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R 7202

:2008

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

1

4

  測定項目

1

5

  テーパねじの角度及び有効径測定器具 

1

5.1

  測定器具の種類

1

5.2

  測定器具の形状及び組合せ 

2

5.3

  測定器具の寸法,許容差及び締付けトルク

3

6

  数値の丸め方 

8

7

  テーパねじの角度及び有効径測定方法 

8

7.1

  テーパねじの角度測定方法 

8

7.2

  テーパねじの有効径測定方法

10

8

  テーパねじゲージの校正 

12

9

  報告

12


R 7202

:2008

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,炭素協会(JCA)及び

財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本

工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS R 7202:1997 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 R

7202

:2008

人造黒鉛丸形電極のテーパねじの角度及び有効径

測定方法

Testing methods for taper screw thread angle and pitch diameter of

cylindrical machined graphite electrodes

序文 

この規格は,1952 年に制定され,その後 6 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 1997 年に

行われたが,今回は 2002 年に発行された JIS R 7201 と整合性を図るために改正した。具体的にはテーパ

ねじサイズを追加し,ストレートねじを削除した。

なお,対応国際規格は,現時点で制定されていない。

適用範囲 

この規格は,主として電気製鋼に使用する人造黒鉛丸形電極のテーパねじの角度及び有効径測定方法に

ついて規定する。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0262

  テーパねじゲージの検査方法

JIS B 4652

  手動式トルクツールの要求事項及び試験方法

JIS B 7503

  ダイヤルゲージ

JIS R 7201

  人造黒鉛丸形電極の寸法

JIS Z 8401

  数値の丸め方

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 7201 による。

測定項目 

この規格で規定する測定項目は,テーパねじの角度及び有効径とする。

テーパねじの角度及び有効径測定器具 

5.1 

測定器具の種類 

テーパねじの角度及び有効径の測定には,テーパねじプラグゲージ及びテーパねじリングゲージを用い

る。その種類は,

表 による。


2

R 7202

:2008

表 1−測定器具の種類 

測定項目

テーパねじゲージ

器具

テーパねじの角度

ソケット

有効径

プラグゲージ

テーパねじの角度

ニップル

有効径

リングゲージ

JIS B 7503 に規定するダイヤルゲージ

JIS B 4652 に規定する手動式トルクレンチ
・セットブロックゲージ

5.2 

測定器具の形状及び組合せ 

a)

プラグゲージの形状は,

図 による。

b)

プラグゲージ(PA,PB)の組合せは,

図 による。

c)

リングゲージの形状は,

図 による。

d)

リングゲージ(RA,RB,RC)の組合せは,

図 による。

e)

セットブロックゲージの形状は,

図 による。

注記  図中の記号は,表 2-1 及び表 2-2 

記号と対応する。

注記  図中の記号は,表 2-1,表 2-2,表 4-1 及び表 4-2 の記号

と対応する。

図 1−プラグゲージの形状 

図 2−プラグゲージの組合せ


3

R 7202

:2008

注記  図中の記号は,表 3-1 及び表 3-2 の記号

と対応する。

注記  図中の記号は,表 3-1,表 3-2,表 4-1 及び表 4-2

の記号と対応する。

図 3−リングゲージの形状 

図 4−リングゲージの組合せ 

注記  図中の記号は,表 4-1 及び表 4-2 の記号と対

応する。

図 5−セットブロックゲージの形状 

5.3 

測定器具の寸法,許容差及び締付けトルク 

5.3.1 

プラグゲージの寸法及び許容差は,

表 2-1 及び表 2-2 による。

5.3.2 

リングゲージの寸法及び許容差は,

表 3-1 及び表 3-2 による。

5.3.3 

ゲージ間隔(セットブロックゲージ)の基準寸法及び許容差は,

表 4-1 及び表 4-2 による。この規

格に規定するテーパねじゲージの精度の測定方法は,JIS B 0262 による。

5.3.4 

締付けトルクは,

表 4-1 及び表 4-2 による。


4

R 7202

:2008

表 2-1−プラグゲージの寸法及び許容差(4TPI 

単位  mm

大端面の外径

大端面の有効径

ねじ山の角度

(半角)

ねじのピッチ

テーパの 1/2

ゲージ厚さ

α

/2

P Z H 

ねじ部

呼び名

ゲージ

種類

        K

1

寸法 
        K

2

許容差

        B

1

寸法 
        B

2

許容差

角度

許容差

寸法

許容差

角度

許容差

寸法

許容差

ねじ軸心に
対する大端

面の振れ
(最大)

両端面の

平行度

(最大)

 8T4

PA 
PB

102.271 
118.905

 99.111
115.745

 9T4

PA 
PB

119.733 
136.367

116.573
133.207

19.0

10T4 PA

PB

132.317 
149.067

129.157
145.907

12T4 PA

PB

153.483 
174.467

150.323
171.307

14T4 PA

PB

172.533 
199.867

169.373
196.707

25.0

16T4 PA

PB

184.783 
218.917

181.623
215.757

±0.025

18T4 PA

PB

203.833 
237.967

200.673
234.807

20T4 PA

PB

223.947 
266.547

220.787
263.387

22T4 PA

PB

252.517 
295.117

249.357
291.957

24T4 PA

PB

271.567 
314.167

268.407
311.007

±0.010

a)

±0.015

b)

26T4 PA

PB

309.667 
352.267

306.507
349.107

28T4 PA

PB

328.717 
371.317

325.557
368.157

30.0

30T4 PA

PB

360.467 
403.067

±0.060

357.307
399.907

±0.030

30°

±10′ 6.350

±0.010

a)

±0.020

b)

9°27′44″

(1/6)

+ 1 ′2 0 ″
  0

33.0 又は

35.0

±0.2 0.020 0.010

注記  K

1

K

2

B

1

及び B

2

は,

図 及び図 の記号に対応する。

a)

  単一ピッチの許容差

b)

  累積ピッチの許容差

4

R

 720

2


2

008


5

R 7202

:2008

表 2-2−プラグゲージの寸法及び許容差(3TPI 

単位  mm

大端面の外径

大端面の有効径

ねじ山の角度

(半角)

ねじのピッチ

テーパの 1/2

ゲージ厚さ

α

/2

P Z H 

ねじ部

呼び名

ゲージ

種類

        K

1

寸法 
        K

2

許容差

        B

1

寸法 
        B

2

許容差

角度

許容差

寸法

許容差

角度

許容差

寸法

許容差

ねじ軸心に
対する大端

面の振れ

(最大)

両端面の

平行度

(最大)

 9T3

PA 
PB

117.633 
136.367

113.421
132.155

10T3 PA

PB

130.689 
152.242

126.477
148.030

12T3 PA

PB

143.812 
173.832

139.600
169.620

±0.025

14T3 PA

PB

176.900 
212.567

172.688
208.355

16T3 PA

PB

196.657 
237.967

192.445
233.755

25.4

18T3 PA

PB

227.117 
269.717

222.905
265.505

20T3 PA

PB

252.517 
295.117

±0.060

248.305
290.905

±0.030

30°

±10′

8.467

±0.015

a)

±0.020

b)

9°27′44″

(1/6)

+ 1 ′2 0 ″
  0

30.0

±0.2 0.020 0.010

注記

K

1

K

2

B

1

及び B

2

は,

図 及び図 の記号に対応する。

a)

  単一ピッチの許容差

b)

  累積ピッチの許容差

5

R

 720

2


20
0

8


6

R 7202

:2008

表 3-1−リングゲージの寸法及び許容差(4TPI 

単位  mm

大端面の有効径

大端面の内径

ねじ山の角度

(半角)

ねじのピッチ

テーパの 1/2

ゲージ厚さ

α

/2

P Z H 

ねじ部

呼び名

ゲージ

種類

        B

3

寸法 
        B

4

許容差

        B

5

寸法 
        B

6

許容差

角度

許容差

寸法

許容差

角度

許容差

寸法

許容差

ねじ軸心に
対する大端

面の振れ
(最大)

両端面の

平行度

(最大)

 8T4

RB

RA,RC

 99.111 
115.745

 95.951
112.585

 9T4

RB

RA,RC

116.573 
133.207

113.413
130.047

19.0

10T4 RB

RA,RC

129.157 
145.907

125.997
142.747

12T4 RB

RA,RC

150.323 
171.307

147.163
168.147

14T4 RB

RA,RC

169.373 
196.707

166.213
193.547

25.0

16T4 RB

RA,RC

181.623 
215.757

±0.025

178.463
212.597

18T4 RB

RA,RC

200.673 
234.807

197.513
231.647

20T4 RB

RA,RC

220.787 
263.387

217.627
260.227

22T4 RB

RA,RC

249.357 
291.957

246.197
288.797

24T4 RB

RA,RC

268.407 
311.007

265.247
307.847

±0.010

a)

±0.015

b)

26T4 RB

RA,RC

306.507 
349.107

303.347
345.947

28T4 RB

RA,RC

325.557 
368.157

322.397
364.997

30.0

30T4 RB

RA,RC

357.307 
399.907

±0.030

354.147
396.747

±0.060

30°

±10′

6.350

±0.010

a)

±0.020

b)

9°27′44″

(1/6)

  0  
− 1 ′ 2 0 ″

33.0 又は

35.0

±0.2 0.020 0.010

注記  B

3

B

4

B

5

及び B

6

は,

図 及び図 の記号に対応する。

a)

  単一ピッチの許容差

b)

  累積ピッチの許容差

6

R

 720

2


2

008


7

R 7202

:2008

表 3-2−リングゲージの寸法及び許容差(3TPI 

単位  mm

大端面の有効径

大端面の内径

ねじ山の角度

(半角)

ねじのピッチ

テーパの 1/2

ゲージ厚さ

α

/2

P Z H 

ねじ部

呼び名

ゲージ

種類

        B

3

寸法 
        B

4

許容差

        B

5

寸法 
        B

6

許容差

角度

許容差

寸法

許容差

角度

許容差

寸法

許容差

ねじ軸心に
対する大端

面の振れ

(最大)

両端面の

平行度

(最大)

 9T3

RB

RA,RC

113.421 
132.155

109.209
127.943

10T3 RB

RA,RC

126.477 
148.030

122.265
143.818

12T3 RB

RA,RC

139.600 
169.620

±0.025

135.388
165.408

14T3 RB

RA,RC

172.688 
208.355

168.476
204.143

16T3 RB

RA,RC

192.445 
233.755

188.233
229.543

25.4

18T3 RB

RA,RC

222.905 
265.505

218.693
261.293

20T3 RB

RA,RC

248.305 
290.905

±0.030

244.093
286.693

±0.060

30°

±10′

8.467

±0.015

a)

±0.020

b)

9°27′44″

(1/6)

  0  
− 1 ′ 2 0 ″

30.0

±0.2 0.020 0.010

注記  B

3

B

4

B

5

及び B

6

は,

図 及び図 の記号に対応する。

a)

  単一ピッチの許容差

b)

  累積ピッチの許容差

7

R

 720

2


20
0

8


8

R 7202

:2008

表 4-1−ゲージ間隔(セットブロックゲージ)の基準寸法,許容差及び締付けトルク(4TPI 

単位  mm

テーパ測定用

ゲージ間隔の基準寸法

有効径測定用

ゲージ間隔の基準寸法

PA-PB 用 RA-RB 用

PB-ポール

端面用

RA-RC 用

ねじ部

呼び名

T

1

T

2

C

1

C

2

許容差

締付けトルク

a)

Q(kN・cm)

 8T4 
 9T4

 49.90

 49.90

39.00

10T4

 50.25

 50.25

12T4

 62.95

 62.95

14T4

 82.00

 82.00

45.00

1.5∼3.0

16T4 
18T4

102.40 102.40

20T4 
22T4 
24T4 
26T4 
28T4

50.00

30T4

127.80 127.80

10.00

53.00 又は

55.00

±0.005

2.0∼7.0

注記  T

1

T

2

C

1

及び C

2

は,

図 2,図 及び図 の記号に対応する。

a)

  リングゲージの締付けトルクは,図 10 及び式(3)によって求める。

表 4-2−ゲージ間隔(セットブロックゲージ)の基準寸法,許容差及び締付けトルク(3TPI 

単位  mm

テーパ測定用

ゲージ間隔の基準寸法

有効径測定用

ゲージ間隔の基準寸法

PA-PB 用 RA-RB 用

PB-ポール

端面用

RA-RC 用

ねじ部

呼び名

T

1

T

2

C

1

C

2

許容差

締付けトルク

a)

Q(kN・cm)

 9T3

 56.20

 56.20

10T3

 64.65

 64.65

12T3

 90.05

 90.05

1.5∼3.0

14T3 107.00  107.00 
16T3 123.90  123.90

45.40

18T3 
20T3

127.80 127.80

10.00

50.00

±0.005

2.0∼5.0

注記  T

1

T

2

C

1

及び C

2

は,

図 2,図 及び図 の記号に対応する。

a)

  リングゲージの締付けトルクは,図 10 及び式(3)によって求める。

数値の丸め方 

測定値及び計算値の数値の丸め方は,JIS Z 8401 による。

テーパねじの角度及び有効径測定方法 

7.1 

テーパねじの角度測定方法 

7.1.1 

ソケット測定方法 


9

R 7202

:2008

a)

測定方法  ダイヤルゲージでセットブロックゲージの値 T

1

を測定する。次に,

図 のようにプラグゲ

ージ PA 及び PB を所定の締付けトルクではめ合わせ,その間隔 T

1

を測定し,T

1

との差

Δ

T

1

を計算す

る。ただし,セットブロックゲージの T

1

測定時にダイヤルゲージの目盛を 0 点に合わせることによっ

て,T

1

測定のとき

Δ

T

1

が直接測定できるようにしてもよい。

b)

計算  求めるテーパねじの角度

α

は,式 (1) によって計算し,分の単位に丸める(

図 参照)。

⎟⎟

⎜⎜

=

1

1

1

1

2

tan

tan

2

ΔT

T

T

α

α

 (1)

ここに,

α

求めるテーパねじの角度(°)

α

  : テーパ 1/3 に相当する角度(18°55′29″)

T

1

  : 表 4-1 及び表 4-2 に示すゲージ間隔の基準寸法(mm)

Δ

T

1

  : T

1

と T

1

との差

1)

(mm)

1)

Δ

T

1

の符号は,角度

α

がテーパ 1/3 に相当す

る角度

α

(18°55′29″)より大きい場合を

正とし,小さい場合を負とする。

図 6−ソケットテーパ測定ゲージの組合せ 

図 7−ソケットのテーパ

7.1.2 

ニップル測定方法 

a)

測定方法  ダイヤルゲージでセットブロックゲージの値 T

2

を測定する。次に,

図 のようにリングゲ

ージ RA 及び RB を所定の締付けトルクではめ合わせ,その間隔 T

2

を測定し,T

2

との差

Δ

T

2

を計算す

る。ただし,セットブロックゲージの T

2

測定時にダイヤルゲージの目盛を 0 点に合わせることによっ

て,T

2

測定のとき

Δ

T

2

が直接測定できるようにしてもよい。

b)

計算  求めるテーパねじの角度

α

は,式 (2) によって計算し,分の単位に丸める(

図 参照)。

⎟⎟

⎜⎜

=

2

2

2

1

2

tan

tan

2

ΔT

T

T

α

α

 (2)

ここに,

α

求めるテーパねじの角度(°)

α

  : テーパ 1/3 に相当する角度(18°55′29″)


10

R 7202

:2008

T

2

  : 表 4-1 及び表 4-2 に示すゲージ間隔の基準寸法(mm)

Δ

T

2

  : T

2

と T

2

との差

2)

(mm)

2)

Δ

T

2

の符号は,角度

α

がテーパ 1/3 に相当す

る角度

α

(18°55′29″)より大きい場合を

正とし,小さい場合を負とする。

図 8−ニップルテーパ測定ゲージの組合せ 

図 9−ニップルのテーパ

リングゲージの締付けトルクは,

図 10 及び式 (3) によって計算する。

図 10−リングゲージの締付けトルク 

(

)

B

A

B

W

Q

+

×

=

 (3)

ここに,

Q

締付けトルク(kN・cm)

W

トルクレンチの読み(kN・cm)

A

リングゲージ中心とトルクレンチ接続点との距離(cm)

B

トルクレンチ接続点と荷重点との距離(cm)

7.2 

テーパねじの有効径測定方法 

7.2.1 

ソケット測定方法 

a)

測定方法  ダイヤルゲージでセットブロックゲージの値

C

1

を測定する。次に,

図 11 のようにプラグ


11

R 7202

:2008

ゲージ PB(ポール端面用)を所定の締付けトルクではめ合わせ,その間隔

C

1

を測定し,

C

1

との差

ΔC

1

を計算する。ただし,セットブロックゲージの

C

1

測定時にダイヤルゲージの目盛を 0 点に合わせ

ることによって,

C

1

測定のとき

ΔC

1

が直接測定できるようにしてもよい。

b)

計算  求めるテーパねじの有効径

B

は,式 (4) によって計算し,小数点以下 2 けたに丸める(

図 12

参照)

3

1

ΔC

B

B

+

=

 (4)

ここに,

B

求めるテーパねじの有効径(

mm

B

テーパねじの有効径基準寸法(

mm

C

1

表 4-1 及び表 4-2 に示すゲージ間隔の基準寸法(

mm

ΔC

1

C

1

C

1

との差

3)

mm

3)

ΔC

1

の測定値の符号は,有効径

B

が基準寸法

B

より大きい場合を正とし,小さい場合を負

とする。

図 11−ソケット有効径測定ゲージの組合せ 

図 12−ソケットの有効径

7.2.2 

ニップル測定方法 

a)

測定方法  ダイヤルゲージでセットブロックゲージの値

C

2

を測定する。次に,

図 13 のようにリング

ゲージ

RA

及び

RC

を所定の締付けトルクではめ合わせ,その間隔

C

2

を測定し,

C

2

との差

ΔC

2

を計算

する。ただし,セットブロックゲージの

C

2

測定時にダイヤルゲージの目盛を

0

点に合わせることによ

って,

C

2

測定のとき

ΔC

2

が直接測定できるようにしてもよい。

b)

計算  求めるテーパねじの有効径

B

は,式

 (5)

によって計算し,小数点以下

2

けたに丸める(

図 14

参照)

6

2

ΔC

B

B

+

=

 (5)

ここに,

B

求めるテーパねじの有効径(

mm

B

テーパねじの有効径基準寸法(

mm

C

2

表 4-1 及び表 4-2 に示すゲージ間隔の基準寸法(

mm

ΔC

2

C

2

C

2

との差

4)

mm

4)

ΔC

2

の符号は,有効径

B

が基準寸法

B

より大

きい場合を正とし,小さい場合を負とする。


12

R 7202

:2008

図 13−ニップル有効径測定ゲージの組合せ 

図 14−ニップルの有効径 

リングゲージの締付けトルクは,

図 10 及び式

 (3)

によって計算する。

テーパねじゲージの校正 

テーパねじゲージの校正は,テーパねじマスタゲージを用いることができる。テーパねじマスタゲージ

の形状,寸法及び許容差を,

表 5-1∼表 5-3 に示す。テーパねじゲージの校正値は,テーパねじマスタゲー

ジの製作誤差を補正した値で示す。

報告 

報告には,必要に応じて次の項目を含める。

a)

規格番号(

JIS R 7202

b)

測定日

c)

ソケットの製品番号

d)

ソケットのテーパネジの角度

e)

ソケットのテーパネジの有効径

f)

ニップルの製品番号

g)

ニップルのテーパネジの角度

h)

ニップルのテーパネジの有効径

i)

その他特記事項


13

R 7202

:2008

表 5-1−テーパねじマスタゲージの形状,寸法及び許容差(4TPI 

単位  mm

基本径面の外径

基本径面の有効径

ねじ山の角度

(半角)

ねじのピッチ

テーパの 1/2

ねじ部の

呼び名

寸法

許容差

寸法

許容差

角度

許容差

寸法

単一ピッチ

の許容差

累積ピッチ

の許容差

角度

許容差

基本径面と
測定基準面

との距離

 8T4

122.238

119.078

 9T4

139.700

136.540

±7 ′

±0.013

+1′20″

  0

10

10T4 152.400

149.240

86.2

a)

12T4 177.800

174.640

10

14T4 203.200

200.040

67.15

a)

16T4 222.250

±0.050

219.090

±0.020

18T4 241.300

238.140

20T4 269.880

266.720

22T4 298.450

295.290

24T4 317.500

±0.060

314.340

±0.025

30°

±8 ′

6.350

±0.010

±0.020

9 ° 2 7 ′4 4 ″

(1/6)

+1′00″
  0

10

a)

 10T 及び 12T,14T 及び 16T はそれぞれ共用テーパねじマスタゲージである。

13

R

 720

2


2

008


14

R 7202

:2008

表 5-2−テーパねじマスタゲージ(分割形)の形状,寸法及び許容差(4TPI 

単位  mm

基本径面の

外径

基本径面の

有効径

ねじ山の

角度(半角)

ねじのピッチ

テーパの 1/2

ねじ部の

呼び名

ゲージ
の種類

寸法

許容差

寸法

許容差

角度

許容差

寸法

単一ピッチ

の許容差

累積ピッチ

の許容差

角度

許容差

基本径面
と大端面
との距離

MPA 309.667

306.507

137.800

26T4

MPB 352.267

349.107

10

MPA 328.717

325.557

137.800

28T4

MPB 371.317

368.157

±0.025

±8 ′

±0.018

10

MPA 360.467

357.307

137.800

30T4

MPB 403.067

±0.060

399.907

±0.030

30°

±1 0 ′

6.350

±0.010

±0.020

9°27′44″

(1/6)

+1′00″

  0

10

14

R

 720

2


2

008


15

R 7202

:2008

表 5-3−テーパねじマスタゲージの形状,寸法及び許容差(3TPI 

単位  mm

基本径面の外径

基本径面の

有効径

ねじ山の角度

(半角)

ねじのピッチ

テーパの 1/2

ねじ部の

呼び名

寸法

許容差

寸法

許容差

角度

許容差

寸法

単一ピッチ

の許容差

累積ピッチ

の許容差

角度

許容差

基本径面と
測定基準面

との距離

 9T3

139.700

135.488

10T3 155.575

151.363

12T3 177.165

±0.050

172.953

±0.020

±7 ′

14T3 215.900

211.688

16T3 241.300

237.088

±0.013

+1′20″

  0

18T3 273.050

268.838

20T3 298.450

±0.060

294.238

±0.025

30°

±8 ′

8.467

±0.010

±0.018

9°27′44″

(1/6)

+1′00″

  0

10

15

R

 720

2


2

008