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T 5910

:2005

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本歯科器械工業協同組合(JDMMA)から,

工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚

生労働大臣が制定した日本工業規格である。

改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 15606:1999,Dental handpieces−

Air-powered scalers and scaler tips

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS T 5910

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表


T 5910

:2005

(2)

目  次

ページ

序文

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

2

4.

  要求事項及び推奨事項

2

4.1

  一般的要求事項

2

4.2

  スケーラチップ

3

4.3

  性能

3

4.4

  冷却水の供給

3

4.5

  耐空気圧強さ

3

4.6

  騒音レベル

3

4.7

  耐食性

3

4.8

  滅菌

4

4.9

  照明用電源

4

4.10

  スケーラチップ交換工具の滅菌

4

5.

  サンプリング

4

6.

  試験方法

4

6.1

  目視検査

4

6.2

  寸法

4

6.3

  スケーラチップ

4

6.4

  振動数

5

6.5

  振幅

5

6.6

  振動停止力

5

6.7

  冷却水の供給

5

6.8

  耐空気圧強さ

5

6.9

  騒音レベル

5

6.10

  耐食性

6

6.11

  照明用電源

6

7.

  取扱説明書

6

8.

  表示

7

9.

  包装

7

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

8


日本工業規格

JIS

 T

5910

:2005

歯科用ハンドピース−

エアスケーラ及びスケーラチップ

Dental handpieces

Air-powered scalers and scaler tips

序文  この規格は,1999 年に第 1 版として発行された ISO 15606,Dental handpieces−Air-powered scalers and

scaler tips

を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧

表をその説明を付けて,

附属書(参考)に示す。

1.

適用範囲  この規格は,歯科用ユニット又は独立の制御装置へ接続して圧縮空気によって駆動され,

患者に使用される歯科用エアスケーラ(以下,エアスケーラという。

)及びスケーラチップに対する要求事

項及び試験方法について規定する。また,製造業者の取扱説明書,表示及び包装に関する規定も含む。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 15606:1999

,Dental handpieces−Air-powered scalers and scaler tips (MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成

するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最

新版(追補を含む。)を適用する。

JIS C 1505:1988

  精密騒音計

備考  IEC 60651  Sound level meters からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS T 0601-1

  医用電気機器−第 1 部:安全に関する一般的要求事項

備考  IEC 60601-1  Medical electrical equipment−Part 1: General requirements for safety からの引用事

項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS T 5507

  歯科用器械−図記号

備考  ISO 9687  Dental equipment−Graphical symbols からの引用事項は,この規格の該当事項と同

等である。

JIS T 5905

  歯科用ハンドピースとホースのコネクタ

備考  ISO 9168:1988  Dental handpieces−Hose connectors からの引用事項は,この規格の該当事項

と同等である。

ISO 1942-3

  Dental vocabulary−Part 3 :Dental instruments

ISO 7000

  Graphical symbols for use on equipment−Index and synopsis


2

T 5910

:2005

ISO 9168

  Dental handpieces−Hose connectors

ISO 13402

  Surgical and dental hand instruments − Determination of resistance against autoclaving ,

corrosion and thermal exposure

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,ISO 1942-3 及び JIS T 0601-1 の 2.(定義)によるほか,

次による。

3.1

スケーラチップ  エアスケーラに使用される,固定又は脱着できる軸部及びスケーリングを行うた

めの作業部からなる歯科用器具。

4.

要求事項及び推奨事項

4.1

一般的要求事項

4.1.1

一般  エアスケーラは,操作性が良いことが望ましい。その外面は,清掃しやすく,握り部分を確

実につかめるように,特別に注意が払われることが望ましい。反射光を抑えるために,外面を高度に磨き

上げないほうがよい。エアスケーラは,通常,ハンドピース部分にスケーラチップをねじ込み又は挿入で

脱着できる構造である(以下,各々ねじ式,挿入式という。

。そこから液体及び粉じん(塵)などが侵入

できないように,又はエアスケーラが清掃しやすいように,内部を設計することが望ましい。

4.1.2

材料  エアスケーラに使用される材料はすべて,その使用目的に適していることが望ましい。6.11

に従って試験したとき,エアスケーラは,製造業者が推奨する清掃,消毒及び滅菌手順に耐えなくてはな

らない。

4.1.3

構造  エアスケーラは,安全で確実な操作ができるような構造であることが望ましい。現場で修理

できる場合には,エアスケーラは,容易に入手できる道具又は製造業者によって供給される道具を使って,

保守及び修理のために,容易に分解できて再組み立てできることが望ましい。

4.1.4

寸法  製造業者がスケーラチップの寸法を記載する場合,図 の用語を用いて 1 及び 2 の寸法を,

±0.2 mm 以内の精度で示さなければならない。

試験は,6.2 に従って行う。

  1  オフセット寸法

  2  スケーラチップの長さ

  1  スケーラチップの用語

4.1.5

ホースとの接続  ホースとの接続部の配置,寸法及び許容差は,JIS T 5905 又は ISO 9168 に従っ

ていなければならない。

試験は,6.1 に従って行う。


3

T 5910

:2005

4.2

スケーラチップ

4.2.1

ねじ式スケーラチップ

4.2.1.1

装着トルク  ハンドピースにスケーラチップを装着するために要するトルクは,70 N・cm 以下で

なければならない。

試験は,6.3.1.1 に従って行う。

4.2.1.2

緩みトルク  製造業者の取扱説明書に従って装着したとき,スケーラチップは 20 N・cm 以下のト

ルクで緩んではならない。

試験は,6.3.1.2 に従って行う。

4.2.2

挿入式スケーラチップ

4.2.2.1

挿入力  ハンドピースにスケーラチップを装着するために要する挿入力は,50 N 以下でなければ

ならない。

試験は,6.3.2.1 に従って行う。

4.2.2.2

引抜力  製造業者の取扱説明書に従って装着したとき,スケーラチップは 20 N 以下の軸方向の

引抜力で抜けてはならない。

試験は,6.3.2.2 に従って行う。

4.2.2.3

緩みトルク  4.2.1.2 の要求事項を適用する。

試験は,6.3.1.2 に従って行う。

4.3

性能

4.3.1

振動数  スケーラチップの振動数は,製造業者が規定する空気流量及び空気圧で作動させたとき,

4 000

∼40 000 Hz でなければならない。

試験は,6.4 に従って行う。

4.3.2

振幅  スケーラチップの最大振幅は,製造業者が推奨する空気流量及び空気圧で作動させたとき,

200 µm

を超えてはならない。

スケーラチップの最大振幅が,200 µm を超える場合には,薬事法に定める添付文書にその旨を記載しな

ければならない。

試験は,6.5 に従って行う。

4.3.3

振動停止力  製造業者が規定する空気流量及び空気圧で作動しているエアスケーラについて,振動

を止めるためにスケーラチップに加えられる力は,10 N を超えてはならない。

試験は,6.6 に従って行う。

4.4

冷却水の供給  エアスケーラは,0.2 MPa の供給圧のとき,少なくとも 20 mL/min で,スケーラチッ

プの作業部に注水できなければならない。

試験は,6.7 に従って行う。

4.5

耐空気圧強さ  エアスケーラは,6.8 によって試験したとき,破裂,き裂などの破損があってはなら

ない。

4.6

騒音レベル  エアスケーラから発生する,(A 特性で重みを付けた)騒音レベルは,80 dB を超えて

はならない。

備考  騒音レベルを 70 dB まで下げることを推奨する。

試験は,6.9 に従って行う。

4.7

耐食性  エアスケーラの外面は,耐食性でなければならない。使用された材料は,6.10 の高圧蒸気

滅菌処理を行った後に,目に見える腐食があってはならない。


4

T 5910

:2005

試験は,6.1 に従って行う。

4.8

滅菌  エアスケーラは,製造業者が推奨する滅菌手順で,劣化の兆候又は性能の低下を示さず,最

低 250 回の滅菌サイクルに耐えられなければならない。

なお,滅菌方法は,高圧蒸気滅菌が望ましい。

備考  この試験は,寿命試験ではない。

試験は,6.1 に従って行う。

4.9

照明用電源  照明付エアスケーラの場合には,照明用電源は,JIS T 0601-1 に規定する安全特別低電

圧とし,

JIS T 0601-1

の 19.

(連続漏れ電流及び患者測定電流)

JIS T 0601-1

の 20.

(耐電圧)

及び JIS T 0601-1

の 57.10(沿面距離及び空間距離)の規定を適用する。

試験は,6.11 に従って行う。

4.10

スケーラチップ交換工具の滅菌  スケーラチップ交換工具は,製造業者が推奨する手順で,劣化の

兆候又は性能の低下を示さず,滅菌できなければならない。

試験は,6.1 に従って行う。

5.

サンプリング  各モデルに対して,1 個以上のエアスケーラを評価して,この規格に対する適合性を

評価しなければならない。

6.

試験方法

6.1

目視検査  拡大せずに健常視力で,エアスケーラを目視によって検査する。

6.2

寸法

6.2.1

器具  長さを 0.01 mm の精度で,測定できる測定器(ダイヤルゲージなど)とする。

6.2.2

試験手順  ハンドピースにスケーラチップを取り付け,図 に示された寸法を測定して記録する。

6.3

スケーラチップ

6.3.1

ねじ式スケーラチップ

6.3.1.1

装着トルク

6.3.1.1.1

器具  トルクを±10  %の精度及び N・cm 単位で,測定できるトルクレンチとする。

6.3.1.1.2

試験手順  トルクレンチを当てながらハンドピースにスケーラチップを装着する。スケーラチ

ップをハンドピースに固定するために要するトルクを記録する。

6.3.1.2

緩みトルク

6.3.1.2.1

器具  6.3.1.1.1 のトルクレンチとする。

6.3.1.2.2

試験手順  ハンドピースにスケーラチップを装着する。推奨される空気流量,空気圧,最高の

水流量及び最高の振動数で,少なくとも 1 分間,ハンドピースを作動させる。最大トルクを記録するよう

にトルクレンチを調節する。トルクレンチを当てて,エアスケーラからスケーラチップを外すために要し

たトルクを記録する。

6.3.2

挿入式スケーラチップ

6.3.2.1

挿入力

6.3.2.1.1

器具  挿入力を±0.5 N の精度で測定できる測定器(上皿はかりなど)とする。

6.3.2.1.2

試験手順  測定装置に当てながらハンドピースにスケーラチップを装着する。スケーラチップ

をハンドピースに挿入するために要する力を記録する。

6.3.2.2

引抜力


5

T 5910

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6.3.2.2.1

器具  引抜力を±0.5 N の精度で測定できる測定器(置き針式ばねばかりなど)とする。

6.3.2.2.2

試験手順  ハンドピースにスケーラチップを装着する。推奨される空気流量,空気圧,最高の

水流量及び最高の振動数で,少なくとも 1 分間,ハンドピースを作動させる。最大引抜力を記録するよう

に測定装置を調節する。測定装置を用いてスケーラチップを引き抜き,抜け始めの力を記録する。

6.3.2.3

緩みトルク  6.3.1.2 の試験方法を適用する。

6.4

振動数

6.4.1

器具  振動数を±10  %の精度で測定できる非接触振動計(振動数電子計数器又は校正された時間

軸をもつオシロスコープなど)

6.4.2

試験手順  スケーラチップをハンドピースに装着する。負荷をかけずに,推奨される空気流量,空

気圧,最高の水流量及び最高の振動数で,少なくとも 1 分間,ハンドピースを作動させる。非接触振動計

を用いて,スケーラチップの振動数を測定する。

6.5

振幅

6.5.1

器具

a)

振幅を 0.01 mm の精度で測定できる測定器(ダイヤルゲージなど)

b)

校正された接眼マイクロメータをもつ 100 倍の倍率の顕微鏡

6.5.2

試験手順  スケーラチップをハンドピースに装着する。顕微鏡の焦点をスケーラチップの作業端に

合わせる。負荷をかけずに,推奨される空気流量,空気圧で,水冷せずに,最高の振動数で,少なくとも

1

分間,ハンドピースを作動させる。あらゆる方向の最大振幅を,6.5.1 の機器を用いて測定する。

6.6

振動停止力

6.6.1

器具  ±0.5 N の精度で測定できる測定器(上皿はかりなど)

6.6.2

試験手順  スケーラチップをハンドピースに装着する。推奨される空気流量,空気圧及び振動数で,

少なくとも 1 分間,ハンドピースを作動させる。スケーラチップの先端部の動きがゼロになるように,ス

ケーラチップを停止させるのに要した力を記録する。

6.7

冷却水の供給

6.7.1

器具

a)

冷却水量を±5  %の精度で測定できる容量測定器

b)

ホースとの接続部で水の供給圧力を±5  %の精度で測定できる圧力計

6.7.2

試験手順  ホースとの接続部で水の供給圧力を 0.2 MPa に調節し,エアスケーラを 1 分間作動させ,

容量測定器に吐出した冷却水量を測定する。

6.8

耐空気圧強さ

6.8.1

器具  ホースとの接続部で空気の供給圧力を±5  %の精度で測定できる圧力計とする。

6.8.2

試験手順  ホースとの接続部で製造業者の推奨する最高使用空気圧の 150  %の圧力でエアスケー

ラを 10 分間作動させ,破裂,き裂などの破損の有無を調べる。

6.9

騒音レベル

6.9.1

器具

a)  JIS C 1505:1988

に適合する精密騒音計

b)

非固定式エアスケーラ懸垂装置


6

T 5910

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6.9.2

試験環境  2.5 m×2.5 m×2.5 m 以上の部屋で,少なくとも半径 1 m の空間を設定して試験を行わな

ければならない。

(A 特性の重みを付けた)暗騒音レベルは,65 dB 以下であり,エアスケーラの周囲 1 m

の範囲に硬い反響面があってはならない。硬い面からの反響を減らすために,発泡体又は非反響材料を使

用してもよい。

6.9.3

試験手順  6.9.2 に規定する試験環境の中央にエアスケーラを懸垂する。製造業者の推奨する使用

空気圧で作動させ,精密騒音計を使用し,エアスケーラ中心から 0.45 m 離れた距離で,エアスケーラから

発生する(A 特性で重みを付けた)最高騒音レベルを測定する。

6.10

耐食性  耐食性試験は,次によるほか,ISO 13402 の規定によって行ってもよい。

6.10.1

器具  蒸気温度(132±2)  ℃及び蒸気圧 0.2 MPa で操作できる高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)

6.10.2

試験手順  高圧蒸気滅菌器を蒸気温度(132±2)  ℃及び蒸気圧 0.2 MPa に設定し,5 分間高圧蒸気滅

菌を行う。エアスケーラを高圧蒸気滅菌器から取り出し,空気中で室温になるまで放置する。

なお,高圧蒸気滅菌の後,乾燥のために庫内温度を上昇させてはならない。この操作を 10 回反復した後,

エアスケーラの腐食の有無を調べる。

6.11

照明用電源

6.11.1

作動及び環境条件  JIS T 0601-1 の 10.2[作動(運転)]の要求事項が適用される。

6.11.2

  電源  エアスケーラの照明は,製造業者が指定する電源で作動するように設計しなければならない。

JIS T 0601-1

の 19.1(一般的要求事項)c)の要求事項が適用される。

6.11.3

連続漏れ電流及び患者測定電流の試験手順  照明用電源に照明付エアスケーラを接続し,JIS T 

0601-1

の 4.10  (湿度前処理)に従って湿度前処理を行った後,JIS T 0601-1 の 19.(連続漏れ電流及び患

者測定電流)の手順に従い,接地漏れ電流,外装漏れ電流及び患者漏れ電流を測定する。

6.11.4

耐電圧の試験手順  照明用電源に照明付エアスケーラを接続し,JIS T 0601-1 の 4.10(湿度前処理)

に従って湿度前処理を行った後,JIS T 0601-1 の 20.(耐電圧)の手順に従い,耐電圧試験を行う。

なお,試験電圧は,500 V とする。

7.

取扱説明書  JIS T 0601-1 の 6.8.2 a)(一般的情報)及び d)(患者と接触する部分の清掃,消毒及び滅

菌)の要求事項を適用する。

エアスケーラには,操作方法,保守点検,注油,使用上の注意,安全対策などを記載した取扱説明書を

添付しなければならない。

なお,これに加えて少なくとも次の情報が含まれなければならない。

a)

製造業者又は輸入販売業者の名称,及び住所

b)

製品の販売名又は商標

c)

ホースのコネクタの種類

d)

製造業者が規定した,空気及び水の作動圧(MPa)

e)

規定作動圧力における空気消費量(L/min)及び水消費量(mL/min)

f)

通常の最大振幅 200 µm を超える場合は,明りょうな警告及びその理由

g)

スケーラチップ交換工具の滅菌方法

h)

清掃及び消毒の方法並びにその注意

i)

推奨する滅菌の方法並びにその注意事項

j)

現場での修理の可否

k)

照明付エアスケーラの場合,その表示,電球交換に関する注意事項及び概略の電気配線図


7

T 5910

:2005

l)

現場での修理が可能な場合,附属品・工具及び消耗部品のリスト

m)

エアスケーラに繰り返し高圧蒸気滅菌が行われる場合,エアスケーラが正常に使える状態を維持する

のに必要な定期的保守に関する記述及びこの保守を必要とする頻度に関する記述

8.

表示  エアスケーラ本体には,次の事項を表示しなければならない。

なお,表示に用いられる図記号は,JIS T 5507 による。

a)

製造業者又は輸入販売業者の名称若しくは商標

b)

製造番号又はロット番号

c)

製品の販売名又は商標

d)

高圧蒸気滅菌可能を示す表示(JIS T 5507 の 28 番)

e) 1

回使用エアスケーラには,記号“

”を表示する(ISO 7000 の 1051 参照)

9.

包装  包装には,次の事項を表示しなければならない。また,輸送によって,エアスケーラの損傷が

生じないよう包装することが望ましい。

a)  8.

の a),b)及び c)

b)

法定表示事項


8

T 5910

:2005

附属書(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

JIS T 5910

:2005  歯科用ハンドピース−エアスケーラ及びスケーラチップ

ISO 15606

:1999  歯科用ハンドピース−エアスケーラ及びスケーラチップ

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ)  国際

規格番号

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体

  表示方法:点線の下線

(

Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

項目 
番号

内容

項目 
番号

内容

項目ごとの
評価

技術的差異の内容

1.

適 用 範

歯科用ユニット又は独立の
制御装置へ接続して圧縮空

気によって駆動され,患者
に使用される歯科用スケー
ラ及びスケーラチップ

1

歯科用ユニットへ接続
して作動させられ,患

者に使用される歯科用
スケーラ及びスケーラ
チップ

MOD/

追加

独立の制御装置を追
加した。

歯科用ユニットだけでなく独立の制御
装置が現存する。

2.

引 用 規

JIS C 1505

JIS T 0601-1

JIS T 5507

JIS T 5905

ISO 1942-3

ISO 9168

ISO 13402

ISO 7000

2

ISO 1942-3

ISO 7000

ISO 9168

ISO 9687

ISO 13402:1995

ISO/TR 15223

IEC 60601-1:1988

IEC 60651 

IDT

ISO

及び JIS として

規定されているもの

は JIS 番号を優先記
載した。

技術的差異はない。

3.

定義

用語の定義

ISO 15606

3

JIS

に同じ IDT

8

T

 59
10

20
05


9

T 5910

:2005

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ)  国際

規格番号

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容 
  表示箇所:本体

  表示方法:点線の下線

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

項目

番号

内容

項目

番号

内容

項 目 ご と

の評価

技術的差異の内容

4.

要 求 事

項及び推

奨事項

一般,材料,構造, 
寸法,ホースとの接

続,スケーラチップ 
ねじ式,挿入式,性能,振
動数,振幅,振動停止力,

冷却水の供給,耐空気圧強
さ,騒音レベル,耐食性,
滅菌,照明用電源,スケー

ラチップ交換工具

4

スケーラチップ交換工

具の規定なし

IDT

MOD/

追加

ハンドピース部とス
ケーラチップとの接

続構造をねじ式と挿
入式とに細分化し,内
容を明確にした。

最大振幅の上限を超
えた場合の警告文を

添付文書に記載する
ことにした。 
スケーラチップ交換

工具は滅菌を要求事
項とした。

技術的差異はない。

薬事法では警告文を添付文書に記載す
ることになっている。

感染予防の観点から感染の可能性をで

きる限り排除するため。

5.

サ ン プ

リング

サンプリング 5

JIS

に同じ IDT

6.

試 験

方法

目視検査,寸法,スケーラ
チップ,振動数,振幅,振
動停止力,冷却水の供給,

耐空気圧強さ,騒音レベル,
耐食性,照明用電源

6

測定位置の規定なし

ISO 13402

の試験方法

を引用

MOD/

追加

MOD/

選択

空気の供給圧の測定
位置を追加した。

高圧蒸気滅菌器の温
度条件を変更。

空気の供給圧の測定位置を明確にした。

ISO

の次回改正時に提案する。

高圧蒸気滅菌器の温度条件等を,我が国
では一般的な(132  ℃±2)  ℃[ISO では

(136

℃±2)  ℃]に変更した。ISO との

整合は予定していない。

ISO 13402

の試験手順を選択できるよ

うにした。

9

T

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10

20
05


10

T 5910

:2005

(

Ⅰ) JIS の規定

(

Ⅱ)  国際

規格番号

(

Ⅲ)  国際規格の規定

(

Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異

の項目ごとの評価及びその内容

  表示箇所:本体 
  表示方法:点線の下線

(

Ⅴ)  JIS と国際規格との技術的差異の理由

及び今後の対策

項目 
番号

内容

項目 
番号

内容

項目ごとの
評価

技術的差異の内容

7.

取 扱

説明書

取扱説明書への記載情報 7

法規上の要求事項が異

なる。

交 換 工 具 の 滅 菌 の 可

否,方法

MOD/

変更

流通業者を輸入販売

業者に変更した。

スケーラチップ交換

工具は滅菌可能を要
件とした。

法規上の要求事項

感染予防の観点から感染の可能性をで

きる限り排除するため。

8.

表示

本体への表示事項 8

表示事項 
ただし,法規上の要求
事項が異なる。

MOD/

追加

輸入販売業者を追加
した。

法規上の要求事項

9.

包装

注意事項と表示事項

9

注意事項 
ただし,法規上の要求

事項が異なる。

MOD/

追加

表 示 事 項 を 追 加 し
た。

法規上の要求事項

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  IDT………………  技術的差異がない。

    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    ―  MOD/変更………  国際規格の規定内容を変更している。 
    ―  MOD/選択………  国際規格の規定内容と別の選択肢がある。

2.

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。

10

T 5

9

1

0


20
05