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X 0305 : 1999 (ISO 2108 : 1992)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS X 0305 : 1988 は改正され,この規格に置き換えられる。

JIS X 0305

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(参考)  ISBN 登録管理機関


日本工業規格

JIS

 X

0305

 : 1999

 (ISO

2108

 : 1992

)

国際標準図書番号 (ISBN)

International standard book numbering (ISBN)

序文  この規格は,1992 年に第 3 版として発行された ISO 2108, Information and documentation−International

standard book numbering (ISBN)

を基に,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した,日本

工業規格である。

1.

適用範囲  この規格は,国際標準図書番号(以下,ISBN という。)の構成及び刊行物に印刷する番号

の位置について規定する。この規格によって,一つの ISBN が,特定の出版者又は製作者によって刊行又

は製作される一つの図書又はその他の単行刊行物に対して,又は版に対して唯一であるように識別番号の

使用を調整し,標準化する。

この規格が適用されるのは,図書及びその他の単行刊行物である。ここに含まれるのは印刷された図書

及びパンフレット(及びそれらと製本又は形態が異なる印刷された単行刊行物)

,複合媒体刊行物,その他

複合でない同様の媒体の刊行物である。複合媒体刊行物,その他複合でない同様の媒体の刊行物には,教

育フィルム/ビデオ及びトランスペアレンシー,カセットブック,マイクロコンピュータソフトウェア,

電子刊行物,マイクロ形態の刊行物,点字刊行物及び地図が含まれる。逐次刊行物,音楽録音資料及び楽

譜は他の識別体系の適用範囲であるため,この規格では除外される。

ISBN

の特定の適用についての詳細は,この規格の登録管理機関[

附属書 A(参考)]による利用者マニ

ュアルで説明される。

2.

引用規格  この規格の引用規格は,次のとおりである。この規格が本体中で引用された場合は,この

規格の一部とみなす。

ISO 1086 : 1991

  Information and documentation−Title leaves of books

3.

国際標準図書番号の構成  ISBN は,次の部分からなる 10 けたの数字で構成する。

a)

グループ記号(

例  国,地域,言語又はその他の便宜的なグループ)

b)

出版者記号又は製作者記号

c)

刊行物記号

d)

検査数字 (check digit)

ISBN

を記録又は印刷する場合には,冒頭に

ISBN”という文字列を記載する。各部分は,次の例のよ

うに一つのハイフン(−)又は空白で区分する。

1.  ISBN 0 571 08989 5

2.  ISBN 90-70002-34-5


2

X 0305 : 1999 (ISO 2108 : 1992)

3.1

グループ記号  グループ記号は,国際 ISBN 機関が割り当てる。グループ記号の長さは,そのグル

ープの出版点数によって異なる。

3.2

出版者記号又は製作者記号  出版者記号又は製作者記号は,日本 ISBN 機関が割り当てる。出版者

記号又は製作者記号の長さは,その出版者又は製作者の出版点数によって異なる。

3.3

刊行物記号  刊行物記号は,出版者又は製作者が付与する。刊行物記号の長さは,その前に置かれ

たグループ記号及び出版社記号又は製作者記号の長さによって定まる。

3.4

検査数字  検査数字は,重みとして 10 から 2 までを用いるモジュラス 11 によって算出する。なお

検査数字が 10 となった場合は,10 の代わりに X とする。

4.

ISBN

の印字及び表示位置

4.1

図書,パンフレット,その他の印刷資料  ISBN は,奥付又は標題紙裏に印刷する[ISO 1086(図書

の標題紙)参照]

。これができない場合には,標題紙の下部に印刷する。また図書の裏表紙,ケースの裏表

紙側又はカバーの裏表紙側にも印刷する。いずれも選択できない場合は,外側の適切な位置に番号を印刷

するのが望ましい。また,附属資料にも,その附属資料の形態によって適切な位置に記載する。

4.2

その他の単行刊行物  ISBN は,タイトルフレーム又はクレジットフレーム及びその刊行物に貼付さ

れたラベル上に記載する。刊行物に例えばカセットのように不可欠の容器がある場合は,容器のラベルに

表示する。マイクロコンピュータソフトウェアではディスケット又はカセットのラベルに表示する。刊行

物又はそのラベルに表示できない場合には,箱,ジャケット,フレームのような容器の裏側の下部に表示

する。ISBN は,附属資料及びマルチメディア刊行物の各構成部分にも記載する。


3

X 0305 : 1999 (ISO 2108 : 1992)

附属書 A(参考)  ISBN 登録管理機関

国際 ISBN センターは,ISO 2108 の登録管理機関に任ぜられている。この機関は,次の機能をもつ。

a)

グループの確定  数箇国にわたるグループ又はその他便宜的な出版グループが同一のグループ記号又

は同一ブロックのグループ記号群を要請した場合(例えば,英米グループのような混成グループ)に,

国際 ISBN 機関は,そのグループの範囲を認定し,適切なグループ機関を公認し,それを正式に記録

しなければならない。

b)

グループへの識別記号の割当  当該グループの事情を考慮して,国際 ISBN センターは,グループ記

号を割り当てる。割り当てたグループ記号は記録し,グループ機関をはじめとするすべての関連機関

に連絡する。

c)

グループへのグループ機関の設立及び運営についての助言  国際 ISBN センターはグループに,当該

グループ自身の機関の設立及び運営について,既存の機関の経験を参考にして,助言する。

d)

グループ機関への出版者記号の割当についての助言  グループ記号が決定した後は,当該グループ内

の出版者への出版者記号の割当の調整は,グループ機関の責任となる。出版者記号の長さはグループ

によって異なる。国際 ISBN センターは,当該出版者の出版点数に応じて出版者記号の長さを計算す

るための一般的な原則について助言を求められることがある。

e)

システムの国際的な利用の促進  国際 ISBN センターは,このシステムを定義する文献を作成し,シ

ステムを利用可能なものとし,システム促進のための資料を広範囲に供給する。さらに,このシステ

ムが各国でどの程度認知されているかを評価する。

f)

システム利用に対する監督  国際 ISBN センターは,システムが正しく利用されていることを確認し,

誤った利用に対しては詳細な報告を求める。


4

X 0305 : 1999 (ISO 2108 : 1992)

データベース表記・表現専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

宮  澤      彰

学術情報センター

糸  賀  雅  児

慶應義塾大学

上  田  修  一

慶應義塾大学

長  田  孝  治

株式会社日本総合技術研究所

加  藤  信  哉

東京大学

神  門  典  子

学術情報センター

菊  池  亮  一

明治大学

岸  田  和  明

駿河台大学

北  原  圀  彦

日外アソシエーツ株式会社

倉  田  敬  子

慶應義塾大学

菅  野  育  子

愛知淑徳大学

杉  山  時  之

国立国会図書館

鈴  木  正  紀

文教大学

田  村  貴代子

国立国会図書館

橋  爪  邦  隆

通商産業省工業技術院

長谷川  豊  祐

鶴見大学

原  井  直  子

国立国会図書館

原  田  郁  子

科学技術振興事業団

平  井  邦  造

株式会社 KMK デジテックス

本  田      博

早稲田大学

森      宗  正

標準化技術専門家

門  條      司

社団法人日本化学会

安  江  明  夫

国立国会図書館

渡  辺  信  一

教育出版株式会社

栗  原  晃  雄

通商産業省工業技術院

(事務局)

芝  山  茂  男

財団法人日本規格協会(平成 10 年 12 月まで)

大  川  和  司

財団法人日本規格協会(平成 11 年 1 月から)

作業グループ 1 (WG1)  構成表

氏名

所属

(主査)

田  村  貴代子

国立国会図書館

(エディタ)

菅  野  育  子

愛知淑徳大学

原  井  直  子

国立国会図書館

本  田      博

早稲田大学

森      宗  正

標準化技術専門家

栗  原  晃  雄

通商産業省工業技術院

(事務局)

芝  山  茂  男

財団法人日本規格協会(平成 10 年 12 月まで)

大  川  和  司

財団法人日本規格協会(平成 11 年 1 月から)