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X 0524: 2007(ISO/IEC 15421:2000) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本自動認識システム協会(JAISA)

/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日

本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 15421:2000,Information 

technology−Automatic identification and data capture techniques−Bar code master test specificationsを基礎とし

て用いた。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。 

JIS X 0524には,次に示す附属書がある。 

附属書A(参考)光学濃度波形 

X 0524: 2007(ISO/IEC 15421:2000) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1. 適用範囲 ························································································································ 1 

2. 適合性 ··························································································································· 1 

3. 引用規格 ························································································································ 1 

4. 定義 ······························································································································ 2 

5. 記号及び略語 ·················································································································· 2 

6. 物理的要件 ····················································································································· 2 

6.1 材料 ···························································································································· 2 

6.2 製造工程で管理する物理的要件 ························································································ 3 

6.3 公差 ···························································································································· 3 

6.4 バーエッジ特性 ············································································································· 3 

6.5 欠陥 ···························································································································· 3 

6.6 クワイエットゾーン ······································································································· 3 

6.7 領域マーク ··················································································································· 4 

6.8 光学濃度 ······················································································································ 4 

6.9 方向性 ························································································································· 4 

6.10 極性 ··························································································································· 4 

6.11 符号化 ························································································································ 4 

6.12 可読文字 ····················································································································· 4 

7. 試験方法 ························································································································ 4 

7.1 バー及びスペース幅の測定 ······························································································ 4 

7.2 試験報告書及びトレーサビリティ······················································································ 5 

附属書A(参考)光学濃度波形 ······························································································· 6 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

X 0524:2007 

(ISO/IEC 15421:2000) 

バーコードマスタ試験仕様 

Information technology-Automatic identification and data capture 

techniques-Bar code master test specifications 

序文 この規格は,2000年に第1版として発行されたISO/IEC 15421,Information technology−Automatic 

identification and data capture techniques−Bar code master test specificationsを翻訳し,技術的内容及び規格票

の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。 

1. 適用範囲 この規格は,バーコードマスタの物理的特性及びそれに関連する特性,並びにこの規格へ

の適合性を評価するための品質基準を規定しており,この規定を適用するための指針についても規定して

いる。この規格は,あらゆる形式のバーコードマスタを対象としており,均一なバーコードの,印刷工程

による生成を目的としている。 

備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD

(修正している),NEQ(同等でない)とする。 

ISO/IEC 15421:2000,Information technology−Automatic identification and data capture techniques 

− Bar code master test specifications (IDT) 

参考 バーコードマスタの主なものはフィルムマスタと呼ばれるが,この規格ではバーコードを印刷

するためのあらゆる原版を対象にしている。 

2. 適合性 この規格への適合性は,7.で規定する試験方法に従ってバーコードマスタを測定し,6.に規定

する寸法及び光学濃度要件が満たされていることを示すことで確定する。 

3. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載された年の版だけがこの規格の規定

を構成し,その後の改正版・追補は適用されない。発効年又は発行年を付記していない引用規格は,その

最新版(追補を含む)を適用する。ただし,この規格に基づいた取決めをする関係者は,引用規格の最新

版の適用について検討することが望ましい。 

JIS K 7641 写真−現像処理済み安全写真フィルム−保存方法 

備考 ISO 5466 Photography−Processed safety photographic films−Storage practicesが,この規格と

一致している。 

ISO 5-3 Photography−Density measurements−Part 3: Spectral conditions 

CEN EN 1556 Bar coding−Terminology 

X 0524: 2007(ISO/IEC 15421:2000) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

4. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,CEN EN 1556によるほか,次による。 

4.1 

作成バー幅差(achieved bar width difference) シンボルにあるすべてのバーの,規定幅と実寸幅と

の差の平均。 

4.2 

バーエッジ(bar edge) バーコードシンボル内で,バーとスペースとの境界部分。 

4.3 

バーエッジの適合性(bar edge conformance) バーエッジ又はバーエッジの一部が配置されている

位置の,規定位置に対する精度。 

4.4 

バーエッジの輪郭(bar edge contour) バーからスペースへ遷移するすべての地点を,バーの高さ方

向に沿って結んだ線。 

4.5 

バーエッジの濃度こう(勾)配(bar edge gradient) 単位距離当たりのバーエッジにおける光学濃

度の変化率。光学濃度波形から測定する。 

4.6 

バー幅調整[bar width adjustment(BWA)] バーコードマスタのバーを調整する際の縮小(バー幅

縮小)量又は拡大(バー幅拡大)量。画像製版及び印刷工程中にバー幅の太り又は細りをそれぞれ補正す

るために用いる。 

4.7 

バー幅拡大(bar width increase) バー幅調整を参照。 

4.8 

バー幅縮小(bar width reduction) バー幅調整を参照。 

4.9 

バー幅公差(bar width tolerance) バーの目標寸法と作成寸法との間で認められる最大許容差。 

4.10 基材濃度(base density) バーコードマスタ基材の最小光学濃度。 

4.11 ネガ画像(negative image) バーの光学濃度が低く,スペースの光学濃度が高い画像。 

4.12 公称バー幅[nominal bar width(EAN/UPC symbols)] シンボル体系仕様書で定義している倍率=1.0

の基準バー幅。シンボル体系仕様書に含んでいる他のバー幅は,これを基に比較する。 

4.13 光学濃度波形(optical density profile) バーコードマスタ画像の光学濃度を連続図で示し,シンボル

のすべてのバーと直角に交わる線に沿って,光学濃度をマイクロメータ(μm)単位で測定して作成する。 

4.14 極性(polarity) 画像のネガティブ特性又はポジティブ特性。 

4.15 ポジ画像(positive image) バーの光学濃度が高く,スペースの光学濃度が低い画像。 

4.16 規定バー幅(specified bar width)  

a) (EAN / UPCシンボルの場合) 公称バー幅と同義。適用可能ならば,倍率及びバー幅調整によって

修正される。すなわち,“(倍率によって拡大された公称値)±バー幅調整”となる。 

b) (その他のシンボルの場合) 太細比又はモジュール数の倍数であるエレメント寸法と同義。必要に

応じて,適用可能ならば,バー幅調整によって修正される。すなわち,“(太細比の倍数であるエレメ

ント寸法)±バー幅調整”,又は“(モジュール数の倍数であるエレメント寸法)±バー幅調整”とな

る。 

4.17 目標エレメント幅(target element width) バー幅調整分も含めて算出されたエレメントの寸法。 

参考 用語に関してはJIS X 0500(データキャリア用語)も参照。 

参考 4.9,4.11,4.15,4.16及び4.17は,本体では使っていない。 

5. 記号及び略語 D:ISO 5-3の定義に従う光学濃度。 

6. 物理的要件  

6.1 

材料 バーコードマスタは,次の物理的要件に適合した材料上に形成されなければならない。 

X 0524: 2007(ISO/IEC 15421:2000) 

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6.1.1 

寸法の安定性 バーコードマスタの完成品は,周囲条件の変化に起因する寸法の変化が,次の値を

超えてはならない。 

− 相対湿度(RH)変化1 %当たりの変化率は0.01 % 

− 温度変化1 ℃当たりの変化率は0.01 % 

寸法の安定性に関する要件は,温度0 ℃以上60 ℃以下,相対湿度10 %以上70 %以下の範囲でなけれ

ばならない。バーコードマスタは,7.1の規定に従って,規定の温度及び相対湿度で測定しなければならな

い。 

6.1.2 

保存特性 写真用フィルム上に作成したバーコードマスタは,寿命を最大にするために,JIS K 

7641による管理条件下で,保存しなければならない。 

6.2 

製造工程で管理する物理的要件 

6.2.1 

目標バー幅 7. の方法で測定する場合は,バーコードマスタの各エレメントの幅が,6.3で規定し

ている公差の範囲で,当該エレメントの目標幅と等しくなければならない。 

6.2.2 

バー幅調整 バー幅調整は,シンボル全体のすべてのバーに対して一様,かつ,対称的に適用しな

ければならない。 

備考 その結果,バー幅を拡大する場合は,スペース幅も等量分縮小することになり,逆の場合も同

様である。 

6.3 

公差 7. に規定する試験方法で測定した作成バー幅は,シンボル体系の目標バー幅と比較しなけれ

ばならない。 

6.3.1 

公差A-すべてのシンボル体系に適用 シンボルの作成バー幅差は,±0.008 mm未満でなければな

らない。 

シンボルの作成バー幅差については,7.1.2で規定している方法で決定しなければならない。 

6.3.2 

公差B-2値幅シンボル体系に適用 シンボル上の個々のバー及びスペースの作成幅公差について

は,エレメント寸法によって,公差B1又はB2を適用しなければならない。 

エレメント寸法が0.5 mm未満のシンボルについては,公差B1 =±0.005 mmを適用する(附属書A図4

を参照。)。 

エレメント寸法が0.5 mm以上のシンボルについては,公差B2 =±0.013 mmを適用する(附属書A図4

を参照。)。 

6.3.3 

公差C-(n,k)シンボル体系に適用 シンボル上の個々のバー及びスペースの作成幅又はキャラ

クタ内で連続しているバー及びスペースを組み合せたものの作成幅は,公差C =±0.005 mmを適用する(附

属書A図5を参照。)。 

6.3.4 

公差D-すべてのシンボル体系に適用 キャラクタの全体的な作成幅は,公差D =±0.013 mmを適

用する(附属書A図6を参照。)。 

6.4 

バーエッジ特性  

6.4.1 

バーエッジの適合性 バーエッジの輪郭は,エッジ規定値±0.002 mmに適合しなければならない。 

6.4.2 

バーエッジ傾き 表1の(ii)(iii)に示す規定濃度の場合,濃度波形図上で,交差地点を結んだ線の傾

きは,表1(iv)の規定値以上となっていなければならない(附属書A図2を参照。)。 

6.5 

欠陥 形状に関係なく,直径0.010 mmの円が入るような低濃度領域のスポット又は高濃度領域のボ

イドがあってはならない。 

6.6 

クワイエットゾーン シンボルのクワイエットゾーンは,シンボル体系仕様書が規定している最小

値以上でなければならない。 

X 0524: 2007(ISO/IEC 15421:2000) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考 シンボルを印刷又は配置する際に,最小クワイエットゾーンが保たれるようにするためには(例

えば:印刷太りを補正する場合,又は他のグラフィック画像若しくはラベルエッジに対するバ

ーコードシンボルの相対位置を登録できるようにする場合。),クワイエットゾーンの境界と接

するバーコードマスタにある位置合わせマーク(トンボ)の位置を調整しなければならない。 

6.7 

領域マーク バーコードマスタを分離コンポーネントとして供給する場合は,領域マークを利用し

て,バーコードシンボルに必要な最小領域を,クワイエットゾーンも含めて示さなければならない。他の

デザインがこの領域に侵入することがあってはならない。 

6.8 

光学濃度  

6.8.1 

最小濃度(Dmin) 低濃度領域の光学濃度値は,表1 (v) の規定値を超えてはならない。 

6.8.2 

最大濃度(Dmax) 高濃度領域の光学濃度値は,表1 (vi) の規定値を下回ってはならない。 

6.9 

方向性 フィルム版バーコードマスタの表裏は,“乳剤側が上”又は“乳剤側が下”として指定しな

ければならない。 

6.10 極性 バーコードマスタの極性は,“ポジティブ”又は“ネガティブ”として指定しなければならな

い。 

6.11 符号化 バーコードマスタは,シンボル体系仕様書の符号化規則に確実に適合した方法で画像を構

成しなければならない。アプリケーション仕様書によって,符号化する前にバーコードマスタでデータを

修正する場合は,アプリケーション仕様書で定義している論理規則を前記手順で実行しなければならない。 

6.12 可読文字 バーコードマスタに符号化したデータの可読文字は,作成時に参照したシンボル体系仕

様書又はアプリケーション仕様書の要件に適合しなければならない。 

表 1 基準濃度値 

パラメタ 

光学濃度 

透過 

反射 

(i) 

バーエッジの位置を決定する地点の濃度限界レベル (1) 

0.50 

0.40 

(ii) 

バーエッジの傾きを規定する際の濃度(1) 

最小 

0.10 

0.10 

(iii) 

最大 

2.90 

1.65 

(iv) 

最小エッジ傾き 

0.50 D / μm 

0.29 D / μm 

(v) 

D minの最大値(2) 

0.10 

0.15 

(vi) 

Dmaxの最小値(2) 

3.0 

1.80 

注(1) これらの濃度値は,基材濃度を上回っている。 

(2) これらの濃度値には,基材濃度も含まれる。 

参考 国内では,反射形濃度計を用いて測定することはないが,この規格を(IDT)にすることから,表

1の反射欄(数値を含む。)をそのまま残した。 

7. 試験方法  

7.1 

バー及びスペース幅の測定 バー及びスペースの幅は,表1 (i)で規定している濃度限界レベルにお

ける光学濃度波形図を測定して決定する。バーコードマスタを測定する目的で用いるシステムは,すべて,

次の要件に適合しなければならない。 

a) ±0.002 5 mmの精度で,バーからスペース,又はスペースからバーへの遷移点の相対位置を決定する

ことができる。 

b) 透過濃度計で測定するバーコードマスタでは,分光条件がISO 5-3,Printing Density(印刷濃度)の条

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件に従っている。 

c) 反射濃度計で測定するバーコードマスタでは,分光条件が,ISO 5-3,Narrow Band Densities(狭帯域

濃度)の条件に従っている。 

7.1.1 

寸法測定条件 測定環境条件は,次のとおりとする。 

相対湿度(RH) 

: 

50 %±10 % 

温度 

: 

20 ℃±5 ℃ 

サンプルは,規定の湿度及び温度の環境に,最低2時間放置して慣らす。規定の試験条件下でサンプル

を測定して得た寸法は,シンボル体系仕様書及びアプリケーション仕様書で定義した目標寸法と比較しな

ければならない。 

7.1.2 

作成バー幅調整の計算 バー幅調整分を除外した目標バー幅と測定したバー幅との平均差は,次の

ように決定する。 

a) 個々のバー幅を測定する。 

b) 各バーについて,目標バー幅(バー幅調整分は除く。)と測定したバー幅との差を求める。 

c) 差を合計する。 

d) 合計をバーの本数で除して平均を求める。 

備考 バーとスペースとを組み合わせた幅が一定になるように,測定したスペース幅は,バーの変化

量と同じ分量だけ逆方向に変化することになる。 

7.2 

試験報告書及びトレーサビリティ バーコードマスタには,試験測定に関する情報及び記録が添え

られていなければならない。これには,次に規定する最低限の情報を含んでいなければならない。 

a) バーコードマスタには,独自の管理番号を付ける。 

b) バーコードマスタの製造者又は供給者の名称 

c) シンボル体系仕様書に従う倍率又はエレメント寸法及び太細比 

d) シンボル体系 

e) 目標バー幅調整は可能な限り,バーコードマスタ上に記載しなければならない。 

f) 

乳剤面の表裏 

g) 画像の極性 

h) 符号化データ

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附属書A(参考)光学濃度波形 

この附属書は,光学濃度波形について記述するものであり,規定の一部ではない。 

附属書A図1 光学濃度の最大値及び最小値(D min及びD max) 

  

備考 濃度こう(勾)配= a / b 

附属書A図2 濃度こう(勾)配の測定 

最大濃度 

最小濃度 

濃度=3.0D 

最大濃度 

最小濃度 

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附属書A図3 バーエッジ決定のためのしきい値 

附属書A図4 2値幅シンボル体系の測定 

比を重視するシンボル体系の場合,バー幅及びスペース幅のそれぞれに公差Bを適用する。バーとスペ

ースとを連続的に組み合わせたものの累積幅にも公差Bを適用する。 

最小濃度 

最大濃度 

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附属書A図5 (n,k)シンボル体系の測定 

(n,k)シンボル体系の場合,バー幅及びスペース幅に公差Cを適用する。バーとスペースとを連続的

に組み合わせたものの累積幅にも公差Cを適用する。 

附属書A図6 シンボルキャラクタ幅の測定(すべてのシンボル体系) 

どのシンボル体系についても,シンボルキャラクタ幅Pは,公差Dを適用する。