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S 2072:2009  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲 ························································································································· 1 

2 引用規格 ························································································································· 1 

3 用語及び定義 ··················································································································· 2 

4 ふろがまの標準使用条件 ···································································································· 4 

5 区分······························································································································· 5 

5.1 沸かし方による区分 ······································································································· 5 

5.2 ふろがま運転時の燃焼区分······························································································· 5 

6 ふろがま運転時に燃焼する機器の加速試験方法 ······································································ 6 

6.1 一般 ···························································································································· 6 

6.2 ふろがま運転時だけ燃焼する機器の場合 ············································································· 6 

6.3 ふろがま運転時も燃焼しないことがある機器 ······································································· 6 

7 試験条件 ························································································································· 7 

7.1 給水,気温及び湿度条件 ································································································· 7 

7.2 ふろがまの設置状態及び使用状態······················································································ 7 

7.3 ふろがま運転時も燃焼しないことがある機器の貯湯温度 ························································ 7 

7.4 試験用燃料 ··················································································································· 7 

7.5 電源・環境条件 ············································································································· 7 

7.6 試験装置 ······················································································································ 7 

附属書A(規定)ふろ給湯標準使用モード ················································································ 9 

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(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ガス石油機器工業会(JGKA)か

ら,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,

経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。 

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日本工業規格          JIS 

S 2072:2009 

家庭用ガスふろがま・石油ふろがまの標準使用条件,

標準加速モード及び試験条件 

Standard use conditions, standard acceleration mode and test conditions for 

domestic gas and oil water heater for bathtub 

序文 

消費生活用製品安全法が2007年11月21日付けで改正され,経年劣化による事故を未然に防止するため

長期使用製品安全点検制度が導入され,その対象となる特定保守製品として,屋内式ガスバーナ付ふろが

ま,石油ふろがまなど9品目が政令で指定された。 

この規格は,特定保守製品のうち屋内式ガスバーナ付ふろがま,石油ふろがまなどについて,標準的な

使用条件の下で使用した場合に安全上支障がなく使用することができる標準的な期間としての設計標準使

用期間を設定するための標準使用条件,標準加速モード及び試験条件について規定したものである。 

なお,加速試験のために本来の稼働時間の耐久性を確認できない部品については,別途部品ごとに確認

する必要がある。 

適用範囲 

この規格は,ガス又は灯油を燃料とする,家庭用の屋内式ガスふろがま,屋内式ガス給湯付ふろがま,

石油ふろがま,石油給湯機付ふろがま及び油だき温水ボイラ(以下,ふろがまという。)の設計標準使用期

間を定めるときに用いる標準使用条件,標準加速モード及び試験条件について規定する。 

この規格は,次の機種に適用する。 

a) 屋内式ガスふろがま(ガス消費量21 kW以下) 

b) 屋内式ガス給湯付ふろがま(ガス消費量91 kW以下,給湯70 kW以下及びふろ21 kW以下) 

c) 石油ふろがま(灯油消費量39 kW以下) 

d) 石油給湯機付ふろがま(灯油消費量70 kW以下) 

e) 油だき温水ボイラ(灯油消費量70 kW以下及び熱交換器容量50 L以下) 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS K 2203 灯油 

JIS S 2071 家庭用ガス温水機器・石油温水機器の標準使用条件及び標準加速モード並びにその試験

条件 

JIS S 2091 家庭用燃焼機器用語 

JIS S 2093 家庭用ガス燃焼機器の試験方法 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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JIS S 3031 石油燃焼機器の試験方法通則 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS S 2091によるほか,次による。 

3.1 

ふろがま(単機能) 

給湯機能をもたないふろがま。湯はり機能をもたずふろを沸かすときには,沸き上げ機能で行う。 

3.2 

給湯付ふろがま 

ふろがまに加え,給湯機能をもつ機器のこと。ふろを沸かすときには,湯はり機能を使用する。自動保

温機能をもつもの,又は自動保温機能をもたないものがある。 

3.3 

設計標準使用期間 

標準的な使用条件の下で使用した場合に,安全上支障がなく使用することができる標準的な期間として

設計上設定される期間。 

3.4 

ふろ給湯標準使用モード 

4人世帯の平日,中間期(春,秋)において,1日の各用途での湯使用,沸き上げ,沸かし直し及びふろ

の追だ(焚)きに関する開始時刻,加熱時間,冷却温度及び熱量について詳細に定めたもの(附属書Aを

参照)。 

3.5 

ふろがまの標準使用モード 

ふろ給湯標準使用モードのうち,ふろに関連する部分を抜き出したモードのこと。 

3.6 

標準使用条件 

家族人数,入浴回数,入浴時間,保温時間,その他の使用条件,使用頻度などの標準的な数値によって

設定した条件。 

3.7 

標準加速モード 

標準使用条件を基礎として,浴槽の冷却及び加熱について加速試験を行い,ふろがまの設計標準使用期

間を求めるためのモードについて詳細に定めたもの。 

3.8 

湯はり 

浴槽へ給湯機から給湯によって湯を入れること,機器のふろ循環系を利用して給湯するもの及び給湯配

管を使用して浴槽付近の給湯栓経由で給湯することの総称。 

3.9 

追だ(焚)き 

浴槽温水が自然冷却,入浴による冷却などで温度低下したときに,温度低下した分をふろ循環系を利用

して設定温度まで加熱すること。浴槽温水の量は変わらない。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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3.10 

自動追だき 

追だきの一種で,浴槽温水を一定の時間間隔で自動的に加熱すること。自動保温ともいう。 

3.11 

手動追だき 

追だきの一種で,入浴するときに浴槽温水を手動で加熱すること。 

3.12 

沸き上げ 

浴槽に水を入れて,ふろがまによって加熱すること。 

3.13 

沸かし直し 

浴槽に残った前日の残り湯をふろがまによって加熱すること。 

3.14 

試験浴槽 

加速試験を行う場合の試験のための浴槽。浴槽は,次の機能をもつ。 

− 強制的に湯温を下げる機能をもつこと。 

− 排水,給水などによって温度調節ができること。又は 

− 20 L以上の容量を維持して給水し,温度を下げることでもよい(オーバーフローさせながら給水する

方式を含む。)。 

3.15 

浴槽水温確認時間 

自動保温をもつふろがまの浴槽温水温度を確認し,低下時に追だきするときの時間間隔。浴槽水温確認

時間が自由に変えられる機器については,工場出荷状態とする。 

3.16 

浴槽水入替日 

浴槽水を完全に排水した状態からふろを沸かす日のこと。 

3.17 

浴槽水沸かし直し日 

前日の残り湯を加熱することでふろを沸かす日のこと。 

3.18 

自動入り 

給湯付ふろがま(自動保温付機器)において,自動保温を開始する行為。 

3.19 

自動切り 

給湯付ふろがま(自動保温付機器)において,自動保温を停止する行為。 

3.20 

自動追だき回数 

給湯付ふろがま(自動保温付機器)において,ふろを沸かしてから最後の入浴者の入浴が完了するまで

の間の自動追だき運転回数のこと。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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3.21 

自動追だき初期温度 

自動追だきを開始するときの試験浴槽の温度のこと。[(40−6.8)/自動追だき回数]℃によって計算する。 

注記 6.8 ℃は,入浴時間帯における浴槽の自然冷却4.2 ℃と入浴に伴う冷却2.6 ℃との合計値であ

る。 

ふろがまの標準使用条件 

ふろがまの標準使用条件の運転負荷は,ふろ給湯標準使用モード(附属書Aを参照)のふろ部分を用い

た。 

詳細は4人世帯の24時間の中間期(春,秋)の給湯使用モードを標準とし,給水温度15 ℃,ふろ温度

40 ℃,気温20 ℃及び湿度65 %とした。電源は商用電源又は製造業者が指定する電源とした。また,機

器の状態は出荷時の設定とする。 

ふろがまの標準使用モードは,浴槽の湯を入れ替える“浴槽水入替日”及び前日の残り湯を沸かし直す

“浴槽水沸かし直し日”で構成され,入替日を週6日及び沸かし直し日を週1日として設定している。追

だき時間は,機器の燃料消費量及び熱効率によって180 Lの浴槽水として計算する。給湯付ふろがまの浴

槽水入替日の当初は,給湯によって湯はりする。ふろがまの標準使用モードは,表1及び表2による。 

表1−ふろがまの標準使用モード(浴槽水入替日) 

番号 

浴槽水入替日(6日/週) 

給湯付ふろがまa) 

(自動保温付機器) 

給湯付ふろがま 

(自動保温なし機器) 

ふろがま(単機能) 

(水はり後ふろがまで沸かす) 

時刻 

熱量b) 

(MJ) 

時刻 

熱量b) 

(MJ) 

時刻 

熱量b) 

(MJ) 

準備 

初回自動 

湯はり開始 

19:30:00 

− 

初回手動 

湯はり開始 

19:30:00 

− 

180 L水は

りをする沸
き上げ開始 

19:08:15 

− 

初回自動 

湯はり完了 

(自動入り) 

19:42:00 

− 

初回手動 

湯はり完了 

19:42:00 

− 

沸き上げ 

完了c) 

19:42:00 

18.8 

自動追だき

開始 

20:12:00 

1.02 

手動追だき

開始 

20:12:00 

1.02 

手動追だき 

開始c) 

20:10:00 

3.00 

自動追だき

開始 

20:42:00 

1.02 

手動追だき 

開始 

21:52:00 

2.26 

手動追だき 

開始c) 

21:52:00 

4.10 

自動追だき

開始 

21:12:00 

0.53 

手動追だき 

開始 

22:12:20 

0.85 

手動追だき 

開始c) 

22:12:20 

2.85 

自動追だき

開始 

21:42:00 

0.53 

自動追だき

開始 

22:12:00 

1.02 

自動切り 

22:22:20 

− 

注a) 自動追だき回数は[入浴時間帯180(分)/浴槽水温確認時間(分)]によって決定する。 

なお,端数は切り捨てる。この表は,浴槽水温確認時間(保温間隔)が30分の例。 

b) 熱量の国際単位1 MJ=238.889 kcal 

c) ふろがま(単機能)の使用者は,シャワーの代わりに20 Lの浴槽水の湯をく(汲)み出して使用する。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表2−ふろがまの標準使用モード(浴槽水沸かし直し日) 

番号 

浴槽水沸かし直し日(1日/週) 

給湯付ふろがまa) 

(自動保温付機器) 

給湯付ふろがま 

(自動保温なし機器) 

ふろがま(単機能) 

(水はり後ふろがまで沸かす) 

時刻 

熱量b) 

(MJ) 

時刻 

熱量b) 

(MJ) 

時刻 

熱量b) 

(MJ) 

準備 

沸かし直し

開始 

19:15:00 

− 

沸かし直し

開始 

19:15:00 

− 

20 L水はり

をするc) 

沸かし直し

開始 

19:14:12 

− 

沸かし直し

完了 

(自動入り) 

19:42:00 

15.1 

沸かし直し

完了 

19:42:00 

15.1 

沸かし直し

完了 

19:42:00 

15.5 

自動追だき 

開始 

20:12:00 

1.02 

手動追だき 

開始 

20:12:00 

1.02 

手動追だき

開始d) 

20:10:00 

3.00 

自動追だき 

開始 

20:42:00 

1.02 

手動追だき 

開始 

21:52:00 

2.26 

手動追だき

開始d) 

21:52:00 

4.10 

自動追だき 

開始 

21:12:00 

0.53 

手動追だき 

開始 

22:12:20 

0.85 

手動追だき

開始d) 

22:12:20 

2.85 

自動追だき 

開始 

21:42:00 

0.53 

自動追だき 

開始 

22:12:00 

1.02 

自動切り 

22:22:20 

− 

注a) 自動追だき回数は[入浴時間帯180(分)/浴槽水温確認時間(分)]によって決定する。 

なお,端数は切り捨てる。この表は,浴槽水温確認時間(保温間隔)が30分の例。 

b) 熱量の国際単位1 MJ=238.889 kcal 

c) ふろがま(単機能)の使用者はシャワーの代わりに20 Lの浴槽水の湯をくみ出して使用しているので,翌日

は20 L水を補給後沸かし直す。 

d) ふろがま(単機能)の使用者はシャワーの代わりに20 Lの浴槽水の湯をくみ出して使用する。 

区分 

5.1 

沸かし方による区分 

沸かし方による区分は,ふろがまの機能によって,表3のとおりとする。 

表3−沸かし方による区分 

ふろがまの機能 

沸かし方による区分 

湯はり 

沸き上げ 

沸かし直し 

自動追だき 

手動追だき 

ふろがま(単機能) 

− 

○ 

○ 

− 

○ 

給湯付ふろがま(自動保温付機器) 

× 

× 

○ 

○ 

× 

給湯付ふろがま(自動保温なし機器) 

× 

× 

○ 

− 

○ 

○:この規格における対象試験項目。×:この規格における非対象試験項目。−:当該機能をもたない。 

5.2 

ふろがま運転時の燃焼区分 

ふろがまの運転時における燃焼の区分は,機種によって,表4のとおりとする。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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表4−ふろがま運転時の燃焼区分 

区分 

ふろがまの機種 

ふろがま運転時だけ燃焼
する機器 

屋内式ガスふろがま,屋内式ガス給湯機付ふろがま及び石油給湯機付ふろがま(瞬間
式) 

ふろがま運転時も燃焼し
ないことがある機器 

石油給湯機付ふろがま(貯湯式)及び油だき温水ボイラ 

ふろがま運転時に燃焼する機器の加速試験方法 

6.1 

一般 

ふろがま運転時だけ燃焼する機器の場合は,ふろ給湯標準使用モードの運転回数をすべて行う。また,

ふろがま運転時に燃焼しないことがある機器の場合は,相当する燃焼回数について確認を行う。 

6.2 

ふろがま運転時だけ燃焼する機器の場合 

6.2.1 

沸き上げ 

試験浴槽に20 L以上の水を入れて水温を15 ℃とした後,40 ℃まで沸き上げる。ただし,試験浴槽が

15 ℃を超える場合には,沸き上げる温度を“給水温度+25 ℃”としてもよい。 

6.2.2 

沸かし直し 

試験浴槽に20 L以上の水を入れて水温を20 ℃とした後,40 ℃まで沸き上げる。ただし,試験浴槽が

20 ℃を超える場合には,沸き上げる温度を“試験浴槽温度+20 ℃”としてもよい。ただし,ふろがま単

機能の場合は,沸き上げ温度を“試験浴槽温度+21 ℃”としてもよい(20 Lの給水を行うと沸かし直し

当初温度は,19.4 ℃になるため。)。 

6.2.3 

自動追だき 

試験浴槽を自動追だき初期温度38 ℃とした後,40 ℃まで沸き上げる。ただし,自動追だき初期温度を

超える場合には,沸き上げる温度を“自動追だき初期温度+2 ℃以上”としてもよい。 

6.2.4 

手動追だき 

試験浴槽を37 ℃とした後,40 ℃まで沸き上げる。ただし,試験浴槽が37 ℃を超える場合には,沸き

上げる温度を“試験浴槽温度+3 ℃以上”としてもよい。 

6.3 

ふろがま運転時も燃焼しないことがある機器 

6.3.1 

浴槽水入替日の場合 

浴槽水入替日の場合は,次による。 

a) 附属書Aのふろ給湯標準使用モード(浴槽水入替日)を24時間行い,そのときの燃焼回数を,JIS S 2071

の6.2.2(保温模擬出湯時間と保温模擬停止時間,繰返し回数の決定)における繰返し回数として試験

を行えばよい。 

b) 附属書Aのふろ給湯標準使用モード(浴槽水入替日)の給湯湯はり開始から4人目の入浴終了までを

行い,そのときの燃焼回数と,JIS S 2071の附属書A(標準使用モード)に示す標準使用モードを同

時間行ったときとの燃焼回数の差をふろがま燃焼分の繰返し回数として,JIS S 2071の試験回数へ加

えて試験すればよい。 

6.3.2 

浴槽水沸かし直し日の場合 

浴槽水沸かし直し日の場合は,次による。 

a) 附属書Aのふろ給湯標準使用モード(浴槽水沸かし直し日)を24時間行い,そのときの燃焼回数を,

JIS S 2071の6.2.2における繰返し回数として試験を行えばよい。燃焼回数を数えるときの浴槽は,JIS 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

S 2093又はJIS S 3031に規定する浴槽を用いる。 

b) 附属書Aのふろ給湯標準使用モード(浴槽水沸かし直し日)の湯はり開始から4人目の入浴終了まで

を行い,そのときの燃焼回数と,JIS S 2071の附属書Aに示す標準使用モードを同時間行ったときと

の燃焼回数の差をふろがま燃焼分の繰返し回数として,JIS S 2071の試験回数へ加えて試験すればよ

い。燃焼回数を数えるときの浴槽は,JIS S 2093又はJIS S 3031に規定する浴槽を用いる。 

試験条件 

7.1 

給水,気温及び湿度条件 

試験中の給水温度は,15±10 ℃とする。気温及び湿度は,自然条件とする。 

7.2 

ふろがまの設置状態及び使用状態 

ふろがまの設置状態及び使用状態は,機器別の規格に特に指定がない場合には,製造業者の指定する状

態1)(取扱説明書などに示す状態)とし,空気調節を行って使用するものは,各試験項目ごとに空気調節

器を適切な開度に調節する。また,強制排気式機器の排気筒及び強制給排気式機器の給排気筒は製造業者

の指定する標準状態とする。ただし,試験の項目によって,試験結果に影響を及ぼさない場合は,これに

よらなくてもよい。また,加速試験を行うために試験結果に影響を及ぼさない改造,例えば,自動運転の

改造,制御装置の信号系を外部制御する改造,パイロットバーナのガス通路の改造などについては,差し

支えない。 

注1) 出荷状態のことをいう。 

7.3 

ふろがま運転時も燃焼しないことがある機器の貯湯温度 

ふろがま運転時も燃焼しないことがある機器の場合,缶体の貯湯温度は機器が設定する温度とする。 

7.4 

試験用燃料 

試験用燃料は,表5による。 

表5−試験用燃料 

燃料の区分 

試験用燃料 

ガス 

試験ガスの条件は,JIS S 2093によるガスグループの0ガス又はい号プロパンとする。 

石油 

製造業者の指定する燃料とし,JIS K 2203の規定に適合するものとする。 

7.5 

電源・環境条件 

電源・環境条件は,次による。 

a) 電源については,機器に指定されているものを用いる。ただし,電池電源の場合,加速試験中に消耗

した場合は交換する。 

b) 気温,湿度などについては,自然大気条件のままとする。 

7.6 

試験装置 

試験装置の例を,図1に示す。試験対象のふろがまを容量20 L以上の試験浴槽に設置する。試験浴槽の

給水及び排水には電磁弁などが設置されており,シーケンサ,リレーなどによって自動開閉を行うことで

浴槽水への給水及び排水を標準加速モードに応じて行う。 

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S 2072:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

図1−試験装置の例 

S 2072:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書A 

(規定) 

ふろ給湯標準使用モード 

JIS S 2071の給湯標準使用モードのシャワーの使用時を入浴のタイミングとして,入浴の間隔を含めた

ふろ給湯標準モードを設定する。 

自動湯はり及び自動保温機能のあるふろ給湯機は,湯はり終了後から保温を開始する(間隔は機器の出

荷状態とする。この附属書では30分間隔,3時間とした。ただし,最後の入浴者が終了時に自動をOFF

とする。)。 

入浴時に保温を手動で行う場合は,シャワー開始前の時間を追だきの時間とする。 

ふろがま単機能の場合はシャワーがないものとして,シャワーの代わりに浴槽の湯をくみ出してシャワ

ー相当に使用する(くみ出す量は,入浴者によって変わらず20 Lとする。)。 

各ふろ給湯標準使用モードを表A.1〜表A.6に示す。また,ふろの沸き上げ,沸かし直し及び追だきの

性能は,燃料消費量11.6 kW,熱効率80 %の事例として,最初の沸き上げ完了は自動湯はり終了時と同じ

時間とする。 

background image

10 

S 2072:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表A.1−給湯付ふろがま(自動保温付機器)のふろ給湯標準使用モード(浴槽水入替日:6日/週) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量a) 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量a) 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

洗面 

 6:45:00 

120 

− 

 5 

10.00 

台所 

19:57:00 

30 

120 

 5 

2.50 

 6:47:30 

10 

30 

 5 

0.83 

19:58:00 

10 

30 

 5 

0.83 

 6:48:10 

10 

30 

 5 

0.83 

20:03:10 

30 

300 

 5 

2.50 

 6:49:20 

10 

60 

 5 

0.83 

20:04:10 

10 

30 

 5 

0.83 

 6:50:00 

10 

30 

 5 

0.83 

20:04:50 

10 

30 

 5 

0.83 

台所 

 8:00:00 

60 

4 190 

 5 

5.00 自動追だき 

20:12:00 

110 s c) 

1.36 ℃ d) 
1.02 MJ d) 

− 

− 

 8:01:30 

10 

30 

 5 

0.83 シャワー 

20:15:00 

300 

600 

10 

50.00 

 8:02:10 

10 

30 

 5 

0.83 

台所 

20:21:00 

10 

60 

 5 

0.83 

 8:12:20 

300 

600 

 5 

25.00 

20:21:40 

10 

30 

 5 

0.83 

 8:19:20 

30 

120 

 5 

2.50 

20:22:20 

10 

30 

 5 

0.83 

12:45:00 

60 

15 910 

 5 

5.00 

20:23:00 

10 

30 

 5 

0.83 

12:46:30 

10 

30 

 5 

0.83 

自動追だき 

20:42:00 

110 s c) 

1.36 ℃ d) 
1.02 MJ d) 

− 

− 

12:47:10 

10 

30 

 5 

0.83 

21:12:00 

57 s c) 

0.7 ℃ d) 

0.53 MJ d) 

− 

− 

12:52:20 

120 

300 

 5 

10.00 

21:42:00 

57 s c) 

0.7 ℃ d) 

0.53 MJ d) 

− 

− 

12:55:20 

30 

60 

 5 

2.50 

洗面 

21:45:00 

120 

4 910 

 5 

10.00 

18:00:00 

60 

18 250 

 5 

5.00 

21:47:30 

10 

30 

 5 

0.83 

18:01:30 

10 

30 

 5 

0.83 

21:48:10 

10 

30 

 5 

0.83 

18:03:40 

60 

120 

 5 

5.00 

21:48:50 

10 

30 

 5 

0.83 

18:09:40 

60 

300 

 5 

5.00 シャワー 

21:59:00 

120 

600 

10 

20.00 

18:11:10 

10 

30 

 5 

0.83 洗面 

22:01:30 

10 

30 

 5 

0.83 

18:11:50 

10 

30 

 5 

0.83 

22:02:10 

10 

30 

 5 

0.83 

18:12:30 

10 

30 

 5 

0.83 自動追だき 

22:12:00 

110 s c) 

1.36 ℃ d) 
1.02 MJ d) 

− 

− 

18:17:40 

30 

300 

 5 

2.50 シャワー 

22:17:20 

300 

900 

10 

50.00 

18:18:40 

10 

30 

 5 

0.83 

洗面 

22:24:20 

30 

120 

 5 

2.50 

18:19:20 

10 

30 

 5 

0.83 

22:25:50 

10 

60 

 5 

0.83 

湯はりb) 

19:30:00 

720 

4 230 

15 

180.00 

22:28:00 

60 

120 

 5 

5.00 

台所 

19:45:00 

120 

180 

 5 

10.00 

22:30:00 

10 

60 

 5 

0.83 

19:47:30 

30 

30 

 5 

2.50 

シャワー 

19:53:00 

120 

300 

10 

20.00 

注記1 使用温度は,用途及び時刻によらず40 ℃とした。 
注記2 給湯合計使用量は456 L/日。 
注記3 停止時間とは,前行為が終了してから当該行為を開始するまでの時間。 
注a) 使用流量は使用温度 (40 ℃) における流量である。出湯温度が使用温度と異なる場合には,湯水を混合して

使用温度とするように,出湯量及び出湯流量を計算する。 

b) 湯はりは19:30に開始し,19:42に完了し同時に自動入りされ,30分間隔で自動追だきする(自動追だきは機

器の出荷設定とする。)。また,4人目のシャワー終了後の22:22:20に自動切りする。 

c) 浴槽水量180 L,ふろ燃料消費量11.6 kW,ふろ熱効率80 %として温度低下・冷却熱量に相当する追だき時間

を試算した加熱時間 (s) を参考として表示した。 

d) 自然又は入浴によって降下する温度 (℃),及び元の温度とするために与える熱量 (MJ) を示す(計算値)。 

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11 

S 2072:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表A.2−給湯付ふろがま(自動保温付機器)のふろ給湯標準使用モード(浴槽水沸かし直し日:1日/週) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量a) 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量a) 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

洗面 

 6:45:00 

120 

− 

10.00 シャワー 

19:53:00 

120 

300 

10 

20.00 

 6:47:30 

 10 

30 

0.83 

台所 

19:57:00 

 30 

120 

 5 

2.50 

 6:48:10 

 10 

30 

0.83 

19:58:00 

 10 

30 

 5 

0.83 

 6:49:20 

 10 

60 

0.83 

20:03:10 

 30 

300 

 5 

2.50 

 6:50:00 

 10 

30 

0.83 

20:04:10 

 10 

30 

 5 

0.83 

台所 

 8:00:00 

 60 

4 190 

5.00 

20:04:50 

 10 

30 

 5 

0.83 

 8:01:30 

 10 

30 

0.83 自動追だき 

20:12:00 

110 s c) 

1.36 ℃ d) 

1.02 MJ d) 

− 

− 

 8:02:10 

 10 

30 

0.83 シャワー 

20:15:00 

300 

600 

10 

50.00 

 8:12:20 

300 

600 

25.00 

台所 

20:21:00 

 10 

60 

 5 

0.83 

 8:19:20 

 30 

120 

2.50 

20:21:40 

 10 

30 

 5 

0.83 

12:45:00 

 60 

15 910 

5.00 

20:22:20 

 10 

30 

 5 

0.83 

12:46:30 

 10 

30 

0.83 

20:23:00 

 10 

30 

 5 

0.83 

12:47:10 

 10 

30 

0.83 

自動追だき 

20:42:00 

110 s c) 

1.36 ℃ d) 

1.02 MJ d) 

− 

− 

12:52:20 

120 

300 

10.00 

21:12:00 

57 s c) 

0.7 ℃ d) 

0.53 MJ d) 

− 

− 

12:55:20 

 30 

60 

2.50 

21:42:00 

57 s c) 

0.7 ℃ d) 

0.53 MJ d) 

− 

− 

18:00:00 

 60 

18 250 

5.00 

洗面 

21:45:00 

120 

4 910 

 5 

10.00 

18:01:30 

 10 

30 

0.83 

21:47:30 

 10 

30 

 5 

0.83 

18:03:40 

 60 

120 

5.00 

21:48:10 

 10 

30 

 5 

0.83 

18:09:40 

 60 

300 

5.00 

21:48:50 

 10 

30 

 5 

0.83 

18:11:10 

 10 

30 

0.83 シャワー 

21:59:00 

120 

600 

10 

20.00 

18:11:50 

 10 

30 

0.83 洗面 

22:01:30 

 10 

30 

 5 

0.83 

18:12:30 

 10 

30 

0.83 

22:02:10 

 10 

30 

 5 

0.83 

18:17:40 

 30 

300 

2.50 自動追だき 

22:12:00 

110 s c) 

1.36 ℃ d) 

1.02 MJ d) 

− 

− 

シャワー 

22:17:20 

300 

900 

10 

50.00 

18:18:40 

 10 

30 

0.83 

洗面 

22:24:20 

 30 

120 

 5 

2.50 

18:19:20 

 10 

30 

0.83 

22:25:50 

 10 

60 

 5 

0.83 

沸かし直しb) 

19:15:00 

1 624 s c) 

20 ℃ d) 

15.1 MJ d) 

− 

− 

22:28:00 

 60 

120 

 5 

5.00 

台所 

19:45:00 

120 

180 

10.00 

22:30:00 

 10 

60 

 5 

0.83 

19:47:30 

 30 

30 

2.50  

注記1 使用温度は,用途及び時刻によらず40 ℃とした。 
注記2 合計使用量は276 L/日。 
注記3 停止時間とは,前行為が終了してから当該行為を開始するまでの時間。 
注a) 使用流量は使用温度 (40 ℃) における流量である。出湯温度が使用温度と異なる場合は,湯水を混合して使

用温度とするように,出湯量及び出湯流量を計算する。 

b) 沸かし直しは19:15に開始する。 

c) 浴槽水量180 L,ふろ燃料消費量11.6 kW,ふろ熱効率80 %として温度低下・冷却熱量に相当する追だき時間

を試算した加熱時間 (s) を参考として表示した。 

d) 自然又は入浴によって降下する温度 (℃),及び元の温度とするために与える熱量 (MJ) を示す(計算値)。 

background image

12 

S 2072:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表A.3−給湯付ふろがま(自動保温なし機器)のふろ給湯標準使用モード(浴槽水入替日:6日/週) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量a) 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量a) 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

洗面 

 6:45:00 

120 

− 

 5 

10.00 シャワー 

19:53:00 

120 

300 

10 

20.00 

 6:47:30 

 10 

30 

 5 

0.83 

台所 

19:57:00 

 30 

120 

 5 

2.50 

 6:48:10 

 10 

30 

 5 

0.83 

19:58:00 

 10 

30 

 5 

0.83 

 6:49:20 

 10 

60 

 5 

0.83 

20:03:10 

 30 

300 

 5 

2.50 

 6:50:00 

 10 

30 

 5 

0.83 

20:04:10 

 10 

30 

 5 

0.83 

台所 

 8:00:00 

 60 

4 190 

 5 

5.00 

20:04:50 

 10 

30 

 5 

0.83 

 8:01:30 

 10 

30 

 5 

0.83 手動追だき 

20:12:00 

110 s c) 

1.36 ℃ d) 
1.02 MJ d) 

− 

− 

 8:02:10 

 10 

30 

 5 

0.83 シャワー 

20:15:00 

300 

600 

10 

50.00 

 8:12:20 

300 

600 

 5 

25.00 

台所 

20:21:00 

 10 

60 

 5 

0.83 

 8:19:20 

 30 

120 

 5 

2.50 

20:21:40 

 10 

30 

 5 

0.83 

20:22:20 

 10 

30 

 5 

0.83 

12:45:00 

 60 

15 910 

 5 

5.00 

20:23:00 

 10 

30 

 5 

0.83 

12:46:30 

 10 

30 

 5 

0.83 

洗面 

21:45:00 

120 

4 910 

 5 

10.00 

12:47:10 

 10 

30 

 5 

0.83 

21:47:30 

 10 

30 

 5 

0.83 

12:52:20 

120 

300 

 5 

10.00 

21:48:10 

 10 

30 

 5 

0.83 

12:55:20 

 30 

60 

 5 

2.50 

21:48:50 

 10 

30 

 5 

0.83 

18:00:00 

 60 

18 250 

 5 

5.00 手動追だき 

21:52:00 

243 s c) 

2.99 ℃ d) 
2.26 MJ d) 

− 

− 

18:01:30 

 10 

30 

 5 

0.83 シャワー 

21:59:00 

120 

600 

10 

20.00 

18:03:40 

 60 

120 

 5 

5.00 洗面 

22:01:30 

 10 

30 

 5 

0.83 

18:09:40 

 60 

300 

 5 

5.00 

22:02:10 

 10 

30 

 5 

0.83 

18:11:10 

 10 

30 

 5 

0.83 手動追だき 

22:12:00 

92 s c) 

1.13 ℃ d) 
0.85 MJ d) 

− 

− 

18:12:30 

 10 

30 

 5 

0.83 シャワー 

22:17:20 

300 

900 

10 

50.00 

18:17:40 

 30 

300 

 5 

2.50 

洗面 

22:24:20 

 30 

120 

 5 

2.50 

18:18:40 

 10 

30 

 5 

0.83 

22:25:50 

 10 

60 

 5 

0.83 

18:19:20 

 10 

30 

 5 

0.83 

22:28:00 

 60 

120 

 5 

5.00 

湯はりb) 

19:30:00 

720 

4 230 

15 

180.00 

22:30:00 

 10 

60 

 5 

0.83 

台所 

19:45:00 

120 

180 

 5 

10.00  

19:47:30 

 30 

30 

 5 

2.50  

注記1 使用温度は,用途及び時刻によらず40 ℃とした。 
注記2 給湯合計使用量は456 L/日。 
注記3 停止時間とは,前行為が終了してから当該行為を開始するまでの時間。 
注a) 使用流量は,使用温度 (40 ℃) における流量である。出湯温度が使用温度と異なる場合は,湯水を混合して

使用温度とするように,出湯量及び出湯流量を計算する。 

b) 湯はりは19:30に開始する。 

c) 浴槽水量180 L,ふろ燃料消費量11.6 kW,ふろ熱効率80 %として温度低下・冷却熱量に相当する追だき時間

を試算した加熱時間 (s) を参考として表示した。 

d) 自然又は入浴によって降下する温度 (℃),及び元の温度とするために与える熱量 (MJ) を示す(計算値)。 

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13 

S 2072:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表A.4−給湯付ふろがま(自動保温なし機器)のふろ給湯標準使用モード 

(浴槽水沸かし直し日:1日/週) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量a) 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量a) 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

洗面 

 6:45:00 

120 

− 

10.00 シャワー 

19:53:00 

120 

300 

10 

20.00 

 6:47:30 

10 

30 

0.83 

台所 

19:57:00 

30 

120 

 5 

2.50 

 6:48:10 

10 

30 

0.83 

19:58:00 

10 

30 

 5 

0.83 

 6:49:20 

10 

60 

0.83 

20:03:10 

30 

300 

 5 

2.50 

 6:50:00 

10 

30 

0.83 

20:04:10 

10 

30 

 5 

0.83 

台所 

 8:00:00 

60 

4 190 

5.00 

20:04:50 

10 

30 

 5 

0.83 

 8:01:30 

10 

30 

0.83 手動追だき 

20:12:00 

110 s c) 

1.36 ℃ d) 
1.02 MJ d) 

− 

− 

 8:02:10 

10 

30 

0.83 シャワー 

20:15:00 

300 

600 

10 

50.00 

 8:12:20 

300 

600 

25.00 

台所 

20:21:00 

10 

60 

 5 

0.83 

 8:19:20 

30 

120 

2.50 

20:21:40 

10 

30 

 5 

0.83 

12:45:00 

60 

15 910 

5.00 

20:22:20 

10 

30 

 5 

0.83 

12:46:30 

10 

30 

0.83 

20:23:00 

10 

30 

 5 

0.83 

12:47:10 

10 

30 

0.83 

洗面 

21:45:00 

120 

4 910 

 5 

10.00 

12:52:20 

120 

300 

10.00 

21:47:30 

10 

30 

 5 

0.83 

12:55:20 

30 

60 

2.50 

21:48:10 

10 

30 

 5 

0.83 

18:00:00 

60 

18 250 

5.00 

21:48:50 

10 

30 

 5 

0.83 

18:01:30 

10 

30 

0.83 手動追だき 

21:52:00 

243 s c) 

2.99 ℃ d) 
2.26 MJ d) 

− 

− 

18:03:40 

60 

120 

5.00 シャワー 

21:59:00 

120 

600 

10 

20.00 

18:09:40 

60 

300 

5.00 洗面 

22:01:30 

10 

30 

 5 

0.83 

18:11:10 

10 

30 

0.83 

22:02:10 

10 

30 

 5 

0.83 

18:12:30 

10 

30 

0.83 手動追だき 

22:12:20 

92 s c) 

1.13 ℃ d) 
0.85 MJ d) 

− 

− 

18:17:40 

30 

300 

2.50 シャワー 

22:17:20 

300 

900 

10 

50.00 

18:18:40 

10 

30 

0.83 

洗面 

22:24:20 

30 

120 

 5 

2.50 

18:19:20 

10 

30 

0.83 

22:25:50 

10 

60 

 5 

0.83 

22:28:00 

60 

120 

 5 

5.00 

沸かし直しb) 

19:15:00 

1 624 s c) 

20 ℃ d) 

15.1 MJ d) 

− 

− 

22:30:00 

10 

60 

 5 

0.83 

台所 

19:45:00 

120 

180 

10.00  

19:47:30 

30 

30 

2.50  

注記1 使用温度は,用途及び時刻によらず40 ℃とした。 
注記2 給湯合計使用量は276 L/日。 
注記3 停止時間とは,前行為が終了してから当該行為を開始するまでの時間。 
注a) 使用流量は使用温度 (40 ℃) における流量である。出湯温度が使用温度と異なる場合は,湯水を混合して使

用温度とするように,出湯量及び出湯流量を計算する。 

b) 沸かし直しは19:15に開始する。 

c) 浴槽水量180 L,ふろ燃料消費量11.6 kW,ふろ熱効率80 %として,温度低下・冷却熱量に相当する追だき時

間を試算した加熱時間 (s) を参考として表示した。 

d) 自然又は入浴によって降下する温度 (℃),及び元の温度とするために与える熱量 (MJ) を示す(計算値)。 

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14 

S 2072:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表A.5−ふろがま(単機能)のふろ給湯標準使用モード(浴槽水入替日:6日/週) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

沸き上げa) 19:08:00 

2 030 s b) 

25.0 ℃ c) 
18.8 MJ c) 

− 

180.00 

手動追だき 21:52:00 

442 s b) 

2.99 ℃ c) 
4.10 MJ c) 

− 

20 

手動追だき 20:12:00 

324 s b) 

1.36 ℃ c) 
3.00 MJ c) 

− 

20 

手動追だき 22:12:20 

307 s b) 

1.13 ℃ c) 
2.85 MJ c) 

− 

20 

注記1 使用温度は,用途及び時刻によらず40 ℃とした。 
注記2 合計使用量は240 L/日。 
注a) 沸き上げは19:42に沸き上がる時間に開始する。 

b) シャワーの代わりに浴槽水20 L/人をくみ出して使った20 L分を給水して,浴槽水湯量を180 Lにして沸かし

直す。 

c) 自然又は入浴によって降下する温度 (℃),及び元の温度とするために与える熱量 (MJ) を示す(計算値)。 

表A.6−ふろがま(単機能)のふろ給湯標準使用モード(浴槽水沸かし直し日:1日/週) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

用途 

開始 
時刻 

継続 
時間 

(s) 

開始前 

停止 
時間 

(s) 

使用 
流量 

(L/分) 

使用 

量 

(L) 

沸かし直しa) 19:14:00 

1 669 s b) 

20.00 ℃ c) 

15.5 MJ c) 

− 

180.00 

手動追だき 21:52:00 

442 s b) 

2.99 ℃ c) 
4.10 MJ c) 

− 

20 

手動追だき 20:12:00 

324 s b) 

1.36 ℃ c) 
3.00 MJ c) 

− 

20 

手動追だき 22:12:20 

307 s b) 

1.13 ℃ c) 
2.85 MJ c) 

− 

20 

注記1 使用温度は,用途及び時刻によらず40 ℃とした。 
注記2 合計使用量は240 L/日。 
注a) 沸かし直しは19:42に沸き上がる時間に開始する。前日,シャワーの代わりに浴槽水20 L/人をくみ出して使

った分の20 L分を給水して,浴槽水湯量を180 Lにして沸かし直す。 

b) シャワーの代わりに浴槽水20 L/人をくみ出して使った20 L分を給水して,浴槽水湯量を180 Lにして沸かし

直す。 

c) 自然又は入浴によって降下する温度 (℃),及び元の温度とするために与える熱量 (MJ) を示す(計算値)。