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X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

(1) 

まえがき

この追補は,1999 年に発行された ISO 8879 [Information processing−Text and office systems−Standard

Generalized Markup Language (SGML)] Technical Corrigendum 2

を翻訳し,技術的内容及び追補の様式を変更

することなく作成した日本工業規格の追補である。

この追補には,次に示す附属書及び

解説がある。

・附属書 K(規定)  Web SGML 適応

・附属書 L(参考)  XML に関する追加要件


日本工業規格

JIS

 X

4151

: 2001

 (I

8879

: 1986/Cor.2 : 1999

)

文書記述言語 SGML

(追補 2)

Standard Generalized Markup Language (SGML)

Technical Corrigendum 2

1.

Web SGML

適応及び XML に関する追加要件のための追補

この規格中に現れる“要素宣言”は,すべて“要素型宣言”に変更する。

この規格中に現れる“要素集合”は,すべて“要素型集合”に変更する。

4.223

JIS X 4151 においては,3. (126)]を次のとおりに置き換える。

4.223

所有者識別子 (owner identifier) 所有者を識別する,公開識別子の部分。

備考  ある公開識別子の所有者が,その公開識別子が識別するオブジェクトの所有者である必要はな

い。

次に示す

附属書 K(規定)及び附属書 L(参考)を,JIS X 4151-1992(ISO 8879 : 1986 及び ISO 8879Amendment

1 : 1988

の内容に,技術的追加及び編集上の変更を加えたものが,この規格に対応している。)に追加す

る。


2

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

附属書 K(規定)  Web SGML 適応

この附属書は,SGML の World Wide Web (WWW),イントラネット及びエクストラネットへの多様な適応

によって明らかになった欠陥を修正する。この附属書は,誤りを修正し,既存の適合文書を不適合にしな

い明確な解法が存在するあいまいさを解決し,その他のあいまいさについては別の解法の選択を与える。

この附属書の応用可能性は,World Wide Web への応用がきっかけとなったが,SGML のあらゆる用途に拡

張できる。

この附属書は,HyTime 第 2 版  [JIS X 4155 : 2000 (ISO/IEC 10744 : 1997)]  の SGML 拡張機能と DSSSL

[JIS X 4153 : 1998 (ISO/IEC 10179 : 1996)]

との中で定義されているグローブ及び特性集合を参照する。

K.1

適合性

この附属書に適合するかどうかは個別の文書ごとに決定され,K.3.2 で示すとおり,SGML 宣言中で表示

される。適合 SGML システムとなるためには,必ずしもこの附属書をサポートする必要はない。

この附属書は,置換,新しい構文生成規則及びテキストの集合として構成され,この規格の本体を変更

するものとして記述されている。影響を受ける節の番号は必ずしも引用されない。しかし,それらの変更

は,この附属書に適合する場合だけに適用できる。

この附属書をサポートする SGML 構文解析系は,この附属書への適合を主張しない適合 SGML 文書を

構文解析できなければならない。それらの文書の構文解析は,この附属書をサポートしない SGML 構文解

析系を用いた場合と同一のグローブを生成しなければならない。しかし,それらの文書に関するエラー報

告は,規格をこの附属書によって変更した結果に従って行う。変更前の規格に関するエラーを報告する必

要はない。

K.2

定義

K.2.1

文書型宣言に関係する定義

K.2.1.1  DTD

宣言 (DTD declarations) 

文書型宣言部分集合の中に現れるマーク付け宣言。

K.2.1.2

外部部分集合 (external subset) 

文書型宣言部分集合のうち,外部宣言実体中に存在する部分。

K.2.1.3

内部部分集合 (internal subset) 

文書型宣言部分集合のうち,文書型宣言の dso と dsc との間に現れる部分。

dso

及び dsc が省略された場合,内部部分集合は,存在しないのではなく,空となる。

K.2.1.4

外部部分集合実体  (external subset entity)  

文書型宣言の外部識別子パラメタによって宣言され,内部部分集合の末尾で(暗黙的に)参照される実体。

K.2.2

文書インスタンスに関係する定義

K.2.2.1

完全宣言済み文書インスタンス (fully-declared document instance)  

文書インスタンスであって,それに関連付けられた文書型宣言が,この規格の本体によってインスタンス

に必要とされるすべての DTD 特性を表現するのに十分なマーク付け宣言を含み,それらの特性を修正す

る DTD データ実体を含まないもの。

この文書型宣言自体は,K.4.9 に示す暗黙の宣言であってもよい。


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X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

備考 SGML 宣言が IMPLYDEF ATTLIST NO 及び ELEMENT NO ENTITY NO NOTATION NO を指定し

ている場合,文書インスタンスは完全宣言済みである必要がある。システムは,SGML 宣言が

要求しない場合でも,処理を起動する際のパラメタなどによって,インスタンスが完全宣言済

みであるかどうかの妥当性検証を要求する手段を提供することが望ましい。

完全宣言済みでない文書インスタンスは,完全タグ付き文書インスタンス又は充足タグ付き文書インス

タンスのどちらかでなければならない。

K.2.2.2

完全タグ付き文書インスタンス  (fully-tagged document instance)  

すべての要素に対して終了タグ及び共通識別子付き開始タグが存在し,開始タグ中のすべての属性指定に

属性名が存在する文書インスタンス。

備考 SGML 宣言が,DATATAG NO,RANK NO,OMITTAG NO,SHORTTAG STARTTAG EMPTY NO

及び SHORTTAG ATTRIB OMITNAME NO を指定している場合,文書インスタンスは完全タグ

付きでなければならない。SGML 宣言が要求しない場合でも,システムは,処理を起動する際

のパラメタなどによって,インスタンスが完全タグ付きであるかどうかの妥当性検証を要求す

る手段を提供することが望ましい。

K.2.2.3

型妥当文書インスタンス  (type-valid document instance)  

この規格の本体が要求するとおりであって,関連付けられた文書型宣言中で表現された DTD 特性に適合

する文書インスタンス。DTD 特性の表現は,マーク付け宣言,DTD データ実体,又はその両方による。

K.2.2.4

充足タグ付き文書インスタンス  (amply-tagged document instance)  

文書型宣言へのアクセスを必要としない範囲内でマーク付け最小化を用いている文書インスタンス。

備考1. SGML 宣言が,DATATAG NO,RANK NO,SHORTTAG ATTRIB OMITNAME NO,及び

IMPLYDEF ELEMENT NO

又は IMPLYDEF ELEMENT ANYOTHER のどちらかを指定してい

る場合,文書インスタンスが最小化を用いている限り,それらは充足タグ付きでなければな

らない。SGML 宣言が要求しない場合でも,システムは,処理を起動する際のパラメタなど

によって,インスタンスが充足タグ付きであるかどうかの妥当性検証を要求する手段を提供

することが望ましい。

2.

充足タグ付き文書インスタンス中では,K.3.7 で規定するとおりにデフォルトで宣言された要

素型についても,終了タグを省略できる。

もっと正確にいうと,充足タグ付き文書インスタンスは,7.3.1.2JIS X 4151 においては,

6.3.1.2

)で規定する三つの条件 a)b)又は c)のどれかを満たすことによって,暗黙に宣言さ

れ た 型 の 要 素 の 終 了 タ グ を 省 略 で き る 。 し か し , 条 件 c) は ,“ IMPLYDEF ELEMENT

ANYOTHER

”が SGML 宣言で指定されていて,その要素に同じ型の他の要素が続く場合だ

け満たすことができる。

次に示す充足タグ付き文書インスタンスは,

“IMPLYDEF ELEMENT ANYOTHER”が指定

され,DTD 宣言が一つもない場合におけるこの可能性を例示している。

<chapter>

<title>Chapter title</title>

<list>

<item>First item in the list

<item>Second item in the list

</list>


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X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

先頭の item の終了タグは,条件 c)“この要素の後ろに,その内容中には出現を許されない

他の要素(この場合,他の item)が続いている”が成立するので,省略できる。

2

番目の item の終了タグは,条件 b)“この要素の後ろに,他の開要素 (list) の終了タグが

続いている”が成立するので,省略できる。

chapter

の終了タグは,条件 a)“この要素の後ろで,SGML 文書実体が終了する”が成立す

るので,省略できる。

K.2.2.5

直接再帰要素  (immediately recursive element)  

同じ型の下位要素をその直接の内容として含む要素。

備考1.  次に示す完全タグ付きテキスト中において,最初の section 要素は直接再帰だが,最初の list

要素はそうではない。

<section>

<title> The title</title>

<section>

<p>The data. </p>

</section>

</section>

<list>

<item>First outer list item</item>

<item>Second outer list item, which contains

an inner list.

<list>

<item>Inner list item</item>

</list>

</item>

</list>

2.

システムは,DTD がそれを許している場合でも,処理を起動する際のパラメタなどによって,

インスタンスが直接再帰要素を含んでいるかどうかの妥当性検証を要求する手段を提供する

ことが望ましい。

K.2.3

実体制約に関係する定義

備考  制約のない SGML 文書をサポートする SGML システムは,DTD 宣言を構文解析し,内部実体

参照及び外部実体参照をともに解決できなければならない。この SGML システムが,被参照実

体へのアクセスに失敗した後,エラー回復の一つの形態として構文解析を継続した場合,その

結果は予測不可能となる。この規格で定義する実体に関する一つ以上の制約を守ると,もっと

単純な SGML システムによって処理したり,外部実体へのアクセスが低速又は低信頼となる環

境(ネットワークなど)で処理するために,文書を修正しやすくできる。

K.2.3.1

完結記憶文書インスタンス  (integrally-stored document instance)  

すべての要素及びマーク付き区間が,それが開始した実体の中で終了する文書インスタンス。

備考  この制約は,完全タグ付き文書インスタンス中において,被参照実体へのアクセスに失敗した

後,エラー回復の一つの形態として構文解析を継続することを可能にする。結果として得られ


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X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

るグローブは,アクセスできない実体中にあるノードの後に続くノード群の木構造アドレスを

除き,構文解析されたテキストについては,被参照実体へのアクセスに失敗しなかった場合と

同一となる。この制約は,実体参照の置換を遅延でき,実体が再利用される場合にグローブ部

分を共有できるという,編集系の実装上における利点もある。

K.2.3.2

参照なし文書 (reference-free document) 

定義済みデータ文字実体への参照を除いて,実体参照を含まない SGML 文書。

備考  参照なし文書は,実体参照を解決できない適合 SGML システムを用いて構文解析することがで

きる。

K.2.3.3

外部参照なし文書 (external-reference-free document) 

外部実体参照を含まない SGML 文書。

備考1.  外部参照なし文書は,外部実体の名前を含む属性値をもつことができ,応用が実体参照以外

の手段によって外部実体にアクセスする結果を引き起こすかもしれない属性値をもつことも

できる。

2.

外部参照なし文書は,外部実体参照を解決できないシステムによって構文解析することがで

きる。

K.2.4

その他の定義

K.2.4.1

定義済みデータ文字実体  (predefined data character entity)  

重要な SGML 文字をデータとして参照するために使用される,構文参照文字集合中の文字番号と関連付け

られた一般実体。

備考 DTD 宣言を考慮せずに構文解析を行う際に,区切り子としての解釈を回避可能にするため,デ

ータが出現可能なモード中で認識される個々の区切り子文字列の先頭文字に対して,定義済み

データ文字実体が存在することが望ましい。

K.2.4.2

空白 (white space) 

SEPCHAR

,SPACE,RE 及び RS の各機能に割り当てられた文字。

K.2.4.3

強制空要素  (mandatorily empty element)  

EMPTY

と宣言された型の要素,又は明示的な内容参照属性によって,強制的に EMPTY となった要素。

K.2.5  DTD

記法に関係する定義

K.2.5.1  DTD

記法 (DTD notation) 

DTD

特性を表現することができるデータ記法。

備考1.  この規格は,DTD 特性を表現する手段としてマーク付け宣言を提供する。この規格は,DTD

記法の使用を許すが,何の定義も行わない。

2. DTD

記法には,他の情報を表現する能力もある。例えば,DTD 記法は,文書のデータ内容

に関する制約,又はマーク付け宣言では表現できないが応用による妥当性検証が可能な構造

上の制約を表現できる。しかし,文書がそれら付加的な制約への適合に失敗した場合,報告

可能なマーク付けエラーとはならない。

3. DTD

記法は,DTD データ実体の中で用いられる。

K.2.5.2  DTD

特性 (DTD properties) 

マーク付け宣言によって指定できるクラス及び特性。次に示すグローブ設計によって定義される。

<!DOCTYPE grovplan PUBLIC "ISO/IEC 10744 : 1997//DTD Grove

Plan//EN" >


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X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

<grovplan propset=SGMLProp id=dtdprops>

<title>DTD Properties Grove Plan</title>

<desc>

Classes and properties that are specifiable by DTD declarations. They

are needed to parse and validate a document instance.

</desc>

<inclmod>

prlgabs0 prlgabs1 dtgabs rankabs srabs subdcabs

fpiabs arcabs fsiabs dafeabs gadcabs pelement

</inclmod>

<inclclas>

sgmldoc doctpdcl

</inclclas>

<omitprop classes= "sgmldoc">

appinfo epilog

</omitprop>

</grovplan>

K.2.5.3

パラメタ実体 (parameter entity) 

4.225JIS X 4151 においては,3. (209))を参照。]

外部部分集合実体であるか,又はパラメタ実体名を付けて宣言された実体。

K.2.5.4  DTD

データ実体  (DTD data entity)  

宣言中に記法名を含む外部パラメタ実体。

備考  この記法名は,DTD 記法の名前であることが望ましい。実体の内容は,DTD 特性を記述して

いることが望ましい。

K.3  SGML

宣言

[171]

  SGML declaration = 

"<!SGML", ps+,

(SGML declaration reference | SGML declaration body),

ps*, ">"

SGML

文書を自己識別的にするために,すべての適合 SGML 文書は,SGML 宣言の形式の一つを含むこ

とが望ましい。

K.3.1  SGML

宣言参照

[171.1]

  SGML declaration reference =

name, external identifier?

ここで,

a) "name"

は,参照具象構文における名前とする。

b) "external

identifier"

は,SGML 宣言本体を参照していなければならない。

省略された場合,external identifier は“SYSTEM”とする。

外部識別子 (external identifier) が公式公開識別子の場合,SGML 宣言本体を識別するための公開テキス


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X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

トクラスとして,10.2.2.1JIS X 4151 においては,9.2.2.1)で示されるものの一つではなくて“SD”を使

用することが望ましい。

備考  例えば,次のとおりとする。

<!SGML HTML3.2 PUBLIC "+/IDN W3C. ORG//SD HTML Version 3.2//EN">

10.2.2.1

JIS X 4151 においては,9.2.2.1)の文“名前は…でなければならない”を“名前は…であるこ

とが望ましい”に置換する。

K.3.2  SGML

宣言本体

[171.2]

  SGML declaration body =

minimum literal, ps+,

document character set, ps+,

capacity set, ps+,

concrete syntax scope, ps+,

concrete syntax, ps+,

feature use, ps+,

application-specific information,

(ps+, added requirements)?

最小リテラルの最小データは,次のどれかとする。

a)

" ISO 8879 : 1986 "

b)  " ISO 8879 : 1986 (ENR) "

c)

" ISO 8879 : 1986 (WWW) "

ENR

接尾部は,その文書が,この規格の

附属書 に適合することを示す。

WWW

接尾部は,その文書が,この規格の

附属書 K(この附属書)に適合することを示す。附属書 は,

参照によってこの規格の

附属書 の規定を統合し,この規格の規定のうち,附属書 の規定と矛盾するも

のすべてに取って代わる。

文書が,最小データに対する単純な変更によってこの附属書への適合性を宣言することを可能にするた

めに,SGML 宣言本体の幾つかのパラメタは省略可能になっている。省略されたパラメタは,文書には何

の効果ももたない。すなわち,省略されたパラメタが扱う対象に関しては,その文書はこの附属書に適合

していないのと同じとする。

備考  しかし,パラメタはすべて指定することが望ましい。

K.3.3

容量集合

[180]

  capacity set = 

"CAPACITY", ps+,

(("PUBLIC", ps+, public identifier)|

"NONE"|

("SGMLREF", (ps+, name, ps+, number)*))

NONE

は,どの容量も指定されていないことを示す。

NONE

を指定しても,あるシステムに対して,そのシステム宣言中で指定している値を超える容量のサ

ポートを要求することにはならない。

K.3.4

具象構文

[182]

concrete syntax = 


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X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

"SYNTAX", ps+,

(public concrete syntax |

(shunned character number identification, ps+,

syntax-reference character set, ps+,

function character identification, ps+,

naming rules, ps+,

delimiter set, ps+,

reserved name use, ps+,

quantity set,

(ps+,predefined data character entities)?))

K.3.4.1

量集合

[194]

  quantity set = 

"QUANTITY", ps+,

("NONE"|

("SGMLREF", (ps+, name, ps+, number)*))

NONE

は,いかなる量も指定されていないことを示す。

NONE

を指定しても,あるシステムに対して,そのシステム宣言中で指定している値を超える量のサポ

ートを要求することにはならない。

K.3.4.2

定義済みデータ文字実体

[194.1]

  predefined data character entities =

"ENTITIES", ps+,

("NONE"|(parameter litera1, ps+, character number)+)

解釈された各“parameter literal”は,定義されている構文中における妥当な一般実体名でなければなら

ず,構文参照文字集合中における文字番号と関連付けられている。その名前付き実体が参照される場合,

その置換テキストは,対応する文字への数値文字参照となる。定義済みデータ文字実体は,その具象構文

を用いるすべての文書の内部部分集合の先頭で定義されているものとして扱われる。

備考  次に,例を示す。

ENTITIES "amp" 38 "lt" 60 "gt" 62 "quot" 34 "apos" 39

K.3.5

マーク付け最小化機能

[196]

markup minimization features = 

"MINIMIZE", ps+,

"DATATAG", ps+, ("NO"|"YES"), ps+,

"OMITTAG", ps+, ("NO"|"YES"), ps+,

"RANK", ps+, ("NO"|"YES"), ps+,

"SHORTTAG", ps+, ("NO"|"YES"|

(start-tag options, ps+, end-tag options, ps+, attribute-options)),

(ps+, empty element ending rules,

ps+, implied default declarations)?

備考  使用可能にされたマーク付け最小化機能の利用は,他のマーク付け最小化機能を含んだ,この

規格の他の規定の操作によって影響を受けてもよい。


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X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

K.3.5.1  SHORTTAG

開始タグオプション

[196.1]

  start-tag options =

"STARTTAG", ps+,

"EMPTY", ps+, ("NO"|"YES"), ps+,

"UNCLOSED", ps+, ("NO"|"YES"), ps+,

"NETENABL", ps+, ("NO"|"ALL"|"IMMEDNET")

ここで,

a) EMPTY

YES

は,空の開始タグを可能にする。

b) UNCLOSED

YES

は,閉じない開始タグを可能にする。

c) NETENABL

ALL

は,終了タグをもつことを許されたすべての要素について,NET 可能開始タグを可

能にする。

NET

可能開始タグで始まる要素は null 終了タグで終了してもよいが,そうしなくてもよい。

d)  NETENABL IMMEDNET (

“immediate NET”)  は,終了タグをもつことを許された要素であって,開

始タグと終了タグとの間にテキストをもたない要素に対して,NET 可能開始タグを可能にする。

ただし,これはその要素が null 終了タグで終了することを条件とする。

備考1.  開始タグと終了タグとの間にテキストをもたない要素は,必ずしも強制空要素ではない。

2. null

終了タグは,EMPTYNRM YES が指定されている場合にだけ,強制空要素に対して用い

ることができる  (K.3.6)  。

3.

例えば,nestc が“/”

net が“>”であって,

“img”は強制空要素ではないか,又は強制空

要素であって,EMPTYNRM YES が指定されているとする。このとき,

<img></img>

の代わりに,

<img/>

を用いることができる。

K.3.5.2  SHORTTAG

終了タグオプション

[196.2]

  end-tag options =

"ENDTAG", ps+,

"EMPTY", ps+, ("No"|"YES"), ps+,

"UNCLOSED", ps+, ("NO"|"YES")

ここで,

a) EMPTY

YES

は,空の終了タグを可能にする。

b) UNCLOSED

YES

は,閉じない終了タグを可能にする。

K.3.5.3  SHORTTAG

属性オプション

[196.3]

  attribute options =

"ATTRIB", ps+,

"DEFAULT", ps+, ("NO"|"YES"), ps+,

"OMITNAME", ps+, ("NO"|"YES"), ps+,

"VALUE", ps+, ("NO"|"YES")

ここで,

a) DEFAULT

YES

は,

属性値のデフォルト値指定を可能にする

7.9.1.1

JIS X 4151 においては,

6.9.1.1


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X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

b) OMITNAME

YES

は,一意な NMTOKEN 値に対して,属性名及び vi の省略を可能にする[7.9.1.2JIS 

X 4151

においては,6.9.1.2

c) VALUE

YES

は,ある属性値を,リテラルとしてではなく区切り子なしで指定することを可能にする

7.9.3.1JIS X 4151 においては,6.9.3.1

備考 DEFAULT

NO

は,属性定義リスト宣言でデフォルト値を用いることの妨げにはならない。

K.3.6

空要素終了規則

[196.4]

  empty element ending rules = 

"EMPTYNRM", ps+, ("NO"|"YES")

ここで,EMPTYNRM YES は,EMPTY と宣言された型の要素,又は明示的な内容参照属性[7.3JIS X 

4151

においては,6.3

]によって強制的に EMPTY とされた要素に対して,マーク付け最小化規則を含む,

終了タグの存在に関する通常の規則を適用することを示す。

備考 EMPTYNRM

YES

の指定は,終了タグの存在に関して,強制空要素にもその他の要素と同じ規

則を適用する。

K.3.7

暗黙のデフォルト宣言

[196.5]

  implied default declarations =

"IMPLYDEF", ps+,

"ATTLIST", ps+, ("NO"|"YES"), ps+,

"DOCTYPE", ps+, ("NO"|"YES"), ps+,

"ELEMENT", ps+, ("NO"|"YES"|"ANYOTHER"), ps+,

"ENTITY", ps+, ("NO"|"YES"), ps+,

"NOTATION", ps+, ("NO"|"YES")

ここで,

a) DOCTYPE

YES

は,暗黙の文書型宣言が,外部部分集合実体(K.4.9 参照)の暗黙の宣言を含むことを

意味する。

b)

他のパラメタに対する YES 指定は,指定された型の情報を,明示的な宣言なしに完全タグ付き又は充

足タグ付き文書インスタンス中で使用することを許す。

その代わり,宣言は次のとおりに暗黙化される。

1) ATTLIST

YES

は,宣言されない属性が,

“CDATA #IMPLIED”と宣言されることを意味する。

2) ELEMENT

YES

は,宣言されない要素型が,

“−O ANY”と宣言されることを意味する。

3) ELEMENT

ANYOTHER

は,宣言されない要素型が,

“−O ANY”と宣言されることを意味する。

ただし,この型の直接再帰要素は禁止される。

4) ENTITY

YES

は,宣言されない一般実体が,

“SYSTEM”と宣言されることを意味する。

5) NOTATION

YES

は,宣言されない記法が,

“SYSTEM”と宣言されることを意味する。

備考 IMPLYDEF

DOCTYPE

YES

は,外部部分集合実体の宣言だけを暗黙的に示す。他の宣言は,そ

れが必要であって,適用可能な IMPLYDEF パラメタによって許可されている場合は,暗黙的に

示してもよい。

IMPLYDEF ELEMENT ANYOTHER

及び OMITTAG YES が指定されている場合,宣言されていない型の

要素の終了タグは,その要素の後に同じ型の要素の開始が続く場合に,充足タグ付きインスタンスから省

略できる。

IMPLYDEF ENTITY YES

が指定されている場合,一般実体名として#DEFAULT を指定することはできな


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X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

い。

暗黙的に宣言された定義は,

それらの宣言を暗黙的に示す必要がある順序に従ってグローブ中に現れる。

属性が指定されない場合,属性割当てノードが作られることはない。

備考  暗黙の宣言は,同じオブジェクトに対する,構文解析の過程で無視された明示的宣言と同じで

ある必要はない(K.4.9 の 2 番目の

備考)。何らかの処理(例えば,DTD をもたない文書のため

に明示的な DTD を生成する処理)の結果としてそのオブジェクトに関して作られるかもしれ

ない,どのような明示的宣言を制約するものでもない。

K.3.8

その他の機能

[198]

  other features = 

"OTHER", ps+,

"CONCUR", ps+, ("NO"|("YES", ps+, number)), ps+,

"SUBDOC", ps+, ("NO"|("YES", ps+, number)), ps+,

"FORMAL", ps+, ("NO"|"YES"),

(urn feature, keeprsre feature, validity feature, entities feature)?

K.3.8.1

普遍資源名

[198.1]

  urn feature =

ps+, "URN", ps+, ("NO"|"YES")

ここで,URN YES は,公開識別子が,Internet Engineering Task Force RFC2141 が管理する普遍資源名

(Universal Resource Names)

に従って解釈されることを意味する。

URN

及び FORMAL の両方が YES である場合,公開識別子は,公式公開識別子又は URN として解釈さ

れる。

K.3.8.2

内容中の空白

[198.2]

  keeprsre feature =

ps+, "KEEPRSRE", ps+, ("YES"|"NO")

ここで,KEEPRSRE YES は,7.6.1JIS X 4151 においては,6.6.1)が適用されないことを意味する。

KEEPRSRE YES

が指定された場合,混合内容中のすべての空白は,データ文字ノードとしてグローブ中

に含まれ,要素内容中のすべての空白は,s 分離子ノードとしてグローブ中に含まれる。

備考  このオプションは,属性値リテラルのように,空白を正規化するために独自の規則をもつ(そ

して,いずれにせよ内容中には現れない)

,区切られた文字列には影響を与えない。

K.3.8.3

表明

[198.3]

  validity feature =ps+,

"VALIDITY", ps+, ("NOASSERT"|"TYPE")

ここで,

a) NOASSERT

は,妥当性に関する表明を行わないことを示す。

b) TYPE

が指定された場合,文書インスタンスは型妥当であることを示す。

パラメタが省略された場合,TYPE が指定されたものとみなす。

[198.4]

  entities feature =ps+,

"ENTITIES", ps+, ("NOASSERT"|

("REF", ps+, ("NONE"|"INTERNAL"|"ANY"), ps+,

"INTEGRAL", ps+, ("NO"|"YES")))


12

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

ここで,

a) NOASSERT

は,妥当性に関する表明を行わないことを示す。

b) REF

は,その文書が制約されない実体参照 (ANY) をもつこと,外部参照なし (INTERNAL) である

こと,又は参照なし (NONE) であることを意味する。

c) INTEGRAL

YES

は,文書インスタンスが完結記憶であることを意味する。

省略された場合,NOASSERT が指定されたものとみなす。

文書が,表明された制約に従っていない場合,それは報告可能エラーとする。

備考1.  例えば,それ以外の点では適合する文書が,誤って完結記憶であると表明している場合,そ

の文書は不適合となる。この表明が行われていなかった場合には,この文書は適合していた

ことになる。

2.

システムは,SGML 宣言が表明を行っていない場合でも,処理を起動する際のパラメタなど

によって,文書に対して特定の VALIDITY 表明又は ENTITIES 表明が正しく行えるかどうか

を検査する手段を提供することが望ましい。

3. SGML

適合性に対する従来の要求を満たすには,文書インスタンスは,型妥当であるととも

に完全宣言済みでなければならない。

K.3.9

追加要件

[199.1]

  added requirements =

"SEEALSO", ps+, ("NONE"|(ps+, public identifier)+)

この公開識別子は,SGML 言語とは関係しない要件も含んだ,その文書に対する追加的な要件を識別す

る。これらの要件は,この規格の要件事項に追加されるものとするが,この規格の要件事項と矛盾するも

のであってはならない。追加要件を満たせなくても,報告可能なマーク付けエラーとはしない。

備考  例えば,ある SGML システムは,このパラメタを,特定の実体制約に関する表明の要件の存在,

指定された要素型に関するフォーマティングの慣習,又は表の行中のセルの数がある属性で指

定された数を超えないなどのデータに関する制限,を通知するために使うことができる。追加

的に必要となる,実体に関する表明が SGML 宣言中に存在していない場合は,報告可能なマー

ク付けエラーとはしない。それらの表明が存在する場合,文書がそれを満たしていなければ報

告可能なマーク付けエラーとする。それは,たとえ追加要件がなかった場合でも同じとする。

そのシステムが,公開識別子によって名前付けられたオブジェクトにアクセスできない場合は,エラー

とはしない。

備考  附属書 L“XML に関する追加要件”を参照すること。

K.4

一般事項

K.4.1  16

進文字参照

[62]

  character reference = 

named character reference |

numeric character reference |

hex character reference

[62.1]

  named character reference =

cro, function name, reference end

[62.2]

  numeric character reference =


13

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

cro, character number, reference end

[62.3]

  hex character reference =

hcro, hexdigit+, reference end

hexdigit

は,数字,小文字 a∼f 又は大文字 A∼F とする。16 進数字列の長さは,NAMELEN を超えるこ

とができない。

K.4.2

区切り子

9.6JIS X 4151 においては,8.6)を参照。]

名前

文字列

番号

モード

制約

説明

HCRO (none)  (none)  CON

LIT HEX  Hex

文字参照開始

NESTC

(NET) (none) TAG

NET

可能開始タグ終了

NET /

47

CON  ELEM

Null

終了タグ

HEX

制約は,後に hexdigit が続かなければならない。

NESTC

に区切り子文字列が割り当てられなければ,NET を用いる。

K.4.3  NET

可能開始タグ

[18]

  net-enabling start-tag = 

stago,

  generic identifier specification, attribute specification list, s*,

nestc

K.4.4

属性定義

[141]

  attribute definition list declaration =

mdo, "ATTLIST", ps+,

((associated element type |(

rni, ("IMPLICIT"|"ALL")))|

(

rni, "NOTATION", ps+,

(associated notation name | (

rni, ("IMPLICIT"|"ALL"))))), ps+,

attribute definition list,

ps*,

mdc

ここで,キーワードは属性に関連付けられたオブジェクトを示す。

a) NOTATION

は,関連付けられたオブジェクトが記法であることを示す。

b) IMPLICIT

は,すべての暗黙的に宣言された要素型又は記法,及びその DTD 特性が DTD データ実体

中で表現されるものを意味する。

c) ALL

は,すべての要素型又は記法を意味する。

[149.1]

  associated notation name =

(notation name | name group)

IMPLICIT

及び ALL は,name group と等価とする。

同一の要素型又は記法は,複数の ATTLIST 宣言における関連するオブジェクトであってもよい。関連付

けられたオブジェクトに対して,

既に定義済みである属性を再定義しようとすることは,

エラーとはせず,

(実体宣言の場合と同様に)最初の定義が優先される。

しかし,ALL と関連付けられた定義は,特定の要素型又は記法に対する後続の属性宣言(IMPLICIT が

指定された宣言を含む。

)によって上書きできる。ただし,その属性が既に指定されている場合は除く。そ

のために,ALL で宣言されたデータ属性を指定し,それからその属性を再宣言しようとすることはエラー


14

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

とする。

K.4.4.1

空であってもよい属性定義リスト

[142]

  attribute definition list = 

(attribute definition, (ps+, attribute definition) *)?

K.4.4.2

宣言値

[145]

  declared value = 

"CDATA"|"ENTITY"|"ENTITIES"|"ID"|"IDREF"|"IDREFS"|"NAME"|"NAMES"|

"NMTOKEN"|"NMTOKENS"|"NUMBER"|"NUMBERS"|"NUTOKEN"|"NUTOKENS"|

notation|name token group|data specification

11.3.3

JIS X 4151 においては,10.3.3)の最後から 2 番目の段落を次で置き換える。

トークンは,そのトークンがそれぞれ異なる属性定義の名前トークングループ又は名前グループの中

に出現するという条件のもとでは,一つの属性定義リストに 2 回以上出現できる。値がこれらの重複

したトークンである属性指定においては,省略属性名最小化は使用できない。

K.4.4.3

データ指定

[145.1]

  data specification =

"DATA", ps+, notation name, data attribute specification?

ここで,

a)

“notation name”は,属性値のデータ内容記法を識別する。

b)

“data attribute specification”は,対応するデータ属性を指定する。

宣言値が“data specification”である属性の値は,文字データとする。

備考  応用は,データ指定属性の値が,指定された記法名及びデータ属性に照らして意味があること

の検証を希望してもよいが,意味がない場合でも報告可能なエラーとはしない。

K.4.5

暗黙の文書型名

[111]

  document type name = 

(generic identifier | (

rni, "IMPLIED"))

ここで,IMPLIED は,文書要素が妥当な任意の要素型名をもてることを意味する。

IMPLIED

が指定されていて,文書要素の開始タグが省略されているか又は共通識別子を含まない場合は,

報告可能なマーク付けエラーとする。

IMPLIED

は,SGML 宣言において LINK EXPLICIT YES 又は CONCUR YES が指定されている場合には

指定できない。

K.4.6

公開識別子中のインタネットドメイン名

[80]

  owner identifier = 

ISO owner identifier |

registered owner identifier |

unregistered owner identifier |

internet domain name owner identifier

[83.1]

  internet domain name owner identifier = 

"+//IDN ", minimum data

ここで,

“minimum data”は,インタネットドメイン名で始まらなければならない。

備考1

.文字列“IDN domain. name”又は“IDN domain. name/sub-domain/sub-domain”は,JIS X 4172 :


15

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

1998 (ISO/IEC 9070: 1991)

の“登録済み所有者接頭部”として扱われる。ドメインの任意の

サブドメインは,所有者名要素を使って識別することもできる。例えば,

“someisp. net”とい

う名前のインタネットドメイン及びそのインタネットドメインの URL“http : //www. someisp.

net/users/mtb

”の中のサブドメインは,公式公開識別子中において,次のどれかの形で表すこ

とができる。

+//IDN someisp.net::www::users::mtb

又は

+//IDN www.someisp.net/users/mtb

2.

公開テキスト所有者識別子を,インタネットドメイン名を用いて構築する場合,利用者はそ

の名前の潜在的寿命と,それが識別するオブジェクトの寿命とを考慮することを希望してよ

い。

セミコロン,感嘆符,アスタリスク,番号記号,単価記号,ドル記号,下線及びパーセント記号は,抽

象文字クラス“special”のメンバであり,最小データ中で用いることができる。

K.4.7

要素

強制空要素は,

空白,

その他のマーク付け又は包含された下位要素を含むテキストを含むことができない。

マーク付け最小化は,この要素に適用できる。

K.4.8

実体

K.4.8.1

トークン分離子

10.1.3JIS X 4151 においては,9.1.3)を参照。]

参照されるパラメタ実体は,その参照を含む ts の後に同じグループ中で(すなわち同じ入れ子レベルで)

続く,0 個以上の連続した完全なトークンと,それらのトークン間の ts 分離子及び接続子並びにオプショ

ンとしてトークンを取り囲む分離子及び接続子とから構成されなければならない。実体は,同一のグルー

プ中で終了しなければならない。

ts

中において,Ee は,その Ee が終了させる実体への参照が同じグループの中で(すなわち同じ入れ子

レベルの中で)出現した場合だけ出現できる。

K.4.8.2

実体集合

[113]

  entity set = 

(entity declaration |

notation declaration |

attribute definition list declaration |

ds)*

ここで,キーワード“NOTATION”は,個々の属性定義宣言リストの中で指定されなければならない。

K.4.8.3  SGML

副文書実体

[3]

  SGML subdocument entity = 

(s*, SGML declaration)?, prolog, document instance set,

Ee

K.4.9

省略前付け

LINK EXPLICIT NO

及び CONCUR NO が SGML 宣言で指定され,IMPLYDEF DOCTYPE YES 又は

IMPLYDEF ELEMENT YES

の一方又は両方が指定されている場合であって,文書インスタンスが完全タグ

付き又は充足タグ付きである場合,SGML 文書実体は前付け[7.1JIS X 4151 においては,6.1)]を含む

必要はない。それらの場合,前付けは,次に示す単一の暗黙の文書型宣言だけからなるものと暗黙的にみ


16

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

なされる。

a) IMPLYDEF

DOCTYPE

YES

が指定された場合

<!DOCTYPE #IMPLIED SYSTEM>

b)  IMPLYDEF DOCTYPE NO

が指定された場合

<!DOCTYPE #IMPLIED>

備考  文書型名及び外部部分集合実体の両方が文書型宣言の中で暗黙的に指定されている場合,シス

テムは,SGML 文書実体の記憶識別子及び/又は文書要素の共通識別子を考慮して適切な外部

部分集合を位置決めすることができてもよい。

SGML

宣言の暗黙のデフォルト宣言パラメタによって許可されている場合,文書型宣言(明示的又は暗

黙的のどちらでもよい。

)は,要素型,属性,記法,及び/又は一般実体に対する宣言を欠いていてもよい。

それらに対する宣言は,K.3.7 で示すとおり暗黙的に与えられる。

備考  インスタンスに関連付けられた文書型宣言の一部又は全部が利用できないか,又は他の理由で

構文解析時に無視された場合,

a)

構築されるグローブは,暗黙の宣言によって無視された宣言を置き換えたものと同一にな

ることが望ましい。

b)

インスタンスが完全宣言済みであるかどうかにかかわらず,構築されるグローブは,適合

SGML

構文解析系によって存在する宣言すべてを処理した場合に構築されるグローブとは

異なっていても構わない。

K.4.10  DTD

データ実体

K.4.10.1  DTD

記法

DTD

記法によって表現される特性を認識できる範囲内において,SGML システムは,それらをマーク付

け宣言によって表現される DTD 特性と同じものとして扱わなければならない。

ある DTD データ実体が参照され,必す(須)DTD 特性のその表現がシステムによって理解されず,そ

れらに対するデフォルト宣言を暗黙的に与えることが許されない場合,報告可能なマーク付けエラーとす

る。

備考  そのために,暗黙のデフォルト宣言が許される場合,理解できない DTD 記法の使用は,等価

なマーク付け宣言を省略したときと同じ効果をもつ。

K.4.10.2

外部パラメタ実体宣言

外部パラメタ実体に対する実体宣言[10.5.5JIS X 4151 においては,9.5.5)]は,データ記法の名前を指

定する実体型を含むことができる。

K.4.10.3

外部部分集合実体

生成規則 [110] を次で置き換える。

[110]

document type declaration = 

mdo, "DOCTYPE", ps+, document type name,

(ps+, external identifier,

(ps+, ("CDATA"|"NDATA"|"SDATA"), ps+, notation name)?)?,

(ps+, dso, document type declaration subset, dsc)?,

ps*, mdc

記法名は,文書型宣言の内部部分集合内で宣言しなければならない。

備考  データ属性を DTD データ実体に対して指定する場合,その実体は,実体宣言によって宣言さ


17

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

れなければならない。すなわち,その実体は外部部分集合実体となることはできない。

K.4.11

内容モデル

11.2.411.2.5JIS X 4151 においては,それぞれ 10.2.410.2.5)を参照。]

[129]

  primitive content token = 

(rni, ("PCDATA" | "ALL" | "IMPLICIT")) | element token | data tag group

ここで,ALL 及び IMPLICIT は,K.4.4 におけるのと同じ意味をもち,オプションの繰返し可能な OR グ

ループと等価とする。

#ALL

及び#IMPLICIT は,生成規則 [139] 及び [140] の名前グループにおいて使用可能とする。それら

は,K.4.4 におけるのと同じ意味をもつ。


18

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

附属書 L(参考)  XML に関する追加要件

この附属書は,SGML 宣言と,実世界の例である XML による“追加要件”との関係を示す。これを XML

の規定とする意図はない。

L.1

応用の概要

拡張可能なマーク付け言語  (Extensible Markup Language, XML)  は,SGML 文書を WWW で交換するため

に World Wide Web Consortium (W3C)  において開発された SGML 機能の中核サブセットとする。XML の

現在の規定は,W3C の Web サイト“http : //www. w3. org/TR/”において,“Extensible Markup Language

(XML)

”という表題で見つけることができる。

XML

規定は,SGML の応用及びシステムにおける,次に示す側面を提供する。

a)

幾つかの SGML 言語構文の使用に関する制限。

b)

必す(須)の文字集合及び符号化。

c)

実体管理系の振る舞いに関する規則。

d)

機能付与体系にふさわしい型の応用セマンティクス。すなわち,完全な DTD ではないもの及びそれ

に関連付けられたセマンティクス。反対に,HTML などの SGML 応用は,通常,完全な DTD とその

すべての要素型及び属性に対して定義されたセマンティクスをもつ。

e)

ISO 8879

及び関連規格で言及されている事柄を超えた,応用と SGML/XML 構文解析系との間のイン

タフェースの詳細。

XML

は,二つのクラスの適合文書を区別する。

a) XML

の規則によって,XML 文書は“整形式 (well-formed) ”でなければならない。ここで“整形式”

とは,文書インスタンスが完全タグ付きであって完結記憶である適合 SGML 文書。

b) XML

の規則によって,整形式 XML 文書は“妥当 (valid) ”であってもよい。すなわち,その文書イ

ンスタンスは,型妥当であって完全宣言済みとする。

完全 SGML 検証構文解析系は,XML をサポートするために特別に修正されない場合には,XML に対す

る適合性に関して文書を妥当性検証することはできない。これは,XML の言語制限の幾つかが SGML 宣

言では表現できないことによる。それらの制限は,http://www.w3.org/TR/NOTE-sgml-xml で見ることができ

る。

L.2  XML

のための SGML 宣言

XML

文書は,暗黙的に,文書が型妥当であることを要求しない次の SGML 宣言をもつ。しかし,型妥

当性は,妥当性検証プロセサが起動されたときに表明される。

<!SGML -- SGML Declaration for XML --

"ISO 8879 : 1986 (WWW) "

CHARSET

BASESET

"ISO Registration Number 176//CHARSET

ISO/IEC 10646-1 : 1993 UCS-4 with implementation

level 3//ESC 2/5 2/15 4/6"


19

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

DESCSET

0 9

UNUSED

9

2

9

11 2

UNUSED

13 1

13

14 18

UNUSED

32 95

32

127 1

UNUSED

128 32

UNUSED

160 55136 160

55296 2048

UNUSED

  -- surrogates --

57344 8190

57344

65534 2

UNUSED

  -- FFFE and FFFF --

65536 1048576

65536

CAPACITY NONE

SCOPE DOCUMENT

SYNTAX

SHUNCHAR NONE

BASESET "ISO Registration Number 176//CHARSET

ISO/IEC 10646-1:1993 UCS-4 with implementation

level 3//ESC 2/5 2/15 4/6"

DESCSET

0 1114112 0

FUNCTION

RE

13

RS 10

SPACE 32

TAB SEPCHAR

9

NAMING

LCNMSTRT ""

UCNMSTRT ""

NAMESTRT

58 95 192-214 216-246 248-305 308-318 321-328

330-382 384-451 461-496 500-501 506-535 592-680

699-705 902 904-906 908 910-929 931-974 976-982

986 988 990 992 994-1011 1025-1036 1038-1103

1105-1116 1118-1153 1168-1220 1223-1224

1227-1228 1232-1259 1262-1269 1272-1273

1329-1366 1369 1377-1414 1488-1514 1520-1522

1569-1594 1601-1610 1649-1719 1722-1726


20

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

1728-1742 1744-1747 1749 1765-1766 2309-2361

2365 2392-2401 2437-2444 2447-2448 2451-2472

2474-2480 2482 2486-2489 2524-2525 2527-2529

2544-2545 2565-2570 2575-2576 2579-2600

2602-2608 2610-2611 2613-2614 2616-2617

2649-2652 2654 2674-2676 2693-2699 2701

2703-2705 2707-2728 2730-2736 2738-2739

2741-2745 2749 2784 2821-2828 2831-2832

2835-2856 2858-2864 2866-2867 2870-2873 2877

2908-2909 2911-2913 2949-2954 2958-2960

2962-2965 2969-2970 2972 2974-2975 2979-2980

2984-2986 2990-2997 2999-3001 3077-3084

3086-3088 3090-3112 3114-3123 3125-3129

3168-3169 3205-3212 3214-3216 3218-3240

3242-3251 3253-3257 3294 3296-3297 3333-3340

3342-3344 3346-3368 3370-3385 3424-3425

3585-3630 3632 3634-3635 3648-3653 3713-3714

3716 3719-3720 3722 3725 3732-3735 3737-3743

3745-3747 3749 3751 3754-3755 3757-3758 3760

3762-3763 3773 3776-3780 3904-3911 3913-3945

4256-4293 4304-4342 4352 4354-4355 4357-4359

4361 4363-4364 4366-4370 4412 4414 4416 4428

4430 4432 4436-4437 4441 4447-4449 4451 4453

4455 4457 4461-4462 4466-4467 4469 4510 4520

4523 4526-4527 4535-4536 4538 4540-4546 4587

4592 4601 7680-7835 7840-7929 7936-7957

7960-7965 7968-8005 8008-8013 8016-8023 8025

8027 8029 8031-8061 8064-8116 8118-8124 8126

8130-8132 8134-8140 8144-8147 8150-8155

8160-8172 8178-8180 8182-8188 8486 8490-8491

8494 8576-8578 12295 12321-12329 12353-12436

12449-12538 12549-12588 19968-40869 44032-55203

LCNMCHAR ""

UCNMCHAR ""

NAMECHAR

45-46 183 720-721 768-837 864-865 903 1155-1158

1425-1441 1443-1465 1467-1469 1471 1473-1474

1476 1600 1611-1618 1632-1641 1648 1750-1764

1767-1768 1770-1773 1776-1785 2305-2307 2364

2366-2381 2385-2388 2402-2403 2406-2415


21

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

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GENERAL SGMLREF

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"&#38 ; #x"

-- Ampersand followed by "#x" (without quotes) --

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NET ">"

PIG "?>"

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NAMES SGMLREF

QUANTITY NONE

ENTITIES

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22

X 4151 : 2001 (ISO 8879 : 1986/Cor.2 : 1999)

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VALIDITY NOASSERT ENTITIES REF ANY INTEGRAL YES

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SEEALSO "ISO

8879//NOTATION

Extensible Markup Language (XML) 1.0//EN "

>

SEEALSO

パラメタの公開識別子は,W3C が所有する XML 1.0 勧告を識別していることに注意すること。

文字列“ISO 8879”は,その文書のこの特定の公開識別子が,この規格において作成されたことを示すに

すぎない。