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日本工業規格

JIS

 T

5302

-1993

歯科印象用トレー

Dental impression trays

1.

適用範囲  この規格は,歯科において口くう(腔)内印象採得に使用する印象用トレー(以下,トレ

ーという。

)について規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS H 8617

  ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき

JIS Z 9002

  計数規準型一回抜取検査(不良個数の場合)

(抜取検査その 2)

2.

この規格の中で{  }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって参

考として併記したものである。

2.

種類  トレーの種類は,有歯がく(顎)用,無歯がく用,局部用及び局部用回転トレーの 4 種類とす

る。

3.

品質

3.1

構造  トレーは,印象材を盛る部分と把柄の部分から構成される。トレーは,口くう内から取り出

すとき,印象材がトレーから外れたり,トレーが変形しない構造とする。

3.2

外観  トレーは,さび,きず,ひび及びまくれがなく,滑らかに仕上げられていなければならない。

3.3

耐熱性及び耐食性  トレーは,5.によって試験したとき,外観にさび及び変色を生じてはならない。

4.

材料  トレーの材料は,金属又はプラスチックとする。金属にめっきを施す場合は,JIS H 8617 に規

定するめっきを施すものとする。

5.

耐熱性及び耐食性試験  耐熱性及び耐食性試験は,次のとおりとする。ただし,プラスチック製のト

レーは,(3)だけとする。

(1)

蒸留水を用いて加熱し,沸騰させる。次に,その中にトレーを浸し,30 分間煮沸する。時間が経過し

たら加熱を停止し,そのままの状態で 1 時間放置する。その後,トレーを取り出し,空気中で室温に

なるまで放置する。この操作を 5 回反復した後,トレーの外観を目視によって調べる。

(2)

高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)を用いて,蒸気温度 132℃・蒸気圧 0.2MPa {2kgf/cm

2

}

に設定し,

30

分間高圧蒸気滅菌を行う。トレーを高圧蒸気滅菌器から取り出し,空気中で室温になるまで放置す

る。この操作を 5 回反復した後,トレーの外観を目視によって調べる。

(3)

製造業者の指定する方法で消毒を行う。この操作を 5 回反復した後,トレーの外観を目視によって調

べる。

備考  この検査は,JIS Z 9002 によって行う。


2

T 5302-1993

6.

製品の呼び方  製品の呼び方は,規格の名称及び種類による。

例  歯科印象用トレー有歯がく用

7.

表示  トレーには,直接の容器に次の事項を表示しなければならない。

(1)

法定表示事項

(2)

規格の名称及び種類

(3)

適用印象材

(4)

清掃及び消毒方法

(5)

耐熱温度

医療安全用具部会  歯科器械専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

大  橋  正  敬

日本大学

小野瀬  英  雄

日本大学

川  和  忠  治

昭和大学

平  澤      忠

鶴見大学

吉  田  隆  一

日本歯科大学

淺  井  康  宏

東京歯科大学

稲  葉  裕  俊

工業技術院標準部

澤      宏  紀

厚生省薬務局

梅  田  昭  夫

日本歯科医師会

太  田  喜一郎

日本歯科医師会

鴨  井  久  一

日本歯科医師会

鶴  木      隆

日本歯科医師会

中  島  博  和

日本歯科医師会

土  生  博  義

日本歯科医師会

石  谷      薫

株式会社ワイデム・ヤマウラ

菅  谷  昭  正

株式会社吉田製作所

中  村  信  一

中村デンタル株式会社

堀  部  俊  郎

ピヤス合資会社

伊  藤  与士郎

株式会社デンテック

大  谷  哲  三

日本歯科器械工業協同組合

(事務局)

柾  谷  栄  吾

工業技術院標準部電気規格課

金  地  隆  志

工業技術院標準部電気規格課