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S 2350

:2014

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  種類 

4

5

  外観,材質及び性能  

4

5.1

  外観  

4

5.2

  最小肉厚  

4

5.3

  材質  

4

5.4

  性能  

4

5.5

  溶出量  

5

6

  形状及び寸法  

5

7

  容量 

5

8

  試験及び測定方法  

5

8.1

  耐内圧力強度試験  

5

8.2

  熱衝撃強度試験  

5

8.3

  ひずみ測定  

5

8.4

  寸法測定  

5

8.5

  肉厚測定  

6

8.6

  溶出試験  

6

8.7

  容量試験  

6

9

  検査方法  

8

10

  表示  

8

10.1

  表示事項  

8

10.2

  表示方法  

8

11

  対応関係  

9

附属書 A(規定)容量表示付きびんの呼び容量,容量公差,商品など  

11

附属書 B(規定)容量表示付きびんの形状,寸法及び寸法公差  

14

附属書 C(規定)ロットごとの抜取検査による合否の判定 

39

附属書 D(規定)ひずみ測定角度から応力量への換算方法 

40

附属書 E(規定)特殊容器に商品を入れる場合の入味線高さ  

41


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(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本ガラスびん協

会(JGBA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会

の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS S 2350:2011 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 S

2350

:2014

容量表示付きガラス製びん(壜)

Glass container with content volume indicated

序文 

この規格は,計量法の特殊容器である容量表示付きガラス製びん(壜)として要求される要件のうち,

形状,材質等の性能に係る技術上の基準,試験の方法及び検査の方法の基準について本体及び

附属書 A

附属書 に規定し(全ての要求事項が計量法の要求事項ではない。),特殊容器に商品を入れる際の入味線

高さを

附属書 に規定した日本工業規格である。ただし,この規格の適合だけをもって,容量表示付きガ

ラス製びんが計量法で定める特殊容器ということにはならない。また,この規格に適合するものであるこ

とを示す工業標準化法第 19 条の表示を付することはできない。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,液体を充塡したときに入味線が見えるソーダ石灰ガラス製のびんであって,液体をある一

定の入味線高さまで充塡したときに,容量が呼び容量と同じ値となる容量表示付きガラス製びん(以下,

“容量表示付きびん”という。

)について規定する。また,特殊容器に商品を入れる場合の入味線高さにつ

いて規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 7507

  ノギス

JIS B 7510

  精密水準器

JIS B 7517

  ハイトゲージ

JIS S 2301

  炭酸飲料用ガラスびんの肉厚測定方法

JIS S 2302

  炭酸飲料用ガラスびんの耐内圧力試験方法

JIS S 2304

  炭酸飲料用ガラスびんの熱衝撃試験方法

JIS S 2305

  炭酸飲料用ガラスびんのひずみ測定方法

JIS Z 8103

  計測用語

JIS Z 9003

  計量規準型一回抜取検査(標準偏差既知でロットの平均値を保証する場合及び標準偏差

既知でロットの不良率を保証する場合)

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103 によるほか,次による。


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3.1

特殊容器

計量法第 17 条第 1 項によって,計量法第 16 条の“使用の制限”を除外される透明又は半透明の容器。

注記  計量法においては,計量器でないものを用いて計量してはならないとされているが,特殊容器

は計量器とみなして計量に用いることができるとしている。

3.2

呼び容量

容量表示付きびんの容量をミリリットル(ml)で表したもの。ある一定の入味線高さまで内容物を充塡

したときの容量と同じ。

3.3

容量公差

箇条 の試験を行ったとき,容量表示付きびんの呼び容量とその容量表示付きびんに充塡した水の体積

の値との差の絶対値。

3.4

入味線

容量表示付きびんに充塡された内容物の液面の最下部の水平面がびんに投影する線。

3.5

入味線高さ

容量表示付きびんを水平な平面に置いたとき,びんの内容物の液面の最下部からびんを置いた平面まで

の垂線の長さ(

図 E.1 参照)。

3.6

基準試験高さ

箇条 の試験を行うときに,基準とする入味線高さ(

図 参照)。

3.7

基準ビュレット

計量法第 103 条第 1 項の規定によって基準器検査に合格し,かつ,有効期間内にあるビュレット。

3.8

基準分銅

計量法第 103 条第 1 項の規定によって基準器検査に合格し,かつ,有効期間内にある分銅。

3.9

目量

計量器に記された目盛の一目盛当たりの量。

3.10

電線

糸状のガラスが,電柱間に張られた電線のように,びん内側の壁間に張り渡された状態。

3.11

ちょう(蝶)当たりきず

ちょうの羽根のような形で,びんの外面から内部に入ったきず。

3.12

びん口部,首部,肩部,胴部,口天部(密封面)


3

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例図として

図 に示す容量表示付きびんの各部の名称。びんは,びん口部,首部,肩部及び胴部からな

り,破線で示す直線及び円弧の交点を,各部の境界の目安とする。

図 1−びんの各部の名称(例図:JS-30 参照)

3.13

天かみだし

びん口部上面の口天部(密封面)が平滑面とならず,ガラスの一部がびんの上方にはみだした状態。

3.14

天波

びん口部上面の口天部(密封面)が平滑面とならず,波状になった状態。

3.15

口合わせ目ぐいち

びん口部を形成する金型の合わせ目がずれたことによって,びん口部の金型の合わせ目跡に段差が生じ

た状態。

3.16

割れ

ひびが大きくなった状態。

3.17

ひっつき

びんの表面にガラス片が溶着している状態。

3.18

穴細

びん口部から首部にかけての内径が極端に細くなった状態。

3.19

れんが(煉瓦)又は原料の未溶解のもの及び結晶化物。

3.20

びり


4

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びんの外表面に生じたひび。

3.21

口かけ

びん口部の一部が欠けた状態。

3.22

あわ

ガラスの中に点在している気泡。

種類 

容量表示付きびんの種類は,

表 によって区分する。また,呼び容量及び用途によって細区分する(附

属書 参照)。

表 1−容量表示付きびんの種類

種類の区分

用途など

耐内圧用容量表示付きびん

発泡性の清涼飲料,ビールなどに用いる耐圧性の高いもの

非耐内圧用容量表示付きびん

牛乳(脱脂乳を除く。

,清酒,果実飲料などに用いる耐圧性

の低いもの

外観,材質及び性能 

5.1 

外観 

容量表示付きびんは,電線,ちょう(蝶)当たりきず,天かみだし,割れ,ひっつき,穴細,石(1.5 mm

以上)

,あわ(3.0 mm 以上)

,びり,口かけ,天波,口合わせ目ぐいちなどのびん容器としての機能を低下

させるおそれのあるような欠点があってはならない。

5.2 

最小肉厚 

最小肉厚は,8.5 によって測定したとき,

附属書 に適合しなければならない。

5.3 

材質 

容量表示付きびんの材質は,ソーダ石灰ガラス製とする。

5.4 

性能 

容量表示付きびんの性能は,8.18.3 の試験を行ったとき,

表 に適合しなければならない。

表 2−容量表示付きびんの性能

項目

性能

耐内圧力強度

a)

内容物の圧力(20  ℃)

MPa

1

分間耐内圧力強度

MPa

0.25

未満 0.95 以上

 0.25

以上 0.39 未満 1.50 以上

 0.39

以上 0.49 未満 2.00 以上

熱衝撃強度 40

℃の温度差で破損しない。

ひずみ

耐内圧用容量表示付きびんのものにあっては,ひずみ番号

b)

4

を超えない。

非耐内圧用容量表示付きびんのものにあっては,ひずみ番号

b)

5

を超えない。

a)

耐内圧力強度は,非耐内圧用容量表示付きびんには適用しない。

b)

  JIS S 2305

表 3(ひずみ番号)による。


5

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5.5 

溶出量 

容量表示付きびんは,8.6 によって試験したとき,食品衛生法(昭和 22 年法律第 233 号)に基づく“食

品,添加物等の規格基準”

1)

に適合しなければならない。

1)

食料品などを内容物とするガラスびんは,食品衛生法に基づく“食品,添加物等の規格基準(昭

和 34 年厚生省告示第 370 号)

”の一部である,ガラス製,陶磁器製又はホウロウ引きの器具又

は容器包装の材質別規格に合格していなければならない。

形状及び寸法 

容量表示付きびんの形状,寸法及び寸法公差は,8.4 によって試験したとき,

附属書 に規定する寸法

公差の範囲になければならない。

容量 

容量表示付きびんの容量は,8.7 によって試験したとき,水の体積の値が

附属書 に規定する容量公差

の範囲になければならない。

試験及び測定方法 

8.1 

耐内圧力強度試験 

容量表示付きびんの耐内圧力強度は,JIS S 2302 の 3.2.1(通過試験による場合)によって試験を行う。

8.2 

熱衝撃強度試験 

容量表示付きびんの熱衝撃強度は,JIS S 2304 の 3.1(通過試験)によって試験を行う。ただし,JIS S 2304

の規定と同等の試験条件であれば,その装置を使用しなくてもよい。また,熱衝撃試験の結果報告には,

試験条件(装置条件を含む。

)を記載するものとする。

8.3 

ひずみ測定 

容量表示付きびんのひずみは,JIS S 2305 に規定する直接測定方法で角度測定を行い,

附属書 によっ

て換算したひずみの強さ(応力量)から対応するひずみ番号を求める。

8.4 

寸法測定 

容量表示付きびんの寸法は,JIS B 7507 に規定するノギス,JIS B 7517 に規定するハイトゲージ又はこ

れらと同等の精度をもつ自動測定器で

図 に示す各部の寸法を,次によって測定する。

a)  a

部(高さ)

:びん底面からびん口部の上面までを測定する。

b)  b

部(胴径)

:胴中央部分の金型の合わせ目を外した位置で測定する。

c)

c

部(ねじ山外径)

:びん口部の金型の合わせ目を外した位置で測定する。

d)  d

部(びん口外径)

:びん口部の金型の合わせ目を外した位置で測定する。

e)

e

部(びん口内径)

:びん口部の上面から下方に 3 mm までの間で,最狭部分を測定する。


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S 2350

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a)

  寸法測定箇所(全体図) b)  寸法測定箇所(cd部拡大図) 

a

高さ

b

胴径

c

ねじ山外径

d

びん口外径

e

びん口内径

図 2−寸法測定箇所

8.5 

肉厚測定 

容量表示付きびんの肉厚は,JIS S 2301 によって測定する。

8.6 

溶出試験 

溶出量は,食品衛生法(昭和 22 年法律第 233 号)に基づく“食品,添加物等の規格基準”によって試験

を行う。

8.7 

容量試験 

8.7.1 

試験条件及び測定器具 

試験条件及び測定器具は,次による。

a)

試験環境温度及び状態調節  室温 20  ℃±15  ℃とする。

b)

試験液  水

c)

標準器  標準器は,次による。

1)

ビュレット法による場合は,基準ビュレットによる。

なお,基準ビュレットと同等又はより高い精度の自動測定器であってもよい。

2)

質量法による場合,2.1)  又は 2.2)  とする。

2.1)

目量が 100 mg 以下の質量計及び次の 2.1.1)2.1.3)  のいずれかの計量器の組合せ

2.1.1)  1

級基準分銅

2.1.2)

計量法第 144 条第 1 項の登録事業者による校正をされた計量器

2.1.3)  2.1.2)

に連鎖して段階的かつ定期的に校正を行った計量器であって,1 級基準分銅と同等又はよ

り高い精度の計量器

2.2)  2.1)

と同等又はより高い精度の自動測定器

d)

測定器具  測定器具は,次による。

1)

水準器  JIS B 7510 に規定する 3 種 B 級以上の等級のものとする。

2)

ハイトゲージ  最小表示量又は最小読取値が 0.1 mm 以下で,かつ,最大測定長が試験しようとす

る容量表示付きびんの入味線高さより長い測定器,又はこれと同等の自動測定器とする。

3)

温度計  目量が 0.1  ℃以下の測定器


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e)

測定用試料  測定用試料は,a)  で規定する試験環境に 30 分間以上置いたものを使用する。

8.7.2 

試験方法 

8.7.2.1 

ビュレット法による場合 

ビュレット法による場合は,次による。

なお,自動測定器による場合は,これに準じるものとする。

a)

試験をしようとする容量表示付きびんを水平の平面に定置するとともに,平面が水平であることを水

準器を用いて確認する。

b)

ビュレットから容量表示付きびんに,水の液面の最下部が

附属書 に規定する基準試験高さ(図 

a

)になるまで,水を計量しながら移す。

c)

ビュレットで計量した水の体積を読み取る。

a

基準試験高さ

図 3−液面高さ

8.7.2.2 

質量法による場合 

質量法による場合は,次による。

なお,自動測定器による場合は,これに準じるものとする。

a)

試験をしようとする容量表示付きびんを水平の平面に定置するとともに,平面が水平であることを水

準器を用いて確認する。8.7.2.1 と同様に,容量表示付きびんに,水の液面の最下部が

附属書 に規定

する基準試験高さ(

図 の a)になるまで水を満たす。

b)

容量表示付きびんに充塡した水の質量を計量し,式(1)及び式(2)によって水温 20  ℃に換算した体積を

求める。

V

20

κ×Mt  (1)

(

)

d

t

d

+

 −

+

=

20

1

1

1

β

δ

ρ

κ

  (2)

ここに,

V

20

温度

20

℃に換算した容量(

ml

κ

質量−容積換算計数

Mt

水温

t

℃のときの水の質量(

g

d

温度

t

℃のときの水の密度(

g/cm

3

ρ

20

℃,標準大気圧での空気の密度

0.001 2

g/cm

3

t

試験温度(℃)

δ

分銅の密度

8.0

g/cm

3

β

ガラスの体膨張係数

0.000 025

(℃

1


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検査方法 

検査は,形式検査

2)

と受渡検査

3)

とに区分し,次による。

なお,形式検査及び受渡検査の抜取検査方式は,受渡当事者間の協定による。また,計量法における容

量公差及び箇条 に適合するかどうかの抜取検査方式及び合否の判定は,

附属書 による。

a)

形式検査  形式検査項目は,次による。

1)

外観

2)

最小肉厚

3)

耐内圧力強度

4)

熱衝撃強度

5)

ひずみ

6)

溶出量

7)

形状及び寸法

8)

容量

9)

表示

b)

受渡検査  受渡検査項目は,次による。

1)

外観

2)

容量

2)

製品の品質が,設計で示す全ての特性を満足するかどうかを判定するための検査。

3)

既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造による製品の受渡しをする場合,必要と認める

特性が満足するものであるかを判定するための検査。

10 

表示 

10.1 

表示事項 

この規格の全ての要求事項に適合した容量表示付きびんには,

1

製品ごとに容量表示付きびん自体に次

の事項を明瞭で,かつ,容易に消えない方法で表示しなければならない。

a)

呼び容量:

180

b)

呼び容量を表す単位の記号:

ml

c)

製造業者名又はその略号

d)

製造工場名又はその略号

e)

製造年又はその略号

f)

金型番号

10.2 

表示方法 

10.1

の a)

及び b)

は,次によって表示しなければならない。

a)

呼び容量及び呼び容量を表す単位の記号は,それぞれの下端が同一線上になければならない。

b)

びんの底面を除いた外側の部分であって,表示が折れ曲がらない部分に表示しなければならない。

c)

呼び容量を表す数字及び単位の記号の大きさは,

表 による。


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表 3−容量表示付きびんの呼び容量を表す数字及び単位の記号の大きさ

単位  mm

呼び容量

(ml)

名称

数字

単位の記号

“m”

単位の記号

“l”

100

∼500 JS-12∼JS-35 6

3

5

501

∼1 000 JS-36∼JS-51 7.5

3.8

6.3

1 001

∼ JS-52∼JS-53 9

4.5

7.5

d)

呼び容量を表す数字及び単位の記号の配置及び字体は,

図 による。

単位  mm

a)

  100500 ml 

b)

  5011 000 ml 

c)

  1 001 ml 

図 4−呼び容量を表す数字及び単位の記号の配置及び字体

e)

容量は,計量法施行規則第三十二条第一項第二号の表示(以下,

“丸正マーク”という。

)の右側に並

べて表示するとともに,容量を表す数字は,その上端及び下端が丸正マークの表示の上端及び下端を

超えないように表示する。

11 

対応関係 

この規格の箇条と計量法施行規則(以下,

“施行規則”という。

)の項目との対応関係は,

表 による。


10

S 2350

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表 4−この規格の箇条と施行規則項目との対比表

この規格の箇条

施行規則の対応項目

附属書 B  容量表示付きびんの形状,寸法及び寸法公差

第二十五条  “型式”

5.3

材質 

第二十六条  “容器の材質”

附属書 E  特殊容器に商品を入れる場合の入味線高さ(表 E.1 を除く。) 第二十七条  “高さ”

第二十八条  “指定の申請”

8.7

容量試験

附属書 C  ロットごとの抜取検査による合否の判定

第三十条  “指定の基準”

a)

第三十一条  “変更の届出等”

10

表示(10.1 を除く。

 

第三十二条  “表示”

a)

附属書 A  容量表示付きびんの呼び容量,容量公差,商品など(種類,
胴径直径変動範囲及び最小肉厚は除く。

第三十三条  “容量公差”

a)

この規格に規定されていない条文がある。


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S 2350

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附属書 A

(規定)

容量表示付きびんの呼び容量,容量公差,商品など

A.1 

容量表示付きびんの呼び容量,容量公差,商品など 

容量表示付きびんの呼び容量,容量公差,商品などは,

表 A.1 による。

表 A.1−容量表示付きびんの細分類

種類

名称

呼び

容量

ml

容量

公差

ml

基準試験

高さ

mm

胴径直径

変動範囲

a)

mm

最小

肉厚

mm

商品

b)

参考

質量

g

非耐内圧用容

量表示付きび

JS-12 100

3  71

49.8

∼48.3 1.2

液状の農薬 120

JS-13 180

4 127

56.6

∼55.1 2.0

牛乳(脱脂乳を除く。

,加工乳又は乳飲

244

JS-14 180

4 127

50.7

∼49.2 2.0

牛乳(脱脂乳を除く。

,加工乳又は乳飲

244

JS-15 180

4 117

63

∼61.5 1.5

清酒又は合成清酒 206

JS-16 180

5 118

長 80∼78.5

短 37∼35.5

1.4

ウイスキー,ブランデー又は果実酒 236

JS-19 200

4 172

上 55.7∼54.2

中 52.5∼51 
下 55.7∼54.2

1.2

果実飲料 380

JS-20 200

4 127

56.6

∼55.1 2.0

牛乳(脱脂乳を除く。

,加工乳又は乳飲

244

JS-21 300

5 186

59

∼57.5 1.2

食酢,清酒若しくは合成清酒,しょうち

ゅう又はみりん

345

JS-22 300

5 186

59

∼57.5 1.2

食酢,清酒若しくは合成清酒,しょうち

ゅう又はみりん

345

JS-28 360

6 178

63.6

∼62.1 1.2

食酢 330

JS-29 360

6 163

66

∼64 1.3

清酒若しくは合成清酒,しょうちゅう又

はみりん

338

JS-30 360

6 195

上 63∼61.5

下 61.5∼60

1.2

ウスターソース類 323

JS-34 500

7 207

73.5

∼71.5 1.4

牛乳(脱脂乳を除く。

,加工乳又は乳飲

478

JS-35 500

7 138

76.5

∼75 1.4

液状の農薬 360

JS-36 550

8 225

上 73∼71.5 
下 68∼66.5

1.2

ウイスキー,ブランデー又は果実酒 550

JS-37 600

8 229

上 76∼74.5 
下 73∼71.5

1.4

清酒若しくは合成清酒,しょうちゅう又
はみりん

563

JS-38 600

8 214.5

72.2

∼70.7 1.4

清酒若しくは合成清酒,しょうちゅう又

はみりん

400

JS-39 633

8 219

75.8

∼73.8 1.4

乳酸菌飲料,牛乳若しくは乳製品から造

られた酸性飲料又はウスターソース類

580

JS-42 633

8 219

74.4

∼72.4 1.4

乳酸菌飲料,牛乳若しくは乳製品から造

られた酸性飲料又はウスターソース類

575

JS-44 640

8 232

上 76.5∼75

下 76∼74.5

1.4

しょうちゅう又はみりん 608


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表 A.1−容量表示付きびんの細分類(続き)

種類

名称

呼び 
容量

ml

容量
公差

ml

基準試験

高さ

mm

胴径直径

変動範囲

a)

mm

最小
肉厚

mm

商品

b)

参考

質量

g

非耐内圧用容

量表示付きび

ん︵続き︶

JS-45 720

9 227

79

∼77.5 1.4

清酒若しくは合成清酒,しょうちゅう又
はみりん

581

JS-46 720

9 227

79

∼77.5 1.2

清酒若しくは合成清酒,しょうちゅう又
はみりん

581

JS-47 900

10 207

97.5

∼96 1.6

牛乳(脱脂乳を除く。

,加工乳又は乳飲

620

JS-48 900

10 229.5

80.2

∼78.7 1.3

清酒又は合成清酒 450

JS-49 900

10 227

82

∼80.5 1.1

清酒又は合成清酒 390

JS-50 900

10 222.5

短 69∼67.5 
長 83∼81.5

1.1

清酒又は合成清酒 477

JS-51 1

000

11  240 89

∼87.5 1.2

清酒又は合成清酒 650

JS-52 1

800

15  291 105.3

∼103.8 1.7

ウスターソース類,しょうゆ,食酢,清
酒若しくは合成清酒,しょうちゅう若し

くはみりん,ウイスキー,ブランデー又

は果実酒

950

JS-53 2

000

16  290 111

∼109.5 1.7

ウスターソース類,しょうゆ又は食酢 1

250

耐内圧用容量

表示付きびん

JS-17 190

4 172

上 51.5∼50

中 45.6∼44.1
下 52∼50.5

1.5

発泡性の清涼飲料 315

JS-18 200

4 157

57

∼55.5 1.5

発泡性の清涼飲料 348

JS-23 334

5.5

181

61

∼59 1.5

乳酸菌飲料,牛乳若しくは乳製品から造
られた酸性飲料又はビール

335

JS-23-2 334

5.5

181 61.2

∼59.2 1.5

ビール 335

JS-23-3 334

5.5

181 61.2

∼59.2 1.5

ビール 335

JS-24 334

5.5

181

62

∼60 1.5

乳酸菌飲料,牛乳若しくは乳製品から造

られた酸性飲料又はビール

390

JS-24-2 334

5.5

181 61

∼59 1.5

ビール 351

JS-25 334

5.5

140.5

65.4

∼63.9 1.5

ビール 260

JS-26 340

5.5

179

62.5

∼60.5 1.5

発泡性の清涼飲料 420

JS-27 350

5.5

188.5

61.5

∼59.5 1.5

発泡性の清涼飲料 400

JS-31 400

6 194.5

67.6

∼66.1 1.5

発泡性の清涼飲料 580

JS-32

c)

 500

7  190 72

∼70.5 1.8

ビール 470

JS-32-2

c)

 500  7

190  72

∼70.5 1.8

ビール 470

JS-32-3 500

7  190 71.9

∼70.5 1.8

ビール 460

JS-33 500

7 190

71.9

∼70.5 1.8

ビール 470

JS-40 633

8 219

77.4

∼75.4 1.8

ウスターソース類又はビール 605

JS-40-2 633

8  219 77.4

∼75.4 1.8

ビール 605

JS-41 633

8 219

76.2

∼74.2 1.8

ウスターソース類又はビール 605

JS-43 633

8 219

上 74.9∼72.9

下 76.3∼74.3

1.8

ウスターソース類又はビール 605

JS-43-2 633

8  219

上 72.8∼70.8

下 74.4∼72.4

1.8

ビール 475


13

S 2350

:2014

表 A.1−容量表示付きびんの細分類(続き)

a)

記載の数値は,胴径直径設定中央値の変動範囲を示す。この変動範囲内で,胴径直径設定中央値を変化させ
る場合がある。

なお,

附属書 記載図の胴径直径等に付記されている±の値は,設定中央値に対する許容差を示す。

b)

計量法施行令第 8 条の分類による。

c)

 JS-32

及び JS-32-2 は呼び容量などが同一であるが,口部形状などが異なる。


14

S 2350

:2014

附属書 B

(規定)

容量表示付きびんの形状,寸法及び寸法公差

B.1 

容量表示付きびんの形状,寸法及び寸法公差 

容量表示付きびんの形状,寸法及び寸法公差は,

図 B.1∼図 B.49 による。

なお,図中の(  )付きの数値は,参考寸法とする。

単位  mm

図 B.1JS-12


15

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.2JS-13

単位  mm

図 B.3JS-14


16

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.4JS-15

単位  mm

図 B.5JS-16


17

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.6JS-17

単位  mm

図 B.7JS-18


18

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.8JS-19

単位  mm

図 B.9JS-20


19

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.10JS-21

単位  mm

図 B.11JS-22


20

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.12JS-23

単位  mm

図 B.13JS-23-2


21

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.14JS-23-3

単位  mm

図 B.15JS-24


22

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.16JS-24-2

単位  mm

図 B.17JS-25


23

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.18JS-26

単位  mm

図 B.19JS-27


24

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.20JS-28

単位  mm

図 B.21JS-29


25

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.22JS-30

単位  mm

図 B.23JS-31


26

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.24JS-32

単位  mm

図 B.25JS-32-2


27

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.26JS-32-3

単位  mm

図 B.27JS-33


28

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.28JS-34

単位  mm

図 B.29JS-35


29

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.30JS-36

単位  mm

図 B.31JS-37


30

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.32JS-38

単位  mm

図 B.33JS-39


31

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.34JS-40

単位  mm

図 B.35JS-40-2


32

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.36JS-41

単位  mm

図 B.37JS-42


33

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.38JS-43

単位  mm

図 B.39JS-43-2


34

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.40JS-44

単位  mm

図 B.41JS-45


35

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.42JS-46

単位  mm

図 B.43JS-47


36

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.44JS-48

単位  mm

図 B.45JS-49


37

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.46JS-50

単位  mm

図 B.47JS-51


38

S 2350

:2014

単位  mm

図 B.48JS-52

単位  mm

図 B.49JS-53


39

S 2350

:2014

附属書 C 
(規定)

ロットごとの抜取検査による合否の判定

C.1 

概要 

この附属書は,計量法における容量表示付きびんの容量公差並びに形状,寸法及び寸法公差の検査にお

いて,製造のロットごとの抜取検査によってロットの合否を判定する方法について規定する。

C.2 

容量公差 

容量公差の抜取検査方法及びロットの合否を判定する方法は,次による。

C.2.1 

検査ロット 

検査ロットは,同一の種類の容量表示付きびんごとに同一日に同一の方法によって連続して成形された

ものの集まりとする。

C.2.2 

試料の大きさ 

試料の大きさは,

9

個とする。

C.2.3 

合否判定の方法 

ロットの抜取検査方式及びその合否判定は,JIS Z 9003 による。この場合の

p

0

(なるべく合格させたい

ロットの不良率の上限)は

0.16 %

p

1

(なるべく不合格としたいロットの不良率の下限)は

2.5 %

とする。

C.3 

形状,寸法及び寸法公差 

形状,

寸法及び寸法公差の抜取検査方法は,C.2.2 で抽出した試料から任意に

1

個を抜き取るものとする。

ロットの合否判定は,不合格は

0

個(

c

0

)とする。


40

S 2350

:2014

附属書 D 
(規定)

ひずみ測定角度から応力量への換算方法

D.1 

概要 

この附属書は,容量表示付きびんのひずみ測定の試験において,JIS S 2305 に規定する直接測定方法で

角度測定を行い,これをひずみの強さ(応力量)に換算する方法などについて規定する。

D.2 

換算式 

JIS S 2305

に規定する直接測定方法で測定した検光板の測定角度の応力量への換算は,式

(D.1)

及び式

(D.2)

による。

180

λ

θ

×

=

R

   (D.1)

t

k

R

×

=

σ

   (D.2)

ここに,

R

光路差(

nm

θ

検光板の測定角度(度)

λ

ひずみ検査器の光源波長(

nm

σ

ひずみの強さ(応力量,

MPa

k

ソーダ石灰ガラスの光弾性定数=

2.58

×

10

12

/Pa

)とする。

t

測定試料厚さ(光路長,

cm

D.3 

ひずみ番号,検光板の回転角度及び対応する応力量 

JIS S 2305

に規定するひずみ番号と対応する応力量は,

表 D.1 による。

表 D.1−ひずみ番号,検光板の回転角度及び対応する応力量

ひずみ番号

検光板の回転角度(度)

a)

応力量(MPa)

b)

1 0.0

∼ 7.4

0.00

∼0.90

2 7.5

∼14.9 0.91∼1.81

3 15.0

∼22.4 1.82∼2.73

4 22.5

∼29.9 2.74∼3.64

5 30.0

∼37.4 3.65∼4.55

6 37.5

∼44.9 4.56∼5.46

7 45.0

∼52.4 5.47∼6.38

8 52.5

∼59.9 6.39∼7.29

9 60.0

∼67.4 7.30∼8.20

10 67.5

∼74.9 8.21∼9.11

a)

検光板の回転角度は,JIS S 2305 

表 による。

b)

応力量は,光源波長 565 nm で標準の厚さ(1 cm)として式(D.1)及び式(D.2)によっ
て計算した値。


41

S 2350

:2014

附属書 E

(規定)

特殊容器に商品を入れる場合の入味線高さ

E.1 

特殊容器に商品を入れる場合の入味線高さ 

商品を名称に応じ特殊容器に入れる場合の入味線高さは,容量表示付きびんを水平な面に置いたとき,

びんの内容物の液面の最下部からびんを置いた平面までの垂線の長さとし(

図 E.1 参照),表 E.1 による。

ただし,

表 E.2 の計量法で定める下限入味線高さを満たさなければならない。

a

入味線高さ

図 E.1−入味線高さ


42

S 2350

:2014

表 E.1−特殊容器に商品を入れる場合の入味線高さ

商品

名称

入味線高さ

mm

牛乳(脱脂乳を除く。),加工
乳又は乳飲料

JS-13 127

JS-14 127

JS-20 127

JS-34 207

JS-47 207

乳酸菌飲料又は牛乳若しくは

乳製品から造られた酸性飲料

JS-23 181

JS-24 181

JS-39 219

JS-42 219

ウスターソース類 JS-30  195

JS-39 219

JS-40 219

JS-41 219

JS-42 219

JS-43 219

JS-52 291

JS-53 290

しょうゆ JS-52

291

JS-53 290

食酢 JS-21

186

JS-22 186

JS-28 178

JS-52 291

JS-53 290

発泡性の清涼飲料 JS-17  172

JS-18 157

JS-26 179

JS-27 188.5

JS-31 194.5

果実飲料 JS-19

172

ビール JS-23

181

JS-23-2 181

JS-23-3 181

JS-24 181

JS-24-2 181

JS-25 140.5

JS-32 190

JS-32-2 190

JS-32-3 190

JS-33 190

JS-40 219

JS-40-2 219

JS-41 219

JS-43 219

JS-43-2 219


43

S 2350

:2014

表 E.1−特殊容器に商品を入れる場合の入味線高さ(続き)

商品

名称

入味線高さ

mm

清酒又は合成清酒 JS-15  117

JS-21 186

JS-22 186

JS-29 163

JS-37 229

JS-38 214.5

JS-45 227

JS-46 227

JS-48 229.5

JS-49 227

JS-50 222.5

JS-51 240

JS-52 291

しょうちゅう又はみりん JS-21

186

JS-22 186

JS-29 163

JS-37 229

JS-38 214.5

JS-44 232

JS-45 227

JS-46 227

JS-52 291

ウイスキー,ブランデー又は

果実酒

JS-16 118

JS-36 225

JS-52 291

液体の農薬 JS-12

71

JS-35 138


44

S 2350

:2014

表 E.2−特殊容器に商品を入れる場合の下限入味線高さ

商品

名称

下限入味線高さ

mm

牛乳(脱脂乳を除く。),加工
乳又は乳飲料

JS-13 124

JS-14 124

JS-20 124

JS-34 202

JS-47 202

乳酸菌飲料又は牛乳若しくは

乳製品から造られた酸性飲料

JS-23 176

JS-24 176

JS-39 214

JS-42 214

ウスターソース類 JS-30  190

JS-39 214

JS-40 214

JS-41 214

JS-42 214

JS-43 214

JS-52 286

JS-53 285

しょうゆ JS-52

286

JS-53 285

食酢 JS-21

181

JS-22 181

JS-28 173

JS-52 286

JS-53 285

発泡性の清涼飲料 JS-17  162

JS-18 147

JS-26 169

JS-27 178.5

JS-31 184.5

果実飲料 JS-19

169

ビール JS-23

171

JS-23-2 171

JS-23-3 171

JS-24 171

JS-24-2 171

JS-25 130.5

JS-32 179

JS-32-2 179

JS-32-3 179

JS-33 179

JS-40 207

JS-40-2 207

JS-41 207

JS-43 207

JS-43-2 207


45

S 2350

:2014

表 E.2−特殊容器に商品を入れる場合の下限入味線高さ(続き)

商品

名称

下限入味線高さ

mm

清酒又は合成清酒 JS-15  114

JS-21 181

JS-22 181

JS-29 158

JS-37 224

JS-38 209.5

JS-45 222

JS-46 222

JS-48 224.5

JS-49 222

JS-50 217.5

JS-51 235

JS-52 286

しょうちゅう又はみりん JS-21

181

JS-22 181

JS-29 158

JS-37 224

JS-38 209.5

JS-44 227

JS-45 222

JS-46 222

JS-52 286

ウイスキー,ブランデー又は

果実酒

JS-16 115

JS-36 220

JS-52 286

液体の農薬 JS-12

68

JS-35 133