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日本工業規格

JIS

 T

5419

-1995

歯科用根管フィンガープラガ

Dental root canal finger pluggers

1.

適用範囲  この規格は,根管充てん(塡)ポイントの充てんに使う歯科用根管フィンガープラガ(以

下,フィンガープラガという。

)について規定する。

備考  この規格の引用規格を,次に示す。

引用規格 

JIS G 4309

  ステンレス鋼線

JIS G 4314

  ばね用ステンレス鋼線

2.

種類,寸法及び形状  フィンガープラガの種類,外径寸法及び色別は,表 のとおりで,針部全長  (L)

は,21mm,25mm,28mm 及び 31mm とし,その許容差は,±0.5mm とする。作業部長さ寸法は,最小 16mm

とする。

また,作業部形状は,円柱形又は平頭円すい形でなければならない。

なお,形状及び寸法の一例を

図 に示す。


2

T 5419-1995

表 1  種類,外径寸法及び色別

外径寸法 mm

±0.02

d

16

種類

d

0

円柱形

平頭円すい形

色別

015 0.15

0.15

0.47

020 0.20

0.20

0.52

025 0.25

0.25

0.57

030 0.30

0.30

0.62

035 0.35

0.35

0.67

040 0.40

0.40

0.72

045 0.45

0.45

0.77

050 0.50

0.50

0.82

055 0.55

0.55

0.87

060 0.60

0.60

0.92

070 0.70

0.70

1.02

080 0.80

0.80

1.12

090 0.90

0.90

1.22

100 1.00

1.00

1.32

110 1.10

1.10

1.42

120 1.20

1.20

1.52

130 1.30

1.30

1.62

140 1.40

1.40

1.72

備考1.  d

0

は,作業部先端の直径を示す。

2.  d

16

は,作業部先端から 16mm 部の直径を示す。

3.

色別は,柄部の色を示す。

図 1  形状及び寸法(一例)

3.

品質

3.1

外観  フィンガープラガは,さび,変色及びきずがあってはならない。

3.2

耐食性及び耐熱性  フィンガープラガは,5.2 及び 5.3 によって試験したとき,さび及び変色がなく,

色別表示が消えてはならない。

3.3

引抜抵抗  フィンガープラガは,5.4 によって試験したとき,柄部から針部が引き抜けてはならない。

4.

材料  フィンガープラガの針部の材料は,JIS G 4309 及び JIS G 4314 の規定に適合するもの又はこれ

らと同等以上のもの(

1

)

とする。

(

1

)

ここでいう“同等以上のもの”とは,製品の品質が確保できる同系統の材料をいう。

5.

試験


3

T 5419-1995

5.1

試験項目  フィンガープラガの試験項目は,次のとおりとする。

(1)

耐食試験

(2)

耐熱試験

(3)

引抜試験

5.2

耐食試験  20±2℃の硫酸銅溶液[硫酸銅 (II) 五水和物 (CuSO

4

・5H

2

O)

:4.0g,硫酸(H

2

SO

4

,比重

1.84

) : 10.0g,水 (H

2

O)

:90ml]の中に,フィンガープラガを現品のまま 6 分間浸した後,水洗及び乾燥

する。次に,倍率が 5 倍以上の拡大鏡で,表面にさび及び変色がないか,また,色別表示が消えていない

かどうかを調べる。

5.3

耐熱試験  沸騰水中に,フィンガープラガを現品のまま浸して 30 分間煮沸する。その後加熱を停止

して,そのままの状態で 1 時間放置した後,フィンガープラガを取り出して空気中で室温になるまで放置

する。この操作を 5 回反復する。次に,倍率が 5 倍以上の拡大鏡で,表面にさび及び変色がないか,また,

色別表示が消えていないかどうかを調べる。

5.4

引抜試験  柄部から針部を引き抜く方向に,29.4N の荷重を加えたとき,針部が引き抜けないかどう

かを調べる。

6.

製品の呼び方  製品の呼び方は,規格の名称,針部全長及び種類による。

例  歯科用根管フィンガープラガ  25mm  030

7.

表示  フィンガープラガの柄部には,色別を表示し,直接の容器には,次の事項を表示しなければな

らない。

(1)

法定表示事項

(2)

規格の名称,針部全長及び種類

(3)

製造番号又は製造記号

8.

説明書  フィンガープラガの最小包装単位には,次の事項を記載した説明書を添付しなければならな

い。

(1)

消毒又は滅菌方法

(2)

使用上の注意事項

関連規格  JIS T 5417  歯科用根管プラガ

JIS T 5501

  歯科用回転器具−番号表示法

ISO 2157 : 1992

  Dental rotary instruments−Nominal diameters and designation code number

ISO 3630/3 : 1994

  Dental root-canal instruments−Part 3 : Condensers, pluggers and spreaders

ISO 6360/1 : 1985

  Dental rotary instruments − Number coding system − Part 1 : General

characteristics

ISO 6360/2 : 1986

  Dental rotary instruments−Number coding system−Part 2 : Shape and specific

characteristics


4

T 5419-1995

医療安全用具部会  歯科器械専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

高  橋  重  雄

松本歯科大学

小野瀬  英  雄

日本大学

川  和  忠  治

昭和大学

長谷川  二  郎

愛知学院大学

吉  田  隆  一

日本歯科大学

小  倉  英  夫

日本歯科大学新潟短期大学

古  市  正  敏

工業技術院標準部

松  谷  有希雄

厚生省薬務局

梅  田  昭  夫

日本歯科医師会

太  田  喜一郎

日本歯科医師会

杉  山      勉

日本歯科医師会

鶴  木      隆

日本歯科医師会

中  島  博  和

日本歯科医師会

渡  邊      昭

日本歯科医師会

石  谷      薫

株式会社ワイデム・ヤマウラ

菅  谷  昭  正

株式会社吉田製作所

中  村  信  一

中村デンタル株式会社

堀  部  俊  郎

ピヤス合資会社

伊  藤  与士郎

株式会社デンテック

山  口  善  男

長田電機工業株式会社

(事務局)

津  金  秀  幸

工業技術院標準部電気規格課

青  山  直  充

工業技術院標準部電気規格課