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  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日

本工業規格である。

JIS X 0809

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)  ILL 状態表

附属書 B(規定)  転送構文

附属書 C(規定)  この規格に割り当てられるオブジェクト識別子及び登録要件

附属書 D(規定)  ILL 拡張データ型定義の登録手続き

附属書 E(参考)  ILL 拡張データ型定義の登録エントリの例

附属書 F(参考)  支援サービスの利用

附属書 G(参考)  拡張資料配送サービスの起動

附属書 H(参考)  維持機関及び登録機関の任命

附属書 I(参考)  参考規格


  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

(1) 

目次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

2

3.

  定義

3

3.1

  参照モデル定義

3

3.2

  ASN.1 定義

4

3.3

  表示サービス定義

4

3.4

  応用層構造定義

4

3.5

  サービス記法定義

4

3.6

  ILL 定義

5

4.

  略語

13

5.

  プロトコルの概要

13

5.1

  提供サビス

13

5.2

  仮定する対応サービス

14

5.3

  モデル

14

6.

  ILL APDU

15

7.

  トランザクション情報

15

7.1

  トランザクション識別子

16

7.2

  プロトコル状態

17

7.2.1

  依頼機関状態

17

7.2.2

  受付機関状態

18

7.2.3

  最終状態

18

7.2.4

  中継機関状態

19

7.3

  プロトコル変数

19

7.4

  満了タイマ

20

7.5

  依頼情報

20

7.5.1

  システム識別子

20

7.6

  履歴情報

20

8.

  処理の要素

21

8.1

  事象及び動作

21

8.1.1

  依頼機関の事象

21

8.1.2

  依頼機関の動作

22

8.1.3

  受付機関の事象

23

8.1.4

  受付機関の動作

24

8.1.5

  中継機関の事象及び動作

25


  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

目次

(2) 

ページ

8.2

  すべての当事機関に関係する処理規則

25

8.2.1

  APDU の送受信

25

8.2.2

  トランザクションの段階

25

8.2.3

  任意選択のメッセージ

26

8.2.4

  送付先一覧

27

8.2.5

  依頼済一覧

27

8.2.6

  貸借期限更新の制御

27

8.2.7

  APDU 遷移確認

28

8.2.8

  APDU の繰返し

29

8.2.9

  再依頼

29

8.2.10

  トランザクション廃棄

30

8.2.11

  トランザクション取消し

31

8.2.12

  ILL トランザクション情報の存続期間

31

8.2.13

  プロトコル誤り

31

8.2.14

  拡張規則

32

8.2.15

  受付機関固有情報

32

8.2.16

  利用者番号情報

32

8.2.17

  資料の補足的記述

32

8.2.18

  送信メッセージ

32

8.3

  中継機関の処理の規則

32

8.3.1

  転送トランザクション

32

8.3.2

  連鎖トランザクション

33

8.3.3

  区分化トランザクション

34

8.3.4

  転送,連鎖及び混合

35

9.

  抽象構文

36

9.1

  ILL APDU の ASN.1 仕様

36

9.1.1

  ILL APDU

37

9.1.2

  型

49

10.

  適合性

66

10.1

  静的適合性

66

10.2

  動的適合性

67

10.3

  プロトコル実装適合性記述要件

67

附属書 A(規定)  ILL 状態表

68

附属書 B(規定)  転送構文

97

附属書 C(規定)  この規格に割り当てられるオブジェクト識別子及び登録要件

119

附属書 D(規定)  ILL 拡張データ型定義の登録手続き

120

附属書 E(参考)  ILL 拡張データ型定義の登録エントリの例

122

附属書 F(参考)  支援サービスの利用

123


  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

目次

(3) 

ページ

附属書 G(参考)  拡張資料配送サービスの起動

125

附属書 H(参考)  維持機関及び登録機関の任命

126

附属書 I(参考)  参考規格

127


日本工業規格

JIS

 X

0809

: 2001

 (ISO

10161-1

 :

1997/Amd.1

 : 1998

/Amd.2

 : 1999

)

図書館相互貸借応用の

プロトコル仕様−

第 1 部:プロトコル仕様

Information and documentation

−Open Systems Interconnection−

Interlibrary Loan Application Protocol Specification

Part 1

:Protocol specification

序文  この規格は,1997 年に第 2 版として発行された ISO 10161-1 (Information and documentation−Open

Systems Interconnection

−Interlibrary Loan Application Protocol Specification−Part 1:Protocol Specification)  並

びに Amendment 1 (1998),Amendment 2 (1999)  を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工

業規格である。ただし,追補 (Amendment) については,編集し,一体とした。

1.

適用範囲  この規格は,図書館相互貸借(Interlibrary Loan,以降,ILL という。)応用サービス要素 (ASE)

のためのプロトコルを定義する。ISO 図書館相互貸借サービスを提供するためにシステムが取らなければ

ならない動作を示す。

それは,ILL トランザクションに参加する二つ以上のエンティティのそれぞれの動作の規則の形式記述

を提供し,次のものを定義する。

a) ILL

サービス利用者が発行した要求サービスプリミティブを受理する際の動作

b) APDU

を受理する際の動作

c)

局所システム内の事象の結果として取るべき動作

これは,ILL プロトコル APDU を伝えるのに必要な抽象構文の詳細(9.参照)を提供する。このプロト

コルの実装者が守らなければならない適合要件を規定する(10.参照)

ILL

プロトコルの適用範囲は,システムの相互接続に限られ,計算機システム内で使用するインタフェ

ースの実装を指定したり,制限したりはしない。計算機システムは,単体のワークステーションからメイ

ンフレームまで考えられる。

この規格は,図書館,総合目録センターなどの情報ユーティリティ及び書誌情報を処理するその他のあ

らゆるシステムによる利用を目的とする。これらのシステムは,図書館相互協力業務に,依頼機関(すな

わち,ILL 依頼の起動機関)

,受付機関(すなわち,書誌的資料又は情報の提供機関)及び/又は中継機関

すなわち,依頼機関に代わって適当な受付機関を見つける代理人)の役割で参加する。

備考  この規格の国際対応規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。


2

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

ISO 10161-1 : 1997

  Information and documentation−Open Systems Interconnection−Interlibrary

Loan Application Protocol Specification

−Part 1:Protocol Specification (IDT)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成

するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。

JIS X 0305 : 1999

  国際標準図書番号 (ISBN)

備考  ISO 2108 : 1992, Documentation-international standard book numbering (ISBN)  がこの規格と一

致している。

参考  ISO 2108 : 1992 は,ISO 2108 : 1978 を置き換えている。しかし,この規格の開発段階では,

ISO 2108 : 1978

が有効であったため,この規格では,ISO 2108 : 1978 を基本にしている。

JIS X 0808 : 2001

  図書館相互貸借応用のサービス定義

備考  ISO 10160 : 1997, Information and documentation−Open Systems Interconnection−Inter-library

Loan Application Service Definition

がこの規格と一致している。

JIS X 5003 : 1987

  開放型システム間相互接続の基本参照モデル

備考  ISO 7498 : 1984, Information Processing Systems − Open Systems Interconnection − Basic

Reference Model

がこの規格と一致している。

JIS X 5004 : 1991

  開放型システム間相互接続の基本参照モデル−安全保護体系

備考  ISO 7498-2 : 1989, Information processing systems − Open Systems Interconnection − Basic

Reference Model

−Part 2:Security Architecture がこの規格と一致している。

JIS X 5005 : 1990

  開放型システム間相互接続の基本参照モデル−名前及びアドレスの付与方法

備考  ISO 7498-3 : 1989, Information processing systems − Open Systems Interconnection − Basic

Reference Model

−Part 3:Naming and addressing がこの規格と一致している。

JIS X 5006 : 1991

  開放型システム間相互接続の基本参照モデル−管理の枠組み

備考  ISO/IEC 7498-4 : 1984, Information processing systems−Open Systems Interconnection−Basic

Reference Model

−Part 4:Management framework がこの規格と一致している。

参考  ISO/IEC 7498-1 : 1994,ISO 7498-2 : 1989,ISO 7498-3 : 1989,ISO/IEC 7498-4 : 1989 は,ISO 

7498 : 1984

を置き換えている。しかし,この規格の開発段階では,ISO 7498 : 1984 が有

効であったため,この規格では,ISO 7498 : 1984 を基本にしている。

JIS X 5804 : 1994

  メッセージ指向型文書交換システム (MOTIS) −第 4 部  メッセージ転送システム

の抽象サービス定義及び手続

備考  ISO/IEC 10021-4 : 1990, Information technology−Text communication−Message−Oriented Text

Interchange Systems MOTIS)

−Part 4:Message Transfer System: Abstract Service Definition

and Procedures

がこの規格と一致している。

ISO 646 : 1983

  Information processing systems−ISO 7-bit coded character set for information

interchange

ISO 2108 : 1978

  Documentation-international standard book numbering (ISBN)

ISO 2709 : 1996

  Information and documentation−Format for Information Exchange

参考  ISO 2709 : 1996 は,ISO 2709 : 1981 を置き換えている。しかし,この規格の開発段階では,

ISO 2709 : 1981

が有効であったため,この規格では,次の ISO 2709 : 1981 を基本にして


3

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

いる。

ISO 2709 : 1981

  Documentation−Format for bibliographic information interchange on magnetic

tape

ISO 3297 : 1986

  Documentation-international standard serial numbering (ISSN)

ISO 4217 : 1995

  Codes for the representation of currencies and funds

参考  ISO/IEC 4217 : 1995 は,次に示す ISO 4217 : 1981 を置き換えている。しかし,この規格の開

発段階では,ISO 4217 : 1981 が有効であったため,この規格では,次の ISO 4217 : 1981

を基本にしている。

ISO 4217 : 1981

  Codes for the representation of currencies and funds.

ISO/IEC 7498-1 : 1994

  Information processing systems−Open Systems Interconnection−Basic

Reference Model

ISO 8601 : 1988

  Data elements and interchange formats-information interchange−Representation

of dates and times

ISO/IEC 8822 : 1994

  Information processing systems − Open Systems Interconnection −

Connection oriented presentation service definition

参考  ISO/IEC 8822:1994 は,ISO 8822: 1988 を置き換えている。しかし,この規格の開発段階で

は,ISO 8822: 1988 が有効であったため,この規格では,次の ISO 8822: 1988 を基本に

している。

ISO 8822 : 1988

  Information processing systems−Open Systems Interconnection−Connection

oriented presentation service definition

ISO/IEC 8824 : 1990

  Information technology−Open Systems Interconnection−Specification of

Abstract Syntax Notation One (ASN.1)

ISO/IEC 8825 : 1990

  Information technology−Open Systems Interconnection−Specification of

Basic Encoding Rules for Abstract Syntax Notation One (ASN.1)

ISO 9735 : 1988

  Electronic data interchange for administration, commerce and transport

(EDIFACT)

−Application level syntax rules

ISO/IEC 9834-1 : 1993

  Information technology−Open Systems Interconnection−Procedures for

the operation of Registration Authorities

−Part 1:General procedures

ISO/IEC 9834-2 : 1993

  Information technology−Open Systems Interconnection−Procedures for

the operation of Registration Authorities

− Part 2:Registration procedures for OSI document

types

3.

定義  この規格の目的のために,次の定義を適用する。

3.1

参照モデル定義  この規格は,JIS X 5003 で開発された概念に基づいており,そこにみられる次の

語を利用する。これらの語を,読者の利便のため,ここに繰り返して示す。

3.1.1

応用層  (application layer)    応用プロセスに対し,OSI 環境にアクセスする手段を提供する層。

備考  応用層は,応用プロセスのデータ交換手段を提供し,これらの各プロセスが通信するための応

用プロセス用プロトコルを含む。

3.1.2

応用エンティティ (application-entity)    応用プロセスの OSI に関係する側面。


4

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

3.1.3

応用プロセス  (application-process)    特定の応用のための情報処理を実行する実開放型システム内

の要素。

3.1.4

応用プロトコルデータ単位  (application-protocol-data-unit)    特定の層のプロトコル内に指定され

たデータの集合であって,その層のプロトコル制御情報と,場合によってはその層の利用者データとから

なるもの。

3.1.5

応用サービス要素 (application-service-element)    応用層のエンティティの一部分であって,必要に

応じてより下位のサービスを利用して,OSI 環境内で特定の機能を提供するもの。

3.1.6

N〉サービス  [(N) -service]    〈N〉層及びそれより下の層の能力であって,〈N〉層と〈N+1〉

層との境界において〈N+1〉エンティティに提供されるもの。

備考  応用サービスは,上層エンティティに能力を提供するのではなく,応用プロセスへ能力を提供

する。

3.1.7

プレゼンテーションサービス  (presentation-service)    プレゼンテーション層と応用層の境界にお

いて,応用エンティティに提供されるプレゼンテーション層及び下位の層の能力。

3.1.8

転送構文  (transfer syntax)

3.2

ASN.1

定義  この規格は,JIS X 5601 で定義された次の語を使用する。

3.2.1

データ型  (data type : type)    命名された一連の値。

3.2.2

単純型  (simple type)    一連の値を直接的に特定することで定義される型。

3.2.3

構造型 (structure type)    他の一つ以上の型を参照することで定義される型。

3.2.4

構成要素型  (component type)    構造型を定義する際に参照される型のうちの一つ。

3.2.5

  (value)    一連の値の区別される構成要素。

3.3

表示サービス定義  この規格は,JIS X 5603 で定義された次の語を使用する。

3.3.1

抽象構文  (abstract syntax)   データを表現する符号化技術とは無関係である公式なデータ仕様に

おいて使用される規則の側面。

3.4

応用層構造定義  この規格は,JIS X 5720 で定義された次の語を使用する。

3.4.1

応用アソシエーション  (application-association)    二つの応用エンティティ実行間の共同動作関係

であって,情報通信及び応用エンティティの結合動作の調整を目的とするもの。

備考  応用アソシエーションは,プレゼンテーションサービスを利用して,応用プロトコル制御情報

を交換することによって対応される。

3.4.2

応用コンテキスト  (application-context)    応用アソシエーション上での応用エンティティ実行の相

互動作のために必要な,応用サービス要素,それに関連する任意選択機能及びその他の情報の明示的に識

別された集合。

備考  この定義は,応用層構造の分野での標準化作業の結果によって変更されることがある。

3.4.3

応用コンテキスト定義  (application-context-definition)    応用コンテキストの記述。

3.4.4

応用エンティティ実行 (application-entity-invocation)    応用プロセス実行の通信要求に対応する与

えられた応用エンティティの能力の一部又は全部の特別な活用。

3.4.5

応用プロセス実行 (application-process-invocation)    情報処理の特定の場合に対応する与えられた

応用プロセスの能力の一部又は全部の特別な活用。

3.5

サービス記法定義  この規格は,ISO/TR 8509 で定義された次の語を使用する。

3.5.1

指示プリミティブ  (indication primitive)    相互動作の表現で,サービス提供者が次のいずれかを行

うもの。


5

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

a)

サービス提供者が自らある手続きを実行したことを指示する。

b)

同位のサービスアクセス点のサービス利用者がある手続きを実行したことを指示する。

3.5.2

非確認型サービス (non-confirmed service)    〈N〉サービス全体のうち,起動をかけたサービス利

用者に対して,サービス提供者からの明示的な確認のないもの。

3.5.3

提供者起動サービス  (provider-initiated service)    〈N〉サービス全体のうち,サービス利用者から

ではなく,サービス提供者の側から起動されたもの。

3.5.4

要求プリミティブ  (request primitive)    サービスユーザがある手続きを実行するために発行する相

互動作の表現。

3.5.5

サービスプリミティブ  (service primitive)   サービス利用者とサービス提供者との間における相互

動作の,抽象的で実装から独立した表現。

3.5.6

サービス提供者  (service-provider)    同位サービス利用者に対してサービスを提供するエンティテ

ィ全体の抽象化。

3.5.7

サービス利用者  (service-user)    サービスを利用する,単一の開放型システム内のエンティティ。

3.6

ILL

定義  この規格の目的のために,9.に示すとおり単純データ型に関連する ASN.1 の値参照名及

び値に次の定義を適用する。これらの定義は,ISO 8459-1 の定義の繰返しである。

著者 (author)

請求記号 (call number)

図書館利用者識別子 (client identifier)

図書館利用者区分 (client-status)

国 (country)

版 (edition)

出版地 (place-of-publication)

私書箱 (post-office-box)

郵便番号 (postal-code)

出版者 (publisher)

後援団体 (sponsoring body)

町名及び番地 (street-and number)

タイトル (title)

輸送モード (transportation-mode)

巻号 (volume-issue)

備考  巻号は,ここに定義されているが,ISO 8459-1 のものとは別のものである。

3.6.1

利用者番号  (account-number)    債権・債務が発生する口座の番号。依頼機関は,普通個々の受付

機関ごとに別の口座を割り当てる(ISO 8459-1 の変形)

3.6.2

追加コード  (additional-no-letters)    資料を識別する数字又はコード。

3.6.3

転送済 (already-forwarded)   ILL 要求を転送済であることを知らせる受付機関からの通知。

3.6.4

照会済一覧 (already-tried-list)   問合せを受けたが依頼した資料を提供できなかった機関の一覧。

3.6.5

回答  (answer)    可否の応答を表すコード。

3.6.6

製本中  (at-bindery)    資料を所蔵しているが,依頼された資料は,製本中。

3.6.7

著者  (author)    資料の知的芸術的内容に責任をもつ個人又は団体の名前。資料の作曲者,作成者

又は創造者を含む。


6

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

3.6.8

記事の著者  (author-of-article)    ある資料の部分要素をなす資料(記事)の著者。

3.6.9

不正構造 APDU (badly-structured-APDU)    受理した APDU の構造が,JIS X 5603 及び JIS X 5604

で定義された標準記法及び符号化に従っていないこと,又は ISO 9735 及びこの規格の

附属書 で定義す

る EDIFACT 符号化に従っていないこと。例えば,受理した APDU が,記述されている長さと合わない場

合。

3.6.10

提供準備中  (being-processed-for-supply)    資料は,検索中,複写中及び/又は配送のためにこん包

中。

3.6.11

請求記号  (call-number)    所蔵機関における物理的な所在を示す資料記号。

3.6.12  CHECKED-IN APDU

提供可 (can-send-CHECKED-IN)   CHECKED-IN APDU が提供可能なことを

示す受付機関の指示。

3.6.13  RECEIVED APDU

提供可  (can-send-RECEIVED)    RECEIVED APDU が提供可能なことを示す依

頼機関の指示。

3.6.14  RETUNED APDU

提供可 (can-send-RETURNED)   RETURNED APDU が提供可能なことを示す依

頼機関の指示。

3.6.15  SHIPPED APDU

提供可 (can-send-SHIPPED)   SHIPPED APDU が提供可能なことを示す受付機関

の指示。

3.6.16

中継不可  (cannot-send-onward)    通信障害のために,中継機関は,依頼の送信不可能。

3.6.17

課金対象数  (chargeable-units)    課金される提供物の数。

3.6.18

課金  (charges)    依頼されたサービスに対する受付機関の料金。

3.6.19

  (city)    市町村を識別するために使用される句(ISO 8459-1 の変形)。

3.6.20

図書館利用者識別子  (client-identifier)    図書館利用者を一意に識別するために使用される数字又

はコード。

3.6.21

図書館利用者名  (client-name)    資料を請求した個人又は団体の名前(ISO 8459-1 の変形)。

3.6.22

要図書館利用者署名  (client-signature-required)    資料に同封する用紙に図書館利用者が署名しなけ

ればならないという受付機関の条件。

3.6.23

図書館利用者区分  (client-status)    図書館利用者の身分又は職業。

3.6.24

条件  (conditions)    資料を貸し出すための条件を示すコード。

3.6.25

著作権適合性  (copyright-compliance)    依頼機関が遵守する適用著作権規則又は法を示す依頼機関

の備考。

3.6.26

関連情報  (correlation-information)    誤り報告とサービス要求とを関連付けるのに使用する情報。

3.6.27

費用  (cost)    提供したサービスのために,受付機関が要求,取得又は請求する金額。

3.6.28

費用見積  (cost-estimate)    依頼されたサービスを提供するための料金の推定金額。

3.6.29

費用超過  (cost-exceeds-limit)    依頼を提供する最小費用が許可された金額を上回ったことを示す

受付機関の指示。

3.6.30

  (country)    国を指定するために使用される句。

3.6.31

通貨コード (currency-code)   ISO 4217 による通貨を識別するためのコード。

3.6.32

現在状態 (current-state) ILL  トランザクションの状態を識別するためのコード。

3.6.33

返却日  (date-checked-in)    貸出資料が受付機関に戻った日。

3.6.34

返却期限  (date-due)    貸出資料を受付機関に返却しなければならない期限。これには,最新の返

却期限を反映させることが望ましい。


7

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

3.6.35

回答期限  (date-for-reply)    受付機関に回答しなければならない期限。

3.6.36 

最終トランザクション日  (date-of-last-transaction)    最新の状態遷移が発生した日。

3.6.37

最新のサービス日  (date-of-most-recent-service)    状態報告を提供するシステムで起こった最新の

サービス事象の日。これらは,状態報告を提供するシステムによって実行されるサービス又は受理した

APDU

に反映されるサービスのいずれかとする。

3.6.38

サービス日 (date-of-service)   ILL トランザクションにかかわるサービスが実行された日。

3.6.39

受領日  (date-received)    依頼機関が資料を受領した日。

3.6.40

要求日  (date-requested)    依頼機関が ILL 要求を起動した日。

3.6.41

返却日  (date-returned)    資料が受付機関に返された日。

3.6.42

発送日  (date-shipped)    資料が依頼機関に発送された日。

3.6.43

配達サービス  (delivery-service)    依頼された資料の運送に使用される配達サービス又は配達方法。

物理的配送又は電子的配送の両方が使用される。

3.6.44

希望返却期限  (desired-due-date)    資料の貸借期限の更新で提案された期日。

3.6.45

トランザクション識別子の重複  (duplicate-transaction-id)    ILL-REQUEST APDU のトランザクショ

ン識別子の値の不正な重複。すなわち,値が,同じ依頼機関から受け付けた既存の ILL-REQUEST の一つ

と一致している。

3.6.46

  (edition)    ある出版者又は出版者のグループが発行した資料であって,一つの原版,又は非図

書資料の場合,実質的に同じ原盤から作成され,同じ内容をもつすべての複写物。

3.6.47

電子配送  (electronic delivery)   通信を基盤としたデータ伝送機構による電子的文書の配送。有形

の磁気的媒体又は光学的媒体の移動による配送は除く。

3.6.48

利用可能日  (estimated-date-available)    保留されている資料が利用可能になる予定の日付。

3.6.49

廃棄日 (expiry date)   ILL トランザクションが自動的に廃棄する日。

3.6.50

廃棄フラグ (expiry flag)   ILL トランザクションに廃棄日が設定されているかどうかを示すフラ

グ。それが設定されている場合,その日が“必要とする日” (need-before-date) であるか他の日であるかを

示す。

3.6.51

あて名追加情報  (extended-postal-delivery-address)    配送先を正確に指定するために,住所に必要な

付加的情報。例えば,大きなビルの部屋番号又は階数。

3.6.52

最終受付機関  (final-responder)    依頼された資料を提供する機関。ILL トランザクションの受付機

関と ILL 副トランザクションの受付機関とを区別する必要があるときに,この語を使用する。

3.6.53

転送フラグ  (forward flag)    受理した ILL-REQUEST が中継機関から転送されたかどうかを示すフ

ラグ。

3.6.54

転送備考 (forward note)   ILL-REQUEST が新しい受付機関に転送されるときに受付機関が付加す

る備考。

3.6.55

一般問題 (general-problem)   ILL サービス提供者が検出した,受理した APDU の一般の(トラン

ザクション識別子又は容認される状態遷移に関連しない)問題を示すコード。

3.6.56  ILL APDU

  (ILL-APDU-type)    受理した APDU の種類を指定するコード。

3.6.57  ILL

サービス型  (LL-service-type)    依頼された ILL サービスの種類を表すコード。希望の順に一

覧することが可能。


8

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

3.6.58  ILL

トランザクション  (ILL-transaction)    単一の完結した ILL サイクルの全体。最初の ILL 依頼か

ら,依頼された資料が返送されてサイクルが終了するまでのすべての動作,サービスプリミティブ及びメ

ッセージを含む。

3.6.59

処理中  (in-process)    資料を受領したが,利用の準備が整っていないこと。

3.6.60

貸出中  (in-use/on-loan)    資料は所蔵しているが,現在図書館利用者が使用中又は他の機関に貸出

中。

3.6.61

最初の依頼機関  (initial-requester)    ILL トランザクションを起動した(個人又は団体)。ILL トラ

ンザクションの依頼機関と ILL 副トランザクションの依頼機関とを区別する必要があるときに,この語を

使用する。

3.6.62

最初の依頼機関アドレス  (initial-requester-address)    最初の依頼機関に到達するのに使われる通信

サービス及びアドレスを識別する情報。

3.6.63

最新のサービス起動者  (initiator-of-most-recent service)    最新のサービスを起動した依頼機関又は

受付機関を識別する情報。

3.6.64

団体記号 (institution-symbol)   ILL トランザクションに参加する図書館,機関又は会社を略語形式

で明確に識別する数字,文字又はコード。例えば,機関の総合目録記号など。

3.6.65

保険  (insured-for)    資料の紛失又は汚損に対する保険金額の備考。

3.6.66

中継機関識別子 (intermediary-id)   ILL トランザクション中継機関を識別する情報。

3.6.67

中継機関問題  (intermediary-problem)    中継機関が依頼を処理するのに問題があることを示すコー

ド。

3.6.68

不正トランザクション識別子 (invalid-transaction-id)   ILL-REQUEST のトランザクション識別子

値の不正。例えば,値がこの規格の割当て規則に違反する場合,個人記号若しくは団体記号が未知の場合,

又は個人名若しくは団体名が未知の場合。

3.6.69  ISBN

,国際標準図書番号  (ISBN, International Standard Book Number)    JIS X 0306 で規定された,

単行書に割り当てられた国際的な図書番号。

3.6.70  ISSN

,国際標準逐次刊行物番号  (ISSN, Intenational Standard Serial Number)    JIS X 0305 で規定さ

れた,逐次刊行物のタイトルに割り当てられた国際的な逐次刊行物番号。

3.6.71

資料形式  (item-type)    資料が作製されたときの書誌的な形式を識別するコード。

3.6.72

欠落  (lacking)    そのタイトルの資料は所蔵しているが,依頼された部分又はページを所蔵してい

ないこと。

3.6.73

著作権許諾欠落  (lacks-copyright-compliance)    複写を行う前に,適用される著作権規定又は著作権

法に適合していることを示さなければならないという指示。

3.6.74

サービスのレベル  (level-of-service)    要求する探索の詳しさ,及び回答を必要とする期限のレベル

を示すコード。このコードは,地域又は国内の規定が反映されることに注意する。

3.6.75

図書館専用  (library-use-only)    資料が,依頼された機関から移動することができないことを示す

受付機関の備考。

3.6.76

所蔵アドレス  (location-address)    資料を所蔵する機関に連絡するための,通信サービス及びアド

レス又は郵送先住所を識別する情報。

3.6.77

所蔵識別子  (location-id)    依頼された資料を所蔵する機関の記号又は名前。

3.6.78

所蔵備考 (location-note)   ILL-REQUEST 中に提供される書誌データを補足又は訂正する付加的な

情報。又は提供される所在を明らかにする付加的な情報。


9

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

3.6.79

所蔵先不明  (locations-not-found)    受付機関の候補が識別不可能。

3.6.80

紛失 (lost)   紛失した,及び/又は所蔵から取り消された資料。

3.6.81

発送メッセージ不提供 (mandatory-messaging-not-supported)   受付機関は SHIPPED 及び/又は

CHECKED-IN

のメッセージを提供しないこと。

3.6.82

最大費用 (maximum-cost)   ILL サービスを受けるために支払われる最高金額(ISO 8459-1 の変形)。

3.6.83

媒体仕様 (medium-characteristics)    依頼された資料を提供する物理的な媒体の仕様。

3.6.84

媒体形式  (medium-type)    資料が作成された媒体を識別するコード(ISO 8459-1 の変形)。

3.6.85  APDU

の誤り  (mistyped−APDU)    この規格で定義する構造に合致しない APDU。例えば,そのプ

ロトコルの版に定義されていないデータ型を含むなど。

3.6.86

金額  (monetary-value)    金銭の値。

3.6.87

最新のサービス  (most-recent-service)    状態報告を行うシステムで最後に起こったサービスを識別

するコード。このコードは,状態報告を行うシステムが実行したサービスを表し,又は受け取った APDU

に反映されているサービスを表す。状態報告を状態問合せ (status query) の回答として送るとき,その

STATUS-QUERY

を最新のサービスとすることは無意味であるので,これを最新のサービスとはしない。

3.6.88

最新のサービス備考  (most-recent-service-note)    最新のサービスプリミティブからの備考パラメ

タの内容。

3.6.89

団体名  (name-of-institution)    図書館,機関又は会社を識別する語,句又は略語。

3.6.90

個人名  (name-of-person)    それによって個人が通常知られているか又は指定され,ILL トランザク

ションに参加する個人を識別することのできる一語又は複数語及び/又はかしら文字の組合せ。

3.6.91

全国書誌番号  (national-bibliography-no)    希望の資料の全国書誌及び該当のレコード番号を識別

する情報。

例  米国議会図書館カード番号 (LCCN)

3.6.92

必要とする日  (need-before-date)    資料又は返答が必要な期限。

3.6.93

個数  (no-of-units-per-medium)    供給する媒体ごとの発送した物理的な個数。

3.6.94

複写禁止  (no-reproduction)    全体としても部分としても,複写又は機械的な複製をしてはならな

い資料。

3.6.95

貸出禁止  (non-circulating)    所蔵しているが,貸出はできない資料。

3.6.96

利用不可能  (not-available)    なんらかの技術的な理由によって,サービス利用者は,一時的にサー

ビス要求ができないこと。

3.6.97

指定情報誤り  (not-found-as-cited)    受付機関が不完全又は誤りと判断した資料の識別情報。

3.6.98

所在不明  (not-on-shelf)    その機関が所蔵しているが,貸出中でもなく,書か(架)にもない資料。

3.6.99

非所蔵  (not-owned)    受付機関が所蔵していない資料。

3.6.100

備考  (note)    他のどのデータ要素にも書かれていない付加的情報。

3.6.101

通知備考  (notification note)    受付機関が FORWARD-NOTIFICATION に付加する備考。

3.6.102

予約中  (on-hold)    他の機関又は人に要求されており,利用可能になり次第,その機関又は人に提

供される資料。

3.6.103

注文中  (on-order)    注文されているが,受付機関がまだ受け取っていない資料。

3.6.104

利用制限中  (on-reserve)    所蔵しているが,利用制限のために,別に取り置かれている資料。

3.6.105

ページ付  (pagination)    資料又は資料の部分のページを示す数字(ISO 8459-1 の変形)。


10

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

3.6.106

支払確定  (payment-provided)    依頼機関の費用の支払が正式に認められ,既に送ったか,又は資料

に同封するという依頼機関の宣言。

3.6.107

連鎖の許可  (permission-to-chain)    別の受付機関と連鎖型副トランザクションを起動することを

受付機関に許可する指示。

3.6.108

送付先リスト変更許可  (permission-to-change-send-to-list)    受付機関へ送付先一覧 (send-to-list) の

内容を変更する許可を与える指示。許可された変更の性質は,

“優先順序 (preference)”の値に依存する。

3.6.109

転送の許可  (permission-to-forward)    要求を別の受付機関に転送することを受付機関に許可する

指示。

3.6.110

区分化の許可  (permission-to-partition)    別の受付機関と区分化副トランザクションを起動するこ

とを受付機関に許可する指示。

3.6.111

個人記号 (person-symbol)   ILL トランザクションに参加する者をあいまいでなく識別する略語形

式の数字(列)

,文字(列)又はコード。

3.6.112

物理媒体 (physical-medium)   3.6.84 参照。

3.6.113

出版地  (place-of-publication)    出版者の住所。出版者が欠落していれば,印刷者,頒布者又は製造

業者の住所。

3.6.114

予約  (place-on-hold)    その資料が利用可能になり次第提供されるよう予約をするという要求。

3.6.115

運用方針問題  (policy-problem)    運用方針によって依頼に応えられないことを示す受付機関の指

示。

3.6.116

状態不良  (poor-condition)    資料は所蔵しているが,貸出又は複製のできる物理的状態でない。

3.6.117

私書箱  (post-office-box)    郵便局が割り当てた箱の番号。

3.6.118

郵便番号  (postal-code)    市又は他の地域内に与えられる地域を識別するコード。

3.6.119

優先順序  (preference)    送付先一覧 (send-to-list) に挙げられた機関を一覧の順に並べるか,又は他

の順に並べるかの指示。

3.6.120

前払い要求 (prepayment-required)   ILL トランザクションを継続するに先立って,前払いを要求す

ることを示す受付機関の指示。

3.6.121

非対応プロトコル版 (protocol-version-not-supported)   プロトコル版番号 (protocol-version-number)

要素の値に対応していないプロトコルの版を含む APDU を受け取った。

3.6.122

プロトコル版番号  (protocol-version-Hmber)    試用するプロトコルの版を識別する番号。

3.6.123

発行日  (publication-date)    出版者が記載した著作の発行の日付。

3.6.124

要素の発行日  (publication-date-of-components)    著作の書誌的に識別可能な一部分に出版者が記載

した発行の日付。

3.6.125

出版者  (publisher)    資料の出版に責任のある個人又は団体。

3.6.126

所在提供理由 (reason-location-provided)   ILL 要求への回答として所在を提供する理由を示すのに

使用するコード。

3.6.127

無回答理由 (reason-no-report)   STATUS-QUERY への回答として報告が提供できない理由を示す

ために使用されるコード。

3.6.128

使用不可理由 (reason-not-available)   資料が使用できない理由を示すために使用されるコード。

3.6.129

不満足理由 (reason-unfilled)   ILL 要求を満たすことができなかった理由を示すために使われるコ

ード。


11

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

3.6.130

相互同意  (reciprocal agreement)    どういう条件で何が提供されるかについて,あらかじめの合意を

示す依頼機関の指示。

3.6.131

地域  (region)    地方,州,地域又は場所を識別するために使用する句。

3.6.132

更新可否  (renewable)    提供される資料の貸借期限更新の可否を示す指示。

3.6.133

報告源  (report-source)    誤り報告の最初の提供元がサービス利用者なのかサービス提供者なのか

を示すコード。

3.6.134

報告形式 (report-type)    報告が利用できるかどうかの指示。できる場合,状態報告なのか,誤り

報告なのか又はその両方なのかの指示。

3.6.135

依頼機関識別子 (requester-id)   ILL トランザクション依頼機関の識別情報。

3.6.136

依頼機関用備考 (requester-note)   ILL トランザクション依頼機関が提供する備考。

3.6.137

依頼機関の任意選択メッセージ  (requester-optional-messages)    依頼機関が RECEIVED 及び/又は

RETURNED

の任意選択メッセージを送ることができるかどうか,更に,受付機関からの SHIPPED 及び/

又は CHECKED-IN の任意選択メッセージを要求又は希望するかどうかの指示。

3.6.138

依頼機関 CHEKED-IN (requester-CHECKED-IN)   CHECKED-IN の受理の要求又は希望をするか

しないかの依頼機関の指示。

3.6.139

依頼機関 SHIPPED (requester-SHIPPED)    SHIPPED APDU を要求又は希望をするかしないかの依

頼機関の指示。

3.6.140

資源制約  (resource-limitation)    資源の制限のため,サービス利用者は要求したサービスを実行で

きない。

3.6.141

受付機関アドレス  (responder-address)    受付機関に到達するための通信サービス及びアドレスを

識別する情報。

3.6.142

受付機関識別子 (responder-id)   ILL トランザクションの受付機関の識別情報。

3.6.143

受付機関用備考 (responder-note)   ILL トランザクション受付機関が提供する備考。

3.6.144

受付機関の任意選択メッセージ  (responder-optional-messages)    受付機関が SHIPPED 及び/又は

CHECKED

の任意選択メッセージを送ることができるかどうか,更に,依頼機関からの RECEIVED 及び/

又は RETURNED のメッセージを要求又は希望をするかしないかの指示。

3.6.145

受付機関 RECEIVED (responder-RECEIVED)    RECEIVED APDU の受理を要求又は希望をするか

しないかの受付機関の指示。

3.6.146

受付機関 RETURNED (responder-RETURNED)    RETURNED APDU の受理を要求又は希望をする

かしないかの受付機関の指示。

3.6.147

受付機関固有結果  (responder-specific-result)    受付機関に固有の ILL 要求に対する回答で提供され

る理由,すなわち,この規格では指定していない理由。

3.6.148

受付機関固有サービス  (responder-specific-service)    受付機関による固有のサービス,すなわち,

この規格では指定していないサービス。

3.6.149

再依頼日  (retry-date)    それ以降に再依頼してよい日。

3.6.150

再依頼フラグ (retry-flag)   ILL トランザクションが以前の再依頼か,そうでないかの依頼機関の

指示。

3.6.151

返却保険  (return-insurance-required)    貸し出された資料の返却に受付機関が要求する紛失又は汚

損に対する保険金額。

3.6.152

返却方法  (returned-via)    資料を返却するための依頼機関の発送方法。


12

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

3.6.153

安全保護問題  (security-problem)    受理者がサービス要求を処理することを妨げる安全保護上の問

題に遭遇したことを示す指示。可能性のある理由は,この規格では規定しない。

3.6.154

シリーズのタイトル及び番号 (series-title-number)   それぞれが,グループ内で自身のタイトル及

び番号をもつと同時に,全体としてグループ又は副グループに適用される集合的なタイトルをもつという

事実によって互いに関連する分離した出版物の番号に与えられる名前(ISO 8459-1 の変形)

3.6.155

送付先一覧 (send-to-list)   ILL トランザクションを転送,連鎖又は区分化するための可能性のある

受付機関の一覧。

3.6.156

利用条件  (shipped-conditions)    資料の利用条件。

3.6.157

発送サービスの種別  (shipped-service-type)    提供した ILL サービスの種別を示すコード。

3.6.158

発送方法  (shipped-via)    資料を送るために貸出者が使用する発送の方法。

3.6.159

閲覧場所制限  (special-collections-supervision-required)    資料が依頼機関の特別収集室又は資料館

内で利用されなければならないという受付機関による指示。

3.6.160

後援者  (sponsoring-body)    その資料を発行した又は著作性に関与している団体又は組織。

3.6.161

町名及び番地  (street-and-number)    建物の場所を識別するために使用する数字及び/又は句。

3.6.162

補足情報  (supplemental-item-description)    機械可読形式で表現されてもよい付加的な記述情報(例

えば,MARC レコード)

3.6.163

提供者識別子  (supplier-id)    資料の提供者が受付機関と異なる場合,依頼された資料の提供者を識

別する情報。

3.6.164

提供媒体の種別  (supply-medium-type)    要求された資料の種別を識別するコード。希望の順に一覧

可能。

3.6.165

システム番号 (system-no)   システム内で,依頼された資料の書誌レコードを識別する番号。

3.6.166

通信サービスアドレス  (telecom-service-address)    電子的なメールボックスサービス又は通信ネッ

トワークの参加者に割り当てられた一意の数字又はコード。

3.6.167

通信サービス識別子 (telecom-service-identifier)   ILL トランザクションに使用される通信サービ

スの一意な名前又はコード。

3.6.168

サービスの時間  (time-of-service)    サービスを実行した時間。

3.6.169

タイトル  (title)    資料を識別するための語又は語のグループからなる資料の名。

3.6.170

論文のタイトル (title-of-article)    資料の一構成部分である資料(論文)のタイトル。

3.6.171

トランザクショングループ修飾子  (transaction-group-qualifier)    一連の照会又は ILL 依頼及びその

継続的な再依頼といった関連する ILL トランザクションの集合を識別する英数字の文字列。

この修飾子は,

元の ILL トランザクション依頼機関のシステム内で一意とする。依頼機関識別子との組合せで,ILL トラ

ンザクショングループ全体に対しても一意な識別子となる。

3.6.172

トランザクション問題  (transaction-id-problem)    受信 APDU 中のトランザクション識別子に関連

する問題を示すコード。

3.6.173

トランザクション修飾子  (transaction-qualifier)    一つの ILL トランザクションに関係するすべての

サービス及びメッセージを識別する英数字の文字列。ILL トランザクションの最初の依頼機関によって割

り当てられ,ILL の相手によって ILL トランザクションに関係する後継のすべてのサービス及びメッセー

ジに適用される一意な文字列。依頼機関の識別子とトランザクショングループ修飾子とを組み合わせるこ

とで,ILL トランザクションの広く一意な識別子となる。

3.6.174

トランザクションの種別 (transaction-type)   ILL トランザクションの種類を決めるコード。


13

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

3.6.175

運搬方法  (transportation-mode)    依頼された資料を物理的又は非電子的に運搬する方法。

3.6.176

実行不可能  (unable-to-perform)    サービス利用者が依頼したサービスを実行できない理由を示す

コード。

3.6.177

未知のトランザクション識別子  (unknown-transaction-id)    受信 APDU のトランザクション識別子

の値に対応する ILL トランザクションが,存在しない。

3.6.178

未認知 APDU  (unrecognized-APDU)    受信 APDU の種類は,この規格で定義する APDU の中にな

い。

3.6.179

参照源検証  (verification-reference-source)    資料を識別したり,所在を確認したりするのに使用さ

れる書誌的情報の(権威ある)情報源(ISO 8459-1 の変形)

3.6.180

巻号  (volume-issue)    逐次刊行物又は複数冊の単行書の物理単位の識別子又は出版された資料の

部分の単位を識別する数,文字又は語。

3.6.181

未着巻号  (volume/issue-not-yet-available)    そのタイトルは,所有しているが,依頼された部分はま

だ受け取っていない資料。

3.6.182

支払意思備考  (will-pay-fee)    適切な料金を支払うことに同意するという依頼機関の備考。

3.6.183

後日提供結果  (will-supply-results)    ILL 要求への回答中の“後日提供”結果に関連する付加的な情

報を識別するコード。

4.

略語

ACSE

association control service element

  アソシエーション制御サービス要素

APDU application-protocol-data-unit

  応用プロトコルデータ単位

ASE application-service-element

  応用サービス要素

ASN.1

abstract syntax notation one

  抽象構文記法 1

ASO

application service object

  応用サービスオブジェクト

EDIFACT

Electronic Data Interchange For Administration, Commerce and Transport

ILL interlibrary

loan

  図書館相互貸借

ILLPM

ILL protocol machine

  ILL プロトコル機械

MHS

Message Handling System

  メッセージハンドリングシステム

MOTIS

Message Oriented Text Interchange System

  メッセージ指向型文書交換システム

MTS Message

Transfer

System

  メッセージ転送システム

OSI

open systems interconnection

  開放型システム間相互接続

5.

プロトコルの概要

5.1

提供サービス  この規格で規定するプロトコルは,ISO 10160 で定義されるサービスを提供する。こ

れらのサービスを

表 に示す。


14

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

表 1  ILL サービス

サービス

形式

ILL-REQUEST

非確認

FORWARD

非確認

FORWARD-NOTIFICATION

提供者起動

SHIPPED

非確認

ILL-ANSWER

非確認

CONDITIONAL-REPLY

非確認

CANCEL

非確認

CANCEL-REPLY

非確認

RECEIVED

非確認

RECALL

非確認

RETURNED

非確認

CHECKED-IN

非確認

OVERDUE

非確認

RENEW

非確認

RENEW-ANSWER

非確認

LOST

非確認

DAMAGED

非確認

MESSAGE

非確認

STATUS-QUERY

非確認

STATUS-OR-ERROR-REPORT

非確認

EXPIRY

提供者起動

5.2

仮定する対応サービス  ILL プロトコルは,蓄積転送型及びコネクション型の両方のモードにおい

て可能性のある運用を行うために規定する。対応するサービスを規定するための写像の仕様は,応用コン

テキスト定義及び機能プロファイルで提供される。

附属書 では,使用可能なサービスの写像を示す。

5.3

モデル  抽象的には,ILL プロトコルの運用は,ILL プロトコル機械(以降,ILLPM という。)のや

りとりによってモデル化される。ILLPM は,下位のレベルで“APDU 送信”と“APDU 受信”という抽象

サービスを利用して ILLAPDU を交換する。上位のレベルでは,ILLPM は,ISO 10160 で定義されるサー

ビスを提供する。

ILLPM

は,ILL サービス利用者,サービスに対応する提供者又は内部タイマからの入力事象の受信によ

って動く。

ILL

サービス利用者からの入力事象は,

要求プリミティブであり,

ILL

対応サービスからは APDU

を受け取る。内部タイマからの入力事象は,タイマ満了とする。

ILLPM

は,その対応するサービス及び ILL サービス利用者に対して出力事象を発行することによって入

力事象に応答する。対応するサービスに対する出力事象は,ILL APDU の送信とする。ILL サービス利用者

への出力事象は,ILL 指示プリミティブとする。

入力事象の受信,関連する動作の生成,及び結果としての出力事象は,目に見えない動作として認識さ

れる。

論理的には,各 ILL トランザクションのために一連の ILLPM が別々に実行される。それらの実行は,ILL

トランザクションのために状態情報を保持する。ILLPM 実行の存続時間は,関連する ILL トランザクショ

ンを完結するために必要とされる時間と同じとする。この状態情報は,対応するすべてのサービス使用時

において保存されなければならない。例えば,下位の応用アソシエーションに関連する状態情報とは分離

して保持されなければならない。多くの ILL トランザクションは,多くの ILLPM が同時に存在すること

を可能にする。


15

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

ILL

プロトコル機械は,APDU が情報の紛失,変更又は付加がなく,確実に伝送されることが期待され

る。APDU は,繰返しに耐える。プロトコルは,サービス要求の利用者起動による繰返しで,APDU の紛

失・順序誤り・変形からの回復を行う。問題が検証され,利用者に通知される仕組みは,この規格では規

定しない。

6.

ILL APDU

  APDU とは,

ILL

トランザクションにかかわる二つの同位の ILL ASE 間で交換される情報

の単位とする。ここでは,ILL 応用で使用される APDU の一覧を示し,その用法及び意味を示す。

ILL-REQUEST

:依頼機関が,図書館からの貸借,所在,資料の複写又はサービスの見積を要求するため

に使用する。

FORWARD-NOTIFICATION

:サービス提供機関が依頼機関に要求の転送及び転送先を通知するために使

用する。

SHIPPED

:受付機関が資料が発送されたことを通知するために使用する。

ILL-ANSWER

:受付機関が依頼機関に回答を送るために使用する(可能な回答:CONDITIONAL,RETRY,

UN-FILLED

,LOCATIONS-PROVIDED,WILL-SUPPLY,HOLD PLACED 及び ESTIMATE)

CONDITIONAL-REPLY

:依頼機関が CONDITIONAL 状態とともに ILL-ANSWER に回答するために使用

する。可能な回答は,YES(条件を受け入れる。

)及び NO(条件は受け入れられない。

)とする。

CANCEL

:ILL トランザクションの取消しを起動するために依頼機関が使用する。

CANCEL-REPLY

:CANCEL 要求に回答するために受付機関が使用する。

RECEIVED

:資料を受け取ったことを通知するために依頼機関が使用する。

RECALL

:資料を直ちに返却するよう依頼するために受付機関が使用する。

RETURNED

:貸借資料を返送したことを通知するために依頼機関が使用する。

CHECKED-IN

:貸借資料の返却を確認するために受付機関が使用する。

OVERDUE

:資料が期限切れであることを依頼機関に通知するために受付機関が使用する。

RENEW

:貸借資料の貸借期限の更新を依頼するために依頼機関が使用する。

RENEW-ANSWER

:RENEW 要求に回答するために受付機関が使用する。

LOST

:相手に対して,資料が紛失したことを伝えるために依頼機関又は受付機関が使用する。

DAMEGED

:相手に対して,資料が汚損したことを伝えるために依頼機関又は受付機関が使用する。

MESSAGE

:ILL のトランザクション状態に影響を及ぼすことなく互いに連絡を取り合うために依頼機関

又は受付機関が使用する。

STATUS-QUERY

:相手側の ILL トランザクション状態について問合せを行うために依頼機関又は受付機

関が使用する。

STATUS-OR-ERROR-REPORT

:ILL トランザクションの現在の状況,及び他の関連する情報又は誤りの

状況を伝えるために依頼機関又は受付機関が使用する。

EXPIRED

:ILL トランザクションの廃棄を依頼機関に伝えるために受付機関のシステムが使用する。こ

の APDU の送信は,サービス利用機関ではなく,ILL サービス提供機関によって起動される。

7.

トランザクション情報  ILL システムは,ILL トランザクションの際,次の情報を保持しなければな

らない。

−  トランザクション識別子 (transaction identification)

−  プロトコル状態 (protocol state)


16

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

−  プロトコル変数 (protocol variables)

−  満了タイマ (expiry timer)

−  依頼情報 (request information)

−  履歴情報 (history information)

7.1

トランザクション識別子  ILL APDU 又はサービスプリミティブは,トランザクション識別子によっ

て ILL トランザクションと関係づけられる。

トランザクション識別子は,次の要件を満たす。

a)

連鎖型及び区分化型において一意であること。

b)

親 ILL トランザクションに関連した副トランザクションができること。

c)

論理的にグループ化される複数の ILL トランザクションができること。例えば,依頼機関が多くの受

付機関に順に ILL 要求を出す場合,又は再依頼が元の ILL 要求に関連づけられる場合である。

これは,次の項目からなる。

−  最初の依頼機関識別子 (initial-requester-id) (任意)  ILL トランザクションの起動機関を識別する。

−  トランザクショングループ修飾子 (transaction-group-qualifier) [必須(須)

]  ILL トランザクション

のあるグループを,最初の依頼機関にかかわる進行中の他の全 ILL トランザクショングループと区別

する。

−  トランザクション修飾子 (transaction-qualifier) [必す(須)ある ILL トランザクションを,その ILL

トランザクショングループ中の他のすべての ILL トランザクションと区別する。

−  副トランザクション修飾子 (sub-transaction-qualifier) (任意)  ある副トランザクションを,中継機関

が起動した他のすべての副トランザクションと区別する。

表 にトランザクション識別子項目の使用法をまとめる。

表 2  トランザクション識別子の要素

単純型トランザクション 

最初の依頼機関識別子

トランザクショングループ修飾子

トランザクション修飾子

副トランザクション修飾子

任意

必す(須)

必す(須)

使用しない

依頼機関が設定

依頼機関が設定

依頼機関が設定

連鎖型及び区分化型トランザクション 

最初の依頼機関識別子

トランザクショングループ修飾子

トランザクション修飾子

副トランザクション修飾子

必す(須)

必す(須)

必す(須)

必す(須)

中継機関が設定

依頼機関が設定

依頼機関が設定

中継機関が設定

最初の依頼機関識別子は,ILL トランザクションの起動者を識別する。それは,システム識別子の

ために 7.5.1 で示す可能性のあるあらゆる表示をもつが,個人又は団体の記号表記が使用される場合,

ILL

トランザクションは,記号が明白である領域内(

例  国内)でだけ起こることを強いられる。中

継機関がこの要素に値を割り当てるとき,値は元の ILL-REQUEST の“requester-id(依頼機関識別子)

型と同じとする。

備考  最初の依頼機関識別子の内部要素は,応用プロファイル定義内でさらに定義する必要がある。

単純な 2 機関の ILL トランザクションでは,トランザクション識別子の一部として最初の依頼機関識別

子構成要素を含む必要はない。なぜならばこの情報は,ILL-REQUEST APDU の依頼機関識別子型ですで

に利用できるからである。しかし,最初の依頼機関識別子が ILL-REQUEST APDU に現れる場合は,その

ILL

トランザクションに関連する他のすべてのメッセージ中で同じ値になる必要がある。また,副トラン


17

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

ザクション修飾子は必要としない。

トランザクショングループ修飾子はトランザクション識別子の必す(須)の構成要素である。それは最

初の依頼機関の領域内で一意である。最初の依頼機関は,この規則を満足させるために修飾子に値を割り

当てることに責任をもつ。トランザクショングループ修飾子は,ILL トランザクション行為がそのグルー

プ内になく,新たな関連のトランザクションが起動される可能性もほとんどないときだけ再利用できる。

トランザクショングループ修飾子は,参照の場合,又は元の ILL トランザクションを再依頼と区別したい

ときの再依頼の場合など,複数の ILL トランザクションを関連させるために使用することができる。

トランザクション修飾子は,トランザクショングループ内で ILL トランザクションを一意に識別する。

副トランザクションには,すべての構成要素を必要とする。トランザクショングループ修飾子及びトラ

ンザクション修飾子をもつ最初の依頼機関は,最初の依頼機関の一意性の領域内で ILL トランザクション

が一意であることを保証する。副トランザクション ILL-REQUEST APDU が伝える依頼機関識別子情報と

ともに副トランザクション修飾子は,副トランザクションの一意性を保証する。

連鎖 ILL トランザクションの場合,連鎖的に結びついた一連の副トランザクションが存在してもよい。

そのような場合,各副トランザクションは,元の ILL トランザクションの副トランザクションと考えられ

るので,新しい副トランザクションを起動する各中継機関は,現在の副トランザクション修飾子を中継機

関の領域内で一意の新しいものに置き換える。特定の ILL トランザクションのすべての副トランザクショ

ンは,トランザクション識別子及び依頼機関識別子の組合せを基に区別される。

7.2

プロトコル状態  ILL プロトコル状態は,ILL サービス定義で定義された ILL トランザクション状態

に同じとする。

7.2.1

依頼機関状態  依頼機関状態は,依頼機関側の ILL トランザクションの処理状態とする。これは,

次のうちのいずれかとなる。

IDLE

:ILL トランザクションは,始まっていない。

PENDING

:要求が生成され,受付機関からの資料が期待される。又は資料が提供される,保留されてい

る,要求型が他の機関に転送された,というメッセージが受信されている。

NOT-SUPPLIED

:受付機関が要求を満たすことができなかったという段階に ILL トランザクションが到

達している。

CONDITIONAL

:依頼機関が特定の条件を受け入れた場合にだけ要求が満たされるという段階に ILL ト

ランザクションが到達している。

CANCEL PENDING

:依頼機関は,ILL トランザクションの取消しを起動したが,受付機関からまだ回答

がない。

CANCELLED

:ILL トランザクションが,受付機関によって取り消された。

SHIPPED

:資料が依頼機関に発送された。

RECEIVED

:受付機関から資料を受け取った。

RENEW/PENDING

:資料の貸借期限を更新するための要求が作成された。

RENEW/OVERDUE

:貸借期限が超過した資料の貸借期限を更新するための要求が作成された。

OVERDUE

:資料の貸借期限が超過したとの連絡を依頼機関は受け取った。

NOT RECEIVED/OVERDUE

:受付機関が,まだ受け取っていない資料の貸借期限超過連絡を送信してき

た。

RECALL

:受付機関が,資料の返却を要請してきた。

RETURNED

:資料は,受付機関へ返送された。


18

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

LOST

:資料が紛失した。

7.2.2

受付機関状態  受付機関状態は,受付機関側の ILL トランザクションの処理状態とする。これは,

次のうちのいずれかとなる。

IDLE

:受付機関は,要求を受け取っていない。

IN-PROCESS

:要求は,受け付けられ,受付機関が処理中である。資料は,発送されていない。

FORWARD

:要求は,他の機関に転送されている。

NOT-SUPPLIED

:受付機関は,要求に対し,ILL-ANSWER(RETRY,UNFILLED,LOCATIONS-PROVIDED,

又は ESTIMATE)を回答した。又は ILL トランザクションが廃棄された。

CONDITIONAL

:要求は,依頼機関が,ある条件に同意したときにだけ満たされる。

CANCEL-PENDING

:依頼機関は ILL トランザクションの取消しを起動したが,受付機関から回答はま

だない。

CANCELLED

:ILL トランザクションが受付機関によって取り消された。

SHIPPED

:資料が依頼機関に発送された。

RENEW/PENDING

:資料の貸借期限を更新するための要求が作成された。

RENEW/OVERDUE

:貸借期限が超過した資料の貸借期限を更新するための要求が作成された。

OVERDUE

:資料の貸借期限が超過したとの連絡を受付機関は依頼機関に通知した。

RECALL

:受付機関は,資料の返却要請をした。

CHECKED-IN

:依頼機関が返送した資料を受け取った。

LOST

:資料が紛失した。

7.2.3

最終状態  依頼機関,受付機関及び中継機関にとって,到達すればその ILL トランザクションが,

それ以上進まない最終状態が存在する。唯一の例外は,他の最終状態への遷移である。

ILL

トランザクションは,通常,ILL トランザクション情報に対して同位のアクセスが不可になるまで

又はトランザクションが削除されるまで,最終状態のまま,ある一定期間保持される。この期間の長さは,

局所的な管理によって決定されるか又は実装者の同意による。しかし,STATUS-QUERY 要求へ回答する

ための要件及びメッセージを中継するための要件は,最大貸出期間に貸借期限更新期間及び配送時間を加

えた期間,情報にアクセスできるようにしておくために,この期間が不可欠であることを示唆しているこ

とに注意を必要とする。

返却不要資料に関しては,この一定期間は,依頼機関が期待される資料を受け取れないこと,及び,

STATUS-QUERY

サービス又は LOST サービスを実行することを確定するのに重要となる。

依頼機関にとって可能な最終状態は,次とする。

− NOT-SUPPLIED

− CANCELLED

− RECEIVED(返却不要資料を受け取った場合)

− RETURNED

− LOST

受付機関にとって可能な最終状態は,次とする。

− NOT-SUPPLIED

− CANCELLED

− FORWARD

− SHIPPED


19

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

− CHECKED-IN

− LOST

特定の ILL トランザクションに対する最終状態はその環境に依存する。例えば,複写物提供の場合,

SHIPPED

は,受付機関にとって最終状態である。一方,RECEIVED は,依頼機関に対して最終状態となる。

中継機関にとって可能な最終状態は,次とする。

− NOT-SUPPLIED

− FORWARD

− CANCELLED

− SHIPPED

7.2.4

中継機関状態  連鎖型又は区分化型の ILL トランザクションに関係する中継機関は,受付機関(依

頼機関とのやりとりにおいて)と依頼機関(受付機関とのやりとりにおいて)の両方の役割がある。これ

らのやりとりの一群の状態情報は,別に保持される。

不 成功 に 終 わ っ た 副 ト ラ ン ザ ク シ ョ ン で, 中 継 的 依 頼機 関 の 最 終 状 態 は , NOT-SUPPLIED 及 び

CANCELLED

とし,中継的受付機関では NOT-SUPPLIED,CANCELLED 及び FORWARD とする。

成功した ILL トランザクションでの最終状態は,中継的依頼機関及び中継的受付機関のどちらにとって

も SHIPPED とする。

7.3

プロトコル変数  次のプロトコル変数が ILL プロトコルの動作に影響を及ぼす。これらの変数は,

ILLPM

によって保持され,サービスプリミティブ又は受信した APDU のパラメタに従って設定される。中

継機関は,適切なプロトコル変数を,受付機関及び依頼機関の役割に当てはめて別々に保持する。

RETURN

:発送された資料が受付機関へ返送されることを要求されるかどうかを示すために使用される。

TRUE

又は FALSE の値をもつ。

FWD

:要求が受付機関に転送されたかどうかを示すために使用される。TRUE 又は FALSE の値をもつ。

PART

:ILL トランザクションが区分化できるかどうかを示すために中継機関によって使用される。TRUE

又は FALSE の値をもつ。

CHAIN

:ILL トランザクションが連鎖できるかどうかを示すために中継機関によって使用される。TRUE

又は FALSE の値をもつ。

SEQUENCE-TIME-STAMP

:最後に受け取った APDU の時刻スタンプを保存するために使用される。こ

の変数は,受信 APDU 中の“date-time-of-this-service(当該サービスの日時)

”の値に設定され,APDU の

順序誤りを見つけ出すことができる。

REPEAT-TIME-STAMP

:最後に受け取った状態変更を起こす APDU の時刻スタンプを保存するために使

用される。この変数は,“date-time-of-this-service(当該サービスの日時)

”の値に設定される。又は受け取

っ た APDU そ れ 自 身 が 繰 り 返 さ れ た も の で あ っ た 場 合 , こ の プ ロ ト コ ル 変 数 は ,

“date-time-of-original-service(元のサービスの日時)

”の値に設定される。

CURRENT-PARTNER-ID

:APDU 遷移検証のため,ILL トランザクションの現在の相手の識別子を保存す

ることに使用される。依頼機関では,最初は,ILL 要求サービスプリミティブの“responder-id(受付機関

識別子)

”パラメタに値が設定される。その後,値が CURRENT-PARTNER-ID の値と等しくなく,かつ,

PREVIOUS-PERTNER-IDS

の値のうちのどれでもない場合,受け取った APDU 中の“responder-id(受付機

関識別子)

”の値に更新される。同様に,受付機関では,最初,受け取った ILL-REQUEST の“requester-id

(依頼機関識別子)

”フィールドの値に設定され,その後,APDU の同じフィールドの値に更新される。

PREVIOUS

−PARTNER−IDS:ILL トランザクションの以前の相手の識別子を保存するために使用され


20

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

る。CURRENT-PARTNER-ID の値が変更された場合は,常に,以前の値がこのプロトコル変数に付け加わ

る。CURRENT-PARTNER-ID は,ILL トランザクションの過程で複数回変更されることがあるため(例え

ば,複数機関への転送の結果として)

,このプロトコル変数は,値の繰り返しで構成される。

7.4

満了タイマ  EXPIRY サービスに対応するならば,受付機関は,次のタイマを保持しなければなら

ない。

EXPIRY

:ILL トランザクションの廃棄日を識別する。

この情報は,依頼機関が ILL-REQUEST で提供する。

7.5

依頼情報  元の ILL-REQUEST の全内容は,転送・区分化・連鎖の ILL トランザクションに対応す

るために保存されなければならない。しかし,中継機関は,要求を転送する場合又は副トランザクション

を起動する場合,ILL-REQUEST の内容を変更してもよい。例えば,提供される書誌情報を訂正してもよ

い。又は元の ILL-REQUEST の値が TRUE であった場合,副トランザクションで連鎖の許可を FALSE に変

更してもよい。

中継機関は,副トランザクションが起動されたとき,常に依頼機関識別子の値をそれ自身のために変更

することが望ましい。最初の依頼機関の識別子は,トランザクション識別子中に保存されることに注意す

る。

7.5.1

システム識別子  ILL-REQUEST 情報には依頼機関及び受付機関の識別子が含まれており,両方と

も一つ以上の次の項目からなるシステム識別子形式とする。

個人記号又は団体記号 (person-or-institution-symbol) :ILL 要求に参加する個人,団体を略した形式で,

受付機関が明確に識別するために使用する数字,文字又はコード。

個人名又は団体名 (name-of-person-or-institution) :個人,図書館,団体,企業を識別する語,句又は略

語。

個人記号又は団体記号は,例えば,団体の提携関係(ユーティリティ,コンソーシアムなどへの所属)

を示したり,又は団体内の個々のワークステーション(すなわち,応用プロセス)を識別したりする,内

部構造をもってもよい。そのような構造は,この規格では規定せず,適切な機関が責任をもつ。

個人記号又は団体記号の範囲は限られているので,この情報だけをシステム識別子の一部として使用す

る ILL トランザクションは,その記号の領域内だけで操作するよう制限される。その領域外にある個人又

は団体にかかわる ILL トランザクションは,システム識別子の一部として“name-of-person-or-institution(個

人名又は団体名)

”をもたなければならない。

個人名又は団体名は,自由記入形式とし,個人又は団体の名前を表す。

依頼機関及び受付機関は,ILL トランザクションを通じてシステム識別子に同じ値を使用しなければな

らない。したがって,個人記号又は団体記号だけが最初に依頼機関によって割り当てられた場合,以後そ

の記号だけを使用することとし,記号の値を変更してはならない。個人記号又は団体記号及び個人名又は

団体名の両方が依頼機関によって最初に割り当てられた場合は,記号及び名前の両方を以後使用し,記号

及び名前の値を変更してはならない。

7.6

履 歴 情 報   次 の 付 加 的 履 歴 情 報 は , 継 続 中 の ILL ト ラ ン ザ ク シ ョ ン へ の

STATUS-OR-ERROR-REPORT

の一部として提供されるので,したがって ILL トランザクションの存続期間

中は,保持されなくてはならない。

−  最終トランザクション日 (date-of-last-transaction)

−  最新のサービス (most-recent-service)

−  最新のサービス日 (date-of-most-recent-service)


21

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

−  最新のサービス起動者 (initiator-of-most-recent-service)

−  発送サービスの種別 (shipped-service-type)

−  トランザクション結果 (transaction-results)

−  最新のサービス備考 (most-recent-service-note)

“most-recent-service(最新のサービス)

”は,どの ILL サービスプリミティブが最後に実行されたか,又

はどの APDU(通知)が最後に ILL サービス利用機関に受け取られたかを示す。順序誤りサービス指示は,

履歴 報 告 の “ most-recent-service ( 最 新 の サ ー ビ ス )” 要 素 に 対す る 正 し い サ ー ビ ス 指 示 と み な す 。

STATUS-OR-ERROR-REPORT

が STATUS-QUERY に対して送信されたとき,

例外として

“most-recent-service

(最新のサービス)

”は,STATUS-QUERY の一つ前のものとなる。

“date-of-most-recent-service(最新のサービス日)

”は,

“most-recent-service(最新のサービス)

”の日付を

示す。

“initiator-of-most-recent-service(最新のサービス起動者)

”は,最新のサービスを起動した依頼機関又は

受付機関を識別する。

“shipped-service-type

(発送サービスの種別)

は,

SHIPPED

若しくは RECEIVED のサービス又は SHIPPED

若しくは RECEIVED の APDU の“shipped-service-type(発送サービスの種別)

”パラメタ中の最も新しい情

報を反映しなければならない。例えば,依頼機関が SHIPPED APDU を受け取って,RECEIVED 要求を起

動したとき,RECEIVED 要求中の値が使用される。この情報は,ILL トランザクションには使用できない

こともある。

“transaction-results(トランザクション結果)

”情報は,ILL-ANSWER に含まれる“transaction-results(ト

ランザクション結果)

”の値を反映しなければならない。この情報は,ILL トランザクションには使用でき

ないこともある。

“most-recent-service-note(最新のサービス備考)

”は,最も新しいサービスプリミティブから備考パラメ

タの内容を提供する。

終了した ILL トランザクションに対して状態情報を要求しても,履歴情報は入手できないこともある。

8.

処理の要素

8.1

事象及び動作  ここでは,一つの ILL トランザクションに許される事象及び動作について示す。依

頼機関,受付機関及び中継機関は,何らかの行動をとることによって様々な事象に対応しなければならな

い。事象は,他の ILL ASE からの APDU の受理又は局所的な ILL サービス利用機関からのサービスプリミ

ティブの受理によって定まる。動作は,局所的な ILL サービス利用機関へのサービスプリミティブの発行

又は遠隔の ILL ASE への一つ以上の APDU の発信という形式をとる。

8.1.1

8.1.5 では,どの事象及び動作が依頼機関,受付機関及び中継機関に許されているか,暗黙的にそ

うでないかを示す。

8.1.1

依頼機関の事象  ここでは,依頼機関に許可されている事象を示す。

ILL

サービス利用機関からのサービスプリミティブ要求に関連する事象は,次のとおりとする。

ILL-REQUEST. request

CONDITIONAL-REPLY. request

:answer=YES

CONDITIONAL-REPLY. request

:answer=NO

CANCEL. request

RECEIVED. request


22

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

RETURNED. request

RENEW. request

LOST. request

DAMAGED. request

MESSAGE. request

STATUS-QUERY. request

STATUS-OR-ERROR-REPORT. request

遠隔の ILL ASE から受け取る ILL APDU に関連する事象は,次のとおりとする。

FORWARD-NOTIFICATION

SHIPPED

ILL-ANSWER

:request-result=CONDITIONAL

ILL-ANSWER

:request-result=RETRY

ILL-ANSWER

:request-result=UNFILLED

ILL-ANSWER

:request-result=LOCATIONS-PROVIDED

ILL-ANSWER

:request-result=WILL-SUPPLY

ILL-ANSWER

:request-result=HOLD-PLACED

ILL-ANSWER

:request-result=ESTIMATE

CANCEL-RETRY

RECALL

CHECKED-IN

OVERDUE

RENEW-ANSWER

:answer=YES

RENEW-ANSWER

:answer=NO

LOST

DAMAGED

MESSAGE

STATUS-QUERY

STATUS-OR-ERROR-REPORT

EXPIRED

8.1.2

依頼機関の動作  次のサービスプリミティブが ILL 利用機関に発行される。

FORWARD-NOTIFICATION. indication

SHIPPED. indication:

ILL-ANSWER. indication

:request-result=CONDITIONAL

ILL-ANSWER. indication

:request-result=RETRY

ILL-ANSWER. indication

:request-result=UNFILLED

ILL-ANSWER. indication

:request-result=LOCATIONS-PROVIDED

ILL-ANSWER. indication

:request-result=WILL-SUPPLY

ILL-ANSWER. indication

:request-result=HOLD-PLACED

ILL-ANSWER. indication

:request-result=ESTIMATE

CANCEL-REPLY. indication


23

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

RECALL. indication

CHECKED-IN. indication

OVERDUE. indication

RENEW-ANSWER. INDICATION

:answer=YES

RENEW-ANSWER. INDICATION

:answer=NO

LOST. indication

DAMEGED. indication

MESSAGE. indication

STATUS-QUERY. indication

STATUS-OR-ERROR-REPORT. indication

EXPIRED. indication

次の ILL APDU が遠隔の ILL ASE へ送信される。

ILL-REQUEST

CONDITIONAL-REPLY

:answer=YES

CONDITIONAL-REPLY

:answer=NO

CANCEL

RECEIVED

この動作は,任意とする。

RETURNED

この動作は,任意とする。

RENEW

LOST

DAMAGED

MESSAGE

STATUS-QUERY

STATUS-OR-ERROR-REPORT

8.1.3

受付機関の事象  ここでは,受付機関に許可されている事象を示す。

ILL

サービス利用機関からのサービスプリミティブに関連する事象は,次のとおりとする。

FORWARD. request

SHIPPED. request

ILL-ANSWER. REQUEST

:request result=CONDITIONAL

ILL-ANSWER. REQUEST

:request result=RETRY

ILL-ANSWER. REQUEST

:request result=UNFILLED

ILL-ANSWER. REQUEST

:request result=LOCATIONS-PROVIDED

ILL-ANSWER. REQUEST

:request result=WILL-SUPPLY

ILL-ANSWER. REQUEST

:request result=HOLD-PLACED

ILL-ANSWER. REQUEST

:request result=ESTIMATE

CANCEL-REPLY. request

RECALL. request

CHECKED-IN. request

OVERDUE. request

RENEW-ANSWER. request

:answer=YES


24

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

RENEW-ANSWER. request

:answer=NO

LOST. request

DAMEGED. request

MESSAGE. request

STATUS-QUERY. request

STATUS-OR-ERROR-REPORT. request

遠隔の ILL ASE から受け取る ILL APDU に関係した事象は,次のとおりとする。

ILL-REQUEST

CONDITIONAL-REPLY

:answer=YES

CONDITIONAL-REPLY

:answer=NO

CANCEL

RECEIVED

RETURNED

RENEW

LOST

DAMAGED

MESSAGE

STATUS-QUERY

STATUS-OR-ERROR-REPORT

次の局所的事象は,ILL サービス提供機関内で発生する。

EXPIRY TIMEOUT

8.1.4

受付機関の動作  次の ILL サービスプリミティブが ILL サービス利用機関から発行される。

ILL-REQUEST. indication

CONDITIONAL-REPLY. indication

:answer=YES

CONDITIONAL-REPLY. indication

:answer=NO

CANCEL. indication

RECEIVED. indication

RETURNED. indication

RENEW. indication

LOST. indication

DAMAGED. indication

MESSAGE. indication

STATUS-QUERY. indication

STATUS-OR-ERROR-REPORT. indication

EXPIRED. indication

遠隔の ILL ASE から受け取る ILL APDU に関係した事象は,次のとおりとする。

ILL-REQUEST

SHIPPED

この動作は,任意とする。

FORWARD-NOTIFICATION

ILL-ANSWER

:request result=CONDITIONAL


25

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

ILL-ANSWER

:request result=RETRY

ILL-ANSWER

:request result=UNFILLED

ILL-ANSWER

:request result=LOCATIONS-PROVIDED

ILL-ANSWER

:request result=WILL-SUPPLY

ILL-ANSWER

:request result=HOLD-PLACED

ILL-ANSWER

:request result=ESTIMATE

CANCEL-REPLY

RECALL

CHECKED-IN

この動作は,任意とする。

OVERDUE

RENEW-ANSWER

:answer=YES

RENEW-ANSWER

:answer=NO

LOST

DAMEGED

MESSAGE

STATUS-QUERY

STATUS-OR-ERROR-REPORT

EXPIRED

8.1.5

  中継機関の事象及び動作  ここでは,中継機関に許される事象を示す。連鎖型又は区分化型の ILL

トランザクションに参加する中継機関は,依頼機関及び受付機関両方の役割をもつ。

依頼機関の役割としては,中継機関の事象及び動作は依頼機関と同じであるが状態は異なる。受付機関

の役割としては,中継機関の事象及び動作は受付機関と同じであるが状態は異なる。違いの一つは,

SHIPPED APDU

が必す(須)なことである。

8.2

すべての当事機関に関係する処理規則

8.2.1

APDU

の送受信  FORWARD サービス以外では,各要求サービスプリミティブは,対応する名前

の APDU の準備及び送信を行う。

FORWARD

要求の場合,二つの APDU が用意される。ILL-REQUEST APDU が新しい受付機関に送信さ

れ,FORWARD-NOTIFICATION APDU が依頼機関に送信される。

有効な APDU の受信の結果は,対応する指示サービスプリミティブとなる。

APDU

は,

ILL

サービス利用機関の明示的な要求によって,

準備され,

送信される。

例外は,

TIMER EXPIRY

の場合に,受付機関のシステムが送信する EXPIRED APDU である。

8.2.2

トランザクションの段階  ILL トランザクションは,処理及び追跡という二つの段階をもつことが

できる。処理段階は ILL トランザクションに必す(須)とするが,追跡段階は返却資料(

例  単行書)が

提供される ILL トランザクションに適用する。

依頼機関にとっての処理段階は,依頼された資料の受領までのすべての事象及び動作を含む。この段階

は,通常 RECEIVED 状態で終了する。

受付機関にとっての処理段階は,依頼された資料の発送までのすべての事象及び動作を含む。この段階

は,通常 SHIPPED 状態で終了する。

中継的依頼機関にとっての処理段階は,SHIPPED 指示の受理までのすべての事象及び動作とする。中継

的受付機関にとっての処理段階は,SHIPPED 要求の発行までのすべての事象とする。中継的依頼機関及び


26

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

中継的受付機関の双方にとって,処理段階は通常 SHIPPED 状態で終了する。

追跡段階は,発送及び現物貸借資料の受取り以降のすべての事象及び動作を含む。貸借期限の更新,督

促及び返送も含まれる。

ILL

トランザクションにおける追跡段階の存在は,RETURN プロトコル変数によって示される。TRUE

は,追跡段階の適用及び関連処理が続くことを示す。FALSE は,追跡段階が必要とされず,該当の事象が

禁止されていることを示す。返却不要資料(

例  電子複写)にかかわる ILL トランザクションの追跡段階

は存在しない。

トリガとなる事象が SHIPPED. request の場合,受付機関が RETURN 変数を設定する。サービスデータ要

素の発送サービスの種別が LOAN の場合,RETURN は,TRUE に設定される。サービスデータ要素の発送

サービスの種別が COPY/NON-RETURNABLE の場合,RETURN は,FALSE に設定される。

トリガとなる事象が RECEIVED. request の場合,依頼機関が RETURN を設定する。サービスデータ要素

の発送サービスの種別が LOAN の場合,RETURN は,TRUE に設定される。サービスデータ要素の発送サ

ービスの種別が COPY/NON-RETURNABLE の場合,RETURN は,FALSE に設定される。

8.2.3

任意選択のメッセージ

8.2.3.1

単純型処理  単純型 ILL トランザクションでは,四つの ILL プロトコル動作が選択可能である。

− SHIPPED

APDU

の送信

− RECEIVED

APDU

の送信

− RETURNED

APDU

の送信

− CHECKED-IN

APDU

の送信

応用エンティティ実行においては,任意の APDU を必要とするとき,常に送信することができ,さらに,

ある状況においてはそれらの送信が義務づけられる。

ILL

トランザクションの起動機関は,ILL-REQUEST 中の任意選択メッセージを使って,提供の可能性の

あるもの及び要望事項を受付機関に伝えることができる。

ILL-REQUEST

は,次を指定できる。

a)

依頼機関が RECEIVED を送ることができるかどうか。

b)

依頼機関が RETURNED を送ることができるかどうか。

c)

依頼機関が SHIPPED を要求するかどうか。

d)

依頼機関が CHECKED-IN を要求するかどうか。

e)

依頼機関が SHIPPED を希望するかどうか。この選択は,選択肢 c)が NO のときだけ有効である。

f)

依頼機関が CHECEKD-IN を希望するかどうか。この選択は,選択肢 d)が NO のときだけ有効である。

同様に,ILL-ANSWER 及び SHIPPED は,次を指定できる。

a)

受付機関が SHIPPED を送信することができるかどうか。

b)

受付機関が CHECKED-IN を送信することができるかどうか。

c)

受付機関が RECEIVED を要求するかどうか。

d)

受付機関が RETURNED を要求するかどうか。

e)

受付機関が RECEIVED を希望するかどうか。この選択は,選択肢 c)が NO であったときだけ有効であ

る。

f)

受付機関が RETURNED を希望するかどうか。この選択は,選択肢 d)が NO であったときだけ有効で

ある。

受付機関が ILL-REQUEST を受け取るのは,次のいずれかの場合である。


27

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

a)

受付機関が要求するメッセージを依頼機関が送信できない。

b)

受付機関が送信できないメッセージを依頼機関が要求している。

そのときは,受付機関は ILL-ANSWER-UNFILLED を送信してよい。受付機関が依頼された資料の提供

を選択した場合,RECEIVED 及び RETURNED のメッセージは,送信されないとみなして実行される。

メッセージが要求されない場合においては,希望の有無にかかわらず送信されるかもしれないし,され

ないかもしれない。要求していない選択可能な APDU の受理は,プロトコル誤りではないし,SHIPPED

APDU

を除いて,状態遷移は引き起こさない。

8.2.3.2

連鎖型及び区分化型のトランザクション  連鎖型及び区分化型の ILL トランザクションでは,受

付機関と中継機関との間,及び中継機関と依頼機関との間には,SHIPPED APDU が必す(須)とする。

RECEIVED

,RETURNED 及び CHECKED-IN の APDU は,任意とする。しかし,中継機関において,依

頼機関の役割の場合には,受付機関からの要求に従って RECEIVED 及び/又は RETURNED を生成しなけ

ればならない。受付機関の役割の場合には,依頼機関からの要求に従った CHECKED-IN を生成しなけれ

ばならない。

8.2.4

送付先一覧  “send-to-list(送付先一覧)”は,転送,連鎖又は区分化における可能性のある行き先

を示す。一覧の各項目には,受付機関識別子を指定し,任意選択として利用者番号及びシステムアドレス

を示す。ILL トランザクションの起動機関は,この一覧に対する登録を常に行う方式,登録を行わない方

式,又は中継機関に登録をまかせる方式を取ることができる。このプロトコルは,送付先一覧中の送付先

の数を制限しない。また,送付先の重複を許可しないわけではない。ただし,転送する場合は,そのよう

な重複した 2 回目以降の送付先は使用できない(8.2.5 参照)

“permission-to-alter-send-to-list(送付先一覧の変更許可)

”が TRUE の場合,中継機関は,この一覧を変

更してもよい。この一覧の変更は,追加又は削除の形式となる。

この一覧の解釈は,

“preference(優先順序)

”型で決定する。

値“ordered”は,転送などの優先順序が“send-to-list(送付先一覧)

”の中で指定されていることを示す。

一覧への変更が許可されている場合は,一覧の最後への追加という形式でだけ可能とする。

値“unordered”は,一覧のどの機関も優先順序なしで選択できることを示す。一覧の変更が許されてい

る場合は,どの形式でも可能とする。

8.2.5

依頼済一覧  この一覧は,ILL 要求が既に送られた機関を示す。それらの依頼先は,その後の転送

から除かれなければならない。すなわち,同じトランザクション識別子中では,ILL 要求を転送した受付

機関は,引き続いて起こる ILL 要求の受信を許可されない。この一覧は,ILL トランザクションに他の制

限を課すことはない。

ILL

要求が転送される場合,又は連鎖型及び区分化型 ILL トランザクションの副トランザクションが起

動される場合は常に,この一覧は受付機関のシステム識別子とともに更新される。元の ILL 要求のデータ

は,依頼済一覧を含んでいる。一覧への付加は,一覧の末尾に置くことが望ましい。

8.2.6

貸 借 期 限 更 新 の 制 御   同 じ ト ラ ン ザ ク シ ョ ン 識 別 子 を も つ SHIPPED, OVERDUE 及 び

RENEW-ANSWER

の APDU は,すべて,貸借期限の更新が可能であるかどうかを示す。更新が可能であ

るかどうかは,更新の制御によって依頼機関に通知される。依頼機関は,資料の貸借期限の更新が可能で

ない場合,RENEW. request を起動しないことが期待される。ただし,資料の貸借期限の更新が不可能なと

きに RENEW. request が出されても誤りとしない。


28

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

8.2.7

APDU

遷移確認  MESSAGE,STATUS-QUERY,STATUS-OR-ERROR-REPORT 及び DAMAGED 以

外の各 APDU 中の“date-time-of-this-service(当該サービスの日時)

”の値に基づき,受信機関は,同一ト

ランザクション識別子,及び同一生成機関からのすべての受信 APDU の正しい順序を確認する。

“サービ

ス日時”パラメタの値は,特定のトランザクションに対し同じ当事者機関(依頼機関,受付機関又は中継

機関)が作成する個々のサービス要求ごとに別々に作らなければならない。

この値は,プロトコル変数 SEQUENCE-TIME-STAMP の値と比較される。SEQUENCE-TIME-STAMP が

受信した APDU と等しいか,又は大きな値であれば,受信した APDU は,状態変更を起こさず,

SEQUENCE-TIME-STAMP

も更新せずに,指示サービスプリミティブが利用機関に発行される。APDU

(repeated APDUs)

の繰り返しについては検査が行われない(8.2.8 参照)

SEQUENCE-TIME-STAMP

が,受信 APDU 中の“date-time-of-this-service(当該サービスの日時)

”の値よ

り小さければ,APDU は受理され,適当であれば状態変更が行われ,SEQUENCE-TIME-STAMP が更新さ

れる。順序の検証は,システム検証の後,受付 ILLPM による他の処理の前に行われる。

順序の検証は,同じ作成機関からの APDU に対してだけ実行される。依頼機関又は依頼機関的中継機関

で あ る か は , 受 信 し た 幾 つ か , 又 は す べ て の APDU の フ ィ ー ル ド 中 の プ ロ ト コ ル 変 数

CURRENT-PARTNER-ID

と比較することで決定する。単純型のトランザクションでは,受信した各 APDU

中の“responder-id(受付機関識別子)

”フィールドが比較される。連鎖型又は区分化型のトランザクショ

ンでは,受信した FORWARD-NOTIFICATION 又は SHIPPED の APDU の“中継機関識別子”フィールドが

比較される。CURRENT-PARTNER-ID プロトコル変数は,7.3 に示す初期値が与えられる。APDU が異なる

受付機関から届いた場合,例えば,ある機関から ILL 要求の転送先への SHIPPED 指示の場合,順序検査

は実行されずに,PREVIOUS-PARTNER-IDS プロトコル変数が,既にその ILL トランザクションに参加し

ている当事者からきた APDU かどうかを決定するために検査される。受信した APDU が新しい受付機関か

らの場合は,次のとおりとする。

a)

受信した APDU は,連続メッセージとして扱われ,それに従って処理される。

b) SEQUENCE-TIME-STAMP

プロトコル変数には,受信した APDU の時刻スタンプが設定される。

c) CURRENT-PARTNER-ID

値 が , PREVIOUS-PARTNER-IDS に 付 加 さ れ , 受 信 し た APDU 中 の

“responder-id(受付機関識別子)

”の値を反映して更新される。

受 付 機 関 が 以 前 と 同 一 で あ っ た 場 合 , 受 信 し た APDU は , 順 序 誤 り と 同 様 に 扱 わ れ ,

SEQUENCE-TIME-STAMP, CURRENT-PARTNER-ID

及び PREVIOUS-PARTNER-IDS は更新されない。

受付機関及び受付機関的中継機関にとって,順序の検証は,各受信 APDU の“requester-id(依頼機関識

別子)”フィールドの値をプロトコル変数 CURRENT-PARTNER-ID と比較することによって行われる。

APDU

が異なる依頼機関から到着したとき,例えば,ある機関からの ILL 要求が区分化された先への

RECEIVED

指示の場合,遷移検査は行われず,PREVIOUS-PARTNER-IDS プロトコル変数が,APDU が既

に ILL トランザクションに関係する当事機関から届いたのかどうかを決定するために検査される。

受信した APDU が新しい依頼機関からの場合は,次のとおりとする。

a)

受信した APDU は,連続メッセージとして扱われ,それに従って処理される。

b) SEQUENCE-TIME-STAMP

プロトコル変数には,受信した APDU の時刻スタンプが設定される。

c) CURRENT-PARTNER-ID

値が,

PREVIOUS-PARTNER-IDS

に付加され,

受信した APDU 中の

“requester-id

(依頼機関識別子)

”の値を反映して更新される。

依 頼 機 関 が 以 前 の も の で あ れ ば , 受 信 し た APDU は , 順 序 誤 り と 同 様 に 扱 わ れ ,

SEQUENCE-TIME-STAMP

,CURRENT-PARTNER-ID 及び PREVIOUS-PARTNER-IDS は更新されない。


29

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

このプロトコルは,順序中の二つ目の(順序誤り)APDU が,たとえ最初に到着しても受け付けるとい

う意味において,すべての順序誤り組合せに対して弾力的である。この弾力性は,二つ目の APDU の受信

が状態の変更を引き起こさない限り,それぞれの可能な状況に対する特別な規則が必要になることを,回

避している。ただし, (ILL-REQUEST,CANCEL)  という順序は例外とする。

8.2.8

APDU

の繰返し  プロトコル誤りを起こさずに特定のサービス要求を 1 回以上繰り返すことがで

きる。サービス要求を繰り返す必要のある状況の例は,次のとおりである。

−  動作の前に,複数の期限超過警告が送られた OVERDUE 要求

−  先 行 の 要 求 に 対 し て 回 答 を 受 け 取 っ て い な い 場 合 の ILL-REQUEST , CANCEL , RENEW 及 び

CONDITIONAL

の要求

−  対応する APDU の配信を妨げたかもしれない下位の通信サービスによって問題が発見された場合の

ILL-REQUEST,

その他の要求

元のシステム中で状態遷移を引き起こした最新のサービス要求は,繰り返すことができる。状態遷移を

引き起こさないサービス要求(

例  MESSAGE,STATUS-QUERY,STATUS-OR-ERROR-REPORT 及び

DAMAGED

)は,繰返しではない。個々のサービス要求は新しいものとなる。

ILL-ANSWER (CONDITIONAL)

の後,CONDITIONAL-REPLY (YES)  となった場合,受付機関は条件を

追加して,別の ILL-ANSWER (CONDITIONAL) を送ってもよい。これはサービス要求の繰返しとはみな

されない。

サービス要求の繰返しは,要求が繰り返されたときに“date-time-of-original-service(元のサービスの日

時)

”型によって識別される。この日時は,繰り返されている元の要求のそれである。サービス要求が繰り

返されたとき,“SERVICE-DATE-TIME”及び“NOTE”のパラメタだけが異なる値をもつこともある。要

求の繰返しが起こったシステムでは,状態遷移は影響を受けない。

繰り返された APDU の受理は,元の APDU か,又は先に繰り返された APDU が既に受け取られている

かどうかによって異なる扱いを受ける。

“date-time-of-original-service(元のサービスの日時)

”と REPEAT-TIME-STAMP との値が異なっているこ

とで,先行の APDU を受け取っていないと分かった場合,APDU は,対応する状態遷移及びサービス指示

によって元のものとして扱われる。REPEAT-TIME-STAMP も“DATE-TIME-OF-ORIGINAL-SERVICE”と

同じ値に更新される。

“date-time-of-original-service(元のサービスの日時)

”と“REPEAT-TIME-STAMP”が等しいということ

で,先行の APDU を受け取っていたことが分かった場合,状態の変更は,行われない。しかし,

“備考”

フィールドに新しい情報がある可能性があるため,指示サービスプリミティブがサービス利用機関に発行

される。繰り返されたサービス指示の受理は,それが既に行われたものであった場合,前の回答を繰り返

さなければならない。

サービス要求を繰り返すかどうかを決定する機構は,この規格では規定しない。

EXPIRY

サービスは,提供機関起動サービスなので繰り返すことはできないことに注意を要する。

8.2.9

再 依 頼   先 行 の ILL ト ラ ン ザ ク シ ョ ン 又 は 副 ト ラ ン ザ ク シ ョ ン が RETRY , UNFILLED ,

LOCATIONS-PROVIDED

又は ESTIMATE の結果で終了した場合,後日最初の依頼機関は,明示的な再依

頼として新しいトランザクションを起こすことが可能である。ILL トランザクションが,以前の再依頼の

場合,ILL-REQUEST APDU の“再依頼フラグ”が TRUE に設定される。

最初の依頼機関にとって,再依頼は,新しい処理であるので,ILL-TRANSACTION-QUALIFIER は元々

の要求で使用されたものと異なっていなければならないが(受付機関又は中継機関が再依頼を以前の ILL


30

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

トランザクションと関連づけることを不可能とするため)

,ILL トランザクショングループ修飾子は同じで

なければならない。

中継機関にとって,再依頼は,新しい副トランザクションとなるので,副トランザクション修飾子は,

元々の要求で使用されたものと異なっていなければならないが(受付機関又は次の中継機関が再依頼を以

前の副トランザクションと関連づけることを不可とするために)

,トランザクショングループ修飾子及び

ILL

トランザクション修飾子は同じでなければならない。

8.2.10

トランザクション廃棄  依頼機関は,ILL-REQUEST の時点で ILL トランザクションの寿命の時間

制限の設定を選択してもよい。この時間制限は,次のいずれかの方法による。

a)

“need-before-date(必要とする日)

”に日付を設定し,

“NEED-BEFORE-DATE”を“expiry flag(廃棄

フラグ)

”に設定する。

b)

“expiry flag(廃棄フラグ)

”に日付を設定し,

“OTHER-DATE”を“expiry flag(廃棄フラグ)

”に設定

する。

これらいずれかの条件を満足すれば,ILL-REQUEST APDU が受け付けられたときに,

“EXPIRY”タイ

マは,受付機関の下で特定の廃棄日に設定される。

ILL

トランザクション廃棄に時間制限を与えない場合は,“expiry flag(廃棄フラグ)”の値を“NO

EXPIRY

”とする。

“EXPIRY”タイマの値が現在の日となる前に(ILL-ANSWER 又は SHIPPED サービスで)回答が生成さ

れない場合,EXPIRED APDU が受付機関から依頼機関へ送信される。EXPIRED. indication プリミティブが,

依頼機関及び受付機関双方で発行され,ILL トランザクションは,NOT-SUPPLIED 状態になる。

備考1. ILL トランザクションに廃棄日を設定する方法としてこれら二つの可能性を設けたのは,廃

棄の意味を“need-before-date(必要とする日)

”に関連づけるかそうでないかの選択肢を依頼

機関に与えるためである。廃棄日を“need-before-date(必要とする日)

”という意味ではなく

使用する例としては,必要とする日より前に他の可能性のある受付機関が接触をとるように

する使い方がある。廃棄日を,

“need-before-date(必要とする日)

”より前に設定することに

よって,回答までの期間をより短くし,その結果必要とする時間を短くするという方法があ

る。

2.

“廃棄フラグ”が“OTHER-DATE”に設定される場合,

“need-before-date(必要とする日)

に値を入れてもよいが,廃棄日としての意味はもたない。

3. EXPIRED

APDU

の紛失に対応するための実装の配慮としては,依頼機関も満了タイマをもつ

ことがある。タイマ満了の場合,利用機関が STATUS-QUERY を受付機関に送るトリガとな

る。依頼機関がタイマ満了になっても,受付機関が実際にタイムアウトとなっていない可能

性がある(

例 SHIPPED メッセージが送信されたのに紛失した場合)ので,ILL トランザク

ションの自動廃棄としないほうがよい。

受付機関が CONDITIONAL という結果の ILL-ANSWER. REQUEST を発行すると,EXPIRY タイマは

“date-for-reply(回答期限)

”に値を再設定される。このタイマが満了になれば,上と同じ動作が実行され

る。この型に値が示されていなければ,EXPIRY 時間は影響を受けない。すなわち,以前に不可であれば,

不可とし,以前に設定されていれば値は影響を受けないままとなる。

備考 ILL-ANSWER

(CONDITIONAL)

中の“date-for-reply(回答期限)

”は,廃棄のために元々依頼機

関が設定した日付よりも早くなるかもしれない。

受付機関が YES という回答の CONDITIONAL-REPLY を受け取ったならば,EXPIRY タイマはその元の


31

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

値に再設定される。

受付機関のもとで次の事象は,満了タイマを動作不能とする。

− CONDITIONAL でない結果をもつ ILL-ANSWER. request

− SHIPPED.

request

− FORWARD.

request

− CANCEL

APDU

の受理

備考  元の ILL-REQUEST に示される“need-before-date(必要とする日)”又は“廃棄日”より遅い日

をもつ WILL-SUPPLY 又は HOLD-PLACED の ILL-ANSWER を受け取った場合,待つか取り消

すかは依頼機関にまかされる。

8.2.11

トランザクション取消し  依頼機関は,PENDING 状態中であれば,いつでも ILL トランザクショ

ンの取り消しを起動することができる。

受付機関が一度 CANCEL. indication を受け取ったならば,次の場合を除き,CANCEL-REPLY で回答し

なければならない。

受付機関が既に SHIPPED. request,FORWARD. request,ILL-ANSWER. request(RETRY,UNFILLED,

LOCATIONS-PROVIDED

又は ESTIMATE)を発行した場合又は EXPIRED. indication を受理した場合,

CANCEL. indication

は無視され,CANCEL-REPLY. request は発行されない。

受付機関が CANCEL-REPLY. request を“answer=YES”で発行したときは,APDU CANCEL-REPLY が送

られ,受付機関は最終状態の CANCELLED になる。APDU CANCEL-REPLY が受け付けられた場合,依頼

機関は,CANCEL-REPLY. indication を発行し,最終状態の CANCELLED に入る。

受付機関が CANCEL-REPLY. request を“answer=NO”で発行すると,APDU CANCEL-REPLY が送信さ

れ,受付機関は,処理中状態となる。 APDU CANCEL-REPLY が受け付けられた場合,依頼機関は

CANCEL-REPLY. indication

を発行し,PENDING 状態となる。

8.2.12  ILL

トランザクション情報の存続期間  一度 ILL トランザクションが最終状態になった後,ILL ト

ランザクション情報がシステムによって保持される時間は,この規格では規定しない。この情報が利用で

きなくなる処理は,トランザクション終了又はトランザクション消去と呼ばれる。

システムは,すべての STATUS-QUERY. request に回答しなければならない。該当の ILL トランザクショ

ンが利用できない場合は,STATUS-OR-ERROR-REPORT が次の二つの理由のうちのどちらかの場合とする。

−  “情報が,一時的に利用不可”

−  “情報が,恒久的に利用不可”

最初の状況は,例えば,保存システムの失敗に起因するような情報が一時的に利用できない場合に使用

される。二番目の状況は,ILL トランザクションが既に閉じられてしまった場合に使用される。

8.2.13

プロトコル誤り  附属書 のプロトコル表に挙げられていない事象は,すべて無効とし,プロト

コル誤りとみなされる。8.2.14 で指定されている例外を除き,形式が間違った APDU 又は無効なデータの

入った APDU は,プロトコル誤りとみなされる。

プ ロ ト コ ル 誤 り が 発 見 さ れ た 場 合 , 状 態 遷 移 は 起 こ ら ず に , 誤 り の 性 質 を 記 述 し た

STATUS-OR-ERROR-REPORT APDU

を ILLPM が送信する。

プロトコル誤りが最初の ILL-REQUEST APDU に対する回答の中で報告された場合,依頼機関は,トラ

ンザクションを CANCELLED,NOT-SUPPLIED などの最終状態に移行させてもよい。別法として,依頼機

関は,別の版で内容を修正して APDU を再発行してもよい。


32

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

8.2.14

拡張規則  受理した APDU 中のすべての構文的な誤りは,既知のパラメタ(プロトコル版を除き)

に対する未知の値の場合を除き,すべてプロトコル誤りとする。既知のパラメタに対する未知の値は,プ

ロトコル誤りとはみなさない。プロトコル版に対する未知の値は,プロトコル誤りとする。

8.2.15

受付機関固有情報  ILL プロトコルでは,依頼されたサービス又は ILL 要求の結果を表現するため

の受付機関固有情報を伝えることができる。

受付機関定義情報は,この規格で定義される ILL サービスの種別及び結果説明の値を補うものとして与

えられる。そのような場合は,

“responder-specific(受付機関固有)

”以外のどの標準値も ILL サービスの種

別又は結果理由に使用され,付加的受付機関固有情報は,別の種別の“responder-specific-service(受付機

関固有サービス)

”又は“responder-specific-results(受付機関固有結果)

”によって個別に提供される。

一方,RESPONDER-SPECIFIC 情報は,この規格で定義している ILL サービスの種別及び結果説明の値

にとって代わるために提供してもよい。その場合は,値の“responder-specific(受付機関固有)

”は ILL サ

ー ビ ス の 種 別 又 は RESULT REASON が 使 用 さ れ , 受 付 機 関 固 有 情 報 は , 別 の 種 別 の

“responder-specific-service(受付機関固有サービス)

”及び“responder-specific-results(受付機関固有結果)

によって個別に提供される。受付機関固有情報を定義するための ASN.1 TYPE EXTERNAL の使用につい

ては

附属書 に示す。

8.2.16

利用者番号情報  依頼が転送,連鎖又は区分化された場合,費用情報種別の利用者番号は,依頼機

関の利用者番号から,依頼が送信される次の機関の利用者番号に置き換えられる。この次の機関は,送付

先一覧種別中の対応する記述に含まれている。そのような記述がなければ,このフィールドは,空白のま

まとする。

8.2.17

資料の補足的記述  この規格で定義していない資料識別情報のほかに,性質又は形式が異なる補足

的情報を提供できる。例えば,情報は,ISO 2709 の書式で提供されることもあるし,迅速な資料識別のた

めにバーコードであってもよい。

資料の補足的記述は,

ILL-REQUEST

SHIPPED

ILL-ANSWER

RECEIVED

及び RETURNED の要求で提供することができる。この情報は,最初の依頼機関によって提供されること

もあるし,その後の受付機関又は中継機関によって付け加えられることもある(すなわち,書誌的な検査

の結果)

8.2.18

送信メッセージ  このパラメタは,抽象サービスパラメタであって,対応するプロトコルパラメタ

の結果ではない。

8.3

中継機関の処理の規則  すべての ILL トランザクションは,本来単純型である。依頼機関からの許

可があれば,受付機関は ILL トランザクションを転送,連鎖又は区分化することを選択できる。また,受

付機関は,別の ILL トランザクションを作ることもできる。8.2 で定義する規則のほかに,中継機関は,

次の規則に従う。

8.3.1

転送トランザクション  ILL プロトコルでは,ILL の依頼を無制限に転送することができる。ただ

し,ある依頼を,同じ ILL トランザクション中に同じ受付機関に二度転送することはできない。

ILL

要求を転送する際,受付機関は,二つの異なる型の備考を提供できる。転送された ILL 依頼サービ

ス,

ILL-REQUEST

中の転送備考,

及び転送通知サービス FORWARD-NOTIFICATION 中の通知備考である。

ILL

依頼が,一度転送されると,受付機関は,ILL トランザクションには関与しなくなる。依頼転送後,

最初の受付機関は,FORWARD, STATUS 要求,STATUS-OR-ERROR-REPORT 及び MESSAGE の諸サービ

スを実行できる。一方,PENDING 状態では,依頼機関が繰返し ILL-REQUEST, CANCEL, MESSAGE 又は

STATUS-QUERY

の APDU を受付機関に送り,その受付機関が既に依頼を新しい受付機関に転送してしま

っていた場合,その中継機関(最初の受付機関)は,誤り報告パラメタの値を“転送済”にし,備考フィ


33

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

ールドに依頼転送先の情報を付記して STATUS-OR-ERROR-REPORT を送信する。

ブール論理型プロトコル値 FWD は,

依頼を転送してもよいかどうかを示すために受付機関が使用する。

この値は,ILL-REQUEST APDU 受理時に“転送の許可”の値に設定される。FWD が TRUE の場合,転送

は許可される。FWD が FALSE の場合,転送は許可されない。

“転送の許可”は,また,それ以上の転送を制限したい場合に依頼が転送された時点で“FALSE”に設

定することもできる。

転送は,ILL トランザクションの連鎖型と区分化型とが混在してよい。

備考  転送は,依頼された資料が将来利用可能になると期待される場合に使用するもではない。その

ような場合,

RETRY

という値と特定の再依頼日をもつ ILL-ANSWER とが,

適切な回答である。

8.3.2

連鎖トランザクション  ILL プロトコルでは,ILL トランザクションを無制限に連鎖することがで

きる。

連鎖型 ILL トランザクションは,

ILL-REQUEST APDU

中の

“トランザクションの種別 (transaction-type) ”

値によって指定される。

ILL

トランザクションの連鎖が起こった場合,受付機関は中継機関となり,新しい受付機関との間で副

トランザクションを開始する。副トランザクションが開始されると,CHAIN 変数は,TRUE となり,PART

変数は FALSE に設定される。

中継機関は,その副トランザクションにおいては依頼機関の役割となり,主 ILL トランザクションにお

いては受付機関の役割を保つ。副トランザクションは,それが主 ILL トランザクションに影響を及ぼさず

に不成功となることができるように,主 ILL トランザクションとは区別される。

中継機関としての ILL サービスの利用者は,主トランザクション及び副トランザクションに関する事象

の調整に責任をもつ。概念的には,この組合せはサービスプリミティブの観点からみると,一つの ILL ト

ランザクション上のサービスプリミティブ指示を,対応する他のサービスプリミティブ要求へ変換する。

例えば,SHIPPED. indication は,依頼機関に送信される SHIPPED. request へ変換される。

中継機関は,主トランザクション及び副トランザクションの間の変換を実行するために,特に禁止され

ていない限り,サービスパラメタの値を変更することができる。中継機関が満了タイマの値を変更した場

合は,副トランザクションの廃棄日は,元々の依頼の廃棄日と等しいかそれよりも早い日付でなければな

らない。

主トランザクション及び副トランザクションの間の組合せでは,主トランザクションの事象は,常に対

応する副トランザクションの事象に変換される。

同様に,

RETRY

UNFILLED

又は LOCATIONS-PROVIDED

の値をもつ ILL-ANSWER. indication,EXPIRED. indication 及び FORWARD-NOTIFICATION. indication 以外

のすべての副トランザクションの事象は,対応する主 ILL トランザクション事象に変換される。

上に示した値のいずれかをもつ ILL-ANSWER 指示は,中継機関の選択で,主 ILL トランザクションの

ILL-ANSWER. request

に変換してもよいし,変換しなくてもよい。後者の例は,中継機関が,受付機関か

ら否定的な回答を受け取った場合に,直ちに主 ILL トランザクションの依頼機関に否定的な回答を報告す

るのではなく,別の受付機関と新しい副トランザクションを始めることを選択するような場合である。

CONDITIONAL

の値をもつ ILL-ANSWER. indication は,

主 ILL トランザクションの ILL-ANSWER. request

に変換される。

NO

の値をもつ後続の CONDITIONAL-REPLY は,副トランザクションに変換される。この場合,中継機

関は他を受付機関とする新しい副トランザクションを開始しなくてよい。

FORWAED-NOTIFICATION. indication

及び EXPIRED. indication の場合,どの主 ILL トランザクションの


34

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

事象にも変換されない。これらのサービスプリミティブは,当該副トランザクションに対してだけ意味を

も つ 。 CANCEL-PENDING 状 態 の 中 継 機 関 と し て 機 能 し て い る 依 頼 機 関 が , 受 付 機 関 か ら

FORWARD-NOTIFICATION. indication

を受け取り,

その結果として,

PENDING

状態へ戻った場合,

CANCEL.

request

を転送先の新しい受付機関に発行しなければならない。

中継機関は,最後まで主及び副の両方のトランザクションに関与するが,それらの ILL トランザクショ

ンの追跡段階において状態遷移を行わない。すなわち,中継機関は,path-through モードで振る舞う。中継

機関では,SHIPPED 状態が,成功した主 ILL トランザクション及び成功した副トランザクションの最終状

態となる。その後の状態遷移は,依頼機関及び受付機関だけに生じる。中継機関の状態遷移規則は,ある

段階では,依頼機関及び受付機関における規則とは異なる。これらの中継機関固有の規則は,

附属書 

各表に示した。

ブール演算型プロトコル変数 CHAIN は,ILL トランザクションが連鎖できるかどうかを示すのに使用す

る。CHAIN の値は,ILL-REQUEST APDU を受け取ったときに,

“permission-to-chain(連鎖の許可)

”の値

に設定される。CHAIN が TRUE ならば,連鎖が許可される。副トランザクションを開始するときに,中

継機関は,

“permission-to-chain(連鎖の許可)

”の値を修正することを選択してもよい。

中継機関が副トランザクションを始めるとき,ILL-REQUEST サービスの“requester-optional-messages(依

頼機関の任意選択メッセージ)

”パラメタに SHIPPED メッセージのための要求を常に指示しなければなら

ない。このパラメタの他のすべての構成要素は,元の ILL-REQUEST で提供されたものと同じ値をもつ。

中継機関は,依頼機関に APDU SHIPPED で回答する。

“responder-optional-messages(受付機関の任意選

択メッセージ)

”パラメタは,受付機関から受け取った SHIPPED APDU で提供される値でなければならな

い。

8.3.3

区分化トランザクション  ILL プロトコルは,ILL トランザクションを無制限に区分化することが

できる。

区分化型 ILL トランザクションは,ILL-REQUEST APDU の“transaction-type(トランザクションの種別)

の値で指定される。

ILL

トランザクションの区分化が起こった場合,受付機関は中継機関になり,新しい受付機関との間で

副トランザクションを始める。副トランザクションが開始されるとき,PART 変数は,TRUE となり,CHAIN

変数は FALSE に設定される。

中継機関は,該当する処理段階,すなわち,SHIPPED APDU を受付機関から受け取り,依頼機関に引き

渡すまでの間だけ,主 ILL トランザクションに関与する。副トランザクションには,一つの処理段階だけ

がある。中継機関において,SHIPPED 状態は,成功した主 ILL トランザクション及び成功した副トランザ

クションの両方に最終状態とする。

追跡段階は,通常,依頼機関と受付機関との間の直接のやりとりであり,中継機関はう(迂)回される。

しかし,中継機関は,最終状態の後に MESSAGE, STATUS-QUERY 又は STATUS-OR-ERROR-REPORT の

APDU

を受け取った場合,回答せずに APDU を渡す。

主トランザクション及び副トランザクションの識別子は,

副トランザクション修飾子の有無だけが違う。

当該処理段階が完了すると,受付機関は,ILL トランザクション識別子から副トランザクション修飾子を

削除し(7.1 参照)

,残りの識別子を依頼機関とのやりとりに使用する。

この処理段階の間,主トランザクション及び副トランザクションは,連鎖型 ILL トランザクションと同

じ方法で結び付いている。

ブール演算型プロトコル変数 PART は,ILL トランザクションが区分化できるかどうかを示すために使


35

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

用される。PART は,ILL-REQUEST APDU を受け取ったときに“permission-to-partition(区分化の許可)

の値に設定される。PART が TRUE ならば,区分化は許可される。

中 継 機 関 が 副 ト ラ ン ザ ク シ ョ ン を 開 始 す る と き , 常 に ILL-REQUEST サ ー ビ ス の

“requester-optional-messages(依頼機関の任意選択メッセージ)

”パラメタ中に SHIPPED メッセージのため

の要件が示される。このパラメタの他のすべての要素は,元の ILL-REQUEST で提供されるものと同じ値

をもつ。

中継機関が APDU SHIPPED で依頼機関に回答するとき,

“responder-optional-messages(受付機関の任意

選択メッセージ)

”パラメタは,受付機関から受け取った SHIPPED APDU で提供された値をとらなければ

ならない。依頼機関は,そのような要求された APDU を直接受付機関に送り,中継機関には送らない。

8.3.4

転送,連鎖及び混合  転送,連鎖及び区分化は,一つの ILL トランザクション内でどのようにも組

み合わせることができる。適用する規則は,使用される特定の組合せによって変わる。次のような場合を

識別することができる。

a)

連鎖後転送  転送された ILL-REQUEST を受け取った機関が,当該 ILL トランザクション中は,受理

した ILL-REQUEST の“requester-id(依頼機関識別子)

”パラメタによって識別される中継機関とやり

とりする。

b)

転送後連鎖  連鎖型副トランザクションを開始した機関が,転送された ILL-REQUEST を受理した後,

直接,最初の依頼機関とやりとりする。連鎖した ILL-REQUEST の受付機関は,通常の連鎖した ILL

トランザクションのように連鎖の中継機関とやりとりする。

c)

区分化後転送  転送された ILL-REQUEST の受付機関が,当該処理段階の間,受理した ILL-REQUEST

の“requester-id(依頼機関識別子)

”パラメタで識別される中継機関とやりとりする。追跡段階中は,

転送された ILL-REQUEST の受付機関が,直接最初の依頼機関とやりとりする。

d)

転送後区分化  区分化した副トランザクションを開始した機関が,当該処理段階の間,転送された

ILL-REQUEST

を受理した後,直接,元の依頼機関とやりとりする。区分化した ILL-REQUEST の受

付機関は,通常の連鎖した ILL トランザクションと同様,その処理段階の間,区分化の中継機関とや

りとりし,追跡段階では,最初の依頼機関とやりとりする。

e)

連鎖後区分化  区分化が連鎖の後にくる場合,区分化の規則が連鎖の規則を支配する。区分化した

ILL-REQUEST

受付機関は,その処理段階の間は,受け取った ILL-REQUEST の“requester-id(依頼機

関識別子)

”パラメタで識別される中継機関とやりとりする。この段階が SHIPPED APDU の送信で完

了すれば,

“transaction-type(トランザクションの種別)

”パラメタは,

“連鎖”ではなく“区分化”と

いう値で最初の依頼機関に返されなければならない。

“responder-id(受付機関識別子)

”パラメタの値

は,依頼が区分化した先の受付機関の識別子とする。追跡段階の間は,最初の依頼機関は直接,この

受付機関とやりとりする。

f)

区分化後連鎖  e)とは異なり,ILL-REQUEST が連鎖した先の受付機関は,区分化していることに気づ

かないので,その振舞いをそれに応じて訂正することはできない。したがって,その受付機関が直接,

最初の依頼機関とやりとりすることはない。処理段階は,SHIPPED APDU の取扱いを例外として,正

常に進行する。

ILL-REQUEST

が区分化したときの連鎖の中継機関は,SHIPPED. indication を最終の受付機関から受け取

り,

“supplier-id(提供機関識別子)

”パラメタを設定する前に次のことを行う。

-

“supplier-id(提供機関識別子)

”パラメタがない場合は,その値を“responder-id(受付機関識別子)

とする。


36

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

-

“responder-id(受付機関識別子)

”を,その中継機関の識別子とする。

“transaction-type(トランザクションの種別)

”パラメタは,

“区分化”に設定される。このように,最初

の依頼機関が受理する SHIPPED. indication は,追跡段階のやりとりが連鎖の中継機関との間で直接,なさ

れることを示している。しかし,

“supplier-id(提供機関識別子)

”は,資料の実質的な提供機関を示す。連

鎖の中継機関は,最初の依頼機関とのすべてのやりとりを最終受付機関に連鎖させる責任及び,逆に最終

受付機関とのすべてのやりとりを最初の受付機関に連鎖させる責任がある。

“transaction-type(トランザクションの種別)

“supplier-id(提供機関識別子)

”及び“responder-id(受

付機関識別子)

”のパラメタの変更は,

“transaction-type(トランザクションの種別)

”パラメタが既に“区

分化”という値をもっていないときにだけ行われる。この規則は,最初の受付機関として識別される機関

が常に区分化の処理の最終の中継機関であることを保証する。

g)

転送,連鎖及び区分化  付加的な規則はない。どの組合せの振舞いも,上の二者の組合せの規則を繰

り返し適用することによって決定される。

8.3.4.1

別の ILL トランザクション  中継機関として振る舞う選択肢としてシステムが別の ILL トランザ

クションを作った場合,別の ILL トランザクションに連係するための手続きの特別な規則は,この規格で

は規定しない。

しかし,そのような二重の役割のシステムは,最終状態に到達したかどうかを確認するための二つのト

ランザクションの進行を追跡するなんらかの機構を採用する必要があることに注意しなければならない。

これは様々な方法で実現される。例えば,次の二つの方法がある。

a)

すべての資料について,SHIPPED APDU が受付機関から提供されるか,中継機関経由で資料が発送さ

れるかしなければならない

b)

返却資料は,CHECKED-IN APDU が受付機関によって提供されるか,中継機関経由で返却されるかし

なければならない。

この運用方法は,別の単純型の ILL トランザクションにかかわるため,プロトコルの意味をもたないの

で,この規格では,規定しない。

9.

抽象構文

9.1

ILL APDU

の ASN.1 仕様  ここでは,6.に示す ILL プロトコルにおける ILL APDU 定義の抽象構文

を記述する。ILL APDU は,JIS X 5603 及び ISO 8824 の Addendum 1 で定義された ASN.1 記法を使用して

定義される。

各 APDU は,命名された値の集合である構造型として定義される。構造型は,一つ以上の他の型(それ

自身は,構造型又は単純型)への参照によって定義される。単純型は,その値の集合を直接指定すること

で定義される。

構造型を定義する際 ASN.1 は構造型を構成するどの要素型が任意か必す(須)か,またその型が許す値

は何かを指定する。

例えば,文字列が固定長か可変長か,及び省略時値といった他の情報も提供する。

ASN.1

使用に含まれる注釈は,この規格の一部を構成する。

一部の任意型には省略時値が割り当てられている。

符号化された APDU にその型の値が存在しないとき,

省略時値が仮定される。省略時値がなく,値が符号化された APDU に存在しない場合は,値は与えられな

い。

構造型は,必す(須)であるが,任意の要素型だけで構成されている場合は,少なくとも一つの任意型


37

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

が示されなければならない(例えば,システム識別子)

構造型が任意であるが,必す(須)型から構成されている場合は,構造型が示されたときだけ,要素型

が必す(須)となる。

例  提供媒体情報の種別 (supply-medium-info-type)

ILL APDU

は,構造型として 9.1.1 に定義する。9.1.2 は,これらの構造型を構成する型のうち,9.1.1 

定義されていないものを列挙する。

9.1.1

ILL APDU

1

-- use of parameters and types is to be consistent with their definitions in clause 3

2

ISO-10161-ILL-1 DEFINITIONS EXPLICIT TAGS::=

3 BEGIN

4

-- ISO-10161-ILL-1 refers to the ILL ISO standard 10161 version 1

5

-- and version 2 as specified in ISO standard 10161 Amendment 1

6 ILL-APDU::=

CHOICE{

7 ILL-Request,

8 Forward-Notification,

9 Shipped,

10 ILL-Answer,

11 Conditional-Reply,

12 Cancel,

13 Cancel-Reply,

14 Received,

15 Recall,

16 Returned,

17 Checked-In,

18 Overdue,

19 Renew,

20 Renew-Answer,

21 Lost,

22 Damaged,

23 Message,

24 Status-Query,

25 Status-Or-Error-Report,

26 Expired

27 }

28

-- The tagging scheme used in the APDU definitions is as follows:

29

-- each named type that is a component type of an APDU definition is assigned a different tag


38

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

30

-- that is unique within the set of APDU definitions. Where these component types themselves

31

-- have structure, the tagging within such type definitions has only local scope.

32

ILL-Request::= [APPLICATION 1] SEQUENCE{

33 protocol-version-num

[0]

IMPLICIT

INTEGER{

34

     version-1 (1),

35

     version-2 (2)

36

          },

37 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

38 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

39

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

40

-- mandatory when using store-and-forward

communications

41

-- optional when using connection-oriented

communications

42

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

43

-- mandatory when using store-and-forward

communications

44

-- optional when using connection-oriented

communications

45

transaction-type

[5]

IMPLICIT Transaction-Type DEFAULT 1,

46 delivery-address

[6]

IMPLICIT

Delivery-Address

OPTIONAL,

47 delivery-service

Delivery-Service

OPTIONAL,

48 billing-address

[8]

IMPLICIT

Delivery-Address

OPTIONAL,

49

iLL-service-type

[9]

IMPLICIT SEQUENCE SIZE (1..5) OF

50

ILL-Service-Type,

51

-- this sequence is a list,    in order of preference

52 responder-specific-service  [10]

EXTERNAL

OPTIONAL,

53

-- use direct reference style

54 requester-optional-messages [11]

IMPLICIT

Requester-Optional-Messages-Type,

55

search-type

[12]

IMPLICIT Search-Type OPTIONAL,

56

supply-medium-info-type

[13]

IMPLICIT SEQUENCE SIZE (1..7) OF

57

Supply-Medium-Info-Type

OPTIONAL,

58

-- this sequence is a list, in order of preference,

59

-- with a maximum number of 7 entries

60

place-on-hold

[14]

IMPLICIT Place-On-Hold-Type DEFAULT 3,

61

client-id

[15]

IMPLICIT Client-Id OPTIONAL,

62 item-id

[16]

IMPLICIT

Item-Id,

63 supplemental-item-description

[17]

IMPLICIT Supplemental-Item-Description

OPTIONAL,


39

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

64

cost-info-type

[18]

IMPLICIT Cost-Info-Type OPTIONAL,

65 copyright-compliance

[19]

ILL-String

OPTIONAL,

66 third-party-info-type

[20]

IMPLICIT

Third-Party-Info-Type

OPTIONAL,

67

-- mandatory when initiating a FORWARD service or an

68

-- ILL-REQUEST service for a partitioned ILL sub-

69

-- transaction or when initiating an ILL-REQUEST service for

70

-- an ILL sub-transaction if the received ILL-REQUEST

71

-- included an "already-tried-list" ; optional otherwise

72

retry-flag

[21]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT FALSE,

73

forward-flag

[22]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT FALSE,

74 requester-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

75 forward-note

[47]

ILL-String

OPTIONAL,

76

iLL-request-extensions

[49] IMPLICIT SEQUENCE OF Extension

OPTIONAL

77

78

Forward-Notification:: =[APPLICATION 2] SEQUENCE{

79 protocol-version-num

[0]

IMPLICIT

INTEGER{

80

     version-1(1),

81

     version-2(2)

82

          },

83 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

84 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

85

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

86

-- mandatory when using store-and-forward communications

87

-- optional when using connection-oriented communications

88 responder-id

[4]

IMPLICIT

System-Id,

89

-- mandatory in this APDU

90

responder-address

[24]

IMPLICIT System-Address OPTIONAL,

91 intermediary-id

[25]

IMPLICIT

System-Id,

92 notification-note

[48]

ILL-String

OPTIONAL,

93

forward-notification-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

94 }

95

Shipped::= [APPLICATION 3] SEQUENCE{

96 protocol-version-num

[0]

IMPLICIT

INTEGER{

97

     version-1(1),

98

     version-2(2)

99

          },

100 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,


40

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

101 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

102

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

103

-- mandatory when using store-and-forward communications

104

-- optional when using connection-oriented communications

105

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

106

-- mandatory when using store-and-forward communications

107

-- optional when using connection-oriented communications

108

responder-address

[24]

IMPLICIT System-Address OPTIONAL,

109

intermediary-id

[25]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

110

supplier-id

[26]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

111

client-id

[15]

IMPLICIT Client-Id OPTIONAL,

112

transaction-type

[5]

IMPLICIT Transaction-Type DEFAULT 1,

113 supplemental-item-description

[17]

IMPLICIT Supplemental-Item-Description

OPTIONAL,

114 shipped-service-type

[27]

IMPLICIT

Shipped-Service-Type,

115 responder-optional-messages

[28]

IMPLICIT Responder-Optional-Messages-Type

116

      OPTIONAL,

117 supply-details

[29]

IMPLICIT

Supply-Details,

118

return-to-address

[30]

IMPLICIT Postal-Address OPTIONAL,

119 responder-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

120

shipped-extensions

[49]  IMPLICIT SEQUENCE OF Extension

OPTIONAL

121 }

122

ILL-Answer::= [APPLICATION 4] SEQUENCE {

123

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

124

      version-1(1),

125

      version-2(2)

126

      },

127 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

128 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

129

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

130

-- mandatory when using store-and-forward communications

131

-- optional when using connection-oriented communications

132

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

133

-- mandatory when using store-and-forward communications

134

-- optional when using connection-oriented communications

135 transaction-results

[31]

IMPLICIT

Transaction-Results,

136 results-explanation

[32]

CHOICE {

137

conditional-results

[1]

Conditional-Results,


41

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

138

-- chosen if transaction-results=CONDITIONAL

139

retry-results

[2]

Retry-Results,

140

-- chosen if transaction-results=RETRY

141

unfilled-results

[3]

Unfilled-Results,

142

--chosen if transaction-results=UNFILLED

143

locations-results  [4]

Locations-Results,

144

-- chosen if

transaction-results=LOCATIONS-PROVIDED

145

will-supply-results

[5]

Will-Supply-Results,

146

-- chosen if transaction-results=WILL-SUPPLY

147

hold-placed-results

[6] Hold-Placed-Results,

148

-- chosen if transaction-results=HOLD-PLACED

149

estimate-results  [7]

Estimate-Results

150

-- chosen if transaction-results=ESTIMATE

151

}

OPTIONAL,

152

-- optional if transaction-results equals RETRY, UNFILLED,

153

-- WILL-SUPPLY or HOLD-PLACED;

154

-- required if transaction-results equals CONDITIONAL,

155

-- LOCATIONS-PROVIDED or ESTIMATE

156 responder-specific-results  [33]

EXTERNAL

OPTIONAL,

157

-- this type is mandatory if results-explanation

158

-- chosen for any result

159

-- has the value "responder-specific".

160 supplemental-item-description

[17]

IMPLICIT Supplemental-Item-Description OPTIONAL,

161

send-to-list

[23]

IMPLICIT Send-To-List-Type OPTIONAL,

162 already-tried-list

[34]

IMPLICIT Already-Tried-List-Type OPTIONAL,

163 responder-optional-messages

[28]

IMPLICIT Responder-Optional-Messages-Type

164

      OPTIONAL,

165 responder-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

166

ill-answer-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

167 }

168

Conditional-Reply::= [APPLICATION 5] SEQUENCE {

169

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

170

      version-1(1),

171

      version-2(2)

172

      },

173 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

174 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

175

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,


42

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

176

-- mandatory when using store-and-forward communications

177

-- optional when using connection-oriented communications

178

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

179

-- mandatory when using store-and-forward communications

180

-- optional when using connection-oriented communications

181 answer

[35]

IMPLICIT

BOOLEAN,

182 requester-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

183

conditional-reply-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

184 }

185

Cancel::= [APPLICATION 6] SEQUENCE {

186

Protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

187

      version-1(1),

188

      version-2(2)

189

      },

190 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

191 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

192

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

193

-- mandatory when using store-and-forward communications

194

-- optional when using connection-oriented communications

195

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

196

-- mandatory when using store-and-forward communications

197

-- optional when using connection-oriented communications

198 requester-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

199

cancel-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

200 }

201

Cancel-Reply::= [APPLICATION 7] SEQUENCE {

202

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

203

      version-1(1),

204

      version-2(2)

205

      },

206 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

207 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

208

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

209

-- mandatory when using store-and-forward communications

210

-- optional when using connection-oriented communications

211

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

212

-- mandatory when using store-and-forward communications

213

-- optional when using connection-oriented communications


43

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

214 answer

[35]

IMPLICIT

BOOLEAN,

215 responder-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

216

cancel-reply-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

217 }

218

Received::= [APPLICATION 8] SEQUENCE {

219

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

220

      version-1(1),

221

      version-2(2)

222

      }

223 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

224 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

225

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

226

-- mandatory when using store-and-forward communications

227

-- optional when using connection-oriented communications

228

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

229

-- mandatory when using store-and-forward communications

230

-- optional when using connection-oriented communications

231

supplier-id

[26]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

232 supplemental-item-description

[17]

IMPLICIT Supplemental-Item-Description OPTIONAL,

233 date-received

[36]

IMPLICIT

ISO-Date,

234 shipped-service-type

[27]

IMPLICIT

Shipped-Service-Type,

235 requester-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

236

received-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

237 }

238

Recall::= [APPLICATION 9] SEQUENCE {

239

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

240

      version-1(1),

241

      version-2(2)

242

      }

243 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

244 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

245

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

246

-- mandatory when using store-and-forward communications

247

-- optional when using connection-oriented communications

248

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

249

-- mandatory when using store-and-forward communications

250

-- optional when using connection-oriented communications

251 responder-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,


44

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

252

recall-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

253 }

254

Returned::= [APPLICATION 10] SEQUENCE {

255

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

256

      version-1(1),

257

      version-2(2)

258

      },

259 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

260 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

261

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

262

-- mandatory when using store-and-forward communications

263

-- optional when using connection-oriented communications

264

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

265

-- mandatory when using store-and-forward communications

266

-- optional when using connection-oriented communications

267 supplemental-item-description

[17]

IMPLICIT Supplemental-Item-Description OPTIONAL,

268 date-returned

[37]

IMPLICIT

ISO-Date,

269 returned-via

[38]

Transportation-Mode

OPTIONAL,

270 insured-for

[39]

IMPLICIT

Amount

OPTIONAL,

271 requester-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

272

returned-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

273 }

274

Checked-In::= [APPLICATION 11] SEQUENCE {

275

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

276

      version-1(1),

277

      version-2(2)

278

      },

279 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

280 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

281

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

282

-- mandatory when using store-and-forward communications

283

-- optional when using connection-oriented communications

284

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

285

-- mandatory when using store-and-forward communications

286

-- optional when using connection-oriented communications

287 date-checked-in

[40]

IMPLICIT

ISO-Date,

288 responder-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

289

checked-in-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL


45

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

290 }

291

Overdue::= [APPLICATION 12] SEQUENCE {

292

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

293

      version-1(1),

294

      version-2(2)

295

      },

296 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

297 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

298

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

299

-- mandatory when using store-and-forward communications

300

-- optional when using connection-oriented communications

301

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

302

-- mandatory when using store-and-forward communications

303

-- optional when using connection-oriented communications

304 date-due

[41]

IMPLICIT

Date-Due,

305 responder-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

306

overdue-extensions

[49]

SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

307 }

308

Renew::= [APPLICATION 13] SEQUENCE {

309

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

310

      version-1(1),

311

      version-2(2)

312

      },

313 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

314 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

315

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

316

-- mandatory when using store-and-forward communications

317

-- optional when using connection-oriented communications

318

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

319

-- mandatory when using store-and-forward communications

320

-- optional when using connection-oriented communications

321

desired-due-date

[42]

IMPLICIT ISO-Date OPTIONAL,

322 requester-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

323

renew-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

324 }

325

Renew-Answer::= [APPLICATION 14] SEQUENCE {

326

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {


46

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

327

      version-1(1),

328

      version-2(2)

329

      },

330 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

331 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

332

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

333

-- mandatory when using store-and-forward communications

334

-- optional when using connection-oriented communications

335

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

336

-- mandatory when using store-and-forward communications

337

-- optional when using connection-oriented communications

338 answer

[35]

IMPLICIT

BOOLEAN,

339

date-due

[41]

IMPLICIT Date-Due OPTIONAL,

340 responder-note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

341

renew-answer-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

342 }

343

Lost::= [APPLICATION 15] SEQUENCE {

344

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

345

      version-1(1),

346

      version-2(2)

347

      },

348 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

349 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

350

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

351

-- mandatory when using store-and-forward communications

352

-- optional when using connection-oriented communications

353

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

354

-- mandatory when using store-and-forward communications

355

-- optional when using connection-oriented communications

356 note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

357

lost-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

358 }

359

Damaged::= [APPLICATION 16] SEQUENCE {

360

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

361

      version-1(1),

362

      version-2(2)

363

},

364 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,


47

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

365 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

366

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

367

-- mandatory when using store-and-forward communications

368

-- optional when using connection-oriented communications

369

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

370

-- mandatory when using store-and-forward communications

371

-- optional when using connection-oriented communications

372

damaged-details

[51]

IMPLICIT Damaged-Details OPTIONAL,

373

-- this parameter may only be present in APDU's with a

374

-- protocol-version-num value of 2 or greater

375 note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

376

damaged-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

377 }

378

Message::= [APPLICATION 17] SEQUENCE {

379

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

380

      version-1(1),

381

      version-2(2)

382

      },

383 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

384 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

385

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

386

-- mandatory when using store-and-forward communications

387

-- optional when using connection-oriented communications

388

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

389

-- mandatory when using store-and-forward communications

390

-- optional when using connection-oriented communications

391 note

[46]

ILL-String,

392

message-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

393 }

394

Status-Query::= [APPLICATION 18] SEQUENCE {

395

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

396

      version-1(1),

397

      version-2(2)

398

      },

399 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

400 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

401

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

402

-- mandatory when using store-and-forward communications

403

-- optional when using connection-oriented communications


48

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

404

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

405

-- mandatory when using store-and-forward communications

406

-- optional when using connection-oriented communications

407 note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

408

status-query-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

409 }

410

Status-Or-Error-Report::= [APPLICATION 19] SEQUENCE {

411

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

412

      version-1(1),

413

      version-2(2)

414

      },

415 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

416 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

417

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

418

-- mandatory when using store-and-forward communications

419

-- optional when using connection-oriented communications

420

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

421

-- mandatory when using store-and-forward communications

422

-- optional when using connection-oriented communications

423

reason-no-report

[43]

IMPLICIT Reason-No-Report OPTIONAL,

424

-- mandatory if no report is present;

425

-- not present otherwise

426

status-report

[44]

IMPLICIT Status-Report OPTIONAL,

427

error-report

[45]

IMPLICIT Error-Report OPTIONAL,

428 note

[46]

ILL-String

OPTIONAL,

429 status-or-error-report-extension

s

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

430 }

431

Expired::= [APPLICATION 20] SEQUENCE {

432

protocol-version-num

[0]

IMPLICIT INTEGER {

433

      version-1(1),

434

      version-2(2)

435

      },

436 transaction-id

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id,

437 service-date-time

[2]

IMPLICIT

Service-Date-Time,

438

requester-id

[3]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

439

-- mandatory when using store-and-forward communications

440

-- optional when using connection-oriented communications


49

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

441

responder-id

[4]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

442

-- mandatory when using store-and-forward communications

443

-- optional when using connection-oriented communications

444

expired-extensions

[49]

IMPLICIT SEQUENCE OF Extension OPTIONAL

445 }

9.1.2

446 Account-Number::=ILL-String

447 Already-Forwarded::=SEQUENCE

{

448 responder-id

[0]

IMPLICIT

System-Id,

449

responder-address

[1]

IMPLICIT System-Address OPTIONAL

450 }

451  Already-Tried-List-Type::=SEQUENCE OF System-Id

452 Amount::=SEQUENCE

{

453

currency-code

[0]

IMPLICIT PrintableString (SIZE(3)) OPTIONAL,

454

-- values defined in ISO 4217-1981

455 monetary-value

[1]

IMPLICIT

AmountString

(SIZE(1..10))

456 }

457

AmountString::=PrintableString (FROM( "1" | "2" | "3" | "4" | "5" | "6" | "7" | "8" | "9" | "0" | " " | "." | "," |))

458 Client-Id::=SEQUENCE

{

459 client-name

[0]

ILL-String

OPTIONAL,

460 client-status

[1]

ILL-String

OPTIONAL,

461 client-identifier

[2]

ILL-String

OPTIONAL

462 }

463 Conditional-Results::=SEQUENCE

{

464

conditions

[0]

IMPLICIT ENUMERATED {

465

cost-exceeds-limit

(13),

466

charges

(14),

467

prepayment-required

(15),

468

lacks-copyright-compliance

(16),

469

library-use-only

(22),

470

no-reproduction

(23),

471

client-signature-required

(24),

472

special-collections-supervision-required

(25),

473

other

(27),

474

responder-specific

(28),


50

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

475

proposed-delivery-service

(30)

476

},

477

date-for-reply

[1]

IMPLICIT ISO-Date OPTIONAL,

478 locations

[2]

IMPLICIT SEQUENCE OF Location-Info OPTIONAL,

479 proposed-delivery-service  Delivery-Service

OPTIONAL

480

-- this parameter specifies a proposed delivery service the

481

-- acceptance of which is a condition of supply. It may be a

482

-- physical service or an electronic service. This parameter

483

-- may only be present in APDUs with a

484

-- protocol-version-num value of 2 or greater

485 }

486 Cost-Info-Type::=SEQUENCE

{

487 account-number

[0]

Account-Number

OPTIONAL,

488 maximum-cost

[1]

IMPLICIT

Amount

OPTIONAL,

489

reciprocal-agreement

[2]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT FALSE,

490

will-pay-fee

[3]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT FALSE,

491

payment-provided

[4]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT FALSE

492 }

493  Current-State::= ENUMERATED {

494 nOT-SUPPLIED

(1),

495 pENDING

(2),

496 iN-PROCESS

(3),

497 fORWARD

(4),

498 cONDITIONAL

(5),

499 cANCEL-PENDING

(6),

500 cANCELLED

(7),

501 sHIPPED

(8),

502 rECEIVED

(9),

503 rENEW-PENDING

(10),

504 nOT-RECEIVED-OVERDUE

(11),

505 rENEW-OVERDUE

(12),

506 oVERDUE

(13),

507 rETURNED

(14),

508 cHECKED-IN

(15),

509 rECALL

(16),

510 lOST

(17),

511 uNKNOWN

(18)

512 }


51

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

513  Damaged-Details::= SEQUENCE {

514

document-type-id

[0]

IMPLICIT OBJECT IDENTIFIER OPTIONAL,

515

-- identifies an OSI document type registered in accordance

516

-- with ISO 9834-2,    for use in an automated environment

517 damaged-portion

 CHOICE {

518

  complete-document

[1]

IMPLICIT NULL,

519

  specific-units

[2]

IMPLICIT SEQUENCE

520

     OF INTEGER

521

    -- the nature and extent of a    "unit"    is implicit in the

522

    -- value of document-type-id if one is supplied

523

  }

524 }

525 Date-Due::=SEQUENCE

{

526 date-due-field

[0]

IMPLICIT

ISO-Date,

527

renewable

[1]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT TRUE

528 }

529 Delivery-Address::=SEQUENCE

{

530

postal-address

[0]

IMPLICIT Postal-Address OPTIONAL,

531

electronic-address

[1]

IMPLICIT System-Address OPTIONAL

532 }

533 Delivery-Service::=CHOICE

{

534 physical-delivery

[7]

Transportation-Mode,

535 electronic-delivery

[50]

IMPLICIT SEQUENCE OF Electronic-Delivery-Service

536

-- electronic-delivery may only be present in APDUs

537

-- with a protocol-version-num value of 2 or greater

538 }

539 Electronic-Delivery-Service::=SEQUENCE

{

540

-- the first four parameters are intended to be used in an automated

541 --

environment

542

e-delivery-service

[0]

IMPLICIT SEQUENCE {

543

-- identifies the kind of electronic delivery service, e. g.

544

-- MOTIS IPM,  FTAM,  etc. ,  using the assigned object

545

-- identifier for the standard e. g. {joint-iso-ccitt mhs-motis

546

--

ipms}

547

e-delivery-mode

[0]

IMPLICIT OBJECT IDENTIFIER,


52

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

548

e-delivery-parameters

[1]

ANY DEFINED BY e-delivery-mode

549

}OPTIONAL,

550

document-type

[1]

IMPLICIT SEQUENCE {

551

document-type-id

[2]

IMPLICIT OBJECT IDENTIFIER,

552

-- identifies an OSI document type registered in accordance

553

-- with ISO 9834-2

554

document-type-parameters

[3]

ANY DEFINED BY document-type-id

555

-- any parameters relating to the registered document type

556

}OPTIONAL,

557 e-delivery-description

[4]

ILL-String

OPTIONAL,

558

-- holds a human readable name or description of the

559

-- required electronic delivery service and document type;

560

-- this may also be used to identify an electronic delivery

561

-- service for which there is no object identifier.

562

-- This parameter may be present instead of,    or in addition

563

-- to,    the previous 4 parameters

564 e-delivery-details

[5]

CHOICE

{

565

e-delivery-address

[0]

IMPLICIT System-Address,

566

e-delivery-id

[1]

IMPLICIT

System-Id

567

},

568 name-or-code

[6]

ILL-String

OPTIONAL,

569

-- holds a human-readable identifier or correlation

570

-- information for the document as shipped, e. g. a directory

571

-- and/or file name or message-id

572

delivery-time

[7]

IMPLICIT ISO-Time OPTIONAL

573

-- holds the requester's preferred delivery time or

574

-- the responder's proposed or actual delivery time

575

}

576 Error-Report::=SEQUENCE

{

577 correlation-information

[0]

ILL-String,

578 report-source

[1]

IMPLICIT

Report-Source,

579 user-error-report

[2]

User-Error-Report

OPTIONAL,

580

-- mandatory if report-source is

"

user

"

 ; not present otherwise

581 provider-error-report

[3]

Provider-Error-Report

OPTIONAL

582

-- mandatory if report-source is

"

provider

"

 ; not

583

-- present otherwise

584 }

585 Estimate-Results::=SEQUENCE

{


53

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

586 cost-estimate

[0]

ILL-String,

587

locations

[1]

IMPLICIT SEQUENCE OF Location-Info OPTIONAL

588 }

589 Extension::=SEQUENCE

{

590 identifier

[0]

IMPLICIT

INTEGER,

-- value 1=implementor

extensions

591

critical

[1]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT FALSE,

592

item

[2]

ANY DEFINED BY identifier

-- if identifier=1 then item::=EXTERNAL

593 }

594 General-Problem::=ENUMERATED

{

595 unrecognized-APDU

(1),

596 mistyped-APDU

(2),

597 badly-structured-APDU

(3),

598 protocol-version-not-supported

(4),

599 other

(5),

 critical-extension-not-recognize

d

(6)

600 }

601 History-Report::=SEQUENCE

{

602

date-requested

[0]

IMPLICIT ISO-Date OPTIONAL,

603 author

[1]

ILL-String

OPTIONAL,

604 title

[2]

ILL-String

OPTIONAL,

605 author-of-article

[3]

ILL-String

OPTIONAL,

606 title-of-article

[4]

ILL-String

OPTIONAL,

607 date-of-last-transition

[5]

IMPLICIT

ISO-Data,

608

most-recent-service

[6]

IMPLICIT ENUMERATED {

609

iLL-REQUEST

(1),

610

fORWARD

(21),

611

fORWARD-NOTIFICATION

(2),

612

sHIPPED

(3),

613

iLL-ANSWER

(4),

614

cONDITIONAL-REPLY

(5),

615

cANCEL

(6),

616

cANCEL-REPLY

(7),

617

rECEIVED

(8),

618

rECALL

(9),


54

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

619

rETURNED

(10),

620

cHECKED-IN

(11),

621

oVERDUE

(12),

622

rENEW

(13),

623

rENEW-ANSWER

(14),

624

lOST

(15),

625

dAMAGED

(16),

626

mESSAGE

(17),

627

sTATUS-QUERY

(18),

628

sTATUS-OR-ERROR-REPORT

(19),

629

eXPIRED

(20)

630

},

631 date-of-most-recent-service [7]

IMPLICIT

ISO-Date,

632 initiator-of-most-recent-service

[8]

IMPLICIT

System-Id,

633

shipped-service-type

[9]

IMPLICIT Shipped-Service-Type OPTIONAL,

634

-- If the information is available, i. e. if a SHIPPED or

635

-- RECEIVED APDU has been sent or received, then the

636

-- value in this parameter shall be supplied.

637

-- Value must contain the most current information, e. g. if a

638

-- requester has received a SHIPPED APDU and then

639

-- invokes a RECEIVED. request,    then the value from the

640

-- RECEIVED. request is used

641 transaction-results

[10]

IMPLICIT

Transaction-Results

OPTIONAL,

642

-- If the information is available, i. e. if an ILL-ANWSER

643

-- APDU has been sent or received, then the value in this

644

-- parameter shall be supplied.

645 most-recent-service-note  [11]

ILL-String

OPTIONAL

646

-- If the information is available, i. e. if a note has been

647

-- supplied in the most recent service primitive, then the

648

-- value in this parameter shall be supplied.

649 }

650 Hold-Placed-Results::=SEQUENCE

{

651 estimated-date-available

[0]

IMPLICIT

ISO-Date,

652

hold-placed-medium-type

[1]

IMPLICIT Medium-Type OPTIONAL,

653

locations

[2]

IMPLICIT SEQUENCE OF Location-Info OPTIONAL

654 }

655 ILL-APDU-Type::=ENUMERATED

{

656 iLL-REQUEST

(1),


55

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

657 fORWARD-NOTIFICATION

(2),

658 sHIPPED

(3),

659 iLL-ANSWER

(4),

660 cONDITIONAL-REPLY  (5),

661 cANCEL

(6),

662 cANCEL-REPLY

(7),

663 rECEIVED

(8),

664 rECALL

(9),

665 rETURNED

(10),

666 cHECKED-IN

(11),

667 oVERDUE

(12),

668 rENEW

(13),

669 rENEW-ANSWER

(14),

670 lOST

(15),

671 dAMAGED

(16),

672 mESSAGE

(17),

673 sTATUS-QUERY

(18),

674

sTATUS-OR-ERROR-REPORT

(19),

675 eXPIRED

(20)

676 }

677 ILL-Service-Type::=ENUMERATED

{

678 loan

(1),

679 copy-non-returnable

(2),

680 locations

(3),

681 estimate

(4),

682 responder-specific

(5)

683 }

684 ILL-String::=CHOICE

{

685 GeneralString,

686

-- may contain any ISO registered G (graphic) and C

687

-- (control) character set

688 EDIFACTString

689 }

690

-- may not include leading or trailing spaces

691

-- may not consist only of space (

"

"

) or non-printing

692 --

characters

693 Intermediary-Problem::=ENUMERATED

{

694 cannot-send-onward

(1),


56

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 critical

extension-not-supported

(2)

695 }

696 ISO-Date::=VisibleString

697

-- conforms to ISO 8601

698 --

length=8

699 --

fixed

700 --

YYYYMMDD

701 ISO-Time::=VisibleString

702

-- conforms to ISO 8601

703 --

length=6,

704 --

fixed

705 --

HHMMSS

706

-- local time of person or institution invoking service

707 Item-Id::=SEQUENCE

{

708

item-type

[0]

IMPLICIT ENUMERATED {

709

 monograph  (1),

710

 serial

(2),

711

 other

(3)

712

 }

OPTIONAL,

713

held-medium-type

[1]

IMPLICIT Medium-Type OPTIONAL,

714 call-number

[2]

ILL-String

OPTIONAL,

715 author

[3]

ILL-String

OPTIONAL,

716 title

[4]

ILL-String

OPTIONAL,

717 sub-title

[5]

ILL-String

OPTIONAL,

718 sponsoring-body

[6]

ILL-String

OPTIONAL,

719 place-of-publication

[7]

ILL-String

OPTIONAL,

720 publisher

[8]

ILL-String

OPTIONAL,

721 series-title-number

[9]

ILL-String

OPTIONAL,

722 volume-issue

[10]

ILL-String

OPTIONAL,

723 edition

[11]

ILL-String

OPTIONAL,

724 publication-date

[12]

ILL-String

OPTIONAL,

725 publication-date-of-component

[13]

ILL-String

OPTIONAL,

726 author-of-article

[14]

ILL-String

OPTIONAL,

727 title-of-article

[15]

ILL-String

OPTIONAL,

728 pagination

[16]

ILL-String

OPTIONAL,

729 national-bibliography-no  [17]

EXTERNAL

OPTIONAL,

730

iSBN

[18]

ILL-String (SIZE(10)) OPTIONAL,

731

-- must conform to ISO 2108-1978


57

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

732

iSSN

[19]

ILL-String (SIZE(8)) OPTIONAL,

733

-- must conform to ISO 3297-1986

734 system-no

[20]

EXTERNAL

OPTIONAL,

735 additional-no-letters

[21]

ILL-String

OPTIONAL,

736 verification-reference-source

[22]

ILL-String

OPTIONAL

737 }

738 Location-Info::=SEQUENCE

{

739 location-id

[0]

IMPLICIT

System-Id,

740

location-address

[1]

IMPLICIT System-Address OPTIONAL,

741 location-note

[2]

ILL-String

OPTIONAL

742 }

743 Locations-Results::=SEQUENCE

{

744

reason-locs-provided

[0]

IMPLICIT Reason-Locs-Provided OPTIONAL,

745

locations

[1]

IMPLICIT SEQUENCE OF Location-Info

746 }

747  Medium-Type::= ENUMERATED {

748 printed

(1),

749 microform

(3),

750 film-or-video-recording

(4),

751 audio-recording

(5),

752 machine-readable

(6),

753 other

(7)

754 }

755 Name-Of-Person-Or-Institution::=CHOICE

{

756 name-of-person

[0]

ILL-String,

757 name-of-institution

[1]

ILL-String

758 }

759 Person-Or-Institution-Symbol::=CHOICE

{

760 person-symbol

[0]

ILL-String,

761 institution-symbol

[1]

ILL-String

762 }

763 Place-On-Hold-Type::=ENUMERATED

{

764 yes

(1),

765 no

(2),


58

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

766 according-to-responder-policy

(3)

767 }

768 Postal-Address::=SEQUENCE

{

769 name-of-person-or-institution

[0]

Name-Of-Person-Or-Institution

OPTIONAL,

770 extended-postal-delivery-addre

ss

[1] ILL-String

OPTIONAL,

771 street-and-number

[2]

ILL-String

OPTIONAL,

772 post-office-box

[3]

ILL-String

OPTIONAL,

773 city

[4]

ILL-String

OPTIONAL,

774 region

[5]

ILL-String

OPTIONAL,

775 country

[6]

ILL-String

OPTIONAL,

776 postal-code

[7]

ILL-String

OPTIONAL

777 }

778 Provider-Error-Report::=CHOICE

{

779 general-problem

[0]

IMPLICIT

General-Problem,

780 transaction-id-problem

[1]

IMPLICIT

Transaction-Id-Problem,

781 state-transition-prohibited  [2]

IMPLICIT

State-Transition-Prohibited

782 }

783 Reason-Locs-Provided::=ENUMERATED

{

784 in-use-on-loan

(1),

785 in-process

(2),

786 lost

(3),

787 non-circulating

(4),

788 not-owned

(5),

789 on-order

(6),

790 volume-issue-not-yet-available

(7),

791 at-bindery

(8),

792 lacking

(9),

793 not-on-shelf

(10),

794 on-reserve

(11),

795 poor-condition (12),

796 cost-exceeds-limit

(13),

797 on-hold

(19),

798 other

(27),

799 responder-specific

(28)

800 }


59

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

801 Reason-No-Report::=ENUMERATED

{

802 temporary

(1),

803 permanent

(2)

804 }

805 Reason-Unfilled::=ENUMERATED

{

806 in-use-on-loan

(1),

807 in-process

(2),

808 lost

(3),

809 non-circulating

(4),

810 not-owned

(5),

811 on-order

(6),

812 volume-issue-not-yet-available

(7),

813 at-bindery

(8),

814 lacking

(9),

815 not-on-shelf

(10),

816 on-reserve

(11),

817 poor-condition (12),

818 cost-exceeds-limit

(13),

819 charges

(14),

820 prepayment-required

(15),

821 lacks-copyright-compliance

(16),

822 not-found-as-cited

(17),

823 locations-not-found

(18),

824 on-hold

(19),

825 policy-problem

(20),

826 mandatory-messaging-not-supp

orted

(21),

827 expiry-not-supported

(22),

828

requested-delivery-services-not-sup

ported

(23),

829 preferred-delivery-time-not-pos

sible

(24),

critical extension not supported

(25),

830 other

(27),

831 responder-specific

(28)

832 }

838 can-send-RECEIVED

[0]

IMPLICIT

BOOLEAN,

839 can-send-RETURNED

[1]

IMPLICIT

BOOLEAN,


60

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

840

requester-SHIPPED

[2]

IMPLICIT ENUMERATED  {

841

requires

(1),

842

desires

(2),

843

neither

(3)

844

},

845

requester-CHECKED-IN

[3]

IMPLICIT ENUMERATED {

846

requires

(1),

847

desires

(2),

848

neither

(3)

849

}

850 }

851 Responder-Optional-Messages-Type::=SEQUENCE

{

852 can-send-SHIPPED

[0]

IMPLICIT

BOOLEAN,

853 can-send-CHECKED-IN  [1]

IMPLICIT

BOOLEAN,

854

responder-RECEIVED

[2]

IMPLICIT ENUMERATED {

855

requires

(1),

856

desires

(2),

857

neither

(3)

858

},

859

responder-RETURNED

[3]

IMPLICIT ENUMERATED {

860

requires

(1),

861

desires

(2),

862

neither

(3)

863

}

864 }

865 Retry-Results::=SEQUENCE

{

866

reason-not-available

[0]

IMPLICIT ENUMERATED {

867

in-use-on-loan

(1),

868

in-process

(2),

869

on-order

(6),

870

volume-issue-not-yet-avai

lable

(7),

871

at-bindery

(8),

872

cost-exceeds-limit

(13),

873

charges

(14),

874

prepayment-required

(15),

875

lacks-copyright-complian

ce

(16),


61

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

876

not-found-as-cited

(17),

877

on-hold

(19),

878

other

(27),

879

responder-specific

(28)

880

}OPTIONAL,

881

retry-date

[1]

IMPLICIT ISO-Date OPTIONAL,

882

locations

[2]

IMPLICIT SEQUENCE OF Location-Info OPTIONAL

883 }

884 Search-Type::=SEQUENCE

{

885

level-of-service

[0]

ILL-String (SIZE(1)) OPTIONAL,

886

need-before-date

[1]

IMPLICIT ISO-Date OPTIONAL,

887

expiry-flag

[2]

IMPLICIT ENUMERATED  {

888

need-Before-Date

(1),

889

other-Date

(2),

890

no-Expiry

(3)

891

}DEFAULT

3,

892

-- value of

"

need=Before=Date

"

 indicates that

893

-- need-before-date also specifies transaction expiry

894

--

date

895

expiry-date

[3]

IMPLICIT ISO-Date OPTIONAL

896

-- alternative expiry date can be used only when expiry-flag

897

-- is set to

"

Other-Date

"

898 }

899 Security-Problem::=ILL-String

900  Send-To-List-Type::=SEQUENCE OF SEQUENCE {

901 system-id

[0]

IMPLICIT

System-Id,

902 account-number

[1]

Account-Number

OPTIONAL,

903

system-address

[2]

IMPLICIT System-Address OPTIONAL

904 }

905 Service-Date-Time::=SEQUENCE

{

906

date-time-of-this-service

[0]

IMPLICIT SEQUENCE {

907

date

[0]

IMPLICIT ISO-Date,

908

time

[1]

IMPLICIT ISO-Time OPTIONAL

909

-- mandatory for 2nd and subsequent services

910

-- invoked for a given

911

-- ILL-transaction on the same day


62

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

912

},

913

date-time-of-original-service

[1]

IMPLICIT SEQUENCE {

914

date

[0]

IMPLICIT ISO-Date,

915

time

[1]

IMPLICIT ISO-Time OPTIONAL

916

}OPTIONAL

917 }

918  Shipped-Service-Type::=ILL-Service-Type (loan I copy-non-returnable)

919

-- subtype of ILL-Service-Type

920 State-Transition-Prohibited::=SEQUENCE

{

921 aPDU-type

[0]

IMPLICIT

ILL-APDU-Type,

922 current-state

[1]

IMPLICIT

Current-State

923 }

924 Status-Report::=SEQUENCE

{

925 user-status-report

[0]

IMPLICIT

History-Report,

926 provider-status-report

[1]

IMPLICIT

Current-State

927 }

928  Supplemental-Item-Description::=SEQUENCE OF EXTERNAL

929

-- the syntax of supplementary item description information is defined outside this standard

930 Supply-Details::=SEQUENCE

{

931

date-shipped

[0]

IMPLICIT ISO-Date OPTIONAL,

932

date-due

[1]

IMPLICIT Date-Due OPTIONAL,

933

chargeable-units

[2]

IMPLICIT INTEGER (1..9999) OPTIONAL,

934 cost

[3]

IMPLICIT

Amount

OPTIONAL,

935

shipped-conditions

[4]

IMPLICIT ENUMERATED {

936

library-use-only

(22),

937

no-reproduction

(23),

938

client-signature-required

(24),

939

special-collections-supervision-required

(25),

940

other

(27)

941

}

OPTIONAL,

942 shipped-via

 CHOICE {

943

physical-deliver

y

[5] Transportation-Mode,

944

electronic-deliv

ery

[50]

IMPLICIT


63

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

945

Electronic-Delivery-Service

946

}OPTIONAL,

947

-- electronic-delivery may only be present in APDUs with a

948

-- protocol-version-num value of 2 or greater

949 insured-for

[6]

IMPLICIT

Amount

OPTIONAL,

950 return-insurance-require

[7]

IMPLICIT

Amount

OPTIONAL,

951

no-of-units-per-medium

[8]

IMPLICIT SEQUENCE OF Units-Per-Medium-Type

952

OPTIONAL

953 }

954 Supply-Medium-Info-Type::=SEQUENCE

{

955 supply-medium-type

[0]

IMPLICIT

Supply-Medium-Type,

956 medium-characteristics

[1]

ILL-String

OPTIONAL

957 }

958 Supply-Medium-Type::=ENUMERATED

{

959 printed

(1),

960 photocopy

(2),

961 microform

(3),

962 film-or-video-recording

(4),

963 audio-recording

(5),

964 machine-readable

(6),

965 other

(7)

966 }

967 System-Address::=SEQUENCE

{

968 telecom-service-identifier  [0]

ILL-String

OPTIONAL,

969 telecom-service-address

[1]

ILL-String

OPTIONAL

970 }

971 System-Id::=SEQUENCE

{

972

--at least one of the following must be present

973 person-or-institution-symbol

[0]

Person-Or-Institution-Symbol

OPTIONAL,

974 name-of-person-or-institution

[1]

Name-Of-Person-Or-Institution

OPTIONAL

975 }

976 Third-Party-Info-Type::=SEQUENCE

{

977

permission-to-forward

[0]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT FALSE,

978

permission-to-chain

[1]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT FALSE,

979

permission-to-partition

[2]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT FALSE,

980

permission-to-change-send-to-li

[3]

IMPLICIT BOOLEAN DEFAULT FALSE,


64

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

st

981

initial-requester-address

[4]

IMPLICIT System-Address OPTIONAL,

982

-- mandatory when initiating a FORWARD service or an

983

-- ILL-REQUEST service for a partitioned ILL

984

-- sub-transaction; optional otherwise

985

preference

[5]

IMPLICIT ENUMERATED {

986

ordered

(1),

987

unordered

(2)

988

}DEFAULT

2,

989

send-to-list

[6]

IMPLICIT Send-To-List-Type OPTIONAL,

990 already-tried-list

[7]

IMPLICIT

Already-Tried-List-Type

OPTIONAL

991

-- mandatory when initiating a FORWARD service, or when

992

-- initiating an ILL-REQUEST service for an ILL

993

-- sub-transaction if the received ILL-REQUEST included an

994

--

"

already-tried-list

"

 ; optional otherwise

995 }

996 Transaction-Id::=SEQUENCE

{

997

initial-requester-id

[0]

IMPLICIT System-Id OPTIONAL,

998

-- mandatory for sub-transactions; not called

999

--

"

requester-id

"

 to distinguish id of initial-requester

1000

--from id of requester of sub-transaction if there is one

1001 transaction-group-qualifier  [1]

ILL-String,

1002 transaction-qualifier

[2]

ILL-String,

1003 sub-transaction-qualifier

[3]

ILL-String

OPTIONAL

1004

-- mandatory for sub-transactions

1005 }

1006 Transaction-Id-Problem::=ENUMERATED

{

1007 duplicate-transaction-id

(1),

1008 invalid-transaction-id

(2),

1009 unknown-transaction-id

(3)

1010 }

1011 Transaction-Results::=ENUMERATED

{

1012 conditional

(1),

1013 retry

(2),

1014 unfilled

(3),

1015 locations-provided

(4),

1016 will-supply

(5),


65

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

1017 hold-placed

(6),

1018 estimate

(7)

1019 }

1020 Transaction-Type::=ENUMERATED

{

1021 simple

(1),

1022 chained

(2),

1023 partitioned (3)

1024 }

1025 Transportation-Mode::=ILL-String

1026 Unable-To-Perform::=ENUMERATED

{

1027 not-available

(1),

1028 resource-limitation

(2),

1029 other

(3),

 critical-extension-not-supported

(4)

1030 }

1031 Unfilled-Results::=SEQUENCE

{

1032 reason-unfilled

[0]

IMPLICIT

Reason-Unfilled,

1033

locations

[1]

IMPLICIT SEQUENCE OF Location-Info OPTIONAL

1034 }

1035  Units-Per-Medium-Type:: =SEQUENCE {

1036 medium

[0]

Supply-Medium-Type,

1037 no-of-units

[1]

INTEGER

(1..9999)

1038 }

1039 User-Error-Report::=CHOICE

{

1040 already-forwarded

[0]

IMPLICIT

Already-Forwarded,

1041 intermediary-problem

[1]

IMPLICIT

Intermediary-Problem,

1042 security-problem

[2]

Security-Problem,

1043 unable-to-perform

[3]

IMPLICIT

Unable-To-Perform

1044 }

1045

1046 Will-Supply-Results::=SEQUENCE

{

1047 reason-will-supply

[0]

ENUMERATED

{

1048

in-use-on-loan

(1),

1049

in-process

(2),


66

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

1050

on-order

(6),

1051

at-bindery

(8),

1052

on-hold

(19),

1053

being-processed-for-sup

ply

(26),

1054

other

(27),

1055

responder-specific

(28),

1056

electronic-delivery

(30)

1057

},

1058 supply-date

[1]

ISO-Date

OPTIONAL,

1059 return-to-address

[2]

Postal-Address

OPTIONAL,

1060

locations

[3]

IMPLICIT SEQUENCE OF Location-Info OPTIONAL,

1061 electronic-delivery-service  [4]

Electronic-Delivery-Service

OPTIONAL

1062

-- if present,    this must be one of the services proposed by

1063

-- the requester

1064 }

1065  EDIFACTString::=VisibleString (FROM (" A "|" B "|" C "|" D "|" E "|" F "|" G "|" H "|

1066

" I "|" J "|" K "|" L "|" M "|" N "|" O "|" P "|" Q "|" R "|" S "|" T "|" U "|

1067

" V "|" W "|" X "|" Y "|" Z "|" a "|" b "|" c "|" d "|" e "|" f "|" g "|" h "|

1068

" i "|" j "|" k "|" l "|" m "|" n "|" o "|" p "|" q "|" r "|" s "|" t "|" u "|

1069

" v "|" w "|" x "|" y "|" z "|" 1 "|" 2 "|" 3 "|" 4 "|" 5 "|" 6 "|" 7 "|" 8 "|

1070

" 9 "|" 0 "|" "|" . "|" , "|" - "|" ( "|" ) "|" / "|" = "|" ! "|" “ "|" % "|" & "|

1071

" * "|" ; "|" < "|" > "|" ' "|" + "|" : "|" ? "))"

1072 END

10.

適合性

10.1

静的適合性  この規格への実装の適合性要件は,次のことが可能でなければならない。

a)

次のうち,いずれかに定義される手続に従わなければならない。

依頼機関の役割

受付機関の役割

中継機関の役割

上の組合せ

b)

依頼機関又は受付機関の役割を果たす場合は,最低限単純型処理を使用可能とし,中継機関の役割を

果たす場合は,連鎖型,区分化型のいずれか,又はその両方を使用可能にする。

c)

少なくとも“貸借”及び“複写/返却不要資料”サービス型の一つは使用可能にする。

d)

依頼機関の役割を果たす場合は,次のサービスの実行に対応する。あらゆるサービス種別に対応する

際の必す(須)のサービスは,ILL-REQUEST,CONDITIONAL-REPLY,RECEIVED,LOST 及び

STATUS-OR-ERROR-REPORT

とし,

“貸借”サービス型を使用可能にする条件の下でのサービスは,


67

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

RETURNED

とする(

1

)

e)

受付機関の役割を果たす場合は,次のサービスの実行に対応する。あらゆるサービス種別に対応する

際 の 必 す ( 須 ) の サ ー ビ ス は , SHIPPED , ILL-ANSWER , CANCEL-REPRY , LOST 及 び

STATUS-OR-ERROR REPORT

とし,“貸借”サービス種別に対応する際の条件付きサービスは,

RECALL

,CHECKED-IN,OVERDUE 及び RENEW-ANSWER とする(

1

)

f)

中継機関の役割を果たす場合は,次のサービスの実行に対応する。あらゆるサービス種別に対応する

際 の 必 す ( 須 ) の サ ー ビ ス は , ILL-REQUEST , CONDITIONAL-REPLY , STATUS-QUERY ,

STATUS-OR-ERROR REPORT

,SHIPPED,RECEIVED,ILL-ANSWER,CANCEL,CANCEL-REPRY,

LOST

,DAMAGED 及び MESSAGE とし,

“貸借”サービス型を使用可能にする条件の下でのサービ

スは,RECALL,CHECKED-IN,OVERDUE,RENEW,RENEW-ANSWER,RETURNED とする(1)。

g)

9.

で定義するとおり,すべての形式に定義するデータをもつ APDU を受理する。

h)  9.

で定義するとおり,送信される APDU のすべての必す(須)形式を使用可能にする(

2

)

i)

実装によって使用可能とされる任意の形式のデータを定義する(

3

)

(

1

)

依頼機関及び受付機関の役割にとって任意選択のサービスには,DAMAGED,MESSAGE,

STATUS-QUERY

サービスが含まれる。任意選択のサービスが支援されていない場合,実装はサ

ービスに関連する APDU がやりとりできないかもしれないが,関係する APDU を受け取れなけ

ればならない。条件付きサービスが支援されてない場合,実装はサービスに関連する APDU の

送信又は受信が可能である必要はない。

(

2

)

必す(須)型を使用可能にする場合は,実装は,常にその型のデータを定義する必要がある。

構造型が必す(須)であるが任意の型から成り立っている場合は,少なくとも一つの任意型が

示されなければならない。構造型が任意で,必す(須)型から成り立っている場合は,構造型

が示されたときだけその型は必す(須)であるとする。

(

3

)

任意型の使用は,APDU を送信する際,使用可能な型のデータを定義するために実装の能力に

言及しなければならない。任意型内のデータ表現のための条件は,局所的な実装問題である。

任意型を使用しないということは,実装がその型のために定義されたデータを提供する能力が

ないことを示している。そうであっても実装は,使用可能でない任意型も受理可能である必要

がある。

10.2

動的適合性  この規格への適合性を要求する実装は,次から成り立つ外的な行為を表示する。

a)

8.

に定義するとおり,実装された ILL ASE をもつ。

b) ILL-REQUEST

,ILL-ANSWER 及び SHIPPED の APDU で示すとおり,任意選択のメッセージにかか

わる表明された能力及び要件。

c)

中継機関としての役割を果たすとき,SHIPPED,RECEIVED,RETURNED 及び CHECKED-IN の APDU

を常に送受信できる能力を実装する。

d)  9.

に定義するとおり,APDU を符号化する。一つ以上の符号化方法が ASN.1 を使用して定義されたデ

ータ型の値に適用できる。必す(須)の符号化方法は,JIS X 5604 で定義された ASN.1 の基本符号化

規則使用とする。さらに,EDIFACT 標準  (ISO 9735)  及び

附属書 で定義された符号化方法も使用で

きる。

10.3

プロトコル実装適合性記述要件  各実装は,プロトコル実装適合性記述 [Protocol Implementation

Conformance Statement (PICS)]

を提供しなければならない。PICS は,次を宣言しなければならない。

a)

どの役割が実行可能か。


68

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

b)

どのサービス型が使用可能か。

c)

どのトランザクションの種別が使用可能か。

d)

どのサービスが使用可能か。

e)

どの APDU が使用可能か。

f)

どの APDU データ型が使用可能か。

g)

他のシステムと連動するに当たっての任意の APDU に関する要件。すなわち,このシステムと連動し

た場合に,他のシステムが任意の APDU すべてを使用可能にすることを要求するシステムか否か。

h)

どの符号化規則が使用可能か。

i)

どのプロトコルの版が使用可能か。


69

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

附属書 A(規定)  ILL 状態表

A.1

一般  ILL プロトコルは,ILL トランザクションがたどる一連の状態を定義する。

この附属書の状態表では,依頼機関,受付機関及び中継機関のための各表を示す。これらの表は,ILL

プロトコルマシン (ILLPM) の状態,プロトコル内で今後起こる事象,とられる動作,さらに,ILLPM の

結果の状態との間に相関関係がある。

この附属書は,次の表を含む

a)

表 A.1 は,各入力事象の省略名と説明を記述する。

b)

表 A.2 は,各出力事象の省略名と説明を記述する。

c)

表 A.3 は,術語を記述する。

d)

表 A.4 は,ILL トランザクションの経過段階のための依頼機関に関する状態表を記述する。この表は,

複写のような返却不要資料に関する ILL トランザクションのすべての状態を記述している。

e)

表 A.5 は,ILL トランザクションの追跡段階のための依頼機関に関する状態表を記述する。この表は,

単行本のような返却資料に関する ILL トランザクションのすべての状態を記述している。

備考  表示の都合で,この表は二つの部分表 A.5a,  表 A.5b に分けられている。この分割に主たる意味

はない。

f)

表 A.6 は,経過段階での受付機関の状態表を記述している。この表は,返却・返却不要資料の依頼を

含むすべての ILL サービス型に適用される。

g)

表 A.7 は,追跡段階での受付機関の状態表を記述している。この表は,返却・返却不要資料の依頼を

含むすべての ILL サービス型に適用される。

h)

表 A.8 は,依頼機関の役割をする中継機関のための状態表を記述している。

i)

表 A.9 は,受付機関の役割をする中継機関のための状態表を記述している。

A.2

約束事  入力事象(行)と状態(コラム)との交差がセルを形成する。

状態表では,空白のセルは,ILL プロトコルでは定義されていない入力事象と状態との組合せを示す。

空白でないセルは,ILL プロトコルで定義された入力事象と状態とを示す。そのようなセルは,動作リ

ストを含んでいる。

動作リストは必す(須)の場合も任意の場合もある。

必す(須)の動作リストは,次を含む。

a)

出力事象

b)

任意に,局所的なプロトコル変数及びタイマの変更

c)

結果の状態

任意の動作リストは,次を含む。

a)

術語及びブール演算子からなる(^はブール演算子 NOT)術語表現。

b)

必す(須)の動作リスト。このリストは,術語表現が真の場合にだけ使用される。

分割行は,異なる動作リスト同士を区別するのに,元の事象と繰り返された事象とのために用意されて

いる。MESSAGE,STATUS-QUERY,STATUS-OR-ERROR-REPORT,DAMAGED サービスと APDU とは,

繰返し不可なので(それらの各発生は,元の事象と考えられる)

,それらに関連する繰り返された事象の分


70

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

割した行はない。

元のサービスと繰り返されたサービス要求事象は,次の条件を元に区別される。

a)

依頼機関又は,受付機関には,元のサービス要求に“date-time-of-original-service(元のサービスの日

時)

”フィールドの値はない。繰り返された事象に,そのフィールドの値が定義される。元のサービス

要求事象以降,起動応用エンティティ実行内で状態遷移が起こっていない間だけ,繰り返されたサー

ビス要求を実行させることができる。

b)

中 継 機 関 で は , 元 の サ ー ビ ス 要 求 は , 同 じ 型 の 直 前 の サ ー ビ ス 要 求 が な い 限 り

“date-time-of-original-service(元のサービスの日時)”に値をもつ。繰り返されたサービス要求は,

“ date-time-of-original-service ( 元 の サ ー ビ ス の 日 時 )” に 定 義 さ れ た 値 を も ち ,

“date-time-of-original-service(元のサービスの日時)”又は“date-time-of-this-service(当該サービスの

日時)

”フィールドのいずれかの日及び日時が同じである同じ種別のサービス要求が直前に起こる。繰

り返されたサービス要求は,入力事象の可能性のため,元の要求と異なる状態で起動されることが可

能である。

備考  サービス要求の後に,一つ以上の MESSAGE,STATUS-QUERY,STATUS-OR-ERROR-REPORT

及び DAMAGED があり,その後,最初と同じ型の別のサービス要求が続いた場合,それは同

じサービスの 2 番目の発生の直前であると考えられる。

元の事象と繰り返された事象とは,繰り返された APDU が次の条件を満足させることに基づいて区別さ

れる。

a)

“date-time-of-original-service(元のサービスの日時)

“サービス日時”に値が与えられる。

b)

この値は,REPEAT-TIME-STAMP プロトコル変数と同じである。

A.3  ILL

プロトコルがとる動作  ILL プロトコル表は,出力事象,局所的プロトコル変数やタイマの変更,

ILLPM

の結果としての状態からみた ILL プロトコルマシンがとる動作を定義する。

A.3.1

無効な交差  空白のセルは入力事象と状態の無効な交差を意味している。もし,そのような交差が

起これば,プロトコル誤りとみなされる。

ILLPM

は入力事象を無視し,プロトコル誤りで状態遷移が起こらないことを送信者に伝えるために

STATUS-OR-ERROR-REPORT APDU

を送る。サービス利用者の通知のような付加的な局所的動作も,また

実行されるが,この規格では規定しない。

A.3.2

有効な交差  状態と入力事象との交差が有効ならば,次のうち一つの動作をとる。

a)

セルに必す(須)の動作リストが含まれている場合,ILLPM は,指定された動作をとる。

b)

セルに任意の動作リストが含まれていて,術語表現が真ならば,ILLPM は指定された動作をとる。術

語表現が真でないならば,そのセルで指定された動作及び状態遷移は,起こらない。

備考  状態及び入力事象のある組合せにおいては,術語の値によって異なる動作及び状態遷移が可能

である。そのような場合は,状態表に両方の可能性が別の列として反映されている。

A.4

支援サービスとの関係  この附属書で定義する状態表は,支援サービスとの相互作用を,考慮してい

ない。なぜならこれらは,この規格の外で定義された写像に依存していることによる。定義されたそのよ

うな各写像には,付加的な状態及び状態遷移が要求されることもある。


71

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

表 A.1  入力事象一覧

短縮名

記述

ILLreq ILL

−REQUEST. request

FWDreq FORWARD.

request

ANSreq-CO

ILL-ANSWER. request : result

=CONDITIONAL

ANSreq-RY

ILL-ANSWER. request : result

=RETRY

ANSreq-UN

ILL-ANSWER. request : result

=UNFILLED

ANSreq-LP

ILL-ANSWER. request : result

=LOCATIONS-PROVIDED

ANSreq-WS

ILL-ANSWER. request : result

=WILL-SUPPLY

ANSreq-HP

ILL-ANSWER. request : result

=HOLD PLACED

ANSreq-ES

ILL-ANSWER. request : result

=ESTIMATE

C-REPreq

CONDITIONAL-REPLY. request : answer

=yes

C-REPreq

CONDITIONAL-REPLY. request : answer

=no

CANreq CANCEL.

request

CARreq

CANCEL-REPLY. request : answer

=yes

CARreq

CANCEL-REPLY. request : answer

=no

SHIreq SHIPPED.

request

RCVreq RECEIVED.

request

RCLreq RECALL.

request

DUEreq OVERDUE.

request

RETreq RETURNED.

request

RENreq RENEW.

request

REAreq

RENEW-ANSWER. request : answer

=yes

REAreq

RENEW-ANSWER. request : answer

=no

CHKreq CHECKED-IN.

request

LSTreq LOST.

request

DAMreq DAMAGED.

request

MSGreq MESSAGE.

request

STQreq STATUS-QUERY.

request

STRreq STATUS-OR-ERROR-REPORT.

request

ILL Received

ILL-REQUESST

APDU

FWD received

FORWARD-NOTIFICATION

APDU

ANS-CO

received ILL-ANSWER APDU : result

=CONDITIONAL

ANS-RY

received ILL-ANSWER APDU : result

=RETRY

ANS-UN

received ILL-ANSWER APDU : result

=UNFILLED

ANS-LP

received ILL-ANSWER APDU : result

=LOCATIONS-PROVIDED

ANS-WS

received ILL-ANSWER APDU : result

=WILL-SUPPLY

ANS-HP

received ILL-ANSWER APDU : result

=HOLD PLACED

ANS-ES

received ILL-ANSWER APDU : result

=ESTIMATE

C-REP

Received CONDITIONAL-REPLY APDU : answer

=yes

C-REP

received CONDITIONAL-REPLY APDU : answer

=no

CAN received

CANCEL

APDU

CAR

received CANCEL-REPLY APDU : answer

=yes

CAR

received CANCEL-REPLY APDU : answer

=no

SHI received

SHIPPED

APDU

RCV received

RECEIVED

APDU

RCL received

RECALL

APDU

DUE received

OVERDUE

APDU

RET received

RETURNED

APDU

REN received

RENEW

APDU


72

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

短縮名

記述

REA

received RENEW-ANSWER APDU : answer

=yes

REA

received RENEW-ANSWER APDU : answer

=no

CHK received

CHECKED-IN

APDU

LST received

LOST

APDU

DAM received

DAMEGED

APDU

MSG received

MESSAGE

APDU

STQ received

STATUS-QUERY

APDU

STR received

STATUS-OR-ERROR-REPORT

APDU

EXP received

EXPIRED

APDU

EXPIRY timeout

Transaction Timer Expiry


73

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

表 A.2  出力事象一覧

短縮名

記述

ILLind ILL-REQUEST.

indication

FWDind FORWARD.

indication

ANSind-CO

ILL-ANSWER. indication : result

=CONDITIONAL

ANSind-RY

ILL-ANSWER. indication : result

=RETRY

ANSind-UN

ILL-ANSWER. indication : result

=UNFILLED

ANSind-LP

ILL-ANSWER. indication : result

=LOCATIONS-PROVIDED

ANSind-WS

ILL-ANSWER. indication : result

=WILL-SUPPLY

ANSind-HP

ILL-ANSWER. indication : result

=HOLD PLACED

ANSind-ES

ILL-ANSWER. indication : result

=ESTIMATE

C-REPind

CONDITIONAL-REPLY. indication : answer

=yes

C-REPind

CONDITIONAL-REPLY. indication : answer

=no

CANind CANCEL.

indication

CARind

CANCEL-REPLY. indication : answer

=yes

CARind

CANCEL-REPLY. indication : answer

=no

SHIind SHIPPED.

indication

RCVind RECEIVED.

indication

RCLind RECALL.

indication

DUEind OVERDUE.

indication

RETind RETURNED.

indication

RENind RENEW.

indication

REAind

RENEW-ANSWER. indication : answer

=yes

REAind

RENEW-ANSWER. indication : answer

=no

CHKind CHECKED-IN.

indication

LSTind LOST.

indication

DAMind DAMAGED.

indication

MSGind MESSAGE.

indication

STQind STATUS-QUERY.

indication

STRind STATUS-OR-ERROR-REPORT.

indication

ILL Received

ILL-REQUESST

APDU

FWD received

FORWARD-NOTIFICATION

APDU

ANS-CO

received ILL-ANSWER APDU : result

=CONDITIONAL

ANS-RY

received ILL-ANSWER APDU : result

=RETRY

ANS-UN

received ILL-ANSWER APDU : result

=UNFILLED

ANS-LP

received ILL-ANSWER APDU : result

=LOCATIONS-PROVIDED

ANS-WS

received ILL-ANSWER APDU : result

=WILL-SUPPLY

ANS-HP

received ILL-ANSWER APDU : result

=HOLD PLACED

ANS-ES

received ILL-ANSWER APDU : result

=ESTIMATE

C-REP

Received CONDITIONAL-REPLY APDU : answer

=yes

C-REP

received CONDITIONAL-REPLY APDU:  answer

=no

CAN received

CANCEL

APDU

CAR

received CANCEL-REPLY APDU : answer

=yes

CAR

received CANCEL-REPLY APDU : answer

=no

SHI received

SHIPPED

APDU

RCV received

RECEIVED

APDU

RCL received

RECALL

APDU

DUE received

OVERDUE

APDU

RET received

RETURNED

APDU

REN received

RENEW

APDU


74

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

短縮名

記述

REA

received RENEW-ANSWER APDU : answer

=yes

REA

received RENEW-ANSWER APDU : answer

=no

CHK received

CHECKED-IN

APDU

LST received

LOST

APDU

DAM received

DAMEGED

APDU

MSG received

MESSAGE

APDU

STQ received

STATUS-QUERY

APDU

STR received

STATUS-OR-ERROR-REPORT

APDU

EXP received

EXPIRED

APDU

表 A.3  術語

コード

意味

p1 ILL-REQUEST

サービスのトランザクション型パラメタが“simple”の場合,TRUE を返

す。

p2

次を満たす場合,TRUE を返す。 
・ILL-REQUEST サービスのトランザクション型パラメタが連鎖である 
・CHAIN プロトコル変数が TRUE である。

・トランザクション識別子が副トランザクションに有効である。

p3

次を満たす場合,TRUE を返す。 
・ILL-REQUEST サービスのトランザクション型パラメタが区分化である。

・PART プロトコル変数が TRUE である。 
・トランザクション識別子が副トランザクションに有効である。

p4 FWD

プロトコル変数が TRUE の場合,TRUE を返す。

p5 RETURN

プロトコル変数が TRUE の場合,TRUE を返す。

p6 CHAIN

プロトコル変数が TRUE の場合,TRUE を返す。

p7

受け取った APDU が順序どおりの場合,TRUE を返す。

p8

状態の変更を起こす最新の事象が NOT の場合,TRUE を返す (DUEreq, DUE)。

備考  繰返し事象の場合,要求又は入力 APDU であっても,術語は最初の事象で評価されるので,

状態表には術語がない。


75

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

表 A.4  依頼機関状態表−処理段階

 IDLE

PENDING

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED SHIPPED

ILLreq p1

ILL

PENDING

ILLreq

repeat

 ILL

PENDING

C-REPreq

C-REP

PENDING

C-REPreq

repeat

C-REP

PENDING

C-REPreq

C-REP

NOT-

SUPPLIED

C-REPreq

repeat

C-REP

NOT-

SUPPLIED

CANreq

CAN

CANCEL-

PENDING

CANreq

repeat

CAN

CANCEL-

PENDING

RCVreq

RCV

(opt)

set RETURN

var

RECEIVED

RCV

(opt)

set RETURN

var

RECEIVED

 RCV(opt)

set RETURN

var

RECEIVED

RCVreq

repeat

LSTreq

LST

LOST

LST

LST

 LST

LOST

LSTreq

repeat

MSGreq

MSG

PENDING

MSG

NOT-SUPP

LIED

MSG

CONDITIONAL

MSG

CANCEL-

PENDING

MSG

CANCELLED

MSG

SHIPPED

STQreq

STQ

PENDING

STQ

NOT-SUPP

LIED

STQ

CONDITIONAL

STQ

CANCEL-

PENDING

STQ

CANCELLED

STQ

SHIPPED

STRreq

STR

PENDING

STR

NOT-

SUPPLIED

STR

CONDITIONAL

STR

CANCEL-

PENDING

STR

CANCELLED

STR

SHIPPED

FWD

FWDind

PENDING

FWDind

PENDING

FWD

repeat

 FWDind

PENDING


76

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

PENDING

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED SHIPPED

ANS-CO

p7

ANSind-CO

CONDITIO-

NAL

ANSind-CO

NOT-

SUPPLIED

ANSind-CO

CONDITIONAL

p7

ANSind-CO

CANCEL-

PENDING

ANSind-CO

CANCELLED

ANS-CO

^p7

ANSind-CO

PENDING

ANSind-CO

NOT-

SUPPLIED

ANSind-CO

CONDITIONAL

^p7

ANSind-CO

CANCEL-

PENDING

ANSind-CO

CANCELLED

ANS-CO

repeat

 ANSind-CO

PENDING

ANSind-CO

NOT-

SUPPLIED

ANSind-CO

CONDITIONAL

ANSind-CO

CANCEL-

PENDING

ANSind-CO

CANCELLED

ANS-RY

ANSind-RY

NOT-

SUPPLIED

ANSind-RY

NOT-

SUPPLIED

 ANSind-RY

NOT-

SUPPLIED

ANS-RY

repeat

ANSind-RY

NOT-

SUPPLIED

ANS-UN

ANSind-UN

NOT-

SUPPLIED

ANSind-UN

NOT-

SUPPLIED

 ANSind-UN

NOT-

SUPPLIED

ANS-UN

repeat

   ANSind-UN

NOT-

SUPPLIED

ANS-LP

ANSind-LP

NOT-

SUPPLIED

ANSind-LP

NOT-

SUPPLIED

 ANSind-LP

NOT-

SUPPLIED

ANS-LP

repeat

   ANSind-LP

NOT-

SUPPLIED

ANS-WS

ANSind-WS

PENDING

ANSind-

WS

NOT-

SUPPLIED

ANSind-WS

CONDITIONAL

ANSind-WS

CANCEL-

PENDING

 ANSind-WS

SHIPPED

ANS-WS

repeat

 ANSind-WS

PENDING

ANSind-

WS

NOT-

SUPPLIED

ANSind-WS

CONDITIONAL

ANSind-WS

CANCEL-

PENDING

 ANSind-WS

SHIPPED

ANS-HP

ANSind-HP

PENDING

ANSind-HP

NOT-

SUPPLIED

ANSind-HP

CONDITIONAL

ANSind-HP

CANCEL-

PENDING

 ANSind-HP

SHIPPED

ANS-HP

repeat

 ANSind-HP

PENDING

ANSind-HP

NOT-

SUPPLIED

ANSind-HP

CONDITIONAL

ANSind-HP

CANCEL-

PENDING

 ANSind-HP

SHIPPED

ANS-ES

ANSind-ES

NOT-

SUPPLIED

ANSind-ES

NOT-

SUPPLIED

 ANSind-ES

NOT-

SUPPLIED


77

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

PENDING

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED SHIPPED

ANS-ES

repeat

   ANSind-ES

NOT-

SUPPLIED

CAR

CARind

CANCELLE

D

CARind

CANCELLED

CAR

repeat

 CARind

CANCELLED

CAR

repeat

 CARind-

PENDING

   Carind-

SHIPPED

CAR

CARind-

PENDING

CARind-

PENDING

 CARind-

SHIPPED

SHI   SHIind

SHIPPED

SHIind

SHIPPED

 SHIind

SHIPPED

SHI

repeat

   SHIind

SHIPPED

MSG

MSGind

PENDING

MSGind

NOT-

SUPPLIED

MSGind

CONDITIONAL

MSGind

CANCEL-

PENDING

MSGind

CANCELLED

MSGind

SHIPPED

STQ

STQind

PENDING

STQind

NOT-

SUPPLIED

STQind

CONDITIONAL

STQind

CANCEL-

PENDING

STQind

CANCELLED

STQind

SHIPPED

STR   STRind

PENDING

STRind

NOT-

SUPPLIED

STRind

CONDITIONAL

STRind

CANCEL-

PENDING

STRind

CANCELLED

STRind

SHIPPED

EXP

EXPind

NOT-

SUPPLIED

EXPind

NOT-

SUPPLIED

EXPind

NOT-

SUPPLIED

EXPind

NOT-

SUPPLIED

LST   LSTind

LOST

LSTind

LOST

 LSTind

LOST

LST

repeat


78

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

表 A.5a  依頼機関状態表−追跡段階(その 1

 PENDING

CANCEL-

PENDING

RECEIVED

RENEW/

PENDING

RENEW/

OVERDUE

SHIPPED

RCVreq RCV

(opt)

set RETURN

var

RECEIVED

RCV (opt)

set RETURN

var

RECEIVED

    RCV

(opt)

set RETURN

var

RECEIVED

RCVreq

repeat

  RCV

(opt)

RECEIVED

RET

req

  p5

RET (opt)

RETURNED

RET (opt)

RETURNED

RET (opt)

RETURNED

RETreq

repeat

RENreq

p5

REN

RENEW/

PENDING

 REN

RENEW/

OVERDUE

RENreq

repeat

   REN

RENEW/

PENDING

REN

RENEW/

OVERDUE

LSTreq

LST

LOST

LST

LOST

p5

LST

LOST

LST

LOST

LST

LOST

LST

LOST

LSTreq

repeat

DAMreq

DAM

RECEIVED

DAM

RENEW/

PENDING

DAM

RENEW/

OVERDUE

MSGreq MSG

PENDING

MSG

CANCEL-

PENDING

MSG

RECEIVED

MSG

RENEW/

PENDING

MSG

RENEW/

OVERDUE

MSG

SHIPPED

STQreq STQ

PENDING

STQ

CANCEL-

PENDING

STQ

RECEIVED

STQ

RENEW/

PENDING

STQ

RENEW/

OVERDUE

STQ

SHIPPED

STRreq STR

PENDING

STR

CANCEL-

PENDING

STR

RECEIVED

STR

RENEW/

PENDING

STR

RENEW/

OVERDUE

STR

SHIPPED

ANS-WS ANSind-WS

PENDING

ANSind-WS

CANCEL-

PENDING

ANSind-WS

RECEIVED

ANSind-WS

RENEW/

PENDING

ANSind-WS

RENEW/

OVERDUE

ANSind-WS

SHIPPED

ANS-WS

repeat

ANSind-WS

PENDING

ANSind-WS

CANCEL-

PENDING

ANSind-WS

RECEIVED

ANSind-WS

RENEW/

PENDING

ANSind-WS

RENEW/

OVERDUE

ANSind-WS

SHIPPED

ANS-HP ANSind-HP

PENDING

ANSind-HP

CANCEL-

PENDING

ANSind-HP

RECEIVED

ANSind-HP

RENEW/

PENDING

ANSind-HP

RENEW/

OVERDUE

ANSind-HP

SHIPPED

ANS-HP

repeat

ANSind-HP

PENDING

ANSind-HP

CANCEL-

PENDING

ANSind-HP

RECEIVED

ANSind-HP

RENEW/

PENDING

ANSind-HP

RENEW/

OVERDUE

ANSind-HP

SHIPPED


79

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 PENDING

CANCEL-

PENDING

RECEIVED

RENEW/

PENDING

RENEW/

OVERDUE

SHIPPED

CAR

− CARind-

PENDING

CARind-

PENDING

CARind-

RECEIVED

CARind-

RENEW/

PENDING

CARind-

RENEW/

OVERDUE

CARind-

SHIPPED

CAR

repeat

CARind-

PENDING

 CARind-

RECEIVED

CARind-

RENEW/

PENDING

CARind-

RENEW/

OVERDUE

CARind-

SHIPPED

SHI SHIind

SHIPPED

SHIind

SHIPPED

SHIind

RECEIVED

SHIind

RENEW/

PENDING

SHIind

RENEW/

OVERDUE

SHIind

SHIPPED

SHI

repeat

  SHIind

RECEIVED

SHIind

RENEW/

PENDING

SHIind

RENEW/

OVERDUE

SHIind

SHIPPED

RCL

RCLind

RECALL

RCLind

RECALL

p5

RCLind

RECALL

RCLind

RECALL

RCLind

RECALL

p5

RCLind

RECALL

RCL

repeat

DUE

DUEind

NOT-RCVD/

OVERDUE

DUEind

NOT-RCVD/

OVERDUE

p5

DUEind

OVERDUE

DUEind

RENEW/

OVERDUE

p7 and p8

DUEind

OVERDUE

p5

DUEind

NOT-RCVD/

OVERDUE

DUE

DUEind

NOT-RCVD/

OVERDUE

DUEind

NOT-RCVD/

OVERDUE

p5

DUEind

OVERDUE

DUEind

RENEW/

OVERDUE

p7

DUEind

RENEW/

OVERDUE

p5

DUEind

NOT-RCVD/

OVERDUE

DUE

repeat

    DUEind

RENEW/

OVERDUE

LST LSTind

LOST

LSTind

LOST

    LSTind

LOST

LST

repeat

DAM

MSG MSGind

PENDING

MSGind

CANCEL-

PENDING

MSGind

RECEIVED

MSGind

RENEW/

PENDING

MSGind

RENEW/

OVERDUE

MSGind

SHIPPED

STQ STQind

PENDING

STQind

CANCEL-

PENDING

STQind

RECEIVED

STQind

RENEW/

PENDING

STQind

RENEW/

OVERDUE

STQind

SHIPPED

STR STRind

PENDING

STRind

CANCEL-

PENDING

STRind

RECEIVED

STRind

RENEW/

PENDING

STRind

RENEW/

OVERDUE

STRind

SHIPPED

REA

p5

REAind

RECEIVED

REAind

RECEIVED

REAind

RECEIVED

REA

repeat

  REAind

RECEIVED


80

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 PENDING

CANCEL-

PENDING

RECEIVED

RENEW/

PENDING

RENEW/

OVERDUE

SHIPPED

REA

p5

REAind-

RECEIVED

REAind-

RECEIVED

REAind-

OVERDUE

REA

repeat

  REAind-

RECEIVED

CHK

CHKind

RETURNED

CHKind

RETURNED

p5

CHKind

RETURNED

CHKind

RETURNED

CHKind

RETURNED

CHKind

RETURNED

CHK

repeat


81

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

表 A.5b  依頼機関状態表−追跡段階(その 2

 NOT-RCVD/OVERDUE

OVERDUE

RETURNED

LOST

RECALL

RCVreq RCV

(opt)

set RETURN

var OVERDUE

RCV

(opt

RECALL

RCVreq

repeat

RETreq

RET

(opt)

RETURNED

RET (opt)

RETURNED

 RET

(opt)

RETURNED

RETreq

repeat

RET

(opt)

RETURNED

RENreq

REN

RENEW/OVERDUE

RENreq

repeat

LSTreq LST

LOST

LST

LOST

LST

LOST

LST

LOST

LST

LOST

LSTreq

repeat

LST

LOST

DAMreq

DAM

OVERDUE

DAM

RETURNED

 DAM

RECALL

MSGreq MSG

NOT-RCVD/OVERDUE

MSG

OVERDUE

MSG

RETURNED

MSG

LOST

MSG

RECALL

STQreq STQ

NOT-RCVD/OVERDUE

STQ

OVERDUE

STQ

RETURNED

STQ

LOST

STQ

RECALL

STRreq STR

NOT-RCVD/OVERDUE

STR

OVERDUE

STR

RETURNED

STR

LOST

STR

RECALL

ANS-WS ANSind-WS

NOT-RCVD/OVERDUE

ANSind-WS

OVERDUE

ANSind-WS

RETURNED

ANSind-WS

LOST

ANSind-WS

RECALL

ANS-WS

repeat

ANSind-WS

NOT-RCVD/OVERDUE

ANSind-WS

OVERDUE

ANSind-WS

RETURNED

ANSind-WS

LOST

ANSind-WS

RECALL

ANS-HP ANSind-HP

NOT-RCVD/OVERDUE

ANSind-HP

OVERDUE

ANSind-HP

RETURNED

ANSind-HP

LOST

ANSind-HP

RECALL

ANS-HP

repeat

ANSind-HP

NOT

−RCVD/OVERDUE

ANSind-HP

OVERDUE

ANSind-HP

RETURNED

ANSind-HP

LOST

ANSind-HP

RECALL

CAR

− CARind−

NOT-RCVD/OVERDUE

CARind

OVERDUE

CARind

RETURNED

CARind

LOST

CARind

RECALL

CAR

repeat

CARind

NOT-RCVD/OVERDUE

CARind

OVERDUE

CARind

RETURNED

CARind

LOST

CARind

RECALL

SHI SHIind

NOT-RCVD/OVERDUE

SHIind

OVERDUE

SHIind

RETURNED

SHIind

LOST

SHIind

RECALL

SHI

repeat

SHIind

NOT-RCVD/OVERDUE

SHIind

OVERDUE

SHIind

RETURNED

SHIind

LOST

ShIind

RECALL

RCL RCLind

RECALL

RCLind

RECALL

RCLind

RETURNED

RCLind

LOST

RCLind

RECALL

RCL

repeat

RCLind

RETURNED

RCLind

LOST

RCLind

RECALL

DUE

DUEind

OVERDUE

DUEind

RETURNED

DUEind

LOST

DUEind

RECALL


82

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 NOT-RCVD/OVERDUE

OVERDUE

RETURNED

LOST

RECALL

DUE

repeat

DUEind

NOT-RCVD/OVERDUE

DUEind

OVERDUE

DUEind

RETURNED

DUEind

LOST

DUEind

RECALL

LST LSTind

LOST

 LSTind

LOST

LSTind

LOST

LSTind

LOST

LST

repeat

LSTind

LOST

DAM

DAMind

RETURNED

MSG MSGind

NOT-RCVD/OVERDUE

MSGind

OVERDUE

MSGind

RETURNED

MSGind

LOST

MSGind

RECALL

STQ STQind

NOT-RCVD/OVERDUE

STQind

OVERDUE

STQind

RETURNED

STQind

LOST

STQind

RECALL

STR STRind

NOT-RCVD/OVERDUE

STRind

OVERDUE

STRind

RETURNED

STRind

LOST

STRind

RECALL

REA

REAind

RETURNED

REAind

LOST

REAind

RECALL

REA

repeat

REAind

RETURNED

REAind

LOST

REAind

RECALL

REA

REAind

OVERDUE

REAind

RETURNED

REAind

LOST

REAind

RECALL

REA

repeat

 REAind

OVERDUE

REAind

RETURNED

REAind

LOST

REAind

RECALL

CHK CHKind

RETURNED

CHKind

RETURNED

CHKind

RETURNED

 CHKind

RETURNED

CHK

repeat

CHKind

RETURNED


83

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

表 A.6  受付機関状態表−処理段階

 IDLE

IN-

PROCESS

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONA

L

CANCEL-

PENDING

CANCELLED FORWARD

ILL ILLind

set FWD var

set CHAIN var

set PART var

set EXPIRY

timer

IN-PROCESS

ILLind

IN-

PROCESS

ILLind

NOT-

SUPPLIED

ILLind

CONDITIONAL

ILLind

FORWARD

ILL

repeat

 ILLind

IN-

PROCESS

ILLind

NOT-

SUPPLIED

ILLind

CONDITIONAL

ILLind

FORWARD

FWDreq

p4

ILL

FWD

disable

EXPIRY

timer

FORWARD

FWDreq

repeat

 ILL

FWD

FORWARD

ANS-COreq

ANS-CO

reset

EXPIRY

timer

CONDITIO-

NAL

ANS-Coreq

repeat

ANS

−CO

CONDITIONAL

ANS-RYreq

ANS-RY

disable

EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-RYreq

repeat

ANS

−RY

NOT

SUPPLIED

ANS-UNreq

ANS-UN

disable

EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-UNreq

repeat

ANS-UN

NOT-

SUPPLIED


84

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

IN-

PROCESS

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONA

L

CANCEL-

PENDING

CANCELLED FORWARD

ANS-LPreq

ANS-LP

disable

EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-LPreq

repeat

ANS-LP

NOT-

SUPPLIED

ANS-WSreq

ANS-WS

disable

EXPIRY

timer

IN-

PROCESS

ANS-Wsreq

repeat

 ANS-WS

IN-

PROCESS

ANS-HPreq

ANS-HP

disable

EXPIRY

timer

IN-

PROCESS

ANS-HPreq

repeat

 ANS-HP

IN-

PROCESS

ANS-ESreq

ANS-ES

disable

EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-ESreq

repeat

ANS-ES

NOT-

SUPPLIED

CARreq

CAR

CANCELLED

CARreq

repeat

CAR

CANCELLED

CARreq

CAR

IN-PROCESS

CARreq

repeat

 CAR

IN-

PROCESS


85

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

IN-

PROCESS

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONA

L

CANCEL-

PENDING

CANCELLED FORWARD

SHIreq

SHI

(opt)

set

RETURN

var

disable

EXPIRY

timer

SHIPPED

SHIreq

repeat

MSGreq

MSG

IN-

PROCESS

MSG

NOT-

SUPPLIED

MSG

CONDITIONAL

MSG

CANCEL-

PENDING

MSG

CANCELLED

MSG

FORWARD

STQreq

STQ

IN-

PROCESS

STQ

NOT-

SUPPLIED

STQ

CONDITIONAL

STQ

CANCEL-

PENDING

STQ

CANCELLED

STQ

FORWARD

STRreq

STR

IN-

PROCESS

STR

NOT-

SUPPLIED

STR

CONDITIONAL

STR

CANCEL-

PENDING

STR

CANCELLED

STR

FORWARD

C-REP

C-REPind

IN-

PROCESS

C-REPind

NOT-

SUPPLIED

C-REPind

reset EXPIRY

timer

IN-PROCESS

C-REP

repeat

 C-REPind

IN-

PROCESS

C-REPind

NOT-

SUPPLIED

C-REP

C-REPind

NOT-

SUPPLIED

C-REPind

NOT-

SUPPLIED

C-REP

repeat

C-REPind

NOT-

SUPPLIED

CAN

p7

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

NOT-

SUPPLIED

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCELLED

CANind

FORWARD

CAN

^P7

CANind

IN-

PROCESS

CANind

NOT-

SUPPLIED

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCELLED

CANind

FORWARD

CAN

repeat

 CANind

IN-

PROCESS

CANind

NOT-

SUPPLIED

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCELLED

CANind

FORWARD

MSG

MSGind

IN-

PROCESS

MSGind

NOT-

SUPPLIED

MSGind

CONDITIONAL

MSGind

CANCEL-

PENDING

MSGind

CANCELLED

MSGind

FORWARD

STQ

STQind

IN-

PROCESS

STQind

NOT-

SUPPLIED

STQind

CONDITIONAL

STQind

CANCEL-

PENDING

STQind

CANCELLED

STQind

FORWARD


86

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

IN-

PROCESS

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONA

L

CANCEL-

PENDING

CANCELLED FORWARD

STR

STRind

IN-

PROCESS

STRind

NOT-

SUPPLIED

STRind

CONDITIONAL

STRind

CANCEL-

PENDING

STRind

CANCELLED

STRind

FORWARD

EXPIRY

Timeout

 EXPind

EXP

NOT-

SUPPLIED

 EXPind

EXP

NOT-

SUPPLIED


87

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

表 A.7  受付機関状態表−追跡段階

 SHIPPED

RENEW/

PENDING

RENEW/

OVERDUE

OVERDUE RECALL  CHECKED-IN LOST

SHIreq

SHIreq

repeat

SHI

SHIPPED

CHKreq p5

CHK (opt)

CHECKED-

IN

CHK (opt)

CHECKED-

IN

CHK (opt)

CHECKED-

IN

CHK (opt)

CHECKED-

IN

CHK (opt)

CHECKED-

IN

CHKreq

repeat

     CHK

(opt)

CHECKED-IN

RCLreq p5

RCL

RECALL

RCL

RECALL

RCL

RECALL

RCL

RECALL

RCLreq

repeat

    RCL

RECALL

DUEreq p5

DUE

OVERDUE

DUE

RENEW/

OVERDUE

 p8

DUE

OVERDUE

DUEreq

repeat

  DUE

RENEW/

OVERDUE

DUE

OVERDUE

LSTreq LST

LOST

LST

LOST

LST

LOST

LST

LOST

LST

LOST

 LST

LOST

LSTreq

repeat

       LST

LOST

DAMreq

     DAM

CHECKED-IN

MSGreq MSG

SHIPPED

MSG

RENEW/

PENDING

MSG

RENEW/

OVERDUE

MSG

OVERDUE

MSG

RECALL

MSG

CHECKED-IN

MSG

LOST

STQreq STQ

SHIPPED

STQ

SRENEW/

PENDING

STQ

RENEW/

OVERDUE

STQ

OVERDUE

STQ

RECALL

STQ

CHECKED-IN

STQ

LOST

STRreq STR

SHIPPED

STR

RENEW/

PENDING

STR

RENEW/

OVERDUE

STR

OVERDUE

STR

RECALL

STR

CHECKED-IN

STR

LOST

REAreq

 REA

SHIPPED

REA

SHIPPED

REAreq

repeat

REA

SHIPPED

REAreq

 REA

SHIPPED

REA

OVERDUE

REAreq

repeat

REA

SHIPPED

  REA

OVERDUE


88

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 SHIPPED

RENEW/

PENDING

RENEW/

OVERDUE

OVERDUE RECALL  CHECKED-IN LOST

ILL ILLind

SHIPPED

  ILLind

OVERDUE

ILLind

RECALL

ILLind

CHECKED-IN

ILLind

LOST

ILL

repeat

ILLind

SHIPPED

  ILLind

OVERDUE

ILLind

RECALL

ILLind

CHECKED-IN

ILLind

LOST

CAN CANind

SHIPPED

CANind

RENEW/

PENDING

CANind

RENEW/

OVERDUE

CANind

OVERDUE

CANind

RECALL

CANind

CHECKED-IN

CANin

d

LOST

CAN

repeat

CANind

SHIPPED

CANind

RENEW/

PENDING

CANind

RENEW/

OVERDUE

CANind

OVERDUE

CANind

RECALL

CANind

CHECKED-IN

CANin

d

LOST

RCV RCVind

SHIPPED

RCVind

RENEW/

PENDING

RCVind

RENEW/

OVERDUE

RCVind

OVERDUE

RCVind

RECALL

RCVind

CHECKED-IN

RCVind

LOST

RCV

repeat

RCVind

SHIPPED

RCVind

RENEW/

PENDING

RCVind

RENEW/

OVERDUE

RCVind

OVERDUE

RCVind

RECALL

RCVind

CHECKED-IN

RCVind

LOST

RET RETind

SHIPPED

RETind

RENEW/

PENDING

RETind

RENEW/

OVERDUE

RETind

OVERDUE

RETind

RECALL

RETind

CHECKED-IN

RETind

LOST

RET

repeat

RETind

SHIPPED

RETind

RENEW/

PENDING

RETind

RENEW/

OVERDUE

RETind

OVERDUE

RETind

RECALL

RETind

CHECKED-IN

RETind

LOST

REN p7

RENind

RENEW/

PENDING

RENind

RENEW/

PENDING

RENind

RENEW/

OVERDUE

RENind

RENEW/

OVERDUE

RENind

RECALL

RENind

CHECKED-IN

RENind

LOST

REN ^p7

RENind

SHIPPED

RENind

RENEW/

PENDING

RENind

RENEW/

OVERDUE

RENind

RENEW/

OVERDUE

RENind

RECALL

RENind

CHECKED-IN

RENind

LOST

REN

repeat

RENind

SHIPPED

RENind

RENEW/

PENDING

RENind

RENEW/

OVERDUE

RENind

OVERDUE

RENind

RECALL

RENind

CHECKED-IN

RENind

LOST

LST LSTind

LOST

LSTind

LOST

LSTind

LOST

LSTind

LOST

LSTind

LOST

LSTind

CHECKED-IN

LSTind

LOST

LST

repeat

     LSTind

CHECKED-IN

LSTind

LOST

DAM DAMind

SHIPPED

DAMind

RENEW/

PENDING

DAMind

RENEW/

OVERDUE

DAMind

OVERDUE

DAMind

RECALL

DAMind

CHECKED-IN

DAMind

LOST

MSG MSGind

SHIPPED

MSGind

RENEW/

PENDING

MSGind

RENEW/

OVERDUE

MSGind

OVERDUE

MSGind

RECALL

MSGind

CHECKED-IN

MSGind

LOST

STQ STQind

SHIPPED

STQind

RENEW/

PENDING

STQind

RENEW/

OVERDUE

STQind

OVERDUE

STQind

RECALL

STQind

CHECKED-IN

STQind

LOST


89

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 SHIPPED

RENEW/

PENDING

RENEW/

OVERDUE

OVERDUE RECALL  CHECKED-IN LOST

STR STRind

SHIPPED

STRind

RENEW/

PENDING

STRind

RENEW/

OVERDUE

STRind

OVERDUE

STRind

RECALL

STRind

CHECKED-IN

STRind

LOST


90

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

表 A.8  中継機関状態表−依頼機関役割

 IDLE

PENDING

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED SHIPPED

ILLreq

p2 or p3

ILL

update

CHAIN

var

update

PART var

PENDING

ILLreq

repeat

 ILL

PENDING

ILL

NOT-

SUPPLIED

ILL

CONDITIONAL

   ILL

SHIPPED

C-REPreq

C-REP

NOT-

SUPPLIED

C-REP

PENDING

C-REPreq

repeat

 C-REP

PENDING

C-REP

NOT-

SUPPLIED

C-REPreq

C-REP

NOT-

SUPPLIED

C-REP

NOT-

SUPPLIED

C-REPreq

repeat

C-REP

NOT-

SUPPLIED

CANreq

CAN

CANCEL-

PENDING

CAN

NOT-

SUPPLIED

CAN

CANCEL-

PENDING

   CAN

SHIPPED

CANreq

repeat

 CAN

PENDING

CAN

NOT-

SUPPLIED

 CAN

CANCEL-

PENDING

CAN

CANCELLED

CAN

SHIPPED

RCVreq

RCV (opt)

set RETURN

var

SHIPPED

RCV (opt)

set RETURN

var

SHIPPED

 p6

RCV (opt)

set RETURN

var

SHIPPED

RCVreq

repeat

   RCV

(opt

SHIPPED

RETreq

RET

SHIPPED

    p6

RET

SHIPPED

RETreq

repeat

R

SHIPPED

RENreq

REN

SHIPPED

    p6

REN

SHIPPED

RENreq

repeat

R

SHIPPED


91

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

PENDING

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED SHIPPED

LSTreq

LST

SHIPPED

    p6

LST

SHIPPED

LSTreq

repeat

   LST

SHIPPED

DAMreq

DAM

SHIPPED

DAM

SHIPPED

 p6

DAM

SHIPPED

MSGreq

MSG

PENDING

MSG

NOT-

SUPPLIED

MSG

CONDITIONAL

MSG

CANCEL-

PENDING

MSG

CANCELLED

MSG

SHIPPED

STQreq

STQ

PENDING

STQ

NOT-

SUPPLIED

STQ

CONDITIONAL

STQ

CANCEL-

PENDING

STQ

CANCELLED

STQ

SHIPPED

STRreq

STR

PENDING

STR

NOT-

SUPPLIED

STR

CONDITIONAL

STR

CANCEL-

PENDING

STR

CANCELLED

STR

SHIPPED

FWD

FWDind

PENDING

FWDind

PENDING

FWD

repeat

 FWDind

PENDING

ANS-CO

p7

ANSind-CO

CONDITIONAL

ANSind-CO

NOT-

SUPPLIED

ANSind-CO

CONDITIONAL

ANSind-CO

CANCEL-

PENDING

ANSind-CO

CANCELLED

ANS-CO

^p7

ANSind-CO

PENDING

ANSind-CO

NOT-

SUPPLIED

ANSind-CO

CONDITIONAL

ANSind-CO

CANCEL-

PENDING

ANSind-CO

CANCELLED

ANS-CO

repeat

 ANSind-CO

PENDING

ANSind-CO

NOT-

SUPPLIED

ANSind-CO

CONDITIONAL

ANSind-CO

CANCEL-

PENDING

ANSind-CO

CANCELLED

ANS-RY

ANSind-RY

NOT-

SUPPLIED

ANSind-RY

NOT-

SUPPLIED

 ANSind-RY

NOT-

SUPPLIED

ANS-RY

repeat

ANSind-RY

NOT-

SUPPLIED

ANS-UN

ANSind-UN

NOT-

SUPPLIED

ANSind-UN

NOT-

SUPPLIED

 ANSind-UN

NOT-

SUPPLIED

ANS-UN

repeat

ANSind-UN

NOT-

SUPPLIED

ANS-LP

ANSind-LP

NOT-

SUPPLIED

ANSind-LP

NOT-

SUPPLIED

 ANSind-LP

NOT-

SUPPLIED

ANS-LP

repeat

ANSind-LP

NOT-

SUPPLIED


92

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

PENDING

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED SHIPPED

ANS-WS

ANSind-WS

PENDING

ANSind-

WS

NOT-

SUPPLIED

ANSind-WS

CONDITIONAL

ANSind-WS

CANCEL-

PENDING

ANSind-WS

CANCELLED

ANSind-WS

SHIPPED

ANS-WS

repeat

 ANSind-WS

PENDING

ANSind-

WS

NOT-

SUPPLIED

ANSind-WS

CONDITIONAL

ANSind-WS

CANCEL-

PENDING

ANSind-WS

CANCELLED

ANSind-WS

SHIPPED

ANS-HP

ANSind-HP

PENDING

ANSind-HP

NOT-

SUPPLIED

ANSind-HP

CONDITIONAL

ANSind-HP

CANCEL-

PENDING

ANSind-HP

CANCELLED

ANSind-HP

SHIPPED

ANS-HP

repeat

 ANSind-HP

PENDING

ANSind-HP

NOT-

SUPPLIED

ANSind-HP

CONDITIONAL

ANSind-HP

CANCEL-

PENDING

ANSind-HP

CANCELLED

ANSind-HP

SHIPPED

ANS-ES

ANSind-ES

NOT-

SUPPLIED

ANSind-ES

NOT-

SUPPLIED

 ANSind-ES

NOT-

SUPPLIED

ANS

−ES

repeat

ANSind

−ES

NOT

SUPPLIED

CAR

CARind

CANCELLED

CARind

CANCELLED

CAR

repeat

 CARind

CANCELLED

CAR

CARind

PENDING

CARind

PENDING

 CARind

CAR

repeat

 CARind

PENDING

    CARind

SHIPPED

SHI   SHIind

SHIPPED

SHIind

SHIPPED

 SHIind

SHIPPED

SHI

repeat

   SHIind

SHIPPED

DUE

DUEind

SHIPPED

    p6

DUEind

SHIPPED

DUE

repeat

   DUEind

SHIPPED

REA

   p6

REAind

SHIPPED

REA

repeat

A d

SHIPPED

REA

   p6

REAind

SHIPPED

REA

repeat

A d

SHIPPED


93

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

PENDING

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED SHIPPED

LST

LSTind

SHIPPED

LSTind

SHIPPED

 p6

LSTind

SHIPPED

LST

repeat

   LSTind

SHIPPED

DAM

   p6

DAMind

SHIPPED

RCL

RCLind

SHIPPED

    p6

RCLind

SHIPPED

RCL

repeat

   RCLind

SHIPPED

MSG

MSGind

PENDING

MSGind

NOT-

SUPPLIED

MSGind

CONDITIONAL

MSGind

CANCEL-

PENDING

MSGind

CANCELLED

MSGind

SHIPPED

STQ

STQind

PENDING

STQind

NOT-

SUPPLIED

STQind

CONDITIONAL

STQind

CANCEL-

PENDING

STQind

CANCELLED

STQind

SHIPPED

STR   STRind

PENDING

STRind

NOT-

SUPPLIED

STRind

CONDITIONAL

STRind

CANCEL-

PENDING

STRind

CANCELLED

STRind

SHIPPED

EXP

EXPind

NOT-

SUPPLIED

EXPind

NOT-

SUPPLIED

EXPind

NOT-

SUPPLIED

EXPind

NOT-

SUPPLIED

CHK

CHKind

SHIPPED

CHKind

SHIPPED

 p6

CHKind

SHIPPED

CHK

repeat

   CHKind

SHIPPED


94

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

表 A.9  中継機関状態表−受付機関役割

 IDLE

IN-PROCESS

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED FORWARD

SHIPPED

ILL ILLind

set FWD var

set CHAIN

var

set PART var

set EXPIRY

timer

IN-

PROCESS

ILLind

IN-PROCESS

ILLind

NOT-

SUPPLIED

ILLind

CONDITIONAL

ILLind

FORWARD

ILLind

SHIPPED

ILL

repeat

 ILLind

IN-PROCESS

ILLind

NOT-

SUPPLIED

ILLind

CONDITIONAL

ILLind

FORWARD

ILLind

SHIPPED

FWDreq

p4

ILL

FWD

disable EXPIRY

timer

FORWARD

FWDreq

repeat

I

FWD

FORWARD

ANS-

COreq

 ANS-CO

reset EXPIRY

timer

CONDITIONAL

ANS-CO

CANCEL-

PENDING

ANS-CO

CANCELLED

ANS-

COreq

repeat

 ANS-CO

disable

EXPIRY

timer

IN-PROCESS

ANS-CO

NOT-

SUPPLIED

ANS-CO

CONDITIONAL

ANS-CO

CANCEL-

PENDING

ANS-CO

CANCELLED

ANS-RYreq

 ANS-RY

disable

EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-RY

disable EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-RYreq

repeat

   ANS-RY

NOT-

SUPPLIED

ANS-

UNreq

 ANS-UN

disable EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-UN

disable EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-

UNreq

repeat

   ANS-UN

NOT-

SUPPLIED


95

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

IN-PROCESS

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED FORWARD

SHIPPED

ANS-LPreq

 ANS-LP

disable EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-LP

disable EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-LPreq

repeat

   ANS-LP

NOT-

SUPPLIED

ANS-

WSreq

 ANS-WS

disable EXPIRY

timer

IN-PROCESS

ANS-WS

NOT-

SUPPLIED

ANS-WS

CONDITIONAL

ANS-WS

CANCEL-

PENDING

ANS-WS

CANCELLED

 ANS-WS

SHIPPED

ANS-

WSreq

repeat

 ANS-WS

IN-PROCESS

ANS-WS

NOT-

SUPPLIED

ANS-WS

CONDITIONAL

ANS-WS

CANCEL-

PENDING

ANS-WS

CANCELLED

 ANS-WS

SHIPPED

ANS-HPreq

ANS-HP

disable EXPIRY

timer

IN-PROCESS

ANS-HP

NOT-

SUPPLIED

ANS-HP

CONDITIONAL

ANS-HP

ACANCEL-

PENDING

ANS-HP

CANCELLED

 ANS-HP

SHIPPED

ANS-HPreq

repeat

 ANS-HP

IN-PROCESS

ANS-HP

NOT-

SUPPLIED

ANS-HP

CONDITIONAL

ANS-HP

ACANCEL-

PENDING

ANS-HP

CANCELLED

 ANS-HP

SHIPPED

ANS-ESreq

 ANS-ES

disable EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-ES

disable EXPIRY

timer

NOT-

SUPPLIED

ANS-ESreq

repeat

ANS-ES

NOT-

SUPPLIED

CARreq

C R

CANCELLED

CARreq

repeat

  CAR

CANCELLED

CARreq

CAR

IN-PROCESS

CAR

SHIPPED

CARreq

repeat

 CAR

IN-PROCESS

   CAR

SHIPPED

SHIreq

SHI

set RETURN

var

disable EXPIRY

timer

SHIPPED

SHI

set RETURN

variable

disable EXPIRY

timer

SHIPPED

SHI

SHIPPED

SHIreq

repeat

S

SHIPPED


96

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

IN-PROCESS

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED FORWARD

SHIPPED

MSGreq

MSG

IN-PROCESS

MSG

NOT-

SUPPLIED

MSG

CONDITIONAL

MSG

CANCEL-

PENDING

MSG

CANCELLED

MSG

FORWARD

MSG

SHIPPED

STQreq

STQ

IN-PROCESS

STQ

NOT-

SUPPLIED

STQ

CONDITIONAL

STQ

CANCEL-

PENDING

STQ

CANCELLED

STQ

FORWARD

STQ

SHIPPED

STRreq

STR

IN-PROCESS

STR

NOT-

SUPPLIED

STR

CONDITIONAL

STR

CANCEL-

PENDING

STR

CANCELLED

STR

FORWARD

STR

SHIPPED

CHKreq

CHK (opt)

SHIPPED

CHK (opt)

SHIPPED

p6

CHK (opt)

SHIPPED

CHKreq

repeat

CHK

(opt)

SHIPPED

DUEreq

DUE

SHIPPED

   p6

DUE

SHIPPED

DUEreq

repeat

DUE

SHIPPED

REAreq

p6

REA

SHIPPED

REAreq

repeat

A

SHIPPED

REAreq

p6

REA

SHIPPED

REAreq

repeat

A

SHIPPED

RCLreq

RCL

SHIPPED

p6

RCL

SHIPPED

RCLreq

repeat

RCL

SHIPPED

LSTreq

LST

SHIPPED

LST

SHIPPED

p6

LST

SHIPPED

LSTreq

repeat

LST

SHIPPED

DAMreq

p6

DAM

SHIPPED

C-REP

C-REPind

IN-PROCESS

C-REPind

NOT-

SUPPLIED

C-REPind

reset EXPIRY

timer

IN-PROCESS

C-REP

repeat

 C-REPind

IN-ROCESS

C-REPind

NOT-

SUPPLIED


97

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

IN-PROCESS

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED FORWARD

SHIPPED

C-REP

C-REPind

NOT-

SUPPLIED

C-REPind

NOT-

SUPPLIED

C-REP

repeat

C-REPind

NOT-

SUPPLIED

CAN

p7

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

NOT-

SUPPLIED

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCELLED

CANind

FORWARD

CANind

SHIPPED

CAN

^p7

CANind

IN-PROCESS

CANind

NOT-

SUPPLIED

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCELLED

CANind

FORWARD

CANind

SHIPPED

CAN

repeat

 CANind

IN-PROCESS

CANind

NOT-

SUPPLIED

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCEL-

PENDING

CANind

CANCELLED

CANind

FORWARD

CANind

SHIPPED

MSG

MSGind

IN- PROCESS

MSGind

NOT-

SUPPLIED

MSGind

CONDITIONAL

MSGind

CANCEL-

PENDING

MSGind

CANCELLED

MSGind

FORWARD

MSGind

SHIPPED

STQ

STQind

IN-PROCESS

STQind

NOT-

SUPPLIED

STQind

CONDITIONAL

STQind

CANCEL-

PENDING

STQind

CANCELLED

STQind

FORWARD

STQind

SHIPPED

STR

STRind

IN-PROCESS

STRind

NOT-

SUPPLIED

STRind

CONDITIONAL

STRind

CANCEL-

PENDING

STRind

CANCELLED

STRind

FORWARD

STRind

SHIPPED

RCV

RCVind

SHIPPED

RCVind

SHIPPED

p6

RCVind

SHIPPED

RCV

repeat

RCVind

SHIPPED

RET

RETind

SHIPPED

p6

RETind

SHIPPED

RET

repeat

RETind

SHIPPED

REN

RENind

SHIPPED

p6

RENind

SHIPPED

REN

repeat

RENind

SHIPPED

LST

LSTind

SHIPPED

p6

LSTind

SHIPPED

LST

repeat

LSTind

SHIPPED

DAM

DAMind

SHIPPED

DAMind

SHIPPED

p6

DAMind

SHIPPED


98

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 IDLE

IN-PROCESS

NOT-

SUPPLIED

CONDITIONAL

CANCEL-

PENDING

CANCELLED FORWARD

SHIPPED

EXPIRY

Timeout

 EXPind

EXP

NOT-

SUPPLIED

 EXPind

EXP

NOT-

SUPPLIED


99

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

附属書 B(規定)  転送構文

ASN.1

を使用して定義されたデータ型の値には,複数の符号化方式が適用できる。必す(須)の符号化方

式は,JIS X 5604 で定義された抽象構文記法 1 (ASN.1)  の基本符号化規則使用とする。EDIFACT 標準  (ISO 

9735)

で定義された符号化方式も許容される。

この附属書では,EDIFACT を使用して ILL APDU を符号化するための規則を定義する。EDIFACT 符号化

を ILL 転送構文に(ASN.1 の補遺として)使用する場合,この附属書で与える符号化規則を適用しなけれ

ばならない。

二つのシステム間で一度に転送されるデータ全体を,一つの交換と定義する。この一つの交換は,一つ以

上のメッセージからなる。転送される各 ILL APDU は一つの EDIFACT メッセージとして符号化される。

各 EDIFACT メッセージは,ILL APDU を一つしか含まないこととする。

B.1

支援されない EDIFACT 機能  次の EDIFACT 機能は支援されない。これらを,交換に使用してはな

らない。

−  機能的グループの使用

備考  機能的グループは,同じ型のメッセージのグループを伝達するのに使用される。これは,不必

要な機能である。一つの伝送内に(異なる型でもよい。

)複数のメッセージを含むことができる

機能が別にある。この後者の機能を使用することができる。

−  セグメントの入れ子の明示的指示

B.2

文字セット及び構文レベル  ISO 9735 で定義される二つの構文レベルのうち,レベル B では,対応す

る文字セットを使用しなければならない。しかし,区切り文字は,レベル A に定義されるものが適用され

る。すなわち  “+’ : ? ”  を用いる。EDIFACT 符号化では,9.の ILL 文字列に定義する二つの選択肢のうち,

EDIFACTString

だけが使用できる。

B.3  EDIFACT

交換  EDIFACT は,二つのシステム間で送信されるデータの単位として,交換を定義する。

ILL APDU

は,EDIFACT 交換の一部として符号化される。

一つの交換は,幾つかのセグメントからなる。各セグメントは 3 文字のセグメントコードで始まり,セ

グメントコード区切り記号,セグメント内容,セグメント終了区切記号と続く。セグメント終了区切記号

は, “ ’ ”,セグメントコード区切り記号は,  “+”  と定義されている。

一つのセグメント内容は,一つ以上のデータ要素から成り立つ。データ要素は,それぞれを  “+”  で区

切る。データ要素は,EDIFACTString 文字の文字列,又は二つ以上の副要素から成り立つ。セグメント内

のデータ及び副要素の順序は固定である。

データを含まない任意選択のデータ要素が,セグメントの最後のデータ要素として現れた場合,それら

は送信の必要がない。例えば,セグメントコード “ABC” のセグメントが,三つのデータ要素から成り立

っていて,最初のデータ要素が “12345” を含み,2 番目と 3 番目の任意選択データ要素が空の場合,次の

三つのうちのどの形で送信してもよい。

ABC

+12345++’


100

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

ABC

+12345+’

ABC

+12345’

副要素は,それぞれを  “ : ”  で区切る。副要素は,EDIFACTString 文字の文字列からなる。9.に示した対

応する ASN.1 指定によって指定された回数までは,一つの要素の中で繰り返すことができる。

データを含まない任意選択の副要素が,データ要素の最後の副要素として現れた場合,それは送信する

必要がない。例えば,あるデータ要素に,同一セグメント内で先行するデータ要素及び後続するデータ要

素が存在し,二つの副要素をもっていたとする。最初の副要素がデータ “12345” を含み,2 番目が任意選

択で空の場合,次の二つのうちのどちらの形で送信してもよい。

...

+12345 :  +...

...

+12345+...

  “

?”  は,エスケープ文字とする。データ要素又は副要素が特殊文字  “+’ :  ?”  のうちのいずれかを含

むとき,特殊文字の前に  “?”  を付けなければならない。

バッカスナウアー記法による交換の定義を次に示す(リテラルは,二重引用符で囲む。

interchange::

=segment_list

segment_list::

=segment|segment segment_list

segment::

=segment_code “+” segment_content “,”

segment_content::

=data_element|data_element “+” segment_content

data_element::

=content_string|content_string “ : ” data_element

content_string::

=string_part|string_part content_string

string_part::

=normal_string|special_character

special_chalacter::

=  “ ?? ”  | “ ?+ ” |  “ ? : ”  |  “ ? ’ ”

normal_string::

={ “?+ : ’ ”を除く 0 個以上の EDIFACTString 文字の可変長の文字列}

alpha::

={a-z, A-Z のいずれかの文字}

各交換は,必ず一つの Service String Advice セグメント(セグメントコード UNA)と一つの Interchange

Header

セグメント(セグメントコード UNB)をもち,それぞれ,交換の 1 番目及び 2 番目のセグメントと

しなければならない。一つの交換は,Service String Advice セグメント及び Interchange Header セグメントに

続き,一つ以上のメッセージをもつ。各メッセージは,必ず一つの Message Header セグメント(セグメン

トコード UNH)をもち,それはメッセージの最初のセグメントでなければならない。

一つのメッセージは必ず一つの Message Trailer セグメント(セグメントコード UNT)をもち,それはメ

ッセージの最後のセグメントでなければならない。

Message Header

セグメント,次の Message Trailer セグメント,及びその Message Header とその Message

Trailer

との間のすべてのセグメントは,一つのメッセージを構成する。

SEQUENCE

データ型として定義される ASN.1 データ型(APDU も含む)は,一連の EDIFACT セグメン

トへ写像される。セグメントの順序は,意味をもつ。

最後のメッセージに続くセグメントは,Interchange Trailer セグメント(セグメントコード UNZ)でなけ

ればならない。一つの交換ごとに必ず一つの Interchange Trailer セグメントが存在し,それは,その交換の

最後のセグメントでなければならない。

B.4

セグメント  交換を構成するセグメントは,制御セグメント又はデータセグメントに分類される。

制御セグメントは,Service String Advice,Interchange Header,Message Header,Message Trailer,及び


101

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

Interchange Trailer

とする。これらのセグメントは,9.に指定したどの ILL APDU 内容情報も含まない。こ

れらのセグメントの構造は B.5 で定義する。

データセグメントは,Message Header と Message Trailer との間のメッセージのセグメントとする。デー

タセグメントの構造は,B.6 の規則を 9.の ASN.1 仕様に適用することで作成される。

ILL APDU

のデータ値は,単一のメッセージのデータセグメント内にすべて含まれる。

B.5

制御セグメント符号化

B.5.1

制御セグメント構造  ここでは,制御セグメントの構造を定義する。各セグメントには,一つの

EDIFACT

交換内での識別のために名前及び 3 文字のセグメントコードが割り当てられる。セグメントの記

述及びセグメント内に含まれるデータ要素のリストがそれに続く。これらのデータ要素は B.5.2 に示す。

制御セグメントのすべてのデータ要素は,必す(須)とする。

セグメント名 Service

String

Advice

セグメントコード

UNA

記述

交換の中で区切記号及び指示子として使われる文字を定義する。これは,交換の最

初のセグメントとして Interchange Header (UNB)  の直前になければならない。

表現

“UNA :

+.? (space) ’ ”  とする。

セグメント名 Interchange

Header

セグメントコード

UNB

記述

交換の開始を示す。交換の 2 番目のセグメントでなければならない。

データ要素 Syntax

Identifier

 Interchange

Sender

 Interchange

Recipient

Date/Time of Preparation

 Interchange

Control

Reference

 Communications

Agreement ID

セグメント名 Interchange

Trailer

セグメントコード

UNZ

記述

交換の終了を示す。交換の最後のセグメントでなければならない。

データ要素 Interchange

Control

Count

 Interchange

Control

Reference

セグメント名 Message

Header

セグメントコード

UNH

記述

メッセージの開始を示す。

データ要素

Message Reference Number

 Message

Identifier

セグメント名 Message

Trailer

セグメントコード

UNT

記述

メッセージの終了を示す。

データ要素

Number Of Segments In The Message

Message Reference Number


102

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

B.5.2

制御セグメントのデータ要素

データ要素 Syntax

Identifier

記述

構文規則を識別する。Identifier 及び Version Number の二つの副要素からなる。どち

らの副要素も必す(須)とする。

表現 Identifier は 4 文字 “UNOB” とする。Version Number は 1 文字 “1” とする。

データ要素 Interchange

Sender

記述

交換の送信側を識別する。ASN.1 の system-id type の一要素を含む。

表現 EDIFACTString で長さ 35 可変長。

データ要素 Interchange

Recipient

記述

交換の受信側を識別する。ASN.1 の system-id type の要素を含む。

表現 EDIFACTString で長さ 35 可変長。

データ要素

Date/Time of Preparation

記述

交換を準備した日付及び時間。Date 及び Time の 2 要素からなる。Date は 6 文字で

YYMMDD

書式,Time は 4 文字で HHMM 書式とする。

表現 Date は数字列で長さ 6,固定長。

 Time

は数字列で長さ 4,固定長。

データ要素 Interchange

Control

Reference

記述

送信側の割り当てる,交換の一意の参照。

表現 EDIFACTString で長さ 14,可変長。

データ要素 Communications

Agreement

ID

記述

交換の内容情報が従う通信規約を識別する。値は“ISO-0161-ILL-1”とする。10161

はこの規格の ISO 番号である。この識別子は,この規格の 9.に示す ILL APDU 定義

識別子に対応する。

データ要素 Interchange

Control

Count

記述

交換中のメッセージ数。

表現

数字列で長さ 6,可変長。

データ要素 Message

Identifier

記述

メッセージに含まれる ILL APDU の型及び版を識別する。APDU 型は,B.6.1 に定

義したように 6 文字の文字列とする。版番号は 3 文字の数字列とする。

表現 Type-EDIFACTString で長さ 6,固定長。

 Version

Number-EDIFACTString

で長さ 3 可変長。

データ要素

Message Reference Number

記述

メッセージに対する一意の参照を与える。これは,ILL APDU 型とは全く関係なく,

EDIFACT

符号化固有のものである。

表現 EDIFACTString で長さ 14,可変長。

データ要素

Number Of Segments In The Message

記述

メッセージ中のセグメントの総数。Message Header 及び Message Trailer も数える。

表現

数字列で長さ 6,可変長。


103

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

B.6  EDIFACT

を使用した ILL APDU の符号化

B.6.1  ASN.1

データ型からメツセージへの写像  一つの EDIFACT 交換内の各メッセージは,単一の ILL

APDU

に対応する。次の表は,EDIFACT メッセージ(すなわち,ILL APDU)へ写像される ASN.1 型とそ

れらが対応する Message Identifier 値とを列挙している。

ASN.1 TYPE 

EDIFACT MESSAGE IDENTIFIER VALUE 

ILL-Request ILLREQ

Forward-Notification FORNOT

Shipped SHIPED

ILL-Answer ILLANS

Conditional-Reply CONREP

Cancel CANCEL

Cancel-Reply CNLREP

Received RCEIVD

Recall RECALL

Returned RETRND

Checked-In CHKDIN

Overdue OVERDU

Renew RENEWL

Renew-Answer RENANS

Lost LOSTIT

Damaged DAMAGE

Message MESSAG

Status-Query STATQY

Status-Or-Error-Report STATRP

Expired EXPIRD

B.6.2  ASN.1

型から EDIFACT セグメントへの写像  ここでは ASN.1 型から EDIFACT セグメント,デー

タ要素及び副要素への写像を定義する。この写像は,暗黙の入れ子及び暗黙のセグメント繰返しを利用す

る。

各 EDIFACT セグメントは,対応する ASN.1 型の識別子の名前を与えられる。すなわち,9.の ASN.1 仕

様の型識別子が,ここでセグメント名として定義されている場合,対応する ASN.1 型は,EDIFACT でセ

グメントとして表される。ASN.1 仕様の対応する型が任意選択として宣言されていれば,セグメントも,

任意選択とする。

セグメント名に続いて,EDIFACT 交換内でセグメントを識別するために使用される 3 文字のセグメント

コードを示す。

セグメントコードに続いて,そのセグメントを構成するデータ要素のリストを示す。これらのデータ要

素の名前は,ASN.1 値型識別子に対応する。すなわち,9.の ASN.1 型識別子が,ここでデータ要素として

リストにある場合,EDIFACT では EDIFACT データ要素として符号化する。対応する ASN.1 仕様が任意選


104

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

択として宣言されていれば,このデータ要素も,任意選択とする。

EDIFACT

データ要素に写像される一つの ASN.1 型は,ASN.1 単純型(ENUMERATED,INTEGER,

EDIFACTString

,BOOLEAN 又は OBJECT IDENTIFIER)に対応するか,又は EDIFACT 副要素を含む。

EDIFACT

データ要素が副要素からなる場合,これらの副要素は,データ要素の後に中括弧 ({  })  で囲

んでリストされている。ただし,データ要素が EXTERNAL として定義されている場合は例外で,この場

合,構造は外部で定義される。EDIFACT 副要素の名前は,ASN.1 型識別子に対応する。すなわち,その

ASN.1

型識別子が副要素リスト中に現れた場合,それは EDIFACT では EDIFACT 副要素として符号化され

る。対応する型が ASN.1 仕様で任意選択として宣言されていれば,この副要素も任意選択とする。

EDIFACT

副要素に写像される ASN.1 型は,ASN.1 単純型(ENUMERATED,INTEGER,EDIFACTString,

BOOLEAN

又は OBJECT IDENTIFIER)に対応しなければならない。

データ要素のリスト順は,それらのデータ要素がセグメント中で現れる順序に対応する。

副要素のリスト順は,それらの副要素がデータ要素中で現れる順序に対応する。

これらのデータ要素又は副要素が存在しなかったときに仮定される省略時値は,ASN.1 仕様で与えられ

ている。

EXTERNAL

として定義されている ASN.1 型は,EDIFACT のデータ要素でその最初の副要素がオブジェ

クト識別子のものに写像される。残りの副要素は外部で定義されるが,この仕様で支援される ASN.1 単純

型に対応するものでなければならない。

セグメント名 account-number

セグメントコード ACN

データ要素 account-number

セグメント名 already-tried-list

セグメントコード ATL

データ要素

−なし。このセグメントは従属セグメント system-id を含む。system-id はリストの

各項目に対応して繰り返す。

セグメント名 answer

セグメントコード ANS

データ要素 answer

セグメント名 billing-address

セグメントコード BAD

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

postal-address

及び system-address セグメントを含む。

セグメント名 client-id

セグメントコード CID

データ要素 client-name

 client-status

 client-identifier

セグメント名 conditional-results

セグメントコード CRE

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。


105

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

conditions

,date-for-reply 及び location-info セグメントを含む。この最後の従属セグ

メントは,繰り返してもよい。

セグメント名 conditions

セグメントコード CON

データ要素 conditions

セグメント名 copyright-compliance

セグメントコード COC

データ要素 copyright-compliance

セグメント名 correlation-information

セグメントコード COI

データ要素 correlation-information

セグメント名 cost-estimate

セグメントコード CST

データ要素 cost-estimate

セグメント名 cost-info-type

セグメントコード CIT

データ要素 account-number

 maximum-cost

 {

 currency-code

 monetary-value

 }

 reciprocal-agreement

 will-pay-fee

 payment-provided

セグメント名 current-state

セグメントコード CUS

データ要素 current-state

セグメント名 date-checked-in

セグメントコード DCI

データ要素 date-checked-in

セグメント名 date-due

セグメントコード DUE

データ要素 date-due-field

 renewable

セグメント名 date-for-reply

セグメントコード DFR

データ要素 date-for-reply

セグメント名 date-received


106

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

セグメントコード DRC

データ要素 date-received

セグメント名 date-returned

セグメントコード DRT

データ要素 date-returned

セグメント名 delivery-address

セグメントコード DAD

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

postal-address

及び system-address セグメントを含む。

セグメント名 delivery-service

セグメントコード DLS

データ要素 transportation-mode

セグメント名 desired-due-date

セグメントコード DDD

データ要素 desired-due-date

セグメント名 error-report

セグメントコード ERR

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

correlation-information

,report-source,user-error-report 及び provider-error-report セグ

メントを含む。

セグメント名 estimate-results

セグメントコード ESR

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

cost-estimate

及び location-info セグメントを含む。この最後の従属セグメントは,繰

り返してもよい。

セグメント名 estimated-date-available

セグメントコード EDA

データ要素 estimated-date-available

セグメント名 extension

セグメントコード EXT

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

extension-identifier

及び extension-critical セグメントを含む。さらに,このセグメン

トには他に,プロトコル拡張,すなわち, “item” 型のデータ要素を符号化した一

つ 以 上 の セ グ メ ン ト を 含 む 。 こ こ に 含 ま れ 得 る そ の セ グ メ ン ト は

“extension-identifier”

の値で定義される。プロトコル第 1 版では,いかなる拡張も

定義されない。

セグメント名 extension-critical

セグメントコード ECR

データ要素 critical


107

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

セグメント名 extension-identifier

セグメントコード EID

データ要素 identifier

セグメント名 extension-item-external-start

セグメントコード EXS

データ要素 syntax

−EXF までの後続セグメントに含まれるオブジェクトのシンタックスのためのオ

ブジェクト識別子。このセグメントには,ここでは定義されないシンタックス要素

によって識別される,外部で定義されたオブジェクトのコード化を含む他のセグメ

ントが続く。

セグメント名 extension-item-extemal-finish

セグメントコード EXF

データ要素

−なし。このセグメントは,外部で定義されたオブジェクトをコード化するセグメ

ントの最後を示すために使用する。

セグメント名 forward-flag

セグメントコード FWD

データ要素 forward-flag

セグメント名 forward-note

セグメントコード FWN

データ要素 forward-note

セグメント名 history-report

セグメントコード HRP

データ要素 date-requested

 author

 title

 author-of-article

 title-of-article

 date-of-last-transition

 most-recent-service

 date-of-most-recent-service

−次の二つのデータ要素は,組み合わせて initiator-of-most-recent-service となる。

 person-or-institution-symbol

 {

 person-symbol

 institution-symbol

 }

−これらの副要素は,ただ一つだけ存在してよい。

 name-of-person-or-institution

 {


108

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 name-of-person

 name-of-institution

 }

−これらの副要素は,ただ一つだけ存在してよい。

 shipped-service-type

 transaction-results

 most-recent-service-note

セグメント名 hold-placed-medium-type

セグメントコード HPM

データ要素 hold-placed-medium-type

セグメント名 hold-placed-results

セグメントコード HPR

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

estimated-date-available

,hold-placed-medium-type 及び location-info を含む。この最後

の従属セグメントは,繰り返してもよい。

セグメント名 ILL-service-type

セグメントコード ISV

データ要素 ILL-service-type

−副要素は,繰り返してもよい。

セグメント名 insured-for

セグメントコード ISF

データ要素 amount

 {

 currency-code

 monetary-value

 }

セグメント名 intermediary-id

セグメントコード INT

データ要素 person-or-institution-symbol

 {

 person-symbol

 institution-symbol

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 name-of-person-or-institution

 {

 name-of-person

 name-of-institution

 }


109

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

セグメント名 item-id

セグメントコード IID

データ要素 item-type

 held-medium-type

 call-number

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セグメント名 location-info

セグメントコード LOC

データ要素

−最初の二つのデータ要素は,組み合わせて location-id となる。

 person-or-institution-symbol

 {

 person-symbol

 institution-symbol

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 name-of-person-or-institution

 {

 name-of-person

 name-of-institution


110

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 location-address

 {

 telecom-service-identifier

 telecom-service-address

 }

 location-note

セグメント名 locations-results

セグメントコード LRE

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

reason-locs-provided

及び location-info を含む。この最後の従属セグメントは,繰り

返してもよい。

セグメント名 note

セグメントコード NOT

データ要素 note

セグメント名 notification-note

セグメントコード NNO

データ要素 notification-note

セグメント名 permission-to-forward

セグメントコード PTF

データ要素 permission-to-forward

セグメント名 permission-to-chain

セグメントコード PTC

データ要素 permission-to-chain

セグメント名 permission-to-partition

セグメントコード PTP

データ要素 permission-to-partition

セグメント名 permission-to-change-send-to-list

セグメントコード PCL

データ要素 permission-to-change-send-to-list

セグメント名 place-on-hold

セグメントコード POH

データ要素 place-on-hold-type

セグメント名 postal-address

セグメントコード PAD

データ要素 name-of-person-or-institution

 {

 name-of-person


111

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 name-of-institution

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 extended-postal-delivery-address

 street-and-number

 post-office-box

 city

 region

 country

 postal-code

セグメント名 preference

セグメントコード VRF

データ要素 preference

セグメント名 protocol-version-num

セグメントコード PVN

データ要素 protocol-version-num

セグメント名 provider-error-report

セグメントコード PER

データ要素 general-problem

 transaction-id-problem

 state-transition-prohibited

 {

 ILL-APDU-type

 current-state

 }

−これらのデータ要素のうち一つだけが存在してよい。

セグメント名 reason-locs-provided

セグメントコード RLP

データ要素 reason-locs-provided

セグメント名 reason-no-report

セグメントコード RNR

データ要素 reason-no-report

セグメント名 reason-not-available

セグメントコード RNA

データ要素 reason-not-available

セグメント名 reason-unfilled

セグメントコード RUF

データ要素 reason-unfilled

セグメント名 reason-will-supply


112

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

セグメントコード RWI

データ要素 reason-will-supply

セグメント名 report-source

セグメントコード RES

データ要素 report-source

セグメント名 requester-id

セグメントコード RQI

データ要素 person-or-institution-symbol

 {

 person-symbol

 institution-symbol

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 name-of-person-or-institution

 {

 name-of-person

 name-of-institution

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

セグメント名 requester-note

セグメントコード RQN

データ要素 requester-note

セグメント名 requester-optional-messages

セグメントコード ROM

データ要素 can-send-RECEIVED

 can-send-RETURNED

 requester-SHIPPED

 requester-CHECKED-IN

セグメント名 responder-address

セグメントコード RSA

データ要素 telecom-service-identifier

 telecom-service-address

セグメント名 responder-id

セグメントコード RSI

データ要素 person-or-institution-symbol

 {

 person-symbol

 institution-symbol

 }


113

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 name-of-person-or-institution

 {

 name-of-person

 name-of-institution

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

セグメント名 responder-note

セグメントコード RSN

データ要素 responder-note

セグメント名 responder-optional-messages

セグメントコード ROP

データ要素 can-send−SHIPPED

 can-send

−CHECKED−IN

 responder

−RECEIVED

 responder

−RETURNED

セグメント名 responder-specific-results

セグメントコード RSR

データ要素 object-identifier

−残りは,外部で指定される。

セグメント名 responder-specific-service

セグメントコード RSS

データ要素 object-identifier

−remainder to be specified externally

セグメント名 retry-date

セグメントコード RYD

データ要素 retry-date

セグメント名 retry-flag

セグメントコード RYF

データ要素 retry-flag

セグメント名 retry-results

セグメントコード RYR

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

reason-not-available

,retry-date 及び location-info を含む。この最後の従属セグメント

は,繰り返してもよい。

セグメント名 returned-via

セグメントコード RTV

データ要素 transportation-mode

セグメント名 return-to-address


114

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

セグメントコード RTA

データ要素 name-of-person-or-institution

 {

 name-of-person

 name-of-institution

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 extended-postal-delivery-address

 street-and-number

 post-office-box

 city

 region

 country

 postal-code

セグメント名 search-type

セグメントコード SCH

データ要素 level-of-service

 need-before-date

 expiry-flag

 expiry-date

セグメント名 send-to-list

セグメントコード STL

データ要素

−このセグメントは,従属セグメント system-id,account-number 及び system-address

を含む。これらのセグメントは,リスト内の項目ごとに繰り返す。

セグメント名 service-date-time

セグメントコード SDT

データ要素 date-time-of-this-service

 {

 date

 time

 }

 date-time-of-original-service

 {

 date

 time

 }

セグメント名 shipped-service-type

セグメントコード SST

データ要素 shipped-service-type


115

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

セグメント名 status-report

セグメントコード SRP

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

history-report

及び current-state を含む。

セグメント名 supplemental-item-description

セグメントコード SDE

データ要素 object-identifier

−残りは,外部で指定される。このセグメントは,記述の各型ごとに繰り返しても

よい。

セグメント名 supplier-id

セグメントコード SID

データ要素 person-or-institution-symbol

 {

 person-symbol

 institution-symbol

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 name-of-person-or-institution

 {

 name-of-person

 name-of-institution

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

セグメント名 supply-date

セグメントコード SUD

データ要素 supply-date

セグメント名 supply-details

セグメントコード SUP

データ要素 date-shipped

−次の二つのデータ要素は,組み合わせて date-due となる。

 date-due-field

 renewable

 chargeable-units

 cost

 {

 currency-code

 monetary-value

 }

 shipped-conditions


116

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 transportation-mode

 insured-for

 {

 currency-code

 monetary-value

 }

 return-insurance-required

 {

 currency-code

 monetary-value

 }

 no-of-units-per-medium

 {

 medium-type

 no-of-units

 }

−このデータ要素は,繰り返してもよい。

セグメント名 supply-medium-info-type

セグメントコード SMI

データ要素 supply-medium-info-type

 {

 supply-medium-type

 medium-characteristics

 }

−このデータ要素は,繰り返してもよい。

セグメント名 system-address

セグメントコード SYA

データ要素 telecom-service-identifier

 telecom-service-address

セグメント名 system-id

セグメントコード SYI

データ要素 person-or-institution-symbol

 {

 person-symbol

 institution-symbol

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 name-of-person-or-institution

 {


117

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

 name-of-person

 name-of-institution

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

セグメント名 third-party-info-type

セグメントコード TPI

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

It includes

−the following segments:

−permission-to-forward

−permission-to-chain

−permission-to-partition

−permission-to-change-send-to-list

−system-address

−preference

−send-to-list

−already-tried-list

セグメント名 transaction-id

セグメントコード TRI

データ要素

−最初の二つのデータ要素は,組み合わせて initial-requester-id となる。

 person-or-institution-symbol

 {

 person-symbol

 institution-symbol

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 name-of-person-or-institution

 {

 name-of-person

 name-of-institution

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 transaction-group-qualifier

 transaction-qualifier

 sub-transaction-qualifier

セグメント名 transaction-results

セグメントコード TRE

データ要素 transaction-results

セグメント名 transaction-type


118

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

セグメントコード TRT

データ要素 transaction-type

セグメント名 unfilled-results

セグメントコード URE

データ要素

−なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

reason-unfilled

及び location-info を含む。この最後の従属セグメントは,繰り返して

もよい。

セグメント名 user-error-report

セグメントコード UER

データ要素

−最初の二つのデータ要素は,組み合わせてデータ型“already-forwarded”となる。

 person-or-institution-symbol

 {

 person-symbol

 institution-symbol

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 name-of-person-or-institution

 {

 name-of-person

 name-of-institution

 }

−これらの副要素のうち一つだけが存在してよい。

 responder-address

 {

 telecom-service-identifier

 telecom-service-address

 }

 intermediary-problem

 security-problem

 unable-to-perform

− “already-forwarded” (最初の 3 要素を含む)のうち一つ(intermediary-problem,

security-problem

又は unable-to-perform)だけが存在してよい。

セグメント名 will-supply-results

セグメントコード WSR

データ要素

なし。このセグメントは,実際のデータ要素ではなく,他のセグメントからなる。

reason-will-supply

,supply-date,retum-to-address 及び location-info を含む。

−この最後の従属セグメントは,繰り返してもよい。


119

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

B.6.3  ASN.1

型から Content Strings への写像  副要素を含まないすべての EDIFACT データ要素及びすべ

ての EDIFACT 副要素は,次の ASN.1 単純型のうちのいずれか一つに対応する。

− ENUMERATED

− INTEGER

− BOOLEAN

− OBJECT

IDENTIFIER

− EDIFACTString

B.6.3.1  EDIFACTString

の符号化  EDIFACTString は,9.で定義されたどの文字も含む。これらの各文字

(? : ’+” @ #  以外)は,JIS X 0201 に従う単一オクテットとして符号化する。各オクテットのビット 8 は

0,

ビット 1 から 7 は,

JIS X 0201

に指定された b1 から b7 の値とする。

文字  “ ? : ’+”  はエスケープ文字  “ ? ”

を前に付ける必要があり,次のように二つのオクテットを使って符号化される。

? 03/15, 03/15

: 03/15, 03/15

’ 03/15, 02/07

+03/15, 02/11

B.6.3.2  INTEGER

及び ENUMERATED の符号化  INTEGER 又は ENUMERATED は,JIS X 0201 の文字

“0”

から “9” を使用した数字列として符号化する。各文字は,JIS X 0201 で指定される符号化の規則に従

い,単一のオクテットとして符号化する。各オクテットのビット 8 は 0,ビット 1 から 7 は,JIS X 0201

に指定された b1 から b7 の値とする。したがって,文字“0”  から “9” は,03/00 から 03/09 として符号化

される。先頭のゼロはすべて無視される。

B.6.3.3  BOOLEAN

の符号化  BOOLEAN は,JIS X 0201 文字 “0” と “1” を使用して符号化する。ブール

演算の値 FALSE は “0” として符号化する。TRUE は “1” とする。各値は,単一のオクテットとして符号

化する。FALSE はビット列 03/00 に対応し,TRUE はビット列 03/01 に対応する。

B.6.3.4

オブジェクト識別子の符号化  オブジェクト識別子は,整数の順序付けられたリストとなる。この

リストを,B.6.3.2 の規則を使って整数の符号化を行い,各々を EDIFACTString “  ”  (空白)の符号化し

たものによって分ける。最初の二つの副識別子は,JIS X 5604 で指定するように一つの整数に圧縮はしな

いことに注意せよ。


120

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

附属書 C(規定)  この規格に割り当てられる 

オブジェクト識別子及び登録要件

C.1

この規格で割り当てるオブジェクト識別子  この規格は,次のオブジェクト識別子値を,IEC/ISO 

9834-1

で規定される手続きに従って割り当てる。

C.1.1

この規格の識別子:  ISO 10161

C.1.2  ASN.1

モジュール,9.1.1 に含まれる,ILL APDU の定義  ISO standard 10161-1 abstract-syntax(2)ILL

−APDUs(1)

C.1.3

附属書 で定義される ILL APDU  ISO 10161-1 transfer-syntax(3)EDIFACT-encoding(1)

備考 ASN.1 基本符号化規則  (JIS X 5604)  の適用の結果,ILL APDU の転送構文にはオブジェクト識

別子を割り当てない。

プレゼンテーションコンテキスト折衝 (Presentation Context negotiation) のため,この構文は一組のオブ

ジェクト識別子,抽象構文及び基本符号化規則で識別される。

−    {iso standard 10161-1 abstract-syntax(2)ILL-APDUs(1)}

−  {joint-iso-ccitt

asn1(1)basic-encoding(1)}

C.2

登録要件  この規格は,ISO/IEC 9834-1 及び ISO/IEC 9834-2 で規定された次の登録要件をもつ。

a) Application-contexts

ISO/IEC 9834-1 及び ISO/IEC 9834-2 参照)

b) Application-entity-titles

ISO/IEC 9834-1 及び ISO/IEC 9834-2 参照)

c) System-titles

ISO/IEC 9834-1 及び ISO/IEC 9834-2 参照)

このほかに,外部データ型の登録のための要件が存在してもよい(

附属書 参照)。


121

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

附属書 D(規定)  ILL 拡張データ型定義の登録手続き

D.1  ILL

拡張データ型の登録の必要性  ILL プロトコル抽象構文は,拡張として定義される次の型を含む。

−  受付機関固有サービス (responder-specific-service) (ILL-REQUEST 中)

−  受付機関固有結果 (responder-specific-results) (ILL-ANSWER 中)

−  全国書誌番号 (national-bibliography-no) (Item-ID の構成要素)

−  システム番号 (system-no) (Item-ID の構成要素)

−  資料の補足的記述 (supplemental-item-description)

これらの拡張型の構造は,この規格では定義しない。これらの型の利用を望む利用者は,これらの

型の認められる構成を,この附属書で定義される手続きに従って登録された抽象構文として ASN.1 で

定義しなければならない。

D.2  ILL

拡張データ型定義の応用の範囲及び分野  ILL 拡張データ型定義は,この規格で定義される ILL

プロトコルの利用に適用される。

ISOTC46/SC 4 WG 4

を,ILL 拡張データ型及び ILL 拡張データ型定義の定義に責任をもつ ISO 内のグル

ープとする。

D.3

ILL

拡張データ型参照の型  拡張型の構成は,JIS X 5603 の 32.に記述されている。拡張情報識別の

直接参照スタイルが使用されることが望ましい。拡張型は ASN.1 オブジェクト識別子を使用して一意に識

別できる。

“登録機関構造化名称”として ISO/IEC 9834-1 で規定されているようにオブジェクト識別子の整数型を

使用しなければならない。

D.4  ILL

拡張データ型定義のための登録エントリの最小構成  ILL 拡張データ型定義の登録中のエントリ

は,少なくとも次を含まなければならない。

a)

ISO/IEC 9834-1

の 5.におけるオブジェクト識別子の整数型での拡張データ型の登録された参照

b)

定義の作成及び維持に責任をもつ団体・機関の名前

c)

申込日及び登録日

d)  ISO/IEC 8824

の 32.4 に従った,拡張データ型のための正式な ASN.1 抽象構文定義

各データ型の ASN.1 定義に加えて,EDIFACT 符号化に対応しているならば,それに対応する写像

も提供する。

D.5

登録エントリ提案の様式  附属書 は,ILL 拡張データ型定義エントリの例を含む。

D.6  ISO/IEC 9834-1

でとられる処置  オブジェクト識別子の整数型の登録機関構造化名称の作成手続きを

ISO/IEC 9834-1 の 5.

,ILL 拡張データ型定義名の作成に適用する。

規定内での登録は,ISO/IEC 9834-1 の 5.5 に従い行われる。

各国で登録局となる機関による登録は,ISO/IEC 9834-1 : 1993 の 5.7 に従い行われる。


122

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

D.7  ILL

拡張データ型定義の登録完了の手続き

D.7.1

提案エントリの可否の決定方法  ISO 10161 の登録機関でもある The Interlibrary Loan Application

Standards Maintenance Agency

は,ILL 拡張データ型定義の登録及び委任の解決に責任をもつ。登録の手続

きは,

維持機関及び登録機関のホームページ URL : http : //www. nlc-bnc. ca/iso/ill で行うことが可能である。

D.7.2

エントリの改訂  ILL 拡張データ型の抽象構文は,拡張できるが登録されたデータ型定義の既存の

要素は改訂できない。

ILL

拡張データ型定義に割り当てられたオブジェクト識別子は,他の登録のオブジェクトに再利用でき

ない。

D.8  ILL

拡張データ型定義の公開に関する要件  The Interlibrary Loan Application Standards Maintenance

Agency

は,ILL 拡張データ型定義の発行に責任をもつ。


123

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

附属書 E(参考)  ILL 拡張データ型定義の登録エントリの例

ILL

拡張データ型定義の登録エントリの例を,次に示す。

REGISTERED ENTRY NAME : iso(1)canada(302)ill(9)responder-specific-services(1)nlc-services(1)

SPONSORING AUTHORITY : National Library of Canada

DATE OF SUBMISSION : 890717

DATE OF REGISTRATION : 890724

ABSTRACT SYNTAX DEFINITION :

EXTERNAL::

=  [UNIVERSAL 8] IMPLICIT SEQUENCE{

direct-reference OBJECT IDENTIFIER,

−  value is that specified above

encoding CHOICE{

single

−ASN1-type [0] ANY DEFINED BY NLC-Responder-Specific-Services

}

}

NLC-Responder-Specific-Services::

=ENUMERATED{

Urgent Action

(1),

Delivery by Facsimile    (2),

Abstract Acceptable

(3)

}


124

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

附属書 F(参考)  支援サービスの利用

この規格で規定する ILL 応用サービス要素 (ILL ASE) に関しては,下位の層が“送信 APDU”

“受信

APDU

”という抽象サービスの用語で定義されている。この方法は,同位間プロトコル規則を,支援サー

ビスへの写像と結び付いた規則から切り離し,

異なったモードでのプロトコル運用を行わせるものである。

ILL

プロトコルの実際の運用のためには,希望する運用モードに従った特定の支援サービスへのプロト

コルの写像を明確にすることが必要である。この写像は,この規格の本体で規定するプロトコル規則を完

成させるために,付加的な処理及び状態情報の定義を要求することとなる。そのような写像の仕様は,応

用コンテキスト定義で提供されることが期待されている。

この ILL プロトコルに対応することが可能な二つの型の通信サービスが存在する。

a)

蓄積交換型メッセージハンドリングシステム (MHS),JIS X 5804 で定義されている。

b)  JIS X 5601

に定義された P-DATA サービスを使用する直接サービス。このサービスは,ACSE,JIS X 

5701

及び場合によってはその他の ASE と組合せで確立された応用アソシエーションの上にある。

図 F.1  蓄積交換型写像の ILL プロトコル

F.1

蓄積交換型写像  蓄積交換環境では,ILL ASE は図 F.1 示すメッセージ通信処理システムと相互に作

用する。この環境では,ILL プロトコルの支援に二つの方法がある。

a) ILL

プロトコルは,X.400 の Interpersonal Messaging メッセージ利用者エージェントに置き換わる利用

者エージェントの新しいクラスによって支援されている。言い換えれば,ILL UA は IPM UA に置き換

わる。各 ILL APDU は,JIS X 5804 で指定された,Message Transfer System (MTS)  の MessageSubmission,

MessageDelivery

及び ReportDelivery の運用を使用して転送される。

b) ILL

APDU

は,Interpersonal Messaging メッセージの本体として運ばれる。言い換えれば,項目 a)の方

法のように直接 MTS ではなく IPM サービスを利用する ILL ASE とともに IPM UA が維持する。

いずれの方法も,

ILL ASE

は,

あて先情報を含む MHS に対してすべての必要なパラメタを提供する。

これは ILL システム間の相互作用のメッセージ配送サービスモードを提供する。複数遠隔システムの

複数 ILL トランザクションに関連する ILL APDU の転送は,個々の ILL トランザクションのための連

続した規則と矛盾しない,様々な方法で割り込みをかけることになる。

そのような蓄積交換メッセージサービスに ILL プロトコルを当てはめる仕様は,メッセージ発信問

題,又は非配送レポートを扱うための手続きを含むことになる。


125

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

F.2

接続モード写像  接続モード環境では,図 F.2 に示すように,ILL ASE は,ILL トランザクションにか

かわる遠隔の ILL システムに必要なように応用アソシエーションを確立する。ILL ASE は,ROSE,FTAM,

SR

などの他の ASE と組み合わせて,直接 ILL APDU を転送するために,直接 JIS X 5601 で定義された

P-DATA

サービスを使用する。これは,ILL システム間の相互作用の直接モードを提供する。単一の応用

アソシエーションが,別々の ILL トランザクションに関連した一連の ILL APDU を送信するのに使用され

ることもある。単一のシステムが,複数の遠隔システムとともに複数の応用アソシエーションにかかわる

こともある。

なぜならば,ILL ASE の実行の生存期間は長期に違いなく(日,週,年単位さえも)

,一連の応用アソシ

エーションとプレゼンテーションコネクション (presentation connections) は,与えられた ILL ASE に支援

されて,確定し,リリースされる傾向があるからである。

ILL

プロトコルからのこの環境への写像は,アソシエーション確立,リリース,APDU バッチ処理及び

通信失敗の処理の手続きを明らかにする。

図 F.2  ILL プロトコルの接続モード写像


126

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

附属書 G(参考)  拡張資料配送サービスの起動

電子文書の ILL 要求は,通常,電子資料の配送サービスの実行を要請する。

OSI

プロトコル及び非 OSI プロトコルに基づいて,ILL 要求中で提案される可能性のある配送サービス

は多い。それらは次を含むが,限定されているわけではない。

−  CCITT X.400 IPM (Interpersonal Messaging)  :

IPM

は,IPM メッセージ内容への包含のために各種符号化された情報型(

例  IA5 テキスト)の包

含を許す。

−  ISO 8571-1 又は FTAM など(File Transfer Access & Management)

FTAM

は,複合電子部文書を含むあらゆる型の情報を配信することができる。

− CCITT の T.4T.5 及び T.30 公衆交換電話ネットワーク上の G3,G4 ファクシミリ

−  Internet RFC 959 File Transfer Protocol (FTP)  :

FTP

は,電子文書を JIS X 201 のラテン文字集合又はバイナリ形式で配信することができる

−  Internet RFC 821/822 Simple Mail Transfer Protocol (SMTP)  :

SMTP

はメッセージとともに符号化文字 (7bit ASCII) の電子文書を配信することができる

−  Internet RFC 1341 Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME)  :

MIME

は,SMTP メールメッセージが,ワードプロセッサー文書,画像,音声,映像などの電子文

書を複合させて配信することを可能にする。

人間の操作者の介入のあるなしにかかわらず,使用される特定の配送サービスに従って,要求され

た文書の配送に幾つかの選択肢がある。

ILL

プロトコルが X.400 IPM で運ばれるなら,文書そのものは同じ IPM の一つ以上の本体部を占め

て,ILL SHIPPED APDU が IPM の本体部を占める。IPM の各本体部のパートは,別々に符号化(例え

ば,テキスト,図,音声,G-4 ファクシミリ,暗号化)される。

一方,要求された文書の配信に,X.400 IPM サービスや FTP の FTAM のような大量データ転送サー

ビスの個々の起動が使用されることもある。そのような非同期の配信は,文書が,それを満足させる

ILL

トランザクションと明確に関係することを要求する。

各電子資料の配送は,配信する大量利用者情報の構造と符号化の処理に一意の方法をもっている。

FTAM Document Types

,X.400 IPM Body-Part Types などの仕様又は登録は,OSI 大量配信が扱う利用者

データのこの方式を反映している。

ILL

プロトコルは,これらの大量データ型への参照を伝えるために適切なパラメタを提供する。

これらのサービスのいずれかが(自動的又は人的介入で)本当に起動できるかどうかは,依頼機関

及び受付機関が,それぞれのシステムで一致するプロトコルを実装しているかどうかに依存する。完

全に自動化された環境では,ILL 依頼を満たす経過において,いつどうやってそのようなサービスが

起動されるかについての正確な詳細は,適切な ASO (Application Service Object) の仕様による。ASO

の制御機能は,的確に定義すれば,プロトコルと配送サービスの写像との結合が可能となる。

この種の一つ以上の ASO は,一貫した実装と,ILL 文書配送応用の相互運用性とを推進する。しか

し,ASO の仕様は,この ILL 標準では規定しない。


127

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

附属書 H(参考)  維持機関及び登録機関の任命

カナダ国立図書館を ISO 10161 の維持機関及び登録機関とする。質問は,次に送付することが望ましい。

The Interlibrary Loan Application Standards Maintenance Agency

Information Analysis and Standards Division

Information Technology Service

National Library of Canada

Ottawa, Ontario

K1A 0N4 Canada

電話番号:+1-819-004-6969

FAX

番号:+1-819-994-6835

維持機関及び登録機関が作成した ISO 10161 のホームページは,次にある。

< URL : http: //www. nlc-bnc. ca/iso/ill/>


128

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

附属書 I(参考)  参考規格

[1]  ISO 8459-1 : 1988, Documentation

−Bibliographic data element directory−Part 1:Interloan applications.

[2]  ISO/TR 8509 : 1987, Information processing systems

−Open Systems Interconnection−Service Conventions.

[3]  ISO 8571-1 : 1988, Information processing systems

−Open Systems Interconnection−File Transfer,    Access

and Management

−Part 1:General introduction.

備考  JIS X 5721 : 1991  [開放型システム間相互接続−ファイルの転送,アクセス及び管理 (FTAM)

−第 1 部  通則]がこの規格と一致している。

[4]  ISO 8649

:1988, Information processing systems−Open Systems Interconnection−Service definition for the

Association Control Service Element.

備考  JIS X 5701 : 1991 [開放型システム間相互接続−アソシエーション制御サービス要素のサービ

ス定義]がこの規格と一致している。

[5]  ISO 8650 : 1988, Information processing systems

−Open Systems Interconnection−Protocol specification for

the Association Control Service Element.

備考  JIS X 5702 : 1991 [開放型システム間相互接続−アソシエーション制御サービス要素のプロト

コル仕様]がこの規格と一致している。

[6]  ISO/IEC 9545 : 1994, Information technology

−Open Systems Interconnection−Application Layer Structure.

備考  JIS X 5720 : 1995  [開放型システム間相互接続−応用層構造}がこの規格と一致している。

[7]  ISO 10163-1 : 1993, Information and documentation

−Open Systems Interconnection−Search and Retrieve

Application Protocol Specification

−Part 1:Protocol specification.

[8]  ISO 23950 : 1998, Information and documentation

−Information retrieval (Z29.50) −Application service

definition and protocol specification.

備考  JIS X 0806 : 1999  [情報検索 (Z39.50) 応用サービス定義及びプロトコル仕様]がこの規格と

一致している。


129

  (ISO 10161-1 : 1997/Amd.1 : 1998/Amd.2 : 1999)

データベース表記・表現専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

菅  野  育  子

愛知淑徳大学文学部図書館情報学科

(委員)

相  原  雪  乃

国立情報学研究所国際・研究協力部

糸  賀  雅  児

慶應義塾大学文学部

長  田  孝  治

株式会社日本総合技術研究所情報システム部

加  藤  信  哉

名古屋大学付属図書館情報管理課

鎌  倉  治  子

国立国会図書館総務部

神  門  典  子

国立情報学研究所人間・社会情報研究系

菊  池  亮  一

明治大学情報システム事務部

岸  田  和  明

駿河台大学文化情報学部

倉  田  敬  子

慶應義塾大学文学部

小  山      修

科学技術振興事業団文献情報部

鈴  木  正  紀

文教大学湘南図書館

田  村  貴代子

財団法人市川房枝記念会

徳  原  直  子

国立国会図書館逐次刊行物部

長谷川  豊  祐

鶴見大学図書館

長谷川      均

株式会社ジー・サーチデータベース営業統括部

八  田      勲

経済産業省産業技術環境局標準課

原  井  直  子

国立国会図書館図書部

本  田      博

早稲田大学戸山図書館

三  浦  敬  子

図書館情報大学大学院

宮  澤      彰

国立情報学研究所実証研究センター

森      宗  正

規格調整専門委員

門  條      司

社団法人日本化学会学術情報部

安  江  明  夫

国立国会図書館逐次刊行物部

渡  辺  信  一

教育出版株式会社教育産業局

(オブザーバ)

松  田  財  秀

経済産業省産業技術環境局標準課

(事務局)

内  藤  昌  幸

財団法人日本規格協会情報技術標準化研究センター

データベース表記・表現専門委員会 WG1  構成表

氏名

所属

(主査)

神  門  典  子

国立情報学研究所人間・社会情報研究系

(エディタ)

相  原  雪  乃

国立情報学研究所国際・研究協力部

(委員)

長  田  孝  治

株式会社日本総合技術研究所情報システム部

田  村  貴代子

財団法人市川房枝記念会

長谷川      均

株式会社ジー・サーチデータベース営業統括部

宮  澤      彰

国立情報学研究所実証研究センター

森      宗  正

規格調整専門委員

(オブザーバ)

松  田  財  秀

経済産業省産業技術環境局標準課

(事務局)

内  藤  昌  幸

財団法人日本規格協会情報技術標準化研究センター