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日本工業規格

JIS

 X

0026

-1995

情報処理用語

(開放型システム間相互接続)

Glossary of terms used in information processing

(Open systems interconnection)

1.

適用範囲  この規格は,情報処理における開放型システム間相互接続に関する主な用語,定義及び対

応英語について規定する。

備考1.  対応国際規格を,次に示す。

ISO/IEC 2382-26 : 1993

  Information technology − Vocabulary − Part 26 : Open systems

interconnection

2.

この規格は,1993 年 12 月に発行された ISO/IEC 2382-26 を翻訳し,その技術的内容を変更

することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で下線(点線)を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

2.

分類  用語は,次のとおり分類する。

(1)

一般用語(26.01 参照)

(2)

層(26.02 参照)

(3)

サービス及びプロトコル(26.03 参照)

(4)

コネクション(26.04 参照)

(5)

応用サービス要素(26.05 参照)

(6)

その他(26.06 参照)

3.

表記法  この規格は,各用語を番号,用語,定義及び対応英語の四つの欄に分けて規定する。それぞ

れの欄における表記法及び解釈を,次に示す。

(1)

番号  番号は,6 個の数字によって表す。最初の 2 けたの数字は,情報処理用語の規格番号の末尾 2

けたを示す。次の 2 けたの数字は,この規格での分類を示す。最後の 2 けたは,同一分類内の一連番

号を示す。

(2)

用語

(2.1)

同一の意味を表す用語が二つ以上ある場合は,表記した順に従って優先使用する。

(2.2)

用語の使用分野を限定する場合には,用語に引き続く丸括弧(  )内にそのことを示す。

例  “エンティティ(OSI における)”(26.01.12 参照)

(2.3)

用法を用語に引き続く丸括弧(  )内に示す。

例  “OSI(省略形)”(26.01.04 参照)


2

X 0026-1995

(3)

定義  文中で下線の引いてある語は,情報処理用語に関する日本工業規格に規定されていることを示

す。

(4)

対応英語

(4.1)

この欄の英語は,対応国際規格に規定されている用語であって,規定されている定義と対応する。

(4.2)

丸括弧(  )の使い方については,(2)と同様とする。

4.

開放型システム間相互接続

26.01

一般用語

番号

用語

定義

対応英語

26.01.01 

実システム

1

台以上の計算機,関連するソフトウェア,周辺

装置,端末,操作者,物理的プロセス及び通信手

段の集合体。この集合体は,情報処理,情報転送
又はその両者を遂行することのできる自律的統一
体を形成する(JIS X 5003 参照)

real system

26.01.02 

実開放型システム

開放型システム間相互接続の要件に従って,他の
実システムとの間で通信を行う実システム(JIS X 

5003

参照)

real open system

26.01.03 

開放型システム

実開放型システム相互間の通信に関連する種々の
状況を,一般化した抽象モデルによって表現した

もの(JIS X 5003 参照)

open system

26.01.04 

開放型システム間相
互接続, 
OSI

(省略形)

データを交換するための各種規格に従った計算機

システムの相互接続(JIS X 5003 参照)

open systems interconnection,

OSI

(省略形)

26.01.05 

開放型システム間相
互接続参照モデル, 
OSI

参照モデル(省略

形)

開放型システム間相互接続の一般的原則及びそれ

らの原則に従ったネットワークアーキテクチャを
記述するモデル(

図 参照)。

備考  このモデルは,JIS X 5003 の中で規定さ

れており,それを参照する規格の開発
を調整するための枠組みを提供する。

open systems interconnection

reference model,

OSI reference model

26.01.06 

OSI

管理 OSI 環境での通信を可能とするための資源の制

御,調整及び監視をする機能。

OSI management

26.01.07 

終端の開放型システ

通信が行われる際に,データ送信側,データ受信

側又はその両者になることができる開放型システ
ム。

end open system

26.01.08 

中継

ある開放型システムからの受信データを他の開放
型システムへ転送することを可能にする,経路選
択などの機能の集合。

relay

26.01.09 

中間システム

通信が行われる際に,中継を行うが,データ送信
側にもデータ受信側にもならない開放型システ
ム。

備考  中間システムは,複数存在してもよい。

intermediate system

26.01.10 

OSI

環境,

OSIE

(省略形)

開放型システム間での通信を可能にする概念,要

素,機能,サービス及びプロトコルの集合の抽象
的表現。これは,開放型システム間相互接続参照
モデル及びそれから導き出される特定の規格によ

って規定される。

OSI environment,

OSIE

(省略形)


3

X 0026-1995

番号

用語

定義

対応英語

26.01.11 

サブシステム(OSI に
おける)

開放型システムを階層に区分したとき,その開放
型システムのすぐ上の区分又はすぐ下の区分とだ
け直接に相互作用を行う階層内の要素。

備考  開放型システムの階層区分は,層又は

副層のいずれであってもよい。

subsystem (in OSI)

26.01.12 

エンティティ(OSI に
おける)

サブシステム内の能動的要素。

備考  ある層内でのエンティティ間の協調動

作は,一つ以上のプロトコルによって

制御される。

entity (in OSI)

26.02

番号

用語

定義

対応英語

26.02.01 

層(OSI における)

開放型システム間相互接続参照モデルにおいて,
概念的に完結したサービス,機能及びプロトコル
のグループ。このグループは,階層的に配置され

た 7 グループのうちの一つであって,すべての開
放型システムに共通に適用される。

備考1.  各層の名前(例えば,応用層の“応用”)

は,その層のエンティティ,サービス,
プロトコル,機能などの側面を示すた
めにも使用してよい(

1参照)。

2.

特定の層及びその隣接層を,層名を使
わずに次のように区別して呼んでも
よい。

<N>層:特定の層 
<N+1>層:特定の層のすぐ上の層
<N−1>層:特定の層のすぐ下の層

この表記法は,参照モデル内におい

て,これらの層と関係するプロトコ
ル,サービスなどの他の概念に対して

も使用される(

図 参照)。

layer (in OSI)

26.02.02 

副層(OSI における)  開放型システム間相互接続参照モデルにおいて,

一つの層内にあって,概念的に完結したサービス,
機能及びプロトコルのグループ。これは,すべて
の開放型システムに共通に適用される。

sublayer (in OSI)

26.02.03 

応用層

応用プロセスに対し,OSI 環境にアクセスする手
段を提供する層

26.02.01 

備考 1.及び図 参照)。

備考  応用層は,応用プロセスのデータ交換

手段を提供し,これらの各プロセスが
通信するための応用プロセス用プロト

コルを含む。

application layer

26.02.04 

プレゼンテーション

データを表現するための共通構文の選択及び適用
業務データと共通構文との相互変換を提供する層

26.02.01 

備考 1.及び図 参照)。

presentation layer

26.02.05 

セション層

協同動作しているプレゼンテーションエンティテ

ィに対し,対話の構成及び同期を行い,データ交
換を管理する手段を提供する層(26.02.01 

備考

1

.及び図 参照)。

session layer


4

X 0026-1995

番号

用語

定義

対応英語

26.02.06 

トランスポート層

終端間に,信頼性の高いデータ転送サービスを提
供する層(26.02.01 

備考 1.及び図 参照)。

備考  特定の条件の下では,ネットワーク層

から提供されるサービスをトランスポ
ート層が改善することがある。

transport layer

26.02.07 

ネットワーク層

開放型システム間のネットワーク上に存在するト
ランスポート層内のエンティティに対し,経路選
択及び交換を行うことによってデータのブロック

を転送するための手段を提供する層(26.02.01 
備考 1.及び図 参照)。

備考  ネットワーク層では,中間システムを

使用してもよい。

network layer

26.02.08 

データリンク層

ネットワークエンティティ間で,一般に隣接ノー
ド間のデータを転送するためのサービスを提供す

る層(26.02.01 

備考 1.及び図 参照)。

備考  データリンク層では,物理層内で誤り

が発生すればこれを検出する。更に,

その誤りを訂正することもできる。

data link layer

26.02.09 

物理層

伝送媒体上でビットの転送を行うための物理コネ

クションを確立し,維持し,解放する機械的,電
気的,機能的及び手続き的な手段を提供する層
26.02.01 

備考 1.及び図 参照)。

physical layer

26.03

サービス及びプロトコル

番号

用語

定義

対応英語

26.03.01 

サービス(OSI におけ
る)

特定の層及びそれより下の層から,その特定の層

のすぐ上の層のエンティティに対して提供される
機能。

備考  特定の層のサービスは,その層とすぐ

上の層との境界において提供される。

service (in OSI)

26.03.02 

サービスアクセス点,  
SAP

(省略形)

特定の層のサービスが,その層のエンティティか

らすぐ上の層のエンティティに対して提供される
点。

service access point,

SAP

(省略形)

26.03.03 

プロトコル(OSI にお
ける)

同一の層に属するエンティティの通信時の振舞い
を決定する,意味規則及び構文規則の集合。

protocol (in OSI)

26.03.04 

プロトコル制御情報,  
PCI

(省略形)

特定の層のすぐ下の層から提供されるサービスに

よってその特定の層のエンティティ相互間で授受
されるデータであって,それらのエンティティ相
互間の協同動作を制御するもの(

図 参照)。

protocol control information,

PCI

(省略形)

26.03.05 

利用者データ(OSI に
おける)

特定の層のエンティティ相互間で,そのすぐ上の
層にサービスを提供するために,すぐ上の層のエ

ンティティに代わって,転送されるデータ。

user data (in OSI)

26.03.06 

プロトコルデータ単
位, 
PDU

(省略形)

特定の層のプロトコル内に指定されたデータの集
合であって,その層のプロトコル制御情報と,場

合によってはその層の利用者データとからなるも
の(

図 参照)。

protocol data unit,

PDU

(省略形)

26.03.07 

サービスデータ単位, 
SDU

(省略形)

特定の層のサービスの利用者によって送信される
データの集合であって,意味を変えずに同位サー
ビス利用者に転送しなければならないもの(

図 2

参照)

service data unit,

SDU

(省略形)


5

X 0026-1995

番号

用語

定義

対応英語

26.03.08 

優先データ単位

あるコネクションにおいて以降に送信されるいか
なるサービスデータ単位よりも必ず先にあて先開
放型システム内の同位エンティティに配信され

る,小規模のサービスデータ単位。

expedited data unit

26.03.09 

サービス利用者(OSI
における)

サービスアクセス点を経由してサービスを利用す

る,単一の開放型システム内のエンティティ。

service user (in OSI)

26.03.10 

サービス提供者(OSI
における)

同位サービス利用者に対してサービスを提供する
すべてのエンティティの抽象的表現。

service provider (in OSI)

26.03.11 

発呼側サービス利用

コネクション確立要求を起動するサービス利用
者。

calling service user

26.03.12 

着呼側サービス利用

発呼側サービス利用者からコネクションの確立を
要求されるサービス利用者。

called service user

26.03.13 

送信側サービス利用

コネクション型伝送のデータ転送フェーズ中に,
又はコネクションレス型伝送のある期間に,デー
タ送信側として動作するサービス利用者。

sending service user

26.03.14 

受信側サービス利用

コネクション型伝送のデータ転送フェーズ中に,
又はコネクションレス型伝送のある期間に,デー
タ受信側として動作するサービス利用者。

receiving service user

26.03.15 

プリミティブ(OSI に
おける),  
サービスプリミティ

サービス利用者とサービス提供者との間における
相互動作の抽象的な表現(

図 参照)。

備考  サービス利用者は,通常,エンティテ

ィ(第 7 層の場合を除く。

)からなり,

特定層のサービス提供者は,通常,そ

の層のエンティティとより下位の層の
サービスとからなる(第 1 層の場合を
除く。

。したがって,プリミティブは,

隣接するエンティティ間の相互動作の
抽象的な表現ということもできる。

primitive (in OSI),

service primitive

26.03.16 

要求プリミティブ

サービス利用者がある手順を起動するために発行

するプリミティブ(

図 参照)。

request primitive

26.03.17 

指示プリミティブ

サービス提供者がある手順を起動したこと,又は

同位のサービスアクセス点でサービス利用者があ
る手順を起動したことを示すために,サービス提
供者が発行するプリミティブ(

図 参照)。

indication primitive

26.03.18 

応答プリミティブ

あるサービスアクセス点において,それ以前に指
示プリミティブによって起動されていた手順が完
了したことを示すために,そのサービスアクセス

点でサービス利用者が発行するプリミティブ(

3

参照)

response primitive

26.03.19 

確認プリミティブ

あるサービスアクセス点において,それ以前に要
求プリミティブによって起動されていた手順が完
了したことを示すために,そのサービスアクセス

点でサービス提供者が発行するプリミティブ(

3

参照)

confirm primitive


6

X 0026-1995

26.04

コネクション

番号

用語

定義

対応英語

26.04.01 

同位エンティティ

同一の開放型システムか別の開放型システムかを

問わず,お互いが同一の層内に存在しているエン
ティティ。

備考  同一開放型システムに存在するエンテ

ィティ間の通信は,OSI の範囲外とす
る。

peer entities

26.04.02 

コネクション(OSI に
おける)

すぐ上の層の複数のエンティティ間のデータ伝送
を目的とし,特定の階層によって確立される協調
的な関係。

connection (in OSI)

26.04.03 

接続関係にあるエン
ティティ

特定層内で,すぐ下の層の一つのコネクションを
共有するすべてのエンティティ。

correspondent entities

26.04.04 

コネクション型伝送

送信側のサービスアクセス点から一つ以上の受信
側のサービスアクセス点へコネクションを確立し
て,データ単位を伝送すること。

備考  コネクションは,データ伝送前に確立

され,データ伝送後に解放される。

connection-mode

transmission,

connection-oriented

transmission

26.04.05 

コネクションレス型
伝送

送信側のサービスアクセス点から一つ以上の受信

側のサービスアクセス点へコネクションを確立せ
ずにデータ単位を伝送すること。

connectionless-mode

transmission,

connectionless transmission

26.04.06 

多重化(OSI における)  特定層の複数のコネクションをすぐ下の層の単一

のコネクションで支援する機能。

備考  “多重化”という用語は,より狭義に

も使用される。この場合,

“多重化”は

送信側エンティティの機能を意味し,
“逆多重化”は受信側エンティティの

機能を意味する。

multiplexing (in OSI)

26.04.07 

逆多重化(OSI におけ
る)

特定層のエンティティが,すぐ下の層の単一のコ
ネクション上で受信したサービスデータ単位か

ら,特定層の複数のコネクションに対応したプロ
トコルデータ単位を識別する機能。

備考  多重化は,特定層のエンティティがす

ぐ下の層にサービスデータ単位を送信
する機能をいう。逆多重化は,その逆
の機能をいう。

demultiplexing (in OSI)

26.05

応用サービス要素

番号

用語

定義

対応英語

26.05.01 

応用サービス要素,  
ASE

(省略形)

応用層のエンティティの一部分であって,必要に
応じてより下位のサービスを利用して,OSI 環境
内で特定の機能を提供するもの。

application service element,

ASE

(省略形)

26.05.02 

応用アソシエーショ
ン, 
アソシエーション

二つの応用エンティティ間の協同動作関係であっ
て,情報通信及び応用エンティティの結合動作の

調整を目的とするもの。

備考  応用アソシエーションは,プレゼンテ

ーションサービスを利用して,応用プ

ロトコル制御情報を交換することによ
って支援される。

application association,

association


7

X 0026-1995

番号

用語

定義

対応英語

26.05.03 

アソシエーション制
御サービス要素, 
ACSE

(省略形)

応用サービス要素の一つであって,すべての応用
アソシエーションの確立・終了のための排他的か
つ整合的な手段を提供するもの。

association control service

element,

ACSE

(省略形)

26.05.04 

コミットメント,並行
処理及び回復, 
CCR

(省略形)

応用サービス要素の一つであって,複数の応用プ
ロセスから共有データに対して施される操作を制

御し,操作が完全に施されるか全く施されないか
のどちらかを保証するもの。

commitment, concurrency

and recovery,

CCR

(省略形)

26.05.05 

遠隔操作サービス要
素, 
ROSE

(省略形)

応用サービス要素の一つであって,操作の遠隔起

動・遠隔制御のための一般的な機能を提供するも
の。

remote operation service

element,

ROSE

(省略形)

26.05.06 

高信頼転送サービス
要素, 
RTSE

(省略形)

応用サービス要素の一つであって,特定のアソシ
エーションに関連する応用エンティティの対の間
で交換されるプロトコルデータ単位の完全性を保

証し,通信障害及び終端の開放型システムの障害
を最小の再転送回数で回復する機能を提供するも
の。

reliable transfer service

element,

RTSE

(省略形)

26.05.07 

仮想端末

あるクラスに属する各種の端末を一般化した論理
モデルであって,そのクラスの端末が OSI 環境内
でどのように動作するかを記述したもの。

virtual terminal

26.05.08 

ファイルの転送,  アク
セス及び管理, 
FTAM

(省略形)

応用サービスの一つであって,利用者の応用プロ
セスの中において終端の開放型システム間でファ

イルを転送し,遠隔ファイルの集合を管理し,そ
れらにアクセスすることを可能にするもの。対象
となるファイルは,他から転送されてきたもので

もよい。

file transfer, access and

management,

FTAM

(省略形)

26.05.09 

ジョブの転送及び操
作, 
JTM

(省略形)

応用サービスの一つであって,利用者応用プロセ
スから,処理しようとするタスクに関連した文書

を転送し操作して,かつ,それらのタスクの実行
を指示できるようにするもの。

job transfer and manipulation,

JTM

(省略形)

26.05.10 

ディレクトリシステ
ム 
(OSI における)

現実のオブジェクトの集合に関する情報の論理デ
ータベースを保持するために協同動作する開放型
システムの集まり。

directory system (in OSI)

26.05.11 

ディレクトリ機能

応用サービスの一つであって,応用プロセスで使
用する記号名を,OSI 環境で使用する完結したネ
ットワークアドレスに変換する機能。

directory facility

26.05.12 

製造メッセージサー
ビス, 
MMS

(省略形)

応用サービスの一つであって,ネットワーク内に
分散配置された製造制御用又はプロセス制御用の

計算機及び関連機器の操作を,監視用計算機が制
御できるようにするもの。

参考 MMS(省略形)は,工業自動化システ

ムにおける“製造メッセージ仕様”

JIS 

B 3600

参照)の意味で使用されること

があるので使用に当たっては注意する

こと。

manufacturing message

service,

MMS

(省略形)

26.05.13 

メッセージ通信処理
サービス

応用サービスの一つであって,システム間で電子
メッセージを交換するための一般的な機能を提供

するもの。

message handling service


8

X 0026-1995

番号

用語

定義

対応英語

26.05.14 

共通管理情報サービ
ス, 
CMIS

(省略形)

応用サービスの一つであって,集中型又は非集中
型の管理環境内で,システム管理を目的として,
情報及び指令を交換するときの一般的な機構を提

供するもの。

common management

information service,

CMIS

(省略形)

26.05.15 

遠隔データベースア
クセス

応用サービスの一つであって,利用者の応用プロ

セスから遠隔データベースへのアクセスを可能に
するもの。

remote database access

26.05.16 

トランザクション処

分散型システムにおける応用サービスの一つであ

って,複数のプロセスが対話型通信によってトラ
ンザクションを完了できるようにするもの。

transaction processing

26.06

その他

番号

用語

定義

対応英語

26.06.01 

具象構文

データを具体的に表現するために用いるデータの

形式的記述に関する種々の規則。

concrete syntax

26.06.02 

転送構文

開放型システム間におけるデータ転送に使用する

具象構文。

transfer syntax

26.06.03 

抽象構文

応用層  データ又は応用プロトコル制御情報を符
号化の技法とは無関係な表記規則によって表現す

るための仕様。

abstract syntax

図 1  開放型システム間相互接続における 層構成の参照モデル


9

X 0026-1995

図 2  隣接層におけるデータ単位の写像関係

備考1.  この図では,<N>サービスデータ単位の分割も結合も行われないことを

前提としている。

2.

この図には,プロトコルデータ単位内のプロトコル制御情報と利用者デー

タ間との位置関係を示していない。

3.

この図では,<N>プロトコルデータ単位を<N−1>サービスデータ単位に

1

対 1 に写像しているが,その他の関係も可能である。

図 3  プリミティブの順序

備考 t1∼t4 は,時間の経過順序を示す。


10

X 0026-1995

情報処理用語開放型システム間相互接続 JIS 原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

菊  池  英  夫

日本電信電話株式会社情報通信研究所高速通信処理研究部

右  近  仁  嗣

株式会社日立製作所コンピュータ事業本部製品企画本部

ネットワーク製品企画部

栗  林  孝  昌

日本ユニシス株式会社商品情報出版室

沢  田  寛  治

沖電気工業株式会社沖電気システム開発センタ情報通信

システム事業本部

オープンソリューションセンタシステムインテグレーション部

瀬戸屋  英  雄

工業技術院標準部情報規格課

高  澤  道  夫

株式会社東芝コンピュータ事業統括部コンピュータ企画担当

田  口      等

日本ディジタルイクイップメント株式会社

テクノロジ製品事業本部

ネットワーク製品事業部技術支援部

橋  本  慶  浩

日本電信電話株式会社ユーザシステム部情報通信システム部門

(事務局)

及  川      清

社団法人情報処理学会情報規格調査会