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R 9001

:2006

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本石灰協会(JLA)

/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日

本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS R 9001:1993 は改正され,この規格に置き換えられる。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。


R 9001

:2006

(2)

目  次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  定義

1

4.

  種類・等級及び品質

1

5.

  試料及び試験方法

1

6.

  検査

2

7.

  表示

2


日本工業規格

JIS

 R

9001

:2006

工業用石灰

Industrial lime

1. 

適用範囲  この規格は,石灰石及びドロマイトをか焼して得られる生石灰,軽焼ドロマイト及びこれ

らを消化して得られる消石灰並びに水酸化ドロマイトのうち、工業用に用いられるもの(以下,工業用石

灰という。

)について規定する。ただし,再生石灰及び副産石灰は除く。

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS R 9011

  石灰の試験方法

JIS R 9200

  せっこう及び石灰に関する用語

3. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS R 9200 によるほか,次による。

a)

水酸化ドロマイト  軽焼ドロマイトに水を反応させて得たもの。

4. 

種類・等級及び品質  工業用石灰の種類・等級及び品質は,表 のとおりとする。

なお,工業用石灰には,その他成分として,二酸化けい素(SiO

2

)

,酸化アルミニウム(Al

2

O

3

)

,酸化第二

鉄(Fe

2

O

3

)

などが含まれる。

  1  工業用石灰の品質

単位  %

粉末度残分

種類

等級

酸化カルシウム

(CaO)

酸化カルシ 
ウム

酸化マグネシ 
ウム

(CaO+MgO)

酸 化 マ グ ネ シ
ウム

(MgO)

二酸化炭素

(CO

2

600 µm

150 µm

特号 93.0 以上

− 2.0 以下

1

号 90.0 以上

生石灰

2

号 80.0 以上

特号 72.5 以上

− 1.5 以下

全通 5.0 以下

1

号 70.0 以上

全通

消石灰

2

号 65.0 以上

全通

特号

− 93.0 以上 30.0 以上 2.0 以下

軽焼ドロマイト

1

− 90.0 以上 20.0 以上

特号

− 70.0 以上 22.5 以上 1.5 以下

全通 5.0 以下

水酸化ドロマイト

1

− 69.0 以上 15.0 以上

全通

5. 

試料及び試験方法  試料及び試験方法は,次による。


2

R 9001

:2006

a) 

試料  試料の採取は,製造工場内又は受渡場所で行う。受渡場所で試料採取を行う場合には,受渡し

後,24 時間以内とする。試料の採取及び調製は,外気の水分及び二酸化炭素の影響を受けないよう,

できるだけ迅速に行い,保存には気密な容器を用いる。

b) 

試験方法  試験方法は,JIS R 9011 による。

6. 

検査  工業用石灰は,合理的な抜取検査方式によって試料を採取し,5.によって試験を行い,4.の規定

に適合しなければならない。

7. 

表示  工業用石灰には,包装の外面又は送り状に次の事項を明記する。

a) 

規格番号

b) 

種類

c) 

等級

d) 

正味質量

e)

  製造業者名又はその略号