的測定システムを規定する(国際単位システム,略称 SI)

。物理的測

定は,ただ一つの測定方法とする。値測定は,測定の別の型とする。この規格 JIS X 4181-3

は,適正な測定システムの使用を許容する。

3. 

関連した

概念定義域(3.3.20)の次元性(3.3.62)は,特定の測定の単位のために,適切でな

ければならない。

3.3.126 

測定の単位名(unit of measure name)  測定の単位の名前。

備考  メタモデル構成要素:

測定単位の属性

3.3.127 

測定の単位精度(unit of measure precision)  測定の単位のための特異性の程度。

備考1.  メタモデル構成要素: 

測定の単位の属性

2. 

関連した

データ要素値で使用されるために小数けた(桁)数で表現される。いかなる精度も

データ要素それ自身に指定されないとき,既定値として使用される。

3.3.128 

未解決課題(unresolved issue)  管理項目の適切な文書作成に関して未解決で残された問題。

備考  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性

3.3.129 

失効日(until date)  管理項目が登録簿上で有効でなくなる日付。

備考  メタモデル構成要素:

管理レコードの属性


16

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

3.3.130 

値(Value)  データ値。

備考  メタモデル構成要素:

クラス

3.3.131 

値域,VD(Value Domain)  許容値の集合。

備考1.  メタモデル構成要素:

クラス

2. 

値域は,表現形式を提供するが,その値がどのデータ要素概念と関連づけてもよいのか,又

はその

値が何を意味するのかについていかなる意味ももたない。

3. 

許容値は,記述によって列挙又は表現してもよい。

3.3.132 

値域データ型(value domain datatype)  値域内で用いるデータ型。

備考  メタモデル構成要素:

値域の属性

3.3.133 

値域書式(value domain format)  値の表現形式の構造のためのテンプレート。

  日付に対する YYYY-MM-DD

備考  メタモデル構成要素:

値域の属性

3.3.134 

値域最大文字数(value domain maximum character quantity)  データ要素値を表す最大文字数。

備考1.  メタモデル構成要素:

値域の属性

2. 

文字データ型に対してのみ適用可能。

3.3.135 

値域関連(Value Domain Relationship,value domain relationship)  二つ以上の値域間の関連。

備考1.  メタモデル構成要素:

値域の属性

2. 

相互関係クラスは,相互関係及びクラスの両方とする。相互関係の名前は,英小文字を用い

る。クラスの名前は,頭文字を英大文字で書く。

参考  頭文字を英大文字で書く用語に対する日本語の用語は,太字で表示する。

3.3.136 

値域関連型記述(value domain relationship type description)  二つ以上の値域間の関連の型の記述。

備考  メタモデル構成要素:

値域関連の属性

3.3.137 

値域表現形式クラス(value domain representation class)  値域の表現形式のクラス。

備考  メタモデル構成要素:

関連(

Relationship

3.3.138 

値域測定の単位(value domain unit of measure)  値域内で使用する測定の単位。

備考  メタモデル構成要素:

値域の属性

3.3.139 

値項目(value item)  特定の値域内,すなわち実際の値内の値意味の表現形式。

備考  メタモデル構成要素:

値の属性

3.3.140 

値意味(Value Meaning)  値の意味又は意味内容。

備考1.  メタモデル構成要素:

クラス

2. 

レジストリ内の

値意味の表現形式は,それに対応するいかなる値域内の表現形式からも独立

しなければならない(及び制約してはならない。

3.3.141 

値意味開始日付(value meaning begin date)  概念定義域の値意味が有効となる日付。

備考1.  メタモデル構成要素:

値意味の属性

.

2.

この日付は,その

値意味が登録簿で有効となる日付か,その値意味が元の定義域の部分,そ

の他の日付の部分となる日付かどうかを,登録機関が決定してもよい。

3.3.142 

値意味記述(value meaning description)  値意味の記述。

備考  メタモデル構成要素:

値意味の属性

3.3.143 

値意味終了日付(value meaning end date)  この値意味が無効となった又は無効となる日付。

備考1.  メタモデル構成要素:

値意味の属性


17

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

2. 

この日付は,その

値意味が登録簿でもはや有効ではなくなる日付か,その値意味がもはや元

の定義域の部分,その他の日付の部分ではなくなる日付かどうかを,登録機関が決定しても

よい。

3.3.144 

値意味識別子(value meaning identifier)  値意味の一意識別子。

備考  メタモデル構成要素:

値意味の属性

3.3.145 

値意味集合(value meaning set)  概念定義域と値意味の集合との間の関連。

備考  メタモデル構成要素:

関連

3.3.146 

版(version)  管理項目の一意版識別子。

備考  メタモデル構成要素:

項目識別子の属性

3.4 

略語の一覧  次の略語は,この規格の対象領域内で使用するために定義する。

3.4.1 CD

  概念定義域(Conceptual Domain)

3.4.2 CSI

  分類体系項目(Classification Scheme Item)

3.4.3

DE

  データ要素(Data Element)

3.4.4 DEC

  データ要素概念(Data Element Concept)

3.4.5 MDR

  メタデータ登録簿(Metadata Registry)

3.4.6

opi

  組織要素識別子(organization part identifier)

3.4.7 RA

  登録機関(Registration Authority)

3.4.8

VD

  値域(Value Domain)

4.

メタデータ登録簿の構造

4.1 

メタデータ登録簿のためのメタモデル  メタモデルは,他のモデルを記述するモデルとする。メタ

モデルは,指定したモデルの正確な構造及び構成要素を理解するための仕組みを提供し,その構造及び構

成要素は,利用者及び/又はソフトウェア機能によってモデルの共有を成功させるために必要である。

この規格は,

メタデータ登録簿

の構造を記述するためにメタモデルを使用する。同様に登録簿は,他の

データ,例えば,企業,公共行政又はビジネスの応用についてのデータを記述し,モデル化するために使

用される。

登録簿メタモデル

は,概念データモデル,すなわち関連のある情報が自然の世界で構成される

方法を記述するものとして規定する。言い換えれば,それは人間の思考が情報について考えることに慣れ

る方法である。

概念データモデルとして,モデルの属性と,データベースのフィールド,列,オブジェクトなどとの間

には,1 対 1 の対応を必要としない。属性ごとに二つ以上のフィールドがあってもよいし,ある実体及び

関連は,フィールドとして実装されてもよい。実装は,それぞれの関連又は実体に対する表をもたなけれ

ばならないという意図はない。メタモデルは,規定されたように物理的に実装する必要がない。

このメタモデルによって記述される構造は,幾つかの実装に分散してもよい。この実装は,データベー

ス,データリポジトリ,メタデータ登録簿内容,メタデータ登録簿,辞書などでよい。

モデルは,属性の最小又は最大の出現数に関する制約を表す。最大の出現数に関する制約は,いつでも

強制される。最小の出現数に関する制約は,メタデータ項目に対する登録状態が“記録済み”又はより高

位のとき,強制される。言い換えれば,

“記録済み”の登録状態は,すべての必す(須)属性が文書化され

ていることを示す。

4.2 

メタモデルの適用

メタデータ登録簿

のためのメタモデルの目的の一部は,次のとおりとする。

−  概念,用語,値域及び値意味の統一した視点の提供


18

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

−  記述したデータの共通的な理解の増進

−  実装内容の共有及び再利用の可能化

メタデータは,データを格納し,操作し,交換する人及び/又はシステムとの間のデータ表現形式の統

合のために必要とする。メタモデルは,登録簿内容が異なった登録簿間で一貫性を保持するのを助ける。

メタモデルは,システムツール及び情報登録簿が,データ属性,分類,定義,名前付け,識別及び登録の

ためのメタデータを格納し,操作し,交換できるようにする。この方法で,データ内容の一貫性は,シス

テムツール及び情報登録簿間の相互運用性を保持するのを助ける。

メタモデルを用いるとき,各ツールセットのスキーマへの写像が開発できる。メタモデル構成要素は,

最初のモデルで表された概念を保持したまま,各ツールセットの言語に変換することができる。

実装者は,当該同一範囲のより特有な論理データモデルを開発するために,この概念データモデルを使

用すると仮定する。論理データモデルは,同じデータを記述するが,情報システムで構造化される。それ

はその情報システムのモデルとしてよく参照される。論理データモデルは,データベース設計に直接使用

できる。

4.3 

メタモデルの仕様    別のモデルを規定するためにあるモデルを使用するとき,規格の参照者には,

どちらのモデルが特定の箇所で参照されているかについて混乱しやすい。この混乱を最小にするために,

この規格は,仕様化するのに使用する用語を規定するモデルの中で,異なった用語を用いる。

登録簿メタモデル

は,UML の部分集合を用いて規定する。この規格は,

使用する

モデル構成要素のため

に,用語“メタモデル構成要素”を使用するが,

規定する

モデル構成要素のために,用語“メタデータオ

ブジェクト”を使用する。使用するメタモデル構成要素は,クラス,関連,相互関係クラス,属性,合成

属性及び合成データ型とする。これらの用語は,3.1 で定義し,それらの使用は,

附属書 に示す。規定

したメタデータオブジェクトは,3.3 で定義し,4.の主題となる。

しかし,二つのモデル間にある類似点がある。例えば,モデルで規定される“オブジェクトクラス”は,

モデルを規定するのに使用されるメタモデル構成要素“クラス”に相当し,モデルで規定される“特性”

は,モデルを規定するのに使用されるメタモデル構成要素“属性”に相当する。異なった用語は,どちら

のモデルが参照しているかを明確にするために使用し,それが異なった概念を表しているからではない。

この規格が両方の水準で使用する一つの用語は,

“データ型”

とするが,

どちらにそれが適用する水準かは,

それが使用される文脈から明白としなければならない。

4.4 

型,実現値及び値  データ及びメタデータを考慮するとき,データ型とメタデータ型との間,及び

この型の実現値とその関連する値との間を区別することが重要となる。メタモデルは,クラス,属性及び

関連の型を規定する。これらの一つの特別な実現値は,特定の型からなり,任意の時点において,その実

現値は,特定の値をもつ。例として,この規格は,

属性実現値

及び

属性値

を定義するが,同じ原理は,3.1

で定義するクラス,関連及び他のメタモデル構成要素に適用する。

この規格の 4.は,メタデータ登録簿の構造を形成するメタデータオブジェクトの型を規定する。メタデ

ータ登録簿は,このメタデータオブジェクト(メタデータ項目)の実現値で占められが,それは同様にデ

ータの型,例えば,応用データベースにおけるデータの型を定義する。言い換えれば,メタデータの実現

値は,応用水準データの型を規定する。同様に,応用データベースは,この定義したデータ型の実現値と

して現実世界のデータによって占められる。

備考  JIS X 5901  情報資源辞書システムの枠組みは,モデリングの異なった水準の概念を説明する。


19

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

4.5 

拡張性  このメタモデルは,すべての利用者に完全に適合することを期待していない。文書管理,

科学データ及び統計データのような特別な領域は,この規格で述べられていないメタデータ属性を必要と

する。このような拡張が,この規格のメタモデルで規定されたような構造及び内容に固有の規則に少しも

違反しないならば,このような拡張は,適合を考慮されなければならない。クラス,関連及び属性は,こ

の概念データモデルに追加してもよい。

この規格の実装者は,実装の一部として拡張を含めてもよいし,登録簿利用者が自分自身の拡張を定義

することを可能にするための機能を提供してもよい。

4.6 

日付参照  この規格において,日付は,管理レコードの重要な属性及び登録簿の操作の重要な属性

とする。この規格の目的のために,

“日付”はグレゴリオ暦日付(JIS X 0301 参照)を参照し,関連する既

定値表現形式は,YYYY-MM-DD(すなわち,年-月-日)とする。例えば,数値形式で参照するとき,2001

年 10 月 12 日は,2001-10-12 とし,12-10-2001 のようにはしない(2001 年 12 月 10 日と混同する恐れがあ

る。

現在のところ,日付に加えるべき時刻の仕様は,この規格への利用者拡張として考慮されなければなら

ない。

4.7 

メタモデルの記述  記述的な目的のために,メタモデルは,次の六つの機能的な領域に体系づける。

すべての管理項目に適用する共通機能(

図 参照)

  管理及び識別(4.8 参照)

  名前付け及び定義(4.9 参照)

  分類(4.10 参照)

管理項目の特定の型の記述

    データ要素概念(4.11 参照)

    概念及び値域(4.12 参照)

    データ要素(4.13 参照)

領域へのモデルの分割は,記述的な目的のためだけとし,他の意味はない。

備考 4.において,図と文との間に矛盾があるとき,文が優先する。

4.7.1 

共通機能  図 は,登録簿の管理項目に対する三つの共通機能の関係を示す。

共通機能は,次のように管理項目に適用する。

−  管理項目(Administered Item)は,登録簿内の単一の項目として,一度だけ識別され,管理される。

−  管理項目は,少なくとも一つの文脈(Context)で,場合によっては,複数の文脈で名前付けされ,定

義される。各文脈内で,名前(Name)及び定義(Definition)は,一つ以上の言語で指定されてもよい。

−  管理項目は,ゼロ以上の分類体系(Classification Scheme)で分類されてもよい。


20

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

  1  すべての管理項目に対する共通機能

4.7.2 

管理項目の型  この規格は,図 に示す管理項目の型を規定する。図に示す管理項目は,4.84.13

で詳細を規定する。管理項目の追加の型は,この規格の拡張として定義してもよい。

Naming_&_Definition

Administration_&_Identification

Context (for Administered Item)

Classification_Scheme

Administered_Item

classified_by

classifies

0..*

0..*

administers_&_identifies

administered_&_identified_by

1..1

0..*

names_&_defines

named_&_defined_by

1..*

0..*


21

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

  2  管理項目の型

4.7.3 

高水準なメタモデルの概要  図 は,メタモデルの中心的な領域について高水準な概要を示す。

Administered_Item

administered_item_administration_record [1..1] : Administration_Record

Classification_Scheme

Conceptual_Domain

Context (for administered item)

Data_Element`

Data_Element_Concept

Object _Class

Property

Representation_Cl ass

Value_Domain

Derivation_Rule


22

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

  3  高水準なメタモデル

4.8 

管理及び識別の領域  管理及び識別の領域は,登録簿における管理項目の管理上の側面を規定する。

この領域は,次による。

−  登録簿に提出された項目の識別及び登録

−  登録簿に提出した項目をもつ組織及び/又は登録機関を含む登録簿内の項目に責任がある組織

−  組織に関する連絡先情報

−  文書作成の支援

−  管理項目間の関連

管理項目の登録については,ISO/IEC 11179-6 で規定する。

4.8.1 

管理及び識別の領域におけるメタデータオブジェクト  図 は,管理及び識別を支援するクラス,

関連,属性及び合成属性を示す。

図 は,合成属性で使用する合成データ型を示す。

Data_Element_Concept

Conceptual_Domain

representing

0..*

represented_by

1..1

conceptual_domain_representation

representing

0..*

represented_by

1..1

data_element_representation

specifying

1..1

having

0..*

data_element_concept_conceptual_domain_relationship

expressing

0..*

expressed_by

1..1

data_element_concept_expression

Data_Element

Value_Domain


23

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

  4  管理及び識別のメタモデル領域

  5  管理及び識別の領域 − 合成データ型として使用するクラス

represented_by

Organization

organization_name [1..1] : String
organization_mail_address [0..1] : String

providing

1..*

provided_by

reference_organization

Administered_Item

administered_item_administration_record [1..1] : Administration_Record

registered_by

registering

registration

submitted_by

submission

administered_by

stewardship

0..*

described_by

Registrar

registrar_identifier [1..1] : String

Registration_Authority

documentation_language_identifier [1..*] : Language_Identification

registration_authority_identifier [1..1] : Registration_Authority_Identifier

1..*

1..1

represents

registration_authority_registrar

Reference_Document

reference_document_identifier [1..1] : String
reference_document_type_description [0..1] : String

reference_document_language_identifier [0..*] :

Language_Identification

reference_document_title [0..1] : String

0..*

1..1

1..1

0..*

submitting

0..*

1..1

administering

0..*

describing

reference

Stewardship

stewardship_contact [1..1] : Contact

Submission

submission_contact [1..1] : Contact

0..*

registrar_contact [1..1] : Contact

Administration_Record 

administered_item_identifier [1..1] : Item_Identifier

registration_s tatus [1..1] : String

administrative_status  [1..1] : String

creation_date [1..1] : Date

las t_change_date [0..1] : Date

effective_date [0..1] : Date

until_date [0..1] : Date

change_description [0..1] : String

administrative_note [0..1] : String

explanatory_comment [0..1]  : String

unresolved_issue [0..1] : String

origin [0..1] : String

Contact 

contact_name [1..1] : String

contact_title [0..1] : String

contact_information [1..1] : String

Item_Identifier 

item _regis tration_authority_identifier [1..1] : Registration_Authority_Identifier

data_identifier [1..1] : String

version [1..1] : String

Language_Identification 

language_identifier [1..1] : String

country_identifier [0..1] : String

Registration_ Authority_Identifier 

international_code_designator [1..1] : String

organization_part_identifier [0..1] : String

OPI_source [0..1] : String

organization_identifier [1..1] : String


24

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

4.8.1.1 

管理項目

管理項目

は,

図 に記載したこれらの型のいずれであってもよい。

管理項目

の各実現

値は,それ自身の管理レコードを要約する。

管理項目

は,

図 の関連

依頼

で表された組織によって提出さ

れる。

管理項目

は,

図 の関連

登録

で表された登録

機関

によって登録される。

管理項目

は,

図 の関連

事職

で表現された組織によって管理される。

管理項目

は,

図 の関連

参照

で表されるようなゼロ又は複数

の参照文書によって記載されてもよい。

管理レコード

を通して

管理項目

の各実現値は,それ自身を識別し他の

管理項目

と区別するために使用す

る唯一の

管理項目識別子

をもたなければならない。所有者のメタデータ登録簿にある各

管理項目

は,(

理レコード

の一部として)次のものをもたなければならない。

−  それに適用する登録ライフサイクルにおける時点を示す

登録状態

登録機関

の登録処理における時点を示す

管理状態

属性名 

出現数   

データ型

管理項目管理レコード

管理項目

につき一つ

Administration_Record

4.8.1.2 

管理レコード  管

理レコード

の実現値は,登録簿内に

管理項目

に関する情報を記録する。

管理レ

コード

実現値は,登録簿内の

管理項目

に関する管理情報を識別,命名,定義,分類及び記録するための原

則を提供する。

管理項目

が変更されるとき,

管理項目

は,新しい

となり,したがって,

管理レコード

の新しい

を必

要とする。

管理レコード

作成日

,変更の理由(

管理レコード

変更

),責任のある組織及び提出する組

織の

連絡先人物

登録機関

,並びに

登録係

は,この新しい

管理項目

に対して提供されなければならない。

登録係は,古い

管理レコード

を保持することで履歴を集めてもよい。

属性   

出現数 

データ型

管理項目識別子

 

管理レコード

につき一つ

Item_Identifier

管理記録

管理レコード

につきゼロ又は一つ

String

管理状態

管理レコード

につき一つ

String

変更記述

最終変更日の有を条件に

String

管理レコードにつき一つ

生成日

 

管理レコード

につき一つ

Date

発効日

 

管理レコード

につきゼロ又は一つ

Date

注釈

管理レコード

につきゼロ又は一つ

String

最終変更日

管理レコード

につきゼロ又は一つ

Date

管理レコード

につきゼロ又は一つ

String

登録状態

管理レコード

につき一つ

String

未解決課題

管理レコード

につきゼロ又は一つ

String

失効日

管理レコード

につきゼロ又は一つ

Date

4.8.1.3 

連絡先  合成データ型

連絡先

は,

登録係連絡先

幹事職連絡先

及び

依頼連絡先

に対する連絡先情

報を指定するために使用する。 


25

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

属性 

出現数   

データ型

連絡先情報

連絡先

につき一つ

String

連絡先名

連絡先

につき一つ

String

連絡先肩書

連絡先

につきゼロ又は一つ

String

4.8.1.4 

項目識別子  合成データ型

項目識別子

は,

管理項目

に対する一意識別子を指定するために使用す

る。

項目識別子

は,次の属性一覧で示す三つの部分で構成する。

項目登録機関識別子

は,自身の

登録機関

を識別する。

データ識別子

は,

登録機関

における

管理項目

を一意に識別する。

データ識別子

は,

管理項目

の各出現値に対して

登録機関

において特有でなければならない。

は,変更を受けたものと同じ

管理項目

の複数の実現値を区別するために使用する。

属性 

出現数   

データ型

項目登録機関識別子

項目識別子

につき一つ

Registration_Authority_Identifier

データ識別子

項目識別子

につき一つ

String

項目識別子

につき一つ

String

4.8.1.5 

言語識別  合成データ型

言語識別

は,言語の識別子としての役割を果たす。これは次のようなと

ころで使用する。

−  登録機関の既定値言語を識別するための

登録機関

クラス

−  文書内で使用する言語を識別するための

参照文書

クラス

−  部門内の命名及び定義で使用する言語を識別するための名前及び定義リージョンの

言語区分

クラス

この識別子は,必す(須)の

言語識別子

及び任意選択の

国識別子

から成っており,後者は,異なる国で

の言語使用の変化を区別するために使用する。

属性 

出現数   

データ型

言語識別子

 

言語識別子

につき一つ

String

備考  必要ならば拡張して,ISO 

639-2/Terminology

による3文

字の文字アルファベットコ

ードを使用。

国識別子

 

言語識別子

につきゼロ又は一つ

String

備考

必要ならば拡張して,ISO 

3166-1

による3けた(桁)の

数字コードを使用。

4.8.1.6 

組織

組織

は,メタデータ登録簿に関して一つ以上の役割を演じることができる。この規格での

役割は現状では,

登録簿機関,参照組織,

関連

幹事職

で表される(

管理項目

の)幹事職,及び関連

依頼

表される(

管理項目

の)依頼者とする。


26

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

属性 

出現数   

データ型

組織名

 

組織

につき一つ

String

組織郵便アドレス

 

組織

につきゼロ又は一つ

String

4.8.1.7 

参照文書

管理項目

は,

図 の関連

参照

によって示されるように,一つ以上の

参照文書

によって

記述してもよい。各

参照文書

について,

図 の関連

参照組織

によって示されるように,その

参照文書

を源

とした

組織

は,必ず識別されなければならない。

属性 

出現数   

データ型

参照文書識別子

参照文書

につき一つ

String

参照文書言語識別子

参照文書

につきゼロから多数

Language_Identification

(言語の欠如は,登録機関の

文書言語識別子によって指定

されるのと同じ言語を使用する

ことを示す)

参照文書題名

 

参照文書

につきゼロ又は一つ

String

参照文書型記述

参照文書

につきゼロ又は一つ

String

4.8.1.8 

登録係

登録機関

は,

図 の関連

参照機関登録係

によって示されるように,1人以上の

登録係

よって表される。

登録係

は,

メタデータ登録簿

管理項目

を登録するための管理処置を実行する人とする。

属性 

出現数   

データ型

登録係識別子

 

登録機関

における

String

登録係

につき一つ

登録係連絡先

 

登録機関

における

Contact

登録係

につき一つ

4.8.1.9 

登録機関

登録機関

は,

メタデータ

を登録するために権限を与えられた

組織

とする。

登録機関

は,

組織

の下位型とし,その属性及び関連のすべてを継承する。

管理項目

は,その所有者である

登録機関

をも

っており,

図 の関連

登録

によって示される。

登録機関

は,多くの

管理項目

を登録してもよい。

属性 

出現数   

データ型

登録機関識別子

登録機関

につき一つ

Registration_Authority_Identifier

文書言語識別子

登録機関

につき一つ以上

Language_Identification

4.8.1.10 

登録機関識別子  合成データ型

登録機関識別子

は,登録機関を一意に識別するために使用する。

識別子の各部分に関する値の元は,ISO/IEC 11179-6 で規定する。

属性 

出現数   

データ型


27

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

国際コード指定子

 

登録機関識別子

につき一つ

String

組織識別子

 

登録機関識別子

につき一つ

String

組織要素識別子

 (OPI) 

登録機関識別子

につき一つ

String

OPI

登録機関識別子

につき一つ

String

4.8.1.11 

幹事職

組織

は,

図 の関連

幹事職

によって表されるように,各

管理項目

管理

する責任のある

幹事として識別されなければならない。この関連は,

管理項目

のための

幹事職連絡先

として識別する。

属性 

出現数   

データ型

幹事職連絡先

 

幹事職

につき一つ

Contact

4.8.1.12 

依頼  各

管理項目

について,組織は,

図 の関連

依頼

によって表される依頼者として識別されな

ければならない。この関連は,

管理項目

のための

依頼連絡先

として識別する。

属性 

出現数   

データ型

依頼連絡先

依頼

につき一つ

Contact

4.9 

命名及び定義の領域  命名及び定義の領域は,管理項目の名前及び定義,並びに名前に関する文脈

を管理するために使用する。管理項目は,規律,地域性,技術などによって変化する多様な名前をもって

もよいと認識される。

4.9.1 

命名及び定義の領域におけるメタデータオブジェクト  図 は,命名及び定義の領域を表す。メタ

モデルのこの領域は,ISO/TC 37 によって開発された用語のモデルに基づき,かつ,一致する。


28

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

  6  命名及び定義のメタモデル領域

ISO/IEC 11179-4

は,データ定義の公式化のための規則及び指針を規定する。

ISO/IEC 11179-5

は,文脈内の管理項目のための命名及び識別の原則を規定する。

合成属性上でデータ型として使用するクラスは,管理及び識別の領域で使用するので,4.8.1 及び

図 

規定する

4.9.1.1 

管理項目

管理項目

は,4.8.1.1 で規定する。

4.9.1.2 

(管理項目のための)文脈  各

管理項目

は,一つ以上の

文脈

内で命名し,定義する。

文脈

は,対

象データが意味をもつ範囲内で適用範囲を定義する。

文脈

は,業務域,情報対象領域,情報システム,デ

ータベース,ファイル,データモデル,標準文書,又は登録簿の所有者によって決定される他の環境であ

ってもよい。各

文脈

は,それ自身,その登録簿内の

管理項目

として管理され,

名前

及び

定義

が与えられる。

備考  ある

文脈

を命名し,定義するための

文脈

は,たいていの場合それ自身が登録簿となるが,登録

簿よりは広いものとなることもある。ある場合には,

文脈

は,この規格であるとしか指定でき

ないこともある。

管理項目

用語見出し語

を通じて関連している各

文脈

に対して,

管理項目

は,少なくとも一つの

指定

(名

前)及び少なくとも一つの

定義

をもたなければならない。

Context (for adm inistered i tem )

context_descripti on [1..1] : stri ng
context_descripti on_l anguage_i denti fi er [0..1]  : Language_Identi fi cation

Adm i ni stered_Item

admi ni stered_item _adm i nistrati on_record [1..1]  : Admi nistration_Record

grouping

1..*

having

0..*

admini stered_item_context

T ermi nologi cal _Entry

Designati on (of  Adm i nistered  Item)

name [1..1] : stri ng
preferred_desi gnati on [0..1] : T rue_False

Language_Secti on

l anguage_section_language_identifier [1..1] : Language_Identificati on

containi ng

1..1

parti ti oni ng

1..*

terminol ogical_entry_l anguages

containi ng

1..1

nam ing_entry_of

0..*

name_entry

Defi nit ion  (of Adm i nistered I tem )

defini tion_t ext [1..1] : string
preferred_defi ni tion [0..1] : T rue_Fal se
defini tion_source_reference [0..1] : Ref erence_Document

specifical l y_using

0..1

speci fi cal ly_referenci ng

0..1

term_defini ti on_pairi ng

contai ni ng

1..1

defi ni ng_entry_of

0..*

defi ni ti on_entry


29

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

属性 

出現数   

データ型

管理項目管理レコード

 

文脈

につき一つ(

管理項目から継承

Administration_Record

文脈記述

 

文脈

につき一つ

String

文脈記述言語識別子

文脈

につきゼロ又は一つ

Language Identification

4.9.1.3 

用語見出し語

用語見出し語

は,特定の

文脈

において

管理項目

に適用する。それは

管理項目

が複

数の言語における

文脈

内で命名及び定義するのを可能にするので,

言語区分

に分割する

指定

及び

定義

のグ

ループ化を提供する。

管理項目

は,各特定の

文脈

において一つ以上の

用語見出し語

をもたなければならない。各

用語見出し語

は,

図 の関連

用語見出し語言語

によって表現されるように,一つ以上の

言語区分

を含む。

4.9.1.4

言語区分  登録簿で複数言語を使用可能にするならば,特定の名前及び定義に関連する言語は,

識別されなければならない。

言語区分

は,

図6の関連

用語見出し語言語

によって表現されるように,

言語

よって

用語見出し語

を分割する。

言語区分言語識別子

は,特定の

言語区分

と関連する

言語

を識別する。

語区分

は,

図6の関連

名前見出し語

によって表現されるようなゼロ又は一つ以上の

指定

を含む。

言語区分

は,

図6の関連

定義見出し語

によって表現されるようなゼロ又は一つ以上の

定義

を含む。

属性 

出現数   

データ型

言語区分言語識別子

言語区分

につき一つ

Language Identification

4.9.1.5 

(管理項目の)定義

定義

クラスは,特定の

文脈

において

管理項目

に関する

用語見出し語

言語

区分

定義見出し語

を提供する。言い換えると,それは,

管理項目

に関する定義が特定の

文脈

に関する特

定の言語において指定される場合とする。複数の

定義

が同じ

言語区分

内で提供されている場合,それらの

うちの一つを

優先定義

として指定してもよい。

属性 

出現数   

データ型

定義テキスト

 

定義

につき一つ

String

定義元参照

 

定義

につきゼロ又は一つ

Reference Document

優先定義

 

定義

につきゼロ又は一つ

True_False

4.9.1.6 

(管理項目の)指定

指定

クラスは,特定の

文脈

における

管理項目

に関する

用語見出し語

言語

区分

命名見出し語

を提供する。言い換えると,それは,

管理項目

に関する名前が特定の

文脈

に関する特

定の言語において指定される場合とする。複数の

指定

が同じ

言語区分

内で提供されている場合,それらの

うちの一つを

優先指定

として指定してもよい。

属性 

出現数   

データ型

名前

指定

につき一つ

String

優先指定

指定

につきゼロ又は一つ

True_False


30

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

4.10 

分類の領域  図 は,分類の領域を表す。

分類の領域は,

分類体系

及びそれらの構成要素である

分類体系項目

を登録及び管理するための機能を提

供する。任意選択で,

分類体系

は登録簿内で

管理項目

を分類するために使用してもよい。

分類体系

は,登

録簿のメタデータオブジェクトを分類するより,現実世界のオブジェクトを分類するのに適用できる。

ISO/IEC 11179-2

は,

分類体系

をもつデータと関連する手順及び手法を規定する。

  7  分類のメタモデル領域

4.10.1 

分類の領域におけるメタデータオブジェクト

4.10.1.1 

管理項目

管理項目

は,4.8.1.1 で規定する。

管理項目

は,

図 の関連

管理項目分類

によって表現されるように,それを一つ以上の

分類体系項目

と関

連づけることによって,ゼロ又は一つ以上の

分類体系

に分類してもよい。この分類は,任意選択とする。

4.10.1.2 

分類体系

分類体系

は,分類学,網状組織,オントロジ,その他の用語上のシステムであっても

よい。その分類は,単に特性語(又は用語)の統制された語い(彙)の一覧でもよい。一覧は,分類学の

“葉レベル”から得られるかもしれない。

分類体系

は,

管理項目

の下位型とし,その属性及び関連を継承し,それが識別,命名,定義及び任意選

択に分類することを許す。

管理項目

は,特定の

文脈

内で命名され,異なった

文脈

では異なった名前をもってもよい。

管理項目

それ

Cl assification_Scheme_Item_Relationship

classification_scheme_item_relationship_type_description [1..1] : String

Classification_Scheme

classification_scheme_type_name [1..1] : String

Classification_Scheme_Item

classification_scheme_item_type_name [0..1] : String
classification_scheme_item_value [0..1] : String

associ ation

0..*

classification_scheme_item_relati onship

association

0..*

containing

1..*

contained in

0..*

classification_scheme_membership

Administered_Item

admi nistered_item_administration_record [1..1] : Admini stration_Record

classifying

0..*

classified_by

0..*

administered_item_classification


31

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

自身と同様に,

分類体系

もまた一つ以上の

文脈

の中で命名される。

分類体系

内で

名前

をもつことを考慮す

るために

管理項目

に関して,

管理項目

及び

分類体系

は,共通の

文脈

を共有しなければならない。

属性   

許容出現数   

データ型

管理項目管理レコード

分類体系

につき一つ(

管理項目

Administration_Record

                          から継承

分類体系型名

分類体系

につき一つ

String

4.10.1.3 

分類体系項目

分類体系項目

は,

図 の関連

分類体系所属

によって表されるように,

分類体系

で個々の項目を表現する。

分類体系項目

は,

分類体系項目型名

分類体系項目値

,又は両方のいずれかを

もってもよい。

属性   

許容出現数   

データ型

分類体系項目型名

体系項目分類

につきゼロ又は一つ

String

分類体系項目値

体系項目分類

につきゼロ又は一つ

String

4.10.1.4 

分類体系項目関連

分類体系項目関連

は,

分類体系

内で二つ以上の

分類体系項目

を関連づける。

このような関連は,多数の

分類体系項目

を通した操縦を支援するのに役立つ。

属性   

許容出現数   

データ型

分類体系項目関連型記述

分類体系項目関連

につき一つ

String

4.11 

データ要素概念の領域  データ要素概念の領域を図 に示す。データ要素概念の領域の目的は,デ

ータ要素を開発する上で概念に関する情報を維持するためとする。この領域におけるメタデータオブジェ

クトは,意味論に集中する。概念は,あらゆる内部及び外部の物理的な表現形式から独立とする。この領

域におけるメタデータオブジェクトは,(概念及び概念関連を含む)オブジェクトクラス及び特性とし,

データ要素概念を形成するために結合してもよい。


32

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

  8  データ要素概念のメタモデル領域

4.11.1 

データ要素概念の領域におけるメタデータオブジェクト

4.11.1.1 

オブジェクトクラス

オブジェクトクラス

は,明確な境界及び意味をもって識別でき,その特性

及び動作は,同じ規則に従っている現実世界の観念,抽象又はものの集合とする。それは関連する概念,

抽象又は物の単一又は集まりのいずれかとしてもよい。

オブジェクトクラス

は,思考(すなわち,

概念

の単一単位でも,より複雑な概念(すなわち,

概念関連

)を形成するためにお互いに関連をもつ概念の集

合でもよい。

概念

及び

概念関連

は,

オブジェクトクラス

の下位型とする。各

概念関連

は,関連の本質を記

述する

概念関連型記述

をもっている。

管理項目

と同様に,

オブジェクトクラス

は,

分類体系

内で識別,命名,定義及び任意選択に分類するこ

とを許しているので,それ自身の

管理レコード

情報をもっている。

オブジェクトクラス

は,

データ要素概

,又は後から特性と関連づける必要なく

管理項目

として登録してもよい。

Concept_Rel ationshi p

concept_relationship_type_description [1..1] : String

Concept

used_in

0..*

concept_relati onship

using

0..*

Property

Object_Class

Conceptual _Domai n

Data_El em ent_Concept

data_element_concept_object_class [0..1] : Object_Class
object_class_qual ifi er [0..1] : String
data_element_concept_property [0..1] : Property
property_qual ifi er [0..1] : String

having

1..1

having

0..*

data_element_concept_conceptual_domain_rel ationship

Data_Element_Concept_Relati onship

data_elem ent_concept_rel ationshi p_type_descripti on [1..1] : Stri ng

data_el ement_concept_relati onshi p

related to

rel ated to

0..*

0..*


33

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

属性   

許容出現数   

データ型

管理項目管理レコード

オブジェクトクラス

につき一つ

Administration_Record

管理項目から継承

概念関連型記述

概念関連

につき一つ

String

4.11.1.2 

特性

特性

は,

オブジェクトクラス

の全メンバに共通な性質とする。それは,人が個々のオブジ

ェクトを他のものと区別するために自然に用いている特徴であってもよい。現実世界における

オブジェク

トクラス

の単一の特徴に関する人間の理解である。それは概念的であり,したがって

特性

が伝達されるこ

とによる特別に関連した表現形式の手段をもたない。

管理項目

と同様に,

特性

は,

分類体系

内で識別,命名,定義,及び任意選択に分類することを許してい

るので,それ自身の

管理レコード

情報をもっている。

特性

は,

データ要素概念

,又は後から

オブジェクト

クラス

と関連づける必要なく

管理項目

として登録してもよい。

属性   

許容出現数   

データ型

管理項目管理レコード

特性

につき一つ(

管理項目から継承

Administration_Record

4.11.1.3 

データ要素概念

データ要素概念

は,データ要素の形式で表現することのできる概念とし,あら

ゆる特別な表現方法から独立して記述する。

データ要素概念

は,ゼロ又は一つの

オブジェクトクラス,

びゼロ又は一つの

特性

をもってもよい。

特性

及び

オブジェクトクラス

の結合は,

特性又はオブジェクトク

ラス

かのいずれか以上に重要な意味を提供する。したがって

データ要素概念

は,

オブジェクトクラス又は

特性

定義

から独立した

定義

をもっている。

管理項目

と同様に,

データ要素概念

は,

分類体系

内で識別,命名,定義及び任意選択に分類することを

許しているので,それ自身の

管理レコード

情報をもっている。

データ要素概念

は,

データ要素概念関連

経由して他の

データ要素概念

と関連づけてもよい。関連の本質は,

データ要素概念関連型記述

を用いて記

述する。

データ要素概念

は,

データ要素

と関連づける必要なしに

管理項目

として登録してもよいが,

図 の“

ータ要素概念−概念定義域関連

”によって表現されるように,厳密に一つの

概念定義域

と関連づけなけれ

ばならない。

概念定義域

は,

データ要素概念

のすべての有効な

値意味

を指定する。

概念定義域

は,4.12.1.1

で規定する。

属性   

許容出現数   

データ型

管理項目管理レコード

データ要素概念

につき一つ

Administration_Record

管理項目から継承

データ要素概念

データ要素概念

につきゼロ又は一つ

Object_Class

オブジェクトクラス

データ要素概念特性

データ要素概念

につきゼロ又は一つ

Property

オブジェクトクラス修飾子  データ要素概念

につきゼロ又は一つ

String

特性修飾子

データ要素概念

につきゼロ又は一つ

String


34

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

4.12 

概念及び値域の領域  メタモデルのこの領域は,

概念定義域

及び

値域

の管理を扱う。これらの領域

は,論理コード集合及び物理コード集合として見ることができる。

概念定義域

データ要素概念

と関連づ

け,

値域

データ要素

と関連づける。領域は,

図 に示す。

4.12.1 

概念及び値域の領域におけるメタデータオブジェクト

4.12.1.1 

概念定義域

概念定義域

は,

値意味

の集合とし,それは記述によって列挙又は表現してもよい。

管理項目

と同様に,

概念定義域

は,

分類体系

内で識別,命名,定義及び任意選択に分類することを許し

ているので,それ自身の

管理レコード

情報をもっている。

概念定義域

は,

図 

概念定義域関連

によって他の

概念定義域

と関連づけてもよい。関連の本質は,

念定義域関連型記述

を用いて記述する。

概念定義域関連

を通して,

概念定義域

は,他の

概念定義域

から構

成してもよく,又は大きな

概念定義域

のメンバ(構成要素)としてもよい。

概念定義域

は,その

次元性

として“長さの測定”のような制約を指定してもよい。

次元性

を指定すると

きは,この

概念定義域

に基づくあらゆる

値域

は,この

次元性

と矛盾のない

測定の単位

を指定しなければな

らない。

属性   

許容出現数   

データ型

管理項目管理レコード

概念定義域

につき一つ

Administration_Record

管理項目から継承

次元性

概念定義域

につきゼロ又は一つ

String

4.12.1.2 

列挙型概念定義域

概念定義域

は,時々,限定的に許された列挙可能な観念の目録を含む。その

ような

概念定義域

は,

列挙型概念定義域

として参照する。

列挙型概念定義域

の例は,ISO 3166 の国の名前

の表現形式に関するコードで規定している国の観念とする。

概念定義域

の下位型として,

列挙型概念定義

は,前の属性及び関連を継承する。


35

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

  9  概念及び値域のメタモデル領域

Dataty pe

dataty pe_name [1..1] : String
dataty pe_description [0..1]  : String
dataty pe_scheme_r ef erence [1..1] : String
dataty pe_annotation [0..1] : String

Unit_of _Measure

unit_of _measure_name [1..1] : String
unit_of _measure_precision [1..1] : Integer

Representation_Class

Enumerated_Value_Domain

Value

v alue_item [1..1] : String

Permissible_Value

permissible_v alue_begin_date [1..1] : Date
permissible_v alue_end_date [0..1] : Date

containing

0..*

contained_in

2..*

permissible_value_set

used_in

1..1

has

0..*

permitted_value

Enumerated_Conceptual_Domain

Value_Meaning

v alue_meaning_identif ier [1..1] : St ring
v alue_meaning_description [0..1]  :  String
v alue_meaning_begin_date [1..1]  :  Date
v alue_meaning_end_date [0..1] : Date

used_in

1..1

has

0..*

permissible_value_meaning

containing

1..*

contained_in

1..*

value_meaning_set

Non_enumerated_Value_Domain

non_enumerated_domain_description [1..1] : String

Non_enumerated_Conceptual_Domain

non_enumerated_conceptual_domain_description [1..1] : String

representing

0..*

represented_by

1..1

non-enumerated_

conceptual_

domain_

representation

Conceptual_Domain

dimensionality  [0..1] : String

Conceptual_Domain_Relationship

conceptual_domain_relationship_ty pe_description [1..1] : String

conceptual_domain_relationship

related to

related to

0..*

0..*

Value_Domain_Relationship

v alue_domain_relationship_type_description [1..1] : String

Value_Domain

v alue_domain_dataty pe [1..1] : Dataty pe
v alue_domain_unit_of _measure [0..1] : Unit_of _Measure
v alue_domain_maximum_character_quantity  [0..1] : Integer
v alue_domain_f ormat [0..1] : String

representing

0..*

represented_by

1..1

conceptual_domain

_representation

ty ped_by

0..*

typing

0..1

value_domain_representation_class

value_domain_relationship

related_to

related_to

0..*

0..*


36

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

4.12.1.3 

値意味

列挙型概念定義域

の各メンバは,他のメンバからの区別を提供する

値意味

をもつ。ISO 

3166

の例では,規定されたように各国の観念は,

値意味

となる。登録簿における

値意味

の表現形式は,対

応する

値域

の表現形式から独立しなければならない(し,強制すべきでない)。特別の

値意味

は,各々が

別個の

列挙型値定義域

からの

許容値

による二つ以上の表現形式の意味をもってもよい。

属性   

許容出現数   

データ型

値意味識別子

値意味

につき一つ

String

値意味開始日

 

値意味

につき一つ

Date

値意味記述

 

値意味

につきゼロ又は一つ

String

値意味終了日

 

値意味

につきゼロ又は一つ

Date

4.12.1.4 

非列挙型概念定義域  限定的な

値意味

の集合として表現することができない

概念定義域

は,

非列

挙型概念定義域

と呼ぶ。それは,規則,手続又は範囲(すなわち,間隔)のような記述又は仕様によって

表現してもよい。

非列挙型概念定義域

は,

概念定義域

の下位型として,

概念定義域

の属性及び関連を継承

する。

属性   

許容出現数   

データ型

非列挙型概念定義記述

非列挙型概念定義域

につき一つ

String

4.12.1.5 

値域  表現形式の主要な構成要素の一つは,

値域

とする。

値域

は,表現形式を提供するが,その

値がどの

データ要素概念

と関連づけられるのか,又はその値が何を意味するのかについていかなる意味も

もたない。

値域

は,

概念定義域

に関連づける。

値域

は,

概念定義域

に関する表現形式を提供する。

概念定義域

及び

値域

の集合の例は,ISO 3166 の国の名前の表現形式に関するコードとする。例えば, ISO 3166 は,七つ

値域

の集合,すなわち英語による短縮名,英語による正式名,フランス語による短縮名,フランス語に

よる正式名,2 文字国名コード,3 文字国名コード,及び数値コードを規定する。

管理項目

と同様に,

値域

は,

分類体系

内で識別,命名,定義,及び任意選択に分類することを許してい

るので,それ自身の

管理レコード

情報をもっている。

値域

は,

値域関連

によって他の

値域

と関連づけてもよい。関連の本質は,

値域関連型記述

を用いて記述

する。

値域関連

を通して,

値域

は,他の

値域

から構成してもよく,又は大きな

値域

のメンバ(構成要素)

としてもよい。

属性   

許容出現数   

データ型

管理項目管理レコード

値域

につき一つ(

管理項目から継承

Administration_Record

値域データ型

 

値域

につき一つ

Datatype

値域形式

値域

につきゼロ又は一つ

String

値域最大文字数

値域

につきゼロ又は一つ

Integer

値域測定の単位

値域

につきゼロ又は一つ

Unit_of_Measure


37

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

4.12.1.6 

列挙型値域

列挙型値域

は,

値域

が二つ以上の

許容値

の明白な集合として表現された場合の一つ

とする。

値域

の下位型として,

列挙型値域

は,前の属性及び関連を継承する。

4.12.1.7 

許容値

許容値

は,

列挙型値域

内での

値意味

の表現とする。それは

列挙型値域

を構成するそのよ

うな値の集合の一つとする。各

許容値

は,

値意味

と関連づける。

属性   

許容出現数   

データ型

許容値開始日

 

許容値

につき一つ

Date

許容値終了日

 

許容値

につきゼロ又は一つ

Date

4.12.1.8 

値  これは

列挙型値域

における

許容値

と関連づけた実際の値とする。

属性   

許容出現数   

データ型

値項目

につき一つ

String

4.12.1.9 

非列挙型値域

値域

は,明白な

許容値

の集合としてよりもむしろ,規則,手続又は範囲(すなわ

ち,間隔)のような記述又は仕様によって表現してもよい。このような

値域

は,

非列挙型値域

と呼ぶ。

列挙型値域

は,

値域

の下位型として,

値域

の属性及び関連を継承する。

属性   

許容出現数   

データ型

非列挙型値域記述

非列挙型値域

につき一つ

String

4.12.1.10 

データ型

値域

は,

データ型

と関連付ける。

データ型

は,異なる値の集合で,それらの値の特性

及びそれらの値の操作によって特徴付けられる。

データ型

の例として、

データ要素

上で実行してもよい操

作によって決定される

データ要素

の値を描写するために,文字,数字及び/又は記号の収集に対して使用

するカテゴリがある。

データ型

は,

データ型名

によって指定され,

データ型記述

によって記述される。

データ型名

は,通常あ

る外部元から引き出され,それは

データ型体系参照

によって指定される。追加情報は,

データ型注記

を用

いて,任意選択に提供してもよい。

属性   

許容出現数   

データ型

データ型名

データ型

につき一つ

String

データ型記述

 

データ型

につき一つ

String

データ型体系参照

データ型

につき一つ

String

データ型注記

データ型

につきゼロ又は一つ

String

4.12.1.11 

測定の単位  意味があるならば,

値域

は,関連する

データ要素

の値が指定される単位として,

定の単位

と関連づけてもよい。単位は,

測定の単位名

によって指定する。指定したとき,単位は,対応す

概念定義域

で指定された次元性と一致しなければならない。任意選択で,

測定の単位精度

は,関連する

データ要素

値で使える十進小数けた(桁)数として指定してもよい。この精度は,特別の

データ要素

に対

して無効にしてもよい既定値を考慮しなければならない。


38

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

属性   

許容出現数   

データ型

測定の単位名

測定の単位

につき一つ

String

測定の単位精度

測定の単位

につきゼロ又は一つ

Integer

4.13 

データ要素の領域  図 10 で示すデータ要素のメタモデル領域は,

データ要素

の管理を規定するのに

使用する。

データ要素

は,具体的又は抽象的な事柄について,(事実,提案,観測などのような)ある情

報に対する正式な表現形式を提供する。

データ要素

は,

データ要素概念

の再利用可能及び共有可能な表現

形式とする。

4.13.1 

データ要素の領域におけるメタデータオブジェクト

4.13.1.1 

データ要素

データ要素

は,組織にとって重要なデータの基本単位であると考える。それは定義,

識別,表現形式及び許容値が属性の集合によって指定されるデータの単位とする。

備考  一般的な使い方では,用語

データ要素

及び

データ要素型

のどちらも使用できる。この規格では,

短い用語

データ要素

を使用する。

管理項目

と同様に,

データ要素

は,

分類体系

内で識別,命名,定義及び任意選択に分類することを許し

ているので,それ自身の

管理レコード

情報をもっている。

データ要素

は,

データ要素概念

が表現形式を割り当てられるときに形成する。表現形式の主要な構成要

素の一つは

値域

,すなわち,制約付き有効値とする。

データ要素

は,

データ要素概念

値域

,任意選択で

表現形式クラス

との間の相互関係とする。

表現形式

クラス

をもつ

データ要素

の相互関係は,

図 10 の関連

データ要素表現形式クラス

で示すように直接か,又は

図 10 の関連

値域表現形式クラス

で示すように

値域

によってかのいずれでもよい。

データ要素

は,データ要

素概念及び値域と関連づけなしに

管理項目

として登録することができない。

表現形式クラス修飾子

は,指定してもよく,これは,データ要素の名前を修飾するのに使用する。

データ要素精度

は,関連するデータ要素値の小数けた(桁)数を指定するのに使用してもよい。指定が

ないときは,関連する

値域

からの

測定の単位精度

を適用しなければならない。

属性   

許容出現数   

データ型

管理項目管理レコード

データ要素につき一つ

Administration_Record

管理項目から継承

表現形式クラス修飾子

データ要素

につきゼロ又は一つ

String

データ要素精度

データ要素

につきゼロ又は一つ

Integer

4.13.1.2 

データ要素概念

データ要素概念

は,4.11.1.3 のデータ要素概念の領域で規定する。

データ要素

概念

は,各相互関係に対して異なったデータ要素になるような幾つかの

値域

と関連づけてもよい。


39

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

 10  データ要素のメタモデル領域

4.13.1.3 

値域

値域

は,4.12.1.5 の概念定義域及び値域の領域で規定する。

値域

は,表現形式を提供する

が,その値がどの

データ要素概念

と関連づけられるのか,又はその値が何を意味するのかについていかな

る意味ももたない。

値域

は,複数の

データ要素

と関連づけてもよい。

4.13.1.4 

表現形式クラス

表現形式クラス

は,表現形式に対する

分類体系

とする。クラスの集合は,登録

簿内の要素を互いに区別するのを容易にする。例えば,表現形式クラス“量(amount)

”で分類されたデー

タ要素は,

“数(number)

”として分類された要素とは異なる。これらの要素の内容を比較すること,又は

それらを一緒にして計算することはおそらく意味がない。

管理項目

として,

表現形式クラス

は,

分類体系

で識別,命名,定義,及び任意選択に分類することを許

しているので,それ自身の

管理レコード

情報をもっている。

表現形式クラス

の主要な目的は,データ要素又は値域の分類のための高水準な(粗い粒度)の定義の別々

Deriv ation_Rule

deriv ation_rule_specif ication [1..1] : String

Data_Element_Example

data_element _example_item [1..n] : String

Data_Element_Concept

Data_Element_Deriv ation

applied_to

1..1

apply ing

0..*

derivation_rule_appli cation

Data_Element`

representation_class_qualif ier [0..1] : String
data_element_precision  [0..1] :  Integer

exemplif ied_by

1..*

exemplif y ing

0..*

exemplification

expressing

0..*

expressed_by

1..1

data_element_concept_expression

inputing

0..*

input_to

1..*

derivation_input

deriv ing

0..1

deri ved_f rom

1..*

derivation_output

Value_Domain

representing

0..*

represented_by

1..1

data_element_representat ion

Representation_Class

ty ped_by

0..*

typing

0..1

data_element_representation_class

t yped_by

0..*

ty pi ng

0..1

value_domain_representation_class


40

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

で完全な集合を提供することとする。これはビジネス規則の適用という点から利用者への援助となる。

表現形式クラス

は,項目の機能的及び/又は表象的な分類を利用者に伝える仕組みとする。

表現形式クラス用語の情報一覧は,ISO/IEC 11179-5  で提供する。次の一覧は,例のよりわかりやすい

一覧を提供するために拡張している。

コード(Code) – 指定した値を置き換えるのに有効な記号の体系,例えば,アルファベット,数字,

記号,及び/又はそれらの組合せ。

カウント(Count) – 数えることによって得られた(通貨以外の)数値。

通貨(Currency) – 通貨の表現形式。

日付(Date) – 暦の表現形式,例えば YYYY-MM-DD。

図形(Graphic) – 図表,グラフ,数学的曲線又は似たようなもの – 通常はベクトル画像。

アイコン(Icon) – 類似又は類推に基づいてそのオブジェクトを表す標識又は表現形式。

画像(Picture) – 人,オブジェクト又は景色の視覚表現形式 – 通常はラスタ画像。

数量(Quantity) – オブジェクトの大きさ,容積・総量(通貨以外)などのような連続数。

テキスト(Text) – 通常は書式のない文字フィールド。

時間(Time) – 日時又は期間,例えば HH:MM:SS.SSSS。

この一覧にある用語はどれも,表現形式クラスの特定の実装において要求されない。

表現形式クラスを用いることによって,値域の内容に対する意味の強力な制御が維持できる。規則は,

値域の内部又は間で内容の執行を許す表現形式クラスに対して作成できる。例えば,次による。

数値クラスのデータ要素は,計算には使用できない。”

日付クラスのデータ要素は,YYYY-MM-DD の形式でなければならない。”

コード表現形式と,そのコードが表現する値意味の特定な形式との間に,関連が存在しなければならな

い。”

属性   

許容出現数   

データ型

管理項目管理レコード

表現形式クラス

につき一つ

Administration_Record

管理項目から継承

4.13.1.5 

データ要素実例

データ要素

は,

データ要素

の典型的な実例を提供するために使用する

データ要

素実例

をもってもよい。

属性   

許容出現数   

データ型

データ要素実例項目

データ要素実例

につき一つ又は複数

String

4.13.1.6 

導出規則

データ要素

は,

データ要素

のための導出の仕様である

導出規則

をもってもよい。

導出

規則

は,減算のような単純な操作から,導出の非常に複雑な集合(

導出規則

とそれが作用する入力集合と

の間の関連として定義される導出)まで及んでいてもよい。

導出規則

は,算術的及び論理的な操作に限定

しない。

管理項目

として,

導出規則

は,

分類体系

で識別,命名,定義及び任意選択に分類することを許している

ので,それ自身の

管理レコード

情報をもっている。

導出規則

は,データ要素導出と関連づける必要なしに

管理項目

として登録してもよい。


41

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

属性   

許容出現数   

データ型

管理項目管理レコード

導出規則

につき一つ

Administration_Record

管理項目から継承

導出規則仕様

導出規則

につきゼロ又は一つ

String

4.13.1.7 

データ要素導出

データ要素導出

は,一つ以上の出力

データ要素

を導出するために,一つ以上の

入力

データ要素

への

導出規則

の適用とする。

4.14 

統合メタモデル  統合メタモデルを図 11 に示す。これは,モデルのデータ要素概念,データ要素並

びに概念及び値域の領域を結合する。


42

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

 11  統合メタモデル

5. 

基本属性

5.1 

基本属性の使用法  4.では登録簿内でメタデータを指定するモデルを規定する。しかし,メタデータ

仕様に対する要件は,時には登録簿の文脈の外に,例えば,国際規格の一部として,存在することもある。

メタデータの仕様は,属性の集合及びそれらの属性間の関連からなる。5.では,メタデータ登録簿以外

の文脈で使用される

基本

属性の集合を規定する。

基本

とは,これらの属性がメタデータ項目を指定するの

に頻繁に必要とすることを意味する。5.で規定する属性は,メタデータ項目が特定の文脈で使用されると

き,追加の属性を要求してもよいという意味で

基本

とする。

基本

というのは,5.で規定するすべての標準属性がすべての場合において要求されるということを意味

するものではない。次のような基本属性の間で区別をつける。

−  必す(須)

:常に要求される。

Deriv ation_Rule

deriv ation_rule_specif ication [1..1] : String

Data_Element_Example

data_element_exam ple_item [1..n] : String

Data_Elem ent_Deriv ation

applied_to

1..1

applying

0..*

deriv ation_rule_

Value_Dom ain

v alue_domain_dataty pe [1..1] : Dataty pe
v alue_domain_unit_of _measure [0..1] : Unit_of _Measure
v alue_domain_maxim um_character_quantity  [0..1] : Integer
v alue_domain_format [0..1] : String

Data_Element`

representation_class_qualif ier [0..1] : String
data_element_precision [0..1] : Integer

exem plif ied_by

1..*

exemplif y ing

0..*

exemplif icati on

inputing

0..*

input_to

1..*

deriv ation_input

deriv ing

0..1

deriv ed_from

1..*

deriv ation_output

representing

0..*

represented_by

1..1

data_element_representati on

Conceptual_Domain

dimensionality  [0..1] : String

representing

0..*

represented_by

1..1

conceptual_

domain_

representation

Data_Element_Concept

data_element_concept_object_class [0..1] : Object_Class
object_class_qualif ier [0..1] : String
data_element_concept_property  [0..1]  :  Property
property _qualif ier [0..1] : String

expressing

0..*

expressed_by

1..1

data_element_concept_expression

specif y ing

1..1

hav ing

0..*

data_elem ent_concept_conceptual_dom ain_relationship

Enum erated_Value_Dom ain

Value

value_item  [1..1] : String

Permissible_Val ue

permissible_value_begin_date [1..1] : Date
permissible_value_end_date [0..1] : Date

containing

0..*

contained_in

2..*

permissible_value_set

used_in

1..1

has

0..*

permitted_value

Value_Meaning

v alue_meaning_identif ier [1..1] : String
v alue_meaning_description [0..1] : String
v alue_meaning_begin_date [1..1] : Date
v alue_meaning_end_date [0..1] : Date

used_in 1..1

has

0..*

permissible_

value_

meaning

Enum erated_Conceptual_Domain

contained_in

1..*

containing

1..*

value_meaning_set

Non_enum erated_Value_Dom ain

non_enumerated_domain_description [1..1] : String

Non_enumerated_Conceptual_Dom ain

non_enumerated_conceptual_dom ain_description [1..1] : String

.

representi ng 0..*

represented_by

1..1

non-enumerated_

conceptual_

domain_

representation


43

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

−  条件付き:ある特定の条件の下で要求される。

−  任意選択:許可されるが要求されない。

備考  登録簿以外の文脈で基本属性(特に識別子)に対して規定された義務は,4.で定義したように,

登録簿のメタデータ項目に対して規定されたものとは異なる。

5.

は,データ要素の基本属性に焦点を絞った版である ISO/IEC 11179-3:1994 からの連続性を提供するこ

とを意図している。しかし,5.の適用範囲は,データ要素概念,概念定義域,値域,許容値及び値意味を

含むために,

(1994 版の)適正なデータ要素を越えて拡張する。1994 版の基本属性,2002 版の基本属性及

び 2002 版のメタモデルとの間の写像は,

附属書 に示す。

5.2 

共通属性  5.2 で列挙する属性は,管理項目のすべての型で共通とする。これらの属性をさらに,識

別用,定義用,管理用及び関係用に分類する。

5.2.1 

識別用

属性

許容出現数

名称

 

メタデータ項目

につき一つ以上(

備考 1.参照)。

文脈名

  

メタデータ項目

につきゼロ又は複数。二つ以上の

名前

属性が存在す

 

るならば要求される。

文脈識別子

 

メタデータ項目

につきゼロ又は一つ。

文脈名

がその使用文脈(例え

ば規格)内で一意でないならば要求される。

文脈記述

 

文脈名

につき一つ。

項目識別子

 

メタデータ項目

につきゼロ又は一つ。

名前

が,与えられた文脈内で

 

一意でないならば要求される(

備考 2.参照)

項目識別子

データ識別子

 

項目識別子

につき一つ。  [

項目識別子

の必す(須)部分。]

項目識別子

項目登録機関識別子

 

項目識別子

につきゼロ又は一つ。

項目識別子

の任意選択部分—

考 3.参照。)

 

メタデータ項目

につきゼロ又は一つ(

備考 4.参照)。

備考1.  二つ以上の名前が与えられた文脈内で指定されならば,通常は一つの名前を“優先”とし,

その他の名前は,

“同義語”とする。

2. 

項目識別子

は,登録簿内で必す(須)とするのに対して

4.8.1.4 参照),非登録簿使用では条

件付きだけとする。

項目識別子

に対する要件は,名前及び/又は文脈名を修飾し,その組合

せが一意になるように保証することによって除去することができる。

3. 

項目登録機関識別子

は,登録簿内で必す(須)とするのに対して(4.8.1.4 参照)

,非登録簿設

定では任意選択とする。

4. 

登録簿内で,

は,項目識別子の一部とする。非登録簿設定では,

は,項目識別子とは独

立に使用してもよい。

5.2.2

定義用

属性

許容出現数

定義

 

メタデータ項目が使用されるそれぞれの

文脈

に対して一つ(

備考参照)。

定義言語識別子

 

定義

につきゼロ又は一つ。

定義元参照 

定義

につきゼロ又は一つ。


44

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

備考  複数の

定義

が同じメタデータ項目に対して与えられている場合,

定義

の意味論は,すべての

にわたって同じであることが望ましい(意味が異なると,別々のメタデータ項目を指定した

ほうがよい。

。  しかし,意味を表現するのに使用する用語は,異なる文脈では異なっていても

よく,従ってそれぞれの

文脈

に対して別々の

定義

を許す。

5.2.3 

管理用  管理属性は,主に登録簿のメタデータ項目を記録することに関連している。したがって,

これらの属性は,非登録簿設定では,任意選択とする。

属性

許容出現数

注釈

 

メタデータ項目

につきゼロ又は一つ。

登録状況

 

メタデータ項目

につきゼロ又は一つ。

責任組織名

 

メタデータ項目

につきゼロ又は一つ。

提出組織名

メタデータ項目

につきゼロ又は一つ。

5.2.4 

関係用

属性

許容出現数

分類体系名

 

メタデータ項目が分類されるそれぞれの

分類体系

に対して一つ。

分類体系識別子

 

分類体系名

につきゼロ又は一つ。

分類体系名

文脈

内で一意でないなら

ば要求される。

分類体系型名

 

メタデータ項目が分類されるそれぞれの

分類体系

に対して一つ。

分類体系項目型名

メタデータ項目が分類されるそれぞれの

分類体系

に対してゼロ又は一つ

備考 1.参照)。

分類体系項目値

メタデータ項目が分類されるそれぞれの

分類体系項目

に対して一つ。

関連メタデータ参照

 

メタデータ項目につきゼロ又は複数(

備考 2.参照)。

関連の型

 

関連メタデータ参照

につき一つ。

備考1. 4.10.1 でのメタモデルは,

キーワード

分類体系

の型として扱う。

2. 

登録機関

は,

関連メタデータ参照

を記録するために,

参照文書

管理記録

又は

注釈

を使用す

ると決めることができる。

5.3 

データ要素概念に固有の属性  5.3 で列挙する属性は,データ要素概念に固有の属性とする。

属性

許容出現数

オブジェクトクラス名

データ要素概念

に対して一つ。

オブジェクトクラス識別子

オブジェクトクラス名

につきゼロ又は一つ。

特性名

データ要素概念

に対して一つ。

特性識別子

特性名

につきゼロ又は一つ。

5.4 

データ要素に固有の属性  5.4 で列挙する属性は,データ要素に固有の属性とする。

属性

許容出現数


45

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

値域名

データ要素

につきゼロ又は一つ。

値域識別子

データ要素

につきゼロ又は一つ。

データ型名

データ要素

につきゼロ又は一つ。値域名及び値域識別子のいずれも指定

されていないときは必す(須)

データ型体系参照

データ型名

につきゼロ又は一つ。

表現形式の配置

データ要素

につきゼロ又は一つ。

表現形式クラス

データ要素

につきゼロ又は一つ。

最大サイズ

データ要素

につきゼロ又は一つ。

最小サイズ

データ要素

につきゼロ又は一つ。

5.5 

概念定義域に固有の属性  5.5 で列挙する属性は,概念定義域に固有の属性とする。

属性

許容出現数

次元性

概念定義域

につきゼロ又は一つ。

5.6 

値域に固有の属性  5.6 で列挙する属性は,値域に固有の属性とする。

属性

許容出現数

データ型名

 

値域

につき一つ。

データ型体系参照

 

データ型名

につきゼロ又は一つ。

測定の単位名

 

値域

につきゼロ又は一つ。

5.7 

許容値に固有の属性  5.7 で列挙する属性は,許容値に固有の属性とする。

属性

許容出現数

 

許容値

につき一つ。

許容値開始日付

 

許容値

につきゼロ又は一つ。

許容値終了日付

 

許容値

につきゼロ又は一つ。

5.8 

値意味に固有の属性  5.8 で列挙する属性は,値意味に固有の属性とする。

属性

許容出現数

値意味記述

 

値意味

につき一つ。

値意味識別子

 

値意味

につきゼロ又は一つ。

値意味開始日

 

値意味

につきゼロ又は一つ。

値意味終了日

値意味

につきゼロ又は一つ。

6. 

適合性  この規格は,物理的な実装ではなく,概念モデルを規定する。したがって,メタモデルは,

規定のとおりに正確に物理的に実装する必要はない。しかし,実装とメタモデルとの間に双方向であいま

いなところがないように写像できなければならない。


46

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

この規格は,完全な概念モデルが要求されない又は適切でない状況に対する基本属性の一覧も規定する。

適合性は,概念モデル,基本属性のいずれか,又は両方に対して主張してもよい(5.2 参照)

。適合性の

主張は,次の 6.16.6 で規定する適合性の程度及び水準を指定しなければならない。

6.1 

適合性の程度    “厳格適合”実装と“適合”実装との間の区別は,相互運用性及び拡張に対する同

時の必要性を扱うのに必要とする。この規格は,相互運用性を促進する仕様を規定する。拡張は,利用者,

提供者,学会及び業界の要求によって動機付けされ,さらに拡張は,次のとおりとする。

a)

この規格では直接には規定しない。

b)

この規格の外部で規定及び合意される。

c)

この規格の将来の版に対しての試験使用として提供してもよい。

厳格適合実装は,実用性の点で制限してもよいが,この規格に対しては,最大限の相互運用性とする。

適合実装は,より実用的としてもよいが,この規格に対しては,より低い相互運用性としてもよい。

6.1.1 

厳格適合実装  厳格適合実装は,次による。

a)

すべての必す(須)

,任意選択及び条件付きのデータ要素の属性並びに関連を利用可能にしなければな

らない。

b)

データ要素属性へのいかなる拡張機能もまた拡張に対しても,使用したり,試験したり,アクセスし

たり,又は調べてはならない。

c)

未指定,未定義又は実装定義の動作に依存するデータ要素属性の生成を認めたり,行ったり,又は許

したりしてはならない。

備考  メタモデル又は基本属性に対する拡張の使用は,未定義の動作を引き起こしてもよい。

6.1.2 

適合実装  適合実装は,次による。

a)

すべての必す(須)

,任意選択及び条件付きのデータ要素の属性並びに関係を利用可能にしなければな

らない。

b)

実装によって許されるとき,データ要素属性に対する拡張機能又は拡張を使用しても,試験しても,

アクセスしても,又は調査してもよい。

c)

未指定,未定義又は実装定義の動作に依存するデータ要素属性の生成を認めたり,行ったり,又は許

してもよい。

備考1.  すべての厳格適合実装は,適合実装とする。

2. 

メタモデル又は基本属性に対する拡張の使用は,未定義の動作を引き起こしてもよい。

6.2 

適合性の水準  実装は,この規格に対する適合性の二つの水準のどちらに適合してもよい。

6.2.1 

適合性水準 1  5.で規定するメタデータ要素,関連及び特性だけを利用可能にし,使用する。

6.2.2 

適合性水準 2  4.で規定するすべてのメタデータ要素,関連及び特性を利用可能にし,使用する。

6.3 

義務  この規格で規定する特性及び関連は,必す(須),条件付き及び任意選択であることを明言す

る。

適合性の目的のために,次による。

a)

必す(須)の特性及び関連は,存在しなければならず,この規格の規定に適合しなければならない。

b)

この規格の中で条件付きとして指定された項目は,関連する条件が満たされたときには必す(須)と

して扱われなければならず,それ以外のときは存在してはならない。

c)

任意選択の特性及び関連は,存在することを要求しないが,存在するときは,この規格の規定に適合

しなければならない。

このような義務は,関連するメタデータ項目の登録状態が記録済み又はより高位であるとき,かつ,そ


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:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

のときに限り強制する。

6.4 

この規格の前の版に対する適合性  次のものは,ISO/IEC 11179-3:1994 での登録簿項目及びそれらの

義務属性であり,各項目が,この版では廃止とみなすかどうかを示す。

識別用:名前[必す(須)],識別子(条件付き),版(条件付き),登録機関(条件付き),同義語名(任

意選択,

廃止

,文脈(条件付き)

定義用:定義[必す(須)]

関係用:分類体系(任意選択),キーワード(任意選択,

廃止

,関連データ参照(任意選択,

廃止

関連の型(条件付き)

表現用:表現形式分類[必す(須),

廃止

,表現形式の形式[必す(須)

廃止

,データ要素値のデ

ータ型[必す(須)

,データ要素値の最大サイズ[必す(須)

,データ要素値の最小サイズ[必す(須)

廃止

,表現形式の配置(条件付き,

廃止

,許容データ要素値[必す(須)

廃止

−  管理

用:責任組織(任意選択),登録状態(条件付き),提出組織(任意選択),注釈(任意選択)

附属書 では,1994 版の属性を新しいメタモデルに関連づける。

6.5 

実装適合性宣言(ICS)  この規格に対する適合性を主張する実装は,次のことを述べる実装適合性

宣言を含まなければならない。

a)

実装は,適合か厳格適合かどうか  (6.1

b)

適合性は,水準 1 か,水準 2(6.2)か,又は両方かどうか。

c)

どのような拡張が利用可能にされ又は使用されるか。

6.6 

登録に関する役割及び責任  適合性は,ISO/IEC 11179-6:データ要素の登録によって規定される登

録機関の役割及び責任の文脈の中で考慮する。

システムの拡張した適合性は,手続の形式化,団体間の役割及び責任の合意,及びソフトウェア製品の

使用並びに他のシステムからの変換を扱う指針を必要とする。これらの側面の形式化は,6.16.5 の適合

性要件,及び ISO/IEC 11179-6 で規定する登録機関の役割と一貫していなければならない。


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:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

附属書 A(参考)用語のアルファベット順一覧

ISO/IEC 11179-3:2003

の Annex A Alphabetical List of Terms による。


49

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

附属書 B(参考)モデリング表記法

ISO/IEC 11179-3:2003

の Annex B Modeling Notation による。


50

X 4181-3

:2004 (ISO/IEC 11179-3:2003)

     

附属書 C(参考)ISO/IEC 11179-3:1994 基本属性から ISO/IEC 11179-3:2003

メタモデル及び基本属性への写像

ISO/IEC 11179-3:2003

の Annex C Mapping the ISO/IEC 11179-3:1994 basic attributes to the ISO/IEC

11179-3:2003 metamodel and basic attributes

による。