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日本工業規格

JIS

 R

9111

-1977

陶磁器型材用せっこう

Plaster of Paris Mold for Pottery

1.

適用範囲

1.1

この規格は,陶磁器製造に使用する型材用せっこう(以下,型材用せっこうという。

)について規定

する。

1.2

型材用せっこうとは,原料せっこう(天然せっこう,化学せっこう及びふるがたせっこう)から作

った焼せっこうである。

備考  この規格の中で  {  }  を付けて示してある単位及び数値は,国際単位系 (SI) によるものであっ

て,参考として併記したものである。

引用規格:

JIS R 9101

  せっこうの化学分析方法

JIS R 9112

  陶磁器型材用せっこうの物理試験方法

関連規格  JIS Z 8203  国際単位系 (SI) 及びその使い方

2.

等級  形材用せっこうはその品質により,次の 3 種に区分する。

(1)

特級

(2)  A

(3)  B

3.

品質  型材用せっこうの品質は,表 による。


2

R 9111-1977

表 1

特級

A

B

酸化鉄 (%)

0.1

以下 0.3 以下 0.4

以下

硫化物硫黄 (%)

こん跡 0.2 以下 0.3

以下

化合水(

1

) (%)

( 5.6 以上) ( 5.6 以上) ( 5.3  以上)

無水炭酸(

2

) (%)

(  3

以下)

( 6  以下)

酸化カルシウム(

3

) (%)

(36.5 以上) (35.0  以上)

酸化マグネシウム(

4

) (%)

( 3.5 以下) ( 4.7  以下)

無水硫酸(

5

) (%)

(52.0 以上) (49.8  以上)

混水量(

6

) (%)

(75

以下) (78

以下)

(82

以下)

始発

(分)

8

以上

8

以上 8

以上

凝結時間

終結

(分)

35

以下 35

以下 35

以下

ぬれ引張強さ〔kgf/cm

2

 {MPa}

9.5 {0.93}

以上 8.5 {0.83}  以下 7.5 {0.74}  以上

標準ふるい(

7

)

420

μm

0 0 0

粉末度残分

(%)

標準ふるい(

7

)

149

μm

7

以下

7

以下 10

以下

(

1

)

(

2

)

(

3

)

(

4

)

(

5

)

(

6

)

数値は参考値とする。

(

7

)  JIS Z 8801

(標準ふるい)による。

4.

試験方法

4.1

型材用せっこうの化学分析試験方法は,JIS R 9101(せっこうの化学分析方法)による。

4.2

型材用せっこうの物理試験方法は,JIS R 9112(陶磁器型材用せっこうの物理試験方法)による。

5.

検査

5.1

型材用せっこうは,品質の試験によって合否を決定する。

5.2

試料採取は,合理的な抜取りによる。

6.

包装

6.1

型材用せっこうの受渡に用いる質量の単位は,トンとする。

6.2

型材用せっこうの包装は紙袋入りとし,正味質量は 25kg とする。

ただし,当事者間の協定により,包装及び質量をかえても差し支えない。

7.

表示  袋の外面には陶磁器型材用せっこうであることを明らかにし,かつその等級・正味質量及び製

造業者名又はその略号を明記する。