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S 1102

:2004

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,全日本ベッド工業

会(JBA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出が

あり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS S 1102:1993 は改正され,この規格に置き換えられる。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。


S 1102

:2004

(2)

目  次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  種類

1

4.

  各部の名称 

1

5.

  品質

2

6.

  寸法

3

6.1

  製作許容差 

4

6.2

  寸法の測定 

4

7.

  材料

6

8.

  試験方法

6

8.1

  マットレスの試験方法 

6

8.2

  構造体の試験方法

8

9.

  検査

11

10.

  記録

11

11.

  表示 

11

12.

  取扱説明書 

12

 


日本工業規格

JIS

 S

1102

:2004

住宅用普通ベッド

Beds for domestic use

1. 

適用範囲  この規格は,住宅用普通ベッド(

1

)

(以下,ベッドという。

)について規定する。

(

1

)

ここでいう住宅用普通ベッドとは,睡眠に用いるマットレスとマットレスを支持する構造体が

組み合わされたものをいい,ベビーベッド,ソファーベッド,二段ベッド,リクライニング式

ベッドなど特殊な機能及び構造をもつものは含まない。

2. 

引用規格  付表 に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成

する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

3. 

種類  ベッドの種類は,次による。

a)  a

の形式  マットレスを支持する構造体のうち,ヘッドボード及びフットボードが床面に接する形式

のベッド

b)  b

の形式  マットレスを支持する構造体のうち,脚が床面に接する形式のベッド

c)

c

の形式  a 及び b 以外の形式のベッド

4. 

各部の名称  ベッドの各部の名称は,図 による。

  1  形式及び各部の名称

a

の形式 

b

の形式 


2

S 1102

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5. 

品質  品質は,次による。

a)

縫製,くぎ打ち,接着,溶接などの加工は確実で,きず,き裂,変質,変形,接合外れなどがなく,

仕上げは良好でなければならない。

b)

ベッドは,実用上支障のあるきしみ,異音などの発生があってはならない。

c)

構造体は,水平な床面に置いて安定し,かつ,床面を損傷しないように考慮されていなければならな

い。

d)

各部の仕上げは,良好で,人体又は衣服などの触れる部分には,鋭い突起,ささくれ,ばりなどがあ

ってはならない。

e)

使用に対しては安全で,7.を満たす材料を使用し,有害なガス及び不快なにおいの発生を抑制しなけ

ればならない。

f)

表地は,十分な強度をもち,実用上支障のある色落ち,退色などのおそれがなく,かつ,しみ,汚れ

などがあってはならない。

g)

金属部は,実用上支障のあるさびが生じてはならない。

h)

塗膜は,容易にはがれるおそれがなく,表面は滑らかで,き裂,むらなどがあってはならない。

i)

ベッドは,6.及び 8.によって測定,試験を行い,

表 1,表 及び表 の規定に適合しなければならない。

j)

構造は,十分な強度及び安定性をもち,工作は,確実でなければならない。

k)

木質材を使用する場合は,組立て後,割れ,狂い,虫食いなどによる欠陥を生じないよう注意しなけ

ればならない。

l)

接着,溶着などは確実に行い,見えがかり部分における接合面は,滑らかに仕上げなければならない。

m)

ねじ類,その他の金具を用いて組み立てる場合には,接合部に緩みが生じないよう確実に結合しなけ

ればならない。


3

S 1102

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  1  性能及び測定試験項目

項目

性能

試験箇条

マットレスの耐久性 a)

へたり量 d

1

d

2

d

3

が,いずれも 40 mm 以下とす

b)

表地のずれ,ほつれ,破れなどがない。

c)

詰物の移動,落ち込み,外れなどがない。

d)

ばねの折れ,外れなどがない。

8.1.1 

垂直荷重

たわみの増加量

D

1

≦45 (mm)

D

2

≧ 5 (mm)

8.1.2 

脚部の強度

脚及び脚の取付部又はヘッドボード,フットボードの

取付部に緩み,ぐらつき,変形など,構造体に実用上

支障のあるような欠点が生じない。

8.2.1 

サイドフレームの強度

部品の緩み,外れ,材料の割れ,き裂など,実用上

支障のあるような欠点が生じない。

8.2.2 

床板の強度

材料の割れ,折れなど,実用上支障のあるような欠点

が生じない。

8.2.3 

引出しの耐久性

引出し及び引出し取付部に,破損,緩み,変形など実

用上支障のあるような欠点が生じない。

8.2.4 a) 

引出しの底板の外れ

引出しに破損,緩み,変形など  実用上支障のあるよう

な欠点が生じない。

8.2.4 b) 

マットレス表地の強度

引張強度が 300 N 以上とする。

8.2.5 

木部塗膜密着性

塗膜はがれが 5 以下とする。

8.2.6 b) 

金属部塗膜密着性

塗膜はがれが 5 以下とする。

8.2.6 c) 

金属部塗膜防せい性

さびの発生がない。

8.2.6 d) 

6. 

寸法  マットレスの寸法は,マットレスの基準面に与えられるモデュール呼び寸法で表し,表 によ

る。ベッドの構造体寸法については,マットレス寸法に準ずる。

  2  幅及び長さのモデュール呼び寸法

単位  mm

呼び寸法(幅)

呼び寸法(長さ)

寸法

略号

寸法

略号

呼び寸法(厚さ)

幅及び長さの公差

  820

  980

1 100

1 200

1 400

1 520

08

09

11

12

14

15

1950

2050

19

20

+ 50 
− 30

備考  厚さについては,呼び寸法を定めないため公差も定めない。 


4

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6.1 

製作許容差  製作許容差は,家庭用品品質表示法に基づき表示した寸法に対して,表 のとおりと

する。幅及び長さの製作許容差については,モデュール呼び寸法の公差に含まれる。

  3  製作許容差

単位  mm

表示寸法

製作許容差

1 000

未満

±20

1 000

以上  1 500 未満

+25

−20

1 500

以上

+30

−20

長さ

+30

−20

180

未満

±18

厚さ

180

以上

±20

6.2 

寸法の測定  マットレスの実体寸法は,次によって測定する。

6.2.1 

測定器具及び測定装置

a)

測定器具は,精度 1 mm 以上の直線棒状のものを使用する。

b)

測定装置は,

図 2.1 に示すような表面の滑らかな,傾斜できる台を使用する。

6.2.2 

測定時の傾斜角度は,

表 による。

  4  測定時の傾斜角度

種類

傾斜角度

スプリングマットレス

長さ,幅については 60°,厚さについては水平

ウレタンフォームマットレス及び

フォームラバーマットレス

長さ,幅については 30°,厚さについては水平

6.2.3 

測定方法  マットレスの実体寸法の測定方法は,次による。

a)

マットレスを測定装置に載せ,傾斜させる(

図 2.1 参照)。

b)

マットレスのまち(側面)のほぼ中央部に測定点を示す表示をする(

図 2.2 参照)。

c)

L

1

L

3

を測定する(

図 2.3 参照)。

d)

マットレスを逆にして,L

2

L

4

の測定をする。

e)

幅(W)及び厚さ(T)についても同様の手順で測定する。

f)

マットレスの実体寸法は,次の式によって求める。


5

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長さ=

4

3

2

1

L

L

L

L

+

+

+

    (mm)

幅=

4

3

2

1

W

W

W

W

+

+

    (mm)

厚さ=

4

3

2

1

T

T

T

T

+

+

+

    (mm)

 2.1  測定装置

 2.2  測定点及び測定部位

図 2.3  測定方法


6

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7. 

材料  ベッドに使用する材料は,次による。

a)

ベッドに使用する材料は,

表 の規定に適合するか,又はこれと同等以上のものとする。

b)

使用する木材は,原則として含水率 15  %以下とする。

c)

その他の材料及び部品は,それぞれの機能を果たし得る十分な強さと品質とをもつものとする。

  5  材料の規格

材料

規格

木材

製材の日本農林規格(

JAS

)に規定する木材の 2 等品以上のもの。

合板

日本農林規格(

JAS

)に規定する 2 類以上のもので,かつ,ホルムアルデヒ

ドの放散量が日本農林規格(

JAS

)に規定する F☆☆☆☆又は F☆☆☆のも

の。

木質材料

JIS A 5905

に規定するもので,かつ,ホルムアルデヒド放散量が F☆☆☆☆

又は F☆☆☆のもの。

JIS A 5908

に規定するもので,かつ,ホルムアルデヒド放散量が F☆☆☆☆

又は F☆☆☆のもの。

合成樹脂材料

JIS K 6401

JIS K 6903 

金属材料

JIS G 3101

JIS G 3123

JIS G 3131

JIS G 3141

JIS G 3350

JIS G 3444

JIS G 3445

JIS G 3446

JIS G 3466

JIS G 3506

JIS G 3521

JIS G 4305

接着剤

ホルムアルデヒド放散量が F☆☆☆☆又は F☆☆☆のもの。

塗料

ホルムアルデヒド放散量が F☆☆☆☆又は F☆☆☆のもの。

8. 

試験方法

8.1 

マットレスの試験方法

8.1.1 

マットレスの耐久性試験  耐久性試験は,次による。

備考  耐久性試験に用いるベッド性能試験機の一例を,付図 に示す。

a)

マットレス(

2

)

を試験台の上に載せ,加圧板(

3

)

の長径をマットレスの幅方向と平行にしてマットレスの

測定位置(

4

)

に置く。

(

2

)

ボトムがクッション構造を有する場合は,ベッドを試験台に載せる。


7

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(

3

)

加圧板の形状及び寸法は,

図 による。

(

4

)

測定位置は,マットレスの幅方向モデュール呼び寸法が 1 300 mm 未満の場合はマットレスの中

央部,1 300 mm 以上の場合はマットレスの長さ方向の中心線上で幅方向の 1/3 の箇所とする。

単位  mm

  3  加圧板

b)

加圧板に 5 N の荷重を加えたときの加圧面上の中心点の高さを O

1

とし,荷重計及びたわみ計を 0 N 及

び 0 mm に合わせる。次に,300 mm/min 以下の速度で荷重 1 000 N まで加圧し,荷重たわみ線図を記

録する。

c)

加圧板が O

1

の点から 1 000 N の荷重をかけたときの点までの距離を往復するように試験機を調整し,

160

±10 回/min(

5

)

の速度で 200 回,上下に運動させた後,加圧板を外す。

d)

次に,5 N の荷重を加えたときの加圧面上の中心点の高さを O

2

とする。O

1

から O

2

までのたわみ量を

測り,へたり量 d

1

(mm)として記録する。

備考  たわみ量の測定は,上下運動終了後 30 分以内に行う。

e)

O

2

の位置で荷重計及びたわみ計をそれぞれ 0 N 及び 0 mm に合わせ,b)と同様に O

1

から荷重 1 000 N

まで加圧し,荷重たわみ線図を記録する。

f)

加圧板が O

1

の点から 1 000 N の荷重をかけたときの点までの距離を往復するように試験機を調整した

後,160±10 回/min(

5

)

の速度で 10 000 回(c)で行った 200 回を含む)

,上下に運動させた後,加圧板を

外す。

(

5

)

材料特性によって試験速度の変更が必要な場合に限り,60 回/min を下限として変更できるもの

とする。

g)

次に,5 N の荷重を加えたときの加圧面上の中心点の高さを O

3

とする。O

2

から O

3

までのたわみ量に

d

1

を加えて,へたり量 d

2

(mm)として記録する。

h)  e)

f)及び g)と同様の手順を繰り返し,積算回数が 80 000 回になるまで加圧し,荷重たわみ線図及び

へたり量 d

3

(mm)を記録する。その後,マットレスの異常の有無を調べる。


8

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8.1.2 

垂直荷重試験  8.1.1 における 0,200,10 000,80 000 回ごとに記録した荷重たわみ線図から,次

の式によってたわみの増加量 D

1

D

2

を求める。

  D

1

=

δ

350

−  δ

150

(mm)

  D

2

=

δ

1000

−  δ

800

(mm)

ここに,

δ

150

:150 N 荷重時のたわみ量(mm)

δ

350

:350 N 荷重時のたわみ量(mm)

δ

800

:800 N 荷重時のたわみ量(mm)

δ

1000

:1 000  N 荷重時のたわみ量(mm)

8.2 

構造体の試験方法

8.2.1 

脚部の強度試験  脚部の強度試験は,3.に示すベッドの形式によって a,b 及び c の形式に分け,

次による。

a)  a

の形式  構造体を水平な床面に置き,床面から 30 mm の範囲内で滑り止めを行い,床面から 600 mm

の高さの位置(高さ不足のときは最上端)でヘッドボード又はフットボードの中央部に,構造体の長

さ方向に沿って水平に 441 N の荷重を反対方向に交互に 5 秒間加える。この操作を各 10 回繰り返した

後,ヘッドボード又はフットボードの取付部にぐらつき及び接合の異常があるかどうかを調べる。

備考  試験中に構造体が浮き上がるとき,又はその他の理由で必要があるときは,補助荷重を載せて

もよい。

b)  b

の形式  構造体を裏返しにして水平に固定し,各脚に構造体の長さ方向及び幅方向に沿って水平に

294 N

の荷重を反対方向に  交互に 5 秒間加える。この操作を各 10 回繰り返した後,脚及び脚の取付

部にぐらつき及び接合の異常があるかどうかを調べる。荷重を加える位置は,脚端から 30 mm の範囲

とする。

c)

c

の形式  形式が a 及び b 以外のものについては,a 又は b のいずれかの形式に準じて行う。

8.2.2 

サイドフレームの強度試験  サイドフレーム両端から 50 mm の箇所(

6

)

に支点を置き,中央部に長

さ 200 mm の当て板を当てて 3 000 N まで静かに加圧し,1 分間,加圧したまま保持する(

図 参照)。

加圧を除去した後に,部品の緩み,外れ,材料の割れ,き裂などの有無を調べる。

(

6

)

支点をサイドフレーム両端から 50 mm の箇所に置けない場合には,最大 100 mm 以内の箇所に

置くことができる。

図 4  サイドフレームの強度試験

単位  mm


9

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8.2.3 

床板の強度試験  床板の強度試験は,床板をもつ形式のベッドについて,床板単体で行う。床板の

両端 20 mm を支持した状態で,300 mm×500 mm の加圧板を 500 mm 辺をベッド長さ方向に床板中央部に

当てて 2 000 N まで加圧し,1 分間,加圧したまま保持する(

図 参照)。加圧するとき,荷重が均一にか

かるよう配慮する。加圧を除去した後に,材料の割れ,き裂などの有無を調べる。

単位  mm

  5  床板の強度試験

8.2.4 

引出し部の強度試験  引出し部の強度試験は,次による。

a) 

引出しの耐久性試験  耐久性試験中は,ベッドが床上を動かないように,基部を固定する。引出しに

は,引出しの内容量 1  当たり 0.3 kg のおもりを入れておく。ただし,引出しの 1 個当たりのおもり

の上限は,7.5 kg とする。

引出しは,垂直方向に支えることなく,5 000 回だけ軽く開閉する。引出しは,完全に閉じた状態か

ら,その長さ内法(奥行き)の 3 分の 1,ただし,少なくとも 100 mm が引出し内部に残る位置まで

引き出す(

図 参照)。引出しに,落下防止のためのストッパが備えられている場合には,ストッパに

無理な力を加えないように引出しを全開する。引出しは,約 12 回/min で開閉する。

力は,取っ手に,又は取っ手が二つある場合には,その中間点に加える。取っ手がない引出しにつ

いては,ランナーと同じ高さで力を加える。

試験前と試験後に,引出しの外見及び機能を調べる。

b) 

引出しの底板の外れ試験  引出しをランナーにはめるか,又はそれと同様な方法でつるすかして,引

出しの内容量 1  L 当たり 0.3 kg のおもりを入れる。ただし,引出しの 1 個当たりのおもりの上限は,

7.5 kg

とする。

30 N

の力を荷重用当て板(

7

)

を経て,引出しの底から約 25 mm の高さにおいて,引出しの前面及び後

面の中央に加える(

図 参照)。力は 10 回加え,各回とも少なくとも 10 秒間は維持する。

(

7

)

荷重用当て板は,直径が 100 mm(引出し内部の空間が限られている場合は 50 mm)の剛性の円

板で,表面が平らで,縁を半径 12 mm に丸める。

試験前と試験後に,引出しの外見及び機能を調べる。


10

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図 6  引出しの耐久性試験

図 7  引出しの底板の外れ試験

8.2.5 

表地の引張強度試験  表地の引張強度試験は,一般織物の場合は JIS L 1096 の A 法(ストリップ

法)

,ニット生地の場合には JIS L 1018 のストリップ法によって行い,切断するまでの最大荷重(N)を求

める。

8.2.6 

塗膜試験  塗膜試験は,次による。

a) 

試験片  塗膜試験に用いる試験片は,供試体から,木質系及び鋼板の場合は長さ約 150 mm,幅約 50 mm,

鋼管の場合は原形のまま長さ約 150 mm の大きさのものをとる。ただし,供試体と同一生産条件で製

作された試験片を用いてもよい。

b) 

木部塗膜密着性試験  試験片に鋭利な刃物で刃が木質素地に達するように 2 mm 間隔で,相互に直交

するようにけがき線を 11 本ずつ引き,2×2 mm の升目を 100 個作る。その上に,JIS Z 1522 に規定す

る粘着テープを張り付けた後,すぐにはがし,塗膜のはがれの有無を調べる。

c) 

金属部塗膜密着性試験  試験片に鋭利な刃物で刃が金属素地に達するように 1 mm 間隔で,相互に直

交するようにけがき線を 11 本ずつ引き,1×1 mm の升目を 100 個作る。その上に,JIS Z 1522 に規定

する粘着テープを張り付けた後,すぐにはがし,塗膜のはがれの有無を調べる。

d) 

金属部塗膜防せい性試験  試験片に鋭利な刃物で刃が金属素地に達するように,各対角線にきずを付

け,

図 に示すような 3 %食塩水(15∼25  ℃)をビーカーに深さ約 70 mm 入れたものに,きずを付

けた試験片を約半分浸し,100 時間経過後,浸せきしたままで,きずの両側 3 mm の外側の膨れの有

無を調べる。また,試験片を引き上げて静かに水洗いした後,乾燥させ,きずの両側 3 mm の外側の

さびの有無を調べる。

単位  mm


11

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単位  mm

  8  金属部塗膜防せい性試験

9. 

検査  検査は,合理的な抜取検査方式によって品質,寸法,構造及び加工について行い,5.及び 6.

規定に適合しなければならない。

10. 

記録  検査の記録として,次の事項を記録しなければならない。

a)

規格番号

b)

採用した抜取検査方式

c)

耐久性試験における加圧速度,その他の特記すべき検査条件

d)

検査結果

11. 

表示  ベッドには,次の事項を表示しなければならない。

a)

寸法  マットレスの基準面に与えられるモデュール呼び寸法(幅×長さ)又はその略号

b)

製造業者名又はその略号

c)

製造年又はその略号

d)

ホルムアルデヒド放散量の等級表示  材料に使用した合板,木質材料,接着剤及び塗料のホルムアル

デヒド放散量の等級を表示する。

なお,使用した材料によって F☆☆☆☆と F☆☆☆が混在する場合は,表示する等級は F☆☆☆と表

示する。

例  (1)  呼び寸法  09−19

(2)

  製造業者名  ○○○○

(3)

  製造年  2004 年

(4)

  ホルムアルデヒド放散量の等級表示(フレーム部)  F☆☆☆☆


12

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12. 

取扱説明書  ベッドには,次の取扱説明書を添付しなければならない。

a)

組立についての注意事項

b)

使用上の注意事項

c)

その他必要な事項


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付図  1  ベッド性能試験機の一例


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付表  1  引用規格

JIS A 5905

    繊維板

JIS A 5908

    パーティクルボード

JIS G 3101

    一般構造用圧延鋼材

JIS G 3123

    みがき棒鋼

JIS G 3131

    熱間圧延軟鋼板及び鋼帯

JIS G 3141

    冷間圧延鋼板及び鋼帯

JIS G 3350

    一般構造用軽量形鋼

JIS G 3444

    一般構造用炭素鋼管

JIS G 3445

    機械構造用炭素鋼鋼管

JIS G 3446

    機械構造用ステンレス鋼管

JIS G 3466

    一般構造用角形鋼管

JIS G 3506

    硬鋼線材

JIS G 3521

    硬鋼線

JIS G 4305

    冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

JIS K 6401

    クッション用軟質ウレタンフォーム

JIS K 6903

    熱硬化性樹脂高圧化粧板

JIS L 1018

    ニット生地試験方法

JIS L 1096

    一般織物試験方法

JIS Z 1522

    セロハン粘着テープ

日本農林規格  合板

日本農林規格  針葉樹の造作用製材,針葉樹の下地用製材,広葉樹製材,押角及び耳付き材