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X 0612

:2015

(1)

目  次

ページ

1

  一般  

1

1.0A

  適用範囲  

1

1.1

  構成  

1

1.2

  適合性  

2

1.3

  参照  

3

2

  基本制約及び基本要件  

6

2.1

  第 部  一般  

7

2.2

  第 部  ボリューム構造  

12

2.3

  第 部  ファイルシステム  

24

2.4

  第 部  レコード構造  

33

3

  システム依存要件  

33

3.1

  第 部  一般  

33

3.2

  第 部  ボリューム構造  

34

3.3

  第 部  ファイルシステム  

34

4

  利用者インタフェース要件  

51

4.1

  第 部  ボリューム構造  

51

4.2

  第 部  ファイルシステム  

51

5

  参考情報 

57

5.1

  記述子長  

57

5.2

  処理システム用領域の使用  

58

5.3

  起動記述子  

58

6

  関連する規定  

58

6.1

  UDF 実体識別記述子  

58

6.2

  UDF 実体識別子値  

58

6.3

  オペレーティングシステム識別子  

59

6.4

  OSTA 圧縮 Unicode の圧縮アルゴリズム  

60

6.5

  CRC 計算  

62

6.6

  方策種別 4 096 のアルゴリズム  

65

6.7

  識別子翻訳アルゴリズム  

65

6.8

  拡張属性チェックサムアルゴリズム(Extended Attribute Checksum Algorithm  

75

6.9

  DVD-ROM に関する要件  

75

6.10

  CD 媒体に関する勧告  

78

6.11

  UDF 媒体フォーマット改正履歴  

83

6.12

  開発者登録フォーム  

84

附属書 JA(参考)商標又は登録商標  

85


X 0612

:2015

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般財団法人光産業技術振興協会(OITDA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,OSTA(Optical Storage Technology Association)による団体規

格 Universal Disk Format Specification Revision 1.50:1997 を基に作成した工業標準原案を具して日本工業規

格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規

格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 X

0612

:2015

ユニバーサルディスクフォーマット(UDF)1.50

Universal Disk Format (UDF) 1.50

一般 

1.0A 

適用範囲 

この規格は,JIS X 0607 規格類(JIS X 0607:2001,ISO/IEC 13346-2ISO/IEC 13346-3ISO/IEC 13346-4

及び ISO/IEC 13346-5)の部分集合として,UDF 1.50 を規定する。データ交換を最大限にすること,並び

に JIS X 0607 規格類を実施するためのコスト及び複雑さを最小限にすることを,その主な目的とする。

注記 1  この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応団体規格にはない事項である。

注記 2  この規格では,JIS X 0607 規格類に含まれる JIS X 0607:2001 を第 部,ISO/IEC 13346-2 

第 部,ISO/IEC 13346-3 を第 部,ISO/IEC 13346-4 を第 部,ISO/IEC 13346-5 を第 

と呼ぶ。

この目的を達成するために,範囲を定義する。範囲は,JIS X 0607 規格類の使用上の規則及び制約を定

義する。ここで定義する範囲を,UDF の適合範囲(UDF Compliant domain)とする。

この規格は,JIS X 0607 規格類の構造 X が与えられたとき,その構造 X の各欄について,指定されたオ

ペレーティングシステム(OS)に関する次の課題を解決する。

a)

その欄を読み出す OS が,その欄中のデータを利用可能である場合,その OS の何に対して,その欄

は対応しなければならないか。

b)

その欄を読み出す OS が,その欄中のデータを制限付きで利用可能である場合,その OS において,

その欄をどのように解釈しなければならないか。

c)

その欄を読み出す OS が,その欄中のデータを利用可能でない場合,その OS において,その欄をど

のように解釈しなければならないか。

d)

その欄を書き込む OS が,その欄中のデータを利用可能である場合,その OS における何を,その欄

へ対応させなければならないか。

e)

その欄を書き込む OS が,その欄中のデータを利用可能でない場合,その OS において,その欄をど

のように解釈しなければならないか。

JIS X 0607

規格類の構造の幾つかに関しては,これらの課題への回答は自明なため,その構造は,ここ

には含めない。

JIS X 0607

規格類を明確にするための補足として,各構造に関する付加情報を提供することがある。

この規格は,JIS X 0607 規格類を実装する作業をより容易にする。

注記 3  この規格では,附属書 JA に示す商標又は登録商標を使用しているが,商標を示す記号™又は

登録商標を示す記号®は表記していない。

1.1 

構成 

この規格は,JIS X 0607 規格類が規定する構造の扱いについての情報を与える。


2

X 0612

:2015

この規格は,次に示す四つの基本的な箇条から成る。

箇条 2

基本制約及び基本要件:OS に依存しない制約及び要件を定義。

箇条 3

システム依存要件:OS に依存する制約及び要件を定義。

箇条 4

利用者インタフェース要件:利用者インタフェースに関連する制約及び要件を定義。

箇条 6

関連する規定:追加の有用な情報。

注記  箇条 2∼箇条 内の細分箇条の題名(例  “2.1  第 部  一般”)に含まれる“第 部”(n = 1

∼5)の表記は,それぞれ JIS X 0607 規格類の

第 部の規定内容への対応を示す。

この規格は,JIS X 0607 規格類で定義する構造の扱いに関する情報を提供し,次に示す分野を網羅して

いる。

a)

媒体から読み出す場合の構造及び欄の解釈:これを“意味”として示す。

b)

媒体に書き込む場合の構造及び欄の内容:これを“設定値”として示す。特記しない限り,書込みは,

媒体中に新しい構造を作成することだけを意味する。

媒体中に存在する構造の更新に適用する場合は,

その旨を特記する。

各構造の欄がまず示され,次いで前述の分類に関して各欄の記述がある。各欄の記述情報で補足する。

欄に関する意味が明白な場合には,構造の 1 個以上の欄を,記述しない場合がある。

用語遣い:この規格では,“(し)なければならない(shall)”は必須の行為又は要件を示し,“してもよい

(may)

”は任意選択の行為又は要件を示し,

“であることが望ましい(should)

”は推奨するが任意選択で

ある行為又は要件を示す。

欄及び/又は構造に関連する特別な注釈には,

特記事項”を前置きし,一般的な注釈には,“注記”を

前置きして示す。

1.2 

適合性 

この規格に適合するためには,JIS X 0607 規格類の

第 部,第 部,第 部及び第 部への適合性が必

要である。この規格は,JIS X 0607 規格類の

第 部への適合性については規定しない。

ある処理システムがこの規格への適合性を主張するためには,その処理システムは,この規格で規定す

る全ての必須の要件を満たさなければならない。

適合性に関して幾つかの要点を,次に確認する。

a)

複数ボリュームの利用の任意選択性:処理システムは,単一ボリュームだけを利用可能にして,適合

性を主張できる。

b)

複数区画の利用の任意選択性:処理システムは,この規格で定義する単一ボリューム中の特別な複数

区画を利用可能にすることなく,適合性を主張できる。

c)

利用可能な媒体:処理システムは,一つの種別の媒体についての適合性を主張できるし,二つ以上の

種別の媒体の組合せに対しても適合性を主張できる。

d)

ファイル名の翻訳:処理システムは,OS の制約に適合するために,ファイル名を翻訳する必要があ

る場合,必ずこの規格で定義するアルゴリズムを使用しなければならない。

e)

拡張属性:全ての適合処理システムでは,媒体中に存在する既存の拡張属性を保存しなければならな

い。処理システムは,利用可能な OS に関する拡張属性の作成及び保守をしなければならない。参考

として,例えば,Macintosh の処理システムは,媒体中に存在する OS/2 の拡張属性を保存しなければ

ならない。Macintosh の処理システムは,この規格が規定する全ての Macintosh 拡張属性の作成及び保

守をしなければならない。


3

X 0612

:2015

1.3 

参照 

1.3.1 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

)は適用しない。

JIS X 0221:2007

  国際符号化文字集合(UCS)

注記  JIS X 0221:2007 は,ISO/IEC 10646:2003,Information technology−Universal Multiple-Octet

Coded Character Set (UCS)

に一致している。

JIS X 0606:1998

  情報交換用 CD-ROM のボリューム構造及びファイル構造

注記  JIS X 0606:1998 は,ISO 9660:1988,Information processing−Volume and file structure of

CD-ROM for information interchange

及び ISO 9660:1988/Amd.1:2013 に一致している。

JIS X 6281:2012

  120 mm 再生専用形光ディスク(CD-ROM)

注記 1

JIS X 6281:2012

は,ISO/IEC 10149:1995,Information technology−Data interchange on

read-only 120 mm optical data disks (CD-ROM)

に一致している。

注記 2

Yellow Book:Compact Disc Read Only Memory System Description

が,JIS X 6281:2012 に対応

している。

JIS X 6282:2012

  情報交換用 120 mm 追記形光ディスク(CD-R)

注記  Orange Book, Recordable Compact Disc Systems, part-II が,JIS X 6282:2012 に一致している。

JIS X 6283:2012

  情報交換用 120 mm リライタブル光ディスク(CD-RW)

注記  Orange Book, Recordable Compact Disc Systems, part-III が,JIS X 6283:2012 に一致している。

IEC 908:1987

,Compact disc digital audio system

注記  IEC 908:1987 は,既に改正されて,IEC 60908:1999 として発行されている。

ISO/IEC 13346-1:1995

及び ISO/IEC 13346-2-5:1999,Information technology−Volume and file structure

of write-once and rewritable media using non-sequential recording for information interchange

−Part 1-5

注記 1

ECMA 167 3rd Edition, Volume and file structure of write-once and rewritable media using

non-sequential recording for information interchange

は,

ISO/IEC 13346-1

-5 に一致している。

注記 2

対応日本工業規格:JIS X 0607:2001  非逐次記録を用いる追記形及び書換形の情報交換用

媒体のボリューム及びファイルの構造(全体評価:MOD)

注記 3

この規格(JIS X 0612)において,[]でくくられた参照は,JIS X 0607 規格類を[x/a.b.c]の

様式で参照し,ここで,は部番号,a.b.c は細分箇条番号又は図番号とする。

1.3.2 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

1.3.2.1

オーディオセション(Audio session)

一つ以上のオーディオトラックを含み,データトラックを含まないセション。

1.3.2.2

オーディオトラック(Audio track)

IEC 908

が規定するオーディオセクタを含むように設計されたトラック。

1.3.2.3

CD-R

(CD-Recordable)

追記形 CD。JIS X 6282 が規定する追記形コンパクトディスク。


4

X 0612

:2015

1.3.2.4

CD-RW

(CD-Rewritable)

書換形 CD。JIS X 6283 が規定するリライタブルコンパクトディスク。

1.3.2.5

クリーンファイルシステム(Clean File System)

この規格に適合する媒体のファイルシステム。

1.3.2.6

データトラック(Data track)

JIS X 6281

が規定するデータセクタを含む設計がなされたトラック。

1.3.2.7

ダーティファイルシステム(Dirty File System)

クリーンファイルシステムではないファイルシステム。

1.3.2.8

固定パケット(Fixed Packet)

与えられたトラックに含まれるパケット全てが,トラック記述子ブロックに指定された長さをもつ,イ

ンクリメンタル記録方式。CD ドライブに提示される番地は,JIS X 6282 及び JIS X 6283 が規定する,番

地付け方式の方式 2 に従って翻訳される。

1.3.2.9

ICB

(Information Control Block)

JIS X 0607

規格類における制御ブロック。

1.3.2.10

論理ブロック番地(Logical Block Address)

JIS X 0607

で定義された,区画の開始位置からの相対的な番地。

1.3.2.11

媒体ブロック番地(Media Block Address)

装置によって実行される全てのマッピングの前の媒体に書かれたままのセクタの番地。

1.3.2.12

パケット(Packet)

連続する整数個のセクタ[1/5.9]からなる記録可能単位。利用者データセクタから構成される。

1.3.2.13

パケットサイズ(Packet Size)

パケットの利用者データセクタ数。

1.3.2.14

物理番地(Physical Address)

装置インタフェース上で,媒体をアクセスするときに用いられる番地。

1.3.2.15

ランダムアクセスファイルシステム(Random Access File System)

任意の位置に書込みができる媒体のためのファイルシステム。追記形又は書換形のいずれか。

1.3.2.16

逐次ファイルシステム(Sequential File System)


5

X 0612

:2015

逐次に書き込まれる媒体(例えば,CD-R)のためのファイルシステム。

1.3.2.17

セション(Session)

トラックの列(トラックは 1 個でもよい。

)であって,各トラック番号が連続した昇順を形成しているも

の。例えば CD の場合,ボリューム中のトラックは,JIS X 6282 の規定どおりに,一つ以上のセションに

編成しなければならない。

1.3.2.18

トラック(Track)

セクタの列であって,各セクタ番号が連続した昇順を形成しているもの。ボリューム中のセクタは,一

つ以上のトラックに編成されなければならない。一つのセクタが複数のトラックに属してはならない。

特記事項  トラック間に間隙がある場合もある。すなわち,トラックの最後のセクタが,次のトラッ

クの最初のセクタと隣接している必要はない。

1.3.2.19

UDF

(Universal Disk Format)

ユニバーサルディスクフォーマット。

1.3.2.20

可変パケット(Variable Packet)

与えられたトラックにおける各パケットが,ホストが決定した長さをもつインクリメンタル記録方式。

CD

ドライブに提示される番地は,JIS X 6282 及び JIS X 6283 における,方式 1 の番地付けで規定すると

おりとする。

1.3.2.21

VAT ICB

(Virtual Allocation Table ICB)

VAT

を含むファイルを記述する,ファイルエントリ ICB。

1.3.2.22

仮想番地(Virtual Address)

仮想割付け表エントリによって記述する番地。

1.3.2.23

仮想割付け表,VAT(Virtual Allocation Table, VAT)

仮想割付け表(VAT)は,それぞれの仮想番地に論理ブロック番地を提供する。仮想割付け表は,逐次

追記形の媒体で用いられる。

1.3.3 

用語遣い 

1.3.3.1

してもよい(May)

任意選択の行為又は機能を示す。

1.3.3.2

任意選択の(Optional)

実装しても,しなくてもよい機能を示す。実装する場合,その機能は規定どおりに実装しなければなら

ない。

1.3.3.3

(し)なければならない(Shall)


6

X 0612

:2015

必須であって,この規格に適合していることを主張するために実装しなければならない行為又は機能を

示す。

1.3.3.4

望ましい(Should)

任意選択ではあるが,その実装が強く推奨される行為又は機能を示す。

1.3.3.5

予約(Reserved)

将来の使用のために確保されている。予約欄は,将来の使用のために確保された欄であり,0 に設定し

なければならない。予約値は,将来の使用のために確保された値であり,使用してはならない。

注記 1  JIS X 0607JIS X 0609JIS X 0610 及び JIS X 0611 では予備と訳している。

注記 2  Reserve Volume Descriptor Sequence の訳語は,予備ボリューム記述子列とする(JIS X 0607 

8.4.2.2

を参照。

基本制約及び基本要件 

表 は,この規格が定義する基本制約及び基本要件の幾つかを要約している。これらの制約及び要件は,

追加の制約及び要件とともに,この規格の 2.1 以降で詳細に規定する。

表 1−基本制約及び基本要件 

項目 

制約及び要件 

論理セクタ長

特定のボリュームに関する論理セクタ長は,この特定のボリュームの物理セクタ長と
同じとしなければならない。

論理ブロック長

論理ボリュームに関する論理ブロック長は,この特定の論理ボリュームが存在するボ

リューム又はボリューム集合の論理セクタ長に設定しなければならない。

ボリューム集合

同一ボリューム集合中の全ての媒体は,同じ物理セクタ長をもたなければならない。

書換形又は上書き可能形の媒体と追記形の媒体とが,同一ボリューム集合に混在して

はならない。

ボ リ ュ ー ム 空 間 の 最 初 の

32K

バイト

ボリューム空間の最初の 32 768 バイトは,JIS X 0607 規格類の構造の記録に使用して
はならない。この領域は,未割付け空間記述子又は他のいかなる JIS X 0607 規格類の

記述子も参照してはならない。この領域は,元のオペレーティングシステム(OS)

での自由使用に任されている。

ボリューム認識列

JIS X 0607

規格類の

第 部の規定に従ってボリューム認識列を記録しなければならな

い。

日時表示

全ての日時表示は,現地時で記録しなければならない。時間帯は,時間帯の概念をサ
ポートする OS に従って記録しなければならない。

実体識別子

実体識別子は,この規格に従って記録しなければならない。この規格で特記しない限
り,実体識別子は,処理システムを一意に識別する値を含まなければならない。

記述子 CRC CRC は,空間ビットマップ記述子を除く全ての記述子に関して,利用可能で,計算さ

れなければならない。

ファイル名の長さ

最大 255 バイトとする。

パス長

最大 1 023 バイトとする。

エクステント長

最大エクステント長は,2

30

−論理ブロック長でなければならない。

基本ボリューム記述子

ボリュームごとにただ一つの最新の基本ボリューム記述子を記録しなければならな
い。

開始ボリューム記述子ポイ
ンタ

ボリュームの最大セクタ番号を とするとき,256,(N−256),及び の三つの位置
のうち,最低 2 か所に記録しなければならない。


7

X 0612

:2015

表 1−基本制約及び基本要件(続き) 

項目 

制約及び要件 

区画記述子

再生専用形,書換形,上書き可能形及び追記形の区画アクセス種別を利用可能としな

ければならない。次に示す一つの例外を除き,ボリュームごとにただ一つの最新の区
画記述子を記録しなければならない。単一ボリュームで構成するボリューム集合にお

いて,一つの区画が再生専用のアクセス種別をもち,他区画が書換形又は上書き可能

形のアクセス種別をもつ場合だけ,ボリュームは二つの最新の区画記述子とともに,
重なり合わない二つの区画を含んでもよい。このボリュームの論理ボリュームは,両

方の区画の内容で構成する。

論理ボリューム記述子

ボリューム集合ごとにただ一つの最新のボリューム記述子を記録する。

論理ボリューム識別子欄は,空にしてはならず,論理ボリュームの識別のための識別
子を含むことが望ましい。特に,この規格に適合するボリュームを作成するソフトウ

ェアは,この欄に固定の値又は無意味な値を設定してはならない。同一であることを

意図する複製ディスクは,この欄が同一の値でもよい。この欄は,ジュークボックス
中に複数の媒体が存在するときの,論理ボリュームの識別のために,特に重要となる。

この名前は,一般的には,利用者に表示されているものである。

論理ボリューム保全記述子

記録しなければならない。

未割付け空間記述子

ボリュームごとに一つだけの最新の未割付け空間記述子を記録する。

ファイル集合記述子

書換形又は上書き可能形の媒体中の論理ボリュームごとに,一つだけのファイル集合
記述子を記録する。追記形の媒体においては,この規格で定義する制約に従って複数

のファイル集合記述子を記録してもよい。

ICB

タグ

方策種別 4 又は方策種別 4 096 だけを記録しなければならない。

ファイル識別記述子

一つのファイル識別記述子の全長は,一つの論理ブロックの長さを超えてはならな

い。

ファイルエントリ

一つのファイルエントリの全長は,一つの論理ブロックの長さを超えてはならない。

割付け記述子

短割付け記述子及び長割付け記述子だけを記録できる。

割付けエクステント記述子

割付け記述子から成る一つのエクステントの長さは,一つの論理ブロックの長さを超

えてはならない。

未割付け空間エントリ

一つの未割付け空間エントリの全長は,一つの論理ブロックの長さを超えてはならな

い。

空間ビットマップ記述子 CRC は必要でない。

区画保全エントリ

記録してはならない。

ボリューム記述子列エクス

テント

主ボリューム記述子列エクステント及び予備ボリューム記述子列エクステントの両

方とも,最小長 16 個の論理セクタで構成しなければならない。

レコード構造

JIS X 0607

規格類の

第 部で定義するレコード構造ファイルは,作成してはならない。

2.1 

第 部  一般 

2.1.1 

文字集合 

この規格で定義する構造に関して,UDF で使用する文字集合は,CS0 文字集合である。OSTA CS0 文字

集合は,ここで定義する。

OSTA CS0

は,JIS X 0221 に規定される UCS-2 から#FEFF 及び#FFFE を除いた d 文字から成り,

表 

定義する OSTA 圧縮 Unicode フォーマットで記録される。

注記  表 などに記載されている RBP とは,Relative Byte Position(相対バイト位置)の略である。


8

X 0612

:2015

表 2OSTA 圧縮 Unicode フォーマット(OSTA Compressed Unicode format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 1

圧縮識別子(Compression ID) Uint8

1 ??

圧縮ビット列(Compressed Bit Stream)

バイト

注記 ??は可変長欄を示す。

圧縮識別子(CompressionID)は,圧縮ビット列(CompressedBitStream)欄の圧縮に使用する圧縮アルゴ

リズムを識別する。

表 に示すアルゴリズムが,現在利用できる。

表 3−圧縮アルゴリズム(Compressed Algorithm 

 

意味 

0

∼7

予約

8

圧縮ビット列(CompressedBitStream)中の 1 文字が,8 ビットであることを示す。

9

∼15

予約

16

圧縮ビット列中の 1 文字が,16 ビットであることを示す。

17

∼255

予約

圧縮識別子の値が 8 又は 16 のとき,

その値は,

圧縮ビット列欄で定義する d 文字のビット数を規定する。

圧縮識別子が指定するビット数で圧縮ビット列を区切ったときの各ビット列は,OSTA 圧縮 Unicode の d

文字を表す。符号化される文字のビットは,最上位ビットから最下位ビットまで,圧縮ビット列に加えな

ければならない。符号化される文字のビットは,符号化先の着目しているバイトの最上位ビットの位置か

ら圧縮ビット列に加えていかなければならない。

特記事項  この符号化によって,圧縮識別子 16 のアルゴリズムで書き込まれた文字は,ビッグエンデ

ィアンフォーマットで書き込まれる。

Uint16

として解釈される OSTA 圧縮 Unicode の d 文字の値は,Unicode 1.1 の規定の対応する d 文字の値

を定義する。OSTA 圧縮 Unicode については,6.4 に掲げる OSTA 圧縮 Unicode と Unicode 1.1 との間の変換

C

のソースコードの例を参照。

Unicode

のバイト順マーク#FEFF 及び#FFFE は,使用してはならない。

2.1.2 

OSTA CS0 Charspec 

struct charspec{

/* JIS X 0607    1/7.2.1 */

 Uint8

CharacterSetType;

 byte

CharacterSetInfo[63];

}

文字集合の種別(CharacterSetType)欄は,CS0 符号化文字集合を示す値 0 を指定する。

文字集合情報(CharacterSetInfo)欄は,次に示すバイト値を設定し,欄の残りバイトは 0 に設定する。

#4F, #53, #54, #41, #20, #43, #6F, #6D, #70, #72, #65, #73, #73, #65,

#64, #20, #55, #6E, #69, #63, #6F, #64, #65

このバイト値は,次に示す ASCII 列を表す。

OSTA Compressed Unicode

2.1.3 dstring 

この規格と同様に,JIS X 0607 規格類は,通常は相対バイト位置を 0 から定義している。これに反し,

[1/7.2.12]

では,相対位置が 1 からのものとして,dstring を定義している。これは混乱を招くことがあるの


9

X 0612

:2015

で,[1/7.2.12]の規定を相対位置が 0 からのものとして変更したものを次に示す。

7.2.12

固定長文字欄

長さ の dstring は,文字[1/7.2]を記録する バイトの欄である。文字の記録に使用するバイト

の数は,バイト nに Uint8[1/7.1.1]で記録する。ここで,はこの欄の長さである。文字は欄の先

頭バイトから記録し,記録した文字の後からバイト nまでのバイト位置に,全て#00 を設定する

([1/7.2.12]参照)

符号化する d 文字の数が 0 の場合,dstring の長さは 0 としなければならない。

特記事項  長さ 0 の列の場合を除いて,dstring の長さは圧縮識別子(2.1.1 参照)を含む。長さ 0 の列

は,dstring 欄に全て 0 を設定することによって記録されることが望ましい。

2.1.4 

日時表示(Timestamp) 

struct timestamp{

/* JIS X 0607    1/7.3 */

 Uint16

TypeAndTimezone;

 Uint16

Year;

 Uint8

Month;

 Uint8

Day;

 Uint8

Hour;

 Uint8

Minute;

 Uint8

Second;

 Uint8

Centiseconds;

 Uint8

HundredsofMicroseconds;

 Uint8

Microseconds;

}

2.1.4.1 

種別及び時間帯(Uint16 TypeAndTimezone) 

次の記載において,種別(Type)は,この欄の最上位 4 ビットを示し,時間帯(TimeZone)欄は,この

欄の最下位 12 ビットを示す。

a)

種別(Type

1)

意味:この構造の時刻は,現地時として解釈しなければならない。OSTA UDF 適合媒体では,種別

は 1 でなければならない。

2)

設定値:種別は,現地時を示す 1 を設定しなければならない。

b)

時間帯(TimeZone

1)

意味:時間帯欄はこの欄を最後に更新したときの現地の時間帯を指定していると解釈しなければな

らない。この欄が値=−2 047 の場合には,時間帯を指定していない。

2)

設定値:時間帯の概念が利用可能な OS は,協定世界時からの時間帯の差(1 分ごと)を時間帯欄に

指定しなければならない。それ以外は,時間帯欄には,値=−2 047 を設定しなければならない。

特記事項  協定世界時より西の時間帯は,負の時間差をもつ。例えば,米国東部標準時は−300

分であり,米国東部夏時間は−240 分である。

2.1.5 

実体識別子(Entity Identifier) 

struct EntityID {

/* JIS X 0607    1/7.4 */

 Uint8

Flags;

 char

Identifier[23];


10

X 0612

:2015

 char

IdentifierSuffix[8];

}

特記事項 UDF は EntityID を JIS X 0607 で regid と呼ばれている構造体に使用している。

UDF

は,実体識別子を次に示す四つの種別に分類する。各種別は識別子添字欄用の添字種別をもつ。三

つの種別を次に示す。

a)

範囲実体識別子(Domain Entity Identifiers

b) UDF

実体識別子(UDF Entity Identifiers

c)

処理システム実体識別子(Implementation Entity Identifiers

これらの異なる種別に基づいて実体識別子のフォーマット及び使用方法を以下に示す。

2.1.5.1 

フラグ(Uint8 Flags) 

a)

意味:自明。

b)

設定値:0 を設定しなければならない。

2.1.5.2 

識別子(char Identifier) 

この規格では,特記しない限り,この欄には,処理システムを一意に識別する識別子を設定しなければ

ならない。この方法は,異なる処理システム間で交換する媒体中に記録した構造が,どの処理システムに

よるものかの識別を可能にする。

処理システムが,他の処理システムで書き込んだ媒体中に存在する構造を更新する場合,現状の処理シ

ステムは,現状の処理システムを一意に識別する値を識別子欄に設定しなければならない。

表 は,JIS X 0607 規格類及びこの規格で定義する実体識別子欄を要約したものであり,設定しなけれ

ばならない値を示す。

表 4−実体識別子(Entity Identifiers 

記述子(Descriptor 

欄(Field 

識別子値(ID Value 

添字種別(Suffix Type 

基本ボリューム記述子

処理システム識別子

*Developer ID

処理システム識別子添字

処理システム用 
ボリューム記述子

処理システム識別子

*Developer ID

処理システム識別子添字

処理システム用 
ボリューム記述子

処理システム識別子

“*UDF LV Info” UDF 識別子添字

区画記述子

処理システム識別子

*Developer ID

処理システム識別子添字

論理ボリューム記述子

処理システム識別子

*Developer ID

処理システム識別子添字

論理ボリューム記述子

範囲識別子

“*OSTA UDF Compliant”

範囲識別子添字

ファイル集合記述子

範囲識別子

“*OSTA UDF Compliant”

範囲識別子添字

ファイル識別記述子

処理システム識別子

*Developer ID

処理システム識別子添字

(任意選択)

ファイルエントリ

処理システム識別子

*Developer ID

処理システム識別子添字

UDF

拡張属性

処理システム識別子

3.3.4.5

参照 UDF 識別子添字

非 UDF 拡張属性

処理システム識別子

*Developer ID

処理システム識別子添字

装置仕様拡張属性

処理システム用

*Developer ID

処理システム識別子添字

論理ボリューム保全記述子

処理システム識別子

*Developer ID

処理システム識別子添字

区画保全エントリ

処理システム識別子 N/A

N/A

仮想区画マップ

区画種別識別子

“*UDF Virtual Partition”

UDF

識別子添字

予備区画マップ

区画種別識別子

“*UDF Sparable Partition” UDF 識別子添字

仮想割当て表

実体識別子 “*UDF

Virtual

Alloc

Tbl”

UDF

識別子添字

予備表

予備識別子

“*UDF Sparing Table” UDF 識別子添字

注記 N/A は,“規定しない”ことを示す。


11

X 0612

:2015

特記事項  実体識別子欄の値は,バイトの列として解釈し,CS0 で規定する dstring としては解釈しな

い。UDF で容易に使用するために,この欄で使用する値は,ASCII 文字列で指定する。UDF

で定義する実体識別子で使用するバイト列は,6.2 で規定する。

表 の識別子値欄の“*Developer ID”は,現状の処理システムを一意に識別する実体識別子を示す。指

定した値は,新しい記述子を作成するときに使用することが望ましい。規定した値は,指定した実体識別

子欄の有効範囲内で何かを更新する場合には,存在する記述子にも使用することが望ましい。

特記事項  “*Developer ID”のために選択された値は,処理システムに関する社名及び製品名を識別

できるだけの情報を含むことが望ましい。例えば,DataOne という UDF 製品をもつ XYZ

という会社は,Developer ID として“*XYZ DataOne”を選択してもよい。Developer ID の

添字においても,DataOne 製品の現在の版数を記録することを選択してもよい。この情報

は,異なる会社の複数の製品が媒体に記録していた場合,どの処理システムが媒体の一部

に不適切な構造を書き込んだのかを決定するとき,非常に助けになる。

表 の添字種別欄は,相当する実体識別子で使用する添字のフォーマットを定義する。これらの異なる

添字種別は,以下で定義する。

特記事項  この規格で定義する全ての識別子(6.1)は,UDF 識別子として OSTA によって登録されて

いなければならない。

2.1.5.3 

識別子添字(IdentifierSuffix) 

識別子添字(IdentifierSuffix)欄のフォーマットは,識別子の種別に依存する。

この規格で規定する OSTA 範囲実体識別子(6.1)に関しては,識別子添字欄を

表 に示す構成でなけれ

ばならない。

表 5−範囲識別子添字欄フォーマット(Domain IdentifierSuffix field format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

UDF

版数(UDF Revision) Uint16(= #0150)

2 1

範囲フラグ(Domain Flags) Uint8

3 5

予約(Reserved)

バイト(= #00)

UDF

版数(UDFRevision)欄は,この規格の対応団体規格の規定の版数 1.50 を示す値#0150 を設定する。

この欄は,この規格の対応団体規格の規定の改正版に加えられた変更を,処理システムが検出することを

可能にする。OSTA 範囲識別子は,論理ボリューム記述子及びファイル集合記述子だけに使用する。範囲

フラグ(Domain Flags)欄は,

表 に示すビットフラグを定義する。

表 6−範囲フラグ(Domain Flags 

Bit

意味

0

ハード書込み保護(Hard Write-Protect)

1

ソフト書込み保護(Soft Write-Protect)

2

∼7

予約(Reserved)

ソフト書込み保護(SoftWriteProtect)フラグは,利用者が設定可能なフラグであり,このフラグが存在

する記述子の有効範囲で,

ボリューム構造又はファイルシステム構造が書込み保護されていることを示す。

ソフト書込み保護フラグの値が 1 の場合,利用者の書込み保護を示さなければならない。このフラグは,

利用者が設定及び解除してもよい。ハード書込み保護(HardWriteProtect)フラグは,処理システムが設定


12

X 0612

:2015

可能なフラグであり,このフラグが存在する記述子の有効範囲で永久的な書込み保護を示さなければなら

ない。ハード書込み保護フラグの値が 1 の場合,永久的な書込み保護を示さなければならない。このフラ

グは,一度設定した場合解除してはならない。ハード書込み保護フラグは,ソフト書込み保護フラグに優

先する。このフラグは,論理ボリューム記述子及びファイル集合記述子だけで用いられる。論理ボリュー

ム記述子中のフラグは,ファイル集合記述子中のフラグに優先する。

UDF

で定義する実体識別子(6.1)に対しては,識別子添字欄は,

表 に示す構成でなければならない。

表 7UDF 識別子添字(UDF IdentifierSuffix 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

UDF

版数(UDF Revision) Uint16(= #0150)

2 1

オペレーティングシステムクラス(OS Class) Uint8

3 1

オペレーティングシステム識別子(OS Identifier) Uint8

4 4

予約(Reserved)

バイト(= #00)

オペレーティングシステムクラス(OS Class)及びオペレーティングシステム識別子(OS Identifier)欄

の内容は,6.3 に規定する。

UDF

で定義しない実体識別子に対しては,識別子添字欄は,

表 に示す構成でなければならない。

表 8−処理システム識別子添字(Implementation IdentifierSuffix 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 1

オペレーティングシステムクラス(OS Class) Uint8

1 1

オペレーティングシステム識別子(OS Identifier) Uint8

2 6

処理システム用領域(Implementation Use Area)

バイト

注記 OS クラス欄及び OS 識別子欄の,意図した使用及び重要性を理解することが重要になる。これ

らの欄の主な目的は,UDF ボリューム中で問題を検出したときに,誤りを取り除く支援をする

ことである。この欄は,利用者に提供可能な有効な情報も提供する。これらの二つの欄を正し

く設定した場合,処理システムに次の情報を提供する。

−  最後に特定の構造を更新した OS を識別する。

−  最後に特定のファイル又はディレクトリを更新した OS を識別する。

−  開発者が処理システムとともに複数 OS を提供する場合,問題が発生した OS を決定する支

援をする。

2.2 

第 部  ボリューム構造 

2.2.1 

記述子タグ(Descriptor Tag) 

struct tag{

/* JIS X 0607    3/7.2 */

 Uint16

TagIdentifier;

 Uint16

DescriptorVersion;

 Uint8

TagChecksum;

 byte

Reserved;

 Uint16

TagSerialNumber;

 Uint16

DescriptorCRC;

 Uint16

DescriptorCRCLength;

 Uint32

TagLocation;


13

X 0612

:2015

}

2.2.1.1 

タグ通し番号(Uint16 TagSerialNumber) 

a)

意味:無視する。障害回復を意図する。

b)

設定値:ボリュームの初期化時に,一意の値に再設定する。

タグ通し番号はボリュームの再初期化時には,

以前に記録した値と異なる値を設定しなければならない。

タグ通し番号=[

(基本ボリューム記述子のタグ通し番号)+1]であることを推奨する。

2.2.1.2 

記述子 CRC 長(Uint16 DescriptorCRCLength) 

記述子 CRC は,各記述子で利用可能であり,計算されなければならない。記述子 CRC 長の欄の値は,

(記述子の大きさ)−(記述子タグの長さ)に設定しなければならない。記述子を読み出すときは,記述

子 CRC を検証することが望ましい。

2.2.2 

基本ボリューム記述子(Primary Volume Descriptor) 

struct PrimaryVolumeDescriptor{               /* JIS X 0607    3/10.1 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 Uint32

VolumeDescriptorSequenceNumber;

 Uint32

PrimaryVolumeDescriptorNumber;

 dstring

VolumeIdentfier[32];

 Uint16

VolumeSequenceNumber;

 Uint16

MaximumVolumeSequenceNumber;

 Uint16

InterchangeLevel;

 Uint16

MaximumInterchangeLevel;

 Uint32

CharacterSetList;

 Uint32

MaximumCharacterSetList;

 dstring

VolumeSetIdentifier[128];

 struct

charspec

DescriptorCharacterSet;

 struct

charspec

ExplanatoryCharacterSet;

 struct

extent_ad

VolumeAbstract;

 struct

extent_ad

VolumeCopyrightNotice;

 struct

EntityID

ApplicationIdentifier;

 struct

timestamp

RecordingDateandTime;

 struct

EntityID

ImplementationIdentifier;

 byte

ImplementationUse[64];

 Uint32

PredecessorVolumeDescriptorSequenceLocation;

 Uint16

Flags;

 byte

Reserved[22];

}

2.2.2.1 

交換水準(Uint16 InterchangeLevel) 

a)

意味:関連するボリュームの内容の現状の交換水準([3/11]で規定)及び規定水準が意味する制約につ

いての指定と解釈する。

b)

設定値:このボリュームが,複数ボリュームからなるボリューム集合に属する場合,この水準は値 3

を設定し,それ以外の場合は,値 2 を設定しなければならない。


14

X 0612

:2015

JIS X 0607

規格類は,規定する現状の交換水準に関連する制約の実施を処理システムに要求する。処理

システムは,最大交換水準(Maximum Interchange Level)欄の値を超えない限り,この欄の値を変更しても

よい。

2.2.2.2 

最大交換水準(Uint16 MaximumInterchangeLevel) 

a)

意味:関連するボリュームの内容についての最大交換水準([3/11]で規定)の指定と解釈する。

b)

設定値:利用者が特別に異なる値を与えない限り,この欄は水準 3(制限なし)を設定しなければな

らない。

特記事項  この欄は,ボリューム作成者の意図の指定に使用する。この欄が値 2 の場合,作成者は,

このボリュームが複数ボリュームからなるボリューム集合(交換水準 3)に属さないこ

とを意図する。受領者は,この欄を無視して値 3 を設定してもよいが,その場合には,

処理システムは,ボリューム作成者の意図を示す警告を受領者に与えることが望ましい。

2.2.2.3 

文字集合リスト(Uint32 CharacterSetList) 

a)

意味:[3/10.1.9]で定義する構造で使用する文字集合の指定と解釈する。

b)

設定値:2.1.2 で定義する CS0 だけを利用可能とする設定をしなければならない。

2.2.2.4 

文字最大集合リスト(Uint32 MaximumCharacterSetList) 

a)

意味:文字集合リスト(CharacterSetList)欄で指定してもよい利用可能な文字集合(JIS X 0607 規格

類で規定)の最大値の指定と解釈する。

b)

設定値:2.1.2 で定義する CS0 だけを利用可能とする設定をしなければならない。

2.2.2.5 

ボリューム集合識別子(dstring VolumeSetIdentifier) 

a)

意味:ボリューム集合の識別子の指定と解釈する。

b)

設定値:この欄の最初の 16 文字は,一意の値に設定することが望ましい。この欄の残りは,使用可能

な任意の値を設定してもよい。特に,この規格に従ってボリューム構造を生成するソフトウェアは,

この欄に,固定値又は無意味な値を設定してはならない。同一であることを意図された複製ディスク

は,この欄に同じ値を入れてもよい。

特記事項  ここで意図する目的は,一意の識別子をもつボリューム集合の保証にある。この欄の最

初の 16 文字において,最初の 8 文字は,32 ビットの日時の値の CS0 による 16 進表示と

することが望ましく,残りの 8 文字は,処理システム用に任されている。

2.2.2.6 

記述子文字集合(struct charspec DescriptorCharacterSet) 

a)

意味:ボリューム識別子(Volume Identifier)欄及びボリューム集合識別子(Volume Set Identifier)欄で

使用可能な文字集合の指定と解釈する。

b)

設定値:2.1.2 で定義する CS0 を利用可能とする設定をしなければならない。

2.2.2.7 

説明用文字集合(struct charspec ExplantoryCharacterSet) 

a)

意味:ボリューム抄録(VolumeAbstract)及びボリューム著作権通知(VolumeCopyrightNotice)エクス

テントの内容の解釈に使用する文字集合の指定と解釈する。

b)

設定値:2.1.2 で定義する CS0 を利用可能とする設定をしなければならない。

2.2.2.8 

処理システム識別子(struct EntityID ImplementationIdentifier) 

この欄の適切な扱いに関する詳細情報は,2.1.5 を参照。

2.2.3 

開始ボリューム記述子ポインタ(Anchor Volume Descriptor Pointer) 

struct AnchorVolumeDescriptorPointer{         /* JIS X 0607    3/10.2 */

 struct

tag  DescriptorTag;


15

X 0612

:2015

 struct

extent_ad

MainVolumeDescriptorSequenceExtent;

 struct

extent_ad

ReserveVolumeDescriptorSequenceExtent;

 byte

Reserved[480];

}

特記事項 1  開始ボリューム記述子ポインタ構造は,媒体中の次に示す三つの位置のうち,最低 2 か

所に記録する。

−  論理セクタ 256

−  論理セクタ  (N−256)

−  論理セクタ  N

特記事項 2  閉じていない CD-R 媒体では,セクタ 512 だけに開始ボリューム記述子ポインタが記録

される。閉じるときに,CD-R 媒体は

特記事項 の規則に従う。

2.2.3.1 

主ボリューム記述子列エクステント(struct MainVolumeDescriptorSequenceExtent) 

主ボリューム記述子列エクステントは,最小長 16 論理セクタでなければならない。

2.2.3.2 

予備ボリューム記述子列エクステント(struct ReserveVolumeDescriptorSequenceExtent) 

予備ボリューム記述子列エクステントは,最小長 16 論理セクタでなければならない。

特記事項  主ボリューム記述子列エクステント及び予備ボリューム記述子列エクステントは,異なる

ECC

ブロックに記録しなければならない。ボリューム上のこれらのエクステントの位置は,

できる限り物理的に離れていることが望ましい。通常は,エクステントの開始 LSN の差を

最大にすることで達成される。複層媒体など,特殊な LSN のアドレス体系の場合には,注

意を払うことが望ましい。

2.2.4 

論理ボリューム記述子(Logical Volume Descriptor) 

struct LogicalVolumeDescriptor{               /* JIS X 0607    3/10.6 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 Uint32

VolumeDescriptorSequenceNumber;

 struct

charspec

DescriptorCharacterSet;

 dstring

LogicalVolumeIdentifier[128];

 Uint32

LogicalBlockSize;

 struct

EntityID

DomainIdentifier;

 byte

LogicalVolumeContentsUse[16];

 Uint32

MapTableLength;

 Uint32

NumberofPartitionMaps;

 struct

EntityID

ImplementationIdentifier;

 byte

ImplementationUse[128];

 extent_ad  IntegritySequenceExtent;

 byte

PartitionMaps[];

}

2.2.4.1 

記述子用文字集合(struct charspec DescriptorCharacterSet) 

a)

意味:論理ボリューム識別子(LogicalVolumeIdentifier)欄で使用可能な文字集合の指定と解釈する。

b)

設定値:2.1.2 で定義する CS0 を利用可能とする設定をしなければならない。


16

X 0612

:2015

2.2.4.2 

論理ブロック長(Uint32 LogicalBlockSize) 

a)

意味:この論理ボリューム記述子(LogicalVolumeDescriptor)で識別する論理ボリュームの論理ブロッ

ク長の指定と解釈する。

b)

設定値:この欄は,論理ボリューム記述子で識別する論理ボリュームを構成する媒体中の全ての区画

のうち,最大の論理セクタ長を設定しなければならない。UDF では,ボリューム集合中の全てのボリ

ュームが同一論理セクタ長であることを要求するため,論理ブロック長(LogicalBlockSize)は,ボリ

ュームの論理セクタ長に等しい。

2.2.4.3 

範囲識別子(struct EntityID DomainIdentifier) 

a)

意味:記述子中の欄の使用規則及び制限を規定する範囲の指定と解釈する。

この欄の全てが 0 の場合,

無視する。それ以外の場合は,実体識別子規則に従う。

特記事項  この欄の内容が“*OSTA UDF Compliant”でない場合,処理システムは論理ボリューム

に対する利用者からのアクセスを拒否してもよい。

b)

設定値:この欄は,この規格で定義する範囲に適合する論理ボリュームの内容であることを示す。し

たがって,この範囲識別子(DomainIdentifier)は,

“*OSTA UDF Compliant

に指定しなければならない。

2.1.5

で記載したとおり,実体識別子の識別子添字(IdentifierSuffix)欄には,論理ボリュームの内容が互

換性をもつこの規格の対応団体規格の規定の版数を含む。この欄の適切な扱いに関する詳細情報は,2.1.5

を参照。

特記事項  実体識別子の識別子添字欄は,ソフト書込み保護(SoftWriteProtect)フラグ及びハード書

込み保護(HardWriteProtect)フラグを含む(2.1.5.3 参照)

2.2.4.4 

処理システム識別子(struct EntityID ImplementationIdentifier) 

この欄の適切な扱いに関する詳細情報は,2.1.5 を参照。

2.2.4.5 

保全列エクステント(struct extent_ad IntegritySequenceExtent) 

この欄の値は,論理ボリューム保全記述子のために必要となる。書換形媒体又は上書き可能形媒体に関

しては,最小値 8K バイトを設定しなければならない。

警告  追記形媒体に対しては,この欄は,十分な長さのエクステントを設定することが望ましい。論

理ボリューム保全記述子は,最新論理ボリューム記述子と同一のボリュームに存在しなければ

ならないため,論理ボリューム保全記述子が存在する追記形媒体が一杯になった場合は,ボリ

ューム集合に新しいボリュームを追加しなければならない。

2.2.4.6 

区画マップ(byte PartitionMaps) 

交換の目的として,区画マップは,2.2.8 及び 2.2.9 に記載されているとおり,種別 2 を除き,区画マッ

プ種別 1 に限定しなければならない。

2.2.5 

未割付け空間記述子(Unallocated Space Descriptor) 

struct UnallocatedSpaceDesc{                 /* JIS X 0607    3/10.8 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 Uint32

VolumeDescriptorSequenceNumber;

 Uint32

NumberofAllocationDescriptors;

 exted_ad  AllocationDescriptors[];

}


17

X 0612

:2015

使用可能なボリューム空間がない場合でも,この記述子を記録しなければならない。

2.2.6 

論理ボリューム保全記述子(Logical Volume Integrity Descriptor) 

struct LogicalVolumeIntegrityDesc{             /* JIS X 0607    3/10.10 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 Timestamp RecordingDateAndTime;

 Uint32

IntegrityType;

 struct

extend_ad

NextIntegrityExtent;

 byte

LogicalVolumeContentsUse[32];

 Uint32

NumberOfPartitions;

 Uint32

LengthOfImplementationUse;

 Uint32

FreeSpaceTable[];

 Uint32

SizeTable[];

 byte

ImplementationUse[];

}

論理ボリューム保全記述子は,関連する論理ボリュームの内容を更新したときに書き込まれなければな

らない構造である。論理ボリューム保全記述子の内容によって,処理システムは,次に示す有用な問いに

対し容易に回答できる。

a)

論理ボリュームの内容は,一貫性のある状態か否か

b)

論理ボリュームを更新した最終日時

c)

論理ボリューム中の使用可能空間の論理ブロック総数

d)

論理ボリューム中の論理ブロック総数

e)

論理ボリューム中で次に使用可能な一意 ID

f)

論理ボリュームを作成した作成処理システムが最後にアクセスした日時以降に論理ボリューム中の内

容を更新した他の処理システムの有無

2.2.6.1 

論理ボリューム内容用(byte LogicalVolumeContensUse[]) 

この欄の内容の情報に関しては,3.2.1 を参照。

2.2.6.2 

使用可能空間表(Uint32 FreeSpaceTable[]) 

ほとんどの OS は,媒体のマウント時に,処理システムが論理ボリューム中の使用可能空間の大きさを

提供することを要求するため,これらの値を保守することは重要となる。有効な使用可能空間の量が不明

なことを示す#FFFFFFFF の任意選択値は,使用してはならない。

注記  論理ボリューム保全記述子をクローズ状態にしたときだけ,正しい使用可能空間表を保証する。

2.2.6.3 

サイズ表(Uint32 SizeTable[]) 

ほとんどの OS は,媒体のマウント時に,処理システムが論理ボリュームの大きさを提供することを要

求するため,これらの値を保守することは重要となる。区画長が不明なことを示す#FFFFFFFF の任意選択

値は使用してはならない。

2.2.6.4 

処理システム用(byte ImplementationUse[]) 

論理ボリューム保全記述子(Logical Volume Integrity Descriptor)の処理システム用(ImplementationUse

領域は,

表 に示す構成でなければならない。


18

X 0612

:2015

表 9−処理システム用フォーマット(ImplementationUse format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 32

処理システム識別子(ImplementationID) EntityID

32 4

ファイル数(Number of Files) Uint32

36 4

ディレクトリ数(Number of Directories) Uint32

40 2

UDF

読出し最小版数(Minimum UDF Read Revision) Uint16

42 2

UDF

書込み最小版数(Minimum UDF Write Revision) Uint16

44 2

UDF

書込み最大版数(Maximum UDF Write Revision) Uint16

46 ??

処理システム用(Implementation Use)

バイト

注記 ??は可変長欄を示す。

a)

処理システム識別子(ImplementationID

:処理システム識別子は,実体識別子の有効範囲内のどれか

を最後に更新した処理システムの実体識別子。実体識別子の有効範囲は,論理ボリューム識別子及び

関連する論理ボリュームの内容である。この欄は,論理ボリュームの内容を最後に更新した処理シス

テムを識別することを可能とする。

b)

ファイル数(Number of Files

:論理ボリューム中の現状のファイルの個数。この情報は,Macintosh

オペレーティングシステムで必要となる。全ての処理システムは,この情報を保守しなければならな

い。

特記事項  この値は,拡張属性をファイル数に含まない。

c)

ディレクトリ数(Number of Directories

:論理ボリューム中のディレクトリの現状の個数。この情報

は,Macintosh オペレーティングシステムで必要となる。全ての処理システムは,この情報を保守しな

ければならない。

特記事項  ルートディレクトリは,ディレクトリ数に含まれるとする。

d) UDF

読出し最小版数(Minimum UDF Read Revision

:この媒体中の全ての構造を読み出すために,処

理システムが利用可能とする必要がある UDF 版数の最小値でなければならない。この番号は,10 進

数の 2 進表示で記録しなければならない。例えば,#0150 は UDF 1.50 を示す。

e) UDF

書込み最小版数(Minimum UDF Write Revision

:この媒体中の全ての構造を更新するために,処

理システムが利用可能とする必要がある UDF 版数の最小値でなければならない。この番号は,2 進化

10

進表示で記録しなければならない。例えば,#0150 は UDF 1.50 を示す。

f) UDF

書込み最大版数(Maximum UDF Write Revision

:媒体中を更新した処理システムが利用可能とす

る UDF 版数の最大値でなければならない。処理システムは,媒体の更新によって,媒体がこの欄の現

状の値より大きい UDF 版数を必要とするようになった場合だけ,この欄を更新しなければならない。

この番号は,2 進化 10 進表示で記録しなければならない。例えば,#0150 は,UDF 1.50 を示す。

g)

処理システム用(Implementation Use

:処理システム識別子で識別する処理システムだけの固有情報

を含む。

2.2.7 

処理システム用ボリューム記述子(Implementation Use Volume Descriptor) 

struct ImpUseVolumeDescriptor{                              /* JIS X 0607    3/10.4 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 Uint32

VolumeDescriptorSequenceNumber;

 struct

EntityID

ImplementationIdentifier;

 byte

ImplementationUse[460];


19

X 0612

:2015

}

この 2.2.7 は,UDF 処理システム用ボリューム記述子を定義する。この記述子はボリューム集合の全て

のボリュームに記録しなければならない。ボリュームは,処理システム固有の追加の処理システム用ボリ

ューム記述子を含んでもよい。この記述子の意図する目的は,特定の論理ボリュームに属するボリューム

集合中のボリュームの識別を支援することである。

特記事項  処理システムは,媒体中にそれ自体のフォーマットにおける追加の処理システム用ボリュ

ーム記述子を記録してもよい。UDF 処理システム用ボリューム記述子は,追加の記述子を

除外しない。

2.2.7.1 

処理システム識別子(EntityID ImplementationIdentifier) 

この欄は“*UDF LV Info”を指定しなければならない。

2.2.7.2 

処理システム用(byte ImplementationUse) 

処理システム用領域は,次に示す構造でなければならない。

struct LVInformation{

 struct

charspec

LVICharset;

 dstring

LogicalVolumeIdentifier[128];

 dstring

LVInfo1[36];

 dstring

LVInfo2[36];

 dstring

LVInfo3[36];

 struct

EntityID

ImplementationID;

 byte

ImplementationUse[128];

}

2.2.7.2.1 

論理ボリューム情報用文字集合(charspec LVICharset) 

a)

意味:論理ボリューム識別子(LogicalVolumeIdentifier)欄及び論理ボリューム情報(LVInfo)欄で使用

可能な文字集合の指定と解釈する。

b)

設定値:2.1.2 で定義する CS0 だけを利用可能とする設定をしなければならない。

2.2.7.2.2 

論理ボリューム識別子(dstring LogicalVolumeIdentifier) 

この記述子で参照する論理ボリュームの識別子。

2.2.7.2.3 

論理ボリューム情報(dstring LVInfo1) 

論理ボリューム情報欄(LVInfo1,LVInfo2 及び LVInfo3)は,媒体の識別を支援する追加情報を含むこ

とが望ましい。例えば,論理ボリューム情報欄は,所有者名,組織名及び連絡先の情報を含むことができ

る。

2.2.7.2.4 

処理システム識別子(struct EntityID ImplementionID) 

実体識別子に関する 2.1.5 を参照。

2.2.7.2.5 

処理システム用(byte ImplementationUse[128]) 

この領域は,追加の処理システム固有の情報を記録するために処理システムで使用してもよい。

2.2.8 

仮想区画マップ 

これは,JIS X 0607 規格類の範囲を拡大し,連続書込み媒体(例えば,CD-R)を含んだものである。こ

れを拡大したのは,区画マップエントリが仮想空間を記載するためである。

論理ボリューム記述子には,与えられたボリュームを構成する区画の一覧が含まれる。仮想区画は,物

理区画と同じ方法で記載することはできないので,次に指定する種別 2 区画マップを使わなければならな


20

X 0612

:2015

い。

仮想区画マップが記録されると,論理ボリューム記述子は,最低二つの区画マップを含まなければなら

ない。一つの区画マップは種別 1 の区画マップとして記録しなければならない。もう一つの区画マップは

種別 2 区画マップとして記録しなければならない。この種別 2 の区画マップのフォーマットは,

表 10 

指定されたとおりでなければならない。

表 10−仮想区画に関する種別 区画マップの配置 

Layout of Type 2 partition map for virtual partitions 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 1

区画マップ種別(Partition Map Type) Uint8=2

1 1

区画マップ長(Partition Map Length) Uint8=64

2 2

予約(Reserved) #00 バイト

4 32

区画種別識別子(Partition Type Identifier) EntityID

36 2

ボリューム列番号(Volume Sequence Number) Uint16

38 2

区画番号(Partition Number) Uint16

40 24

予約(Reserved) #00 バイト

注記 1  区画種別識別子:

−  フラグ = 0 
−  識別子  = *UDF Virtual Partition 
−  識別子添字は,2.1.5.3 に定義するとおりに記録する。

注記 2  ボリューム列番号 = VAT 及び区画を記録するボリューム 
注記 3  区画番号 = ボリューム列番号で識別されるボリューム内での区画の識別

2.2.9 

予備区画マップ 

ディスクドライブシステムの中には,欠陥管理を行わないものもある(例えば,CD-RW)

。これらのシ

ステムに明らかに欠陥のない空間を与えるために,種別 2 の区画が使われる。区画マップは,区画番号,

パケットサイズ(1.3.2.13 参照)

,並びに予備表の大きさ及び位置を定義する。この種別 2 のマップは,通

常の媒体にある種別 1 のマップと置き換えることを意図している。予備区画マップは,区画番号とボリュ

ーム列番号とを識別するだけでなく,パケット長及び予備表を識別する。予備区画マップは,欠陥管理を

行うディスクドライブシステムに記録してはならない(

表 11 参照)。


21

X 0612

:2015

表 11−予備区画に関する種別 区画マップの配置 

Layout of Type 2 partition map for sparable partition 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 1

区画マップ種別(Partition Map Type) Uint8=2

1 1

区画マップ長(Partition Map Length) Uint8=64

2 2

予約(Reserved) #00 バイト

4 32

区画種別識別子(Partition Type Identifier) EntityID

36 2

ボリューム列番号(Volume Sequence Number) Uint16

38 2

区画番号(Partition Number) Uint16

40 2

パケット長(Packet Length) Uint16

42 1

予備表数(= N_ST)

[Number of Sparing Tables (= N_ST)]

 Uint8

43 1

予約(Reserved) #00 バイト

44 4

各予備表の大きさ(Size of each sparing tables) Uint32

48 4

×N_ST

予備表の位置(Locations of each sparing tables) Uint32

48

+4×N_ST 16−4×N_ST  パッド(Pad) #00 バイト

注記 1  区画種別識別子:

−  フラグ = 0

−  識別子  = *UDF Sparable Partition 
−  識別子添字は,2.1.5.3 に定義するとおりに記録する。

注記 2  区画番号 = この区画の番号。この区画に関連する区画記述子を識別することが望ましい。 
注記 3  パケット長 = 予備パケットごとの利用者データブロック数。この値は,32 とする。一つだけ

の例外は,DVD 媒体で使われている可能性がある処理系での 16 であり,その場合互換性が減

少することがある。DVD に対して 32 を使う場合,一つの予備表エントリで 2 個の ECC ブロ

ックが一緒に予備化される。

注記 4  予備表数 = 記録された冗長な表の数。これは 1∼4 の範囲の値が望ましい。 
注記 5  各予備表数 = 各予備表に割り付けられるバイト数。 
注記 6  予備表の位置 = 媒体ブロック番地として指定される各予備表のスタート位置。処理システム

では,各予備表のスタートをパケットの始めに合わせることが望ましい。処理システムでは,

最小二つの予備表を物理的に離れている位置に記録することが望ましい。

2.2.10 

仮想割付け表 

仮想割付け表(VAT)

表 12 参照)は,連続書込み媒体(例えば,CD-R)に使われ,ランダムに書込み

可能な媒体のようにシステムに見せかけるために用いられる。VAT は連続書込み媒体(例えば,CD-R)に

だけ記録しなければならない。

VAT

は仮想番地を論理番地に変換するマップである。これは,ファイルエントリ ICB(VAT ICB)で識

別されるファイルとして記録しなければならないが,表を構築する際,大幅な柔軟性を認める。VAT ICB

はいかなる処理でも,最後に記録されるセクタである。VAT 自体は,どの位置に記録してもよい。

VAT

は,ファイル種別 0 のファイルエントリ ICB によって識別しなければならない。この ICB は,記録

された最後の有効データセクタでなければならない。エラー修復計画はファイル種別 0 をもつ ICB を見つ

けること及び表の最後の実体識別子の内容を調べることによって,最後の有効な VAT を見つけることがで

きる。

このファイルは,小さいときは,記載する ICB に埋め込むことができる。大きくなると,ICB に先行す

るセクタに記録できる。セクタは,隣接する必要はないが,必要に応じて表の新しい部分にだけ書込みが

できる。これによって,多くのディレクトリをもつディスクでも,僅かな増加分の更新が可能になる。

VAT

が小さいとき(ディスク上の少数ディレクトリ)

,VAT は,埋込み VAT で新しいファイル ICB を書


22

X 0612

:2015

き込むことによって更新される。VAT が大きくなりすぎて ICB に合わなくなると,VAT で一つのセクタを

書き込み,ICB で他のセクタを書き込むことが必要になる。この点を超えると,VAT のために複数のセク

タが必要になる。しかし,複数のエクステントが利用可能になるため,VAT の更新は,全ての VAT を示す

ポインタで ICB を更新し書き込む必要のあるセクタだけを,書き込むだけでよい。

VAT

は,ある種の情報を求める要求を,適切な論理位置に転送するために使う。この表を用いた間接的

アクセス方法で,直接的な上書き能力があるかのように見せかけることができる。例えば,ルートディレ

クトリを記載するセクタは仮想セクタ 1 として参照できる。仮想セクタは,仮想区画マップエントリによ

って識別する区画に含まれる。ディスクを更新する過程でルートディレクトリを変えてもよい。変わる場

合,ルートディレクトリを記載する新しいセクタが書き込まれ,論理ブロック番地は,仮想セクタ 1 に対

応する論理ブロック番地として記録される。仮想セクタ 1 を参照するものは,たとえ,新しい論理ブロッ

ク番地に存在していても,現存するうちで最新の仮想セクタ 1 を示すため,変わる必要はない。

仮想番地付けの使用によって,要求された構造の実効上の上書きが可能になる。この構造は,参照する

全てのポインタが,仮想番地だけでできるとき,書換え可能になる。書換え構造が書き込まれると,仮想

の参照は変わる必要がなくなる。VAT への適切なエントリは,対応する仮想番地の新しい論理ブロック番

地を反映するように変えられ,その後あらゆる仮想の参照は新しい構造を示す。ディレクトリ ICB のとお

りに,更新が必要な全ての構造は,仮想番地で参照しなければならない。各構造が更新されると,VAT ICB

内の対応するエントリが更新されなければならない。

VAT

は,Uint32 エントリの連続としてファイルに記録されなければならない。各エントリは,VAT が位

置する物理区画へのセクタ数でのオフセットでなければならない。最初のエントリは,仮想区画セクタ 0

でなければならず,2 番目のエントリは仮想区画セクタ 1 でなければならず,以下同様でなければならな

い。Uint32 エントリの後ろには実体識別子及び事前の VAT ICB の位置を示す Uint32 エントリが続く。事

前の VAT ICB の入力によって,前の状態のようなファイルシステムを一覧できる。この欄が#FFFFFFFF

である場合,そうした ICB は,指定されない。

表 12−仮想割付け表構造(Virtual Allocation Table structures 

オフセット 

名前 

内容 

0

仮想セクタ 0 の LBA Uint32

4

仮想セクタ 1 の LBA Uint32

4

仮想セクタ 2 の LBA Uint32

... ...

Uint32

2 048

仮想セクタ 512 の LBA Uint32

... ...

Uint32

N*4

実体識別子 EntityID

N*4+32 VAT

ICB

前位置 Uint32

#FFFFFFFF

のエントリは,仮想セクタが現在使用されていないことを示している。LBA 指定は,区画マ

ップで識別される区画に位置する。表のエントリの数は,ICB の VAT ファイルサイズから決定できる。

エントリ数(N)=(FileSize-36)/4

実体識別子は,次を含む。

−  Flags = 0

−  Identifier = *UDF Virtual Alloc Tbl

−  2.1.5.3 に示すとおりに記録された IdentifierSuffix


23

X 0612

:2015

2.2.11 

予備表 

ディスクドライブシステムの中には,欠陥管理を行わないものもある(例えば,CD-RW)

。予備表は,

これらのシステムに見かけ上欠陥のない空間を作るために用いられる。特定の媒体では,セクタのまとま

り(パケット)にだけ書込みができ,再配置を更に複雑にする。これは,セクタだけが書き込まれるので

はなく,パケット全体を再配置しなければならないことによる。この問題に取り組むため,区画マップが

予備区画を識別し,予備表の位置を更に識別する。予備表は,媒体上で再配置された領域を識別する。予

備表は,予備区画マップで識別される。予備表は,欠陥管理を行うディスクシステム・ドライブシステムに

記録してはならない。

予備表は,予備用に割り付けられた空間を示し,取替え部分に対する欠陥セクタの配置リストを含む。

予備表の分離コピーは,分離パケットに記録しなければならない。予備表は,最新のものを維持しなけれ

ばならない。

区画マップの論理空間を物理空間へ配置する。通常,これは,オフセットと長さとが指定される直線配

置である。予備区画では,この配置に基づくが,物理空間内の区画のオフセットと長さとは,区画記述子

で指定される。予備表は,更に論理配置から物理配置への例外リストを指定する。あらゆる配置の長さは,

パケット一つ分である。パケットサイズは,予備区画マップで指定される。

予備領域及び予備表のインスタンスは,媒体のどの部分でも,つまり区画の内外いずれでもよい。区画

内の場合,予備部分は割り付けられたとして表示されなければならず,割付け禁止空間リストに含まれな

ければならない。マップされた位置は,フォーマット時に埋めることが望ましい。元の位置は,エラーが

起こると,動的に割り当てられる。各予備表は,

表 13 のような構造でなければならない。

表 13−予備表配置(Sparing Table Layout 

BP 

長さ 

名前 

内容 

0 16

記述子タグ(Descriptor Tag)

タグ=0

16 32

予備識別子(Sparing Identifier) EntityID

48 2

再割付け表長(= RT_L)

[Reallocation Table Length (= RT_L)]

 Uint16

50 2

予約(Reserved) #00 バイト

52 4

列番号(Sequence Number) Uint32

56 8

×RT_L

マップエントリ(Map Entry)

マップエントリ

この構造は,必要ならば一つのセクタより大きくてもよい。

a)

記述子タグ

タグ識別子 0 を含み,内容が,JIS X 0607 規格類で指定されていないことを示す。

b)

予備識別子:

1)

フラグ = 0

2)

識別子 = *UDF Sparing Table

3)

識別子添字は,2.1.5.3 に規定するとおりに記録される。

c)

再割付け表長

マップエントリ表のエントリの数を示す。

d)

連続番号

予備表更新の都度,増加する数を含む。

e)

マップエントリ

マップエントリは,

表 14 に記述される。マップは元の位置の欄によって昇順に分類しなければなら


24

X 0612

:2015

ない。

表 14−マップエントリ記述(Map Entry description 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 4

元の位置(Original Location) Uint32

4 4

マップ位置(Mapped Location) Uint32

f)

元の位置

パケットの論理ブロック番地を予備とする。パケットの番地は,パケットの,最初の利用者データ

ブロックの番地とする。この欄が#FFFFFFFF のとき,このエントリは,予備のために可能となる。こ

の欄が#FFFFFFF0 のとき,対応するマップ位置は欠陥と表示され,マッピングには使わないことが望

ましい。#FFFFFFFF∼#FFFFFFF1 の元の位置は,予約しておく。

g)

マップ位置

動作中のデータの物理ブロック番地。元のパケット位置への要求は,ここで識別されるパケット位

置に転送される。マップ位置のエントリは全て有効で,元の位置が#FFFFFFF0,#FFFFFFFF,又は予

約であるエントリを含む。マップ位置が区画と重なる場合,その区画は,割付け済みと表示された空

間をもち,その空間は,割付け禁止空間リストの一部に入れなければならない。

2.3 

第 部  ファイルシステム 

2.3.1 

記述子タグ(Descriptor Tag) 

struct tag{

/* JIS X 0607    4/7.2 */

 Uint16

TagIdentifier;

 Uint16

DescriptorVersion;

 Uint8

TagChecksum;

 byte

Reserved;

 Uint16

TagSerialNumber;

 Uint16

DescriptorCRC;

 Uint16

DescriptorCRCLength;

 Uint32

TagLocation;

}

2.3.1.1 

タグ通し番号(Uint16 TagSerialNumber) 

a)

意味:無視する。

b)

設定値:ボリューム初期化時に一意の値にリセットする。

タグ通し番号は,ボリュームの再初期化時に,以前に記録されていた値とは異なる値に設定されなけれ

ばならない。この欄の利用目的は,障害回復とする。2.3 の全ての記述子のタグ通し番号は,関連するフ

ァイル集合記述子で用いられている通し番号と同じでなければならない。

2.3.1.2 

記述子 CRC 長(Uint16 DescriptorCRCLength) 

記述子 CRC は,特記しない限り,各記述子で利用可能であり,計算されなければならない。記述子 CRC

長の欄の値は,

(記述子の大きさ)−(記述子タグの長さ)に設定しなければならない。記述子を読み出す

ときは,記述子 CRC を検証することが望ましい。

2.3.2 

ファイル集合記述子(File Set Descriptor) 

struct FileSetDescriptor{

/* JIS X 0607    4/14.1 */


25

X 0612

:2015

 struct

tag  DescriptorTag;

 struct

timestamp

RecordingDateandTime;

 Uint16

InterchangeLevel;

 Uint16

MaximumInterchangeLevel;

 Uint32

CharacterSetList;

 Uint32

MaximumCharacterSetList;

 Uint32

FileSetNumber;

 Uint32

FileSetDescriptorNumber;

 struct

charspec

LogicalVolumeIdentifierCharacterSet;

 dstring

LogicalVolumeIdentifier[128];

 struct

charspec

FileSetCharacterSet;

 dstring

FileSetIdentifier[32];

 dstring

CopyrightFileIdentifier[32];

 dstring

AbstractFileIdentifier[32];

 struct

long_ad

RootDirectoryICB;

 struct

EntityID

DomainIdentifier;

 struct

long_ad

NextExtent;

 struct

long_ad

SystemStreamDirectoryICB;

 byte

Reserved[32];

}

書換形及び上書き可能形媒体中には,一つだけのファイル集合記述子を記録しなければならない。追記

形媒体中には,複数のファイル集合記述子を記録してもよい。

複数のファイル集合に関する UDF 規定を,次に示す。

a)

複数のファイル集合は,追記形媒体中だけに許可する。

b)

デフォルトのファイル集合は,最大のファイル集合番号をもつものと定義する。

c)

デフォルトのファイル集合だけを,書込み可能としてもよい。その列における他の全てのファイル集

合は,ハード書込み保護(2.1.5.3 参照)を設定しなければならない。

d)

書込み不可のファイル集合は,その他のファイル集合で参照(直接又は間接的に)するメタデータ構

造を参照しなければならない。書込み可能のファイル集合は,実ファイルデータエクステントを参照

してもよい。

追記形媒体のファイル集合中では,

全てのファイル及びディレクトリを ICB 方策種別 4 で記録する場合,

そのファイル集合記述子の範囲識別子には,ハード書込み保護を設定しなければならない。

追記形媒体中の複数のファイル集合の意図する目的は,媒体中に複数のアーカイブをもつ機能を利用可

能にすることである。例えば,一つのファイル集合は,特定の時点で作成した情報集合のバックアップを

表現する。

後続のファイル集合は,その後作成した同一情報集合の他のバックアップとして表現する。

2.3.2.1 

交換水準(Uint16 InterchangeLevel) 

a)

意味:関連するファイル集合の内容の現状の交換水準([4/15]で規定)及び規定水準が意味する制約の

指定と解釈する。


26

X 0612

:2015

b)

設定値:水準 3 を設定しなければならない。

処理システムは,指定された現状の交換水準に関連する制約を実施しなければならない。

2.3.2.2 

最大交換水準(Uint16 MaximumInterchangeLevel) 

a)

意味:関連するファイル集合の内容についての最大交換水準の指定と解釈する。この値は,現状の交

換水準欄で設定してもよい値を制限する。

b)

設定値:水準 3 を設定しなければならない。

2.3.2.3 

文字集合リスト(Uint32 CharacterSetList) 

a)

意味:JIS X 0607 規格類の

第 部において定義され,この欄を含む記述子によって記述するファイル

集合に記録される全ての記述子において,内容を charspec と規定する全ての欄で指定される文字集合

の指定と解釈する。

b)

設定値:2.1.2 で定義する CS0 だけを利用可能とする設定をしなければならない。

2.3.2.4 

文字最大集合リスト(Uint32 MaximumCharacterSetList) 

a)

意味:関連するファイル集合で利用可能な文字集合の最大値及び規定水準が意味する制限の指定と解

釈する。

b)

設定値:2.1.2 で定義する CS0 だけを利用可能とする設定をしなければならない。

2.3.2.5 

論理ボリューム識別子用文字集合(struct charspec LogicalVolumeIdentifierCharacterSet) 

a)

意味:論理ボリューム識別子欄で使用可能な d 文字の指定と解釈する。

b)

設定値:2.1.2 で定義する CS0 だけを利用可能とする設定をしなければならない。

2.3.2.6 

ファイル集合用文字集合(struct charspec FileSetCharacterSet) 

a)

意味:JIS X 0607 規格類の

第 部で定義された,ファイル集合記述子の有効範囲内の内容が dstring で

ある欄で使用可能な d 文字の指定と解釈する。

b)

設定値:2.1.2 で定義する CS0 だけを利用可能とする設定をしなければならない。

2.3.2.7 

範囲識別子(struct EntityID DomainIdentifier) 

a)

意味:記述子中の欄の使用規則及び制約を規定する範囲の指定と解釈する。この欄が NULL の場合,

無視する。それ以外の場合は,実体識別子の規則に従う。

b)

設定値:この欄は,この規格で定義する範囲に適合するファイル集合記述子の有効範囲を示すもので

なければならない。したがって,範囲識別子の値は,

“*OSTA UDF Compliant

に設定しなければならない。

2.1.5

で記載したとおり,実体識別子の識別子添字(IdentifierSuffix)欄には,論理ボリュームの内容が互

換性をもつこの規格の対応団体規格の規定の版数を含む。この欄の適切な扱いに関する詳細情報は,2.1.5

を参照。

特記事項  実体識別子の識別子添字欄は,ソフト書込み保護フラグ及びハード書込み保護フラグを含

む。

2.3.3 

区画ヘッダ記述子(Partition Header Descriptor) 

struct PartitionHeaderDescriptor{              /* JIS X 0607    4/14.3 */

 struct

short_ad

UnallocatedSpaceTable;

 struct

short_ad

UnallocatedSpaceBitmap;


27

X 0612

:2015

 struct

short_ad

PartitionIntegrityTable;

 struct

short_ad FreedSpaceTable;

 struct

short_ad FreedSpaceBitmap;

 byte

Reserved[88];

}

区画ヘッダ記述子は,区画記述子の区画内容用欄に記録される。

すなわち,未割付け空間とした論理ブロックは,前処理なしに書込み可能なブロックである。書換形媒

体の場合,消去処理なしに書き込める。空き空間とした論理ブロックは,書込み準備が必要なブロックで

あり,何らかの前処理をする必要がある。書換形媒体の場合,消去処理後に書き込む。

特記事項  空間表又は空間ビットマップの使用は,論理ボリュームの中で一貫していなければならな

い。空間表及び空間ビットマップの両方を一つの論理ボリューム中で同時に使用してはな

らない。

2.3.3.1 

区画保全表(struct short_ad PartitionIntegrityTable) 

区画保全エントリは使用しないため,全て 0 を指定しなければならない。

2.3.4 

ファイル識別記述子(File Identifier Descriptor) 

struct FileIdentifierDescriptor{               /* JIS X 0607    4/14.4 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 Uint16

FileVersionNumber;

 Uint8

FileCharacteristics;

 Uint8

LengthofFileIdentifier;

 struct

long_ad

ICB;

 Uint16

LengthofImplementationUse;

 byte

ImplementationUse[??];

 char

FileIdentifier[??];

 byte

Padding[??];

}

ファイル識別記述子は,一つの論理ブロックの長さに制限しなければならない。

2.3.4.1 

ファイル版数(Uint16 FileVersionNumber) 

a)

意味:ファイルの版数はただ一つだけとし,次項ではこの値を 1 にしている。

b)

設定値:値 1 を設定しなければならない。

2.3.4.2 

処理システム用の長さ(Uint16 LengthofImplementationUse) 

a)

意味:処理システム用(ImplementationUse)欄の長さを指定しなければならない。

b)

設定値:この欄には,処理システム用欄の長さを指定しなければならないが,処理システム用欄が未

使用であることを示す 0 を設定してもよい。

2.3.4.3 

処理システム用(byte ImplementationUse[]) 

a)

意味:処理システム用の長さ(LengthofImplementationUse)欄が 0 でない場合,この欄の最初の 32 バ

イトは,ファイル識別記述子を最後に更新した処理システムの処理システム実体識別子の指定と解釈

する。

b)

設定値:処理システム用の長さ欄が 0 でない場合,この欄の最初の 32 バイトに,現状の処理システム

の処理システム実体識別子を指定しなければならない。


28

X 0612

:2015

特記事項  この欄の適切な扱いに関する詳細情報は,実体識別子に関する 2.1.5 を参照。

この欄は,特定のファイル識別記述子を最後に作成又は更新した処理システムを識別することを可能と

する。

2.3.5 ICB

タグ(ICB Tag) 

struct icbtag{

/* JIS X 0607    4/14.6 */

 Uint32

PriorRecordedNumberofDirectEntries;

 Uint16

StrategyType;

 byte

StrategyParameter[2];

 Uint16

MaximumNumberofEntries;

 byte

Reserved;

 Uint8

FileType;

 Lb_addr

ParentICBLocation;

 Uint16

Flags;

}

2.3.5.1 

方策種別(Uint16 StrategyType) 

a)

意味:この欄の内容には,使用する ICB 方策種別を指定する。読出しアクセスの目的の処理システム

は,方策種別 4 及び 4 096 を利用可能としなければならない。

b)

設定値:値 4 又は 4 096 を設定しなければならない。

特記事項  6.6 で定義されている方策種別 4 096 は追記形媒体で使用することを意図しているが,書

換形及び上書き可能形の媒体で用いてもよい。

2.3.5.2 

ファイル種別(Uint8 FileType) 

標準のバイトで番地付け可能なファイルのために値 5 を使用しなければならず,0 を使用してはならな

い。

2.3.5.3 

親 ICB 位置(ParentICBLocation) 

この欄の使用は,任意選択とする。

特記事項  [4/14.6.7]では,この欄が 0 の場合,そのような ICB を指定していないことを意味すると規

定している。これは,処理システムが ICB を論理ブロック番地 0 に記録できることから,

規定の誤りである。したがって,この欄を使用する場合,ICB を論理ブロック番地 0 に記

録してはならない。

2.3.5.4 

フラグ(Uint16 Flags) 

a)

ビット 02

これらのビットは,使用する割付け記述子の種別を指定する。使用する割付け記述子種別の選択の

ガイドラインについては,2.3.10 を参照。

b)

ビット 3[分類(Sorted)]

1)

意味:OSTA UDF 適合媒体に関して,このビットは,ディレクトリが未分類でもよい(0)ことを示

さなければならない。

2)

設定値:0 を設定しなければならない。

c)

ビット 4[再配置不可(Non-relocatable)]

1)

意味:OSTA UDF 適合媒体に関して,このビットは,ファイルが再配置不可である(1)ことを示し


29

X 0612

:2015

てもよい。もし処理系がそのファイルが再配置されないことを確約できないならば,ファイルが再

配置可能であることを示すために,このビットを 0 にリセットしてもよい。

2)

設定値:0 を設定することが望ましい。

d)

ビット 9[連続性(Contiguous)]

1)

意味:OSTA UDF 適合媒体に関して,このビットは,ファイルが連続である(1)ことを示してもよ

い。ファイルが連続であることを処理システムが保証できない場合に,ファイルが不連続でもよい

ことを示すために,処理システムはこのビットを 0 に設定してもよい。

2)

設定値:0 を設定することが望ましい。

e)

ビット 11[変換(Transformed)]

1)

意味:OSTA UDF 適合媒体に関して,このビットは,変換がない(0)ことを示さなければならない。

2)

設定値:0 を設定しなければならない。

データ圧縮法,その他のデータ変換形式は,将来の OSTA の規定で示す。

f)

ビット 12[複数版数(Multi-versions)]

1)

意味:OSTA UDF 適合媒体に関して,このビットは,複数版数ファイルが存在しない(0)ことを示

さなければならない。

2)

設定値:0 を設定しなければならない。

2.3.6 

ファイルエントリ(File Entry) 

struct ExtendedFileEntry{

/* JIS X 0607    4/14.9 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 struct

icbtag ICBTag;

 Uint32

Uid;

 Uint32

Gid;

 Uint32

Permissions;

 Uint16

FileLinkCount;

 Uint8

RecordFormat;

 Uint8

RecordDisplayAttributes;

 Uint32

RecordLength;

 Uint64

InformationLength;

 Uint64

LogicalBlocksRecorded;

 struct

timestamp

AccessTime;

 struct

timestamp

ModificationTime;

 struct

timestamp

AttributeTime;

 Uint32

Checkpoint;

 struct

long_ad

ExtendedAttributeICB;

 struct

EntityID

ImplementationIdentifier;

 Uint64

UniqueID;

 Uint32

LengthofExtendedAttributors;

 Uint32

LengthofAllocationDescriptes;

 byte

ExtendedAttributes[??];


30

X 0612

:2015

 byte

AllocationDescriptors[??];

}

特記事項  一つの拡張ファイルエントリ(Extended File Entry)又はファイルエントリ(File Entry)の

全長は,一つの論理ブロックの長さを超えてはならない。

2.3.6.1 

レコードフォーマット(Uint8 RecordFormat) 

a)

意味:OSTA UDF 適合媒体に関して,ファイルに記録する情報の構造は,この欄で規定しない(0)こ

とを示さなければならない。

b)

設定値:0 を設定しなければならない。

2.3.6.2 

レコード表示属性(Uint8 RecordDisplayAttributes) 

a)

意味:OSTA UDF 適合媒体に関して,ファイルに記録する情報の構造は,この欄で規定しない(0)こ

とを示さなければならない。

b)

設定値:0 を設定しなければならない。

2.3.6.3 

レコード長(Uint32 RecordLength) 

a)

意味:OSTA UDF 適合媒体に関して,ファイルに記録する情報の構造は,この欄で規定しない(0)こ

とを示さなければならない。

b)

設定値:0 を設定しなければならない。

2.3.6.4 

処理システム識別子(struct EntityID ImplementationIdentifier) 

実体識別子に関する 2.1.5 を参照。

2.3.6.5 

一意 ID(Uint64 UniqueID) 

ファイル集合のルートディレクトリに関して,この値は 0 を設定しなければならない。

論理ボリューム中の全てのファイル及びディレクトリに関して,この値が保守され一意であることが要

求される。これは,拡張属性空間のために定義されたファイルエントリ記述子を含む。拡張属性空間のた

めのファイルエントリは,それが付加されたファイルと同じ一意 ID を含まなければならない。

特記事項  一意 ID の値 1∼15 は,Macintosh 処理系で使うために予約されなければならない。

2.3.7 

未割付け空間エントリ(Unallocated Space Entry) 

struct UnallocatedSpaceEntry{                 /* JIS X 0607    4/14.11 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 struct

icbtag ICBTag;

 Uint32

LengthofAllocationDescriptors;

 byte

AllocationDescriptors[??];

}

特記事項  未割付け空間エントリの最大長は,一つの論理ブロック長でなければならない。

2.3.7.1 

割付け記述子(byte AllocationDescriptors[]) 

短割付け記述子だけを使用する。

特記事項  割付け記述子中のエクステント長欄の上位 2 ビットは,エクステント種別[4/14.14.1.1]を指

定する。未割付け空間エントリで規定する割付け記述子に関して,この種別は,割付け済

みであるが未記録であるエクステントを示す値 1 に設定するか,又はエクステントが割付

け記述子の後続エクステントであることを示す値 3 に指定するかしなければならない。割

付け記述子の後続エクステントは,一つの論理ブロックの長さに制限しなければならない。

割付け記述子は,位置の昇順に連続的に並べなければならない。表中の割付け記述子は重複してはなら


31

X 0612

:2015

ない。例えば,位置 = 2,長さ = 2 048(論理ブロック長 = 1 024)の割付け記述子の次が,位置 = 3 の割

付け記述子であることは許されない。隣接する割付け記述子が続いてはならない。例えば,位置 = 2,長

さ  = 1 024(論理ブロック長  = 1 024)の割付け記述子の次が,位置 = 3 の割付け記述子であってはならず,

位置 = 2,長さ  = 2 048 の一つの割付け記述子でなければならない。隣接する割付け記述子が続いてもよ

い唯一の場合は,いずれか一方の隣接する割付け記述子の長さが,割付け記述子で記述可能な最大値のと

きである。

2.3.8 

空間ビットマップ記述子(Space Bitmap Descriptor) 

struct SpaceBitmap{

/* JIS X 0607    4/14.12 */

 struct

Tag  DescriptorTag;

 Uint32

NumberOfBits;

 Uint32

NumberOfBytes;

 byte

Bitmap[??];

}

2.3.8.1 

記述子タグ(struct Tag DescriptorTag) 

空間ビットマップ記述子の記述子タグの記述子 CRC 欄の計算及び保持は,任意選択とする。CRC が保

持されていない場合は,記述子 CRC 欄及び記述子 CRC 長欄は 0 でなければならない。

2.3.9 

区画保全エントリ(Partition Integrity Entry) 

struct PartitionIntegrityEntry {

  /* JIS X 0607    4/14.13 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 struct

icbtag ICBTag;

 struct

timestamp

RecordingTime;

 Uint8

IntegrityType;

 byte

Reserved[175];

 struct

EntityID

ImplementationIdentifier;

 byte

ImplementationUse[256];

}

論理ボリューム保全記述子の機能によって,この記述子は必要でないため,この記述子は記録してはな

らない。

2.3.10 

割付け記述子(Allocation Descriptor) 

ファイルのデータ領域を構成するとき,処理システムは,選択対象の幾つかの種別の割付け記述子をも

つ。次に示すガイドラインは,使用する適切な割付け記述子の選択時に従わなければならない。

a)

短割付け記述子:単一ボリューム中に存在する論理ボリューム(例えば,独立した装置で作成した論

理ボリューム)で,他のボリュームを拡張する予定のない論理ボリュームに関して,短割付け記述子

を使用することが望ましい。

特記事項  最大交換水準については,2.2.2.2 を参照。

b)

長割付け記述子:複数ボリュームに存在する論理ボリューム,又は現在は単一ボリューム内に存在す

るが,後で複数ボリュームにまたがる予定の論理ボリュームに関して,長割付け記述子を使用するこ

とが望ましい。

特記事項  単一ボリューム中でも長割付け記述子を使用する利点はある。この利点は,書換形媒体中


32

X 0612

:2015

の消去したエクステントの追跡を利用可能とすることである。付加情報については,

2.3.10.1

を参照。

短割付け記述子及び長割付け記述子の両方に関して,エクステント長(ExtentLength)欄の下位 30 ビッ

トが 0 の場合,上位 2 ビットは 0 でなければならない。

2.3.10.1 

長割付け記述子(Long Allocation Descriptor) 

struct long_ad{

/* JIS X 0607    4/14.14.2 */

 Uint32

ExtentLength;

 Lb_addr

ExtentLocation;

 byte

ImplementationUse[6];

}

UDF

及び処理システムの両方に処理システム用(ImplementationUse)欄の使用を許可するために,6 バ

イトの処理システム用欄の中に次の構造を記録しなければならない。

  struct ADImpUse 
    { 
                  Uint16      flags; 
                  byte          impUse[4]; 
    } 
 
    /* 
      *ADImpUse Flags (NOTE:bits 1-15 reserved for future use by UDF) 
  */ 
  #define EXTENTErased     (0x01)

前処理の利点である書換形媒体の効率のために,このエクステント消去(EXTENTErasd)フラグは,消

去したエクステントを示す 1 を設定しなければならない。これは,割付け済みであるが未記録であるエク

ステントだけに使用する。

2.3.11 

割付けエクステント記述子(Allocation Extent Descriptor) 

struct AllocationExtentDescriptor{          /* JIS X 0607    4/14.5 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 Uint32

PreviousAllocationExtentLocation;

 Uint32

LengthOfAllocationDescriptors;

}

特記事項  割付け記述子のエクステントの長さは,論理ブロック長を超えてはならない。

2.3.11.1 

先行割付けエクステント位置(Units32 PreviousAllocationExtentLocation) 

a)

意味:先行割付けエクステント位置の欄は,次の設定値が示すとおり,使用してはならない。

b)

設定値:0 を設定しなければならない。

2.3.12 

パス名(Pathname) 

2.3.12.1 

パス要素(Path Component) 

struct PathComponent{

/* JIS X 0607    4/14.16.1 */

 Uint8

ComponentType;

 Uint8

LengthofComponentIdentifier;

 Uint16

ComponentFileVersionNumber;

 char

ComponentIdentifier[];


33

X 0612

:2015

}

2.3.12.1.1 

要素ファイル版数(Uint16 ComponentFileVersionNumber) 

a)

意味:ファイルの版数は一つだけとし,次項ではこの値を 0 にしている。

b)

設定値:値 0 を設定しなければならない。

2.3.13 

割付け禁止空間リスト(Non-Allocatable Space List) 

JIS X 0607

規格類は,媒体の欠陥領域を記載したり,ファイルシステム以外の割付けのために使用でき

ない領域を記載する機構を規定しない。割付け禁止空間リストは,ファイルシステムが使用できない空間

を記載するための方法を提供する。割付け禁止空間リストは,欠陥管理を行わない媒体システム(例えば,

CD-RW

)だけに記録されなければならない。

割付け禁止空間リストは,

初期化時に生成されなければならない。

割付け禁止空間リストが示す空間も,

全て使用可能空間マップで割り付けられたとしてマーク付けされなければならない。割付け禁止空間リス

トは,ルートディレクトリに記録されなければならない。ファイル名は,

“Non-Allocatable Space”

(#4E, #6F,

#6E, #2D, #41, #6C, #6C, #6F, #63, #61, #74, #61, #62, #6C, #65, #20, #53, #70, #61, #63, #65

)でなければならな

い。このファイルは,Hidden(ファイル特性欄のビット 0 を 1 に設定する。

)及び System(ICB フラグ欄

のビット 10 を 1 に設定する。

)の属性をもってマーク付けされなければならない。名前は,任意の決めら

れたワード長で記録してもよい。このファイルの情報長は 0 とする。このファイルは,割付けエクステン

トで識別される全ての割付け禁止セクタをもたなければならない。割付けエクステントは,各エクステン

トが割付け済みであるが未記録であることを示す。このリストは,初期化時に見つかる欠陥セクタ,及び

初期化時に予備として割り付けられる空間を含まなければならない。

2.4 

第 部  レコード構造 

レコード構造ファイルは,作成してはならない。これらが媒体中に存在し,処理システムが利用可能で

ない場合は,内容を解釈しないバイト列として扱わなければならない。

システム依存要件 

3.1 

第 部  一般 

3.1.1 

日時表示(Timestamp) 

struct timestamp{

/* JIS X 0607    1/7.3 */

 Uint16

TypeAndTimezone;

 Uint16

Year;

 Uint8

Month;

 Uint8

Day;

 Uint8

Hour;

 Uint8

Minute;

 Uint8

Second;

 Uint8

Centiseconds;

 Uint8

HundredsofMicroseconds;

 Uint8

Microsecond;

}


34

X 0612

:2015

3.1.1.1 1/100

秒(Uint8 Centiseconds) 

a)

意味:1/100 秒の概念が利用可能でないオペレーティングシステム(OS)では,処理システムはこの

欄を無視しなければならない。

b)

設定値:1/100 秒の概念が利用可能でない OS では,処理システムはこの欄に 0 を設定しなければなら

ない。

3.1.1.2 100

マイクロ秒(Uint8 HundredsofMicroseconds) 

a)

意味:100 マイクロ秒の概念が利用可能でない OS では,処理システムはこの欄を無視しなければな

らない。

b)

設定値:100 マイクロ秒の概念が利用可能でない OS では,処理システムはこの欄に 0 を設定しなけ

ればならない。

3.1.1.3 

マイクロ秒(Uint8 Microseconds) 

a)

意味:マイクロ秒の概念が利用可能でない OS では,処理システムはこの欄を無視しなければならな

い。

b)

設定値:マイクロ秒の概念が利用可能でない OS では,処理システムはこの欄に 0 を設定しなければ

ならない。

3.2 

第 部  ボリューム構造 

3.2.1 

論理ボリュームヘッダ記述子(Logical Volume Header Descriptor) 

struct LogicalVolumeHeaderDesc{         /* JIS X 0607    4/14.15 */

 Uint64

UniqeID,

 bytes

reserved[24]

}

この構造体は,LVID の論理ボリューム内容用(Logical Volume Contents Use)欄内にある。

3.2.1.1 

一意 ID(Uint64 UniqueID) 

この欄は,次に使われることが推奨される一意 ID の値を含む。

特記事項  マッキントッシュの処理システムとの互換性を維持するために,この値は Int32 の最大の

値(2

31

−1)より小さいことが推奨される。

3.3 

第 部  ファイルシステム 

3.3.1 

ファイル識別記述子(File Identifier Descriptor) 

struct FileIdentifierDescriptor{               /* JIS X 0607    4/14.4 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 Uint16

FileVersionNumber;

 Uint8

FileCharacteristics;

 Uint8

LengthofFileIdentifier;

 struct

long_ad

ICB;

 Uint16

LengthofImplementationUse;

 byte

ImplementationUse[];

 char

FileIdentifier[];

 byte

Padding[];

}

特記事項  全ての UDF ディレクトリは,親ディレクトリの位置を示すファイル識別記述子を含まなけ


35

X 0612

:2015

ればならない。親ディレクトリを記述するファイル識別記述子は,ディレクトリ中の先頭

のファイル識別記述子でなければならない。JIS X 0607 

第 部 8.6 で規定するとおり,

ルートディレクトリの親ディレクトリはルートディレクトリでなければならない。

3.3.1.1 

ファイル特性(Uint8 FileChacteristics) 

いろいろな OS でのファイル特性の使用法を以下の細分箇条に記載する。

3.3.1.1.1 MS-DOS

OS/2Windows 95Windows NTMacintosh OS 9 以前,及び Macintosh OS X 

a)

意味:

1)

ビット 0 が 1 の場合,隠しファイルと解釈しなければならない。

2)

ビット 1 が 1 の場合,ディレクトリファイルと解釈しなければならない。

3)

ビット 2 が 1 の場合,削除ファイルと解釈しなければならない。

4)

ビット 3 が 1 の場合,関連するファイル識別子構造中の ICB 欄は,この記述子に記録するディレク

トリの親ディレクトリを識別していると解釈しなければならない。

b)

設定値:

1)

隠しファイルを示す場合,ビット 0 に 1 を指定しなければならない。

2)

ディレクトリファイルを示す場合,ビット 1 に 1 を指定しなければならない。

3)

削除ファイルを示す場合,ビット 2 に 1 を指定しなければならない。

Macintosh OS X

では隠しファイルビットに関する追加の規定が 3.3.4.5.4.2 にある。

3.3.1.1.2 UNIX 

UNIX

で,隠しファイルを隠しファイルでない普通のファイルとして処理することを除けば,これらの

ビットは 3.3.1.1.1 の規定と同様に処理しなければならない。

3.3.2 ICB

タグ(ICB Tag) 

struct icbtag{

/* JIS X 0607    4/14.6 */

 Uint32

PriorRecordedNumberofDirectEntries;

 Uiny16

StrategyType;

 byte

StrateryParameter[2];

 Uint16

NumberofEntries;

 byte

Reserved;

 Uint8

FileType;

 Lb_addr

ParentICBLocation;

 Uint16

Flags;

}

3.3.2.1 

フラグ(Uint16 Flags) 

3.3.2.1.1 MS-DOS

OS/2Windows 95 及び Windows NT 

a)

ビット 及び 7Setuid & Setgid

1)

意味:無視する。

2)

設定値:これらのビットを利用可能とする環境の下でのセキュリティ情報のメンテナンスのために,

次に示す状態のいずれかの一つが真の場合,

ビット 6 及びビット 7 を 0 に設定しなければならない。

−  一つのファイルを作成する。

−  ファイルに関連付けた属性及び許可条件を修正する。


36

X 0612

:2015

−  ファイルを書き込む(ファイルに関係するデータの内容を更新して)

b)

ビット 8Sticky

1)

意味:無視する。

2)

設定値:0 を設定しなければならない。

c)

ビット 10System

1)

意味:MS-DOS 及び OS/2 システムビットに配置する。

2)

設定値:MS-DOS 及び OS/2 システムビットに配置する。

3.3.2.1.2 Macintosh 

OS 

a)

ビット 及び 7Setuid & Setgid

1)

意味:無視する。

2)

設定値:これらのビットを利用可能とする環境の下でのセキュリティ情報のメンテナンスのために,

次に示す状態のいずれかの一つが真の場合,ビット 6 及び 7 を 0 に設定しなければならない。

−  一つのファイルを作成する。

−  ファイルに関連付けた属性及び許可条件を修正する。

−  ファイルを書き込む(ファイルに関係するデータの内容を更新して)

b)

ビット 8Sticky

1)

意味:無視する。

2)

設定値:0 を設定しなければならない。

c)

ビット 10System

1)

意味:無視する。

2)

設定値:ファイル作成時だけ 0 を設定し,他は保守しなければならない。

3.3.2.1.3 UNIX 

a)

ビット 6及び 8Setuid, Setgid, Sticky

これらのビットは,対応する標準 UNIX ファイルシステムのビットに配置される。

b)

ビット 10(System

1)

意味:無視する。

2)

設定値:ファイル作成時だけ 0 を設定し,他は保守しなければならない。

3.3.3 

ファイルエントリ(File Entry) 

struct ExtendedFileEntry{  /* JIS X 0607 4/14.9 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 struct

icbtag ICBTag;

 Uint32

Uid;

 Uint32

Gid;

 Uint32

Permissions;

 Uint16

FileLinkCount;

 Uint8

RecordFormat;

 Uint8

RecordDisplayAttributes;

 Uint32

RecordLength;

 Uint64

InformationLength;

 Uint64

LogicalBlocksRecorded;


37

X 0612

:2015

 struct

timestamp

AccessDateAndTime;

 struct

timestamp

ModificationDateAndTime;

 struct

timestamp

AttributeTime;

 Uint32

checkpoint;

 struct

long_ad

ExtendedAttributeICB;

 struct

EntityID

ImplementationIdentifier;

 Uint64

UniqueID;

 Uint32

LengthofExtendedAttributors;

 Uint32

LengthofAllocationDescriptors;

 byte

ExtendedAtrributes[??];

 byte

AllocationDescriptors[??];

}

特記事項  ファイルエントリの全長は,一つの論理ブロックの長さを超えてはならない。

3.3.3.1 

利用者 ID(Uint32 Uid) 

a)

意味:利用者識別子の概念を利用可能としない OS では,処理システムは,この欄を無視しなければ

ならない。この欄を利用可能とする OS では,

(2

32

−1)の値は無効な利用者 ID と解釈し,他の場合,

この欄は有効な利用者 ID を含む。

b)

設定値:利用者が指定しない限り,利用者 ID の概念を利用可能としない OS では,処理システムは,

無効な利用者 ID と解釈するための値(2

32

−1)をこの欄に設定しなければならない。

3.3.3.2 

グループ ID(Uint32 Gid) 

a)

意味:グループ ID の概念を利用可能としない OS では,処理システムは,この欄を無視しなければな

らない。この欄を利用可能とする OS では,

(2

32

−1)の値は無効なグループ ID と解釈し,他の場合,

この欄は有効なグループ ID を含まなければならない。

b)

設定値:利用者が指定しない限り,グループ ID の概念を利用可能としない OS では,処理システムは

無効なグループ ID と解釈するための値(2

32

−1)をこの欄に設定しなければならない。

3.3.3.3 

許可条件(Uint32 Permissions) 

   /* Definition: */

   /*  Bit

for  a  file

for  a  Directory

*/

      /* - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -    - - - - - - - - - - - - -    - - - - - - - - - - - - - - */

   /*  Execute May execute file

May search directory

*/

   /*  Write

May change file contents  May create and delete files

*/

   /*  Read

May examine file contents  May list  files in directory

*/

   /*  ChAttr  May change file attributes  May change dir attributes

*/

   /*  Delete  May delete file

May delete directory

*/

   #define OTHER_Execute  0x00000001

   #define OTHER_Write

0x00000002

   #define OTHER_Read

0x00000004

   #define OTHER_ChAttr

0x00000008

   #define OTHER_Delete

0x00000010

   #define GROUP_Execute  0x00000020

   #define GROUP_Write

0x00000040

   #define GROUP_Read

0x00000080

   #define GROUP_ChAttr

0x00000100


38

X 0612

:2015

   #define GROUP_Delete

0x00000200

   #define OWNER_Execute  0x00000400

   #define OWNER_Write

0x00000800

   #define OWNER_Read

0x00001000

   #define OWNER_ChAttr  0x00002000

   #define OWNER_Delete

0x00004000

セキュリティ情報を扱う許可条件の概念は,OS 間で完全には移植可能でない。この規格では,次に示

す基本的な課題に言及することによって,

許可条件ビットを処理する処理システム間で一貫性を保持する。

a) OS

が,利用者 ID 及びグループ ID の概念をもたない場合,所有者,グループ,その他の許可条件を

どのように処理システムが扱うことが望ましいのか。

b) OS

が,利用可能にする許可条件ビットに直接変換されない特定の許可条件ビットがある場合,処理

システムは,どのように許可条件ビットを処理することが望ましいのか。

c)

新しいファイルを作成するときに,OS が利用可能にする許可条件ビットに直接変換されない許可条

件に関しては,どのようなデフォルト値を用いることが望ましいのか。

3.3.3.3.1 

利用者,グループ,その他(User, Group and Other) 

一般に,利用者 ID 及びグループ ID を利用可能にしない OS では,許可条件ビットを処理するとき,次

に示すアルゴリズムを使用する。

a)

特定の許可条件を読み出す場合,全ての三つ(所有者,グループ,その他)の許可条件の論理和で値

を検査することが望ましい。例えば,OWNER_Write,GROUP_Write 及び OTHER_Write の論理和が 1

に等しかった場合,ファイルは書込み可能を示す。

b)

特定の許可条件を設定する場合,処理システムは許可条件ビットの三つ(所有者,グループ,その他)

の集合を設定することが望ましい。例えば,書込み可能なファイルを示す場合,OWNER_Write,

GROUP_Write

及び OTHER_Write を全て値 1 に設定することが望ましい。

3.3.3.3.2 

許可条件処理(Processing Permissions) 

この規格で扱う OS において,許可条件ビットの処理法を記載する

表 15 に従って,処理システムは許可

条件ビットを処理する。

表 15 は,OS が利用可能な許可条件ビットに直接変換されない許可条件ビットに

関連する項目を示す。


39

X 0612

:2015

表 15−各 OS の許可条件ビット処理 

許可 

ファイル又は
ディレクトリ 

記載 DOS

OS/2

Win

95 

Win

NT 

Mac

OS 

UNIX

読出し

ファイル

ファイルを読み出してもよい。

E E E E E E

読出し

ディレクトリ

ディレクトリを読み出してもよい。

E E E E  I  E

書込み

ファイル

ファイルの内容を更新してもよい。

E E E E E E

書込み

ディレクトリ

ファイル又はディレクトリを作成,

削除又は名前変更してもよい。

E E E E E E

実行

ファイル

ファイルは実行してもよい。

I I I I I E

実行

ディレクトリ

ファイル又はサブディレクトリを規

定するために,ディレクトリを検索
してもよい。

E E E E E E

属性

ファイル

ファイルの許可条件を変更してもよ
い。

E E E E E  I

属性

ディレクトリ

ディレクトリの許可条件を変更して

もよい。

E E E E E  I

削除

ファイル

ファイルを削除してもよい。

E E E E E  I

削除

ディレクトリ

ディレクトリを削除してもよい。 E E E E E  I

E

:実施する

I

:無視する

検索ビットとしてときどき参照するディレクトリの実行ビットは,特別な意味をもつ。このビットは,

ディレクトリの検索を可能にするが,その内容を一覧表示できるわけではない。例えば,実行許可条件だ

けを設定し,読出し許可条件ビットを設定しない PRIVATE と呼ぶディレクトリがある場合,ディレクトリ

PRIVATE

の内容は,一覧表示できない。PRIVATE ディレクトリ中に README と呼ぶ一つのファイルがあ

ると仮定する。利用者は,PRIVATE ディレクトリが検索可能であるため,README ファイルにアクセス

できる。

ディレクトリの内容を一覧表示するためには,読出し許可条件ビット及び実行許可条件ビットの両方を

ディレクトリに設定しなければならない。ファイル又はサブディレクトリの作成,削除及び名前変更をす

るためには,書込み許可条件ビット及び実行許可条件ビットの両方をディレクトリに設定しなければなら

ない。ディレクトリに対する実行ビットをもっとよく理解するためには,ファイル及びディレクトリの許

可条件を扱う UNIX の文献を参照。ディレクトリの実行ビットに定義する規則は,全ての処理システムで

実施しなければならない。

特記事項  ファイル又はサブディレクトリを削除するには,ファイル又はサブディレクトリの削除許

可条件ビットが設定されており,ファイル又はサブディレクトリを含むディレクトリには,

書込み許可条件ビット及び実行許可条件ビットの両方が設定されていなければならない。

3.3.3.3.3 

デフォルト許可値(Default Permission Values) 

表 16 では,この規格で扱う各 OS に関して,その OS で利用可能な許可条件ビットに直接変換されない

許可条件ビットについて,新しいファイルを作成するときにどのようなデフォルト値を使用することが望

ましいかを記載している。


40

X 0612

:2015

表 16−許可条件 

許可 

ファイル又は
ディレクトリ 

記載 DOS

OS/2

Win

95 

Win

NT 

Mac

OS  

UNIX

読出し

ファイル

ファイルを読み出してもよい。

1 1 1 1 1 U

読出し

ディレクトリ

ディレクトリが実行の表示がある場
合だけ,読み出してもよい。

1 1 1 1 1 U

書込み

ファイル

ファイルの内容を修正してもよい。

U U U U U U

書込み

ディレクトリ

ディレクトリが実行の表示がある場
合だけ,ファイル,又はサブディレ

クトリは,名前を変更したり,加え

たり,削除してもよい。

U U U U U U

実行

ファイル

ファイルは実行してもよい。

0 0 0 0 0 U

実行

ディレクトリ

ディレクトリの許可条件は,変更し

てもよい。

1 1 1 1 1 U

属性

ファイル

ファイルの許可条件は変更してもよ

い。

1 1 1 1 1

特記

事項 1

属性

ディレクトリ

ディレクトリの許可条件は変更して
もよい。

1 1 1 1 1

特記

事項 1

削除

ファイル

ファイルは削除してもよい。

特記

事項 2

特記

事項 2

特記

事項 

特記

事項 

特記

事項 2

特記

事項 2

削除

ディレクトリ

ディレクトリは削除してもよい。

特記

事項 2

特記

事項 2

特記

事項 

特記

事項 

特記

事項 2

特記

事項 2

U

:利用者指定

1

:設定

0

:除去

特記事項 1 UNIX では,ファイル及びディレクトリの所有者だけが,その属性を変更してもよい。 
特記事項 2  削除許可条件ビットは,書込み許可条件ビットの状態を基に設定することが望ましい。DOS,OS/2 及

び Macintosh OS では,ファイル又はディレクトリに書込みの表示が出た場合(書込み許可条件設定)

ファイルは削除可能と考えられ,削除許可条件ビットを設定することが望ましい。ファイルが再生専

用の場合,削除許可条件ビットを設定するのは望ましくない。これは,ファイル作成とファイルの属

性変更とにも適用する。

3.3.3.4 

一意 ID(Uint64 UniqueID) 

特記事項  幾つかの OS(例えば,Macintosh)ではこの値は Int32 の最大の値(2

31

-1

)より小さい必要

がある。Macintosh OS ではこの値は Macintosh ディレクトリ ID 又はファイル ID を示す。

そのため処理システムはこの値を Int32 の最大の値(2

31

-1

)より小さい値に保つようにす

ることが推奨される。値 1∼15 は Macintosh の処理システムのために予約されなければな

らない。

3.3.3.5 

拡張属性(byte Extended Attributes[]) 

ある種の拡張属性は,実行処理のためにファイルエントリ(FileEntry)のこの欄に記録することが望ま

しい。その他の拡張属性は,拡張属性 ICB(ExtendedAttributeICB)欄で指示する ICB に記録することが望

ましい。3.3.4 では,この欄に記録することが望ましい拡張属性について規定する。

3.3.4 

拡張属性(Extended Attributes) 

長さの変更が起こり得る,より長い拡張属性(EA)を扱うために,次に示す規則を EA 空間に適用する。

a)

一つの論理ブロック以上の属性長をもつ全ての EA は,論理ブロック境界で開始し,論理ブロック境

界で終了するブロック列でなければならない。


41

X 0612

:2015

b)

より短い EA は,4 バイト単位の属性長でなければならない。

c)

拡張属性空間は,次に示す構成のうち,一つの連続論理空間を表さなければならない。

1)  JIS X 0607

規格類の拡張属性

2)

ブロック境界でない処理システム用拡張属性

3)

ブロック境界の処理システム用拡張属性

4)

応用プログラム用拡張属性

3.3.4.1 

拡張属性ヘッダ記述子(Extended Attribute Header Descriptor) 

struct ExtendedAttributedHeaderDescriptor{      /* JIS X 0607    4/14.10.1 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 Uint32

ImplementationAttributesLocation;

 Uint32

ApplicationAttributesLocation;

}

前述の属性位置欄の一つに関係している属性が存在しない場合,対応する位置欄の値は拡張属性空間の

直後のバイト位置に設定しなければならない。

3.3.4.2 

代替許可条件(Alternate Permissions) 

struct AltematePermissionsExtendedAttribute{      /* JIS X 0607    4/14.10.4 */

 Uint32

AttributeType;

 Uint8

AttributeSubtype;

 byte

Reserved[3];

 Uint32

AttributeLength;

 Uint16

OwnerIdentification;

 Uint16

GroupIdentification;

 Uint16

Permission;

}

この構造は,記録してはならない。

3.3.4.3 

ファイル日時拡張属性(File Times Extended Attribute) 

struct FileTimesExtendedAttribute{            /* JIS X 0607    4/14.10.5 */

 Uint32

AttributeType;

 Uint8

AttributeSubtype;

 byte

Reserved[3];

 Uint32

AttributeLength;

 Uint32

DataLength;

 Uint32

FileTimeExistence;

 byte

FileTimes;

}

3.3.4.3.1 

ファイル日時の存在(Uint32 FileTimesExistance) 

3.3.4.3.1.1 Macintosh 

OS 

この欄は,ファイル作成日時が記録されたことを示すためだけに使用しなければならない。

3.3.4.3.1.2 

他の OS 

この欄を記録する必要はない。


42

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3.3.4.3.2 

ファイル日時(byte FileTimes) 

3.3.4.3.2.1 Macintosh 

OS 

a)

意味:関連ファイルの作成日時と解釈しなければならない。

b)

設定値:関連ファイルの作成日時を記録しなければならない。

ファイル日時拡張属性が存在しない場合,処理システムでは,ファイル作成日時を表すために,ファイ

ルエントリの訂正日時欄を使用しなければならない。

3.3.4.3.2.2 

他の OS 

この欄を記録する必要はない。

3.3.4.4 

装置仕様の拡張属性(Device Specification Extended Attribute) 

struct DeviceSpecificationExtendedAttribute{      /* JIS X 0607    4/14.10.7 */

 Uint32

AttributeType;

 Uint8

AttributeSubtype;

 byte

Reserved[3];

 Uint32

AttributeLength;

Uint32

ImplementationUseeLength;    /* (= IU_L) */

 Uint32

MajorDeviceIdentification;

 Uint32

MinorDeviceIdentification;

 byte

ImplementationUse[IU_L];

}

次に示す規範は,ファイルに関連する装置仕様拡張属性を作成する処理システムに従わなければならな

い。

a)

ファイルが関連する装置仕様拡張属性をもつ場合,icbtag 構造中のファイル種別欄の内容は,値 6(ブ

ロック特殊装置ファイルを示す。

)又は値 7(文字特殊装置ファイルを示す。

)を指定する。

b) icbtag

構造中のファイル種別欄の内容が値 6 又は値 7 でない場合,ファイルに関連する装置仕様拡張

属性は無視する。

c) icbtag

構造中のファイル種別欄内容が値 6 又は値 7 に等しく,ファイルに関連する装置仕様拡張属性

がない場合,ファイルへのアクセスは拒否しなければならない。

d)

ブロック特殊装置ファイルに関連する解釈方法を提供しない OS 環境において,関連する装置仕様拡

張属性をもつファイルへの open,read,write 及び close 要求は拒否しなければならない。

e)

全ての処理システムは,現在の処理システムを一意に識別する developerID を処理システム用欄に記録

しなければならない。

3.3.4.5 

処理システム用拡張属性(Implementation Use Extended Attribute) 

struct ImplementationUseExtendedAttribute{   /* JIS X 0607    4/14.10.8 */

 Uint32

AttributeType;

 Uint8

AttributeSubtype;

 byte

Reserved[3];

 Uint32

AttributeLength;

 Uint32

ImplementationUseLength; /* (= IU_L) */

 struct

EntityID

ImplementationIdentifier;

 byte

ImplementationUse[IU_L];


43

X 0612

:2015

}

属性長(AttributeLength)欄は,全体の拡張属性の長さを指定する。処理システム用拡張属性の使用を定

義する可変長の拡張属性に関して,属性長欄には,処理システム用(Implementation Use)欄の最後と処理

システム用拡張属性(Implementation Use Extended Attribute)の最後との間に埋込み空間を残すのに,十分

な大きさを指定することが望ましい。

3.3.4.5.1

3.3.4.5.5 では,オペレーティングシステム(OS)固有の拡張属性を記録するために,いろい

ろな OS で処理システム用拡張属性を使用する方法を記述する。

3.3.4.5.1

3.3.4.5.5 に定義する構造は,ヘッダチェックサム(header checksum)欄を含む。この欄は,処

理システム用拡張属性ヘッダの 16 ビットチェックサムを表す。属性種別(AttributeType)から処理システ

ム識別子(ImplementationIdentifier)までの欄を,チェックサムで保護するデータとして表す。ヘッダチェ

ックサム欄は,拡張属性空間の障害回復の支援として使う。ヘッダチェックサムのための C のソースコー

ドを 6.8 に示す。

特記事項  全ての適合する処理システムでは,媒体中の既存の拡張属性を保存することを推奨する。

処理システムは,動作中の OS に関する拡張属性を作成し,利用可能にすることが望まし

い。例えば,Macintosh 処理システムでは,媒体中に存在する OS/2 拡張属性を保存するこ

とを推奨する。また,この規格に規定する全ての Macintosh 拡張属性を作成し,利用可能

にすることが望ましい。

3.3.4.5.1 

全てのオペレーティングシステム(All Operating System) 

3.3.4.5.1.1 

空き EA 空間(FreeEASpace) 

この拡張属性は,

拡張属性空間で未使用な空間を示すために使用しなければならない。

この拡張属性は,

処理システム用拡張属性として記録しなければならない。その処理システム用拡張属性の処理システム識

別子(ImplementationIdentifier)は,

“*UDF FreeEASpace

に設定する。

この拡張属性の処理システム用(ImplementationUse)領域は,

表 17 に示す構成でなければならない。

表 17−空き EA 空間のフォーマット(FreeEASpace format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム(Header Checksum) Uint16

2 IU_L

−1

空き EA 空間(Free EA Space)

バイト

この拡張属性は,拡張属性空間の全てを再度書き込むことなく,処理システムが他の拡張属性の全長を

縮小又は拡大することを可能にする。空き EA 空間(FreeEASpace)の拡張属性は上書きしてもよく,上書

きを必要とする処理システムがその空間を再利用してもよい。

3.3.4.5.1.2 DVD

著作権管理情報(DVD Copyright Management Information) 

この拡張属性は,DVD 著作権管理情報を示すために使用しなければならない。この拡張属性は,処理シ

ステム用拡張属性として記録しなければならない。その処理システム用拡張属性の処理システム識別子

ImplementationIdentifier)は,

“*UDF DVD CGMS Info

に設定しなければならない。

この拡張属性の処理システム用(ImplementationUse)領域は,

表 18 に示す構成でなければならない。


44

X 0612

:2015

表 18DVD CGMS Info のフォーマット 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム(Header Checksum) Uint16

2 1

CGMS

情報(CGMS Information)

バイト

3 1

データ構造種別(Data Structure Type) Uint8

4 4

保護システム情報(Protection System Information)

バイト

この拡張属性は,DVD 著作権管理情報の記録を可能にする。このフォーマットの解釈は,DVD

Format/Logo Licensing Corporation

6.9.3 参照)が出版する DVD 規定で定義しなければならない。この拡張

属性を利用可能にすることは,任意選択とする。

3.3.4.5.1.3 

論理ボリューム拡張情報(Logical Volume Extebded Information) 

LV

拡張情報 EA(LVExtensionEA)は,VAT ファイルエントリだけに記録されなければならない。この

情報の使用は,任意選択とする。この規格(UDF 1.50)に適合している媒体だけ使用しなければならない

(UDF 2.0 は別の解決法を提供している。

この拡張属性は,処理システム用拡張属性として記録しなければならない。その処理システム用拡張属

性の処理システム識別子(ImplementationIdentifier)は,

“*UDF VAT LVExtension

に設定しなければならない。

この拡張属性の処理システム用(ImplementationUse)領域は,

表 19 に示す構成でなければならない。

表 19LV 拡張属性 EA のフォーマット(LVExtensionEA format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム(Header Checksum) Uint16

2 8

検証 ID(Verification ID) Uint64

10 4

ファイル数(Number of Files) Uint32

14 4

ディレクトリ数(Number of Directories) Uint32

18 128

論理ボリューム識別子(Logical Volume Identifier) dstring

注記 1  検証 ID:この EA を書き込むときに,VAT ICB のファイルエントリの一意 ID 欄のコピーがこ

の欄に記録されなければならない。読み出すときに,この欄の値がファイル数及びディレクト
リ数が正確かどうかを確認するのを補助する。この欄が一意 ID 欄と同じであるときだけ,こ

れらの値(ファイル数及びディレクトリ数)は有効であり,そうでなければ読出しシステムは

これらの値は無効であると考えなければならない。これらの値はファイル数及びディレクトリ
数が分かっている場合だけ更新されなければならない。そうでなければ,これらの値を変更し

ないか,又は全て値 0 のバイトで埋めなければならない。

注記 2  ファイル数:2.2.6.4 のファイル数と同じ。 
注記 3  ディレクトリ数:2.2.6.4 のディレクトリ数と同じ。 
注記 4  論理ボリューム識別子:利用者によって割り当てられた現在の論理ボリューム名を示す。この

論理ボリューム名は,LVD 及び FSD の論理ボリューム識別子と違ってもよい。違う場合,こ
の値が他の値より優先される。

3.3.4.5.2 MS-DOS

Windows 95 及び Windows NT 

a)

意味:無視する。

b)

設定値:この拡張属性は,利用できない。媒体中の既存ファイルの拡張属性は保存しなければならな

い。


45

X 0612

:2015

3.3.4.5.3 OS/2 

OS/2

は,制限のない個数の拡張属性を利用可能にする。これらの拡張属性は,次に示す二つの処理シス

テム用拡張属性の使用によって利用可能としなければならない。

3.3.4.5.3.1 OS2

拡張属性(OS2EA) 

この拡張属性は,OS/2 で定義可能な全ての拡張属性を含み,処理システム用拡張属性として記録しなけ

ればならない。その処理システム用拡張属性の処理システム識別子(ImplementationIdentifier)は,

“*UDF OS/2 EA

に設定しなければならない。

この拡張属性の処理システム用(ImplementationUse)領域は,

表 20 に示す構成とする。

表 20OS2 拡張属性フォーマット(OS2EA format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム(Header Checksum) Uint16

2 IU_L-2

OS/2

拡張属性(OS/2 Extended Attribute) FEA

OS2

拡張属性欄は,

表 21 に示す OS/2 の完全 EA(FEA)の表を含む。

表 21−完全 EA フォーマット(FEA format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 1

フラグ(Flags) Uint8

1 1

名前の長さ(=L_N) Uint8

2 2

値の長さ(=L_V) Uint16

4 L_N

名前

バイト

4+L_N L_V

バイト

完全 EA(FEA)の完全な記述のためには,IBM の次の規定を参照。

“Installable File System for OS/2 Version 2.0”

OS/2 File Systems Department

PSPC Boca Raton, Florida

 February

17,

1992

3.3.4.5.3.2 OS2

拡張属性長(OS2EALength) 

この拡張属性は,OS2 拡張属性情報の長さを規定する。この値は,ディレクトリ操作で OS/2 に通知す

る必要があるため,効率上の理由から,ファイルエントリ(FileEntry)の拡張属性(ExtendedAttributes)欄

に記録することが望ましい。この拡張属性は,処理システム用拡張属性として記録しなければならない。

その処理システム用拡張属性の処理システム識別子(ImplementationIdentifier)は,

“*UDF OS/2 EALength

に設定しなければならない。

この拡張属性の処理システム用(ImplementationUse)領域は,

表 22 に示す構成とする。

表 22OS2 拡張属性長フォーマット(OS2EALength format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム(Header Checksum) Uint16

2 4

OS/2

拡張属性長(OS/2 Extended Attribute Length) Uint32


46

X 0612

:2015

OS2

拡張属性長欄に記録する値は,OS2 拡張属性(OS2EA)拡張属性の処理システム用長欄-2 に一致し

なければならない。

3.3.4.5.4 Macintosh 

OS 

Macintosh OS

は,次の 3.3.4.5.4.13.3.4.5.4.4 に示す拡張属性の利用を要求する。

3.3.4.5.4.1 Mac

ボリューム情報(MacVolumeInfo) 

この拡張属性は,Mac ボリューム情報を含み,処理システム用識別子(ImplementationIdentifier)に処理

システム用拡張属性として記録しなければならない。その処理システム用拡張属性の処理システム識別子

ImplementationIdentifier)は,

“*UDF Mac VolumeInfo

に設定しなければならない。

この拡張属性の処理システム用(ImplementationUse)領域は,

表 23 に示す構成でなければならない。

表 23Macintosh ボリューム情報フォーマット(MacVolumeInfo format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム(Header Checksum) Uint16

2 12

最後の更新日時(Last Modification Date) timestamp

14 12

最後のバックアップ日時(Last Backup Date) timestamp

26 32

ボリュームファインダ情報(Volume Finder Information) Uint32

Mac

ボリューム情報(MacVolumeInfo)の拡張属性は,ルートディレクトリのファイルエントリ(FileEntry

の拡張属性として記録しなければならない。

3.3.4.5.4.2 Mac

ファインダ情報(MacFinderInfo) 

この拡張属性は,関連ファイル又はディレクトリの Macintosh ファインダ情報を含む。この情報は頻繁

にアクセスするため,効率上の理由からファイルエントリ(FileEntry)の拡張属性(ExtendedAttributes)欄

に記録することが望ましい。

Mac

ファインダ情報の拡張属性は,処理システム用識別子(ImplementationIdentifier)に処理システム用

拡 張 属 性 と し て 記 録 し な け れ ば な ら な い 。 そ の 処 理 シ ス テ ム 用 拡 張 属 性 の 処 理 シ ス テ ム 識 別 子

ImplementationIdentifier)は,

“*UDF Mac FinderInfo

に設定しなければならない。

この拡張属性の処理システム用(ImplementationUse)領域は,

表 24 及び表 25 に示す構成でなければな

らない。

表 24−ディレクトリに対する Mac ファインダ情報フォーマット(MacFinderInfo format for a directory 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム(Header Checksum) Uint16

2 2

埋込み(Reserved for Padding)

Uint16 = 0

4 4

親ディレクトリ ID(Parent Directory ID) Uint32

8 16

ディレクトリ情報(Directory Information) UDFDInfo

24 16

ディレクトリ拡張情報(Directory Extended Information) UDFDXInfo


47

X 0612

:2015

表 25−ファイルに対する Mac ファインダ情報フォーマット(MacFinderInfo format for a file 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム(Header Checksum) Uint16

2 2

埋込み(Reserved for Padding)

Uint16 = 0

4 4

親ディレクトリ ID(Parent Directory ID) Uint32

8 16

ファイル情報(File Information) UDFFInfo

24 16

ファイルの拡張情報(File Extended Information) UDFFXInfo

40 4

リソースフォークデータ長(Resource Fork Data Length) Uint32

44 4

リソースフォーク割付け長(Resource Fork Allocated Length) Uint32

Mac

ファインダ情報(MacFinderInfo)の拡張属性は,論理ボリューム中の全てのファイル及びディレク

トリの拡張属性として記録しなければならない。

Mac

ファインダ情報中で使用する構造は,明確化のために

表 26∼表 31 で示す。これらの構造の完全な

情報については,

“Inside Macintosh”と呼ぶ Macintosh の文献を参照する。各構造のボリューム及びページ

番号は,

“Inside Macintosh”固有のボリューム及びページに対応する。

表 26UDFPoint フォーマット(ボリューム I139 ページ) 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

v

Int16

2 2

h

Int16

表 27UDFRect フォーマット(ボリューム I141 ページ) 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

top

Int16

2 2

left

Int16

4 2

bottom

Int16

6 2

right

Int16

表 28UDFDInfo フォーマット(ボリューム IV105 ページ) 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 8

frRect

UDFRect

8 2

frFlags

Int16

10 4

frLocation

UDFPoint

14 2

frView

Int16

表 29UDFDXInfo フォーマット(ボリューム IV106 ページ) 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 4

frScroll

UDFPoint

4 4

frOpenChain

Int32

8 1

frScript

Uint8

9 1

frXflags

Uint8

10 2

frComment

Int16

12 4

frPutAway

Int32


48

X 0612

:2015

表 30UDFFInfo フォーマット(ボリューム II84 ページ) 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 4

fdType

Uint32

4 4

fdCreator

Uint32

8 2

fdFlags

Uint16

10 4

fdLocation

UDFPoint

14 2

fdFldr

Int16

表 31UDFFXInfo フォーマット(ボリューム IV105 ページ) 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

fdIconID

Int16

2 6

fdUnused

バイト

8 1

fdScript

Int8

9 1

fdXFlags

Int8

10 2

fdComment

Int16

12 4

fdPutAway

Int32

特記事項  前述した構造は,元の Macintosh 構造と実際に異なることを示すために,

“UDF”が先行す

る元の Macintosh 名をもつ。媒体中では,ビッグエンディアン形式の元の Macintosh 構造に

対して,UDF 構造では,リトルエンディアンで記録する。

3.3.4.5.4.3 Mac

一意 ID 表(MacUniqueIDTable) 

この拡張属性は,指定された一意 ID に対応するファイルエントリを見つけるために用いられる表を含

む。

この表は,処理システム用識別子(ImplementationIdentifier)に処理システム用拡張属性として記録しな

ければならない。その処理システム用拡張属性の処理システム識別子(ImplementationIdentifier)は,

“*UDF Mac UniqueIDTable

に設定しなければならない。

この拡張属性の処理システム用(ImplementationUse)領域は,

表 32∼表 34 に示す構成でなければなら

ない。

表 32Mac 一意 ID 表フォーマット(MacUniqueIDTable format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム Uint16

2 2

埋込み Uint16

=0

4 4

一意 ID マップ数(=N_DID) Uint32

8

N_DID * 8

一意 ID マップ UniqueIDMap

表 33−一意 ID マップフォーマット(UniqueIDMap format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 8

ファイルのエントリ位置 sm

ad


49

X 0612

:2015

表 34small ad フォーマット 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

エクステント長 Uint16

2 6

エクステント位置 lb_addr

(4/7.1)

この一意 ID 表は,指定された Macintosh ディレクトリ ID 又はファイル ID(一意 ID)に関して,これに

相当するファイルエントリを探すために使用する。例えば,Macintosh ディレクトリ ID 又はファイル ID

が i の場合,これに相当するファイルエントリ位置は,一意 ID 表中の(i−2)の一意 ID マップにある。

一意 ID が 0 から始まるのに対して,Macintosh ディレクトリ ID 又はファイル ID は 2 から始まるため,一

意 ID は,相当するディレクトリ ID 又はファイル ID から 2 を減じた値となる。Macintosh のルートディレ

クトリのディレクトリ ID の値は常に 2 であるので,

それに相当するルートファイルエントリの一意 ID は,

値 0 である。

ファイルエントリ位置のエクステント長欄の値が 0 の場合,これに相当する一意 ID は未使用になる。

Mac

一意 ID 表の拡張属性は,ルートディレクトリの拡張属性として記録しなければならない。

Mac

一意 ID 表は,Macintosh で利用可能な処理システムだけが作成及び更新を行う。Mac 一意 ID 表を

利用可能でない処理システムが論理ボリュームを更新したとき,論理ボリュームは,次に示す食い違いを

生じる。

a) Mac

一意 ID 表から参照されていないファイルが媒体上に存在する。これは,Macintosh ではない処理

システムが媒体中に新たなファイルを作成した結果である。

b) Mac

一意 ID 表で管理するファイルがもはや媒体上に存在しない。これは,Macintosh ではない処理シ

ステムが媒体中のファイルを削除した結果である。

Macintosh

は,

ファイル名を参照せず,

媒体中のファイルに直接位置づけをするのに一意 ID を使用する。

これは,Macintosh で利用可能な処理システムが,最初にファイルを作成したときだけに行われる。したが

って,Macintosh ではない処理システムが論理ボリュームに追加した新たなファイルは,常にファイル名に

よる参照が最初に行われ,一意 ID による参照は行われない。ファイル名によるファイルへの最初のアク

セス時に,Macintosh 用の処理システムは,そのファイルの一意 ID が Mac 一意 ID 表にないことを検出し,

その表を正しい状態に更新することが可能である。

二つめの問題は,解決が少し困難である。この問題は,Macintosh 用の処理システムが,媒体中のファイ

ルへの参照を,一意 ID によって与えられたときに発生する。Macintosh 用の処理システムは,一意 ID が

参照するファイルが存在することを確認する必要がある。次の手順を実施できる。

a)

一意 ID が示すファイルエントリが,同一の一意 ID を含むことを確認する。

b)

さらに,ファイルエントリを含むブロックが空きリスト中にないことを確認する。これは,Macintosh

ではない処理システムがファイルを削除して,ファイルエントリがいまだに上書きされていないとき

のためである。

これらの二つの確認によっても捕らえることができない唯一の例は,Macintosh ではない処理システムが

ファイルを削除し,ファイルエントリに関連する論理ブロックが,新たなファイルに再割付けされ,新た

なファイルがそのブロックを,

割付け済みであるが未記録のエクステントとして使用している場合である。


50

X 0612

:2015

3.3.4.5.4.4 Mac

リソースフォーク(MacResourceFork) 

この拡張属性は,関連するファイルの Macintosh リソースフォークのデータを含む。

リソースフォークのデータは,処理システム用識別子(ImplementationIdentifier)に処理システム用拡張

属 性 と し て 記 録 し な け れ ば な ら な い 。 そ の 処 理 シ ス テ ム 用 拡 張 属 性 の 処 理 シ ス テ ム 識 別 子

ImplementationIdentifier)は,

“*UDF Mac ResourceFork

に設定しなければならない。

この拡張属性の処理システム用(ImplementationUse)領域は,

表 35 に示す構成でなければならない。

表 35Mac リソースフォークフォーマット(MacResourceFork format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム Uint16

2 IU_L-2

リソースフォークデータ

バイト

Mac

リソースフォークの拡張属性は,論理ボリューム中のリソースフォークが 1 バイト以上の全てのフ

ァイルに拡張属性として記録しなければならない。

Mac

リソースフォークの拡張属性を参照する Mac ファインダ情報の二つの欄は,

次のとおりに定義する。

a)

リソースフォークデータ長(Resource Fork Data Length

:リソースフォークの一部と解釈する実際の

データの長さを設定しなければならない。

b)

リソースフォーク割付け長(Resource Fork Allocated Length

:リソースフォークの割り付けた空間の総

容量をバイト単位で設定しなければならない。

3.3.4.5.5 UNIX 

a)

意味:無視する。

b)

設定値:この拡張属性は,利用できない。媒体上の既存ファイルの拡張属性は,保存しなければなら

ない。

3.3.4.6 

アプリケーション用拡張属性(Application Use Extended Attribute) 

struct ApplicationUseExtendedAttribute{        /* JIS X 0607    4/14.10.9 */

Uint32

AttributeType;    /*= 65536 */

 Uint8

AttributeSubtype;

 byte

Reserved[3];

 Uint32

AttributeLength;

 Uint32

ApplicationUseLength; /* (= AU_L) */

 struct

EntityID

ApplicationIdentifier;

 byte

ApplicationUse[AU_L];

}

属性長(AttributeLength)欄は,全体の拡張属性の長さを指定する。アプリケーション用拡張属性の使用

を定義する可変長の拡張属性に対して,属性長欄には,アプリケーション用(Application Use)欄の最後と

アプリケーション用拡張属性(Application Use Extended Attribute)の最後との間に埋込み空間を残すのに,

十分な大きさを指定することが望ましい。

次の 3.3.4.6.1 に定義する構造は,ヘッダチェックサム(header checksum)欄を含む。この欄は,アプリ

ケーション用拡張属性ヘッダの 16 ビットチェックサムを表す。属性種別(AttributeType)からアプリケー


51

X 0612

:2015

ション識別子(ApplicationIdentifier)までの欄を,チェックサムで保護するデータとして表す。ヘッダチェ

ックサム欄は,拡張属性空間の障害回復の支援として使う。ヘッダチェックサムのための C のソースコー

ドを 6.8 に例示する。

特記事項  全ての適合する処理システムでは,媒体中の既存の拡張属性を保存しなければならない。

処理システムは,動作中の OS に対する拡張属性を作成し,利用可能にしなければならな

い。例えば,Macintosh 処理システムでは,媒体中に存在する OS/2 拡張属性を保存しなけ

ればならない。また,この規格に規定する全ての Macintosh 拡張属性をも作成し,利用可

能にしなければならない。

3.3.4.6.1 

全てのオペレーティングシステム(All Operating Sytsem) 

3.3.4.6.1.1 FreeAppEASpace 

この拡張属性は,拡張属性空間でアプリケーション用拡張属性に確保された未使用な空間を示すために

使用しなければならない。この拡張属性は,アプリケーション識別子(ApplicationIdentifier)に

“*UDF FreeAppEASpace

を設定するアプリケーション用拡張属性として記録しなければならない。

この拡張属性のアプリケーション用(ApplicationUse)領域は,

表 36 に示す構成でなければならない。

表 36FreeAppEASpace のフォーマット(FreeAppEASpace format 

RBP 

長さ 

名前 

内容 

0 2

ヘッダチェックサム(Header Checksum) Uint16

2 IU_L

−1

空き EA 空間(Free EA Space)

バイト

この拡張属性は,拡張属性空間の全てを再度書き込むことなく,処理システムが他の拡張属性の全長を

縮小又は拡大することを可能にする。FreeAppEASpace の拡張属性は,上書きしてもよく,上書きを必要と

する処理システムがその空間を再利用してもよい。

利用者インタフェース要件 

4.1 

第 部  ボリューム構造 

JIS X 0607

規格類の

第 部には,処理システムに依存して,利用者に提示しなければならないいろいろ

な識別子を含む。

a)

ボリューム識別子(VolumeIdentifier

b)

ボリューム集合識別子(VolumeSetIdentifier

c)

論理ボリューム識別子(LogicalVolumeIdentifier

これらの識別子は,CS0 で記録され,利用者に表示可能にするために,ある翻訳方式を採らなければな

らないことがある。そのため,処理システムが前記の識別子について,オペレーションシステム(OS)固

有の解釈を実行しなければならないとき,処理システムは 4.2.2.1 に記載するアルゴリズムを使用しなけれ

ばならない。

翻訳アルゴリズムのための C のソースコードは,6.7 に示す。

4.2 

第 部  ファイルシステム 

4.2.1 ICB

タグ(ICB Tag) 

Struct icbtag {

/* JIS X 0607    4/14.6 */


52

X 0612

:2015

 Uint32

PriorRecordedNumberofDirectEntries;

 Uint16

StrategyType;

 byte

StrategyParameter[2];

 Uint16

NumberofEntries;

byte

Reserved;  /* == #00 */

 Uint8

FileType;

 Lb_addr

ParentICBLocation;

 Uint16

Flags;

}

4.2.1.1 

ファイル種別(FileType) 

UNIX

でない OS 環境では,次に示す値のいずれかをこの欄の中にもつファイルに関する open,close,

read

及び write 要求は,アクセス拒否エラーの状態でなければならない。

ファイル種別値−0(Unknown)

,6(ブロック装置)

,7(文字装置)

,9(FIFO)

及び 10(C_ISSOCK)

種別 12[シンボリックリンク(SymbolicLink

]のファイルに関する open,close,read 及び write 要求は,

このシンボリックリンクが指し示しているファイル又はディレクトリにアクセスしなければならない。

4.2.2 

ファイル識別記述子(File Identifier Descriptor) 

Struct FileIdentifierDescriptor{

/* JIS X 0607    4/14.4 */

 struct

tag  DescriptorTag;

 Uint16

FileVersionNumber;

 Uint8

FileCharacteristics;

 Uint8

LengthofFileIdentifier;

struct long_ad      ICB;

 Uint16

LengthofImplementationUse;

 byte

ImplementationUse[??];

 char

FileIdentifier[??];

 byte

Padding[??];

}

4.2.2.1 

ファイル識別子(char FileIdentifier) 

ほとんどの OS は,正当なファイル識別子(FileIdentifier)の特性に関するそれ自体の規定があるので,

これは交換に伴う問題となる。そのため,全ての処理システムが,ファイル識別子翻訳の何らかの方式を

実行しなければならないので,全ての処理システムが同一アルゴリズムを使用すれば,それは利用者にと

って有益となる。

ファイル識別子翻訳の問題は,次に示す a)e)  のうちの一つ以上に分類される。

a)

名前長(Name Length

:ほとんどの OS は,ファイル識別子の長さに,ある決まった制限がある。

b)

無効文字(Invalid Characters

:ほとんどの OS は,ファイル識別子名中に不当と考えられる文字があ

る。

c)

表示可能文字(Displayable Characters

:UDF が Unicode 文字集合を利用可能にするので,ファイル識

別子中の文字が,受領システムで表示可能でないものを含むことがある。

d)

大文字と小文字との区別(Case Insensitive

:幾つかの OS は,ファイル識別子に関して大文字と小文


53

X 0612

:2015

字との区別を行わない。例えば,OS/2 はファイルを作成するとき,ファイル識別子の元の状態を記録

するが,

ファイル識別子にアクセスしているとき,

大文字と小文字との区別をしない操作を使用する。

OS/2

では,

“Abc”及び“ABC”は同一ファイル名とする。

e)

予約名(Reserved Names

:幾つかの OS には,ファイル識別子名に使用できない名前がある。

4.2.2.1.1

4.2.2.1.5 は,この規格で扱う各特定 OS に対するファイル識別子の翻訳アルゴリズムを概説す

る。全ての OSTA UDF 適合処理システムは,このアルゴリズムを使用しなければならない。このアルゴリ

ズムは,不当なファイル識別子を読み出した場合だけに適用する。媒体中の元のファイル識別子名は,変

更してはならない。このアルゴリズムは,OS のファイル識別子の制約に合致させるために,ファイル識

別子の翻訳方式を実行する処理システムに適用しなければならない。

全ての OSTA UDF 適合処理システムは,UDF の翻訳アルゴリズムを利用可能としなければならないが,

追加のアルゴリズムを利用可能にしてもよい。複数のアルゴリズムを利用可能にする場合,処理システム

の利用者に,UDF 翻訳アルゴリズムの選択方法を提供しなければならない。デフォルトの表示可能アルゴ

リズムは,UDF が定義するアルゴリズムであることを推奨する。

これらのアルゴリズムの主目的は,ファイルが属するディレクトリの全てを調べずに,固有の OS の制

約に適合する一意のファイル名を作成することである。

次に示すアルゴリズムのための C のソースコードは,6.7 に示す。

特記事項  次のアルゴリズムの定義では,常に,d 文字は引用符中に指定され,Unicode の 16 進の数

値が指定される。さらに,このアルゴリズムは,CS0 の 16 進表示を参照する。これは,16

進数で値を表すのに Unicode の値#0030∼#0039 及び#0041∼#0046 を使用することに相当す

る。

次のアルゴリズムは,処理システムの利用者に名前の重複を報告する結果となることもある。その理由

としては,

(可能ならば,ファイル名の変更によって)ディレクトリ中のどんなファイルも利用者がアクセ

スできるときに,ディレクトリの内容への効率的なアクセスが必要なこと,並びに複数の論理ボリューム

マウント間及び複数のファイルシステムドライバ処理システム間の名前の翻訳の一貫性が必要なことが含

まれる。

定義:ファイル識別子は,ファイル名及びファイル拡張子の二つの部分で構成しなければならない。

文字“.(#002E)は,ファイルのファイル識別子に関する分離子としなければならない。最後の“.(#002E)

に続く文字が 5 文字以下の場合,それはファイル拡張子を構成しなければならない。5 文字を超える場合,

ファイル拡張子は存在してはならない。ファイル拡張子に先行して現れ,最後の“.”

(#002E)を除いた文

字は,ファイル名を構成しなければならない。

特記事項 OS/2,Macintosh 及び UNIX が,ファイル拡張子の概念を形式的にもたない場合であっても,

1

∼5 文字の拡張子がその後に続く“.”でファイルを終えることが,共通のファイル命名規

則である。そのため,次のアルゴリズムでは,ファイル拡張子は最大 5 文字までとしてい

る。

4.2.2.1.1 MS-DOS 

MS-DOS OS

環境が,ファイルに関連するファイル識別子に制約を強いるため,上に挙げた OS 環境でフ

ァイル識別子を扱うために,次に示す方法を使用しなければならない。

制約:ファイル識別子のファイル名要素は,8 文字を超えてはならない。ファイル識別子のファイル拡張

子要素は,3 文字を超えてはならない。

a)

ファイル識別子(FileIdentifier)の照合:ファイル識別子の“照合”に対する要求に,大文字と小文字


54

X 0612

:2015

との区別をしない比較を実行しなければならない。

b)

ファイル識別子の有効性確認:ファイル識別子が有効な MS-DOS ファイル識別子である場合,次の段

階は適用しない。

c)

スペースの除去:識別子中の全ての埋込みスペースは,削除されなければならない。

d)

無効文字:

(先に定義した)ファイル名中の無効文字,ファイル拡張子中の無効文字,又は現状の環境

で表示不可能な文字を含むファイル識別子は,これらを“_”

(#005F)に翻訳しなければならない(媒

体中のファイル識別子は,変更しない。

。複数の連続する無効文字,又は表示不可能な文字は,1 文

字の“_”

(#005F)に翻訳しなければならない。無効文字は 6.7 に示す C ソースコードを参照。

e)

先行終止符:最初の“.”

(#002E)文字の前に文字が存在しない場合,このヒューリスティックなアプ

リケーションでは,先行する“.”

(#002E)を,最初の“.”

(#002E)でない文字まで無視しなければ

ならない。

f)

複数終止符:複数の“.”

(#002E)文字を含むファイル識別子の場合,最後の“.”

(#002E)に続く全

ての文字が 5 文字以下の場合,ファイル拡張子を構成しなければならない。ファイル拡張子の前の最

後の“.”

(#002E)を除く文字はファイル名を構成しなければならない。ファイル名中の“.”

(#002E)

文字は,削除しなければならない。

g)

長拡張子:この処理のこの段階で,ファイル拡張子を構成する文字数が 3 を超える場合,このファイ

ル拡張子は,この処理のこの段階でのファイル拡張子を構成している文字の中の先頭の 3 文字で構成

するとみなさなければならない。

h)

長ファイル名:この処理のこの段階で,ファイル名を構成する文字数が 8 を超える場合,ファイル名

は 4 文字に切り縮めなければならない。

i)

ファイル識別子 CRC:前述の処理によって,元のファイル識別子の文字情報が失われているので,同

一ディレクトリ中で重複ファイル識別子を作成する機会が増す。重複ファイル識別子をもつ機会を大

きく減らすために,ファイル名を元ファイル識別子の CRC を含むように変更しなければならない。フ

ァイル名は,この処理のこの段階でファイル名を構成する 4 文字を先頭として,元の CS0 ファイル名

の 16 ビット CRC を CS0 の 16 進表示した 4 数字を続けて構成しなければならない。

特記事項 MS-DOS 以外のアルゴリズムでは,CRC には分離子“#”

(#0023)が先行する。MS-DOS

のファイル名の文字数の制限によって CRC の分離子は使用しない。

j)

新しいファイル識別子は,全て大文字に翻訳しなければならない。

4.2.2.1.2 OS/2 

OS/2 OS

環境が,ファイルに関連するファイル識別子に制約を強いるため,前述の OS 環境でファイル

識別子を扱うために,次に示す方法を使用しなければならない。

a)

ファイル識別子(FileIdentifier)の照合:ファイル識別子の“照合”に対する要求に,大文字と小文字

との区別をしない比較を実行しなければならない。

b)

ファイル識別子の有効性確認:ファイル識別子が有効な OS/2 ファイル識別子である場合,次の段階

は適用しない。

c)

無効文字:OS/2 のファイル名として無効な文字,又は現状の環境で表示不可能な文字を含むファイル

識別子は,これらを“_”

(#005F)に翻訳しなければならない。複数の連続する無効文字又は表示不

可能な文字は,1 文字の“_”

(#005F)に翻訳しなければならない。無効文字は 6.7 に示す C ソースコ

ードを参照。

d)

末尾の終止符及びスペース:全ての末尾の“.”

(#002E)及び“  ”

(#0020)は削除しなければならな


55

X 0612

:2015

い。

e)

ファイル識別子 CRC:前述の処理によって,元のファイル識別子の文字情報が失われるので,同一デ

ィレクトリ中で重複ファイル識別子を作成する機会が増す。重複ファイル識別子をもつ機会を大きく

減らすために,ファイル名を元のファイル識別子の CRC を含むように変更しなければならない。

ファイル拡張子がある場合,新しいファイル識別子は,この処理のこの段階でファイル名を構成する先

頭の文字数から成らなければならず,その個数は次による。

254

(新ファイル拡張子の長さ+1)

−5

ここに,

1

“.”用

5

#CRC

これに分離子“#”

(#0023)が続き,元の CS0 ファイル識別子の 16 ビット CRC を CS0 の 16 進表示した

4

数字を続けて,さらに,

“.”

(#002E)及びこの処理のこの段階でのファイル拡張子を続けて構成しなけ

ればならない。

ファイル拡張子がない場合,新しいファイル識別子は,この処理のこの段階でファイル名を構成する先

頭の[254−(#CRC 用の)5]個の文字から成る。これに分離子“#”

(#0023)を続け,元の CS0 ファイル

識別子の 16 ビット CRC を CS0 の 16 進表示した 4 数字を続けて構成する。

4.2.2.1.3 

Macintosh OS 9

以前 

Macintosh OS 9

以前の環境が,ファイルに関連するファイル識別子に制約を強いているため,前述の OS

環境でファイル識別子を扱うために,次に示す方法を使用しなければならない。

a)

ファイル識別子(FileIdentifier)の照合:ファイル識別子の“照合”に対する要求に,大文字と小文字

との区別をしない比較を実行しなければならない。

b)

ファイル識別子の有効性確認:ファイル識別子が有効な Macintosh OS 9 以前のファイル識別子である

場合,次の段階を適用しない。

c)

無効文字:Macintosh OS 9 以前のファイル名として無効な文字,又は現状の環境で表示不可能な文字

を含むファイル識別子は,これらを“_”

(#005F)に翻訳しなければならない。複数の連続する無効

文字又は表示不可能文字は,1 文字の“_”

(#005F)に翻訳しなければならない。無効文字は 6.7 に示

す C ソースコードを参照。

d)

長ファイル識別子:この処理のこの段階で,ファイル識別子を構成する文字数が 31 個(Macintosh OS

9

以前での名前の最大長)より大きい場合,この処理のこの段階で,新しいファイル識別子はファイ

ル識別子の先頭 26 文字で構成する。

e)

ファイル識別子 CRC:前述の処理によって,元のファイル識別子の文字情報が失われているので,同

一ディレクトリ中で重複ファイル識別子を作成する機会が増す。重複ファイル識別子をもつ機会を大

きく減らすために,ファイル名を元のファイル識別子の CRC を含むように変更しなければならない。

ファイル拡張子がある場合,新しいファイル識別子は,この処理のこの段階でファイル名を構成する先

頭の文字数から成らなければならず,その個数は次による。

31

(新ファイル拡張子の長さ+1)

−5

ここに,

1

“.”用

5

#CRC

これに分離子“#”

(#0023)が続き,元の CS0 ファイル識別子の 16 ビット CRC を CS0 の 16 進表示した

4

数字を続けて,さらに,

“.”

(#002E)及びこの処理のこの段階でのファイル拡張子を続けて構成しなけ


56

X 0612

:2015

ればならない。

ファイル拡張子がない場合,新しいファイル識別子は,この処理のこの段階でファイル名を構成する先

頭の[31−5(#CRC 用)

]個の文字から成る。これに分離子“#”

(#0023)を続け,元の CS0 ファイル識別

子の 16 ビット CRC を CS0 の 16 進表示した 4 数字を続けて構成しなければならない。

4.2.2.1.4 Windows 

95

及び Windows NT 

Windows 95

及び Windows NT OS 環境が,ファイルに関連するファイル識別子に制約を強いるため,前

述の OS 環境でファイル識別子を扱うために,次に示す方法を使用しなければならない。

a)

ファイル識別子(FileIdentifier)の照合:ファイル識別子の“照合”に対する要求に,大文字と小文字

との区別をしない比較を実行しなければならない。

b)

ファイル識別子の有効性確認:ファイル識別子が有効な Windows 95 又は Windows NT ファイル識別子

である場合,下の段階を適用しない。

c)

無効文字:Windows 95 又は Windows NT のファイル名として無効な文字,又は現状の環境で表示可能

でない文字を含むファイル識別子は,これらを“_”

(#005F)に翻訳しなければならない。複数の連

続する無効文字又は表示不可能な文字は,1 文字の“_”

(#005F)に翻訳しなければならない。無効文

字は 6.7 に示す C ソースコードを参照。

d)

末尾の終止符及びスペース:全ての末尾の“.”

(#002E)及び“  ”

(#0020)は削除しなければならな

い。

e)

ファイル識別子 CRC:前述の処理によって,元のファイル識別子の文字情報が失われているので,同

一ディレクトリ中で重複ファイル識別子を作成する機会が増す。重複ファイル識別子をもつ機会を大

きく減らすために,ファイル名を元のファイル識別子の CRC を含むように変更しなければならない。

ファイル拡張子がある場合,新しいファイル識別子は,この処理のこの段階でファイル名を構成する先

頭の文字数から成らなければならず,その個数は次による。

255

(新ファイル拡張子の長さ+1)

−5

ここに,

1

“.”用

5

#CRC

これに分離子“#”

(#0023)が続き,元の CS0 ファイル識別子の 16 ビット CRC の CS0 の 16 進表示した

4

数字を続けて,さらに,

“.”

(#002E)及びこの処理のこの段階でのファイル拡張子を続けて構成しなけ

ればならない。

ファイル拡張子がない場合,新しいファイル識別子は,この処理のこの段階でファイル名を構成する最

初の[255−5(#CRC 用)

]個の文字から成らなければならない。これに分離子“#”

(#0023)を続け,元

の CS0 ファイル識別子の 16 ビット CRC を CS0 の 16 進表示した 4 数字を続けて構成する。

4.2.2.1.5 UNIX 

UNIX OS

環境による制約のため,ファイルに関連するファイル識別子に関して,前述の OS 環境でファ

イル識別子を扱うために,次の方法を使用しなければならない。

a)

ファイル識別子(FileIdentifier)の照合:ファイル識別子の“照合”に対する要求に,大文字と小文字

との区別をする比較を実行しなければならない。

b)

有効ファイル識別子:ファイル識別子が,現在のシステム環境に有効な UNIX ファイル識別子である

場合,次の段階には適応しない。

c)

無効ファイル識別子:現在のシステム環境に関して,UNIX ファイル名内で無効と考えられる文字,


57

X 0612

:2015

又は,現在の環境で表示できないと考えられる文字を含むファイル識別子は,それらを“_”

(#005F)

に変換しなければならない。複数の連続無効文字又は表示不能文字は,1 文字の“_”

(#005F)に変換

しなければならない。無効文字の完全リストについては 6.7 に示す C ソースコードを参照。

d)

長ファイル識別子:この処理のこの段階でファイル識別子を構成する文字数が最大名前長(特定の

UNIX OS

の最大名前長)より大きい場合,新しいファイル識別子は,この処理のこの段階のファイル

識別子の,最初の 5 文字の最大名前長から成る。

e)

ファイル識別子 CRC:前述の手順によって,元のファイル識別子の文字情報が失われるので,同一の

ディレクトリに,重複ファイル識別子を作成する機会が増える。重複ファイル識別子を作成する機会

を大幅に減らすためには,元のファイル識別子の CRC を含むように,ファイル名を変更しなければな

らない。

ファイル拡張子がある場合,新しいファイル識別子は,この処理のこの段階でファイル名を構成する先

頭の文字数から成らなければならず,その個数は次による。

最大名前長−

(新しいファイル拡張子長+1)

−5

ここに,

1

“.”用

5

#CRC

これに分離子“#”

(#0023)を続け,元の CS0 ファイル識別子の 16 ビット CRC の CS0 の 16 進表示した

4

数字を続け,

さらに,

“.”

及びこの処理のこの段階でのファイル拡張子を続けて構成しなければならない。

ファイル拡張子がない場合,新しいファイル識別子は,この処理のこの段階でファイル名を構成する,

先頭[最大名前長−5(#CRC 用)

]の数文字で構成しなければならない。これに,分離子“#”

(#0023)が

続き,元の CS0 ファイル識別子の 16 ビットの CRC を CS0 の 16 進表示した 4 数字が続く。

参考情報 

5.1 

記述子長 

表 37 は,JIS X 0607 規格類に記載する記述子の長さに対する UDF 制限を要約する。

表 37JIS X 0607 規格類に規定する記述子の長さに対する UDF 制限 

記述子 

長さ 

開始ボリューム記述子ポインタ(Anchor Volume Descriptor Pointer) 512

ボリューム記述子ポインタ(Volume Descriptor Pointer) 512

処理システム用ボリューム記述子(Implementation Use Volume Descriptor)

512

区画記述子(Partition Descriptor) 512

論理ボリューム記述子(Logical Volume Descriptor)

最大値なし

未割付け空間記述子(Unallocated Space Descriptor)

最大値なし

終端記述子(Terminating Descriptor) 512

論理ボリューム保全記述子(Logical Volume Intrgrity Descriptor)

最大値なし

ファイル集合記述子(File Set Descriptor) 512

ファイル識別記述子(File Identifier Descriptor)

論理ブロック長

割付けエクステント記述子(Allocation Extent Descriptor) 24

間接エントリ(Indirect Entry) 52

終端エントリ(Terminal Entry) 36

ファイルエントリ(File Entry)

論理ブロック長

未割付け空間エントリ(Unallocated Space Entry)

論理ブロック長


58

X 0612

:2015

表 37JIS X 0607 規格類に規定する記述子の長さに対する UDF 制限(続き) 

記述子 

長さ 

空間ビットマップ記述子(Space Bit Map Descriptor)

最大値なし

区画保全エントリ(Partition Integrity Entry) N/A

N/A

:規定しない

5.2 

処理システム用領域の使用 

5.2.1 

実体識別子(Entity Identifiers) 

実体識別子は,この規格のはじめに定義する実体識別子に関する 2.1.5 を参照。

5.2.2 

孤立空間(Orphan Space) 

孤立空間が論理ボリューム中に存在してもよいが推奨はしない。それは,幾つかの論理ボリュームの修

理機能によって再割付けされる可能性があるためである。孤立空間は,JIS X 0607 規格類で定義する処理

システム用記述子以外のいずれかの記述子で,直接又は間接に参照しない空間として定義する。

特記事項  処理システム用欄中だけに参照が存在する割付け済みのエクステントを孤立空間とみな

す。

5.3 

起動記述子 

起動記述子(Boot Descriptor)は,将来,決定する。

関連する規定 

6.1 UDF

実体識別記述子 

表 38 は,UDF 実体識別子を記述する。

表 38UDF 実体識別記述子 

実体識別子 

記述 

“*OSTA UDF Compliant”

指定した論理ボリューム,又はファイル集合の内容が,この規格で定義する適合範囲

であることを示す。

“*UDF LV Info”

付加的な論理ボリューム識別情報を含む。

“*UDF FreeEASpace”

処理システム用拡張属性空間中の未使用の空き空間を含む。

“*UDF FreeAppEASpace”

アプリケーション用拡張属性空間中に未使用の空き空間を含む。

“*UDF DVD CGMS Info”

DVD

著作権管理情報を含む。

“*UDF OS/2 EA”

OS/2

拡張属性データを含む。

“*UDF OS/2 EALength”

OS/2

拡張属性長を含む。

“*UDF Mac Volume Info”

Mac

ボリューム情報を含む。

“*UDF Mac FinderInfo”

Mac

ファインダ情報を含む。

“*UDF Mac UniqueIDTable”

一意 ID をファイルエントリへ変換するために用いられる Mac 一意 ID 表情報を含む。

“*UDF Mac ResourceFork”

Mac

リソースフォーク情報を含む。

“*UDF Virtual Partition”

UDF

仮想区画を記載する。

“*UDF Sparable Partition”

UDF

予備区画を記載する。

“*UDF Virtual Alloc Tbl”

逐次記録媒体で書換えを扱う情報を含む。

“*UDF Sparing Table”

媒体で欠陥領域を扱う情報を含む。

6.2 UDF

実体識別子値 

表 39 は,UDF 実体識別子のバイト値を要約する。


59

X 0612

:2015

表 39UDF 実体識別子値 

実体識別子 

バイト値 

“*OSTA UDF Compliant”

#2A, #4F, #53, #54, #41, #20, #55, #44, #46, #20, #43, #6F, #6D, #70, #6C, #69, #61,

#6E,#74

“*UDF LV Info”

#2A, #55, #44, #46, #20, #4C, #56, #20, #49, #6E, #66, #6F

“*UDF FreeEASpace”

#2A, #55, #44, #46, #20, #46, #72, #65, #65, #45, #41, #53, #70, #61, #63, #65

“*UDF FreeAppEASpace”

#2A, #55, #44, #46, #20, #46, #72, #65, #65, #41, #70, #70, #45, #41, #53

,#70, #61, #63, #65

“*UDF DVD CGMS Info”

#2A, #55, #44, #46, #20, #44, #56, #44, #20, #43,#47, #4D, #53, #20, #49, #6E, #66, #6F

“*UDF OS/2 EA”

#2A, #55, #44, #46, #20, #4F, #53, #2F, #32, #20, #45, #41

“*UDF OS/2 EALength”

#2A, #55, #44, #46, #20, #4F, #53, #2F, #32, #20, #45, #41, #4C, #65, #6E, #67, #74, #68

“*UDF Mac VolumeInfo”

#2A, #55, #44, #46, #20, #4D, #61, #63, #20, #56, #6F, #6C, #75, #6D, #65, #49, #6E, #66,

#6F

“*UDF Mac FinderInfo”

#2A, #55, #44, #46, #20, #4D, #61, #63, #20, #49, #69, #6E, #64, #65, #72, #49, #6E, #66,

#6F

“*UDF Mac UniqueIDTable”

#2A, #55, #44, #46, #20, #4D, #61, #63, #20, #55, #6E, #69, #71, #75, #65, #49, #44,

#54,#61, #62, #6C, #65

“*UDF Mac ResourceFork”

#2A, #55, #44, #46, #20, #4D, #61, #63, #20, #52, #65, #73, #6F, #75, #72, #63, #65, #46,

#6F, #72, #6B

 “*UDF Virtual Partition”

#2A, #55, #44, #46, #20, #56, #69, #72, #74, #75, #61, #6C, #20, #50, #61, #72, #74, #69,

#74, #69, #6F, #6E

“*UDF Sparable Partition"

#2A, #55, #44, #46, #20, #53, #70, #61, #72, #61, #62, #6C, #65, #20, #50, #61, #72, #74,

#69, #74, #69, #6F, #6E

“*UDF Virtual Alloc Tbl”

#2A, #55, #44, #46, #20, #56, #69, #72, #74, #75, #61, #6C, #20, #41, #6C, #6C, #6F, #63,

#20, #54, #62, #6C

“*UDF Sparing Table”

#2A, #55, #44, #46, #20, #53, #70, #61, #72, #69, #6E, #67, #20, #54, #61, #62, #6C, #65

6.3 

オペレーティングシステム識別子 

表 40 及び表 41 は,実体識別子の識別子添字中の OS クラス欄及び OS 識別子欄に対して現状許可する

値を定義する。

OS

クラス(OS Class)欄は,記述子を記録した OS のクラスを識別する。この欄の有効な値を

表 40 

示す。

表 40OS クラス欄の値 

 OS クラス 

0

未定義(Undefined)

1 DOS

2 OS/2

3 Macintosh

OS

4 UNIX

5 Windows

9x

6 Windows

NT

7

∼255

予約(Reserved)

OS

識別子(OS Identifier)欄は,記述子を記録した OS を識別する。この欄の有効な値は,

表 41 のとお

りである。


60

X 0612

:2015

表 41OS 識別子の値 

OS

クラス OS 識別子

識別される OS 

0

任意の値

未定義(Undefined)

1 0

DOS/Windows

3.x

2 0

OS/2

3

0

Macintosh OS Sytem 7

4 0

UNIX-Generic

4 1

UNIX-IBM

AIX

4 2

UNIX-SUN

OS/Solaris

4 3

UNIX-HP/UX

4

4

UNIX-Silicon Graphics Irix

4 5

UNIX-Linux

4 6

UNIX-MKLinux

4 7

UNIX-FreeBSD

5 0

Windows

95

6 0

Windows

NT

OS

クラス及び OS 識別子に関する値の最新の表については,OSTA に連絡し,UDF 実体識別子ディレク

トリのコピーを要求する。このディレクトリには,必須情報を OSTA へ提供した独立系ソフトウェアベン

ダ(ISV)の処理システム識別子も含まれる。

特記事項  この表への追加を希望する場合,OSTA Technical Committee Chairman に連絡する。この規

格では Windows NT 及び Net Ware の全ての機能を利用可能にしているわけではないが,

OSTA

はこれらの OS での作業を開始している。

6.4 OSTA

圧縮 Unicode の圧縮アルゴリズム 

 /*****************************************************************************

* OSTA compliant unicode compression, uncompression routines.

* Copyright 1995 Micro Design International, Inc,

* Written by Jason M. Rinn.

* Micro Design International gives permission for the free use of the

* following source code.

 */

  #include  <stddef.h>

/******************************************************************************

* The follwing two typedef's are to remove compiler dependancies.

* byte needs to be unsigned 8-bit, and unicode_t needs to be

* unsigned 16-bits.

 */

  typedef  unsigned  short  unicode_t;

  typedef unsigned char byte;

/***********************************************************************************

* Takes an OSTA CS0 compressed unicode name, and converts

* it to unicode.

* The unicode output will be in the byte order

* that the local compiler uses for 16-bit values.

* NOTE: This routine only performs error checking on the compID.

* It is up to the user to ensure that the unicode buffer is large

* enough, and that the compressed unicode name is correct.

*

* RETURN VALUE


61

X 0612

:2015

 *

*    The number of unicode characters which were uncompressed.

*    A -1 is returned if the compression ID is invalid.

 */

   int  UncompressUnicode(

   int  numberOfBytes,    /*  (Input)  number  of  bytes  read  from  media.  */

   byte *UDFCompressed, /* (Input) bytes read from media. */

   unicode_t  *unicode)  /*  (Output)  uncompressed  unicode  characters.  */

   {

     unsigned  int  compID;

     int  returnValue,  unicodeIndex,  byteIndex;

     /*  Use  UDFCompressed  to  store  courrent  byte  being  read.    */

     compID=UDFCompressed[0];

     /* First check for valid compID. */

     if  (compID  !=8  &&  compID  !=16)

     {

        returnValue  =-1;

     }

     else

     {

        unicodeIndex  =0;

        byteIndex  =1;

        /*  Loop  through  all  the  bytes.  */

        while  (byteIndex  <  numberOfBytes)

        {

           if  (compID  ==16)

           {

            /*Move  the  first  byte  to  the  high  bits  the  unicode  char.  */

              unicode[unicodeIndex]  =  UDFCompressed[byteIndex++]  <<8;

           }

           else

           {

             unicode[unicodeIndex]=0;

           }

           if  (byteIndex  <  numberOfBytes)

           {

               /*Then  the  next  byte  to  the  low  bits.  */

               unicode[unicodeIndex]  |=  UDFCompressed[byteIndex++];

           }

           unicodeIndex++;

         }

         returnValue  =  unicodeIndex;

       }

       return(returnValue);

     }

   /***************************************************************************

 *

DESCRIPTION:

* Takes a string of unicode wide characters and returns an OSTA CS0

* compressed unicode string.  The unicode MUST be in the byte order of

* the compiler in order to obtain correct results.  Returns an error

* if the commpression ID is invalid.

*


62

X 0612

:2015

* NOTE:  This routine assumes the implementation already knows, by

* the local environment, how many bits are appropriate and

* therefore does no checking to test if the input characters fit

* into that number of bits or not.

*

* RETURN VALUE

*

*    The total number of bytes in the compressed OSTA CS0 string,

*    including  the  compression  ID.

*    A -1 is returned if the compression ID is invarild.

 */

   int  CompressUnicode(

   int  numberOfChars,      /*  (Input)  number  of  unicode  characters.      */

   int  compID,             /*  (Input)  compression  ID  to  be  used.        */

   unicode_t  *unicode,        /*  (Input)  unicode  characters  to  compress.    */

   byte  *UDFCompressed)   /*  (Output)  compressed  string,  as  bytes.      */

   {

       int  byteIndex,  unicodeIndex;

       if  (compID  !=  8  &&  compID  !=  16)

       {

           byteIndex  =  -1;    /*  Unsupported  compression  ID  !  */

       }

       else

       {

           /*  place  compression  code  in  first  byte.   */

           UDFCompressed[0]  =  compID;

           byteIndex  =  1;

           unicodeIndex  =  0;

           while  (unicodeIndex  <  numberOfChars)

           {

               if  (compID  ==  16)

               {

                   /*  First,  place  the  high  bits  of  the  char

* into the byte stream.

 */

                   UDFCompressed[byteIndex++]  =

                                  (unicode[unicodeIndex]  &  0xFF00)  >>  8;

               }

               /*  Then  place  the  low  bits  into  the  stream.   */

               UDFCompressed[byteIndex++]  =  unicode[unicodeIndex]  &  0x00FF;

               unicodeIndex++;

           }

        }

        return(byteIndex);

     }

6.5 CRC

計算 

次に示す C プログラムは,JIS X 0607 規格類のタグ記述子に使用する CRC-CCITT チェックサムを計算

するために利用する。

なお,次に示すプログラムは,アルゴリズムを表現するものであって,標準の C でそのままコンパイル

できないことがある。


63

X 0612

:2015

    /*

*    CRC  010041

 */

    static unsigned short crc_table[256] = {

          0x0000,

0x1021,

0x2042,

0x3063,

0x4084,

0x50A5,

0x60C6,

0x70E7,

          0x8108,

0x9129,

0xA14A,

0xB16B,

0xC18C,

0xD1AD,

0xE1CE,

0xF1EF,

          0x1231,

0x0210,

0x3273,

0x2252,

0x52B5,

0x4294,

0x72F7,

0x62D6,

          0x9339,

0x8318,

0xB37B,

0xA35A,

0xD3BD,

0xC39C,

0xF3FF,

0xE3DE,

          0x2462,

0x3443,

0x0420,

0x1401,

0x64E6,

0x74C7,

0x44A4,

0x5485,

          0xA56A,

0xB54B,

0x8528,

0x9509,

0xE5EE,

0xF5CF,

0xC5AC,

0xD58D,

          0x3653,

0x2672,

0x1611,

0x0630,

0x76D7,

0x66F6,

0x5695,

0x46B4,

          0xB75B,

0xA77A,

0x9719,

0x8738,

0xF7DF,

0xE7FE,

0xD79D,

0xC7BC,

          0x48C4,

0x58E5,

0x6886,

0x78A7,

0x0840,

0x1861,

0x2802,

0x3823,

          0xC9CC,

0xD9ED,

0xE98E,

0xF9AF,

0x8948,

0x9969,

0xA90A,

0xB92B,

          0x5AF5,

0x4AD4,

0x7AB7,

0x6A96,

0x1A71,

0x0A50,

0x3A33,

0x2A12,

          0xDBFD,

0xCBDC,

0xFBBF,

0xEB9E,

0x9B79,

0x8B58,

0xBB3B,

0xAB1A,

          0x6CA6,

0x7C87,

0x4CE4,

0x5CC5,

0x2C22,

0x3C03,

0x0C60,

0x1C41,

          0xEDAE,

0xFD8F,

0xCDEC,

0xDDCD,

0xAD2A,

0xBD0B,

0x8D68,

0x9D49,

          0x7E97,

0x6EB6,

0x5ED5,

0x4EF4,

0x3E13,

0x2E32,

0x1E51,

0x0E70,

          0xFF9F,

0xEFBE,

0xDFDD,

0xCFFC,

0xBF1B,

0xAF3A,

0x9F59,

0x8F78,

          0x9188,

0x81A9,

0xB1CA,

0xA1EB,

0xD10C,

0xC12D,

0xF14E,

0xE16F,

          0x1080,

0x00A1,

0x30C2,

0x20E3,

0x5004,

0x4025,

0x7046,

0x6067,

          0x83B9,

0x9398,

0xA3FB,

0xB3DA,

0xC33D,

0xD31C,

0xE37F,

0xF35E,

          0x02B1,

0x1290,

0x22F3,

0x32D2,

0x4235,

0x5214,

0x6277,

0x7256,

          0xB5EA,

0xA5CB,

0x95A8,

0x8589,

0xF56E,

0xE54F,

0xD52C,

0xC50D,

          0x34E2,

0x24C3,

0x14A0,

0x0481,

0x7466,

0x6447,

0x5424,

0x4405,

          0xA7DB,

0xB7FA,

0x8799,

0x97B8,

0xE75F,

0xF77E,

0xC71D,

0xD73C,

          0x26D3,

0x36F2,

0x0691,

0x16B0,

0x6657,

0x7676,

0x4615,

0x5634,

          0xD94C,

0xC96D,

0xF90E,

0xE92F,

0x99C8,

0x89E9,

0xB98A,

0xA9AB,

          0x5844,

0x4865,

0x7806,

0x6827,

0x18C0,

0x08E1,

0x3882,

0x28A3,

          0xCB7D,

0xDB5C,

0xEB3F,

0xFB1E,

0x8BF9,

0x9BD8,

0xABBB,

0xBB9A,

          0x4A75,

0x5A54,

0x6A37,

0x7A16,

0x0AF1,

0x1AD0,

0x2AB3,

0x3A92,

          0xFD2E,

0xED0F,

0xDD6C,

0xCD4D,

0xBDAA,

0xAD8B,

0x9DE8,

0x8DC9,

          0x7C26,

0x6C07,

0x5C64,

0x4C45,

0x3CA2,

0x2C83,

0x1CE0,

0x0CC1,

          0xEF1F,

0xFF3E,

0xCF5D,

0xDF7C,

0xAF9B,

0xBFBA,

0x8FD9,

0x9FF8,

          0x6E17,

0x7E36,

0x4E55,

0x5E74,

0x2E93,

0x3EB2,

0x0ED1,

0x1EF0

    };

    unsigned  short

    cksum(s,  n)

            register  unsigned  char  *s;

            register  int  n;

    {

            register  unsigned  short  crc=0;

            while  (n--  >  0)

                crc  =  crc_table[(crc>>8  ^  *s++)  &  0xff]  ^  (crc<<8);

            return  crc;

    }

    #ifdef  MAIN

    unsigned  char  bytes[]  =  {  0x70,  0x6A,  0x77};

    main()

    {


64

X 0612

:2015

            usigned  short  x;

            x  =  cksum(bytes,  sizeof  bytes);

            printf("checksum:  calculated=%4.4x,  correct=%4.4x\en",  x,  0x3299);

            exit(0);

    }

    #endif

先に挙げた CRC 表は,次のプログラムで生成した。

    #include  <stdio.h>

/*

*  a.out 010041 for CRC-CCITT

 */

    main(argc,  argv)

            int  argc;  char  *argv[];

    {

            unsigned  long  crc,  poly;

            int  n,  i;

            sscanf(argv[1],  "%lo",  &poly);

            if(poly  &  0xffff0000){

                    fprintf(stderr,  "polynomial  is  too  large\en");

                    exit(1);

          }

      printf("/*\en  *  CRC  0%o\en  */\en",  poly);

      printf("static  unsigned  short  crc_table[256]  =  {\en");

      for(n  =0;  n  <  256;  n++){

                  if(n  %  8  ==  0)

                          printf("    ");

                crc  =  n  <<  8;

                for(i  =  0;  i  <  8;  i++){

                          if(crc  &  0x8000)

                                  crc  =  (crc  <<  1)  ^  poly;

                          else

                                  crc  <<=  1;

                          crc  &=  0xFFFF;

                  }

                  if(n  ==  255)

                          printf("0x%04X  ",  crc);

                  else

                          printf("0x%04X,  ",  crc);

                  if(n  %  8  ==  7)

                          printf("\en");

        }

        printf("};\en");

        exit(0);

    }

これらの全ての CRC 符号は,AT&T Bell 研究所の Don P. Mitchell 及び Software System Group の Ned W.

Rhodes

が考案した。これは,既に文献“Design and Validation of Computer Protocols (Prentice Hall, Englewood

Cliffs, NJ, 1991, Chapter 3, ISBN 0-13-539925-4

)で公開されており,AT&T が著作権をもっている。


65

X 0612

:2015

AT&T

は,上記のソースコードの自由使用の許可を与えている。

6.6 

方策種別 4 096 のアルゴリズム 

この細分箇条は,ICB 階層を構成するための方策を記載する。方策種別 4 096 のルート ICB 階層は,1

個の直接エントリ及び 1 個の間接エントリを含まなければならない。1 個の直接エントリがあることを示

すために,ICB タグ欄の方策パラメタ欄中の Uint16 に値 1 を記録する。ICB タグ欄のエントリの最大個数

MaximumNumberOfEntries)欄に値 2 を記録する。

間接エントリが,1 個の直接エントリ及び 1 個の間接エントリをも含む他の ICB 番地を指定し,この間

接エントリは,同一種別の他の ICB 番地を指定しなければならない(

図 を参照)。

図 1ICB 番地の規定 

特記事項  この方策は,直接エントリの簡単なリンクリストの ICB 階層を構成する。

6.7 

識別子翻訳アルゴリズム 

次に示すサンプルソースコードの例は,この規格に記載するファイル識別子翻訳アルゴリズムを与えて

いる。

次 に 示 す 基 本 ア ル ゴ リ ズ ム は , ボ リ ュ ー ム 識 別 子 ( VolumeIdentifier ), ボ リ ュ ー ム 集 合 識 別 子

VolumeSetIdentifier

,論理ボリューム識別子(LogicalVolumeID)及びファイル集合識別子(FileSetID)の

OS

固有の翻訳を扱うために利用してもよい。

6.7.1 DOS

アルゴリズム(DOS Algorithm) 

次に示すプログラムは,アルゴリズムを表現するものであって,標準の C でそのままコンパイルできな

いことがある。

     /***********************************************************************

      *  OSTA  UDF  compliant  file  name  translation  routine  for  DOS.

      *  Copyright  1995  Micro  Design  International,  Inc.

      *  Written  by  Jason  M.  Rinn.

      * Micro Design International gives permission for the free use of the

      *  following  source  code.

      */

     #include  <stddef.h>

     #define  DOS_NAME_LEN    8

     #define  DOS_EXT_LEN     3

     #define  ILLEGAL_CHAR_MARK  0x005F

     #define  TRUE               1

     #define  FALSE              0

DE 

IE 

DE 

:直接エントリ

IE 

:間接エントリ

DE

IE

DE

IE


66

X 0612

:2015

     #define  PERIOD            0x002E

     #define  SPACE             0x0020

     /***********************************************************************

      * The following two typedef's are to remove compiler dependancies.

      * byte needs to be unsigned 8-bit, and unicode_t needs to

      *  be  unsigned  16-bit.

      */

     typedef  unsigned  short  unicode_t;

     typedef  unsigned  char  byte;

     /***  PROTOTYPES  ***/

     unsigned short cksum(register unsigned char *s, register int n);

     int  IsIllegal(unicode_t  current);

     /* Define functions or macros to both determine if a character

      * is printable and compute the uppercase version of a character

      *  under  your  implementation.

      */

     int  UnicodeIsPrint(unicode_t);

     unicode_t  UnicodeToUpper(unicode_t);

     /***********************************************************************

      *  Translate  udfName  to  dosName  using  OSTA  compliant.

      * dosName must be a unicode string with min length of 12.

      *

      *  RETURN  VALUE

      *    Number  of  unicode  characters  in  dosName.

      */

     int  UDFDOSName(

     unicode_t  *dosName,   /*  (Output)DOS  compatible  name.  */

     unicode_t  *udfName,   /*  (Input)  Name  from  UDF  volume.  */

     int        udfLen,    /*  (Input)  Length  of  UDF  Name.   */

     byte      *fidName,   /*  (Input)  Bytes  as  read  from  media  */

     int        fidNameLen)/*  (Input)  Number  of  bytes  in  fidName.*/

     {

        int index, dosIndex = 0, extIndex = 0, lastPeriodIndex;

        int needsCRC = FALSE, hasExt = FALSE, writingExt = FALSE;

        unsigned  short  valueCRC;

        unicode_t  ext[DOS_EXT_LEN],  current;

        /*Used  to  convert  hex  digits.  Used  ASCII  for  readability.  */

        const  char  hexChar[]  =  "0123456789ABCDEF";

        for (index = 0 ; index < udfLen ; index++)

        {

           current  =  udfName[index];

           current  =  UnicodeToUpper(current);

           if  (current  ==  PERIOD)

           {


67

X 0612

:2015

              if  (dosIndex==0  ||  hasExt)

              {

                 /*  Ignore  leading  periods  or  any  other  than

                  *  used  for  extension.

                  */

                 needsCRC  =  TRUE;

              }

              else

              {

                 /*  First,  find  last  character  which  is  NOT  a  period

                  *  or  space.

                  */

                 lastPeriodIndex  =  udfLen  -  1;

                 while(lastPeriodIndex  >=0  &&

                       (udfName[lastPeriodIndex]==  PERIOD  ||

                        udfName[lastPeriodIndex]  ==  SPACE))

                 {

                    lastPeriodIndex--;

                 }

                 /*  Now  search  for  last  remaining  period.  */

                 while(lastPeriodIndex  >=  0  &&

                       udfName[lastPeriodIndex]  !=  PERIOD)

                 {

                    lastPeriodIndex--;

                 }

                 /*  See  if  the  period  we  found  was  the  last  or  not.  */

                 if  (lastPeriodIndex  !=  index)

                 {

                    needsCRC  =  TRUE;  /*  If  not,  name  needs  translation.  */

                 }

                 /*  As  long  as  the  period  was  not  trailing,

                  *  the  file  name  has  an  extension.

                  */

                 if  (lastPeriodIndex  >=  0)

                 {

                    hasExt  =  TRUE;

                 }

              }

           }

           else

           {

              if  ((!hasExt  &&  dosIndex  ==  DOS_NAME_LEN)  ||

                  extIndex  ==  DOS_EXT_LEN)

              {

                 /*  File  name  or  extension  is  too  long  for  DOS.  */

                 needsCRC  =  TRUE;

              }

              else

              {

                 if  (current  ==  SPACE)   /*  Ignore  spaces.  */

                 {

                    needsCRC  =  TRUE;

                 }


68

X 0612

:2015

                 else

                 {

                    /*  Look  for  illegal  or  unprintable  characters.  */

                    if  (IsIllegal(current)  ||  !UnicodeIsPrint(current))

                    {

                       needsCRC  =  TRUE;

                       current  =  ILLEGAL_CHAR_MARK;

                       /*  Skip  Illegal  characters(even  spaces),

                        *  but  not  periods.

                        */

                       while(index+1  <  udfLen

                             &&  (IsIllegal(udfName[index+1])

                             ||  !UnicodeIsPrint(udfName[index+1]))

                             &&  udfName[index+1]  !=  PERIOD)

                       {

                          index++;

                       }

                    }

                    /*  Add  current  char  to  either  file  name  or  ext.  */

                    if  (writingExt)

                    {

                       ext[extIndex++]  =  current;

                    }

                    else

                    {

                       dosName[dosIndex++]  =  current;

                    }

                 }

              }

           }

           /*  See  if  we  are  done  with  file  name,  either  because  we  reached

            *  the  end  of  the  file  name  length,  or  the  final  period.

            */

           if  (!writingExt  &&  hasExt  &&  (dosIndex  ==  DOS_NAME_LEN  ||

                          index  ==  lastPeriodIndex))

           {

              /*  If  so,  and  the  name  has  an  extension,  start  reading  it.  */

              writingExt  =  TRUE;

              /*  Extension  starts  after  last  period.  */

              index  =  lastPeriodIndex;

           }

        }

        /*Now  handle  CRC  if  needed.  */

        if  (needsCRC)

        {

           /* Add CRC to end of file name or at position 4. */

           if  (dosIndex  >4)

           {

              dosIndex  =  4;

           }

           valueCRC  =  cksum(fidName,  fidNameLen);


69

X 0612

:2015

           /*  Convert  16-bit  CRC  to  hex  characters.  */

           dosName[dosIndex++]  =  hexChar[(valueCRC  &  0xf001)  >>  12]

           dosName[dosIndex++]  =  hexChar[(valueCRC  &  0x0f00)  >>  8];

           dosName[dosIndex++]  =  hexChar[(valueCRC  &  0x00f0)  >>  4];

           dosName[dosIndex++]  =  hexChar[(valueCRC  &  0x000f)];

        }

        /*  Add  extension,  if  any.  */

        if  (extIndex  !=  0)

        {

           dosName[dosIndex++]  =  PERIOD;

           for  (index  =  0;  index  <  extIndex;  index++)

           {

              dosName[dosIndex++]  =  ext[index];

           }

        }

        return(dosIndex);

     }

     /***********************************************************************

      * Decides if a Unicode character matches one of a list

      *  of  ASCII  characters.

      * Used by DOS version of IsIllegal for readability, since all of the

      * illegal characters above 0x0020 are in the ASCII subset of Unicode.

      * Works very similarly to the standard C function strchr().

      *

      *  RETURN  VALUE

      *

      *    Non-zero if the Unicode character is in the given ASCII string.

      */

     int  UnicodeInString(

     unsigned  char  *string,  /*  (Input)  String  to  search  through.   */

     unicode_t ch)  /* (Input) Unicode char to search for. */

     {

        int  found  =  FALSE;

        while  (*string  !=  '\0'  &&  found  ==  FALSE)

        {

           /*  These  types  should  compare,  since  both  are  unsigned  numbers.  */

           if  (*string  ==  ch)

           {

              found  =  TRUE;

           }

           string++;

        }

        return(found);

     }

     /***********************************************************************

      * Decides whether character passed is an illegal character for a

      *  DOS  file  name.

      *

      *  RETURN  VALUE

      *

      *    Non-zero  if  file  character  is  illegal.

      */


70

X 0612

:2015

     int  IsIllegal(

     unicode_t  ch)  /*  (Input)  character  to  test.  */

     {

        /*  Genuine  illegal  char's  for  DOS.  */

        if  (ch  <  0x20  ||  UnicodeInString("\\/:*?\"<>|",  ch))

        {

           return(1);

        }

        else

        {

           return(0);

        }

     }

6.7.2 OS/2

MacintoshWindows 95Windows NT 及び UNIX アルゴリズム(OS/2,Macintosh,Windows

95

,Windows NT and UNIX Algorithm) 

次に示すプログラムは,アルゴリズムを表現するものであって,標準の C でそのままコンパイルできな

いことがある。

/***********************************************************************

 * OSTA UDF compliant file name translation routine for OS/2,

 * Windows 95, Windows NT, Macintosh and UNIX.

 * Copyright 1995 Micro Design International, Inc.

 * Written by Jason M. Rinn.

 * Micro Design International gives permission for the free use of the

 * following source code.

 */

/***********************************************************************

 * To use these routines with different operating systems.

 *

 *  OS/2

 * Define OS2

 * Define MAXLEN = 254

 *

 * Windows 95

 * Define WIN_95

 * Define MAXLEN = 255

 *

 * Windows NT

 * Define WIN_NT

 * Define MAXLEN = 255

 *

 *  Macintosh:

 * Define MAC.

 * Define MAXLEN = 31.

 *

 *  UNIX

 * Define UNIX.

 * Define MAXLEN as specified by unix version.

 */

#define ILLEGAL_CHAR_MARK 0x005F

#define  CRC_MARK          0x0023

#define  EXT_SIZE           5


71

X 0612

:2015

#define  TRUE               1

#define  FALSE              0

#define  PERIOD            0x002E

#define  SPACE             0x0020

/***********************************************************************

 * The following two typedef's are to remove compiler dependancies.

 * byte needs to be unsigned 8-bit, and unicode_t needs to

 * be unsigned 16-bit.

 */

typedef unsigned int unicode_t;

typedef unsigned char byte;

/*** PROTOTYPES ***/

int IsIllegal(unicode_t ch);

unsigned short cksum(unsigned char *s, int n);

/* Define a function or macro which determines if a Unicode character is

 * printable under your implementation.

 */

int UnicodeIsPrint(unicode_t);

/***********************************************************************

 * Translates a long file name to one using a MAXLEN and an illegal

 * char set in accord with the OSTA requirements. Assumes the name has

 * already been translated to Unicode.

 *

 * RETURN VALUE

 *

 *    Number  of  unicode  characters  in  translated  name.

 */

int UDFTransName(

unicode_t *newName,/*(Output)Translated name. Must be of length MAXLEN*/

unicode_t *udfName, /* (Input) Name from UDF volume.*/

int  udfLen,         /*  (Input)  Length  of  UDF  Name.  */

byte *fidName,      /* (Input) Bytes as read from media. */

int fidNameLen)     /* (Input) Number of bytes in fidName. */

{

   int index, newIndex = 0, needsCRC = FALSE;

   int extIndex, newExtIndex = 0, hasExt = FALSE;

#ifdef (OS2 | WIN_95 | WIN_NT)

   int  trailIndex  =  0;

#endif

   unsigned  short  valueCRC;

   unicode_t  current;

   const char hexChar[] = "0123456789ABCDEF";

   for (index = 0; index < udfLen; index++)

   {

      current  =  udfName[index];

      if  (IsIllegal(current)  ||  !UnicodeIsPrint(current))

      {

         needsCRC  =  TRUE;

        /* Replace Illegal and non-displayable chars with underscore. */

         current  =  ILLEGAL_CHAR_MARK;

         /*  Skip  any  other  illegal  or  non-displayable  characters.  */

         while(index+1  <  udfLen  &&  (IsIllegal(udfName[index+1])


72

X 0612

:2015

                     ||  !UnicodeIsPrint(udfName[index+1])))

         {

            index++;

         }

      }

      /*  Record  position  of  extension,  if  one  is  found.  */

      if (current == PERIOD && (udfLen - index -1) <= EXT_SIZE)

      {

         if  (udfLen  ==  index  +  1)

         {

            /*  A  trailing  period  is  NOT  an  extension.  */

            hasExt  =  FALSE;

         }

         else

         {

            hasExt  =  TRUE;

            extIndex  =  index;

            newExtIndex  =  newIndex;

         }

      }

#ifdef (OS2 | WIN_95 | WIN_NT)

      /* Record position of last char which is NOT period or space. */

      else if (current != PERIOD && current != SPACE)

      {

         trailIndex  =  newIndex;

      }

#endif

      if  (newIndex  <  MAXLEN)

      {

         newName[newIndex++]  =  current;

      }

      else

      {

         needsCRC  =  TRUE;

      }

   }

#ifdef (OS2 | WIN_95 | WIN_NT)

   /* For OS2, 95 & NT, truncate any trailing periods and\or spaces. */

   if (trailIndex != newIndex - 1)

   {

      newIndex  =  trailIndex  +  1;

      needsCRC  =  TRUE;

      hasExt = FALSE; /* Trailing period does not make an extension. */

   }

#endif

   if  (needsCRC)

   {

      unicode_t  ext[EXT_SIZE];

      int  localExtIndex  =  0;

      if  (hasExt)

      {

         int  maxFilenameLen;


73

X 0612

:2015

         /*  Translate  extension,  and  store  it  in  ext.  */

         for(index = 0; index<EXT_SIZE && extIndex + index +1 < udfLen;

              index++  )

         {

            current  =  udfName[extIndex  +  index  +  1];

            if  (IsIllegal(current)  ||  !isprint(current))

            {

               needsCRC  =  1;

               /*  Replace  Illegal  and  non-displayable  chars

                *  with  underscore.

                */

               current  =  ILLEGAL_CHAR_MARK;

               /*  Skip  any  other  illegal  or  non-displayable

                *  characters.

                */

               while(index  +  1  <  EXT_SIZE

                           &&  (IsIllegal(udfName[extIndex  +  index  +  2])

                           ||  !isprint(udfName[extIndex  +  index  +  2])))

               {

                  index++;

               }

            }

            ext[localExtIndex++]  =  current;

         }

         /* Truncate filename to leave room for extension and CRC. */

         maxFilenameLen  =  ((MAXLEN  -  4)  -  localExtIndex  -  1);

         if  (newIndex  >  maxFilenameLen)

         {

            newIndex  =  maxFilenameLen;

         }

         else

         {

            newIndex  =  newExtIndex;

         }

      }

      else  if  (newIndex  >  MAXLEN  -  5)

      {

         /*If no extension, make sure to leave room for CRC. */

         newIndex  =  MAXLEN  -  5;

      }

      newName[newIndex++] = CRC_MARK; /* Add mark for CRC. */

      /*Calculate CRC from original filename from FileIdentifier. */

      valueCRC  =  cksum(fidName,  fidNameLen);

      /*  Convert  16-bits  of  CRC  to  hex  characters.  */

      newName[newIndex++]  =  hexChar[(valueCRC  &  0xf000)  >>  12];

      newName[newIndex++]  =  hexChar[(valueCRC  &  0x0f00)  >>  8];

      newName[newIndex++]  =  hexChar[(valueCRC  &  0x00f0)  >>  4];

      newName[newIndex++]  =  hexChar[(valueCRC  &  0x000f)];

      /*  Place  a  translated  extension  at  end,  if  found.  */

      if  (hasExt)

      {

         newName[newIndex++]  =  PERIOD;


74

X 0612

:2015

         for  (index  =  0;index  <  localExtIndex  ;index++  )

         {

            newName[newIndex++]  =  ext[index];

         }

      }

   }

   return(newIndex);

}

#ifdef (OS2 | WIN_95 | WIN_NT)

/***********************************************************************

 * Decides if a Unicode character matches one of a list

 * of ASCII characters.

 * Used by OS2 version of IsIllegal for readability, since all of the

 * illegal characters above 0x0020 are in the ASCII subset of Unicode.

 * Works very similarly to the standard C function strchr().

 *

 * RETURN VALUE

 *

 *    Non-zero if the Unicode character is in the given ASCII string.

 */

int UnicodeInString(

unsigned char *string,  /* (Input) String to search through.   */

unicode_t ch)  /* (Input) Unicode char to search for. */

{

   int  found  =  FALSE;

   while (*string != '\0' && found == FALSE)

   {

      /* These types should compare, since both are unsigned numbers. */

      if  (*string  ==  ch)

      {

         found  =  TRUE;

      }

      string++;

   }

   return(found);

}

#endif /* OS2 */

/***********************************************************************

 * Decides whether the given character is illegal for a given OS.

 *

 * RETURN VALUE

 *

 *    Non-zero  if  char  is  illegal.

 */

int IsIllegal(unicode_t ch)

{

#ifdef MAC

   /* Only illegal character on the MAC is the colon. */

   if  (ch  ==  0x003A)

   {

      return(1);

   }

   else

   {


75

X 0612

:2015

      return(0);

   }

#elif defined UNIX

   /* Illegal UNIX characters are NULL and slash. */

   if (ch == 0x0000 || ch == 0x002F)

   {

      return(1);

   }

   else

   {

      return(0);

   }

#elif defined (OS2 | WIN_95 | WIN_NT)

   /* Illegal char's for OS/2 according to WARP toolkit. */

   if (ch < 0x0020 || UnicodeInString("\\/:*?\"<>|", ch))

   {

      return(1);

   }

   else

   {

      return(0);

   }

#endif

}

6.8 

拡張属性チェックサムアルゴリズム(Extended Attribute Checksum Algorithm) 

次に示すプログラムは,アルゴリズムを表現するものであって,標準の C でそのままコンパイルできな

いことがある。

 /*

     * Calculates a 16-bit checksum of the Implementation Use

     *  Extended  Attribute  header.  The  fields  AttributeType

     *  through  ImplementationIdentifier  inclusively  represent  the

     * data covered by the checksum (48 bytes).

     *

     */

    Uint16  ComputeEAChecksum(byte  *data)

    {

          Uint16    checksum  =  0;

          Uint      count;

          for(count  =0;  count  <  48;  count++)

          {

               checksum  +=  *data++;

           }

           return(checksum);

    }

6.9 DVD-ROM

に関する要件 

この細分箇条は,UDF で初期化した DVD-ROM ディスクに対する要件及び制約を定義する。

a) DVD-ROM

ディスクは,UDF ファイルシステムで作成しなければならない。


76

X 0612

:2015

b) DVD-ROM

ディスクは,単一ボリューム及び単一区画から成らなければならない。

特記事項  ディスクは,JIS X 0606 ファイルシステムも含んでよい。ディスクが UDF ファイルシス

テム及び JIS X 0606 ファイルシステムの両方を含むとき,UDF ブリッジディスクとしな

ければならない。UDF ブリッジディスクは,JIS X 0606 だけを利用可能なコンピュータ

で直接 DVD-ROM 媒体を再生することを可能にする。UDF コンピュータ処理システムの

提供によって,JIS X 0606 の必要性はなくなり,将来のディスクは UDF だけを含むこと

が望ましい。

6.9.1 DVD-Video

に関する UDF の制約(Constraints imposed by UDF for DVD-Video) 

この 6.9.1 は,専用 DVD プレーヤのための UDF で初期化した DVD-Video ディスクに対する制限及び要

件を記載する。DVD-Video は,家電市場向けに UDF を使用する DVD-ROM の一つの専用アプリケーショ

ンである。DVD プレーヤ中では,コンピュータ資源が限られているので DVD プレーヤが UDF 定義の全

ての機能を利用可能にしなくともよいように制限及び要件を作成した。

全ての DVD-Video ディスクは,JIS X 0607 規格類(追補を含まない。

)及び UDF 1.02 の規定に従って,

全ての必要なデータを含むように作成しなければならない。これによって,DVD-Video をコンピュータシ

ステムで再生することが可能になる。そのデータの例は,日時及び許可条件のビット並びに使用可能空間

表(使用可能な空間がないことを示す。

)を含む。DVD プレーヤの処理システムは,これらの欄を無視し

てもよいが,UDF コンピュータの処理システムがこれらを無視することはしない。娯楽用の内容及びコン

ピュータ用の内容が,同一のディスクに共存できる。

符号量の削減及び効率の向上を意図して,全ての除算は整数で記載し,全ての除数は 2 の 乗でなけれ

ばならない。その結果,全ての除算は論理シフト演算で行ってよい。

a) DVD

プレーヤは,UDF だけを利用可能とし,JIS X 0606 は利用可能としてはならない。

b)

作成システムは,各ファイルの長さを(2

30

−論理ブロック長)バイト以下としなければならない。

c)

各ファイルのデータは,単一エクステントに記録する。各ファイルエントリは,ICB 方策種別 4 を用

いて記録しなければならない。

d)

ファイル名及びディレクトリ名は,OSTA 圧縮 Unicode 形式で,1 文字当たり 8 ビットに圧縮しなけれ

ばならない。

e) DVD

プレーヤは,どんなファイルに対するシンボリックリンクにも従ってはならない。

f) DVD-Video

ファイルは,ルートディレクトリの下の“VIDEO_TS”という名前のサブディレクトリに

記録しなければならない。ディレクトリ名は,文献“DVD Specifications for Read-Only Disc”において

標準化されている。

特記事項 DVD

Specification

for Read-Only Disc

は,DVD フォーマット  ロゴ  ライセンシング株式会

社が出版する規定であり,媒体上に記録する DVD-Video ファイルの名前及び DVD-Video

ディレクトリの名前を記載している。さらに,DVD-Video ファイルの内容についても記

載している(6.9.3 参照)

g) VIDEO_TS

サブディレクトリにおいて“VIDEO_TS.IFO”と名付けられたファイルを最初に読み出さ

なければならない。

これら全ての制約は,DVD プレーヤがアクセスする必要があるディレクトリ及びファイルだけに適用す

る。媒体中には DVD プレーヤ向けではなく,これらの制約に適合しない,他のファイル及びディレクト

リが存在してもよい。これらの他のファイル及びディレクトリを,DVD プレーヤは無視する。これによっ


77

X 0612

:2015

て,同一ディスク上に娯楽用の内容及びコンピュータ用の内容の両方をもつことができる。

6.9.2 UDF

ディスクの読出し法(How to read a UDF DVD-Video disc) 

この 6.9.2 は,DVD プレーヤが,UDF で初期化した DVD-Video ディスクを読み出すために実行する基

本的な手続きを記載する。

6.9.2.1 

手順 1  ボリューム認識列(Volume Recognition Sequence) 

論理セクタ 16 から開始しなければならないボリューム認識列中の JIS X 0607 の記述子を見つける。

6.9.2.2 

手順 2  開始ボリューム記述子ポインタ(Anchor Volume Descriptor Pointer) 

開始位置の開始ボリューム記述子ポインタを見つけなければならない。二つの開始位置は,論理セクタ

256

及び論理セクタ n に記録されなければならない。ここで,n はディスクの論理セクタに番号付けした最

大数とする。

DVD

プレーヤは,論理セクタ 256 だけを見ればよい。論理セクタ n のコピーは冗長であり,欠陥対応の

ためだけに必要とする。開始ボリューム記述子ポインタは,次の 3 項目を含む。

a)

ディスクの識別及び保全検証のために使用してもよい静的構造

b)

主ボリューム記述子列の位置(絶対論理セクタ番号)

c)

主ボリューム記述子列の長さ(バイト)

開始ボリューム記述子ポインタのバイト 0∼3 及び 5 にあるデータは,

必要に応じて初期化検証に使用し

てもよい。

バイト 4 のチェックサム及びバイト 8∼11 の CRC の検証は,

実行すべき適切な追加検証である。

MVDS_Location

及び MVDS_Length を,この構造から読み出す。

6.9.2.3 

手順 3  ボリューム記述子列(Volume Descriptor Sequence) 

次の論理セクタを読み出す。

    MVDS_Location  ∼ MVDS_Location +(MVDS_Length−1)/セクタ長

論理セクタ長は,DVD 媒体では 2 048 バイトでなければならない。この列が読み出せない場合,予備ボ

リューム記述子列を読み出すことが望ましい。

区画記述子は,値 5 のタグ識別子をもつ記述子でなければならない。区画番号及び論理セクタ番号によ

る区画位置が記録されなければならない。

この構造から,Partition_Location 及び Partition_Length を得る。

論理ボリューム記述子は,値 6 のタグ識別子をもつ記述子でなければならない。ファイル集合記述子の

位置及び長さが論理ブロック番号で記録されなければならない。

この構造から,FSD_Location 及び FSD_Length を得る。

6.9.2.4 

手順 4  ファイル集合記述子列(File Set Descriptor) 

ファイル集合記述子は,次に示す論理セクタ番号の論理セクタに存在する。

    Partition_Location+FSD_Location  ∼

    Partition_Location+FSD_Location  +(FSD_Length−1)/ブロック長

RootDir_Location

及び RootDir_Length を,論理ブロック番号によってファイル集合記述子から読み出さ

なければならない。

6.9.2.5 

手順 5  ルートディレクトリのファイルエントリ(Root Directory File Entry) 

RootDir_Location

及び RootDir_Length は,ファイルエントリの位置を定義する。このファイルエントリ

は,ルートディレクトリのデータ空間及び許可条件を記載する。

ルートディレクトリの位置及び長さを得る。


78

X 0612

:2015

6.9.2.6 

手順 6  ルートディレクトリ(Root Directory) 

“VIDEO_TS”サブディレクトリを見つけるために,ルートディレクトリエクステント中のデータを解

釈する。

VIDEO_TS

ファイル識別子記述子を見つける。その名前は,8 ビットの圧縮 UDF フォーマットとしなけ

ればならない。VIDEO_TS が,ディレクトリであることを検証する。

ファイル識別子記述子を読み出し,VIDEO_TS ディレクトリを記載するファイルエントリの位置及び長

さを得る。

6.9.2.7 

手順 7  VIDEO_TS のファイルエントリ(File Entry of VIDEO_TS) 

前述の段階で見つけたファイルエントリは,

VIDEO_TS

ディレクトリのデータ空間及び許可条件を含む。

VIDEO_TS

ディレクトリの位置及び長さを得る。

6.9.2.8 

手順 8  VIDEO_TS ディレクトリ(VIDEO_TS Directory) 

前述の段階で見つけたエクステントは,ファイル識別子記述子の集合を含む。このパスでは,エントリ

がファイルをポイントしており,かつ,VIDEO_TS.IFO という名前をもつことを検証する。

6.9.2.9 

手順 9  VIDEO_TS.IFO のファイルエントリ(File Entry of VIDEO_TS.IFO) 

前述の段階で見つけたファイルエントリは,VIDEO_TS.IFO ファイルのデータ空間及び許可条件を含む。

VIDEO_TS.IFO

ファイルの位置及び長さを得る。

必要ならば,他のファイルは,VIDEO_TS.IFO ファイルと同じ方法で見つけることができる。

6.9.3 DVD

関連文献の入手(Obtaining DVD Document) 

文献“DVD Specifications for Read-Only Disc”及び他の DVD 関連資料のコピーを入手するには,次に連

絡されたい。

DVD Format/Logo Licensing Corporation

Shiba Shimizu Bldg. 6F,

2-3-6 Shibadaimon, Minato-ku,

Tokyo, 105-0012 JAPAN

TEL: 03-5777-2883

FAX: 03-5777-2884

6.10 CD

媒体に関する勧告 

CD

媒体(CD-R 及び CD-RW)は,その特徴によって,特別な配慮を必要とする。CD は元々,再生専用

アプリケーションのために設計されており,そのことが書込み方法に影響する。次の指針は,交換を確実

に行うために作られた。

VAT

は,未完成媒体の場合には READ TRACK INFORMATION を使用するか,又は完成媒体の場合には

READ TOC

若しくは READ CD RECORDED CAPACITY を使用して,位置を決めてもよい。X3T10-1048D

(SCSI-3 マルチメディアコマンド)を参照する。

各ファイル及びディレクトリは,1 個の直接 ICB で記載しなければならない。その ICB は,書込み中の

データ不足を見込んで,ファイルデータの後で書き込まれることが望ましいが,これは,ファイルデータ

の論理ギャップを引き起こす。ICB は,後で書き込むことができるが,このことは,ファイルデータの全

てのエクステントを正しく識別する。ICB は,データトラック,ファイルシステムトラック(もし存在す

れば)

,又は両方に書き込まれなければならない。

6.10.1 CD-R

媒体での UDF の使用 

JIS X 0607

規格類では,セクタ 256,又は(N−256)(この場合,は,媒体に最後に記録された物理番


79

X 0612

:2015

地とする。

)のうち少なくとも 2 か所に開始ボリューム記述子ポインタ(AVDP)を必要とする。UDF では,

各セションが閉じたとき,セクタ 256 及びセクタ(N−256)の両方に AVDP を記録することを要求する。フ

ァイルシステムは,閉じる前は中間状態にあり,まだ交換可能状態であるが,JIS X 0607 規格類と厳密に

互換性がなくてもよい。中間状態では,ただ一つの AVDP が存在する。セクタ 256 に存在することが望ま

しいが,トラック予約のためにそれが不可能な場合は,セクタ 512 に存在しなければならない。

処理システムでは,ファイルシステム管理構造を仮想空間に,ファイルデータは,現実の空間に置くこ

とが望ましい。読取装置処理システムは,VAT 全体をキャッシュメモリに入れてもよい。VAT の大きさは,

全ての UDF 作成システムで配慮することが望ましい。コンピュータを基本にした処理システムでは,最低

64K

バイトの大きさの VAT を扱うことが期待されている。専用プレーヤ処理システムでは,より小さいサ

イズだけを扱ってもよい。

6.10.1.1 

要件 

a)

書込みでは,モード 1 又はモード 2 フォーム 1 のセクタを使用しなければならない。1 枚のディスク

で,モード 1 又はモード 2 フォーム 1 のいずれかを使用しなければならない。1 枚のディスクでモー

ド 1 とモード 2 フォーム 1 とを混合して使用することはできない。

b)

モード 2 フォーム 1 を使用する場合,利用者データファイル及び UDF 構造で使用される全てのセクタ

のサブヘッダバイトは,次の値をもたなければならない。

ファイル数 = 0

チャネル数 = 0

サブモード = 08h

コード化情報 = 0

c)

中間状態は,ただ一つの ADVP が記録される媒体で可能とする。この一つの AVDP は,セクタ 256 又

はセクタ 512 にあるものとし,6.10.3 の複セション規則に従う。

d)

逐次ファイルシステムの書込みは可変パケット書込みで行わなければならない。これは,更新の大小

にかかわらず最大空間効率を可能にする。可変パケット書込みは,固定パケットが要求するアドレッ

シング方式 2 をサポートしていない CD-ROM ドライブとより互換性がある。

e)

論理ボリューム保全記述子は,記録するものとし,ボリュームは開放と表示しなければならない。論

理ボリュームの保全性は,最後に記録された物理番地に VAT ICB を見つけることで証明できる。もし

VAT ICB

が存在すれば,ボリュームはクリーンであり,もし存在していなければ,ダーティである。

f)

区画ヘッダ記述子は,記録される場合,未割付け空間表,未割付け空間ビットマップ,空き空間表,

及び空き空間ビットマップを指定してはならない。

ドライブは,

空き空間を直接報告することができ,

別々の記述子の必要性を取り除く。

g)

各表面には,0 個又は 1 個の再生専用区画,0 個又は 1 個の追記区画,及び 0 個又は 1 個の仮想区画が

含まれなければならない。CD 媒体は,1 個の追記区画,及び 1 個の仮想区画を含むことが望ましい。

6.10.1.2 

ブリッジフォーマット 

JIS X 0606

では,セクタ 16 に基本ボリューム記述子(PVD)を要求する。JIS X 0606 ファイルシステム

が要求すれば,JIS X 0607 規格類構造でアクセスされる,同一ファイルへのアクセスを含んでもよい。ま

た,異なるファイル集合へのアクセス,又は両方の組合せを含んでもよい。

初期の処理システムでは,JIS X 0606 構造を記録するが,UDF の処理システムが利用可能になると,JIS 

X 0606

構造の必要性は低下することになろう。

JIS X 0606

ブリッジディスクにモード 2 フォーム 1 セクタが含まれる場合,JIS X 0606 用 CD-ROM XA


80

X 0612

:2015

拡張を使用しなければならない。

6.10.1.3 

セションデータの末端 

CD-ROM

ドライブで読取りが行えるようにするためにセションは閉じられる。ディスク上の最後の完全

セションは完全に JIS X 0607 規格類に従い,2 個の AVDP を記録しなければならない。これは,

表 42 

セションデータの末端に従って,データを書き込むことで完成しなければならない。次の例では示されて

いないが,データは複数のパケットで書き込んでもよい。

表 42−セションデータの末端 

 

記述 

1

開始ボリューム記述子ポインタ

255

処理システム仕様。利用者データ,ファイルシステム構造・リンク領域を含んでもよい。

1 VAT

ICB

処理システム仕様データは,VAT 及び VAT ICB の反復コピーを含んでもよい。最後のセクタの位置を正

確に報告しないドライブとの互換性が高まる。処理システムでは,セションデータの最後尾を記録するの

に十分な空間が利用できることが確実にしなければならない。セションデータの最後尾を記録することに

よって,ボリュームは JIS X 0607 規格類に適合する。

6.10.2 CD-RW

媒体での UDF の使用 

CD-RW

媒体は,任意の位置の読出し及びブロックの書込みができる。つまり,個々のセクタを読み取

るとき,複数セクタを含むブロックで書込みが行われなければならない。CD-RW システムでは,不良領

域の予備は用意しない。書込み規則及び予備機構は定義されている。

6.10.2.1 

要件 

a)  6.10.2.1

に適合する書込みを行う場合,固定長パケットを使用しなければならない。

b)

書込みは,モード 1 又はモード 2 フォーム 1 のセクタを使用して行わなければならない。1 枚のディ

スクではモード 1 又はモード 2 フォーム 1 のいずれかを使用しなければならない。

c)

モード 2 フォーム 1 を使用する場合,利用者データファイル及び UDF 構造で使用する全てのセクタの

サブヘッダバイトは次の値をもたなければならない。

−  ファイル数 = 0

−  チャネル数 = 0

−  サブモード = 08h

−  コード化情報 = 0

d)

ホストでは,2K セクタの書込みを明確に行えるように,読み出し変更し書き込む動作を実行しなけれ

ばならない。

e)

パケット長は,ディスクの初期化時に設定しなければならない。パケット長は,32 セクタ(64 KB)

でなければならない。

f)

ホストは欠陥のリストを,割付け禁止空間リストによって維持しなければならない(2.3.13 参照)

g)

予備は,予備区画及び予備表を介してホストが管理しなければならない。

h)

ディスクは,使用前に初期化しなければならない。

6.10.2.2 

初期化 

初期化は,リードイン,利用者データ領域及びリードアウトの書込みから成らなければならない。これ

らの領域は,任意の順序で書込みをしてもよい。この物理的フォーマットには,検証パスが続いてもよい。


81

X 0612

:2015

検証パスの間に見つかる欠陥パケットは,割付け禁止空間リスト(2.3.13 参照)に列挙しなければならな

い。最後にファイルシステムルート構造が記録されなければならない。これらの強制的なファイルシステ

ム及びルート構造にはボリューム認識列,開始ボリューム記述子ポインタ,ボリューム記述子列,ファイ

ル集合記述子,及びルートディレクトリが含まれる。

開始ボリューム記述子ポインタは,セクタ 256 及び(N−256)に記録しなければならないが,この場合,N

は,番地付け可能な最後のセクタの物理番地とする。

予備の割付けは,初期化プロセスの間に行わなければならない。予備割付けの長さは 0 でもよい。

未割当て空間記述子を,欠陥領域及びセクタ予備領域に割り付けられた空間を反映するように,記録し

なければならない。

フォーマットは,媒体で利用可能な全ての空間を含んでよい。しかし,利用者が要求した場合,初期化

時間を節約するため,部分集合を初期化してもよい。その少量のフォーマットを,後に,完全に利用可能

な空間に“成長”させてもよい。

6.10.2.3 

成長するフォーマット 

媒体を部分的に初期化し,後に大きく成長させてもよい。この動作は次の要素から成る。

a)

最後のセションのリードインを任意選択で消去する。

b)

最後のセションのリードアウトを任意選択で消去する。

c)

パケットの書込みを,事前に記録した最後のパケットのすぐ後から始める。

d)

予備表の更新は,新しい予備領域を反映する。

e)

区画マップを適宜調節する。

f)

新しく利用可能な領域を示すために,使用可能空間マップを更新する。

g)

最後の AVDP を新しい(N−256)に移動する。

h)

リードイン(新しいトラックサイズを反映する。

)の書込みをする。

i)

リードアウトの書込みをする。

6.10.2.4 

ホストベースの欠陥管理 

ホストでは欠陥管理動作を行わなければならない。CD フォーマットは欠陥管理を含めないで定義され

たので,現存の技術及びコンポーネントと互換性をもたせるには,ホストで欠陥を管理しなければならな

い。欠陥管理には 2 段階がある。すなわち,初期化時に不良セクタをマーク付けすること,及びオンライ

ンで予備を割り当てることである。ホストは現在の媒体に表を保持しなければならない。

6.10.2.5 

読み出し変更し書き込む動作 

CD-RW

媒体は大きな書込み可能単位を必要とする。これは,各装置が,14 KB オーバヘッドを受けるた

めである。ファイルシステムは 2 KB の書込み可能単位を必要とする。書込みサイズの差は,ホストの読

み出し変更し書き込む動作で処理される。パケット全体が読み取られ,適切な部分が変更され,パケット

全体が CD に書き込まれる。

パケット及びトラックは,32 セクタ境界に整列しなければならない。

6.10.2.6 

適合のレベル 

6.10.2.6.1 

レベル 

ディスクは,厳密に 1 個のリードイン,プログラム領域,及びリードアウトで初期化しなければならな

い。プログラム領域は,厳密に 1 個のトラックを含まなければならない。区画は,パケット境界で開始し

なければならない。区画長はパケットサイズの整数倍でなければならない。


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6.10.2.6.2 

レベル 

最後のセションは UDF ファイルシステムを含まなければならない。その前のセションの全ては,一つの

再生専用区画内に含まれなければならない。

6.10.2.6.3 

レベル 

いかなる制約も適用してはならない。

6.10.3 

複セション及び混合モード 

ボリューム認識列及び開始ボリューム記述子ポインタの位置は,ディスクの始まりに関連する位置であ

ると,JIS X 0607 規格類で規定されている。ディスクの始まりは,VRS 及び AVDP を見つける目的で,基

本番地 から決定しなければならない。

S”は,ボリュームの最後の既存のセション内に記録された,最初のデータトラックの,最初のデータ

セクタの物理番地である。

S”は,複セションの JIS X 0606 の記録で使われているものと同じ値である。

このセションの最初のトラックはデータトラックでなければならない。

N”はボリューム上の番地付け可能な最後のデータセクタの論理セクタ番号である。

ランダム書込みモードを使用する場合,媒体は 0 又は 1 のオーディオセションでフォーマットし,その

後に,1 個のトラックを含む,書込み可能なデータセションを厳密に 1 個続けてもよい。他のセションの

構成も可能だが,ここでは記載していない。1 回に 1 個だけ書込み可能区画又はセションがあるものとし,

このセションはディスクでは最後のセションでなければならない。

6.10.3.1 

ボリューム認識列 

複セションディスクを扱うために,次の記載を UDF に加える(JIS X 0607 規格類の

第 部参照)。

a) UDF

ブリッジフォーマット(6.10.3.3 参照)のボリューム認識領域は,

(2K セクタであるとした場合)

セクタ S+16 で始まるボリューム空間の一部でなければならない。

b)

ボリューム認識空間の,始まりと終わりのセションは同じでなければならない。この定義の結果,ボ

リューム認識領域は常にディスクの最後のセションに存在する。

c)

ランダムアクセスモードで記録するとき,重複ボリューム認識列は,セクタ(N−256)から記録を始め

なければならない。

6.10.3.2 

開始ボリューム記述子ポインタ 

開始ボリューム記述子ポインタ(AVDP)は,(S+256),(N−256)の論理セクタ数の場所に記録しなけれ

ばならない。セクタ(N−256)の AVDP はセションを閉じる前に書き込まなければならず,セション開放し

ている間は,記録してはならない。

6.10.3.3 UDF

ブリッジフォーマット 

UDF

ブリッジフォーマットによって,UDF は,別のファイルシステムを含んでいるディスクに加えるこ

とができる。UDF ブリッジディスクは,最後のセションに UDF ファイルシステムを含まなければならな

い。最後のセションは,6.10.3 に記載された規則に従わなければならない。このディスクは,JIS X 0606

CD

オーディオ若しくはベンダ独自のファイルシステム,又はそれらのファイルシステムの組合せに基づ

くセションを含んでもよい。UDF ブリッジフォーマットは CD 強化ディスクの作成を許可している。

UDF

セションは,他のセションにあるデータへのポインタ,その UDF セション内だけにあるデータへ

のポインタ,又は両方の組合せを含んでいてもよい。

複セション UDF ディスク及び UDF ブリッジディスクの幾つかの例を

図 2∼図 に示す。


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X 0612

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図 2−複セション UDF ディスク 

図 3CD 強化ディスク 

図 4JIS X 0606 の UDF への変換 

図 5−異種フォーマットの UDF への変換 

6.11 UDF

媒体フォーマット改正履歴 

表 43 は,媒体に記録できる UDF フォーマットに影響する UDF 定義の変更がいつ行われたかを示す。各

変更を示す文書変更通知(DCN)が表中に記入してある。変更 UDF 版数の欄には,変更を含む UDF 規定

の版数を示す。UDF 読出し最小版数及び UDF 書込み最小版数の欄は,2.2.6.4 で記載する版数アクセス制

御欄に関連する。

LSN=16+x

へのアクセス

LSN=256

へのアクセス

16

セクタ 16 セクタ

256

セクタ

256

セクタ

第 1 セション

最終セションで最初に記録されたトラック

ボリューム認識領域

開始点(Anchor point)

第 1 セション

第 2 セション

UDF

セション

UDF

に使用されている領域

従来の CD プレーヤにかかる演奏可能な領域

第 1 セション

第 3 セション

UDF

セション

JIS X 0606

セション

JIS X 0606

セション

JIS X 0606

フォーマットで書かれた領域

UDF

で管理されている領域

第 2 セション

第 1 セション

第 3 セション

データセション

データセション

UDF

で管理されている領域

他のファイルシステムで書かれた領域

第 2 セション

UDF

セション


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X 0612

:2015

表 43−改正履歴 

記述 DCN 

変更 UDF

版数 

UDF

読出し

最小版数 

UDF

書込み

最小版数 

割付けエクステント記述子

2-002

1.02 1.02 1.02

パス要素ファイル版数

2-003

1.02 1.02 1.02

親ディレクトリエントリ

2-004

1.02 1.02 1.02

装置仕様拡張属性

2-005

1.02 1.01 1.02

最大論理エクステント長

2-006

1.02 1.02 1.02

未割付け空間エントリ

2-008

1.02 1.01 1.02

DVD

著作権管理情報

2-009

1.02 1.02 1.02

論理ボリューム識別子

2-010

1.02 1.01 1.02

割付け記述子のエクステント長欄

2-012

1.02 1.01 1.02

再配置禁止フラグ及び連続フラグ

2-013

1.02 1.01 1.02

DVD-ROM

に対する要件の改正版

2-014

1.02 1.02 1.02

版数アクセス制御

2-015

1.02 1.01 1.02

ボリューム集合識別子

2-017

1.02 1.01 1.02

拡張 ID の一意属性

2-018

1.02 1.02 1.02

dstring

の明確化

2-010

1.02 1.01 1.02

アプリケーション FreeEASpace 拡張属性

2-020

1.02 1.02 1.02

識別子添字の 1.02 への変更

2-021

1.02 1.02 1.02

識別子添字の 1.50 への変更

2-025

1.50 1.50 1.50

仮想区画マップエントリ

2-026

1.50 1.50 1.50

予備区画マップの割付け

2-027

1.50 1.50 1.50

仮想割付け表の追加

2-028

1.50 1.50 1.50

予備表の追加

2-029

1.50 1.50 1.50

割付け禁止空間リストの追加

2-030

1.50 1.02 1.50

CD

媒体の推薦

2-031

1.50 1.50 1.50

UDF 1.50

及び UDF 2.00 に対する予備パケット長の正誤表

5163

− 1.50 1.50

6.12 

開発者登録フォーム 

この規格では規定しない。


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附属書 JA

(参考)

商標又は登録商標

この附属書(参考)は,この規格にある商標又は登録商標について記載するものであって,規定の一部

ではない。

この規格における商標又は登録商標は,次による。

a)  Universal Disk Format

及び UDF は,OSTA の米国における登録商標である。

b) IBM

及び OS/2 は,IBM Corp.の米国及び/又はその他の国における商標又は登録商標である。

c) Macintosh

は,Apple Inc.の米国及び/又はその他の国における商標又は登録商標である。

d) UNIX

は,The Open Group の米国及び/又はその他の国における商標又は登録商標である。

e) Microsoft

,Windows 及び MS-DOS は,Microsoft Corp.の米国及び/又はその他の国における商標又は

登録商標である。

この他にも商標又は登録商標があり得ることに注意を喚起する。