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日本工業規格

JIS

 T

5409-

1994

歯科用ブローチホルダ

Dental broach holders

1.

適用範囲  この規格は,JIS T 5205 及び JIS T 5206 に規定する歯科用クレンザ及び歯科用ブローチ(以

下,クレンザ及びブローチを総称してブローチという。

)の保持器(以下,ホルダという。

)について規定

する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS H 3100

  銅及び銅合金の板及び条

JIS H 3250

  銅及び銅合金棒

JIS H 8617

  ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき

JIS T 5205

  歯科用クレンザ

JIS T 5206

  歯科用ブローチ

2.

この規格の中で{  }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参

考として併記したものである。

2.

種類  ホルダの種類は,ブローチを保持する機構によって,次のとおりとする。

(1)

チャック形  四つ割りチャックによるもので,ねじ又はキャップをスライドすることによって締め付

ける形式のものとする。

(2)

カーブ形  図 に示す形状のもので,ブローチを強く差し込めばブローチが固定されるものとする。

図 1  カーブ形

3.

品質

3.1

外観  ホルダは色合い及び光沢が良好であって,きず,さび,まくれ,その他有害な欠点がなく,

仕上げが良好なものでなければならない。


2

T 5409-1994

3.2

保持性能  チャック形にあっては 6.2 の試験方法によって試験を行ったとき,チャック開放時のブロ

ーチの挿入が容易であり,また保持したブローチはホルダの中心線にほぼ一致し,6.2 の(3)の試験で引き

抜けてはならない。

なお,カーブ形にあっては,ブローチを強く挿入したとき,ブローチが容易に脱落するものであっては

ならない。

3.3

めっき  めっきは JIS H 8617 に規定された銅及び銅合金素地のニッケルめっき又はニッケル−クロ

ムめっきの 1 級以上でなければならない。

4.

寸法及び構造

4.1

寸法  ホルダの主要部の基準寸法は,表 のとおりとする。

表 1

単位 mm

種類

全長

本体の外径

ブローチの差込み長さ

チャック形 129

43

23

カーブ形 122

41

15

4.2

構造  構造は,次による。

(1)

チャック形の本体は中空とし,本体の外側の保持部分は六角状とする。

(2)

カーブ形の本体は円形棒状とし,その表面に滑り止めを施す。

5.

材料及び加工方法  本体及び締付け部の材料は,JIS H 3100 に規定された種類 C2600P∼C2801P の黄

銅板又は JIS H 3250 に規定された種類 C3601∼C3604 の快削黄銅棒を用い,ニッケルめっき又はニッケル

−クロムめっきを施すものとする。

6.

試験

6.1

外観試験  3.1 の事項について目視によって調べる。

6.2

保持性能試験

(1)

チャック開放時にブローチが容易に挿入できるかどうかを調べる。

(2)

ブローチを差し込んで締め付け,ブローチの保持状態を調べる。

(3)  (2)

でブローチを保持したホルダの本体を固定し,ブローチを引き抜く方向に 19.6N {2kgf}  の力で引っ

張ったとき,ブローチが引き抜けるかどうかを調べる。

なお,カーブ形については,この試験を適用しない。

6.3

めっき試験  JIS H 8617 に規定された方法によって行う。

7.

製品の呼び方  製品の呼び方は,名称及び種類による。

例  歯科用ブローチホルダチャック形

8.

表示  ホルダには製造業者名又はその略号を表示しなければならない。