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日本工業規格

JIS

 T

9232

-1997

ストーマ用品に関する用語

Glossary of terms used in ostomy aids

1.

適用範囲  この規格は,ストーマ保有者のためのストーマ機器に関する主な用語とその定義について

規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 8669-1

  Urine collection bags−Part 1 : Vocabulary

ISO 8670-1

  Ostomy collection bags−Part 1 : Vocabulary

ISO 8670-2

  Ostomy collection bags−Part 2 : Requirements and test methods

2.

用語の分類  用語は,次のとおり分類する。

(1)

ストーマ用品に関する一般用語

(2)

ストーマ装具に関する用語

(3)

皮膚保護剤に関する用語

(4)

ストーマ用洗腸具に関する用語

3.

用語及び定義  用語及び定義は,次による。

なお,対応英語及びその対応英語が定義されている国際規格の規格番号を参考として示す。

(1)

ストーマ用品に関する一般用語

参考

番号

用語

定義

対応英語

ISO

番号

1001 

ストーマ

消化管や尿路を人為的に体外に誘導して造設し
た開放口。前者を消化管ストーマ,後者を尿路ス
トーマという。広義にはその他に生じた開放口を

含む。

stoma

8670-2

1002 

ストーマ用品

ストーマを管理するのに用いられる物品。 ostomy

aids

1003 

ストーマ装具

ストーマに装着する器具。 ostomy

appliance

1004 

単品系ストーマ装具

袋部と粘着式面板とが一体となったストーマ装

具。 

one-piece ostomy system

one-piece system

8670-1

8670-2

1005 

二品系ストーマ装具

袋部と粘着式面板とが分離して,別々に交換する

ことができるストーマ装具。

two-piece ostomy system

multiple piece flange

system

8670-1

8670-2

1006 

粘着式ストーマ装具

皮膚に粘着する粘着式面板使用のストーマ装具。 adhesive ostomy

appliance

1007 

非粘着式ストーマ装

非粘着式の固定具で密着させるストーマ装具。 non-adhesive

ostomy

appliance

1008 

使い捨て型ストーマ
装具

使い捨てになっているストーマ装具。 disposable

ostomy

appliance


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T 9232-1997

参考

番号

用語

定義

対応英語

ISO

番号

1009 

再使用型ストーマ装

再使用が可能になっているストーマ装具。

reusable ostomy appliance

1010 

ストーマ袋

ストーマに着けて排せつ(泄)物を収集しておく
袋。用途によって採便袋,採尿袋がある。

ostomy bag

8670-1

8670-2

1011 

固定具

装具をストーマに固定する器具(ベルト,ガスケ
ットなど)

fastening device (belt,

gasket)

1012 

面板 
(めんいた)

ストーマ装具又は洗腸排液部品を身体に固定す
る平板。

face plate (washer)

1013 

皮膚保護剤

排せつ(泄)物及び分泌物を吸収して周辺皮膚を
保護するストーマ用品。

skin barrier

1014 

接皮側

ストーマ装具,板状皮膚保護剤,面板の皮膚に接

する側。

skin side

1015 

非接皮側

接皮側の反対側。 bag side

1016 

洗腸排便法

結腸のストーマ保有者が 500ml 以上の洗腸液を
注入して排便する方法。

irrigation

1017 

ストーマ用洗腸具

洗腸排便法に用いるストーマ用品。機構として落
差式と加圧式がある。

irrigation set

irrigation kit

irrigation equipment

1018 

洗腸液

洗腸排便法の際に結腸内へ注入する微温湯。 irrigation

water

(2)

ストーマ装具に関する用語

参考

番号

用語

定義

対応英語

ISO

番号

2001 

面板ストーマ孔

面板に開けたストーマサイズの孔。 stoma

hole

2002 

初孔

面板の中央の小孔。ここから自由な大きさに孔が
開けられるようにしてある。

starter hole

2003 

既製孔

面板に既に一定のストーマサイズに合わせて開
けて製品化した孔。

precut hole

2004 

フランジ

袋接合部の輪状縁。面板及び袋部の両方にある。 flange

2005 

袋接合部

袋と面板との接合している部分。機構として接着

式とかん(嵌)合式がある。

portion of bag junction

2006 

浮動型袋

面板がストーマ孔縁でだけ接合している袋。

floating type bag

2007 

浮動型フランジ

面板から浮き上がっているフランジ。 floating

type

flange

2008 

固定型袋

面板が全面で接合している袋。

stationary type bag

2009 

固定型フランジ

面板に固定されているフランジ。

stationary type flange

2010 

閉鎖型袋

便排出口のないストーマ袋。 closed-ended bag

8670-1

8670-2

2011 

開放型袋

便排出口のあるストーマ袋。上部開放式と下部開
放式とがある。

open-ended bag

8670-1

8670-2

2012 

排出口閉鎖具

開放型袋の便排出口を開閉する器具。 open-ended

bag

closure

8670-1

8670-2

2013 

排気口

採便袋内ガスの排出専用口。 flatus vent

8670-2

2014 

脱臭フィルタ

排気口の脱臭ろ過装置。 flatus

filter

8670-1

2015 

交換フィルタ

取替可能となっている脱臭フィルタ。 replaceable

filter

2016 

排気口栓

袋の排気口を閉じる栓。入浴時などに使用する。 filter plug

2017 

尿排出口開閉具

採尿袋の尿排出口の開閉栓。 drainage tap

8669-1

2018 

逆流防止弁

採尿袋内にある尿の逆流を防ぐ仕切り。 non-return

valve  8670-1

8670-2


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T 9232-1997

(3)

皮膚保護剤に関する用語

参考

番号

用語

定義

対応英語

ISO

番号

3001 

板状皮膚保護剤 
(いたじょうひふほ
ござい)

平板状に裁断された皮膚保護剤。形状としては方
形状,円盤状,ロール状のものがある。

skin barrier wafer

skin barrier sheet

skin barrier disk

skin barrier ring

skin barrier roll

3002 

練状皮膚保護剤 
(ねりじょうひふほ
ござい)

ペースト状の皮膚保護剤。

skin barrier paste

3003 

粉状皮膚保護剤 
(こなじょうひふほ
ござい)

粉末状の皮膚保護剤。

skin barrier powder

(4)

ストーマ用洗腸具に関する用語

参考

番号

用語

定義

対応英語

ISO

番号

4001 

洗腸液袋

洗腸液をいれる袋。

irrigation water bag

4002 

チューブ

洗腸液袋と洗腸液注入部品とを接続する連結管。 tube

4003 

流量調節器

洗腸液の流量を調節する器具。 flow

controller

4004 

コネクタ

洗腸液袋,チューブ及び洗腸液注入部品の接続
具。

connector

4005 

洗腸液注入部品

洗腸液を結腸内へ注入する際にストーマに当て
がう器具。

stoma cone

4006 

洗腸排液部品

結腸内へ注入した洗腸液の排液処理部品。 irrigation

drain

4007 

流量監視器

洗腸液の流れ状況をみるための器具。 flow

indicator


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T 9232-1997

JIS T 9232

原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

穴  澤  貞  夫

東京慈恵会医科大学

(用語規格小委員会委員長)

進  藤  勝  久

近畿大学医学部

石  川  眞里子

東京都狛江保健相談所

大  村  裕  子

東京オストミーセンター

尾  崎  晴  美

東邦薬品株式会社

河  合  恒  雄

癌研究会付属病院

加  藤  知  行

愛知県がんセンター

斉  藤  敏  夫

ブリストル・マイヤーズ・スクイブ株式会社

田  沢  賢  次

富山医科薬科大学

星  野  宏  光

コロプラスト株式会社

松  本  恵  一

昭和大学藤が丘病院

(試験法規格小委員会委員長)

沖  倉  元  治

ラテックス技術コンサルタント

久  保  善  規

アルケア株式会社

新  島  邦  雄

元  中央ラテックス技術研究会

吉  川  隆  造

アルケア株式会社

古  市  正  敏

通商産業省工業技術院標準部

加  山  英  男

財団法人日本規格協会

(事務局)

木  村  嘉四郎

社団法人日本リハビリテーション医学会