>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

50

X 0213:2000

7.

符号化文字集合

7.1

この規格で規定する符号を単独で用いる場合

7.1.1

漢字用 ビット符号  漢字用 7 ビット符号は,制御文字の SHIFT-OUT(シフトアウト)と SHIFT-IN

(シフトイン)の交互利用によって,漢字集合 1 面と漢字集合 2 面とを切り替えて使用する 7 ビット符号

化文字集合とする。制御文字の SHIFT-OUT 及び SHIFT-IN は,JIS X 0211 の C0 集合の制御文字であって,

略称をそれぞれ SO 及び SI とし,次のビット組合せをもつ。

  SO : 0/14

  SI : 0/15

漢字用 7 ビット符号は,7 ビット符号表の各領域に対して,次の割当てを行う。

a)

CL

領域には,JIS X 0211 の CO 集合を割り当てる。

b)  GL

領域には,次の図形文字集合を割り当てる。

1) SI

が先行し,次の SO が現れるまでは,漢字集合 1 面を割り当てる。

2) SO

が先行し,次の SI が現れるまでは,漢字集合 2 面を割り当てる。ただし実装水準 3 においては,

原則として SO は使用しない。

なお,この符号化文字集合の初期状態における GL 領域への割り当ては,漢字集合 1 面とする。

7.1.2

漢字用 ビット符号漢字用  8 ビット符号は,8 ビット符号表の各領域に対して,次の割当てを行

う。

a)

CL

領域には,JIS X 0211 の C0 集合を割り当てる。

b)  GL

領域には,漢字集合 1 面を割り当てる。

c)

CR

領域には,JIS X 0211 の C1 集合を割り当てるか又は何も割り当てないかのいずれかとする。

d)  GR

領域には,漢字集合 2 面を割り当てる。ただし実装水準 3 においては,GR 領域には何も割り当て

ない。

CR

領域に JIS X 0211 の C1 集合を割り当てない場合,CR 領域は空き領域とし,他の図形文字を割り当

ててはならない。実装水準 3 において,GR 領域に何も割り当てない場合においても,GR 領域は 3.2.2 

いう空き領域とする。

7.2

ISO/IEC 646

の国際基準版 (IRV) と同時に用いる場合の符号

7.2.1

国際基準版・漢字用 ビット符号  国際基準版・漢字用 7 ビット符号は,制御文字 SHIFT-OUT(シ

フトアウト)と SHIFT-IN(シフトイン)及び SINGLE-SHIFT THREE(シングルシフトスリー)の利用に

よって,

国際基準版図形文字集合及び漢字集合を切り替えて使用する 7 ビット符号化文字集合とする。6.5.1

で規定する漢字集合を ISO/IEC 646 の国際基準版と同時に用いる場合,漢字集合の図形文字のうち,

ISO/IEC 646

で規定される図形文字と同じ図形文字は用いてはならない。ただし,これまでの慣用的な利

用との互換を目的としてだけ,

附属書 表 に規定する文字を ISO/IEC 646 で規定される文字とは異なっ

た図形文字として用いてもよい。制御文字の SINGLE-SHIFT THREE は,JIS X 0211 の C1 集合の制御文字

であって,略称を SS3 とし,この符号化文字集合においては ESC 4/15 というエスケープシーケンスで表さ

れる。国際基準版・漢字用 7 ビット符号は,7 ビット符号表の各領域に対して,次の割当てを行う。

a)

CL

領域には,JIS X 0211 の C0 集合を割り当てる。

b)  GL

領域には,次の図形文字集合を割り当てる。

1) SI

が先行し,次の SO が現れるまでは,国際基準版図形文字集合を割り当てる。

2) SO

が先行し,次の SI が現れるまでは,漢字集合 1 面を割り当てる。

3) SS3

の直後 2 バイトの間は,漢字集合 2 面を割り当てる。ただし実装水準 3 においては,原則とし


51

X 0213:2000

て SS3 は使用しない。

備考  この符号化文字集合の初期状態における GL 領域への割当てが国際基準版図形文字集合である

か漢字集合 1 面であるかは,送信者と受信者の合意によって定まる。ただし,一般的には国際

基準版図形文字集合とするのが望ましい。

7.2.2

国際基準版・漢字用 ビット符号  国際基準版・漢字用 8 ビット符号は,制御文字 SINGLE-SHIFT

THREE

(シングルシフトスリー)の利用によって,漢字集合を切り替えて使用する 8 ビット符号化文字集

合とする。6.5.1 で規定する漢字集合を ISO/IEC 646 の国際基準版と同時に用いる場合,漢字集合の図形文

字のうち,ISO/IEC 646 で規定される図形文字と同じ図形文字は用いてはならない。ただし,これまでの

慣用的な利用との互換を目的としてだけ,

附属書 表 に規定する文字を ISO/IEC 646 で規定される文字

とは異なった図形文字として用いてもよい。制御文字の SINGLE-SHIFT THREE は,JIS X 0211 の C1 集合

の制御文字であって,略称を SS3 とし,この符号化文字集合においては 8/15 というビット組合せをもつ。

国際基準版・漢字用 8 ビット符号は,8 ビット符号表の各領域に対して,次の割当てを行う。

a)

CL

領域には,JIS X 0211 の C0 集合を割り当てる。

b)  GL

領域には,国際基準版図形文字集合を割り当てる。

c)

CR

領域には,JIS X 0211 の C1 集合を割り当てる。

d)  GR

領域には,漢字集合 1 面を割り当てる。ただし SS3 の直後 2 バイトの間は漢字集合 2 面を割り当

てる。

備考  実装水準 3 においては,原則として SS3 は使用しない。

参考  附属書 の符号化文字集合は,この符号化文字集合を拡張したものである。

7.3

JIS X 0201

のラテン文字と同時に用いる場合の符号

7.3.1

ラテン文字・漢字用 ビット符号  ラテン文字・漢字用 7 ビット符号は,制御文字 SHIFT-OUT(シ

フトアウト)と SHIFT-IN(シフトイン)及び SINGLE-SHIFT THREE(シングルシフトスリー)の利用に

よって,JIS X 0201 のラテン文字用図形集合及び漢字集合を切り替えて使用する 7 ビット符号化文字集合

とする。6.5.1 で規定する漢字集合を JIS X 0201 のラテン文字用図形文字集合と同時に用いる場合,漢字集

合の図形文字のうち,JIS X 0201 のラテン文字と同じ図形文字は用いてはならない。ただし,これまでの

慣用的な利用との互換を目的としてだけ,

附属書 表 に規定する文字をそれぞれ 6.5.1 で規定する漢字

集合と異なった図形文字として用いてもよい。制御文字の SINGLE-SHIFT THREE は,JIS X 0211 の C1 

合の制御文字であって,略称を SS3 とし,この符号化文字集合においては ESC4/15 というエスケープシー

ケンスで表される。ラテン文字・漢字用 7 ビット符号は,7 ビット符号表の各領域に対して,次の割当て

を行う。

a)

CL

領域には,JIS X 0211 の C0 集合を割り当てる。

b)  GL

領域には,次の図形文字集合を割り当てる。

1) SI

が先行し,次の SO が現れるまでは,JIS X 0201 のラテン文字用図形文字集合を割り当てる。

2) SO

が先行し,次の SI が現れるまでは,漢字集合 1 面を割り当てる。

3) SS3

の直後 2 バイトの間は,漢字集合 2 面を割り当てる。ただし実装水準 3 においては,原則とし

て SS3 は使用しない。

備考  この符号化文字集合の初期状態における GL 領域への割当てが JIS X 0201 のラテン文字用図形

文字集合であるか漢字集合 1 面であるかは,送信者と受信者の合意によって定まる。ただし,

一般的には JIS X 0201 のラテン文字用図形文字集合とするのが望ましい。


52

X 0213:2000

7.3.2

ラテン文字・漢字用 ピツト符号  ラテン文字・漢字用 8 ビット符号は,制御文字 SINGLE-SHIFT

THREE

(シングルシフトスリー)の利用によって,漢字集合を切り替えて使用する 8 ビット符号化文字集

合とする。6.5.1 で規定する漢字集合を JIS X 0201 のラテン文字用図形文字集合と同時に用いる場合,漢字

集合の図形文字のうち,JIS X 0201 のラテン文字と同じ図形文字は用いてはならない。ただし,これまで

の慣用的な利用との互換を目的としてだけ,

附属書 表 に規定する文字をそれぞれ 6.5.1 で規定する漢

字集合と異なった図形文字として用いてもよい。制御文字の SINGLE-SHIFT THREE は,JIS X 0211 の C1

集合の制御文字であって,略称を SS3 とし,この符号化文字集合においては 8/15 というビット組合せをも

つ。ラテン文字・漢字用 8 ビット符号は,8 ビット符号表の各領域に対して,次の割当てを行う。

a)

CL

領域には,JIS X 0211 の C0 集合を割り当てる。

b)  GL

領域には,JIS X 0201 のラテン文字用図形文字集合を割り当てる。

c)

CR

領域には,JIS X 0211 の C1 集合を割り当てる。

d)  GR

領域には,漢字集合 1 面を割り当てる。ただし SS3 の直後 2 バイトの間は漢字集合 2 面を割り当

てる。

備考  実装水準 3 においては,原則として SS3 は使用しない。

8.

合成文字の取扱い  この規格で規定する符号化文字集合中のすべての図形文字は,別に規定するもの

を除き,現在位置の前進を伴う文字とする。JIS X 0211 の BACKSPACE(後退)又は CARRIAGE RETURN

(復帰)を使用することによって,2 文字以上の図形文字を同じ文字位置に重ねて表ホすることができる

が,こうした文字合成を用いてはならない。文字合成を実装する場合は,ダイアクリティカルマーク(合

成可能)は,現在位置の前進を伴わない文字として用いてもよい。

備考  1 面 2 区 94 点の LARGE CIRCLE(大きな丸)

“○”は,現在位置の前進を伴う文字であり,文

字合成を実装する場合に,現在位置の前進を伴わない文字として用いてはならない。

9.

符号拡張法

9.1

JIS X 0202

の符号拡張法の環境での利用  7.17.3 で規定する符号化文字集合を JIS X 0202 の符号

拡張法の環境で使用する場合,各符号化文字集合に対する図形文字集合の割当ては,次の a)f)に示す指

示のエスケープシーケンスによる。

a)

漢字用 7 ビット符号

ESC 2/4 2/8 4/15 ESC 2/4 2/9 5/0

b)

漢字用 8 ビット符号

ESC 2/4 2/8 4/15 ESC 2/4 2/9 5/0

c)

国際基準版・漢字用 7 ビット符号

ESC 2/8 4/2 ESC 2/4 2/9 4/15 ESC 2/4 2/11 5/0

d)

国際基準版・漢字用 8 ビット符号

ESC 2/8 4/2 ESC 2/4 2/9 4/15 ESC 2/4 2/11 5/0

e)

ラテン文字・漢字用 7 ビット符号

ESC 2/8 4/10 ESC 2/42/9 4/15 ESC 2/4 2/11 5/0

f)

ラテン文字・漢字用 8 ビット符号

ESC 2/8 4/10 ESC 2/42/9 4/15 ESC 2/4 2/11 5/0

ここで,ESC は,制御文字 ESCAPE(エスケープ)の略号とする。

9.2

指示  6.5.1 で規定する漢字集合を JIS X 0202 の符号拡張法を主とする環境で指示する場合,1 面の

指示に当たって終端バイトは 4/15 とし,2 面の指示に当たって終端バイトは 5/0 とする。漢字集合 1 面の

指示のエスケープシーケンスは,次による。

G0

集合 ESC 2/4 2/8 4/15

G1

集合 ESC 2/4 2/9 4/15

G2

集合 ESC 2/4 2/10 4/15

G3

集合 ESC 2/4 2/11 4/15


53

X 0213:2000

漢字集合 2 面の指示のエスケープシーケンスは,次による。

G0

集合 ESC 2/4 2/8 5/0

G1

集合 ESC 2/4 2/9 5/0

G2

集合 ESC 2/4 2/10 5/0

G3

集合 ESC 2/4 2/11 5/0

JIS X 0201

又は ISO/IEC 646 と漢字集合とを同時に指示する場合,これまでの慣用的な利用との互換を

目的としてだけ,

附属書 表 に規定される文字を JIS X 0201 又は ISO/IEO 646 で規定される文字とは異

なった図形文字として用いてもよい。

参考  JIS X 0202 では,同じ図形文字が複数の符号化文字集合中に現れ G0G3 に指示されていると

き,番号の小さい方が優先され,番号の大きい方に現れる同じ図形文字は使用禁止とされ

る。


54

X 0213:2000

符号化文字集合調査研究委員会

(委員長)

芝  野  耕  司

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

(幹事)

岡  本  譲  治

株式会社アカシック

(委員)

伊  藤  英  俊

日本電気オフイスシステム株式会社

植  村  八  潮

社団法人日本書籍出版協会(平成 11 年 2 月から)

金  子  和  弘

同上                    (平成 11 年 2 月まで)

榎  本  義  彦

日本アイ・ピー・エム株式会社(平成 10 年 4 月から)

小  田  庸  夫

同上                        (平成 10 年 3 月まで)

垣  本  和  則

特許庁総務部

鎌  田      徹

文化庁文化部(平成 10 年 4 月から)

大  島  有  史

同上        (平成 10 年 3 月まで)

川  村  直  道

富士通株式会社(平成 11 年 2 月から)

堀  口  廣  和

同上          (平成 10 年 4 月から平成 11 年 1 月まで)

林      乙  平

同上          (平成 10 年 3 月まで)

窪  田      明

通商産業省機械情報産業局(平成 10 年 10 月から)

永  松  荘  一

同上                    (平成 10 年 9 月まで)

小  池  建  夫

株式会社日立製作所

小  町  祐  史

松下電送システム株式会社

佐  藤  敬  幸

財団法人国際情報化協力センター

下  垣  弘  行

共同印刷株式会社

田  嶋  一  夫

いわき明星大学人文学部

東  條  喜  義

社団法人日本電子工業振興協会

徳  永  英  二

規格専門家

豊  島  正  之

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

橋  口  典  央

総務庁行政管理局(平成 10 年 7 月から)

藤  井  昭  夫

同上            (平成 10 年 6 月まで)

八  田      勲

通商産業省工業技術院標準部(平成 11 年 7 月から)

橋  爪  邦  隆

同上                      (平成 9 年 7 月から平成 11 年 7 月まで)

兼  谷  明  男

同上                      (平成 9 年 7 月まで)

林      克  己

財団法人地方自治情報センター

森      一  朋

法務省民事局(平成 10 年 4 月から)

千  葉  和  信

同上        (平成 10 年 3 月まで)

和  中  幹  雄

国立国会図書館支部上野図書館

(事務局)

渡  辺  清  次

財団法人日本規格協会(平成 10 年 2 月から)

小笠原  康  直

同上                (平成 10 年 1 月まで)


55

X 0213:2000

符号化文字集合調査研究委員会第 2 分科会 (WG2)

(主査)

芝  野  耕  司

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

(幹事)

徳  永  英  二

規格専門家

(幹事)

豊  島  正  之

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

(委員)

阿  南  康  宏

マイクロソフトプロダクトディベロップメントリミテッド

(平成 10 年 11 月から)

増  井  伸  昭

同上(平成 9 年 5 月から平成 10 年 11 月まで)

松  沢  高  志

同上(平成 9 年 4 月まで)

池  田  証  壽

北海道大学文学部

太  田  昌  孝

東京工業大学総合情報処理センター

岡  崎  義  典

社団法人日本新聞協会(平成 10 年 6 月から)

渡  辺  典  由

同上                (平成 10 年 5 月まで)

翁      雅  男

明治製菓株式会社

金  子  和  弘

株式会社講談社

川  上  能  徳

大日本印刷株式会社(平成 9 年 10 月から)

宇  野  裕  喜

同上              (平成 9 年 9 月まで)

齋  藤  達  雄 NTT 情報開発株式会社(平成 10 年 6 月から)

二  宮  信  行

同上                (平成 10 年 6 月まで)

笹  原  宏  之

国立国語研究所

佐  藤  弘  一

日本電気オフイスシステム株式会社

津  田      浩

凸版印刷株式会社

坪  倉      孝

富士通株式会社

内  藤      勝 NTT 番号情報株式会社(平成 11 年 8 月から)

浅  野  豊  明

同上                (平成 10 年 10 月から平成 11 年 7 月まで)

佐  伯  秀  男

日本電信電話株式会社(平成 10 年 9 月まで)

野  地  健太郎

日本アイ・ビー・エム株式会社(平成 11 年 5 月から)

森      直  樹

同上                        (平成 11 年 4 月まで)

芳  賀      進

富士ゼロックス株式会社

村  田      純

株式会社ソフトヴィジョン

森  光  淳  司

コンパックコンピュータ株式会社

森      宗  正

規格専門家

安  岡  孝  一

京都大学大型計算機センター

山  本      知

株式会社日立製作所

(オブザーバ)

植  村  八  潮

東京電機大学出版局

氏  原  基余司

文化庁文化部

岡      弘  之

大日本スクリーン製造株式会社

小  熊  新  一

株式会社リコー

川  幡  太  一 NTT 光ネットワークシステム研究所

小  池  和  夫

印刷史研究会

小  駒  勝  美

株式会社新潮社

高  野  郁  子

株式会社三省堂

當  山  日出夫

専門家

比留間  直  和

朝日新聞社

古  家  時  雄

株式会社エーアイ・ネット

(工業技術院)

永  井  裕  司

通商産業省工業技術院標準部(平成 11 年 7 月から)

堀  越  裕太郎

同上                      (平成 9 年 6 月から平成 11 年 7 月まで)

小  田  宏  行

同上                      (平成 9 年 6 月まで)

(事務局)

渡  辺  清  次

財団法人日本規格協会(平成 10 年 2 月から)

小笠原  康  直

同上                (平成 10 年 1 月まで)