>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

日本工業規格

JIS

 T

5417

-1993

歯科用根管プラガ

Dental root canal filling pluggers

1.

適用範囲  この規格は,歯科で使うガッタパーチャポイント用の歯科用根管プラガ(以下,プラガと

いう。

)について規定する。

なお,加圧部に目盛を施したものを含む。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS G 4303

  ステンレス鋼棒

JIS H 8617

  ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき

JIS Z 9002

  計数規準型一回抜取検査(不良個数の場合)

(抜取検査その 2)

2.

この規格の中で  {  }  を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって参

考として併記したものである。

2.

品質

2.1

構造  プラガは,一体に成形するか又は作業部と柄部を結合して製作しなければならない。ただし,

結合して製作するプラガは,結合部にねじれ又は軸運動を生じることなく,安全,かつ,恒久的に固定さ

れていなければならない。

2.2

寸法  プラガ作業部の形状は図 1,種類及び寸法は表 のとおりとする。

図 1  形状


2

T 5417-1993

表 1  種類及び寸法

単位 mm

種類

D

03

.

0

02

.

0

加圧部 L

1

作業部 L

2

参考)

色別

035 0.35

040 0.40

045 0.45

050 0.50

055 0.55

060 0.60

070 0.70

080 0.80

090 0.90

100 1.00

110 1.10

120 1.20

130 1.30

140 1.40

150 1.50

160 1.60

最小長さ 10 25∼35

2.3

外観  プラガは,色合い及び光沢が良好であって,きず,さび,ひび,その他の欠点がなく,仕上

げが良好なものでなければならない。特に,プラガ加圧部の末端は,平たんで滑らかに仕上げられていな

ければならない。

2.4

耐熱性及び耐食性  プラガは,4.によって試験したとき,外観にさび,変色などがなく,かつ,変形

を生じてはならない。

3.

材料及び加工方法  プラガの材料及び加工方法は,次のとおりとする。

(1)

プラガ作業部の材料は,JIS G 4303 に規定する SUS304,SUS403,SUS410,SUS420J1,SUS420J2,

又はこれらと同等以上のもの(

1

)

を用いるものとし,柄部は耐熱性,耐食性などをもつ金属材料又は合

成樹脂材を用いるものとする。

なお,ステンレス鋼以外の金属材料を柄部に用いる場合は,必要に応じて JIS H 8617 に規定するめ

っきを施すものとする。

(

1

)

ここでいう“同等以上のもの”とは,製品の品質が確保できる同系統の材料をいう。

(2)

一体に成形するプラガにあっては,JIS G 4303 に規定する SUS304,SUS403,SUS410,SUS420J1,

SUS420J2

又はこれらと同等以上のもの(

1

)

を用いるものとする。

4.

耐熱性及び耐食性試験  耐熱性及び耐食性試験は,次のとおりとする。

(1)

蒸留水を加熱し,沸騰させる。次に,その中にプラガを浸し,30 分間煮沸する。時間が経過したら加

熱を停止し,そのままの状態で 1 時間放置する。その後プラガを取り出し,空気中で室温になるまで

放置する。この操作を 5 回反復した後,プラガの外観にさび,変色などがなく,変形を生じていない

かどうかを調べる。

(2)

高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)を用いて,蒸気温度 132℃・蒸気圧 0.2MPa {2kgf/cm

2

}

に設定し,

30

分間高圧蒸気滅菌を行う。プラガを高圧蒸気滅菌器から取り出し,空気中で室温になるまで放置す


3

T 5417-1993

る。この操作を 5 回反復した後,プラガの外観にさび,変色などがなく,変形が生じていないかどう

かを調べる。

備考  この検査は,JIS Z 9002 によって行う。

5.

製品の呼び方  製品の呼び方は,規格の名称及び種類による。

例  歯科用根管プラガ  035

6.

表示  プラガ本体には種類を表示し,また,次の事項を直接の容器に表示しなければならない。

(1)

法定表示事項

(2)

取扱い上の注意事項

医療安全用具部会  歯科器械専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

大  橋  正  敬

日本大学

小野瀬  英  雄

日本大学

川  和  忠  治

昭和大学

平  澤      忠

鶴見大学

吉  田  隆  一

日本歯科大学

淺  井  康  宏

東京歯科大学

稲  葉  裕  俊

工業技術院標準部

澤      宏  紀

厚生省薬務局

梅  田  昭  夫

日本歯科医師会

太  田  喜一郎

日本歯科医師会

鴨  井  久  一

日本歯科医師会

鶴  木      隆

日本歯科医師会

中  島  博  和

日本歯科医師会

土  生  博  義

日本歯科医師会

石  谷      薫

株式会社ワイデム・ヤマウラ

菅  谷  昭  正

株式会社吉田製作所

中  村  信  一

中村デンタル株式会社

堀  部  俊  郎

ピヤス合資会社

伊  藤  与士郎

株式会社デンテック

大  谷  哲  三

日本歯科器械工業協同組合

(事務局)

柾  谷  栄  吾

工業技術院標準部電気規格課

金  地  隆  志

工業技術院標準部電気規格課