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X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって,JIS X 0202 : 1991 は改正され,この規格に置き換えられる。

この改正では,国際規格との整合性に主眼がおかれた。

JIS X 0202

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)  文字レパートリ及びその符号化の外部参照

附属書 B(参考)  エスケープシーケンスを用いる文字集合の ISO 国際登録簿

附属書 C(参考)  ISO 2022 の第 3 版(1986 年)と現第 4 版との主な相違点

附属書 D(参考)  参考規格


X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

(1) 

目次

ページ

序文

1

第 1 章  一般

1

1.

  適用範囲

1

2.

  規格に対する適合性

2

2.1

  適合の種類

2

2.2

  情報交換の適合性

2

2.3

  装置の適合性

3

2.3.1

  装置の記述

3

2.3.2

  送信装置

3

2.3.3

  受信装置

3

3.

  引用規格

3

4.

  定義

3

4.1

  ビット組合

3

4.2

  バイ

3

4.3

  文字

3

4.4

  符号化文字データ要

3

4.5

  符号化文字集

4

4.6

  符号拡

4

4.7

  符号

4

4.8

  結合文

4

4.9

  制御文字

4

4.10

  制御機能

4

4.11

  指示す

4

4.12

  装

4

4.13

  エスケープシーケンス

4

4.14

  終端バイト

4

4.15

  図形文

4

4.16

  図形記

4

4.17

  中間バイト

4

4.18

  呼び出す

4

4.19

  レパート

4

4.20

  表現する

4

4.21

  利用

4

5.

  記法,符号表及び名前

5

5.1

  記法

5


X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

目次

(2) 

ページ

5.2

  符号表

5

5.3

  文字の名前

6

第 2 章  文字集合及び符号

6

6.

  文字及び文字集合

6

6.1

  文字及び文字集合の種類

6

6.2

  固定符号化文字

6

6.2.1

  DELETE(削除)文字

6

6.2.2

  ESCAPE(エスケープ)文字

7

6.2.3

  SPACE(スペース)文字

7

6.3

  符号化図形文字集合

7

6.3.1

  符号化図形文字集合の種類

7

6.3.2

  符号化図形文字集合の内容

8

6.3.3

  図形文字の結合

9

6.3.4

  符号化図形文字集合の情報源

9

6.4

  符号化制御機能集合

9

6.4.1

  符号化制御機能集合の種類

9

6.4.2

  符号化制御機能の基本集合

10

6.4.3

  符号化制御機能の補助集合

10

6.4.4

  符号化制御機能の情報源

10

6.5

  符号化単独追加制御機能

10

6.5.1

  標準単独制御機能

11

6.5.2

  登録単独制御機能

11

6.5.3

  私用制御機能

11

6.5.4

  符号化単独制御機能の情報源

11

7.

  8 ビット及び 7 ビットの符号の要素

11

7.1

  要素の概要

11

7.2

  文字集合符号要素

12

7.3

  文字集合符号要素の呼出し

12

7.4

  符号化符号識別機能

13

7.5

  図形文字の一意な符号化

13

8.

  8 ビット符号の構造

14

8.1

  8 ビット符号の符号表の配列

14

8.2

  符号の要素及び構造

15

8.3

  シフト機能による図形文字集合の呼出し

15

8.3.1

  LOCKING-SHIFT ZERO∼LOCKIG-SHIFT THREE

15

8.3.2

  LOCKING SHIFT ONE RIGHT∼LOCKING-SHIFT THREE RIGHT

15

8.3.3

  シフト状態

15

8.3.4

  ロッキングシフト機能の相互作用

17

8.4

  シフト機能による単独図形文字の呼出し

17


X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

目次

(3) 

ページ

8.5

  制御機能集合の呼出し

17

8.5.1

  符号要素 C0 の呼出し

17

8.5.2

  符号要素 C1 の呼出し

17

9.

  7 ビット符号の構造

18

9.1

  7 ビット符号の符号表の配列

18

9.2

  符号の要素及び構造

19

9.3

  シフト機能による図形文字集合の呼出し

21

9.3.1

  SHIFT-IN,SHIFT-OUT,LOCKING-SHIFT TWO 及び LOCKING-SHIFT THREE

21

9.3.2

  LOCKING-SHIFT ONE RIGHT∼LOCKING-SHIFT THREE RIGHT

21

9.3.3

  シフト状態

21

9.3.4

  ロッキングシフト機能の相互作用

21

9.4

  シフト機能による単独図形文字の呼出し

21

9.5

  制御機能集合の呼出し

22

9.5.1

  符号要素 C0 の呼出し

22

9.5.2

  符号要素 C1 の呼出し

22

10.

  実装の版及び水準

22

10.1

  版

22

10.2

  符号構造機能及び文字集合の識別

22

10.3

  実装水準符号

23

10.3.1

  8 ビット符号

23

10.3.2

  8 ビット符号の水準の限定

23

10.3.3

  7 ビット符号

24

11.

  8 ビット符号と 7 ビット符号との間の変換

24

11.1

  8 ビット符号から 7 ビット符号への変換

24

11.2

  7 ビット符号から 8 ビット符号への変換

25

第 3 章  符号識別及びエスケープシーケンス

25

12.

  符号識別機能

25

12.1

  符号識別機能の目的

25

12.2

  エスケープシーケンスとの関係

26

13.

  エスケープシーケンスの構造及び用法

26

13.1

  エスケープシーケンスの構造

26

13.2

  エスケープシーケンスの型

26

13.2.1

  型の指示

26

13.2.2

  nF 型のエスケープシーケンス

27

13.2.3

  4F 型のエスケープシーケンス

28

13.2.4

  要約

29

13.2.5

  エスケープシーケンスの記法

29

13.3

  エスケープシーケンスの特定の意味

31

13.3.1

  終端バイトの登録

31


X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

目次

(4) 

ページ

13.3.2

  この規格で定義する終端バイト

31

13.3.3

  私用

31

14.

  図形文字集合及び制御機能集合の指示

31

14.1

  指示機能

31

14.2

  制御機能集合の指示 (CZD,C1D)

32

14.2.1

  目的

32

14.2.2

  C0 の指示

32

14.2.3

  C1 の指示

32

14.3

  図形文字集合の指示 (GnDm, GnDMm)

32

14.3.1

  目的

33

14.3.2

  仕様

33

14.3.3

  複数バイト集合の大きさ指定

34

14.4

  動的再指定可能文字セット (DRCS)

34

14.4.1

  目的

34

14.4.2

  仕様

34

14.5

  登録文字集合の改訂番号の識別

35

14.5.1

  目的

35

14.5.2

  仕様

35

15.

  符号のアナウンス及び切換え

35

15.1

  提供する機能の概要

35

15.2

  符号構造機能のアナウンス

35

15.2.1

  目的

35

15.2.2

  仕様

35

15.3

  符号化方法のデータ区切り符号 (CMD)

39

15.3.1

  目的

39

15.3.2

  仕様

40

15.4

  他の符号化システムの指示 (DOCS)

40

15.4.1

  目的

40

15.4.2

  仕様

40

附属書 A(規定)  文字レパートリ及びその符号化の外部参照

41

附属書 B(参考)  エスケープシーケンスを用いる文字集合の ISO 国際登録簿

44

附属書 C(参考)  ISO 2022 の第 3 版(1986 年)と現第 4 版との主な相違点

45

附属書 D(参考)  参考規格

46


日本工業規格

JIS

 X

0202

: 1998

 (ISO/IEC

2022

 : 1994

)

情報技術−文字符号の

構造及び拡張法

Information technology

−Character code

structure and extension techniques

序文  この規格は,1994 年に第 4 版として発行された ISO/IEC 2022,Information technology−Character code

structure and extension techniques

を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本

工業規格である。

  なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

第 1 章  一般 

1.

適用範囲  この規格は,文字集合の符号化のための 8 ビット符号及び 7 ビット符号の構造を規定する。

この構造の符号要素は,8 ビット符号及び 7 ビット符号で共通とする。この符号は,基本的な 8 ビット及

び 7 ビットの符号の機能を拡張するために各種の方法を用いる。

8

ビット符号が最近広く利用されていることから,規格のこの版は,前の版に比べて 8 ビット符号を強

調する。

8

ビット及び 7 ビットの符号構造の共通要素を使用することによって,簡単でかつ直接的な方法で,適

合する 8 ビット符号を等価な 7 ビット符号に,又はその逆方向に変換できる。

ISO/IEC 4873

は,ここで規定する 8 ビット符号の構造に適合し,ISO/IEC 646 は,7 ビット符号の構造

に適合する。

参考  JIS X 0221 (ISO/IEC 10646-1)  で規定する符号化文字集合は,この規格の規定とは別の構造をし

ている。

この規格で規定する符号構造機能は,符号で使用できる制御機能及び図形文字の数を拡張する各種の方

法を含む。さらに,特定の符号の定義を組み立てて形式化する技術,その構造の符号化及びそのような符

号の構成要素を識別する技術を含む。

特定の符号は,ISO 8824 に従って,オブジェクト識別子で識別されてもよい。このオブジェクト識別子

は,

附属書 で規定する。

これらの 8 ビット及び 7 ビットの符号で用いようとする個々の文字集合及び制御機能は,ISO 2375

属書 参照)に従って,ISO 国際登録機関に登録されたエスケープシーケンスを使用する符号化文字集合

とする。登録は,個々の文字集合及び制御機能と符号化表現との関連付けの詳細及びその文字集合の符号

化の識別を含む。

この規格で確立した原理は,補助符号構造機能を作るために用いてよい。例えば,JIS X 0211 は,パラ


2

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

メタ化した制御機能を形式化するために,このような手続を用いている。

ここに示す 8 ビット及び 7 ビットの符号の一つの形式による符号構造技術の使用は,次の利点をもつ。

−  情報処理システム設計における符号構造に対する同一の形式での規定を可能にする。

−  合意された文字集合の呼出しの標準化された方法を提供する。

−  8 ビット及び 7 ビットの文字集合を用いる環境間で相互のデータ交換を可能にする。

−  相互間操作が要求されるシステム間の矛盾の危険性を軽減する。

符号構造機能の実装水準が異なる二つのシステム間で通信が必要な場合,それらのシステムは,双方が

共通にもつ符号構造機能を用いる。

ここで規定する符号は,データが正方向に順次処理されるように設計されている。他の方法で処理され

たデータの場合,又は固定長レコード処理形式のデータの場合,これらの符号列は,望ましくない結果を

生じることがあり,正しく解釈するには,この規格の規定のほかに特別な扱いが要求されることがある。

参考  この版の構成は,前の版と比べて,参照資料として使いやすいように大幅に変更し,次の 3 章

構成にしてある。

第 章  一般

第 章  文字集合及び符号

第 章  符号識別及びエスケープシーケンス

2.

規格に対する適合性

2.1

適合の種類  規格に完全に適合するとは,規格が要求する事項をすべて満たすことをいう。規格に

任意機能がない場合には,適合は,一意に定まる。規格に任意機能がある場合には,それらの機能は,規

格中で明確にされなければならず,その規格に対する適合性を主張するときには,採用した任意機能を明

示することが要求される。

この規格の適合性は,この種のものと異なる。すなわち,この規格は,多数の機能を規定し,個々の応

用に適するように,それらの機能を選択できるようにしている。したがって,この規格では,あらかじめ

選択肢を規定していない。しかし,この規格への適合性を主張する場合には,どの機能を組み合わせたか

を明示しなければならない。この種の識別された組合せの適合は,限定適合と呼ばれる。

特定の応用で使用するために,この規格から選択した機能の組合せは,通常,仕様書に書く。仕様書に

は,また,採用した機能の説明とともに特定の符号を定義するのに十分な情報を示す。このような仕様書

は,この規格に従っているとみなす  (10.1 参照)

2.2

情報交換の適合性  交換用の符号化情報の CC データ要素は,その要素中の符号化表現が次の条件

を満足するとき,この規格に適合する。

a)

それらは,図形文字,制御機能及び符号識別機能を表現しなければならない。これらは,この規格で

規定する機能を基にした識別された組合せに従っていなければならない(10.1 参照)

b)

この規格で規定する符号拡張技術を使用する場合,それらは,この規格で規定する意味及び符号化表

現を使用し,この規格で定義する制御機能及び符号識別機能によって,実行しなければならない。

c)

登録のために保留されていて,割り当てられていない符号化表現又は将来の標準化のために保留され

ている符号化表現を使用してはならない。

d)

登録によって定義されているものと違った意味で,登録エスケープシーケンスを使用してはならない。


3

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

2.3

装置の適合性  2.3.1 の要件と,2.3.2 及び 2.3.3 の一方又は両方の要件とを満たす場合に,装置はこ

の規格に適合する。適合していると主張する場合は,2.3.1 で規定する内容を含む文書を示さなければなら

ない。

2.3.1

装置の記述  この規格に適合する装置は,次に示す記述を備えなければならない。

a)

この規格に従って,直接又は仕様書を参照することによって,利用者が装置に CC データ要素を供給

するための方法,又は CC データ要素が利用者に提示されたときにその CC データ要素を利用できる

ようにするための方法について,この規格から選択した機能を明示しなければならない。

b)  2.3.2

及び 2.3.3 に規定するとおり,それぞれ,利用者が対応する文字及び機能を用意する方法,又は

利用者が文字及び機能を認識する方法を,明示しなければならない。

2.3.2

送信装置  送信装置は,一つ以上の図形文字集合の図形文字の符号化表現並びにこの規格に適合し

た制御機能の識別された組合せ及び符号識別機能の明示的な符号化表現を,CC データ要素として送信で

きなければならない。

このような装置は,適切な集合から選ばれた文字又はその符号化表現が送信されるべき図形文字,制御

機能及び符号識別機能を明示的又は暗黙的に決定するその他の指示を利用者が供給できなければならない。

2.3.3

受信装置  受信装置は,一つ以上の図形文字集合の図形文字の符号化表現並びにこの規格に適合し

た制御機能の識別された組合せ及び符号識別機能の明示的な符号化表現を,

CC

データ要素として受信し,

解釈できなければならない。

このような装置は,適切な集合から選ばれた文字又はその符号化表現が受信された図形文字,制御機能

及び符号識別機能を,明示的又は暗黙的に決定するその他の指示を利用者に供給できなければならない。

3.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

ISO 2375 : 1985

  Data processing−Procedure for registration of escape sequences

JIS X 0211 : 1994

  符号化文字集合用制御機能

備考  ISO/IEC6429 : 1992,Information technology−Control functions for coded character sets がこの規

格に一致している。

ISO/IEC 8824 : 1990

  Information technology−Open Systems Interconnection−Specification of Abstract

Syntax Notation One (ASN.1)

ISO/IEC 8825 : 1990

  Information technology−Open Systems Interconnection−Specification of Basic

Encoding Rules for Abstract Syntax Notation One (ASN.1)

ISO

  International Register of Coded Character Sets to be used with Escape Sequences

4.

定義  この規格で使用する用語の定義は,次のとおりとする。

4.1

ビット組合せ (bit combination)    文字表現に用いる順序付けられたビットの集合。

4.2

バイト (byte)    一つの単位として操作するビット列。各ビットは,0 又は 1 の値をもつ。

4.3

文字  (character)    データの構成,制御又は表現に用いる構成単位の集合の要素。

4.4

符号化文字データ要素 (coded-character-data-element),CC データ要素  (CC-data-element)    符号化文

字集合に関する一つ以上の規格に適合し,かつ,文字の符号化表現の列によって構成される,情報交換の

構成単位。

参考1.  JIS X 5003(開放型システム間相互接続の基本参照モデル)に従う通信環境においては,CC


4

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

データ要素は,JIS X 5003で定義されているプレゼンテーションプロトコルデータ単位

(PPDU)

に対応する情報の全部又は一部を構成する。

2.

交換可能な媒体によって情報交換を実現している場合,CC データ要素は,利用者データに

対応する情報の全部又は一部を構成し,媒体の初期化中に記録される情報の全部又は一部を

構成しない。

4.5

符号化文字集合  (coded character set),符号 (code)    文字集合を定め,かつ,その集合内の文字とビ

ット組合せとを 1 対 1 に関係付ける,あいまいでない規則の集合。

参考  “符号化文字集合”と“符号”とは,交替可能な用語である。例えば,“7 ビット符号化集合”

は,

“7 ビット符号”と,同じ意味である。

4.6

符号拡張 (code extension)    与えられた符号化文字集合に含まれていない文字の符号化のために用

いる手法。

4.7

符号表 (code table)    符号化文字集合の中の各ビット組合せに割り当てた文字を示す表。

4.8

結合文字 (combining character)    符号化文字集合の識別された部分集合の構成単位であって,先行

する非結合文字(以下,基底文字という。

)と組み合わせることを意図したもの,又は基底文字の後に結合

文字の列が続いた形のものと組み合わせることを意図したもの。

4.9

制御文字  (control character)    一つのビット組合せだけで表現する制御機能。

4.10

制御機能  (control function)    データの記録,処理,伝送及び解釈に影響を及ぼす作用で,一つ以上

のビット組合せで表現するもの。

4.11

指示する (to designate)    文字集合を,即座に又は更に他の制御機能が出現してから,所定の方法で

表現できるように指定する。

4.12

装置 (device)   CC データ要素の符号化情報を送信,受信又は送受信できる情報処理機械の一部分。

参考  通常の意味での入出力装置のほか,応用プログラム,ゲートウェイなどの場合もある。

4.13

エスケープシーケンス  (escape sequence)    符号拡張手順において制御のために使用する一つ以上の

ビット組合せ。先頭のビット組合せは,制御文字 ESCAPE(エスケープ)を表現する。

参考  この規格では,ESCAPE は,常に制御文字として引用される。

4.14

終端バイト  (Final Byte)    エスケープシーケンス又は制御シーケンスを終わらせるビット組合せ。

4.15

図形文字 (graphic character)    制御機能以外で,通常,手書き・印字・表示の可視表現をもち,一つ

以上のビット組合せからなる符号化表現をもつ文字。

4.16

図形記号 (graphic symbol)    図形文字又は制御機能の視覚的表現。

4.17

中間バイト  (Intermediate Byte)    スケープシーケンスの中で,制御文字 ESCAPE(ESC,エスケープ)

と終端バイトとの間に現れてもよいビット組合せ。

4.18

呼び出す  (to invoke)    所定のビット組合せが出現するだけで,指示された文字集合が表現できる状

態にする。

4.19

レパートリ (repertoire)    符号化文字集合の一つ以上のビット組合せによって表現される,規定され

た文字の集合。

4.20

表現する  (to represent)    次のいずれかの意味を表す。

a)

ある文字集合を指示し呼び出してあるとき,所定のビット組合せをその文字集合内の文字の意味に使

用する。

b)

エスケープシーケンスを追加の制御機能の意味に使用する。

4.21

利用者 (user)    装置が提供するサービスを使う人又はそれに代わるもの。


5

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

参考1.  “装置”が符号変換機能又はゲートウェイ機能であるならば,利用者は,応用プログラムの

ようなものであってよい。

2.

利用者が用意するか又は利用者に提供される文字は,2.3 を満足するものであれば,装置固有

の符号化形式又は通常と異なる表示形式であってよい。

5.

記法,符号表及び名前

5.1

記法  8 ビット符号のビット組合せのビットは,b

8

,b

7

,b

6

,b

5

,b

4

,b

3

,b

2

及び b

1

で表し,b

8

を最

上位ビットとし,b

1

を最下位ビットとする。

7

ビット符号のビット組合せのビットは,b

7

,b

6

,b

5

,b

4

,b

3

,b

2

及び b

1

で表し,b

7

を最上位ビットとし,

b

1

を最下位ビットとする。

ビット組合せは,2 進整数の値の表現として解釈してもよく,8 ビット符号では 0∼255,7 ビット符号で

は 0∼127 の整数とする。個々のビットの重みは,次のとおりとする。

ビット

b

8

b

7

b

6

b

5

b

4

b

3

b

2

b

1

重み

128

64

32

16 8 4 2 1

この規格では,ビット組合せは,x/y の形式で表現する。ここで,x 及び y は,0∼15 の整数とする。

x/y

形式の表現とビット b

8

(又は b

7

)∼b

1

のビット組合せとの対応は,次のとおりとする。

−  8 ビット符号の x は b

8

∼b

5

で表現する整数とし,それぞれのビットの重みは 8,4,2 及び 1 とする。

−  7 ビット符号の x は b

7

∼b

5

で表現する整数とし,それぞれのビットの重みは 4,2 及び 1 とする。

−  y は b

4

∼b

1

で表現する整数とし,それぞれのビットの重みは 8,4,2 及び 1 とする。

x/y

形式は,符号表の位置を示すためにも用い,x で列番号を表し,y で行番号を表現する(5.2 参照)。

5.2

符号表  8 ビット符号の符号表は,16 列,16 行の 256 位置からなる。列及び行には,00∼15 の番号

を付ける(

図 参照)。

7

ビット符号の符号表は,8 列,16 行の 128 位置からなる。列には 00∼07 の番号を付け,行には 00∼15

の番号を付ける(

図 参照)。

符号表の位置は,x/y 形式で表し,x を列番号とし,y を行番号とする。ここでは,列番号及び行番号は,

先頭の 0 を含めて表現する(例えば,02/01)

符号表の位置は,符号のビット組合せと 1 対 1 に対応する。符号表の位置の記法は,対応するビット組

合せと同じとする。


6

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

図 1  符号表

5.3

文字の名前  この規格は,各文字に一つの名前を割り当てる。さらに,制御文字並びに SPACE(ス

ペース)及び DELETE(削除)について,その文字の略号(頭字語)を定義する。ここでは,文字の名前

は,英大文字,SPACE 及びハイフンだけで表現する。略号は,英大文字及び数字を用いる。規格本体の各

国語への翻訳でも,略号及びこの記法は,保たれなければならない。

第 2 章  文字集合及び符号 

6.

文字及び文字集合

6.1

文字及び文字集合の種類  この規格で規定する 8 ビット及び 7 ビットの符号の構造では,次の種類

の文字,文字集合及び機能を使用する。

−  固定符号化文字

−  符号化図形文字集合

−  符号化制御機能集合(又は複数の制御文字の集合)

−  符号化単独追加制御機能

これらの要素は,6.26.5 で規定する。

図形文字及び制御機能の符号化表現は,5.2 の 8 ビット及び 7 ビットの符号表と関連付けて指定する。要

素のそれぞれの種類の符号化表現は,8 ビット及び 7 ビットの符号表の列 00∼07 に指定する。幾つかの要

素については,8 ビットの符号表の列 08∼15 に指定し,7 ビット符号では使用しない。

6.2

固定符号化文字

6.2.1

DELETE

(削除)文字

名前:DELETE(削除)

略号:DEL

符号化表現:07/15

DEL

は,本来,紙テープ上の誤り又は不要な文字を消去又は削除するのに用いられた。DEL は,媒体又


7

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

は時間の埋め草 (fill) に用いてもよい。DEL は,情報に影響を与えずに CC データ要素に挿入したり,CC

データ要素から除去したりしてよいが,このような動作は,情報の配置及び/又は機器の制御に影響するこ

とがある。

6.2.2

ESCAPE

(エスケープ)文字

名前:ESCAPE(エスケープ)

略号:ESC

符号化表現:01/11

ESCAPE

は,符号拡張の目的で使用する制御文字とする。CC データ要素の中で,この後に続く限られ

た数のビット組合せの意味を変更する。これらのビット組合せは,先行する ESC を表現するビット組合せ

とともに,エスケープシーケンスを構成する。

エスケープシーケンスは,符号識別機能及び一部の制御機能の符号化表現を提供する。エスケープシー

ケンスの各種の用法は,13.で規定する。符号識別機能は,14.及び 15.で規定する。

6.2.3

SPACE

(スペース)文字 

名前:SPACE(スペース)

略号:SP

符号化表現:02/00

SPACE

は,図形文字とする。これは,図形記号のない可視表現をもつ。これは,現在位置を,1 文字分

進める。

6.3

符号化図形文字集合

6.3.1

符号化図形文字集合の種類  図形文字は,8 ビット符号における一つ以上のビット組合せ(8 ビッ

トバイト)及び 7 ビット符号における一つ以上のビット組合せ(7 ビットバイト)からなる符号化表現を

もつ。符号化図形文字集合中で,各文字は,そのような同じ数のビット組合せで表現されなければならな

い。

集合中の図形文字を表現するのに用いるビット組合せは,7 ビット及び 8 ビットの符号表の列番号 02∼

07

の連続する 6 列,又は 8 ビット符号表の列番号 08∼15 の連続する 6 列のビット組合せとする。符号化

図形文字集合の種類は,集合がもつことのできる図形文字の最大数で定義される。

集合の種類は,

図 に示す。

単一のビット組合せからなる符号化図形文字集合の文字は,次の一つで表現する。

− 94 文字集合では,02/01∼07/14 又は 10/01∼15/14 の位置

(すなわち,02/00 及び 07/15 を除く列 2∼7 の全位置,又は 10/00 及び 15/15 を除く列 10∼15 の

全位置)

− 96 文字集合では,02/00∼07/15 又は 10/00∼15/15 の位置

(すなわち,列 2∼7 又は列 10∼15 の全位置)

94

文字集合は,02/00 及び 07/15 のビット組合せに文字を割り当ててはならない。

n

個 (n>1) のビット組合せからなる符号化文字集合の各文字は,次の一つで表現する。

− 94

n

文字集合

− 96

n

文字集合

これらの集合は,複数バイト集合と呼ばれる。

94

n

文字集合は,02/01∼07/14 又は 10/01∼15/14 の位置にある 8 ビット又は 7 ビットのビット組合せの列

で表現される最大 94

n

文字の図形文字からなる。94

n

文字集合では,02/00 及び 07/15 のビット組合せに文

字を割り当ててはならない。

96

n

文字集合は,02/00∼07/15 又は 10/00∼15/15 の位置にある 8 ビット又は 7 ビットのビット組合せの列

で表現される最大 96

n

文字の図形文字からなる。

参考  8 ビットの複数バイト表現における各バイトのビット 8 (b

8

)

の値は,

0

又は 1 のいずれかである。


8

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

図 2  符号化図形文字集合の構造

6.3.2

符号化図形文字集合の内容  符号化図形文字集合中では,その集合で定める各ビット組合せ(又は

その列)には,一意の図形文字を割り当てるか,又は使用しないかを宣言しなければならない。


9

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

符号化図形文字集合は,SPACE(スペース)文字,DELETE(削除)文字及び制御文字(6.4 参照)を含

んではならない。しかし,SPACE(スペース)以外の文字であって,異なる大きさ又は用法の間隔を表現

する文字は,図形文字集合の任意のビット組合せ(又はその列)に割り当ててよい。

6.3.3

図形文字の結合  特に指定されない限り,図形文字は,結合文字としてはならない。すなわち,隣

接する図形文字と組み合わせようとしてはならない。

図形文字集合によっては,複数の図形文字を一つの図形記号として可視化することによって,追加の図

形記号(例えば,アクセント付き文字)を図形表現することを許しているものもある。この規格では,二

つの結合方法があることを認識している。

a)

基底文字の図形文字は,制御文字の BACKSPACE(後退)又は CARRIAGE RETURN(復帰)を使用

して,組み合わせてよい。

b)

結合文字として指定されている図形文字は,基底文字の図形文字と組み合わせてもよい。

ISO 2375

に従って,図形文字集合の登録を行おうとする申請者は,集合中の結合文字を明らかにしてお

くことが期待される。

参考1.  登録では,これらの要件の詳細を求められないので,文字集合を規定する規格は,結合文字

がある場合,それ自身で,これを指定しその用法を示しておくのがよい。

2.

ISO/IEC 646

の図形文字では,アクセント付き文字を表現するのに,a)の方法が認められてい

る。

3.

JIS X 0211

では,第 3 の方法として,文字自身の仕様に関係なく,GRAPHIC CHARACTER

COM-BINATION (GCC)

の制御機能を使った図形文字の結合を規定している。

6.3.4

符号化図形文字集合の情報源  図形文字の集合及びその符号化表現は,ISO/IEC 646ISO/IEC 

10367

などの国際規格,及び各国の規格で規定される。これらの集合のあるもの及び追加集合のあるもの

は,ISO 符号化文字集合の国際登録簿で規定されている[

附属書 B(参考)参照]。

参考  要求があれば,新規又は追加の文字集合を,国際登録簿に追加できる。

私用のための図形文字集合は,情報交換の双方の合意で定義してよい。

6.4

符号化制御機能集合

6.4.1

符号化制御機能集合の種類  符号化制御機能集合は,符号表の隣り合う二つの列に割り当てられた

32

種類の制御機能(すなわち,制御文字)からなる。

符号化制御機能集合は,次の 2 種類とする。

− 00/00∼01/15 の位置にある基本集合

− 08/00∼09/15 の位置にある補助集合(又はエスケープシーケンスで表される集合)

基本集合は,ESCAPE を含まなければならない。補助集合は,この文字を含んではならない。これらの

集合を

図 に示す。

各位置には,一意な制御機能を割り当てるか,又は使用しないかを宣言しなければならない。


10

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

図 3  符号化制御機能(又は制御文字)集合の構成

6.4.2

符号化制御機能の基本集合  基本集合の制御機能は,8 ビット又は 7 ビットのいずれかの一つのビ

ット組合せからなる符号化表現をもつ。すなわち,制御文字とする。

符号化制御機能の基本集合は,位置 01/11 に ESCAPE(エスケープ)を配置する。

JIS X 0211

で規定された基本集合の制御機能を含む場合,その制御機能の定義及び符号化表現は,JIS X 

0211

による。JIS X 0211 で規定する 10 個の伝送制御文字以外の伝送制御文字を,基本集合に含めてはな

らない。

6.4.3

符号化制御機能の補助集合  補助集合の制御機能は,位置 08/00∼09/15 に呼び出された場合,8 ビ

ット又は 7 ビットのビット組合せの一つからなる符号化表現をもつ。それ以外は,Fe 型(13.2 参照)のエ

スケープシーケンスで表現する。

備考 Fe は,04/00∼05/15 のうちの一つのビット組合せをもつ。エスケープシーケンスは,ESC Fe の

二つのビット組合せからなる。

符号化制御機能の補助集合は,制御文字 ESCAPE(エスケープ)及び JIS X 0211 の基本集合の伝送制御

機能をもってはならない。

6.4.4

符号化制御機能の情報源  多くの応用業務で用いる制御機能は,JIS X 0211 に規定されている。こ

れには,標準化された基本集合及び補助集合が含まれる(C0 及び C1 として識別)

。制御機能集合は,ISO

符号化文字集合の国際登録簿に登録される[

附属書 B(参考)参照]。各集合は,基本集合 (C0) だけ,又

は補助集合 (C1) だけのいずれかで登録される。

参考  要求があれば,新規又は改訂された制御機能の集合は,国際登録簿に追加できる。

私用のための制御機能集合は,情報交換の双方の合意で定義してよい。

6.5

符号化単独追加制御機能  符号化単独追加制御機能は,次のいずれかとする。


11

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

−  標準単独制御機能

−  登録単独制御機能

−  私用制御機能

6.5.1

標準単独制御機能  標準単独制御機能は,不変の定められた意味をもつ。このような機能は,Fs

型のエスケープシーケンス(13.2.1 参照)で表現する。このような機能は,その符号化表現とともに ISO

符号化文字集合の国際登録簿に登録されなければならない[

附属書 B(参考)参照]。

参考1.  標準制御機能として登録しようとする場合,最初に ISO/IEC JTC1/SC2で承認されなければ

ならない。承認されると,ISO 2375の手続に従って,その制御機能が登録される。これは,

通常,その後,ISO  又はその承認団体の規格として出版される。

2. Fs

は,06/00∼07/14 のビット組合せを表現する。エスケープシーケンスは,ESC Fs のビット

組合せからなる(13.2.5 参照)

6.5.2

登録単独制御機能  登録単独制御機能は,不変の定められた意味をもつ。このような機能は,3Ft

型のエスケープシーケンス(13.2.2 参照)で表現する。このような機能は,その符号化表現とともに ISO

符号化文字集合の国際登録簿に登録される[

附属書 B(参考)参照]。

参考 Ft は,04/00∼07/15 のビット組合せを表現する。エスケープシーケンスは,ESC 02/03……Ft

のビット組合せからなる(13.2.5 参照)

6.5.3

私用制御機能  私用制御機能は,標準的な意味をもたない。これらは,私用に用い,情報交換の双

方の合意で定義してよい。私用制御機能は,Fp 型又は 3Fp 型のエスケープシーケンス(13.2.2 参照)で表

現する。

参考 Fp は,03/00∼03/15 のビット組合せを表現する。エスケープシーケンスは,ESC Fp 又は ESC

02/03

……Fp のビット組合せからなる(13.2.5 参照)

6.5.4

符号化単独制御機能の情報源  標準単独制御機能の一部はこの規格で規定し(7.3 及び 15.3 参照),

一部は JIS X 0211 で規定される。

登録済み制御機能とは,ISO 符号化文字集合の国際登録簿に登録されている制御機能とする[

附属書 B

(参考)参照]

私用制御機能は,情報交換の双方の合意で定義される。

7. 8

ビット及び ビットの符号の要素

7.1

要素の概要  8 ビット及び 7 ビットの符号の要素は,次のいずれかとする。

−  符号化文字集合(7.2 参照)

−  符号化単独追加制御機能(6.5 参照)

−  符号化符号識別機能(7.4 参照)

これらの符号要素を,

図 に示す。


12

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

図 4  符号の要素

7.2

文字集合符号要素  文字集合符号要素は,識別された符号化図形文字集合又は符号化制御機能(又

は制御文字)とし,符号構造とその集合との関係を示す要素名をもつ。要素が呼び出されたとき,対応す

る集合が 6.3.16.3.3 で規定する 8 ビット又は 7 ビットの列の符号表上の列に表現される。

文字集合符号要素は,

表 の中のいずれかでなければならない。この表は,要素の名前,それを構成す

る符号化文字集合の種類,及び 8 ビット又は 7 ビットの符号表に呼び出される列番号を示す。

表 1  符号化文字集合の要素

名前

列番号

符号化文字集合の種類

C0 00

及び 01

制御機能(文字)の基本集合

C1 08

及び 09 又は ESC Fe

制御機能(文字)の補助集合

G0 02

∼07

図形文字,94 文字又は 94

n

文字の集合

G1 02

∼07 又は 10∼15

図形文字,94 文字若しくは 94

n

文字又

は 96 文字若しくは 96

n

文字の集合

G2

(G1 に同じ)

(G1 に同じ)

G3

(G1 に同じ)

(G1 に同じ)

備考  図形文字集合を G0,G1,G2 及び G3 の各要素として識別すること,

及び制御機能集合を C0 及び C1 の各要素として識別することを,こ

の規格では,

“指示”という。集合の指示は,指示機能(7.4 参照)又

は他の方法(10.2 参照)で行ってよい。

7.3

文字集合符号要素の呼出し  制御文字集合の C0 又は C1 の符号要素への指示は,その集合を呼び出

す。

図形文字集合の G0,G1,G2 又は G3 への指示は,符号要素がシフト状態になっているとき,それらの

集合を呼び出す。それ以外のときは,対応するシフト機能を使って呼び出す。シフト機能は,制御機能で

あって,8.38.49.3 及び 9.2 で規定する。

表 にこれらを示す。

表 は,各シフト機能について,名前,略号及び符号化表現を示す。

“使用符号”の欄は,この機能を使

用できるのが,8 ビット符号か 7 ビット符号かを,次のとおり示す。

−  7    7 ビット符号だけ

−  8    8 ビット符号だけ

− 7/8  7 ビット符号及び 8 ビット符号の両方

“種類”の欄は,どの符号要素で使用するかを,次のとおり示す。


13

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

− C0  制御機能の基本集合の構成要素

− C1  制御機能の補助集合の構成要素

− Fs  標準化された単独制御機能

表 2  シフト機能

符号化表現

名前

略号

使用符号

種類

ビット組合せ

SHIFT-IN SI

7

C0

00/15

SHIFT-OUT SO

7

C0

00/14

LOCKING-SHIFT ZERO

LS0

8

C0

00/15

LOCKING-SHIFT ONE

LS1

8

C0

00/14

LOCKING-SHIFT TWO

LS2

7/8

Fs

ESC 06/14

LOCKING-SHIFT THREE

LS3

7/8

Fs

ESC 06/15

SINGLE-SHIFT TWO

SS2

7/8

C1

ESC 04/14

又は 08/14

SINGLE-SHIFT THREE

SS3

7/8

C1

ESC 04/15

又は 08/15

LOCKING-SHIFT ONE RIGHT

LS1R

8

Fs

ESC 07/14

LOCKING-SHIFT TWO RIGHT

LS2R

8

Fs

ESC 07/13

LOCKING-SHIFT THREE RIGHT

LS3R 8

Fs ESC

07/12

参考1. LS2,LS3,SS2,SS3,LS1R,LS2R 及び LS3R は,ISO 符号化文字集合の国際

登録簿に登録されている[

附属書 B(参考)参照]。利用者の便宜を考慮して,

ここに再掲する。

2. SS2

及び SS3 を 7 ビット単独バイトで表現するには,制御機能の基本集合のビ

ット組合せの 01/09 及び 0l/13 を使うとよい(ISO/IEC 10538 

附属書 参照)。

8

ビット又は 7 ビットの符号を使用するに当たって,

表 のシフト機能が必要な場合は,表中の種類欄

に従って,適切な符号要素を使用しなければならない。

7.4

符号化符号識別機能  この規格では,次の符号化符号識別機能を規定する。

−  制御文字集合の指示(14.2 参照)

−  図形文字集合の指示(14.3 参照)

−  文字集合の版の識別(14.5 参照)

−  符号の構造及び機能のアナウンス(15.2 参照)

−  符号切換え(15.4 参照)

関連する次の制御機能も定義する。

−  データ区切り記号(15.3 参照)

必要ならば,これらの機能は,8 ビット又は 7 ビットの符号の中に含まれてよい。情報交換の規格で,

同じ機能に対する代替方法を規定してもよい(10.2 参照)

7.5

図形文字の一意な符号化  同じ文字が 8 ビット又は 7 ビットの符号の符号要素の G0,G1,G2 及び

G3

として,指示される複数の図形文字集合に現れることがある。このような文字は,二つの集合を定義す

る仕様又は ISO 符号化文字集合の国際登録簿で同じ名前をもつ場合,同じ文字とみなされる。

同一の文字が複数の集合に割り当てられている場合,その文字は,その文字が割り当てられた任意の符

号要素の G0,G1,G2 又は G3 から取り出された符号化表現で表現されてよい。

この規格を適用する場合,情報交換の際にすべての文字が一意の符号化表現をもつことを要求されると

き,符号の版の規定(10.1 参照)で,その制限を明らかにしなければならない。

符号の一意化の制限を適用した場合,その文字が割り当てられた最下位番号の符号要素(G0,G1,G2

及び G3 の順)から符号化表現が表現される。この場合,たとえ,高位番号の符号要素が既に呼び出され


14

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

ていて,かつ,その文字が割り当てられている下位番号の符号要素が呼び出されていないときでも,高位

番号の符号要素の文字の符号化表現は,使用しない。

8.

8

ビット符号の構造

8.1

8

ビット符号の符号表の配列  8 ビット符号は,次の各領域に配置した 8 ビット符号表を基にした構

造をもつ(

図 参照)。

−  列の 00 及び 01 は,CL 領域とする。

−  列 02∼07 は,GL 領域とする。

−  列の 08 及び 09 は,CR 領域とする。

−  列 10∼15 は,GR 領域とする。

これらの領域のビット組合せは,次の文字を表現するのに用いる。

CL

: 制御文字の基本集合

GL

: SPACE(6.2.3 参照)及び DELETE(6.2.1 参照)と 94 文字若しくは 94

n

文字の図形文字との集合,

又は 96 文字若しくは 96

n

文字の図形文字の集合

CR

: 制御機能の補助集合又は未使用

GR

: 94 文字若しくは 94

n

文字の図形文字(10/00 及び 15/15 は,未使用とする。)の集合,96 文字若し

くは 96

n

文字の図形文字の集合,又は未使用

備考  図 で,02/00 及び 07/15,又は 10/00 及び 15/15 の位置は,96 文字又は 96

n

文字の集合が GL 又

は GR の領域に呼び出されたとき,図形文字を表現してもよい。

図 5  ビット符号表の領域


15

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

8.2

符号の要素及び構造  8 ビット符号は,符号要素の C0 及び G0 を含まなければならず,C1,G1,G2

及び G3 の一部又は全部の符号要素を含んでもよい(7.2 参照)

。三つ以上の G0∼G3 が含まれる場合,そ

れらの集合の図形文字を呼び出すために,適切なシフト機能(7.3 参照)を含まなければならない。

8

ビット符号は,一つ以上の単独追加制御機能(6.5 参照)又は符号化符号識別機能(7.4 参照)を含ん

でもよい。

8

ビット符号は,4 個を超える図形文字集合又は 2 個を超える制御機能集合を必要とする場合,その超え

た文字集合を G0∼G3 又は C0∼C1(14.1 参照)として指示できるようにするために,指示機能を含めて

もよい。

符号構造を

図 に示す。

8.3

シフト機能による図形文字集合の呼出し

8.3.1

LOCKING-SHIFT ZERO

LOCKIG-SHIFT THREE  LS0,LS1,LS2 及び LS3(7.3 参照)の 4

種類のロッキングシフト機能は,それぞれ符号要素の G0,G1,G2 又は G3 として識別した特定の図形文

字集合を,GL 領域内に呼び出す。呼び出される図形文字集合は,符号要素の G0,G1,G2 又は G3 として

最後に指示された集合とする。このような集合が呼び出された場合,その集合の文字は,符号表の GL 領

域の対応するビット組合せ(複数バイト集合のときは,n 個のビット組合せからなる列)で表現される。

LS0

,LS1,LS2 又は LS3 のロッキングシフト機能が 94 文字又は 94

n

文字の集合を呼び出す場合には,

その集合を GL 領域の 02/01∼07/14 の位置に呼び出し,SPACE を 02/00,DELETE を 07/15 の位置にそれぞ

れ呼び出す。LS1,LS2 又は LS3 のロッキングシフト機能が 96 文字又は 96

n

文字の集合を呼び出す場合に

は,その集合を 02/00∼07/15 の位置に呼び出す。この場合,SPACE 及び DELETE は,表現できない。

8.3.2

LOCKING SHIFT ONE RIGHT

LOCKING-SHIFT THREE RIGHT  LS1R,LS2R 及び LS3R(7.3

参照)の三つのロッキングシフト機能は,それぞれ G0,G1,G2 又は G3 に対応する符号要素として識別

した図形文字を GR 領域内に呼び出す。呼び出される図形文字は,符号要素の G0,G1,G2 又は G3 とし

て最後に指示された集合とする。このような集合が呼び出された場合,集合の文字は,符号表の GR 領域

で,対応するビット組合せ(複数バイト集合のときは,n 個のビット組合せからなる列)で表現される。

LS1R

, LS2R 又は LS3R のロッキングシフト機能が 94 文字又は 94

n

文字の集合を呼び出す場合には,そ

の集合を GR 領域の 10/01∼15/14 の位置に呼び出し,

10/00

及び 15/15 の位置を使用してはならない。

LS1R

LS2R

又は LS3R のロッキングシフト機能が 96 文字又は 96

n

文字の集合を呼び出す場合,その集合を 10/00

∼15/15 の位置に呼び出す。

8.3.3

シフト状態  シフト状態は,符号要素 G0∼G3 のうち,呼び出された状態にあるものの属性とする。

シフト状態は,要素が呼び出される符号表上の領域の名前,すなわち,GL 又は GR で識別される。8 ビッ

ト符号の場合,CC データ要素の特定の点で,G0∼G3 のうちの一つだけが GL シフト状態をもち,G1∼

G3

のうちの一つだけが GR シフト状態をもつ。

符号要素 G0∼G3 でシフト状態をもたない文字は,その符号要素が呼び出されるまでは,CC データ要

素で表現することができない(8.4 による場合を除く。

。すなわち,CC データ要素中のどの点においても,

符号要素 G0∼G3 のうちの一つを GL 領域に,別の一つを GR 領域に置くことができるが,2 個を超える符

号要素を呼出し状態にすることはできない。

備考 G1,G2 又は G3 の同じ符号を GL 及び GR の領域に同時に呼び出すことができるが,この方法

は推奨しない。

情報交換の開始時点では,ロッキングシフト機能を用いて GL 及び GR の初期シフト状態を確立してお

くか,その時点で未定としておくかのいずれかとする(10.1 参照)


16

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

図 6  ビット符号の構造


17

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

8.3.4

ロッキングシフト機能の相互作用  符号要素 G0∼G3 のうちの一つが GL 又は GR のシフト状態の

場合,同じ符号要素へのロッキングシフト機能は,影響を与えない。ロッキングシフト機能は,次のビッ

ト組合せに影響を与えない。

−  列 00∼01 又は列 08∼09 の制御文字の表現。

−  エスケープシーケンスに含まれるもの。

− SS2 又は SS3 の制御機能によって呼び出される文字の表現。

符号要素 G0∼G3 として指示されている,識別された図形文字は,符号要素として他の識別された集合

が指示されるまで,繰返し呼び出してよい。

8.4

シフト機能による単独図形文字の呼出し

SINGLE-SHIFT TWO

及び SINGLE-SHIFT THREE

単独シフト機能の SS2 又は SS3 のいずれかが符号に含まれる場合(10.1 参照)

,GL 領域又は GR 領域の

いずれかが単独シフト領域として識別される。いずれの領域が識別されるかは,符号の版(10.1 参照)の

仕様に示されていなければならない。

SS2

及び SS3 の単独シフト機能は,対応する符号要素の G2 又は G3 として,識別された文字集合の 1

文字を呼び出す。1 文字が呼び出された図形文字集合は,符号要素の G2 又は G3 の対応する要素として最

後に指示された集合でなければならない。

このようなシフト機能が発生したとき,CC データ要素中のそのシフト機能の直後のビット組合せ(複

数バイト集合のときは,n 個のビット組合せからなる列)は,対応する符号要素の G2 又は G3 として指定

された集合の対応する文字を表現する。単独シフトが発生する直前に有効であったシフト状態は,呼び出

された単独図形文字を表現するビット組合せ(又はその列)の直後からも引き続き有効でなければならな

い。

単独シフトの SS2 又は SS3 が 94 文字又は 94

n

文字の集合から文字を呼び出した場合,その直後の 1 個又

は n 個のビット組合せは,GL が単独シフト領域のときは 02/01∼07/14 の範囲とし,GR が単独シフトの領

域のときは 10/01∼15/14 の範囲とする。単独シフトの SS2 又は SS3 が 96 文字又は 96

n

文字の集合から文

字を呼び出した場合,その直後の 1 個又は n 個のビット組合せは,GL が単独シフト領域のときは 02/00∼

07/15

の範囲とし,GR が単独シフトの領域のときは 10/00∼15/15 の範囲とする。

8.5

制御機能集合の呼出し

8.5.1

符号要素 C0 の呼出し  符号要素 C0 で制御機能の基本集合を指示することは,同時に符号表の CL

領域に呼び出すことになる。C0 が呼び出された場合,その集合中の各制御機能(文字)は,符号表の列の

00

及び 01 の対応するビット組合せによって表現される。すなわち,00/00∼01/15 の位置となる。

C0

がまだ呼び出されていない場合でも,制御文字 ESCAPE は利用可能であって,ビット組合せは 01/11

で表現されるとみなされる。

これらのシフト機能(8.3 参照)を利用するすべての 8 ビット符号は,符号要素 C0 に制御文字の LS0 及

び LS1 を含まなければならない。

参考 LS0 及び LS1 を含む基本集合は,JIS X 0211 に規定されている。

8.5.2

符号要素 C1 の呼出し  8 ビット符号の符号要素 C1 として,制御機能の補助集合を指示すること

は,同時にその集合を呼び出すことになる。符号要素 C1 が呼び出された場合,次のいずれかとする。

−  符号表の CR 領域に呼び出す。

−  エスケープシーケンスの ESC Fe 型(13.2.1 参照)で呼び出し,CR 領域のビット組合せを使用しな

い。


18

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

符号要素 C1 を含む 8 ビット符号のすべての版(10.1 参照)では,これら二つの方法のうち,一つだけ

を使用する。使用する呼出し形式は,版の仕様で識別されなければならない。その符号中では,他の呼出

し形式を使用してはならない。

このシフト機能(8.4 参照)を利用するすべての符号は,符号要素 Cl に制御機能の SS2 及び SS3 を含ま

なければならない。

参考 SS2 及び SS3 を含む補助集合は,JIS X 0211 に規定されている。SS2 及び SS3 だけを含み,他

の制御機能をもたない補助集合は,ISO 符号化文字集合の国際登録簿に登録されている[

附属

書 B(参考)参照]。

9. 7

ビット符号の構造

9.1 7

ビット符号の符号表の配列  7 ビット符号は,次の各領域に配置した 7 ビット符号表を基にした構

造をもつ(

図 参照)。

−  列の 00 及び 01 は,CL 領域とする。

−  列の 02∼07 は,GL 領域とする。

これらの領域のビット組合せは,次の文字を表現するのに用いる。

CL

: 制御文字の基本集合

GL

: SPACE(6.2.3 参照)及び DELETE(6.2.1 参照)と 94 文字若しくは 94

n

文字の図形文字との集合,

又は 96 文字若しくは 96

n

文字の図形文字の集合

参考  図 で,02/00 及び 07/15 の位置は,96 文字又は 96

n

文字の集合が GL 又は GR の領域に呼び出

されたとき,図形文字を表現してよい。

図 7  ビット符号表の領域


19

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

9.2

符号の要素及び構造  7 ビット符号は,符号要素の C0 及び G0 を含まなければならず,C1,G1,G2

及び G3 の一部又は全部の符号要素を含んでもよい(7.2 参照)

。二つ以上の G0∼G3 が含まれる場合,そ

れらの集合の図形文字を呼び出すために,適切なシフト機能(7.3 参照)を含まなければならない。

7

ビット符号は,一つ以上の単独追加制御機能(6.5 参照)又は符号識別機能(7.4 参照)を含んでもよ

い。

7

ビット符号は,4 個を超える図形文字集合又は 2 個を超える制御機能集合を必要とする場合,その超え

た文字集合を G0∼G3 又は C0∼C1(14.1 参照)として指示できるようにするために,指示機能を含めて

もよい。

符号構造を

図 に示す。


20

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

図 8  ビット符号の構造


21

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

9.3

シフト機能による図形文字集合の呼出し

9.3.1

SHIFT-IN

SHIFT-OUTLOCKING-SHIFT TWO 及び LOCKING-SHIFT THREE  SI,SO,LS2

及び LS3(7.3 参照)の 4 種類のロッキングシフト機能は,それぞれ符号要素の G0,G1,G2 又は G3 とし

て識別した特定の図形文字集合を,GL 領域内に呼び出す。呼び出される図形文字集合は,符号要素の G0,

G1

,G2 又は G3 として最後に指示された集合とする。このような集合が呼び出された場合,その集合の文

字は,符号表の GL 領域の対応するビット組合せ(複数バイト集合のときは,n 個のビット組合せからな

る列)で表現される。

SI

,SO,LS2 又は LS3 のロッキングシフト機能が 94 文字又は 94

n

文字の集合を呼び出す場合には,その

集合を GL 領域の 02/01∼07/14 の位置に呼び出し,SPACE を 02/00,DELETE を 07/15 の位置にそれぞれ呼

び出す。SO,LS2 又は LS3 のロッキングシフト機能が 96 文字又は 96

n

文字の集合を呼び出した場合,そ

の集合を 02/00∼07/15 の位置に呼び出す。この場合,SPACE 及び DELETE を表現できない。

9.3.2

LOCKING-SHIFT ONE RIGHT

LOCKING-SHIFT THREE RIGHT  8.3.2 で 8 ビット符号のため

に規定した LS1R,LS2R 及び LS3R の 3 種類のロッキングシフト機能は,7 ビット符号でも使用してよい。

これらは,CC データ要素の 8 ビット符号から 7 ビット符号への変換(11.1 参照)で,その意味を保持し

なければならない場合にだけ,使用する。7 ビット符号で使用する場合,LS1R,LS2R 及び LS3R は,それ

ぞれ SO,LS2 及び LS3 と同様に機能する。

9.3.3

シフト状態  シフト状態は,符号要素 G0∼G3 のうち,呼び出された状態にあるものの属性とする。

7

ビット符号の場合,CC データ要素の特定の点で,G0∼G3 のうちの一つだけがシフト状態をもつ。

符号要素 G0∼G3 でシフト状態をもたない文字は,その符号要素が呼び出されるまでは,CC データ要

素で表現することができない(9.4 による場合を除く。

。すなわち,CC データ要素中のどの点においても,

符号要素 G0∼G3 のうち,1 個を超える符号要素を呼出し状態にすることはできない。

情報交換の開始時点では,ロッキングシフト機能を用いて初期シフト状態を確立しておくか,その時点

で未定としておくかのいずれかとする(10.1 参照)

9.3.4

ロッキングシフト機能の相互作用  符号要素 G0∼G3 のうちの一つがシフト状態の場合,同じ符号

要素へのロッキングシフト機能は,影響を与えない。ロッキングシフト機能は,次のビット組合せに影響

を与えない。

−  列 00∼01 の制御文字の表現。

−  エスケープシーケンスに含まれるもの。

− SS2 又は SS3 の制御機能によって呼び出された文字の表現。

符号要素 G0∼G3 として指示されている,識別された図形文字は,符号要素として他の識別された集合

が指示されるまで,繰返し呼び出してよい。

9.4

シフト機能による単独図形文字の呼出し

SINGLE-SHIFT TWO

及び SINGLE-SHIFT THREE

SS2

及び SS3 の単独シフト機能は,対応する符号要素の G2 又は G3 として,識別された文字集合の 1

文字を呼び出す。1 文字が呼び出された図形文字集合は,符号要素の G2 又は G3 の対応する要素として最

後に指示された集合でなければならない。

このようなシフト機能が発生したとき,CC データ要素中のそのシフト機能の直後のビット組合せ(複

数バイト集合のときは,n 個のビット組合せからなる列)は,対応する符号要素の G2 又は G3 として指定

された集合の対応する文字を表現する。単独シフトが起きる直前で有効であったシフト状態は,呼び出さ

れた単独図形文字を表現するビット組合せ

(又はその列)

の直後からも引き続き有効でなければならない。


22

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

単独シフトの SS2 又は SS3 が 94 文字又は 94

n

文字の集合から文字を呼び出した場合,その直後の 1 個又

は n 個のビット組合せは,02/01∼07/14 の範囲とする。単独シフトの SS2 又は SS3 が 96 文字又は 96

n

文字

の集合から文字を呼び出した場合,その直後の 1 個又は n 個のビット組合せは,02/00∼07/15 の範囲とす

る。

9.5

制御機能集合の呼出し

9.5.1

符号要素 C0 の呼出し  符号要素 C0 で制御機能の基本集合を指示することは,同時に符号表の CL

領域に呼び出すことになる。C0 が呼び出された場合,その集合中の各制御機能(文字)は,符号表の列の

00

及び 01 の対応するビット組合せによって表現される。すなわち,00/00∼01/15 の位置となる。

C0

がまだ呼び出されていない場合でも,制御文字 ESCAPE は利用可能であって,ビット組合せは 01/11

で表現されるとみなされる。

これらのシフト機能(9.3 参照)を利用するすべての 7 ビット符号は,符号要素 C0 に制御文字の SI 及

び SO を含まなければならない。

参考 SI 及び SO を含む基本集合は,JIS X 0211 に規定されている。

9.5.2

符号要素 C1 の呼出し  7 ビット符号の符号要素 C1 として,制御機能の補助集合を指示すること

は,同時に ESC Fe 型のエスケープシーケンス(13.2.1 参照)を呼び出すことになる。

このシフト機能(9.4 参照)を使用するすべての符号は,符号要素の C0 又は C1 のいずれかに制御機能

の SS2 及び SS3 を,含まなければならない。

参考 SS2 及び SS3 を含む補助集合は,JIS X 0211 に規定されている。SS2 及び SS3 だけを含み,他

の制御機能をもたない補助集合は,ISO 符号化文字集合の国際登録簿に登録されている[

附属

書 B(参考)参照]。

10.

実装の版及び水準

10.1

版  この規格の符号構造の版は,8.又は 9.で規定する機能の識別された集合を指定する。

版は,通常,仕様書の内容となる。その仕様書は,版を構成する機能の組合せを記述する。このような

文書は,交換当事者間の合意の基礎となる。

版は,情報交換の開始時に適用する初期条件,特に次の条件を含むことができる。

−  使用する図形文字集合及び制御機能集合。

−  それらの集合に対する初期指示状態。

−  シフト状態。

したがって,版は,符号のすべてを定義してもよいが,必ずしも定義しなくてもよい。

符号のすべてが定義されていない版の場合,情報交換の当事者は,情報交換に先立って識別方法を伝達

する手段を,その版に定義しなければならない。

参考  この規格の版は,ISO/IEC 4873 の版と原理的に異なる。ISO/IEC 4873 では,版が符号をすべ

て定義しなければならない。

10.2

符号構造機能及び文字集合の識別  この規格のある版に適合している CC データ要素は,送信側と

受信側との間で交換する符号情報の構成単位のすべて又は一部を構成することを目的とする。送信側が採

用したこの規格の版の識別及び符号を完全に定義するのに必要な識別は,受信側で使用可能でなければな

らない。受信側に符号識別を伝える経路は,この規格では,定めない。

しかし,符号化情報の規格によっては,CC データ要素に対して適用できる識別の符号化表現を交換情

報に含むことを,許したり,要求したりしている。このような符号化表現は,関連する規格に従って,デ


23

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

ータ要素の明確な識別の全部又は一部を構成してもよいし,CC データ要素に埋め込まれてもよい。この

規格で規定するアナウンス(15.2 参照)及び指示(14.参照)による符号識別機能は,この目的で使用して

よい。ISO 8824 (ASN.1)  のオブジェクト識別子も,この目的で使用してよい(

附属書 参照)。

10.3

実装水準符号  符号構造機能の選択は,利用範囲が広いので,ここで定義する。これらの採用は,

情報交換に適用可能な互換性の拡張を目的とする。

10.3.1  8

ビット符号

1)

水準 1,基本 ビット符号  この規格の 8 ビット符号構造の水準 1 の版は,次からなる。

−  符号要素 C0。

− GL シフト状態をもつ符号要素 G0。

− SPACE 及び DELETE の文字。

−  任意に選択された CR 領域の符号要素 C1。

− GR シフト状態をもつ符号要素 G1。

C0

,C1,G0 及び G1 に対する指示機能は,任意に選択してよく,情報交換の最初でだけ使用する。

ロッキングシフト機能の LS0 及び LS1 の使用は,要求しない。

参考  ISO /IEC 4873 の水準 1 は,この水準 1 に従っている。

2)

水準 2,ロッキングシフトなし複数事前指示文字集合  この規格の 8 ビット符号構造の水準 2 の版

は,次からなる。

−  水準 1 の機能。

−  符号要素の G2 若しくは G3 のいずれか一方又はその両方。

−  単独シフト領域として識別された GL を伴うシフト機能の SS2 及び SS3 のいずれか一方又はその

両方。

G2

及び G3 に対する指示機能は,任意に選択してよく,情報交換の最初でだけ使用する・

参考  ISO /IEC 4873 の水準 2 は,この水準 2 に従っている。

3)

水準 3,ロッキングシフト付き複数事前指示文字集合  この規格の 8 ビット符号構造の水準 3 の版

は,次からなる。

−  水準 2 の機能。

−  一つ以上のシフト機能の LS0∼LS3 及び LS1R∼LS3R。

参考  ISO /IEC 4873 の水準 3 は,この水準 3 に従っている。

4)

水準 4,符号中の図形文字集合の再指示  この規格の 8 ビット符号構造の水準 4 の版は,次からな

る。

−  水準 3 の機能。

−  情報交換中の任意の時点での図形文字集合指示機能(14.3 参照)の使用。

アナウンス機能(15.2 参照)は,任意に選択してよく,情報交換の最初でだけ使用する。

参考  水準 4 の版では,一意の符号化要件(7.5 参照)が適用された場合,符号要素の G0,G1 又は

G2

の一つが再指示されたときに,一つ以上の文字の符号化表現が変更されてもよい。

10.3.2  8

ビット符号の水準の限定

1)

水準 2A3A 及び 4A(単独シフト領域として GR を使用)  単独シフト領域として,GR を使用す

るものを除いては,水準の 2,3 又は 4 に従う符号は,水準の 2A,3A 及び 4A として識別される。

2)

水準 1C2C3C 及び 4CESC Fe で呼び出された C1 使用)  水準の 1,2,3 及び 4 に従った符

号で,符号要素 C1 の機能を,列の 08 及び 09 のビット組合せの代わりに,ESC Fe シーケンスで表


24

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

現するものは,水準の 1C,2C,3C 及び 4C として識別される。

1)

及び 2)の両方の限定が適用されるものは,水準の 2AC,3AC 及び 4AC として識別される。

10.3.3 7

ビット符号

1)

水準 1,基本 ビット符号  この規格の 7 ビット符号構造の水準 1 の版は,次からなる。

−  符号要素 C0。

−  シフト状態をもつ符号要素 G0。

− SPACE 及び DELETE の文字。

C0

及び G0 に対する指示機能は,任意に選択してよく,情報交換の最初でだけ使用する。ロッキン

グシフト機能の SI の使用は,要求しない。

参考  ISO /IEC 646 は,この水準 1 に従っている。

2)

水準 2,二つのロッキングシフト付き複数事前指示文字集合  この規格の 7 ビット符号構造の水準 2

の版は,次からなる。

−  水準 1 の機能。

−  任意に選択された符号要素 C1。

−  符号要素 G1。

− SO 及び SI のシフト機能。

−  符号要素の G2 及び G3 のいずれか一方又はその両方。

−  シフト機能の SS2 及び SS3 のいずれか一方又はその両方。

C1, G1, G2

及び G3 に対する指示機能は,任意に選択してよく,情報交換の最初でだけ使用する。

3)

水準 3,四つのロッキングシフト付き複数事前指示文字集合  この規格の 7 ビット符号構造の水準 3

の版は,次からなる。

−  水準 2 の機能。

−  ロッキングシフト機能の LS2 及び LS3 のいずれか一方又はその両方。

4)

水準 4,符号中の図形文字集合の再指示  この規格の 7 ビット符号構造の水準 4 の版は,次からな

る。

−  水準 3 の機能。

−  情報交換中の任意の時点での図形文字集合指示機能(14.3 参照)の使用。

アナウンス機能(15.2 参照)は,任意に選択してよく,情報交換の最初でだけ使用する。

参考1.  水準4の版では,一意の符号化要件(7.5参照)が適用された場合,符号要素の G0,G1又は

G2

のいずれか一つが再指示されたときに,一つ以上の文字の符号化表現が変更されてもよい。

2.

この規格の前の版では,符号拡張機能を適用して,ISO/IEC646 との三つの“互換性水準”を

規定していた。この規格では,より広い適用のために,四つの水準を規定した。

11.  8

ビット符号と ビット符号との間の変換

11.1  8

ビット符号から ビット符号への変換  この規格に従った 8 ビット符号の情報は,必要ならば,等

価な 7 ビット符号に変換できる。変換規則は,8 ビット符号に含まれる符号構造の機能に依存する。これ

らの機能は,15.2 で規定するアナウンス機能を用いて識別できる。

CC

データ要素の中で,b

8

が 0 の 8 ビット組合せは,8 ビット形式の b

7

∼b

0

で構成した 7 ビット形式と等

価になる。b

8

が 1 の 8 ビット組合せ(すなわち,符号表の列 08∼15 にあるもの)は,更に別の変換が必要

になる。次の符号化表現がこれに当たる。


25

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

−  列の 08 及び 09 が表現している C1 の制御機能。

− GR シフト状態をもつ G1,G2 又は G3 の図形文字。

−  文字が SS2 又は SS3 によって呼び出され列 10∼15 のビット組合せで表現される単独図形文字(す

なわち,GR が単独シフト領域として識別されている。

等価な 7 ビット形式では,対応する符号化表現は,次のとおりになる。

− C1 集合の制御機能は,ESC Fe シーケンスで表現される。

− GR シフト状態をもつ図形文字集合の図形文字は,対応する 8 ビット組合せ(又は複数バイト集合

の場合は,8 ビットのビット組合せからなる列)の b

7

∼b

0

で表現され,適切な更なるシフト機能が

提示される。

− SS2 又は SS3 で呼び出された単独図形文字は,列 02∼07 の対応するビット組合せの b

7

∼b

0

で表現

される。

11.2  7

ビット符号から ビット符号への変換  この規格に従った 7 ビット符号の情報は,必要ならば,等

価な 8 ビット符号に変換できる。変換規則は,7 ビット符号が含まれる符号構造に依存する。これらの機

能の識別は,15.2 で規定するアナウンス機能で行ってよい。

CC

データ要素の中で,7 ビット符号は,b

8

を 0 にした b

7

∼b

0

で構成した 8 ビット形式と等価になる。

更に変換を行って,8 ビット符号の能力を一杯に活用することができる。これによって,特に次の符号

化表現が利用できるようになる。

−  列 08 及び 09 で表現される C1 集合の制御機能。

− GR シフト状態をもつ G1,G2 又は G3 の図形文字集合の図形文字。結果として冗長になるシフト機

能が除かれる。

−  符号の単独シフト領域として GR が識別されているとき,SS2 又は SS3 で呼び出された単独図形文

字。

この規格は,このような変換の規則を規定するわけではない。すべてのシフト機能を保持することを示

すために,アナウンス機能の ACS 5 を使用してよい。

7

ビットの CC データ要素が等価な 8 ビット形式から変換された場合,ロッキングシフト機能 LS1R∼

LS2R

を含んでいるかもしれない。7 ビット及び 8 ビットの符号におけるこれらの仕様の機能の違いのため

に,G1∼G3 の集合からの文字の符号化表現については,更なる変換が必要になる。どの仕様を適用する

かを示すために,アナウンス機能の ACS 10 及び ACS 11 を使用してよい。

第 3 章  符号識別及びエスケープシーケンス 

12.

符号識別機能

12.1

符号識別機能の目的  この規格では,次の機能を提供する符号識別機能を規定する。

−  図形文字集合の指示。

−  制御機能又は制御文字の集合の指示。

−  登録文字集合の改訂番号の識別。

−  符号のバイトの大きさ(8 ビット又は 7 ビット)及び使用する符号構造の機能のアナウンス。

−  この規格に従わない符号システムの呼出し及び戻り。

関連する次の制御機能も規定する。

−  データ構造の外部水準に戻ることを示すデータ区切り符号。


26

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

これらの機能は,14.及び 15.で規定する。

12.2

エスケープシーケンスとの関係  エスケープシーケンスは,符号識別機能の符号化表現を提供する。

この構造は,13.で規定する。

参考  エスケープシーケンスは,制御機能の補助集合(6.4.3 参照)及び単独追加制御機能(6.5 参照)

の符号化表現も,提供する。

13.

エスケープシーケンスの構造及び用法

13.1

エスケープシーケンスの構造  エスケープシーケンスは,2 バイト以上で構成する。8 ビット符号で

は,バイトは,8 ビットの組合せとする。7 ビット符号では,バイトは,7 ビットの組合せとする。

エスケープシーケンスの先頭バイトは文字 ESCAPE を表現するビット組合せとし,最後のバイトは“終

端バイト”と呼ぶビット組合せとする。エスケープシーケンスは,途中に一つ以上の中間バイトを含んで

よい。

エスケープシーケンスの表現する機能は,

中間バイトがあれば中間バイトと終端バイトとで定義される。

中間バイトは,符号表の 02 列の 16 個のいずれかとし,記号 I で示す。

終端バイトは,07/15 を除く 03∼07 の列の 79 個のいずれかとし,記号 F で示す。

参考  この規格では,エスケープシーケンスをバイト又は符号表の位置で規定しているが,エスケー

プシーケンスの意味は,個々のビット組合せに与えられた意味に関係なく,ビット組合せの列

の全体で規定される。

00

及び 01 の列のビット組合せ及び 07/15 のビット組合せは,エスケープシーケンスを構成する中間バ

イト及び終端バイトのいずれにも使用してはならない。8 ビット符号の場合,08∼15 の列のビット組合せ

も使用してはならない。

備考  これらの禁止されているバイトがエスケープシーケンスに誤って含まれた場合,応用は,誤り

状態の識別手段及び誤り状態からの回復手段を提供する必要があるかもしれないが,そのよう

な要件はこの規格の範囲外とする。

13.2

エスケープシーケンスの型

13.2.1

型の指示  エスケープシーケンス中で文字 ESCAPE に続く最初の又は一つのバイトが,そのエス

ケープシーケンスの型を決める。そのバイトのビット組合せが属する符号表の列番号に従って,

表 3. a 

とおり,型を識別する。

それぞれの型のエスケープシーケンスは,

表 3.a 又は表 3.b に示す目的で使用する。

表 3.a  エスケープシーケンスの型及び対応機能

列番号

表現する機能

00

及び 01

(使用しない。

02 nF

表 3. b 参照)

03 Fp

私用制御機能(6.5.3 参照)

04

及び 05 Fe

C1

集合の制御機能(6.4.3 参照)

06

及び 07(除く 07/15)

Fs

標準単一制御機能(6.5.1 参照)

Fp

,Fe 及び Fs のエスケープシーケンスの型では,第 2 バイト(型識別子)は,終端バイトでもある。

Fp

,Fe 及び Fs の記号は,制御機能の符号化表現を引用するときにも使用する。

表中の“nF”は,nF という形式の名前の型をもつ一連のエスケープシーケンスを示す。ただし,n は

3.b

に示すとおり,0∼15 の値をとる。このような型のエスケープシーケンスは ESC I……F の形式をとる

ものとし,

“……”という記法はそのシーケンスに現れるかもしれない複数の“中間バイト”を表現する。


27

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

13.2.2  nF

型のエスケープシーケンス  nF 型のエスケープシーケンスは,制御機能を表現する 3F 型を除

いて,各種の符号識別機能を表現するために用いられる。

表 3.b は,それぞれの型について,型名,最初

の中間(I)バイト(型指示子バイト)及びそれによって表現される機能を示す。さらに,シーケンスが他の

I

バイトを含むかどうかも示し,含む場合は,その目的を示す(

“2 番目の I バイト”の列の記号は,

表 3.b

の注に示す。

それぞれの型の中で,エスケープシーケンスは,F バイトの範囲によって二つの副型になる。次に,各

副型の F の範囲及び割り当てる用法を示す。

F

の範囲

記号

F

の用法

00

∼02

(使用しない。

03 Fp

私用のために保留(16 個,13.3.3 参照)

04

∼07 Ft

標準の目的(63 個,13.3.1 及び 13.3.2 参照)

(07/15 を除く)


28

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

表 3.b  nF 型のエスケープシーケンス及び対応機能 

2

番目の I バイト

*

先頭の I バイト

規則

用法

表現する機能

0F 02/00  N

ANNOUNCE CODE STRUCTURE

15.2 参照)

1F 02/01  O R

C0-DESIGNATE

14.2 参照)

2F 02/02  O R

C1-DESIGNATE

14.2 参照)

3F 02/03  O R

単独制御機能(6.5.2 及び 6.5.3 参照)

4F 02/04  Y R

複数バイト図形文字集合指示(13.2.3 及び 14.3 参照)

5F 02/05  O

R

,S

DESIGNATE OTHER CODING SYSTEM

15.4 参照)

6F 02/06  N

IDENTIFY REVISED REGISTRAT1ON

14.5 参照)

7F 02/07  N

(将来の標準化のために保留)

8F 02/08  O

R

,S G0-DESIGNATE

94-SET

14.3 参照)

9F 02/09  O

R

,S G1-DESIGNATE

94-SET

14.3 参照)

10F 02/10  O

R

,S G2-DESIGNATE

94-SET

14.3 参照)

11F 02/11  O

R

,S G3-DESIGNATE

94-SET

14.3 参照)

12F 02/12  N

(将来の標準化のために保留)

13F 02/13  O

R

,S G1-DESIGNATE

96-SET

14.3 参照)

14F 02/14  O

R

,S G2-DESIGNATE

96-SET

14.3 参照)

15F 02/15  O

R

,S G3-DESIGNATE

96-SET

14.3 参照)

*

2

番目の I バイトの規則及び用法は,次のとおりとする。エスケープシーケンスの終端バイトが

Fp

の場合の 2 番目の I バイト(及び後続の I バイトも同様)は,この規格では規定しない。終

端バイトが Ft の場合,

表 3.b の“規則”及び“用法”の欄は,2 番目(及び後続)の I バイト

に関連して,次の規定を示す。明示しないビット組合せは,将来の標準化のために保留とする。

規則  N:2 番目の I バイトなし(将来の標準化のために保留)。 

O

:“用法”に示すような 2 番目(及び後続)の I バイトを含んでもよい。

Y

:“用法”に示す目的で使用する 2 番目の I バイトを含む。

用法  R:登録手続は,F(14.1 参照)で使用可能なビット組合せの数を追加するために 02/01∼

02/03

のビット組合せを利用してよい。さらに,02/00∼02/15 の範囲の後続の I バイト

を同様の目的で使用してよい。

S

:次に示すように,基準の意味を一つ以上のビット組合せに割り当てる。

エスケープシーケンスの型

ビット組合せ

4F

(2 番目の I バイトは,13.2.3 参照)

4F 3

番目の I バイトは,02/00(14.4 参照)

5F 2

番目の I バイトは,02/15(15.4 参照)

8F

∼11F 及び 13F∼15F 2 番目の I バイトは,02/00(14.4 参照)

13.2.3  4F

型のエスケープシーケンス  表 に 4F 型エスケープシーケンスの 2 番目の I バイトの割当てと

そのシーケンスで表される機能とを示す。

表 4  4F 型のエスケープシーケンス及び対応機能

2

番目の I バイト

表現される機能(14.3 参照)

02/08

G0-DESIGNATE MULTIBYTE 94-SET

02/09

G1-DESIGNATE MULTIBYTE 94-SET

02/10

G2-DESIGNATE MULTIBYTE 94-SET

02/11

G3-DESIGNATE MULTIBYTE 94-SET

02/13

G1-DESIGNATE MULTIBYTE 96-SET

02/14

G2-DESIGNATE MULTIBYTE 96-SET

02/15

G3-DESIGNATE MULTIBYTE 96-SET

備考  F が 04/00,04/01 又は 04/02 の場合,2 番目の I バイト

の 02/08 は,使用しない(14.3.2

表 の参考参照)。


29

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

4F

型エスケープシーケンスには,

表 の“用法”に関するビット組合せをもつ 3 番目の I バイトを置く

ことができる(

表 3.b の注

*

参照)

13.2.4

要約  表 にエスケープシーケンスの中間バイトの割当ての要約を示す。網掛け部分は,将来の標

準化のために保留とする。

13.2.5

エスケープシーケンスの記法  この規格では,エスケープシーケンスの記法は,次のとおりとする。

x/y

は 5.1 の定義によるものとし,F は 13.2.2 の定義による Fp 及び Ft を示す。

記法

Fe

,Fp 及び Fs ESC

x/y

nF

ESC x/y F


30

X 0202

: 19

98 (ISO

/IEC

 2

022

: 1994)

表 5  エスケープシーケンスの中間バイト

(

1

)

登録機関用,終端バイトの補助。

(

2

)

標準的な戻りなし。


31

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

13.3

エスケープシーケンスの特定の意味

13.3.1

終端バイトの登録  Fs 型及び nF 型のエスケープシーケンスでは,0F 型の場合と SELECT-DRCS

指示子(14.4 参照)が存在する場合とを除き,終端バイト (Ft) は,登録のために保留とする。

ある型のエスケープシーケンスの型の終端バイトが登録のために保留とされている場合,その終端バイ

トの意味及びそれを補う I バイトの意味は,ISO 2375 で定められる手続を使って定義される。エスケープ

シーケンス及びその意味の登録の用意及び保守は,ISO 2375 に従わなければならない。終端バイト及び,

必要ならば中間バイトの割当ては,13.3.2 の規定を除いて,ISO 2375

附属書 参照)に従って,登録機

関が実行する。

13.3.2

この規格で定義する終端バイト  終端バイト F に対する一つ以上のビット組合せの標準の意味は,

次のとおりとする。

エスケープシーケンスの型

ビット組合せ

0F

15.2 参照)

1F

,2F 及び 4F 07/14(14.1 参照)

5F 04/00

15.4 参照)

8F

∼11F 及び 13F∼15F 07/14(14.1 参照)

13.3.3

私用  どのエスケープシーケンスにおいても,終端バイトの Fp(すなわち,03 の列)は,私用の

ために保留とする。私用のためのエスケープシーケンスは,ISO 2375 の登録対象外とする。これらは,交

換当事者間の合意によって定義する。

nF

型のエスケープシーケンスで SELECT-DRCS が存在する場合,終端バイト Ft も私用とする(14.4 

照)

参考  この規格で私用とするエスケープシーケンスを実装するものは,他の実装者が同じエスケープ

シーケンスに異なる意味をもたせたり,同じことを異なるエスケープシーケンスで表現したり

する点に注意しなければならない。さらに,そのような意味が後に登録されるエスケープシー

ケンスにも割り当てられることもある。交換当事者は,このような私用エスケープシーケンス

を使用すると,結果としてデータ交換の機能を損なうかもしれないことに注意しなければなら

ない。

14.

図形文字集合及び制御機能集合の指示

14.1

指示機能  指示機能は,符号化図形文字及び符号化制御機能の識別した集合を特定の符号の要素と

して指示するために,指示機能を提供する。指示される集合は,次のいずれかとする。

−  ISO 符号化文字集合の国際登録簿(

附属書 参照)に登録されている集合。

−  私用の集合。

−  動的再指定可能(図形)文字集合(DRCS,14.4 参照)

登録されている文字集合の改訂番号の識別機能も提供する。

登録されている集合又は私用の集合は,次のいずれかの型とする。

− C0 に対する制御機能基本集合(6.4.2 参照)

− C1 に対する制御機能補助集合(6.4.3 参照)

−  図形文字 94 文字集合(6.3.1 参照)

−  図形文字 96 文字集合(6.3.1 参照)

−  図形文字 94

n

文字集合(6.3.1 参照)


32

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

−  図形文字 96

n

文字集合(6.3.1 参照)

基本集合を C0 に指示するため,及び補助集合を C1 に指示するために,それぞれ異なる指示機能を提供

する。図形文字集合のためには,指示される集合の型(すなわち,大きさ)及び指示する対象の符号要素

G0

∼G3 の符号要素によって,それぞれ異なる指示機能を提供する。

指示機能は,13.で規定するとおり,エスケープシーケンスで表現する。登録簿では,各登録集合に対し

て,それを識別するために終端バイト F (Ft)  及び,必要ならばそれを補助する一つ以上の中間バイト I を,

割り当てる。このバイト(又はその列)は,集合を指示する機能を表現するエスケープシーケンスの F バ

イト(及び存在すれば,I バイト)からなる。

参考  F バイト(及び存在するならば,I バイト)の割当ては,上に示す六つの型の一連の終端バイト

から得る。その結果,指示機能は,特定の符号要素として適切な型の集合を指示することだけ

ができる。

07/14

の終端バイトは,各型の空集合(すなわち,文字を含まない集合)を識別するために保留とする。

空集合が指定された場合,その集合の符号表の位置に対応するビット組合せは,使用してはならない。す

なわち,存在しない文字は,呼び出してはならない。

終端バイト F (=Fp)  は,私用集合を識別する(13.3.3 参照)

14.2

制御機能集合の指示 (CZDC1D)  

14.2.1

目的  ここでは,符号要素としての制御機能集合を指示するために,二つの機能を規定する。それ

らは,それぞれ,符号要素の C0 及び C1 を指示する。それらは,次の目的に用いてよい。

a)

情報交換の開始時に,符号化要素の C0 及び C1 として用いる特定の制御機能集合を識別する場合。

b)

特定の符号で使用する二つを超える制御機能集合を使用する必要がある場合。

c)

複数の異なる制御機能集合を,符号要素の C0 又は C1 のいずれか特定の一つに指示する必要がある場

合。

b)

及び c)の場合,適切な指示機能が符号構造の一部とみなされる。

参考  JIS X 0211 は,符号中の追加の制御機能を提供する別な方法を規定している。一つの制御機能

集合を他で置き換えることを避ける必要がある場合は,この方法を用いるのがよい。

14.5

で規定する IDENTIFY-RESERVED-REGISTRATION (IRR) の機能を,これらの指示機能の直前に使

用してよい。

14.2.2  C0

の指示

名前:C0 指示 (C0-DESIGNATE)

略号:CZD

符号化表現:ESC 02/01 F

CZD

は,特定の符号の C0 要素として,識別した基本制御機能集合を指示する。この集合は,終端バイ

ト F で識別する。ある集合を C0 符号要素として指示すると,その集合はすぐに呼び出され,それまで指

示されていた集合と置き換わる。

14.2.3  C1

の指示

名前:C1 指示 (C1-DESIGNATE)

略号:C1D

符号化表現:ESC 02/02 F

C1D

は,特定の符号の C1 要素として,識別した補助制御機能集合を指示する。この集合は,終端バイ

ト F で識別する。ある C 集合を 1 符号要素として指示すると,その集合はすぐに呼び出され,それまで指

示されていた集合と置き換わる。

14.3

図形文字集合の指示 (GnDm, GnDMm) 


33

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

14.3.1

目的  ここでは,符号要素としての図形文字の集合の指示に,14 種の機能を規定する。それらの

機能の規定は,指示する集合の型及び指示を適用する符号要素が異なるだけで,互いに類似している。そ

れぞれの機能を

表 に示す。

それらの機能は,次の目的に用いてよい。

a)

情報交換の開始時に,符号化要素の G0,G1,G2 及び G3 として用いる特定の図形文字の集合を識別

する場合。

b)

特定の符号で使用する四つを超える図形文字集合を使用する必要がある場合。

c)

後に,異なる図形文字集合を符号要素の G0,G1,G2 又は G3 のいずれか特定の一つに指示する必要

がある場合。

b)

及び c)の場合,適切な指示機能が符号構造の一部とみなされる。

14.4

で 規 定 す る SELECT-DRCS 指 示 子 を , こ れ ら の 指 示 機 能 で 使 用 し て よい 。14.5 で 規 定す る

IDENTIFY-RESERVED-REGISTRATION (IRR)

の機能を,これらの指示機能の直前に用いてよい。

14.3.2

仕様  特定の符号の要素として指示するために,ここで規定する機能のそれぞれについて,その特

性の要約を

表 の各行に示す。行の各項目にその機能の次の特性を示す。

− GnDm 又は GnDMm の形式による機能の略号(n : 0∼3,m : 4 又は 6)

−  機能の名称

−  機能が指示する図形文字集合の型(すなわち,大きさ)

−  機能が集合を指示する先の符号要素

−  機能を表現するエスケープシーケンスの中間バイト(最初及び 2 番目の中間バイト)

各機能は,指定された型の識別した図形文字集合を指定された符号要素として指示する。その符号化表

現は,

表 に示す I バイトをもつ nF 型のエスケープシーケンスとする。集合は,DRCS であってはならな

い。その集合は,F バイト(及び関連する I バイト)で識別する(14.1 参照)

94

文字又は 94

n

文字の図形文字集合は,特定の符号の G0,G1,G2 又は G3 の符号要素として指示して

よい。どの型の図形文字集合も,G1,G2 又は G3 の符号要素として指示してよい。このようにして指示さ

れると,その識別した集合は,以前に指示された集合と置き換わる。

図形文字集合は,符号要素のシフト状態に関係なく,G0∼G3 のうちの一つに指示してよい。識別され

た集合が特定の符号要素として指示された場合,次のとおりになる。

−  その符号要素がシフト状態の場合,集合が即座に呼び出される。

−  その符号要素がシフト状態でない場合,対応するロッキングシフト機能を使用する次の機会に,集

合が呼び出される(8.3 及び 9.3 参照)


34

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

表 6  図形文字集合の指示機能

略号

名前

集合の型

符号要素

I

バイト

GZD4 G0-DESIGNATE

94-SET

94

G0  02/08

G1D4 G1-DESIGNATE

94-SET

94

G1  02/09

G2D4 G2-DESIGNATE

94-SET

94

G2  02/10

G3D4 G3-DESIGNATE

94-SET

94

G3  02/11

G1D6 G1-DESIGNATE

96-SET

96

G1  02/13

G2D6 G2-DESIGNATE

96-SET

96

G2  02/14

G3D6 G3-DESIGNATE

96-SET

96

G3  02/15

GZDM4 G0-DESIGNATE

MULTIBYTE

94-SET

94

n

 G0

02/04

02/08

*

G1DM4 G1-DESIGNATE

MULTIBYTE

94-SET

94

n

 G1

02/04

02/09

G2DM4 G2-DESIGNATE

MULTIBYTE

94-SET

94

n

 G2

02/04

02/10

G3DM4 G3-DESIGNATE

MULTIBYTE

94-SET

94

n

 G3

02/04

02/11

G1DM6 G1-DESIGNATE

MULTIBYTE

96-SET

96

n

 G1

02/04

02/13

G2DM6 G2-DESIGNATE

MULTIBYTE

96-SET

96

n

 G2

02/04

02/14

G3DM6 G3-DESIGNATE

MULTIBYTE

96-SET

96

n

 G3

02/04

02/15

*

 GZDM4

の機能については,上の仕様の例外である。この機能は,2 番目の I バイトを使

用せず,ESC 02/04 F で表現する。F は,04/00,04/01 又は 04/02 とする。

参考  この例外の理由は,終端バイトの 04/00,04/01 又は 04/02 で,ある集合が登録された時点

でこの規格の版(初版)が複数バイト集合を G0 集合としてだけ指定することを許し,そ

の指示を表すのに ESC 02/04 F を規定していたからである。

14.3.3

複数バイト集合の大きさ指定  94

n

文字及び 96

n

文字の図形文字集合(すなわち,GnDMm)を指示

する機能の場合,エスケープシーケンスの機能を示す終端バイト F の範囲は,集合内の文字の符号化表現

のバイト数を,次のとおり表現する。

F

の範囲

バイト数

列の 00∼02

(使用しない。

列の 03 2 以上(

参考  この集合は,私用)

列の 04 及び 05 2 
列の 06 3

列の 07 4 以上

14.4

動的再指定可能文字セット (DRCS) 

14.4.1

目的  動的再指定可能文字セット (DRCS) は,視覚的外観を,使用に先立って指定し送信する文

字集合とする。このような指定は,明示又は引用によって行ってよい。これらの文字は,アルファベット,

音節文字,表意文字,特殊記号又は絵文字要素であってよい。一度指定されると,DRCS は,適切なエス

ケープシーケンスで G0∼G3 の符号要素として指示できる図形文字集合のレパートリの一つとみなされる。

DRCS

を指示するために,14.3 の指示機能を追加指示子の SELECT-DRCS とともに使用する。

14.4.2

仕様  14.3 の指示機能が SELECT-DRCS 指示子を含む場合,その指示機能は,指定された型の識別

した DRCS を,指定された符号要素として指示する。この機能の符号化表現は,

表 の中の適切なエスケ

ープシーケンスとする。SELECTDRCS 指示子は,GnDm 機能においては 2 番目の I バイトに,GnDMm 機

能においては 3 番目の I バイトに,ビット組合せ 00/20 を用いて表現する。

DRCS

は,F バイト(及び存在すれば,I バイト)で識別する。F バイト(及び存在すれば,I バイト)

は,利用者が割り当てる。


35

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

参考1.  利用者は,F バイトを04/00から順番に割り当てることを推奨する。63個までの94文字又は94

n

文字の集合,又は63個までの96文字又は96

n

文字の集合は,I バイトを使用しなくても F バイ

トだけで識別できる。

2. SELECT-DRCS

識別子は,集合中の文字の形又はフォントの正確な記述の存在を意味するの

で,DRCS である指示集合と登録済みの集合とを区別するために,必要である。

14.5

登録文字集合の改訂番号の識別

14.5.1

目的  ISO 符号化文字集合の国際登録簿(附属書 参照)に登録されている文字集合の改訂番号

を識別する機能を提供する。

登録済み集合の改訂では,文字の追加だけが許され,ISO 2375 に従って登録済み集合の改訂として登録

機関に提出しなければならない。提案する改訂が現行の版との上位互換性がない場合,それは,改訂とし

ては受理されず,新規の終端バイトを割り当てられる新規の集合として登録される。

14.5.2

仕様

名前:改訂版の識別  (IDENTIFY REVISED REGISTRATION)

略号:IRR

符号化表現:ESC 02/06 F

IRR

を使用する場合,それは,14.2 及び 14.3 で規定するいずれかの指示機能の直前におく。IRR は,直

後の指示機能で指示される文字集合の改訂番号を識別する。

IRR

の符号化表現では,F バイトは,1∼63 の範囲の改訂番号を識別し,1 から始まる連番を 04∼07 の

列の 04/00 から始まる連続したビット組合せで表現する。

参考 IRR と 14.3 の指示機能との組合せによって,古い装置又はシステムは,文字集合の新しい版を

認識することができる。

15.

符号のアナウンス及び切換え

15.1

提供する機能の概要  応用によっては,14.の指示機能のほかに,各種の符号識別機能及び制御機能

が必要となる。ここで規定する機能は,次のとおりとする。

−  使用する符号のバイト長(8 ビット又は 7 ビット)及び符号構造機能(15.2 参照)を特定するため

のアナウンス。

−  この規格に従っていない符号システムヘの切換え又はそれからの戻りの指定(15.3 参照)

これらの機能は,13.のエスケープシーケンスで表現される。

15.2

符号構造機能のアナウンス

15.2.1

目的  符号識別機能は,後続するデータで使用される,この規格の符号構造機能をアナウンスする

ために提供する。これは,情報交換の開始時に,文字符号化情報に埋め込むことを意図する。アナウンス

機能は,各種の機能を識別するために,複数回続けて用いてよい。

15.2.2

仕様

名前:符号構造アナウンス  (ANNOUNCE CODE STRUCTURE)

略号:ACS

符号化表現:ESC 02/00 F

ACS

は,後続のデータで使用される,特定の符号化構造機能又は関連する機能のグループを識別する。

ここでは,ACS によって識別される機能を定義する。

参考  将来要求されるかもしれない追加の機能を識別するため,この規格を改訂しなければならない

可能性がある。そのような機能の登録の予定はない。

ACS

の符号化表現では,F バイトは,1∼62 の範囲でその番号を識別し,1 から始まる連番を 04∼07 の

列の 04/01 から始まる連続したビット組合せで表現する。

ACS

で識別する機能の一覧表を

表 に示す。一覧表の各項目は,機能(又はそのグループ)の内容を定


36

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

義し,機能番号及び終端バイトとともに図解が適切な場合はその図解を示す。

ACS

の制約  ACS は,後続のデータ単位に適用できる符号構造機能を識別するために,2 回以上用いる場

合,次に示す機能(機能番号によって識別)を,次の組合せで使用してはならない。

−  機能番号の 1,3 及び 4 は,機能番号の 16 及び 18∼23 と組み合わせて使用してはならない。

−  機能番号の 12,13 及び 14 は,他の機能と組み合わせて使用してはならない。

参考  7 ビット符号の場合,機能番号 2 及び機能番号 4 の機能は,同じ符号構造を提供する。この二

つの機能は,異なる型の 8 ビット符号(すなわち,G1 符号要素に 00∼07 の列をもつもの及び

G1

符号要素に 10∼15 の列をもつもの)から生成された 7 ビット符号を区別することが必要な

状況での交換のために,提供する。


37

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

表 7  アナウンス機能に対する符号構造機能 (ACS)


38

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)


39

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

ACS

の制約  (15.2.2)  参照

備考  機能番号の 15 及び 17 は,将来の標準化のために保留とする。 
備考  機能番号の 24 及び 25 は,将来の標準化のために保留とする。

機能番号 29∼62 は,将来の標準化のために保留とする。 

15.3

符号化方法のデータ区切り符号 (CMD) 

15.3.1

目的  この規格で規定する符号化方法から,応用データ構文のような外部のデータ構造で用いる符

号化方法へ戻るための命令として機能する制御機能を提供する。これは,他の方法では決定できない CC

データ要素の終わりを示すのに用いてよい。


40

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

参考1.  データ要素のすべてがこの規格に従う CC データ要素とは限らないデータ構文を用いる応用,

又は他の一般の制御を用いる応用は,そのデータ構文の規約に従って,符号化文字情報列の

始まりを通常示す。その列の終わりは,区切り符号で示すこともある。

2.

この機能制御を表現するエスケープシーケンスは,この規格以外の符号化システムにも適用

できる。

15.3.2

仕様

名前:符号化方法区切り符号  (CODING METHOD DELIMITER)

略号:CMD

符号化表現:ESC 06/04

制御機能 CMD は,この規格に従って符号化したデータ列を区切り(すなわち,終端し)

,一般の制御に

切り換える。

この機能は,外部のデータ構造が列を区切る手段,例えば,列の長さ指定などの手段を定義していれば,

使用する必要はない。

15.4

他の符号化システムの指示 (DOCS) 

15.4.1

目的  この規格と異なる識別した符号化システム(必ずしも文字符号とは限らない。)を指示し呼

び出すために,符号識別機能を提供する。これは,それが外部(例えば,15.3)では実行されない場合に,

この規格に従った符号化システムと他の符号化システムとを切り換える手段を提供する。

そのような他の符号化システムは,ISO 符号化文字集合の国際登録簿(

附属書 参照)に,それを識別

するための終端バイト(必要ならば,1 バイト以上の中間バイト)とともに登録されている。

この規格の符号化システムに戻るためには,この機能を,それを識別する終端バイトとともに使用する

ことが望ましい。

参考  他の規格,例えば,JIS X 5003 : 1987 に定義されている上位層に基づくものが,DOCS と類似

した効果をもつ代替方法を規定している。

15.4.2

仕様

名前:他の符号化システムの指示  (DESIGNATE OTHER CODING SYSTEM)

略号:DOCS  符号化表現:

ESC 02/05

又は ESC 02/05 I F

DOCS

は,識別した符号化システムを指示し,呼び出す。DOCS の符号化表現の F バイト(及び関連す

る I バイト)が,符号化システムを識別する。

終端バイトが 04/00 で中間バイトのない DOCS は,この規格の符号化システムを指示する。これは,他

の符号化システムにおいて,この符号化システムへ戻るために使用することを意図する。これは,符号化

システムの戻すべき状態を,他の符号化システムの呼出し時点に戻す。復帰する状態には,アナウンス機

能で設定した状態,並びに図形文字集合及び制御機能集合の指示及び呼出しの状態がある。他の状態,例

えば,現在位置などを戻すかどうかは,この規格の範囲外とする。

中間バイトの 02/15 をもつ DOCS は,指示される他の符号化システムが,元の符号化システムに復帰す

るために,ここで規定する DOCS (F=04/00)  を使用しないことを示す(代替方法をもっていても,いなく

てもよい。

。さらに,このようにして復帰した後では,この符号化システムの以前の状態(すなわち,ア

ナウンス,指示及び呼出し)は,不定とする。

その他の中間バイトをもつ DOCS 又は中間バイトをもたない DOCS は,他の符号化システムが復帰する

ための DOCS (F=04/00)  を使用することを示す。


41

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

附属書 A(規定)  文字レパートリ及びその符号化の外部参照

A.1

文字レパートリ及びその符号化の参照方法  プログラム言語,その他の方法でデータオブジェクトの

構文を定義する場合,一般に,この規格に従う指定された文字符号を宣言する必要がある(10.2 参照)

この規格に従う完全に指定された符号について,その符号の詳細な宣言は,次の項目を識別するのがよ

い。

−  この規格(すなわち,JIS X 0202)の参照番号。

−  1 バイト中のビット数及び実装水準で識別される符号構造及びシフト機能。

−  一つ以上の登録番号で識別される要素文字集合及び単独追加制御機能。

−  指示及びシフトの初期状態。

A.2  ASN.1

文字抽象構文の識別  現在,一般に使用されているデータオブジェクトの定義方法の一つに,

ISO/IEC 8824

で規定されている抽象構文記法 1 (ASN.1) がある。対応する符号化表現は,ISO/IEC 8825

で規定される。この方法を用いる場合の文字レパートリ及び符号化の参照の形式は,それぞれ,この附属

書の A.2 及び A.3 で示す。

この規格に従った識別レパートリの文字からなる全文字列の集合は,ISO/IEC 8825 の用語では“文字抽

象構文”として定義されている。ASN.1 記法を使用する場合,このような文字抽象構文は,それぞれその

構文を参照するために,対応するオブジェクト識別子の値が定義される。

A.2.1

オブジェクト識別子  ISO /IEC 8824 の附属書 は,国際規格で規定されているオブジェクトについ

てのオブジェクト識別子の値の形式を規定している。このようなオブジェクト識別子では,この規格(JIS X 

0202)

の機能及び付加機能は,この規格を識別する弧“2022”に続く(すなわち,下の)番号(弧)で識別

される。

このようなシーケンスは,次のとおり表現する。

abstract-syntaxes (1) reg1 reg2 reg3

…… [revisions (0) rev1 rev2 rev3  ……]

ここで,

[  ]内の弧の集合は,省略してもよい。

値(1)をもつ最初の弧は,このオブジェクトが抽象構文であることを識別する。その後に,それらは,符

号化文字集合の ISO 国際登録簿への登録受付番号である弧又は弧のシーケンスが昇順に続く。このシーケ

ンスは,符号の一部となる図形文字集合及び制御機能集合のすべてを識別し,これを reg1 reg2 reg3……で

示す。

上の弧のシーケンスには,更に弧のシーケンスが続いてもよい。その最初の弧は弧 “revision (0)”とし,

シーケンス中の他の弧は(存在すれば)以前に識別された登録受付番号の集合に適用可能な改訂番号とす

る。改訂番号の弧は,対応する登録受付番号と同じ順に現れなければならない。改訂番号がない場合,対

応する弧は,(0)  の値をもつ。シーケンスの後尾の連続する 0 は,省略してよい。弧のシーケンスは,rev1

rev2 rev3

……で示す。

単独の CC データ要素の中で,文字集合の再指示を許す符号(すなわち,水準の 4 又は 4C)では,弧の

シーケンスは,初期状態の指示だけでなく,CC データ要素のいずれかの時点で指示されるかもしれない

すべての集合を識別しなければならない。

参考  例えば,ISO 8859-1 のレパートリのオブジェクト識別子は,次のとおり表現する。

{iso/iec standard 2022 abstract-syntaxes (1) 6 100}


42

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

A.2.2

オブジェクト記述子  ISO 8824 は,オブジェクト識別子の値に対応するオブジェクト記述子も規定

している。A.2.1 の弧のシーケンスに対応するオブジェクト記述子は,次のとおり表現する。

ISO/IEC 2022 registrations reg1 [/rev1], reg2 [/rev2], reg3 [/rev3],  ……”

ここで,

[  ]内は,省略してもよい。

備考  スペースは,すべて単独スペースとする。

A.3  ASN.1

文字転送構文の識別  この規格に従った文字で構成できる文字列の符号化の方法は,ISO 8825

の用語では“文字転送構文”として定義されている。ASN.1 記法を使用する場合,このような文字転送構

文は,それぞれその構文を参照するために,対応するオブジェクト識別子の値が定義される。

A.3.1

オブジェクト識別子  ISO 8824 の附属書 に従ったオブジェクト識別子では,この規格に適合する

符号化文字集合の符号化表現は,この規格を識別する弧“2022”に続く(すなわち,下の)番号(弧)で

識別される。

このようなシーケンスは,次のとおり表現する。

transfer-syntaxes (0) code-level g0 g1 g2 g3 c0 c1 gleft gright

値 (0) をもつ最初の弧は,オブジェクトを転送構文として識別する。その後に,上の記法で示すように

弧又は弧のシーケンスが続く。

code-level

の弧は,バイト中のビット数及び実装水準を参照することで,符号構造を識別する。これは,

次のいずれかの値をもつ。

7-bit/level 1 (1)

8-bit/level 1 (11)

8-bit/level 1c (21)

7-bit/level 2 (2)

8-bit/level 2 (12)

8-bit/level 2c (22)

7-bit/level 3 (3)

8-bit/level 3 (13)

8-bit/level 3c (23)

7-bit/level 4 (4)

8-bit/level 4 (14)

8-bit/level 4c (24)

8-bit/level 2a (15)

8-bit/level 2ac (25)

8-bit/level 3a (16)

8-bit/level 3ac (26)

8-bit/level 4a (17)

8-bit/level 4ac (27)

g0

g1g2g3c0 及び c1 は,符号化文字集合の ISO 国際登録簿の登録受付番号又はゼロ (0) のいず

れかとする。ゼロでない g0g1g2 及び g3 の弧は,符号の符号要素の G0,G1,G2 及び G3 としてそれ

ぞれ指示された集合の登録受付番号とする。ゼロでない c0 及び c1 の弧は,それぞれ制御機能の C0 及び

C1

として指示された集合の登録受付番号とする。ゼロの弧は,対応する符号要素に文字集合が指示されて

いないことを示す。水準の 4 又は 4C の符号の場合,弧は,初期指示だけ,すなわち,各 CC データ要素の

開始時に適用する指示を識別する。

gleft

の弧は,初期時に,8 ビット符号で GL シフト状態をもつ,又は 7 ビット符号でシフト状態をもつ

符号要素の G0,G1,G2 及び G3 を識別する。これは,符号要素に対応して,次のいずれかの値をとる。

g0 (0)

,g1 (1),g2 (2)  又は g3 (3)

省略時値は,(0)  とする。

gright

の弧は,初期時に 8 ビット符号で GL シフト状態をもつ符号要素の G1,G2 及び G3 を識別する。

これは,符号要素に対応して,次のいずれかの値をとる。

g1 (1)

,g2 (2)  又は g3 (3)

省略時値は,(1)  とする。

弧のシーケンスで,gright の省略時値,及びそれに先行する連続したゼロは,省略してよい。


43

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

参考  完全な符号及びその対応オブジェクト識別子の参照の例を次に示す。

−  ISO/IEC 646 の IRV  (G0 及び C0 の符号要素だけからなる。

{iso/iec standard 2022 transfer-syntaxes (0) 7bit-level1 ( 1) 6 0 0 0 1}

−  ISO 8859-1(G0 及び G1 の符号要素だけからなる。

{iso/iec standard 2022 transfer-syntaxes (0) 8bit-level1 (11) 6 100}

A.3.2

符号拡張機能の制約  A.3.1 で規定するように識別される,符号に適合した CC データ要素は,次の

とおりとする。

−  アナウンス機能 (ACS) は,現れてはならない。

−  指示機能及び IRR 機能は,水準が 4 又は 4C の符号のときだけ現れる。

− CMD 及び DOCS の機能は,現れてはならない。

A.3.3

オブジェクト記述子  ISO 8824 は,オブジェクト識別子の値に対応するオブジェクト記述子も規定

している。A.2.1 の弧のシーケンスに対応するオブジェクト識別子は,次のとおりとする。

“ISO/IEC 2022 code/level G0=reg G1=reg G2=reg G3=reg C0=reg C1=  reg GL=ga GR=gb

備考  スペースは,すべて単独スペースとする。

code/level

の記法は,次の表現のいずれかを示す。

7-bit/level 1

8-bit/level 1

8-bit/level 1C

7-bit/level 2

8-bit/level 2

8-bit/level 2C

7-bit/level 3

8-bit/level 3

8-bit/level 3C

7-bit/level 4

8-bit/level 4

8-bit/level 4C

8-bit/level 2A

8-bit/level 2AC

8-bit/level 3A

8-bit/level 3AC

8-bit/level 4A

8-bit/level 4AC

xx

reg 形式の表現で,reg は,登録番号を示す。この表現は,識別された符号要素に文字集合が指示さ

れていない場合,省略してよい。

GL

ga の表現で,ga は,G1,G2 又は G3 を示す。省略時表現の GL=G0 は,省略する。

GR

gb の表現で,gb は,G2 又は G3 を示す。7 ビット符号では,この表現を省略する。8 ビット符号

では,省略時表現の GR=G1 は,省略する。


44

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

附属書 B(参考)  エスケープシーケンスを用いる文字集合の ISO 国際登

録簿

B.1 ISO 

国際登録簿  ISO 国際登録簿は,ISO 2375 に規定された手続に従って登録される文字集合を含む。

その目的は,広く使用されている文字集合を識別し,これを識別する一意の登録受付番号,及び容易に指

示できるような手段としての一意のエスケープシーケンスを関連付けることになる。

この登録簿の出版によって,国際情報交換における互換性が推進され,応用ごとに文字集合を開発する

という重複作業が回避される。登録は,文字集合を識別するが,その状態を示すものではない。その集合

は,国際規格,国家規格又は応用ごとの規格の一部であっても,なくてもよい。しかし,そのような規格

が,登録番号及びエスケープシーケンスの登録の後に発行される場合は,この規格で登録番号及びエスケ

ープシーケンスを指定するのが適切である。

参考  この登録簿は,他の符号化システム及び単独制御機能の登録を含む。

B.2

新規登録  承認団体が文字集合の登録を希望する場合,ISO 2375 の要求どおり,申請を作成するのが

よい。この規格の技術的要件及び ISO 2375 の形式要件を満足する限り,すべての文字集合が登録の候補に

なる。その特性は,それを割り当てることができるエスケープシーケンスの型を決定する。

B.3

登録機関  登録の手続及び登録簿の保守は,国際登録機関で行われる。国際標準化機構  (ISO)  の理事

会から,ISO 2375 の登録機関が指名されている。

国際登録機関は,これらの責務を,国際データ処理の分野に対して無償で行っている。国際登録機関は,

出願が満たすべき要件に関して出願者に助言し,手続に従って,出願を回付する。国際登録機関は,登録

番号及びエスケープシーケンスを割り当て,最終的には文字集合とそれに対応するエスケープシーケンス

とを登録する。登録の後に登録簿の所有者は,登録簿の対応する追加シートを受け取る。


45

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

附属書 C(参考)  ISO 2022 の第 版(1986 年)と現第 版との主な相違

C.1

この規格は,参照資料として使いやすいように,完全に再配置して,書き直した。特に,8 ビット符

号及び 7 ビット符号の仕様は,次の順序で示すようになった。

−  文字及び文字集合。

−  8 ビット符号及び 7 ビット符号の要素。

−  8 ビット符号の構造。

−  7 ビット符号の構造。

C.2

名前及び略号を指示,アナウンスなどのような符号識別機能に割り当てた。これらの機能は,この規

格の 8 ビット符号及び 7 ビット符号の仕様の後に,別々に定義する。

C.3

エスケープシーケンスは,符号識別機能及び一部の制御機能の符号化表現としてだけ,扱う。それら

は,それらが表現する機能の仕様とは別に,一つの箇条で定義される。

C.4

応用が要求する場合,G0∼G3 の複数の符号要素に現れる同じ文字を,一つの符号の中で図形文字の

一意の符号化を許すための仕様を追加した。

C.5  8

ビット符号の仕様では,単独シフト機能の SS2 及び SS3 の後,呼び出された文字を表現するビット

組合せは,02∼07 の列ではなく,10∼15 の列からとする(8.4 参照)

C.6  8

ビット符号及び 7 ビット符号について,ISO/IEC 4873 を基に,新しく実装水準を規定した(10.3 

照)

C.7

すべての文字符号化の規格を取り入れて,新しい形の適合性の箇条を導入した。

C.8

文字レパートリ及び符号のために,抽象構文記法 1 (ASN.1)  に適合するオブジェクト識別子を規定し

た。これは,この規格に従って,構成してよい。この仕様は,

附属書 に示すとおりとする。

C.9

定義の表現を,ISO/IEC 4873 及び JIS X 0211 に合わせた。


46

X 0202 : 1998 (ISO/IEC 2022 : 1994)

附属書 D(参考)  参考規格

JIS X 0201

  7 ビット及び 8 ビットの情報交換用符号化文字集合

備考  ISO/IEC 646 : 1991 , Information technology − ISO 7-bit coded character set for information

interchange

がこの規格の 7-ビット符号にほぼ一致している。

ISO/IEC 4873 : 1991

  ISO 8-bit code for information interchange−Structure and rules for implementation

JIS X 5003

  開放型システム間相互接続の基本参照モデル

備考 ISO 

7498 

: 1984

,Information processing systems−Open Systems Interconnection−Basic Reference

Model

が,この規格と一致している。

ISO 8859-1 : 1987

  Information processing−8-bit single-byte coded graphic character sets−Part 1 : Latin

alphabet No.1

ISO/IEC 10367 : 1991

  Information technology−Standardized coded graphic character sets for use in 8-bit code

JIS X 0221

  国際符号化文字集合 (UCS) −第 1 部  体系及び基本多言語面

備考  ISO/IEC 10646-1 : 1993,Information technology−Universal Multiple−Octet Coded Character set

(UCS) Part 1 : Architecture and Basic Multilingual Plane

が,この規格と一致している。

JIS X 0202

(情報技術−文字符号の構造及び拡張法)改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

芝  野  耕  司

東京国際大学

(委員)

石  崎      俊

慶応義塾大学

伊  藤  龍  彦

日本ユニシス株式会社

小笠原  康  直

財団法人日本規格協会

織  田  哲  治

日本アイ・ビー・エム株式会社

加  藤  重  信

凸版印刷株式会社

兼  谷  明  男

通商産業省工業技術院標準部

小  池  建  夫

株式会社日立製作所

佐  藤  敬  幸

日本ヒューレット・パッカード株式会社

島  倉  達  郎

株式会社東芝

徳  永  英  二

山  村  修  蔵

財団法人日本規格協会

(事務局)

及  川      清

社団法人情報処理学会