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X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日

本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 15474-2:2002,Information

technology - CDIF framework - Part 2 : Modelling and extensibility

を基礎として用いた。

JIS X 0137

の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS X 0137-1 CASE

データ交換形式―CDIF フレームワーク―第 1 部:概要

JIS X 0137-2 CASE

データ交換形式―CDIF フレームワーク―第2部:モデル化及び拡張性


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(1) 

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  適合性

3

3.

  引用規格

3

4.

  定義

3

4.1

  他の規格からの定義

3

4.1.1

  JIS X 0137-1 からの定義

3

4.1.2

  ISO/IEC FCD 13238-1

4

4.2

  この規格での定義

4

5.

  記号

4

5.1

  命名法及び図式記法

4

5.2

  略語

4

6.

  CDIF メタメタモデルの概念及び機能

4

6.1

  導入

4

6.2

  モデル化のアプローチ

5

6.2.1

  導入

5

6.2.2

  対象分野

6

6.2.3

  多対多のメタ関係

6

6.2.4

  属性付きメタ関係

6

6.2.5

  メタ実体の下位型化

6

6.2.6

  メタ実体における多重継承

7

6.2.7

  メタ関係の下位型化

8

6.2.8

  メタ関係における多重継承

9

6.2.9

  メタ関係における項数

9

6.2.10

  メタ関係の相互排他性

9

6.3

  対象分野

9

6.3.1

  対象分野における集積可能なメタオブジェク

9

6.3.2

  対象分野を定義するための規則

10

6.3.3

  作業メタモデル

10

6.3.4

  対象分野図

11

6.4

  メタモデルの拡張性

11

6.4.1

  導入

11

6.4.2

  拡張性

11

6.5

  移出者責務

12

6.5.1

  導入

12


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(2) 

6.5.2

  拡張性

12

6.5.3

  最大出力

12

6.5.4

  メタ属性

12

6.6

  移入者責務

12

6.6.1

  導入

13

6.6.2

  情報の保持

13

6.6.3

  作業メタモデル

13

6.6.4

  メタ属性

13

7.

  モデル化の規則

13

7.1

  メタオブジェクトの命名法

13

7.1.1

  名前

13

7.1.2

  名前の一意性

14

7.2

  メタオブジェクトの図記法

14

7.2.1

  導入

14

7.2.2

  メタ実体記号

14

7.2.3

  メタ関係記号

15

7.2.4

  メタ関係基数記号

15

7.2.5

  メタ実体下位型階層記号

16

7.2.6

  メタ関係の下位型階層

17

7.2.7

  メタ関係の相互排他性

17

7.2.8

  インスタンス図

18

7.3

  メタオブジェクト定義形式

19

7.3.1

  導入

19

7.3.2

  対象分野の定義

19

7.3.3

  メタ実体定義

20

7.3.4

  メタ属性定義

20

7.3.5

  メタ関係定義

21

7.4

  メタオブジェクト参照形式

22

7.5

  メタオブジェクト要約形式

23

7.5.1

  導入

23

7.5.2

  属性付け可能なメタオブジェクト(AttributableMetaObject)分類階層

23

7.5.3

  メタ実体要約及びメタ関係要約

24

8.

  メタメタモデル概要

25

8.1

  導入

25

8.2

  メタメタモデル記述

25

8.3

  メタメタモデル図

25

9.

  メタメタモデル要約

26

9.1

  属性付け可能なメタオブジェクト(AttributableMetaObject)分類階層

26

9.1.1

  導入

26

9.1.2

  分類階層

26


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(3) 

9.2

  メタメタ実体要約

27

9.3

  メタメタ関係要約

29

10.

  メタメタモデル仕様

30

10.1

  データ型の仕様

30

10.1.1

  導入

30

10.1.2

  Boolean (論理型)

30

10.1.3

  Date (日付型)

30

10.1.4

  Enumerated (列挙型)

31

10.1.5

  Float(浮動少数点型)

31

10.1.6

  Identifier (識別子型)

31

10.1.7

  Integer (整数型)

31

10.1.8

  Point (位置型)

31

10.1.9

  String (文字列型)

31

10.1.10

  Text (テキスト型)

31

10.1.11

  Time (時間型)

31

10.2

  メタメタ実体及びメタメタ属性の仕様

31

10.2.1

  AttributableMetaObject

31

10.2.2

  CollectableMetaObject

32

10.2.3

  MetaAttribute

32

10.2.4

  MetaEntity

34

10.2.5

  MetaObject

35

10.2.6

  MetaRelationship

38

10.2.7

  SubjectArea

40

10.3

  メタメタ関係仕様

41

10.3.1

  AttributableMetaObject.HasSubtype.AttributableMetaObject

41

10.3.2

  CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea

42

10.3.3

  CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea

43

10.3.4

  MetaAttribute.IsLocalMetaAttributeOf.AttributableMetaObject

43

10.3.5

  MetaRelationship.HasDestination.MetaEntity

44

10.3.6

  MetaRelationship.HasSource.MetaEntity

44

 


(1) 

日本工業規格

JIS

 X

0137-2

:2004

(ISO/IEC 15474-2

:2002

)

CASE

データ交換形式―CDIF フレームワーク―

第 2 部:モデル化及び拡張性

CASE data interchange format - CDIF framework - Part 2 : Modelling and

extensibility

序文  この規格は,2002 年に第 1 版として発行された ISO/IEC 15474-2,Information technology - CDIF

framework - Part 2 : Modelling and extensibility

を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく

作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。 

1.

適用範囲  CDIF 規格群は,モデル化ツール間の情報転送のための機構の記述に用いることを主要な

目的に設計されている。CDIF は,移入側及び移出側の双方のツールの開発者が,CDIF に適合するという

合意以外には何も共有しないときでも,容易に転送を実現できる。

CDIF

規格群は,意味メタモデル及び転送形式定義を含んでいる。また,それらは,意味メタモデル及

び転送形式定義のためのフレームワークを定義する,メタメタモデルの仕様及び関連する規則をも含んで

いる。転送形式定義のために定義されている言語は,また,リポジトリの移入/移出のための一般言語と

して用いることもできる。CDIF 意味メタモデルは,また,リポジトリで用いられる標準的な定義の基盤

として用いることもできる。

完全な CDIF 規格を構成する規格群は,JIS X 0137-1(CASE データ交換形式―CDIF フレームワーク―第

1

部:概要)で説明されている。これらの規格群は全体的なフレームワーク,転送形式,及び CDIF 意味メ

タモデルを網羅している。

図 は,CDIF 規格群を構成する種々の規格を示している。塗りつぶし部分は,この規格の CDIF 規格群

の中での位置を示している。

この規格は,CDIF メタメタモデルの定義を含み,CDIF 規格群全体にわたって使用される規則及び記法

を記述する。CDIF 意味メタモデルを交換するための規則も定義する。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(2) 

  1  CDIF 規格群

この規格は,CDIF を理解し,用いたいと希望する人に使われることを意図している。この規格は,CDIF

規格群全体への導入部を提供し,次の人々の利用に適している。

− CDIF を評価する人

− CDIF 転送の原理及び概念を理解したいと希望する人

− CDIF 移入ツール及び CDIF 移出ツールの開発者

JIS X 0137-1

及び,フレームワーク規格である JIS X 0137-2 は,CDIF 規格群を最初に調査するとき,他

の CDIF 規格を読む前に最初に読むことが望ましい。

この規格を読むに当たっては,特定の前提知識は必要としないが,次の各事項を知っていることは読者

の助けになる。

−  実体関係属性モデル化

−  モデル化(CASE)ツール

−  情報リポジトリ

−  データ辞書

−  多重メタ階層モデル化

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO/IEC 15474-2:2002

, Information technology - CDIF framework - Part 2 : Modelling and

extensibility (IDT)

CDIF

意味メタモデル  (ISO/IEC 15476)

CDIF

フレームワーク  (JIS X 0137)

第 1 部:概要  (JIS X 0137-1)

第 2 部:モデル化及び拡張性

                                    (JIS X 0137-2)

第 1 部:基盤  (ISO/IEC 15476-1)

第 2 部:共通  (ISO/IEC 15476-2)

第 3 部:データ定義  (ISO/IEC 15476-3)

第 4 部:データモデル  (ISO/IEC 15476-4)

第 5 部:データ流れモデル 
                                    (ISO/IEC 15476-5)

第 6 部:状態事象モデル 
                                    (ISO/IEC 15476-6)

CDIF

転送形式  (ISO/IEC 15475)

第 1 部:構文及び符号化の一般規則 
                            (ISO/IEC 15475-1)

第 2 部:構文 SYNTAX.1 
                          (ISO/IEC 15475-2)

第 3 部:符号化 ENCODING.1 
                          (ISO/IEC 15475-3)


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(3) 

2.

適合性  次の条件を満たしている場合だけ,ある製品は CDIF  アーキテクチャ適合とする。その製品

の特性として,製品のメタモデルインスタンス及び/又は製品のメタモデルが,  JIS X 0137-2 (“フレーム

ワーク規格”),で定義された概念,及び JIS X 0139-1( CASE データ交換形式―CDIF 意味メタモデル―

第 1 部:基盤)(“基盤規格”)で定義されたすべての概念を用いて表現されており,かつ,フレームワー

ク規格で定義されているメタモデル及びメタデータに関するすべての制約及び規則に従い,かつ,基盤規

格で定義されているすべての規則及び制約に従うこと。フレームワーク規格で定義されている図記法への

適合性は求められない。

3.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの

規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付

記していない引用規格は,その最新版を適用する。

JIS X 0137-1:2002

  CASE データ交換形式―CDIF フレームワーク―第 1 部:概要

備考 ISO/IEC 

15474-1:2002

  Information technology - CDIF framework - Part 1: Overview が,この規

格と一致している。

ISO/IEC 15476-1:2002

  Information technology - CDIF semantic metamodel - Part 1: Foundation

参考  JIS X 0139-1 CASE データ交換形式―CDIF 意味メタモデル―第 1 部:基盤として JIS 化の

予定。

ISO/IEC FCD 13238-1:2000

  Information technology - Data management export/import facilities - Part1:

Standardization framework.

4.

定義  この規格の目的のために,次の定義を適用する。特に断らない限り,定義はこの規格内に限定

されたものとする。

4.1

他の規格からの定義

4.1.1

JIS X 0137-1

からの定義  この規格は,JIS X 0137-1 で定義されている用語を使用する。

項数 (arity)

関連実体  (associative entity)

属性付き関係  (attributed relationship)

基数 (cardinality)

CDIF (CDIF)

CDIF

規格群  (CDIF family of standards)

CDIF

図記法  (CDIF graphical notation)

CDIF

意味メタモデル  (CDIF semantic metamodel)

CDIF

メタメタモデル  (CDIF meta-metamodel)

CDIF

転送ファイル(CDIF transfer file)

特性実体  (characteristic entity)

制約 (constraint)

符号化 (encoding)

実体 (entity)

インスタンス (instance)


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(4) 

中核実体  (kernel entity)

メタ属性  (meta-attribute)

メタ実体  (meta-entity)

メタメタ属性  (meta-meta-attribute)

メタメタ実体  (meta-meta-entity)

メタメタモデル (meta-metamodel)

メタメタ関係  (meta-meta-relationship)

メタモデル (metamodel)

メタオブジェクト (meta-object)

メタ関係  (meta-relationship)

モデル (model)

モデル層 (model layers)

n

項関係  (n-ary relationship)

関係 (relationship)

役割 (role)

意味メタモデル  (semantic metamodel)

対象分野  (subject area)

構文 (syntax)

作業メタモデル  (working metamodel)

4.1.2

ISO/IEC FCD 13238-1

  この規格は,ISO/IEC FCD 13238-1 で定義されている次の用語を使用する。

転送ファイル (transfer file)

移出者 (exporter)

移入者 (importer)

4.2

この規格での定義    この規格のための新たに導入される用語は,初出時に定義される。これを表す

ために二重引用符が使われる(例えば,

“モデル層”

5.

記号

5.1

命名法及び図式記法  メタオブジェクトの命名,作図,記述及び定義における規則は,7.で規定する。

特に言及していない限り,これら規則は,この規格のメタメタオブジェクトの命名,作図,記述及び定義

にも適用される。

5.2

略語  この規格で用いられる略語は次のとおりとする。 

CDIF CASE

データ交換形式  (CASE data interchange forma

t)

6.

CDIF

メタメタモデルの概念及び機能

6.1

導入  ここでは CDIF メタメタモデルの概念を定義する。 CDIF メタメタモデルの図及び概要が,

8.

メタメタモデル概要にある。メタメタモデルの要約が,9.メタメタモデル要約にある。正式な定義は,10.

メタメタモデル仕様である。

CDIF

メタメタモデルは CDIF メタモデルを定義するために使われるのと同じ定義方法を用いて定義

する(そして,モデルを定義するために使うこともできる。

。したがって,異なる層にあるオブジェクト

の名前で混乱するのは当然である。この問題を最小限にするため,読者には次のことを覚えておいてもら


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(5) 

いたい。

−  メ タ メ タ モ デ ル の 構 成 要 素 は , メ タ メ タ オ ブ ジ ェ ク ト で あ る [ す な わ ち , メ タ メ タ 実 体

(meta-meta-entitiy)

,メタメタ関係(meta-meta-relationship),及びメタメタ属性(meta-meta-attribute)]

−  メタモデルの構成要素は,メタオブジェクトである[すなわち,メタ実体(meta-entitiy),メタ関係

(meta-relationship)

,及びメタ属性(meta-attribute)]

−  モデルの構成要素は,オブジェクト(object)である(例えば,プロセス,実体,フロー)

−  メタメタモデルの構成要素の名前は,通常 Meta という接頭辞をもっている(例えば,メタメタモデ

ルには MetaAttribute  というメタメタ実体がある。

−  メタモデルの構成要素の名前は,通常メタ(Meta)という接頭辞をもっていない。

CDIF

メタメタモデルは CDIF に適合したメタモデルを開発するために使われる概念定義である。この

概念定義には,実体関係属性図技法,及びメタモデル開発プロセスと関係する情報定義要件が含まれて

いる

6.2

モデル化のアプローチ  

6.2.1

導入    CDIF  メタメタモデルはメタモデルを定義するために使われるものであるため,メタメタ

モデルはメタモデルの完全な記述を表現できる必要がある。CDIF  に適合したメタモデルは 3 種類の型と

なるオブジェクトである実体,関係,及び属性を含んでいる。メタモデルにおけるこれらのオブジェクト

はメタ実体,メタ関係,及びメタ属性と呼ばれることがある。これらのオブジェクトは,メタモデルの情

報内容をモデル化するために使われる。実際,CDIF では,どのような一つの概念又は情報の集合でも,

ただ一つの方法で表現される。すなわち,概念をモデル化することができる複数の方法があるが,ただ一

つのモデル化の方法だけが用いられる。

  メタメタモデルは,次の二つのものから構成されている。

− CDIF メタモデルを記述するために使われるのは実体関係属性モデルである。この実体関係属性モデ

ルは自己記述可能である(すなわち,自分自身を自身で定義できる。

−  メタメタモデルでの出現(すなわち,インスタンス)を表すための図記法がある。この記法は,二つ

の目的で CDIF で使われる。CDIF  メタモデルで対象分野の内容を描写するため,そして CDIF  メタ

メタモデルを描写するためである。

ここで示す規則は,CDIF メタメタモデルを用いて定義されるメタモデルにだけ適用することを覚えて

おいてもらいたい。特に,これらの規則は,CDIF  転送で転送される実体関係属性モデルと関連していな

い(より詳細は ISO/IEC 15476-4:2002, Information technology - CDIF semantic metamodel - Part 4 Data models

を参照)

ここでは CDIF メタメタモデルの定義の一部である,一般的なモデル化規則を示す。

それらはメタ(Meta)

接頭辞で記述される。これらの規則は CDIF 意味メタモデル,及び拡張機構を使って定義されるすべての

拡張(extension)に適用される。これらの規則は CDIF メタメタモデル(

1

)

においても守られるものである。

注(

1

) CDIF

モデル化規則は別のメタレベルでも使うことができる。例えばモデルの生成に使ってもよ

い。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(6) 

6.2.2

対象分野    CDIF  意味メタモデルは,情報モデルを定義するために用いられる概念及び記法の集

合を記述する,単一の統合されたモデルである。このモデルは巨大である。そのために,基礎をなしてい

るメタモデルの見方を作り上げることによって,処理しやすい単位に分割される。これらの分割,すなわ

ち,対象分野として呼んでいるものによって,システム開発ライフサイクルの特別な側面(例えば,デー

タフローモデル)又は類似の機能性(例えば,データ定義)に着目して集積用のメタオブジェクト(collectable

meta-objects)

(メタ実体,メタ関係,及びメタ属性)をまとめる。メタオブジェクトが複数の対象分野によ

って共有されることがある。それらは一つの対象分野で定義されて,そして他の対象分野で参照される。

6.2.3

多対多のメタ関係    CDIF  メタメタモデルは多対多のメタ関係を支援する。

6.2.4

属性付きメタ関係    CDIF  メタメタモデルは属性付きメタ関係を支援する。

6.2.5

メタ実体の下位型化    CDIF  メタメタモデルは,下位型化(特殊化ともいわれる)及び,その逆,

上位型化(はん化ともいわれる)を提供する。

特に,メタ実体がもう一つのメタ実体の“下位型“(subtype)として定義されることが多い。下位型となる

メタ実体は,直上及びそれより上の上位型(supertype)メタ実体のメタ属性及びメタ関係のすべてを継承す

る(inherit)。

メタオブジェクトをグループ化するために,上位型化は,共通の意味をもった本質的なレベルでの分類

機構として使われる。移入者はこの分類を,移入ツールで直接表現することができないメタオブジェクト

をどのように表すべきか決めるための補助として用いることができる。

下位型メタ実体は,一意な CDIFMetaIdentifier をもっている。すなわち, CDIFMetaIdentifier は親から

継承されない。親となるメタ実体で定義された Description(記述)

,Constraints(制約)

,Usage(使用法)

及び Aliases(別名)は継承される。これらの文章による説明欄は,下位型メタ実体の局所的な(local)定義

で拡張してもよい。下位型メタ実体は,親であるメタ実体及びその祖先すべてで定義されたすべてのメタ

属性を継承する。下位型メタ実体によって継承されるとき,メタ属性(例えば, Name)の特徴(characteristics)

は変化しない。下位型メタ実体に追加される局所メタ属性が特別に定義されることがある。

メタ属性が継承されるのと同様に,親であるメタ実体で定義されている関係元又は関係先となっている

メタ関係も,下位型メタ実体に継承される。メタ関係の特徴のいずれも下位型による使用によって変えら

れない。すなわち,Name(名前)

, Cardinality(基数)

,CDIFMetaIdentifier  (CDIF メタ識別子)

,Aliases

(別名)

,Constraints(制約)

,Description(説明)

,及び Usage(使用法)は,変化しない。それどころか,

メタ関係の完全名(full name)さえ変化しない。そして,その完全名は,下位型のメタ実体の名前より上位型

のメタ実体の名前を含んでいるであろうことに注意してもらいたい。

下位型メタ実体のための継承規則の要約を

表 に示す。

  1  メタ実体の下位型化によるメタメタ属性値の継承

メタメタ属性 

メタ実体の下位型化による値の継承 

Aliases

(別名)

継承する。拡張してもよい。

CDIFMetaIdentifier 
(CDIF メタ識別子)

継承しない。

Constraints

(制約)

継承する。拡張してもよい。

Description

(説明)

継承する。拡張してもよい。

IsAbstract

(抽象型かどうか)  継承しない。

Name

(名前)

継承しない。

Type

(型)

継承しない。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(7) 

Usage

(使用法)

継承する。拡張してもよい。

6.2.6

メタ実体における多重継承    メタ実体は“多重継承”(multiple inheritance)が可能であり,多数の

上位型をもっていることがある。この場合,下位型は,そのすべての上位型(そして,それらの更なる上

位型)のメタ属性及びメタ関係のすべてを継承する。

多重継承を使うとき,継承が衝突する幾つかの状況がある。

一つのメタ実体の幾つかの継承の列(inheritance threads)が共通の上位型に集まるとき,その継承している

メタ実体(inheriting meta-entity)は,その階層の最上位から多重にメタ属性及びメタ関係を継承するわけでは

ない。ただ一つのコピーを継承するだけである。 

図 にメタ実体 A が二つの下位型メタ実体(B 及び C)

をもっている状況を示す。ここで B 及び C は,メタ実体 D の上位型メタ実体である。この図には,すべ

てのメタ実体における局所メタ属性(local meta-attribute)及び継承メタ属性(inherited meta-attribute)の両方が

示されている。

A

C

B

D

局所メタ属性 B1,B2
継承メタ属性 A1,A2,A3

局所メタ属性 A1,A2,A3

局所メタ属性 C1,C2
継承メタ属性 A1,A2,A3

局所メタ属性 D1
継承メタ属性 A1,A2,A3(それぞれただ
一つ継承)

  2  多重継承

一つのメタ実体が二つの上位型からメタ属性を継承する際に,別の衝突が起こりうる。すなわち,実際

には異なるメタ属性が同じ名前をもっている,二つの上位型がある場合である。この状況における CDIF

としての振る舞いは定義されていない。移入者及び移出者の適切な(予測可能な)行動を保証するために,

この状況は避ける必要がある。CDIF  意味メタモデル及び CDIF メタメタモデルが,これが起こらないこ

とを保証するように定義されている。

N

M

P

局所メタ属性 M1,Z1

局所メタ属性 P1 
継承メタ属性 M1,N1 
(

あいまいさがあるため、Z1 が正しく継

承されない場合が生じる。)

局所メタ属性 N1,Z1

  3  多重継承:無効なメタ属性,Z1


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(8) 

図 に無効な継承の例を示す。メタ実体 P は,共に同じ名前をつけられたメタ属性,Z1 をもつ二つの上

位型メタ実体(M  及び N)をもつ。

6.2.7

メタ関係の下位型化    メタ関係がもう一つのメタ関係の下位型であるように定義されることがあ

る。

下位型メタ関係は,上位型メタ関係が定義されたメタ実体の階層の“レベル”において定義することが可

能であり(すなわち,上位型としての同じ関係元メタ実体及び関係先メタ実体で定義される。

,関係元メ

タ実体(source meta-entity)若しくは関係先メタ実体(destination meta-entity),又は両方ともが,上位型メタ関

係での関係元メタ実体及び関係先メタ実体の下位型である場合もある。

それぞれの下位型メタ関係は一意な CDIFMetaIdentifier をもっている。すなわち,上位型メタ関係から

CDIFMetaIdentifier

を継承しない。

下位型メタ関係の基数は局所的に定義される。しかし,それは上位型レベルにおける制約と同じく制限

されているか,又はより強化するだけである。そのために,下位型の最小基数は,上位型のそれ以上であ

る必要がある。また,最大基数は,上位型のそれ以下である必要がある

それ以外の文章で記述される下位型メタ関係の特徴は,上位型メタ関係から継承される。ただし,下位

型において更に詳細化されることがある。

直下及びそれより下の下位型メタ関係は,上位型メタ関係において定義されたどのようなメタ属性でも

継承する。メタ属性の特徴のいずれも変えられない。追加のメタ属性が下位型メタ関係のために作られる

ことがある。

下位型メタ関係のための継承規則の要約を

表 に示す。

  2  メタ関係の下位型化によるメタメタ属性値の継承

メタメタ属性 

メタ関係の下位型化による値の継承 

Aliases

(別名)

継承する。拡張してもよい。

CDIFMetaIdentifier 
(CDIF メタ識別子)

継承しない。

Constraints

(制約)

継承する。拡張してもよい。

Description

(説明)

継承する。拡張してもよい。

IsAbstract 
(抽象型かどうか)

継承しない。

MaxDestCard 
(関係先基数最大値)

継承しない。局所的に定義する必要がある。

MaxSourceCard 
(関係元基数最大値)

継承しない。局所的に定義する必要がある。

MinDestCard 
(関係先基数最小値)

継承しない。局所的に定義する必要がある。

MinSourceCard 
(関係元基数最小値)

継承しない。局所的に定義する必要がある。

Name

(名前)

継承しない。

Usage

(使用法)

継承する。拡張してもよい。

どのような一対のメタ実体の間にも,

(下位型メタ実体による継承の可能性があるので)

上位型メタ関係,

及び定義された下位型メタ関係の両方があってもよい。同じ一対のメタ実体のインスタンスの間に,上位


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(9) 

型メタ関係及び下位型メタ関係の両方のインスタンスがあるとは限らない。しかし,ほとんどの場合,上

位型メタ関係は抽象であること(インスタンス生成可能ではない。

)が普通である。これは同じインスタン

スの組の間に,上位型メタ関係及び下位型メタ関係のインスタンスの両方が存在する状態が起こらないこ

とを意味する

6.2.8

メタ関係における多重継承    メタ実体が複数の上位型から継承してもよいように,メタ関係も同

様に複数の上位型から継承してもよい。6.2.6 で示す衝突が起こりうることは,等しくメタ関係の多重継承

にも当てはまる。

図 において,(箱内に)メタ実体を描いたけれども,箱がメタ関係を表すかのように読

めばよい。

6.2.9

メタ関係における項数  (

2

)  CDIF

意味メタモデル,及びそのどのような拡張も,n 項メタ関係で

はなく 2 項メタ関係を使って定義される必要がある(n 項関係の機能性は,CDIF  意味メタモデルのデー

タモデル対象分野で扱っている。ISO/IEC 15476-4, Information technology - CDIF semantic metamodel - Part 4:

Data models

を参照)

注(

2

)

関係の項数は,関係の次数(degree)とも呼ばれる。2 項関係は項数 2 をもち,3 項関係は項数 3

をもつ。

6.2.10

メタ関係の相互排他性    メタモデルでのメタ関係の相互排他性は,排他グループ(exclusivity

group)

にあるメタ関係に関する制約(constraint)として文書化される。

6.3

対象分野  

6.3.1

対象分野における集積可能なメタオブジェクト(CollectableMetaObjects)の明示的な使用及び非明

示的な使用  対象分野は,明示的に定義される,及び/又は明示的に使用される幾つかの集積可能なメタ

オブジェクト(CollectableMetaObjects)を保有してもよい。対象分野は,また,継承を通して非明示的に

使用される集積可能なメタオブジェクト(CollectableMetaObjects)もある。

参考  集積可能なメタオブジェクトとは,メタメタオブジェクト CollectableMetaObject 及びその下位

型のメタメタオブジェクトから生成されるメタオブジェクトを総称した呼び方である。

メタオブジェクトは対象分野において,次のいずれかのときに“使用される”(したがって,各対象分野

規格の対象分野仕様(specification of the subject area)に含まれている)

−  メタオブジェクトは,その対象分野で定義される。

−  メタオブジェクトは,その対象分野で定義される局所メタ属性をもつ。

−  メタオブジェクトは,その対象分野で局所下位型をもつ(メタ属性及びメタ関係が使用されるメタ実

体によって継承される上位型メタ実体,及び使用されるメタ関係のための上位型メタ関係の両方があ

る。

−  メタオブジェクトは,その対象分野で局所メタ関係をもつ。

規 格 と し て 発 効 さ れ る CDIF 対 象 分 野 で , 明 示 的 に 使 用 さ れ る 集 積 可 能 な メ タ オ ブ ジ ェ ク ト

(CollectableMetaObjects)  は,それぞれの対象分野ごとに対象分野仕様で定義されるか,参照される。各

対象分野で定義される集積可能なメタオブジェクト(CollectableMetaObjects)  は対象分野仕様で定義され

る。使用されるがその対象分野で定義されない集積可能なメタオブジェクト(CollectableMetaObjects)  は

対象分野仕様で参照される。

拡張性を使って新しい対象分野が作られているとき,明示的に使用されるすべての集積可能なメタオブ

ジ ェ ク ト ( CollectableMetaObjects )

に 対 す る メ タ メ タ 関 係 で あ る

CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea

及び CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea のインスタ

ンスが作られる必要がある。メタ属性及びメタ関係の継承は RootObject への継承階層をずっとさかのぼる


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(10) 

と決めているので,非明示的に使用される集積可能なメタオブジェクト(CollectableMetaObjects)に対す

るメタメタ関係のインスタンスは作らないほうがよい。

6.3.2

対象分野を定義するための規則    明示的に使用される(すなわち,定義される,又は参照される)

メ タ 実 体 ( MetaEntity ),   メ タ 関 係 ( MetaRelationship ),   及 び メ タ 属 性 ( MetaAttribute ) に 対 し て

CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea

及び CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea  の二つのメタ

メタ関係のインスタンスを作ることによって,

対象分野の見方が決まる。

対象分野の範囲を定義するとき,

次の規則は遵守されることが望ましい。

−  メタ関係が対象分野内で明示的に使用されるためには,関係元メタ実体及び関係先メタ実体の両方が

同じく使用される必要がある。

−  あるメタ関係における関係元メタ実体及び関係先メタ実体の両方が対象分野で明示的に使用されると

しても,そのメタ関係を使用する義務はない。

−  メタ実体が対象分野で明示的に使用され,かつ,そのメタ実体が別の意味メタモデルで必すメタ関係

(の必すな関係の端)として現れる場合,そのメタ関係はその対象分野で使用される必要はない。

−  メタ属性が対象分野で明示的に使用されるところでは,メタ属性が記述するメタ実体又はメタ関係も,

その対象分野で明示的に使用される必要がある。

−  メタ実体又はメタ関係がある対象分野で明示的に使用されるところでは,その対象分野で必要となる

メタ実体又はメタ関係を記述するすべての局所メタ属性は明示的に使用される必要がある。

−  メタ実体又はメタ関係が対象分野で明示的に使用されるところでは,そのメタ実体又はそのメタ関係

のメタ属性は,それが必すのものであっても使用する義務はない。

−  メタ実体及びメタ関係の両方のためのすべての継承されたメタ属性は,継承階層をさかのぼって対象

分 野 で 非 明 示 的 に 使 用 さ れ る だ ろ う 。 継 承 さ れ た メ タ 属 性 の た め に ,

CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea

CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea

メタメタ関係のインスタンスは作るべきでない。

−  下位型メタ実体について,その上位型メタ実体が関与するどのようなメタ関係も,一つの対象分野で

他方のメタ実体又はその下位型が明示的に使用されるなら,非明示的に使用されるだろう。

一つの転送で二つの対象分野が使用される場合,

(それぞれが一つの対象分野にある)非明示的に使用さ

れている二つの上位型メタ実体の間のメタ関係は,転送のための作業メタモデル内の適切な下位型メタ実

体の間に継承されるだろうことに注意してもらいたい。

6.3.3

作業メタモデル    CDIF  転送は,幾つかの,もしかすると重なり合う対象分野を含んでもよい。

規格化された対象分野及び拡張性を使って作られた対象分野の両方とも,転送では実際の対象分野が識別

される。規格化された対象分野からのオブジェクト及び拡張性を使って作られた追加オブジェクトを統合

することによって,移入者は,転送のために作業メタモデルと呼ばれるものを作ることができる。

ある転送がある規格化された対象分野を使うとき,明示的に及び非明示的に使用されるメタオブジェク

トを定義するのに,その対象分野への参照だけで十分である。これは,上位型メタオブジェクトを単に支

援するために上位型メタオブジェクトが定義されている対象分野への参照(subject area reference)を与える

必要がないことを意味する。もしその対象分野からの他のメタオブジェクトがそのメタオブジェクト自身

として使用されるなら,対象分野参照も定義される必要がある。拡張性によって全体が定義されたメタモ

デルの CDIF 転送では,ISO/IEC 15476-1 で定義される基盤対象分野への対象分野参照が使用される必要が

ある。なぜなら基盤対象分野はすべてのメタ実体及びメタ関係階層の最終的な根源の定義を含んでいるか

らである。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(11) 

参考  ISO/IEC 15476-1 は ISO/IEC 15476-1 は JIS X 0139-1 CASE データ交換形式  ―CDIF 意味メタモ

デル―第 1 部:基盤として JIS 化の予定。

6.3.4

対象分野図    対象分野図によって明示的に使用されるメタ実体は示される。  明確にするために図

に含まれるメタ実体は塗りつぶしにしなければならない。

明示的なメタ関係は,

図で示されることになる。

例え,上位型メタ実体が明示的に使用されないとしても,非明示的なメタ関係(すなわち継承されたメタ

関係)を図の上に示してもよい(詳細は 7.2 メタオブジェクトの図記法を参照)

6.4

メタモデルの拡張性  

6.4.1

導入    拡張性は CDIF  規格群の重要な側面である。一般に,拡張性は,CDIF 意味メタモデルで定

義されない情報を CDIF で交換することを支援するための二つの(又は更に多くの)道具を与えるもので

ある。特に,規格化された CDIF  意味メタモデルの拡張は,移出者が拡張を使った情報を転送する前に,

移出者が移入者に通知することを含んでいる。これについては 6.5 移出者責務による。移入者が転送され

た情報内容を維持することが可能である必要があるかどうかについて(特に拡張性が使われた場合)

,CDIF

は特に規定しない。移入者の責務の詳細な論議は,6.6 移入者責務による。拡張性を使うためには,次の規

則を守る必要がある。

−  規格化された対象分野は拡張されない。この規則は,解釈する移入者にとっての一貫した基盤が維持

されることを保証する。

−  新しく追加された対象分野は,拡張されたメタオブジェクトを含むように作られる必要がある。

−  列挙型の有効な値は,対象分野にかかわらず不変である。  追加の列挙された値が加えられるのは,特

定の対象分野にではなく,作業メタモデルを介して加えられる。

−  規格化されたメタオブジェクトを移出者によって定義された対象分野で使ってもよい。

−  拡張性で既存のメタオブジェクトを再使用するとき,転送は,メタオブジェクトの完全な定義を含ん

でいる対象分野への参照を含んでいる必要がある。

−  メタオブジェクト(すなわち,メタ実体,メタ関係,メタ属性,又は対象分野)が加えられるとき,

CDIFMetaIdentifier

と呼ばれるメタメタ属性の値が定義される必要がある。この識別子は,最大 128

文字をもつことができる。しかし,アルファベットから始めなければならないし,一意である必要が

ある。CDIF 意味メタモデルでのメタオブジェクトの CDIFMetaIdentifier  は,数字から始まる。これ以

上の識別子への命名規則はない。

6.4.2

拡張性  

6.4.2.1

対象分野の追加    移出者は,メタモデルのための新しい対象分野を定義してもよい。ここで,

新しい対象分野に与えられる CDIFMetaIdentifier は,転送内で拡張性によって作成された他の属性付け可

能なメタオブジェクト(attributable meta-objects)で使われることはない。対象分野は,既存の集積可能なメ

タオブジェクト(collectable meta-objects)(すなわち,メタ実体,メタ関係,及びメタ属性)及び新たに定義

されたメタオブジェクトの両方を使うことがある(詳細は 6.3.2 対象分野を定義するための規則を参照)

参考  属性付け可能なメタオブジェクトとは,メタメタオブジェクト AttributableMetaObject 及びその

下位型のメタメタオブジェクトから生成されるメタオブジェクトを総称した呼び方である。

6.4.2.2

CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea

及び CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea

の追加  移出者は,明示的に対象分野で使用される(定義される,又は参照される)集積可能なメタオブ

ジェクトを定義する必要がある。継承メタ属性及び継承メタ関係は非明示的に使用されるので,それらの

ためのメタメタ関係は定義してはならない(詳細は,6.3.2 対象分野を定義するための規則を参照)


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(12) 

6.4.2.3

メタ実体の追加    移出者は,メタ実体を追加してもよい。ここで,新しいメタ実体に与えられ

る CDIFMetaIdentifier は,拡張性によって作成された他の属性付け可能なメタオブジェクトで使われるこ

とはない。すべてのメタ実体は,その最終の上位型として(ISO/IEC 15476-1 で定義される)RootObject  を

もっている必要があり,したがって,CDIFIdentifier  と呼ばれるメタ属性を継承する。

参考  ISO/IEC 15476-1 は JIS X 0139-1 CASE データ交換形式  ―CDIF 意味メタモデル―第 1 部:基盤

として JIS 化の予定。

6.4.2.4

メタ関係の追加    移出者は,メタ関係を追加してもよい。ここで,新しいメタ関係に与えられ

る CDIFMetaIdentifier は,拡張性によって作成された他の属性付け可能なメタオブジェクトで使われるこ

とはない。すべてのメタ関係は,その最終の上位型として(ISO/IEC 15476-1 で定義される)RootObject  を

もっている必要があり,したがって,CDIFIdentifier  と呼ばれるメタ属性を継承する。メタ関係を追加する

ときには,対象分野にメタ実体をもち込むことにかかわる,6.3.2 で定義された規則が守られる必要がある。

6.4.2.5

AttributableMetaObject.HasSubtype.AttributableMetaObject 

の追加  移出者は,既存のメタ実体

及びメタ関係のために追加の上位型関連を定義してもよい。この関連が指定される前に,属性付け可能な

メタオブジェクト(AttributableMetaObjects)の下位型及び上位型の両方が定義される必要がある。これら

の属性付け可能なメタオブジェクト(AttributableMetaObject)は,CDIF  意味メタモデルの既存の属性付け

可能なメタオブジェクト(AttributableMetaObjects)である場合もあるし,又は拡張性を使って作られたも

のである場合もある。上位型関連は,AttributableMetaObject.HasSubtype.AttributableMetaObject  メタメタ関

係のインスタンスによって定義される。新しい上位型関連が RootObject に加えられてはならない。

6.4.2.6

メタ実体又はメタ関係へのメタ属性の追加  移出者はメタ実体又はメタ関係に追加のメタ属性

を加えてもよい。

6.4.2.7

メタ属性への正当な列挙型の値の追加    移出者は,そのデータ型が列挙型であるメタ属性のた

めに,追加の正当な値を定義してもよい。  列挙型の値は,対象分野の文脈の中で定義されることはない。

すべての既存の値とともに,

新しい値は,

作業メタモデル内ですべての対象分野において使用可能である。

6.5

移出者責務

6.5.1

導入    ここでは,CDIF  の移出者の責務を規定する。ここでは,構文又は符号化に特化した責務

は規定しない。それらは,構文及び符号化自身の定義で見いだされる。

6.5.2

拡張性    移出者が CDIF 意味メタモデルを拡張するとき,拡張は,意味的に意味メタモデルに含

まれる定義と重ならないほうがよい。規格化された定義が存在するなら,意味メタモデルのその定義を使

うことによって,移出者は,拡張性の利用を最小限にとどめるべきである。これは,移入者と移出者との

間の意味のある転送を保証する。

拡張性が使われる場合は,一つの移入者及び一つの移出者の間で,その拡張性における相互合意がなけ

れば,移入者と移出者との間の情報の転送が意味のある結果をもたらすことは保証されない。

6.5.3

最大出力    すべての CDIF 移出者は,可能な限りモデルに対する最大の情報を移出することが望

まれる。移出者は,移入者の(ある移入者によっては理解されるかもしれない,規格化されたメタモデル

に対してなされた拡張が移入される,又は移入されないこと以上の)能力を予期しないほうがよい。この

戦略は,最大量の情報が移出者と移入者との間で転送されることを保証する。

6.5.4

メタ属性    移出者によって転送される,どのようなメタ実体のインスタンスにおいても,例えデ

ータが容易に利用できないとしても,対象分野で使われているすべての必すメタ属性(IsOptional 説明欄が

FALSE

で定義されているもの)は提供される必要がある。

6.6

移入者責務    


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(13) 

6.6.1

導入    ここでは,CDIF  移入者の責務を記述する。ここでは,構文又は符号化に特化した責務は

規定しない。それらは,構文及び符号化自身の定義で見いだされる。

6.6.2

情報の保持    いかなる移入者でも CDIF 転送に含まれるすべての情報を読むことができる必要

がある。例え移入者が,転送を読みこんで何もしないとしても。これは,移入者が,拡張されていたとし

ても常に正確に CDIF 転送を解析できなくてはならないことを意味する。ただし,これは受け取った情報

に対して,移入者が特定の何か(例えば,維持)をする必要があることを意味しない。移入者は,CDIF  意

味メタモデルで定義されたすべての意味を必ずしも理解する必要がない。

6.6.3

作業メタモデル    CDIF  転送が移入されている間に,CDIF 移入者は,作業メタモデルを作る。6.3.3

を参照。最初の作業メタモデルは,RootObject  と呼ばれる一つのメタオブジェクトを含んでいる。そうし

て,移入者は,転送にある特定の型の情報を見つけ,処理して,作業メタモデルに代入する。作業メタモ

デルに代入される転送内容の例として,既定の CDIF  意味メタモデルの対象分野の版への参照,新しい

MetaEntity

の追加などが含まれる。

CDIF

移入者がメタモデルでメタオブジェクトの参照に出会うときには,そのメタオブジェクトは現在

の作業メタモデルで既に存在しなくてはならない。CDIF  転送のメタモデル部における前方参照は許して

はいない。

作業メタモデルは,ただの概念的な装置として捉えてもよく,移入者によって明示的に実装されなくて

もよいことに注意すること。意味メタモデルがツールの内部スキーマとして使われるような場合には,

CDIF

転送の部分は直接ツールの内部スキーマに対応付けることも可能である。

6.6.4

メタ属性    CDIF 意味メタモデルで指定された省略時値はない。そのために,移入者が値が与えら

れない任意選択のメタ属性に遭遇するときは,それは,このデータの欠如が移出者にとって入手可能なデ

ータがなかったことを意味していると解釈したほうがよい。

7.

モデル化の規則

7.1

メタオブジェクトの命名法

7.1.1

名前  CDIF(メタモデル及びメタメタモデル)におけるすべてのメタオブジェクト及びメタメタ

オブジェクトは,それを名前づける単語すべてを連結することによって命名される。各単語の最初の文字

は大文字で,残りは小文字とする(例えば,MetaAttribute,AttributeDerivation, IsDrawnUsing,IsOptional)

この規則は,オブジェクト名を構成する“単語”が既に大文字化されていたり単語区切り情報を含んでい

る場合には緩めることができる。これは,特に単語のひとつが省略語のときには一般的である(例えば,

VCRModelName

 

名前は,Identifier(識別子型)に適合していなければならない。10.1.6 Identifier (識別子型)を参照の

こと。

更に,次の規則が適用される。

−  名前は,文字 A-Z,a-z,0-9,アンダスコア(_),及びハイフン(-)からなっていなければならない。

−  名前は,アルファベット文字(すなわち,A-Z 又は a-z)で始まらなくてはならない。

−  名前は,アルファベット文字(すなわち,A-Z 又は a-z)か,又は数字(すなわち,0-9)で終わらな

ければならない。

参考  上は,欧文アルファベット文字表記での命名規則である。日本語を含む多バイト文字表記の場

合には,この限りではない。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(14) 

7.1.2

名前の一意性    名前はすべてのメタオブジェクト間で一意となる必要はない。作業メタモデル内

での名前の一意性は,対象分野,メタ実体,メタ関係,及びメタ属性のそれぞれの範囲で考慮され,次の

ように規定される。

−  各対象分野の名前は,作業メタモデル内で一意である必要がある。

−  各メタ実体の名前は,作業メタモデル内で一意である必要がある。

−  各メタ関係の完全名は,作業メタモデル内で一意である必要がある。ここで,完全名とは,関係元メ

タ実体名,メタ関係名,及び関係先メタ実体名を連結したものである。

−  各メタ属性の名前は,それが定義する属性付け可能なメタオブジェクト(AttributableMetaObject)の

名前と連結された上で,作業メタモデル内で一意である必要がある。

7.2

メタオブジェクトの図記法  

7.2.1

導入    同一の図記法が CDIF メタメタモデル及び CDIF メタモデルの両方に用いられる。ここでは

この記法(

3

)

をメタモデルについて記述するが,それはこの規格で定義するメタメタモデルにも等しく適用

される。例えば,メタ実体の記号が定義されるが,この定義は,メタメタ実体の記号にも等しく有効であ

る。

注(

3

) CDIF

図記法はどのようなメタレベルにおいても利用可能である。この特別な例を

図 に示す。

1:1

0:N

顧客

組織

個人

注文される

注文

  4  CDIF 図記法の例

図 4 は,CDIF 図記法を用いたモデル例である。

7.2.2

メタ実体記号    対象分野で使用されるメタ実体(すなわち,MetaEntity というメタメタ実体のイ

ンスタンス)は,長方形の箱で描かれ,そのメタ実体の名前が白地を背景に表示される。

図 の  “メタ実

体 A”及び

図 の“顧客”がその例である。対象分野で使用されるメタ実体(すなわち,MetaEntity とい

うメタメタ実体のインスタンス)は,長方形の箱で描かれ,そのメタ実体の名前が白地を背景に表示され

る。

図 の  “メタ実体 A”及び図 の“顧客”がその例である。

更に,メタモデルの図の中で,あるメタ実体を表現するために特殊な記法を用いる。そのメタ実体があ

る対象分野で使用されるが定義されはせず,しかし,明確にするためにそれを図中に含めるとき,その箱

は塗りつぶしにしなければならない。

図 の“メタ実体 B”がその例である。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(15) 

メタ実体A

メタ実体B

  5  メタ実体の記号

7.2.3

メタ関係記号    この記号は,二つのメタ実体の間に存在するメタメタ実体 MetaRelationship のイ

ンスタンスを名前付けし,描写する。通常,二つのメタ実体・箱をつなぐ直線(折れ線も可)で示される。

メタ関係の線の近くには,メタ関係名が読まれるべき方向を示すために,1 重の矢頭が表示される必要が

ある。ある関係に関与する二つのメタ実体は,その矢頭で示されるように,

“関係元”

“関係先”として参

照される。

図 の“メタ関係 A”と図 の“注文される”とがメタ関係の例である。

メタ関係A

メタ関係B

メタ関係C

  6  メタ関係の記号

更に,メタモデルの図の中では,特殊なメタ関係を表現するために三つの特別な表現を用いてもよい。

あるメタ関係が,その対象分野で使用されるが定義はされず,しかし,それを明確にするために図中に

入れられるとき,そのメタ関係名のテキストは塗りつぶしにしなければならない。これは

図 で“メタ関係

B”

として示されている。

あるメタ関係に関与する上位型メタ実体が図に含まれていないとき,

継承されたメタ関係は,

図中では,

継承する下位型メタ実体への(又は継承する下位型メタ実体への)破線として表示してもよい。これは図

6

で“メタ関係 C”として示されている。

メタ関係D

メタ実体D

  7  再帰型メタ関係

再帰型メタ関係があるメタ実体からそれ自身への線で描かれるとき,

図 に示すように,それは(しば

しば,豚の耳又は,さそりといわれる。

)弧で描いてもよい。

7.2.4

メタ関係基数記号    メタ関係の基数及び任意選択性は,そのメタ関係の線記号の両端に配置され

た,コロンで区切られたラベル(x:y)  で定義される。そのラベルは,そのメタ関係に関与するラベルから遠

い方のメタ実体の一つのインスタンスから見て,そのラベルに近い方のメタ実体の対応するインスタンス

の個数の最小値 (x) 及び最大値 (y) を示す。

図 にメタ関係“注文される”の基数が示されている。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(16) 

1:1

0:N

顧客

注文される

注文

  8  メタ関係の基数の記号

図 に示すメタ関係“注文される”についての記法を文章にすると次のようになる。

      “各注文は一つ(そしてただ一つだけ)の顧客から注文される必要がある。”

ここで“必要がある”となる理由は,このメタ関係の顧客側の端の基数の最小値が 1 だからであり,“一つ

(そしてただ一つだけ)”となる理由は,基数の最大値も,また 1 であるからである。

このメタ関係を逆の方向に読めば次のようになる。

      “各顧客は 1 又はそれ以上の注文を注文するかもしれない。”

ここで“かもしれない”となる理由は,注文側の端の基数の最小値が 0 であるからであり,“1 又はそれ以

上”となる理由は,基数の最大値が多数を意味する N であるからである。

7.2.5

メタ実体下位型階層記号    あるメタ実体が別のメタ実体の下位型であることを示すために特殊な

記号が用いられる。それは,その上位型メタ実体から各下位型への階層として表示される。上位型は,図

中において常に,その下位型よりも上端に近い位置に配置されるだろう。上位型及びその下位型をつなぐ

線は,ラベルはなく,また,鉛直方向及び水平方向の線に限る。

図 は,一つの上位型メタ実体及びその

二つの下位型メタ実体の例,すなわち,顧客は,組織か個人のいずれかであることを示している。

顧客

組織

個人

  9  メタ実体の下位型階層の記号

図 10 は,一つの下位型メタ実体が二つの上位型メタ実体から特徴を継承している例を示す。すなわち,

多重継承の例である。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(17) 

メタ実体E

メタ実体F

メタ実体G

 10  メタ実体の下位型階層の記号:多重継承

7.2.6

メタ関係の下位型階層    メタ関係の下位型階層は,図的には表現されない。メタ関係の継承は,

各対象分野で提供される属性付け可能なメタオブジェクト(AttributableMetaObject)階層の中で示される。

例えば,次のメタ関係の階層が共通対象分野(ISO/IEC 15476-2)で定義されている。

 RootEntity.IsRelatedTo.RootEntity

  ProjectionComponent.IsProjectionOf.SemanticObject

   ProjectionComponent.IsFullProjectionOf.DataObject

   ProjectionComponent.IsProjectionOf.Attribute

参考  ISO/IEC 15476-2 は JIS X 0139-2 CASE データ交換形式  ―CDIF 意味メタモデル―第 2 部:共通

として JIS 化の予定。

7.2.7

メタ関係の相互排他性    メタ関係の相互排他性は,相互排他的なメタ関係にわたって弧を描くこ

とによって図的に示してもよい。

相互排他グループが指定されたメタ実体の各インスタンスは,それに含まれるすべてのメタ関係の反対

側にあるメタ実体のうちのただ一つのメタ実体のインスタンスにしかつながらない。もし手前のメタ実体

の各インスタンスに対して反対側のどれかのメタ実体のインスタンスへの接続が必すなら,含まれるすべ

てのメタ関係の反対側の基数の最小値を 1 (1:x) とすることによってそれを示すのが CDIF の規則である。

これは,それぞれのインスタンスが求められることを意味するのではなく,相互排他グループ全体を通し

てインスタンスが一つだけ求められることを意味する。メタ関係に付けられている基数の最大値が 1 より

も大きければ,同じメタ実体に対して一つより多くのインスタンスが関与できる。

図 11 は,各連絡者氏名が,ある組織又はある個人のいずれかに対して存在する必要があるが,ある連絡

者氏名がある組織及びある個人の両方に対して存在することはないことを示している(ここで“存在する必

要がある”となる理由は,メタ関係“に対して”の関係先側の基数の最小値が 1 であるからである。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(18) 

0:N

1:1

0:N

1:1

組織

個人

連絡者氏名

に対して

に対して

 11  メタ関係の相互排他性

7.2.8

インスタンス図    対象分野でモデル化される幾つかの概念の理解を助けるために,インスタンス

図が用いられる。インスタンス図は,これまで示してきた図と次の点で異なる。すなわち,インスタンス

図は,これまで示してきた図で表現されるメタ実体及びメタ関係の,一つ以上のインスタンスを描写する

ものである。これまで示してきた図が,例えば,メタ実体“自動車”を含むメタモデルを表現するのに対

し,インスタンス図は,例えば,

“自動車”のインスタンスとして“ホンダ”

“フォード”

“メルセデス”

及び“フィアット”を描写するかもしれない。

インスタンス図では,メタ実体のインスタンスは,水平の区切り線の付いた箱で描かれる。区切り線の

上側にはインスタンス化されるメタ実体の名前が書かれる。区切り線の下側には,名前,又はそのメタ実

体の重要なメタ属性の値が書かれることがある。名前が継承される,推量される,又はその例に重要でな

い場合(例えば,関連メタ実体のインスタンス)は,名前も値も書かなくてもよい。

メタ関係は,これまで説明してきた図と同様,矢線で表現する。ただし,それらには,基数及び排他性

表示は必要がないので付けない。

メタ実体及びメタ関係のメタ属性については,次のように表現する。

[

メタ属性名 : ] 値

ここで,メタ属性の名前は,その例の理解のしやすさに応じて省略できる(例えば,“名前”は,省略可

だが“最小の長さ”はそうでないことがある。

その対象分野にないメタ実体又はメタ関係のインスタンスを,明確化のために含むときは,これまでの

説明と同様,その箱及び矢線を塗りつぶしにしなければならない。

図 12 は,概念図及びインスタンス図の両方を示している。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(19) 

 

温度

< 0

定義する

条件

状態

0:N

0:1

状態

条件

定義する

概念図

インスタンス図

 12  概念図及びインスタンス図

インスタンス図に現れるオブジェクトの名前及びメタ属性の値は,太字斜体で示す(例えば,

顧客

100

7.3

メタオブジェクト定義形式  

7.3.1

導入    同一の文書形式が

CDIF

メタメタモデル及び

CDIF

メタモデルの両方に用いられる。ここで

は,この定義形式をメタモデルに関して規定するが,この規格で定義されるメタメタモデルにも(断り書

きがない限り)等しく適用される。

CDIF

意味メタモデルでのメタオブジェクト定義の箇所は,その対象

分野で使用されるすべてのメタオブジェクトへの登録項目

(entries)

を含む。その対象分野で定義されるメタ

オブジェクトは定義登録項目をもつ。その対象分野で使用されるが,定義はされないメタオブジェクトは

参照登録項目をもつ。ここでは,定義登録項目の形式を定義する。

7.3.2

対象分野の定義  これは

SubjectArea (SA)

というメタ実体のインスタンスの形式的定義である。

3

に挙げる情報を含む。 

  3  対象分野定義の内容

対象分野定義

Subject area definition

Name

(名前)

対象分野名(その対象分野を参照するときに使う名前)

。これは

その対象分野を定義する ISO/IEC 15476 の部の名前である。例え
ば,

Data Models

VersionNumber

(版数)

対象分野の版数の識別子。これはその対象分野を定義する文書の
ISO

の規格番号。例えば,

15476-4

:2002

CDIFMetaIdentifier

CDIF

メタ識別子)

.............................

その対象分野の一意識別子。

Description

(説明)

................................

その対象分野の説明。

Usage

(使用法)

.....................................

移入者・移出者の開発者がその対象分野をどのように使ったほう
がよいのかを明確にするためのコメント。

Aliases

(別名)

.......................................

特定の

CASE

環境によってはそのメタオブジェクトがより自然に

わかるような対象分野の別名を指定する。

Constraints

(制約)

.................................

そのメタオブジェクトの制約を指定する。一つ以上の他のメタオ
ブジェクトとの相互関係を含む。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(20) 

7.3.3

メタ実体定義  メタモデル内の各メタ実体の定義は,表 に挙げた情報分類にしたがって構造化さ

れる。

各メタ実体に対して,

局所下位型,メタ関係,及びメタ属性をアルファベット順に列挙する。

詳細なメタ属性の説明をアルファベット順に列挙する。これらの定義は,

表 に挙げた情報分類にし

たがって構造化される。

参考

上は,欧文アルファベット文字表記での順序規則である。日本語を含む多バイト文字表記の場

合には,この限りではない。

  4  メタ実体定義の内容

メタ実体定義

Meta-entity definition

Name

(名前)

そのメタ実体を参照するときに使う名前。

CDIFMetaIdentifier

CDIF

メタ識別子)

そのメタ実体の一意識別子。

(メタメタモデルでは使用しない。

SubjectAreaName

( 対 象 分 野 名 )

そのメタ実体が定義される対象分野の名前。(メタメタモデルで
は使用しない。

SubjectAreaVersion

(対象分野版数)

そのメタ実体が定義される対象分野の版数。(メタメタモデルで
は使用しない。

Description

(説明)

そのメタ実体の説明。

Usage

(使用法)

移入者・移出者の開発者がそのメタ実体をどのように使ったほう
がよいのかを明確にするためのコメント。

Aliases

(別名)

特定の

CASE

環境によってはそのメタ実体がより自然にわかるよ

うなメタ実体の別名を指定する。

Constraints

(制約)

そのメタ実体の制約を指定する。一つ以上の他のオブジェクトと
の相互関係を含む。

Type

(型)

そのメタ実体の分類。これがもつ付加的な意味情報は移入者にと
って有用であろう。

IsAbstract

( 抽 象 型 か ど う か )

もし,

TRUE

(真)なら,この属性付け可能なメタオブジェクト

は転送中に直接インスタンス化されることは決してないことを
示す。

Local Subtypes

( 局 所 下 位 型 )

そのメタ実体の直下の下位型のメタオブジェクト名の列挙。

Local MetaRelationships

(局所メタ関係)

そのメタ実体に対して定義されるメタ関係名の列挙。

Local MetaAttributes

(局所メタ属性)

そのメタ実体に対して定義されるメタ属性名の列挙。

すべての局所メタ属性の完全な定義は,ここに現れる。局所メタ属性定義の形式については,

表 を参

照のこと。

7.3.4

メタ属性定義  メタモデル内の各メタ属性の定義は,表 に挙げた情報分類にしたがって構造化さ

れる。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(21) 

  5  メタ属性定義の内容

メタ属性定義

Meta-attribute definition

メタオブジェクト名(属性が付随するメタオブジェクトの名前)

Name

(名前)

そのメタ属性を参照するときに使う名前。

CDIFMetaIdentifier

CDIF

メタ識別子)

そのメタ属性の一意識別子。

(メタメタモデルでは使用しない。

SubjectAreaName

( 対 象 分 野 名 )

そのメタ属性が定義される対象分野の名前。(メタメタモデルで
は使用しない。

SubjectAreaVersion

(対象分野版数)

そのメタ属性が定義される対象分野の版数。(メタメタモデルで
は使用しない。

Description

(説明)

そのメタ属性の説明。

Usage

(使用法)

移入者・移出者の開発者がそのメタ属性をどのように使ったほう
がよいのかを明確にするためのコメント。

Aliases

(別名)

特定の

CASE

環境によってはそのメタ属性がより自然にわかるよ

うなメタ属性の別名を指定する。

Constraints

(制約)

そのメタ属性の制約を指定する。一つ以上の他のオブジェクトと
の相互関係を含む。

Data Type

(データ型)

そのメタ属性に保持されるデータの型。

Domain

(定義域)

そのメタ属性に対して有効な値の集まり。

Length

(文字列長)

データ型が

String

であるメタ属性に対して許される最大文字列

長。

IsOptional

( 任 意 選 択 か ど う か )

その属性付け可能なメタオブジェクトのすべてのインスタンス
に対して,そのメタ属性の値が供給される必要があるか否かを指
定する。

7.3.5

メタ関係定義  メタモデル内の各メタ関係の定義は,表 6

(

4

)

に挙げた情報分類にしたがって構造化

される。 

(

4

)

メタメタモデルは,メタメタ関係の継承を許しているが,メタメタモデルにはその実際の例は

ない。したがって,メタメタ関係の定義では局所下位型の欄はない。

  6  メタ関係定義の内容

メタ関係定義

Meta-relationship definition

Name

(名前)

そのメタ関係を参照するときに使う名前。

CDIFMetaIdentifier

CDIF

メタ識別子)

そのメタ関係の一意識別子。

(メタメタモデルでは使用しない。

SubjectAreaName

( 対 象 分 野 名 )

そのメタ関係が定義される対象分野の名前。(メタメタモデルで
は使用しない。

SubjectAreaVersion

(対象分野版数)

そのメタ関係が定義される対象分野の版数。(メタメタモデルで
は使用しない。

Description

(説明)

そのメタ関係の説明。

Usage

(使用法)

移入者・移出者の開発者がそのメタ関係をどのように使ったほう
がよいのかを明確にするためのコメント。

Aliases

(別名)

特定の

CASE

環境によってはそのメタ関係がより自然にわかるよ

うなメタ関係の別名を指定する。

Constraints

(制約)

そのメタ関係の制約を指定する。一つ以上の他のオブジェクトと
の相互関係を含む。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(22) 

IsAbstract

( 抽 象 型 か ど う か )

もし,

TRUE

(真)なら,この属性付け可能なメタオブジェクト

は転送中に直接インスタンス化されることは決してないことを
示す。

MinSourceCard

(関係元基数最小値)

関係元メタ実体基数の最小値

MaxSourceCard

(関係元基数最大値)

関係元メタ実体基数の最大値

MinDestCard

(関係先基数最小値)

関係先メタ実体基数の最小値

MaxDestCard

(関係先基数最大値)

関係先メタ実体基数の最大値

Local Subtypes

(局所下位型)

そのメタ関係の直下の下位型のメタ関係名の列挙。

Local MetaAttributes

(局所メタ属性)

そのメタ関係に対して定義されるメタ属性名の列挙。(メタメタ
モデルでは使用しない。

すべての局所メタ属性の完全な定義は,ここに現れる。局所メタ属性定義の形式については,

表 を参

照のこと。

(メタメタモデルでは使用しない。

7.4

メタオブジェクト参照形式

CDIF

意味メタモデルにおいて仕様を規定している箇所は,その対象分

野で使用されるすべてのメタオブジェクトについての登録項目を含む。その対象分野で定義されるメタオ

ブジェクトは定義登録項目をもつ。その対象分野で使用されるが,定義はされないメタオブジェクトは参

照登録項目をもつ。ここでは参照登録項目の形式を規定する。

参照登録項目はメタメタモデルでは使用されない。

メタモデルで参照される各メタ実体の定義は,

表 に挙げた情報分類にしたがって構造化される。

各メタ実体に対して,

局所下位型,メタ関係,及びメタ属性をアルファベット順に列挙する。

詳細なメタ属性の説明をアルファベット順に列挙する。これらの定義は,表

5

に挙げた情報分類にし

たがって構造化される。

参考

上は,欧文アルファベット文字表記での順序規則である。日本語を含む多バイト文字表記の場

合には,この限りではない。

  7  メタ実体参照の内容

メタ実体参照

Meta-entity reference

Name

(名前)

そのメタ実体を参照するときに使う名前。

CDIFMetaIdentifier

CDIF

メタ識別子)

そのメタ実体の一意識別子。

SubjectAreaName

(対象分野名)

そのメタ実体が定義される対象分野の名前。

SubjectAreaVersion

(対象分野版数)

そのメタ実体が定義される対象分野の版数。

Local Subtypes

(局所下位型)

そのメタ実体の直下の下位型のメタオブジェクト名の列挙。

Local MetaRelationships

(局所メタ関係)

そのメタ実体に対して定義されるメタ関係名の列挙。

Local MetaAttributes

(局所メタ属性)

そのメタ実体に対して定義されるメタ属性名の列挙。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(23) 

すべての局所メタ属性の完全な定義は,ここに現れる。局所メタ属性定義の形式については,

表 を参

照のこと。

メタモデルで参照される各メタ関係の定義は,

表 に挙げた情報分類にしたがって構造化される。

各メタ関係に対して,

局所下位型及びメタ属性をアルファベット順に列挙する。

−  詳細なメタ属性の説明をアルファベット順に列挙する。これらの定義は,

表 に挙げた情報分類にし

たがって構造化される。

参考

上は,欧文アルファベット文字表記での順序規則である。日本語を含む多バイト文字表記の場

合には,この限りではない。

  8  メタ関係参照の内容

メタ関係参照

Meta-relationship reference

Name

(名前)

そのメタ関係を参照するときに使う名前。

CDIFMetaIdentifier

CDIF

メタ識別子)

そのメタ関係の一意識別子。

SubjectAreaName

(対象分野名)

そのメタ関係が定義される対象分野の名前。

SubjectAreaVersion

(対象分野版数)

そのメタ関係が定義される対象分野の版数。

 
Local Subtypes

(局所下位型)

そのメタ関係の直下の下位型のメタオブジェクト名の列挙。

Local MetaAttributes

(局所メタ属性)

そのメタ関係に対して定義されるメタ属性名の列挙。

すべての局所メタ属性の完全な定義は,ここに現れる。局所メタ属性定義の形式については,

表 を参

照のこと。

7.5

メタオブジェクト要約形式

7.5.1

導入

CDIF

意味メタモデルにおいて要約を記述している箇所は

CDIF

意味メタモデルにおける仕

様の箇所より前にある。要約の箇所は参考情報であり,集約した形式でその対象分野を紹介する。次の部

分からなる。

属性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObject

)分類階層

メタメタ実体要約

備考

この部分は,

CDIF

意味メタモデルの規格ではメタ実体要約となる。

メタメタ関係要約

備考

この部分は,

CDIF

意味メタモデルの規格ではメタ関係要約となる。

7.5.2

属性付け可能なメタオブジェクト(AttributableMetaObject)分類階層

CDIF

意味メタモデルにお

い て 対 象 分 野 の 要 約 を 記 述 し て い る 箇 所 に お け る 属 性 付 け 可 能 な メ タ オ ブ ジ ェ ク ト

AttributableMetaObject

)分類階層は,その対象分野で使用されるすべてのメタ実体及びメタ関係を(そ

してそれらのみを)含む。階層で示されたオブジェクトのそれ以外の上位型及び下位型は,それら及びそ

れらの下位型がその対象分野で使用されていないならば,表示されない。

属性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObject

)分類階層は,メタオブジェクト名の字下げ

された列挙として示される。字下げは下位型化を示す。すなわち,ある名前の下の字下げされたすべての

名前は,そのメタオブジェクトの下位型である。例えば,

“自動車”及び“トラック”がともに“車両”の


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(24) 

下位型のとき,次のように表示される。

車両

自動車

トラック

メタ実体又はメタ関係,及びそれらの下位型はすべて,多重継承が許されているので,階層中で複製さ

れる可能性がある。その場合,複製登録項目は斜体で示す。

属性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObject

)全体の上位型である

RootObject

ISO/IEC 

15476-1

で定義される)が,階層の先頭に表示される。

参考

ISO/IEC 15476-1

は JIS X 0139-1

 CASE

データ交換形式

CDIF

意味メタモデル―第

1

部:基盤

として JIS 化の予定。

列挙中にページ換えが起こったら,明確にするために,新ページの最初のメタ実体又はメタ関係の上位

型をすべて塗りつぶしで繰り返す。

メタオブジェクト名

対象分野名

メタオブジェクト名

対象分野

下位型メタオブジェクト名

対象分野

7.5.3

メタ実体要約及びメタ関係要約  対象分野で使用されるすべてのメタ実体及びメタ関係の要約が

与えられる。まずメタ実体の定義がアルファベット順に与えられ,続いてメタ関係の定義がやはりアルフ

ァベット順に与えられる。

その対象分野で使用される各メタ実体に対して,すべてのメタ属性(継承されたもの及び局所的なもの

両方)が列挙される。まず継承メタ属性が斜体で,親のメタ実体の中でアルファベット順に示される。続

いて,局所メタ属性が通常の字体でアルファベット順に列挙される。各メタ属性の任意選択性,すなわち

必すか任意選択かの区別が与えられる。

参考

アルファベット順は,欧文アルファベット文字表記での順序規則である。日本語を含む多バイ

ト文字表記の場合には,この限りではない。

メタ実体名

継承メタ属性名

必す/任意選択

局所メタ属性名

必す/任意選択

各メタ関係に対して,すべてのメタ属性がアルファベット順に列挙される。継承メタ属性及び局所メタ

属性が,メタ実体のときと同様の方法で示される。各メタ属性の任意選択性が与えられる。

参考

アルファベット順は,欧文アルファベット文字表記での順序規則である。日本語を含む多バイ

ト文字表記の場合には,この限りではない。

メタ関係名

継承メタ属性名

必す/任意選択

局所メタ属性名

必す/任意選択


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(25) 

8.

メタメタモデル概要

8.1

導入  ここでは,

CDIF

メタメタモデルの概要を示す。メタメタモデルを構成するメタメタオブジェ

クトの詳細な定義は,10.メタメタモデル仕様による。 

8.2

メタメタモデル記述

CDIF

メタメタモデルは

  CDIF

に適合したメタモデルに含まれるデータの定

義及びデータ構造を含んでいる。 

MetaObject

は,それがそれ自身で定義されるので,メタモデル,又はメタメタモデルに現れるすべての

ものに与えられる抽象的な名前である。

MetaObject

は,すべての

メタオブジェクト(

MetaObjects

)にお

いて一意でなくてはならない

CDIFMetaIdentifier

を含めて,幾つかのメタメタ

属性をもっている。これら

のメタメタ属性は,メタメタモデルでのすべてのメタメタ実体に継承される。

MetaObject

は直接インスタ

ンスを生成することはなく,その直下か,又はそれより下の下位型がインスタンスを作る。

MetaObject

は,

SubjectArea

及び

 CollectableMetaObject

の二つの下位型がある。

対象分野(

SubjectAreas

)は,次のいずれか,又は両方に言及しているメタオブジェクト(

MetaObjects

をまとめたものである。

システム開発ライフサイクルの中で見つかる,機能的な領域又は技法

類似の機能性を与える領域

集積可能なメタオブジェクト(

CollectableMetaObjects

)は,対象分野(

SubjectArea

)の中にまとめられ

るメタオブジェクト(

MetaObject

)である。集積可能なメタオブジェクト(

CollectableMetaObjects

)は,メ

タ属性(

MetaAttributes

又は

属性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObjects

)であることが

多い。属性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObjects

[RootObject

,メタ実体(

MetaEntities

及 び メ タ 関 係 (

MetaRelationships

]

は , メ タ 属 性 (

MetaAttributes

) を も っ て い て も よ い 。 メ タ 属 性

MetaAttributes

)は,属性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObjects

)の特性,又は特徴であ

る。メタ実体(

MetaEntity

)及びメタ関係(

MetaRelationship

)の両方とも,継承によって下位型をもてる。

8.3

メタメタモデル図  図 13 

CDIF

メタメタモデルの図を示す。 


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(26) 

MetaObject

MetaAttribute

SubjectArea

Collectable

MetaObject

MetaRelationship

AttributableMetaObject

MetaEntity

1:1

1:N

0:N

0:N

0:N

1:1

1:1

1:1

0:N

0:N

0:N

0:N

(メタオブジェクト)

(集積可能な

メタオブジェクト)

(対象分野)

IsDefinedIn

(内で定義される。)

IsUsedIn
(内で利用される。)

(メタ属性)

(属性付け可能な
メタオブジェクト)

(メタ実体)

(メタ関係)

IsLocalMetaAttributeOf
 (局所メタ属性である。)

HasSubtype

(下位型をもつ。)

HasDestination
(参照先をもつ。)

HasSource

(参照元をもつ。)

 13

CDIF

メタメタモデル

9.

メタメタモデル要約

9.1

属性付け可能なメタオブジェクト(AttributableMetaObject)分類階層

(

5

)

(

5

) “Meta-meta-object”

ではなく

“AttributableMetaObject”

という用語を利用するのは,既に説明したよ

うに

CDIF

メタメタモデルはそれ自身で定義されるので,メタメタ実体及びメタメタ関係は属

性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObjects

だからである。

9.1.1

導入  ここでの

属性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObject

)の階層は,

CDIF

メタ

メタモデルで定義するすべてのメタメタ実体及びメタメタ関係を含む。

属性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObject

)の階層は,メタメタ実体名及びメタメタ関

係名を字下げして書いたリストで書かれている。字下げは下位型化を示す。ある名前の下の字下げされた

すべ ての 名前 は ,そ のメ タメ タオ ブジ ェ クト の下 位型 であ る。 例 えば ,

AttributableMetaObject

及び

MetaAttribute

は両方とも

CollectableMetaObject

の下位型であり,次のように書かれる。

 CollectableMetaObject

  AttributableMetaObject

  MetaAttribut

9.1.2

分類階層

メタメタオブジェクト名 

対象分野名 (使用せず) 

MetaObject


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(27) 

 SubjectArea

 CollectableMetaObject

  AttributableMetaObject

   MetaEntity

   MetaRelationship

  MetaAttribute

AttributableMetaObject.HasSubtype.AttributableMetaObject

CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea

CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea

MetaAttribute.IsLocalMetaAttributeOf.AttributableMetaObject

MetaRelationship.HasDestination.MetaEntity

MetaRelationship.HasSource.MetaEntity

9.2

メタメタ実体要約   

AttributableMetaObject 

Aliases 

    

任意選択

 

CDIFMetaIdentifier 

   

必す

 

Constraints 

   

任意選択

 

Description 

   

必す

 

N m  

 

 

 

 

必す

 

Usage 

    

任意選択

IsAbstract

 

任意選択

CollectableMetaObject 

Aliases 

    

任意選択

 

CDIFMetaIdentifier 

   

必す

 

Constraints 

   

任意選択

 

Description 

   

必す

 

N m  

 

 

 

 

必す

 

Usage 

    

任意選択

MetaAttribute 

Aliases 

    

任意選択

 

CDIFMetaIdentifier 

   

必す

 


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(28) 

Constraints 

   

任意選択

 

Description 

   

必す

 

N m  

 

 

 

 

必す

 

Usage 

    

任意選択

D t T p

必す

o a

任意選択

IsOptional  

必す

Length

 

任意選択

MetaEntity 

Aliases 

    

任意選択

 

CDIFMetaIdentifier 

   

必す

 

Constraints 

   

任意選択

 

Description 

   

必す

 

IsAbstract 

    

任意選択

 

N m  

 

 

 

 

必す

 

Usage 

    

任意選択

T p

任意選択

MetaObject

A i e

任意選択

CDIFMetaIdentifier

 

必す

Constraints  

任意選択

Description

 

必す

N m

必す

s g

任意選択

MetaRelationship 

Aliases 

    

任意選択

 

CDIFMetaIdentifier 

   

必す

 

Constraints 

   

任意選択

 

Description 

   

必す

 

IsAbstract 

    

任意選択

 

N m  

 

 

 

 

必す

 

Usage 

    

任意選択


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(29) 

MaxDestCard

 

必す

MaxSourceCard

 

必す

MinDestCard

 

必す

MinSourceCard

 

必す

SubjectArea 

Aliases 

    

任意選択

 

CDIFMetaIdentifier 

   

必す

 

Constraints 

   

任意選択

 

Description 

   

必す

 

N m  

 

 

 

 

必す

 

Usage 

    

任意選択

VersionNumber

 

必す

 

9.3

メタメタ関係要約

AttributableMetaObject.HasSubtype.AttributableMetaObject 

  (属性なし)

CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea 

  (属性なし)

CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea 

  (属性なし)

MetaAttribute.IsLocalMetaAttributeOf.AttributableMetaObject 

  (属性なし)

MetaRelationship.HasDestination.MetaEntity

  (属性なし)


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(30) 

MetaRelationship.HasSource.MetaEntity 

  (属性なし)

10.

メタメタモデル仕様    ここでのメタメタオブジェクト仕様は,

CDIF

メタメタモデルでのメタメタオ

ブジェクトの形式的定義である。この定義は,この規格の他の部分のどのような記述及び説明文よりも優

先される。

10.1

データ型の仕様

10.1.1

導入  ここでは,

CDIF

メタメタモデルのすべてのインスタンスでのメタ実体及びメタ関係のメタ

属性のために利用可能なデータ型を示す(ここで,すべてのインスタンスとは,

CDIF

メタモデル,

CDIF

メタメタモデル自身,そして

CDIF

の拡張性を用いて追加されたメタモデルである)

。これらのデータ型に

よって表現される情報の符号化は,特定の構文及び符号化で定義されることを,読者には知っておいても

らいたい。ただし,使われる構文及び符号化はここでは定義されない(例えば,ここで定義される論理型

TRUE

又は

FALSE

であり,

1

又は

0

でもなく,

Y

又は

N

でもない)

。ある種のデータ型の明示的な限界

は,使われる構文によって規定されてしまう。 

ある種のデータ型は構造化された型として定義されるが,その部分のいずれも任意選択ではない。どの

データ型にも,又はその部分のいずれにも,既定の省略時値はない。

表 に,メタメタモデルにおけるメ

タメタ属性及びメタモデルにおけるメタ属性で利用可能なデータ型を示す。

表 9

CDIF

によって支援されるデータ型

データ型 

説明 

Boolean

(

論理型

) TRUE

又は

 FALSE

Date

(

日付型

)

日付(相対的な日付又は絶対的な日付)

Enumerated

(

列挙型

)

有効な値の列挙

Float

(

浮動小数点型

)

浮動小数点数

Identifier

(

識別子型

)

オブジェクトの名前

Integer

(

整数型

)

符号付き整数

Point

(

位置型

) 3

次元における位置

String

(

文字列型

)

印字可能な文字の集合

Text

(

テキスト型

)

印字できなくてもよい文字の集合

Time

(

時間型

)

時間(相対的な時間又は絶対的な時間)

属性に対して定義域が指定されていない場合,それは,指定されたデータ型で有効な値の全体であると

考えなければならない。

10.1.2

Boolean (

論理型)

Boolean(

論理型

)

は,二つの値,すなわち

TRUE

及び

FALSE

のうちのいずれかを

もつ。

10.1.3

Date (

日付型)

Date(

日付型

)

は,

1

日単位の日付を表すために使われる。クラスは,日付が絶対で

あるか相対であるかを示すために指定される。絶対日付は,Absolute クラスとして与えられる。相対日付

は,基準日に対して正であるか負であるかのどちらかである。これらは

RelativePositive

クラス及び

RelativeNegative

クラスで示される。 


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(31) 

10.1.4

Enumerated (

列挙型)

Enumerated(

列挙型

)

は,メタ属性のための可能な値のリストを指定する。こ

れには暗黙の順序又は連続性はない。それぞれの値は,妥当な識別子型の規則に従う必要がある。 

10.1.5

Float(

浮動少数点型)

10

-1023

10

1023

の範囲内の,最大

16

桁の精度をもつ

10

進数。 

10.1.6

Identifier (

識別子型)

Identifier(

識別子型

)

は,

1

128

文字の間の文字列である。もし,転送ヘッダ

で識別された文字種が多バイト文字を含んでいるなら,多バイト文字は転送されているモデルオブジェク

トの名前の中で使われてもよい。

識別子では,大文字小文字を区別する。すなわち,

aaa

”は“

AAA

”とは別のものである。識別子が

 CDIF

メタオブジェクトの名前として用いられるとき,特別な規則が適用される。7.1 メタオブジェクトの命名法

を参照。

参考

大文字小文字の区別は,欧文アルファベット文字表記での命名規則である。日本語を含む多バ

イト文字表記の場合は,この限りではない。

10.1.7

Integer (

整数型)  整数は

-2147483648

 2147483647(-2

31

  2

31

-1)

の範囲で値をもつことができ

る符号付き数である。 

10.1.8

Point (

位置型)  位置は(

x

y

z

)の

3

座標であり,その座標空間でどこかの場所を示す。それぞ

れの座標は整数を使って表される。 

10.1.9

String (

文字列型)  文字列型は,ある最大長の印字可能な文字の集合として表現される。ここで,

最大長は,

1

 1024

である。 

10.1.10

Text (

テキスト型)

Text(

テキスト型

)

は,前もって決まった最大長をもつ印字できなくてもよい文

字の集合として表現される。 

10.1.11

Time (

時間型)

Time(

時間型

)

は,ほんのわずかな瞬間という精度で時間を表すために使われる。時

間は絶対であるか,又は相対であるかどうかを示すためにクラスによって使い分けられる。絶対時間は

AbsoluteUTC

(

6

)

又は

AbsoluteLocal

として与えられる。相対時間は基準時間に対して正であるか負であ

るかのどちらかである。これらは

RelativePositive

クラス

及び

RelativeNegative

クラスで示される。

CASE

ツールで記録された時間は,ツールによって記録された値として移出される。

一つよりの多くの

時間帯が関連している時間値があっても,

CDIF

による変換は規定されない。

(

6

) UTC

the Consultative Committee on International Radio (CCIR)[1]

recommendation 460

として

定義されている協定世界時(

Universal Coordinated Time

)を表す。

10.2

メタメタ実体及びメタメタ属性の仕様

10.2.1

AttributableMetaObject

Meta-meta-entity definition 

Name  

AttributableMetaObject 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

局所メタ属性をもつことができるメタメタオブジェクト(すなわ
ち,

メタ実体(

MetaEntities

)及びメタ関係(

MetaRelationships

))

のために抽象である上位型を定義する。

Usage

MetaEntity

及び

 MetaRelationship

両方に共通のメタメタ属性及び

メタメタ関係を定義する。

Aliases

Constraints

このメタメタ実体は,ただ一つのインスタンスである

RootObject

もつ。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(32) 

Type

Kernel

IsAbstract

FALSE

Local Subtypes

MetaEntity 
MetaRelationship

Local MetaRelationships

AttributableMetaObject.HasSubtype.AttributableMetaObject 
MetaAttribute.IsLocalMetaAttributeOf.AttributableMetaObject

Local MetaAttributes

IsAbstract

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of AttributableMetaObject 

Name  

IsAbstract 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

TRUE

で あ る と き , こ の 属 性 付 け 可 能 な メ タ オ ブ ジ ェ ク ト

AttributableMetaObject

)が絶対に直接インスタンスを作らないこ

とを示す。

Usage

Aliases

Constraints

Data Type

Boolean

Domain

Length

IsOptional

FALSE

10.2.2

CollectableMetaObject

   

Meta-meta-entity definition 

Name  

CollectableMetaObject 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

メタメタオブジェクト(すなわち,属性付け可能なメタオブジェク
ト(

AttributableMetaObjects

)及びメタ属性(

MetaAttributes

))の抽

象 で あ る 上 位 型 を 定 義 す る 。 集 積 可 能 な メ タ オ ブ ジ ェ ク ト

(CollectableMetaObjects)

は,対象分野にまとめられる。

Usage

対象分野で使用されるメタオブジェクトをまとめるのに使われる。

Aliases

Constraints

Type

Kernel

IsAbstract

TRUE

Local Subtypes

AttributableMetaObject 
MetaAttribute

Local MetaRelationships

CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea 
CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea

Local MetaAttributes

10.2.3

MetaAttribute

   

Meta-meta-entity definition 

Name  

MetaAttribute 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(33) 

Description

メタ実体又はメタ関係(すなわち,属性付け可能なメタオブジェク
ト(

AttributableMetaObject

)に固有の特性を定義する。

Usage

Aliases

Property

 Characteristic.

Constraints

すべてのメタ属性(

MetaAttributes

)の名前は作業メタモデル内の親

オブジェクト内で一意である必要がある。属性が下位型の属性であ
るとき,この一意性の規則は,個々の継承の列を上位にたどったす
べてに適用される。

CDIF

意味モデル内では,意味的に同じすべて

のメタ属性には同じ名前を与えている。

Type

Kernel

IsAbstract

FALSE

Local Subtypes

Local MetaRelationships

MetaAttribute.IsLocalMetaAttributeOf.AttributableMetaObject

Local MetaAttributes

DataType 
Domain 
IsOptional 
Length

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaAttribute 

Name  

DataType 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

メタ属性の中に格納されるデータの型

Usage

Aliases

Usage

 Type

Constraints

Data Type

Enumerated

Domain

Identifier

 Integer

 String

 Text

 Boolean

 Date

 Time

 Float

Enumerated

 Point

Length

IsOptional

FALSE

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaAttribute 

Name  

Domain 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

メタ属性のとる有効な値の集まり

Usage

Domain

は , 計 算 可 能 な 欄 で は な い 。 メ タ 属 性 の

DataType

Enumerated

であるとき,

Domain

は,コンマで区切られた一意で有

効な値のリストをもたなければならない。メタ属性の

DataType

Enumerated

でないときは,

Domain

は,あいまいさのない文章で表

現されなければならない。

Domain

が特定されない場合は,規定し

DataType

の値の全領域と解釈する。

Aliases

Constraints

DataType

として

Enumerated

が与えられたとき,

Domain

を指定する

必要がある。

Data Type

Text

Domain

Length

IsOptional

TRUE


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(34) 

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaAttribute 

Name  

IsOptional 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

属性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObject

)のすべ

てのインスタンスに対して,そのメタ属性の値を与える必要がある
かどうかを示す。

Usage

Aliases

NotRequired

 NotMandatory

 Nullable

Constraints

Data Type

Boolean

Domain

Length

IsOptional

FALSE

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaAttribute 

Name  

Length 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

DataType

String

のメタ属性に許される最大の長さ。

Usage

DataType

String

にだけ使われる。

Aliases

Size

Constraints

String

のメタ属性にだけ規定する。

Data Type

Integer

Domain

1

n

1024

Length

IsOptional

TRUE

10.2.4

MetaEntity

   

Meta-meta-entity definition 

Name  

MetaEntity 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

MetaEntity

は,メタモデルに現れるすべてのメタ実体の特性を定義

する。

Usage

Aliases

Constraints

すべてのメタ実体(

MetaEntities

)の名前は,作業メタモデル内でそ

れらを含んでいるメタ層の内で一意である必要がある。すべてのメ
タ実体は,それらの最終的な上位型として

RootObject

をもっている

必要がある。おのおのの下位型メタ実体に対して,上位型のメタ実
体の

Description

Usage

Aliases

,及び

Constraints

に加えて,この下

位型メタ実体に対して局所的に記述されたそれらが追加される。上
位型メタ実体が関与しているメタ関係は,下位型メタ実体によって
継承される。上位型メタ実体のメタ属性も,継承される。

Type

Kernel

IsAbstract

FALSE


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(35) 

Local Subtypes

Local MetaRelationships

MetaRelationship.HasDestination.MetaEntity 
MetaRelationship.HasSource.MetaEntity

Local MetaAttributes

Type

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaEntity 

Name  

Type 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

移入者によって使われるであろう,意味に関する付加的な情報を伝
えるメタ実体における分類。

Usage

Type

は,メタ実体によって表現されるモデル化における意味を示す

ために使われる。

 
Kernel

という分類は,このメタ実体のインスタンスが他のメタ実体

のインスタンスの存在に無関係に意味をもつメタ実体のために使
われる。

 
Characteristic

という分類は,特性メタ実体(

characteristic meta-entity

の各インスタンスが,論理的には一つと捉えるべき他のメタ実体の
一つのインスタンスにしか所有されないことを示す。ここで,所有
しているメタオブジェクトとは,特性メタ実体が基数

1

1

で関係

付けられているメタオブジェクトのことを指す。したがって,移入
者は,特性メタ実体のメタ属性及び所有しているメタオブジェクト
のメタ属性を取り込むことができる。

 
Associative

という分類は,関連メタ実体

(associative meta-entity)

が他

のメタ実体の間のメタ関係を表すために使われることを示す。これ
は,メタ関係が提供するメカニズムでは十分でないときに使われ
る。

Aliases

Classification

 represented semantic

Constraints

Data Type

Enumerated

Domain

Kernel

 Characteristic

 Associative

Length

IsOptional

TRUE

10.2.5

MetaObject

   

Meta-meta-entity definition 

Name  

MetaObject 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

すべてのメタメタ実体で共有されるメタメタ属性を定義する。これ
は,

CDIF

メタメタモデル中の型階層の根源である。

Usage

Aliases

Constraints

CDIFMetaIdentifier

の異なる値のそれぞれによって,

MetaObject

のそ

れ ぞ れ の イ ン ス タ ン ス を 一 意 に 識 別 す る と い う 意 味 で ,

CDIFMetaIdentifier

MetaObject

の“キー”である。

Type

Kernel


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(36) 

IsAbstract

TRUE

Local Subtypes

CollectableMetaObject 
SubjectArea

Local MetaRelationships

Local MetaAttributes

Aliases 
CDIFMetaIdentifier 
Constraints 
Description 
Name 
Usage

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaObject 

Name  

Aliases 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

ある特定の

CASE

環境でよりよく知られている,そのメタオブジェ

クトの代替の名前を指定する。

Usage

読者がそのメタオブジェクトの意味論を識別するのを助けるため
に,

Aliases

CDIF

メタモデルで定義されている。

Aliases

がメタオ

ブジェクトの

Name

と同じ程度の厳密さを提供しないことに注意す

ること。

Name

の代わりとして

CDIF

転送の中で

Aliases

を使わない。

Aliases

Synonyms

 AlternateNames

 AKAs

Constraints

このメタメタ属性の値は,

CDIF

識別子の規則に適合した名前のコ

ンマで区切られたリストである必要がある。

Data Type

String

Domain

Length

1024

IsOptional

TRUE

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaObject 

Name  

CDIFMetaIdentifier 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

メタオブジェクト(

MetaObject

)の一意な識別子

Usage

CDIFMetaIdentifier

は,メタオブジェクトをメタモデル内で参照する

ために使われる。

CDIFMetaIdentifier

の異なる値のそれぞれによって,

MetaObject

のそ

れ ぞ れ の イ ン ス タ ン ス を 一 意 に 識 別 す る と い う 意 味 で ,

CDIFMetaIdentifier

は,

MetaObject

の“キー”である。

Aliases

Constraints

規格化されたメタモデル中のメタオブジェクトは,数字で始まる

CDIFMetaIdentifier

の値をもつ。拡張性を使って加えられたメタオブ

ジェクトは,アルファベット文字で始める必要がある。

Data Type

Identifier

Domain

Length

IsOptional

FALSE

参考

 Constraints

のアルファベット文字での開始は,欧文アルファベット文字表記での規則である。

日本語を含む多バイト文字表記の場合には,この限りではない。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(37) 

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaObject 

Name  

Constraints 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

メタオブジェクトの制限を規定する。制限は,一つ以上の他のオブ
ジェクトとの相互関係を含むこともできる。

Usage

Constraints

はあいまいさなく表現する。

Constraints

は計算可能では

ない。

メタ関係については,相互排他な組の中のそれ以外のメタ関係を指
定することで,相互排他性制約を定義するほうがよい。

Aliases

Restriction

 Rule

 Obligation

 Policy

Constraints

Data Type

Text

Domain

Length

IsOptional

TRUE

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaObject 

Name  

Description 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

メタオブジェクトの説明記述。

Usage

メタオブジェクトの固有の性質の説明に使われる。制約,使用法又
は有効な値に関する情報

(

すなわち,定義域情報

)

を伝えるために使

えない。

Aliases

Definition

Constraints

Data Type

Text

Domain

Length

IsOptional

FALSE

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaObject 

Name  

Name 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

メタオブジェクトを参照するために使われる名前。

Usage

名前は簡潔なほうがよいが,正確さ又は明りょうさを犠牲にしない
ほうが望ましい。

Aliases

Title

 Identifier


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(38) 

Constraints

1.

メタオブジェクトは,そのメタオブジェクト又はそのメタメタ

オブジェクトを表すすべての語の連結によって名前を付けら
れる。各語の最初の文字は大文字で,残りは小文字とする。

2.

名前を構成する語のそれぞれの最初の文字は大文字である。名前

の他のすべての文字は小文字である(名前を構成する語が,例
えば,略語のように,本来大文字である場合を除く)

3. A-Z

a-z

0-9

,アンダスコア

(_)

,及びハイフン

(-)

の文字から構成

される。

4.

アルファベット

(A-Z

a-z)

から始める。

5.

アルファベット

(A-Z

a-z)

又は数字

(0-9)

で終わる。

6.

一意性の制約はインスタンス化の段階で指定される。

Data Type

Identifier

Domain

Length

IsOptional

FALSE

参考

 Constraints

の規則は,欧文アルファベット文字表記での命名規則である。日本語を含む多バイ

ト文字表記の場合には,この限りではない。

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaObject 

Name  

Usage 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

移入ツール/移出ツールの作成者が,与えられたメタオブジェクト
をどのように使用したほうがよいかを明確にするための注釈。

Usage

メタオブジェクトの使用目的を記述できる。

Aliases

Examples

 Hints

 Explanation

Constraints

Data Type

Text

Domain

Length

IsOptional

TRUE

10.2.6

MetaRelationship

   

Meta-meta-entity definition 

Name  

MetaRelationship 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

関係元及び関係先と呼ばれる二つのメタ実体の間の,又はメタ実体
とそれ自身との間の関連

(

すなわち,メタ関係

)

を定義する。

Usage

Aliases


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(39) 

Constraints

すべてのメタ関係(

MetaRelationships

)の完全名は,作業メタモデ

ル内でメタ関係を含んでいるメタ層の内で一意である必要がある。
メタ関係の完全名は,関係元メタ実体の名前,メタ関係の名前及び
関 係 先 メ タ 実 体 の 名 前 の 連 結 に よ っ て 形 成 さ れ る ( 例 え ば ,

Box.Contains.Part

。ここで関係元メタ実体は

Box

であり,メタ関係

Contains

,関係先メタ実体は

Part

である。

下 位 型 メ タ 関 係 で は , メ タ 関 係 に 対 し て 局 所 的 に 定 義 さ れ た

Description

Usage

Aliases

Constraints

が上位型メタ関係のそれら

に追加されると考える。下位型メタ関係の基数は,上位型メタ関係
のそれと同じ,又はより多く制約される。上位型メタ関係のメタ属
性は,下位型によって継承される。下位型メタ関係は,上位型と同
じメタ実体間で定義される,又はそれらのメタ実体の下位型を関係
元及び関係先として定義される。

Type

Associative

IsAbstract

FALSE

Local Subtypes

Local MetaRelationships

MetaRelationship.HasDestination.MetaEntity 
MetaRelationship.HasSource.MetaEntity

Local MetaAttributes

MaxDestCard 
MaxSourceCard 
MinDestCard 
MinSourceCard

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaRelationship 

Name  

MaxDestCard 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

関係元メタ実体の一つのインスタンスの存在とメタ関係とで関連
する関係先メタ実体のインスタンスの最大出現個数を指定する。

Usage

Aliases

Constraints

MinDestCard

以上である必要がある。

Data Type

String

Domain

CDIF

で規定した

Integer

において表現可能な

1

から最大数までの正

の整数。更に,基数の最大値を規定しないことを示すために

1

文字

の“

N

(

大文字,小文字のどちらでもよい。

)

を指定してもよい。

Length

10

IsOptional

FALSE

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaRelationship 

Name  

MaxSourceCard 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

関係先メタ実体の一つのインスタンスの存在とメタ関係とで関連
する関係元メタ実体のインスタンスの最大出現個数を指定する。

Usage

Aliases

Constraints

MinSourceCard

以上である必要がある。

Data Type

String


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(40) 

Domain

CDIF

で規定した

Integer

において表現可能な

1

から最大数までの正

の整数。更に,基数の最大値を規定しないことを示すために

1

文字

の“

N

(

大文字,小文字のどちらでもよい。

)

を指定してもよい。

Length

10

IsOptional

FALSE

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaRelationship 

Name  

MinDestCard 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

関係元メタ実体の一つのインスタンスの存在とメタ関係で関連す
る,関係先メタ実体のインスタンスの最小出現個数を指定する。

Usage

値が

0

の場合は任意選択を意味し,それ以外の場合は任意選択でな

いことを意味する。

Aliases  
Constraints

MaxDestCard

以下である必要がある。

Data Type

String

Domain

CDIF

で規定した

Integer

において表現可能な

0

から最大数までの正

の整数。

Length

10

IsOptional

FALSE

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of MetaRelationship 

Name MinSourceCard 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

関係先メタ実体の一つのインスタンスの存在とメタ関係とで関連
する関係元メタ実体のインスタンスの最小出現個数を指定する。

Usage

値が

0

の場合は任意選択を意味し,それ以外の場合は任意選択でな

いことを意味する。

Aliases  
Constraints

MaxSourceCard

以下である必要がある。

Data Type

String

Domain

CDIF

で規定した

Integer

において,表現可能な

0

から最大数までの

正の整数。

Length

10

IsOptional FALSE

10.2.7

SubjectArea

   

Meta-meta-entity definition 

Name SubjectArea 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(41) 

Description

一 つ の 対 象 分 野 に 意 味 の あ る 集 積 可 能 な メ タ オ ブ ジ ェ ク ト

CollectableMetaObjects

)を集めることによって,根底にある

CDIF

意味メタモデルの一つの見方を定義する。集積可能なメタオブジェ
クト(

CollectableMetaObjects

)は,一つ以上の対象分野の中で使用

されていることもあるが,

CDIF

意味メタモデルで一度だけ定義す

ればよい。対象分野の名前は,作業メタモデル内で一意である必要
がある。

Usage

SubjectArea

インスタンスは,メタモデルのすべての個別の対象分野

ごとに作成される。

SubjectArea

インスタンスは,

CDIF

規格群の中

で個別の規格として定義されるが,拡張性を使って作成することも
できる。

Aliases

View

Constraints

対象分野の名前は,一意でなければならない。

Type

Kernel

IsAbstract

FALSE

Local Subtypes

Local MetaRelationships

CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea 
CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea

Local MetaAttributes

VersionNumber

Meta-meta-attribute definition 

Meta-meta-attribute of SubjectArea 

Name  

VersionNumber 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

対象分野定義の版

Usage

規格化された対象分野は,ISO/IEC の規格番号に対応する版番号を
もつ。例えば 15476-1

:2002

Aliases

Constraints

Data Type

String

Domain

Length

16

IsOptional

FALSE

 

10.3

メタメタ関係仕様

10.3.1

AttributableMetaObject.HasSubtype.AttributableMetaObject

Meta-meta-relationship definition 

Name  

AttributableMetaObject.HasSubtype.AttributableMetaObject 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

属性付け可能なメタオブジェクト(

AttributableMetaObjects

),すな

わち,メタ実体及びメタ関係が下位型をもつことができることを示
す。


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(42) 

Usage

下 位 型 と な る 属 性 付 け 可 能 な メ タ オ ブ ジ ェ ク ト は , 上 位 型 の

Description

Constraints

Usage

Aliases

を継承する。下位型メタ実

体は,上位型メタ実体の

Type

を継承しない。下位型となる属性付

け可能なメタオブジェクトは,上位型である属性付け可能なメタオ
ブジェクトのメタ属性を継承し,更に,局所的に定義されたメタ属
性を追加してもよい。

下位型メタ実体は,上位型メタ実体が関与したどのようなメタ関係
も継承する。

下位型メタ関係は,上位型メタ関係の基数と同じか,又はより強く
制約されるように定義された基数をもつことが許される。下位型メ
タ関係は上位型メタ関係と同じメタ実体の間に定義してもよいし,
そのメタ実体の下位型を関係元又は関係先として定義してもよい。

Aliases

Constraints

1

  属性付け可能なメタオブジェクトは,それ自身の直上の上位型

になることはできないし,それ自身の上位型の連鎖を介しての間接
的な上位型になることはできない(すなわち,再帰的な上位型が許
されない。

 
2

RootObject

がすべての属性付け可能なメタオブジェクトの最終

の上位型である必要があるので,このメタメタ関係は,メタモデル
内の,

RootObject

以外のすべての属性付け可能なメタオブジェクト

のためにインスタンスを作る必要がある。

 
3

  メタ実体は,メタ実体からだけ継承することができる。

 
4

  メタ関係は,メタ関係から継承することができる。ただし,

RootEntitiy.IsRelatedTo.RootEntity

(基盤対象分野)は例外であり,

仕様の一貫性のために,このメタ関係は分類階層の頂点である

RootObject

を継承する。

IsAbstract FALSE 
MinSourceCard 0 
MaxSourceCard N 
MinDestCard 0 
MaxDestCard N 
Local Subtypes

Local MetaAttributes

なし

10.3.2

CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea

   

Meta-meta-relationship definition 

Name CollectableMetaObject.IsDefinedIn.SubjectArea 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

ある集積可能なメタオブジェクト(すなわち,属性付け可能なメタ
オブジェクト又はメタ属性)が,どの対象分野で定義されているか
を示す。

Usage

根底にある意味メタモデルの対象分野の見方を明確にするために,

CollectableMetaObject

インスタンスに対して,このメタメタ関係

のインスタンスが作られる。

Aliases


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(43) 

Constraints

これがメタ属性のために作られる場合には,メタ属性が記述する属
性付け可能なメタオブジェクトのためのインスタンスも作る必要
がある。例えば,データモデル対象分野では,

IsAbstract

と呼ばれ

るメタ属性は,

Entity

と呼ばれるメタ実体を必要とする。

同じ対象分野及び同じ集積可能なメタオブジェクトに対して,

IsDefinedIn

は,

IsUsedIn

の存在を必要とする。

IsAbstract FALSE 
MinSourceCard 0 
MaxSourceCard N 
MinDestCard 1 
MaxDestCard 1 
Local Subtypes

Local MetaAttributes

なし

10.3.3

CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea

   

Meta-meta-relationship definition 

CollectableMetaObject.IsUsedIn.SubjectArea 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

ある集積可能なメタオブジェクト(すなわち,属性付け可能なメタ
オブジェクト又は

メタ属性)が,どの対象分野で使用されている

かを示す。

IsUsedIn

は,集積可能なメタオブジェクトが,この対象

分野で定義されるか,この対象分野で定義された局所メタ実体をも
っているか,この対象分野で局所的な下位型をもっているか,若し
くはこの対象分野で局所的なメタ関係をもっている,ことを意味す
る。

Usage

根底にある意味メタモデルの対象分野の見方を明確にするために,

CollectableMetaObject

インスタンスに対して,このメタメタ関係

のインスタンスが作られる。

Aliases

Constraints

これがメタ属性のために作られる場合には,メタ属性が記述する属
性付け可能なメタオブジェクトのためのインスタンスも作る必要
がある。例えば,データモデル対象分野では,

IsAbstract

と呼ばれ

るメタ属性は

Entity

と呼ばれるメタ実体を必要とする。

同じ対象分野及び同じ集積可能なメタオブジェクトに対して,

IsDefinedIn

は,

IsUsedIn

の存在を必要とする。

IsAbstract

FALSE

MinSourceCard

0

MaxSourceCard

N

MinDestCard

1

MaxDestCard

N

Local Subtypes

Local MetaAttributes

なし

10.3.4

MetaAttribute.IsLocalMetaAttributeOf.AttributableMetaObject

   

Meta-meta-relationship definition 

Name  

MetaAttribute.IsLocalMetaAttributeOf.AttributableMetaObject 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(44) 

SubjectAreaVersion

なし

Description

メタ属性が単一のメタ実体又は,メタ関係に属することを示す。属
性付け可能なメタオブジェクトの間にメタ属性の共有はない。

下位型メタオブジェクトは,上位型メタオブジェクトで定義された
メタ属性を継承する。下位型メタオブジェクトに対して,どのよう
な追加のメタ属性でも局所的に定義できる。その場合,このメタメ
タ関係が必要となる。

Usage

すべての

属性付け可能なメタオブジェクトは,

CDIFIdentifier

と呼

ばれるメタ属性をもっている。そのうち,メタ実体は,

RootObject

CDIFIdentifier

を 継 承 す る 。 ま た , メ タ 関 係 は ,

RootEntity.IsRelatedTo.RootEntity

を 介 し て

RootObject

か ら

CDIFIdentifier

(そして他のメタ属性)を継承する。

Aliases

Constraints

IsAbstract

FALSE

MinSourceCard

0

MaxSourceCard

N

MinDestCard

1

MaxDestCard

1

Local Subtypes

Local MetaAttributes

なし

10.3.5

MetaRelationship.HasDestination.MetaEntity

   

Meta-meta-relationship definition 

Name  

MetaRelationship.HasDestination.MetaEntity 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし

Description

メタ関係が,あるメタ実体を関係先としてもつことを示す。

Usage

Aliases

Constraints

下位型メタ関係は,上位型メタ関係と同じ関係先メタ実体をもつ
か,又は直下若しくはそれより下の下位型メタ実体を関係先メタ実
体としてもたなければならない。

下位型メタ関係の基数は,上位型メタ関係の基数と同じであるか,
又はより制限されるものである必要がある。

IsAbstract

FALSE

MinSourceCard

0

MaxSourceCard

N

MinDestCard

1

MaxDestCard

1

Local Subtypes

Local MetaAttributes

なし

10.3.6

MetaRelationship.HasSource.MetaEntity

   

Meta-meta-relationship definition 

Name  

MetaRelationship.HasSource.MetaEntity 

CDIFMetaIdentifier

なし

SubjectAreaName

なし

SubjectAreaVersion

なし


X 0137-2

:2003 (ISO/IEC 15474-2:2002)

(45) 

Description

メタ関係が,あるメタ実体を関係元としてもつことを示す。

Usage

Aliases

Constraints

下位型メタ関係が上位型メタ関係と同じ関係元メタ実体をもつか,
又は直下若しくはそれより下の下位型メタ実体を関係元メタ実体
としてもたなければならない。

下位型メタ関係の基数は,上位型メタ関係の基数と同じであるか,
又はより制限されているものである必要がある。

IsAbstract

FALSE

MinSourceCard

0

MaxSourceCard

N

MinDestCard

1

MaxDestCard

1

Local Subtypes

Local MetaAttributes

なし