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日本工業規格

JIS

 S

2306

-1994

炭酸飲料用ガラスびんの飛散防止

性能試験方法

Method of fragment retention test for carbonated beverage bottles

1.

適用範囲  この規格は,飛散防止被膜処理を施した炭酸飲料ガラスびん(以下,びんという。)の飛散

防止性能の試験方法について規定する。

2.

装置  装置は,図 のようにコンクリート床上に設置し,次の条件を備えていなければならない。

(1)

びんの中心軸が,落下面から 75cm の高さで,できるだけ水平になるように保持できること。

(2)

その状態から,びんを自然落下させられること。

(3)

びんの重心の落下点を中心として,内面の半径が 100cm の円形の枠を備えていること。

(4)

円形の枠の中心に,厚さ 20cm 以上で,一辺又は直径が,30cm 以上 50cm 以下の正方形又は円形の滑

らかな平面を備えたコンクリート製の台を,上面が水平になるよう設けてあること。

(5)

コンクリート製の台の上面と円形の枠の上端は,同一水平面上にあること。

図 1  装置

3.

試料  試験に使用する試料は,次の規定に適合しなければならない。

(1)

試料は,目的とする炭酸飲料又はこれと同じ割合の炭酸ガスを含有する水が基準量だけ充てんされて

いる質量既知のびんとする。

(2)

試料は,25±1℃に保持したものとする。


2

S 2306-1994

4.

方法

(1)

試料として用いる空びんの質量を 1g まで測定する。

(2)  3.(1)

で定めた内容物を充てんし,3.(2)の条件で処理した試料を取り出し,速やかに所定の状態から自

然落下させる。

(3)

半径 100cm の枠を超えて飛散した破片を集め,乾燥状態で質量を 1g まで測定し,半径 100cm の枠を

超えない破片の質量百分率を次の式によって求める。

100

1

2

1

0

×

m

m

m

m

ここに,

m

0

:  半径 100cm の枠を超えない破片の質量百分率 (%)

m

1

:  びんの質量(空びん) (g)

m

2

:  半径 100cm の枠を超えた破片の質量 (g)

5.

記録

  記録には,次の事項を含まなければならない。

(1)

試験年月日

(2)

試料びん名

(3)

基準内圧力

(

1

)

 (MPa)

及び基準充てん量 (ml)

(

1

)

基準内圧力とは,目的とする炭酸飲料の計算上の内圧力をいう。

(4)

試験結果(半径 100cm の枠を超えない破片の質量百分率)